株式会社フジマック 有価証券報告書 第71期(平成31年4月1日-令和2年3月31日)
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株式会社フジマック(E02445)
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【表紙】
【提出書類】 有価証券報告書
【根拠条文】 金融商品取引法第24条第1項
【提出先】 関東財務局長
【提出日】 2020年6月29日
【事業年度】 第71期(自 2019年4月1日 至 2020年3月31日)
【会社名】 株式会社フジマック
【英訳名】 FUJIMAK CORPORATION
【代表者の役職氏名】 代表取締役社長 熊谷 光治
【本店の所在の場所】 東京都港区新橋五丁目14番5号
(注) 2020年7月7日から本店は下記に移転する予定であります。
本店の所在の場所 東京都港区南麻布1丁目7番23号
電話番号 03-4235-2200(代表)
【電話番号】 03-3434-7791
【事務連絡者氏名】 管理本部長 宮田 貴司
【最寄りの連絡場所】 東京都港区新橋五丁目14番5号
【電話番号】 03-3434-7791
【事務連絡者氏名】 管理本部長 宮田 貴司
【縦覧に供する場所】 株式会社東京証券取引所
(東京都中央区日本橋兜町2番1号)
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第一部 【企業情報】
第1 【企業の概況】
1 【主要な経営指標等の推移】
(1) 連結経営指標等
回次 第67期 第68期 第69期 第70期 第71期
決算年月 2016年3月 2017年3月 2018年3月 2019年3月 2020年3月
売上高 (千円) 36,514,017 36,094,338 38,565,503 36,899,822 37,812,733
経常利益 (千円) 1,647,800 2,270,706 2,783,229 2,180,181 1,829,339
親会社株主に帰属する
(千円) 678,017 1,502,887 1,965,157 1,496,055 1,109,375
当期純利益
包括利益 (千円) 866,341 1,490,033 2,155,161 1,502,989 590,600
純資産額 (千円) 13,453,033 15,024,685 17,015,715 18,256,446 18,584,920
総資産額 (千円) 33,238,335 32,622,998 35,414,482 35,644,100 35,877,054
1株当たり純資産額 (円) 2,052.80 2,292.67 1,298.27 1,392.95 1,418.02
1株当たり当期純利益 (円) 103.46 229.33 149.94 114.15 84.64
潜在株式調整後1株
(円) - - - - -
当たり当期純利益
自己資本比率 (%) 40.5 46.1 48.0 51.2 51.8
自己資本利益率 (%) 5.2 10.6 12.3 8.5 6.0
株価収益率 (倍) 6.96 6.65 9.21 7.54 7.68
営業活動による
(千円) 1,231,261 1,407,176 2,295,667 2,345,153 1,215,692
キャッシュ・フロー
投資活動による
(千円) △ 1,534,723 △ 1,218,226 △ 858,848 △ 835,570 △ 1,125,651
キャッシュ・フロー
財務活動による
(千円) 1,563,386 △ 585,273 △ 389,903 △ 935,082 △ 820,819
キャッシュ・フロー
現金及び現金同等物の
(千円) 8,115,941 7,836,941 8,912,140 9,482,694 8,748,113
期末残高
従業員数
995 1,030 1,017 1,040 1,055
(人)
[ 222 ] [ 227 ] [ 246 ] [ 246 ] [ 246 ]
[外、平均臨時雇用者数]
(注) 1. 売上高には消費税等は含まれておりません。
2. 潜在株式調整後1株当たり当期純利益は、潜在株式が存在しないため記載しておりません。
3.「『税効果会計に係る会計基準』の一部改正」(企業会計基準第28号 平成30年2月16日)等を第70期の期
首から適用しており、第69期に係る主要な経営指標等については、当該会計基準等を遡って適用した後の指
標等となっております。
4. 2018年10月1日付けで普通株式1株につき普通株式2株の割合で株式分割を行っております。第69期の期首
に当該株式分割が行われたと仮定し、1株当たり純資産額、1株当たり当期純利益を算定しております。
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(2) 提出会社の経営指標等
回次 第67期 第68期 第69期 第70期 第71期
決算年月 2016年3月 2017年3月 2018年3月 2019年3月 2020年3月
売上高 (千円) 33,604,900 32,775,008 35,003,101 33,510,601 35,361,335
経常利益 (千円) 1,765,954 1,855,681 1,960,007 1,666,982 1,257,174
当期純利益 (千円) 394,205 1,278,043 1,406,809 1,174,468 775,673
資本金 (千円) 1,471,150 1,471,150 1,471,150 1,471,150 1,471,150
発行済株式総数 (株) 7,136,000 7,136,000 7,136,000 14,272,000 14,272,000
純資産額 (千円) 11,301,329 12,468,086 13,885,378 14,818,800 14,911,317
総資産額 (千円) 28,438,238 27,987,960 29,763,456 29,963,542 29,972,983
1株当たり純資産額 (円) 1,724.48 1,902.55 1,059.43 1,130.66 1,137.72
1株当たり配当額
20.00 25.00 40.00 20.00 20.00
(円)
(1株当たり中間配当額)
( -) ( -) ( -) ( -) ( -)
1株当たり当期純利益 (円) 60.15 195.02 107.34 89.61 59.18
潜在株式調整後1株
(円) - - - - -
当たり当期純利益
自己資本比率 (%) 39.7 44.5 46.7 49.5 49.7
自己資本利益率 (%) 3.6 10.8 10.7 8.2 5.2
株価収益率 (倍) 11.97 7.82 12.87 9.61 10.98
配当性向 (%) 33.2 12.8 18.6 22.3 33.8
606 605 600 592 595
従業員数
(人)
[ 108 ] [ 112 ] [ 115 ] [ 112 ] [ 113 ]
[外、平均臨時雇用者数]
株主総利回り
(%) 98.7 209.5 379.6 246.3 195.3
(比較指標:東証第二部
(%) ( 93.4 ) ( 127.9 ) ( 153.8 ) ( 144.5 ) ( 111.4 )
株価指数)
909 1,790 2,935 1,229 968
最高株価 (円)
(2,864)
612 662 1,235 651 580
最低株価 (円)
(1,988)
(注) 1. 売上高には消費税等は含まれておりません。
2. 潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額は、潜在株式が存在しないため記載しておりません。
3.最高株価及び最低株価は、東京証券取引所市場第二部におけるものであります。なお、2019年3月期の株価
については株式分割後の最高株価及び最低株価を記載しており、株式分割前の最高株価及び最低株価を括弧
内に記載しております。
4.「『税効果会計に係る会計基準』の一部改正」(企業会計基準第28号 平成30年2月16日)等を第70期の期
首から適用しており、第69期に係る主要な経営指標等については、当該会計基準等を遡って適用した後の指
標等となっております。
5. 2018年10月1日付けで普通株式1株につき普通株式2株の割合で株式分割を行っております。第69期の期首
に当該株式分割が行われたと仮定し、1株当たり純資産額、1株当たり当期純利益を算定しております。
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2 【沿革】
年月 事項
1950年3月 業務用厨房機器の販売、厨房及び付帯設備の設計並びに工事請負等を目的として富士厨房設備株
式会社を払込資本金20万円をもって設立、東京都港区芝南佐久間町に本社を設置。
1950年10月 東京都港区芝田村町に本社を移転。
1951年11月 東京都港区に東京工場を新築し、操業を開始。
1952年12月 東京都港区芝新橋に本社を新築移転。
1962年5月 福岡県糟屋郡新宮町に福岡工場を新築し、操業を開始。
1962年10月 東京都港区に富士厨房サービス株式会社を設立。
1966年2月 東京都大田区に東京工場を新築移転し、操業を開始。
1973年5月 福岡県糟屋郡古賀町に福岡工場を新築移転し、操業を開始。
1981年2月 埼玉県入間郡鶴ヶ島町に東京工場を新築移転し、本社工場に名称を変更。
1981年10月 シンガポールに駐在員事務所を開設。
1982年10月 シンガポール駐在員事務所を廃止し、新たに販売現地法人FUJIMAK FOOD SERVICE EQUIPMENT(S)
PTE.,LTD.を設立。(100%出資)
1990年3月 グアムに販売現地法人FUJIMAK GUAM CORPORATIONを設立。(100%出資)
1990年10月 株式会社フジマックに社名変更。
富士厨房サービス株式会社を株式会社フジマックサービスに社名変更。
1992年1月 株式会社フジマックサービスを吸収合併。
1992年3月 株式会社ノヴァックスよりコンビオーブン(独ラショナル社製)の輸出入及び国内販売、同関連事
業を譲受。
1996年8月 日本証券業協会に株式を店頭登録。
1998年2月 東京証券取引所市場第二部に株式を上場。
2000年7月 福岡工場を分社化し、株式会社ネオシスを設立。(100%出資)
本社工場を分社化し、株式会社エクステインを設立。(100%出資)
2001年3月 東京都港区に株式会社エピックを設立し、輸入販売業務を開始。(100%出資)
2003年5月 台湾に販売現地法人富士瑪克股 份 有限公司を設立。(100%出資)
2003年9月 中国上海に販売現地法人福喜瑪克貿易(上海)有限公司を設立。(100%出資)
2004年4月 中国上海に製造現地法人福喜厨房設備(上海)有限公司を設立。(100%出資)
2004年5月 東京都港区に株式会社トライアンスを設立し、物流業務を開始。(100%出資)
2007年3月 株式会社ネオシスを株式会社エクステインに吸収合併。合併後の商号を株式会社ネオシスに変
更。
2012年2月 中国香港に販売現地法人福喜瑪克香港有限公司を設立。(100%出資)
2012年11月 ベトナム社会主義共和国ホーチミン市に駐在員事務所を開設。
2013年1月 タイ王国に販売現地法人FUJIMAK (THAILAND) CO.,LTD.を設立。(49%出資)
2013年3月 ベトナム社会主義共和国ドンナイ省に製造現地法人NEOSYS VIETNAM CO.,LTD.を設立。(2013年6
月に100%出資)
2014年1月 カンボジア王国に販売現地法人FUJIMAK (CAMBODIA) CO.,LTD.を設立。(100%出資)
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年月 年月
2015年9月 株式会社ネオシスの本社工場と福岡工場を統合し、同社拠点を福岡県古賀市に集約。
株式会社トライアンス首都圏物流センターを株式会社ネオシス本社工場跡地(埼玉県鶴ヶ島市)
に移転。
2016年6月 福岡県古賀市に株式会社トライアンスの福岡物流センターを新築移転。
2019年5月 株式会社ネオシスを株式会社フジマックネオに社名変更。
2019年7月 福喜厨房設備(上海)有限公司を福喜瑪克厨房設備(上海)有限公司に社名変更。
2020年1月 ベトナム社会主義共和国ホーチミン市に販売現地法人FUJIMAK VIETNAM COMPANY LIMITEDを設立。
(100%出資)
(注) 2020年4月付けで、NEOSYS VIETNAM CO.,LTD.をFUJIMAK VIETNAM MANUFACTURING CO., LTD.に商号変更してお
ります。
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3 【事業の内容】
当社グループは、当社及び子会社16社により構成されております。
当社グループの事業は、業務用厨房機器の製造・販売及び保守修理であり、単一のセグメントであります。
なお、当社及び連結子会社の事業内容は次のとおりであります。
業務用厨房機器の製造・販売
当社
及び保守修理…………………………………
FUJIMAK FOOD SERVICE EQUIPMENT(S)PTE.,LTD.(シンガポール)
業務用厨房機器の販売及び保守修理………
福喜瑪克貿易(上海)有限公司(中国) 他2社
株式会社フジマックネオ
業務用厨房機器の製造………………………
福喜瑪克厨房設備(上海)有限公司(中国)
NEOSYS VIETNAM CO., LTD.(ベトナム) 他1社
業務用厨房機器の輸入・販売、及び
食器・業務用厨房に関わる什器備品の
株式会社エピック
販売……………………………………………
業務用厨房機器の保管・管理及び配送…… 株式会社トライアンス
業務用厨房機器の原材料・部品等の
株式会社ジーシーエス
販売……………………………………………
事業の系列図は概略、次のとおりであります。
(注) 株式会社トライアンス(連結子会社)は業務用厨房機器の製造及び販売を行っておりませんので、上記「事業の
系列図」から除いております。
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4 【関係会社の状況】
関係内容
議決権の
名称 住所 資本金 主要な事業の内容
所有割合
役員の兼務 営業上の取引 設備の賃貸借
(連結子会社)
株式会社フジマックネオ 業務用厨房機器 直接 当社製品の製
福岡県古賀市 50,000千円 有 有
(注) の製造 100% 造
業務用厨房機器
の輸入・販売、 輸入商品・食
直接
株式会社エピック 東京都港区 30,000千円 及び食器・業務 有 器・厨房用什 有
100%
用厨房に関わる 器備品の仕入
什器備品の販売
業務用厨房機器 当社製品の保
直接
株式会社トライアンス 福岡県古賀市 10,000千円 の保管・管理及 有 管・管理及び 有
100%
び配送 配送
業務用厨房機器
埼玉県
間接
株式会社ジーシーエス 30,000千円 の原材料・部品 有 部品の仕入 有
100%
鶴ヶ島市
等の販売
業務用厨房機器
FUJIMAK FOOD SERVICE 1,000千
直接 当社製商品の
シンガポール の販売及び保守 有 無
100% 販売
EQUIPMENT(S) PTE.,LTD. シンガポールドル
修理
業務用厨房機器
福喜瑪克貿易(上海)
直接 当社製商品の
上海市(中国) 500千米ドル の販売及び保守 有 無
100% 販売
有限公司
修理
福喜瑪克厨房設備(上海)
業務用厨房機器 直接 当社製品の製
上海市(中国) 2,100千米ドル 有 無
有限公司(注) の製造 100% 造
NEOSYS VIETNAM
業務用厨房機器 間接 当社製品の製
ベトナム 1,615千米ドル 有 無
CO., LTD.(注) の製造 100% 造
その他3社 ― ― ― ― ― ― ―
(注) 株式会社フジマックネオ、福喜瑪克厨房設備(上海)有限公司及びNEOSYS VIETNAM CO., LTD.は特定子会社に該
当しております。
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5 【従業員の状況】
当社グループの事業は、単一のセグメントであるため、事業部門別によって記載しております。
(1) 連結会社の状況
2020年3月31日 現在
事業部門等の名称 従業員数(人)
業務用厨房機器製造部門 348 [103]
業務用厨房機器販売・保守修理部門 684 [139]
管理部門 23 [ ▶ ]
合計 1,055 [ 246 ]
(注) 従業員数は就業人員であり、顧問・嘱託及びパートは年間の平均人員を[ ]外書で記載しております。
(2) 提出会社の状況
2020年3月31日 現在
従業員数(人) 平均年齢(才) 平均勤続年数(年) 平均年間給与(千円)
595 [ 113 ] 41.7 16.2 5,589
事業部門等の名称 従業員数(人)
業務用厨房機器販売・保守修理部門 572 [109]
管理部門 23 [ ▶ ]
合計 595 [ 113 ]
(注) 1. 平均年間給与(税込)は、基準外賃金及び賞与を含めております。
2. 従業員数は就業人員であり、顧問・嘱託及びパートは年間の平均人員を[ ]外書で記載しております。
(3) 労働組合の状況
労働組合は結成されておりませんが、労使関係は安定しております。
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第2 【事業の状況】
1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】
文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。
(1) 会社の経営の基本方針
当社グループは、食に関わる全ての産業、業界の皆様のお役に立つべく、厨房機器のリーディングカンパニーと
して、夫々のお客様の様々なニーズに的確に対応し、「フードビジネスのトータルサポート」を実行し、「お客様
満足の創造」を実現することを企業理念として掲げております。
(2) 中長期的な会社の経営戦略及び目標とする経営指標
企業理念である「フードビジネスのトータルサポート」及び「お客様満足の創造」を実現すべく以下の施策を展
開しております。
① グループ各社の連携、協働しての一貫体制の強化
多様化、多種化、高度化する食に関わる産業、業界の様々な業種業態のお客様の夫々のニーズに的確にお応
えするために生産、物流、設計、施工、営業、サービスの一貫体制を一層強固なものとしております。
② 地域に密着した営業、アフターメンテナンスの徹底
地域密着型の直販体制による営業を積極的に推進し、また各拠点におけるアフターメンテナンス体制の一層
の充実を図っております。
③ マーケットの一層の拡大
当社グループが永年に亘って培った、提案力、ノウハウ、技術力を活かして、さらに幅広い業種業態のお客
様とのお取引を拡大しております。
このため、全国を地域別の事業部に分けて、お客様にアクセスしていただき易い組織、営業、アフターメン
テナンス体制を強化しております。また、業種業態別のお客様に対する全国事業部宛の本部営業支援部隊をさ
らに充実しております。
④ 優れた製品の開発
厨房環境の改善、生産性の向上に資する、安全性、衛生性、省エネ性に優れた製品、機器等、夫々に総合的
に高いパフォーマンスを生み出す製品開発、製造を目指しております。
⑤ 海外部門の強化
海外においても自社製品の拡販につながるような体制整備と、製造、営業両面における拠点増強を通じて一
層グローバルな展開を図っております。
以上により、グループ売上高400億円達成を中長期的な目標としております。
(3) 経営環境及び対処すべき課題
新型コロナウイルス感染症の世界的な流行拡大に伴い、その終息時期を現時点では見通せないことに加えて、国
内外の経済活動へ与える影響、景気動向の不透明感、消費活動への制約、米中貿易摩擦等、様々な不確定要素が懸
念されます。
産業分野全体においては、「今後急速に進む人口減少と高齢化による生産年齢人口、労働人口の減少、これに伴
う資本ストックの減少、消費の減退、生産高、生産性の低下」が問題となっており、「IT、IOT、AI、ロ
ボットの本格的な導入による産業資源の確保とその活用、これによる産業構造そのものの改革」が喫緊の課題と
なっています。
外食産業においては、「人材の確保、育成」、「労働条件、労働環境の改善」が急がれる一方で、「人件費の圧
縮、コストの削減」を実現しなければならず、各事業体、事業者とも、この課題を解決する為に、事業拠点のスク
ラップ&ビルドを常に行い、また機器、機械、設備等への投資を行い、懸命になって生産性、収益性の向上を目指
しています。
宿泊産業においては「環境アセスメントの適正化、資本、設備投資の増強」、「オリパラ後の需要減少への施
策、対策」、病院、介護、福祉産業においては、「消費税引き上げによる損税負担増への対応」、「自治体、私
大、民間病院の経営改善」、「高度医療施設の整備、地域医療連携システムの構築」、「介護、福祉施設不足、ま
た医師、看護師、介護士も含めた事業従事者不足の解消」等、解決すべき課題、問題が多くあります。
学校給食事業、コンビニ、スーパーマーケット業界においても、同様に固有の課題、問題が山積し、様々なニー
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ズが日々生まれている状況です。
海外マーケットにおいても、国内企業が出資、経営するホテル、飲食事業が多様化する一方で、海外現地大手企
業のみならず中堅企業の日本進出も増えつつあり、国内同様、各事業体、事業者の課題、問題、ニーズは多岐に亘
り、そして今後多様化していくものと思います。
このような状況の中、当社グループは企業理念である「フードビジネスのトータルサポート」と「お客様満足の
創造」を実現すべく、多種多様な益々高度化する各マーケットのニーズと夫々のお客様ごとのご要望にお応えすべ
く、さらにお客様本位の生産、物流、設計、施工、営業、サービスの一貫体制を一層強化してまいります。
製造部門については、国内(福岡県)と中国(上海)、ベトナム(ホーチミン)の三つの製造拠点の連携を強化
することで、コスト競争力の向上にスピードを上げて取組むと同時に、グローバルでフレキシブルな生産・供給体
制を強化し、品質や安全性、衛生性、機能性の一層の向上を着々と実現していく所存であります。
こうした体制面での強化を進め、コスト管理と業務効率化を推進し、適正に経費を削減し、BCP(事業継続計画)実
現に向けた取組みをしっかり行ないつつ、国内外での受注、売上の拡大を図り、強靭な且つ健全な経営体質を構築
してまいります。
内部管理面では、内部統制システムを効果的、機能的に運営し、コンプライアンス、リスク管理を徹底し、労務
管理、安全管理にも一層注力するとともに、高い倫理観を有した企業グループづくりを目指してまいります。
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2 【事業等のリスク】
有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成
績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおり
であります。
なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。
(1) 新型コロナウイルス感染症に関するリスク
新型コロナウイルス感染症の収束の時期は未だ不透明であり、経済活動への影響を現時点では予測できない状況
となっております。取引相手先の自粛による経済活動の縮小が売上高の減少、資金繰り悪化による損失及び貸倒引
当金繰入額の増加につながり、翌連結会計年度以降の当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー
の状況に重要な影響を与える可能性があります。影響額については、現時点において合理的に算定することが困難
であります。
また、当グループの事業活動については「緊急事態宣言」の発令時はリモートワーク、ローテーション勤務等の
感染防止策を講じております。
(2) 市場の状況
当社グループが事業活動を行う市場の状況について、日本国内では主なお客様である病院・老健施設、ホテル・
宿泊施設、外食関連産業、学校内及び企業内給食施設、セントラルキッチン・食品工場等の市場動向や業績動向、
国内の政治経済情勢、法制、税制の変更等により、経営成績が影響を受けることがあります。また、東南アジア等
海外の国々、地域への事業展開を進めており、現地における政治経済情勢の変動、紛争や社会的混乱、法制、税制
等の変更等により、当社グループの財政状態及び経営成績が変動する可能性があります。
(3) 原材料価格等の市況
当社グループでは、原材料価格の市場動向がコストの増減要因として損益に影響する可能性があります。特に、
主材料であるステンレスや主要な電子パーツ等の市場価格の上昇が収益を圧迫するリスクがあります。これに対し
て、原材料や部材の計画的な仕入や徹底した製造コストの削減、あるいは一部製品価格への転嫁等により利益水準
を確保していく所存でありますが、こうした原材料価格等の市況変動が当社グループの財政状態及び経営成績に影
響を及ぼす可能性があります。
(4) 為替相場の変動
当社グループでは、主力製品の一部を海外から輸入しておりますので、為替相場の変動により製品原価に大きな
影響を与えることがあります。従って、経費削減等によるコスト圧縮努力によって相場の変動が吸収できない場合
には、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。
(5) 有価証券の価格変動
当社グループが保有する有価証券は、お客様との良好な取引関係の維持と円滑な事業運営を図る目的から保有し
ているものでありますが、株式市況の動向により当該有価証券の資産価値が増減し、当社グループの財政状態及び
経営成績に影響を及ぼす可能性があります。
(6) 債権回収リスク
当社グループでは、債権回収リスクを極小化すべく、一定の社内基準を設けて個社別に債権管理を行うことによ
り厳正な与信管理に努めているところですが、諸要因により貸倒れが回避できず不良債権が発生する可能性があり
ます。従って、その金額等によっては当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。
(7) 製品の品質、安全性
当社グループでは、厳重な品質管理体制のもと、製品の品質確保と安全性には万全を期しておりますが、万が一
製品の品質や安全性等でトラブルが発生した場合は、企業イメージ低下の可能性があると同時に、当社グループの
財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。
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(8) 個人情報、お客様情報の管理
当社グループは、事業活動に必要な範囲でお客様等の個人情報やその他のお客様情報を入手しております。その
情報管理については、漏洩等を防止するための社内体制を整備し十分な注意を払っておりますが、万が一それら情
報の外部への流出等が発生した場合は、これに起因する信用失墜や損害賠償責任が発生し当社グループの財政状態
及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。
(9) 企業買収等
当社グループは、既存の事業基盤の拡大、関連事業の補強等を目的として企業買収等を行う可能性があります。
その実施に際しては事前に十分な検討を行いますが、事前には把握できない要因等により買収後の事業が当初の計
画通りに実現しない場合は、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。
(10) 事業活動のグローバル化
当社グループは海外の現地法人として、製造子会社を中国(上海)及びベトナムに、販売子会社をシンガポー
ル、グアム、台湾、中国(上海と香港)、タイ、カンボジア、ベトナムに有しております。これらの海外展開は、
生産拠点の分散や製造コストの低減、海外市場への販路拡大等を狙いとしたものでありますが、このような事業活
動のグローバル化の進展に伴い、進出先における法律や規制、税制等の変更、政治・経済状況の変動等による社会
的混乱などにより、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。
(11) 重要な訴訟事件等
当社グループでは法令等の遵守に努めておりますが、グループの事業活動に関して取引先等から予測できない重
要な訴訟等が提起され、当社グループに不利な司法判断がなされた場合には、当社グループの財政状態及び経営成
績に影響を及ぼす可能性があります。
(12) 災害等の発生
当社グループは、危機管理には万全を期しておりますが、予知できない地震等の自然災害、テロ等の人為的災
害、不慮の事故等の発生により、特に製造子会社における生産活動が停滞したような場合には、当社グループの財
政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。
(13) 人材の確保
当社グループが国内外での競争力を強化し、事業を発展させていくには、専門性の高い優秀な人材の確保、育成
が不可欠であります。しかしながら、少子高齢化や労働人口の減少等により、人材確保の競争は高まっておりま
す。このような状況下、人材確保や育成が計画的に進まなかった場合には、当社グループの財政状態及び経営成績
に影響を及ぼす可能性があります。
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3 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
(1) 経営成績等の状況の概要
① 財政状態及び経営成績の状況
当連結会計年度におけるわが国経済は、長引く米中貿易摩擦等により成長が鈍化した世界経済の影響を受けたも
のの、雇用・所得環境の改善を背景に緩やかな景気回復基調に推移しておりました。しかしながら、消費税増税に
よる個人消費の動きに引き続き注視が必要であることに加えて、新型コロナウイルス感染症の影響が世界経済に大
きな影響を与え、国内経済においてもマイナス成長に転ずる懸念が強まり、先行きに対する不透明感は増しており
ます。
このような環境の中、当社グループは、企業理念である「フードビジネスのトータルサポート」と「お客様満足
の創造」を実現すべく、外食産業、ホテル・旅館等宿泊施設、レストラン業界、レジャー産業、病院、福祉施設、
教育施設、さらにはセントラルキッチン、食品工場などの各マーケットにおける多種多様なニーズ、夫々のお客様
ごとのご要望にお応えすべく、積極的な営業、きめ細かなアフターサービスを展開してまいりました。
製造部門については、国内(福岡県)と中国(上海)、ベトナム(ホーチミン)の三つの製造拠点の連携を強化
することで、これまで以上にグローバルな生産体制を構築し、環境に配慮した省エネ型機器の開発、既存機器のモ
デルチェンジに積極的に取り組み、品質や安全性、衛生性、機能性の一層の向上を図りました。
これらの結果、当社グループの当連結会計年度の売上高は 378億1千2百万円 (前連結会計年度比 2.5%増 )、 経常
利益は18億2千9百万円 (前連結会計年度比 16.1%減 )、 親会社株主に帰属する当期純利益は11億9百万円 (前連結会
計年度比 25.8%減 )となりました。
また、資産合計は 358億7千7百万円 (前連結会計年度末比 0.7%増 )、負債合計は 172億9千2百万円 (前連結会計年
度末比 0.5%減 )、純資産合計は、 185億8千4百万円 (前連結会計年度末比 1.8%増 )となりました。
なお、当社及び連結子会社の事業は、業務用厨房機器の製造・販売及び保守修理であり単一のセグメントであり
ます。
② キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度の営業活動によって獲得した現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、税金等調整前当期
純利益 17億9千8百万円 (前連結会計年度は 21億5千1百万円 )に、仕入債務の増加による資金の増加、売上債権の増
加による資金の減少等の要因が加わり 12億1千5百万円の獲得 (前連結会計年度は 23億4千5百万円の獲得 )となりま
した。
投資活動により使用した資金は、有形固定資産の取得による支出等により 11億2千5百万円 (前連結会計年度は 8億
3千5百万円の使用 )となりました。
また財務活動による資金の収支は、借入金の返済等により 8億2千万円の使用 (前連結会計年度は 9億3千5百万円の
使用 )となりました。
これらに、資金に係る換算差額による2千8百万円の減少(前連結会計年度は8百万円の減少)等を加えた結果、当
連結会計年度末における資金は前連結会計年度末に比べ 7億3千4百万円減少 し 87億4千8百万円 (前連結会計年度は 94
億8千2百万円 )となりました。
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③ 生産、受注及び販売の実績
当社及び連結子会社の事業は、業務用厨房機器の製造・販売及び保守修理であり単一のセグメントであります。
a. 生産実績
当連結会計年度
(自 2019年4月1日
セグメントの名称 前年同期比(%)
至 2020年3月31日 )
厨房機器 (千円)
6,026,835 97.3
(注) 1. 金額は製造原価により表示しております。
2. 金額には消費税等は含まれておりません。
b. 仕入実績
当連結会計年度
(自 2019年4月1日
セグメントの名称 前年同期比(%)
至 2020年3月31日 )
厨房機器 (千円)
15,099,424 103.9
(注) 1. 金額は仕入価格により表示しております。
2. 金額には消費税等は含まれておりません。
c. 受注実績
受注高
受注残高
(自 2019年4月1日
セグメントの名称 前年同期比(%) 前年同期比(%)
( 2020年3月31日 現在)
至 2020年3月31日 )
厨房機器 (千円)
36,661,700 95.1 5,083,731 81.5
(注) 1. 金額は販売価格により表示しております。
2. 金額には消費税等は含まれておりません。
d. 販売実績
当連結会計年度
(自 2019年4月1日
セグメントの名称 前年同期比(%)
至 2020年3月31日 )
厨房機器 (千円)
37,812,733 102.5
(注) 1. 金額には消費税等は含まれておりません。
2. 主要顧客(総販売実績に対する割合が10%以上)に該当するものはありません。
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(2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。
本項目においては、当社グループの経営成績、財政状態及びキャッシュ・フローに関する分析・検討結果を記載い
たしますが、事業等の特徴及びリスクに関する事項については、[第2 事業の状況]の各項目、その他本書中の他の項
目において記載した内容と重複あるいは関連する記載があります。
また、連結財務諸表の作成に当たり、売上債権、たな卸資産、有形・無形固定資産、投資その他の資産、引当金及
び法人税等の計上に関しては重要な会計方針及び見積りによる判断を行っており、実際の結果は見積りによる不確実
性のために異なる結果となる可能性があります。
a. 経営成績に重要な影響を与える要因についての分析
① 売上高及び売上総利益について
当連結会計年度の売上高は前連結会計年度に比べ 9億1千2百万円増加 (前連結会計年度比 2.5%増 )し 378億1千2
百万円 となりました。
国内経済が回復基調を維持してきた中、外食産業・宿泊施設を始めとする様々な業界のお客様において、東京
オリンピックに向けたインフラ整備、インバウンド需要の取り込み、人手不足の解消、施設の移転・新設、設備
の計画的な維持・管理などへの対応を行ってまいりました。
売上総利益は前連結会計年度に比べ 1億4千4百万円増加 (前連結会計年度比 1.2%増 )し、 122億5百万円 となり
ました。売上総利益率は32.3%を維持しました。
② 販売費及び一般管理費(販管費)について
当連結会計年度の販管費は前連結会計年度に比べ 4億2千6百万円増加 (前連結会計年度比 4.3%増 )し、 104億3
千9百万円 となりました。
③ 営業利益
以上の結果、当連結会計年度の営業利益は前連結会計年度に比べ 2億8千1百万円減少 (前連結会計年度比 13.7%
減 )し、 17億6千5百万円 となりました。
④ 営業外損益について
当連結会計年度の営業外損益は、営業外収益が前連結会計年度に比べ 1千1百万円減少 (前連結会計年度比 6.0%
減 )し 1億7千6百万円 となり、営業外費用が前連結会計年度に比べ 5千8百万円増加 (前連結会計年度比 106.0%
増 )し 1億1千2百万円 となりました。
営業外損益の増減の主因は、前連結会計年度に為替差益を2千7百万円計上し、当連結会計年度に為替差損を1千
9百万円計上したことと、貸倒引当金繰入額が4千2百万増加したことであります。
⑤ 経常利益
以上の結果、当連結会計年度の経常利益は、前連結会計年度に比べ 3億5千万円減少 (前連結会計年度比 16.1%
減 )し、 18億2千9百万円 となりました。
⑥ 特別利益について
当連結会計年度の特別利益は、投資有価証券売却益が前連結会計年度比 4千4百万円減少 (前連結会計年度比
99.7%減 )した一方で、固定資産売却益が前連結会計年度比 9百万円増加 (前連結会計年度比 298.3%増 )したこ
とにより、前連結会計年度に比べ 3千5百万円減少 (前連結会計年度比 74.3%減 )し、 1千2百万円 となりました。
⑦ 特別損失について
当連結会計年度の特別損失は、固定資産除却損が前連結会計年度比 4千7百万円減少 (前連結会計年度比 96.3%
減 )及び、抱合せ株式消滅差損を3千1百万円計上したこと等により、前連結会計年度に比べ 3千2百万円減少 (前
連結会計年度比 43.0%減 )し、 4千3百万円 となりました。
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⑧ 税金等調整前当期純利益
以上の結果、当連結会計年度の税金等調整前当期純利益は、前連結会計年度に比べ 3億5千3百万円減少 (前連結
会計年度比 16.4%減 )し、 17億9千8百万円 となりました。
⑨ 税金費用について
当連結会計年度の税金費用(「法人税、住民税及び事業税」と「法人税等調整額」の合計)は、前連結会計年
度に比べ 3千3百万円増加 (前連結会計年度比 5.1%増 )し、 6億8千8百万円 となりました。
⑩ 親会社株主に帰属する当期純利益
以上の結果、当連結会計年度の親会社株主に帰属する当期純利益は前連結会計年度に比べ 3億8千6百万円減少
(前連結会計年度比 25.8%減 )し、 11億9百万円 となりました。
b. 財政状態の分析について
(ア)流動資産について
当連結会計年度末の流動資産残高は前連結会計年度末に比べ 2億4千6百万円増加 (前連結会計年度末比 1.1%
増 )し、 230億4千7百万円 となりました。
その主因は、受取手形及び売掛金が8億6千3百万円、商品及び製品が1億2千6百万円増加した一方、現金及び預
金が 7億5千3百万円減少 したことです。
(イ)固定資産について
当連結会計年度末の固定資産残高は前連結会計年度末に比べ 1千3百万円減少 (前連結会計年度末比 0.1%減 )
し、 128億2千9百万円 となりました。
その主因は、建設仮勘定が4億2千6百万円、繰延税金資産が1億6千6百万円増加した一方、投資有価証券が6億4
百万円減少したことです。
(ウ)流動負債について
当連結会計年度末の流動負債残高は前連結会計年度末に比べ 3億4千9百万円増加 (前連結会計年度末比 2.7%
増 )し、 131億4千1百万円 となりました。
その主因は、支払手形及び買掛金が3億8千3百万円増加した一方、1年内返済予定の長期借入金が 1億6千9百万円
減少 したことです。
(エ)固定負債について
当連結会計年度末の固定負債残高は前連結会計年度末に比べ 4億4千5百万円減少 (前連結会計年度末比 9.7%
減 )し、 41億5千万円 となりました。
その主因は、長期借入金が 3億7千9百万円減少 したことです。
なお、流動負債計上分を含めた有利子負債の合計額は前連結会計年度末に比べ5億9百万円減少し、32億2百万円
となりました。
(オ)純資産について
当連結会計年度末の純資産残高は前連結会計年度末に比べ 3億2千8百万円増加 (前連結会計年度末比 1.8%増 )
し、 185億8千4百万円 となりました。
その主因は、利益剰余金が 8億4千7百万円増加 した一方、有価証券評価差額が4億2千7百万円減少したことで
す。
この結果、当連結会計年度末の自己資本比率は前連結会計年度末と比べ0.6ポイント上昇し 51.8% となりまし
た。
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c. キャッシュ・フロー
(ア)資本の財源及び資金の流動性について
当社グループの主要な資金需要は、主に製品製造のための材料費・労務費・経費、販売費及び一般管理費の営
業費用、設備の新設や改修、情報システムの整備等であります。
これらに必要な運転資金および設備資金は、内部資金または金融機関からの借入金により資金調達をしてお
り、各社資金を一元管理することで十分な流動性を確保することを、当社グループの基本方針としております。
運転資金につきましては、原則短期借入金により調達を行っておりますが、金融情勢等によっては長期借入金に
よる調達も行っており、生産設備等の設備資金は、原則長期借入金で調達しております。
(イ)キャッシュ・フローの概況について
当連結会計年度におきましては、現金及び現金同等物の期末残高は前連結会計年度末に比べ 7億3千4百万円減少
し、 87億4千8百万円 となりました。
なお、キャッシュ・フローの状況の詳細は「3 [経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの
状況の分析] (1) 経営成績等の状況の概要 ②キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりです。
d. 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成され
ております。この連結財務諸表の作成にあたって、資産、負債、収益及び費用の報告額に影響を及ぼす見積り及
び仮定を用いておりますが、これらの見積り及び仮定に基づく数値は実際の結果と異なる可能性があります。
連結財務諸表の作成に当たって用いた会計上の見積り及び仮定のうち、重要なものは以下のとおりでありま
す。
なお、新型コロナウィルス感染症の影響については不確実性が大きく、将来の事業計画等の見込数値に反映さ
せることが難しい要素もありますが、期末時点で入手可能な情報を基に検証等を行っております。
(繰延税金資産)
繰延税金資産について、将来の利益計画に基づいて課税所得を見積り、回収可能性があると判断された将来減
算一次差異について計上しております。なお、当該課税所得を見積るにあたり、前提とした条件や仮定に変更が
生じ、これが減少した場合、繰延税金資産が減額され、税金費用が計上される可能性があります。
4 【経営上の重要な契約等】
該当事項はありません。
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5 【研究開発活動】
研究開発につきましては、業界トップクラスの提案力を背景に顧客満足の創造・実現に向けて、製品の安全性及び
信頼性の確保に加え、厨房環境の改善や人手不足への対応、省エネルギー性の向上や衛生管理システムなどコスト低
減も含めた、フードビジネスのトータルサポートに努めております。
当連結会計年度においては、厨房における作業改善や環境改善・省力化を目的としたロボットの基礎研究や食品工
業における大型の製品開発に注力してまいりました。
以上の結果、当連結会計年度の研究開発成果と研究開発費は以下の通りであります。
◎基礎研究
○コンベア食器洗浄機で洗浄された食器の種類をセンサーで認識し、自動で仕分を行い種類ごとに収納す
るロボットの研究を行いました。
・展示会での実演では大きな反響を呼び、TVや報道でも紹介されました。
・マーケット活動を通じ、更なる研究開発を進めてまいります。
◎新規製品開発成果
○ガス式連続フライヤー
・食品工業分野(主にコンビニベンダー工場)で使用される大量調理向け大型ガス式連続フライヤーを
開発しました。
・高効率の特殊な強制燃焼バーナーと油槽に施した特殊な集熱構造により、熱効率の高い省エネルギー
性を実現しました。
・コンベア構造の工夫により安全性や清掃性にも優れたフライヤーです。安全作業に関する操作部には
多言語表記して外国人にも判読できるようにしています。
◎モデルチェンジ、マイナーチェンジ、バリエーション追加製品開発成果
○ドアタイプ洗浄機
高効率ガスブースターの採用を始め、一体型深絞り洗浄タンク、オリジナル洗浄ノズルなどの新設計に
より、洗浄力の向上を始め、清掃性の向上、省エネ、節水を実現しました。
○冷機器のモデルチェンジ、マイナーチェンジ、バリエーション追加
断熱性能の向上、インバータ圧縮機採用と制御の見直しにより、省エネ性能を向上した新モデルを追加
しました。
・冷凍冷蔵庫(インバータ仕様モデル) 10モデル
・冷蔵コールドテーブル(インバータ仕様モデル) 8モデル
・その他、バリエーション追加として、冷凍庫(両面式)7モデル、冷凍冷蔵庫(両面式)4モデル、
恒温高湿庫1モデル、恒温高湿コールドテーブル1モデルを追加しました。
◎研究開発費: 449 百万円
なお、当社及び連結子会社の事業は、業務用厨房機器の製造・販売及び保守修理であり単一のセグメントでありま
す。
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第3 【設備の状況】
当社及び連結子会社の事業は業務用厨房機器の製造・販売及び保守修理であり、単一の事業区分のため、セグメン
トに関連付けての記載を省略しております。
1 【設備投資等の概要】
当連結会計年度において実施いたしました設備投資等の総額は 931 百万円で、その主な内容は、事務所ビルの改築費
用、連結子会社の株式会社フジマックネオの板金加工機の更新のほか、その他機械設備や工具器具・車両の更新等で
あります。
なお、上記の設備投資額には、有形固定資産のほか、無形固定資産への投資額も含めて記載しております。
2 【主要な設備の状況】
当社グループにおける主要な設備は、次のとおりであります。
(1) 提出会社
( 2020年3月31日 現在)
帳簿価額
事業所名 従業員数
設備の内容
機械装置 土地
建物
(所在地) (人)
その他 合計
及び運搬具 (千円)
及び構築物
(千円) (千円)
(千円)
(千円) (面積㎡)
本社 23
管理業務 2,619,099
600,643 575,635 264,829 4,060,207
(注)2 (47,361.26) [ 4]
(東京都港区)
札幌営業所
666,680
572
(札幌市西区) 販売設備 277,042 98,841 849,821 1,892,386
( 4,333.87)
[109]
ほか67事業所
社宅・寮 125,121
寮・社宅保養所等 43,013 - 0 168,134 -
( 812.39)
保養所等
―
3,410,901 595
合計 920,699 674,476 1,114,650 6,120,728
(52,507.52) [113]
(注)3
(2) 国内子会社
( 2020年3月31日 現在)
帳簿価額
事業所名 設備の 従業員数
会社名
建物 機械装置 土地
(所在地) 内容 (人)
その他 合計
及び構築物 及び運搬具 (千円)
(千円) (千円)
(千円) (千円) (面積㎡)
厨房機器
本社 165
㈱フジマック 1,696,426
生産設備 1,088,394 577,778 83,047 3,445,646
[ 79]
ネオ (38,112.78)
(福岡県古賀市)
(注)5
本社
物流設備等
46
㈱トライアン 1,322,773
(福岡県古賀市) 750,967 53,482 2,362 2,129,586
(注)4、6、
[ 20]
ス (31,627.03)
7、8
ほか3事業所
厨房機器
本社
192,629 44
日本厨房㈱ 生産設備等 356,992 152,877 6,467 708,968
(福岡県古賀市)
( 7,958.13) [ 16]
ほか3事業所
(注)9
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(3) 在外子会社
( 2020年3月31日 現在)
帳簿価額
事業所名 設備の 従業員数
会社名
建物 機械装置 土地
(所在地) 内容 (人)
その他 合計
及び構築物 及び運搬具 (千円)
(千円) (千円)
(千円) (千円) (面積㎡)
FUJIMAK FOOD
厨房機器
本社
SERVICE 19
-
販売設備 67,470 5,705 1,171 74,348
(シンガポール)
[ -]
(-)
EQUIPMENT(S)
ほか1事業所
(注)10
PTE.,LTD.
NEOSYS
本社 厨房機器 82
-
VIETNAM CO., 185,089 157,972 266 343,328
[ -]
(-)
(ベトナム) 生産設備
LTD.
(注) 1. 帳簿価額のうち「その他」は、工具、器具及び備品並びに建設仮勘定であります。
2. 提出会社の本社の設備には、子会社(株式会フジマックネオ、株式会社エピック及び株式会社トライアンス
等)に貸与中のものが含まれており、その内訳は建物及び構築物567,252千円、機械装置及び運搬具571,994
千円、土地2,463,205千円、工具、器具及び備品34,680千円であります。
3. 提出会社は、建物及び構築物の一部を連結会社以外から賃借しております。(年間賃借料340,935千円)
4. 子会社(主として株式会社トライアンス)は、建物及び構築物の一部を連結会社以外から賃借しておりま
す。(株式会社トライアンス 年間賃借料15,363千円)
5. 株式会社フジマックネオの設備には、連結会社から賃借しているものが含まれており、その内訳は建物及び
構築物357,426千円、機械装置及び運搬具571,811千円、土地1,666,381千円、工具、器具及び備品34,475千
円であります。
6. 株式会社トライアンスの設備には、連結会社から賃借しているものが含まれており、その内訳は建物及び構
築物170,568千円、機械装置及び運搬具182千円、土地771,784千円、工具、器具及び備品204千円でありま
す。
7. 株式会社トライアンスの設備には、連結会社に貸与中のものが含まれており、その内訳は建物及び構築物
14,131千円、機械装置及び運搬具364千円、土地102,403千円、工具、器具及び備品231千円であります。
8. 株式会社トライアンスの設備には、連結会社以外へ貸与中のものが含まれており、その内訳は建物及び構築
物177,095千円、機械装置及び運搬具406千円、土地178,738千円、工具、器具及び備品257千円であります。
9. 日本厨房株式会社の設備には、連結会社から賃借しているものが含まれており、その内訳は建物及び構築物
14,131千円、機械装置及び運搬具364千円、土地102,403千円、工具、器具及び備品231千円であります。
10. FUJIMAK FOOD SERVICE EQUIPMENT(S) PTE.,LTD.の設備には、非連結子会社であるFUJIMAK (CAMBODIA) CO.,
LTD.に貸与中の建物及び構築物9,632千円が含まれております。
11. 従業員数の[ ]は、顧問・嘱託及びパートを外書で表示しております。
3 【設備の新設、除却等の計画】
当社グループの設備投資については、景気予測、業界動向、投資効率等を総合的に勘案して策定しております。設
備計画は原則的に連結会社各社が個別に策定しておりますが、計画策定に当ってはグループ会議において提出会社を
中心に調整を図っております。
なお、当連結会計年度末現在における重要な設備の新設、除却等の計画は次のとおりであります。
株式会社フジマックの東京営業部・第三部の旧事務所ビル(東京都港区南麻布1丁目7番23号)について、老朽化
に伴う立替え工事を進めております。
当該敷地(約83坪)に新たに建築する建物につきまして、地上9階地下1階で延床面積は550坪程度、建築費用は約
13億円を予定しており、2020年6月末の完成後、7月に本社機能等を移転・集約し、本社ビルとして利用する予定で
あります。
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第4 【提出会社の状況】
1 【株式等の状況】
(1) 【株式の総数等】
① 【株式の総数】
種類 発行可能株式総数(株)
普通株式 50,000,000
計 50,000,000
② 【発行済株式】
事業年度末現在 提出日現在
上場金融商品取引所
種類 発行数(株) 発行数(株) 名又は登録認可金融 内容
商品取引業協会名
( 2020年3月31日 ) (2020年6月29日)
東京証券取引所
普通株式 14,272,000 14,272,000 単元株式数100株
市場第二部
計 14,272,000 14,272,000 ― ―
(2) 【新株予約権等の状況】
① 【ストックオプション制度の内容】
該当事項はありません。
② 【ライツプランの内容】
該当事項はありません。
③ 【その他の新株予約権等の状況】
該当事項はありません。
(3) 【行使価額修正条項付新株予約権付社債券等の行使状況等】
該当事項はありません。
(4) 【発行済株式総数、資本金等の推移】
発行済株式 発行済株式 資本金増減額 資本金残高 資本準備金 資本準備金
年月日 総数増減数 総数残高 増減額 残高
(株) (株) (千円) (千円) (千円) (千円)
2018年10月1日
7,136,000 14,272,000 - 1,471,150 - 1,148,365
(注)
(注) 株式分割(1:2)によるものであります。
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(5) 【所有者別状況】
2020年3月31日 現在
株式の状況(1単元の株式数 100 株)
単元未満
区分 外国法人等 株式の状況
政府及び
金融商品 その他の 個人
(株)
地方公共 金融機関 計
取引業者 法人 その他
団体
個人以外 個人
株主数(人) - 10 12 63 43 5 3,937 4,070 -
所有株式数
- 10,720 2,009 55,748 14,919 6 59,290 142,692 2,800
(単元)
所有株式数
- 7.51 1.41 39.07 10.46 0.00 41.55 100.00 -
の割合(%)
(注) 自己株式1,165,710株は、「個人その他」に11,657単元、「単元未満株式の状況」に10株含めて記載してりま
す。
(6) 【大株主の状況】
2020年3月31日 現在
発行済株式
(自己株式を
所有株式数 除く。)の
氏名又は名称 住所
(千株) 総数に対する
所有株式数の
割合(%)
株式会社ノヴァックス 東京都港区新橋5丁目14-5 4,477 34.16
熊谷俊範 東京都品川区 1,046 7.98
BBH FOR FIDELITY PURITAN TR: FIDELITY
245 SUMMER STREET BOSTON, MA 02210
SR INTRINSIC OPPORTUNITIES FUND
U.S.A. 820 6.26
(常任代理人 株式会社三菱UFJ銀行)
(東京都千代田区丸の内2丁目7-1)
フジマック従業員持株会 東京都港区新橋5丁目14-5 722 5.51
株式会社三井住友銀行 東京都千代田区丸の内1丁目1-2 430 3.28
熊谷俊茂 東京都目黒区 425 3.24
株式会社みずほ銀行 東京都千代田区大手町1丁目5-5 380 2.90
常盤ステンレス工業株式会社 大阪府大阪市平野区加美北4丁目6-56 256 1.96
100 KING STREET WEST, SUITE 3500, PO
STATE STREET BANK AND TRUST CLIENT
BOX 23 TORONTO, ONTARIO M5X 1A9
OMNIBUS ACCOUNT OM02 505002
225 1.72
CANADA
(常任代理人 株式会社みずほ銀行)
(東京都港区港南2丁目15-1品川イン
ターシティA棟)
株式会社テーオーシー 東京都品川区西五反田7丁目22-17 172 1.31
計 ― 8,954 68.33
(注) 1.上記のほか当社所有の自己株式1,165千株があります。
2. 2018年11月22日付で公衆の縦覧に供されている大量保有報告書の変更報告書において、エフエムアールエル
エルシー(FMR LLC)が2018年11月15日現在で以下の株式を所有している旨が記載されているものの、当社
として2020年3月31日現在における実質所有株式数の確認ができませんので、上記大株主の状況には含めて
おりません。
なお、その大量保有報告書の変更報告書の内容は以下のとおりであります。
保有株券等の数 株券等保有割合
氏名又は名称 住所
(千株) (%)
エフエムアール エルエル 245 Summer Street, Boston,
1,049 7.35
シー(FMR LLC) Massachusetts 02210, USA
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(7) 【議決権の状況】
① 【発行済株式】
2020年3月31日 現在
区分 株式数(株) 議決権の数(個) 内容
無議決権株式 - - ―
議決権制限株式(自己株式等) - - ―
議決権制限株式(その他) - - ―
普通株式
完全議決権株式(自己株式等) - ―
1,165,700
普通株式
完全議決権株式(その他) 131,035 ―
13,103,500
普通株式
単元未満株式 - 一単元(100株)未満の株式
2,800
発行済株式総数 14,272,000 - ―
総株主の議決権 - 131,035 ―
② 【自己株式等】
2020年3月31日 現在
発行済株式
自己名義 他人名義 所有株式数
総数に対する
所有者の氏名又は名称 所有者の住所 所有株式数 所有株式数 の合計
所有株式数
(株) (株) (株)
の割合(%)
東京都港区新橋五丁目
株式会社フジマック 1,165,700 - 1,165,700 8.17
14番5号
計 ― 1,165,700 - 1,165,700 8.17
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2 【自己株式の取得等の状況】
【株式の種類等】 普通株式
(1) 【株主総会決議による取得の状況】
該当事項はありません。
(2) 【取締役会決議による取得の状況】
該当事項はありません。
(3) 【株主総会決議又は取締役会決議に基づかないものの内容】
該当事項はありません。
(4) 【取得自己株式の処理状況及び保有状況】
当事業年度 当期間
区分
処分価額の総額 処分価額の総額
株式数(株) 株式数(株)
(円) (円)
引き受ける者の募集を行った
- - - -
取得自己株式
消却の処分を行った取得自己株式 - - - -
合併、株式交換、会社分割に係る
- - - -
移転を行った取得自己株式
その他 - - - -
保有自己株式数 1,165,710 - 1,165,710 -
(注) 当期間における保有自己株式数には、2020年6月1日からこの有価証券報告書提出日までの単元未満株式の買
取り及び売渡による株式数は含まれておりません。
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3 【配当政策】
利益配分につきましては、収益の向上及び財務体質の強化を図りながら、株主の皆様への利益還元を充実させて
いくことを経営の重要課題の一つと考えており、業績の伸長度、財務状況、配当性向等を総合的に勘案して安定し
た配当を継続的に行うとともに、内部留保の充実を図ることを基本方針としております。
当社は、中間配当と期末配当の年2回の剰余金の配当を行うことができる旨を定款に定め、これを基本方針とし
ておりますが、中間配当の実施につきましては中間期の業績等の状況に応じて都度判断することとしております。
これらの剰余金の配当の決定機関は、期末配当については株主総会、中間配当については取締役会であります。
また、内部留保資金につきましては、企業体質の強化、生産設備の増強、研究開発・情報化への投資、人材育
成、将来の事業展開等に有効活用してまいる所存であります。
当事業年度の配当につきましては、上記方針に基づき当期は1株当たり 20円 の配当(中間配当は見送り)を実施
することを決定しました。
なお、当事業年度に係る剰余金の配当は以下のとおりであります。
決議年月日 配当金の総額(千円) 1株当たり配当額(円)
2020年6月26日
262,125 20
定時株主総会決議
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4 【コーポレート・ガバナンスの状況等】
(1) 【コーポレート・ガバナンスの概要】
① コーポレート・ガバナンスに関する基本的な考え方
当社のコーポレート・ガバナンス(企業統治)に関する基本的な考え方は、企業が本来の社会的使命を果たすた
めには、組織的・効率的な企業運営を行いながら常に経営の健全性・透明性の維持向上に努めることが不可欠であ
ると認識しております。また、それが会社の持続的な成長と中長期的な企業価値向上を実現するために最も重要な
経営の基本事項と考えております。
また、コンプライアンス(法令遵守)につきましては、社内の規程やマニュアル等のルールの遵守をはじめとし
て関連法令の遵守にいたるまで、内部統制システムの基本を成す事項として、経営陣のみならず、社員全員が共通
して認識・実践することが重要であると考えております。
更に、国内外のステークホルダーの期待に応えるために、適切なコーポレート・ガバナンスの下に企業運営を行
い、これを更に一層強化する体制の構築に取り組んでまいります。
② 企業統治の体制の概要及び当該体制を採用する理由
当社は、2015年6月26日開催の第66回定時株主総会の決議により、監査役会設置会社から監査等委員会設置会社
へ移行いたしました。当社が監査等委員会設置会社の体制を採用する理由としては、社外取締役を含む監査等委
員が取締役会における経営の意思決定に関わることにより、取締役の業務執行に対する監査監督機能の強化およ
び経営の公正性・透明性の向上を図ることができ、コーポレート・ガバナンスの強化に繋がるものと考えるから
であります。
当社の取締役会は、有価証券報告書提出日現在、取締役(監査等委員である取締役を除く。)6名と監査等委
員である取締役3名(うち社外取締役2名)で構成されております。
取締役会は原則定例で月1回、また必要に応じて臨時に開催し、会社法や定款・規程で定められた事項および
経営上の重要な意思決定を行うと同時に、取締役の業務執行を監督します。
監査等委員会は、取締役会などの重要会議に出席して意見を述べるほか、取締役の業務執行を監査監督し、会
計監査人の独立性を監視する機能を有し、内部監査部門と連携し事業所往査等を通じて業務執行の適法性や妥当
性のチェックを行っております。
また、監査等委員3名のうち2名を社外取締役としていることから、それぞれが当社の経営陣から独立した立
場で社外役員としての職務を執行することによって、外部からの経営監視が機能する体制としております。
機関ごとの構成員は次のとおりであります。(◎は議長、委員長を表します。)
役職名 氏名 取締役会 監査等委員会
代表取締役会長 熊谷 俊範 ○
代表取締役社長 熊谷 光治 ◎
取締役 力丸 大成 ○
取締役 八田 幸 ○
取締役 熊谷 勇人 ○
取締役 村岡 哲 ○
取締役(常勤監査等委員) 久富 正明 ○ ◎
社外取締役(監査等委員) 若海 和明 ○ ○
社外取締役(監査等委員) 藤原 力 ○ ○
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③ 企業統治に関するその他の事項
当社は、会社法及び会社法施行規則に基づき、業務の適正を確保するための体制の整備に関する基本方針を取
締役会において下記のとおり定めております。
a.取締役及び使用人の職務の執行が法令及び定款に適合することを確保するための体制
・当社及びグループ会社の取締役及び使用人の職務の執行が、法令及び定款に適合し、かつ社会規範を遵守
する体制を確保するため、コンプライアンス・マニュアルを定め、当社及びグループ会社の全役職員に周
知徹底を図る。
・コンプライアンス活動を推進するため、当社にコンプライアンス担当部(総務部)を設け、当社及びグ
ループ会社の全役職員に対する教育啓蒙、コンプライアンスを尊重する意識の醸成を図り、コンプライア
ンス体制の整備を行う。
また、当社の内部監査部門は、コンプライアンス担当部と連携し、当社及びグループ会社のコンプライア
ンスの状況を定期的に監査する。
・法令上疑義のある行為等について、当社及びグループ会社の全役職員が直接情報提供を行う手段として、
内部通報制度を設ける。
内部通報の担当者は、その内容について当社の監査等委員会に直ちに報告するものとする。
b.取締役の職務の執行に係る情報の保存及び管理に関する体制
・当社及びグループ会社の取締役の職務執行に係る情報については、文書管理規程等に基づき、文書又は電
磁的媒体に記録し保存する。取締役は、常時、これらの文書を閲覧できるものとする。
c.損失の危険の管理に関する規程その他の体制
・当社及びグループ会社一体としてのリスク管理体制を構築するため、リスクの洗出し・見直しを定期的に
行い、必要に応じ迅速かつ適切な対応策を講じる。
・不測の事態が発生した場合は、社長を本部長とする対策本部を設置し、迅速な対応を行い、損害の拡大を
防止する体制を整える。
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d. 取締役の職務の執行が効率的に行われることを確保するための体制
・当社及びグループ会社の取締役の職務の執行が効率的に行われることを確保するための体制の基礎とし
て、取締役会を原則として月1回開催するほか、必要に応じて適宜開催する。また、重要な事項について
は、常務会で十分な審議を経て取締役会に諮る体制をとる。
・当社及びグループ会社の取締役会の決定に基づく業務執行については、当社及びグループ各社それぞれの
組織規程、業務分掌規程、職務権限規程等において、それぞれの責任者及びその責任、執行手続きの詳細
について定めるものとする。
e. 当社及びグループ会社からなる企業集団における業務の適正を確保するための体制
・当社及びグループ会社における情報の共有化、指示の伝達等が効率的に行われる体制を構築するととも
に、状況に応じて適切な管理を行う。
・当社の内部監査部門は、海外を含めたグループ会社の定期的な監査を実施し、監査結果を当社の社長、監
査等委員会及び被監査部署並びにグループ会社の取締役及び監査役に報告する。
・グループ内取引の公正性を保持するため、グループ内取引については、必要に応じて当社の内部監査部門
が審査する。
・当社及びグループ会社は、財務報告の信頼性を確保するため、金融商品取引法その他関係法令に基づき、
財務報告に係る内部統制が有効に機能する体制を整備し、運用する。
・グループ会社は、それぞれ経営上の重要事項や経営管理体制・業務執行状況について、定期及び随時に当
社に報告し、当社はこれに適切な助言・指導を行う。
f. 監査等委員会がその職務を補助すべき使用人を置くことを求めた場合における当該使用人に関する事項並び
にその使用人の取締役(監査等委員である取締役を除く。)からの独立性に関する事項
・監査等委員会は、内部監査室所属の使用人に監査業務に必要な事項の調査を委嘱することができるものと
し、当該使用人は、その委嘱された調査に関して、取締役(監査等委員である取締役を除く。)の指揮命
令を受けないものとする。
g. 取締役(監査等委員である取締役を除く。)及び使用人が監査等委員会に報告するための体制
・当社及びグループ会社の取締役(監査等委員である取締役を除く。)は監査等委員会に対し、業務の状況
又は業績に影響を与える重要な事項について都度報告するものとする。
・当社及びグループ会社の取締役(監査等委員である取締役を除く。)及び使用人は、会社に重大な損失を
与える事項が発生し又は発生する恐れがあるとき、職務の執行に関する法令違反又は不正な行為を知った
ときは、監査等委員会に対し直ちに報告するものとする。
・監査等委員会に報告したことを理由とする不利益処分その他の不当な取り扱いを禁止する。
h. その他監査等委員会の監査が実効的に行われることを確保するための体制
・代表取締役及び管理本部長は定期的に監査等委員会及び会計監査人と意見交換を行い、適切な意思疎通及
び監査業務の実効性を確保するものとする。
・監査等委員会の職務の執行について生じる費用又は債務は、当該監査等委員会の職務の執行に必要でない
と認められた場合を除き、会社が負担する。
i. 反社会的勢力排除に向けた体制
・当社及びグループ会社は、社会の秩序や安全に脅威を与える反社会的勢力とは関わりを持たず、これらの
勢力からの働きかけに対しては毅然として対応し、これを排除する。
④ 責任限定契約の内容の概要
当社は、監査等委員である社外取締役(2名)との間で、会社法第427条第1項の規定に基づき、同法第423条
の第1項の損害賠償責任を限定する契約を締結しております。当該契約に基づく損害賠償責任の限度額は、会社
法第425条第1項各号に定める最低責任限度額としております。
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⑤ 取締役に関する事項
当社の取締役(監査等委員である取締役を除く。)は15名以内とし、監査等委員である取締役は4名以内とする
旨を定款で定めております。
⑥ 取締役の選任の決議要件
当社は、取締役の選任決議について、議決権を行使することができる株主の議決権の3分の1以上を有する株
主が出席し、その議決権の過半数をもって行う旨、及び累積投票によらないものとする旨定款に定めておりま
す。
⑦ 株主総会決議事項を取締役会で決議することができる事項
a. 自己の株式の取得
当社は、機動的な資本政策を遂行できるように、会社法第165条第2項の規定により、取締役会の決議によっ
て市場取引等により自己の株式を取得することができる旨定款に定めております。
b. 中間配当
当社は、株主への機動的な利益還元を行うため、取締役会の決議により、毎年9月30日の最終の株主名簿に
記録された株主又は登録株式質権者に対し、中間配当を行うことができる旨定款に定めております。
⑧ 株主総会の特別決議要件
当社は、株主総会の円滑な運営を行うため、会社法第309条第2項に定める株主総会の特別決議は、議決権を行
使することができる株主の議決権の3分の1以上を有する株主が出席し、その議決権の3分の2以上をもって行
う旨定款に定めております。
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(2) 【役員の状況】
①役員一覧
男性 9 名 女性 -名 (役員のうち女性の比率 -%)
所有株式数
役職名 氏名 生年月日 略歴 任期
(千株)
1974年3月 当社入社
1983年2月 取締役
1983年11月 専務取締役
1987年12月 株式会社ノヴァックス代表取締役
(現任)
1989年4月 取締役副社長
1990年3月 FUJIMAK GUAM CORPORATION
代表取締役
1990年10月 代表取締役社長
2000年7月 株式会社エクステイン(現株式会
社フジマックネオ)代表取締役
2001年3月 株式会社エピック代表取締役
2003年4月 FUJIMAK FOOD SERVICE
EQUIPMENT
(S)PTE.,LTD.代表取締役
2003年5月 富士瑪克股 份 有限公司董事長
2003年6月 社団法人日本厨房工業会会長
2003年9月 福喜瑪克貿易(上海)有限公司董事
長
2004年4月 福喜厨房設備(上海)有限公司(現
福喜瑪克厨房設備(上海)有限公
司)董事長(現任)
2006年2月 株式会社ジーシーエス代表取締役
2007年6月 イトー運輸サービス株式会社(現
株式会社トライアンス)代表取締
役
代表取締役
熊 谷 俊 範
1954年9月11日 生 注2 1,046
2009年6月 代表取締役会長
会長
2010年2月 代表取締役会長、社長
2010年6月 代表取締役社長
2011年1月 代表取締役社長、営業本部長
2012年2月 福喜瑪克香港有限公司董事長
2012年7月 代表取締役社長、営業本部長、
研究開発本部長
2013年1月 FUJIMAK (THAILAND) CO.,LTD.代
表取締役
2013年3月 NEOSYS VIETNAM CO.,LTD. (現
FUJIMAK VIETNAM MANUFACTURING
CO.,LTD.)代表取締役(現任)
2013年6月 代表取締役社長、管理本部長、
営業本部長、研究開発本部長
2013年11月 フジオカ厨房株式会社(現日本厨
房株式会社)代表取締役
2014年1月 FUJIMAK (CAMBODIA) CO.,LTD.代
表取締役
2015年11月 代表取締役社長、管理本部長、
営業本部長、製造本部長、研究
開発本部長
2016年6月 代表取締役社長、管理本部長、
製造本部長、研究開発本部長
2017年7月 代表取締役社長、管理本部長、
製造本部長
2018年4月 代表取締役会長(現任)
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所有株式数
役職名 氏名 生年月日 略歴 任期
(千株)
2006年4月 株式会社みずほ銀行入行
2011年5月 当社入社
2016年1月 株式会社ノヴァックス代表取締
役(現任)
2016年4月 営業本部市場開発部長
2016年6月 取締役営業本部市場開発部長
2016年9月 取締役経営企画室長、営業本部
市場開発部長
2017年4月 取締役経営企画室長、東京事業
部長
2017年6月 専務取締役経営企画室長、営業
本部副本部長、東京事業部長
2018年4月 代表取締役社長、経営企画室
長、管理本部長
代表取締役
2018年5月 代表取締役社長、経営企画室長
熊 谷 光 治 1982年12月2日 生 注2 31
社長
2018年6月 代表取締役社長(現任)
2019年11月 富士瑪克股 份 有限公司董事長(現
任)
2019年12月 福喜瑪克香港有限公司董事長(現
任)
2019年12月 FUJIMAK (THAILAND) CO.,LTD.代
表取締役(現任)
2020年1月 FUJIMAK GUAM CORPORATION代表取
締役(現任)
2020年3月 株式会社ジーシーエス代表取締役
(現任)
2020年5月 FUJIMAK FOOD SERVICE
EQUIPMENT (S)PTE.,LTD.代表取締
役(現任)
1979年4月 株式会社住友銀行(現株式会社三
井住友銀行)入行
2002年4月 同行渋谷ブロック部長
2004年4月 同行明石ブロック部長
2006年4月 同行武蔵野ブロック部長
2010年4月 当社入社 営業本部副本部長
2010年6月 営業本部副本部長、市場開発部
長
2010年6月 取締役営業本部副本部長、市場
開発部長
取締役
2011年1月 取締役営業本部副本部長、市場
副社長執行役員
力 丸 大 成 1956年1月11日 生 注2 0
営業本部長、
開発部長、東京事業部長
市場開発部長
2013年4月 常務取締役営業本部副本部長、
市場開発部長、東京事業部長
2016年4月 常務取締役営業本部副本部長、
東京事業部長
2016年6月 専務取締役営業本部長、東京事
業部長
2017年4月 専務取締役営業本部長、市場開
発部長
2020年4月 取締役 副社長執行役員 営業
本部長、市場開発部長(現任)
1978年4月 当社入社
2006年4月 大阪営業部長
2008年4月 近畿事業部長、大阪営業部長
2013年4月 執行役員近畿事業部長、大阪営
取締役
業部長
常務執行役員
八 田 幸 2016年6月 取締役近畿事業部長、大阪営業
1955年3月11日 生 注2 25
近畿事業部長、
部長
大阪営業部長
2017年6月 常務取締役近畿事業部長、大阪
営業部長
2020年4月 取締役 常務執行役員 近畿事
業部長、大阪営業部長(現任)
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所有株式数
役職名 氏名 生年月日 略歴 任期
(千株)
2010年1月 当社入社
2015年4月 営業本部市場開発部第一部長、
カスタマーサポート部長、海外
本部グローバルソリューション
室長
2016年6月 取締役営業本部市場開発部第一
取締役
部長、カスタマーサポート部
常務執行役員
長、
営業本部副本部長、
海外本部グローバルソリューシ
市場開発部第一部長、
熊 谷 勇 人 1984年3月3日 生 ョン室長 注2 25
カスタマーサポート部長、
2018年4月 取締役営業本部副本部長、市場
営業本部グローバル
開発部第一部長、カスタマーサ
ソリューション室長
ポート部長、海外本部グローバ
ルソリューション室長
2020年4月 取締役 常務執行役員 営業本
部副本部長、市場開発部第一部
長、カスタマーサポート部長、
営業本部グローバルソリュー
ション室長(現任)
1980年4月 当社入社
2002年4月 広島支店支店長
2006年4月 名古屋営業部長
2007年4月 名古屋事業部長、名古屋営業部
長
2009年12月 中四国事業部長
取締役
2010年4月 中四国事業部長、広島営業部長
執行役員 村 岡 哲
1957年3月10日 生 注2 23
2013年4月 執行役員中四国事業部長、広島
中四国事業部長
営業部長
2016年6月 取締役中四国事業部長、広島営
業部長
2019年10月 取締役中四国事業部長
2020年4月 取締役 執行役員 中四国事業
部長(現任)
1977年4月 ニチメン株式会社(現双日株式会
社)入社
1999年2月 同社住・生活産業営業会計部長
2004年4月 株式会社なか卯執行役員管理本
部長兼CFO兼CIO
2007年5月 株式会社GMフーズ代表取締役社
取締役
久 富 正 明
1954年1月1日 生 注3 8
(常勤監査等委員)
長(COO)
2008年6月 株式会社ゼンショー監査役業務
室長兼購買管理室長
2009年7月 株式会社プロピア取締役兼CFO
2011年1月 当社入社内部監査室長
2015年6月 取締役(常勤監査等委員)(現任)
1975年4月 株式会社長崎屋入社
1978年7月 公認会計士高橋正二事務所入所
1985年4月 東京税理士会に税理士登録
取締役
若 海 和 明 1952年12月28日 生 注3 59
(監査等委員)
1992年1月 監査役
1992年7月 若海税務会計事務所所長(現任)
2015年6月 取締役(監査等委員)(現任)
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所有株式数
役職名 氏名 生年月日 略歴 任期
(千株)
1992年4月 弁護士登録
1996年6月 松永渉法律事務所入所
2001年4月 中央大学法学部法律学科講師
2004年6月 藤原力法律事務所所長
取締役
藤 原 力 1966年12月26日 生 2005年4月 中央大学法科大学院講師 注3 -
(監査等委員)
2009年4月 東京家庭裁判所調停員(現任)
2016年2月 新橋共同法律事務所 パート
ナー(現任)
2017年6月 取締役(監査等委員)(現任)
計 1,220
(注) 1.取締役 若海和明及び藤原力は、社外取締役であります。
2.監査等委員以外の取締役の任期は、2021年3月期に係る定時株主総会終結の時までであります。
3.監査等委員である取締役の任期は、2021年3月期に係る定時株主総会終結の時までであります。
4.代表取締役社長熊谷光治は、代表取締役会長熊谷俊範の長男であります。
5.取締役熊谷勇人は、代表取締役会長熊谷俊範の次男であります。
② 社外役員の状況
当社の社外取締役は2名で、いずれも監査等委員であります。
社外取締役若海和明氏は当社の株主であり、所有株式数は「①役員一覧」に記載の通りでありますが、当社と
同氏との間には特別の利害関係はありません。同氏は税理士の資格を有し、財務及び会計に関する高い専門性を
有しております。
社外取締役藤原力氏は弁護士であり、同氏の独立性に影響を及ぼすような特別の利害関係はありません。な
お、同氏に対して弁護士報酬を支払う取引が発生する可能性がありますが、その報酬額は、その都度、依頼案件
毎に当社と関係を有しない他の当事者と同様の条件により決定します。
なお、当社は監査等委員である社外取締役(若海和明氏および藤原力氏)の2名を、いずれも東京証券取引所
の定めに基づく独立役員として届け出ております。
当社は、社外取締役を選任するに際して、独立性に関する特段の基準または方針は定めておりませんが、東京
証券取引所の「独立役員の独立性に関する判断基準」を参考に、専門的な知識や経験の有無、過去の経歴や当社
との関係を踏まえ、当社経営陣から独立した立場で社外役員としての職務を遂行するための十分な独立性が確保
できること、一般株主と利益相反の生じる恐れがないことを基本的な考え方として判断しております。
また、当社の社外取締役は、各々独立した税理士、弁護士であり、両氏が有する幅広い経験、知識等を活用
し、中立性・客観性を確保した職務の遂行が期待できることから、この2名の選任により、常勤の監査等委員1
名を含めた監査等委員会が適切に機能するものと考えております。
③ 社外取締役による監督又は監査と内部監査、監査等委員会監査及び会計監査との相互連携並びに内部統制部門
との関係
社外取締役2名を含む監査等委員会と内部監査部門は、相互の連携を図るために、定期的な情報交換を実施
し、監査方針、監査計画等について調整を行い、内部監査部門と連携して事業所往査等を実施して業務執行の適
法性や妥当性、内部統制の実効性のチェックを行っております。実施した監査の結果については、代表取締役に
報告するとともに、業務の改善や適切な運営に向けての助言や勧告を行っております。
また、監査等委員(常勤監査等委員である社内取締役1名を含む3名)は、取締役会などの重要会議に出席し
て意見を述べるほか、重要な決裁書類の閲覧等を通じて取締役の業務執行を監査監督しております。また、定期
的に監査等委員会を開催して情報共有と様々な意見交換を行うほか、会計監査人とも定期的に情報交換を行い、
会計監査の妥当性、および会計監査人の独立性を監視する機能を有します。
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(3) 【監査の状況】
① 監査等委員会監査の状況
(組織・人員)
監査等委員会は、社内取締役である常勤監査等委員1名と社外取締役である監査等委員2名の計3名で構成さ
れています。社外取締役である監査等委員2名のうち1名は、税理士の資格を有し、財務及び会計に関する高い
専門性を有しております。
(監査等委員会の活動状況)
a. 監査等委員会の開催頻度及び監査等委員の出席状況
当事業年度において、当社は監査等委員会を月1回開催しており、個々の監査等委員の出席状況については次
のとおりです。
氏名 開催回数 出席回数
久富 正明 12 12
若海 和明 12 12
藤原 力 12 12
b. 監査等委員会における主な検討事項
当事業年度において、年度監査計画書を策定し、監査等委員会規程及び監査等委員会監査等基準に則り、監査
を実施しました。主な検討事項は次のとおりです。
ⅰ)取締役の職務執行の監査
ⅱ)内部統制システムの運用状況の監査
ⅲ)企業集団における監査
ⅳ)法定開示情報等に関する監査
ⅴ)競業取引及び利益相反取引等の監査
ⅵ)事業報告等の監査
ⅶ)会計監査人の監査の実施状況及び職務の執行状況の監査
c. 常勤監査等委員の活動
当事業年度において、常勤監査等委員はその特性を生かし、次のような活動を行いました。
ⅰ)取締役会その他重要な会議への出席、及び必要に応じた意見表明
ⅱ)取締役からの事業報告受領、及び内容の聴取
ⅲ)重要な決裁書類、契約書等の閲覧
ⅳ)内部統制部門からの内部統制システムの整備状況及び事業所・関係会社監査結果の報告聴取
ⅴ)会計監査人の監査計画の聴取、及び監査への同行・立会い
ⅵ)内部監査室による事業所監査への同行、及びコンプライアンス経営とリスクマネジメントの周知徹底
② 内部監査の状況
内部監査につきましては、監査対象業務及びその担当部門から独立した内部監査室1名が規程の遵守状況や業
務執行の適正性を監査し、その監査結果の詳細が代表取締役に報告されております。こうした内部監査の機能を
十分に発揮しつつ、問題点がある場合はきめ細かな指導によって改善状況をフォローし、内部統制の維持強化を
図ることとしております。
③ 会計監査の状況
a. 監査法人の名称
有限責任監査法人トーマツ
b. 継続監査期間
1992年以降。
c. 業務を執行した公認会計士
小野 英樹
渡辺 雅子
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d. 監査業務に係る補助者の構成
当社の会計監査業務に係る補助者は、公認会計士7名、会計士試験合格者4名、その他5名であります。
e. 監査法人の選定方針と理由
当社が監査法人を選定するに当たり、以下を考慮しております。
会計監査人が会社法第340条第1項各号のいずれにも該当しないこと。
会計監査人の品質管理体制、独立性、専門性及び職務執行状況を総合的に勘案し、問題がないこと。
f. 監査等委員会による監査法人の評価
当社の監査等委員会は、監査法人に対して評価を行っており、同法人について、会計監査人の適格性及び独立
性を損なう事由等の発生はなく、適正な監査が行われていると評価しております。
④ 監査報酬の内容等
a.監査公認会計士等に対する報酬
前連結会計年度 当連結会計年度
区分
監査証明業務に 非監査業務に 監査証明業務に 非監査業務に
基づく報酬(千円) 基づく報酬(千円) 基づく報酬(千円) 基づく報酬(千円)
提出会社 45,600 - 45,600 -
連結子会社 - - - -
計 45,600 - 45,600 -
b. 監査公認会計士等と同一のネットワーク(デロイトグループ)に対する報酬(a.を除く)
前連結会計年度 当連結会計年度
区 分
監査証明業務に 非監査業務に 監査証明業務に 非監査業務に
基づく報酬(千円) 基づく報酬(千円) 基づく報酬(千円) 基づく報酬(千円)
提出会社 - 3,600 - 3,600
連結子会社 2,702 - 2,518 467
計 2,702 3,600 2,518 4,067
当社における非監査業務の内容は、税務関連業務であります。
また、連結子会社における非監査業務の内容は、法人税申告業務であります。
c. その他の重要な監査証明業務に基づく報酬の内容
該当事項はありません。
d. 監査報酬の決定方針
当社は監査公認会計士等に対する監査報酬の決定方針を特に定めてはおりませんが、作業負荷、作業時間及び
人員を勘案し、監査法人と相互協議の上、監査等委員会の同意を得た上で決定しております。
e. 監査等委員会が会計監査人の報酬等に同意した理由
当社監査等委員会は、会計監査人に対する報酬等に対して、取締役会、社内関係部署及び会計監査人からの必
要な資料の入手や報告の聴取を通じて、会計監査人の監査計画の内容、従前の事業年度における職務執行状況や
報酬見積りと算出根拠等を検討した結果、適切であると判断したため、会社法第399条第1項の同意を行っており
ます。
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(4) 【役員の報酬等】
① 役員の報酬等の額又はその算定方法の決定に関する方針に係る事項
取締役の報酬については、基本報酬と役員賞与で構成されております。基本報酬(固定額)は、株主総会で
承認された報酬総額の範囲内において、各取締役の役位・職責・在任期間等に応じて決定しております。ま
た、役員賞与は、各事業年度の業績等の経営成績に基づいて賞与の総額を毎年株主総会に上程し、可決承認さ
れた金額の範囲内で各取締役の業績に対する貢献度に応じて配分を決定しており、その意味で業績連動報酬と
しての性格を持たせております。
なお、業務執行から独立した立場にある社外取締役については、業績連動の報酬は相応しくないため、基本
報酬のみとしております。
また、当社の役員報酬等に関する株主総会の決議年月日は、2015年6月26日(第66回定時株主総会)であ
り、決議の内容は、「取締役(監査等委員である取締役を除く。)の報酬限度額は年額300,000千円以内、監査
等委員である取締役の報酬限度額は年額30,000千円以内」と決議されております。
当社の取締役の報酬等の額又はその算定方法の決定については、基本報酬・役員賞与ともに、代表取締役が
取締役会からの委任を受けて、各役員の役割と責務に相応しい水準となるよう、担当部門の業績貢献度等を総
合的に評価・勘案した上で決定しております。なお、監査等委員である取締役の各報酬額は、監査等委員の協
議により決定しております。
② 役員区分ごとの報酬等の総額、報酬等の種類別の総額及び対象となる役員の員数
報酬等の種類別の総額(千円)
対象となる
報酬等の総額
役員区分 役員の員数
(千円)
固定
業績連動
(名)
退職慰労金
報酬(賞与)
報酬
取締役(監査等委員を除く)
217,755 180,005 37,750 - 11
(社外取締役を除く)
取締役(監査等委員)
9,100 7,800 1,300 - 1
(社外取締役を除く)
社外役員 7,200 7,200 - - 2
③ 役員ごとの連結報酬等の総額等
連結報酬等の総額が1億円以上である者が存在しないため、記載しておりません。
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(5) 【株式の保有状況】
① 投資株式の区分の基準及び考え方
当社は、投資株式について、専ら株式の価値の変動または配当の受領によって利益を得ることを目的として保
有する株式を純投資目的である投資株式、それ以外の株式を純投資目的以外の目的である投資株式(政策保有株
式)に区分しております。
② 保有目的が純投資目的以外の目的である投資株式
a.保有方針及び保有の合理性を検証する方法並びに個別銘柄の保有の適否に関する取締役会等における検証の
内容
当社は、会社の持続的な成長に繋がる経営戦略の一環として、取引先との良好な取引関係を長期的・安定的
に維持強化する必要があると判断する企業の株式を保有しております。
かかる株式保有の是非を判断する際は、営業目的に資するか否かの観点から、当該企業の信用状況・財務内
容を踏まえて取引上のメリット等を総合的に検討した上で、取得すべきか否かを判断しております。
また、その継続保有につきましては、必要に応じて、個別銘柄毎にリターンやリスク等を踏まえた経済合理
性や、将来見込まれる中長期的な取引メリット等に基づいて、継続保有の適否を検討し、合理性がないと判断
したものについては、順次売却する方針としております。
b.銘柄数及び貸借対照表計上額
貸借対照表計上額の
銘柄数
(銘柄)
合計額(千円)
非上場株式 24 129,146
非上場株式以外の株式 23 1,110,089
(当事業年度において株式数が増加した銘柄)
銘柄数 株式数の増加に係る取得
株式数の増加の理由
(銘柄) 価額の合計額(千円)
非上場株式 - - ―
取引先持株会を通じた積立方式の株式
非上場株式以外の株式 6 10,630
取得
(当事業年度において株式数が減少した銘柄)
銘柄数 株式数の減少に係る売却
(銘柄) 価額の合計額(千円)
非上場株式 - -
非上場株式以外の株式 - -
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c.特定投資株式及びみなし保有株式の銘柄ごとの株式数、貸借対照表計上額等に関する情報
特定投資株式
当事業年度 前事業年度
当社の株
保有目的、定量的な保有効果
株式数(株) 株式数(株)
銘柄 式の保有
及び株式数が増加した理由
貸借対照表計上額 貸借対照表計上額
の有無
(千円) (千円)
(保有目的)取引関係の強化
233,613 114,249
(定量的な保有効果)(注)3
㈱乃村工藝社 無
(株式数が増加した理由)取引先持株会を
191,813 356,709
通じた積立方式の株式取得
20,000 20,000
(保有目的)取引関係の強化
ホシザキ㈱ 無
(定量的な保有効果)(注)3
162,200 137,200
(保有目的)取引関係の強化
67,329 67,186
(定量的な保有効果)(注)3
㈱共立メンテナンス 有
(株式数が増加した理由)取引先持株会を
160,565 368,908
通じた積立方式の株式取得
70,640 88,300
(保有目的)取引関係の強化
㈱ゼンショーホール
無
ディングス (定量的な保有効果)(注)3
145,589 172,714
156,000 156,000
(保有目的)取引関係の強化
㈱丹青社 有
(定量的な保有効果)(注)3
113,568 204,048
80,000 80,000
(保有目的)取引関係の強化
ワタミ㈱ 無
(定量的な保有効果)(注)3
74,560 128,960
114,000 114,000
(保有目的)取引関係の強化
㈱テーオーシー 有
(定量的な保有効果)(注)3
66,918 87,210
30,000 30,000
(保有目的)取引関係の強化
㈱大戸屋ホールディ
無
ングス
(定量的な保有効果)(注)3
57,000 67,290
13,200 13,200
(保有目的)取引関係の強化
日本KFCホール
無
ディングス㈱
(定量的な保有効果)(注)3
30,492 26,254
24,480 24,480
(保有目的)取引関係の強化
リゾートトラスト㈱ 無
(定量的な保有効果)(注)3
25,850 36,720
10,385 10,385
(保有目的)取引関係の強化
サッポロホールディ
無
ングス㈱
(定量的な保有効果)(注)3
20,593 25,100
㈱三井住友フィナン
4,424 4,424
(保有目的)取引関係の強化
無
シャルグループ
(定量的な保有効果)(注)3
(注)4
11,604 17,147
(注)1
(保有目的)取引関係の強化
5,844 5,505
(定量的な保有効果)(注)3
京浜急行電鉄㈱
無
(注)1 (株式数が増加した理由)取引先持株会を
10,619 10,339
通じた積立方式の株式取得
3,234 3,234
㈱ハチバン (保有目的)取引関係の強化
無
(注)1 (定量的な保有効果)(注)3
9,485 10,429
㈱みずほフィナン
68,310 68,310
(保有目的)取引関係の強化
無
シャルグループ
(定量的な保有効果)(注)3
(注)4
(注)1 8,443 11,701
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当事業年度 前事業年度
当社の株
株式数(株) 株式数(株)
保有目的、定量的な保有効果
式の保有
銘柄
及び株式数が増加した理由
貸借対照表計上額 貸借対照表計上額
の有無
(千円)
(千円)
5,000 5,000
(保有目的)取引関係の強化
㈱ダイナックホール
無
ディングス(注)1
(定量的な保有効果)(注)3
6,130 7,940
(保有目的)取引関係の強化
2,617 2,443
(定量的な保有効果)(注)3
㈱吉野家ホールディ
無
ングス (注)1
(株式数が増加した理由)取引先持株会を
5,477 4,399
通じた積立方式の株式取得
(保有目的)取引関係の強化
17,467 14,977
(定量的な保有効果)(注)3
㈱井筒屋 (注)1 無
(株式数が増加した理由)取引先持株会を
2,690 3,894
通じた積立方式の株式取得
1,320 1,320
(保有目的)取引関係の強化
ロイヤルホールディ
無
ングス㈱ (注)1
(定量的な保有効果)(注)3
2,321 3,653
1,100 1,100
(保有目的)取引関係の強化
㈱Misumi (注)1 無
(定量的な保有効果)(注)3
1,871 2,200
1,171 1,171
(保有目的)取引関係の強化
㈱東天紅 (注)1 無
(定量的な保有効果)(注)3
967 1,453
(保有目的)取引関係の強化
560 -
(定量的な保有効果)(注)3
常磐興産㈱ (注)1
無
(株式数が増加した理由)取引先持株会を
872 -
通じた積立方式の株式取得
600 600
(保有目的)取引関係の強化
㈱光ハイツ・ヴェラ
無
ス (注)1
(定量的な保有効果)(注)3
456 490
(注) 1.これら銘柄につきましては、貸借対照表計上額が資本金額の100分の1以下でありますが、該当銘柄が60銘
柄に満たないため、全保有銘柄について記載しております。
2.数値欄の「-」は、当該銘柄を保有していないことを示しております。
3.当社は、特定投資株式における定量的な保有効果の記載が困難であるため、保有の合理性を検証する方法に
ついて記載いたします。当社は、政策保有株式について、必要に応じて、個別の銘柄毎にリターンやリスク
等を踏まえた経済合理性や、将来見込まれる中長期的な取引メリット等に基づいて、継続保有の意義を検証
しております。
4.保有先企業は当社の株式を保有していませんが、同社子会社が当社の株式を保有しております。
みなし保有株式
該当事項はありません。
③ 保有目的が純投資目的である投資株式
該当事項はありません。
④ 当事業年度中に投資株式の保有目的を純投資目的から純投資目的以外の目的に変更したもの
該当事項はありません。
⑤ 当事業年度中に投資株式の保有目的を純投資目的以外の目的から純投資目的に変更したもの
該当事項はありません。
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第5 【経理の状況】
1 連結財務諸表及び財務諸表の作成方法について
(1) 当社の連結財務諸表は、「連結財務諸表の用語、様式及び作成方法に関する規則」(昭和51年大蔵省令第28号)に
基づいて作成しております。
(2) 当社の財務諸表は、「財務諸表等の用語、様式及び作成方法に関する規則」(昭和38年大蔵省令第59号)に基づい
て作成しております。
2 監査証明について
当社は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づき、連結会計年度(2019年4月1日から2020年3月31日ま
で)の連結財務諸表及び事業年度(2019年4月1日から2020年3月31日まで)の財務諸表について、有限責任監査法人
トーマツにより監査を受けております。
3 連結財務諸表等の適正性を確保するための特段の取組みについて
当社は、連結財務諸表等の適正性を確保するための特段の取組みを行っております。具体的には、会計基準等の内
容を適切に把握し、又は会計基準等の変更等について的確に対応することができる体制を整備するため、公益財団法
人財務会計基準機構へ加入しており、同機構等の行う研修に参加しております。
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1 【連結財務諸表等】
(1) 【連結財務諸表】
①【連結貸借対照表】
(単位:千円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(2019年3月31日) (2020年3月31日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 9,871,129 9,118,018
※4 7,890,705
受取手形及び売掛金 8,753,884
有価証券 - 10,000
商品及び製品 3,285,131 3,411,362
仕掛品 115,336 115,788
原材料及び貯蔵品 1,125,201 1,134,365
その他 513,499 510,303
△ 212 △ 6,281
貸倒引当金
流動資産合計 22,800,792 23,047,441
固定資産
有形固定資産
※1 5,417,716 ※1 5,570,660
建物及び構築物
△ 2,474,901 △ 2,742,707
減価償却累計額
建物及び構築物(純額) 2,942,815 2,827,953
※1 4,338,776 ※1 4,419,059
機械装置及び運搬具
△ 3,211,273 △ 3,335,983
減価償却累計額
機械装置及び運搬具(純額) 1,127,503 1,083,076
※1 、 ※3 4,071,078 ※1 、 ※3 4,082,160
土地
建設仮勘定 515,665 942,406
その他 1,819,443 1,872,510
△ 1,563,043 △ 1,624,382
減価償却累計額
その他(純額) 256,400 248,127
有形固定資産合計 8,913,463 9,183,724
無形固定資産
230,732 268,209
投資その他の資産
※1 、 ※2 1,958,753 ※1 、 ※2 1,354,003
投資有価証券
繰延税金資産 56,490 222,579
会員権 182,832 186,807
※1 1,613,168 ※1 1,731,189
その他
△ 112,132 △ 116,900
貸倒引当金
投資その他の資産合計 3,699,112 3,377,678
固定資産合計 12,843,308 12,829,613
資産合計 35,644,100 35,877,054
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有価証券報告書
(単位:千円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(2019年3月31日) (2020年3月31日)
負債の部
流動負債
※4 9,269,751
支払手形及び買掛金 9,653,706
※1 39,492
短期借入金 -
※1 566,682 ※1 396,688
1年内返済予定の長期借入金
未払法人税等 221,906 421,953
賞与引当金 530,951 556,776
役員賞与引当金 45,654 40,645
製品保証引当金 76,900 68,700
受注損失引当金 - 36,000
※4 2,079,445
1,927,224
その他
流動負債合計 12,791,291 13,141,187
固定負債
社債 1,000,000 1,000,000
※1 2,145,240 ※1 1,765,888
長期借入金
繰延税金負債 63,983 296
再評価に係る繰延税金負債 809,631 809,631
退職給付に係る負債 97,619 152,953
479,887 422,177
その他
固定負債合計 4,596,362 4,150,946
負債合計 17,387,654 17,292,133
純資産の部
株主資本
資本金 1,471,150 1,471,150
資本剰余金 1,148,365 1,148,365
利益剰余金 13,277,125 14,124,374
△ 441,951 △ 441,951
自己株式
株主資本合計 15,454,689 16,301,938
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 931,194 503,457
土地再評価差額金 1,727,010 1,727,010
143,552 52,513
為替換算調整勘定
その他の包括利益累計額合計 2,801,756 2,282,981
純資産合計 18,256,446 18,584,920
負債純資産合計 35,644,100 35,877,054
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② 【連結損益計算書及び連結包括利益計算書】
【連結損益計算書】
(単位:千円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2019年3月31日) 至 2020年3月31日)
売上高 36,899,822 37,812,733
24,839,775 25,607,717
売上原価
売上総利益 12,060,047 12,205,015
販売費及び一般管理費
運賃及び荷造費 805,066 833,075
広告宣伝費 302,884 260,061
役員報酬 268,842 244,139
給料及び手当 4,277,220 4,334,294
減価償却費 311,412 310,403
貸倒引当金繰入額 12,726 15,190
賞与引当金繰入額 452,493 480,101
役員賞与引当金繰入額 51,955 43,443
退職給付費用 235,801 259,507
法定福利費 807,941 810,879
賃借料 425,159 421,019
※1 116,928 ※1 449,478
研究開発費
1,944,388 1,977,667
その他
販売費及び一般管理費合計 10,012,821 10,439,264
営業利益 2,047,225 1,765,751
営業外収益
受取利息 19,185 23,318
受取配当金 26,898 28,798
為替差益 27,739 -
受取手数料 42,865 46,726
受取賃貸料 48,764 42,315
受取保険金 1,170 1,086
21,061 34,084
その他
営業外収益合計 187,684 176,330
営業外費用
支払利息 33,637 28,191
為替差損 - 19,389
貸倒引当金繰入額 3,590 46,588
その他 17,501 18,575
営業外費用合計 54,728 112,743
経常利益 2,180,181 1,829,339
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(単位:千円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2019年3月31日) 至 2020年3月31日)
特別利益
※2 3,036 ※2 12,096
固定資産売却益
44,509 112
投資有価証券売却益
特別利益合計 47,545 12,209
特別損失
※3 49,224 ※3 1,809
固定資産除却損
※4 203
固定資産売却損 -
投資有価証券売却損 535 1,769
投資有価証券評価損 26,372 7,796
- 31,829
抱合せ株式消滅差損
特別損失合計 76,132 43,408
税金等調整前当期純利益 2,151,594 1,798,139
法人税、住民税及び事業税
654,715 754,235
824 △ 65,471
法人税等調整額
法人税等合計 655,539 688,764
当期純利益 1,496,055 1,109,375
親会社株主に帰属する当期純利益 1,496,055 1,109,375
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【連結包括利益計算書】
(単位:千円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2019年3月31日) 至 2020年3月31日)
当期純利益 1,496,055 1,109,375
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 12,718 △ 427,736
△ 5,784 △ 91,038
為替換算調整勘定
※ 6,934 ※ △ 518,775
その他の包括利益合計
包括利益 1,502,989 590,600
(内訳)
親会社株主に係る包括利益 1,502,989 590,600
非支配株主に係る包括利益 - -
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③【連結株主資本等変動計算書】
前連結会計年度(自 2018年4月1日 至 2019年3月31日)
(単位:千円)
株主資本
資本金 資本剰余金 利益剰余金 自己株式 株主資本合計
当期首残高 1,471,150 1,148,365 12,043,198 △ 441,821 14,220,893
当期変動額
剰余金の配当 △ 262,128 △ 262,128
親会社株主に帰属す
1,496,055 1,496,055
る当期純利益
自己株式の取得 △ 130 △ 130
株主資本以外の項目
の当期変動額(純
額)
当期変動額合計 - - 1,233,926 △ 130 1,233,796
当期末残高 1,471,150 1,148,365 13,277,125 △ 441,951 15,454,689
その他の包括利益累計額
純資産合計
その他有価証券 その他の包括利益
土地再評価差額金 為替換算調整勘定
評価差額金 累計額合計
当期首残高 918,475 1,727,010 149,336 2,794,822 17,015,715
当期変動額
剰余金の配当 △ 262,128
親会社株主に帰属す
1,496,055
る当期純利益
自己株式の取得 △ 130
株主資本以外の項目
の当期変動額(純 12,718 - △ 5,784 6,934 6,934
額)
当期変動額合計 12,718 - △ 5,784 6,934 1,240,730
当期末残高 931,194 1,727,010 143,552 2,801,756 18,256,446
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当連結会計年度(自 2019年4月1日 至 2020年3月31日)
(単位:千円)
株主資本
資本金 資本剰余金 利益剰余金 自己株式 株主資本合計
当期首残高 1,471,150 1,148,365 13,277,125 △ 441,951 15,454,689
当期変動額
剰余金の配当 △ 262,125 △ 262,125
親会社株主に帰属す
1,109,375 1,109,375
る当期純利益
自己株式の取得 -
株主資本以外の項目
の当期変動額(純
額)
当期変動額合計 - - 847,249 - 847,249
当期末残高 1,471,150 1,148,365 14,124,374 △ 441,951 16,301,938
その他の包括利益累計額
純資産合計
その他有価証券 その他の包括利益
土地再評価差額金 為替換算調整勘定
評価差額金 累計額合計
当期首残高 931,194 1,727,010 143,552 2,801,756 18,256,446
当期変動額
剰余金の配当 △ 262,125
親会社株主に帰属す
1,109,375
る当期純利益
自己株式の取得 -
株主資本以外の項目
の当期変動額(純 △ 427,736 - △ 91,038 △ 518,775 △ 518,775
額)
当期変動額合計 △ 427,736 - △ 91,038 △ 518,775 328,474
当期末残高 503,457 1,727,010 52,513 2,282,981 18,584,920
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④【連結キャッシュ・フロー計算書】
(単位:千円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2019年3月31日) 至 2020年3月31日)
営業活動によるキャッシュ・フロー
税金等調整前当期純利益 2,151,594 1,798,139
減価償却費 660,471 710,432
受取利息及び受取配当金 △ 46,083 △ 52,117
支払利息 33,637 28,191
固定資産除売却損益(△は益) 46,187 △ 10,083
投資有価証券評価損益(△は益) 26,372 7,796
売上債権の増減額(△は増加) 1,593,944 △ 1,092,274
たな卸資産の増減額(△は増加) △ 383,109 △ 149,300
仕入債務の増減額(△は減少) △ 843,845 448,992
16,288 72,164
その他
小計 3,255,457 1,761,940
利息及び配当金の受取額
40,571 44,863
利息の支払額 △ 32,785 △ 27,788
△ 918,089 △ 563,323
法人税等の支払額又は還付額(△は支払)
営業活動によるキャッシュ・フロー 2,345,153 1,215,692
投資活動によるキャッシュ・フロー
定期預金の預入による支出 △ 870,785 △ 685,661
定期預金の払戻による収入 857,370 698,942
有形固定資産の取得による支出 △ 846,453 △ 874,967
無形固定資産の取得による支出 △ 7,940 △ 71,208
投資有価証券の取得による支出 △ 6,956 △ 31,522
投資有価証券の売却による収入 62,285 25,892
非連結子会社に対する貸付けの回収による収入 20,490 7,901
非連結子会社に対する貸付けによる支出 △ 7,000 △ 80,000
貸付金の回収による収入 862 877
関係会社株式の取得による支出 △ 500 -
△ 36,943 △ 115,905
その他
投資活動によるキャッシュ・フロー △ 835,570 △ 1,125,651
財務活動によるキャッシュ・フロー
短期借入金の純増減額(△は減少) - 9,986
長期借入れによる収入 20,000 -
長期借入金の返済による支出 △ 692,824 △ 568,680
自己株式の取得による支出 △ 130 -
配当金の支払額 △ 262,128 △ 262,125
財務活動によるキャッシュ・フロー △ 935,082 △ 820,819
現金及び現金同等物に係る換算差額 △ 8,814 △ 28,783
現金及び現金同等物の増減額(△は減少) 565,685 △ 759,562
現金及び現金同等物の期首残高 8,912,140 9,482,694
非連結子会社との合併に伴う現金及び現金同等物の
4,867 24,981
増加額
※ 9,482,694 ※ 8,748,113
現金及び現金同等物の期末残高
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【注記事項】
(連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)
1.連結の範囲に関する事項
(1) 連結子会社の数は 11 社であります。なお、主要な連結子会社の名称は次のとおりであります。
株式会社フジマックネオ
(2) 非連結子会社の数は5社であります。なお、主要な非連結子会社の名称は次のとおりであります。
福喜瑪克香港有限公司
非連結子会社5社の合計の総資産、売上高、当期純損益(持分に見合う額)及び利益剰余金(持分に見合う額)等は、
いずれも少額であり、連結財務諸表に及ぼす影響が軽微であるため、連結の範囲から除いております。
2.持分法の適用に関する事項
(1) 持分法適用の非連結子会社はありません。
(2) 持分法を適用しない非連結子会社の数は5社であります。なお、主要な持分法を適用しない非連結子会社の名称は
次のとおりであります。
福喜瑪克香港有限公司
持分法を適用しない非連結子会社は、それぞれ当期純損益(持分に見合う額)及び利益剰余金(持分に見合う
額)等から見て、持分法の対象から除いても連結財務諸表に及ぼす影響が軽微であり、かつ、全体としても重要性
がないため、持分法の適用から除いております。
3.連結子会社の事業年度等に関する事項
連結子会社の事業年度の末日が、連結決算日と異なる会社は9社あります。
連結財務諸表の作成にあたって、これらの会社については、連結決算日現在で実施した仮決算に基づく財務諸表を
使用しており、その他の連結子会社の事業年度の末日は、連結決算日と一致しております。
なお、連結子会社の事業年度の末日が、連結決算日と異なる主要な会社は次のとおりであります。
会社名 決算日
株式会社フジマックネオ 12月31日
株式会社エピック 12月31日
株式会社トライアンス 12月31日
4.会計方針に関する事項
(1) 重要な資産の評価基準及び評価方法
① 有価証券
・その他有価証券
時価のあるもの 期末日の市場価格等に基づく時価法
(評価差額は全部純資産直入法により処理し、売却原価は移動平均
法により算定)
時価のないもの 移動平均法による原価法
② たな卸資産
・商品・製品(規格品)・原材料 主として月次総平均法による原価法(貸借対照表価額は収益性の低
下に基づく簿価切下げの方法により算定)を採用しております。
・製品(特注品)・仕掛品 個別法による原価法(貸借対照表価額は収益性の低下に基づく簿価
切下げの方法により算定)を採用しております。
・貯蔵品 最終仕入原価法による原価法(貸借対照表価額は収益性の低下に基
づく簿価切下げの方法により算定)を採用しております。
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(2) 重要な減価償却資産の減価償却の方法
・有形固定資産(リース資産を除く) 当社及び国内連結子会社は定率法を採用しております。
ただし、1998年4月1日以降に取得した建物(建物附属設備を除
く)並びに2016年4月1日以降に取得した建物附属設備及び構築物
については定額法を採用しております。また、在外連結子会社は定
額法を採用しております。
なお、主な耐用年数は次のとおりであります。
建物及び構築物 3~60年
機械装置及び運搬具 2~12年
その他 2~20年
・無形固定資産(リース資産を除く) 定額法を採用しております。
なお、主な償却年数は次のとおりであります。
ソフトウエア
5年(社内における利用可能期間)
(自社利用分)
(3) 重要な引当金の計上基準
① 貸倒引当金
債権の貸倒れによる損失に備えるため、一般債権については貸倒実績率により、貸倒懸念債権等特定の債権に
ついては個別債権の回収可能性を考慮して回収不能見込額を計上しております。
② 賞与引当金
従業員の賞与の支給に備えるため、賞与支給見込額のうち当連結会計年度の負担額を計上しております。
③ 役員賞与引当金
役員の賞与の支給に備えるため、役員賞与支給見込額のうち当連結会計年度の負担額を計上しております。
④ 製品保証引当金
製品の無償補修費用の支出に備えるため、売上高を基準として過去の実績率により算出した額を計上しており
ます。
⑤ 受注損失引当金
受注案件に係る将来の損失に備えるため、当連結会計年度末における受注案件に係る損失見込額を計上してお
ります。
(4) 退職給付に係る会計処理の方法
退職給付に係る負債及び退職給付費用の計算に、当社は内規に基づく当連結会計年度末要支給額を退職給付債務
とする方法を用いた簡便法を適用し、一部の連結子会社は退職給付に係る期末自己都合要支給額を退職給付債務と
する方法を用いた簡便法を適用しております。
(5) 重要な収益及び費用の計上基準
・売上高の計上基準
搬入据付を伴う売上 顧客検収基準
その他 出荷基準
(6) 重要な外貨建の資産又は負債の本邦通貨への換算基準
外貨建金銭債権債務は、連結決算日の直物為替相場により円貨に換算し、換算差額は損益として処理しておりま
す。
なお、在外子会社等の資産及び負債並びに収益及び費用は、連結決算日の直物為替相場により円貨に換算し、換
算差額は純資産の部における為替換算調整勘定に含めております。
(7) 連結キャッシュ・フロー計算書における資金の範囲
連結キャッシュ・フロー計算書における資金(現金及び現金同等物)は、手許現金、随時引き出し可能な預金及び
容易に換金可能であり、かつ、価値の変動について僅少なリスクしか負わない取得日から3か月以内に償還期限の
到来する短期投資としております。
(8) 消費税等の会計処理
税抜方式によっております。
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(9) 連結納税制度からグループ通算制度への移行に係る税効果会計の適用
当社及び一部の国内連結子会社は、「所得税法等の一部を改正する法律」(令和2年法律第8号)において創設
されたグループ通算制度への移行及びグループ通算制度への移行にあわせて単体納税制度の見直しが行われた項目
については、「連結納税制度からグループ通算制度への移行に係る税効果会計の適用に関する取扱い」(実務対応
報告第39号 2020年3月31日)第3項の取扱いにより、「税効果会計に係る会計基準の適用指針」(企業会計基準
適用指針第28号 2018年2月16日)第44項の定めを適用せず、繰延税金資産及び繰延税金負債の額について、改正
前の税法の規定に基づいております。
(未適用の会計基準等)
・「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日)
・「収益認識に関する会計基準の適用指針」(企業会計基準適用指針第30号 2020年3月31日)
(1) 概要
収益認識に関する包括的な会計基準であります。収益は、次の5つのステップを適用し認識されます。
ステップ1:顧客との契約を識別する。
ステップ2:契約における履行義務を識別する。
ステップ3:取引価格を算定する。
ステップ4:契約における履行義務に取引価格を配分する。
ステップ5:履行義務を充足した時に又は充足するにつれて収益を認識する。
(2) 適用予定日
2022年3月期の期首より適用予定であります。
(3) 当該会計基準等の適用による影響
影響額は、当連結財務諸表の作成時において評価中であります。
・「会計上の見積りの開示に関する会計基準」(企業会計基準第31号 2020年3月31日)
(1) 概要
当年度の財務諸表に計上した金額が会計上の見積りによるもののうち、翌年度の財務諸表に重要な影響を及ぼ
すリスクがある項目における会計上の見積りの内容について、財務諸表利用者の理解に資する情報を開示するこ
とを目的とするものです。
(2) 適用予定日
2021年3月期の年度末より適用予定であります。
(表示方法の変更)
(連結損益計算書関係)
前連結会計年度において、「営業外費用」の「その他」に含めていた「貸倒引当金繰入額」は、営業外費用の総額
の100分の10を超えたため、当連結会計年度より独立掲記することとしております。この表示方法の変更を反映させる
ため、前連結会計年度の連結財務諸表の組替えを行っております。
この結果、前連結会計年度の連結損益計算書において、「営業外費用」の「その他」に表示していた21,091千円
は、「貸倒引当金繰入額」3,590千円、「その他」17,501千円として組み替えております。
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(追加情報)
(新型コロナウイルス感染症拡大に伴う会計上の見積りについて)
当社グループは、新型コロナウイルス感染症の影響が少なくとも2021年3月期の一定期間にわたり続くとの仮定
の下、期末時点で入手可能な情報を基に会計上の見積りを行っております。
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(連結貸借対照表関係)
※1 担保に供している資産及びこれに対する債務は次のとおりであります。
イ)工場財団設定のうえ担保に供しているもの。
前連結会計年度 当連結会計年度
( 2019年3月31日 ) ( 2020年3月31日 )
建物及び構築物 1,387,252 千円 1,308,850 千円
機械装置及び運搬具 550,171 571,418
土地 1,666,381 1,677,463
計 3,603,805 3,557,732
ロ)その他担保に供しているもの。
前連結会計年度 当連結会計年度
( 2019年3月31日 ) ( 2020年3月31日 )
建物及び構築物 20,983 千円 20,104 千円
土地 927,804 927,804
計 948,787 947,908
上記物件に対する債務は次のとおりであります。
前連結会計年度 当連結会計年度
( 2019年3月31日 ) ( 2020年3月31日 )
短期借入金 - 千円 30,000 千円
1年内返済予定の長期借入金 264,140 255,852
長期借入金 1,010,360 771,844
計 1,274,500 1,057,696
上記のほか、PFI事業会社に対する以下の資産を当該会社の借入金の担保に供しております。
前連結会計年度 当連結会計年度
( 2019年3月31日 ) ( 2020年3月31日 )
投資有価証券 4,500 千円 4,500 千円
その他(長期貸付金) 8,579 7,701
計 13,079 12,201
※2 非連結子会社に対するものは、次のとおりであります。
前連結会計年度 当連結会計年度
( 2019年3月31日 ) ( 2020年3月31日 )
投資有価証券(株式) 56,893 千円 56,393 千円
㯿ጀ 土地の再評価に関する法律(平成10年3月31日公布 法律第34号)に基づき、事業用の土地の再評価を行い、再
評価差額については、当該評価差額に係る税金相当額を「再評価に係る繰延税金負債」として負債の部に計上
し、これを控除した額を「土地再評価差額金」として純資産の部に計上しております。
再評価の方法については、土地の再評価に関する法律施行令第2条第3号によるところの土地課税台帳に登録
されている価格に合理的な調整を行う方法を採用しております。
再評価を行った年月日 2002年3月31日
前連結会計年度 当連結会計年度
( 2019年3月31日 ) ( 2020年3月31日 )
再評価を行った土地の期末におけ
る時価と再評価後の帳簿価額の差 △782,563 千円 △781,050 千円
額
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㯿᐀ 期末日満期手形及び債務のファクタリング会計処理については、満期日に決済が行われたものとして処理して
おります。
なお、前連結会計年度末日が金融機関の休日であったため、次の期末日満期手形及び債務のファクタリング
を 満期日に決済が行われたものとして処理しております
前連結会計年度 当連結会計年度
( 2019年3月31日 ) ( 2020年3月31日 )
受取手形 194,675 千円 - 千円
支払手形及び買掛金 726,943 -
その他(設備関係支払手形) 2,112 -
5. 受取手形割引高は、次のとおりであります。
前連結会計年度 当連結会計年度
( 2019年3月31日 ) ( 2020年3月31日 )
受取手形割引高 - 千円 261 千円
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(連結損益計算書関係)
※1 一般管理費に含まれる研究開発費
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2019年3月31日 ) 至 2020年3月31日 )
116,928 千円 449,478 千円
なお、当期製造費用に含まれる研究開発費はありません。
※2 固定資産売却益の内訳は次のとおりであります。
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2019年3月31日 ) 至 2020年3月31日 )
機械装置及び運搬具 2,124 千円 12,092 千円
その他(工具、器具及び備品) 912 3
計 3,036 12,096
※3 固定資産除却損の内訳は次のとおりであります。
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2019年3月31日 ) 至 2020年3月31日 )
建物及び構築物 48,525 千円 - 千円
機械装置及び運搬具 568 1,155
その他(工具、器具及び備品) 130 653
計 49,224 1,809
※4 固定資産売却損の内訳は次のとおりであります。
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2019年3月31日 ) 至 2020年3月31日 )
機械装置及び運搬具 - 千円 203 千円
計 - 203
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(連結包括利益計算書関係)
※ その他の包括利益に係る組替調整額及び税効果額
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2019年3月31日 ) 至 2020年3月31日 )
その他有価証券評価差額金
当期発生額
60,683 千円 △585,600 千円
組替調整額 △50,618 △6,482
税効果調整前
10,065 △592,082
税効果額 △2,653 △164,345
その他有価証券評価差額金 12,718 △427,736
為替換算調整勘定
当期発生額 △5,784 △91,038
その他の包括利益合計 6,934 △518,775
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(連結株主資本等変動計算書関係)
前連結会計年度(自 2018年4月1日 至 2019年3月31日 )
1.発行済株式の種類及び総数並びに自己株式の種類及び株式数に関する事項
株式の種類 当連結会計年度期首 増加 減少 当連結会計年度末
発行済株式
普通株式(千株) 7,136 7,136 - 14,272
合計 7,136 7,136 - 14,272
自己株式
普通株式(千株) 582 582 - 1,165
合計 582 582 - 1,165
(変動事由の概要)
1. 当社は、2018年10月1日付けで普通株式1株につき2株の株式分割を行っております。
2. 普通株式の発行済株式の増加数の主な内訳は、次のとおりであります。
株式分割による増加 7,136千株
3.普通株式の自己株式の増加数の主な内訳は、次のとおりであります。
会社法第155条第7号による単元未満株式の買取請求による取得 0千株
株式分割による増加 582千株
2.配当に関する事項
(1) 配当金支払額
配当金の総額
1株当たり配当額
(決議) 株式の種類 基準日 効力発生日
(円)
(千円)
2018年6月28日
普通株式 262,128 40 2018年3月31日 2018年6月29日
定時株主総会
(注) 2018年10月1日付けで普通株式1株につき2株の割合で株式分割を行っております。1株当たり配当額につき
ましては、当該株式分割前の金額を記載しております。
(2) 基準日が当連結会計年度に属する配当のうち、配当の効力発生日が翌連結会計年度となるもの
配当金の総額 1株当たり
(決議) 株式の種類 配当の原資 基準日 効力発生日
(千円) 配当額(円)
2019年6月27日
普通株式 262,125 利益剰余金 20 2019年3月31日 2019年6月28日
定時株主総会
当連結会計年度(自 2019年4月1日 至 2020年3月31日 )
1.発行済株式の種類及び総数並びに自己株式の種類及び株式数に関する事項
株式の種類 当連結会計年度期首 増加 減少 当連結会計年度末
発行済株式
普通株式(千株) 14,272 - - 14,272
合計 14,272 - - 14,272
自己株式
普通株式(千株) 1,165 - - 1,165
合計 1,165 - - 1,165
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2.配当に関する事項
(1) 配当金支払額
配当金の総額 1株当たり配当額
(決議) 株式の種類 基準日 効力発生日
(円)
(千円)
2019年6月27日
普通株式 262,125 20 2019年3月31日 2019年6月28日
定時株主総会
(2) 基準日が当連結会計年度に属する配当のうち、配当の効力発生日が翌連結会計年度となるもの
配当金の総額 1株当たり
(決議) 株式の種類 配当の原資 基準日 効力発生日
(千円) 配当額(円)
2020年6月26日
普通株式 262,125 利益剰余金 20 2020年3月31日 2020年6月29日
定時株主総会
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(連結キャッシュ・フロー計算書関係)
※ 現金及び現金同等物の期末残高と連結貸借対照表に掲記されている科目の金額との関係
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2019年3月31日 ) 至 2020年3月31日 )
現金及び預金勘定 9,871,129 千円 9,118,018 千円
預入期間が3か月を超える
△388,435 △369,904
定期預金
現金及び現金同等物 9,482,694 8,748,113
(金融商品関係)
1.金融商品の状況に関する事項
① 金融商品に対する取組方針
当社グループは、資金運用については短期的な預金等の安全性の高い金融資産に限定し、また、資金調達に
ついては銀行借入や社債発行による方針であります。デリバティブについては、為替相場変動のリスクヘッジ
を目的として為替予約取引を利用しますが、投機的な取引は行いません。
② 金融商品の内容及びそのリスク並びにリスク管理体制
営業債権である受取手形及び売掛金は、顧客の信用リスクに晒されております。当該リスクに関しては、当
社グループでは、取引先ごとの期日管理及び残高管理を行うとともに、新規取引先の与信限度設定について社
内規定を設け、原則としてその範囲内で取引を実行する体制としております。
投資有価証券である株式は、市場価格の変動リスクに晒されておりますが、主に営業上の関係を有する企業
の株式であり、定期的に時価や発行体(主に取引先企業)の財務状況等を把握する体制としております。
営業債務である支払手形及び買掛金は、そのほとんどが6ヶ月以内の支払期日であります。
短期借入金は主に営業取引に係る資金調達であり、長期借入金及び社債は主に設備投資資金や長期運転資金
としての資金調達であります。長期借入金及び社債については、支払金利の変動リスクを回避し支払利息の固
定化を図るため、原則として固定金利建ての契約としております。
デリバティブ取引の執行・管理については、取引権限を定めた社内規定に従って行っており、また、デリバ
ティブの利用にあたっては、信用リスクを軽減するために、格付の高い金融機関とのみ取引を行っておりま
す。
また、営業債務や借入金は、流動性リスクに晒されておりますが、当社グループでは、各社で個別に資金繰
り管理を行うとともに、当社及び国内子会社についてはグループ全体の資金繰りを一元的に把握・管理する体
制を構築しております。
③ 金融商品の時価等に関する事項についての補足説明
金融商品の時価には、市場価格に基づく価額のほか、市場価格がない場合には合理的に算定された価額が含
まれております。当該価額の算定においては変動要因を織り込んでいるため、異なる前提条件等を採用するこ
とにより、当該価額が変動することもあります。
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2.金融商品の時価等に関する事項
連結貸借対照表計上額、時価及びこれらの差額については、次のとおりであります。なお、時価を把握するこ
とが極めて困難と認められるものは含まれておりません((注)2参照)。
前連結会計年度( 2019年3月31日 )
連結貸借対照表計上額
時価(千円) 差額(千円)
(千円)
(1) 現金及び預金
9,871,129 9,871,129 -
(2) 受取手形及び売掛金
7,890,705 7,890,705 -
(3) 投資有価証券
1,791,811 1,789,409 △2,402
(4) 会員権
83,132
△42,130
貸倒引当金(*)
41,002 44,430 3,428
資産計 19,594,648 19,595,674 1,025
(1) 支払手形及び買掛金
9,269,751 9,269,751 -
(2) 1年内返済予定の長期借入金
566,682 566,682 -
(3) 未払法人税等
221,906 221,906 -
(4) 社債
1,000,000 998,664 △1,335
(5) 長期借入金
2,145,240 2,172,270 27,030
負債計 13,203,580 13,229,275 25,695
(*)会員権に個別に計上している貸倒引当金を控除しております。
当連結会計年度( 2020年3月31日 )
連結貸借対照表計上額
時価(千円) 差額(千円)
(千円)
(1) 現金及び預金
9,118,018 9,118,018 -
(2) 受取手形及び売掛金
8,753,884 8,753,884 -
(3) 有価証券及び投資有価証券
1,209,773 1,207,251 △2,522
(4) 会員権
83,132
貸倒引当金(*) △42,110
41,022 49,470 8,448
資産計 19,122,698 19,128,624 5,925
(1) 支払手形及び買掛金
9,653,706 9,653,706 -
(2) 短期借入金 39,492 39,492 -
(3) 1年内返済予定の長期借入金
396,688 396,688 -
(4) 未払法人税等
421,953 421,953 -
(5) 社債
1,000,000 998,859 △1,140
(6) 長期借入金
1,765,888 1,788,408 22,520
負債計 13,277,728 13,299,108 21,380
(*)会員権に個別に計上している貸倒引当金を控除しております。
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(注) 1.金融商品の時価の算定方法並びに有価証券に関する事項
前連結会計年度( 2019年3月31日 )
資産
(1) 現金及び預金、(2) 受取手形及び売掛金
これらは短期間で決済されるものであるため、時価は帳簿価額と近似していることから、当該帳簿価額
によっております。
(3) 投資有価証券
時価については、主として取引所の価格によっております。
(4) 会員権
時価については、主として取引業者が提示した価格によっております。
負債
(1) 支払手形及び買掛金、(2) 1年内返済予定の長期借入金、(3) 未払法人税等
これらは短期間で決済されるものであるため、時価は帳簿価額と近似していることから、当該帳簿価額
によっております。
(4) 社債、(5) 長期借入金
これらの時価は、元利金の合計額を、同様の新規社債発行又は新規借入を行った場合に想定される利率
で割り引いた現在価値により算定しております。
当連結会計年度( 2020年3月31日 )
資産
(1) 現金及び預金、(2) 受取手形及び売掛金
これらは短期間で決済されるものであるため、時価は帳簿価額と近似していることから、当該帳簿価額
によっております。
(3) 有価証券及び投資有価証券
時価については、主として取引所の価格によっております。
(4) 会員権
時価については、主として取引業者が提示した価格によっております。
負債
(1) 支払手形及び買掛金、(2) 短期借入金、(3) 1年内返済予定の長期借入金、(4) 未払法人税等
これらは短期間で決済されるものであるため、時価は帳簿価額と近似していることから、当該帳簿価額
によっております。
(5) 社債、(6) 長期借入金
これらの時価は、元利金の合計額を、同様の新規社債発行又は新規借入を行った場合に想定される利率
で割り引いた現在価値により算定しております。
2.時価を把握することが極めて困難と認められる金融商品の連結貸借対照表計上額
(投資有価証券)
(単位:千円)
区分 2019年3月31日 2020年3月31日
匿名組合出資金 16,007 11,590
非上場株式 150,935 142,638
これらについては、市場価格がなく、時価を把握することが極めて困難と認められることから、前連結会計
年度の「(3) 投資有価証券」、当連結会計年度の「(3) 有価証券及び投資有価証券」には含めておりません。
(その他)
(単位:千円)
区分 2019年3月31日 2020年3月31日
会員権(市場価格がないもの) 99,700 103,675
市場価格がなく、時価を把握することが極めて困難と認められることから、「(4) 会員権」には含めており
ません。
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3.金銭債権及び満期のある有価証券の連結決算日後の償還予定額
前連結会計年度( 2019年3月31日 )
1年以内 1年超5年以内 5年超10年以内 10年超
(千円) (千円) (千円) (千円)
現金及び預金 9,871,129 - - -
受取手形及び売掛金 7,890,705 - - -
有価証券
その他有価証券のうち
満期があるもの
債券(社債) - 10,000 - -
合計 17,761,835 10,000 - -
当連結会計年度( 2020年3月31日 )
1年以内 1年超5年以内 5年超10年以内 10年超
(千円) (千円) (千円) (千円)
現金及び預金 9,118,018 - - -
受取手形及び売掛金 8,753,884 - - -
有価証券
その他有価証券のうち
満期があるもの
債券(社債) 10,000 - - -
合計 17,881,902 - - -
4.社債、長期借入金及びその他の有利子負債の連結決算日後の返済予定額
前連結会計年度( 2019年3月31日 )
1年超 2年超 3年超 4年超
1年以内 5年超
2年以内 3年以内 4年以内 5年以内
(千円) (千円)
(千円) (千円) (千円) (千円)
1年内返済予定の
566,682 - - - - -
長期借入金
社債 - - - - - 1,000,000
長期借入金 - 392,692 322,900 298,900 295,328 835,420
合計 566,682 392,692 322,900 298,900 295,328 1,835,420
当連結会計年度( 2020年3月31日 )
1年超 2年超 3年超 4年超
1年以内 5年超
2年以内 3年以内 4年以内 5年以内
(千円) (千円)
(千円) (千円) (千円) (千円)
短期借入金 39,492 - - - - -
1年内返済予定の
396,688 - - - - -
長期借入金
社債 - - - - - 1,000,000
長期借入金 - 326,896 302,896 299,324 197,280 639,492
合計 436,180 326,896 302,896 299,324 197,280 1,639,492
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(有価証券関係)
前連結会計年度( 2019年3月31日 )
1.その他有価証券
連結貸借対照表
種類 取得原価(千円) 差額(千円)
計上額(千円)
(1) 株式 1,729,409 413,388 1,316,020
(2) 債券
① 国債・地方債等 - - -
連結貸借対照表計上
額が取得原価を超え ② 社債 - - -
るもの
③ その他 - - -
(3) その他 - - -
小計 1,729,409 413,388 1,316,020
(1) 株式 52,401 52,401 -
(2) 債券
① 国債・地方債等 - - -
連結貸借対照表計上
額が取得原価を超え ② 社債 10,000 10,000 -
ないもの
③ その他 - - -
(3) その他 - - -
小計 62,401 62,401 -
合計 1,791,811 475,790 1,316,020
(注) 非上場株式(連結貸借対照表計上額94,041千円)、匿名組合出資金(連結貸借対照表計上額16,007千円)について
は、市場価格がなく、時価を把握することが極めて困難と認められることから、上表の「その他有価証券」に
は含めておりません。
2.当連結会計年度中に売却したその他有価証券(自 2018年4月1日 至 2019年3月31日)
売却額 売却益の合計額 売却損の合計額
区分
(千円) (千円) (千円)
株式 62,285 44,509 535
合計 62,285 44,509 535
3.減損処理を行った有価証券
当連結会計年度において、有価証券について26,372千円(その他有価証券の株式26,372千円)減損処理を行って
おります。
なお、減損処理に当たっては、個々の銘柄の有価証券の期末における時価又は実質価額等が取得原価に比べ
50%超下落した場合及び過去2年間にわたり30%以上50%以下の場合には、時価又は実質価額等が著しく下落し
たと判断して、回復可能性等を考慮して必要と認められた額について減損処理を行っております。
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当連結会計年度( 2020年3月31日 )
1.その他有価証券
連結貸借対照表
種類 取得原価(千円) 差額(千円)
計上額(千円)
(1) 株式 1,141,332 415,787 725,544
(2) 債券
① 国債・地方債等 - - -
連結貸借対照表計上
額が取得原価を超え ② 社債 - - -
るもの
③ その他 - - -
(3) その他 - - -
小計 1,141,332 415,787 725,544
(1) 株式 58,441 60,048 △1,606
(2) 債券
① 国債・地方債等 - - -
連結貸借対照表計上
額が取得原価を超え ② 社債 10,000 10,000 -
ないもの
③ その他 - - -
(3) その他 - - -
小計 68,441 70,048 △1,606
合計 1,209,773 485,835 723,937
(注) 非上場株式(連結貸借対照表計上額86,244千円)、匿名組合出資金(連結貸借対照表計上額11,590千円)について
は、市場価格がなく、時価を把握することが極めて困難と認められることから、上表の「その他有価証券」に
は含めておりません。
2.当連結会計年度中に売却したその他有価証券(自 2019年4月1日 至 2020年3月31日 )
売却額 売却益の合計額 売却損の合計額
区分
(千円) (千円) (千円)
株式 25,892 112 1,769
合計 25,892 112 1,769
3.減損処理を行った有価証券
当連結会計年度において、有価証券について7,796千円(その他有価証券の株式(非上場株式7,796千円)減損処理
を行っております。
なお、減損処理に当たっては、個々の銘柄の有価証券の期末における時価又は実質価額等が取得原価に比べ
50%超下落した場合及び過去2年間にわたり30%以上50%以下の場合には、時価又は実質価額等が著しく下落し
たと判断して、回復可能性等を考慮して必要と認められた額について減損処理を行っております。
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(退職給付関係)
1.採用している退職給付制度の概要
当社は、確定拠出年金制度及び前払退職金制度を採用しております。ただし、一部の一般従業員に対しては退
職一時金制度も採用しております。
また、国内連結子会社は一般従業員に対して確定給付型の制度として退職一時金制度を採用しており、給付額
の一部に中小企業退職金共済制度からの給付額を充当しております。
当社及び国内連結子会社が有する退職一時金制度は、簡便法により退職給付に係る負債及び退職給付費用を計
算しております。
2.簡便法を適用した確定給付制度
(1) 簡便法を適用した制度の、退職給付に係る負債の期首残高と期末残高の調整表
(千円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2019年3月31日 ) 至 2020年3月31日 )
退職給付に係る負債の期首残高 109,808 97,619
退職給付費用 15,438 82,431
退職給付の支払額 △27,627 △27,098
退職給付に係る負債の期末残高 97,619 152,953
(2) 退職給付債務及び年金資産の期末残高と連結貸借対照表に計上された退職給付に係る負債及び退職給付に係る資
産の調整表
(千円)
前連結会計年度 当連結会計年度
( 2019年3月31日 ) ( 2020年3月31日 )
非積立型制度の退職給付債務 201,005 247,139
中小企業退職金共済制度給付見込額 △103,385 △94,186
連結貸借対照表に計上された負債と資産の純額 97,619 152,953
退職給付に係る負債 97,619 152,953
連結貸借対照表に計上された負債と資産の純額 97,619 152,953
(3) 退職給付費用
簡便法で計算した退職給付費用 前連結会計年度 15,438千円 当連結会計年度 82,431千円
3.確定拠出制度
当社の確定拠出制度への要拠出額は、前連結会計年度 75,755千円 、当連結会計年度 77,067千円 でありました。
4.前払退職金制度
当社の前払退職金の支給額は、前連結会計年度 151,273千円 、当連結会計年度 149,643千円 でありました。
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(税効果会計関係)
1.繰延税金資産及び繰延税金負債の発生の主な原因別の内訳
前連結会計年度 当連結会計年度
( 2019年3月31日 ) ( 2020年3月31日 )
繰延税金資産
賞与引当金 166,603 千円 174,685 千円
製品保証引当金 23,718 21,238
棚卸資産評価損 122,300 191,156
前払退職金 45,195 44,916
未実現利益 43,633 61,367
退職給付に係る負債 32,789 52,148
会員権評価損 19,300 18,580
貸倒引当金 35,525 38,448
投資有価証券評価損 64,325 66,406
減価償却超過額 34,154 43,666
税務上の繰越欠損金 99,371 79,108
274,723 292,433
その他
繰延税金資産小計 961,642 1,084,156
評価性引当額 △530,399 △587,153
繰延税金資産合計 431,242 497,003
繰延税金負債
貸倒引当金調整 △547 千円 △560 千円
その他有価証券評価差額金 △384,825 △220,480
土地買換積立金 △10,594 △10,594
△42,767 △43,085
子会社の留保利益金
繰延税金負債合計 △438,734 △274,720
繰延税金資産純額 △7,492 222,283
再評価に係る繰延税金資産 32,911 千円 32,911 千円
△32,911 △32,911
評価性引当額
再評価に係る繰延税金資産合計
- -
△809,631 △809,631
再評価に係る繰延税金負債
再評価に係る繰延税金負債純額 △809,631 △809,631
2.法定実効税率と税効果会計適用後の法人税等の負担率との差異の原因となった主な項目別の内訳
前連結会計年度 当連結会計年度
( 2019年3月31日 ) ( 2020年3月31日 )
法定実効税率 - % 30.6 %
(調整)
交際費等永久に損金に算入されない項目 - 1.6
住民税均等割 - 3.3
評価性引当額 - 3.2
過年度法人税等 - 0.7
- △1.1
その他
税効果会計適用後の法人税等の負担率 - % 38.3 %
(注) 前連結会計年度は、法定実効税率と税効果会計適用後の法人税等の負担率との間の差異が法定実効税率の100分
の5以下であるため注記を省略しております。
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(セグメント情報等)
【セグメント情報】
前連結会計年度(自 2018年4月1日 至 2019年3月31日 )
当社及び連結子会社の事業は、業務用厨房機器の製造・販売及び保守修理であり、単一のセグメントであるた
め記載を省略しております。
当連結会計年度(自 2019年4月1日 至 2020年3月31日 )
当社及び連結子会社の事業は、業務用厨房機器の製造・販売及び保守修理であり、単一のセグメントであるた
め記載を省略しております。
【関連情報】
前連結会計年度(自 2018年4月1日 至 2019年3月31日 )
1.製品及びサービスごとの情報
(単位:千円)
製商品
保守修理 合計
洗浄・
熱機器 冷機器 サービス機器 その他
消毒機器
外部顧客への
9,195,220 7,527,213 3,622,507 6,127,823 4,029,341 6,397,717 36,899,822
売上高
2.地域ごとの情報
(1) 売上高
本邦の外部顧客への売上高が連結損益計算書の売上高の90%を超えるため、記載を省略しております。
(2) 有形固定資産
本邦に所在している有形固定資産の金額が連結貸借対照表の有形固定資産の金額の90%を超えるため、記載を省
略しております。
3.主要な顧客ごとの情報
外部顧客への売上高のうち、連結損益計算書の売上高の10%以上を占める相手先がないため、該当事項はありま
せん。
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当連結会計年度(自 2019年4月1日 至 2020年3月31日 )
1.製品及びサービスごとの情報
(単位:千円)
製商品
保守修理 合計
洗浄・
熱機器 冷機器 サービス機器 その他
消毒機器
外部顧客への
9,626,735 8,408,446 3,532,016 6,578,399 3,303,132 6,364,003 37,812,733
売上高
2.地域ごとの情報
(1) 売上高
本邦の外部顧客への売上高が連結損益計算書の売上高の90%を超えるため、記載を省略しております。
(2) 有形固定資産
本邦に所在している有形固定資産の金額が連結貸借対照表の有形固定資産の金額の90%を超えるため、記載を省
略しております。
3.主要な顧客ごとの情報
外部顧客への売上高のうち、連結損益計算書の売上高の10%以上を占める相手先がないため、該当事項はありま
せん。
【報告セグメントごとの固定資産の減損損失に関する情報】
該当事項はありません。
【報告セグメントごとののれんの償却額及び未償却残高に関する情報】
該当事項はありません。
【報告セグメントごとの負ののれん発生益に関する情報】
該当事項はありません。
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【関連当事者情報】
前連結会計年度(自 2018年4月1日 至 2019年3月31日 )
該当事項はありません。
当連結会計年度(自 2019年4月1日 至 2020年3月31日 )
該当事項はありません。
(1株当たり情報)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2019年3月31日 ) 至 2020年3月31日 )
1株当たり純資産額 1,392円95銭 1,418円02銭
1株当たり当期純利益 114円15銭 84円64銭
(注) 1.潜在株式調整後1株当たり当期純利益については、潜在株式が存在しないため記載しておりません。
2.当社は、2018年10月1日付けで普通株式1株につき普通株式2株の割合で株式分割を行っております。前連
結会計年度の期首に当該株式分割が行われたと仮定して1株当たり純資産額、1株当たり当期純利益を算定
しております。
3.1株当たり当期純利益の算定上の基礎は、以下のとおりであります。
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
項目
至 2019年3月31日 ) 至 2020年3月31日 )
1株当たり当期純利益
親会社株主に帰属する当期純利益(千円)
1,496,055 1,109,375
普通株主に帰属しない金額(千円) - -
普通株式に係る親会社株主に帰属する当期純利益
1,496,055 1,109,375
(千円)
普通株式の期中平均株式数(株) 13,106,358 13,106,290
(注) 当社は、2018年10月1日付けで普通株式1株につき普通株式2株の割合で株式分割を行っております。前連結
会計年度の期首に当該株式分割が行われたと仮定し、1株当たり当期純利益を算定しております。
(重要な後発事象)
該当事項はありません。
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⑤ 【連結附属明細表】
【社債明細表】
当期首残高 当期末残高 利率
会社名 銘柄 発行年月日 担保 償還期限
(千円) (千円) (%)
当社 第七回無担保普通社債 2016年12月30日 500,000 500,000 0.38 なし 2026年12月30日
当社 第八回無担保普通社債 2016年12月30日 500,000 500,000 0.44 なし 2026年12月30日
合計 ― ― 1,000,000 1,000,000 ― ― ―
【借入金等明細表】
当期首残高 当期末残高 平均利率
区分 返済期限
(千円) (千円) (%)
短期借入金 - 39,492 0.596 ―
1年以内に返済予定の長期借入金 566,682 396,688 0.882 ―
1年以内に返済予定のリース債務 - - - ―
2021年4月~
長期借入金(1年以内に返済予定
2,145,240 1,765,888 0.844
のものを除く。) 2035年8月
リース債務(1年以内に返済予定
- - - ―
のものを除く。)
その他有利子負債 - - - ―
合計 2,711,922 2,202,068 ― ―
(注) 1.平均利率は期末の利率及び残高を使用して算出しております。
2.長期借入金(1年以内に返済予定のものを除く。)の連結決算日後5年内における1年ごとの返済予定額の総
額
1年超2年以内 2年超3年以内 3年超4年以内 4年超5年以内
区分
(千円) (千円) (千円) (千円)
長期借入金 326,896 302,896 299,324 197,280
【資産除去債務明細表】
当連結会計年度期首及び当連結会計年度末における資産除去債務の金額が当連結会計年度期首及び当連結
会計年度末における負債及び純資産の合計額の100分の1以下であるため、記載を省略しております。
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(2) 【その他】
当連結会計年度における四半期情報等
(累計期間) 第1四半期 第2四半期 第3四半期 当連結会計年度
売上高 (千円) 8,401,013 18,456,567 26,673,889 37,812,733
税金等調整前四半期(当期)純利益 (千円) 143,307 928,278 1,214,825 1,798,139
親会社株主に帰属する四半期(当期)
(千円) 59,724 604,267 778,147 1,109,375
純利益
1株当たり四半期(当期)純利益 (円) 4.56 46.11 59.37 84.64
(会計期間) 第1四半期 第2四半期 第3四半期 第4四半期
1株当たり四半期純利益 (円) 4.56 41.55 13.27 25.27
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2 【財務諸表等】
(1) 【財務諸表】
①【貸借対照表】
(単位:千円)
前事業年度 当事業年度
(2019年3月31日) (2020年3月31日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 7,290,740 6,049,693
※5 529,562
受取手形 823,876
売掛金 6,511,558 7,434,693
有価証券 - 10,000
商品及び製品 1,730,356 2,053,354
原材料及び貯蔵品 22,055 20,190
前渡金 103,058 64,930
前払費用 99,345 131,862
その他 475,846 406,827
△ 2,000 △ 7,000
貸倒引当金
流動資産合計 16,760,523 16,988,428
固定資産
有形固定資産
※2 2,680,675 ※2 2,742,350
建物
△ 1,747,812 △ 1,841,614
減価償却累計額
建物(純額) 932,863 900,736
※2 125,923 ※2 126,389
構築物
△ 103,047 △ 106,427
減価償却累計額
構築物(純額) 22,875 19,962
※2 2,450,826 ※2 2,493,590
機械及び装置
△ 1,903,308 △ 1,924,003
減価償却累計額
機械及び装置(純額) 547,518 569,586
車両運搬具
718,375 697,982
△ 609,622 △ 593,092
減価償却累計額
車両運搬具(純額) 108,752 104,890
工具、器具及び備品
1,647,960 1,647,821
減価償却累計額 △ 1,459,973 △ 1,475,577
工具、器具及び備品(純額) 187,986 172,243
※2 3,410,901 ※2 3,410,901
土地
493,525 942,406
建設仮勘定
有形固定資産合計 5,704,422 6,120,728
無形固定資産
ソフトウエア 170,510 131,868
24,095 91,564
その他
無形固定資産合計 194,606 223,432
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(単位:千円)
前事業年度 当事業年度
(2019年3月31日) (2020年3月31日)
投資その他の資産
※2 1,847,717 ※2 1,250,826
投資有価証券
関係会社株式 320,651 320,651
出資金 820 820
関係会社出資金 229,173 251,083
※2 8,579 ※2 7,701
長期貸付金
関係会社長期貸付金 3,666,936 3,133,738
破産更生債権等 58,974 27,511
長期前払費用 2,292 1,815
繰延税金資産 - 176,687
その他 1,439,449 1,584,084
△ 270,603 △ 114,525
貸倒引当金
投資その他の資産合計 7,303,990 6,640,394
固定資産合計 13,203,018 12,984,555
資産合計 29,963,542 29,972,983
負債の部
流動負債
※5 1,627,497
支払手形 1,418,716
※1 、 ※5 5,749,143 ※1 6,646,705
買掛金
※2 515,856 ※2 345,856
1年内返済予定の長期借入金
未払金 189,549 353,871
未払費用 632,837 644,433
未払法人税等 155,200 344,175
前受金 594,397 400,277
預り金 25,779 27,341
前受収益 3,684 605
賞与引当金 385,000 409,200
役員賞与引当金 43,554 39,050
製品保証引当金 44,000 53,000
受注損失引当金 8,600 85,000
※5 181,077
設備関係支払手形 13,644
※1 、 ※4 、 ※5 817,178 ※1 、 ※4 531,185
営業外支払手形
資産除去債務 - 40,900
96,712 86,328
その他
流動負債合計 11,070,069 11,440,290
固定負債
社債 1,000,000 1,000,000
※2 1,728,360 ※2 1,382,504
長期借入金
繰延税金負債 46,369 -
再評価に係る繰延税金負債 809,631 809,631
退職給付引当金 24,806 19,425
資産除去債務 7,743 7,773
457,761 402,040
その他
固定負債合計 4,074,672 3,621,374
負債合計 15,144,742 15,061,665
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(単位:千円)
前事業年度 当事業年度
(2019年3月31日) (2020年3月31日)
純資産の部
株主資本
資本金 1,471,150 1,471,150
資本剰余金
1,148,365 1,148,365
資本準備金
資本剰余金合計 1,148,365 1,148,365
利益剰余金
利益準備金 148,500 148,500
その他利益剰余金
土地買換積立金 24,005 24,005
別途積立金 3,270,000 3,270,000
6,550,936 7,064,483
繰越利益剰余金
利益剰余金合計 9,993,441 10,506,988
自己株式 △ 441,951 △ 441,951
株主資本合計 12,171,005 12,684,553
評価・換算差額等
その他有価証券評価差額金 920,784 499,754
1,727,010 1,727,010
土地再評価差額金
評価・換算差額等合計 2,647,794 2,226,764
純資産合計 14,818,800 14,911,317
負債純資産合計 29,963,542 29,972,983
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②【損益計算書】
(単位:千円)
前事業年度 当事業年度
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2019年3月31日) 至 2020年3月31日)
売上高
※1 27,217,996 ※1 29,073,224
商品及び製品売上高
6,292,604 6,288,110
保守売上高
売上高合計 33,510,601 35,361,335
売上原価
製品期首たな卸高 923,509 954,440
商品期首たな卸高 557,249 775,916
※2 10,247,047 ※2 10,562,825
当期製品仕入高
当期商品仕入高 9,908,302 11,070,583
搬入据付費 2,014,365 2,267,117
保守売上原価 2,778,662 2,765,969
製品保証引当金繰入額 44,000 53,000
8,600 76,400
受注損失引当金繰入額
合計 26,481,737 28,526,252
※3 50,005 ※3 40,389
他勘定振替高
製品期末たな卸高 954,440 1,055,318
775,916 998,035
商品期末たな卸高
売上原価合計 24,701,375 26,432,508
売上総利益 8,809,225 8,928,827
販売費及び一般管理費
給料及び手当 3,489,100 3,499,521
減価償却費 212,103 211,061
貸倒引当金繰入額 △ 514 12,155
賞与引当金繰入額 385,000 409,200
役員賞与引当金繰入額 43,554 39,050
退職給付費用 229,146 228,828
3,449,202 3,765,023
その他
販売費及び一般管理費合計 7,807,591 8,164,841
営業利益 1,001,633 763,986
営業外収益
※2 42,544 ※2 47,177
受取利息
有価証券利息 430 431
※2 53,271 ※2 60,265
受取配当金
※2 65,137 ※2 64,434
受取手数料
※2 418,654 ※2 441,718
受取賃貸料
※2 291,410 ※2 173,020
貸倒引当金戻入額
26,809 6,356
その他
営業外収益合計 898,257 793,402
営業外費用
支払利息 28,760 23,693
貸倒引当金繰入額 - 46,588
減価償却費 195,765 194,351
8,382 35,581
その他
営業外費用合計 232,909 300,214
経常利益 1,666,982 1,257,174
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(単位:千円)
前事業年度 当事業年度
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2019年3月31日) 至 2020年3月31日)
特別利益
※4 314 ※4 3,475
固定資産売却益
44,509 66
投資有価証券売却益
特別利益合計 44,823 3,541
特別損失
※5 49,158 ※5 495
固定資産除却損
※6 103
固定資産売却損 -
投資有価証券評価損 26,372 7,796
535 1,769
その他
特別損失合計 76,066 10,165
税引前当期純利益 1,635,739 1,250,550
法人税、住民税及び事業税
438,272 537,137
22,999 △ 62,260
法人税等調整額
法人税等合計 461,271 474,877
当期純利益 1,174,468 775,673
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③【株主資本等変動計算書】
前事業年度(自 2018年4月1日 至 2019年3月31日)
(単位:千円)
株主資本
資本剰余金 利益剰余金
その他利益剰余金
資本金
資本剰余金 利益剰余金
資本準備金 利益準備金
土地買換 繰越利益
合計 合計
別途積立金
積立金 剰余金
当期首残高 1,471,150 1,148,365 1,148,365 148,500 24,005 3,270,000 5,638,596 9,081,101
当期変動額
剰余金の配当 △ 262,128 △ 262,128
当期純利益 1,174,468 1,174,468
自己株式の取得
株主資本以外の項目
の当期変動額(純
額)
当期変動額合計 - - - - - - 912,339 912,339
当期末残高 1,471,150 1,148,365 1,148,365 148,500 24,005 3,270,000 6,550,936 9,993,441
株主資本 評価・換算差額等
その他
純資産合計
土地再評価 評価・換算
自己株式 株主資本合計 有価証券
差額金 差額等合計
評価差額金
当期首残高 △ 441,821 11,258,796 899,572 1,727,010 2,626,582 13,885,378
当期変動額
剰余金の配当 △ 262,128 △ 262,128
当期純利益 1,174,468 1,174,468
自己株式の取得 △ 130 △ 130 △ 130
株主資本以外の項目
の当期変動額(純 21,212 - 21,212 21,212
額)
当期変動額合計 △ 130 912,209 21,212 - 21,212 933,421
当期末残高 △ 441,951 12,171,005 920,784 1,727,010 2,647,794 14,818,800
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当事業年度(自 2019年4月1日 至 2020年3月31日)
(単位:千円)
株主資本
資本剰余金 利益剰余金
その他利益剰余金
資本金
資本剰余金 利益剰余金
資本準備金 利益準備金
土地買換 繰越利益
合計 合計
別途積立金
積立金 剰余金
当期首残高 1,471,150 1,148,365 1,148,365 148,500 24,005 3,270,000 6,550,936 9,993,441
当期変動額
剰余金の配当 △ 262,125 △ 262,125
当期純利益 775,673 775,673
自己株式の取得
株主資本以外の項目
の当期変動額(純
額)
当期変動額合計 - - - - - - 513,547 513,547
当期末残高 1,471,150 1,148,365 1,148,365 148,500 24,005 3,270,000 7,064,483 10,506,988
株主資本 評価・換算差額等
その他
純資産合計
土地再評価 評価・換算
自己株式 株主資本合計 有価証券
差額金 差額等合計
評価差額金
当期首残高 △ 441,951 12,171,005 920,784 1,727,010 2,647,794 14,818,800
当期変動額
剰余金の配当 △ 262,125 △ 262,125
当期純利益 775,673 775,673
自己株式の取得 - -
株主資本以外の項目
の当期変動額(純 △ 421,029 - △ 421,029 △ 421,029
額)
当期変動額合計 - 513,547 △ 421,029 - △ 421,029 92,517
当期末残高 △ 441,951 12,684,553 499,754 1,727,010 2,226,764 14,911,317
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【注記事項】
(重要な会計方針)
1.有価証券の評価基準及び評価方法
・子会社株式 移動平均法による原価法
・その他有価証券
時価のあるもの 期末日の市場価格等に基づく時価法
(評価差額は全部純資産直入法により処理し、売却原価は移動平均
法により算定)
時価のないもの 移動平均法による原価法
2.たな卸資産の評価基準及び評価方法
・商品、製品(規格品) 月次総平均法による原価法(貸借対照表価額は収益性の低下に基づ
く簿価切下げの方法により算定)を採用しております。
・製品(特注品) 個別法による原価法(貸借対照表価額は収益性の低下に基づく簿価
切下げの方法により算定)を採用しております。
・貯蔵品 最終仕入原価法による原価法(貸借対照表価額は収益性の低下に基
づく簿価切下げの方法により算定)を採用しております。
3.固定資産の減価償却の方法
・有形固定資産(リース資産を除く) 定率法
ただし、1998年4月1日以降に取得した建物(建物附属設備を除
く)並びに2016年4月1日以降に取得した建物附属設備及び構築物
については定額法を採用しております。
なお、主な耐用年数は次のとおりであります。
建物 3~50年
構築物 7~60年
機械及び装置 2~10年
車両運搬具 2~6年
工具、器具及び備品 2~20年
・無形固定資産(リース資産を除く) 定額法
なお、主な償却年数は次のとおりであります。
ソフトウエア
5年(社内における利用可能期間)
(自社利用分)
4.外貨建の資産及び負債の本邦通貨への換算基準
外貨建金銭債権債務は、期末日の直物為替相場により円貨に換算し、換算差額は損益として処理しております。
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5.引当金の計上基準
(1) 貸倒引当金
債権の貸倒れによる損失に備えるため、一般債権については貸倒実績率により、貸倒懸念債権等特定の債権に
ついては個別債権の回収可能性を考慮して回収不能見込額を計上しております。
(2) 賞与引当金
従業員の賞与の支給に備えるため、賞与支給見込額のうち当事業年度の負担額を計上しております。
(3) 役員賞与引当金
役員の賞与の支給に備えるため、役員賞与支給見込額のうち当事業年度の負担額を計上しております。
(4) 製品保証引当金
製品の無償補修費用の支出に備えるため、売上高を基準として過去の実績率により算出した額を計上しており
ます。
(5) 受注損失引当金
受注案件に係る将来の損失に備えるため、当事業年度末における受注案件に係る損失見込額を計上しておりま
す。
(6) 退職給付引当金
一部の従業員の退職給付に備えるため、当事業年度末における退職給付債務の見込額に基づき計上しておりま
す。
退職給付引当金及び退職給付費用の計算に、内規に基づく期末要支給額を退職給付債務とする方法を用いた簡
便法を適用しております。
6.収益及び費用の計上基準
・売上高の計上基準
搬入据付を伴う売上 顧客検収基準
その他 出荷基準
7.その他財務諸表作成のための基本となる重要な事項
(1) 消費税等の会計処理
税抜方式によっております。
(2) 連結納税制度からグループ通算制度への移行に係る税効果会計の適用
当社は、「所得税法等の一部を改正する法律」(令和2年法律第8号)おいて創設されたグループ通算制度へ
の移行及びグループ通算制度への移行にあわせて単体納税制度の見直しが行われた項目については、「連結納税
制度からグループ通算制度への移行に係る税効果会計の適用に関する取扱い」(実務対応報告第39号 2020年3
月31日)第3項の取扱いにより、「税効果会計に係る会計基準の適用指針」(企業会計基準適用指針第28号
2018年2月16日)第44項の定めを適用せず、繰延税金資産及び繰延税金負債の額について、改正前の税法の規定
に基づいております。
(追加情報)
(新型コロナウイルス感染症拡大に伴う会計上の見積りについて)
当社は、新型コロナウイルス感染症の影響が少なくとも2021年3月期の一定期間にわたり続くとの仮定の下、期
末時点で入手可能な情報を基に会計上の見積りを行っております。
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(貸借対照表関係)
※1 関係会社項目
関係会社に対する資産及び負債には区分掲記されたもののほか次のものがあります。
前事業年度 当事業年度
( 2019年3月31日 ) ( 2020年3月31日 )
流動負債
買掛金
1,394,837 千円 1,398,719 千円
営業外支払手形
817,178 531,185
※2 担保に供している資産及びこれに対する債務は次のとおりであります。
イ)工場財団設定のうえ担保に供しているもの。
前事業年度 当事業年度
( 2019年3月31日 ) ( 2020年3月31日 )
建物 602,303 千円 567,756 千円
構築物 20,274 17,580
機械及び装置 546,034 568,110
土地 1,666,381 1,666,381
計 2,834,993 2,819,829
ロ)その他担保に供しているもの。
前事業年度 当事業年度
( 2019年3月31日 ) ( 2020年3月31日 )
建物 20,983 千円 20,104 千円
土地 927,804 927,804
計 948,787 947,908
上記のほか、関係会社の以下の資産を担保に供しております。
前事業年度 当事業年度
( 2019年3月31日 ) ( 2020年3月31日 )
建物 714,216 千円 666,512 千円
構築物 50,457 45,460
機械及び装置 4,137 3,307
計 768,812 715,281
上記物件に対する債務は次のとおりであります。
前事業年度 当事業年度
( 2019年3月31日 ) ( 2020年3月31日 )
1年内返済予定の長期借入金 264,140 千円 251,856 千円
長期借入金 1,010,360 758,504
計 1,274,500 1,010,360
上記のほか、PFI事業会社に対する以下の資産を当該会社の借入金の担保に供しております。
前事業年度 当事業年度
( 2019年3月31日 ) ( 2020年3月31日 )
投資有価証券 4,500 千円 4,500 千円
長期貸付金 8,579 7,701
計 13,079 12,201
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3 偶発債務
保証債務
次のとおり金融機関からの借入金等に対し、債務保証を行っております。
前事業年度 当事業年度
( 2019年3月31日 ) ( 2020年3月31日 )
株式会社フジマックネオ 1,513,992 千円 1,478,775 千円
株式会社ジーシーエス 99,678 110,043
株式会社エピック 74,172 88,009
株式会社トライアンス 419,402 379,676
計 2,107,245 2,056,504
※4 営業外支払手形
営業外支払手形は、子会社の仕入代金等の支払いのために振出したものであります。なお、対応する債権は子
会社に対する仕入債務等と相殺しております。
㯿ᔀ 期末日満期手形及び債務のファクタリングの会計処理については、満期日に決済が行われたものとして処理し
ております。
なお、前期末日が金融機関の休日であったため、次の期末日満期手形及び債務のファクタリングを満期日に決
済が行われたものとして処理しております。
前事業年度 当事業年度
( 2019年3月31日 ) ( 2020年3月31日 )
受取手形 164,787 千円 - 千円
支払手形 162,390 -
買掛金 290,834 -
営業外支払手形 89,404 -
設備関係支払手形 403 -
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(損益計算書関係)
※1 請負工事契約に基づく売上が含まれるため、製品売上高と商品売上高の区分が困難であります。
なお、製品売上高の占める割合は概ね次のとおりであります。
前事業年度 当事業年度
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2019年3月31日 ) 至 2020年3月31日 )
製品売上高の占める割合 56 % 53 %
※2 関係会社との取引に係るものが次のとおり含まれております。
前事業年度 当事業年度
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2019年3月31日 ) 至 2020年3月31日 )
製品仕入高 7,983,456 千円 8,265,529 千円
受取利息 29,845 31,222
受取配当金 27,328 32,492
受取手数料 22,333 21,761
受取賃貸料 381,693 408,296
なお、前事業年度の営業外収益の貸倒引当金戻入額のうち、 295,000千円 は関係会社に係るものであります。
また、当事業年度の営業外収益の貸倒引当金戻入額のうち、 173,000千円 は関係会社に係るものであります。
※3 他勘定振替高の内訳は次のとおりであります。
前事業年度 当事業年度
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2019年3月31日 ) 至 2020年3月31日 )
広告宣伝費 12,572 千円 8,223 千円
その他 37,432 32,166
計 50,005 40,389
※4 固定資産売却益の内訳は次のとおりであります。
前事業年度 当事業年度
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2019年3月31日 ) 至 2020年3月31日 )
車両運搬具 314 千円 3,475 千円
計 314 3,475
※5 固定資産除却損の内訳は次のとおりであります。
前事業年度 当事業年度
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2019年3月31日 ) 至 2020年3月31日 )
建物 48,167 千円 - 千円
構築物 357 -
車両運搬具 502 470
工具、器具及び備品 130 24
計 49,158 495
※6 固定資産売却損の内訳は次のとおりであります。
前事業年度 当事業年度
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2019年3月31日 ) 至 2020年3月31日 )
車両運搬具 - 千円 103 千円
計 - 103
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(有価証券関係)
前事業年度(2019年3月31日)
子会社株式(貸借対照表計上額 320,651千円 )は、市場価格がなく、時価を把握することが極めて困難と認められ
ることから、記載しておりません。
当事業年度(2020年3月31日)
子会社株式(貸借対照表計上額 320,651千円 )は、市場価格がなく、時価を把握することが極めて困難と認められ
ることから、記載しておりません。
(税効果会計関係)
1.繰延税金資産及び繰延税金負債の発生の主な原因別の内訳
前事業年度 当事業年度
( 2019年3月31日 ) ( 2020年3月31日 )
繰延税金資産
賞与引当金 117,887 千円 125,297 千円
製品保証引当金 13,472 16,228
棚卸資産評価損 27,237 119,217
未払事業税 12,546 22,070
前払退職金 45,195 44,916
退職給付引当金 7,595 5,948
貸倒引当金 83,471 37,211
会員権評価損 19,300 18,580
減価償却超過額 30,557 23,581
投資有価証券評価損 64,325 66,406
関係会社株式評価損 58,332 58,332
200,820 236,490
その他
繰延税金資産小計
680,743 774,282
△337,199 △368,479
評価性引当額
繰延税金資産合計 343,544 405,803
繰延税金負債
その他有価証券評価差額金 △379,318 △218,520
△10,594 △10,594
土地買換積立金
繰延税金負債合計 △389,912 △229,115
繰延税金資産純額 △46,369 176,687
再評価に係る繰延税金資産 32,911 32,911
△32,911 △32,911
評価性引当額
再評価に係る繰延税金資産合計
- -
△809,631 △809,631
再評価に係る繰延税金負債
再評価に係る繰延税金負債の純額 △809,631 △809,631
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2.法定実効税率と税効果会計適用後の法人税等の負担率との差異の原因となった主な項目別の内訳
前事業年度 当事業年度
( 2019年3月31日 ) ( 2020年3月31日 )
法定実効税率 30.6 % 30.6 %
(調整)
交際費等永久に損金に算入されない項目 1.7 2.2
受取配当金等永久に益金に算入されない項目 △0.6 △0.9
住民税均等割 3.5 4.6
評価性引当額 △6.6 2.5
試験研究費の税額控除 △0.5 △1.2
過年度法人税等 △0.0 0.5
0.1 △0.2
その他
税効果会計適用後の法人税等の負担率 28.2 % 38.0 %
(重要な後発事象)
該当事項はありません。
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④ 【附属明細表】
【有形固定資産等明細表】
当期末減価
当期首残高 当期増加額 当期減少額 当期末残高 当期償却額
償却累計額 差引当期末
資産の種類
又は償却累 残高(千円)
(千円) (千円) (千円) (千円) (千円)
計額(千円)
有形固定資産
建物 2,680,675 61,675 - 2,742,350 1,841,614 93,801 900,736
構築物 125,923 466 - 126,389 106,427 3,379 19,962
機械及び装置 2,450,826 157,476 114,711 2,493,590 1,924,003 134,247 569,586
車両運搬具 718,375 56,286 76,678 697,982 593,092 56,402 104,890
工具、器具及び備品 1,647,960 52,166 52,305 1,647,821 1,475,577 66,873 172,243
3,410,901 3,410,901
土地 - - - - 3,410,901
[ 2,403,738 ] [ 2,403,738 ]
建設仮勘定 493,525 448,881 - 942,406 - - 942,406
有形固定資産計 11,528,186 776,952 243,696 12,061,443 5,940,714 354,705 6,120,728
無形固定資産
ソフトウエア - - - 330,839 198,970 51,101 131,868
その他 - - - 91,564 - - 91,564
無形固定資産計 - - - 422,403 198,970 51,101 223,432
長期前払費用 4,089 - 1,404 2,685 870 476 1,815
(注) 1.土地の「当期首残高」及び「当期末残高」の[内書]は、土地の再評価に関する法律(平成10年3月31日公布
法律第34号)により行った事業用土地の再評価実施前の帳簿価額と再評価後の簿価との差額であります。
2.建設仮勘定の「当期増加額」は、主に事務所ビルの改築工事に関わるものであります。
3.無形固定資産の金額が資産の総額の1%以下であるため「当期首残高」、「当期増加額」及び「当期減少
額」の記載を省略しております。
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【引当金明細表】
当期減少額 当期減少額
当期首残高 当期増加額 当期末残高
区分 (目的使用) (その他)
(千円) (千円) (千円)
(千円) (千円)
貸倒引当金(流動) 2,000 7,000 - 2,000 7,000
貸倒引当金(固定) 270,603 53,913 36,670 173,320 114,525
計 272,603 60,913 36,670 175,320 121,525
賞与引当金 385,000 409,200 385,000 - 409,200
役員賞与引当金 43,554 39,050 43,554 - 39,050
製品保証引当金 44,000 53,000 44,000 - 53,000
受注損失引当金 8,600 85,000 8,600 - 85,000
(注) 1.貸倒引当金(流動)の「当期減少額(その他)」は、一般債権の貸倒実績率の洗替えにより取崩した額でありま
す。
2.貸倒引当金(固定)の「当期減少額(その他)」は、株式会社フジマックネオ(連結子会社)に対する貸付金に
ついて同社の業績改善により回収可能性が向上したことに伴い戻し入れた額173,000千円、一般債権の貸倒
実績率の洗替えにより取崩した額20千円及び債権の回収等により取崩した額300千円であります。
(2) 【主な資産及び負債の内容】
連結財務諸表を作成しているため、記載を省略しております。
(3) 【その他】
該当事項はありません。
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第6 【提出会社の株式事務の概要】
事業年度 4月1日から3月31日まで
定時株主総会 6月中
基準日 3月31日
9月30日
剰余金の配当の基準日
3月31日
1単元の株式数 100株
単元未満株式の買取り
(特別口座)
取扱場所
東京都千代田区丸の内一丁目4番1号 三井住友信託銀行株式会社 証券代行部
(特別口座)
株主名簿管理人
東京都千代田区丸の内一丁目4番1号 三井住友信託銀行株式会社
取次所 ―
買取手数料 無料
当社の公告方法は、電子公告としております。
ただし事故その他やむを得ない事由により電子公告をすることができないときは、日
公告掲載方法 本経済新聞に掲載しております。
当社の公告掲載URLは次のとおりであります。
http://www.fujimak.co.jp/corporate/koukoku
毎年3月末の株主名簿に記録された株式1単元(100株)以上保有する株主に対し、
クオカード1,000円分を贈呈いたします。
株主に対する特典
また、対象となる株主のうち、継続保有期間が1年以上の方には、追加でクオカード
1,000円分(合計2,000円)を贈呈いたします。
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第7 【提出会社の参考情報】
1 【提出会社の親会社等の情報】
当社には、金融商品取引法第24条の7第1項に規定する親会社等はありません。
2 【その他の参考情報】
当事業年度の開始日から有価証券報告書提出日までの間に、次の書類を提出しております。
(1) 有価証券報告書及びその添付書類並びに確認書
事業年度( 第70期 )(自 2018年4月1日 至 2019年3月31日 ) 2019年6月28日関東財務局長に提出
(2) 内部統制報告書及びその添付書類
2019年6月28日関東財務局長に提出
(3) 四半期報告書及び確認書
( 第71期 第1四半期)(自 2019年4月1日 至 2019年6月30日 ) 2019年8月13日関東財務局長に提出
( 第71期 第2四半期)(自 2019年7月1日 至 2019年9月30日 ) 2019年11月13日関東財務局長に提出
( 第71期 第3四半期)(自 2019年10月1日 至 2019年12月31日 ) 2020年2月14日関東財務局長に提出
(4) 臨時報告書
企業内容等の開示に関する内閣府令第19条第2項第9号の2(株主総会における議決権行使の結果)の規定に基づく
臨時報告書
2019年7月2日関東財務局長に提出。
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第二部 【提出会社の保証会社等の情報】
該当事項はありません。
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独立監査人の監査報告書及び内部統制監査報告書
2020年6月26日
株式会社フジマック
取締役会 御中
有限責任監査法人トーマツ
東京事務所
指定有限責任社員
公認会計士 小 野 英 樹 印
業務執行社員
指定有限責任社員
公認会計士 渡 辺 雅 子 印
業務執行社員
<財務諸表監査>
監査意見
当監査法人は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づく監査証明を行うため、「経理の状況」に掲げられて
いる株式会社フジマックの2019年4月1日から2020年3月31日までの連結会計年度の連結財務諸表、すなわち、連結貸借対
照表、連結損益計算書、連結包括利益計算書、連結株主資本等変動計算書、連結キャッシュ・フロー計算書、連結財務
諸表作成のための基本となる重要な事項、その他の注記及び連結附属明細表について監査を行った。
当監査法人は、上記の連結財務諸表が、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠して、株
式会社フジマック及び連結子会社の2020年3月31日現在の財政状態並びに同日をもって終了する連結会計年度の経営成
績及びキャッシュ・フローの状況を、全ての重要な点において適正に表示しているものと認める。
監査意見の根拠
当監査法人は、我が国において一般に公正妥当と認められる監査の基準に準拠して監査を行った。監査の基準におけ
る当監査法人の責任は、「連結財務諸表監査における監査人の責任」に記載されている。当監査法人は、我が国におけ
る職業倫理に関する規定に従って、会社及び連結子会社から独立しており、また、監査人としてのその他の倫理上の責
任を果たしている。当監査法人は、意見表明の基礎となる十分かつ適切な監査証拠を入手したと判断している。
連結財務諸表に対する経営者及び監査等委員会の責任
経営者の責任は、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠して連結財務諸表を作成し適正
に表示することにある。これには、不正又は誤謬による重要な虚偽表示のない連結財務諸表を作成し適正に表示するた
めに経営者が必要と判断した内部統制を整備及び運用することが含まれる。
連結財務諸表を作成するに当たり、経営者は、継続企業の前提に基づき連結財務諸表を作成することが適切であるか
どうかを評価し、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に基づいて継続企業に関する事項を開示
する必要がある場合には当該事項を開示する責任がある。
監査等委員会の責任は、財務報告プロセスの整備及び運用における取締役の職務の執行を監視することにある。
連結財務諸表監査における監査人の責任
監査人の責任は、監査人が実施した監査に基づいて、全体としての連結財務諸表に不正又は誤謬による重要な虚偽表
示がないかどうかについて合理的な保証を得て、監査報告書において独立の立場から連結財務諸表に対する意見を表明
することにある。虚偽表示は、不正又は誤謬により発生する可能性があり、個別に又は集計すると、連結財務諸表の利
用者の意思決定に影響を与えると合理的に見込まれる場合に、重要性があると判断される。
監査人は、我が国において一般に公正妥当と認められる監査の基準に従って、監査の過程を通じて、職業的専門家と
しての判断を行い、職業的懐疑心を保持して以下を実施する。
・ 不正又は誤謬による重要な虚偽表示リスクを識別し、評価する。また、重要な虚偽表示リスクに対応した監査手続
を立案し、実施する。監査手続の選択及び適用は監査人の判断による。さらに、意見表明の基礎となる十分かつ適切
な監査証拠を入手する。
・ 連結財務諸表監査の目的は、内部統制の有効性について意見表明するためのものではないが、監査人は、リスク評
価の実施に際して、状況に応じた適切な監査手続を立案するために、監査に関連する内部統制を検討する。
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・ 経営者が採用した会計方針及びその適用方法の適切性、並びに経営者によって行われた会計上の見積りの合理性及
び関連する注記事項の妥当性を評価する。
・ 経営者が継続企業を前提として連結財務諸表を作成することが適切であるかどうか、また、入手した監査証拠に基
づき、継続企業の前提に重要な疑義を生じさせるような事象又は状況に関して重要な不確実性が認められるかどうか
結論付ける。継続企業の前提に関する重要な不確実性が認められる場合は、監査報告書において連結財務諸表の注記
事項に注意を喚起すること、又は重要な不確実性に関する連結財務諸表の注記事項が適切でない場合は、連結財務諸
表に対して除外事項付意見を表明することが求められている。監査人の結論は、監査報告書日までに入手した監査証
拠に基づいているが、将来の事象や状況により、企業は継続企業として存続できなくなる可能性がある。
・ 連結財務諸表の表示及び注記事項が、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠している
かどうかとともに、関連する注記事項を含めた連結財務諸表の表示、構成及び内容、並びに連結財務諸表が基礎とな
る取引や会計事象を適正に表示しているかどうかを評価する。
・ 連結財務諸表に対する意見を表明するために、会社及び連結子会社の財務情報に関する十分かつ適切な監査証拠を
入手する。監査人は、連結財務諸表の監査に関する指示、監督及び実施に関して責任がある。監査人は、単独で監査
意見に対して責任を負う。
監査人は、監査等委員会に対して、計画した監査の範囲とその実施時期、監査の実施過程で識別した内部統制の重要
な不備を含む監査上の重要な発見事項、及び監査の基準で求められているその他の事項について報告を行う。
監査人は、監査等委員会に対して、独立性についての我が国における職業倫理に関する規定を遵守したこと、並びに
監査人の独立性に影響を与えると合理的に考えられる事項、及び阻害要因を除去又は軽減するためにセーフガードを講
じている場合はその内容について報告を行う。
<内部統制監査>
監査意見
当監査法人は、金融商品取引法第193条の2第2項の規定に基づく監査証明を行うため、株式会社フジマックの2020年
3月31日現在の内部統制報告書について監査を行った。
当監査法人は、株式会社フジマックが2020年3月31日現在の財務報告に係る内部統制は有効であると表示した上記の
内部統制報告書が、我が国において一般に公正妥当と認められる財務報告に係る内部統制の評価の基準に準拠して、財
務報告に係る内部統制の評価結果について、全ての重要な点において適正に表示しているものと認める。
監査意見の根拠
当監査法人は、我が国において一般に公正妥当と認められる財務報告に係る内部統制の監査の基準に準拠して内部統
制監査を行った。財務報告に係る内部統制の監査の基準における当監査法人の責任は、「内部統制監査における監査人
の責任」に記載されている。当監査法人は、我が国における職業倫理に関する規定に従って、会社及び連結子会社から
独立しており、また、監査人としてのその他の倫理上の責任を果たしている。当監査法人は、意見表明の基礎となる十
分かつ適切な監査証拠を入手したと判断している。
内部統制報告書に対する経営者及び監査等委員会の責任
経営者の責任は、財務報告に係る内部統制を整備及び運用し、我が国において一般に公正妥当と認められる財務報告
に係る内部統制の評価の基準に準拠して内部統制報告書を作成し適正に表示することにある。
監査等委員会の責任は、財務報告に係る内部統制の整備及び運用状況を監視、検証することにある。
なお、財務報告に係る内部統制により財務報告の虚偽の記載を完全には防止又は発見することができない可能性があ
る。
内部統制監査における監査人の責任
監査人の責任は、監査人が実施した内部統制監査に基づいて、内部統制報告書に重要な虚偽表示がないかどうかにつ
いて合理的な保証を得て、内部統制監査報告書において独立の立場から内部統制報告書に対する意見を表明することに
ある。
監査人は、我が国において一般に公正妥当と認められる財務報告に係る内部統制の監査の基準に従って、監査の過程
を通じて、職業的専門家としての判断を行い、職業的懐疑心を保持して以下を実施する。
・ 内部統制報告書における財務報告に係る内部統制の評価結果について監査証拠を入手するための監査手続を実施す
る。内部統制監査の監査手続は、監査人の判断により、財務報告の信頼性に及ぼす影響の重要性に基づいて選択及び
適用される。
・ 財務報告に係る内部統制の評価範囲、評価手続及び評価結果について経営者が行った記載を含め、全体としての内
部統制報告書の表示を検討する。
・ 内部統制報告書における財務報告に係る内部統制の評価結果に関する十分かつ適切な監査証拠を入手する。監査人
は、内部統制報告書の監査に関する指示、監督及び実施に関して責任がある。監査人は、単独で監査意見に対して責
任を負う。
監査人は、監査等委員会に対して、計画した内部統制監査の範囲とその実施時期、内部統制監査の実施結果、識別し
た内部統制の開示すべき重要な不備、その是正結果、及び内部統制の監査の基準で求められているその他の事項につい
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て報告を行う。
監査人は、監査等委員会に対して、独立性についての我が国における職業倫理に関する規定を遵守したこと、並びに
監査人の独立性に影響を与えると合理的に考えられる事項、及び阻害要因を除去又は軽減するためにセーフガードを講
じている場合はその内容について報告を行う。
利害関係
会社及び連結子会社と当監査法人又は業務執行社員との間には、公認会計士法の規定により記載すべき利害関係はな
い。
以 上
(注) 1 上記は監査報告書の原本に記載された事項を電子化したものであり、その原本は当社(有価証券報告書提出
会社)が別途保管しております。
2 XBRLデータは監査の対象には含まれていません。
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独立監査人の監査報告書
2020年6月26日
株式会社フジマック
取締役会 御中
有限責任監査法人トーマツ
東京事務所
指定有限責任社員
公認会計士 小 野 英 樹 印
業務執行社員
指定有限責任社員
公認会計士 渡 辺 雅 子 印
業務執行社員
監査意見
当監査法人は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づく監査証明を行うため、「経理の状況」に掲げられて
いる株式会社フジマックの2019年4月1日から2020年3月31日までの第71期事業年度の財務諸表、すなわち、貸借対照
表、損益計算書、株主資本等変動計算書、重要な会計方針、その他の注記及び附属明細表について監査を行った。
当監査法人は、上記の財務諸表が、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠して、株式会
社フジマックの2020年3月31日現在の財政状態及び同日をもって終了する事業年度の経営成績を、全ての重要な点にお
いて適正に表示しているものと認める。
監査意見の根拠
当監査法人は、我が国において一般に公正妥当と認められる監査の基準に準拠して監査を行った。監査の基準におけ
る当監査法人の責任は、「財務諸表監査における監査人の責任」に記載されている。当監査法人は、我が国における職
業倫理に関する規定に従って、会社から独立しており、また、監査人としてのその他の倫理上の責任を果たしている。
当監査法人は、意見表明の基礎となる十分かつ適切な監査証拠を入手したと判断している。
財務諸表に対する経営者及び監査等委員会の責任
経営者の責任は、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠して財務諸表を作成し適正に表
示することにある。これには、不正又は誤謬による重要な虚偽表示のない財務諸表を作成し適正に表示するために経営
者が必要と判断した内部統制を整備及び運用することが含まれる。
財務諸表を作成するに当たり、経営者は、継続企業の前提に基づき財務諸表を作成することが適切であるかどうかを
評価し、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に基づいて継続企業に関する事項を開示する必要
がある場合には当該事項を開示する責任がある。
監査等委員会の責任は、財務報告プロセスの整備及び運用における取締役の職務の執行を監視することにある。
財務諸表監査における監査人の責任
監査人の責任は、監査人が実施した監査に基づいて、全体としての財務諸表に不正又は誤謬による重要な虚偽表示が
ないかどうかについて合理的な保証を得て、監査報告書において独立の立場から財務諸表に対する意見を表明すること
にある。虚偽表示は、不正又は誤謬により発生する可能性があり、個別に又は集計すると、財務諸表の利用者の意思決
定に影響を与えると合理的に見込まれる場合に、重要性があると判断される。
監査人は、我が国において一般に公正妥当と認められる監査の基準に従って、監査の過程を通じて、職業的専門家と
しての判断を行い、職業的懐疑心を保持して以下を実施する。
・ 不正又は誤謬による重要な虚偽表示リスクを識別し、評価する。また、重要な虚偽表示リスクに対応した監査手続
を立案し、実施する。監査手続の選択及び適用は監査人の判断による。さらに、意見表明の基礎となる十分かつ適切
な監査証拠を入手する。
・ 財務諸表監査の目的は、内部統制の有効性について意見表明するためのものではないが、監査人は、リスク評価の
実施に際して、状況に応じた適切な監査手続を立案するために、監査に関連する内部統制を検討する。
・ 経営者が採用した会計方針及びその適用方法の適切性、並びに経営者によって行われた会計上の見積りの合理性及
び関連する注記事項の妥当性を評価する。
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有価証券報告書
・ 経営者が継続企業を前提として財務諸表を作成することが適切であるかどうか、また、入手した監査証拠に基づ
き、継続企業の前提に重要な疑義を生じさせるような事象又は状況に関して重要な不確実性が認められるかどうか結
論付ける。継続企業の前提に関する重要な不確実性が認められる場合は、監査報告書において財務諸表の注記事項に
注意を喚起すること、又は重要な不確実性に関する財務諸表の注記事項が適切でない場合は、財務諸表に対して除外
事項付意見を表明することが求められている。監査人の結論は、監査報告書日までに入手した監査証拠に基づいてい
るが、将来の事象や状況により、企業は継続企業として存続できなくなる可能性がある。
・ 財務諸表の表示及び注記事項が、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠しているかど
うかとともに、関連する注記事項を含めた財務諸表の表示、構成及び内容、並びに財務諸表が基礎となる取引や会計
事象を適正に表示しているかどうかを評価する。
監査人は、監査等委員会に対して、計画した監査の範囲とその実施時期、監査の実施過程で識別した内部統制の重要
な不備を含む監査上の重要な発見事項、及び監査の基準で求められているその他の事項について報告を行う。
監査人は、監査等委員会に対して、独立性についての我が国における職業倫理に関する規定を遵守したこと、並びに
監査人の独立性に影響を与えると合理的に考えられる事項、及び阻害要因を除去又は軽減するためにセーフガードを講
じている場合はその内容について報告を行う。
利害関係
会社と当監査法人又は業務執行社員との間には、公認会計士法の規定により記載すべき利害関係はない。
以 上
(注) 1 上記は監査報告書の原本に記載された事項を電子化したものであり、その原本は当社(有価証券報告書提出
会社)が別途保管しております。
2 XBRLデータは監査の対象には含まれていません。
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