株式会社アイリックコーポレーション 四半期報告書 第25期第3四半期(令和2年1月1日-令和2年3月31日)
提出書類 | 四半期報告書-第25期第3四半期(令和2年1月1日-令和2年3月31日) |
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提出者 | 株式会社アイリックコーポレーション |
カテゴリ | 四半期報告書 |
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四半期報告書
【表紙】
【提出書類】 四半期報告書
【根拠条文】 金融商品取引法第24条の4の7第1項
【提出先】 関東財務局長
【提出日】 2020年5月15日
【四半期会計期間】 第25期第3四半期(自 2020年1月1日 至 2020年3月31日)
【会社名】 株式会社アイリックコーポレーション
【英訳名】 IRRC Corporation
【代表者の役職氏名】 代表取締役社長 勝本 竜二
【本店の所在の場所】 東京都文京区本郷二丁目27番20号
【電話番号】 (03) 5840-9550(代表)
【事務連絡者氏名】 取締役管理本部長 戸谷 元彦
【最寄りの連絡場所】 東京都文京区本郷二丁目27番20号
【電話番号】 (03) 5840-9551
【事務連絡者氏名】 取締役管理本部長 戸谷 元彦
【縦覧に供する場所】 株式会社東京証券取引所
(東京都中央区日本橋兜町2番1号)
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第一部【企業情報】
第1【企業の概況】
1【主要な経営指標等の推移】
第24期 第25期
回次 第3四半期連結 第3四半期連結 第24期
累計期間 累計期間
自2018年7月1日 自2019年7月1日 自2018年7月1日
会計期間
至2019年3月31日 至2020年3月31日 至2019年6月30日
(千円) 2,991,828 3,166,788 3,870,165
売上高
(千円) 504,949 436,413 546,358
経常利益
親会社株主に帰属する四半期(当
(千円) 313,812 274,694 327,201
期)純利益
(千円) 313,812 274,694 327,201
四半期包括利益又は包括利益
(千円) 3,239,223 3,452,000 3,348,062
純資産額
(千円) 3,811,504 3,836,506 4,032,258
総資産額
1株当たり四半期(当期)純利益
(円) 40.06 32.17 41.01
金額
潜在株式調整後1株当たり四半期
(円) 38.81 31.74 39.75
(当期)純利益金額
(%) 84.9 90.0 83.0
自己資本比率
第24期 第25期
回次 第3四半期連結 第3四半期連結
会計期間 会計期間
自2019年1月1日 自2020年1月1日
会計期間
至2019年3月31日 至2020年3月31日
(円) 24.52 14.16
1株当たり四半期純利益金額
(注)1.当社は四半期連結財務諸表を作成しておりますので、提出会社の主要な経営指標等の推移については記載し
ておりません。
2.売上高には、消費税等は含まれておりません。
3. 当社は、2018年7月10日付で普通株式1株につき100株の割合で株式分割を 、また2019年4月1日付で普通
株式1株につき2株の株式分割を行っておりますが、前連結会計年度の期首に当該株式分割が行われたと仮
定して 、1株当たり四半期(当期)純利益金額及び潜在株式調整後1株当たり四半期(当期)純利益金額を
算定しております。
4. 当社は、2018年9月25日に東京証券取引所マザーズに上場したため、第24期第3四半期連結累計期間の潜在
株式調整後1株当たり四半期純利益金額は、新規上場日から第24期第3四半期連結会計期間末までの平均株
価を期中平均株価とみなして算定しております。
5. 当社は、2018年9月25日に東京証券取引所マザーズに上場したため、第24期の潜在株式調整後1株当たり当
期純利益金額は、新規上場日から2019年6月期末までの平均株価を期中平均株価とみなして算定しておりま
す。
2【事業の内容】
当第3四半期連結累計期間において、当社グループ(当社及び当社の関係会社)が営む事業の内容について、重要
な変更はありません。また、主要な関係会社における異動もありません。
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第2【事業の状況】
1【事業等のリスク】
当第3四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、または、前事業年度の有価証券報告書に記載
した事業等のリスクについての重要な変更はありません。
2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)経営成績の状況
当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、米中貿易摩擦や中東地域における地政学的リスクが高まっ
ていることに加え、新型コロナウイルス感染症の拡大による企業活動停滞の影響に伴い、景気は足元で減速しつ
つあります。
このような外部環境の下、当社は、「人と保険の未来をつなぐ~Fintech Innovation~」という企業テーマを
掲げ、独自開発した保険分析・検索システム『保険IQシステム』、生命保険の現状把握・検索提案システム
『ASシステム』及び保険申込ナビゲーションシステム『AS-BOX』を活用し、店舗網及びシステムユー
ザーを拡大する事で、保険分析・販売支援におけるプラットフォーマーとしての事業展開を推進しております。
当第3四半期連結累計期間における売上高につきましては、保険販売事業直営店部門とソリューション事業A
S部門が牽引したことにより順調に推移しました。一方、テレビCMを2回放映したことや、直営店の出店に伴
う人件費及び家賃の増加により、利益は前年同期を下回る結果となりました。
この結果、当第3四半期連結累計期間における経営成績は、売上高3,166,788千円(前年同期比5.8%増)、営
業利益432,311千円(同17.5%減)、経常利益436,413千円(同13.6%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益
274,694千円(同12.5%減)となりました。
セグメント別の経営成績は、次のとおりであります。
①保険販売事業
直営店部門の店舗数は43店舗(前期末38店舗)となりました。また、当第3四半期連結累計期間の施策とし
て、①テレビCMの実施、②Webの活用による効率的な広告宣伝活動の展開、③直営店における各種イベン
ト、④積極的な人材採用、⑤OJTによる研修を引き続き実施しました。新型コロナウイルス感染症の影響から
一部店舗の営業時間短縮・予約キャンセル・予約延期があったものの、保険へのニーズは依然根強く、売上を伸
ばしました。しかしながら、法人営業部門は、税制改正に伴う一部法人向け保険商品の販売停止が行われた影響
から低調に推移しました。
この結果、同事業の当第3四半期連結累計期間の売上高は2,030,060千円(前年同期比2.4%減)、セグメント
利益は454,603千円(同26.8%減)となりました。
②ソリューション事業
FC部門は、3月末のFC店舗数が180店舗(前期末159店舗)となりました。同部門では、今までの専業代理
店に加え、引き続き保険業界への参入を目指す他業界の企業をターゲットとした新規リクルート活動を強化して
おります。
AS部門は、一部解約があったことでID数の伸びが鈍化したことや、新型コロナウイルス感染症の影響で大
人数の研修が中止もしくは延期となったものの、大手金融機関に対する教育・コンサルティング業務が順調に推
移し、売上を伸ばしました。今後も全国規模の金融機関や大手保険会社、地方銀行・企業系代理店による新規シ
ステム導入が見込まれ、引き続き当社グループの成長ドライバーとして期待される分野となっております。
この結果、同事業の当第3四半期連結累計期間の売上高は881,913千円(前年同期比20.2%増)、セグメント
利益は317,673千円(同33.5%増)となりました。
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③システム事業
子会社である株式会社インフォディオは、同社により開発された「スマートOCR(※)」売上が伸びたこと
に加え、WEB関連のシステム開発案件が増加しました。「スマートOCR」への引き合いは引き続き多く、こ
の事業も当社グループの成長ドライバーとして期待される分野となっております。
この結果、同事業の当第3四半期連結累計期間の売上高は254,814千円(前年同期比44.1%増)、セグメント
利益は47,970千円(同71.9%増)となりました。
※「スマートOCR」とは、AI(人工知能)を搭載し、ディープラーニング技術(深層学習、人間が自然に行
うタスクをコンピュータに学習させる機械学習の手法の一つ)を活用した、非定型帳票対応の次世代型光学的文
字認識システムです。
(2)財政状態の分析
(資産)
当第3四半期連結会計期間末における流動資産は2,511,115千円となり、前連結会計年度末に比べ588,648千円
減少いたしました。これは主に現金及び預金が787,389千円減少したことによるものであります。固定資産は
1,325,391千円となり、前連結会計年度末に比べ392,897千円増加いたしました。これは主にのれんが84,248千
円、その他の無形固定資産が97,381千円、その他の投資その他の資産が101,014千円増加したことによるもので
あります。
この結果、総資産は、3,836,506千円となり、前連結会計年度末に比べ195,751千円減少いたしました。
(負債)
当第3四半期連結会計期間末における流動負債は366,424千円となり、前連結会計年度末に比べ307,396千円減
少いたしました。これは主に未払金が44,052千円、未払費用が32,863千円、未払法人税等が178,900千円、役員
賞与引当金が36,638千円減少したことによるものであります。固定負債は18,081千円となり、前連結会計年度末
に比べ7,706千円増加いたしました。これは主にその他の固定負債が8,141千円増加したことによるものでありま
す。
この結果、負債合計は、384,506千円となり、前連結会計年度末に比べ299,689千円減少いたしました。
(純資産)
当第3四半期連結会計期間末における純資産合計は3,452,000千円となり、前連結会計年度末に比べ103,937千
円増加いたしました。これは利益剰余金が103,937千円増加したことによるものであります。
この結果、自己資本比率は90.0%(前連結会計年度末は83.0%)となりました。
(3)経営方針・経営戦略等
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更は
ありません。
(4)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(5)研究開発活動
当第3四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、5,110千円であります。これは、
システム事業に係るものであり、その主な内容は、当社グループにより開発された「スマートOCR」の機能拡
張を目的とした開発を進めております。
3【経営上の重要な契約等】
当第3四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。
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第3【提出会社の状況】
1【株式等の状況】
(1)【株式の総数等】
①【株式の総数】
発行可能株式総数(株)
種類
20,000,000
普通株式
20,000,000
計
②【発行済株式】
第3四半期会計期間末現
上場金融商品取引所名
提出日現在発行数(株)
在発行数(株)
種類 又は登録認可金融商品 内容
(2020年5月15日)
(2020年3月31日) 取引業協会名
東京証券取引所
単元株式数
8,538,000 8,538,000
普通株式
(マザーズ)
100株
8,538,000 8,538,000 - -
計
(2)【新株予約権等の状況】
①【ストックオプション制度の内容】
該当事項はありません。
②【その他の新株予約権等の状況】
該当事項はありません。
(3)【行使価額修正条項付新株予約権付社債券等の行使状況等】
該当事項はありません。
(4)【発行済株式総数、資本金等の推移】
発行済株式総 資本準備金増
発行済株式総 資本金増減額 資本金残高 資本準備金残
数増減数 減額
年月日
数残高(株) (千円) (千円) 高(千円)
(株) (千円)
2020年1月1日
- 8,538,000 - 1,319,154 - 1,127,362
~2020年3月31日
(5)【大株主の状況】
当四半期会計期間は第3四半期会計期間であるため、記載事項はありません。
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(6)【議決権の状況】
当第3四半期会計期間末日現在の「議決権の状況」については、株主名簿の記載内容が確認できないため、
記載することができないことから、直前の基準日(2019年12月31日)に基づく株主名簿による記載をしてお
ります。
①【発行済株式】
2020年3月31日現在
株式数(株) 議決権の数(個)
区分 内容
- - -
無議決権株式
議決権制限株式(自己株式等) - - -
議決権制限株式(その他) - - -
完全議決権株式(自己株式等) 100 - -
普通株式
完全議決権株式(その他) 8,536,900 85,369 -
普通株式
1,000 - -
単元未満株式 普通株式
8,538,000 - -
発行済株式総数
- 85,369 -
総株主の議決権
(注)「単元未満株式」欄には、当社所有の自己株式56株が含まれています。
②【自己株式等】
2020年3月31日現在
発行済株式総数に
自己名義所有株式 他人名義所有株式 所有株式数の合計
所有者の氏名又は
対する所有株式数
所有者の住所
数(株) 数(株) (株)
名称
の割合(%)
(自己保有株式)
東京都文京区本郷
株式会社アイリッ
100 - 100 0.00
二丁目27番20号
クコーポレーショ
ン
- 100 - 100 0.00
計
2【役員の状況】
該当事項はありません。
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第4【経理の状況】
1.四半期連結財務諸表の作成方法について
当社の四半期連結財務諸表は、「四半期連結財務諸表の用語、様式及び作成方法に関する規則」(平成19年内閣府
令第64号)に基づいて作成しております。
2.監査証明について
当社は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づき、第3四半期連結会計期間(2020年1月1日から2020
年3月31日まで)及び第3四半期連結累計期間(2019年7月1日から2020年3月31日まで)に係る四半期連結財務諸
表について、有限責任 あずさ監査法人による四半期レビューを受けております。
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1【四半期連結財務諸表】
(1)【四半期連結貸借対照表】
(単位:千円)
前連結会計年度 当第3四半期連結会計期間
(2019年6月30日) (2020年3月31日)
資産の部
流動資産
2,675,133 1,887,743
現金及び預金
332,956 492,011
売掛金
92,087 131,700
その他
△ 413 △ 340
貸倒引当金
3,099,763 2,511,115
流動資産合計
固定資産
187,939 211,835
有形固定資産
無形固定資産
7,838 92,086
のれん
313,231 342,003
ソフトウエア
19,937 16,442
ソフトウエア仮勘定
889 98,270
その他
無形固定資産合計 341,897 548,803
投資その他の資産
259,097 333,941
保証金
57,626 43,863
繰延税金資産
85,933 186,947
その他
402,656 564,751
投資その他の資産合計
932,494 1,325,391
固定資産合計
4,032,258 3,836,506
資産合計
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(単位:千円)
前連結会計年度 当第3四半期連結会計期間
(2019年6月30日) (2020年3月31日)
負債の部
流動負債
22,683 45,532
買掛金
143,089 99,037
未払金
75,776 42,912
未払費用
223,900 45,000
未払法人税等
- 160
未払配当金
36,638 -
役員賞与引当金
13,524 13,208
解約調整引当金
13,844 -
株主優待引当金
7,313 -
その他の引当金
137,050 120,572
その他
673,820 366,424
流動負債合計
固定負債
3,195 2,760
長期未払金
7,179 15,321
その他
10,375 18,081
固定負債合計
684,195 384,506
負債合計
純資産の部
株主資本
1,319,154 1,319,154
資本金
1,262,230 1,262,230
資本剰余金
766,132 870,070
利益剰余金
△ 157 △ 157
自己株式
3,347,359 3,451,297
株主資本合計
702 702
新株予約権
3,348,062 3,452,000
純資産合計
4,032,258 3,836,506
負債純資産合計
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(2)【四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書】
【四半期連結損益計算書】
【第3四半期連結累計期間】
(単位:千円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2018年7月1日 (自 2019年7月1日
至 2019年3月31日) 至 2020年3月31日)
2,991,828 3,166,788
売上高
388,549 378,424
売上原価
2,603,278 2,788,364
売上総利益
2,252 △ 316
解約調整引当金繰入額
2,601,026 2,788,680
差引売上総利益
2,077,119 2,356,368
販売費及び一般管理費
523,907 432,311
営業利益
営業外収益
25 253
受取利息
5,110 4,019
受取賃貸料
1,228 -
受取保険金
- 1,130
助成金収入
3,150 -
雑収入
48 73
その他
9,562 5,476
営業外収益合計
営業外費用
105 107
支払利息
2,250 823
賃貸収入原価
25,400 -
株式公開費用
764 443
その他
28,520 1,375
営業外費用合計
504,949 436,413
経常利益
特別損失
3,543 -
減損損失
0 3,795
固定資産除却損
3,543 3,795
特別損失合計
501,406 432,617
税金等調整前四半期純利益
法人税、住民税及び事業税 179,286 144,159
8,307 13,763
法人税等調整額
187,593 157,922
法人税等合計
四半期純利益 313,812 274,694
親会社株主に帰属する四半期純利益 313,812 274,694
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【四半期連結包括利益計算書】
【第3四半期連結累計期間】
(単位:千円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2018年7月1日 (自 2019年7月1日
至 2019年3月31日) 至 2020年3月31日)
313,812 274,694
四半期純利益
その他の包括利益
- -
その他の包括利益合計
313,812 274,694
四半期包括利益
(内訳)
313,812 274,694
親会社株主に係る四半期包括利益
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【注記事項】
(四半期連結貸借対照表関係)
該当事項はありません。
(四半期連結損益計算書関係)
該当事項はありません。
(四半期連結キャッシュ・フロー計算書関係)
当第3四半期連結累計期間に係る四半期連結キャッシュ・フロー計算書は作成しておりません。なお、第3四半
期連結累計期間に係る減価償却費(のれんを除く無形固定資産に係る償却費を含む。)及びのれんの償却額は、次
のとおりであります。
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2018年7月1日 (自 2019年7月1日
至 2019年3月31日) 至 2020年3月31日)
減価償却費 96,669千円 117,802千円
のれんの償却額 1,865 5,568
(株主資本等関係)
Ⅰ 前第3四半期連結累計期間(自 2018年7月1日 至 2019年3月31日)
1. 配当金支払額
該当事項はありません。
2. 株主資本の金額の著しい変動
当社は、2018年9月25日に東京証券取引所マザーズ市場に上場いたしました。上場にあたり、2018年9月24
日を払込期日とする公募(ブックビルディング方式による募集)による新株式の発行600,000株及び自己株式
の処分20,000株により、資本金が488,520千円、資本剰余金が507,888千円増加し、自己株式が13,200千円減少
しております。
また、2018年10月23日を払込期日とする第三者割当増資(オーバーアロットメントによる売出しに関連した
第三者割当)による新株式の発行108,000株により、資本金及び資本準備金が87,933千円増加しております。
この結果、当第3四半期連結会計期間末において、 資本金が1,270,953千円、資本剰余金が1,214,029千円、
自己株式が157千円 となっております。
Ⅱ 当第3四半期連結累計期間(自 2019年7月1日 至 2020年3月31日)
1. 配当金支払額
配当金の総額 1株当たり配
決議 株式の種類 基準日 効力発生日 配当の原資
(千円) 当額(円)
2019年9月27日
普通株式 170,756 20 2019年6月30日 2019年9月30日 利益剰余金
定時株主総会
(注)2019年9月27日定時株主総会決議による1株当たり配当額には、記念配当10円を含んでおります。
2. 株主資本の金額の著しい変動
該当事項はありません。
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(セグメント情報等)
【セグメント情報】
Ⅰ 前第3四半期連結累計期間(自 2018年7月1日 至 2019年3月31日)
1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:千円)
報告セグメント
四半期連結損
調整額
益計算書計上
(注)1
ソリューショ
額(注)2
保険販売事業 システム事業 計
ン事業
売上高
2,080,987 733,969 176,871 2,991,828 - 2,991,828
外部顧客への売上高
セグメント間の内部売上高
- - 87,900 87,900 △ 87,900 -
又は振替高
2,080,987 733,969 264,771 3,079,728 △ 87,900 2,991,828
計
621,183 238,008 27,902 887,094 △ 363,186 523,907
セグメント利益
(注)1.調整額は、以下のとおりであります。
(1)セグメント売上高の調整額は、セグメント間の内部売上高消去額であります。
(2)セグメント利益の調整額△363,186千円には、セグメント間未実現損益の消去2,759千円、各報告セグ
メントに配分していない全社費用△365,946千円が含まれております。全社費用は、報告セグメントに
帰属しない管理部門等の販売費及び一般管理費であります。
2.セグメント利益は、四半期連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。
Ⅱ 当第3四半期連結累計期間(自 2019年7月1日 至 2020年3月31日)
1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:千円)
報告セグメント
四半期連結損
調整額
益計算書計上
(注)1
ソリューショ
額(注)2
保険販売事業 システム事業 計
ン事業
売上高
2,030,060 881,913 254,814 3,166,788 - 3,166,788
外部顧客への売上高
セグメント間の内部売上高
- - 121,600 121,600 △ 121,600 -
又は振替高
2,030,060 881,913 376,414 3,288,388 △ 121,600 3,166,788
計
454,603 317,673 47,970 820,247 △ 387,936 432,311
セグメント利益
(注)1.調整額は、以下のとおりであります。
(1)セグメント売上高の調整額は、セグメント間の内部売上高消去額であります。
(2)セグメント利益の調整額△387,936千円には、セグメント間未実現損益の消去△13,494千円、各報告
セグメントに配分していない全社費用△374,442千円が含まれております。全社費用は、報告セグメン
トに帰属しない管理部門等の販売費及び一般管理費であります。
2.セグメント利益は、四半期連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。
2.報告セグメントごとの固定資産の減損損失またはのれん等に関する情報
(のれんの金額の重要な変動)
「保険販売事業」セグメントにおいて、第2四半期連結会計期間に株式会社新光FPサービスより 来店型
保険ショップ事業 を取得することにより、のれんが発生しております。当該事象によるのれんの増加額
は、当第3四半期連結累計期間において89,816千円であります。
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(企業結合等関係)
取得による企業結合
企業結合に係る暫定的な会計処理の確定
2019年11月1日に行われた株式会社新光FPサービスの現金を対価とする事業譲受について、第2四半期連結
会計期間において暫定的な会計処理を行っていましたが、当第3四半期連結会計期間において確定しておりま
す。
この暫定的な会計処理の確定に伴い、主として無形固定資産である顧客関連資産に104,685千円が配分され
た結果、のれんの金額は暫定的に算定した金額194,501千円から104,685千円減少し、89,816千円となりまし
た。
なお、のれんの償却期間は10年で、のれん以外の無形固定資産に配分された顧客関連資産の償却期間は6年
であります。
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(1株当たり情報)
1株当たり四半期純利益金額及び算定上の基礎、潜在株式調整後1株当たり四半期純利益金額及び算定上の基礎
は、以下のとおりであります。
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2018年7月1日 (自 2019年7月1日
至 2019年3月31日) 至 2020年3月31日)
(1)1株当たり四半期純利益金額 40円06銭 32円17銭
(算定上の基礎)
(千円) 313,812 274,694
親会社株主に帰属する四半期純利益金額
(千円) - -
普通株主に帰属しない金額
普通株式に係る親会社株主に帰属する四半期
(千円) 313,812 274,694
純利益金額
(株) 7,833,374 8,537,844
普通株式の期中平均株式数
(2)潜在株式調整後1株当たり四半期純利益金額 38円81銭 31円74銭
(算定上の基礎)
(千円) - -
親会社株主に帰属する四半期純利益調整額
(株) 252,147 117,328
普通株式増加数
希薄化効果を有しないため、潜在株式調整後1
株当たり四半期純利益金額の算定に含めなかっ
- -
た潜在株式で、前連結会計年度末から重要な変
動があったものの概要
(注)1. 当社は、2018年7月10日付で普通株式1株につき100株の割合で株式分割を 、また2019年4月1日付で普通株
式1株につき2株の株式分割を行っておりますが、前連結会計年度の期首に当該株式分割が行われたと仮定し
て 、1株当たり四半期純利益金額及び潜在株式調整後1株当たり四半期純利益金額を算定しております。
2.当社は、2018年9月25日に東京証券取引所マザーズに上場したため、前第3四半期連結累計期間の潜在株式調
整後1株当たり四半期純利益金額は、新規上場日から前第3四半期連結会計期間末までの平均株価を期中平均
株価とみなして算定しております。
2【その他】
該当事項はありません。
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第二部【提出会社の保証会社等の情報】
該当事項はありません。
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独立監査人の四半期レビュー報告書
2020年5月15日
株式会社アイリックコーポレーション
取締役会 御中
有限責任 あずさ監査法人
指定有限責任社員
公認会計士 永峯 輝一 ㊞
業務執行社員
指定有限責任社員
公認会計士
金井 睦美 ㊞
業務執行社員
当監査法人は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づき、「経理の状況」に掲げられている株式会社アイ
リックコーポレーションの2019年7月1日から2020年6月30日までの連結会計年度の第3四半期連結会計期間(2020年1
月1日から2020年3月31日まで)及び第3四半期連結累計期間(2019年7月1日から2020年3月31日まで)に係る四半期
連結財務諸表、すなわち、四半期連結貸借対照表、四半期連結損益計算書、四半期連結包括利益計算書及び注記について
四半期レビューを行った。
四半期連結財務諸表に対する経営者の責任
経営者の責任は、我が国において一般に公正妥当と認められる四半期連結財務諸表の作成基準に準拠して四半期連結財
務諸表を作成し適正に表示することにある。これには、不正又は誤謬による重要な虚偽表示のない四半期連結財務諸表を
作成し適正に表示するために経営者が必要と判断した内部統制を整備及び運用することが含まれる。
監査人の責任
当監査法人の責任は、当監査法人が実施した四半期レビューに基づいて、独立の立場から四半期連結財務諸表に対する
結論を表明することにある。当監査法人は、我が国において一般に公正妥当と認められる四半期レビューの基準に準拠し
て四半期レビューを行った。
四半期レビューにおいては、主として経営者、財務及び会計に関する事項に責任を有する者等に対して実施される質
問、分析的手続その他の四半期レビュー手続が実施される。四半期レビュー手続は、我が国において一般に公正妥当と認
められる監査の基準に準拠して実施される年度の財務諸表の監査に比べて限定された手続である。
当監査法人は、結論の表明の基礎となる証拠を入手したと判断している。
監査人の結論
当監査法人が実施した四半期レビューにおいて、上記の四半期連結財務諸表が、我が国において一般に公正妥当と認め
られる四半期連結財務諸表の作成基準に準拠して、株式会社アイリックコーポレーション及び連結子会社の2020年3月31
日現在の財政状態及び同日をもって終了する第3四半期連結累計期間の経営成績を適正に表示していないと信じさせる事
項がすべての重要な点において認められなかった。
利害関係
会社と当監査法人又は業務執行社員との間には、公認会計士法の規定により記載すべき利害関係はない。
以 上
(注)1.上記は四半期レビュー報告書の原本に記載された事項を電子化したものであり、その原本は当社(四半期報
告書提出会社)が別途保管しております。
2.XBRLデータは 四半期レビュー の対象には含まれていません。
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