株式会社ヒノキヤグループ 有価証券報告書 第32期(平成31年1月1日-令和1年12月31日)
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提出者 | 株式会社ヒノキヤグループ |
カテゴリ | 有価証券報告書 |
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株式会社ヒノキヤグループ(E00325)
有価証券報告書
【表紙】
【提出書類】 有価証券報告書
【根拠条文】 金融商品取引法第24条第1項
【提出先】 関東財務局長
【提出日】 2020年3月30日
【事業年度】 第32期(自 2019年1月1日 至 2019年12月31日)
【会社名】 株式会社ヒノキヤグループ
【英訳名】 Hinokiya Group Co.,Ltd.
【代表者の役職氏名】 代表取締役社長 近藤 昭
【本店の所在の場所】 東京都千代田区丸の内一丁目8番3号
【電話番号】 03-5224-5121(代表)
【事務連絡者氏名】 取締役総合企画部長 島田 幸雄
【最寄りの連絡場所】 東京都千代田区丸の内一丁目8番3号
【電話番号】 03-5224-5121(代表)
【事務連絡者氏名】 取締役総合企画部長 島田 幸雄
【縦覧に供する場所】 株式会社東京証券取引所
(東京都中央区日本橋兜町2番1号)
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第一部 【企業情報】
第1 【企業の概況】
1 【主要な経営指標等の推移】
(1) 連結経営指標等
回次 第28期 第29期 第30期 第31期 第32期
決算年月 2015年12月 2016年12月 2017年12月 2018年12月 2019年12月
売上高 (千円) 78,626,457 93,138,640 105,007,717 110,259,640 117,687,355
経常利益 (千円) 5,235,041 6,139,195 6,278,023 4,386,174 6,231,239
親会社株主に帰属する
(千円) 2,561,967 3,329,185 3,447,459 2,303,254 2,360,174
当期純利益
包括利益 (千円) 2,546,679 3,826,896 3,886,534 2,482,267 2,877,627
純資産額 (千円) 16,750,551 19,843,281 18,690,120 20,383,200 22,503,230
総資産額 (千円) 43,371,282 52,479,076 60,095,293 64,288,845 66,937,844
1株当たり純資産額 (円) 1,039.77 1,210.89 1,289.18 1,399.83 1,494.76
1株当たり
(円) 188.73 245.25 258.91 183.13 187.37
当期純利益金額
潜在株式調整後
1株当たり (円) 187.58 244.67 258.77 183.09 187.35
当期純利益金額
自己資本比率 (%) 32.5 31.3 27.0 27.4 28.1
自己資本利益率 (%) 19.5 21.8 21.1 13.6 13.0
株価収益率 (倍) 6.7 6.7 9.5 11.6 11.6
営業活動による
(千円) 913,494 2,561,019 3,506,776 4,592,914 4,304,887
キャッシュ・フロー
投資活動による
(千円) △ 1,986,630 △ 2,577,493 △ 2,302,532 △ 777,261 △ 2,553,810
キャッシュ・フロー
財務活動による
(千円) 1,196,838 1,042,764 2,432,534 △ 3,915,943 △ 1,537,722
キャッシュ・フロー
現金及び現金同等物
(千円) 5,110,457 6,136,256 9,773,025 9,672,863 9,850,351
の期末残高
従業員数
2,148 2,439 2,636 2,975 3,111
(人)
〔ほか、平均臨時
〔 220 〕 〔 213 〕 〔 215 〕 〔 233 〕 〔 228 〕
雇用人員〕
(注) 1 売上高には、消費税等は含まれておりません。
2 「『 税効果 会計に係る会計基準』の一部改正」(企業会計基準第28号 2018年2月16日)等を当連結会計
年度の期首から適用しており、第31期 以前 に係る主要な経営指標等については、当該会計基準等を遡って
適用した後の指標等となっております。
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(2) 提出会社の経営指標等
回次 第28期 第29期 第30期 第31期 第32期
決算年月 2015年12月 2016年12月 2017年12月 2018年12月 2019年12月
売上高 (千円) 7,049,432 8,589,303 6,353,963 6,681,964 5,852,731
経常利益 (千円) 4,504,502 5,721,088 2,883,255 2,892,685 2,772,984
当期純利益 (千円) 4,404,308 5,503,703 2,714,538 2,992,636 786,389
資本金 (千円) 389,900 389,900 389,900 389,900 389,900
発行済株式総数 (株) 13,575,000 13,575,000 13,575,000 13,575,000 13,575,000
純資産額 (千円) 11,595,828 16,227,008 15,956,768 17,907,723 17,603,902
総資産額 (千円) 25,197,281 30,903,135 36,530,059 37,145,261 34,489,047
1株当たり純資産額 (円) 854.22 1,195.38 1,268.95 1,423.69 1,396.65
1株当たり配当額 60.00 60.00 80.00 90.00 90.00
(円)
(1株当たり中間配当額) ( 25.00 ) ( 30.00 ) ( 45.00 ) ( 45.00 ) ( 45.00 )
1株当たり
(円) 324.45 405.44 203.87 237.94 62.43
当期純利益金額
潜在株式調整後
1株当たり (円) - - - - -
当期純利益金額
自己資本比率 (%) 46.0 52.5 43.7 48.2 51.0
自己資本利益率 (%) 45.3 39.6 16.9 17.7 4.4
株価収益率 (倍) 3.9 4.1 12.1 8.9 34.8
配当性向 (%) 18.5 14.8 39.2 37.8 144.2
従業員数
109 112 131 133 177
(人)
〔ほか、平均臨時
〔 -〕 〔 -〕 〔 -〕 〔 -〕 〔 -〕
雇用人員〕
株主総利回り (%) 100.0 133.0 201.0 182.0 192.0
(比較指数:配当込みTOPIX) (%) ( 112.1 ) ( 112.4 ) ( 137.4 ) ( 115.5 ) ( 136.4 )
最高株価 (円) 1,450 1,766 2,620 4,540 2,436
最低株価 (円) 1,063 1,126 1,588 1,840 1,788
(注) 1 売上高には、消費税等は含まれておりません。
2 第30期の1株当たり配当額80円には、東京証券取引所市場第二部上場に伴う記念配当10円が含まれておりま
す。
3 潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額については、潜在株式が存在しないため記載しておりません。
4 「『税効果会計に係る会計基準』の一部改正」(企業会計基準第28号 2018年2月16日)等を当事業年度の
期首から適用しており、第31期以前に係る主要な経営指標等については、当該会計基準等を遡って適用した
後の指標等となっております。
5 最高株価及び最低株価は名古屋証券取引所(第28期、第29期)及び東京証券取引所(第30期以降)における
ものであります。
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2 【沿革】
年月 概要
1988年10月 埼玉県久喜市に㈱東日本ニューハウス(現 ㈱ヒノキヤグループ(当社))を設立。
1990年3月 本社を埼玉県加須市に移転。
1996年9月
東栄ハウジング㈱(現 ㈱桧家住宅 (連結子会社))の発行済株式の全株式を取得。
2002年7月
㈱桧家ハウステック(現 ㈱桧家リフォーミング (連結子会社))を設立。
2003年1月
㈱ユートピアホーム(㈱日本ハウジングソリューション(現 連結子会社))を設立。
2004年1月
㈱桧家住宅ちば(現 ㈱桧家住宅 (連結子会社))を設立。
2007年11月 名古屋証券取引所市場第二部へ株式を上場。(2017年8月に上場廃止)
2008年2月
㈱桧家住宅とちぎ(現 ㈱桧家住宅 (連結子会社))を設立。
石塚建設工業㈱(現 ㈱桧家住宅(連結子会社))及び住宅建設㈱(現 ㈱桧家住宅 (連結子会
社))の発行済株式の全株式を取得。
当社が㈱ユートピアホーム(現 ㈱日本ハウジングソリューション(連結子会社))を吸収合併す
2008年4月
る。
2009年2月 ㈱日本アクア(連結子会社)の発行済株式の過半数を取得。
2009年7月 土地活用事業に進出する目的で㈱ランデックス(現 ㈱ヒノキヤレスコ)の発行済株式の全株式
を取得。
2010年3月 本社を埼玉県久喜市に移転。
㈱桧家住宅さいたま(現 ㈱桧家住宅 (連結子会社))を設立。
2011年2月
2011年7月
当社は、注文住宅事業を㈱桧家住宅さいたまに承継し持株会社となる。
㈱桧家住宅上信越(現 ㈱桧家住宅 (連結子会社))を設立。
2011年8月
2011年11月
㈱池田住販(現 ㈱桧家住宅 (連結子会社))の発行済株式の全株式を取得。
2011年12月
三栄ハウス㈱(現 ㈱桧家住宅 (連結子会社))の発行済株式の全株式を取得。
2012年7月
㈱桧家住宅東北(現 ㈱桧家住宅 (連結子会社))が仙台で営業開始。
2013年1月 不動産子会社3社(石塚建設工業㈱、住宅建設㈱、㈱池田住販)を統合し、商号を㈱桧家不動産
(現 ㈱桧家住宅(連結子会社))に変更。
2013年12月
㈱日本アクア(連結子会社)が東京証券取引所マザーズ市場に上場。(2018年3月に市場変更)
ライフサポート㈱(連結子会社)の株式を取得。
2014年1月
ライフサポート㈱(連結子会社)の発行済株式の過半数を取得。
2014年2月
北都ハウス工業㈱(現 ㈱パパまるハウス (連結子会社))の発行済株式の全株式を取得。
2014年5月
本社を埼玉県久喜市から東京都千代田区に移転。
2014年11月
フュージョン資産マネジメント㈱(連結子会社)を設立。
2015年1月 桧家ブランドを展開する子会社の合併を行う。(東栄ハウジング㈱と㈱桧家住宅とちぎを合併
し、㈱桧家住宅北関東(現 ㈱桧家住宅(連結子会社))として存続。㈱桧家住宅ちばと三栄ハウス
㈱を合併し、㈱桧家住宅東京(現 ㈱桧家住宅(連結子会社))として存続。)
㈱桧家不動産(現 ㈱桧家住宅(連結子会社))が㈱ランデックス(土地活用事業)を吸収合併。
2015年9月
㈱LIXIL他5社との共同出資により㈱HOUSALL(持分法非適用関連会社)を設立。
2016年1月
ベトナム社会主義共和国にHinokiya Vietnam Co.,Ltd.(連結子会社)を設立。
㈱不動産流通システム(持分法非適用関連会社)の株式を取得。
2016年3月
レスコハウス㈱(現 ㈱ヒノキヤレスコ(連結子会社))の発行済株式の全株式を取得。
2017年3月
東京証券取引所市場第二部へ株式を上場。(2018年3月に市場変更)
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年月 概要
2018年1月 桧家ブランドを展開する5社(㈱桧家住宅、㈱桧家住宅東京、㈱桧家住宅北関東、㈱桧家住宅上
信越、㈱桧家住宅東北)を合併し、商号を㈱桧家住宅(連結子会社)に変更。
2018年3月
当社及び㈱日本アクア(連結子会社)が東京証券取引所市場第一部へ市場変更。
2018年4月
㈱ハウジーホームズ(現 ㈱桧家住宅東海(連結子会社))の発行済株式の全株式を取得。
2018年8月
㈱日本ハウジングソリューション(連結子会社)を設立し、Z空調のシステム外販を開始。
2018年9月 ベトナム社会主義共和国に合弁会社Hinokiya Resco Construction Vietnam Co.,Ltd.(非連結子
会社)を設立。
2018年11月
当社のFC事業を㈱日本ハウジングソリューションへ継承。
2019年1月
㈱ヒノキヤレスコが、㈱桧家不動産(現 ㈱桧家住宅(連結子会社))の土地活用事業を継承する。
2019年1月 ベトナム社会主義共和国に合弁会社 Hinokiya TWGroup Co.,Ltd.(連結子会社)) 設立。
2019年4月
桧家ブランドを展開する㈱桧家住宅(連結子会社)が㈱桧家不動産を吸収合併。
2019年9月
まいすまい㈱を設立(非連結子会社)
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3 【事業の内容】
当社グループは、当社、連結子会社11社、非連結子会社4社、持分法非適用関連会社2社で構成され、住宅事業、
不動産投資事業、断熱材事業、リフォーム事業、介護保育事業を主要事業として行うとともに、その周辺事業を拡充
することにより住宅に関わる包括的な事業活動を展開しております。
当社及び当社の関係会社の各事業における位置付け及びセグメントとの関連は次のとおりであります。
なお、以下の5事業は「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 注記事項 (セグメント情報等)」に掲げるセグメ
ントと同一の区分であります。
また、当社は特定上場会社等であります。特定上場会社に該当することにより、インサイダー取引規制の重要事実
の軽微基準については連結ベースの数値に基づいて判断することとなります。
なお、当連結会計年度より報告セグメントの区分を変更しています。これにより、当社グループの報告セグメント
は以下のとおりです。
変更前:「注文住宅」、「不動産」、「断熱材」、「リフォーム」、「介護保育」
変更後:「住宅」、「不動産投資」、「断熱材」、「リフォーム」、「介護保育」
詳細は、「第5 経理の状況 1. 連結財務諸表等 (1) 連結財務諸表 注記事項(セグメント情報等)」をご参照
ください。
(1) 住宅事業
注文住宅の請負、設計、施工及び注文住宅のFC事業、戸建分譲住宅の設計、施工、販売及び土地の分譲、仲介
並びに賃貸住宅の請負、設計、施工を行っております。
(住宅事業に関わる主な関係会社)
株式会社桧家住宅 株式会社桧家住宅東海
株式会社パパまるハウス 株式会社日本ハウジングソリューション
株式会社ヒノキヤレスコ
Hinokiya Vietnam Co.,Ltd.
(2) 不動産投資事業
収益物件の販売、ホテル開発及び不動産の賃貸を行っております。
(不動産投資事業に関わる主な関係会社)
フュージョン資産マネジメント株式会社 当社不動産賃貸事業
Hinokiya TWGroup Co.,Ltd.
(3) 断熱材事業
発泡断熱材及び住宅省エネルギー関連部材の開発、製造及び販売を行っております。
(断熱材事業に関わる主な関係会社)
株式会社日本アクア
(4) リフォーム事業
住宅のリフォーム、解体工事、外構工事の請負、設計、施工及び監理を行っております。
(リフォーム事業に関わる主な関係会社)
株式会社桧家リフォーミング
(5) 介護保育事業
老人ホームの運営、訪問・通所介護並びに居宅介護支援等及び保育所の運営等を行っております。
(介護保育事業に関わる主な関係会社)
ライフサポート株式会社
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事業の系統図は、次のとおりであります。(2019年12月31日現在)
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4 【関係会社の状況】
議決権の所有
資本金 主要な事業
名称 住所 (被所有)割合 関係内容
(千円) の内容
(%)
(連結子会社)
㈱桧家住宅
業務支援、資金貸借、債務保証
東京都文京区 50,000 住宅事業 100.0
役員の兼任有り
(注)2.4
業務支援、資金貸借、債務保証
㈱桧家住宅東海
静岡県静岡市 30,600 住宅事業 100.0
役員の兼任有り
㈱パパまるハウス
業務支援、資金貸借、債務保証
新潟県新潟市 40,000 住宅事業 100.0
役員の兼任有り
(注)2.4
㈱ヒノキヤレスコ
東京都文京区 50,000 住宅事業 100.0 資金貸借、役員の兼任有り
(注)2
㈱日本アクア
東京都港区 1,903,369 断熱材事業 54.8
―
(注)2.3.4
業務支援、資金貸借、債務保証
㈱桧家リフォーミング 埼玉県加須市 30,000 リフォーム事業 100.0
役員の兼任有り
ライフサポート㈱
東京都新宿区 100,000 介護保育事業 80.0 資金貸借
(注)2
フュージョン資産
業務支援、資金貸借、役員の兼
マネジメント㈱
東京都文京区 100,000 不動産投資事業 100.0
任有り
(注)2
業務支援、資金貸借、役員の兼
㈱日本ハウジング
東京都文京区 30,000 住宅事業 100.0
任有り
ソリューション
Hinokiya Vietnam
ベトナム社会主義
共和国
Co.,Ltd.
50,000 住宅事業 100.0 資金貸借、設計業務委託
ハノイ市
(注)2
Hinokiya TWGroup
ベトナム社会主義
共和国
Co.,Ltd.
922,339 不動産投資事業 50.0
―
ホーチミン市
(注)2
(注) 1 「主要な事業の内容」欄には、セグメント情報に記載された名称を記載しております。
2 特定子会社に該当しております。
3 有価証券報告書を提出しております。
4 ㈱桧家住宅、㈱パパまるハウス、及び㈱日本アクアについては、売上高(連結会社相互間の内部売上高を除
く)の連結売上高に占める割合が10%を超えております。
主要な損益情報等については、2019年12月期の数値を記載しております。
なお、㈱日本アクアは有価証券報告書を提出しているため、主要な損益情報等の記載を省略しております。
㈱桧家住宅 ㈱パパまるハウス
①売上高 55,887,947千円 19,929,226千円
②経常利益 3,060,310千円 1,150,562千円
③当期純利益 1,995,318千円 776,155千円
④純資産額 2,044,343千円 1,046,474千円
⑤総資産額 21,434,729千円 6,449,913千円
5 上記のほか、非連結子会社4社(うち持分法適用子会社1社)、持分法非適用関連会社が2社あります。
また、主に販売用不動産に関わる合同会社6社を連結しております。
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5 【従業員の状況】
(1) 連結会社の状況
2019年12月31日現在
セグメントの名称 従業員数(人)
住宅事業 1,648 ( 26 )
不動産投資事業 10 ( -)
断熱材事業 473 ( 2 )
リフォーム事業 117 ( 2 )
介護保育事業 751 ( 198 )
その他事業 6 ( -)
全社(共通) 106 ( -)
合計 3,111 ( 228 )
(注) 1 従業員数は就業人員(契約社員、嘱託社員を含んでおります。)であり、臨時従業員数(パートタイ
マー)は含んでおりません。
2 従業員数の(外書)は、臨時従業員の年間平均雇用人員(1日8時間換算)であります。
3 全社(共通)として記載されている従業員数は、特定のセグメントに区分できない当社の総務・経理・人
事・商品企画等の管理部門に所属しているものであります。
(2) 提出会社の状況
2019年12月31日現在
従業員数(人) 平均年齢(歳) 平均勤続年数(年) 平均年間給与(円)
177 34.3 3.2 5,429
セグメントの名称 従業員数(人)
住宅事業 65
不動産投資事業 ―
その他事業 6
全社(共通) 106
合計 177
(注) 1 従業員数は就業人員(契約社員、嘱託社員を含んでおります。)であり、臨時従業員数(パートタイ
マー)は含んでおりません。
2 平均年間給与は、賞与及び基準外賃金を含んでおります。
3 住宅事業として記載されている従業員数は、CADセンターに所属しているものであります。
4 不動産投資事業には、専任従業員はおりません。
5 その他事業として記載されている従業員数は、CR事業部に所属しているものであります。
6 全社(共通)として記載されている従業員数は、特定のセグメントに区分できない当社の総務・経理・人
事・商品企画等の管理部門に所属しているものであります。
7 前事業年度末に比べ従業員数が44名増加しております。 主な理由は技能実習生47名の受入れによるもので
あります。
(3) 労働組合の状況
当社のグループ(当社及び連結子会社)には労働組合及びこれに類する団体はありません。
なお、労使関係については円滑な関係にあり、特記すべき事項はありません。
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第2 【事業の状況】
1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】
当社グループを取り巻く経営環境は、中長期的にみると人口減少や超高齢化社会の進行、それに伴う労働力不足
や介護問題の深刻化等が予想されております。主力事業である住宅事業においては、政府の住宅政策の「ストック
重視」への転換、多様化するライフスタイルを反映した消費者の住宅取得意識の変化等により、新設住宅着工戸数
は減少傾向が続き、企業間の競争はさらに激しくなるものと思われます。
このような環境下、主力の住宅事業においてより強固な事業基盤を構築するため、エリア拡大と業務効率化の推
進による収益性向上を図るとともに、住宅関連の市場環境の変化と多様化するお客様のニーズに対応し、より安定
した成長を目指すため「不動産投資事業」、「断熱材事業」、「介護保育事業」等の育成・強化に取り組んでおり
ます。
これらを早期に中核事業に成長させることで、住宅関連の市場環境が変化してもグループ全体として安定した収
益を獲得できるよう収益基盤の強化に努めてまいります。
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2 【事業等のリスク】
当社グループの事業展開上のリスク要因となる可能性があると考えられる主な事項を記載しております。なお、文
中の将来に関する事項は、提出日現在において当社グループが判断したものであります。
(1) 住宅市場の動向について
住宅市場は景気、金利、地価等の動向、雇用環境、住宅税制及び消費税率等の変動に影響を受けます。景気見
通しの悪化、大幅な金利上昇、地価の上昇及び雇用環境の変化等によりお客様の住宅購買意欲が減退し、受注が大
幅に減少した場合、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。
(2) 外注委託について
当社グループでは、住宅事業、断熱材事業において商品の企画、積算、受注、販売、工事発注、施工監理等を
除いた施工業務は、請負業者に外注しております。販売戸数の増加に伴い発注量が増大し、外注先での対応の遅れ
による工期遅延や外注費の上昇が生じた場合には、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。
(3) 売上の季節変動について
当社グループの主力事業である住宅事業では、お客様の生活環境等により第4四半期に完成引渡となる物件の
割合が高く、利益面では第4四半期に偏る傾向があります。そのため、第1四半期及び第2四半期で経費発生が先
行し、上期業績が低迷するリスクがあります。
第31期連結会計年度(自 2018年1月1日 至 2018年12月31日)及び第32期連結会計年度(自 2019年1月
1日 至 2019年12月31日)の各四半期における住宅事業における売上高を参考までに掲げると以下のとおりであ
ります。
四半期ごとの売上高の推移
第1四半期 第2四半期 第3四半期 第4四半期
(1月~3月) (4月~6月) (7月~9月) (10月~12月)
2018年12月期(千円) 14,875,904 17,959,599 17,543,626 30,165,890
2019年12月期(千円) 17,185,695 18,656,945 14,536,489 37,010,695
(4) 引渡時期遅延による業績変動について
当社グループの主力事業である住宅事業では、お客様に建物を引き渡した時に売上が計上されます。お客様の
生活環境等により第4四半期に完成引渡となる物件の割合が高く、利益面では第4四半期に偏る傾向があります。
そのため、第4四半期において天災その他予期せぬ事態による大幅な工期の遅延等が発生した場合には、引渡時期
に遅れが生じ当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。
(5) 原材料価格・資材価格の高騰について
当社グループの主要構造部材である木材・建材やその他の原材料価格の急激な高騰は、原材料の仕入価格の高
騰を招き当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。
(6) 保有資産の価値下落について
当社グループが保有している不動産や固定資産について、市況の著しい悪化等によってそれらの価値が下落し
た場合には、評価損の計上や減損処理を行うことになり、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性
があります。
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(7) 大規模な自然災害等について
大規模な地震、風水害等の自然災害、感染症等が発生した場合には、当社グループの事業活動に支障が生じ、
保有設備の復旧活動、住宅の引渡済物件に関する安全確認、建築受注物件の工事完了・引渡の遅延等により多額の
費用が発生する等、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。
(8) 法的規制について
当社グループは、「建設業法」に基づく建設業許可、「建築士法」に基づく一級建築士事務所登録、「宅地建
物取引業法」に基づく宅地建物取引業免許等の許認可を受け事業活動を行っており、この他「建築基準法」、「都
市計画法」、「土地区画整理法」、「農地法」、「宅地造成等規制法」、「国土利用計画法」等関連する多くの法
令の影響を受けております。これら法令等を遵守するためコンプライアンス体制の強化に取り組んでおりますが、
これらの法令等の規制を遵守できなかった場合や新たな法規制が設けられた場合、事業活動が制限される等、当社
グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。
(9) 個人情報の漏洩について
当社グループは、事業を行う上で入手したお客様に関する様々な個人情報を保有しております。これらの情報
管理については社内規程の整備、社員教育の徹底等、管理体制の強化に努めておりますが、万が一これらの情報が
外部に漏洩した場合、当社グループに対する信用失墜や損害賠償請求等によって当社グループの業績に影響を及ぼ
す可能性があります。
(10) 訴訟等の可能性について
当社グループは、事業運営にあたって法令遵守の徹底及びお客様とのトラブル回避に努めておりますが、今後
予期せぬ事象の発生により、訴訟その他の請求が発生する可能性があります。これらの訴訟等の内容及び結果に
よっては、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。
なお、現時点において業績に重要な影響を及ぼす可能性のある訴訟が提起されている事実はありません。
(11) 介護保育事業に係るリスクについて
当社グループの介護保育事業につきましては、介護保険法等の改正、保育に関する政府の方針変更が行われた
場合、予期せぬ損失が発生するおそれがあります。また、人材確保が計画通りに行えない場合、当社グループの介
護保育事業の業績に影響を及ぼす可能性があります。
介護保育事業は行政機関の許認可を受けて行っておりますが、今後何らかの要因により許認可が取り消された
場合、当社グループの介護保育事業の運営に影響を及ぼす可能性があります。
その他、感染症の蔓延、不測の事故などにより、業務停止、新規利用者の受入制限、スタッフの確保が困難と
なる等の事態が発生した場合、当社グループの介護保育事業の運営に影響を及ぼす可能性があります。
(12) 品質管理・安全管理について
当社グループは、戸建住宅施工・RC建築物断熱施工の品質管理・現場の安全管理に万全を期しております
が、予期せぬ事情による重大な品質問題や労災事故が発生した場合、当社グループに対する信用失墜や損害賠償請
求等によって当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。
(13) M&Aの実施による減損損失の可能性について
当社グループでは、事業拡大や新規事業への参入を目的として、M&Aを実施しております。M&Aの実施に
あたっては、事業計画の策定、将来価値の測定について十分な検討を行っておりますが、想定した事業展開ができ
ない場合、減損損失が発生するなど、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。
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(14) 風評に関するリスクについて
当社グループは、法令遵守違反、個人情報の漏洩、労務管理上の問題などの不適切な行為が発覚した場合は、
速やかに適切な対応を図って参りますが、当社や当社の関係者・当社の取引先等に対する否定的な風説や風評がマ
スコミ報道やインターネット上の書き込み等により発生・流布した場合、それが正確な事実に基づいたものである
か否かにかかわらず、当社グループの社会的信用が毀損し、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性がありま
す。
(15) 主要な事業活動の前提となる事項について
当社グループの主要な事業活動である住宅事業、不動産投資事業、断熱材事業は事業活動を行ううえで許認可
が必要な事業であり、これらの事業活動を行う子会社では建設業許可、宅地建物取引業免許等、必要となる許認可
をそれぞれ取得しております。建設業許可、宅地建物取引業免許のいずれも5年ごとの更新が義務付けられ、か
つ、それぞれ業務停止等の処分、許可の取消しについての要件が規定されております。当該要件に抵触した場合に
は、許可の取消し又は期間を定めてその業務の全部もしくは一部の停止等を命じられる可能性があります。
本書提出日現在、該当子会社のすべてにおいて許可の取消し又は業務の停止等の事由となる事実はないと認識
しておりますが、当該許可の取消し又は業務の停止等を命じられた場合には、社会的信用の失墜や契約破棄等によ
り当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。
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3 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
(業績等の概要)
(1) 業績
当連結会計年度におけるわが国経済は、雇用環境を中心に穏やかな回復傾向ではあるものの、米中貿易摩擦の長
期化による世界経済の不確実性、相次いだ自然災害や消費増税による国内景気への影響が懸念される等、依然とし
て先行き不透明な状況が続いております。
住宅業界におきましては、国土交通省発表による新設住宅着工戸数は消費増税前の駆け込み需要等により年の前
半は一時的に増加する場面もありましたが、年間累計では前年を下回りました。当社グループの事業と関係の深い
「持家」も足元では前年同月比5カ月連続減少となる等、弱含みで推移しました。また、原材料価格の高騰や慢性
的な人手不足に伴う物流費、人件費の上昇等が懸念される等、厳しい事業環境が続いております。
このような状況のもとで、当社グループ経営理念「最高品質と最低価格で社会に貢献」に基づき、持続的な事業
の成長とさらなる企業価値の向上に向け、2022年12月期を最終年度とする5ヵ年の中期経営計画「NEXT STAGE
2022」を策定し、各事業セグメントにおいて、収益拡大に取り組んでまいりました。
この結果、当連結会計年度の 売上高は1,176億87百万円 ( 前年同期比6.7%増 )、 営業利益は62億69百万円 ( 前年
同期比42.4%増 )、 経常利益は62億31百万円 ( 前年同期比42.1%増 )、 親会社株主に帰属する当期純利益は23億60
百万円 ( 前年同期比2.5%増 )となりました。
セグメント別の業績(セグメント間の取引消去前)は次のとおりであります。
なお、2019年4月1日に当社グループ企業の組織再編を実施したことに伴い、第2四半期連結会計期間より下記
のとおり事業セグメントの区分変更を行っており、各セグメントにおける前年同期比は前年同期の数値をセグメン
ト変更後の数値に組み替えたうえで比較を行っております。
新旧セグメントの対比表
旧セグメント 事業内容 新セグメント
注文住宅請負
注文住宅事業
住宅フランチャイズ
戸建分譲住宅販売 住宅事業
土地分譲、仲介
不動産事業 賃貸住宅請負
収益物件販売、ホテル開発等
不動産投資事業
不動産賃貸
断熱材事業 発泡断熱材等の販売、施工等 断熱材事業
リフォーム事業 リフォーム・外構工事請負等 リフォーム事業
介護保育事業 介護施設、保育園の運営等 介護保育事業
① 住宅事業
当事業では、本年4月に注文住宅事業を主力とする株式会社桧家住宅と戸建分譲住宅事業を展開する株式会社
桧家不動産の2社を統合し、多様化する顧客ニーズに対して注文住宅から戸建分譲住宅、土地の仲介・販売まで
総合的なサービス提供を行う体制を構築し、販売力の強化に取り組みました。また、2016年の発売以後、住宅事
業を牽引する「Z空調」の認知度をさらに高めるため、桧家住宅では「Z空調」の快適さを体感できる各種見学
会等の開催を強化するとともに、パパまるハウスでは販売エリア及び販売代理店網を拡大強化する等、積極的な
受注拡大に努めました。しかしながら、注文住宅では消費税増税前の駆け込み需要が一部みられたもののその後
の反動減が影響し、受注棟数は前年同期を僅かに下回りました。販売棟数及び売上高は、注文住宅の完成引渡し
が概ね順調に推移したこと及び組織再編による販売力強化が奏功し、戸建分譲住宅販売が増加したことにより、
売上高、販売棟数ともに前年同期を上回りました。利益面においては、株式会社桧家住宅における新規展示場へ
の出展及び既存展示場のリニューアルによる固定費の増加等があったものの、増収による利益の増加で吸収し、
前年同期を上回りました。
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(注文住宅受注の状況)
前連結会計年度 当連結会計年度
増減率(%)
(2018年12月期) (2019年12月期)
棟数(棟) 3,362 3,171 △5.7
金額(百万円) 66,339 63,894 △3.7
(販売の状況)
(単位:棟)
前連結会計年度 当連結会計年度
増減率(%)
(2018年12月期) (2019年12月期)
販売合計 3,443 3,693 7.3
注文住宅 2,959 3,177 7.4
分譲住宅 364 381 4.7
戸建賃貸住宅 103 119 15.5
賃貸住宅 18 16 △11.1
この結果、 売上高は873億89百万円 ( 前年同期比8.5%増 )、 セグメント利益(営業利益)は58億8百万円 ( 前年
同期比10.5%増 )となりました。
② 不動産投資事業
当事業では、本年2月にAKARI Higashiyama Nijo、11月にHotel Mei福岡天神を開業する等、業容拡大に努めた
一方で投資用不動産に対する金融機関の融資姿勢厳格化等の影響から投資マインドが低下し、収益物件販売が伸
び悩んだことから売上高、利益ともに前年同期を大幅に下回りました。
この結果、 売上高は25億13百万円 ( 前年同期比45.4%減 )、 セグメント利益(営業利益)は2億6百万円 ( 前
年同期比34.1%減 )となりました。
③ 断熱材事業
当事業では、戸建住宅部門、建築物部門共に「アクアフォーム」の商品力を生かした営業展開が奏功し、受注
が順調に拡大したことから、売上高は前年同期を上回りました。利益面においては、前年後半よりアクアフォー
ムの原材料であるイソシアネートの供給不足による価格高騰の影響が解消したことにより、前年同期を大幅に上
回りました。
この結果、 売上高は213億66百万円 ( 前年同期比10.0%増 )、 セグメント利益(営業利益)は18億53百万円 ( 前
年同期比161.3%増 )となりました。
④ リフォーム事業
当事業では、リフォーム工事や外構工事の受注が増加したことで、売上高は前年同期を上回りました。利益面
においては、施工エリア拡大に伴う人員の増加に伴い人件費等の固定費が増加したものの、増収による利益の増
加で吸収し、前年同期を上回りました。
この結果、 売上高は34億25百万円 ( 前年同期比12.0%増 )、 セグメント利益(営業利益)は2億18百万円 ( 前
年同期比6.0%増 )となりました。
⑤ 介護保育事業
介護事業では、有料老人ホームの入居率が僅かながら改善したことにより売上高は前年同期を上回りました。
保育事業では、本年4月に東京都港区で新たに2カ所の保育園「港南緑水保育園」、「はぁと保育園」を開設し
たこと等により、売上高は前年同期を上回りました。事業全体の利益といたしましては、保育士の採用コストを
はじめ販売管理費の抑制に努めた結果、前年同期を上回りました。
この結果、 売上高は52億97百万円 ( 前年同期比6.4%増 )、 セグメント利益(営業利益)は1億8百万円 (前年
同期はセグメント損失30百万円)となりました。
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(2) キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は前連結会計年度末に比べ 1億77百万
円の増加 となり、当連結会計年度末の資金残高は、 98億50百万円 ( 前年同期比1.8%増 )となりました。営業活動で
43億4百万円の収入 ( 前年同期は45億92百万円の収入 )、投資活動で 25億53百万円の支出 ( 前年同期は7億77百万
円の支出 )、財務活動で 15億37百万円の支出 ( 前年同期は39億15百万円の支出 )となりました。
各活動によるキャッシュ・フローの状況は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動によるキャッシュ・フローは 43億4百万円の収入 ( 前年同期は45億92百万円の収入 )となりました。こ
れは、税金等調整前当期純利益 52億76百万円 ( 前年同期は43億3百万円 )、仕入債務の増加額3億32百万円(前年
同期は15億60百万円の増加)があり、一方で販売用不動産の増加額17億23百万円(前年同期は18億17百万円の増
加)、未成工事受入金の減少額10億63百万円(前年同期は30億1百万円の増加)、法人税等の支払額18億32百万円
(前年同期は20億11百万円)などがあったことによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動によるキャッシュ・フローは 25億53百万円の支出 ( 前年同期は7億77百万円の支出 )となりました。こ
れは、主に投資不動産の取得による支出14億31百万円(前年同期は該当項目なし)などがあったことによるもので
あります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動によるキャッシュ・フローは 15億37百万円の支出 ( 前年同期は39億15百万円の支出 )となりました。こ
の変動の主な要因は、短期借入金の純増減額10 億64百万円 ( 前年同期は21億7百万円の減少 )、長期借入金の返済
による支出13億78百万円(前年同期は20億74百万円の支出)などがあったことによるものであります。
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(生産、受注及び販売の状況)
(1) 受注実績
当連結会計年度における注文住宅の受注実績は、次のとおりであります。
受注高 受注残高
セグメントの名称
前年同期比 前年同期比
(千円) (千円)
(%) (%)
住宅事業(戸建持家) 63,894,663 96.3 37,046,816 92.6
住宅事業(賃貸住宅) 4,451,385 106.0 3,886,635 135.7
(注) 上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
(2) 販売実績
当連結会計年度における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
セグメントの名称 販売高(千円) 前年同期比(%)
住宅事業
87,389,824 108.5
不動産投資事業
2,513,069 54.6
断熱材事業 21,366,509 110.0
リフォーム事業 3,425,160 112.0
介護保育事業
5,297,015 106.4
その他事業
286,212 88.6
合計 120,277,790 106.5
(注) 1 上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
2 各セグメントの売上高には、セグメント間の内部売上高又は振替高を含んでおります。
3 主な相手先別の販売実績については、当該販売実績の総販売実績に対する割合が100分の10以上の販売先は
該当ありません。
(3) 生産実績
当社グループが展開している事業領域においては、「生産」を定義することが困難であるため、生産実績は記載
しておりません。
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(財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析)
(1) 経営成績の概要と分析
経営成績の概要と分析については、「第2 事業の状況 1 業績等の概要 (1) 業績」において、セグメント
別に前期比較の要因分析を記載しております。
(2) 財政状態の分析
① 総資産、負債及び純資産の状況
(総資産)
当連結会計年度末における 総資産合計は669億37百万円 ( 前年同期比4.1%増 )となり、前連結会計年度末に比
べ 26億48百万円の増加 となりました。
流動資産は 479億79百万円 ( 前年同期比4.3%増 )となり、前連結会計年度末に比べ 19億78百万円の増加 となり
ました。この増加の主な要因は、販売用不動産の18億33百万円の増加等によるものであります。
固定資産は 189億58百万円 ( 前年同期比3.7%増 )となり、前連結会計年度末に比べ 6億70百万円の増加 となり
ました。
(負債)
当連結会計年度末における負債合計は 444億34百万円 ( 前年同期比1.2%増 )となり、前連結会計年度末に比べ
5億28百万円の増加 となりました。
流動負債は 328億23百万円 ( 前年同期比2.4%増 )となり、前連結会計年度末に比べ 7億69百万円の増加 となり
ました。この増加の主な要因は、工事未払金の7億67百万円の増加、短期借入金の10億64百万円の増加と、一方
で未成工事受入金の10億63百万円の減少等によるものであります。
固定負債は 116億11百万円 ( 前年同期比2.0%減 )となり、前連結会計年度末に比べ 2億40百万円の減少 となり
ました。この減少の主な要因は、長期借入金の4億72百万円の減少等によるものであります。
(純資産)
当連結会計年度末における 純資産合計は225億3百万円 ( 前年同期比10.4%増 )となり、前連結会計年度末に比
べ 21億20百万円の増加 となりました。この変動の主な要因は、当期純利益29億60百万円と配当金11億33百万円に
よるものであります。
(自己資本比率)
当連結会計年度末における自己資本比率は 28.1% (前連結会計年度比0.7ポイント増)となりました。
② キャッシュ・フローの状況と分析
キャッシュ・フローの状況と分析については、「第2 事業の状況 1 業績等の概要 (2) キャッシュ・フ
ローの状況」において、営業活動、投資活動、財務活動の区分別に増減の状況分析を記載しております。
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(3) 経営成績に重要な影響を与える要因について
経営成績に重要な影響を与える要因につきましては、「第2 事業の状況 4 事業等のリスク」に記載のとお
りであります。
(4) 経営戦略の現状と見通し
経営戦略の現状と見通しにつきましては、「第2 事業の状況 3 経営方針、経営環境及び対処すべき課題
等」に記載のとおりであります。
(5) 経営者の問題認識と今後の方針について
経営者の問題認識と今後の方針につきましては、「第2 事業の状況 3 経営方針、経営環境及び対処すべき
課題等」に記載のとおりであります。
4 【経営上の重要な契約等】
該当事項はありません。
5 【研究開発活動】
該当事項はありません。
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第3 【設備の状況】
1 【設備投資等の概要】
当連結会計年度の設備投資については、住宅事業、不動産投資事業、断熱材事業、介護保育事業を中心に 3,237 百万
円の設備投資を実施いたしました。
主要な事業セグメントにおける設備投資の概要は、次のとおりであります。
(住宅事業)
住宅展示場モデルハウス及び営業所の建物として 1,116 百万円の設備投資を実施いたしました。
なお、重要な設備の除却・売却はありません。
(不動産投資事業)
投資不動産としてホテル(土地・建物) 1,462 百万円を取得しております。
なお、重要な設備の除却・売却はありません。
(断熱材事業)
主に営業所の土地・建物として 464 百万円の設備投資を実施いたしました。
なお、重要な設備の除却・売却はありません。
(介護保育事業)
保育施設として 189 百万円の設備投資を実施いたしました。
なお、重要な設備の除却・売却はありません。
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2 【主要な設備の状況】
(1) 提出会社
2019年12月31日現在
帳簿価額(千円)
事業所名 セグメントの 従業員数
設備の内容
建物及び 土地
(所在地) 名称 (人)
合計
構築物 (面積㎡)
賃貸用 101,052
137,496 238,548 ―
マンション (935.76)
賃貸用不動産
不動産投資事業
(埼玉県久喜市)
住宅展示場 909,862
― 909,862 ―
用地 (6,138.18)
(注) 1 上記金額には、消費税等は含まれておりません。
2 帳簿価額には、建設仮勘定の金額を含んでおりません。
3 現在休止中の主要な設備はありません。
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(2) 国内子会社
2019年12月31日現在
帳簿価額(千円)
事業所名 従業員数
セグメント
会社名 設備の内容
建物及び 土地
の名称
(所在地) (人)
合計
構築物 (面積㎡)
浦和展示場他
―
㈱桧家住宅 住宅事業 モデルハウス 2,333,144 2,333,144 577
(埼玉県さいたま
(―)
市南区他)
清水展示場他 ―
㈱桧家住宅東海 住宅事業 モデルハウス 170,689 170,689 15
(静岡県清水市他) (―)
本社
153,580
(新潟県新潟市
住宅事業 事務所 48,610 206,896 65
(2,539.59)
中央区)
㈱パパまるハウス
マノワール本町他
事務所及び 399,942
住宅事業 840,703 1,478,969 223
(新潟県新潟市
アパート (15,588.42)
中央区他)
利根本工場 住宅部材 185,000
㈱ヒノキヤレスコ 住宅事業 8,400 193,400 41
(茨城県稲敷市) 製造設備 (37,687.61)
本社 9,973
断熱材
事務所 33,867 43,840 68
事業
(東京都港区) (3,245)
㈱日本アクア
名古屋営業所他
1,508,423
断熱材
事務所 1,725,979 3,234,402 407
(愛知県名古屋市
事業
(13,119.16)
港区他)
悠楽里えどがわグ
リーンパーク他 383,485
介護保育
介護施設 182,909 566,394 86
事業
(東京都江戸川区 (997.73)
他)
ゆらりん白金保育園
ライフサポート㈱
―
介護保育
他
保育施設 507,055 507,055 551
事業
(―)
(東京都港区他)
HUG高輪 ―
介護保育
複合施設 297,670 297,670 33
事業
(東京都港区) (―)
(注) 1 上記金額には、消費税等は含まれておりません。
2 帳簿価額には、建設仮勘定の金額を含んでおりません。
3 現在休止中の主要な設備はありません。
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3 【設備の新設、除却等の計画】
(1) 重要な設備の新設等
投資予定額
事業所名 設備の 資金調達 完了予定 完成後の
セグメント
会社名 着手年月
の名称
(所在地) 内容 方法 年月 増加能力
総額 既支払額
(千円) (千円)
金沢営業所
原料保管
断熱材 2019年 2020年
原料保管倉 自己資金
(石川県
㈱日本アクア 199,000 150,529 力
庫 及び借入金
事業 10月 3月
金沢市)
10%増
厚木営業所
原料保管
断熱材 2019年 2020年
原料保管倉 自己資金
(神奈川県
㈱日本アクア 398,900 252,938 力
庫 及び借入金
事業 12月 3月
厚木市)
10%増
青森営業所 原料保管
断熱材 2019年 2020年
原料保管倉 自己資金
(青森県
㈱日本アクア 156,000 110,564 力
庫 及び借入金
事業 12月 3月
青森市)
10%増
秋田営業所
原料保管
断熱材 2020年 2020年
原料保管倉 自己資金
(秋田県
㈱日本アクア 156,000 ― 力
庫 及び借入金
事業 2月 7月
秋田市)
10%増
(注) 上記金額には、消費税等は含まれておりません。
(2) 重要な設備の除却等
該当事項はありません。
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第4 【提出会社の状況】
1 【株式等の状況】
(1) 【株式の総数等】
① 【株式の総数】
種類 発行可能株式総数(株)
普通株式 48,300,000
計 48,300,000
② 【発行済株式】
事業年度末現在 提出日現在 上場金融商品取引所
種類 発行数(株) 発行数(株) 名又は登録認可金融 内容
(2019年12月31日) (2020年3月30日) 商品取引業協会名
東京証券取引所
単元株式数は100株でありま
普通株式 13,575,000 13,575,000
す。
(市場第一部)
計 13,575,000 13,575,000 ― ―
(2) 【新株予約権等の状況】
① 【ストックオプション制度の内容】
該当事項はありません。
② 【ライツプランの内容】
該当事項はありません。
③ 【その他の新株予約権等の状況】
該当事項はありません。
(3) 【行使価額修正条項付新株予約権付社債券等の行使状況等】
該当事項はありません。
(4) 【発行済株式総数、資本金等の推移】
発行済株式 発行済株式 資本準備金 資本準備金
資本金増減額 資本金残高
年月日 総数増減数 総数残高 増減額 残高
(千円) (千円)
(株) (株) (千円) (千円)
2011年7月1日 (注)
13,529,750 13,575,000 ― 389,900 ― 339,900
(注)普通株式1株につき300株の株式分割を行っております。
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(5) 【所有者別状況】
2019年12月31日現在
株式の状況(1単元の株式数 100 株)
単元未満
政府及び
外国法人等
区分 株式の状況
金融商品 その他の 個人
地方公共 金融機関 計
(株)
取引業者 法人 その他
個人以外 個人
団体
株主数
-
- 19 24 46 86 3 3,482 3,660
(人)
所有株式数
- 15,117 4,496 52,311 4,228 ▶ 59,558 135,714 3,600
(単元)
所有株式数
-
の割合
- 11.14 3.31 38.55 3.12 0.00 43.88 100.00
(%)
(注)自己株式970,639株は、「個人その他」に9,706単元、「単元未満株式の状況」に39株含めて記載しております。
(6) 【大株主の状況】
2019年12月31日現在
発行済株式
(自己株式を
所有株式数 除く。)の
氏名又は名称 住所
(株) 総数に対する
所有株式数
の割合(%)
株式会社EIGHT&COMPANY 東京都港区六本木四丁目3-38 2,284,428 18.12
株式会社GSK 埼玉県久喜市南五丁目5-20 2,090,572 16.59
永大産業株式会社 大阪府大阪市住之江区平林南二丁目10-60 600,000 4.76
日本トラスティ・サービス信託
東京都中央区晴海一丁目8-11 443,900 3.52
銀行株式会社(信託口)
東京都千代田区丸の内一丁目8-3
ヒノキヤグループ従業員持株会 373,698 2.96
丸の内トラストタワー本館7階
日本マスタートラスト信託銀行
東京都港区浜松町二丁目11-3 340,000 2.70
株式会社(信託口)
東京都千代田区丸の内一丁目8-3
ヒノキヤグループ取引先持株会 312,400 2.48
丸の内トラストタワー本館7階
近藤 昭 東京都港区 290,800 2.31
近藤 治恵 東京都港区 240,000 1.90
株式会社三菱UFJ銀行 東京都千代田区丸の内二丁目7-1 180,000 1.43
計 ― 7,155,798 56.77
(注) 1. 上記の所有株式数のうち、信託業務に係る株式数は、次のとおりであります。
日本トラスティ・サービス信託銀行株式会社 442,900株
日本マスタートラスト信託銀行株式会社 338,900株
2.自己株式970,639株(発行済株式総数に対する所有株式数の割合:7.2%)を保有しておりますが、上記の大
株主からは除いております。
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(7) 【議決権の状況】
① 【発行済株式】
2019年12月31日現在
区分 株式数(株) 議決権の数(個) 内容
無議決権株式 - - -
議決権制限株式(自己株式等) - - -
議決権制限株式(その他) - - -
(自己保有株式)
完全議決権株式(自己株式等) - -
普通株式 970,600
完全議決権株式(その他) 普通株式 12,600,800 126,008 -
単元未満株式 普通株式 3,600 - -
発行済株式総数 13,575,000 - -
総株主の議決権 - 126,008 -
(注) 「単元未満株式」の欄には、当社所有の自己株式39株が含まれております。
② 【自己株式等】
2019年12月31日現在
発行済株式
自己名義 他人名義 所有株式数
所有者の氏名 総数に対する
所有者の住所 所有株式数 所有株式数 の合計
又は名称 所有株式数
(株) (株) (株)
の割合(%)
(自己保有株式)
株式会社
東京都千代田区丸の内
970,600 - 970,600 7.2
ヒノキヤグループ
一丁目8番3号
計 - 970,600 - 970,600 7.2
(注) 当社は、単元未満自己株式39株を保有しております。
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2 【自己株式の取得等の状況】
【株式の種類等】 会社法第155条第7号及び会社法第155条第13号による普通株式の取得
(1) 【株主総会決議による取得の状況】
該当事項はありません。
(2) 【取締役会決議による取得の状況】
該当事項はありません。
(3) 【株主総会決議又は取締役会決議に基づかないものの内容】
区分 株式数(株) 価額の総額(円)
当事業年度における取得自己株式 510 84,000
当期間における取得自己株式 ― ―
(注)1 当事業年度における取得自己株式のうち475株は、譲渡制限付株式の無償取得によるものです。
2 当期間における取得自己株式には、2020年3月1日から有価証券報告書提出日までの単元未満株式の買取
り 及び譲渡制限付株式報酬の無償取得による株式数は含めておりません。
(4) 【取得自己株式の処理状況及び保有状況】
当事業年度 当期間
区分
処分価額の総額 処分価額の総額
株式数(株) 株式数(株)
(円) (円)
引き受ける者の募集を行った
― ― ― ―
取得自己株式
消却の処分を行った取得自己株式 ― ― ― ―
合併、株式交換、会社分割に係る
― ― ― ―
移転を行った取得自己株式
その他(譲渡制限付株式報酬による
26,500 58,777,000 ― ―
自己株式の処分 )
保有自己株式数 970,639 ― 970,639 ―
(注) 当期間における保有自己株式には、2020年3月1日から有価証券報告書提出日までの単元未満株式の買取り及
び譲渡制限付株式の無償取得による株式数は含めておりません。
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3 【配当政策】
当社は、株主への利益還元を重要課題の一つと認識し、経営基盤、財務体質強化に向けた内部留保の確保に留意し
つつ、財政状況及び連結業績等を総合的に勘案し、継続的に安定した配当を実施することを基本方針としておりま
す。
当社の剰余金の配当は、中間配当及び期末配当の年2回を基本的な方針としております。当社は、会社法第454条第
5項に規定する中間配当を行うことができる旨を定款に定めており、配当の決定機関は、中間配当は取締役会、期末
配当は株主総会であります。
以上の方針に基づき、第32期の株主配当金については、最近の財務状況、今期業績等を総合的に勘案し、中間配当
は1株当たり45円、期末配当は1株当たり45円を実施することとなりましたので、年間配当は1株当たり90円となり
ます。この結果、第32期の連結配当性向は48.0%となります。
なお、内部留保金につきましては、機動性が求められる営業先行投資等への効果的な投資に充当し安定的な経営基
盤の強化に努める所存であります。
(注)基準日が第32期事業年度に属する剰余金の配当は、以下のとおりであります。
決議年月日 配当の総額(千円) 1株当たり配当額(円)
2019年8月8日
567,214 45.00
取締役会決議
2020年3月27日
567,196 45.00
定時株主総会決議
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4 【コーポレート・ガバナンスの状況等】
(1) 【コーポレート・ガバナンスの概要】
① コーポレート・ガバナンスに関する基本的な考え方
当社グループは、「最高品質と最低価格で社会に貢献」との理念のもと、コーポレート・ガバナンスの整備が
経営上の重要課題と位置付け、その構築に取り組み、経営の適法性、透明性及び健全性の確保並びに誠実かつ公
平な経営体制を確立することを基本姿勢としております。
② 企業統治の体制の概要及び当該体制を採用する理由
イ.企業統治の体制の概要
・当社は監査役会設置会社であります。当社は、監査役会を設置し、社外監査役を含めた監査役による監査体
制が経営監視機能として有効であると判断し、監査役会設置会社形態を採用しております。
・ 取締役会は、当社の規模等に鑑み機動性を重視し、社外取締役2名を含む9名の体制をとっております。取
締役会は、原則として毎月1回、必要に応じて適宜開催し、経営に関する重要事項についての決定、業務執行
状況の監督を行っております。
・グループ役員会は、毎月1回開催し、各社の業務の進捗状況に関する報告及び情報共有等を行っておりま
す。
当社のコーポレートガバナンス体制
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ロ.取締役会等の構成員。(◎は議長もしくは委員長、〇は構成員、□は出席者を表します。)
グループ
役職名 氏名 取締役会 監査役会
役員会
代表取締役会長 黒須 新治郎 〇 〇
代表取締役社長 近藤 昭 ◎ ◎
取締役
森田 哲之 〇 〇
住宅・リフォーム事業統括
取締役マーケティング部長 荒木 伸介 〇 〇
取締役財務経理部長 常住 順一 〇 〇
取締役総合企画部長 島田 幸雄 〇 〇
取締役 荒井 孝子 〇 〇
社外取締役(独立役員) 出口 俊一 〇 □
社外取締役(独立役員) 片山 雅也 〇 □
常勤監査役 長谷 忠宏 □ ◎ □
常勤監査役 園田 早苗 □ 〇 □
社外監査役(独立役員) 長谷川 臣介 □ 〇 □
社外監査役(独立役員) 長澤 正浩 □ 〇 □
(注)1 グループ役員会には上記のほか、グループ会社の代表取締役社長等が出席しております。
③ 企業統治に関するその他の事項
(内部統制システムの整備状況)
当社グループの業務の適正を確保するための体制の整備について、取締役会で決議した内容の概要及び当事業
年度における運用状況は次のとおりであります。
(a)業務の適正を確保するための体制の決定内容の概要
▶ 取締役及び使用人の職務の執行が法令及び定款に適合することを確保するための体制
当社グループの「企業行動憲章」及び「倫理・コンプライアンス規程」等コンプライアンス体制に係る規程
を取締役及び使用人が法令・定款及び当社の社是並びに社会規範を遵守した行動をとるための行動規範としま
す。
この行動の徹底を図るため、コンプライアンス委員会及びその事務局を設置し、グループ全体のコンプライ
アンスの状況を統括し、教育を行います。
内部監査室は、コンプライアンスの状況を監査し、その結果を取締役会及び監査役会に必要に応じ報告しま
す。なお、法令上疑義のある行為について使用人が直接情報を伝える手段として「内部通報制度」を開設して
います。
b 取締役の職務の執行に係る情報の保存及び管理に関する体制
取締役の職務の執行に係る情報及び使用人の業務全般に係る情報については、文書取扱規程の保存区分に応
じて適切かつ検索ができる状態にて保存・管理します。これらの保存・管理された文書は、取締役及び監査役
から要請があれば容易に閲覧可能な状況であることを維持します。
▲ 損失の危険の管理に関する規程その他の体制
各部門の取締役及び使用人は、随時、それぞれの部門に内在するリスクの検討を行い、リスクとなる事項が
検出された場合は、当社の「グループ会社管理規程」に基づき、当社に報告する体制をとっています。また、
内部監査室は各部門のリスク管理の状況を監査し、その結果を定期的に取締役に報告します。
▼ 取締役の職務の執行が効率的に行われることを確保するための体制
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社内規程に基づく職務分掌、職務権限及び意思決定ルールにより、適正かつ効率的に職務の執行が行われる
体制をとっています。また、取締役及び使用人が社業を的確かつ円滑に職務執行できるように中期・年次経営
計 画並びに短期・月次事業部門目標・予算を策定しています。取締役会は、この結果をレビューし、必要な措
置を施しています。
e 会社及び子会社から成る企業集団における業務の適正を確保するための体制
当社取締役、各部長及びグループ各社の社長は、各部門及び各会社の業務執行の適正を確保する体制の確立
と運用の権限と責任を有します。法令遵守体制、リスク管理体制、情報の保存・管理体制及び効率的職務執行
体制等について定められている社内規程をグループ各社の共通の社内規程とし、グループ各社の取締役及び使
用人は、これらの規程の定めるところに従い、業務の適正を確保するための体制の整備・運用を行います。な
お、本社各部・各組織機関は、担当業務に関し各社に対しその整備・運用について支援・指導を行います。ま
た、当社及びグループ各社間での情報の共有化、指示・要請等の効率的伝達のための会議を設営します。
当社の内部監査室は、当社及びグループ各社の職務執行の状況を監査し、企業集団における業務の適正の確
保に寄与します。
f 監査役がその職務を補助すべき使用人を置くことを求めた場合における当該使用人に関する体制と当該使用
人の取締役会からの独立性に関する事項
監査役は、その職務を一時的に補助するための使用人として、内部監査室所属員又は総務部所属員に必要な
事項を命令することができるものとし、監査役より監査業務に必要な命令を受けた使用人は、その命令に関し
て、取締役の指揮命令を受けないものとします。なお、監査役の職務を一定期間補助するための使用人を任命
した場合は、当該使用人の異動・業績評価等人事権に係る事項の決定に関しては、取締役会からの独立性を確
保するため、監査役の事前の同意を必要とします。
➨ 取締役及び使用人が監査役に報告をするための体制その他の監査役への報告に関する体制
取締役及び使用人が、監査役会に対して、法定の事項に加え、当社及び当社グループに重大な影響を及ぼす
事項及び内部監査の実施状況等を速やかに報告する体制を整備しております。報告の方法(報告者、報告受領
者、報告時期等)については、取締役会と監査役会の協議により決定する方法によります。
その他、取締役会をはじめとする重要な会議に出席するとともに、重要な文書の閲覧をすることができま
す。また、必要に応じていつでも、その職務遂行のため、取締役及び使用人に対して報告を求めることができ
ます。さらに使用人は、会社に著しい損害を及ぼすおそれのあるとき及び重大な法令・定款違反に関する重大
な事実を発見した場合は、監査役に直接報告することができます。
h その他監査役の監査が実効的に行われることを確保するための体制
監査役は、代表取締役社長、内部監査室及び会計監査人それぞれとの間で定期的に意見交換会を開催しま
す。
(b)業務の適正を確保するための体制の運用状況の概要
▶ 取締役会を年19回開催し、社外取締役を含む各取締役は法令又は定款等に定められた事項及び経営上重要な
事項について審議を行うとともに、取締役の職務執行の監督を行っております。
b 監査役会を年13回開催し、社外監査役を含む各監査役は監査方針、監査計画に基づき、取締役会を含む重要
な社内会議への出席や代表取締役との面談、業務執行に関する重要な文書の閲覧等を通じて取締役の職務執
行、法令、定款等への遵守状況について監査を行っております。
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▲ 内部監査室は、年度監査計画に基づき、当社並びに子会社の各部門について内部監査を実施し、監査結果を
代表取締役及び監査役会に報告しております。
▼ 当社並びに子会社から選出された委員で構成されるグループコンプライアンス委員会を年6回開催し、法
令・社内規程等の遵守状況、日常業務において生じ得るリスクの抽出、評価を行い、リスク毎の対応策等を協
議しております。
e 子会社の業務運営、経営管理の適正を確保するため「グループ会社管理規程」に基づき、子会社から事前承
認、報告を受ける体制を整備し、運用を行っております。また、当社全役員並びに子会社の代表取締役が出席
し、毎月開催されるグループ役員会議において各子会社の代表取締役から経営状況の報告を受け、現況の把握
を行っております。
(リスク管理体制の整備の状況)
法令遵守の強化及び徹底に向け、各種社内会議を通じて役職員の意識向上に努めております。
当社は、事業遂行に伴う危機に対しては、リスク管理規程を制定し、リスクの予見とその管理、対応に努めて
おります。また、犯罪行為、不正行為等の未然防止策として内部通報制度を設け、相互牽制を図れる仕組みを構
築しております。さらに、重要な法的判断については、外部の弁護士と顧問契約を締結し、必要に応じて助言と
指導を受ける体制を整えています。
(取締役の定数)
当社の取締役は10名以内とする旨を定款で定めております。
(取締役の選任の決議要件)
当社は、取締役の選任決議について、議決権を行使することができる株主の議決権の3分の1以上を有する株
主が出席し、その議決権の過半数をもって行う旨及び、累積投票によらない旨を定款で定めております。
(責任限定契約の内容の概要)
当社は、会社法第426条第1項の規定により、任務を怠ったことによる取締役(取締役であった者も含む)及び
監査役(監査役であった者を含む)の損害賠償責任を、法令の限度において取締役会の決議によって免除するこ
とができる旨を定款で定めております。これは、取締役及び監査役がその職務を遂行するにあたり、期待される
役割を十分に発揮できるようにすることを目的とするものであります。
(取締役会で決議することができる株主総会決議事項)
(1)当社は、自己の株式の取得について、会社法第165条第2項の規定により、取締役会の決議によって市場取引
等により自己の株式を取得することができる旨を定款で定めております。これは、経済情勢の変化に対応して
財務政策等の経営諸施策を機動的に遂行することを目的とするものであります。
(2)当社は、会社法第454条第5項に定める剰余金の配当(中間配当金)について、株主総会の決議によらず取締
役会の決議により定められる旨を定款で定めております。これは、株主への機動的な利益還元を行うことを目
的とするものであります。
(株主総会の特別決議要件)
当社は、会社法第309条第2項に定める株主総会の特別決議要件について、議決権を行使することができる株
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主の議決権の3分の1以上を有する株主が出席し、その議決権の3分の2以上をもって行う旨を定款で定めて
おります。これは、株主総会における特別決議の定足数を緩和することにより、株主総会の円滑な運営を行う
こ とを目的とするものであります。
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(2) 【役員の状況】
① 役員一覧
男性 11 名 女性 2 名 (役員のうち女性の比率 15.4 %)
所有株式数
役職名 氏名 生年月日 略歴 任期
(株)
1965年4月 ㈱大和工務店入社
1973年4月 ㈱黒須建設入社
1973年5月 ㈱黒須建設 専務取締役に就任
1944年2月
代表取締役会長 黒須 新治郎 (注)1 166,100
21日
1988年10月 当社設立 代表取締役社長に就任
2009年4月 当社代表取締役会長に就任(現任)
2012年3月 ㈱桧家住宅取締役会長に就任
1991年4月 千代田生命保険(相)(現 ジブラルタ生命保険㈱)入社
1994年10月 ユナム・ジャパン傷害保険㈱(現 日立キャピタル損害
保険㈱)入社
2001年12月 当社入社
2002年1月 当社ユートピアホーム事業部長に就任
1967年4月
代表取締役社長 近藤 昭 (注)1 290,800
2006年3月 当社専務取締役に就任
22日
2006年12月 当社取締役副社長に就任
2009年4月 当社代表取締役社長に就任(現任)
2012年3月 ㈱桧家不動産東京(現 ㈱桧家住宅)取締役会長に
就任
2015年9月 ㈱HOUSALL社外取締役に就任
1981年4月 ミサワホーム㈱入社
1987年1月 ミサワホーム東海㈱出向
1996年12月 同社営業部長に就任
1997年6月 同社取締役営業部長に就任
2002年4月 同社取締役支店長に就任
2007年4月 ミサワホーム㈱CS推進部長に就任
2011年6月 同社執行役員ホームイング推進部長に就任
取締役
2013年4月 同社執行役員ストック推進担当に就任
1959年11
住宅・リフォーム 森田 哲之 (注)1 1,110
月4日
2016年1月 同社執行役員ストック推進・開発事業担当に就任
事業統括
2017年4月 同社執行役員カスタマーサポート推進部長兼お客様
センター長に就任
2018年12月 当社入社
2019年1月 ㈱日本ハウジングソリューション取締役に就任(現任)
2019年3月 当社取締役住宅・リフォーム事業統括に就任(現任)
2019年5月 株式会社HOUSALL社外取締役に就任(現任)
2019年9月 まいすまい㈱代表取締役社長に就任(現任)
1990年3月 ㈱東信エステート入社
1999年6月 ㈱テール入社
2002年4月 当社入社 ユートピアホーム事業部課長に就任
2003年1月 ユートピアホーム事業拡大推進部長に就任
2006年4月 同社取締役事業拡大推進部長に就任
2008年4月 当社商品企画部長に就任
2011年6月 ㈱桧家住宅さいたま(現 ㈱桧家住宅)取締役に就任
2011年7月 同社取締役商品企画担当兼商品企画部長に就任
1968年9月
取締役
2012年3月 当社取締役マーケティング担当兼マーケティング部長に
荒木 伸介 (注)1 2,100
マーケティング部長 7日
就任
2014年1月 当社取締役マーケティング・FC事業担当兼
マーケティング部長に就任
2015年1月 当社取締役マーケティング・FC事業・CADセンター
担当兼マーケティング部長に就任(現任)
2016年3月 ㈱桧家不動産(現 ㈱桧家住宅)取締役に就任
レスコハウス㈱(現 ㈱ヒノキヤレスコ)取締役に就任
2018年8月 ㈱日本ハウジングソリューション代表取締役社長に就任
(現任)
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所有株式数
役職名 氏名 生年月日 略歴 任期
(株)
1986年4月
㈱東洋情報システム(現 TIS㈱)入社
1992年10月
監査法人芹沢会計事務所(現 仰星監査法人)入所
1999年10月
朝日監査法人(現 有限責任あずさ監査法人)入所
取締役 1961年1月
常住 順一 (注)1 4,793
2012年10月
当社入社 財務経理部長に就任
財務経理部長 25日
2013年3月
当社取締役財務経理担当兼財務経理部長に就任(現任)
2014年12月
ライフサポート㈱取締役に就任
2017年11月
フュージョン資産マネジメント㈱取締役に就任(現任)
1992年4月
泉証券㈱(現 SMBC日興証券㈱)入社
2004年4月
エース証券㈱入社
2006年4月
そしあす証券㈱(現 むさし証券㈱)入社
2008年8月
丸三証券㈱入社
2010年5月
当社入社 経営企画部長代理に就任
2011年3月
㈱日本アクア監査役に就任
取締役 1969年3月
島田 幸雄 (注)1 2,832
20日
総合企画部長
2011年7月
当社経営企画部長に就任
2012年8月
㈱桧家住宅三栄(現 ㈱桧家住宅)取締役に就任
2014年12月
ライフサポート㈱取締役に就任
2016年1月
当社総合企画部長に就任
2016年3月
当社取締役総合企画・人事・グループ管理担当兼
総合企画部長に就任(現任)
1991年12月
㈱黒須建設入社
1996年12月
当社入社
2002年12月
㈱桧家住宅東関東(現 ㈱桧家住宅)入社
同社総務部長に就任
2008年3月
当社取締役に就任
2008年4月
当社取締役業務推進部長に就任
1963年7月
取締役 荒井 孝子 (注)1 23,976
2009年1月
当社取締役経営推進統括担当兼業務部長に就任
17日
2011年3月
㈱桧家住宅さいたま(現 ㈱桧家住宅)取締役に就任
2011年7月
同社常務取締役に就任
2012年3月
同社代表取締役社長に就任
2018年1月
㈱桧家住宅代表取締役社長に就任(現任)
2018年3月
当社取締役に就任(現任)
1975年4月
㈱産業経済新聞社入社
1998年2月
㈱日本工業新聞社出向
2002年4月
独立行政法人経済産業研究所出向
2003年12月
㈱デジタルニューディール研究所代表取締役社長に就任
1953年3月
(現任)
取締役 出口 俊一 (注)1 8,935
4日
2006年4月
国立大学法人東京農工大学客員教授に就任
2009年3月
当社社外取締役(非常勤)に就任(現任)
2011年5月
金沢工業大学客員教授に就任
2017年2月
一般社団法人俯瞰工学研究所主席研究員に就任(現任)
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所有株式数
役職名 氏名 生年月日 略歴 任期
(株)
2005年4月
司法研修所入所
2006年10月
弁護士登録
AZX総合法律事務所入所
2008年10月
松岡・浅田法律事務所入所
2009年1月
弁護士法人アヴァンセリーガルグループ
(現 弁護士法人ALG&Associates)入所
2013年11月
㈱アヴァンセ・インテリジェンス社外監査役
(非常勤)に就任(現任)
2013年12月
㈱アヴァンセ・ホールディングス取締役に就任(現任)
1977年8月
取締役 片山 雅也 (注)1 8,000
2014年1月
弁護士法人アヴァンセリーガルグループ(現 弁護士
2日
法人ALG&Associates)代表社員に就任(現任)
2014年3月
行政書士法人アヴァンセリーガルグループ
(現 行政書士法人ALG&Associates)社員に就任
2014年4月
㈱アヴァンセ・トラシード代表取締役に就任(現任)
2014年10月
㈱アヴァンセドットコム(現 ㈱プラスステージ)
取締役に就任(現任)
2015年3月
当社社外取締役(非常勤)に就任(現任)
2015年8月
税理士法人アヴァンセリーガルグループ (現 税理士
法人ALG&Associates)代表社員に就任(現任)
1988年12月
サイサンミサワホーム㈱入社
2003年7月
当社入社
2008年4月
当社内部監査室長に就任
2010年3月
㈱桧家住宅つくば(現 ㈱桧家住宅)常務取締役に就任
2010年10月
㈱桧家住宅ちば(現 ㈱桧家住宅)常務取締役に就任
2011年12月
㈱桧家住宅三栄(現 ㈱桧家住宅)専務取締役に就任
2013年3月
㈱桧家住宅北関東(現 ㈱桧家住宅)取締役に就任
1953年7月
常勤監査役 長谷 忠宏 (注)2 6,900
2013年10月
㈱桧家住宅北関東(現 ㈱桧家住宅)専務取締役に就任
11日
2014年9月
当社内部監査室長代理に就任
2015年4月
当社内部監査室長に就任
2016年3月
当社監査役に就任(現任)
㈱桧家住宅東京(現 ㈱桧家住宅)監査役に就任(現任)
2017年3月
㈱ハウジーホームズ(現 ㈱桧家住宅東海)監査役に就
2018年4月
任(現任)
2019年9月 まいすまい㈱監査役に就任(現任)
1978年4月
水質源開発公団入社
2001年3月
当社入社 加須展示場営業事務職に従事
2006年1月
久喜展示場営業職に従事
2010年5月
当社業務部課長代理に就任
2011年6月
当社内部監査室課長代理に就任
1959年6月
常勤監査役 園田 早苗 (注)3 6,410
7日
2013年2月
当社内部監査室課長に就任
2016年3月
当社内部監査室長に就任
2019年3月
㈱パパまるハウス監査役に就任(現任)
㈱桧家リフォーミング監査役に就任(現任)
当社監査役に就任(現任)
1989年9月
井上斉藤英和監査法人(現 有限責任あずさ監査法人)
入所
1995年6月
アーサーアンダーセン勤務
2001年4月
野村証券㈱入社
2005年8月
1966年1月
モルガン・スタンレー証券㈱(現 三菱UFJモルガン・
監査役 長谷川 臣介 (注)4 16,286
8日
スタンレー証券㈱)入社
2009年9月
長谷川公認会計士事務所設立 同事務所所長に就任
(現任)
当社監査役に就任(現任)
2014年3月
2017年6月
戸田工業㈱社外監査役(非常勤)に就任(現任)
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所有株式数
役職名 氏名 生年月日 略歴 任期
(株)
1979年4月
荒木税務会計事務所入所
1981年10月
プライスウォーターハウス公認会計士事務所
(現 PwCあらた監査法人)入所
1984年4月
新和監査法人(現 有限責任あずさ監査法人)入所
1989年9月
アーンスト・アンド・ヤング サンフランシスコ
事務所勤務
2002年8月
朝日監査法人(現 有限責任あずさ監査法人)
1954年4月
監査役 長澤 正浩 (注)5 1,085
代表社員に就任
1日
2012年7月
長澤公認会計士事務所設立 同事務所代表に就任
(現任)
2013年7月
㈱伊藤園社外監査役(非常勤)に就任(現任)
2014年5月
㈱東京個別指導学院社外監査役(非常勤)に就任
(現任)
2014年12月
当社監査役(非常勤)に就任(現任)
計 539,327
(注) 1 2020年3月27日後1年以内に終了する事業年度に関する定時株主総会の終結のとき。
2 2020年3月27日後4年以内に終了する事業年度のうち最終のものに関する定時株主総会の終結のとき。
3 2019年3月28日後4年以内に終了する事業年度のうち最終のものに関する定時株主総会の終結のとき。
4 2018年3月28日後4年以内に終了する事業年度のうち最終のものに関する定時株主総会の終結のとき。
5 2017年3月29日後4年以内に終了する事業年度のうち最終のものに関する定時株主総会の終結のとき。
6 代表取締役社長近藤昭は、代表取締役会長黒須新治郎の娘婿であります。
7 取締役出口俊一及び取締役片山雅也は、会社法第2条第15号に定める社外取締役であります。
8 監査役長谷川臣介及び監査役長澤正浩は、会社法第2条第16号に定める社外監査役であります。
② 社外役員の状況
当社は、社外取締役2名、社外監査役2名、計4名の社外役員を選任しております。いずれの社外役員との間
にもその職務の遂行に影響を及ぼすような人的関係、資本的関係及び取引関係その他の利害関係はありません。
また、2019年12月31日現在、社外取締役出口俊一氏は、当社株式を8,935株(保有割合0.07%)、社外取締役片山
雅也氏は当社株式を8,000株(保有割合0.06%)、社外監査役長谷川臣介氏は当社株式を16,286株(保有割合
0.12%)、社外監査役長澤正浩氏は当社株式を1,085株(保有割合0.01%)保有しております。
社外取締役の出口俊一氏はディスクロージャー業務と密接な関係にあるメディアにおいて卓越した識見と幅広
い経験を有しており、その経歴等から社外取締役として有用な意見をいただけるものと判断しております。
社外取締役の片山雅也氏は、弁護士としての企業法務に関する豊富な経験と専門知識から、社外取締役として
有用な意見をいただけるものと判断しております。
社外監査役である長谷川臣介氏及び長澤正浩氏は、公認会計士及び税理士としての企業会計・税務等に関する
豊富な専門的知見を有しており、その経歴から社外監査役として有用な意見をいただけるものと判断しておりま
す。
当社は、社外取締役及び社外監査役を選任するための独立性に関する基準として証券取引所が定める独立性基
準に加え、当社グループや当社役員、主要株主との関係等も加味した独自の「社外役員独立性判断基準」を制定
しております。4名の社外役員全てが、当該独立性基準を満たしており、有価証券報告書提出日現在、4名の社
外役員全員について株式会社東京証券取引所(以下、証券取引所)が定める独立役員として指定し、証券取引所
へその旨届け出ております。
なお、社外役員独立性判断基準の内容は以下のとおりであり、該当する場合は独立性に欠けるものと判断して
おります。
a.当社及び当社の子会社の業務執行者(業務執行取締役、執行役、執行役員、その他これらに準ずる者、その
他の使用人)である者、及びあった者
b.当社又は当社の子会社を主要な取引先(当社又は当社の子会社との取引による売上高等が当該取引先の直近
事業年度における年間連結売上高の2%以上の者)とする者又はその業務執行者
c.当社又は当社の子会社の主要な取引先(当社又は当社の子会社との取引による売上高等が当社の直近事業年
度における年間連結売上高の2%以上の者)又はその業務執行者
d.当社又は当社の子会社から役員報酬以外に多額の金銭その他の財産(直近3事業年度の平均で個人の場合は
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年間10百万円以上、法人、団体等の場合は、当該法人、団体等の連結売上高の2%以上の額)を得ているコン
サルタント、公認会計士又は弁護士等の専門家(当該財産を得ている者が法人等の団体である場合は当該団体
に 所属する者)
e.当社の主要株主(総議決権の 10%以上の議決権を直接又は間接的に保有している者)である者(当該株主が
法人等である場合は、その業務執行者)
f.当社が総議決権の 10%以上の議決権を直接又は間接的に保有している法人等の業務執行者
g.当社又は当社の子会社の会計監査人である監査法人に所属する者
h.上記aからgに該当する者のうち重要な者(業務執行取締役、執行役、執行役員、部長職以上の管理職、公認
会計士、弁護士)の配偶者及び二親等内の親族
i. 直近3事業年度において、上記bからhのいずれかに該当していた者
③ 社外取締役又は社外監査役による監督又は監査と内部監査、監査役監査及び会計監査人との相互連携並びに内
部統制部門との関係
社外取締役及び社外監査役は、毎月1回、内部監査室から監査結果の報告を受け、必要に応じて監査指摘事項
についての協議をしております。また、会計監査人より定期的に監査計画及び監査状況について報告を受けるな
ど、情報の交換を行うなど、相互の連携を図っております。さらに、毎月開催される取締役会に出席し、意見を
述べるなど社外取締役又は社外監査役としての監督又は監査の実効性を保持しております。なお、社外監査役
は、毎月開催される監査役会に出席し、他の監査役と連携して監査が実施できる体制を整えています。
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(3) 【監査の状況】
① 監査役監査の状況
当社は、社外監査役2名を含む4名から構成される監査役会を設置しております。
各監査役は、監査役会で策定した監査方針・監査計画に基づき監査役監査を行っております。また、各監査役
は取締役会、グループ役員会議等の重要な会議に出席しているほか、随時、代表取締役と監査環境の整備に関す
る意見交換を行っております。
グループ各社の監査体制については、当社監査役が100%子会社についてそれぞれ各社監査役を兼任する体制と
しております。
また、監査役監査の効率性、実効性の確保のため、毎月1回、内部監査室から書面により内部監査の結果報告
を受け、隔月で説明会が実施されているほか、同室と連携して、随時、事業所監査を行っております。
さらに、会計監査人とは、相互に連携をとるため、事業所への会計監査人の監査に同行するほか、定期的に監
査計画及び監査状況について報告を受けるなど、情報の交換をしております。
なお、社外監査役長谷川臣介及び社外監査役長澤正浩は、公認会計士の資格を有しており、財務及び会計に関
する相当程度の知見を有しております。
② 内部監査
当社は、社長直轄の独立した組織として内部監査室を設けております。人員構成は、内部監査室長と担当者3
名の計4名体制となっております。当社の内部監査室は、内部監査計画に基づき法令・諸規定等に対する遵守状
況、業務の効率性・合理性を中心に当社グループ全体の内部監査を実施し、監査結果及び改善点について内部監
査報告書を作成し、社長及び監査役会に報告しております。また、監査役会や会計監査人と連携し、内部牽制が
十分機能するように努めております。
③ 会計監査の状況
a 監査法人の名称
有限責任監査法人トーマツ
b 業務を執行した公認会計士の氏名
指定有限責任社員 業務執行社員 城戸 和弘
指定有限責任社員 業務執行社員 草野 耕司
c 業務に係る補助者の構成
当社の会計監査業務に係る 補助者は、公認会計士4名、公認会計士試験合格者3名、その他2名であります。
d 監査法人の選定方針と理由
会計監査人が専門性、独立性及び適正性を有し、当社の会計監査が適切かつ妥当に行われることを確保する体
制などを総合的に評価し選定しております。
また、監査役会は、会計監査人監査が会社法第340条第1項各号に定める項目に該当すると認められる場合
は、監査役全員の同意に基づき会計監査人を解任いたします。この場合、監査役会が選定した監査役は、解任後
最初に招集される株主総会におきまして、会計監査人を解任した旨と解任の理由を報告いたします。
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e 監査役及び監査役会による監査法人の評価
当社の各監査役は、日本監査役協会が公表する「会計監査人の評価及び選定基準策定に関する監査役の実務指
針」を踏まえそれぞれが監査法人に対する評価を行い、この結果をもとに監査役会において評価しております。
評価の結果、監査法人の監査の方法、及び結果は相当であると認識しております。
④ 監査報酬の内容等
▶ 監査公認会計士等に対する報酬
前連結会計年度 当連結会計年度
区 分
監査証明業務に基づ 非監査業務に基づく 監査証明業務に基づ 非監査業務に基づく
く報酬(千円) 報酬(千円) く報酬(千円) 報酬(千円)
提出会社 42,000 - 45,000 -
連結子会社 27,000 - 28,400 -
計 69,000 - 73,400 -
b 監査公認会計士等と同一のネットワーク(Deloitte Touche Tohmatsu Limited)に属する組織に対する報酬
(a.を除く)b その他重な報酬の内容
該当事項はありません。
c その他の重要な監査証明業務に基づく報酬の内容
該当事項はありません。
d 監査報酬の決定方針
当社は監査公認会計士等に対する監査報酬を決定するにあたり、監査公認会計士等より提示される監査計画の
内容をもとに、監査工数等の妥当性を勘案、協議し、会社法第399条に基づき、監査役会の同意を得た上で決定す
ることとしています。
e 監査役会が会計監査人の報酬等に同意した理由
監査役会は、会計監査人が適正かつ効率的な監査を実現するために必要な監査日数および監査人数等に基づい
て、監査報酬が決定されていることを、会計監査人から監査計画の内容や、その実施に要する監査日数や監査人
数について説明を受けるほか、財務・経理部門から監査報酬決定の経緯等について説明を受け、また両者で十分
な協議がなされていることを確認し、妥当と判断できたことから、会社法第399条第1項に基づく同意をしており
ます。
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(4) 【役員の報酬等】
① 役員の報酬等の額又はその算定方法の決定に関する方針に係る事項
当社は役員の報酬等の額またはその算定方法の決定に関する方針は定めておりませんが、当社グループの持続
的成長及び中長期的企業価値向上を実現するために、取締役の報酬について、基本報酬、短期インセンティブと
しての賞与(変動報酬)、中長期的なインセンティブとしての譲渡制限付株式報酬(社外取締役を除く)で構成
しております。いずれの報酬も具体的に業績等に連動している指標はなく、基本報酬、賞与については経営環境
や他社の水準等を考慮の上、役位・職責に応じて設定し、譲渡制限付株式報酬については、中長期的な企業価値
向上に対する士気等を勘案して付与株数を決定しております。
取締役の金銭報酬額については、2012年3月29日開催の第24期定時株主総会において、年額500百万円以内(う
ち、社外取締役30百万円以内。定款で定める取締役の員数は10名以内。)と決議しております。取締役の基本報
酬及び賞与の決定方法は、株主総会の決議により決定した限度額内において、取締役会の一任を受けた代表取締
役社長近藤昭が各取締役の職位や職務執行に対する評価、連結業績等を総合的に勘案し、社外取締役の意見や助
言を聴取して報酬額を決定しております。当事業年度におきましては、2019年3月28日開催の取締役会にて基本
報酬の決定について、2020年1月21日開催の取締役会にて賞与の決定についてそれぞれ代表取締役社長近藤昭への
一任と報酬額を決定しております。
取締役に対する譲渡制限付株式報酬については、前述の株主総会で決議された金銭報酬額とは別枠にて、2018
年3月28日開催の第30期定時株主総会において、譲渡制限付株式報酬として支給する金銭報酬債権を年額100百万
円以内と決議しております。また、譲渡制限付株式報酬として、対象取締役に対して当社が発行又は処分する普
通株式の総数は年60千株以内とすることを併せて決議しております。譲渡制限付株式報酬の総額については、前
記株主総会で決議いただいた限度内にて、取締役会の決議によって定めております。当事業年度におきまして
は、2019年3月28日開催の取締役会にて付与株数について決定しております。総報酬に占める株式報酬の割合
は、代表取締役を除き、概ね10%程度となっております。
監査役の報酬額の限度額は、2003年3月27日開催の第15期定時株主総会において年額50百万円以内(定款で定
める監査役の員数は4名以内。)と決議されております。各監査役の報酬額は、監査役の協議により決定してお
ります。
② 役員区分ごとの報酬等の総額、報酬等の種類別の総額及び対象となる役員の員数
対象となる
報酬等の種類別の総額(千円)
報酬等の総額
役員区分 役員の員数
(千円)
基本報酬
賞与 株式報酬 退職慰労金
(人)
取締役
310,776 262,134 33,116 15,526 - 7
(社外取締役を除く)
監査役
18,367 16,287 2,080 - - 3
(社外監査役を除く)
社外役員 29,293 26,025 3,268 - - ▶
(注) 上記の監査役の支給人員には、2019年3月28日付で退任した監査役1名が含まれております。
ロ 提出会社の役員ごとの連結報酬等の総額等
連結報酬等
連結報酬等の種類別の総額(千円)
役員区分
氏名 会社区分 の総額
基本報酬
賞与 株式報酬 退職慰労金
(千円)
取締役 提出会社 100,800 8,400 2,218 - 111,418
近藤昭
(注) 連結報酬等の総額が1億円以上である者に限定して記載しております。
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(5) 【株式の保有状況】
① 投資株式の区分の基準及び考え方
当 社は、保有目的が純投資目的である投資株式と純投資目的以外の目的である投資株式の区分について、株式
の価値の変動、または株式に係る配当によって利益を受けることを目的として保有する場合を純投資目的と区分
し、それ以外の場合は純投資目的以外と区分しています 。
② 保有目的が純投資目的以外の目的である投資株式
▶ 保有方針及び保有の合理性を検証する方法並びに個別銘柄の保有の適否に関する取締役会等における検証の
内容
当社は、過去において一部の取引先との取引関係の維持・強化を目的として政策的に上場株式5社の株式
を取得し、現在は1社の株式を継続保有しております。これらの株式の取得後は新たな株式の取得は行って
おらず、今後も取得する予定はありません。政策保有株式については、毎年、取締役会で資本コストを踏ま
え、リターンとリスクなどを踏まえた中長期的な経済合理性や将来の見通しを検証し、保有が相当でないと
判断される場合には、市場環境等を考慮した上で売却する方針です。なお、検証の結果、当事業年度におい
て上場株式4社を売却しております。
b 銘柄数及び貸借対照表計上額
銘柄数 貸借対照表計上額の
(銘柄)
合計額(千円)
非上場株式 1 10,000
非上場株式以外の株式 1 89,391
(当事業年度において株式数が増加した銘柄)
銘柄数 株式数の増加に係る取得
株式数の増加の理由
(銘柄) 価額の合計額(千円)
非上場株式 - - -
非上場株式以外の株式 - - -
(当事業年度において株式数が減少した銘柄)
銘柄数 株式数の減少に係る売却
(銘柄) 価額の合計額(千円)
非上場株式 - -
非上場株式以外の株式 ▶ 41,964
▲ 特定投資株式及びみなし保有株式の銘柄ごとの株式数、貸借対照表計上額等に関する情報
特定投資株式
当事業年度 前事業年度
当社の株
保有目的、定量的な保有効果
株式数(株) 株式数(株)
銘柄 式の保有
及び株式数が増加した理由
貸借対照表計上額 貸借対照表計上額
の有無
(千円) (千円)
取引関係の円滑化を目的として保有しており
249,000 249,000
ます。定量的な保有効果については記載が困
永大産業㈱ 有
難であります。事業上の関係性を総合的に勘
89,391 105,576
案し、その保有意義を判断しております。
- 51,000
㈱三菱UFJフィナン
- 有
シャル・グループ
- 27,432
- 3,900
㈱武蔵野銀行 - 有
- 9,917
- 30,000
㈱栃木銀行 - 有
- 7,530
- 5,800
㈱りそなホール
- 有
ディングス
- 3,066
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みなし保有株式
該当事項はありません。
③ 保有目的が純投資目的である投資株式
該当事項はありません。
④ 当事業年度中に投資株式の保有目的を純投資目的から純投資目的以外の目的に変更したもの
該当事項はありません。
⑤ 当事業年度中に投資株式の保有目的を純投資目的以外の目的から純投資目的に変更したもの
該当事項はありません。
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第5 【経理の状況】
1 連結財務諸表及び財務諸表の作成方法について
(1) 当社の連結財務諸表は、「連結財務諸表の用語、様式及び作成方法に関する規則」(昭和51年大蔵省令第28号。以
下「連結財務諸表規則」という。)に基づいて作成し、「建設業法施行規則」(昭和24年建設省令第14号)に準じて
記載しております。
(2) 当社の財務諸表は、「財務諸表等の用語、様式及び作成方法に関する規則」(昭和38年大蔵省令第59号。以下「財
務諸表等規則」という。)に基づいて作成しております。
また、当社は、特例財務諸表提出会社に該当し、財務諸表等規則第127条の規定により財務諸表を作成しておりま
す。
2 監査証明について
当社は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づき、連結会計年度(2019年1月1日から2019年12月31日ま
で)の連結財務諸表及び事業年度(2019年1月1日から2019年12月31日まで)の財務諸表について、有限責任監査法人
トーマツにより監査を受けております。
3 連結財務諸表等の適正性を確保するための特段の取組みについて
当社は、連結財務諸表等の適正性を確保するための特段の取組みを行っております。具体的には、会計基準等の内
容を適切に把握し、連結財務諸表等を適正に作成することができる体制を整備するため、公益財団法人財務会計基準
機構へ加入し、会計基準等の最新情報の把握に努めております。
また、会計処理基準等の新設・改廃に関する情報は、専門誌の購読、外部セミナーへの参加などでも入手しており
ます。
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1 【連結財務諸表等】
(1) 【連結財務諸表】
①【連結貸借対照表】
(単位:千円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(2018年12月31日) (2019年12月31日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 9,672,863 9,850,351
受取手形及び売掛金 5,154,731 5,526,297
完成工事未収入金 235,847 194,775
販売用不動産 17,820,579 19,654,290
未成工事支出金 3,677,305 3,892,608
材料貯蔵品 1,388,218 1,693,870
未収入金 3,435,160 2,768,356
立替金 2,744,844 2,778,251
その他 1,894,299 1,643,435
△ 22,667 △ 22,664
貸倒引当金
流動資産合計 46,001,182 47,979,573
固定資産
有形固定資産
建物及び構築物 12,995,709 12,952,788
△ 6,089,301 △ 6,151,565
減価償却累計額
建物及び構築物(純額) 6,906,407 6,801,222
機械装置及び運搬具
1,334,867 1,020,191
△ 961,529 △ 815,159
減価償却累計額
機械装置及び運搬具(純額) 373,338 205,032
土地
4,719,470 4,989,996
建設仮勘定 608,574 257,679
その他 1,094,821 1,082,341
△ 837,352 △ 871,382
減価償却累計額
その他(純額) 257,468 210,958
※2 12,865,260 ※2 12,464,888
有形固定資産合計
無形固定資産
のれん 1,419,970 713,206
254,133 298,755
その他
無形固定資産合計 1,674,103 1,011,962
投資その他の資産
※1 479,500 ※1 406,125
投資有価証券
繰延税金資産 656,282 835,801
瑕疵担保供託金 1,165,400 1,267,570
投資不動産 - 1,462,632
- △ 4,341
減価償却累計額
投資不動産(純額) - 1,458,291
その他
1,669,675 1,748,514
△ 222,558 △ 234,881
貸倒引当金
投資その他の資産合計 3,748,299 5,481,420
固定資産合計 18,287,663 18,958,271
資産合計 64,288,845 66,937,844
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(単位:千円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(2018年12月31日) (2019年12月31日)
負債の部
流動負債
工事未払金 6,772,511 7,539,750
買掛金 5,195,467 4,761,040
短期借入金 2,440,000 3,504,000
1年内返済予定の長期借入金 1,374,833 468,800
未払法人税等 860,856 1,621,120
未成工事受入金 11,880,788 10,816,860
賞与引当金 501,636 515,896
3,027,748 3,595,839
その他
流動負債合計 32,053,842 32,823,307
固定負債
長期借入金 10,632,800 10,160,000
退職給付に係る負債 190,234 205,416
資産除去債務 630,557 643,028
その他 398,210 602,861
固定負債合計 11,851,802 11,611,306
負債合計 43,905,645 44,434,614
純資産の部
株主資本
資本金 389,900 389,900
資本剰余金 139,510 143,368
利益剰余金 19,016,892 20,243,825
△ 1,972,999 △ 1,920,622
自己株式
株主資本合計 17,573,302 18,856,471
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 34,714 19,917
△ 373 △ 35,865
為替換算調整勘定
その他の包括利益累計額合計 34,341 △ 15,948
非支配株主持分 2,775,556 3,662,707
純資産合計 20,383,200 22,503,230
負債純資産合計 64,288,845 66,937,844
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② 【連結損益計算書及び連結包括利益計算書】
【連結損益計算書】
(単位:千円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2018年1月1日 (自 2019年1月1日
至 2018年12月31日) 至 2019年12月31日)
売上高 110,259,640 117,687,355
※1 86,458,246 ※1 91,000,948
売上原価
売上総利益 23,801,394 26,686,407
※2 19,398,336 ※2 20,416,780
販売費及び一般管理費
営業利益 4,403,057 6,269,626
営業外収益
受取利息 6,805 26,924
受取配当金 6,045 5,164
売電収入 34,673 12,082
補助金収入 436,930 401,842
104,687 142,340
その他
営業外収益合計 589,143 588,353
営業外費用
支払利息 76,450 84,019
持分法による投資損失 - 16,940
支払手数料 16,368 -
売電費用 20,483 9,203
固定資産圧縮損 436,930 401,842
55,793 114,735
その他
営業外費用合計 606,026 626,741
経常利益 4,386,174 6,231,239
特別利益
※3 53,303 ※3 84,990
固定資産売却益
- 5,103
投資有価証券売却益
特別利益合計 53,303 90,094
特別損失
※4 87,774
固定資産除売却損 -
※5 48,674 ※5 1,006,515
減損損失
災害による損失 - 11,521
投資有価証券売却損 - 6,817
- 20,133
投資有価証券評価損
特別損失合計 136,448 1,044,989
税金等調整前当期純利益 4,303,030 5,276,344
法人税、住民税及び事業税 1,776,537 2,515,093
△ 3,398 △ 199,025
法人税等調整額
法人税等合計 1,773,139 2,316,067
当期純利益 2,529,890 2,960,277
非支配株主に帰属する当期純利益 226,636 600,102
親会社株主に帰属する当期純利益 2,303,254 2,360,174
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【連結包括利益計算書】
(単位:千円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2018年1月1日 (自 2019年1月1日
至 2018年12月31日) 至 2019年12月31日)
当期純利益 2,529,890 2,960,277
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 △ 47,751 △ 14,696
為替換算調整勘定 128 △ 65,663
- △ 2,290
持分法適用会社に対する持分相当額
※ △ 47,622 ※ △ 82,650
その他の包括利益合計
包括利益 2,482,267 2,877,627
(内訳)
親会社株主に係る包括利益 2,255,770 2,310,022
非支配株主に係る包括利益 226,497 567,604
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③【連結株主資本等変動計算書】
前連結会計年度(自 2018年1月1日 至 2018年12月31日)
(単位:千円)
株主資本
資本金 資本剰余金 利益剰余金 自己株式 株主資本合計
当期首残高 389,900 - 17,719,782 △ 1,980,183 16,129,498
当期変動額
剰余金の配当 △ 1,006,144 △ 1,006,144
親会社株主に帰属す
2,303,254 2,303,254
る当期純利益
自己株式の取得 △ 141 △ 141
非支配株主との取引
に係る親会社の持分 134,802 134,802
変動
自己株式の処分 4,708 7,325 12,033
株主資本以外の項目
の当期変動額(純
額)
当期変動額合計 - 139,510 1,297,109 7,184 1,443,804
当期末残高 389,900 139,510 19,016,892 △ 1,972,999 17,573,302
その他の包括利益累計額
非支配株主持分 純資産合計
その他有価証券 為替換算 その他の包括利益
評価差額金 調整勘定 累計額合計
当期首残高 82,253 △ 501 81,752 2,478,870 18,690,120
当期変動額
剰余金の配当 △ 1,006,144
親会社株主に帰属す
2,303,254
る当期純利益
自己株式の取得 △ 141
非支配株主との取引
に係る親会社の持分 134,802
変動
自己株式の処分 12,033
株主資本以外の項目
の当期変動額(純 △ 47,539 128 △ 47,410 296,686 249,275
額)
当期変動額合計 △ 47,539 128 △ 47,410 296,686 1,693,079
当期末残高 34,714 △ 373 34,341 2,775,556 20,383,200
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当連結会計年度(自 2019年1月1日 至 2019年12月31日)
(単位:千円)
株主資本
資本金 資本剰余金 利益剰余金 自己株式 株主資本合計
当期首残高 389,900 139,510 19,016,892 △ 1,972,999 17,573,302
当期変動額
剰余金の配当 △ 1,133,241 △ 1,133,241
親会社株主に帰属す
2,360,174 2,360,174
る当期純利益
自己株式の取得 △ 84 △ 84
非支配株主との取引
に係る親会社の持分 △ 1,412 △ 1,412
変動
自己株式の処分 5,270 52,461 57,731
株主資本以外の項目
の当期変動額(純
額)
当期変動額合計 - 3,857 1,226,933 52,377 1,283,168
当期末残高 389,900 143,368 20,243,825 △ 1,920,622 18,856,471
その他の包括利益累計額
非支配株主持分 純資産合計
その他有価証券 為替換算 その他の包括利益
評価差額金 調整勘定 累計額合計
当期首残高 34,714 △ 373 34,341 2,775,556 20,383,200
当期変動額
剰余金の配当 △ 1,133,241
親会社株主に帰属す
2,360,174
る当期純利益
自己株式の取得 △ 84
非支配株主との取引
に係る親会社の持分 △ 1,412
変動
自己株式の処分 57,731
株主資本以外の項目
の当期変動額(純 △ 14,797 △ 35,491 △ 50,289 887,150 836,861
額)
当期変動額合計 △ 14,797 △ 35,491 △ 50,289 887,150 2,120,030
当期末残高 19,917 △ 35,865 △ 15,948 3,662,707 22,503,230
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④【連結キャッシュ・フロー計算書】
(単位:千円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2018年1月1日 (自 2019年1月1日
至 2018年12月31日) 至 2019年12月31日)
営業活動によるキャッシュ・フロー
税金等調整前当期純利益 4,303,030 5,276,344
減価償却費 1,287,441 1,288,086
減損損失 48,674 1,006,515
のれん償却額 233,177 239,164
貸倒引当金の増減額(△は減少) 7,585 12,320
賞与引当金の増減額(△は減少) 59,615 14,259
退職給付に係る負債の増減額(△は減少) 9,002 15,182
受取利息及び受取配当金 △ 12,851 △ 32,088
受取保険金 △ 13,215 △ 34,865
災害損失 - 11,521
支払利息 76,450 84,019
固定資産除売却損益(△は益) 34,470 △ 84,990
投資有価証券売却損益(△は益) - 1,713
投資有価証券評価損益(△は益) - 20,133
持分法による投資損益(△は益) - 16,940
売上債権の増減額(△は増加) △ 997,829 △ 330,494
未成工事支出金の増減額(△は増加) △ 261,395 △ 215,302
材料貯蔵品の増減額(△は増加) △ 368,778 △ 305,652
販売用不動産の増減額(△は増加) △ 1,817,815 △ 1,723,442
瑕疵担保供託金の増減額(△は増加) 405,900 △ 102,170
仕入債務の増減額(△は減少) 1,560,136 332,811
未成工事受入金の増減額(△は減少) 3,001,479 △ 1,063,928
未収入金の増減額(△は増加) △ 802,155 663,525
立替金の増減額(△は増加) 14,101 △ 33,407
未払金の増減額(△は減少) △ 369,738 284,691
預り金の増減額(△は減少) △ 35,560 167,630
282,302 638,529
その他
小計 6,644,027 6,147,049
利息及び配当金の受取額
12,851 32,088
利息の支払額 △ 65,734 △ 65,442
保険金の受取額 13,215 34,865
災害損失の支払額 - △ 11,521
△ 2,011,444 △ 1,832,152
法人税等の支払額
営業活動によるキャッシュ・フロー 4,592,914 4,304,887
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(単位:千円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2018年1月1日 (自 2019年1月1日
至 2018年12月31日) 至 2019年12月31日)
投資活動によるキャッシュ・フロー
有形固定資産の取得による支出 △ 2,238,348 △ 1,586,840
有形固定資産の売却による収入 2,082,794 218,834
無形固定資産の取得による支出 △ 58,947 △ 101,107
投資不動産の取得による支出 - △ 1,431,388
投資有価証券の取得による支出 △ 30,708 △ 30,235
投資有価証券の売却による収入 - 41,964
連結の範囲の変更を伴う子会社株式の取得によ
※2 359,775
-
る収入
連結の範囲の変更を伴う子会社株式の取得によ
※2 △ 33,366
-
る支出
差入保証金の差入による支出 △ 142,887 △ 47,644
差入保証金の回収による収入 90,487 15,560
貸付けによる支出 △ 516,790 △ 77,700
貸付金の回収による収入 144,268 160,650
資産除去債務の履行による支出 △ 73,485 △ 72,292
△ 277 △ 3,387
その他
投資活動によるキャッシュ・フロー △ 777,261 △ 2,553,810
財務活動によるキャッシュ・フロー
短期借入金の純増減額(△は減少) △ 2,107,725 1,064,000
長期借入れによる収入 1,000,000 -
長期借入金の返済による支出 △ 2,074,932 △ 1,378,833
リース債務の返済による支出 △ 29,984 △ 21,503
セール・アンド・リースバックによる収入 46,264 73,562
連結の範囲の変更を伴わない子会社株式の売却
298,200 -
による収入
非支配株主からの払込みによる収入 16,240 2,800
自己株式の取得による支出 △ 141 -
配当金の支払額 △ 1,008,445 △ 1,133,241
非支配株主への配当金の支払額 △ 55,420 △ 145,710
- 1,202
その他
財務活動によるキャッシュ・フロー △ 3,915,943 △ 1,537,722
現金及び現金同等物に係る換算差額 128 △ 35,865
現金及び現金同等物の増減額(△は減少) △ 100,162 177,488
現金及び現金同等物の期首残高 9,773,025 9,672,863
※1 9,672,863 ※1 9,850,351
現金及び現金同等物の期末残高
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【注記事項】
(連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)
1 連結の範囲に関する事項
(1)連結子会社の数 : 11 社
この他、主に販売用不動産に関わる合同会社6社を連結しております。
連結子会社の名称
「第1 企業の概況 4 関係会社の状況」に記載しているため省略しております。
(2)主要な非連結子会社の名称
Hinokiya Resco Construction Vietnam Co.,Ltd.
連結の範囲から除いた理由
非連結子会社は、いずれも小規模であり、合計の総資産、売上高、当期純損益(持分に見合う額)及び利益剰余
金(持分に見合う額)等は、いずれも連結財務諸表に重要な影響を及ぼしていないためであります。
2 持分法の適用に関する事項
(1)持分法を適用した非連結子会社又は関連会社の数及び名称
持分法を適用した非連結子会社又は関連会社の数 1 社
会社等の名称
Hinokiya Resco Construction Vietnam Co.,Ltd.
(2)持分法を適用しない非連結子会社又は関連会社のうち主要な会社等の名称
まいすまい株式会社、株式会社不動産流通システム
持分法を適用しない理由
持分法を適用しない非連結子会社又は関連会社は、当期純損益(持分に見合う額)及び利益剰余金(持分に見合う
額)等からみて、持分法の対象から除いても連結財務諸表に及ぼす影響が軽微であり、かつ、全体としても重要性
がないためであります。
3 連結子会社の事業年度等に関する事項
全ての連結子会社の決算日は、連結決算日と一致しております。
4 会計方針に関する事項
(1) 重要な資産の評価基準及び評価方法
① 有価証券
その他有価証券
時価のあるもの … 連結決算末日の市場価格等に基づく時価法(評価差額は全部純資
産直入法により処理し、売却原価は移動平均法により算定)
時価のないもの … 移動平均法による原価法
② たな卸資産
評価基準は原価法(収益性の低下による簿価切下げの方法)
販売用不動産 … 個別法
未成工事支出金 … 個別法
材料貯蔵品 … 主に総平均法
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(2) 重要な減価償却資産の減価償却の方法
① 有形固定資産(リース資産を除く)
定額法
② 無形固定資産(リース資産を除く)
定額法
なお、ソフトウェア(自社利用分)については、社内における見込利用可能期間(5年)に基づく定額法を採用し
ております。
③ リース資産
所有権移転ファイナンス・リース取引に係るリース資産
自己所有の固定資産に適用する減価償却方法と同一の方法
所有権移転外ファイナンス・リース取引に係るリース資産
リース期間を耐用年数とし、残存価額を零とする定額法
(3) 重要な引当金の計上基準
① 貸倒引当金
債権の貸倒損失に備えるため、一般債権については貸倒実績率により、貸倒懸念債権等特定の債権については
個別に回収可能性を勘案し、回収不能見込額を計上しております。
② 賞与引当金
従業員の賞与の支給に備えるため、将来の支給見込額のうち当連結会計年度の負担額を計上しております。
(4) 退職給付に係る会計処理の方法
当社グループでは確定拠出制度を採用しておりますが、一部の連結子会社では非積立型の確定給付制度を採用し
ており、その退職給付に係る負債及び退職給付費用の計算には、退職給付に係る期末自己都合要支給額を退職給付
債務とする方法を用いた簡便法を適用しております。
(5) 重要な収益及び費用の計上基準
完成工事高及び完成工事原価の計上基準
当連結会計年度末までの進捗部分についての成果の確実性が認められる工事(工期がごく短期間のもの等を除く)
については工事進行基準(工事の進捗率の見積りは原価比例法)を、その他の工事については工事完成基準を適用
しております。
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(6) のれんの償却方法及び償却期間
のれんは、20年以内の効果の及ぶ期間に渡って均等償却しております。
なお、金額の僅少なものは発生年度に全額償却しております。
(7) 連結キャッシュ・フロー計算書における資金の範囲
手許現金、随時引き出し可能な預金及び容易に換金可能であり、かつ、価値の変動について僅少なリスクしか負
わない取得日から3ヶ月以内に償還期限の到来する短期投資からなっております。
(8) 重要な外貨建の資産又は負債の本邦通貨への換算の基準
在外子会社の資産及び負債は、連結決算日の直物為替相場により円貨に換算し、収益及び費用は期中平均相場に
より円貨に換算し、換算差額は純資産の部における為替換算調整勘定に含めております。
(9) その他連結財務諸表作成のための重要な事項
消費税等の会計処理
消費税及び地方消費税の会計処理は、税抜方式を採用しております。
(未適用の会計基準等)
・「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2018年3月30日)
・「収益認識に関する会計基準の適用指針」(企業会計基準適用指針第30号 2018年3月30日)
(1) 概要
収益認識に関する包括的な会計基準であります。収益は、次の5つのステップを適用し認識されます。
ステップ1:顧客との契約を識別する。
ステップ2:契約における履行義務を識別する。
ステップ3:取引価格を算定する。
ステップ4:契約における履行義務に取引価格を配分する。
ステップ5:履行義務を充足した時に又は充足するにつれて収益を認識する。
(2) 適用予定日
2022年12月期の期首より適用予定であります。
(3) 当該会計基準等の適用による影響
影響額は、当連結財務諸表の作成時において評価中であります。
(表示方法の変更)
(「『税効果会計に係る会計基準』の一部改正」の適用に伴う変更)
「『税効果会計に係る会計基準』の一部改正」(企業会計基準第28号 2018年2月16日。以下「税効果会計基準一
部改正」という。)を当連結会計年度の期首から適用し、繰延税金資産は投資その他の資産の区分に表示し、繰延税
金負債は固定負債の区分に表示する方法に変更するとともに、税効果会計関係注記を変更しました。
この結果、前連結会計年度の連結貸借対照表において、「流動資産」の「繰延税金資産」325,557千円及び「固定負
債」の「繰延税金負債」のうちの21,102千円を「投資その他の資産」の「繰延税金資産」656,282千円に含めて表示
し、「固定負債」の「繰延税金負債」は36,630千円として表示しております。
また、税効果会計関係注記において、税効果会計基準一部改正第3項から第5項に定める「税効果会計に係る会計
基準」注解(注8)(評価性引当額の合計額を除く。)及び同注解(注9)に記載された内容を追加しております。
ただし、当該内容のうち前連結会計年度に係る内容については、税効果会計基準一部改正第7項に定める経過的な取
扱いに従って記載しておりません。
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(連結貸借対照表関係)
※1 非連結子会社及び関連会社に対するものは、次のとおりであります。
前連結会計年度 当連結会計年度
(2018年12月31日) (2019年12月31日)
投資有価証券(株式) 314,877 千円 305,513 千円
※2 圧縮記帳額
国庫補助金等により有形固定資産の取得原価から控除している圧縮記帳額及びその内訳は、以下のとおりであり
ます。
前連結会計年度 当連結会計年度
(2018年12月31日) (2019年12月31日)
建物及び構築物 893,702 千円 1,255,578 千円
工具、器具及び備品 3,033 80
計 896,736 千円 1,255,658 千円
3 保証債務
当社グループの個人顧客のつなぎ融資に対して、次のとおり債務保証を行っております。
前連結会計年度 当連結会計年度
(2018年12月31日) (2019年12月31日)
個人顧客(66名) 1,184,874 千円 個人顧客(68名) 1,381,947 千円
計 1,184,874 千円 計 1,381,947 千円
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(連結損益計算書関係)
※1 通常の販売目的で保有するたな卸資産の収益性の低下による簿価切下額は、次のとおりであります。
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2018年1月1日 (自 2019年1月1日
至 2018年12月31日) 至 2019年12月31日)
売上原価 62,159 千円 87,921 千円
※2 販売費及び一般管理費のうち主要な費目及び金額は、次のとおりであります。
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2018年1月1日 (自 2019年1月1日
至 2018年12月31日) 至 2019年12月31日)
従業員給与手当 7,328,555 千円 7,878,313 千円
営業出展費用 1,959,148 〃 2,030,146 〃
退職給付費用 234,957 〃 262,900 〃
貸倒引当金繰入額 △ 3,112 〃 14,049 〃
賞与引当金繰入額 291,683 〃 328,908 〃
減価償却費 1,007,576 〃 1,049,891 〃
※3 固定資産売却益の内容は、次のとおりであります。
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2018年1月1日 (自 2019年1月1日
至 2018年12月31日) 至 2019年12月31日)
介護施設の売却益 49,755 千円 太陽光発電設備の売却益 73,896 千円
その他 3,548 〃 その他 11,093 〃
計 53,303 千円 84,990 千円
※4 固定資産除売却損の内容は、次のとおりであります。
前連結会計年度
(自 2018年1月1日
至 2018年12月31日)
商業施設の売却損 62,918 千円
賃貸用不動産の売却損 23,131 〃
その他 1,724 〃
計 87,774 千円
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※5 減損損失
前連結会計年度(自 2018年1月1日 至 2018年12月31日)
当社グループは、以下の資産グループに対して減損損失を計上しました。
減損損失
地域 用途 種類
(千円)
静岡県 遊休資産 土地 48,674
合計 48,674
当社グループは継続的に損益を把握している管理会計に準じた単位をもとに資産のグルーピングを行っております。
遊休資産については、遊休状態が一定期間継続しているため、回収可能価額の見直しを行っております。これに伴
い、帳簿価額を見直し後の回収可能価額まで減額し、当該減少額を減損損失として特別損失に計上しております。な
お、回収可能価額は正味売却価額により測定しており、その価額は不動産鑑定評価額を基礎として算定しております。
当連結会計年度(自 2019年1月1日 至 2019年12月31日)
当社グループは、以下の資産グループに対して減損損失を計上しました。
減損損失
地域 用途 種類
(千円)
東京都、神奈川県 建物及び構築物
住宅展示場 376,627
埼玉県、千葉県 長期前払費用
茨城県 住宅部材工場 建物、工具器具 74,921
東京都 事務所(工事部門) 建物 3,521
東京都 ―(住宅事業) のれん 470,645
埼玉県 賃貸用土地 土地 80,800
合計 1,006,515
当社グループは継続的に損益を把握している管理会計に準じた単位をもとに資産のグルーピングを行っております。
住宅事業セグメントの一部を構成するコンクリート住宅事業において営業活動から生じる損益が継続してマイナスで
あり、また、当初の利益計画が達成できないことが明確なことから、のれんを含んだより大きな単位で減損を実施して
おります。なお、回収可能価額は売却可能な資産の正味売却価額により測定しており、その価額は不動産鑑定評価額を
基礎として算定しております。
賃貸用土地は、不動産鑑定評価額に基づく時価が帳簿価額を大幅に下回っていることから、帳簿価額を回収可能価額
まで減額し、当該減少額を減損損失として特別損失に計上しております。なお、回収可能価額は使用価値により測定し
ており、固定賃料による長期の賃貸借契約が締結されていることから割引率はリスクフリーレートを使用しておりま
す。
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(連結包括利益計算書関係)
※ その他の包括利益に係る組替調整額及び税効果額
(千円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2018年1月1日 (自 2019年1月1日
至 2018年12月31日) 至 2019年12月31日)
その他有価証券評価差額金
当期発生額 △63,726 △22,577
- 1,713
組替調整額
税効果調整前
△63,726 △20,863
15,975 6,166
税効果額
その他有価証券評価差額金 △47,751 △14,696
為替換算調整勘定
128 △65,663
当期発生額
持分法適用会社に対する持分相当額
- △2,290
当期発生額
その他の包括利益合計 △47,622 △82,650
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( 連結株主資本等変動計算書関係 )
前連結会計年度(自 2018年1月1日 至 2018年12月31日)
1 発行済株式に関する事項
株式の種類 当連結会計年度期首 増加 減少 当連結会計年度末
普通株式(株) 13,575,000 - - 13,575,000
2 自己株式に関する事項
株式の種類 当連結会計年度期首 増加 減少 当連結会計年度末
普通株式(株) 1,000,193 136 3,700 996,629
(変動事由の概要)
単元未満株式の買取りによる増加 36株
2018年3月28日の第30期定時株主総会決議による譲渡制限付株式の付与による自己株式の減少 3,700株
上記により付与した譲渡制限付株式の失効による自己株式の増加 100株
3 新株予約権等に関する事項
該当事項はありません。
4 配当に関する事項
(1) 配当金支払額
配当金の総額 1株当たり配当額
決議 株式の種類 基準日 効力発生日
(千円) (円)
2018年3月28日
普通株式 440,118 35.00 2017年12月31日 2018年3月29日
定時株主総会
2018年8月7日
普通株式 566,026 45.00 2018年6月30日 2018年9月10日
取締役会
(2) 基準日が当連結会計年度に属する配当のうち、配当の効力発生日が翌連結会計年度となるもの
配当金の総額 1株当たり
決議 株式の種類 配当の原資 基準日 効力発生日
(千円) 配当額(円)
2019年3月28日
普通株式 利益剰余金 566,026 45.00 2018年12月31日 2019年3月29日
定時株主総会
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当連結会計年度(自 2019年1月1日 至 2019年12月31日)
1 発行済株式に関する事項
株式の種類 当連結会計年度期首 増加 減少 当連結会計年度末
普通株式(株) 13,575,000 - - 13,575,000
2 自己株式に関する事項
株式の種類 当連結会計年度期首 増加 減少 当連結会計年度末
普通株式(株) 996,629 510 26,500 970,639
(変動事由の概要)
単元未満株式の買取りによる増加 35株
2019年3月28日の臨時取締役会決議による譲渡制限付株式の付与による自己株式の減少 26,500株
上記により付与した譲渡制限付株式の失効による自己株式の増加 475株
3 新株予約権等に関する事項
該当事項はありません。
4 配当に関する事項
(1) 配当金支払額
配当金の総額 1株当たり配当額
決議 株式の種類 基準日 効力発生日
(千円) (円)
2019年3月28日
普通株式 566,026 45.00 2018年12月31日 2019年3月29日
定時株主総会
2019年8月8日
普通株式 567,214 45.00 2019年6月30日 2019年9月9日
取締役会
(2) 基準日が当連結会計年度に属する配当のうち、配当の効力発生日が翌連結会計年度となるもの
配当金の総額 1株当たり
決議 株式の種類 配当の原資 基準日 効力発生日
(千円) 配当額(円)
2020年3月27日
普通株式 利益剰余金 567,196 45.00 2019年12月31日 2020年3月30日
定時株主総会
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(連結キャッシュ・フロー計算書関係)
㯿ᄀ 現金及び現金同等物の期末残高と連結貸借対照表に掲記されている科目の金額との関係は、次のとおりでありま
す。
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2018年1月1日 (自 2019年1月1日
至 2018年12月31日) 至 2019年12月31日)
現金及び預金 9,672,863 千円 9,850,351 千円
現金及び現金同等物 9,672,863 千円 9,850,351 千円
※2 株式の取得により新たに連結子会社となった会社の資産及び負債の主な内訳
前連結会計年度(自 2018年1月1日 至 2018年12月31日)
株式の取得により新たに株式会社ハウジーホームズ(現 株式会社桧家住宅東海)を連結したことに伴う連結開始時の
資産及び負債の内訳並びに株式会社ハウジーホームズの株式の取得価額と株式会社ハウジーホームズ取得のための支出
(純増)との関係は次のとおりです。
流動資産 1,607,855 千円
固定資産 280,313 〃
のれん 262,858 〃
流動負債 △1,477,653 〃
△353,880 〃
固定負債
株式の取得価額
319,994 千円
△286,627 〃
現金及び現金同等物
差引:取得のための支出 33,366 千円
当連結会計年度(自 2019年1月1日 至 2019年12月31日)
第1四半期連結会計期間において、第三者割当増資により新たにHinokiya TWGroup Co.,Ltd.を連結したことに伴う連
結開始時の資産及び負債の内訳並びにHinokiya TWGroup Co.,Ltd.への出資額と当該出資に伴う収入との関係は以下のと
おりです。
流動資産 923,179 千円
のれん 3,046 〃
流動負債 △6,932 〃
非支配株主持分 △458,123 〃
出資に伴う払込額
461,169 千円
△820,945 〃
現金及び現金同等物
差引:取得による収入 △359,775 千円
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(リース取引関係)
1 ファイナンス・リース取引
(借主側)
所有権移転ファイナンス・リース取引
① リース資産の内容
有形固定資産
主に断熱材事業における施工設備及び工務車両(機械装置及び運搬具)であります。
② リース資産の減価償却の方法
自己所有の固定資産に適用する減価償却方法と同一の方法を採用しております。
所有権移転外ファイナンス・リース取引
① リース資産の内容
有形固定資産
主に断熱材事業における施工設備及び工務車両(機械装置及び運搬具)並びに介護保育事業における本社
備品及び施設什器(その他)であります。
無形固定資産
ソフトウェアであります。
② リース資産の減価償却の方法
リース期間を耐用年数とし、残存価額を零とする定額法によっております。
2 オペレーティング・リース取引
(借主側)
オペレーティング・リース取引のうち解約不能のものに係る未経過リース料
前連結会計年度 当連結会計年度
(2018年12月31日) (2019年12月31日)
1年内 226,416千円 335,210千円
1年超 542,362千円 916,569千円
合計 768,779千円 1,251,780千円
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(金融商品関係)
1 金融商品の状況に関する事項
(1) 金融商品に対する取組方針
当社グループは、資金運用については、別途規定している「資金運用基準」に準拠し、預金等の安全性の高い
金融資産での運用に限定し、また、資金調達については原則として銀行借入での調達とする方針です。
(2) 金融商品の内容及びそのリスク並びにリスク管理体制
営業債権である受取手形、売掛金及び完成工事未収入金並びに未収入金、立替金等の金銭債権については、信
用リスクに晒されています。当該リスクに対しては、当社の財務経理部を中心に回収状況を定期的にモニタリン
グし、取引相手ごとに期日及び残高を管理するとともに、財政状態の悪化等による回収懸念の早期把握や軽減を
図っております。
投資有価証券のうち、上場有価証券は市場価格の変動リスクに晒されております。当該リスクに対しては、定
期的に時価や発行体(取引先企業)の財務状態を把握し、取引先企業との関係を勘案して保有状況を継続的に見
直しております。
瑕疵担保供託金は、国土交通省所管の住宅瑕疵担保履行法に基づき、法務局へ供託しているものであり、信用
リスクは無いと認識しております。
営業債務である工事未払金及び買掛金は、ほぼすべてが3ヶ月以内の支払期日であります。
短期借入金は主に営業取引に係る資金調達であります。また、長期借入金は主に設備投資やM&Aに係る資金
調達を目的としたものであり、主として決算日後3年以内に償還・返済期日を迎えるものです。
借入金は、固定金利で調達した場合、金利変動リスクに晒されますが、これを回避するために、変動金利によ
る調達を原則としております。なお、一部の国内子会社におきましては、キャッシュ・フロー変動リスクを回避
する目的で、固定金利による調達を行っております。
(3) 金融商品の時価等に関する事項についての補足説明
金融商品の時価には、市場価格に基づく価額のほか、市場価格がない場合には合理的に算定された価額が含ま
れております。当該価額の算定においては、変動要因を織り込んでいるため、異なる前提条件等を採用すること
により、当該価額が変動することもあります。
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2 金融商品の時価等に関する事項
連結貸借対照表計上額、時価及びこれらの差額については、次のとおりであります。なお、時価を把握することが
極めて困難と認められるものは、次表には含めておりません((注2)を参照ください。)。
前連結会計年度(2018年12月31日)
連結貸借対照表計上額 時価 差額
(千円) (千円) (千円)
(1) 現金及び預金 9,672,863 9,672,863 -
(2) 受取手形及び売掛金 5,154,731 5,154,731 -
(3) 完成工事未収入金 235,847 235,847 -
(4) 未収入金
3,435,160 3,435,160 -
(5) 立替金 ※1
2,744,844 2,744,844 -
(6) 投資有価証券
154,502 154,502 -
(7) 瑕疵担保供託金
1,165,400 1,165,021 △378
資産計 22,563,349 22,562,970 △378
(1) 工事未払金 6,772,511 6,772,511 -
(2) 買掛金 5,195,467 5,195,467 -
(3) 短期借入金 2,440,000 2,440,000 -
(4) 長期借入金 ※2
12,007,633 12,006,208 1,425
(5) 未払法人税等
860,856 860,856 -
負債計 27,276,468 27,275,043 1,425
※1 立替金の大半は住宅事業での顧客に対する中間金のつなぎ融資によるものであります。
※2 1年内返済予定の長期借入金を含めております。
当連結会計年度(2019年12月31日)
連結貸借対照表計上額 時価 差額
(千円) (千円) (千円)
(1) 現金及び預金 9,850,351 9,850,351 -
(2) 受取手形及び売掛金 5,526,297 5,526,297 -
(3) 完成工事未収入金 194,775 194,775 -
(4) 未収入金
2,768,356 2,768,356 -
(5) 立替金 ※1
2,778,251 2,778,251 -
(6) 投資有価証券
90,491 90,491 -
(7) 瑕疵担保供託金
1,267,570 1,267,570 -
資産計 22,476,094 22,476,094 -
(1) 工事未払金 7,539,750 7,539,750 -
(2) 買掛金 4,761,040 4,761,040 -
(3) 短期借入金 3,504,000 3,504,000 -
(4) 長期借入金 ※2
10,628,800 10,628,800 -
(5) 未払法人税等
1,621,120 1,621,120 -
負債計 28,054,710 28,054,710 -
※1 立替金の大半は住宅事業での顧客に対する中間金のつなぎ融資によるものであります。
※2 1年内返済予定の長期借入金を含めております。
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(注1) 金融商品の時価の算定方法並びに有価証券に関する事項
資 産
(1) 現金及び預金、(2) 受取手形及び売掛金、(3) 完成工事未収入金、(4)未収入金、(5)立替金
これらは短期間で決済されるため、時価は帳簿価額にほぼ等しいことから、当該帳簿価額によっております。
(6) 投資有価証券
投資有価証券の時価について、株式は取引所の価格によっております。
また、保有目的ごとの有価証券に関する注記事項については、「有価証券関係」注記を参照ください。
(7) 瑕疵担保供託金
瑕疵担保供託金の時価については、信用リスクが無いことから、リスクフリーレートを用いて返還されるまでの
期間で割り引いた現在価値によっております。
負 債
(1) 工事未払金、(2) 買掛金、(3) 短期借入金、(5) 未払法人税等
これらは 短期間で決済されるため、時価は帳簿価額にほぼ等しいことから、当該帳簿価額によっております。
(4) 長期借入金
長期借入金のうち、変動金利によるものは、短期間で市場金利を反映し、また、当社の信用状態は実行後大きく
異なっていないことから、時価は帳簿価額と近似していると考えられるため、当該帳簿価額によっております。
長期借入金のうち、固定金利によるものは、一定期間ごとに区分した当該長期借入金の元利金の合計額を同様の
借入において想定される利率で割り引いて現在価値を算定しております。
(注2) 時価を把握することが極めて困難と認められる金融商品の連結貸借対照表計上額
(単位:千円)
区分 2018年12月31日 2019年12月31日
非上場株式 324,997 315,633
上記については、市場価格がなく、かつ将来キャッシュ・フローを見積ることなどができず、時価を把握する
ことが極めて困難と認められるため、「(6)投資有価証券」には含めておりません。
(注3) 金銭債権の連結決算日後の償還予定額
前連結会計年度(2018年12月31日)
1年以内(千円)
現金及び預金 9,672,863
受取手形及び売掛金 5,154,731
完成工事未収入金 235,847
未収入金 3,435,160
立替金 2,744,844
合計 21,243,446
当連結会計年度(2019年12月31日)
1年以内(千円)
現金及び預金 9,850,351
受取手形及び売掛金 5,526,297
完成工事未収入金 194,775
未収入金 2,768,356
立替金 2,778,251
合計 21,118,032
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(注4) 長期借入金の連結決算日後の返済予定額
前連結会計年度(2018年12月31日)
1年超 2年超 3年超 4年超
1年以内 5年超
2年以内 3年以内 4年以内 5年以内
(千円) (千円)
(千円) (千円) (千円) (千円)
長期借入金 1,374,833 472,800 160,000 3,000,000 1,000,000 6,000,000
当連結会計年度(2019年12月31日)
1年超 2年超 3年超 4年超
1年以内 5年超
2年以内 3年以内 4年以内 5年以内
(千円) (千円)
(千円) (千円) (千円) (千円)
長期借入金 468,800 160,000 3,000,000 1,000,000 3,000,000 3,000,000
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(有価証券関係)
1 その他有価証券
前連結会計年度(2018年12月31日)
連結貸借対照表
取得原価 差額
区分 種類 計上額
(千円) (千円)
(千円)
(1)株式 146,972 93,420 53,552
連結貸借対照表計上
(2)債券 - - -
額が取得原価を超え
(3)その他 - - -
るもの
小計 146,972 93,420 53,552
(1)株式 7,530 11,550 △4,020
連結貸借対照表計上
(2)債券 - - -
額が取得原価を超え
(3)その他 - - -
ないもの
小計 7,530 11,550 △4,020
合計 154,502 104,970 49,532
(注)表中の「取得原価」は減損処理後の帳簿価額であります。
当連結会計年度(2019年12月31日)
連結貸借対照表
取得原価 差額
区分 種類 計上額
(千円) (千円)
(千円)
(1)株式 90,415 61,742 28,672
連結貸借対照表計上
(2)債券 - - -
額が取得原価を超え
(3)その他 - - -
るもの
小計 90,415 61,742 28,672
(1)株式 76 80 △4
連結貸借対照表計上
(2)債券 - - -
額が取得原価を超え
(3)その他 - - -
ないもの
小計 76 80 △4
合計 90,491 61,822 28,668
(注)表中の「取得原価」は減損処理後の帳簿価額であります。
2 連結会計年度中に売却したその他有価証券
前連結会計年度(自 2018年1月1日 至 2018年12月31日)
該当事項はありません。
当連結会計年度(自 2019年1月1日 至 2019年12月31日)
売却額 売却益の合計額 売却損の合計額
種類
(千円) (千円) (千円)
(1)株式 41,964 5,103 6,817
(2)債券 - - -
(3)その他 - - -
合計 41,964 5,103 6,817
3 減損処理を行った有価証券
当連結会計年度において、有価証券について20,133千円(時価のない非上場株式20,133千円)の減損処理を行って
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おります。
なお、減損処理にあたっては、期末における時価が取得原価に比べ50%以上下落した場合には全て減損処理を行
い、30~50%程度下落した場合には、回復可能性等を考慮して必要と認められた額について減損処理を行っておりま
す。
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(デリバティブ取引関係)
当社グループは、デリバティブ取引を利用しておりませんので、該当事項はありません。
(退職給付関係)
1 採用している退職給付制度の概要
当社グループでは、退職給付制度として、確定拠出制度を採用しております。
また、一部連結子会社においては非積立型の確定給付制度を採用しており、その退職給付に係る負債及び退職給付
費用の計算には、退職給付に係る期末自己都合要支給額を退職給付債務とする方法を用いた簡便法を適用しておりま
す。
2 簡便法を適用した確定給付制度
(1) 簡便法を適用した制度の、退職給付に係る負債の期首残高と期末残高の調整表
(千円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2018年1月1日 (自 2019年1月1日
至 2018年12月31日) 至 2019年12月31日)
退職給付に係る負債の期首残高 181,231 190,234
退職給付費用 52,531 62,134
退職給付の支払額 △43,529 △46,951
退職給付に係る負債の期末残高 190,234 205,416
(2) 退職給付費用
簡便法で計算した退職給付費用 前連結会計年度 52,531 千円 当連結会計年度 62,134 千円
3 確定拠出制度
当社及び連結子会社の確定拠出制度への要拠出額は、前連結会計年度321,876千円、当連結会計年度 364,032 千円で
ありました。
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(ストック・オプション等関係)
1 ストック・オプションにかかる費用計上額及び科目名
該当事項はありません。
2 ストック・オプションの内容、規模及びその変動状況
(1)ストック・オプションの内容
a 提出会社
該当事項はありません。
b 連結子会社
(第1回新株予約権)
会社名 ㈱日本アクア
決議年月日 2013年2月15日
取締役 3名
付与対象者の区分及び人数
従業員 93名
株式の種類及び付与数 普通株式 2,000,000株
付与日 2013年3月27日
(1)新株予約権の割当を受けた者は、権利行使時において、取締
役、監査役、従業員のいずれかの地位を保有している場合に限
り新株予約権を行使することができる。ただし、取締役、監査
役の任期満了による退任、定年退職ほか取締役会が正当な理由
権利確定条件
があると認めた場合は、この限りではない。
(2)普通株式がいずれかの金融商品取引所に上場していること。
(3)新株予約権者が死亡した場合、その相続人による新株予約権
の権利行使は認めない。
対象勤務期間 ―
権利行使期間 2015年3月1日~2023年1月31日
(注) 1 2013 年7月1日付で普通株式1株を100株にする株式分割を行い、 2015 年1月1日付で普通株式1株
を5株にする株式分割を行っております。そのため、当該株式分割による調整後の株式数を記載し
ております。
2 付与対象者の区分及び人数は付与日時点のものであります。
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(2)ストック・オプションの規模及びその変動状況
当連結会計年度(2019年12月期)において存在したストック・オプションを対象とし、ストック・オプション
の数については、株式数に変換して記載しております。
①ストック・オプションの数
a 提出会社
該当事項はありません。
b 連結子会社
会社名 ㈱日本アクア
権利確定前(株)
前連結会計年度末 -
付与 -
失効 -
権利確定 -
未確定残 -
権利確定後(株)
前連結会計年度末 24,000
権利確定 -
権利行使 20,000
失効 -
未行使残 4,000
(注) 2013 年7月1日付で普通株式1株を100株の割合で、また、2015年1月1日付で普通株式1株を5株の
割合で株式分割を行っております。そのため、当該株式分割による調整後の株式数を記載しておりま
す。
②単価情報
a 提出会社
該当事項はありません。
b 連結子会社
会社名 ㈱日本アクア
権利行使価格(円) 140
行使時平均株価(円) 566
付与日における公正な評価単価(円) -
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3 ストック・オプションの公正な評価単価の見積方法
a 提出会社
該当事項はありません。
b 連結子会社
ストック・オプションを付与した時点においては、株式会社日本アクアは未公開企業であるため、ストッ
ク・オプションの公正な評価単価の見積もり方法を単位当たりの本源的価値を見積もる方法により算定して
おります。
なお、単位当たりの本源的価値を算定する基礎となる㈱日本アクア株式の評価方法は、DCF法(ディ スカ
ウンテッド・キャッシュフロー法)及び類似会社比準方式により算出した価格を総合的に勘案して、決定して
おります。
4 ストック・オプションの権利確定数の見積方法
a 提出会社
該当事項はありません。
b 連結子会社
基本的には、将来の失効数の合理的予測は困難であるため、実績の失効数のみを反映させる方法を採用して
おります。
5 ストック・オプションの本源的価値により算定を行う場合の当連結会計年度末における本源的価値の合計額及
び権利行使されたストック・オプションの権利行使日における本源的価値の合計額
a 提出会社
該当事項はありません。
b 連結子会社
(単位:千円)
前連結会計年度 当連結会計年度
当連結会計年度末における本源的価値の合計額 7,128 1,948
当連結会計年度末において権利行使された本源的価値の合計額 - -
なお、本源的価値の算定においては、連結決算日現在の株価の終値を基礎としております。
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(税効果会計関係)
1 繰延税金資産及び繰延税金負債の発生の主な原因別の内訳
前連結会計年度 当連結会計年度
(2018年12月31日) (2019年12月31日)
繰延税金資産
未収入金 6,207 千円 1,163 千円
未払費用 46,279 〃 66,414 〃
未払金 28,862 〃 83,909 〃
未払事業税 58,962 〃 115,433 〃
関係会社事業損失引当金 - 〃 209,747 〃
賞与引当金 153,566 〃 202,103 〃
販売用不動産評価損 20,292 〃 14,878 〃
資産除去債務 201,049 〃 208,912 〃
減価償却超過額 6,997 〃 60,675 〃
減損損失
153,636 〃 247,616 〃
関係会社株式評価損 11,999 〃 278,029 〃
連結子会社の繰越欠損金(注2)
517,338 〃 554,548 〃
その他 342,186 〃 401,135 〃
繰延税金資産小計
1,547,380 千円 2,444,570 千円
税務上の繰越欠損金に係る評価性引当額(注2) - 〃 △554,548 〃
将来減算一時差異等の合計に係る評価性引当額 - 〃 △913,775 〃
評価性引当額小計(注)1
△749,801 〃 △1,468,324 〃
繰延税金資産合計
797,579 千円 976,246 千円
繰延税金負債
建物(資産除去債務) △91,207 千円 △79,552 千円
その他有価証券評価差額金 △14,908 〃 △8,776 〃
固定資産圧縮積立金 △71,650 〃 △62,878 〃
その他 △197 〃 △193 〃
繰延税金負債合計 △177,927 千円 △151,401 千円
繰延税金資産純額 619,651 千円 824,844 千円
を(注)1.評価性引当額が718,523千円増加しております。この増加の主な内容は、当社における関係会社事業損失引当
金に係る評価性引当額を209,747千円及び関係会社株式評価減に係る評価性引当額を278,026千円、連結子会社
である㈱ヒノキヤレスコにおける固定資産の減損損失に係る評価性引当額を131,295千円を追加的に認識したこ
とに伴うものであります。
2.税務上の繰越欠損金及びその繰延税金資産の繰越期限別の金額
当連結会計年度(2019年12月31日)
1年超 2年超 3年超 4年超
1年以内 5年超 合計
2年以内 3年以内 4年以内 5年以内
税務上の繰越欠損金(※1) 83,723 ― ― 71,798 14,478 384,547 554,548千円
△554,548 〃
評価性引当額 △83,723 ― ― △71,798 △14,478 △384,547
繰延税金資産 ― ― ― ― ― ― ―
(※1) 税務上の繰越欠損金は、法定実効税率を乗じた額であります。
3.前連結会計年度及び当連結会計年度における繰延税金資産の純額は、連結貸借対照表の以下の項目に含まれて
おります。
前連結会計年度 当連結会計年度
(2018年12月31日) (2019年12月31日)
固定資産-繰延税金資産 656,282 千円 835,801 千円
固定負債-その他 △36,630 〃 △10,956 〃
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2 法定実効税率と税効果会計適用後の法人税等の負担率との差異の原因となった主な項目別の内訳
前連結会計年度 当連結会計年度
(2018年12月31日) (2019年12月31日)
法定実効税率 % %
30.9 30.9
(調整)
2.1 1.9
交際費等永久に損金に算入されない項目 〃 〃
1.8 1.5
住民税均等割等
〃 〃
3.1 2.0
連結子会社の税率差異 〃 〃
2.2 6.3
評価性引当額の増減
〃 〃
1.7 1.4
のれん償却額 〃 〃
△0.5 △0.1
その他 〃 〃
税効果会計適用後の法人税等の負担率 41.2 % 43.9 %
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(賃貸等不動産関係)
当社及び一部の連結子会社では、埼玉県その他の地域において賃貸住宅等を有し、当連結会計年度より新たに福岡県
にホテルを取得いたしました。
2018年12月期における当該賃貸住宅等に関する賃貸損益は150,734千円(賃貸収益は売上高に、主な賃貸費用は売上原
価に計上)の利益であります。また、当該賃貸住宅等に関する売却損益は77,618千円(売却益は特別利益に、売却損は
特別損失に計上)の損失であります。
2019年12月期における当該賃貸住宅等に関する賃貸損益は228,168千円(賃貸収益は売上高に、主な賃貸費用は売上原
価に計上)の利益であります。また、当該賃貸住宅等に関する売却損益は6,670千円(売却益は特別利益に、売却損は特
別損失に計上)の利益であります。
また、当該賃貸等不動産の連結貸借対照表計上額、期中増減額及び期末時価は以下のとおりであります。
(単位:千円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2018年1月1日 (自 2019年1月1日
至 2018年12月31日) 至 2019年12月31日)
期首残高 3,315,924 2,460,133
連結貸借対照表計上額 期中増減額 △855,790 1,513,376
期末残高 2,460,133 3,973,510
期末時価 2,145,151 3,541,582
(注) 1 連結貸借対照表計上額は、取得原価から減価償却累計額を控除した金額であります。
2 期中増減額のうち、前連結会計年度の主な減少は、売却(961,316千円)及び減価償却( 78,637千円 )であ
ります。
当連結会計年度の主な増加は投資不動産の取得(1,267,470千円)であり、主な減少は、売却( 11,333 千
円)及び減価償却( 45,163千円 )であります。
3 期末時価は、主として独立した不動産鑑定士による不動産鑑定評価書等に基づく金額であります。
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(セグメント情報等)
【セグメント情報】
1 報告セグメントの概要
(1)報告セグメントの決定方法
当社グループの報告セグメントは、当社グループの構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、取締役
会が、経営資源の配分の決定及び業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているものであります。
当社グループは、事業領域を基礎とした製品・サービス別のセグメントから構成されており、「住宅事業」「不動
産投資事業」「断熱材事業」「リフォーム事業」「介護保育事業」の5つを報告セグメントとしております。
「住宅事業」では、注文住宅の建築請負、注文住宅のフランチャイズ事業、賃貸住宅の建築請負、戸建住宅及び住
宅用地の分譲・売買仲介を行っております。「不動産投資事業」では、主に収益物件の取得、運営、販売及び不動産
賃貸を行っております。「断熱材事業」では、発泡断熱材及び住宅省エネルギー関連部材の開発、製造、販売を行っ
ております。「リフォーム事業」では、住宅のリフォーム、解体工事、外構工事の請負、設計、施工及び監理を行っ
ております。「介護保育事業」では、老人ホームの運営、訪問・通所介護及び居宅介護支援等の介護事業、保育所運
営等の保育事業を行っております。
(2)報告セグメントの変更等に関する事項
第2四半期連結会計期間より、株式会社桧家住宅と株式会社桧家不動産が合併したことに伴い、各事業を会社単位
で管理する方針に変更したことから、事業セグメントの区分方法を見直し、報告セグメントを従来の「注文住宅事
業」「不動産事業」「断熱材事業」「リフォーム事業」「介護保育事業」から、「住宅事業」「不動産投資事業」
「断熱材事業」「リフォーム事業」「介護保育事業」に変更しております。
なお、前連結会計年度のセグメント情報については、変更後の区分方法により作成したものを記載しております。
新旧セグメントの対比表
旧セグメント 事業内容 新セグメント
注文住宅請負
注文住宅事業
住宅フランチャイズ
戸建分譲住宅販売 住宅事業
土地分譲、仲介
不動産事業 賃貸住宅請負
収益物件の取得、運営、販売
不動産投資事業
不動産賃貸
断熱材事業 発泡断熱材等の販売、施工等 断熱材事業
リフォーム事業 リフォーム・外構工事請負等 リフォーム事業
介護保育事業 介護施設、保育園の運営等 介護保育事業
2 報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、その他の項目の金額の算定方法
報告されている事業セグメントの会計処理の方法は、「連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」におけ
る記載と概ね同一であります。セグメント間の内部利益及び振替高は主に市場実勢価格に基づいております。
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有価証券報告書
3 報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、その他の項目の金額に関する情報
前連結会計年度(自 2018年1月1日 至 2018年12月31日)
(単位:千円)
報告セグメント
その他
合計
不動産投資 リフォーム
住宅 介護保育 (注2)
断熱材事業 計
事業 事業(注1)
事業 事業
売上高
外部顧客への
80,094,658 4,359,008 18,121,925 2,407,445 4,978,108 109,961,146 298,494 110,259,640
売上高
セグメント間の
内部売上高又は 450,361 242,135 1,295,241 650,700 - 2,638,439 24,478 2,662,917
振替高
計 80,545,019 4,601,144 19,417,166 3,058,145 4,978,108 112,599,585 322,972 112,922,557
セグメント利益
5,258,389 313,017 709,354 206,442 △ 30,543 6,456,661 4,234 6,460,896
又は損失(△)
セグメント資産 28,604,309 8,293,563 14,465,759 237,701 4,113,239 55,714,572 88,813 55,803,386
その他の項目
減価償却費 905,075 84,123 156,461 7,162 92,343 1,245,167 - 1,245,167
のれんの償却額 146,120 862 54,177 - 32,016 233,177 - 233,177
減損損失 48,674 - - - - 48,674 - 48,674
有形固定資産
及び
1,107,972 15,072 348,205 6,754 1,001,610 2,479,615 - 2,479,615
無形固定資産等
の増加額
(注)1「介護保育事業」における有形固定資産及び無形固定資産等の増加額は、設備補助金による取得価額の減額効
果を反映しておりません。
2「その他」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメント及びその他の収益を稼得する事業活動であ
り、旅行代理店業、保険代理店業及び持株会社の取引を含んでおります。
当連結会計年度(自 2019年1月1日 至 2019年12月31日)
(単位:千円)
報告セグメント
その他
合計
不動産投資 リフォーム
住宅 介護保育 (注2)
断熱材事業 計
事業 事業(注1)
事業 事業
売上高
外部顧客への
87,219,357 2,257,408 19,948,106 2,707,058 5,297,015 117,428,946 258,409 117,687,355
売上高
セグメント間の
内部売上高又は 170,466 255,660 1,418,403 718,101 - 2,562,632 27,802 2,590,435
振替高
計 87,389,824 2,513,069 21,366,509 3,425,160 5,297,015 119,991,578 286,212 120,277,790
セグメント利益
5,808,636 206,313 1,853,287 218,840 108,797 8,195,875 △ 1,829 8,194,045
又は損失(△)
セグメント資産 26,755,875 12,647,502 15,419,786 223,898 3,660,739 58,707,802 67,321 58,775,124
その他の項目
減価償却費 946,810 39,400 165,361 9,074 90,187 1,250,835 - 1,250,835
のれんの償却額 149,924 3,046 54,177 - 32,016 239,164 - 239,164
減損損失 925,715 80,800 - - - 1,006,515 - 1,006,515
有形固定資産
及び
1,177,824 1,472,606 841,301 15,457 95,169 3,602,359 - 3,602,359
無形固定資産等
の増加額
(注)1「介護保育事業」における有形固定資産及び無形固定資産等の増加額は、設備補助金による取得価額の減額効
果を反映しておりません。
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2「その他」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメント及びその他の収益を稼得する事業活動であ
り、旅行代理店業、保険代理店業及び持株会社の取引を含んでおります。
4 報告セグメント合計額と連結財務諸表計上額との差額及び当該差額の主な内容(差異調整に関する事項)
(単位:千円)
売上高 前連結会計年度 当連結会計年度
報告セグメント計 112,599,585 119,991,578
「その他」の区分の売上高 322,972 286,212
セグメント間取引消去 △2,662,917 △2,590,435
連結財務諸表の売上高 110,259,640 117,687,355
(単位:千円)
利益 前連結会計年度 当連結会計年度
報告セグメント計 6,456,661 8,195,875
「その他」の区分の利益又は損失(△) 4,234 △1,829
セグメント間取引消去 △9,772 35,431
全社費用(注) △2,048,065 △1,959,850
連結財務諸表の営業利益 4,403,057 6,269,626
(注) 全社費用は、主に報告セグメントに帰属しない一般管理費であります。
(単位:千円)
資産 前連結会計年度 当連結会計年度
報告セグメント計 55,714,572 58,707,802
「その他」の区分の資産 88,813 67,321
セグメント間取引消去 △499,632 △441,954
全社資産(注) 8,985,091 8,604,674
連結財務諸表の資産合計 64,288,845 66,937,844
(注) 全社資産は、主に報告セグメントに帰属しない共用資産であります。
(単位:千円)
報告セグメント計 その他 調整額 連結財務諸表計上額
その他の項目
前連結 当連結 前連結 当連結 前連結 当連結 前連結 当連結
会計年度 会計年度 会計年度 会計年度 会計年度 会計年度 会計年度 会計年度
減価償却費 1,245,167 1,250,835 - - 42,274 37,250 1,287,441 1,288,086
のれんの償却額 233,177 239,164 - - - - 233,177 239,164
減損損失 48,674 1,006,515 - - - - 48,674 1,006,515
有形固定資産及び
2,479,615 3,602,359 - - △176,800 △364,790 2,302,814 3,237,569
無形固定資産等の増加
額
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【関連情報】
1 製品及びサービスごとの情報
セグメント情報に同様の情報を開示しているため、記載を省略しております。
2 地域ごとの情報
(1) 売上高
本邦以外の外部顧客への売上高がないため、該当事項はありません。
(2) 有形固定資産
本邦以外に所在している有形固定資産がないため、該当事項はありません。
3 主要な顧客ごとの情報
外部顧客への売上高のうち、連結損益計算書の売上高の10%以上を占める相手先がないため、記載はありません。
【報告セグメントごとの固定資産の減損損失に関する情報】
前連結会計年度(自 2018年1月1日 至 2018年12月31日)
セグメント情報に同様の情報を開示しているため、記載を省略しております。
当連結会計年度(自 2019年1月1日 至 2019年12月31日)
セグメント情報に同様の情報を開示しているため、記載を省略しております。
【報告セグメントごとののれんの償却額及び未償却残高に関する情報】
前連結会計年度(自 2018年1月1日 至 2018年12月31日)
(単位:千円)
報告セグメント
全社・
その他 合計
住宅 断熱材 介護保育
不動産投資 リフォーム
消去
計
事業 事業
事業 事業 事業
当期末残高 842,085 - 94,810 - 483,074 1,419,970 - - 1,419,970
(注) のれん償却額に関しては、セグメント情報に同様の情報を開示しているため、記載を省略しております。
当連結会計年度(自 2019年1月1日 至 2019年12月31日)
(単位:千円)
報告セグメント
全社・
その他 合計
住宅 断熱材 介護保育
不動産投資 リフォーム
消去
計
事業 事業 事業 事業 事業
当期末残高 221,515 - 40,633 - 451,058 713,206 - - 713,206
(注) のれん償却額に関しては、セグメント情報に同様の情報を開示しているため、記載を省略しております。
【報告セグメントごとの負ののれん発生益に関する情報】
該当事項はありません。
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【関連当事者情報】
1 関連当事者との取引
(1) 連結財務諸表提出会社と関連当事者との取引
(ア) 連結財務諸表提出会社の非連結子会社及び関連会社等
前連結会計年度(自 2018年1月1日 至 2018年12月31日)
該当事項はありません。
当連結会計年度(自 2019年1月1日 至 2019年12月31日)
該当事項はありません。
(イ) 連結財務諸表提出会社の役員及び主要株主(個人の場合に限る)等
前連結会計年度(自 2018年1月1日 至 2018年12月31日)
該当事項はありません。
当連結会計年度(自 2019年1月1日 至 2019年12月31日)
該当事項はありません。
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(2) 連結財務諸表提出会社の連結子会社と関連当事者との取引
(ア) 連結財務諸表提出会社の役員及び主要株主(個人の場合に限る)等
前連結会計年度(自 2018年1月1日 至 2018年12月31日)
議決権等
会社等 資本金又
事業の内容 の所有 関連当事者 取引金額 期末残高
種類 の名称 所在地 は出資金 取引の内容 科目
又は職業 (被所有) との関係 (千円) (千円)
又は氏名 (千円)
割合(%)
共同住宅の施
工・販売
80,539 ― ―
(注)1,2
役員及び
当社代表
(被所有)
黒須 新治郎 ― ― ―
取締役会長 直接 1.3
その近親者
施設建物の施
24,390 ― ―
工・販売
(注)1,2
(注)1 上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
2 取引条件及び取引条件の決定方針等
取引金額は、建築原価を勘案した当社見積価格を提示し、価格交渉の上決定しております。
なお、取引金額には、工事請負契約に係る契約金額を記載しております。
当連結会計年度(自 2019年1月1日 至 2019年12月31日)
議決権等
会社等 資本金又
事業の内容 の所有 関連当事者 取引金額 期末残高
種類 の名称 所在地 は出資金 取引の内容 科目
又は職業 (被所有) との関係 (千円) (千円)
又は氏名 (千円)
割合(%)
役員及びそ
の近親者が
共同住宅の施
㈱桜地所 埼玉県
議決権の過
工・販売
1,000 不動産賃貸 ― ― 49,590 ― ―
半数を所有
(注)3 久喜市
(注)1,2
している会
社
(注)1 上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
2 取引条件及び取引条件の決定方針等
取引金額は、建築原価を勘案した当社見積価格を提示し、価格交渉の上決定しております。
なお、取引金額には、工事請負契約に係る契約金額を記載しております。
3 当社代表取締役会長黒須新治郎及びその近親者が議決権の過半数を所有している会社であります。
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(イ) 連結財務諸表提出会社の重要な子会社の役員及びその近親者
前連結会計年度(自 2018年1月1日 至 2018年12月31日)
議決権等
会社等 資本金又
事業の内容 の所有 関連当事者 取引金額 期末残高
種類 の名称 所在地 は出資金 取引の内容 科目
又は職業 (被所有)割合 との関係 (千円) (千円)
又は氏名 (千円)
(%)
岩永 美樹
重要な子
注文住宅建築
(㈱桧家住
会社役員
の施工・販売
― ― ― ― ― 18,619 ― ―
宅取締役副
及びその
社長の実 (注)1,2
近親者
姉)
(注)1 上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
2 取引金額は、当社グループの役員・従業員向けの「社内販売規程」に基づいて決定されております。
なお、取引金額には、工事請負契約に係る契約金額を記載しております。
当連結会計年度(自 2019年1月1日 至 2019年12月31日)
該当事項はありません。
2 親会社又は重要な関連会社に関する注記
該当事項はありません。
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(1株当たり情報)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2018年1月1日 (自 2019年1月1日
至 2018年12月31日) 至 2019年12月31日)
1株当たり純資産額 1,399円83銭 1,494円76銭
1株当たり当期純利益金額 183円13銭 187円37銭
潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額 183円09銭 187円35銭
(注) 1 1株当たり当期純利益金額及び潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額の算定上の基礎は、以下のとおり
であります。
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2018年1月1日 (自 2019年1月1日
至 2018年12月31日) 至 2019年12月31日)
1株当たり当期純利益金額
親会社株主に帰属する当期純利益(千円) 2,303,254 2,360,174
普通株主に帰属しない金額(千円) - -
普通株式に係る親会社株主に帰属する
2,303,254 2,360,174
当期純利益(千円)
普通株式の期中平均株式数(株) 12,577,266 12,596,308
潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額
親会社株主に帰属する当期純利益調整額(千円) △530 △316
(うち子会社の発行する潜在株式による調整額
(△530) (△316)
(千円))
普通株式増加数(株) - -
希薄化効果を有しないため、潜在株式調整後1株当
- -
たり当期純利益金額の算定に含めなかった潜在株式
の概要
2 1株当たり純資産額の算定上の基礎は、以下のとおりであります。
前連結会計年度 当連結会計年度
(2018年12月31日) (2019年12月31日)
純資産の部の合計額(千円) 20,383,200 22,503,230
純資産の部の合計額から控除する金額(千円) 2,775,556 3,662,707
(うち新株予約権(千円)) ( - ) ( - )
(うち非支配株主持分(千円)) ( 2,775,556 ) ( 3,662,707 )
普通株式に係る期末の純資産額(千円) 17,607,643 18,840,523
1株当たり純資産額の算定に用いられた期末の普通
12,578,371 12,604,361
株式の数(株)
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⑤ 【連結附属明細表】
【社債明細表】
該当事項はありません。
【借入金等明細表】
当期首残高 当期末残高 平均利率
区分 返済期限
(千円) (千円) (%)
短期借入金 2,440,000 3,504,000 0.278 -
1年以内に返済予定の長期借入金 1,374,833 468,800 0.363 -
1年以内に返済予定のリース債務 18,793 35,190 - -
長期借入金(1年以内に返済予定 2021年1月24日~
10,632,800 10,160,000 0.368
のものを除く。) 2027年3月31日
リース債務(1年以内に返済予定 2021年1月5日~
30,520 106,650 -
のものを除く。) 2026年11月25日
合計 14,496,946 14,274,640 -
(注) 1 「平均利率」については、借入金等の期末残高に対する期末実行レートを加重平均して記載しておりま
す。なお、リース債務の平均利率については、リース料総額に含まれる利息相当額を控除する前の金額で
リース債務を連結貸借対照表に計上しているため、記載しておりません。
2 長期借入金及びリース債務(1年以内に返済予定のものを除く)の連結決算日後5年内における1年ごとの
返済予定額の総額
1年超2年以内 2年超3年以内 3年超4年以内 4年超5年以内
区分
(千円) (千円) (千円) (千円)
長期借入金 160,000 3,000,000 1,000,000 3,000,000
リース債務 30,332 28,613 24,402 23,302
【資産除去債務明細表】
当期首残高 当期増加額 当期減少額 当期末残高
区分
(千円) (千円) (千円) (千円)
不動産賃貸借契約に伴う
656,557 67,838 42,017 682,378
原状回復義務
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(2) 【その他】
当連結会計年度における四半期情報等
(累計期間) 第1四半期 第2四半期 第3四半期 当連結会計年度
売上高 (千円) 24,245,665 49,851,346 78,528,192 117,687,355
税金等調整前四半期
(千円) 245,952 935,357 1,834,103 5,276,344
(当期)純利益
親会社株主に帰属
する四半期(当期)
(千円) △53,453 254,490 431,929 2,360,174
純利益又は親会社株
主に帰属する四半期
純損失(△)
1株当たり四半期
(当期)純利益又は
(円) △4.25 20.22 34.30 187.37
1株当たり四半期純
損失(△)
(会計期間) 第1四半期 第2四半期 第3四半期 第4四半期
1株当たり
四半期純利益又は
(円) △4.25 24.44 14.08 152.98
1株当たり
四半期純損失(△)
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2 【財務諸表等】
(1) 【財務諸表】
①【貸借対照表】
(単位:千円)
前事業年度 当事業年度
(2018年12月31日) (2019年12月31日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 6,592,854 6,728,240
売掛金 99,049 82,398
貯蔵品 47,879 34,123
前払費用 47,293 60,184
関係会社短期貸付金 14,155,868 14,484,953
※2 669,402 ※2 796,773
その他
△ 5,261 △ 328,893
貸倒引当金
流動資産合計 21,607,086 21,857,779
固定資産
有形固定資産
建物 411,510 380,010
構築物 5,296 3,942
機械及び装置 115,340 -
車両運搬具 18,530 13,928
工具、器具及び備品 48,806 42,034
土地 1,732,320 1,651,520
6,950 -
建設仮勘定
有形固定資産合計 2,338,755 2,091,437
無形固定資産
ソフトウエア 136,505 110,275
103 78
その他
無形固定資産合計 136,608 110,354
投資その他の資産
投資有価証券 163,523 99,391
関係会社株式 9,271,405 8,053,641
出資金 200 200
関係会社長期貸付金 3,358,832 1,826,057
破産更生債権等 34,977 205,943
繰延税金資産 145,687 138,763
会員権 14,000 14,000
その他 300,593 316,221
△ 226,407 △ 224,741
貸倒引当金
投資その他の資産合計 13,062,811 10,429,476
固定資産合計 15,538,175 12,631,268
資産合計 37,145,261 34,489,047
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(単位:千円)
前事業年度 当事業年度
(2018年12月31日) (2019年12月31日)
負債の部
流動負債
買掛金 115,270 97,143
短期借入金 - 1,500,000
1年内返済予定の長期借入金 1,175,633 336,000
※2 176,106 ※2 192,474
未払金
未払費用 49,507 45,426
預り金 15,816 18,854
関係会社預り金 6,951,274 3,656,664
前受収益 28,459 28,131
賞与引当金 64,692 61,977
88,941 27,127
その他
流動負債合計 8,665,701 5,963,800
固定負債
長期借入金 10,496,000 10,160,000
関係会社事業損失引当金 - 685,000
資産除去債務 67,552 67,661
※2 8,283 ※2 8,683
その他
固定負債合計 10,571,836 10,921,345
負債合計 19,237,538 16,885,145
純資産の部
株主資本
資本金 389,900 389,900
資本剰余金
資本準備金 339,900 339,900
4,708 9,978
その他資本剰余金
資本剰余金合計 344,608 349,878
利益剰余金
利益準備金 4,112 4,112
その他利益剰余金
別途積立金 820,000 820,000
18,287,599 17,940,747
繰越利益剰余金
利益剰余金合計 19,111,711 18,764,859
自己株式 △ 1,972,999 △ 1,920,622
株主資本合計 17,873,220 17,584,015
評価・換算差額等
34,503 19,886
その他有価証券評価差額金
評価・換算差額等合計 34,503 19,886
純資産合計 17,907,723 17,603,902
負債純資産合計 37,145,261 34,489,047
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②【損益計算書】
(単位:千円)
前事業年度 当事業年度
(自 2018年1月1日 (自 2019年1月1日
至 2018年12月31日) 至 2019年12月31日)
売上高
業務支援料 1,721,400 1,873,518
関係会社受取配当金 2,872,200 2,773,660
不動産賃貸収入 461,316 331,769
加盟店からの収入 765,330 -
861,716 873,783
その他の事業収入
※1 6,681,964 ※1 5,852,731
売上高合計
売上原価
不動産賃貸費用 376,566 253,103
加盟店からの収入原価 408,901 -
845,307 857,409
その他の事業費用
※1 1,630,775 ※1 1,110,512
売上原価合計
売上総利益 5,051,188 4,742,218
※1 、 2 2,172,916 ※1 、 2 2,005,526
販売費及び一般管理費
営業利益 2,878,272 2,736,691
営業外収益
受取利息 125,046 88,259
受取配当金 5,995 5,106
売電収入 34,673 12,082
4,660 11,458
その他
※1 170,376 ※1 116,907
営業外収益合計
営業外費用
支払利息 113,119 61,847
支払手数料 16,368 -
売電費用 20,622 9,203
5,853 9,562
その他
※1 155,963 ※1 80,614
営業外費用合計
経常利益 2,892,685 2,772,984
特別利益
※3 1,365 ※3 73,988
固定資産売却益
投資有価証券売却益 - 5,103
274,596 -
関係会社株式売却益
特別利益合計 275,961 79,092
特別損失
減損損失 - 80,800
※4 81,809 ※4 -
固定資産除売却損
投資有価証券売却損 - 6,817
関係会社株式評価損 - 928,133
関係会社事業損失引当金繰入額 - 685,000
関係会社貸倒引当金繰入額 - 328,893
訴訟和解金 1,481 -
特別損失合計 83,290 2,029,645
税引前当期純利益 3,085,355 822,431
法人税、住民税及び事業税
53,387 22,987
39,332 13,055
法人税等調整額
法人税等合計 92,719 36,042
当期純利益 2,992,636 786,389
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【売上原価明細書】
前事業年度 当事業年度
(自 2018年1月1日 (自 2019年1月1日
至 2018年12月31日) 至 2019年12月31日)
構成比 構成比
区分 注記番号 金額(千円) 金額(千円)
(%) (%)
Ⅰ 不動産賃貸費用
(1) 減価償却費
87,188 5.3 34,895 3.1
(2) 租税公課
30,654 2.0 7,475 0.7
(3) 支払手数料
60,117 3.7 2,305 0.2
(4) 水道光熱費
7,262 0.4 327 0.0
(5) 地代家賃
163,075 10.0 195,994 17.6
(6) その他
28,267 1.7 12,105 1.1
小計
376,566 23.1 253,103 22.8
Ⅱ 加盟店からの収入原価
(1) 建築資材
391,806 24.0 - -
(2) 販促ツール
17,094 1.1 - -
小計
408,901 25.1 - -
Ⅲ その他の事業費用
(1) CADセンター運営費用
454,180 27.8 504,254 45.4
(2) その他
391,127 24.0 353,155 31.8
小計
845,307 51.8 857,409 77.2
合計
1,630,775 100.0 1,110,512 100.0
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③【株主資本等変動計算書】
前事業年度(自 2018年1月1日 至 2018年12月31日)
(単位:千円)
株主資本
資本剰余金 利益剰余金
資本金 その他利益剰余金
その他資本
資本準備金 資本剰余金合計 利益準備金 利益剰余金合計
剰余金
別途積立金 繰越利益剰余金
当期首残高 389,900 339,900 - 339,900 4,112 820,000 16,301,108 17,125,220
当期変動額
剰余金の配当 △ 1,006,144 △ 1,006,144
当期純利益 2,992,636 2,992,636
自己株式の取得
自己株式の処分 4,708 4,708
株主資本以外の項目
の当期変動額(純
額)
当期変動額合計 - - 4,708 4,708 - - 1,986,491 1,986,491
当期末残高 389,900 339,900 4,708 344,608 4,112 820,000 18,287,599 19,111,711
株主資本 評価・換算差額等
純資産合計
その他有価証 評価・換算差
自己株式 株主資本合計
券評価差額金 額等合計
当期首残高 △ 1,980,183 15,874,836 81,931 81,931 15,956,768
当期変動額
剰余金の配当 △ 1,006,144 △ 1,006,144
当期純利益 2,992,636 2,992,636
自己株式の取得 △ 141 △ 141 △ 141
自己株式の処分 7,325 12,033 12,033
株主資本以外の項目
の当期変動額(純 △ 47,428 △ 47,428 △ 47,428
額)
当期変動額合計 7,184 1,998,383 △ 47,428 △ 47,428 1,950,954
当期末残高 △ 1,972,999 17,873,220 34,503 34,503 17,907,723
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当事業年度(自 2019年1月1日 至 2019年12月31日)
(単位:千円)
株主資本
資本剰余金 利益剰余金
資本金 その他利益剰余金
その他資本
資本準備金 資本剰余金合計 利益準備金 利益剰余金合計
剰余金
別途積立金 繰越利益剰余金
当期首残高 389,900 339,900 4,708 344,608 4,112 820,000 18,287,599 19,111,711
当期変動額
剰余金の配当 △ 1,133,241 △ 1,133,241
当期純利益 786,389 786,389
自己株式の取得
自己株式の処分 5,270 5,270
株主資本以外の項目
の当期変動額(純
額)
当期変動額合計 - - 5,270 5,270 - - △ 346,852 △ 346,852
当期末残高 389,900 339,900 9,978 349,878 4,112 820,000 17,940,747 18,764,859
株主資本 評価・換算差額等
純資産合計
その他有価証 評価・換算差
自己株式 株主資本合計
券評価差額金 額等合計
当期首残高 △ 1,972,999 17,873,220 34,503 34,503 17,907,723
当期変動額
剰余金の配当 △ 1,133,241 △ 1,133,241
当期純利益 786,389 786,389
自己株式の取得 △ 84 △ 84 △ 84
自己株式の処分 52,461 57,731 57,731
株主資本以外の項目
の当期変動額(純 △ 14,617 △ 14,617 △ 14,617
額)
当期変動額合計 52,377 △ 289,204 △ 14,617 △ 14,617 △ 303,821
当期末残高 △ 1,920,622 17,584,015 19,886 19,886 17,603,902
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【注記事項】
(重要な会計方針)
1 資産の評価基準及び評価方法
(1)有価証券の評価基準及び評価方法
①子会社株式及び関連会社株式
移動平均法による原価法
②その他有価証券
時価のあるもの
決算期末日の市場価格等に基づく時価法
(評価差額は全部純資産直入法により処理し、売却原価は移動平均法により算定)
時価のないもの
移動平均法による原価法
(2)たな卸資産の評価基準及び評価方法
貯蔵品 … 最終仕入原価法
2 固定資産の減価償却の方法
(1) 有形固定資産(リース資産を除く)
定額法
(2) 無形固定資産(リース資産を除く)
定額法
なお、ソフトウェア(自社利用分)については、社内における見込利用可能期間(5年)に基づく定額法を採用して
おります。
3 引当金の計上基準
(1) 貸倒引当金
債権の貸倒損失に備えるため、一般債権については貸倒実績率により、貸倒懸念債権等特定の債権については個
別に回収可能性を勘案し、回収不能見込額を計上しております。
(2) 賞与引当金
従業員の賞与の支給に備えるため、将来の支給見込額のうち当事業年度の負担額を計上しております。
(3) 関係会社事業損失引当金
関係会社の事業に伴う損失に備えるため、当該関係会社に対する出資金額及び貸付金額等を超えて当社が負担す
ることとなる損失見込額を計上しております。
4 その他財務諸表作成のための基本となる重要な事項
消費税等の会計処理
消費税及び地方消費税の会計処理は、税抜方式を採用しております。
(表示方法の変更)
(「『税効果会計に係る会計基準』の一部改正」の適用に伴う変更)
「『税効果会計に係る会計基準』の一部改正」(企業会計基準第28号 2018年2月16日。以下「税効果会計基準一
部改正」という。)を当事業年度の期首から適用し、繰延税金資産は投資その他の資産の区分に表示し、繰延税金負
債は固定負債の区分に表示する方法に変更しました。
この結果、前事業年度の貸借対照表において、「流動資産」の「繰延税金資産」27,043千円は「投資その他の資
産」の「繰延税金資産」145,687千円に含めて表示しております。
(貸借対照表関係)
1 保証債務
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関係会社の個人顧客のつなぎ融資及び下記の関係会社の仕入先に対する営業債務に対して、次のとおり債務保
証を行っております。
前事業年度 当事業年度
(2018年12月31日) (2019年12月31日)
個人顧客(66名) 1,184,874 千円 個人顧客(68名) 1,381,947 千円
㈱桧家住宅 283,474 〃 ㈱桧家住宅 256,996 〃
㈱桧家住宅東海 - 〃 ㈱桧家住宅東海 529 〃
㈱パパまるハウス 116,215 〃 ㈱パパまるハウス 172,201 〃
㈱桧家リフォーミング 1,557 〃 ㈱桧家リフォーミング 1,959 〃
㈱桧家不動産 40,466 〃
合計 1,626,588 千円 合計 1,813,634 千円
2019年4月1日付で当社の連結子会社である㈱桧家不動産は㈱桧家住宅を存続会社として合併いたしました。
※2 関係会社に対する金銭債権及び金銭債務(区分表示したものを除く)
前事業年度 当事業年度
(2018年12月31日) (2019年12月31日)
短期金銭債権 98,510 千円 138,642 千円
短期金銭債務 96,060 〃 88,292 〃
長期金銭債務 4,400 〃 4,400 〃
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(損益計算書関係)
※1 各科目に含まれている関係会社に対するものは、次のとおりであります。
前事業年度 当事業年度
(自 2018年1月1日 (自 2019年1月1日
至 2018年12月31日) 至 2019年12月31日)
営業取引
売上高 5,394,214 千円 5,517,526 千円
仕入高 111,360 〃 198,183 〃
販売費及び一般管理費 5,760 〃 805 〃
営業取引以外の取引高 181,763 〃 92,998 〃
※2 販売費及び一般管理費のうち、主要な費目及び金額並びにおおよその割合は、次のとおりであります。
前事業年度 当事業年度
(自 2018年1月1日 (自 2019年1月1日
至 2018年12月31日) 至 2019年12月31日)
役員報酬 307,111 千円 304,451 千円
従業員給料及び手当 296,566 〃 273,731 〃
広告宣伝費 599,945 〃 570,153 〃
減価償却費 37,665 〃 44,949 〃
グループ運営管理費 159,135 〃 71,243 〃
おおよその割合
販売費 35.5 % 30.0 %
一般管理費 64.5 〃 70.0 〃
※3 固定資産売却益の内容は、次のとおりであります。
前事業年度 当事業年度
(自 2018年1月1日 (自 2019年1月1日
至 2018年12月31日) 至 2019年12月31日)
社有車買換による売却益 1,365 千円 91 千円
太陽光発電設備の売却益 - 〃 73,896 〃
計 1,365 千円 73,988 千円
※4 固定資産除売却損の内容は、次のとおりであります。
前事業年度
(自 2018年1月1日
至 2018年12月31日)
商業施設の売却損 81,809 千円
計 81,809 千円
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(有価証券関係)
子会社株式及び関連会社株式
前事業年度(2018年12月31日)
貸借対照表計上額 時価 差額
区分
(千円) (千円) (千円)
子会社株式 696,375 7,734,900 7,038,524
計 696,375 7,734,900 7,038,524
当事業年度(2019年12月31日)
貸借対照表計上額 時価 差額
区分
(千円) (千円) (千円)
子会社株式 696,375 11,097,900 10,401,524
計 696,375 11,097,900 10,401,524
(注) 時価を把握することが極めて困難と認められる子会社株式及び関連会社株式の貸借対照表計上額
(単位:千円)
前事業年度 当事業年度
区分
(2018年12月31日) (2019年12月31日)
子会社株式 8,387,699 7,190,069
関連会社株式 187,330 167,196
計 8,575,029 7,357,265
これらについては、市場価格がなく、時価を把握することが極めて困難と認められることから、上表の「子
会社株式及び関連会社株式」には含めておりません。
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(税効果会計関係)
1 繰延税金資産及び繰延税金負債の発生の主な原因別の内訳
前事業年度 当事業年度
(2018年12月31日) (2019年12月31日)
繰延税金資産
未払費用 3,600 千円 3,498 千円
未払事業税 2,184 〃 3,237 〃
減損損失 4,309 〃 28,742 〃
賞与引当金 19,808 〃 18,977 〃
関係会社事業損失引当金 - 〃 209,747 〃
会社分割に伴う子会社株式差額
27,033 〃 27,033 〃
関係会社株式評価損 11,999 〃 284,194 〃
投資有価証券評価損 6,208 〃 - 〃
貸倒引当金
70,937 〃 169,523 〃
資産除去債務
20,684 〃 20,718 〃
その他 1,158 〃 1,426 〃
繰延税金資産小計
167,925 千円 767,099 千円
評価性引当額 △6,208 〃 △619,389 〃
繰延税金資産合計 161,717 千円 147,709 千円
繰延税金負債
立替交際費 △160 千円 - 千円
資産除去債務に対応する除去費用 △961 〃 △169 〃
その他有価証券評価差額金 △14,908 〃 △8,776 〃
繰延税金負債合計
△16,030 千円 △8,945 千円
繰延税金資産純額 145,687 千円 138,763 千円
2 法定実効税率と税効果会計適用後の法人税等の負担率との差異の原因となった主な項目別の内訳
前事業年度 当事業年度
(2018年12月31日) (2019年12月31日)
法定実効税率 30.9 % 30.6 %
(調整)
交際費等永久に損金に算入されない項目 1.0 〃 2.5 〃
受取配当金等永久に益金算入されない項目 △28.7 〃 △124.9 〃
みなし配当 - 〃 22.3 〃
評価性引当額の増減 - 〃 74.6 〃
その他 △0.2 〃 △0.7 〃
税効果会計適用後の法人税等の負担率 3.0 % 4.4 %
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④ 【附属明細表】
【有形固定資産等明細表】
(単位:千円)
当期末減価
償却累計額 差引
資産の種類 当期首残高 当期増加額 当期減少額 当期末残高 当期償却額
又は 当期末残高
償却累計額
有形固定資産
建物 783,327 5,348 - 788,675 408,665 36,849 380,010
構築物 11,956 2,385 6,023 8,318 4,375 363 3,942
機械及び装置 217,197 - 217,197 - - 2,639 -
車両運搬具 58,998 - 4,004 54,994 41,065 4,113 13,928
工具、器具及び備品 119,042 4,420 9,803 113,659 71,625 11,162 42,034
80,800
土地 1,732,320 - 1,651,520 - - 1,651,520
(80,800)
建設仮勘定 6,950 40 6,990 - - - -
有形固定資産計 2,929,792 12,194 324,818 2,617,168 525,731 55,129 2,091,437
無形固定資産
ソフトウェア 291,985 11,381 432 302,935 192,659 37,553 110,275
その他 426 - - 426 347 24 78
無形固定資産計 292,411 11,381 432 303,361 193,007 37,578 110,354
(注)1. 当期増加額のうち主なものは次のとおりであります。
ソフトウェア 工事工程管理ソフト 6,381 千円
2. 機械及び装置の当期減少額217,197千円は、太陽光発電設備の売却によるものであります。
3. 当事業年度の減損損失の金額を「当期減少額」の欄に内書き(括弧書)として記載しております。
【引当金明細表】
(単位:千円)
科目 当期首残高 当期増加額 当期減少額 当期末残高
貸倒引当金 231,669 332,441 10,475 553,635
賞与引当金 64,692 61,977 64,692 61,977
関係会社事業損失引当金 - 685,000 - 685,000
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(2) 【主な資産及び負債の内容】
連結財務諸表を作成しているため、記載を省略しております。
(3) 【その他】
該当事項はありません。
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第6 【提出会社の株式事務の概要】
事業年度 1月1日から12月31日まで
定時株主総会 毎事業年度終了後3ヶ月以内
基準日 12月31日
6月30日
剰余金の配当の基準日
12月31日
1単元の株式数 100株
単元未満株式の買取り
(特別口座)
取扱場所
東京都千代田区丸の内一丁目4番5号 三菱UFJ信託銀行株式会社
(特別口座)
株主名簿管理人
東京都千代田区丸の内一丁目4番5号 三菱UFJ信託銀行株式会社
取次所 ―
買取手数料 株式の売買の委託に係る手数料相当額として別途定める金額
当社の公告方法は、電子公告としております。
ただし、事故その他やむを得ない事由により電子公告をすることができないときは、
公告掲載方法 日本経済新聞に掲載しております。
当社の公告掲載URLは次のとおりであります。
http://www.hinokiya-group.jp/ir
株主に対する特典 該当事項はありません。
(注) 当社の株主は、その有する単元未満株式について、次に掲げる権利以外の権利を行使することができない旨を定
款に定めております。
(1)会社法第189条第2項各号に掲げる権利
(2)会社法第166条第1項の規定による請求をする権利
(3)株主の有する株式数に応じて募集株式の割当て及び募集新株予約権の割当てを受ける権利
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第7 【提出会社の参考情報】
1 【提出会社の親会社等の情報】
当社には、親会社等はありません。
2 【その他の参考情報】
当事業年度の開始日から有価証券報告書提出日までの間に、次の書類を提出しております。
(1) 有価証券報告書及びその添付書類並びに確認書
事業年度 第31期(自 2018年1月1日 至 2018年12月31日)2019年3月29日関東財務局長に提出
(2) 内部統制報告書及びその添付書類
事業年度 第31期(自 2018年1月1日 至 2018年12月31日)2019年3月29日関東財務局長に提出
(3) 有価証券報告書の訂正報告書
事業年度 第31期(自 2018年1月1日 至 2018年12月31日)2019年4月16日関東財務局長に提出
(4) 四半期報告書及び確認書
事業年度 第32期第1四半期(自 2019年1月1日 至 2019年3月31日)2019年5月13日関東財務局長に提出
事業年度 第32期第2四半期(自 2019年4月1日 至 2019年6月30日)2019年8月9日関東財務局長に提出
事業年度 第32期第3四半期(自 2019年7月1日 至 2019年9月30日)2019年11月11日関東財務局長に提出
(5) 臨時報告書
企業内容等の開示に関する内閣府令第19条第2項第9号の2(株主総会における議決権行使の結果)の規定に基づ
く臨時報告書
2019年4月2日関東財務局長に提出
企業内容等の開示に関する内閣府令第19条第2項第12号及び19号(連結会社の財政状態、経営成績及びキャッ
シュ・フローの状況に著しい影響を与える事象が発生したため)の規定に基づく臨時報告書
2020年2月10日関東財務局長に提出
企業内容等の開示に関する内閣府令第19条第2項第3号(特定子会社の異動)の規定に基づく臨時報告書2件
2020年3月30日関東財務局長に提出
(6) 臨時報告書の訂正報告書
2020年2月10日提出の臨時報告書に係る訂正報告書
2020年2月19日関東財務局長に提出
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第二部 【提出会社の保証会社等の情報】
該当事項はありません。
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独立監査人の監査報告書及び内部統制監査報告書
2020年3月27日
株式会社 ヒ ノ キ ヤ グ ル ー プ
取 締 役 会 御中
有限責任監査法人 ト ー マ ツ
指定有限責任社員
公認会計士
城 戸 和 弘 印
業務執行社員
指定有限責任社員
公認会計士
草 野 耕 司 印
業務執行社員
<財務諸表監査>
当監査法人は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づく監査証明を行うため、「経理の状況」に掲げら
れている株式会社ヒノキヤグループの2019年1月1日から2019年12月31日までの連結会計年度の連結財務
諸表、すなわち、連結貸借対照表、連結損益計算書、連結包括利益計算書、連結株主資本等変動計算書、連結キャッ
シュ・フロー計算書、連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項、その他の注記及び連結附属明細表について監
査を行った。
連結財務諸表に対する経営者の責任
経営者の責任は、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠して連結財務諸表を作成し適正
に表示することにある。これには、不正又は誤謬による重要な虚偽表示のない連結財務諸表を作成し適正に表示するた
めに経営者が必要と判断した内部統制を整備及び運用することが含まれる。
監査人の責任
当監査法人の責任は、当監査法人が実施した監査に基づいて、独立の立場から連結財務諸表に対する意見を表明する
ことにある。当監査法人は、我が国において一般に公正妥当と認められる監査の基準に準拠して監査を行った。監査の
基準は、当監査法人に連結財務諸表に重要な虚偽表示がないかどうかについて合理的な保証を得るために、監査計画を
策定し、これに基づき監査を実施することを求めている。
監査においては、連結財務諸表の金額及び開示について監査証拠を入手するための手続が実施される。監査手続は、
当監査法人の判断により、不正又は誤謬による連結財務諸表の重要な虚偽表示のリスクの評価に基づいて選択及び適用
される。財務諸表監査の目的は、内部統制の有効性について意見表明するためのものではないが、当監査法人は、リス
ク評価の実施に際して、状況に応じた適切な監査手続を立案するために、連結財務諸表の作成と適正な表示に関連する
内部統制を検討する。また、監査には、経営者が採用した会計方針及びその適用方法並びに経営者によって行われた見
積りの評価も含め全体としての連結財務諸表の表示を検討することが含まれる。
当監査法人は、意見表明の基礎となる十分かつ適切な監査証拠を入手したと判断している。
監査意見
当監査法人は、上記の連結財務諸表が、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠して、株
式会社ヒノキヤグループ及び連結子会社の2019年12月31日現在の財政状態並びに同日をもって終了する連結会
計年度の経営成績及びキャッシュ・フローの状況をすべての重要な点において適正に表示しているものと認める。
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EDINET提出書類
株式会社ヒノキヤグループ(E00325)
有価証券報告書
<内部統制監査>
当監査法人は、金融商品取引法第193条の2第2項の規定に基づく監査証明を行うため、株式会社ヒノキヤグルー
プの2019年12月31日現在の内部統制報告書について監査を行った。
内部統制報告書に対する経営者の責任
経営者の責任は、財務報告に係る内部統制を整備及び運用し、我が国において一般に公正妥当と認められる財務報告
に係る内部統制の評価の基準に準拠して内部統制報告書を作成し適正に表示することにある。
なお、財務報告に係る内部統制により財務報告の虚偽の記載を完全には防止又は発見することができない可能性があ
る。
監査人の責任
当監査法人の責任は、当監査法人が実施した内部統制監査に基づいて、独立の立場から内部統制報告書に対する意見
を表明することにある。当監査法人は、我が国において一般に公正妥当と認められる財務報告に係る内部統制の監査の
基準に準拠して内部統制監査を行った。財務報告に係る内部統制の監査の基準は、当監査法人に内部統制報告書に重要
な虚偽表示がないかどうかについて合理的な保証を得るために、監査計画を策定し、これに基づき内部統制監査を実施
することを求めている。
内部統制監査においては、内部統制報告書における財務報告に係る内部統制の評価結果について監査証拠を入手する
ための手続が実施される。内部統制監査の監査手続は、当監査法人の判断により、財務報告の信頼性に及ぼす影響の重
要性に基づいて選択及び適用される。また、内部統制監査には、財務報告に係る内部統制の評価範囲、評価手続及び評
価結果について経営者が行った記載を含め、全体としての内部統制報告書の表示を検討することが含まれる。
当監査法人は、意見表明の基礎となる十分かつ適切な監査証拠を入手したと判断している。
監査意見
当監査法人は、株式会社ヒノキヤグループが2019年12月31日現在の財務報告に係る内部統制は有効であると
表示した上記の内部統制報告書が、我が国において一般に公正妥当と認められる財務報告に係る内部統制の評価の基準
に準拠して、財務報告に係る内部統制の評価結果について、すべての重要な点において適正に表示しているものと認め
る。
利害関係
会社と当監査法人又は業務執行社員との間には、公認会計士法の規定により記載すべき利害関係はない。
以 上
※1 上記は監査報告書の原本に記載された事項を電子化したものであり、その原本は当社(有価証券報告書提出会
社)が別途保管しております。
2 XBRLデータは監査の対象には含まれていません。
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EDINET提出書類
株式会社ヒノキヤグループ(E00325)
有価証券報告書
独立監査人の監査報告書
2020年3月27日
株式会社 ヒ ノ キ ヤ グ ル ー プ
取 締 役 会 御中
有限責任監査法人 ト ー マ ツ
指定有限責任社員
公認会計士
城 戸 和 弘 印
業務執行社員
指定有限責任社員
公認会計士
草 野 耕 司 印
業務執行社員
当監査法人は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づく監査証明を行うため、「経理の状況」に掲げら
れている株式会社ヒノキヤグループの2019年1月1日から2019年12月31日までの第32期事業年度の財務
諸表、すなわち、貸借対照表、損益計算書、株主資本等変動計算書、重要な会計方針、その他の注記及び附属明細表に
ついて監査を行った。
財務諸表に対する経営者の責任
経営者の責任は、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠して財務諸表を作成し適正に表
示することにある。これには、不正又は誤謬による重要な虚偽表示のない財務諸表を作成し適正に表示するために経営
者が必要と判断した内部統制を整備及び運用することが含まれる。
監査人の責任
当監査法人の責任は、当監査法人が実施した監査に基づいて、独立の立場から財務諸表に対する意見を表明すること
にある。当監査法人は、我が国において一般に公正妥当と認められる監査の基準に準拠して監査を行った。監査の基準
は、当監査法人に財務諸表に重要な虚偽表示がないかどうかについて合理的な保証を得るために、監査計画を策定し、
これに基づき監査を実施することを求めている。
監査においては、財務諸表の金額及び開示について監査証拠を入手するための手続が実施される。監査手続は、当監
査法人の判断により、不正又は誤謬による財務諸表の重要な虚偽表示のリスクの評価に基づいて選択及び適用される。
財務諸表監査の目的は、内部統制の有効性について意見表明するためのものではないが、当監査法人は、リスク評価の
実施に際して、状況に応じた適切な監査手続を立案するために、財務諸表の作成と適正な表示に関連する内部統制を検
討する。また、監査には、経営者が採用した会計方針及びその適用方法並びに経営者によって行われた見積りの評価も
含め全体としての財務諸表の表示を検討することが含まれる。
当監査法人は、意見表明の基礎となる十分かつ適切な監査証拠を入手したと判断している。
監査意見
当監査法人は、上記の財務諸表が、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠して、株式会
社ヒノキヤグループの2019年12月31日現在の財政状態及び同日をもって終了する事業年度の経営成績をすべて
の重要な点において適正に表示しているものと認める。
利害関係
会社と当監査法人又は業務執行社員との間には、公認会計士法の規定により記載すべき利害関係はない。
以 上
※1 上記は監査報告書の原本に記載された事項を電子化したものであり、その原本は当社(有価証券報告書提出会
社)が別途保管しております。
2 XBRLデータは監査の対象には含まれていません。
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