JPMインドネシア債券ファンド(毎月決算型) 有価証券報告書(内国投資信託受益証券) 第15期(令和1年6月7日-令和1年12月6日)

提出書類 有価証券報告書(内国投資信託受益証券)-第15期(令和1年6月7日-令和1年12月6日)
提出日
提出者 JPMインドネシア債券ファンド(毎月決算型)
カテゴリ 有価証券報告書(内国投資信託受益証券)

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               JPモルガン・アセット・マネジメント株式会社(E06264)
                  有価証券報告書(内国投資信託受益証券)
  【表紙】
  【提出書類】        有価証券報告書

  【提出先】        関東財務局長殿

  【提出日】        2020年3月5日

  【計算期間】        第15特定期(自 2019年6月7日 至 2019年12月6日)

  【ファンド名】        JPMインドネシア債券ファンド(毎月決算型)

  【発行者名】        JPモルガン・アセット・マネジメント株式会社

  【代表者の役職氏名】        代表取締役社長  大越 昇一

  【本店の所在の場所】        東京都千代田区丸の内二丁目7番3号 東京ビルディング

  【事務連絡者氏名】        内藤 敏信

  【連絡場所】        東京都千代田区丸の内二丁目7番3号 東京ビルディング

  【電話番号】        03-6736-2000

  【縦覧に供する場所】        該当事項はありません。

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  第一部【ファンド情報】
  第1【ファンドの状況】

  1【ファンドの性格】

  (1)【ファンドの目的及び基本的性格】

  (イ)ファンドの目的
           *1        *2
    当ファンドは、インドネシアの債券等         を実質的な主要投資対象として運用        を行い、安定
        *3
   的かつ高水準の配当等収益      の確保と信託財産の中長期的な成長をはかることを目的としま
   す。
   *1 後記(ニ)ファンドの特色①をご参照ください。(以下同じ。)
   *2 運用は、当ファンドと実質的に同一の運用の基本方針を有するGIMインドネシア債券マザーファンド
    (適格機関投資家専用)(以下「マザーファンド」といいます。)の受益証券を主要投資対象として行いま
    す。
      「実質的に同一の運用の基本方針」とは、投資の対象とする資産の種類、運用方針、運用方法、投資の対
    象とする資産についての保有額もしくは保有割合にかかる制限または取得できる範囲にかかる制限その他の
    運用上の制限が実質的に同一(マザーファンドにおける収益分配方針およびマザーファンドへの投資にかか
    るものを除きます。)のものをいいます。
   *3 「配当等収益」とは、JPMインドネシア債券ファンド(毎月決算型)信託約款(以下「信託約款」とい
    います。)第38条第1項第1号に定めるもの(配当金、利金、貸付有価証券にかかる品貸料およびこれらに
    類する収益から支払利息を控除した額。以下同じ。)をいい、マザーファンドの信託財産に属する配当等収
    益のうち、当ファンドの信託財産に帰属するとみなされる額(マザーファンドの信託財産にかかる配当等収
    益の額に、マザーファンドの信託財産の純資産総額に対する当ファンドの信託財産に属するマザーファンド
    の受益証券の時価総額の割合を乗じて得た額)を含みます。
  (ロ)信託金の限度額

    委託会社は、受託会社と合意のうえ、金2,000億円を限度として信託金を追加することができ
   ます。
  (ハ)基本的性格

    一般社団法人投資信託協会の商品分類に関する指針に基づく、当ファンドの商品分類および属
   性区分は以下のとおりです。
     *1

    商品分類   -追加型投信/海外/債券
     *2             *3
    属性区分   -投資対象資産:その他資産(投資信託証券(債券 一般))
         *3 マザーファンドへの投資を通じて、債券に実質的な投資を行いますの
          で、投資対象資産は、その他資産(投資信託証券(債券 一般))と記
          載しています。
      決算頻度:年12回(毎月)
      投資対象地域:アジア
      投資形態:ファミリーファンド
        *4
      為替ヘッジ   :なし
         *4 属性区分に記載している「為替ヘッジ」は、対円での為替リスクに対
          するヘッジの有無を記載しています。
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   *1 商品分類の定義(一般社団法人投資信託協会-商品分類に関する指針)
       一度設定されたファンドであってもその後追加設定が行われ従来の信託財産ととも
    追加型投信
       に運用されるファンド。
       目論見書または信託約款において、組入資産による主たる投資収益が実質的に海外
    海外
       の資産を源泉とする旨の記載があるもの。
       目論見書または信託約款において、組入資産による主たる投資収益が実質的に債券
    債券
       を源泉とする旨の記載があるもの。
   *2 属性区分の定義(一般社団法人投資信託協会-商品分類に関する指針)

    投資対象資産   その他資産(投資信託証券(債券 一般)):
       親投資信託への投資を通じて債券に投資するもののうち、投資対象資産が、公債属
       *  *   *
       性 、社債属性  、その他債券属性   のいずれにもあてはまらない全てのもの。
    決算頻度   年12回(毎月):
       目論見書または信託約款において、年12回(毎月)決算する旨の記載があるもの。
    投資対象地域   アジア:
       目論見書または信託約款において、組入資産による投資収益が日本を除くアジア地
       域の資産を源泉とする旨の記載があるもの。
    投資形態   ファミリーファンド:
       目論見書または信託約款において、親投資信託(ファンド・オブ・ファンズにのみ
       投資されるものを除く。)を投資対象として投資するもの。
    為替ヘッジ   なし:
       目論見書または信託約款において、為替のヘッジを行わない旨の記載があるものま
       たは為替のヘッジを行う旨の記載がないもの。
    *「公債属性」…目論見書または信託約款において、日本国または各国の政府の発行する国債(地方債、政
    府保証債、政府機関債、国際機関債を含む。)に主として投資する旨の記載があるもの。
     「社債属性」…目論見書または信託約款において、企業等が発行する社債に主として投資する旨の記載が
    あるもの。
     「その他債券属性」…目論見書または信託約款において、公債または社債以外の債券に主として投資する
    旨の記載があるもの。
    (注)前記の属性区分の定義については、一般社団法人投資信託協会の「商品分類に関する指針」を参考に

    委託会社が作成したものが含まれます。
  (参考)一般社団法人投資信託協会が規定する商品分類および属性区分の一覧

   商品分類表
          投資対象資産
   単位型・追加型    投資対象地域
          (収益の源泉)
           株  式

       国  内
    単位型       債  券
       海  外   不動産投信

    追加型       その他資産

          (    )
       内  外
           資産複合

   (注)当ファンドが該当する商品分類を網掛け表示しています。

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   属性区分表
    投資対象資産    決算頻度   投資対象地域    投資形態    為替ヘッジ
   株式     年1回   グローバル
    一般
    大型株     年2回   日本
    中小型株
        年4回   北米
   債券           ファミリーファンド     あり
                   (   )
    一般     年6回   欧州
        (隔月)
    公債
    社債        アジア
    その他債券
        年12回
        (毎月)
    クレジット属性        オセアニア
   (  )
        日々   中南米
   不動産投信           ファンド・オブ・     なし
        その他   アフリカ   ファンズ
        (   )
   その他資産
   (投資信託証券        中近東
   (債券 一般))
           (中東)
   資産複合        エマージング

   (   )
    資産配分固定型
    資産配分変更型
   (注)当ファンドが該当する属性区分を網掛け表示しています。
     当ファンドを含むすべての商品分類、属性区分の定義については、

      一般社団法人投資信託協会のホームページをご覧ください。
        HPアドレス:http://www.toushin.or.jp/
  (ニ)ファンドの特色

   ① マザーファンドを通じて、主として以下の債券に投資します。
   Ⅰ.インドネシアの国債、インドネシア政府機関が発行する債券、およびインドネシアと何らか

          *
   の形で関係があると運用委託先      が判断する債券(国際機関が発行する債券を含みます。)
    * 後記⑥をご参照ください。
   「国際機関が発行する債券」とは、アジア開発銀行等の公的国際機関が発行する債券をいいま

   す。
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   Ⅱ.Ⅰの債券の信用リスクを主として反映する仕組債
    反映する信用リスクを増大させる仕組みを持たない仕組債に限ります。
   <インドネシアの概要>

             首  都  ジャカルタ

             人  口  約2.7億人(2019年予測)
             言  語  インドネシア語
             面  積  約192万平方km(日本の約5倍)
             通  貨  インドネシアルピア
             主要産業  製造業(輸送機器、飲食品等)
               農林水産業(パーム油、ゴム、
               米、ココア等)
               商業・ホテル・飲食業
               鉱業(天然ガス、石炭、錫、石油
               等)
    前記データおよび地図は、外務省、IMF(2019年10月公表分)等の情報をもとに委託会社が作成
   ② インドネシアの現地通貨であるルピア建てで投資した経済的効果を得ることを目指した運用を

   行います。
     その結果として、主にルピア建ての債券へ投資することが見込まれます。なお、ルピア建て以
   外の債券に投資することもあります。その場合においても、ルピア建てで投資したと同様の経済
   的効果を得ることを目指した運用を行います。
        *1

   ③ 当ファンドは、毎月6日       に決算を行い、原則として、繰越分を含めた配当等収益から分配
   金額を決定します。ただし、1、4、7、10月の決算時には、当該配当等収益に加えて、繰越分
                 *2
   を含めた信託約款第38条第1項第2号に定める売買益から分配を行う               こともあります。ま
   た、必ず分配を行うものではありません。
   *1 6日が休業日の場合は翌営業日となります。
   *2 「繰越分を含めた信託約款第38条第1項第2号に定める売買益」から行う分配をボーナス分配といいま
    す。ただし、売買益がある場合でも、ボーナス分配を行わないこともあります。
   <分配金お支払いのイメージ図>

   (注)前図はイメージ図であり、将来の分配金の支払いおよびその金額について示唆、保証するものではありま



    せん。
   ④ 対円での為替ヘッジは行いません。

     外貨建ての債券に投資しますが、マザーファンド、当ファンドとも円貨に対する為替ヘッジを
   行わないため、当該通貨と円との為替変動による影響を受けます。
     為替変動は、外国通貨が円に対して上昇する(円安となる)場合に投資成果にプラスとなり、
   一方で外国通貨が円に対して下落する(円高となる)場合に投資成果にマイナスとなります。
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     なお、マザーファンドにおいては、円以外の通貨間での為替変動による影響を抑えるため、円
   以外の通貨間での為替ヘッジを行うことがあります。
            *

   ⑤ 当ファンドの運用はファミリーファンド方式          により、マザーファンドを通じて行います。
   * 「ファミリーファンド方式」とは、ベビーファンドの資金をマザーファンドに投資して、マザーファンド
    が実際に有価証券に投資することにより、その実質的な運用を行う仕組みです。
   ⑥ マザーファンドの運用の指図に関する権限をJPモルガン・アセット・マネジメント(UK)



     *
   リミテッド   (英国法人)に委託します。(以下「運用委託先」という場合があります。)
     また、運用委託先は、アジア地域の時間帯で取引する方が望ましいと判断した場合、一定の取
   引条件を指定したうえで、運用の指図に関する権限をJPモルガン・アセット・マネジメント
          *
   (アジア・パシフィック)リミテッド        (香港法人)に再委託します。(以下「運用再委託先」
   という場合があります。)
            *
     J.P.モルガン・アセット・マネジメント          のグローバルなネットワークを活用し、運用を
   行います。
   * J.P.モルガン・アセット・マネジメントは、JPモルガン・チェース・アンド・カンパニーおよび世
    界の関連会社の資産運用ビジネスのブランドです。JPモルガン・アセット・マネジメント(UK)リミ
    テッド、JPモルガン・アセット・マネジメント(アジア・パシフィック)リミテッドおよび委託会社は、
    J.P.モルガン・アセット・マネジメントの一員です。
  (2)【ファンドの沿革】

   2012年6月18日 当ファンドおよびマザーファンドの信託契約締結、ならびに設定・運用開始
   2015年5月29日 マザーファンドの名称変更
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  (3)【ファンドの仕組み】
  (イ)仕組図

  (ロ)当ファンドおよびマザーファンドの委託会社および関係法人の名称、役割、委託会社等が締結し







  ている契約等の概要
   ① JPモルガン・アセット・マネジメント株式会社(委託会社)
     当ファンドおよびマザーファンドの委託会社として、受益権の発行、信託財産の運用指図、目
   論見書および運用報告書の作成等を行います。
   ② 三菱UFJ信託銀行株式会社(受託会社)
    (再信託受託会社:日本マスタートラスト信託銀行株式会社)
     委託会社との契約により、当ファンドおよびマザーファンドの受託会社として、信託財産の保
   管・管理業務および信託財産の計算等を行います。
   ③ JPモルガン・アセット・マネジメント(UK)リミテッド(投資顧問会社:運用委託先)
     委託会社との契約により、マザーファンドに関し、委託会社から運用の指図に関する権限の委
   託を受け、マザーファンドの運用指図を行います。
   ④ JPモルガン・アセット・マネジメント(アジア・パシフィック)リミテッド(投資顧問会
   社:運用再委託先)
     運用委託先との契約により、運用委託先が委託会社から委託を受けたマザーファンドに関する
   運用の指図に関する権限に基づき行う取引について、アジア地域の時間帯で取引する方が望まし
   いと判断した場合、運用委託先から一定の取引条件の指定を受けて当該条件に沿った範囲での運
   用の指図に関する権限の再委託を受け、マザーファンドの運用指図を行います。
   ⑤ 販売会社
     委託会社との契約により、当ファンドの販売会社として、受益権の募集の取扱い、目論見書の
   交付、運用報告書に記載すべき事項のうち重要な事項のみを記載した交付運用報告書の交付代
   行、収益分配金の再投資に関する事務、収益分配金・一部解約金・償還金の支払い等を行いま
   す。
  (ハ)委託会社の概況

   ① 資本金 2,218百万円(2020年1月末現在)
   ② 金融商品取引業者登録番号 関東財務局長(金商)第330号
   ③ 設立年月日 1990年10月18日
   ④ 会社の沿革
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   1971年 ジャーディン・フレミング、日本市場の成長性に着目し東京に駐在員事務所を開設
   1985年 ジャーディン・フレミング投資顧問株式会社設立、有価証券に係る投資顧問業の規制
     等に関する法律施行に伴い、同社は1987年に投資一任契約にかかる業務の認可を受け
     る。
   1990年 ジャーディン・フレミング投信株式会社(委託会社)設立
   1995年 ジャーディン・フレミング投資顧問株式会社とジャーディン・フレミング投信株式会
     社が合併し、ジャーディン フレミング投信・投資顧問株式会社となる。
   2001年 ジェー・ピー・モルガン・フレミング・アセット・マネジメント・ジャパン株式会社
     に商号変更
   2006年 JPモルガン・アセット・マネジメント株式会社に商号変更
   2008年 JPモルガン信託銀行株式会社より資産運用部門の事業を譲受
   ⑤ 大株主の状況(2020年1月末現在)
                 所有株式数   比率
      名    称       住  所
                 (株)   (%)
   ジェー・ピー・モルガン・
                 56,265   100
            米国デラウェア州
   アセット・マネジメント(アジア)インク
  2【投資方針】

  (1)【投資方針】

  (イ)運用方針
   ① 当ファンドは、マザーファンドの受益証券を主要投資対象とし、安定的かつ高水準の配当等
   収益を確保し、信託財産の中長期的な成長をはかることを目的として運用を行います。
   ② マザーファンドは、インドネシアの債券等を主要投資対象とし、安定的かつ高水準の配当等
   収益を確保し、信託財産の中長期的な成長をはかることを目的として運用を行います。
  (ロ)投資態度

    マザーファンドにおける運用プロセスは次のとおりです。
    なお、資金動向や市況動向により、次のような運用ができない場合があります。
    運用委託先であるJPモルガン・アセット・マネジメント(UK)リミテッドのグローバル債

              *
   券運用グループに所属するエマージング債券運用チーム           が主として運用を担当し、以下のプロ
   セスにしたがい運用を行います。
   ① 金利水準等の見通しの決定

            *
    エマージング債券運用チームの運用チーム         に所属するマザーファンドのポートフォリオ・
   マネジャーは、インドネシアを含む世界各国の市場の方向性・規模、資金の流出入、財政・金
   融政策、経済指標等を勘案し、インドネシアにおける市場金利水準、債券市場の流動性および
   通貨相場の見通しを立てます。
   ② 個別債券の銘柄選択
    マザーファンドのポートフォリオ・マネジャーは、エマージング債券運用チームのエマージ
      *
   ング調査チーム   、グローバル債券運用グループ内のグローバル金利戦略運用チーム、グロー
   バル通貨運用チーム、およびグローバル債券運用グループ内の他の運用チームからの情報を参
   考にし、主に以下の点を重視し、投資銘柄を選択します。
    ・ 信用力に比べ利回りが高い銘柄かどうか
    ・ 流動性が高い銘柄かどうか
   ③ ポートフォリオの構築
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    前記①および②の結果を踏まえ、マザーファンドのポートフォリオ・マネジャーとエマージ
             *
   ング債券運用チームのエマージング調査チーム          のアナリストは、ポートフォリオの投資銘柄
   選択について議論し、マザーファンドのポートフォリオ・マネジャーは、その結果を踏まえ、
   ポートフォリオを構築します。
   * 詳しくは、後記「(3)運用体制」をご参照ください。

    マザーファンドのポートフォリオ・マネジャーは、選択した銘柄の売買取引をヨーロッパ市場

   で執行しますが、流動性、市場が注目する材料、市場の変動度合等を鑑み、アジア地域の時間帯
   で取引する方が望ましいと判断した場合、金利水準等の見通しを勘案して債券の利回り・年限の
   範囲等、一定の取引条件を指定したうえで、その条件に沿った範囲での運用の指図に関する権限
   を、JPモルガン・アセット・マネジメント(アジア・パシフィック)リミテッドにさらに委託
   します。
    当該委託を受けたJPモルガン・アセット・マネジメント(アジア・パシフィック)リミテッ
   ドのグローバル債券運用グループ内のエマージング債券運用チームに所属するポートフォリオ・
   マネジャーは、マザーファンドのポートフォリオ・マネジャーから指定された一定の条件の下で
   銘柄を選択し、売買する債券の利回りを特定のうえ、取引を執行します。銘柄選択の際には、J
   Pモルガン・アセット・マネジメント(アジア・パシフィック)リミテッドに所属するエマージ
   ング債券運用チームのエマージング調査チームからの、インドネシアの経済状況等の情報を参考
   にし、主に以下の点を重視します。
   ・ 信用力に比べ利回りが高い銘柄かどうか
   ・ 流動性が高い銘柄かどうか
    *

  (ESG  投資について)
   マザーファンドの運用プロセスにおいて、環境、社会、そしてガバナンス面(企業統治)の要素
  が、投資対象候補銘柄のキャッシュ・フローに大きくプラスあるいはマイナスの影響を与える可能性
  があるかどうか、あるいは何らかのリスク要因となり得るかどうかを分析・評価しています。なお、
  こうした評価のみが投資判断を決定付けるものではなく、当該評価の低い発行会社の有価証券の組み
  入れまたは継続保有、あるいは当該評価の高い発行会社の有価証券を売却または保有しない可能性が
  あります。
   * 「ESG」とは、環境(Environment)、社会(Social)、ガバナンス(Governance)の頭文字を合わせたもの
   をいいます。
   為替ヘッジについて

    マザーファンドにおいて、外貨建資産について、その建値以外の通貨(円以外)に基づく為替リ
                    *
   スクをヘッジするため、機動的に外国為替予約取引(直物為替先渡(NDF)取引                  を含みま
   す。)を行うことがあります。
   * 「直物為替先渡(NDF)取引」とは、新興国等の取引規制が多く流動性が低い通貨の受渡しを行わず、取
   引レートと決済レートとの差額を米ドル等の主要通貨によって決済する為替取引のことをいいます。
    マザーファンドのポートフォリオ・マネジャーは、運用委託先の為替部門から提供された通貨に
   関する市場動向の情報を勘案し、為替ヘッジにかかる投資判断(ヘッジ対象となる通貨を含みま
   す。)を行います。運用委託先の為替部門は、その投資判断に基づき、外国為替予約取引(直物為
   替先渡(NDF)取引を含みます。)を行います。
  <当ファンドまたはマザーファンドにおいて行われることがある、投資者の利益を害することとなる

  潜在的なおそれのある取引の内容、および当該取引が投資者の利益を害しないことを確保するための
  措置>
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    委託会社、運用委託先および運用再委託先(以下「委託会社等」という場合があります。)は、
   当ファンドまたはマザーファンドにおいて、自己または第三者の利益を図るために投資者の利益を
   害することとなる潜在的なおそれのある取引を行うことがあり、それらの内容は後記のとおりで
   す。 委託会社等は、当該取引が投資者の利益を害しないことを確保するための措置として、社内規
   程等を制定してそれにしたがった管理を行うとともに、社内規程等の遵守状況についてモニタリン
   グを必要に応じて行っています。当該措置の詳細については、後記「3投資リスク(2)投資リス
   クに関する管理体制」をご参照ください。
   ・ 委託会社等の関係会社である証券会社が引受けを行った有価証券のマザーファンドでの組入れ
   ・ マザーファンドにおける有価証券取引等の、委託会社等の関係会社である証券会社等に対する
   発注
   ・ マザーファンドにおいて保有もしくは取引する有価証券または当ファンドの受益権の、委託会
   社等またはその関係会社の役職員による売買等の取引
   ・ マザーファンドにおける有価証券取引等の発注と、委託会社等が運用する他の運用資産におけ
   る有価証券取引等の発注を、束ねて一括して発注すること(一括発注)
   ・ マザーファンドの運用担当者(ポートフォリオ・マネジャー、アナリスト等)が贈答、茶菓の
   接待等を受けた、証券会社等に対するマザーファンドにおける有価証券等の発注、または有価証
   券の発行体の発行する有価証券のマザーファンドでの組入れ
   ・ 委託会社等またはその関係会社と取引関係のある有価証券の発行体が発行する有価証券にかか
   る議決権のマザーファンドにおける行使
   ・ マザーファンドと、委託会社等が運用する他の運用資産間において行う有価証券等の取引(ク
   ロス取引)
   ・ 委託会社による当ファンドの受益権の取得申込みおよび換金
  (2)【投資対象】

  (イ)当ファンドにおいて投資の対象とする資産の種類は、次に掲げるものとします。
   1.次に掲げる特定資産(投資信託及び投資法人に関する法律第2条第1項で定めるものをいいま
   す。以下同じ。)
   イ.有価証券
   ロ.有価証券(金融商品取引法第2条第1項に規定するものに限ります。)についての有価証券
   関連デリバティブ取引(金融商品取引法第28条第8項第6号に規定するものをいいます。以下
   同じ。)にかかる権利
   ハ.有価証券関連デリバティブ取引以外のデリバティブ取引(金融商品取引法第2条第20項に定
   めるものをいい(以下同じ。)、次に掲げるものを対象とした取引に限ります。)にかかる権
   利
   (1)金融商品(金融商品取引法第2条第24項に定めるものをいい、ただし有価証券を除きま
    す。以下同じ。)
   (2)金融商品の価格または金融商品(通貨を除きます。)の利率等(金融商品取引法第2条第
    21項第4号に定めるものをいいます。以下同じ。)
   ニ.約束手形(前記イに該当するものを除きます。)
   ホ.金銭債権(前記イ、ロ、ハまたはニに該当するものを除き、外国為替の売買の予約にかかる
   ものを含みます。)
   2.為替手形
  (ロ)委託会社は、信託金を、前記(イ)の資産のうち、主としてマザーファンドの受益証券および次
   の有価証券に投資することを指図します。
   1.株券または新株引受権証書
   2.国債証券
   3.地方債証券
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   4.特別の法律により法人の発行する債券
   5.社債券(新株引受権証券と社債券とが一体となった新株引受権付社債券(以下「分離型新株引
   受権付社債券」といいます。)の新株引受権証券を除きます。以下同じ。)
   6.特定目的会社にかかる特定社債券(金融商品取引法第2条第1項第4号で定めるものをいいま
   す。以下同じ。)
   7.特別の法律により設立された法人の発行する出資証券(金融商品取引法第2条第1項第6号で
   定めるものをいいます。以下同じ。)
   8.協同組織金融機関にかかる優先出資証券(金融商品取引法第2条第1項第7号で定めるものを
   いいます。以下同じ。)
   9.特定目的会社にかかる優先出資証券または新優先出資引受権を表示する証券(金融商品取引法
   第2条第1項第8号で定めるものをいいます。以下同じ。)
   10.コマーシャル・ペーパー
   11.新株引受権証券(分離型新株引受権付社債券の新株引受権証券を含みます。以下同じ。)およ
   び新株予約権証券
   11の2.特定目的信託の受益証券(金融商品取引法第2条第1項第13号で定めるものをいいます。
   以下同じ。)
   12.外国または外国の者の発行する証券または証書で、1から11の2までの証券または証書の性質
   を有するもの
   13.投資信託または外国投資信託の受益証券(金融商品取引法第2条第1項第10号で定めるものを
   いい、法令により当該受益証券とみなされる受益権を含みます。ただし、マザーファンドの受益
   証券を除きます。)
   14.投資証券または外国投資証券(金融商品取引法第2条第1項第11号で定めるものをいいます。
   以下同じ。)
   15.外国貸付債権信託受益証券(金融商品取引法第2条第1項第18号で定めるものをいいます。以
   下同じ。)
   16.オプションを表示する証券または証書(金融商品取引法第2条第1項第19号で定めるものをい
   い、有価証券にかかるものに限ります。以下同じ。)
   17.預託証券(金融商品取引法第2条第1項第20号で定めるものをいいます。以下同じ。)
   18.外国法人が発行する譲渡性預金証書
   19.受益証券発行信託の受益証券(金融商品取引法第2条第1項第14号で定めるものをいいます。
   以下同じ。)
   20.抵当証券(金融商品取引法第2条第1項第16号で定めるものをいいます。以下同じ。)
   21.外国の者に対する権利で19および20の有価証券の性質を有するもの
    なお、1の証券または証書ならびに12および17の証券または証書のうち1の証券または証書の性
   質を有するものを以下「株式」といい、2から6までの証券ならびに12および17の証券または証書
   のうち2から6までの証券の性質を有するものを以下「公社債」といい、13および14の証券を以下
   「投資信託証券」といいます。
  (ハ)委託会社は、信託金を、前記(ロ)に掲げる有価証券のほか、次に掲げる投資対象により運用す
   ることを指図することができます。
   1.預金
   2.コール・ローン
   3.手形割引市場において売買される手形
   4.金銭債権(前記(ロ)に掲げる有価証券または1から3までもしくは5に掲げるもののいずれ
   かに該当するものを除きます。)
   5.金融商品取引法第2条第2項各号に規定する有価証券
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  (ニ)前記(ロ)の規定にかかわらず、当ファンドの設定、解約、償還、投資環境の変動等への対応
   等、委託会社が運用上必要と認めるときには、委託会社は、信託金を主として前記(ハ)(5を除
   きます。)に掲げる投資対象により運用することの指図ができます。
  (参考)マザーファンドの投資対象

  (イ)マザーファンドにおいて投資の対象とする資産の種類は、次に掲げるものとします。(GIMイ
   ンドネシア債券マザーファンド(適格機関投資家専用)信託約款(以下「マザーファンド信託約
   款」といいます。))
   1.次に掲げる特定資産
   イ.有価証券
   ロ.有価証券(金融商品取引法第2条第1項に規定するものに限ります。)についての有価証券
   関連デリバティブ取引にかかる権利
   ハ.有価証券関連デリバティブ取引以外のデリバティブ取引(次に掲げるものを対象とした取引
   に限ります。)にかかる権利
   (1)金融商品
   (2)金融商品の価格または金融商品(通貨を除きます。)の利率等
   ニ.約束手形(前記イに該当するものを除きます。)
   ホ.金銭債権(前記イ、ロ、ハまたはニに該当するものを除き、外国為替の売買の予約にかかる
   ものを含みます。)
   2.為替手形
  (ロ)委託会社(運用委託先および運用再委託先を含みます。)は、信託金を、前記(イ)の資産のう
   ち、主として次の有価証券に投資することを指図します。
   1.株券または新株引受権証書
   2.国債証券
   3.地方債証券
   4.特別の法律により法人の発行する債券
   5.社債券
   6.特定目的会社にかかる特定社債券
   7.特別の法律により設立された法人の発行する出資証券
   8.協同組織金融機関にかかる優先出資証券
   9.特定目的会社にかかる優先出資証券または新優先出資引受権を表示する証券
   10.コマーシャル・ペーパー
   11.新株引受権証券および新株予約権証券
   11の2.特定目的信託の受益証券
   12.外国または外国の者の発行する証券または証書で、1から11の2までの証券または証書の性質
   を有するもの
   13.投資信託または外国投資信託の受益証券(金融商品取引法第2条第1項第10号で定めるものを
   いい、法令により当該受益証券とみなされる受益権を含みます。)
   14.投資証券または外国投資証券
   15.外国貸付債権信託受益証券
   16.オプションを表示する証券または証書
   17.預託証券
   18.外国法人が発行する譲渡性預金証書
   19.受益証券発行信託の受益証券
   20.抵当証券
   21.外国の者に対する権利で19および20の有価証券の性質を有するもの
    なお、1の証券または証書ならびに12および17の証券または証書のうち1の証券または証書の性
   質を有するものを以下「株式」といい、2から6までの証券ならびに12および17の証券または証書
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   のうち2から6までの証券の性質を有するものを以下「公社債」といい、13および14の証券を以下
   「投資信託証券」といいます。
  (ハ)委託会社は、信託金を、前記(ロ)に掲げる有価証券のほか、次に掲げる投資対象により運用す
   ることを指図することができます。
   1.預金
   2.コール・ローン
   3.手形割引市場において売買される手形
   4.金銭債権(前記(ロ)に掲げる有価証券または1から3までもしくは5に掲げるもののいずれ
   かに該当するものを除きます。)
   5.金融商品取引法第2条第2項各号に規定する有価証券
  (ニ)前記(ロ)の規定にかかわらず、マザーファンドの設定、解約、償還、投資環境の変動等への対
   応等、委託会社が運用上必要と認めるときには、委託会社は、信託金を主として前記(ハ)(5を
   除きます。)に掲げる投資対象により運用することの指図ができます。
  (3)【運用体制】

  ・ 当ファンドの主要投資先であるマザーファンドにおける運用体制
   ① マザーファンドの運用を担当するJPモルガン・アセット・マネジメント(UK)リミテッド





   のエマージング債券運用チーム(約10名)は、グローバル債券運用グループに属しています。
   ② JPモルガン・アセット・マネジメント(UK)リミテッドから、運用の指図に関する権限の
   一部をさらに委託されるJPモルガン・アセット・マネジメント(アジア・パシフィック)リミ
   テッドのエマージング債券運用チーム(約10名)も、グローバル債券運用グループに属していま
   す。
   ③ エマージング債券運用チームは、運用チームとエマージング調査チームにより構成されていま
   す。グローバル債券運用グループは、J.P.モルガン・アセット・マネジメントに含まれる運
   用会社内または運用会社間で横断的に組織され、グローバルな戦略に対する調査・分析を行って
   いるグループです。
   ④ エマージング調査チームは、インドネシアを含む世界各国の経済状況等を調査します。
   ⑤ JPモルガン・アセット・マネジメント(UK)リミテッドのマザーファンドのポートフォリ
   オ・マネジャー(エマージング債券運用チームの運用チームに所属)は、投資する銘柄を選択
   し、売買を執行のうえ、ポートフォリオを構築します。その際には、以下の情報等を参考にしま
   す。
   ・ エマージング調査チームの調査結果
   ・ グローバル債券運用グループ内のグローバル金利戦略運用チームからの経済指標、経済成
    長率等の分析情報
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   ・ グローバル債券運用グループ内のグローバル通貨運用チーム、およびグローバル債券運用
    グループ内の他の運用チームからの銘柄等の情報
   ⑥ JPモルガン・アセット・マネジメント(UK)リミテッドのマザーファンドのポートフォリ
   オ・マネジャーは、アジア地域の時間帯において取引する方が望ましいと判断した場合、一定の
   取引条件を指定したうえで、JPモルガン・アセット・マネジメント(アジア・パシフィック)
   リミテッドのポートフォリオ・マネジャー(エマージング債券運用チームの運用チームに所属)
   に、最終的に投資する銘柄の選択等をさらに委託します。当該ポートフォリオ・マネジャーは、
   JPモルガン・アセット・マネジメント(アジア・パシフィック)リミテッドに所属するエマー
   ジング債券運用チームのエマージング調査チームからのインドネシアの経済状況等の情報を参考
   に、銘柄を選択し売買を執行します。
   ⑦ JPモルガン・アセット・マネジメント(UK)リミテッドにおいては、運用部門から独立し
   た以下の部門が以下に掲げる事項その他のリスク管理を行います。当該リスク管理には、JPモ
   ルガン・アセット・マネジメント(アジア・パシフィック)リミテッドに再委託したアジア地域
   において取引される有価証券に関するものを含みます。
   ・ インベストメント・ダイレクターは、達成した運用成果やマザーファンドが取ったリスクが
   妥当な水準であるか、およびマザーファンドの運用がその投資目標にしたがっているかを定期
   的にチェックし、必要があれば是正を求めます。
   ・ コンプライアンス部門は、取引価格の妥当性、利益相反取引の有無等、有価証券等の取引が
   適正であるかのチェックを行います。
           *
   ・ リスク管理部門は、投資ガイドライン         の遵守状況を取引前・取引後においてモニターし、
   その結果必要があれば、マザーファンドのポートフォリオ・マネジャーに対し、適切な対応を
   求める等、管理・監督を行います。また、有価証券等の取引の相手先である証券会社等のブ
   ローカーの信用リスクを管理し、特定のブローカーとの取引を制限する必要がある場合はその
   旨をトレーディング部門に指示します。
   * 「投資ガイドライン」とは、マザーファンドの投資範囲、投資制限等の詳細を定めた内部のガイドラインを
   いいます。
  ・ 為替ヘッジにかかる運用体制

   マザーファンドにおいて、外貨建資産について、その建値以外の通貨(円以外)に基づく為替
   ヘッジを行う場合、マザーファンドのポートフォリオ・マネジャーが為替ヘッジのための投資判断
   を行い、運用委託先の為替部門が外国為替予約取引(直物為替先渡(NDF)取引を含みます。)
   を執行します。そのヘッジ状況は、運用委託先のリスク管理部門によりモニターされます。
  (注1)運用体制については、JPモルガン・アセット・マネジメント(UK)リミテッドおよびJPモルガン・ア

   セット・マネジメント(アジア・パシフィック)リミテッドを含めたJ.P.モルガン・アセット・マネジメ
   ントのものを記載しています。
  (注2)前記の運用体制、組織名称等は、2019年12月末現在のものであり、今後変更となる場合があります。
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  ・ 委託会社による、運用委託先および運用再委託先、ならびに受託会社に対する管理体制
    委託会社は、運用委託先および運用再委託先の管理については、社内規程を定め、その規程にし
   たがい、運用商品管理部門が運用体制の状況や運用の基本方針に沿った運用業務の遂行の確認等を
   行うことにより管理しています。
    また、受託会社の管理については、委託会社の事務管理部門において、日々の業務を通じ、受託
   会社の管理体制および知識・経験等を評価しています。さらに、必要に応じミーティングを行い、
   受託会社の業務の状況を確認しています。
  (4)【分配方針】

   毎計算期間終了時に、以下の方針に基づき分配を行います。
   なお、将来の分配金の支払いおよびその金額について保証するものではありません。
  ① 分配対象額の範囲
    計算期間終了日における、信託約款第38条第1項各号に定める受益者に分配することができる
   額と、分配準備積立金等の合計額とします。
    なお、分配対象額の範囲には収益調整金が含まれます。
  ② 収益分配金の分配方針
    委託会社は、前記①の分配対象額の範囲内で、基準価額水準、市況動向、残存信託期間等を勘
   案して、原則として、繰越分を含めた配当等収益から分配金額を決定します。ただし、1月、4
   月、7月、10月の計算期間終了日には、繰越分を含めた信託約款第38条第1項第2号に定める売
   買益から分配を行うこともあります。また、必ず分配を行うものではありません。
  ③ 収益を留保した場合の留保益の運用方針
    留保益の運用については、特に制限を設けず、委託会社の判断に基づき、元本部分と同一の運
   用を行います。
  <参考>
  収益分配金の支払いについて
  ① 収益分配金は、計算期間終了日において振替機関等の振替口座簿に記載または記録されている
   受益者(当該収益分配金にかかる計算期間終了日以前において一部解約が行われた受益権にかか
   る受益者を除きます。また、当該収益分配金にかかる計算期間終了日以前に設定された受益権で
   取得申込代金支払前のため販売会社の名義で記載または記録されている受益権については原則と
   して取得申込者とします。)に、原則として計算期間終了日から起算して5営業日目までに支払
   いを開始します。
  ② 「自動けいぞく投資コース」を申込みの場合は、収益分配金は税引き後無手数料で再投資さ
   れ、再投資により増加した受益権は、振替口座簿に記載または記録されます。
        「収益分配金に関する留意事項」

   ● 分配金は、預貯金の利息とは異なり、投資信託の純資産から支払われますので、分配金が
   支払われると、その金額相当分、基準価額は下がります。
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            *1
   ● 分配金は、計算期間中に発生した収益(経費          控除後の配当等収益および評価益を含む
    *2
   売買益  )を超えて支払われる場合があります。その場合、当期決算日の基準価額は前期
   決算日と比べて下落することになります。
     また、分配金の水準は、必ずしも計算期間における当ファンドの収益率を示すものではあ
   りません。
  *1 後記「4手数料等及び税金」の「(3)信託報酬等」および「(4)その他の手数料等」をご参照ください。
  *2 信託約款第38条第1項第2号をご参照ください。
   (注)分配対象額は、①経費控除後の配当等収益および②経費控除後の評価益を含む売買益ならびに③分配準備積







   立金および④収益調整金です。
     分配金は、分配方針に基づき、分配対象額から支払われます。
   ※ 前記はイメージであり、実際の分配金額や基準価額を示唆するものではありませんのでご留意ください。
   ● 受益者の当ファンドの購入価額によっては、分配金の一部または全部が、実質的には元本

   の一部払戻しに相当する場合があります。当ファンド購入後の運用状況により、分配金額よ
   り基準価額の値上がりが小さかった場合も同様です。
   普通分配金:個別元本を上回る部分からの分配金です。




   元本払戻金(特別分配金):個別元本を下回る部分からの分配金です。分配後の受益者の個別元本は、元本払戻
        金(特別分配金)の額だけ減少します。
   (注)普通分配金に対する課税については、後記「4手数料等及び税金(5)課税上の取扱い」をご参照くださ
   い。
   ※ 前記はイメージであり、個別元本や基準価額、分配金の各水準等を示唆するものではありません。
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  (5)【投資制限】
  (イ)信託約款は、委託会社による当ファンドの運用に関して以下のような一定の制限および限度を
   定めています。
   ① 株式への投資制限
   A 委託会社は、信託財産に属するすべての株式の時価総額と、マザーファンドの信託財産に
    属するすべての株式の時価総額のうち信託財産に属するとみなした額との合計額が、信託財
    産の純資産総額(信託約款第8条第2項に規定するものをいいます。以下④、⑩、⑫および
    ⑬において同じ。)の30%を超えることとなる投資の指図をしません。
   B 前記Aにおいて「信託財産に属するとみなした額」とは、信託財産に属するマザーファン
    ドの受益証券の時価総額に、マザーファンドの信託財産の純資産総額(マザーファンド信託
    約款第8条に規定するものをいいます。以下④および⑦において同じ。)に占めるすべての
    株式の時価総額の割合を乗じて得た額をいいます。
   ② 投資する株式等の範囲
   A 委託会社が投資することを指図する株式、新株引受権証券および新株予約権証券は、取引
    所金融商品市場(金融商品取引法第2条第17項に規定するものをいいます。以下同じ。)ま
    たは外国金融商品市場(金融商品取引法第2条第8項第3号ロに規定するものをいいます。
    以下同じ。)に上場されている株式の発行会社の発行するもの、および取引所金融商品市場
    または外国金融商品市場に準ずる市場において取引されている株式の発行会社の発行するも
    のとします。ただし、株主割当または社債権者割当により取得する株式、新株引受権証券お
    よび新株予約権証券については、この限りではありません。
   B 前記Aの規定にかかわらず、上場予定または登録予定の株式、新株引受権証券および新株
    予約権証券で目論見書等において上場または登録されることが確認できるものについては、
    委託会社はこれに投資することの指図ができるものとします。
   ③ 外貨建資産への投資制限
    外貨建資産(外貨建有価証券(外国通貨表示の有価証券をいいます。以下同じ。)および外
   国通貨表示の預金その他の資産をいいます。以下同じ。)への投資割合には、制限を設けませ
   ん。
    外貨建有価証券への投資については、わが国の国際収支上の理由等により特に必要と認めら
   れる場合には、制約されることがあります。
   ④ 投資信託証券への投資制限
   A 委託会社は、信託財産に属するすべての投資信託証券(次の1および2に掲げるものを除
    きます。)の時価総額と、マザーファンドの信託財産に属するすべての投資信託証券(次の
    1および2に掲げるものを除きます。)の時価総額のうち信託財産に属するとみなした額と
    の合計額が、信託財産の純資産総額の5%を超えることとなる投資の指図をしません。
    1.取引所金融商品市場に上場され、かつ当該市場を通じて常時売却可能(市場急変等の特
    別な事情により一時的に流動性が低下している場合を除きます。)なもので、実際に当該
    市場を通じて取得したもの
    2.外国金融商品市場または外国の店頭市場に上場または登録され、かつ当該市場を通じて
    常時売却可能(市場急変等の特別な事情により一時的に流動性が低下している場合を除き
    ます。)なもので、実際に当該市場を通じて取得したもの
   B 前記Aにおいて「信託財産に属するとみなした額」とは、信託財産に属するマザーファン
    ドの受益証券の時価総額に、マザーファンドの信託財産の純資産総額に占めるすべての投資
    信託証券の時価総額の割合を乗じて得た額をいいます。
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   ⑤ デリバティブ取引の運用指図・目的
   A 委託会社は、信託財産が運用対象とする有価証券の価格変動リスクを回避するため、また
    は信託財産に属する資産の効率的な運用に資するため、有価証券(金融商品取引法第2条第
    1項に規定するものに限ります。)についての有価証券関連デリバティブ取引を行うことの
    指図をすることができます。
   B 委託会社は、信託財産に属する資産の価格変動もしくは為替変動リスクを回避するため、
    または信託財産に属する資産の効率的な運用に資するため、有価証券関連デリバティブ取引
    以外のデリバティブ取引を行うことの指図をすることができます。
   C 有価証券についての有価証券関連デリバティブ取引および有価証券関連デリバティブ取引
    以外のデリバティブ取引の利用は、ヘッジ目的に限定しません。
   ⑥ 有価証券の貸付の指図および範囲
   A 委託会社は、信託財産の効率的な運用に資するため、信託財産に属する株式および公社債
    について次の1および2の範囲内で貸付の指図をすることができます。
    1.株式の貸付は、貸付時点において、貸付株式の時価合計額が、信託財産で保有する株式
    の時価合計額を超えないものとします。
    2.公社債の貸付は、貸付時点において、貸付公社債の額面金額の合計額が、信託財産で保
    有する公社債の額面金額の合計額を超えないものとします。
   B 前記A1および2に定める限度額を超えることとなった場合には、委託会社は速やかに、
    その超える額に相当する契約の一部の解約を指図するものとします。
   C 委託会社は、有価証券の貸付にあたって必要と認めたときは、担保の受入れの指図を行う
    ものとします。
   ⑦ 外国為替予約の指図
    委託会社は、信託財産に属する外貨建資産の時価総額とみなし保有外貨建資産(信託財産に
   属するマザーファンドの受益証券の時価総額に、マザーファンドの信託財産の純資産総額に占
   める外貨建資産の時価総額の割合を乗じて得た額をいいます。以下同じ。)との合計額につい
   て、当該外貨建資産およびみなし保有外貨建資産のヘッジのため、外国為替の売買の予約にか
   かる取引(金融商品取引法第2条第20項に定めるデリバティブ取引を除きます。)を行うこと
   の指図をすることができます。
   ⑧ 一部解約の請求および有価証券の売却等の指図
    委託会社は、信託財産に属するマザーファンドの受益証券にかかる信託契約の一部解約の請
   求、信託財産に属する有価証券の売却等に関して一切の指図ができます。
   ⑨ 再投資の指図
    委託会社は、前記⑧の規定による一部解約金および有価証券の売却代金、有価証券にかかる
   償還金、株式の清算分配金、有価証券にかかる利金、株式の配当金その他の収入金を再投資す
   ることの指図ができます。
   ⑩ 資金の借入れ
   A 委託会社は、信託財産の効率的な運用および運用の安定性に資するため、一部解約に伴う
    支払資金の手当て(一部解約に伴う支払資金の手当てのために借入れた資金の返済を含みま
    す。)を目的として、または再投資にかかる収益分配金の支払資金の手当てを目的として、
    資金借入れ(コール市場を通じる場合を含みます。)の指図をすることができます。なお、
    当該借入金をもって有価証券等の運用は行わないものとします。
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   B 一部解約に伴う支払資金の手当てにかかる借入期間は、受益者への解約代金支払開始日か
    ら信託財産で保有する有価証券の売却代金の受渡日までの間、受益者への解約代金支払開始
    日から信託財産で保有する信託約款第16条第2項各号に掲げる投資対象の解約代金入金日ま
    での間、または受益者への解約代金支払開始日から信託財産で保有する有価証券等の償還金
    の入金日までの期間が5営業日以内である場合の当該期間とし、資金借入額は当該有価証券
    の売却代金、当該投資対象の解約代金および当該有価証券等の償還金の合計額を限度としま
    す。ただし、資金借入額は借入れ指図を行う日における信託財産の純資産総額の10%以内と
    します。
   C 再投資にかかる収益分配金の支払資金の手当てを目的とする借入期間は、信託財産から収
    益分配金が支弁される日からその翌営業日までとし、資金借入額は収益分配金の再投資額を
    限度とします。
   D 借入金の利息は信託財産中より支弁します。
   ⑪ 受託会社による資金の立替え
   A 信託財産に属する有価証券について、転換、新株発行または株式割当がある場合で、委託
    会社の申出があるときは、受託会社は資金の立替えをすることができます。
   B 信託財産に属する有価証券にかかる償還金、株式の清算分配金、有価証券にかかる利金、
    株式の配当金その他の未収入金で、信託終了日までにその金額を見積もり得るものがあると
    きは、受託会社がこれを立て替えて信託財産に繰り入れることができます。
   C 前記AおよびBの立替金の決済および利息については、受託会社と委託会社との協議によ
    りそのつど別にこれを定めます。
   ⑫ デリバティブ取引等の市場リスク量の管理
    有価証券についての有価証券関連デリバティブ取引、有価証券関連デリバティブ取引以外の
   デリバティブ取引、ならびに信託約款第16条第1項第11号および第16号に定める有価証券にか
   かる取引(以下あわせて⑫において「デリバティブ取引等」といいます。)を行う場合(マ
   ザーファンドを通じて実質的にデリバティブ取引等を行う場合を含みます。)は、デリバティ
   ブ取引等による投資についてのリスク量(以下⑫において「市場リスク量」といいます。)
   が、信託財産の純資産総額の80%以内となるよう管理するものとします。ただし、実際にはデ
   リバティブ取引等を行っていない場合には、当該管理を行わないことができます。市場リスク
   量は、平成19年金融庁告示第59号「金融商品取引業者の市場リスク相当額、取引先リスク相当
   額及び基礎的リスク相当額の算出の基準等を定める件」における「市場リスク相当額」の算出
   方法のうち、内部管理モデル方式(バリュー・アット・リスク方式)による市場リスク相当額
   の算出方法を参考に算出するものとします。
   ⑬ 分散投資規制の管理
    一般社団法人投資信託協会規則に定める、一の者に対する「株式等エクスポージャー」、
   「債券等エクスポージャー」および「デリバティブ等エクスポージャー」それぞれの信託財産
   の純資産総額に対する比率は、原則として、それぞれで10%、合計で20%を超えないものと
   し、当該比率を超えることとなった場合には、委託会社は、一般社団法人投資信託協会規則に
   したがい当該比率以内となるよう調整するものとします。
   (参考)マザーファンドの投資制限

    マザーファンド信託約款は、委託会社(運用委託先および運用再委託先を含みます。)による
   マザーファンドの運用に関して以下のような一定の制限および限度を定めています。
   ① 株式への投資制限
    委託会社は、信託財産に属するすべての株式の時価総額が、信託財産の純資産総額(マザー
   ファンド信託約款第8条に規定するものをいいます。以下④、⑪および⑫において同じ。)の
   30%を超えることとなる投資の指図をしません。
   ② 投資する株式等の範囲
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   A 委託会社が投資することを指図する株式、新株引受権証券および新株予約権証券は、取引
    所金融商品市場または外国金融商品市場に上場されている株式の発行会社の発行するもの、
    および取引所金融商品市場または外国金融商品市場に準ずる市場において取引されている株
    式の発行会社の発行するものとします。ただし、株主割当または社債権者割当により取得す
    る株式、新株引受権証券および新株予約権証券については、この限りではありません。
   B 前記Aの規定にかかわらず、上場予定または登録予定の株式、新株引受権証券および新株
    予約権証券で目論見書等において上場または登録されることが確認できるものについては、
    委託会社はこれに投資することの指図ができるものとします。
   ③ 外貨建資産への投資制限
    外貨建資産への投資割合には、制限を設けません。
    外貨建有価証券への投資については、わが国の国際収支上の理由等により特に必要と認めら
   れる場合には、制約されることがあります。
   ④ 投資信託証券への投資制限
     委託会社は、信託財産に属するすべての投資信託証券(次の1および2に掲げるものを除き
   ます。)の時価総額が、信託財産の純資産総額の5%を超えることとなる投資の指図をしませ
   ん。
    1.取引所金融商品市場に上場され、かつ当該市場を通じて常時売却可能(市場急変等の特
    別な事情により一時的に流動性が低下している場合を除きます。)なもので、実際に当該
    市場を通じて取得したもの
    2.外国金融商品市場または外国の店頭市場に上場または登録され、かつ当該市場を通じて
    常時売却可能(市場急変等の特別な事情により一時的に流動性が低下している場合を除き
    ます。)なもので、実際に当該市場を通じて取得したもの
   ⑤ デリバティブ取引の運用指図・目的
   A 委託会社は、信託財産が運用対象とする有価証券の価格変動リスクを回避するため、また
    は信託財産に属する資産の効率的な運用に資するため、有価証券(金融商品取引法第2条第
    1項に規定するものに限ります。)についての有価証券関連デリバティブ取引を行うことの
    指図をすることができます。
   B 委託会社は、信託財産に属する資産の価格変動もしくは為替変動リスクを回避するため、
    または信託財産に属する資産の効率的な運用に資するため、有価証券関連デリバティブ取引
    以外のデリバティブ取引を行うことの指図をすることができます。
   C 有価証券についての有価証券関連デリバティブ取引および有価証券関連デリバティブ取引
    以外のデリバティブ取引の利用は、ヘッジ目的に限定しません。
   ⑥ 有価証券の貸付の指図および範囲
   A 委託会社は、信託財産の効率的な運用に資するため、信託財産に属する株式および公社債
    について次の1および2の範囲内で貸付の指図をすることができます。
    1.株式の貸付は、貸付時点において、貸付株式の時価合計額が、信託財産で保有する株式
    の時価合計額を超えないものとします。
    2.公社債の貸付は、貸付時点において、貸付公社債の額面金額の合計額が、信託財産で保
    有する公社債の額面金額の合計額を超えないものとします。
   B 前記A1および2に定める限度額を超えることとなった場合には、委託会社は速やかに、
    その超える額に相当する契約の一部の解約を指図するものとします。
   C 委託会社は、有価証券の貸付にあたって必要と認めたときは、担保の受入れの指図を行う
    ものとします。
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   ⑦ 外国為替予約の指図
    委託会社は、信託財産に属する外貨建資産の時価総額について、当該外貨建資産のヘッジの
   ため、外国為替の売買の予約にかかる取引(金融商品取引法第2条第20項に定めるデリバティ
   ブ取引を除きます。)を行うことの指図をすることができます。
   ⑧ 有価証券の売却等の指図
    委託会社は、信託財産に属する有価証券の売却等に関して一切の指図ができます。
   ⑨ 再投資の指図
    委託会社は、前記⑧の規定による売却代金、有価証券にかかる償還金、株式の清算分配金、
   有価証券にかかる利金、株式の配当金その他の収入金を再投資することの指図ができます。
   ⑩ 受託会社による資金の立替え
   A 信託財産に属する有価証券について、転換、新株発行または株式割当がある場合で、委託
    会社の申出があるときは、受託会社は資金の立替えをすることができます。
   B 信託財産に属する有価証券にかかる償還金、株式の清算分配金、有価証券にかかる利金、
    株式の配当金その他の未収入金で、信託終了日までにその金額を見積もり得るものがあると
    きは、受託会社がこれを立て替えて信託財産に繰り入れることができます。
   C 前記AおよびBの立替金の決済および利息については、受託会社と委託会社との協議によ
    りそのつど別にこれを定めます。
   ⑪ デリバティブ取引等の市場リスク量の管理
    有価証券についての有価証券関連デリバティブ取引、有価証券関連デリバティブ取引以外の
   デリバティブ取引、ならびにマザーファンド信託約款第17条第1項第11号および第16号に定め
   る有価証券にかかる取引(以下あわせて⑪において「デリバティブ取引等」といいます。)を
   行う場合は、デリバティブ取引等による投資についてのリスク量(以下⑪において「市場リス
   ク量」といいます。)が、信託財産の純資産総額の80%以内となるよう管理するものとしま
   す。ただし、実際にはデリバティブ取引等を行っていない場合には、当該管理を行わないこと
   ができます。市場リスク量は、平成19年金融庁告示第59号「金融商品取引業者の市場リスク相
   当額、取引先リスク相当額及び基礎的リスク相当額の算出の基準等を定める件」における「市
   場リスク相当額」の算出方法のうち、内部管理モデル方式(バリュー・アット・リスク方式)
   による市場リスク相当額の算出方法を参考に算出するものとします。
   ⑫ 分散投資規制の管理
    一般社団法人投資信託協会規則に定める、一の者に対する「株式等エクスポージャー」、
   「債券等エクスポージャー」および「デリバティブ等エクスポージャー」それぞれの信託財産
   の純資産総額に対する比率は、原則として、それぞれで10%、合計で20%を超えないものと
   し、当該比率を超えることとなった場合には、委託会社は、一般社団法人投資信託協会規則に
   したがい当該比率以内となるよう調整するものとします。
  (ロ)投資信託及び投資法人に関する法律ならびに金融商品取引業等に関する内閣府令には以下のよ
   うな投資制限があります。(マザーファンドにも同様の投資制限があります。)
   ① 委託会社は、同一の法人の発行する株式について、委託会社が運用の指図を行う全ての委託
   者指図型投資信託につき投資信託財産として有する当該株式にかかる議決権の総数が、当該株
   式にかかる議決権の総数に100分の50を乗じて得た数を超えることとなる場合においては、当
   該株式を当ファンドの投資信託財産をもって取得することを受託会社に指図してはなりませ
   ん。
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   ② 委託会社は当ファンドの信託財産に関し、金利、通貨の価格、金融商品市場における相場そ
   の他の指標にかかる変動その他の理由により発生し得る危険に対応する額としてあらかじめ委
   託会社が定めた合理的な方法により算出した額が当該信託財産の純資産額を超えることとなる
   場合において、デリバティブ取引(新株予約権証券またはオプションを表示する証券もしくは
   証書にかかる取引および選択権付債券売買を含みます。以下同じ。)を行い、または継続する
   ことを受託会社に指図してはなりません。具体的には、当ファンドにおいてデリバティブ取引
   を行う場合(マザーファンドを通じて実質的にデリバティブ取引を行う場合を含みます。)
   は、デリバティブ取引による投資についてのリスク量(以下「市場リスク量」といいます。)
   が、当ファンドの純資産総額の80%以内となるよう管理するものとします。ただし、実際には
   デリバティブ取引を行っていない場合には、当該管理を行わないことができます。市場リスク
   量は、平成19年金融庁告示第59号「金融商品取引業者の市場リスク相当額、取引先リスク相当
   額及び基礎的リスク相当額の算出の基準等を定める件」における「市場リスク相当額」の算出
   方法のうち、内部管理モデル方式(バリュー・アット・リスク方式)による市場リスク相当額
   の算出方法を参考に算出するものとします。
   ③ 一般社団法人投資信託協会規則に定める、一の者に対する「株式等エクスポージャー」、
   「債券等エクスポージャー」および「デリバティブ等エクスポージャー」それぞれの当ファン
   ドの純資産総額に対する比率は、原則として、それぞれで10%、合計で20%を超えないものと
   し、当該比率を超えることとなった場合には、委託会社は、一般社団法人投資信託協会規則に
   したがい当該比率以内となるよう調整するものとします。
  3【投資リスク】

  (1)リスク要因

   当ファンドは、実質的に同一の運用の基本方針を有するマザーファンドの受益証券を主要投資対象
  として運用を行うため、以下に説明するような、マザーファンドのリスクと同等のものを伴います。
  以下のリスクおよび留意点に関する説明は特に記載のない限り、マザーファンドについてのものです
  が、当該リスクおよび留意点は結果的に当ファンドに影響を及ぼすものです。なお、以下の説明は、
  全てのリスクについて記載したものではなく、それ以外のリスクも存在することがあります。
   マザーファンドは、主としてインドネシアの債券等を投資対象としますので、組入債券の価格の下
  落や、組入債券の発行体の財務状況の悪化や倒産等の影響により、その信託財産の価値が下落し、そ
  の結果当ファンドが損失を被ることがあります。また、為替の変動により損失を被ることがありま
  す。したがって、当ファンドは元本が保証されているものではありません。当ファンドに生じた利益
  および損失は、全て受益者に帰属します。当ファンドは預貯金と異なります。
  ① 信用リスク

    債券の発行体の財務状況の悪化や倒産、所在する国家の政情不安等により、元本・利息の支払い
   が遅れたり、元本・利息が支払えない状態になった場合、またはそれが予想される場合には、当該
   債券の価格が変動・下落(価格がゼロになることもあります。)することがあります。また、格付
   *
   機関 は、債券の発行体の信用力に変化があったと判断した場合、格付を変更することがあり、こ
   れによって当該債券の価格は変動・下落(価格がゼロになることもあります。)することがありま
   す。
   * 「格付機関」とは、債券の発行体の財政状況等を総合的に分析判断し格付を付与する企業をいいます。S&
   Pグローバル・レーティング、ムーディーズ・インベスターズ・サービス・インク等の格付機関は、債券につ
   いて、その元本・利息の支払いの確実性の度合いを一定の指標で表した、格付を付与します。
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  ② 金利変動リスク
    金利の変動が債券の価格に影響を及ぼします。一般に、金利が上昇した場合には、債券の価格が
   下落します。金利変動による債券の値動きの幅は、債券の残存期間、発行体、種類等に左右されま
   す。
  ③ 為替変動リスク
    マザーファンドは外貨建資産に投資しますが、マザーファンド、当ファンドともに円貨に対する
   為替ヘッジは行いません。このため、為替相場の変動によりマザーファンドの信託財産の価値およ
   び当ファンドの基準価額が変動します。
  ④ カントリーリスク
    インドネシアには以下のようなリスクがあり、その影響を受けマザーファンドの信託財産の価値
   が変動・下落することがあります。
   ・ 先進国と比較して、一般的に政治、経済、社会情勢等が不安定・脆弱な面があり、これらに起
   因する諸問題が債券や通貨の価格に大きく影響する可能性があります。
   ・ 債券・通貨市場は、規模が小さく流動性が低いため、その結果債券・通貨の価格変動が大きく
   なる場合があります。
   ・ 先進国と比較して、有価証券が取引される市場、会計基準等に関する法規制の制度や社会基盤
   が未整備で、財務状況等の情報開示の基準や証券決済の仕組みが異なる場合があり、また、政府
   当局が様々の規制を一方的に導入することもあることから、予期しない運用上の制約を受けるこ
   とがあります。
   ・ 税制は先進国と異なる面がある場合があります。また、税制が一方的に変更されたり、新たな
   税制が適用されたりすることもあります。
   ・ 税制に関する留意点
     インドネシアの税制にしたがって、インドネシア国内で決済される債券取引による売却益
   (キャピタル・ゲイン)に対して課税されます。将来これらの税率や課税方法が変更された場
   合、または新たな税制が適用された場合には、マザーファンドの信託財産の価値に影響を与える
   可能性があります。
   ・ 保有有価証券の売却益に対するキャピタル・ゲイン課税のマザーファンドへの計上タイミング
   に関する留意点
     キャピタル・ゲイン税は、保有有価証券の売却時に発生し、その課税額は期間按分等の調整を
   行うことなく税額が確定次第、速やかに全額がマザーファンドに費用計上されます。このため、
   マザーファンドで含み益を持つ有価証券を売却する毎に、信託財産の価値が下落する場合があり
   ます。
  ⑤ デリバティブ商品のリスク
    マザーファンドは、先物、オプション、スワップ、直物為替先渡(NDF)取引等のデリバティ
   ブ商品を用いる場合があります。デリバティブ商品は、その他の投資手段と比較して、金利、為替
   相場等の市場環境の変動に対してより大きく価格が変動するため、マザーファンドの信託財産の価
   値はデリバティブ商品を用いない場合と比べてより大きく変動する場合があります。ヘッジ目的で
   デリバティブ商品を利用した場合でも、意図した効果をもたらさず損失または収益機会の逸失の原
   因となる場合があります。デリバティブ商品の取引契約の相手に債務不履行が生じた場合は損失が
   生じる可能性があります。デリバティブ商品の種類によってはコストが発生しマザーファンドの収
   益をその分減少させることがあります。
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    デリバティブ商品を利用する際には、ブローカーに取引にかかる証拠金(現金または有価証券)
   を差し入れなければならないことがあります。そのような証拠金の保全にかかる制度は、ブロー
   カーの所在国やデリバティブ商品の取引市場によって異なり、また個々のブローカーとの取引条件
   によって異なることもあります。その結果、証拠金を差し入れたブローカーに対する信用リスクが
   発生することがあり、当該ブローカーが倒産等の破綻状況に陥った場合は、証拠金の全額を失う可
   能性があります。
  ⑥ 流動性リスク
   ある種の有価証券、特に市場での取引頻度が少なかったり、比較的小規模な市場で取引されてい
   るものは、特に取引金額が大きいと、望ましい時点と価格で売買することが難しくなる場合があり
   ます。
   市場が極端な状況にあるときは、買い手が減って望ましい時点または価格で有価証券をすぐに売
   却できず、マザーファンドが低い価格で有価証券を売却することを余儀なくされるか、あるいは
   まったく売却できない可能性があります。特定の有価証券またはその他の金融商品は、取扱う取引
   所または政府もしくは監督当局により取引を停止または制限される場合があり、その結果マザー
   ファンドに損失が生じる可能性があります。有価証券を売却できないことにより、マザーファンド
   はその信託財産の価値が下がったり、他の投資機会を活用できなくなる可能性があります。
   流動性リスクには、通常とは異なる市場環境や通常以上に多額の換金申込み、あるいはその他の
   制御不能な要因によって、マザーファンドが所定の期間内に換金代金の支払いに応じられないリス
   クも含まれます。換金申込みに応えるため、マザーファンドは不利な時点や条件で有価証券の売却
   を余儀なくされることがあります。
   特に、債券、中小型株式または新興市場で発行される有価証券に投資している場合、特定の期間
   において、経済状況、市況もしくは政情の悪材料、またはそれが正確か否かにかかわらず投資家に
   よる市場見通しの悪化により、特定の発行会社もしくは業種、または特定の投資分野のすべての有
   価証券の流動性が前触れなく突然低下もしくは消滅するリスクがあります。
  ⑦ 仕組債のリスク
    マザーファンドで投資する仕組債は、先物、オプション、スワップ取引等のデリバティブ商品を
   用いて、仕組債の発行体以外の発行体が発行した債券にかかる信用リスク、為替リスク、金利リス
   ク等を当該債券に付与させたものです。マザーファンドが仕組債に投資した場合は、これらのリス
   クに加えて、当該債券の発行体自体の信用リスクも生じます。
  ⑧ 投資方針の変更について
    経済情勢や投資環境の変化、または投資効率の観点等から、投資対象または投資手法の変更を行
   う場合があります。また、運用委託先または運用再委託先を変更する場合があります。
  ⑨ 解約・追加による資金流出入に伴うリスクおよび留意点
    一度に大量の解約があった場合に、解約資金の手当てをするため保有有価証券を大量に売却する
   ことがあります。その際にマザーファンドの信託財産の価値が大きく変動する可能性があります。
   また、大量の資金の追加があった場合には、原則として、迅速に有価証券の組入れを行いますが、
   買付け予定銘柄によっては流動性等の観点から買付け終了までに時間がかかることもあります。さ
   らに、マザーファンドを投資対象とする他の投資信託が設定されている場合には、当該投資信託の
   解約・追加により生じる同様の資金流出入に伴うリスクがあります。
  ⑩ 繰上償還等について
    当ファンドは、信託期間中において、信託財産の純資産総額が20億円を下回ることとなった場
   合、委託会社が受益者のため有利であると認める場合、またはやむを得ない事情が発生した場合に
   は、信託期間の途中であっても繰上償還することがあります。
    また、投資環境の変化等により、委託会社が当ファンドの申込期間を更新しないことや申込みの
   受付を停止することがあります。この場合は新たに当ファンドを購入することはできなくなりま
   す。
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  ⑪ 予測不可能な事態が起きた場合等について
    その他予測不可能な事態(天変地異、クーデター等)が起きたとき等、市場が混乱することが考
   えられます。このような場合に、有価証券が取引される市場の取引停止等やむを得ない事情がある
   ときは、一時的に当ファンドの受益権およびマザーファンドの受益証券が換金できないこともあり
   ます。また、これらの事情や有価証券の売買にかかる代金の受渡しに関する障害が起きた場合等に
   は、当ファンドの受益権の換金代金の支払いが遅延することや、一時的に当ファンドおよびマザー
   ファンドの運用方針に基づいた運用ができなくなるリスクがあります。
    さらに、当ファンドおよびマザーファンドは、短期間に大量の解約があった場合等に、信託財産
   が十分な資産規模にならないことがあり得ます。その場合、本書で説明する運用方針および投資態
   度に完全に合致した運用ができないおそれがあり、その結果当ファンドの基準価額およびマザー
   ファンドの信託財産の価値が大きく変動したり、適切な資産規模の場合と比較して収益性が劣るこ
   ととなる可能性があります。
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  (2)投資リスクに関する管理体制
   運用委託先におけるリスク管理
    以下は、マザーファンドの運用の指図に関する権限の委託を受けたJPモルガン・アセット・マ
   ネジメント(UK)リミテッドにおけるものです。
    同社においては、運用部門から独立した以下の部門が以下に掲げる事項その他のリスク管理を行
   います。当該リスク管理には、JPモルガン・アセット・マネジメント(アジア・パシフィック)
   リミテッドに再委託したアジア地域において取引される有価証券に関するものを含みます。
                  (2019年12月末現在)




   ・ インベストメント・ダイレクターは、達成した運用成果やマザーファンドが取ったリスクが妥
   当な水準であるか、およびマザーファンドの運用がその投資目標にしたがっているかを定期的に
   チェックし、必要があれば是正を求めます。
   ・ コンプライアンス部門は、取引価格の妥当性、利益相反取引の有無等、有価証券等の取引が適
   正であるかのチェックを行います。
   ・ リスク管理部門は、投資ガイドラインの遵守状況を取引前・取引後においてモニターし、その
   結果必要があれば、マザーファンドのポートフォリオ・マネジャーに対し、適切な対応を求める
   等、管理・監督を行います。また、有価証券等の取引の相手先である証券会社等のブローカーの
   信用リスクを管理し、特定のブローカーとの取引を制限する必要がある場合はその旨をトレー
   ディング部門に指示します。
   為替ヘッジについてのリスク管理

    マザーファンドにおいて、運用委託先が必要と判断した場合、外貨建資産について、その建値以
   外の通貨(円以外)に基づく為替リスクをヘッジするために、機動的に外国為替予約取引(直物為
   替先渡(NDF)取引を含みます。)を行うことがあります。そのヘッジ状況は、運用委託先のリ
   スク管理部門によりモニターされます。
   委託会社におけるリスク管理

    委託会社のリスク管理部門では、投資ガイドラインの遵守状況を取引後においてモニターし、そ
   の結果必要があれば、マザーファンドのポートフォリオ・マネジャーに対し、適切な対応を求める
   等、管理・監督を行います。
   その他のリスク管理

    マザーファンドのポートフォリオ・マネジャーは、投資資産の流動性が低下することにより投資
   資産の換金等が困難となる事態に備え、当ファンドにおける申込みおよび換金に伴う入出金を日々
   把握し、受益者による受益権の換金に極力影響が生じないよう管理します。
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               JPモルガン・アセット・マネジメント株式会社(E06264)
                  有価証券報告書(内国投資信託受益証券)
  <当ファンドまたはマザーファンドにおいて行われることがある、投資者の利益を害することとなる
  潜在的なおそれのある取引が、投資者の利益を害しないことを確保するための措置の詳細>
   委託会社等が当ファンドまたはマザーファンドにおいて行うことがある、自己または第三者の利益
  を図るために投資者の利益を害することとなる潜在的なおそれのある取引が、投資者の利益を害しな
  いことを確保するための措置の詳細は以下のとおりです。
  投資者の利益を害することとなる
           投資者の利益を害しないことを確保するための措置
  潜在的なおそれのある取引の内容
  委託会社等の関係会社である証券       関係会社である証券会社が引受けを行った有価証券の組入れにあたっては、社内
  会社が引受けを行った有価証券の      規程等に基づき、原則として、関係会社である証券会社から購入せず、引受団に属
  マザーファンドでの組入れ      する他の証券会社から購入することとしています。また、コンプライアンス部門
        は、組入れ後に組入れの事跡をモニタリングし、社内規程等に違反していないこと
        を確認します。さらに、リスク管理部門が、組入銘柄が投資ガイドラインにおいて
        問題なく投資できるものであることを取引前・取引後においてモニタリングしてい
        ます。
  マザーファンドにおける有価証券       社内規程等に基づき、各証券会社等の調査能力、売買執行能力等を考慮して、発
  取引等の、委託会社等の関係会社      注先として選定する証券会社等を定期的に見直します。株式については、前記で選
  である証券会社等に対する発注      定した証券会社への予定発注量も定期的に見直したうえで、リスク管理部門とイン
        ベストメント・ダイレクターが各証券会社への実際の発注量を定期的にモニタリン
        グし、関係会社である証券会社に対し合理的な理由なく多量に発注されていないこ
        とを確認しています。株式以外については、関係会社であるかどうかに関わりな
        く、最良の取引条件となる証券会社等に発注しているかをコンプライアンス部門が
        確認しています。なお、マザーファンドが関係会社である証券会社に対し支払った
        売買委託手数料の額(手数料相当額が取引の価格に織り込まれているものを除きま
        す。)は、当ファンドの運用報告書で開示されます。
  マザーファンドにおいて保有もし       委託会社等の役職員による有価証券の売買等の取引は、社内規程等に基づき原則
  くは取引する有価証券または当      としてコンプライアンス部門の事前承認を得ることが義務付けられており、利益相
  ファンドの受益権の、委託会社等      反をうかがわせる事実がないことが確認できた場合のみ承認がなされます。また、
  またはその関係会社の役職員によ      取引後にコンプライアンス部門が取引内容を精査し、役職員の取引の時期・銘柄
  る売買等の取引      が、マザーファンドにおいて取引されたものと重なる等の利益相反が生じていない
        ことを確認します。
  マザーファンドにおける有価証券       一括発注は、社内規程等に定める条件の下に行われ、その約定結果は社内規程等
  取引等の発注と、委託会社等が運      に基づき、発注のあった運用資産間で公平に配分します。コンプライアンス部門
  用する他の運用資産における有価      は、配分結果が社内規程等にしたがって公平になされたかどうかをモニタリングし
  証券取引等の発注を、束ねて一括      ます。
  して発注すること(一括発注)
  マザーファンドの運用担当者       委託会社等の役職員が贈答、茶菓の接待等を受けた際は、原則として社内規程等
  (ポートフォリオ・マネジャー、      に基づきその内容をコンプライアンス部門に報告する義務があります。コンプライ
  アナリスト等)が贈答、茶菓の接      アンス部門は、当該報告に基づき、贈答、茶菓の接待等を受けたことが、特定の証
  待等を受けた、証券会社等に対す      券会社等への取引の発注や特定の銘柄の有価証券の組入れにつながっていないこと
  るマザーファンドにおける有価証      をモニタリングします。
  券等の発注、または有価証券の発
  行体の発行する有価証券のマザー
  ファンドでの組入れ
  委託会社等またはその関係会社と       マザーファンドで保有する有価証券にかかる議決権の行使は、社内規程等に基づ
  取引関係のある有価証券の発行体      いて、当ファンドの受益者の経済的利益に最も資するという原則の下に行われま
  が発行する有価証券にかかる議決      す。インベストメント・ダイレクターは、議決権行使の前にその内容が社内規程等
  権のマザーファンドにおける行使      に沿っているか確認します。
  マザーファンドと、委託会社等が       有価証券届出書提出日現在、社内規程等によりクロス取引は原則として禁止され
  運用する他の運用資産間において      ています。今後、クロス取引を行う場合には、社内規程等を変更して投資者の利益
  行う有価証券等の取引(クロス取      を損ねることのない一定の条件を定め、当該条件を満たすクロス取引のみを行うこ
  引)      ととし、当該条件の逸脱がないことをコンプライアンス部門がモニタリングする体
        制を構築する予定です。
  委託会社による当ファンドの受益       委託会社による当ファンドの受益権の取得申込みおよび換金は、社内規程等に則
  権の取得申込みおよび換金      り、取得申込みの目的および金額、受益権の保有期間、換金時期等について一定の
        制限を設けて、一般的な投資者の利益を害しないように行います。また、財務部門
        が、社内規程等にしたがった取得申込み等が行われていることをモニタリングしま
        す。
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               JPモルガン・アセット・マネジメント株式会社(E06264)
                  有価証券報告書(内国投資信託受益証券)
  JPモルガン・アセット・マネジメントにおける利益相反の開示について

  委託会社を含むJPモルガン・アセット・マネジメントは、ファンド(JPモルガン・アセット・マ
  ネジメントが設定、設立、運用等を行っている投資信託等のファンドをいい、当ファンドを含みます。
  以下この項において同じ。)と、JPモルガン・アセット・マネジメントの間において利益相反が生じ
  る可能性を認識しており、その内容は以下のとおりです。
  ファンドへの投資には、いくつかの実際の利益相反または潜在的利益相反が伴います。たとえば、委

  託会社等のファンドの運用を担当する者(以下「アドバイザー」といいます。)やその関係会社(この
  項においてあわせて「JPモルガン」といいます。)は、様々な異なるサービスをファンドに提供しま
  す。ファンドはJPモルガンに報酬を支払います。その結果、JPモルガンには、ファンドとの取り決
  めをする動機があり、その動機とファンドの最良の利益とのバランスをとろうとして、JPモルガンは
  利益相反に直面します。JPモルガンは、他の顧客の投資顧問会社としてサービスを提供する場合も、
  利益相反に直面し、他の顧客のために、アドバイザーがファンドのために行った投資判断とは異なる投
  資判断を行ったり、あるいはアドバイザーがファンドのために行った投資判断にマイナスの影響を与え
  るような投資判断を行うことがあります。さらに、アドバイザーの関係会社は、幅広い各種サービスと
  金融商品を顧客に提供しており、ファンドが現に投資しているか、将来投資する可能性のある世界的な
  通貨、株式、商品、債券等の市場への主要な参加者です。ある場合においては、サービスや金融商品を
  顧客に提供することにより、これらの関係会社の活動は、ファンドにとっての不利益や制約となった
  り、これらの関係会社にとっては利益になったりします。アドバイザーは、ファンドのために有価証券
  を取引するアドバイザーの能力にマイナスの影響を及ぼす可能性のある、いわゆるインサイダー情報を
  入手することがあるかもしれません。JPモルガンとファンドは、十分適切に利益相反を防止し、制限
  し、軽減できる方針と手順を採用しています。さらに、例外が適用されない限り、これらの利益相反を
  引き起こす活動の多くは、法律によって制限されており、禁止されています。利益相反の詳細について
  は、後記「潜在的利益相反」をご覧ください。
  潜在的利益相反

  JPモルガンは、多数の投資一任運用サービスおよび投資助言運用サービスならびに金融商品を、機
  関投資家顧客と個人投資家に提供しています。さらに、JPモルガンは、幅広い各種サービスと金融商
  品をその顧客に提供する多角化された投資サービス提供会社であり、ファンドが現に投資しているか、
  今後投資する可能性のある、世界的な通貨、株式、商品、債券等の市場への主要な参加者です。投資者
  には、以下に記されている、JPモルガンが投資運用サービスの運営にあたって直面することがある、
  潜在的および実際の利益相反を、慎重に確認していただく必要があります。JPモルガンとファンド
  は、以下に述べる利益相反を防止し、制限し、軽減するように合理的に設計された方針と手順を採用し
  ています。また、例外が適用されない限り、これらの利益相反を引き起こす行為の多くは法律によって
  制限されているか、または禁止されています。
  この記載は、起きうる潜在的な利益相反の完全な列挙または説明ではなく、またそれを意図したもの

  でもありません。
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                  有価証券報告書(内国投資信託受益証券)
  複数の顧客のための代理行為       一般に、複数の顧客に投資運用サービスを提供して、随時、異なる投資
  アドバイスを異なる顧客に提供する場合、アドバイザーは利益相反に直面します。たとえば、アドバイ
  ザーが運用する資産または口座(以下「他の口座」といいます。)が、ファンドが保有する有価証券と
  同じ有価証券を空売りする場合、空売りが当該有価証券の市場価格が下がる原因となれば、アドバイ
  ザーは空売りを行った他の口座のためにファンドの運用成果を害したとみなされることがあります。さ
  らに、一つ以上の他の口座が、ファンドが投資している金融商品または有価証券の発行体が発行する、
  別の種類の金融商品または有価証券に投資する場合、利益相反が起こることがあります。ある状況で
  は、ファンドが投資している発行体について、他の口座においては異なる投資目的があったり、または
  権利を求めたり実行する可能性があり、これらの活動がファンドに悪い影響を与える可能性がありま
  す。たとえば、ファンドがある発行体の債券を保有し、他の口座が同じ発行体の株式を保有する場合
  に、その発行者が財務上または営業上の難局を経験したときは、ファンド(債券を保有する)は発行体
  の清算を求めるかもしれず、他方で他の口座(株式を保有する)は発行体の再建を選択するかもしれま
  せん。そのうえ、ファンドが投資する発行体は、ファンドからの投資資金を、JPモルガンまたは他の
  口座に対する債務の返済につながる結果になる、借換や資本構成の再編成を行うために使うかもしれま
  せん。そのような借換または再編成の後、当該発行体の業績が向上しなければ、ファンドの運用成績は
  影響を受けますが、他の口座はもはや当該発行体に対し投資していないので、運用成績に影響がありま
  せん。利益相反は、破たんする発行体については大きなものとなります。債務超過、破産、再編または
  類似した手続きに関連して、JPモルガンまたは他の口座が保有する他の権利や行動または立場によっ
  て、ファンドが取ることができる立場または行動が(適用される法、法廷その他によって)制限される
  ことがあります。
  他の口座が保有するポジション(持ち高)により、ファンドが保有するポジションの価値や価格が希

  薄化したり、ファンドが保有するポジションと関連した投資戦略の効果が薄れてしまったり、あるいは
  そのような価値、価格または投資戦略にマイナスの影響を及ぼすこともあります。たとえば、このよう
  な状況は、ファンドのための投資判断が、アドバイザーが異なる投資戦略に従う他の口座のために行
  う、またはアドバイザーの関係会社がその顧客の口座のために行うポートフォリオにおける投資決定の
  ためにも使用される、企業調査等の情報に基づいて行われる場合に生じることがあります。他の口座ま
  たはアドバイザーの関係会社が運用する口座が、ファンドのためのポートフォリオにおける投資決定ま
  たは戦略と類似した、ポートフォリオにおける投資決定または戦略を先だってまたは同時に実行する場
  合、(ポートフォリオにおける投資決定が同じ企業調査の分析またはその他の情報から由来する否かを
  問わず)、市場への影響、流動性の制約または他の要因によりファンドにとって不利な投資結果となる
  可能性があり、そして、そのようなポートフォリオにおける投資決定または戦略を実行する費用は増え
  る可能性があり、あるいはそれ以外にファンドにとって不利な結果となる可能性があります。
  ファンドに適切である投資機会は他の口座にとっても適切である場合があり、ファンドが望むとおり

  に、それらの投資の配分を全てまたは一部分受けられるという保証はありません。アドバイザーは、成
  功報酬またはより高い運用報酬を支払い、かつファンドと同一または類似の運用戦略を採用するかまた
  はファンドとほぼ同様の資産に投資する他の口座を運用しているため、そのことがアドバイザーが(例
  えば、有価証券の取引にあたって)より高い報酬を支払う可能性のある口座を有利に扱う動機となるこ
  とがあります。
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               JPモルガン・アセット・マネジメント株式会社(E06264)
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  また、JPモルガン、その取締役、役員または従業員も、自身の口座またはJPモルガンの自己勘定
  において、有価証券の売買等の取引をすることができます。JPモルガンは、自己の裁量の範囲内で、
  顧客口座のために行ったものと(時点または投資決定もしくは行動の性質を含め)異なる投資決定や投
  資行動を、自己の勘定について行うことができます。さらに、アドバイザーは、JPモルガンまたはそ
  の従業員が自己の口座、アドバイザーの自己勘定口座、アドバイザーの関係会社の自己勘定口座、また
  はアドバイザーの関係会社の顧客口座のために売買した有価証券と同一のものを、アドバイザーの顧客
  口座のために売買する義務を負いません。JPモルガンとその取締役、役員および従業員は、自身の口
  座または自己勘定にとって有利となる、収入を得る等の動機があるため、利益相反に直面します。
  一部のファンド・オブ・ファンズのポートフォリオ・マネージャーは、ファンド・オブ・ファンズと

  類似の運用戦略を採用する単独運用の口座のポートフォリオ・マネージャーであるため、当該ファン
  ド・オブ・ファンズの投資対象ファンドの保有資産の状況を知り、また当該投資対象ファンドの投資戦
  略および投資手法についての知識を有することがあります。したがって、そのようなポートフォリオ・
  マネージャーは、投資先ファンドへの投資配分のタイミングおよび金額の決定、ならびに投資先ファン
  ドの選択にあたって、利益相反に直面します。また、JPモルガンは、ある手数料を免除する場合、そ
  の免除により運用成績が向上する場合に、利益相反に直面します。
  複数の業務機能での行為      JPモルガンは、幅広い各種サービスと金融商品をその顧客に提供する多角

  化された投資サービス提供会社であり、ファンドが現に投資しているか、投資する可能性がある、世界
  的な通貨、株式、商品、債券等の市場への主要な参加者です。JPモルガンには通常これらの活動によ
  り報酬を得ることができますが、ファンドはそのような報酬を得ることはできません。サービスと金融
  商品をファンド以外の顧客に提供する際に、JPモルガンは、一方でファンドのために推奨したり実施
  したことと、他方でJPモルガンの他の顧客のために推奨したり実施したことに関し、随時利益相反に
  直面します。たとえば、JPモルガンは、多数の米国内外の人々および政府と、銀行業務およびその他
  の金融・アドバイス業務にかかる関係があり、そのような関係をさらに発展させようと努めています。
  JPモルガンはまた、世界中で企業の潜在的な買い手と売り手に対し、アドバイスの提供・代理を行っ
  ています。ファンドは、JPモルガンが代理するまたはJPモルガンと銀行業務もしくはその他の金融
  業務の関係がある企業に、投資しているか投資しようとすることがあります。また、JPモルガンのあ
  る顧客は、ファンドを含むJPモルガンが利害関係を持つ法人等に投資することがあります。その顧客
  にサービスを提供する際に、JPモルガンは、ファンドまたはファンドにおける投資と競争関係にある
  か、さもなければ悪影響を与える行動を推奨することがあります。そのような関係がファンドが特定の
  取引を行うのを妨げることがあり、ファンドにおける投資の柔軟性を阻害することもあることも、ご理
  解いただく必要があります。
  JPモルガンは、ファンドに対して投資運用、資産保管、管理、会計処理、受益者管理その他のサー

  ビスを提供することにより補助的利益を得ており、そのようなサービスをファンドに提供することは、
  様々な関係者とJPモルガンの関係を強化し、さらなる事業開発を容易にし、JPモルガンがさらなる
  ビジネスを得て追加の収益を生み出すことを可能とする可能性があります。
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  ファンドに悪影響を与える参加        JPモルガンがある市場へ参加することにより、または特定の顧客の
  ためのJPモルガンの行動により、ファンドが当該市場で取引することが制限され、JPモルガンは関
  係する利益に関して利益相反に直面することがあります。たとえば、ファンドと別のJPモルガンの顧
  客がそれぞれ、ある発行体の資本構成の異なる部分に投資する場合、債務処理の過程で「債務不履行事
  由(イベント・オブ・ディフォルト)」を引き起こすべきかどうか、または、投資からどのように離脱
  するかの決定は、利益相反となることがあります。前記「複数の顧客のための代理行為」もご参照くだ
  さい。
  優遇措置   アドバイザーは、特定のファンドまたは他の口座に関して、他のファンドに関して受領する

  よりも多くの報酬を受領することがあり、または特定の口座における運用成績が一部分反映して算出さ
  れる報酬を受領することがあります。このことは、それらの口座を有利に取り扱う動機をアドバイザー
  とそのポートフォリオ・マネージャーに提供することとなり、利益相反を生じます。実際のまたは潜在
  的な利益相反は、ポートフォリオ・マネージャーが複数の口座またはファンドに運用責任を持っている
  場合にも生じ、例えばそれぞれのファンドまたは口座の運用に向ける時間や注意が不平等になることが
  あります。
  発注の配分と一括     潜在的利益相反は、有価証券取引の発注の一括や、有価証券取引または投資機会の

  配分にあたっても生じます。JPモルガンには、取引または投資する機会を特定の口座またはファンド
  に割り当てようとする動機があるため、一括発注された取引の配分(特に流通量が限られているために
  部分的にしか約定が成立しなかった場合)、および投資する機会の配分においては、潜在的な利益相反
  が生じます。たとえば、JPモルガンには、その運用する口座を有価証券の公募に参加させる動機があ
  りますが、それは当該参加によりJPモルガンへの当該公募における有価証券の全体的な配分を増やす
  こととなり得るためです。また、JPモルガンがあるファンド・オブ・ファンズの運用を行うと共にそ
  の投資先ファンドも運用する場合、ファンド・オブ・ファンズの資産を投資先ファンドに配分するとき
  には、ある種の潜在的利益相反に直面します。たとえば、JPモルガンには、ファンド・オブ・ファン
  ズの資産を、新しい投資先ファンドの設定時の当初資金とするために配分したり、または規模の小さい
  投資先ファンドであってJPモルガンに高い報酬を支払ってくれるもの、もしくはJPモルガンが設定
  時の当初資金を拠出しているものに配分する動機があります。
  総合的持ち高限度     潜在的利益相反は、法律、規制、契約、内部方針等によってJPモルガンに課せら

  れた投資規制のため、JPモルガンが有価証券または他の金融商品のグループ全体での投資における持
  ち高制限を遵守する場合にも生じます。当該制限により、たとえ他の条件ではある有価証券または金融
  商品があるファンドの投資目的に適合していたとしても、そのファンドは当該有価証券または金融商品
  を購入できず、または将来購入できないこととなることがあります。たとえば、特定の種類の有価証券
  に対する関係会社である投資家による投資額合計に対する制限があり、当該制限は追加的な規制当局ま
  たは社内の許可手続きなしには越えることができません。また、ファンドによるオプションの引き受け
  についての制限もあり、当該制限はアドバイザーが他の投資運用顧客のために引き受けるオプションの
  数量によって生じます。ある総所有基準額に達したり、またはある取引を行うことによって、ファンド
  が投資対象を購入もしくは売却し、または権利を行使し商取引を行うことは制限されます。
  ソフトダラー    アドバイザーは、統計情報の提供やその他の企業調査サービスの利用に対し、有価証券

  仲介取引により生じる手数料(いわゆる「ソフトダラー」)を特定のブローカーに支払う場合がありま
  す。統計情報やその他の企業調査は、ファンドのみでなくアドバイザーの他の顧客のために使われるこ
  とがあり、また当該手数料を生じさせた口座以外の口座の運用に関連して使われることもあるので、ア
  ドバイザーは利益相反に直面します。
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  加えて、アドバイザーが統計情報やその他の企業調査サービスを入手するために、顧客口座から生じ
  る売買委託手数料を使用する場合、アドバイザーは自分自身で当該統計情報やその他の企業調査サービ
  スのために費用を捻出して支払う必要がないので、メリットを享受します。その結果、アドバイザー
  は、取引執行のために最低の費用とする目的ではなく、統計情報やその他の企業調査サービスを得るた
  めに、特定のブローカーを選択する動機を持つことがあります。
  一部解約   JPモルガンは、あるファンドに対し、自己資金で大きな資金拠出をしていることがありま

  す。そのようなファンドにおいて、JPモルガンが一部解約をなすべきか、またいつ一部解約をすべき
  かを決定するにあたり、ファンドおよび他の受益者に対する一部解約の影響を検討するとき、JPモル
  ガンは利益相反に直面します。JPモルガンによるファンドの大規模な一部解約は、ファンドが(当該
  一部解約がなければ売却する必要のなかった)保有有価証券の売却をすることにつながり、キャピタ
  ル・ゲインの実現を加速し、取引費用が増えるという結果となるおそれがあります。大規模な一部解約
  は、ファンドの資産を大幅に減らすことがあり、流動性の減少と、(費用負担の上限が適用されるもの
  の)費用負担率の上昇を引き起こします。
  関係会社との取引     ファンドが他のファンドとまたはJPモルガンと、仕切売買または委託売買取引を

  行う場合、ファンドは利益相反の対象となります。
  法律により許される範囲で、ファンドは、JPモルガンと、JPモルガンが自己勘定で自身のために

  行う取引(仕切売買取引)を行うことができ、JPモルガンが取引の売り手・買い手の両当事者にアド
  バイスしつつ両当事者に対するブローカーとなる取引(クロス取引)を行うことができ、またJPモル
  ガンが手数料を受け取る取引(委託売買取引)を行うことができます。仕切売買取引および委託売買取
  引は、JPモルガンのみが単独で取引することにつながります。ファンドのために仕切売買または委託
  売買取引を行う場合、当該取引はJPモルガンに追加の報酬をもたらすため、JPモルガンは利益相反
  に直面します。JPモルガンは、これらの取引にかかわる関係者に対して、忠実義務と責任の分担が矛
  盾する関係になる可能性のある利益相反に直面します。
  そのうえ、アドバイザーの関係会社は、電子コミュニケーション・ネットワークと代替トレーディン

  グ・システム(以下、あわせて「ECN」といいます。)に直接的または間接的な利害関係を有しま
  す。アドバイザーは、最良執行を追及するという信認義務に従って、アドバイザーの関係会社が利害関
  係を持つかまたは持つ可能性のあるECNを通じて、顧客のための取引を執行することがあります。こ
  のような場合、アドバイザーの関係会社は、ECNが請求する取引手数料を、ECNに対する出資割合
  に応じて間接的に得ることになります。
  JPモルガンがメンバーに含まれる有価証券の引受シンジケートが存在するときに、ファンドがその

  有価証券を購入する場合、JPモルガンは利益相反に直面することとなります。それは、JPモルガン
  は通常シンジケートにサービスを提供することにより手数料を受領し、場合によっては、ファンドが有
  価証券を購入する結果として、JPモルガンが直接または間接的に金融取引上の義務から解放されるこ
  とがあるからです。
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  関係会社である業務提供者       ファンドがJPモルガンの関係会社である業務提供者を使用する場合、J
  Pモルガンは利益相反に直面します。それは、関係会社を使用することで、JPモルガンは全体として
  より多額の手数料を受領することとなるからです。関係会社は、ファンドから報酬を得て、投資運用、
  資産保管、管理、会計処理および受益者管理サービスをファンドに対し提供します。同様に、アドバイ
  ザーがファンドのために融資枠を使用するまたは融資枠の条件を交渉すると決定した場合に、当該融資
  枠が関係会社によって提供されると、アドバイザーは利益相反に直面します。また、アドバイザーは、
  JPモルガンが運営するファンド・オブ・ファンズのために、その投資先となるアクティブ運用のファ
  ンドを選ぶ際には、JPモルガン・グループ内のものからのみ選択することとなります。たとえ、当該
  ファンド・オブ・ファンズにとってより適切である可能性があり、または優れた収益を上げている、グ
  ループ関係にはない投資先ファンドがあったとしても、アドバイザーは、グループ関係にはない投資先
  ファンドで利用可能なものについて、検討や調査はしません。サービスをファンドに提供するJPモル
  ガンの関係会社は、ファンドがJPモルガンが運営するファンド・オブ・ファンズの投資先ファンドに
  含まれる場合、更に報酬を得ることにより利益を得ることとなります。
  議決権行使    アドバイザーがファンドが保有する有価証券について議決権を行使する場合、潜在的利益

  相反が生じることがあります。議決権行使が、(JPモルガンの持株会社である)JPモルガン・
  チェース・アンド・カンパニーの株式またはファンドの受益権について行われる場合、あるいは議決権
  行使についての管理者が、当該議決権行使にかかる議案について、JPモルガンの関係会社が投資銀行
  として関与しているかまたは公正意見書を提供していることを表明している場合、利益相反が存在する
  とみなされます。そのような利益相反が確認される場合、議決権行使は、独立した第三者によって、ア
  ドバイザーの議決権行使ガイドラインに従うか、当該第三者自身のガイドラインを使用して、行使され
  ます。アドバイザーがファンドの資産を、アドバイザーの顧客でもある企業の有価証券に投資する場
  合、またはアドバイザーまたはその関係会社と重要な取引関係がある企業の有価証券に投資する場合
  で、当該企業の経営陣に反対する議決権行使が当該企業とアドバイザーまたはその関係会社との取引関
  係を損ねるか影響する可能性があるとき、潜在的利益相反が起きることがあります。
  融資  JPモルガンは、ファンド間の融資またはJPモルガン・チェース銀行が提供する与信枠に関し

  て利益相反に直面します。そのような融資や与信枠の提供は、JPモルガンが1つのファンドの利益ま
  たはJPモルガン自身の利益を、他のファンドの利益より優先した場合、貸し手または借り手となる
  ファンドを害することがあります。ファンドが有価証券貸出取引を実施する場合、アドバイザーの関係
  会社が有価証券貸出において業務提供者の役割を担う場合、あるいは有価証券貸出取引の一環で報酬を
  受領する場合、アドバイザーは利益相反に直面します。
  個人の取引    JPモルガンとその取締役、役員、代理人または従業員のいずれかが、自身の口座で有価

  証券取引を行った場合、利益相反に直面します。それは、ファンドが取引するものと同じ有価証券を取
  引することで利益を得る可能性があり、それによりファンドには不利な影響を引き起こすことがあるか
  らです。
  評価  アドバイザーは、ファンドの資産評価方針に従ってファンド内の有価証券と資産を評価します。

  アドバイザーは、場合によっては、その関係会社が同様の資産について行った評価とは異なる評価をす
  ることがあります。その理由には、当該関係会社が、アドバイザーとは共有しない評価技法・モデル等
  に関する情報を持っていることが含まれます。このようなことは、特に、市場の相場が容易に入手でき
  ない、または市場相場が値付け時の価値を表していない(例えば新興企業のもの)有価証券その他の資
  産について、公正価値の算出を行った場合に生じます。アドバイザーが運用会社等として受領する報酬
  金額に影響を与えるため、アドバイザーは資産の評価に際しても利益相反に直面します。
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  情報アクセス    JPモルガンの様々な他の事業の結果、関係会社は随時、ある市場と投資に関する情報
  を入手することがあります。当該情報は、アドバイザーが知ったとしたら、ファンドが保有する投資資
  産を処分、保持または追加するようになるようなものであり、またはファンドのために持ち高を持ちた
  くなるようなものです。しかし、JPモルガン内部の情報隔壁により、それがファンドの運用に関係す
  るとしても、アドバイザーはそのような情報に触れることを制限されます。そのような関係会社は、ア
  ドバイザーが利用できない情報に基づいても、ファンドとは異なる形で取引することができます。
  アドバイザーが有価証券の発行体に関していわゆるインサイダー情報を入手するか、入手したとみな

  された場合、当該情報が公開されるか重要とはみなされなくなるまで、アドバイザーはその発行体の有
  価証券を、ファンドを含む顧客のために購入・売却することを制限されます。(そのような発行体に
  は、ファンド・オブ・ファンズの投資先ファンドを含むことがあります。)
  贈答・接待    アドバイザーの従業員は、時折、顧客、ブローカー等の仲介者またはファンドもしくはア

  ドバイザーの業務提供者から、贈答・接待を受けることがあります。そのような贈答・接待は、アドバ
  イザーの従業員の判断または従業員が業務を行う方法に影響を及ぼし、または影響を及ぼすことがある
  と見られる可能性があります。
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  4【手数料等及び税金】
  (1)【申込手数料】

   ① 発行価格に販売会社が定める手数料率を乗じて得た額とします。ただし、有価証券届出書提出
   日現在、販売会社における手数料率は、3.85%(税抜3.50%)が上限となっています。
      *
     申込手数料   の詳細(具体的な手数料率、徴収時期、徴収方法)については、販売会社にお問
   い合わせください。
   * 購入時における当ファンド・投資環境についての説明・情報提供、事務手続き等の対価として、販売会社に
   支払われます。
   ② 自動けいぞく投資契約に基づいて収益分配金を再投資する場合は、無手数料とします。
     販売会社に関しては、以下の照会先までお問い合わせください。
      照会先:
       JPモルガン・アセット・マネジメント株式会社
       TEL:03-6736-2350(受付時間は営業日の午前9時~午後5時)
       HPアドレス:https://www.jpmorganasset.co.jp/
    当ファンドによるマザーファンドの受益証券の取得申込時に、申込手数料はかかりません。
  (2)【換金(解約)手数料】

    当ファンドの受益権の換金時に、換金手数料はかかりません。
    当ファンドによるマザーファンドの受益証券の換金時に、換金手数料はかかりません。
  (3)【信託報酬等】

    委託会社および受託会社の信託報酬の総額は、当ファンドの計算期間を通じて毎日、前営業日の
   信託財産の純資産総額に対し年率1.584%(税抜1.44%)を乗じて得た額とします。
    委託会社は、収受した信託報酬から販売会社に対し、委託会社が販売会社に委託した業務に対す
   る報酬を支払います。その結果、実質的な信託報酬の配分は、次のとおりとなります。
        委託会社     販売会社     受託会社
        年率0.77%     年率0.77%     年率0.044%
       (税抜0.70%)     (税抜0.70%)     (税抜0.04%)
   信託報酬の配分
      投資判断、受託会社に対する     受益者の口座管理業務、収益     信託財産の記帳・保管・管理
   (純資産総額に
      指図等の運用業務、目論見     分配金・換金代金・償還金の     業務、委託会社からの指図の
    対し)
      書、運用報告書等の開示資料     支払い業務、交付運用報告書     執行業務、信託財産の計算業
      作成業務、基準価額の計算業     の交付業務、購入後の投資環     務、およびこれらに付随する
      務、およびこれらに付随する     境等の情報提供業務、および     業務の対価
      業務の対価     これらに付随する業務の対価
             *
   委託会社の受ける報酬には、運用委託先への報酬          (信託財産の純資産総額に対し年率0.35%)
                  *
   が含まれています。また、運用委託先への報酬には、運用再委託先への報酬               (信託財産の純資産
   総額に対し年率0.0875%)が含まれています。
   * 投資判断等の運用業務およびこれに付随する業務の対価として運用委託先および運用再委託先に支払われま
   す。
    信託報酬は、毎日費用計上し、毎計算期間終了日および信託終了日の翌営業日に信託財産中から
   支弁されます。
    マザーファンドにおいては、信託報酬はかかりません。
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  (4)【その他の手数料等】
  1 以下の費用等を信託財産で負担します。
                   *
   ① 有価証券取引、先物取引およびオプション取引にかかる費用(売買委託手数料)                 ならびに外
        *
   国為替取引にかかる費用     が実費でかかります。なお、手数料相当額が取引の価格に織り込まれ
   ていることがあります。
   * 当該取引等の仲介業務およびこれに付随する業務の対価として証券会社等に支払われます。
        *
   ② 外貨建資産の保管費用      が実費でかかります。
   * 当該資産の保管業務の対価として受託会社の委託先である保管銀行等に支払われます。
   ③ 信託財産に関する租税、信託事務の処理に関する諸費用、受託会社の立替えた立替金の利息お
   よび借入金の利息が実費でかかります。なお、インドネシアの税制にしたがって、インドネシア
   国内で決済される債券取引による売却益に対してキャピタル・ゲイン税が課されます。当該キャ
   ピタル・ゲイン税は、該当する債券取引(売却)の際に発生し、その課税額は期間按分等の調整
   を行うことなく税額が確定次第、速やかに全額が費用計上されます。
   ④ 仕組債に投資する場合、その発行体が発行に関連する費用を発行価格に転嫁している場合があ
   ります。この場合、当ファンドは間接的に当該費用を負担することとなります。
   ⑤ 投資信託もしくは外国投資信託の受益証券、投資証券、または外国投資証券(以下総称して
   「投資信託証券」といいます。)に投資する場合には、当該投資信託証券にかかる投資信託、外
   国投資信託、投資法人または外国投資法人内において発生する、以下のような費用が間接的に当
   ファンドの負担となります。
   (a)運用報酬
   (b)運用に付随して発生する費用
   (c)法人の運営のための各種の費用(投資法人および外国投資法人のみ)
    投資信託証券の銘柄によってはこれら以外の費用がかかる場合があります。
    マザーファンドにおいても、前記①から⑤までの費用等を負担します。

  2 委託会社は、当ファンドの目論見書の印刷に要する実費相当額について、原則として、当ファン

   ドの信託財産中から支弁を受けるものとします。(ただし、信託約款第36条第3項に規定する場合
   を除きます。)
    委託会社は、当該実費相当額の支弁を、毎計算期間終了日および信託終了日の翌営業日以降、当
   ファンドの信託財産中から受けるものとします。当該実費相当額は、計算期間を通じて所定の額を
   毎日費用計上するものとします。(詳細については信託約款第36条第4項および第5項をご参照く
   ださい。)
   前記1の費用等は、当ファンドおよびマザーファンドの運用状況、保有銘柄、投資比率等により変

  動し、事前に確定しておらず、また、銘柄ごとに種類、金額および算出方法が異なり、費用等の概要
  を適切に記載することが困難なことから、具体的な種類、金額および計算方法を記載していません。
  また、前記2の実費相当額は、実際にかかる費用が目論見書ごとに異なることから、具体的に記載し
  ていません。さらに、前記1および2の費用等の合計額は、受益者が当ファンドの受益権を保有する
  期間その他の要因により変動し、表示することができないことから、記載していません。当該費用等
  は、認識された時点で、当ファンドおよびマザーファンドの計理基準にしたがい信託財産に計上され
  ます。当該費用等は、当ファンドにおいて間接的にご負担いただきます。
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     *
  3 監査費用   を信託財産で負担します。
   * 信託財産の財務諸表の監査業務の対価として監査法人に支払われます。
    委託会社は、当ファンドの監査費用の支払いを信託財産のために行うことができます。この場
   合、委託会社が支払った実額に代えて、信託財産の純資産総額に年率0.022%(税抜0.02%)を乗
   じて得た額(ただし、年間330万円(税抜300万円)を上限とします。)を当該監査費用とみなし、
   委託会社は、そのみなし額の支弁を、毎計算期間終了日および信託終了日の翌営業日以降に、信託
   財産中から受けるものとします。委託会社が信託財産から支弁を受ける金額については、計算期間
   を通じて毎日費用計上するものとします。
  (5)【課税上の取扱い】

    日本の居住者(法人を含みます。)である受益者に対する課税については、以下のような取扱い
   となります。
    なお、税法が改正された場合には、以下の内容が変更になることがあります。以下の税制は2020
   年1月末現在適用されるものです。
  ① 個別元本について

       *
    追加型の株式投資信託      については、受益者毎の信託時の受益権の価額等(申込手数料および当
   該申込手数料にかかる消費税等は含まれません。)が当該受益者の元本(個別元本)にあたりま
   す。
   * 「株式投資信託」とは、信託約款上において債券以外の組入れが可能な投資信託をいいます。当ファンド
   は、主に債券に投資するマザーファンドを主要投資対象としますが、信託約款上は債券以外の組入れが可能な
   ため、課税上は株式投資信託の扱いとなります。
    受益者が同一ファンドの受益権を複数回取得した場合、個別元本は、当該受益者が追加信託を行
   う都度当該受益者の受益権口数で加重平均することにより算出されます。
    ただし、同一販売会社であっても、「一般コース」と「自動けいぞく投資コース」の両コースで
   取得する場合にはそれぞれ別個に、個別元本が計算される場合があります。また、同一販売会社で
   あっても複数支店等で同一ファンドを取得する場合は当該支店等毎に個別元本の算出が行われる場
   合があります。
    受益者が元本払戻金(特別分配金)を受け取った場合、収益分配金発生時にその個別元本から当
   該元本払戻金(特別分配金)を控除した額が、その後の当該受益者の個別元本となります。(「元
   本払戻金(特別分配金)」については、後記「②収益分配金の課税について」をご参照くださ
   い。)
  ② 収益分配金の課税について

    追加型の株式投資信託の収益分配金には、課税扱いとなる「普通分配金」と、非課税扱いとなる
   「元本払戻金(特別分配金)」(受益者毎の元本の一部払戻しに相当する部分)の区分がありま
   す。
    受益者が収益分配金を受け取る際、当該収益分配金落ち後の基準価額が当該受益者の個別元本と
   同額の場合または当該受益者の個別元本を上回っている場合には、当該収益分配金の全額が普通分
   配金となります。また、当該収益分配金落ち後の基準価額が当該受益者の個別元本を下回っている
   場合には、その下回る部分の額が元本払戻金(特別分配金)となり、当該収益分配金から当該元本
   払戻金(特別分配金)を控除した額が普通分配金となります。
    なお、受益者が元本払戻金(特別分配金)を受け取った場合、収益分配金発生時にその個別元本
   から当該元本払戻金(特別分配金)を控除した額が、その後の当該受益者の個別元本となります。
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  ③ 法人、個人別の課税の取扱について
  (a)個人の受益者に対する課税
  (イ)収益分配金
   収益分配金のうち課税扱いとなる普通分配金については配当所得となり、税率は20.315%(所
              *
   得税15%、復興特別所得税0.315%および地方税5%)           となります。なお、収益分配金のうち課
   税対象となるのは普通分配金のみであり、元本払戻金(特別分配金)は課税されません。
   原則として、源泉徴収による申告不要制度が適用されます。また、確定申告を行い、申告分離
   課税もしくは総合課税のいずれかを選択することもできます。
   * 2037年12月31日までの税率です。
  (ロ)一部解約時・償還時
          *1
   解約価額および償還価額から取得費        を控除した差益は譲渡所得等として、申告分離課税と
   なり、確定申告を行うことが必要となります。税率は20.315%(所得税15%、復興特別所得税
        *2
   0.315%および地方税5%)      となります。当該控除結果がマイナスの場合は「差損」となり、
   損益通算の対象となります。(損益通算については後記(ハ)損益通算についてをご参照くださ
   い。)
   前記にかかわらず、販売会社において源泉徴収ありの特定口座をご利用の場合確定申告は不要
                  *2
   となり、20.315%(所得税15%、復興特別所得税0.315%および地方税5%)                の税率で源泉徴
   収されます。
   *1 「取得費」とは、個別元本に申込手数料および当該申込手数料にかかる消費税等を加算した額をいいま
    す。
   *2 2037年12月31日までの税率です。
  (ハ)損益通算について
       *1
   公募株式投資信託    (当ファンドを含みます。以下同じ。)の配当所得および譲渡所得、な
        *2
   らびにその他の上場株式等      の利子所得、配当所得および譲渡所得の各所得間において損益通
   算が可能です。また、ある年における損益通算の結果、譲渡益等から控除しきれない損失がある
   場合は、その翌年以降3年間当該損失を繰越して、同様の損益通算において控除の対象とするこ
   とができます。損益通算の条件等については、税務専門家(税務署等)または販売会社にご確認
   ください。
   *1 「公募株式投資信託」とは、不特定多数の投資者を対象に販売することを目的として設定され、信託約
    款上において債券以外の組入れが可能である投資信託をいいます。
   *2 「上場株式等」とは、上場株式、上場特定株式投資信託(ETF)、上場特定不動産投資信託(REI
    T)および公募株式投資信託ならびに特定公社債および公募公社債投資信託等をいいます。詳しくは税務
    専門家(税務署等)にお問い合わせください。
  (ニ)少額投資非課税制度について
   公募株式投資信託は、税法上の少額投資非課税制度である「NISA」および「ジュニアNI
   SA」の適用対象です。毎年、NISAをご利用の場合は年間120万円の範囲で、またジュニア
   NISAをご利用の場合は年間80万円の範囲で、新たに取得した公募株式投資信託等から生じる
   配当所得および譲渡所得が5年間非課税となります。ご利用になれるのは、その年の1月1日現
   在、NISAをご利用の場合は満20歳以上の方、ジュニアNISAをご利用の場合は満20歳未満
   の方で、販売会社で非課税口座を開設する等、一定の条件に該当する方が対象となります。な
   お、少額投資非課税制度をご利用の場合、非課税口座で生じた配当所得および譲渡所得を、非課
   税口座以外で生じた配当所得および譲渡所得と損益通算することはできません。詳しくは販売会
   社にご確認ください。
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  (b)法人の受益者に対する課税
   法人の受益者が支払いを受ける収益分配金のうち課税扱いとなる普通分配金ならびに一部解約
   時および償還時の個別元本超過額については、15.315%(所得税15%および復興特別所得税
     *
   0.315%)  の税率で源泉徴収され法人の受取額となります。なお、地方税の源泉徴収はありませ
   ん。また、元本払戻金(特別分配金)は課税されません。益金不算入制度は適用されません。
   * 2037年12月31日までの税率です。
   ※ 外国税額控除の適用となった場合には、収益分配時の税金が前記と異なる場合があります。

   ※ 課税上の取扱いの詳細については、税務専門家(税務署等)に確認することをお勧めします。
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  5【運用状況】
  (1)【投資状況】
                 (2020年1月10日現在)
               時価合計(円)    投資比率(%)
     資産の種類      国/地域
               4,342,948,988     100.02
  親投資信託受益証券          日本
  現金・預金・その他の資産(負債控除後)          -    △750,408    △0.02
     合計(純資産総額)          4,342,198,580     100.00
   (注)投資比率とは、当ファンドの純資産総額に対する当該資産の時価比率をいいます。投資比率は四捨五入です。
   親投資信託は、全て「GIMインドネシア債券マザーファンド(適格機関投資家専用)」です(以下同じ)。
  (参考)GIMインドネシア債券マザーファンド(適格機関投資家専用)

                 (2020年1月10日現在)
               時価合計(円)    投資比率(%)
     資産の種類      国/地域
               3,868,446,355     89.08
  国債証券         インドネシア
               363,508,135    8.37
  社債券         イギリス
  現金・預金・その他の資産(負債控除後)          -   110,847,046    2.55
     合計(純資産総額)          4,342,801,536     100.00
   (注1)投資比率とは、マザーファンドの純資産総額に対する当該資産の時価比率をいいます。投資比率は四捨五入で
    す。
   (注2)上記の「国/地域」は、マザーファンドが保有する有価証券の発行地または上場取引所の国/地域を表していま
    す。具体的な投資対象については、「第1ファンドの状況 1 ファンドの性格 (1)ファンドの目的及び
    基本的性格 (ニ)ファンドの特色」をご参照ください。
  (2)【投資資産】

   ①【投資有価証券の主要銘柄】
                 (2020年1月10日現在)
             帳簿価額  帳簿価額  評価額  評価額  投資
  順
   国/
             単価  金額  単価  金額  比率
    種類   銘柄名    口数
  位
   地域
             (円)  (円)  (円)  (円)  (%)
     GIMインドネシア債券マザーファ
   親投資信託
  日本
  1        3,036,177,984  1.4062 4,269,475,842  1.4304 4,342,948,988  100.02
   受益証券
     ンド(適格機関投資家専用)
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   (参考)GIMインドネシア債券マザーファンド(適格機関投資家専用)
                 (2020年1月10日現在)
          帳簿価額  帳簿価額  評価額  評価額    投資
                  利率
  順 投資国
   国/
           単価  金額  単価  金額    比率
     種類 銘柄名  券面総額           償還期限
  位 /地域
   地域               (%)
           (円)  (円)  (円)  (円)    (%)
     INDON 6.625%
  インド インド 国債
  1      119,077,000,000   0.72 866,768,627  0.73 873,203,072  6.625 2033/5/15  20.11
  ネシア ネシア 証券
     MAY33 FR65
     INDON 8.25%
  インド インド 国債
  2      95,401,000,000   0.81 779,548,855  0.81 782,118,863  8.25 2021/7/15  18.01
  ネシア ネシア 証券
     JUL21 FR53
     INDON 8.25%
  インド インド 国債
  3      89,100,000,000   0.83 742,723,611  0.84 748,924,882  8.25 2032/6/15  17.25
  ネシア ネシア 証券
     JUN32 FR58
     INDON 9.5%
  インド インド 国債
  4      63,110,000,000   0.91 578,275,226  0.91 579,940,447  9.5 2031/7/15  13.35
  ネシア ネシア 証券
     JUL31 FR54
     INDON 6.125%
  インド インド 国債
  5      72,984,000,000   0.73 537,349,298  0.74 544,573,765  6.125 2028/5/15  12.54
  ネシア ネシア 証券
     MAY28 FR64
     STCH 10.5% IDR
  イギリ インド 社債
  6      36,000,000,000   0.99 359,245,832  1.00 363,508,135  10.5 2030/8/15  8.37
  ス ネシア 券
     AUG30 CLN
     INDON 5.625%
  インド インド 国債
  7      36,030,000,000   0.77 278,215,590  0.77 280,040,113  5.625 2023/5/15  6.45
  ネシア ネシア 証券
     MAY23 FR63
     INDON 12.8%
  インド インド 国債
  8      6,884,000,000   0.86 59,517,412  0.86 59,645,213  12.8 2021/6/15  1.37
  ネシア ネシア 証券
     JUN21 FR34
   (注)上記の「国/地域」は、マザーファンドが保有する有価証券の発行地または上場取引所の国/地域を表していま
   す。なお、「投資国/地域」は、「第1ファンドの状況 1 ファンドの性格 (1)ファンドの目的及び基本
   的性格 (ニ)ファンドの特色」の記載に基づき、どこの国への投資であるかを委託会社が分類し、記載したも
   のです。そのため、有価証券の発行地と実質的な事業活動が行われている地域が異なる場合等には、上記の
   「国/地域」と「投資国/地域」における国/地域名が異なる場合があります。
  種類別投資比率

                 (2020年1月10日現在)
                投資比率(%)

        種類
                 100.02

  親投資信託受益証券
  (参考)GIMインドネシア債券マザーファンド(適格機関投資家専用)

                 (2020年1月10日現在)
                投資比率(%)
        種類
                 89.08
  国債証券
                  8.37
  社債券
   ②【投資不動産物件】

   該当事項はありません。
   ③【その他投資資産の主要なもの】

   該当事項はありません。
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  (3)【運用実績】
   ①【純資産の推移】
    2020年1月10日および同日前1年以内における各月末ならびに下記特定期間末の純資産の推移
   は次の通りです。
                1口当たり   1口当たり
          純資産総額   純資産総額
                純資産額   純資産額
          (百万円)   (百万円)
    期   年月日
                 (円)   (円)
          (分配落)   (分配付)
                (分配落)   (分配付)
      (2012年12月6日)      4,021   4,036  1.1025   1.1065
  第1特定期間末
      (2013年6月6日)     36,580   36,718   1.0642   1.0682
  第2特定期間末
      (2013年12月6日)     19,344   19,446   0.7585   0.7625
  第3特定期間末
      (2014年6月6日)     15,216   15,293   0.7928   0.7968
  第4特定期間末
      (2014年12月8日)     14,534   14,597   0.9174   0.9214
  第5特定期間末
      (2015年6月8日)     10,984   11,035   0.8520   0.8560
  第6特定期間末
  第7特定期間末    (2015年12月7日)      8,251   8,292  0.7890   0.7930
  第8特定期間末    (2016年6月6日)      6,663   6,699  0.7295   0.7335
  第9特定期間末    (2016年12月6日)      6,320   6,353  0.7620   0.7660
  第10特定期間末    (2017年6月6日)      5,867   5,898  0.7794   0.7834
      (2017年12月6日)      5,759   5,788  0.8026   0.8066
  第11特定期間末
      (2018年6月6日)      4,944   4,971  0.7217   0.7257
  第12特定期間末
      (2018年12月6日)      4,525   4,552  0.6842   0.6882
  第13特定期間末
      (2019年6月6日)      4,265   4,291  0.6506   0.6546
  第14特定期間末
      (2019年12月6日)      4,309   4,334  0.6890   0.6930
  第15特定期間末
            4,325    -  0.6582   -
      2019年1月末日
            4,516    -  0.6877   -
      2019年2月末日
            4,477    -  0.6836   -
      2019年3月末日
            4,510    -  0.6880   -
      2019年4月末日
            4,262    -  0.6506   -
      2019年5月末日
            4,463    -  0.6801   -
      2019年6月末日
            4,521    -  0.6952   -
      2019年7月末日
            4,311    -  0.6614   -
      2019年8月末日
            4,357    -  0.6719   -
      2019年9月末日
            4,462    -  0.6996   -
      2019年10月末日
            4,371    -  0.6958   -
      2019年11月末日
            4,338    -  0.6993   -
      2019年12月末日
            4,342    -  0.7011   -
      2020年1月10日
   (注)純資産総額(分配付)および1口当たり純資産額(分配付)は特定期間末日のものです。
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   ②【分配の推移】
      1口当たり分配金(円)
    期
        0.0240
  第1特定期間
        0.1760
  第2特定期間
        0.0240
  第3特定期間
        0.0240
  第4特定期間
        0.0240
  第5特定期間
        0.0240
  第6特定期間
  第7特定期間      0.0240
  第8特定期間      0.0240
  第9特定期間      0.0240
  第10特定期間      0.0240
        0.0240
  第11特定期間
        0.0240
  第12特定期間
        0.0240
  第13特定期間
        0.0240
  第14特定期間
        0.0240
  第15特定期間
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   ③【収益率の推移】
       収益率(%)
    期
        12.65
  第1特定期間
        12.49
  第2特定期間
        △26.47
  第3特定期間
        7.69
  第4特定期間
        18.74
  第5特定期間
        △4.51
  第6特定期間
  第7特定期間     △4.58
  第8特定期間     △4.50
  第9特定期間      7.75
  第10特定期間      5.43
        6.06
  第11特定期間
        △7.09
  第12特定期間
        △1.87
  第13特定期間
        △1.40
  第14特定期間
        9.59
  第15特定期間
   (注)収益率とは特定期間末の基準価額(分配落)から当該特定期間の直前の特定期間末の基準価額(分配落)(以下
   「前特定期間末基準価額」といいます。)を控除した額に特定期間中の分配金累計額を加算して得た額を前特定
   期間末基準価額で除したものです。
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  (4)【設定及び解約の実績】
   下記特定期間中の設定および解約の実績ならびに当該特定期間末の残存口数は次の通りです。
       設定口数(口)     解約口数(口)     残存口数(口)
    期
       4,371,423,261      723,406,702     3,648,016,559
  第1特定期間
       34,483,921,708     3,759,456,074     34,372,482,193
  第2特定期間
       4,233,765,412     13,100,957,137     25,505,290,468
  第3特定期間
       705,883,332     7,017,982,994     19,193,190,806
  第4特定期間
       1,046,289,912     4,395,607,181     15,843,873,537
  第5特定期間
       1,067,250,472     4,018,920,714     12,892,203,295
  第6特定期間
  第7特定期間     246,104,787     2,680,563,731     10,457,744,351
  第8特定期間     229,590,603     1,553,118,211     9,134,216,743
  第9特定期間     258,723,410     1,097,894,692     8,295,045,461
  第10特定期間     654,515,327     1,420,500,571     7,529,060,217
       696,474,185     1,049,431,001     7,176,103,401
  第11特定期間
       330,209,742     655,087,788     6,851,225,355
  第12特定期間
       267,523,840     503,952,173     6,614,797,022
  第13特定期間
       261,625,371     320,054,011     6,556,368,382
  第14特定期間
       193,097,941     494,228,143     6,255,238,180
  第15特定期間
   (注1)第1特定期間の設定口数には、当初申込期間中の設定口数を含みます。
   (注2)設定口数、解約口数は、全て本邦内におけるものです。
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  <参考情報>
  最新の運用実績は、委託会社ホームページ(https://www.jpmorganasset.co.jp/)、または販売会社でご確認いただけます。
  過去の実績を示したものであり、将来の成果を示唆・保証するものではありません。
    基準日    2020年1月10日      設定日     2012年6月18日

   純資産総額     43億円     決算回数     年12回
               分配の推移
  基準価額・純資産の推移
                期   年月   円
                87期  2019年9月
                      40
                88期  2019年10月
                      40
                89期  2019年11月
                      40
                90期  2019年12月
                      40
                91期  2020年1月
                      40
                  設定来累計
                     5,160
               *分配金は税引前1万口当たりの金額です。
  *分配金再投資基準価額は、税引前の分配金を分配時にファンドへ再投資したとみなして算
  出したものです。
  *分配金再投資基準価額は、1万口当たり、信託報酬控除後です。
  通貨別構成状況          種類別構成状況
    通貨           種類
        投資比率※1           投資比率※1
  インドネシアルピア          国債証券
          97.5%           89.1%
            社債券
                     8.4%
  組入上位銘柄

  年間収益率の推移




  *年間収益率(%)={(年末営業日の基準価額+その年に支払われた税引前の分配金)÷前年末営業日の基準価額-1}×100



  *2012年の年間収益率は設定日から年末営業日、2020年の年間収益率は前年末営業日から2020年1月10日までのものです。
  *ベンチマークは設定していません。
  *クレジット・リンク債(CLN)は、信用リスクを別の債券の信用に結びつけた債券をいいます。
  *当ページにおける「ファンド」は、JPMインドネシア債券ファンド(毎月決算型)です。
   運用実績において、金額は表示単位以下を切捨て、投資比率および収益率は表示単位以下を四捨五入して記載しています。
  ※1 ファンドはマザーファンドを通じて投資を行うため、マザーファンドの投資銘柄をファンドが直接保有しているものとみなし、ファンドの
   純資産総額に対する投資比率として計算しています。
  ※2 「投資国/地域」は、「第1ファンドの状況 1 ファンドの性格 (1)ファンドの目的及び基本的性格 (ニ)ファンドの特色」の記
   載に基づき、どこの国への投資であるかを委託会社が分類し、記載したものです。なお、クレジット・リンク債は連動先債券の国情報に基
   づき分類しています。
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  第2【管理及び運営】
  1【申込(販売)手続等】

  ① 申込方法

    申込期間中の毎営業日に販売会社において、販売会社所定の方法で当ファンドの受益権の取得申
   込みの受付が行われます。
    ただし、英国ロンドン市の銀行またはインドネシアの銀行もしくは証券取引所のいずれかの休業
   日には、取得申込みの受付は行いません。
    取得申込みの受付を行わない日(申込受付中止日)については、販売会社にお問い合わせくださ
   い。
  ② 申込価格

    取得申込日の翌営業日の基準価額とします。
    取得申込みには申込手数料を要します。
  ③ 申込単位

    販売会社が定める単位とします。
    ただし、「自動けいぞく投資コース」において収益分配金を再投資する場合は、1円以上1円単
   位とします。
  ④ 受渡方法

  (a)取得申込代金の支払いについて
     投資者は、申込みの販売会社が定める日までに取得申込代金を当該販売会社に支払うものとし
   ます。
  (b)受益権の引渡しについて
     当ファンドの受益権は振替受益権のため、申込みの販売会社が、取得申込代金の支払いと引き
   換えに振替機関等の口座に投資者にかかる受益権口数の増加を記載または記録することにより、
   受益権の引渡しが行われます。当該口座は、当該投資者が販売会社に取得申込みと同時にまたは
   あらかじめ申し出た口座とします。なお、委託会社は、追加信託により分割された受益権につい
   て、振替機関等の振替口座簿への新たな記載または記録をするため社振法に定める事項の振替機
   関への通知を行うものとします。振替機関等は、委託会社から振替機関への通知があった場合、
   社振法の規定にしたがい、その備える振替口座簿への新たな記載または記録を行います。受託会
   社は、追加信託により生じた受益権については追加信託のつど、振替機関の定める方法により、
   振替機関へ当該受益権にかかる信託を設定した旨の通知を行います。
  ⑤ 受付時間

    原則として午後3時までとします。ただし、販売会社によっては受付時間が異なる場合がありま
   す。詳しくは、販売会社にお問い合わせください。
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  ⑥ 申込みの中止
    有価証券が取引される市場における取引の停止、外国為替取引の停止その他やむを得ない事情
   (予測不可能な事態等が起きた場合を含みます。)により、基準価額が確定できない事情があると
   きは、取得申込みの受付が中止される場合があります。その場合には、投資者は当該受付中止以前
   に行った当日の取得申込みを撤回できます。ただし、投資者がその取得申込みを撤回しない場合に
   は、その取得申込みは当該事情が解消した後の最初の基準価額の計算日にその取得申込みを受付け
   たものとして取扱うこととします。
  ⑦ 申込取扱場所

    申込期間中、販売会社において申込みを取扱います。
    販売会社に関しては、以下の照会先までお問い合わせください。

    照会先:
     JPモルガン・アセット・マネジメント株式会社
     TEL:03-6736-2350(受付時間は営業日の午前9時~午後5時)
     HPアドレス:https://www.jpmorganasset.co.jp/
  2【換金(解約)手続等】

  ① 換金方法

    原則として毎営業日に販売会社にて解約請求により受付けます。
    ただし、英国ロンドン市の銀行またはインドネシアの銀行もしくは証券取引所のいずれかの休業
   日には、換金申込みの受付は行いません。
    換金申込みの受付を行わない日(申込受付中止日)については、販売会社にお問い合わせくださ
   い。
  ② 換金価格

    換金申込日の翌営業日の基準価額とします。
   (課税については、「第1ファンドの状況 4手数料等及び税金(5)課税上の取扱い」をご参照ください。)
    換金価格は、毎営業日に計算され、販売会社に問い合わせることにより知ることができます。
    販売会社に関しては、前記「1申込(販売)手続等 ⑦申込取扱場所」の照会先までお問い合わ
   せください。
    換金時に手数料はかかりません。
  ③ 換金単位

    販売会社が定める単位とします。
  ④ 受渡方法

  (a)換金代金の支払いについて
     原則として換金申込日から起算して5営業日目から、販売会社の本・支店等において支払いま
   す。
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  (b)受益権の引渡しについて
     当ファンドの受益権は振替受益権のため、換金申込みを行う受益者は、その口座が開設されて
   いる振替機関等に対して当該受益者の申込みにかかる当ファンドの一部解約の通知を委託会社が
   行うのと引き換えに、販売会社を通じて当該一部解約にかかる受益権の口数と同口数の抹消の申
   請を行うものとし、社振法の規定にしたがい当該振替機関等の口座において当該口数の減少を記
   載または記録することにより、受益権の引渡しが行われます。なお、換金申込みは振替受益権を
   もって行うものとします。
  ⑤ 受付時間

    原則として午後3時までとします。ただし、販売会社によっては受付時間が異なる場合がありま
   す。詳しくは、販売会社にお問い合わせください。
  ⑥ 換金の中止

    有価証券が取引される市場における取引の停止、外国為替取引の停止その他やむを得ない事情
   (予測不可能な事態等が起きた場合を含みます。)により、基準価額が確定できない事情があると
   きは、換金申込みの受付が中止される場合があります。その場合には、受益者は当該受付中止以前
   に行った当日の換金申込みを撤回できます。ただし、受益者がその換金申込みを撤回しない場合に
   は、その換金申込みは当該事情が解消した後の最初の基準価額の計算日にその換金申込みを受付け
   たものとして取扱うこととします。
  3【資産管理等の概要】

  (1)【資産の評価】

    受益権1口当たりの純資産価額(基準価額)は、原則として各営業日に委託会社が計算します。
   受益権1口当たりの純資産価額は、信託財産に属する資産(受入担保金代用有価証券を除きま
   す。)を法令および一般社団法人投資信託協会規則にしたがって時価評価して得た信託財産の資産
   総額から負債総額を控除した金額を、計算日における受益権総口数で除した金額をいいます。な
   お、便宜上1万口当たりに換算した価額で表示することがあります。
    信託財産に属する外貨建資産の円換算は、原則として、わが国における計算日の対顧客電信売買
   相場の仲値によって計算し、外国為替予約の評価は、原則として、わが国における計算日の対顧客
   先物売買相場の仲値によって計算します。
    受益権1万口当たりの基準価額は、販売会社に問い合わせることにより知ることができます。ま
   た、受益権1万口当たりの基準価額は、原則として計算日の翌日付の日本経済新聞朝刊に掲載され
   ます。
   販売会社に関しては、以下の照会先までお問い合わせください。
    照会先:
     JPモルガン・アセット・マネジメント株式会社
     TEL:03-6736-2350(受付時間は営業日の午前9時~午後5時)
     HPアドレス:https://www.jpmorganasset.co.jp/
  (2)【保管】

    該当事項はありません。
  (3)【信託期間】

    2012年6月18日から2022年6月6日(休業日の場合は翌営業日)までです。
    ただし、後記「(5)その他 ①信託の終了等」に記載する特定の場合には、信託期間満了前に
   信託は終了します。
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    なお、委託会社は、信託期間満了前に信託期間の延長が受益者に有利であると認めたときは、受
   託会社と協議のうえ、信託約款を変更し、信託期間を延長することができます。
  (4)【計算期間】

    当ファンドの計算期間は、毎月7日から翌月6日までとします。
    ただし、計算期間終了日に該当する日(以下「該当日」といいます。)が休業日のとき、計算期
   間終了日は、該当日の翌営業日とし、その翌日より次の計算期間が開始されるものとします。
    なお、計算期間終了日を「決算日」ということがあり、前記より当ファンドの決算日は原則とし
   て毎月6日(該当日が休業日の場合は翌営業日)となります。
  (5)【その他】

   ① 信託の終了等(詳しくは、信託約款をご参照ください。)
   (a)信託契約の解約
   a.委託会社は、当ファンドの純資産総額が20億円を下回ることとなった場合、当ファンドの
    信託契約を解約することが受益者のため有利であると認める場合、またはやむを得ない事情
    が発生した場合は、受託会社と合意のうえ、当ファンドの信託契約を解約し、信託を終了さ
    せることができます。この場合において、委託会社はあらかじめ解約しようとする旨を監督
    官庁に届け出ます。
   b.委託会社は、前記a.の場合において、書面による決議(以下「書面決議」といいま
    す。)を行います。この場合委託会社は、あらかじめ書面決議の日、信託契約の解約の理由
    等の事項を定め、当該決議の日の2週間前までに、知れている受益者に対し、書面をもって
    これらの事項を記載した書面決議の通知を発します。
   c.前記b.の書面決議において、受益者(委託会社および当ファンドの信託財産に当ファン
    ドの受益権が属するときの当該受益権にかかる受益者としての受託会社を除きます。以下
    c.において同じ。)は受益権の口数に応じて、議決権を有し、これを行使することができ
    ます。なお、知れている受益者が議決権を行使しないときは、当該知れている受益者は書面
    決議について賛成するものとみなします。
   d.前記b.の書面決議は、議決権を行使することができる受益者の議決権の3分の2以上に
    当たる多数をもって行います。
   e.前記b.からd.までの規定は、前記a.において委託会社が当ファンドの信託契約の解
    約をしようとする場合において、当該解約につき、すべての受益者が書面または電磁的記録
    により同意の意思表示をしたときには適用しません。また、信託財産の状況に照らし、真に
    やむを得ない事情が生じている場合であって、前記b.からd.までに規定する当ファンド
    の信託契約の解約の手続を行うことが困難な場合には適用しません。
   (b)信託契約に関する監督官庁の命令
      委託会社は、監督官庁より当ファンドの信託契約の解約の命令を受けたときは、その命令に
   したがい、当ファンドの信託契約を解約し、信託を終了させます。また、委託会社は、監督官
   庁の命令に基づいて信託約款を変更しようとするときは、後記「②信託約款の変更等」の規定
   にしたがいます。
   (c)委託会社の登録取消に伴う取扱い
      委託会社が監督官庁より登録の取消を受けたとき、解散したときまたは業務を廃止したとき
   は、委託会社は、当ファンドの信託契約を解約し、信託を終了させます。ただし、監督官庁が
   当ファンドの信託契約に関する委託会社の業務を他の委託会社に引き継ぐことを命じたとき
   は、後記「②信託約款の変更等」での書面決議で否決された場合を除き、当ファンドはその委
   託会社と受託会社との間において存続します。
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   (d)委託会社の事業の譲渡および承継に伴う取扱い
      委託会社は、事業の全部または一部を譲渡することがあり、これに伴い、当ファンドの信託
   契約に関する事業を譲渡することがあります。また、委託会社は、分割により事業の全部また
   は一部を承継させることがあり、これに伴い、当ファンドの信託契約に関する事業は承継され
   ることがあります。
   (e)受託会社の辞任および解任に伴う取扱い
      受託会社は、委託会社の承諾を受けてその任務を辞任することができます。受託会社がその
   任務に違反して信託財産に著しい損害を与えたことその他重要な事由が生じたときは、委託会
   社または受益者は、裁判所に受託会社の解任を申し立てることができます。受託会社が辞任し
   た場合、または裁判所が受託会社を解任した場合、委託会社は、後記「②信託約款の変更等」
   の規定にしたがうとともに、新受託会社を選任します。ただし、委託会社が新受託会社を選任
   できないときは、当ファンドの信託契約を解約し、信託を終了させます。なお、受益者は、前
   記の手続による場合を除き、受託会社を解任することはできないものとします。
   ② 信託約款の変更等(詳しくは、信託約款をご参照ください。)

   (a)委託会社は、受益者の利益のため必要と認めるとき、またはやむを得ない事情が発生したと
   きは、受託会社と合意のうえ、信託約款を変更することまたは当ファンドと他の投資信託との
   併合(投資信託及び投資法人に関する法律第16条第2号に規定する「委託者指図型投資信託の
   併合」をいいます。以下同じ。)を行うことができるものとし、あらかじめ変更または併合し
   ようとする旨およびその内容を監督官庁に届け出ます。なお、信託約款は②に定める以外の方
   法によって変更することができないものとします。
   (b)委託会社は、前記(a)の場合のうち重大なもの(以下「重大な約款の変更等」といいま
   す。)において、書面決議を行います。「重大な約款の変更等」とは、信託約款の変更のうち
   その内容が重大なもの、および併合のうち受益者の利益に及ぼす影響が軽微でないものをいい
   ます。(以下同じ。)この場合委託会社は、あらかじめ書面決議の日、重大な約款の変更等の
   内容およびその理由等の事項を定め、当該決議の日の2週間前までに、知れている受益者に対
   し、書面をもってこれらの事項を記載した書面決議の通知を発します。
   (c)前記(b)の書面決議において、受益者(委託会社および当ファンドの信託財産に当ファン
   ドの受益権が属するときの当該受益権にかかる受益者としての受託会社を除きます。以下
   (c)において同じ。)は受益権の口数に応じて、議決権を有し、これを行使することができ
   ます。なお、知れている受益者が議決権を行使しないときは、当該知れている受益者は書面決
   議について賛成するものとみなします。
   (d)前記(b)の書面決議は、議決権を行使することができる受益者の議決権の3分の2以上に
   当たる多数をもって行います。
   (e)書面決議の効力は、当ファンドのすべての受益者に対してその効力を生じます。
   (f)前記(b)から(e)までの規定は、前記(a)において委託会社が重大な約款の変更等を
   しようとする場合において、当該重大な約款の変更等につき、すべての受益者が書面または電
   磁的記録により同意の意思表示をしたときには適用しません。
   (g)前記(a)から(f)までの規定にかかわらず、当ファンドにおいて併合(受益者の利益に
   及ぼす影響が軽微なものを除きます。以下(g)において同じ。)の書面決議が可決された場
   合であっても、当該併合にかかる一または複数の他の投資信託において当該併合の書面決議が
   否決された場合は、当該他の投資信託との併合を行うことはできません。
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   ③ 運用報告書
     委託会社は、当ファンドについて、6月、12月の計算期間終了日毎および償還時に、運用経
   過、信託財産の内容、有価証券の売買状況等を記載した運用報告書および運用報告書に記載すべ
   き事項のうち重要な事項のみを記載した交付運用報告書を作成します。そのうえで、委託会社は
   交付運用報告書を知れている受益者に対して販売会社を通して交付します。また、運用報告書の
   すべての内容を委託会社のホームページに掲載します。これにより、委託会社は運用報告書を知
   れている受益者に対して交付したものとみなされますが、受益者から書面による運用報告書の交
   付の請求があった場合には、販売会社を通して交付します。
    HPアドレス:https://www.jpmorganasset.co.jp/
   ④ 関係会社との契約の更新等に関する手続について

   (a)委託会社と販売会社との間の募集等の取扱い等に関する契約において、有効期間満了の3ヵ
   月前までに、当事者のいずれからも何らの意思表示がないときは、自動的に1年間更新される
   ものとし、自動延長後の取扱いについてもこれと同様とするとされています。委託会社と販売
   会社との間の当該契約は、かかる規定にしたがって自動更新され、現在に至っています。当
   ファンドの受益権の募集等の取扱い等も当該契約に基づいています。
   (b)委託会社と運用委託先との間の投資運用の委託に関する契約には期限の定めはありません。
   (c)運用委託先と運用再委託先との間の投資運用の委託に関する契約には期限の定めはありませ
   ん。
   ⑤ 委託会社が行う公告

     委託会社が当ファンドについて行う公告は、日本経済新聞に掲載します。
   ⑥ 反対受益者の換金について

    前記①(a)b.または②(b)における書面決議において、当ファンドの信託契約の解約ま
   たは重大な約款の変更等を行うことが決議された場合に、当該解約または重大な約款の変更等に
   反対した受益者は、自己に帰属する受益権を信託財産をもって買取るべき旨を請求することはで
   きません。ただし、当該受益者は、前記「2換金(解約)手続等」のとおり、原則として毎営業
   日に自己に帰属する受益権を解約請求により換金することができます。
  4【受益者の権利等】

    当ファンドの受益権は、その取得申込口数に応じて、取得申込者に帰属します。この受益権は、信

  託の日時を異にすることにより差異を生ずることはありません。
    受益者の有する主な権利は次のとおりです。
  (1)収益分配金の請求権

    受益者は、当ファンドにかかる収益の分配を持分に応じて請求する権利を有します。
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    収益分配金は、毎計算期間終了日後1ヵ月以内の委託会社の指定する日(原則として毎計算期間
  終了日から起算して5営業日目)までに、毎計算期間終了日において振替機関等の口座簿に記載ま
  たは記録されている受益者(当該収益分配金にかかる計算期間終了日以前において一部解約が行わ
  れた受益権にかかる受益者を除きます。また、当該収益分配金にかかる計算期間終了日以前に設定
  された受益権で取得申込代金支払前のため販売会社の名義で記載または記録されている受益権につ
  いては原則として取得申込者とします。)に支払いを開始します。ただし、自動けいぞく投資契約
  に基づいて収益分配金を再投資する受益者に対しては、原則として毎計算期間終了日の翌営業日
  に、収益分配金が販売会社に交付され、販売会社は、受益者に対し遅滞なく収益分配金の再投資に
  かかる受益権の売付を行います。当該再投資により増加した受益権は、振替口座簿に記載または記
  録されます。
    収益分配金の支払いは、販売会社において行うものとします。
    収益分配金の請求権は、支払開始日から5年間その支払いを請求しないときは、その権利を失
  い、受託会社から交付を受けた金銭は委託会社に帰属します。
  (2)償還金の請求権

    受益者は、償還金を持分に応じて委託会社に請求する権利を有します。
    償還金は、信託終了後1ヵ月以内の委託会社の指定する日(原則として償還日(償還日が休業日
  の場合は当該償還日の翌営業日)から起算して5営業日目)までに、信託終了日において振替機関
  等の口座簿に記載または記録されている受益者(信託終了日以前において一部解約が行われた受益
  権にかかる受益者を除きます。また、当該信託終了日以前に設定された受益権で取得申込代金支払
  前のため販売会社の名義で記載または記録されている受益権については原則として取得申込者とし
  ます。)に支払いを開始します。当該受益者は、その口座が開設されている振替機関等に対して委
  託会社が当ファンドの償還の通知をするのと引き換えに、販売会社を通じて当該償還にかかる受益
  権の口数と同口数の抹消の申請を行うものとし、社振法の規定にしたがい当該振替機関等の口座に
  おいて当該口数の減少の記載または記録が行われます。
    償還金の支払いは、販売会社において行うものとします。
    受益者が、償還金について前記の支払開始日から10年間その支払いを請求しないときは、その権
  利を失い、受託会社から交付を受けた金銭は、委託会社に帰属するものとします。
  (3)受益権の一部解約の実行請求権

    受益者は、自己に帰属する受益権について、委託会社に一部解約を請求する権利を有します。
  (4)帳簿の閲覧権

    受益者は委託会社に対し、その営業時間内に当該受益者にかかる信託財産に関する帳簿書類の閲
  覧または謄写を請求することができます。
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  第3【ファンドの経理状況】
  1.当ファンドの財務諸表は、「財務諸表等の用語、様式及び作成方法に関する規則」(昭和38年大

   蔵省令第59号)ならびに同規則第2条の2の規定により、「投資信託財産の計算に関する規則」
   (平成12年総理府令第133号)に基づき作成しております。
    なお、財務諸表に記載している金額は、円単位で表示しております。
  2.当ファンドの計算期間は6ヵ月未満であるため、財務諸表は6ヵ月毎に作成しております。

  3.当ファンドは、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づき、第15特定期間(2019年6月

   7日から2019年12月6日まで)の財務諸表について、PwCあらた有限責任監査法人による監査を
   受けております。
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  1【財務諸表】
  【JPMインドネシア債券ファンド(毎月決算型)】
  (1)【貸借対照表】
                   (単位:円)
             前期     当期
            (2019年6月6日現在)     (2019年12月6日現在)
  資産の部
  流動資産
   親投資信託受益証券          4,297,411,404     4,340,622,679
                -    2,533,056
   未収入金
   流動資産合計          4,297,411,404     4,343,155,735
  資産合計           4,297,411,404     4,343,155,735
  負債の部
  流動負債
   未払収益分配金
              26,225,473     25,020,952
   未払解約金             -    2,533,056
   未払受託者報酬            151,628     157,898
   未払委託者報酬           5,306,992     5,526,387
               75,806     78,938
   その他未払費用
   流動負債合計           31,759,899     33,317,231
  負債合計            31,759,899     33,317,231
  純資産の部
  元本等
             ※1 6,556,368,382     ※1 6,255,238,180
   元本
   剰余金
            ※2 △2,290,716,877    ※2 △1,945,399,676
    期末剰余金又は期末欠損金(△)
               12,510     8,600
    (分配準備積立金)
   元本等合計          4,265,651,505     4,309,838,504
  純資産合計           4,265,651,505     4,309,838,504
  負債純資産合計            4,297,411,404     4,343,155,735
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  (2)【損益及び剰余金計算書】
                   (単位:円)
             前期     当期
            (自 2018年12月7日     (自 2019年6月7日
            至 2019年6月6日)      至 2019年12月6日)
  営業収益
              △29,293,610     444,508,299
  有価証券売買等損益
  営業収益合計           △29,293,610     444,508,299
  営業費用
  受託者報酬            953,966     957,053
             ※1 33,388,608     ※1 33,496,735
  委託者報酬
               476,925     478,461
  その他費用
  営業費用合計            34,819,499     34,932,249
  営業利益又は営業損失(△)            △64,113,109     409,576,050
  経常利益又は経常損失(△)            △64,113,109     409,576,050
  当期純利益又は当期純損失(△)            △64,113,109     409,576,050
  一部解約に伴う当期純利益金額の分配額又は一部解
              △1,194,785     6,080,367
  約に伴う当期純損失金額の分配額(△)
  期首剰余金又は期首欠損金(△)           △2,089,176,887     △2,290,716,877
  剰余金増加額又は欠損金減少額            102,701,210     159,955,074
  当期一部解約に伴う剰余金増加額又は欠損金減少
              102,701,210     159,955,074
  額
  剰余金減少額又は欠損金増加額            83,852,015     63,464,897
  当期追加信託に伴う剰余金減少額又は欠損金増加
              83,852,015     63,464,897
  額
             ※2 157,470,861     ※2 154,668,659
  分配金
  期末剰余金又は期末欠損金(△)           △2,290,716,877     △1,945,399,676
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  (3)【注記表】
  (重要な会計方針に係る事項に関する注記)
            当財務諸表対象期間
       親投資信託受益証券

  有価証券の評価基準お
        移動平均法に基づき、親投資信託受益証券の基準価額で評価しており
  よび評価方法
       ます。
  (貸借対照表に関する注記)

            前期     当期
      区分
           (2019年6月6日現在)     (2019年12月6日現在)
  ※1期首元本額         6,614,797,022円     6,556,368,382円
   期中追加設定元本額         261,625,371円     193,097,941円
   期中一部解約元本額         320,054,011円     494,228,143円
  ※2元本の欠損         2,290,716,877円     1,945,399,676円
  受益権の総数         6,556,368,382口     6,255,238,180口
   1口当たりの純資産額          0.6506円     0.6890円
  (1万口当たりの純資産額)           (6,506円)     (6,890円)
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  (損益及び剰余金計算書に関する注記)
             前期     当期
           (自 2018年12月7日     (自 2019年6月7日
      区分
            至 2019年6月6日)      至 2019年12月6日)
  ※1信託財産の運用の指図に関する権限        純資産総額に年率0.35%      同左
   の全部または一部を委託するために要        を乗じて得た額
   する費用として委託者報酬の中から支
   弁している額
  ※2分配金の計算過程
           (自 2018年12月7日     (自 2019年6月7日
            至 2019年1月7日)      至 2019年7月8日)
   費用控除後の配当等収益額         16,390,226円     21,662,054円
   費用控除後・繰越欠損金補填後の有価
              -円     -円
   証券売買等損益額
   収益調整金額         470,543,378円     432,227,290円
   分配準備積立金額          12,650円     12,475円
   当ファンドの分配対象収益額         486,946,254円     453,901,819円
   当ファンドの期末残存口数         6,584,662,816口     6,568,153,584口
   1万口当たり収益分配対象額          739.51円     691.06円
   1万口当たり分配金額          40.00円     40.00円
   収益分配金金額         26,338,651円     26,272,614円
           (自 2019年1月8日     (自 2019年7月9日
            至 2019年2月6日)      至 2019年8月6日)
   費用控除後の配当等収益額         20,548,464円     14,782,799円
   費用控除後・繰越欠損金補填後の有価
              -円     -円
   証券売買等損益額
   収益調整金額         459,655,659円     423,521,258円
   分配準備積立金額          7,029円     6,103円
   当ファンドの分配対象収益額         480,211,152円     438,310,160円
   当ファンドの期末残存口数         6,570,353,120口     6,504,177,385口
   1万口当たり収益分配対象額          730.87円     673.89円
   1万口当たり分配金額          40.00円     40.00円
   収益分配金金額         26,281,412円     26,016,709円
           (自 2019年2月7日     (自 2019年8月7日
            至 2019年3月6日)      至 2019年9月6日)
   費用控除後の配当等収益額         30,379,224円     34,214,838円
   費用控除後・繰越欠損金補填後の有価
              -円     -円
   証券売買等損益額
   収益調整金額         453,029,104円     413,340,070円
   分配準備積立金額          9,918円     11,353円
   当ファンドの分配対象収益額         483,418,246円     447,566,261円
   当ファンドの期末残存口数         6,554,933,597口     6,517,369,142口
   1万口当たり収益分配対象額          737.48円     686.72円
   1万口当たり分配金額          40.00円     40.00円
   収益分配金金額         26,219,734円     26,069,476円
           (自 2019年3月7日     (自 2019年9月7日
            至 2019年4月8日)      至 2019年10月7日)
   費用控除後の配当等収益額         21,798,860円     18,409,147円
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   費用控除後・繰越欠損金補填後の有価
              -円     -円
   証券売買等損益額
   収益調整金額         452,219,051円     411,167,435円
   分配準備積立金額         4,115,651円     8,081,803円
   当ファンドの分配対象収益額         478,133,562円     437,658,385円
   当ファンドの期末残存口数         6,540,230,036口     6,481,726,925口
   1万口当たり収益分配対象額          731.06円     675.21円
   1万口当たり分配金額          40.00円     40.00円
   収益分配金金額         26,160,920円     25,926,907円
           (自 2019年4月9日     (自 2019年10月8日
            至 2019年5月7日)      至 2019年11月6日)
   費用控除後の配当等収益額         15,376,889円     20,601,659円
   費用控除後・繰越欠損金補填後の有価
              -円     -円
   証券売買等損益額
   収益調整金額         453,513,568円     402,293,845円
   分配準備積立金額          8,617円     549,062円
   当ファンドの分配対象収益額         468,899,074円     423,444,566円
   当ファンドの期末残存口数         6,561,167,904口     6,340,500,356口
   1万口当たり収益分配対象額          714.65円     667.84円
   1万口当たり分配金額          40.00円     40.00円
   収益分配金金額         26,244,671円     25,362,001円
           (自 2019年5月8日     (自 2019年11月7日
            至 2019年6月6日)      至 2019年12月6日)
   費用控除後の配当等収益額         15,223,779円     13,783,853円
   費用控除後・繰越欠損金補填後の有価
              -円     -円
   証券売買等損益額
   収益調整金額         442,392,724円     392,777,983円
   分配準備積立金額          12,618円     11,291円
   当ファンドの分配対象収益額         457,629,121円     406,573,127円
   当ファンドの期末残存口数         6,556,368,382口     6,255,238,180口
   1万口当たり収益分配対象額          697.99円     649.97円
   1万口当たり分配金額          40.00円     40.00円
   収益分配金金額         26,225,473円     25,020,952円
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  (金融商品に関する注記)
  Ⅰ 金融商品の状況に関する注記
            当財務諸表対象期間
  1.金融商品に対     当ファンドは証券投資信託として、有価証券等の金融商品への投資を信託
   する取組方針   約款に定める「運用の基本方針」に基づき行っております。
  2.金融商品の内     当ファンドが保有した主な金融商品は、以下に記載される親投資信託受益
   容およびその   証券であります。
   リスク   GIMインドネシア債券マザーファンド(適格機関投資家専用)
       親投資信託の受益証券を主要投資対象として運用を行うため、親投資信託
      受益証券と同様のリスクを伴います。親投資信託受益証券には、金利変動リ
      スク、為替変動リスク、信用リスク、流動性のリスクがあります。当該リス
      クは結果的に当ファンドに影響を及ぼします。
  3.金融商品に係     当ファンドで投資対象とする金融商品に係るリスク管理体制は次のとおり
   るリスク管理   です。
   体制   (1)運用部門から独立したインベストメント・ダイレクターは、パフォーマン
      ス評価担当部署から報告を受け、運用成果(パフォーマンス)のモニター
      およびリスク指標やリスク水準のチェックを行い、必要があれば是正を求
      めます。更に、投資制限の管理を行います。
      (2)リスク管理部門は、投資制限遵守状況の管理等、運用状況の管理・監督を
      行っています。
  Ⅱ 金融商品の時価等に関する事項

            各特定期間末
  1.貸借対照表計     貸借対照表計上額は期末の時価で計上しているため、その差額はありませ
   上額、時価お   ん。
   よびその差額
  2.時価の算定方    (1)有価証券
   法    「重要な会計方針に係る事項に関する注記」に記載しております。
      (2)有価証券以外の金融商品
       有価証券以外の金融商品は、短期間で決済され、時価は帳簿価額と近似
      していることから、当該金融商品の帳簿価額を時価としております。
  3.金融商品の時     金融商品の時価には、市場価格に基づく価額のほか、市場価格がない場合
   価等に関する   には合理的に算定された価額が含まれております。当該価額の算定において
   事項について   は、一定の前提条件等を採用しているため、異なる前提条件によった場合、
   の補足説明   当該価額が異なることもあります。
  (有価証券に関する注記)

  売買目的有価証券
          前期       当期
        (2019年6月6日現在)       (2019年12月6日現在)
    種類
       最終計算期間の損益に含まれた       最終計算期間の損益に含まれた
       評価差額(円)       評価差額(円)
           △76,501,627       △21,769,864
  親投資信託受益証券
           △76,501,627       △21,769,864
    合計
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  (デリバティブ取引等に関する注記)
  該当事項はありません。
  (関連当事者との取引に関する注記)

  該当事項はありません。
  (4)【附属明細表】

  第1 有価証券明細表(2019年12月6日現在)
  (イ)株式
    該当事項はありません。
  (ロ)株式以外の有価証券

   種類  通貨     銘柄     口数   評価額  備考
       GIMインドネシア債券マザーファンド
  親投資信託
    日本円          3,110,442,622   4,340,622,679
  受益証券    (適格機関投資家専用)
  合計            3,110,442,622   4,340,622,679

  第2 信用取引契約残高明細表

    該当事項はありません。
  第3 デリバティブ取引および為替予約取引の契約額等および時価の状況表

    該当事項はありません。
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  (参考)
   当ファンドは「GIMインドネシア債券マザーファンド(適格機関投資家専用)」受益証券を主要投
  資対象としており、貸借対照表の資産の部に計上された「親投資信託受益証券」は、全て同親投資信託
  の受益証券であります。
   尚、同親投資信託の状況は以下の通りであります。
  「GIMインドネシア債券マザーファンド(適格機関投資家専用)」の状況

   尚、以下に記載した情報は監査の対象外であります。
  (1)貸借対照表

                  (単位:円)
           (2019年6月6日現在)     (2019年12月6日現在)
          注記
      区分
          番号
             金額     金額
  資産の部
  流動資産
             57,184,964     59,869,722
   預金
             19,159,742     6,774,078
   コール・ローン
            3,820,729,932     3,855,226,560
   国債証券
             327,186,201     354,698,416
   社債券
               -    27,295
   派生商品評価勘定
             73,210,750     66,528,997
   未収利息
            4,297,471,589     4,343,125,068
  流動資産合計
            4,297,471,589     4,343,125,068
  資産合計
  負債の部
  流動負債
              15,300      -
   派生商品評価勘定
               -   2,533,056
   未払解約金
               48     12
   未払利息
              15,348    2,533,068
  流動負債合計
              15,348    2,533,068
  負債合計
  純資産の部
  元本等
          ※1  3,405,778,574     3,110,442,622
   元本
   剰余金
             891,677,667     1,230,149,378
   剰余金又は欠損金(△)
            4,297,456,241     4,340,592,000
  元本等合計
  純資産合計          4,297,456,241     4,340,592,000
            4,297,471,589     4,343,125,068
  負債純資産合計
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  (2)注記表
  (重要な会計方針に係る事項に関する注記)
           当財務諸表対象期間
  1.有価証券の   国債証券および社債券
   評価基準お    個別法に基づき、以下のとおり原則として時価で評価しております。
   よび評価方   (1)金融商品取引所等に上場されている有価証券
   法    金融商品取引所等に上場されている有価証券は、原則として金融商品取引
      所等における最終相場(外貨建証券の場合は知りうる直近の最終相場)で評
      価しております。
       当該金融商品取引所等の最終相場がない場合には、当該金融商品取引所等
      における直近の日の最終相場で評価しておりますが、直近の日の最終相場に
      よることが適当でないと認められた場合は、当該金融商品取引所等における
      気配相場で評価しております。
      (2)金融商品取引所等に上場されていない有価証券
       当該有価証券については、原則として、日本証券業協会発表の売買参考統
      計値(平均値)、金融機関の提示する価額(ただし、売気配相場は使用しな
      い)又は価格提供会社の提供する価額のいずれかから入手した価額で評価し
      ております。
      (3)時価が入手できなかった有価証券
       適正な評価額を入手できなかった場合又は入手した評価額が時価と認定で
      きない事由が認められた場合は、委託会社が忠実義務に基づいて合理的事由
      をもって時価と認めた価額もしくは受託者と協議のうえ両者が合理的事由を
      もって時価と認めた価額で評価しております。
  2.デリバティ   為替予約取引
   ブ等の評価    個別法に基づき、原則として時価で評価しております。
   基準および    為替予約の評価は、原則として、わが国における対顧客先物売買相場の仲値
   評価方法   によって計算しております。
  3.その他財務   外貨建取引等の処理基準
   諸表作成の    外貨建取引については、「投資信託財産の計算に関する規則」(平成12年総
   ための基本   理府令第133号)第60条および第61条に従って処理しております。
   となる重要
   な事項
  (貸借対照表に関する注記)

           (2019年6月6日現在)     (2019年12月6日現在)
      区分
  ※1期首元本額         3,587,748,392円     3,405,778,574円
   期中追加設定元本額         138,188,554円      97,796,563円
   期中解約元本額         320,158,372円     393,132,515円
  元本の内訳(注)
   JPMインドネシア債券ファンド
           3,405,778,574円     3,110,442,622円
   (毎月決算型)
     合 計      3,405,778,574円     3,110,442,622円
  受益権の総数         3,405,778,574口     3,110,442,622口
   1口当たりの純資産額          1.2618円     1.3955円
  (1万口当たりの純資産額)          (12,618円)     (13,955円)
  (注)当該親投資信託受益証券を投資対象とする証券投資信託ごとの元本額
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  (金融商品に関する注記)
  Ⅰ 金融商品の状況に関する注記
           当財務諸表対象期間
  1.金融商品に対     当ファンドは証券投資信託として、有価証券等の金融商品への投資を信託
   する取組方針   約款に定める「運用の基本方針」に基づき行っております。
  2.金融商品の内     当ファンドが保有した主な金融商品は、国債証券、社債券およびデリバ
   容およびその   ティブ取引であり、当ファンドで利用しているデリバティブ取引は、通貨関
   リスク   連では為替予約取引であります。当ファンドが保有した金融商品およびデリ
      バティブ取引には、金利変動リスク、為替変動リスク、信用リスク、流動性
      のリスクがあります。
       なお、デリバティブ取引は、通貨関連では信託財産の効率的な運用に資す
      る目的として利用しております。
  3.金融商品に係     当ファンドは運用を外部委託しておりますが、投資対象とする金融商品に
   るリスク管理   係るリスク管理体制は次のとおりです。
   体制   (1)運用部門から独立したインベストメント・ダイレクターおよび外部委託先
      において運用部門から独立したインベストメント・ダイレクターは、パ
      フォーマンス評価担当部署から報告を受け、運用成果(パフォーマンス)
      のモニターを行います。さらに外部委託先のインベストメント・ダイレク
      ターは、リスク指標やリスク水準のチェックを行い、必要があれば是正を
      求めます。
      (2)リスク管理部門は、投資制限遵守状況の管理等、運用状況の管理・監督を
      行っています。
      (3)運用商品部門は外部委託先のリスク管理体制に変更がないか継続的にモニ
      タリングします。運用商品部門の部長はその結果をリスク・コミッティー
      に報告し、当該報告内容に問題点があった際には、必要に応じてリスク・
      コミッティーより勧告を受けます。また運用商品部門の部長は、委託先の
      業務遂行能力に問題があると判断した場合は、業務改善指導、委託解消等
      の対応策を実施します。
  Ⅱ 金融商品の時価等に関する事項

             各期間末
  1.貸借対照表計     貸借対照表計上額は期末の時価で計上しているため、その差額はありませ
   上額、時価お   ん。
   よびその差額
  2.時価の算定方    (1)有価証券
   法    「重要な会計方針に係る事項に関する注記」に記載しております。一部
      の債券時価に関しては合理的に算定された価額を採用する場合がありま
      す。合理的に算定された価額は発行体の格付けや債券の償還年限を基にし
      た国債に対する上乗せ金利、取引業者からの提示価格、流動性、将来発生
      しうるキャッシュフロー、その他個々の債券の特性等を考慮して価格提供
      会社が算出した価格を利用しております。
      (2)デリバティブ取引
       「デリバティブ取引等に関する注記」に記載しております。
      (3)有価証券およびデリバティブ取引以外の金融商品
       有価証券およびデリバティブ取引以外の金融商品は、短期間で決済さ
      れ、時価は帳簿価額と近似していることから、当該金融商品の帳簿価額を
      時価としております。
  3.金融商品の時     金融商品の時価には、市場価格に基づく価額のほか、市場価格がない場合
   価等に関する   には合理的に算定された価額が含まれております。当該価額の算定において
   事項について   は、一定の前提条件等を採用しているため、異なる前提条件によった場合、
   の補足説明   当該価額が異なることもあります。
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  (有価証券に関する注記)
  売買目的有価証券
       (2019年6月6日現在)        (2019年12月6日現在)
   種類
      当期間の損益に含まれた評価差額        当期間の損益に含まれた評価差額
         (円)        (円)
            802,139       177,943,211
  国債証券
           △1,317,384        18,902,052
  社債券
           △515,245       196,845,263
   合計
  (デリバティブ取引等に関する注記)

  取引の時価等に関する事項
  (通貨関連)
         (2019年6月6日現在)       (2019年12月6日現在)
         うち       うち
  区分  種類
       契約額等   時価  評価損益  契約額等   時価  評価損益
         1年超       1年超
       (円)   (円)  (円)  (円)   (円)  (円)
         (円)       (円)
  市場
   為替予約取引
  取引
  以外 売建
  の取
   アメリカドル
       19,494,900  - 19,510,200  △15,300  28,853,995  - 28,826,700   27,295
  引
  合計
       19,494,900  - 19,510,200  △15,300  28,853,995  - 28,826,700   27,295
  (注)1.為替予約の時価の算定方法
   (1)対顧客先物売買相場の仲値が発表されている外貨については、以下のように評価しております。
    ①為替予約の受渡日(以下「当該日」という。)の対顧客先物売買相場の仲値が発表されている場合は当該為
    替予約は当該仲値で評価しております。
    ②当該日の対顧客先物売買相場の仲値が発表されていない場合は、以下の方法によっております。
    ・当該日を越える対顧客先物売買相場が発表されている場合には、発表されている先物相場のうち当該日に
    最も近い前後二つの対顧客先物売買相場の仲値をもとに計算したレートにより評価しております。
    ・当該日を越える対顧客先物売買相場が発表されていない場合には、当該日に最も近い発表されている対顧
    客先物売買相場の仲値により評価しております。
   (2)対顧客先物売買相場の仲値が発表されていない外貨については、対顧客電信売買相場の仲値により評価して
    おります。
   2.換算において円未満の端数は切り捨てております。
   3.契約額等および時価の合計欄の金額は、各々の合計金額であります。
  (関連当事者との取引に関する注記)

  該当事項はありません。
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  (3)附属明細表
  第1 有価証券明細表(2019年12月6日現在)
  (イ)株式
    該当事項はありません。
  (ロ)株式以外の有価証券

            銘柄数
   種類   通貨    銘柄     券面総額    評価額   備考
            比率
       INDON 12.8% JUN21 FR34
  国債証券  インドネシアルピア          14,084,000,000.00    15,414,092,960.00
       INDON 5.625% MAY23 FR63
              36,030,000,000.00    35,217,163,200.00
       INDON 6.125% MAY28 FR64
              72,984,000,000.00    68,018,898,480.00
       INDON 6.625% MAY33 FR65
              119,077,000,000.00    109,717,547,800.00
       INDON 8.25% JUL21 FR53
              95,401,000,000.00    98,677,070,340.00
       INDON 8.25% JUN32 FR58
              89,100,000,000.00    94,015,647,000.00
       INDON 9.5% JUL31 FR54
              63,110,000,000.00    73,199,395,700.00
    計    銘柄数:      7 489,786,000,000.00    494,259,815,480.00
                  (3,855,226,560)
       組入時価比率:     88.8%        91.6%
    小計               3,855,226,560
                  (3,855,226,560)
       STCH 10.5% IDR AUG30 CLN
  社債券  インドネシアルピア          36,000,000,000.00    45,474,156,000.00
    計    銘柄数:      1 36,000,000,000.00    45,474,156,000.00
                   (354,698,416)
       組入時価比率:     8.2%        8.4%
    小計               354,698,416
                   (354,698,416)
    合計               4,209,924,976

                  (4,209,924,976)
  (注)各通貨計欄の(    )内は、邦貨換算額であります。
  (注)小計・合計金額欄の(     )内は、外貨建有価証券に係わるもので、内書であります。
  (注)比率は左より組入時価の純資産に対する比率、および各通貨計欄の合計金額に対する比率であります。
  第2 信用取引契約残高明細表

    該当事項はありません。
  第3 デリバティブ取引および為替予約取引の契約額等および時価の状況表

    当表に記載すべき内容は、「デリバティブ取引等に関する注記 取引の時価等に関する事項」
   に開示しておりますので、記載を省略しております。
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  2【ファンドの現況】
  【純資産額計算書】

                 (2020年1月10日現在)
        種類        金額    単位

                4,349,910,915
   Ⅰ 資産総額                 円
                 7,712,335
   Ⅱ 負債総額                 円
   Ⅲ 純資産総額(Ⅰ-Ⅱ)             4,342,198,580
                    円
                6,193,613,496
   Ⅳ 発行済口数                 口
   Ⅴ 1口当たり純資産額(Ⅲ/Ⅳ)              0.7011
                    円
   (参考)GIMインドネシア債券マザーファンド(適格機関投資家専用)

                 (2020年1月10日現在)
        種類        金額    単位

                4,349,763,501
   Ⅰ 資産総額                 円
                 6,961,965
   Ⅱ 負債総額                 円
   Ⅲ 純資産総額(Ⅰ-Ⅱ)             4,342,801,536
                    円
                3,036,177,984
   Ⅳ 発行済口数                 口
   Ⅴ 1口当たり純資産額(Ⅲ/Ⅳ)              1.4304
                    円
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  第4【内国投資信託受益証券事務の概要】
  1 名義書換

   当ファンドの受益権は、社振法に定める振替投資信託受益権の形態で発行されますので、名義書換

  手続はありませんが、その譲渡は以下の手続により行われます。
  (1)受益者は、その保有する受益権を譲渡する場合には、当該受益者の譲渡の対象とする受益権が記

   載または記録されている振替口座簿にかかる振替機関等に振替の申請をするものとします。
  (2)前記(1)の申請があった場合には、前記(1)の振替機関等は、当該譲渡にかかる譲渡人の保
   有する受益権の口数の減少および譲受人の保有する受益権の口数の増加につき、その備える振替口
   座簿に記載または記録するものとします。ただし、前記(1)の振替機関等が振替先口座を開設し
   たものでない場合には、譲受人の振替先口座を開設した他の振替機関等(当該他の振替機関等の上
   位機関を含みます。)に社振法の規定にしたがい、譲受人の振替先口座に受益権の口数の増加の記
   載または記録が行われるよう通知するものとします。
  (3)前記(1)の振替について、委託会社は、当該受益者の譲渡の対象とする受益権が記載または記
   録されている振替口座簿にかかる振替機関等と譲受人の振替先口座を開設した振替機関等が異なる
   場合等において、委託会社が必要と認めたときまたはやむを得ない事情があると判断したときは、
   振替停止日や振替停止期間を設けることができます。
  2 受益者に対する特典

   ありません。

  3 受益証券の譲渡制限の内容

   当ファンドの受益権には、譲渡制限はありません。なお、受益権の譲渡は、振替口座簿への記載ま

  たは記録によらなければ、委託会社および受託会社に対抗することができません。
  4 その他内国投資信託受益証券事務の概要

  (1)受益権の再分割

    委託会社は、社振法に定めるところにしたがい、受託会社と協議のうえ、一定日現在の受益権を
   均等に再分割できます。
  (2)償還金
    償還金は、償還日において振替機関等の振替口座簿に記載または記録されている受益者(償還日
   以前において一部解約が行われた受益権にかかる受益者を除きます。また、当該償還日以前に設定
   された受益権で取得申込代金支払前のため販売会社の名義で記載または記録されている受益権につ
   いては原則として取得申込者とします。)に支払います。
  (3)質権口記載または記録の受益権の取扱いについて
    振替機関等の振替口座簿の質権口に記載または記録されている受益権にかかる収益分配金の支払
   い、一部解約の実行の請求の受付、一部解約金および償還金の支払い等については、信託約款の規
   定によるほか、民法その他の法令等にしたがって取扱われます。
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  第二部【委託会社等の情報】
  第1【委託会社等の概況】

  1【委託会社等の概況】

  ① 資本金の額(2020年1月末現在)

   資本金の額         2,218百万円
   会社が発行する株式の総数  70,000株
   発行済株式総数       56,265株
  ② 会社の意思決定機構

    取締役会は、会社の業務執行上重要な事項を決定し、その決議は、取締役の過半数が出席し、そ
   の出席取締役の過半数をもって行われます。
    取締役は、株主総会において選任され、任期は選任後2年以内に終了する事業年度のうち最終の
   ものに関する定時株主総会の終結の時までとします。増員により、または補欠として選任された取
   締役の任期は、他の在任取締役の任期の満了する時までとします。
    また、取締役会は以下の事項(法令上取締役会の決議事項とされているものを除きます。)を決
   議または審議することを以下の機関に委任しています。
   (イ)業務執行にかかる重要な事項(リスク管理に関する事項を除きます。):経営委員会
   (ロ)リスク管理上の重要な事項:ビジネス・コントロール・コミッティ
  ③ 投資運用の意思決定機構

  (イ)株式運用本部
   (a)株式運用本部は、株式運用部、投資調査部および株式運用サポート室で構成されます。


   (b)株式運用部では、運用業務遂行上必要と認められる諸会議の開催による運用戦略の方向性の
   決定等により投資判断を行います。なお、投資調査部のアナリストとの議論を通じ投資判断の
   際の参考とします。また、同部が行う国内外の株式の運用や海外関係会社に運用を委託してい
   る株式の運用等について、関係各部署と連携し、顧客、投資家、販売会社およびコンサルタン
   ト会社への商品内容説明、販売支援、新商品の企画立案等に関する事項を行います。
   (c)投資調査部に所属するアナリストは主に国内株式の分析を行い、その結果に基づき各銘柄に
   評価を付します。
   (d)株式運用サポート室は、運用実績の分析を行い、前記(b)の株式運用部にその結果を提供
   します。
  (ロ)前記(イ)以外に為替ヘッジを行う場合は、クライアント・ビジネス本部のグローバル運用商

   品部およびグローバル債券商品部が為替ヘッジのための投資判断を行います。
  (注)前記(イ)および(ロ)の意思決定機構、組織名称等は、2020年1月末現在のものであり、今後変更となる場合

   があります。
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  2【事業の内容及び営業の概況】
    投資信託及び投資法人に関する法律に定める投資信託委託会社として、証券投資信託の設定を行う

  とともに、金融商品取引法に定める金融商品取引業者として当該証券投資信託および投資一任契約に
  基づき委託された資産の運用(投資運用業)を行っています。また金融商品取引法に定める以下の業
  務を行っています。
   ・投資助言・代理業
   ・有価証券の募集もしくは売出しの取扱いまたは私募の取扱いに関する第一種金融商品取引業
   ・有価証券の募集もしくは売出しの取扱いまたは私募の取扱い、および証券投資信託の募集また
   は私募に関する第二種金融商品取引業
    委託会社が設定・運用している投資信託は、2020年1月末現在以下のとおりです(親投資信託は本
  数のみ。)。
            純資産額(百万円)
          本数
          67    797,850
   公募追加型株式投資信託
          -     -
   公募単位型株式投資信託
          -     -
   公募追加型債券投資信託
          -     -
   公募単位型債券投資信託
          59    3,721,508
   私募投資信託
          126    4,519,358
   総合計
          53     -
   親投資信託
   (注)百万円未満は四捨五入
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  3【委託会社等の経理状況】
   1.委託会社であるJPモルガン・アセット・マネジメント株式会社(以下「当社」という。)の

   財務諸表は、「財務諸表等の用語、様式及び作成方法に関する規則」(昭和38年大蔵省令第59
   号。以下「財務諸表等規則」という。)並びに同規則第2条の規定により、「金融商品取引業等
   に関する内閣府令」(平成19年内閣府令第52号。以下「金融商品取引業等に関する内閣府令」と
   いう。)に基づいて作成しております。
    また、当社の中間財務諸表は、「中間財務諸表等の用語、様式及び作成方法に関する規則」
   (昭和52年大蔵省令第38号)並びに同規則第38条及び第57条に基づき、「金融商品取引業等に関
   する内閣府令」に基づいて作成しております。
    なお、財務諸表及び中間財務諸表の記載金額は、千円未満の端数を切り捨てて表示しておりま
   す。
   2.当社は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づき、第29期事業年度(2018年4月1

   日から2019年3月31日まで)の財務諸表について、PwCあらた有限責任監査法人による監査を
   受けております。
    また、第30期中間会計期間(2019年4月1日から2019年9月30日まで)の中間財務諸表につい
   ては、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づき、PwCあらた有限責任監査法人によ
   る中間監査を受けております。
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  (1)【貸借対照表】
            第28期      第29期
          (2018年3月31日)      (2019年3月31日)
           資産の部

        注記

    区分      内訳  金額  構成比  内訳  金額  構成比
        番号
          (千円)  (千円)  (%)  (千円)  (千円)  (%)

  流動資産

            11,797,632      15,698,047

  現金及び預金
             24,288      20,735

  前払費用
             36,147      11,933

  未収入金
            2,408,280      2,066,605

  未収委託者報酬
            1,464,696      1,359,147

  未収収益
            4,751,000      3,901,000

  関係会社短期貸付金
             14,055       574

  その他
            20,496,100   98.6    23,058,042   98.6

  流動資産計
  固定資産

            294,112      317,400

  投資その他の資産
          60,000      60,000

   関係会社株式
           27      27

   投資有価証券
          97,612      98,545

   敷金保証金
          60,699      88,900

   前払年金費用
          75,773      69,926

   その他
            294,112  1.4    317,400  1.4

  固定資産計
            20,790,213   100.0    23,375,443   100.0

  資産合計
             73/112







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            第28期      第29期

          (2018年3月31日)      (2019年3月31日)
           負債の部

        注記

    区分      内訳  金額  構成比  内訳  金額  構成比
        番号
          (千円)  (千円)  (%)  (千円)  (千円)  (%)

  流動負債

            219,484      124,997

  預り金
            1,762,101      1,586,271

  未払金
         1,193,819      1,020,805

   未払手数料
          568,282      565,466

   その他未払金
            539,165      569,460

  未払費用
            624,002      1,066,438

  未払法人税等
            634,004      590,294

  賞与引当金
             -      35,788

  役員賞与引当金
            3,778,757   18.2    3,973,252   17.0

  流動負債計
  固定負債

            349,014      286,824

  長期未払金
            308,985      389,086

  賞与引当金
             -     106,665

  役員賞与引当金
  固定負債計          658,000  3.1    782,576  3.3

            4,436,757   21.3    4,755,829   20.3

  負債合計
             74/112









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            第28期      第29期

          (2018年3月31日)      (2019年3月31日)
           純資産の部

        注記

    区分      内訳  金額  構成比  内訳  金額  構成比
        番号
          (千円)  (千円)  (%)  (千円)  (千円)  (%)

  株主資本

            2,218,000   10.7    2,218,000   9.5

  資本金
            1,000,000   4.8    1,000,000   4.3

  資本剰余金
         1,000,000      1,000,000

   資本準備金
            13,135,458   63.2    15,401,616   65.9

  利益剰余金
          33,676      33,676

   利益準備金
   その他利益剰余金

         13,101,782      15,367,939

   繰越利益剰余金
            16,353,458   78.7    18,619,616   79.7

  株主資本計
  評価・換算差額等

             △2 △0.0     △2 △0.0

  その他有価証券評価差額金
             △2 △0.0     △2 △0.0

  評価・換算差額等計
            16,353,456   78.7    18,619,613   79.7

  純資産合計
            20,790,213   100.0    23,375,443   100.0

  負債・純資産合計
             75/112










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  (2)【損益計算書】
            第28期       第29期
          (自2017年4月1日       (自2018年4月1日
           至2018年3月31日)       至2019年3月31日)
        注記

    区分      内訳  金額  百分比  内訳  金額  百分比
        番号
          (千円)  (千円)  (%)  (千円)  (千円)  (%)

  営業収益

           12,446,131      14,035,964

  委託者報酬
            5,788,387      6,154,913

  運用受託報酬
            1,430,987      2,057,519

  業務受託報酬
            348,871       256,704

  その他営業収益
           20,014,377   100.0    22,505,101   100.0

   営業収益計
  営業費用

            6,209,103      7,436,223

  支払手数料
            153,740       162,266

  広告宣伝費
            1,897,150      1,760,202

  調査費
         1,555,380       1,454,877

   委託調査費
          324,761       286,936

   調査費
          17,007       18,388

   図書費
            303,836       288,996

  委託計算費
            286,552       247,970

  営業雑経費
          13,917       12,017

   通信費
          241,049       198,583

   印刷費
          28,217       33,731

   協会費
          3,369       3,638

   諸会費
   営業費用計         8,850,383   44.2    9,895,658   44.0

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            第28期       第29期

          (自2017年4月1日       (自2018年4月1日
           至2018年3月31日)       至2019年3月31日)
        注記

    区分      内訳  金額  百分比  内訳  金額  百分比
        番号
          (千円)  (千円)  (%)  (千円)  (千円)  (%)

  一般管理費

            5,064,982      5,056,630

  給料
          302,393       283,061

   役員報酬及び賞与
         3,186,497       3,093,292

   給料・手当
          905,378       942,629

   賞与
          670,712       639,350

   賞与引当金繰入額
           -      98,296

   役員賞与引当金繰入額
            393,358       383,253

  福利厚生費
            17,403       13,830

  交際費
            11,544       8,404

  寄付金
            149,516       176,449

  旅費交通費
            140,135       152,677

  租税公課
            1,114,905      1,051,170

  不動産関連費用
            248,750       217,801

  退職給付費用
            154,442       158,967

  退職金
            50,426       29,676

  消耗器具備品費
            331,399       322,502

  事務委託費
            2,062,711      1,845,247

  関係会社等配賦経費
            96,551       79,342

  諸経費
   一般管理費計         9,836,127   49.2    9,495,955   42.2

            1,327,866   6.6   3,113,488   13.8

  営業利益
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            第28期       第29期

          (自2017年4月1日       (自2018年4月1日
           至2018年3月31日)       至2019年3月31日)
        注記

    区分      内訳  金額  百分比  内訳  金額  百分比
        番号
          (千円)  (千円)  (%)  (千円)  (千円)  (%)

  営業外収益

        ※1  454,000       437,000

  受取配当金
          86,573        0

  投資有価証券売却益
        ※1  14,113       16,957

  受取利息
          34,949       61,187

  その他営業外収益
            589,637   2.9    515,145   2.3

   営業外収益計
  営業外費用

          1,447       -

  投資有価証券売却損
          25,196       13,470

  為替差損
          4,484       216

  その他営業外費用
   営業外費用計          31,128  0.1    13,686  0.1

            1,886,375   9.4   3,614,946   16.0

  経常利益
            1,886,375   9.4   3,614,946   16.0

  税引前当期純利益
            839,234   4.2   1,348,788   6.0

  法人税、住民税及び事業税
            1,047,141   5.2   2,266,157   10.0

  当期純利益
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  (3)【株主資本等変動計算書】
   第28期(自2017年4月1日 至2018年3月31日)
                   (単位:千円)
             株主資本

         資本剰余金      利益剰余金

               その他利益

                    株主資本
      資本金          剰余金
          資本剰余金       利益剰余金   合計
        資本準備金     利益準備金
           合計       合計
               繰越利益
               剰余金
      2,218,000  1,000,000  1,000,000   33,676  12,054,640  12,088,317  15,306,317

  当期首残高
  当期変動額

       -  -  -  - 1,047,141  1,047,141  1,047,141

  当期純利益
  株主資本以外の

  項目の当期変動     -  -  -  -  -  -  -
  額(純額)
       -  -  -  - 1,047,141  1,047,141  1,047,141

  当期変動額合計
      2,218,000  1,000,000  1,000,000   33,676  13,101,782  13,135,458  16,353,458

  当期末残高
      評価・換算差額等

      その他有  評価・換  純資産合計

      価証券評  算差額等
      価差額金   合計
      △41,176  △41,176  15,265,140

  当期首残高
  当期変動額

       -  - 1,047,141

  当期純利益
  株主資本以外の

  項目の当期変動    41,174  41,174  41,174
  額(純額)
      41,174  41,174  1,088,315

  当期変動額合計
       △2  △2 16,353,456

  当期末残高
             79/112






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   第29期(自2018年4月1日 至2019年3月31日)
                   (単位:千円)
             株主資本

         資本剰余金      利益剰余金

               その他利益

                    株主資本
      資本金          剰余金
          資本剰余金       利益剰余金   合計
        資本準備金     利益準備金
           合計       合計
               繰越利益
                剰余金
      2,218,000  1,000,000  1,000,000   33,676  13,101,782  13,135,458  16,353,458

  当期首残高
  当期変動額

       -  -  -  - 2,266,157  2,266,157  2,266,157

  当期純利益
  株主資本以外の

  項目の当期変動     -  -  -  -  -  -  -
  額(純額)
       -  -  -  - 2,266,157  2,266,157  2,266,157

  当期変動額合計
      2,218,000  1,000,000  1,000,000   33,676  15,367,939  15,401,616  18,619,616

  当期末残高
      評価・換算差額等

      その他有  評価・換  純資産合計

      価証券評  算差額等
      価差額金   合計
       △2  △2 16,353,456

  当期首残高
  当期変動額

       -  - 2,266,157

  当期純利益
  株主資本以外の

  項目の当期変動     0  0  0
  額(純額)
       0  0 2,266,157

  当期変動額合計
       △2  △2 18,619,613

  当期末残高
             80/112






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  重要な会計方針
  1.有価証券の評価基準及び評価方法
  (1)関係会社株式
   移動平均法による原価法を採用しております。
  (2)その他有価証券

   時価のあるもの
    期末日の市場価格等に基づく時価法(評価差額は全部純資産直入法により処理し、売却原価は移
   動平均法により算定)を採用しております。
  2.引当金の計上基準

  (1)賞与引当金
    従業員に対する賞与の支給に備えるため、当事業年度に帰属する額を計上しております。
  (2)役員賞与引当金

    役員に対する賞与の支給に備えるため、当事業年度に帰属する額を計上しております。
  (3)退職給付引当金

    従業員に対する退職給付に備えるため、当事業年度末における退職給付債務と年金資産の見込額
   に基づき退職給付引当金を計上しております。ただし、当事業年度末においては、年金資産の額
   が、退職給付債務に未認識数理計算上の差異等を加減した額を超過するため、資産の部に前払年金
   費用を計上しております。
    退職給付債務の算定にあたり、退職給付見込額を当事業年度末までの期間に帰属させる方法につ
   いては、期間定額基準によっております。
    過去勤務費用については、その発生時における従業員の平均残存勤務期間以内の一定の年数(8
   年)による定額法により、発生した事業年度から費用処理しております。
    数理計算上の差異は、その発生時における従業員の平均残存勤務期間以内の一定の年数(8年)
   による定額法により按分額を、それぞれ発生した翌事業年度から費用処理することとしておりま
   す。
  3.その他財務諸表作成のための基本となる重要な事項

   消費税等の会計処理
    消費税及び地方消費税の会計処理は、税抜方式によっております。
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  未適用の会計基準等
  「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 平成30年3月30日)
  「収益認識に関する会計基準の適用指針」(企業会計基準適用指針第30号 平成30年3月30日)
  (1)概要

   収益認識に関する包括的な会計基準であります。収益は、次の5つのステップを適用し認識されま
  す。
  ステップ1:顧客との契約を識別する。
  ステップ2:契約における履行義務を識別する。
  ステップ3:取引価格を算定する。
  ステップ4:契約における履行義務に取引価格を配分する。
  ステップ5:履行義務を充足した時に又は充足するにつれて収益を認識する。
  (2)適用予定日

   2022年3月期の期首より適用予定であります。
  (3)当該会計基準等の適用による影響

   影響額は、当財務諸表の作成時において評価中であります。
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  注記事項
  (貸借対照表関係)
      第28期          第29期

     (2018年3月31日)          (2019年3月31日)
  関係会社項目          関係会社項目

  関係会社に対する資産および負債には区分掲記さ          関係会社に対する資産および負債には区分掲記さ
  れたもの以外に注記すべき事項はありません。          れたもの以外に注記すべき事項はありません。
  (損益計算書関係)

      第28期          第29期

    (自2017年4月1日          (自2018年4月1日
     至2018年3月31日)          至2019年3月31日)
  ※1 関係会社との取引に係るものが次のとおり          ※1 関係会社との取引に係るものが次のとおり

   含まれております。          含まれております。
   関係会社からの受取利息      14,112千円    関係会社からの受取利息      16,957千円

   関係会社からの受取配当金      454,000千円    関係会社からの受取配当金      437,000千円
  (株主資本等変動計算書関係)

  第28期(自2017年4月1日 至2018年3月31日)
  発行済株式の種類及び総数に関する事項
      当事業年度期首    当事業年度    当事業年度    当事業年度末
      株式数(株)    増加株式数(株)    減少株式数(株)    株式数(株)
  発行済株式

        56,265     -    -   56,265

  普通株式
        56,265     -    -   56,265

   合計
  第29期(自2018年4月1日 至2019年3月31日)

  発行済株式の種類及び総数に関する事項
      当事業年度期首    当事業年度    当事業年度    当事業年度末
      株式数(株)    増加株式数(株)    減少株式数(株)    株式数(株)
  発行済株式

        56,265     -    -   56,265

  普通株式
        56,265     -    -   56,265

   合計
             83/112






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  (リース取引関係)
      第28期          第29期

    (自2017年4月1日          (自2018年4月1日
     至2018年3月31日)          至2019年3月31日)
  該当事項はありません。          オペレーティング・リース取引のうち解約不能の

            ものに係る未経過リース料は以下のとおりであり
            ます。
                  48,482

             1年以内       千円
                  20,201
             1年超       千円
                  68,683
             合計       千円
  (金融商品関係)

  (1)金融商品の状況に関する事項
   ① 金融商品に対する取組方針
    自社が設定する投資信託やグループ会社が運用する投資信託について、その設定時に運用上十
   分な信託財産があることが見込めない場合に、「シードキャピタル」として当該投資信託を自己
   資金により取得することがあります。
    当社は、営業活動援助のため、子会社であるJPMAMジャパン・ケイマン・ファンド・リミテッ
   ドへの短期貸付を行っております。
   ② 金融商品の内容及びそのリスク

    営業債権のうち、自社が設定・運用する投資信託から受領する未収委託者報酬、及び未収収益
   のうち国内年金基金等から受領する債権については信託銀行により分別管理されている信託財産
   から回収され、一般債権とは異なり、信用リスクは極めて低いと認識しております。海外グルー
   プ会社に対する未収収益は未払費用と部分的に相殺され、信用リスクが軽減されております。ま
   た、外貨建て債権の未収収益については為替の変動リスクに晒されておりますが、外貨建て債務
   と部分的に相殺され、為替変動リスクが軽減されております。
    営業債務である未払金は基本的に3ヶ月以内の支払い期日であり、未払手数料、及び未払費用
   についてはそのほとんどが6ヶ月以内の支払い期日であります。一部外貨建てのものについて
   は、為替の変動リスクに晒されておりますが、上述の通り外貨建て債権と部分的に相殺され、リ
   スクが軽減されております。
    関係会社に対し短期貸付を行っており、関係会社短期貸付金は貸出先の信用リスクに晒されて
   おります。関係会社短期貸付金は、3ヶ月の期日であり、金利の変動リスクは僅少です。
    投資有価証券は、上述のシードキャピタルであり、市場価格の変動リスクに晒されておりま
   す。
    敷金保証金は建物等の賃貸契約に関連する保証金であり、差入先の信用リスクに晒されており
   ます。
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   ③ 金融商品に係るリスク管理体制
   (ⅰ)信用リスク(取引先の契約不履行等に係るリスク)の管理
    営業債権のうち、海外グループ会社に対する未収収益は担当部署が各関係会社ごとに期日及
   び残高を定期的に管理し、回収懸念の早期把握を図っております。
    関係会社短期貸付金は、子会社であるJPMAMジャパン・ケイマン・ファンド・リミテッドの
   営業活動から得られるキャッシュ・フローをモニタリングしており、貸倒や回収遅延の懸念は
   ほぼないと認識しております。
   (ⅱ)市場リスク(為替や金利等の変動リスク)の管理
    外貨建ての営業債権債務のうち、大半を占める米国ドル建ての債権債務に対しての為替変動
   リスクについては担当部署が月次でモニタリングしており、債権もしくは債務の超過に対して
   米国ドル建て預金と円建て預金との間で資金移動をして為替変動リスクの軽減に努めておりま
   す。
   (ⅲ)資金調達に係る流動性リスク(支払期日に支払いを実行できなくなるリスク)の管理
    各部署からの報告に基づき担当部署が適宜資金繰計画を作成・更新するとともに、手許流動
   性の維持などにより流動性リスクを管理しております。
   (2)金融商品の時価等に関する事項

   ① 貸借対照表計上額、時価及びこれらの差額については、次のとおりであります。なお、金額
   的重要性が低いと判断するものは次表には含めておりません。また、時価を把握することが極
   めて困難と認められるものは次表には含めておりません((注2)参照)。
   第28期(2018年3月31日)

                   (単位:千円)
          貸借対照表計上額     時価    差額

            11,797,632    11,797,632      -

   (1)現金及び預金
            2,408,280    2,408,280      -

   (2)未収委託者報酬
            1,464,696    1,464,696      -

   (3)未収収益
            4,751,000    4,751,000      -

   (4)関係会社短期貸付金
            20,421,609    20,421,609      -

   資産計
            1,193,819    1,193,819      -

   (1)未払手数料
            568,282    568,282     -

   (2)その他未払金
            539,165    539,165     -

   (3)未払費用
            349,014    349,014     -

   (4)長期未払金
            2,650,281    2,650,281      -

   負債計
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  (注1)金融商品の時価算定方法
   資産
   (1)現金及び預金、(2)未収委託者報酬、(3)未収収益及び(4)関係会社短期貸付金
    これらは短期間で決済されるため、時価は帳簿価額と近似していることから、当該帳簿価額に
   よっております。
   負債
   (1)未払手数料、(2)その他未払金、及び(3)未払費用
    これらは短期間で決済されるため、時価は帳簿価額と近似していることから、当該帳簿価額に
   よっております。
   (4)長期未払金
    長期未払金の時価については、当該未払金の支払までの期間を基にリスクフリーレートで割り
   引いた現在価値により算定しており、時価は帳簿価額と近似していることから当該帳簿価額に
   よっております。
  (注2)時価を把握することが極めて困難と認められる金融商品
             (単位:千円)
            貸借対照表計上額
              60,000
   関係会社株式
    関係会社株式については、市場価格がなく、かつ、将来キャッシュ・フローを見積ることなどが
   できず、時価を把握することが極めて困難と認められるものであるため、上表に含めておりませ
   ん。
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   第29期(2019年3月31日)
                   (単位:千円)
          貸借対照表計上額     時価    差額

            15,698,047    15,698,047      -

   (1)現金及び預金
            2,066,605    2,066,605      -

   (2)未収委託者報酬
            1,359,147    1,359,147      -

   (3)未収収益
            3,901,000    3,901,000      -

   (4)関係会社短期貸付金
            23,024,800    23,024,800      -

   資産計
            1,020,805    1,020,805      -

   (1)未払手数料
            565,466    565,466     -

   (2)その他未払金
            569,460    569,460     -

   (3)未払費用
            286,824    286,824     -

   (4)長期未払金
            2,442,557    2,442,557      -

   負債計
  (注1)金融商品の時価算定方法

   資産
   (1)現金及び預金、(2)未収委託者報酬、(3)未収収益及び(4)関係会社短期貸付金
    これらは短期間で決済されるため、時価は帳簿価額と近似していることから、当該帳簿価額に
   よっております。
   負債
   (1)未払手数料、(2)その他未払金、及び(3)未払費用
    これらは短期間で決済されるため、時価は帳簿価額と近似していることから、当該帳簿価額に
   よっております。
   (4)長期未払金
    長期未払金の時価については、当該未払金の支払までの期間を基にリスクフリーレートで割り
   引いた現在価値により算定しており、時価は帳簿価額と近似していることから当該帳簿価額に
   よっております。
  (注2)時価を把握することが極めて困難と認められる金融商品
             (単位:千円)
            貸借対照表計上額
              60,000
   関係会社株式
    関係会社株式については、市場価格がなく、かつ、将来キャッシュ・フローを見積ることなどが
   できず、時価を把握することが極めて困難と認められるものであるため、上表に含めておりませ
   ん。
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   ② 金融商品の時価等に関する事項についての補足説明
    金融商品の時価には、市場価格に基づく価額のほか、市場価格がない場合には合理的に算定さ
   れた価額が含まれております。当該価額の算定においては変動要因を織り込んでいるため、異な
   る前提条件等を採用することにより、当該価額が変動することがあります。
   (3)金銭債権及び満期のある有価証券の決算日後の償還予定額

   第28期(2018年3月31日)
                   (単位:千円)
             1年超   5年超
         1年以内          10年超
             5年以内   10年以内
         11,797,632     -   -   -

   現金及び預金
          2,408,280     -   -   -

   未収委託者報酬
          1,464,696     -   -   -

   未収収益
          4,751,000     -   -   -

   関係会社短期貸付金
         20,421,609     -   -   -

     合計
   第29期(2019年3月31日)

                   (単位:千円)
             1年超   5年超
         1年以内          10年超
             5年以内   10年以内
         15,698,047     -   -   -

   現金及び預金
          2,066,605     -   -   -

   未収委託者報酬
          1,359,147     -   -   -

   未収収益
          3,901,000     -   -   -

   関係会社短期貸付金
         23,024,800     -   -   -

     合計
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  (有価証券関係)
  1.関係会社株式
   関係会社株式 (第28期の貸借対照表計上額は60,000千円、第29期の貸借対照表計上額は60,000千
  円)については市場価格がなく、時価を把握することが極めて困難と認められるものであることから、
  記載しておりません。
  2.その他有価証券

  第28期(2018年3月31日)
                   (単位:千円)
        種類  貸借対照表計上額     取得原価    差額

  貸借対照表計上額が取     その他

             -    -    -
  得原価を超えるもの      投資信託
  貸借対照表計上額が取     その他

             27    30    △2
  得原価を超えないもの      投資信託
             27    30    △2

      合計
  第29期(2019年3月31日)

                   (単位:千円)
        種類  貸借対照表計上額     取得原価    差額

  貸借対照表計上額が取     その他

             -    -    -
  得原価を超えるもの      投資信託
  貸借対照表計上額が取     その他

             27    30    △2
  得原価を超えないもの      投資信託
             27    30    △2

      合計
  3.当事業年度中に売却したその他有価証券

  第28期(自2017年4月1日 至2018年3月31日)
                   (単位:千円)
    種類     売却額    売却益の合計額     売却損の合計額

  その他

         2,886,126      86,573     △1,447
   投資信託
  第29期(自2018年4月1日 至2019年3月31日)

                   (単位:千円)
    種類     売却額    売却益の合計額     売却損の合計額
  その他

           10     0     -
   投資信託
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  (退職給付関係)
  1.採用している退職給付制度の概要
   当社は確定拠出型年金制度、及びキャッシュバランス型年金制度を採用しております。
  2.キャッシュバランス型年金制度

  (1)退職給付債務の期首残高と期末残高の調整表
               第28期     第29期
             (2018年3月31日)     (2019年3月31日)
                (千円)     (千円)
   退職給付債務の期首残高             1,438,648     1,376,741
   勤務費用             185,799     170,477
   利息費用             5,755     5,507
   数理計算上の差異の発生額             △12,545     180,184
   退職給付の支払額
               △240,916     △222,653
   退職給付債務の期末残高             1,376,741     1,510,256
  (2)年金資産の期首残高と期末残高の調整表

               第28期     第29期
             (2018年3月31日)     (2019年3月31日)
                (千円)     (千円)
   年金資産の期首残高             1,596,600     1,601,397
   期待運用収益             11,176     8,007
   数理計算上の差異の発生額             58,590    184,461
   事業主からの拠出額             175,947     168,622
   退職給付の支払額            △240,916     △222,653
   年金資産の期末残高             1,601,397     1,739,834
  (3)退職給付債務及び年金資産の期末残高と貸借対照表に計上された退職給付引当金及び前払年金費

   用の調整表
               第28期     第29期
             (2018年3月31日)     (2019年3月31日)
                (千円)     (千円)
   積立型制度の退職給付債務             1,376,741     1,510,256
   年金資産            △1,601,397     △1,739,834
               △224,656     △229,578
   未認識数理計算上の差異             163,853     140,678
   未認識過去勤務費用              104     -
   貸借対照表に計上された負債と資産の純額             △60,699     △88,900
   前払年金費用             △60,699     △88,900
   貸借対照表に計上された負債と資産の純額             △60,699     △88,900
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  (4)退職給付費用及びその内訳項目の金額
               第28期     第29期
             (自2017年4月1日     (自2018年4月1日
              至2018年3月31日)     至2019年3月31日)
                (千円)     (千円)
   勤務費用             185,799     170,477
   利息費用             5,755     5,507
   期待運用収益
                △11,176     △8,007
   数理計算上の差異の費用処理額             △18,366     △27,452
   過去勤務債務の費用処理額             △414     △104
   その他(注1)             13,607     8,919
   キャッシュバランス型年金制度に係る退職給付費用(注2)             175,205     149,340
  (注1)その他の金額は、主に当社への出向者分の退職給付費用であります。
  (注2)当社からの出向者分の退職給付費用は、上記金額に含まれておりません。
  (5)年金資産に関する事項

  ① 年金資産の主な内訳
   年金資産合計に対する主な分類ごとの比率は、次のとおりであります。
               第28期     第29期
             (2018年3月31日)     (2019年3月31日)
   債券             49%     51%
   現金及び預金             51%     49%
   合計             100%     100%
  ② 長期期待運用収益率の設定方法

   年金資産の長期期待運用収益率を決定するため、現在及び予想される年金資産の配分と、年金資産
  を構成する多様な資産からの現在及び将来期待される長期の収益率を考慮しております。
  (6)数理計算上の計算基礎に関する事項

               第28期     第29期
             (2018年3月31日)     (2019年3月31日)
   主要な数理計算上の計算基礎
   割引率             0.4%     0.4%
   長期期待運用収益率             0.7%     0.5%
  3.確定拠出制度

   当社の確定拠出制度への要拠出額は、第28期事業年度73,544千円、第29期事業年度68,460千円であ
  ります。
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  (税効果会計関係)
  1.繰延税金資産及び繰延税金負債の発生の主な原因別の内訳
              第28期     第29期
            (2018年3月31日)     (2019年3月31日)
  繰延税金資産             (千円)     (千円)
  賞与引当金            240,628     286,600
  未払費用            123,728     173,650
  未払事業税             40,523     59,662
  長期前払費用             76,161     84,986
  減価償却超過額            113,576     138,298
               △12,691     △8,350
  その他
  繰延税金資産小計             581,925     734,846
  評価性引当額(注)            △581,925     △734,846
  繰延税金資産合計              -     -
  繰延税金負債
                -     -
  繰延税金負債合計
  繰延税金資産又は繰延税金負債(△)の純額              -     -
  (注)評価性引当額が152,921千円増加しております。この増加の内容は、上記の一時差異の増加に関

   わる評価性引当額を追加的に認識したことに伴うものであります。
  2.法定実効税率と税効果会計適用後の法人税等の負担率との間に重要な差異があるときの、当該差異

   の原因となった主要な項目別の内訳
            第28期      第29期
           (2018年3月31日)      (2019年3月31日)
  法定実効税率            30.86%      30.62%
   (調整)
   交際費等永久に損金に算入されない項目            4.40%      2.28%
   評価性引当額            3.16%      4.25%
   住民税等均等割            0.31%      0.13%
   過年度法人税等            5.67%      0.02%
              0.09%      0.00%
   その他
  税効果会計適用後の法人税等の負担率            44.49%      37.31%
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  (セグメント情報等)
  セグメント情報
   当社は、資産運用業の単一セグメントであるため、記載を省略しております。
  関連情報

  第28期(自2017年4月1日 至2018年3月31日)
  1.サービスごとの情報

                   (単位:千円)
          投資一任及び
      投資信託委託業務       業務受託報酬    その他   合計
          投資助言業務
  外部顧客への売上高     12,446,131   5,788,387   1,430,987    348,871   20,014,377

  2.地域ごとの情報

  営業収益
                   (単位:千円)
    日本     英国     その他     合計
    14,455,359     2,072,302     3,486,715     20,014,377

  (注)営業収益は顧客の所在地を基礎とし、国又は地域に分類しております。
  3.主要な顧客ごとの情報

                   (単位:千円)
     顧客の名称        営業収益    関連するセグメント

  JPMorgan  Asset Management  (UK) Limited     2,062,917

                  資産運用業
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  第29期(自2018年4月1日 至2019年3月31日)
  1.サービスごとの情報

                   (単位:千円)
          投資一任及び
      投資信託委託業務       業務受託報酬    その他   合計
          投資助言業務
  外部顧客への売上高     14,035,964   6,154,913   2,057,519    256,704   22,505,101

  2.地域ごとの情報

  営業収益
                   (単位:千円)
   日本    英国    香港    その他    合計

   15,553,649    2,453,206    2,613,294    1,884,951    22,505,101

  (注)営業収益は顧客の所在地を基礎とし、国又は地域に分類しております。
  3.主要な顧客ごとの情報

                   (単位:千円)
     顧客の名称        営業収益    関連するセグメント
  JPMorgan  Asset Management  (UK) Limited     2,436,118

                  資産運用業
  JF Asset Management  Limited        2,613,294

                  資産運用業
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  (関連当事者情報)
  1.関連当事者との取引
  第28期(自2017年4月1日 至2018年3月31日)
  親会社
           議決権等
                 取引金額    期末残高
        資本金又  事業の  の所有  関連当事者  取引の
  種類 会社等の名称   所在地            科目
        は出資金  内容 (被所  との関係  内容
                 (千円)    (千円)
           有)割合
   JPモルガン・
            被所有
   チェース・ホー   米国
        222,090
            間接
  親会社        持株会社   人件費の立替      未払金
                -  -   450,778
   ルディングス・   ニューヨーク
        百万米ドル
            100%
   エルエルシー
  (注)取引条件及び取引条件の決定方針等
   当社の役職員への賞与の支払いの一部はJPモルガン・チェース・ホールディングス・エルエル
   シー(以下、「親会社」という。)により行われております。これらの費用は親会社より当社に
   請求されるものであり、未払いの金額については親会社に対する債務として処理しております。
  子会社

           議決権等
                 取引金額    期末残高
        資本金又  事業の  の所有  関連当事者  取引の
  種類 会社等の名称   所在地             科目
        は出資金  内容 (被所  との関係  内容
                 (千円)    (千円)
           有)割合
               資金の貸付
                 17,069,000
               (注)
                   関係会社
                    4,751,000
   JPMAMジャパ      外国投資
                  短期貸付金
      英国領
               資金の回収
                 16,328,000
           所有
   ン・ケイマ      信託の管   資金の貸借等
      ケイマン諸島
           直接
  子会社  ン・ファン    3,500千円  理会社と   及び役員の兼
      グランドケイ
   ド・リミテッ      しての業   任
           100%
               受取利息    未収収益
                 14,112    96
      マン
   ド       務
               配当の受取
                 454,000  -  -
  (注)取引条件及び取引条件の決定方針等
   資金の貸付については、貸付利率は市場金利を勘案して利率を合理的に決定しており、返済条件
   は期間3ヶ月であります。なお、担保は受け入れておりません。
  兄弟会社等

           議決権等
                 取引金額    期末残高
        資本金又  事業の  の所有  関連当事者  取引の
  種類 会社等の名称   所在地            科目
        は出資金  内容 (被所  との関係  内容
                 (千円)    (千円)
           有)割合
  最終的な
   JPMorgan Asset
  親会社が     英国  24百万     投資の助言ま
   Management
          投資運用業  なし    調査費   未払費用
                 1,077,595    291,063
  同一であ    ロンドン  ポンド     たは投資一任
   (UK) Limited
  る会社
  最終的な
   JFAsset
  親会社が     香港  60百万     投資の助言ま  運用受託
   Management
          投資運用業  なし       未収収益
                 1,708,734    511,882
  同一であ    セントラル  香港ドル     たは投資一任  報酬
   Limited
  る会社
  最終的な
  親会社が  JPモルガン証   東京都   金融商品     一般管理
        73,272,250
            なし 職員の兼職      未払金
                 1,409,458    116,223
  同一であ  券株式会社   千代田区    取引業     費
        千円
  る会社
  (注1)取引金額および期末残高には、消費税等は含まれておりません。
  (注2)取引条件及び取引条件の決定方針等
   運用受託報酬及び調査費に関しては、運用の再委託の一般的な手数料率を勘案し、協議の上、
   再委託契約を結んで行っております。
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  第29期(自2018年4月1日 至2019年3月31日)
  親会社
           議決権等
                 取引金額    期末残高
        資本金又  事業の  の所有  関連当事者  取引の
  種類 会社等の名称   所在地            科目
        は出資金  内容 (被所  との関係  内容
                 (千円)    (千円)
           有)割合
   JPモルガン・
            被所有
   チェース・ホー   米国
        222,876
            間接
  親会社        持株会社   人件費の立替      未払金
                -  -   397,949
   ルディングス・   ニューヨーク
        百万米ドル
            100%
   エルエルシー
  (注)取引条件及び取引条件の決定方針等
   当社の役職員への賞与の支払いの一部はJPモルガン・チェース・ホールディングス・エルエル
   シー(以下、「親会社」という。)により行われております。これらの費用は親会社より当社に
   請求されるものであり、未払いの金額については親会社に対する債務として処理しております。
  子会社

           議決権等
                 取引金額    期末残高
        資本金又  事業の  の所有  関連当事者  取引の
  種類 会社等の名称   所在地             科目
        は出資金  内容 (被所  との関係  内容
                 (千円)    (千円)
           有)割合
               資金の貸付
                 17,554,000
               (注)
                   関係会社
                    3,901,000
   JPMAMジャパ      外国投資
                  短期貸付金
      英国領
               資金の回収
                 18,404,000
           所有
   ン・ケイマ      信託の管   資金の貸借等
      ケイマン諸島
           直接
  子会社  ン・ファン    3,500千円  理会社と   及び役員の兼
      グランドケイ
   ド・リミテッ      しての業   任
           100%
               受取利息    未収収益
                 16,957    118
      マン
   ド       務
               配当の受取
                 437,000  -  -
  (注)取引条件及び取引条件の決定方針等
   資金の貸付については、貸付利率は市場金利を勘案して利率を合理的に決定しており、返済条件
   は期間3ヶ月であります。なお、担保は受け入れておりません。
  兄弟会社等

           議決権等
                 取引金額    期末残高
        資本金又  事業の  の所有  関連当事者  取引の
  種類 会社等の名称   所在地            科目
        は出資金  内容 (被所  との関係  内容
                 (千円)    (千円)
           有)割合
  最終的な
   JPMorgan Asset
  親会社が     英国  24百万     投資の助言ま
   Management
          投資運用業  なし    調査費   未払費用
                 1,003,333    279,661
  同一であ    ロンドン  ポンド     たは投資一任
   (UK) Limited
  る会社
  最終的な
   JFAsset
  親会社が     香港  60百万     投資の助言ま  運用受託
   Management
          投資運用業  なし       未収収益
                 2,457,468    603,775
  同一であ    セントラル  香港ドル     たは投資一任   報酬
   Limited
  る会社
  (注1)取引金額および期末残高には、消費税等は含まれておりません。
  (注2)取引条件及び取引条件の決定方針等
   運用受託報酬及び調査費に関しては、運用の再委託の一般的な手数料率を勘案し、協議の上、
   再委託契約を結んで行っております。
  2.親会社又は重要な関連会社に関する注記

   親会社情報
   直接親会社   JPモルガン・アセット・マネジメント(アジア)インク(非上場)
   最終的な親会社 JPモルガン・チェース・アンド・カンパニー(ニューヨーク証券取引所、ロン
      ドン証券取引所に上場)
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  (1株当たり情報)
              第28期     第29期
             (自2017年4月1日     (自2018年4月1日
             至2018年3月31日)     至2019年3月31日)
  1株当たり純資産額             290,650.60円     330,927.11円
  1株当たり当期純利益             18,610.88円     40,276.51円
   なお、当事業年度の潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額については、潜在株式が存在していな
  いため記載しておりません。
  1株当たりの当期純利益の算定上の基礎

              第28期     第29期
             (自2017年4月1日     (自2018年4月1日
             至2018年3月31日)     至2019年3月31日)
  損益計算書上の当期純利益             1,047,141千円     2,266,157千円
  普通株主に帰属しない金額               -     -
  普通株式に係る当期純利益             1,047,141千円     2,266,157千円
  普通株式の期中平均株式数              56,265株     56,265株
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  中間財務諸表
  (1)中間貸借対照表
             (単位:千円)
           第30期中間会計期間末
           (2019年9月30日)
  資産の部
  流動資産
             14,207,037
   現金及び預金
              56,845
   前払費用
               8,784
   未収入金
              1,928,542
   未収委託者報酬
              1,337,970
   未収収益
              3,300,000
   関係会社短期貸付金
              14,087
   その他
             20,853,269
   流動資産計
  固定資産
   有形固定資産
              23,160
        ※1
   器具備品
              23,160
   有形固定資産計
   投資その他の資産
              60,000
   関係会社株式
              48,828
   投資有価証券
              98,745
   敷金保証金
              100,492
   前払年金費用
              55,013
   その他
              363,080
   投資その他の資産計
              386,240
   固定資産計
             21,239,510
  資産合計
             98/112









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             (単位:千円)
           第30期中間会計期間末
           (2019年9月30日)
  負債の部
  流動負債
              56,117
   預り金
              1,262,410
   未払金
              927,050
   未払手数料
        ※2      335,360
   その他未払金
              645,623
   未払費用
              823,266
   未払法人税等
              1,193,264
   賞与引当金
              21,439
   役員賞与引当金
              4,002,121
   流動負債計
  固定負債
              285,932
   長期未払金
              537,942
   賞与引当金
              194,404
   役員賞与引当金
              30,770
   繰延税金負債
              1,049,049
   固定負債計
              5,051,170
  負債合計
  純資産の部

  株主資本
              2,218,000
   資本金
   資本剰余金
              1,000,000
   資本準備金
              1,000,000
   資本剰余金合計
   利益剰余金
              33,676
   利益準備金
   その他利益剰余金
             12,936,665
    繰越利益剰余金
             12,970,341
   利益剰余金合計
             16,188,341
   株主資本合計
  評価・換算差額等
               △1
   その他有価証券評価差額金
               △1
   評価・換算差額等合計
             16,188,339
  純資産合計
             21,239,510
  負債・純資産合計
             99/112




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  (2)中間損益計算書
             (単位:千円)
           第30期中間会計期間
           (自2019年4月1日
           至2019年9月30日)
  営業収益
  委託者報酬           6,233,722
  運用受託報酬           3,083,049
  業務受託報酬            980,490
  その他            52,983
  営業収益計
             10,350,245
  営業費用
  支払手数料           3,313,168
  調査費            844,332
  その他営業費用            322,860
  営業費用計
              4,480,360
  一般管理費            4,609,712
  営業利益
              1,260,173
  営業外収益       ※1
              30,880
  営業外費用              4
  経常利益
              1,291,049
  税引前中間純利益
              1,291,049
  法人税、住民税及び事業税
              691,553
  法人税等調整額            30,770
  法人税等合計
              722,324
  中間純利益
              568,725
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  重要な会計方針
         第30期中間会計期間
         (自2019年4月1日
    項目
          至2019年9月30日)
  1.有価証券の評価基準     (1)関係会社株式
   及び評価方法      移動平均法による原価法を採用してお
        ります。
       (2)その他有価証券
        時価のあるもの
         中間決算日の市場価格等に基づく時価
        法(評価差額は全部純資産直入法により
        処理し、売却原価は移動平均法により算
        定)を採用しております。
        時価のないもの
         移動平均法による原価法を採用してお
        ります。
  2.引当金の計上基準     (1)賞与引当金
         従業員に対する賞与の支給に備えるた
        め、当中間会計期間に帰属する額を計上
        しております。
       (2)役員賞与引当金
         役員に対する賞与の支給に備えるた
        め、当中間会計期間に帰属する額を計上
        しております。
       (3)退職給付引当金
         従業員に対する退職給付に備えるた
        め、当中間期末における退職給付債務と
        年金資産の見込額に基づき退職給付引当
        金を計上しております。ただし、当中間
        期末においては、年金資産の額が、退職
        給付債務に未認識数理計算上の差異等を
        加減した額を超過するため、資産の部に
        前払年金費用を計上しております。
         退職給付債務の算定にあたり、退職給
        付見込額を当中間期末までの期間に帰属
        させる方法については、期間定額基準に
        よっております。
         過去勤務債務については、その発生時
        における従業員の平均残存勤務期間以内
        の一定の年数(8年)による定額法によ
        り、発生した事業年度から費用処理して
        おります。
         数理計算上の差異は、その発生時にお
        ける従業員の平均残存勤務期間以内の一
        定の年数(8年)による定額法により按
        分額を、それぞれ発生した翌事業年度か
        ら費用処理することとしております。
  3.固定資産の減価償却      有形固定資産
   方法      定率法を採用しております。
         なお、主な耐用年数は以下のとおりで
        あります。
        器具備品 5年
  4.その他中間財務諸表      消費税等の会計処理
   作成のための基本と      消費税及び地方消費税の会計処理は、
   なる重要な事項     税抜方式によっております。
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  注記事項
  (中間貸借対照表関係)
    第30期中間会計期間末

     (2019年9月30日)
  ※1 有形固定資産の減価償却累計額

   器具備品                5,790千円
  ※2 消費税等の取扱い
    仮払消費税等及び仮受消費税等は、相殺の
   うえ、金額的重要性が乏しいため、流動負債
   の「その他未払金」に含めて表示しておりま
   す。
  (中間損益計算書関係)

     第30期中間会計期間

    (自2019年4月1日
     至2019年9月30日)
  ※1 営業外収益のうち主要なもの

   為替差益                9,871千円
   受取利息                7,098千円
  (リース取引関係)

    第30期中間会計期間末

     (2019年9月30日)
   オペレーティング・リース取引のうち解約不能

  のものに係る未経過リース料は以下のとおりであ
  ります。
        44,442

  1年以内        千円
         -
  1年超
          千円
        44,442  千円
  合計
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  (金融商品関係)
  第30期中間会計期間末(2019年9月30日)
  金融商品の時価等に関する事項
  ① 2019年9月30日における中間貸借対照表計上額、時価及びこれらの差額については、次のとおり
   であります。なお、金額的重要性が低いと判断するものは次表には含めておりません。また、時価
   を把握することが極めて困難と認められるものは次表には含めておりません((注)2.参照)。
                   (単位:千円)
          中間貸借対照表
                時価    差額
           計上額
            14,207,037    14,207,037      -
  (1)現金及び預金
            1,928,542    1,928,542      -
  (2)未収委託者報酬
            1,337,970    1,337,970      -
  (3)未収収益
            3,300,000    3,300,000      -
  (4)関係会社短期貸付金
            20,773,551    20,773,551      -
   資産計
            927,050    927,050     -
  (1)未払手数料
            335,360    335,360     -
  (2)その他未払金
            645,623    645,623     -
  (3)未払費用
            285,932    285,932     -
  (4)長期未払金
            2,193,965    2,193,965      -
   負債計
   (注)1.金融商品の時価算定方法

   資産

   (1)現金及び預金、(2)未収委託者報酬、(3)未収収益、及び(4)関係会社短期貸付金
    これらは短期間で決済されるため、時価は帳簿価額と近似していることから、当該帳簿価額に
   よっております。
   負債

   (1)未払手数料、(2)その他未払金、及び(3)未払費用
    これらは短期間で決済されるため、時価は帳簿価額と近似していることから、当該帳簿価額に
   よっております。
   (4)長期未払金

    長期未払金の時価については、当該未払金の支払までの期間を基にリスクフリーレートで割り
   引いた現在価値により算定しており、時価は帳簿価額と近似していることから当該帳簿価額に
   よっております。
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   (注)2.時価を把握することが極めて困難と認められる金融商品
             (単位:千円)

           中間貸借対照表計上額

              60,000

   関係会社株式
   投資有価証券(合同会社出資金)           48,810

    上記の関係会社株式及び投資有価証券(合同会社出資金)については、市場価格がなく、か
   つ、将来キャッシュ・フローを見積ることなどができず、時価を把握することが極めて困難と認
   められるものであるため、上表に含めておりません。
  ② 金融商品の時価等に関する事項についての補足説明

    金融商品の時価には、市場価格に基づく価額のほか、市場価格がない場合には合理的に算定され
   た価額が含まれております。当該価額の算定においては変動要因を織り込んでいるため、異なる前
   提条件等を採用することにより、当該価額が変動することがあります。
  (有価証券関係)

  第30期中間会計期間末(2019年9月30日)
  1.関係会社株式
   関係会社株式(中間貸借対照表計上額 60,000千円)については市場価格がなく、時価を把握する
  ことが極めて困難と認められるものであることから、記載しておりません。
  2.その他有価証券

   投資有価証券(合同会社出資金)(中間貸借対照表計上額 48,810千円)については市場価格がな
  く、時価を把握することが極めて困難と認められるものであることから、記載しておりません。
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  (セグメント情報等)
  セグメント情報
   当社は、資産運用業の単一セグメントであるため、記載を省略しております。
  関連情報

  第30期中間会計期間(自 2019年4月1日 至 2019年9月30日)
  1.サービスごとの情報

                   (単位:千円)
       委託者報酬   運用受託報酬   業務受託報酬    その他   合計
  外部顧客への売上高      6,233,722   3,083,049   980,490   52,983  10,350,245

  2.地域ごとの情報

  営業収益                  (単位:千円)
    日本    香港    英国    その他    合計
     6,775,574    1,340,502    1,188,597    1,045,571    10,350,245

  (注)営業収益は顧客の所在地を基礎とし、国又は地域に分類しております。
  3.主要な顧客ごとの情報

            (単位:千円)
   顧客の名称     営業収益   関連するセグメント
  JPMorgan  Asset
  Management       1,285,827   資産運用業
  (Asia Pacific)  Limited
  JPMorgan  Asset
        1,187,009   資産運用業
  Management  (UK) Limited
  (1株当たり情報)

     第30期中間会計期間

    (自2019年4月1日
     至2019年9月30日)
  1株当たり純資産額       287,715.98円

  1株当たり中間純利益金額       10,107.97円
   なお、潜在株式調整後1株当たり中間純利益金

  額については、潜在株式が存在しないため記載し
  ておりません。
  1株当たりの中間純利益の算定上の基礎
  中間損益計算書上の中間純利益       568,725千円

  普通株主に帰属しない金額         -
  普通株式に係る中間純利益       568,725千円
  普通株式の期中平均株式数       56,265株
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  4【利害関係人との取引制限】
   委託会社は、金融商品取引法の定めるところにより、利害関係人との取引について、次に掲げる行

  為を行うことが禁止されています。
  (1)自己またはその取締役もしくは執行役との間における取引を行うことを内容とした運用を行うこ

   と(投資者の保護に欠け、もしくは取引の公正を害し、または金融商品取引業の信用を失墜させる
   おそれがないものとして内閣府令で定めるものを除きます。)。
  (2)運用財産相互間において取引を行うことを内容とした運用を行うこと(投資者の保護に欠け、も
   しくは取引の公正を害し、または金融商品取引業の信用を失墜させるおそれがないものとして内閣
   府令で定めるものを除きます。)。
  (3)通常の取引の条件と異なる条件であって取引の公正を害するおそれのある条件で、委託会社の親
   法人等(委託会社の総株主等の議決権の過半数を保有していることその他の当該金融商品取引業者
   と密接な関係を有する法人その他の団体として政令で定める要件に該当する者をいいます。以下
   (4)(5)において同じ。)または子法人等(委託会社が総株主等の議決権の過半数を保有して
   いることその他の当該金融商品取引業者と密接な関係を有する法人その他の団体として政令で定め
   る要件に該当する者をいいます。以下(4)(5)において同じ。)と有価証券の売買その他の取
   引または店頭デリバティブ取引を行うこと。
  (4)委託会社の親法人等または子法人等の利益を図るため、その行う投資運用業に関して運用の方
   針、運用財産の額もしくは市場の状況に照らして不必要な取引を行うことを内容とした運用を行う
   こと。
  (5)前記(3)(4)に掲げるもののほか、委託会社の親法人等または子法人等が関与する行為で
   あって投資者の保護に欠け、もしくは取引の公正を害し、または金融商品取引業の信用を失墜させ
   るおそれのあるものとして内閣府令で定める行為
  5【その他】

  (1)定款の変更

     定款の変更に関しては、株主総会の特別決議が必要です。
  (2)訴訟事件その他の重要事項
     本書提出日現在、委託会社および当ファンドに重要な影響を与えた事実、または与えると予想さ
   れる事実はありません。
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  第2【その他の関係法人の概況】
  1【名称、資本金の額及び事業の内容】

  (1)受託会社

   ① 名   称  三菱UFJ信託銀行株式会社
   ② 資本金の額  324,279百万円(2019年3月末現在)
   ③ 事業の内容
     銀行法に基づき銀行業を営むとともに、金融機関の信託業務の兼営等に関する法律に基づき信
   託業務を営んでいます。
   <再信託受託会社の概要>
   名称    :日本マスタートラスト信託銀行株式会社
   事業の内容 :銀行法に基づき銀行業を営むとともに、金融機関の信託業務の兼営等に関する法律
      に基づき信託業務を営んでいます。
   再信託の目的:原信託契約にかかる信託事務の一部(信託財産の管理)を原信託受託会社から再信
      託受託会社(日本マスタートラスト信託銀行株式会社)へ委託するため、原信託財
      産のすべてを再信託受託会社へ移管することを目的とします。
  (2)運用委託先の会社

          資本金の額
    名   称            事業の内容
         (2019年3月末現在)
              投資運用業務および投資顧問業務を

  JPモルガン・アセット・マネジ
           24百万ポンド
              行っています。
  メント(UK)リミテッド
  (3)運用再委託先の会社

          資本金の額
    名   称            事業の内容
         (2019年3月末現在)
  JPモルガン・アセット・マネジ

              投資運用業務および投資顧問業務を
  メント(アジア・パシフィック)        60百万香港ドル
              行っています。
  リミテッド
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  (4)販売会社
          資本金の額
     名   称            事業の内容
         (2019年3月末現在)
              金融商品取引法に定める第一種金融
  1
   auカブコム証券株式会社         7,196百万円
              商品取引業を営んでいます。
  2
   株式会社SBI証券        48,323百万円     同  上
  3

   楽天証券株式会社         7,495百万円     同  上
  4

   マネックス証券株式会社        12,200百万円     同  上
   三菱UFJモルガン・スタン

  5
           40,500百万円     同  上
   レー証券株式会社
              銀行法に基づき銀行業を営んでいま
  6
   株式会社三菱UFJ銀行        1,711,958百万円
              す。
  7

   株式会社イオン銀行        51,250百万円     同  上
      ※

  8
           6,121百万円     同  上
   株式会社長崎銀行
  9

   株式会社西日本シティ銀行        85,745百万円     同  上
  10

   株式会社百十四銀行        37,322百万円     同  上
              銀行法に基づき銀行業を営むととも

              に、金融機関の信託業務の兼営等に
  11
   三菱UFJ信託銀行株式会社        324,279百万円
              関する法律に基づき信託業務を営ん
              でいます。
  ※ 募集の取扱い以外の業務を行っています。
  2【関係業務の概要】

  (1)受託会社

   当ファンドおよびマザーファンドの受託会社として、信託財産の保管・管理業務および信託財産
  の計算等を行います。
  (2)運用委託先の会社

   マザーファンドに関し、委託会社から運用の指図に関する権限の委託を受け、マザーファンドの
  運用指図を行います。
  (3)運用再委託先の会社

   マザーファンドに関し、運用委託先が委託会社から委託を受けたマザーファンドに関する運用の
  指図に関する権限に基づき行う取引について、アジア地域の時間帯で取引する方が望ましいと判断
  した場合、運用委託先から一定の取引条件の指定を受けて当該条件に沿った範囲での運用の指図に
  関する権限の再委託を受け、マザーファンドの運用指図を行います。
  (4)販売会社

   当ファンドの販売会社として、受益権の募集の取扱い、目論見書の交付、運用報告書に記載すべ
  き事項のうち重要な事項のみを記載した交付運用報告書の交付代行、収益分配金の再投資に関する
  事務、収益分配金・一部解約金・償還金の支払い等を行います。
  3【資本関係】

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   受託会社、販売会社および運用委託先の会社ならびに運用再委託先の会社との間に直接的な資本関係

  はありません。
  第3【参考情報】

  下記の書類を関東財務局長へ提出しております。

   2019年6月11日  臨時報告書

   2019年9月5日  有価証券報告書
   2019年9月5日  有価証券届出書
   2019年9月11日  臨時報告書
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       独 立 監 査 人 の 監 査 報 告 書
                  2019年6月14日

  JPモルガン・アセット・マネジメント株式会社

  取 締 役 会  御 中

          PwCあらた有限責任監査法人

          指定有限責任社員

              公認会計士   荒川  進
          業務執行社員
          指定有限責任社員

              公認会計士   山口 健志
          業務執行社員
   当監査法人は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づく監査証明を行うため、「委託会社等の経理状

  況」に掲げられているJPモルガン・アセット・マネジメント株式会社の2018年4月1日から2019年3月31日までの
  第29期事業年度の財務諸表、すなわち、貸借対照表、損益計算書、株主資本等変動計算書、重要な会計方針及びその
  他の注記について監査を行った。
  財務諸表に対する経営者の責任

   経営者の責任は、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠して財務諸表を作成し適正に
  表示することにある。これには、不正又は誤謬による重要な虚偽表示のない財務諸表を作成し適正に表示するために
  経営者が必要と判断した内部統制を整備及び運用することが含まれる。
  監査人の責任

   当監査法人の責任は、当監査法人が実施した監査に基づいて、独立の立場から財務諸表に対する意見を表明するこ
  とにある。当監査法人は、我が国において一般に公正妥当と認められる監査の基準に準拠して監査を行った。監査の
  基準は、当監査法人に財務諸表に重要な虚偽表示がないかどうかについて合理的な保証を得るために、監査計画を策
  定し、これに基づき監査を実施することを求めている。
   監査においては、財務諸表の金額及び開示について監査証拠を入手するための手続が実施される。監査手続は、当
  監査法人の判断により、不正又は誤謬による財務諸表の重要な虚偽表示のリスクの評価に基づいて選択及び適用され
  る。財務諸表監査の目的は、内部統制の有効性について意見表明するためのものではないが、当監査法人は、リスク
  評価の実施に際して、状況に応じた適切な監査手続を立案するために、財務諸表の作成と適正な表示に関連する内部
  統制を検討する。また、監査には、経営者が採用した会計方針及びその適用方法並びに経営者によって行われた見積
  りの評価も含め全体としての財務諸表の表示を検討することが含まれる。
   当監査法人は、意見表明の基礎となる十分かつ適切な監査証拠を入手したと判断している。
  監査意見

   当監査法人は、上記の財務諸表が、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠して、JP
  モルガン・アセット・マネジメント株式会社の2019年3月31日現在の財政状態及び同日をもって終了する事業年度の
  経営成績をすべての重要な点において適正に表示しているものと認める。
  利害関係

   会社と当監査法人又は業務執行社員との間には、公認会計士法の規定により記載すべき利害関係はない。
                   以  上

   (注)1.上記は監査報告書の原本に記載された事項を電子化したものであり、その原本は当社が別途保管してお

    ります。
   2.XBRLデータは監査の対象には含まれていません。
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       独 立 監 査 人 の 監 査 報 告 書
                  2020年1月22日

  JPモルガン・アセット・マネジメント株式会社

  取 締 役 会  御 中

          PwCあらた有限責任監査法人

          指定有限責任社員

              公認会計士   鶴田 光夫
          業務執行社員
          指定有限責任社員

              公認会計士   山口 健志
          業務執行社員
   当監査法人は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づく監査証明を行うため、「ファンドの経理状況」

  に掲げられているJPMインドネシア債券ファンド(毎月決算型)の2019年6月7日から2019年12月6日までの特定
  期間の財務諸表、すなわち、貸借対照表、損益及び剰余金計算書、注記表並びに附属明細表について監査を行った。
  財務諸表に対する経営者の責任

   経営者の責任は、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠して財務諸表を作成し適正に
  表示することにある。これには、不正又は誤謬による重要な虚偽表示のない財務諸表を作成し適正に表示するために
  経営者が必要と判断した内部統制を整備及び運用することが含まれる。
  監査人の責任

   当監査法人の責任は、当監査法人が実施した監査に基づいて、独立の立場から財務諸表に対する意見を表明するこ
  とにある。当監査法人は、我が国において一般に公正妥当と認められる監査の基準に準拠して監査を行った。監査の
  基準は、当監査法人に財務諸表に重要な虚偽表示がないかどうかについて合理的な保証を得るために、監査計画を策
  定し、これに基づき監査を実施することを求めている。
   監査においては、財務諸表の金額及び開示について監査証拠を入手するための手続が実施される。監査手続は、当
  監査法人の判断により、不正又は誤謬による財務諸表の重要な虚偽表示のリスクの評価に基づいて選択及び適用され
  る。財務諸表監査の目的は、内部統制の有効性について意見表明するためのものではないが、当監査法人は、リスク
  評価の実施に際して、状況に応じた適切な監査手続を立案するために、財務諸表の作成と適正な表示に関連する内部
  統制を検討する。また、監査には、経営者が採用した会計方針及びその適用方法並びに経営者によって行われた見積
  りの評価も含め全体としての財務諸表の表示を検討することが含まれる。
   当監査法人は、意見表明の基礎となる十分かつ適切な監査証拠を入手したと判断している。
  監査意見

   当監査法人は、上記の財務諸表が、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠して、JP
  Mインドネシア債券ファンド(毎月決算型)の2019年12月6日現在の信託財産の状態及び同日をもって終了する特定
  期間の損益の状況をすべての重要な点において適正に表示しているものと認める。
  利害関係

   JPモルガン・アセット・マネジメント株式会社及びファンドと当監査法人又は業務執行社員との間には、公認会
  計士法の規定により記載すべき利害関係はない。
                   以  上

   (注)1.上記は監査報告書の原本に記載された事項を電子化したものであり、その原本は当社が別途保管してお

    ります。
   2.XBRLデータは監査の対象には含まれていません。
            111/112



                     EDINET提出書類
               JPモルガン・アセット・マネジメント株式会社(E06264)
                  有価証券報告書(内国投資信託受益証券)
      独 立 監 査 人 の 中 間 監 査 報 告 書
                  2019年12月9日

  JPモルガン・アセット・マネジメント株式会社

  取 締 役 会  御 中

          PwCあらた有限責任監査法人

          指定有限責任社員

              公認会計士   鶴田 光夫
          業務執行社員
          指定有限責任社員

              公認会計士   山口 健志
          業務執行社員
   当監査法人は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づく監査証明を行うため、「委託会社等の経理状

  況」に掲げられているJPモルガン・アセット・マネジメント株式会社の2019年4月1日から2020年3月31日までの
  第30期事業年度の中間会計期間(2019年4月1日から2019年9月30日まで)に係る中間財務諸表、すなわち、中間貸
  借対照表、中間損益計算書、重要な会計方針及びその他の注記について中間監査を行った。
  中間財務諸表に対する経営者の責任

   経営者の責任は、我が国において一般に公正妥当と認められる中間財務諸表の作成基準に準拠して中間財務諸表を
  作成し有用な情報を表示することにある。これには、不正又は誤謬による重要な虚偽表示のない中間財務諸表を作成
  し有用な情報を表示するために経営者が必要と判断した内部統制を整備及び運用することが含まれる。
  監査人の責任

   当監査法人の責任は、当監査法人が実施した中間監査に基づいて、独立の立場から中間財務諸表に対する意見を表
  明することにある。当監査法人は、我が国において一般に公正妥当と認められる中間監査の基準に準拠して中間監査
  を行った。中間監査の基準は、当監査法人に中間財務諸表には全体として中間財務諸表の有用な情報の表示に関して
  投資者の判断を損なうような重要な虚偽表示がないかどうかの合理的な保証を得るために、中間監査に係る監査計画
  を策定し、これに基づき中間監査を実施することを求めている。
   中間監査においては、中間財務諸表の金額及び開示について監査証拠を入手するために年度監査と比べて監査手続
  の一部を省略した中間監査手続が実施される。中間監査手続は、当監査法人の判断により、不正又は誤謬による中間
  財務諸表の重要な虚偽表示のリスクの評価に基づいて、分析的手続等を中心とした監査手続に必要に応じて追加の監
  査手続が選択及び適用される。中間監査の目的は、内部統制の有効性について意見表明するためのものではないが、
  当監査法人は、リスク評価の実施に際して、状況に応じた適切な中間監査手続を立案するために、中間財務諸表の作
  成と有用な情報の表示に関連する内部統制を検討する。また、中間監査には、経営者が採用した会計方針及びその適
  用方法並びに経営者によって行われた見積りの評価も含め中間財務諸表の表示を検討することが含まれる。
   当監査法人は、中間監査の意見表明の基礎となる十分かつ適切な監査証拠を入手したと判断している。
  中間監査意見

   当監査法人は、上記の中間財務諸表が、我が国において一般に公正妥当と認められる中間財務諸表の作成基準に準
  拠して、JPモルガン・アセット・マネジメント株式会社の2019年9月30日現在の財政状態及び同日をもって終了す
  る中間会計期間(2019年4月1日から2019年9月30日まで)の経営成績に関する有用な情報を表示しているものと認
  める。
  利害関係

   会社と当監査法人又は業務執行社員との間には、公認会計士法の規定により記載すべき利害関係はない。
                   以  上

   (注)1.上記は中間監査報告書の原本に記載された事項を電子化したものであり、その原本は当社が別途保管し

    ております。
   2.XBRLデータは中間監査の対象には含まれていません。
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2024年4月16日

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2023年分より情報が更新されない状態となっております。原因調査中です。

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2019年3月22日

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2017年10月31日

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