菊水化学工業株式会社 四半期報告書 第63期第3四半期(令和1年10月1日-令和1年12月31日)
提出書類 | 四半期報告書-第63期第3四半期(令和1年10月1日-令和1年12月31日) |
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提出日 | |
提出者 | 菊水化学工業株式会社 |
カテゴリ | 四半期報告書 |
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菊水化学工業株式会社(E00912)
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【表紙】
【提出書類】 四半期報告書
【根拠条文】 金融商品取引法第24条の4の7第1項
【提出先】 東海財務局長
【提出日】 2020年2月14日
【四半期会計期間】 第63期第3四半期(自 2019年10月1日 至 2019年12月31日)
【会社名】 菊水化学工業株式会社
【英訳名】 KIKUSUI CHEMICAL INDUSTRIES CO.,LTD.
【代表者の役職氏名】 代表取締役社長 山口 均
【本店の所在の場所】 名古屋市中区錦二丁目19番25号日本生命広小路ビル
【電話番号】 (052)300-2222
【事務連絡者氏名】 取締役 管理本部長 稲葉 信彦
【最寄りの連絡場所】 名古屋市中区錦二丁目19番25号日本生命広小路ビル
【電話番号】 (052)300-2222
【事務連絡者氏名】 取締役 管理本部長 稲葉 信彦
【縦覧に供する場所】 株式会社東京証券取引所
(東京都中央区日本橋兜町2番1号)
株式会社名古屋証券取引所
(名古屋市中区栄三丁目8番20号)
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第一部 【企業情報】
第1 【企業の概況】
1 【主要な経営指標等の推移】
第62期 第63期
回次 第3四半期 第3四半期 第62期
連結累計期間 連結累計期間
自 2018年4月1日 自 2019年4月1日 自 2018年4月1日
会計期間
至 2018年12月31日 至 2019年12月31日 至 2019年3月31日
売上高 (千円) 15,778,580 16,765,281 21,459,956
経常利益 (千円) 223,634 330,399 279,434
親会社株主に帰属する
(千円) 113,234 173,098 143,383
四半期(当期)純利益
四半期包括利益又は包括利益 (千円) △164,552 144,544 △95,697
純資産額 (千円) 9,273,755 9,274,500 9,342,611
総資産額 (千円) 17,862,272 17,360,889 18,253,111
1株当たり四半期(当期)
(円) 9.05 13.84 11.46
純利益金額
潜在株式調整後1株当たり
(円) - - -
四半期(当期)純利益金額
自己資本比率 (%) 51.30 52.87 50.61
第62期 第63期
回次 第3四半期 第3四半期
連結会計期間 連結会計期間
自 2018年10月1日 自 2019年10月1日
会計期間
至 2018年12月31日 至 2019年12月31日
1株当たり四半期純利益金額 (円) 5.68 1.01
(注) 1.当社は四半期連結財務諸表を作成しておりますので、提出会社の主要な経営指標等の推移については記載し
ておりません。
2.売上高には、消費税等は含まれておりません。
3.潜在株式調整後1株当たり四半期(当期)純利益金額については、潜在株式が存在していないため記載してお
りません。
2 【事業の内容】
当第3四半期連結累計期間において、当社グループ(当社及び当社の関係会社)において営まれている事業の内容に
ついて、重要な変更はありません。
また、主要な関係会社についても異動はありません。
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第2 【事業の状況】
1 【事業等のリスク】
当第3四半期連結累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、
投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項の発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等の
リスク」についての重要な変更はありません。
2 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社及び連結子会社)が判
断したものであります。
(1)財政状態及び経営成績の状況
当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、企業収益や雇用状況の改善などを背景に、景況感は小幅改善
で推移しております。しかし、不安定な海外情勢や人手不足の深刻化や消費税率等引き上げに伴う駆け込み需要の
反動から一部に弱い動きが見られ、国内の景気の先行きに関しては、依然として先行き不透明な状況が続いており
ます。
このような状況の中、当社グループは、「下地から仕上げまでの総合塗料メーカーをめざす」を経営方針として掲
げ、良い伝統を築いていく所存です。
当第3四半期連結累計期間においては、耐久性に優れたフッ素樹脂塗料の認知度アップを図るべく「フッ素はキ
クスイ」、異常気象対策として省エネ効果が期待できる断熱セラミック塗料「キクスイガイナ」、改修市場におけ
る、汎用シリコンNo.1品質にグレードアップした主力製品「水系ファインコートシリコン」、石綿含有建築用仕上
塗材に対する環境配慮型剥離剤「キクスイSPリムーバーエコ」など、環境への配慮や社会的な課題解決に向けた
取り組みを意識し、継続して社会の役に立つ製品群の普及・提案活動に努めました。
工事においても、安全・品質管理および施工体制の更なる強化と整備を行い、シェア拡大に努め、戸建住宅の改
修工事では、顧客の皆さまからフッ素樹脂塗料「デラフロン」シリーズをはじめとした高付加価値製品でのご指名
も、堅調に頂けました。又、非住宅では、防耐火や石綿含有建築用仕上塗材の除去など、 特殊製品を取り扱う工事
のご依頼に対応すると共に、建物の安全確保や環境配慮に取り組みました 。
しかし製品販売・工事において消費税率等引き上げに伴う駆け込み需要の反動で第2四半期ほどの受注には至
りませんでした。
その結果、当第3四半期連結累計期間における連結業績は、連結 売上高は167億65百万円 と前年同四半期と比べて
9億86百万円の増収 となりました。また、利益につきましては、連結 営業利益は3億12百万円 と前年同四半期と比
べ1億10百万円の増益 、連結 経常利益は3億30百万円 と前年同四半期と比べ 1億6百万円の増益 、親会社株主に帰
属する四半期純利益は1億73百万円 と前年同四半期と比べ 59百万円の増益 となりました。
なお、当社グループは、製品販売・工事の単一セグメントのため、セグメント別の記載は省略しております。
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(資産)
当第3四半期連結会計期間末における資産の残高は 173億60百万円 (前連結会計年度末比 8億92百万円減 )とな
りました。
これは主として現金及び預金が3億50百万円、受取手形及び売掛金が5億41百万円減少したことによるもので
あります。
(負債)
当第3四半期連結会計期間末における負債の残高は 80億86百万円 (前連結会計年度末比 8億24百万円減 )となり
ました。
これは主として、支払手形及び買掛金が3億30百万円、短期借入金が1億17百万円、未払法人税等が1億23百
万円、社債が1億15百万円減少したことによるものであります。
(純資産)
当第3四半期連結会計期間末における純資産の残高は 92億74百万円 (前連結会計年度末比 68百万円減 )となりま
した。
これは主として為替換算調整勘定が49百万円減少したことによるものであります。
(2)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(3)研究開発活動
当第3四半期連結累計期間の研究開発費の総額は 1億82百万円 であります。
なお、当第3四半期連結累計期間において当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
3 【経営上の重要な契約等】
当第3四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。
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第3 【提出会社の状況】
1 【株式等の状況】
(1) 【株式の総数等】
① 【株式の総数】
種類 発行可能株式総数(株)
普通株式 34,000,000
計 34,000,000
② 【発行済株式】
第3四半期会計期間末 上場金融商品取引所
提出日現在発行数(株)
種類 現在発行数(株) 名又は登録認可金融 内容
(2020年2月14日)
(2019年12月31日) 商品取引業協会名
東京、名古屋
単元株式数は100株であ
普通株式 12,744,054 12,744,054 各証券取引所
ります。
(市場第二部)
計 12,744,054 12,744,054 ― ―
(2) 【新株予約権等の状況】
① 【ストックオプション制度の内容】
該当事項はありません。
② 【その他の新株予約権等の状況】
該当事項はありません。
(3) 【行使価額修正条項付新株予約権付社債券等の行使状況等】
該当事項はありません。
(4) 【発行済株式総数、資本金等の推移】
発行済株式 発行済株式 資本準備金 資本準備金
資本金増減額 資本金残高
年月日 総数増減数 総数残高 増減額 残高
(千円) (千円)
(千株) (千株) (千円) (千円)
2019年10月1日~
― 12,744 ― 1,972,735 ― 1,670,795
2019年12月31日
(5) 【大株主の状況】
当四半期会計期間は第3四半期会計期間であるため、記載事項はありません。
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(6) 【議決権の状況】
当第3四半期会計期間末日現在の「発行済株式」については、株主名簿の記載内容が確認できないため、記載す
ることができないことから、直前の基準日(2019年9月30日)に基づく株主名簿による記載をしております。
① 【発行済株式】
2019年9月30日現在
区分 株式数(株) 議決権の数(個) 内容
無議決権株式 ― ― ―
議決権制限株式(自己株式等) ― ― ―
議決権制限株式(その他) ― ― ―
(自己保有株式)
権利内容に何ら限定のない当社にお
完全議決権株式(自己株式等) ―
普通株式 234,800
ける標準となる株式
普通株式 12,506,700
完全議決権株式(その他) 125,067 同上
普通株式 2,554
単元未満株式 ― 同上
発行済株式総数 12,744,054 ― ―
総株主の議決権 ― 125,067 ―
(注)「単元未満株式」欄の普通株式には、当社所有の自己株式95株が含まれております。
② 【自己株式等】
2019年9月30日現在
発行済株式
自己名義 他人名義 所有株式数
所有者の氏名 総数に対する
所有者の住所 所有株式数 所有株式数 の合計
又は名称 所有株式数
(株) (株) (株)
の割合(%)
名古屋市中区錦二丁目
(自己保有株式)
234,800 ― 234,800 1.84
19番25号日本生命広小路
菊水化学工業株式会社
ビル
計 ― 234,800 ― 234,800 1.84
2 【役員の状況】
該当事項はありません。
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第4 【経理の状況】
1.四半期連結財務諸表の作成方法について
当社の四半期連結財務諸表は、「四半期連結財務諸表の用語、様式及び作成方法に関する規則」(平成19年内閣府令
第64号。以下「四半期連結財務諸表規則」という。)に基づいて作成しております。
2.監査証明について
当社は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づき、第3四半期連結会計期間(2019年10月1日から2019年
12月31日まで)及び第3四半期連結累計期間(2019年4月1日から2019年12月31日まで)に係る四半期連結財務諸表につ
いて、仰星監査法人による四半期レビューを受けております。
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1 【四半期連結財務諸表】
(1) 【四半期連結貸借対照表】
(単位:千円)
前連結会計年度 当第3四半期連結会計期間
(2019年3月31日) (2019年12月31日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 3,748,066 3,397,779
※1 5,748,386 ※1 5,206,596
受取手形及び売掛金
商品及び製品 781,975 826,564
仕掛品 285,772 261,950
原材料及び貯蔵品 372,281 441,532
その他 329,661 279,790
△25,208 △24,347
貸倒引当金
流動資産合計 11,240,936 10,389,867
固定資産
有形固定資産
建物及び構築物(純額) 2,056,851 1,992,160
機械装置及び運搬具(純額) 567,700 509,213
土地 1,255,537 1,255,537
建設仮勘定 2,700 36,379
63,273 76,224
その他(純額)
有形固定資産合計 3,946,062 3,869,515
無形固定資産
342,307 302,595
その他
無形固定資産合計 342,307 302,595
投資その他の資産
投資有価証券 2,146,310 2,212,629
繰延税金資産 186,430 188,589
長期預金 210,000 210,000
その他 156,566 175,583
△1,531 △3,706
貸倒引当金
投資その他の資産合計 2,697,776 2,783,096
固定資産合計 6,986,147 6,955,206
繰延資産 26,027 15,814
資産合計 18,253,111 17,360,889
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(単位:千円)
前連結会計年度 当第3四半期連結会計期間
(2019年3月31日) (2019年12月31日)
負債の部
流動負債
支払手形及び買掛金 3,538,775 3,208,617
短期借入金 1,367,774 1,250,000
1年内償還予定の社債 197,200 197,200
1年内返済予定の長期借入金 113,940 108,504
未払法人税等 190,901 67,103
賞与引当金 37,367 21,227
完成工事補償引当金 - 4,620
981,408 913,912
その他
流動負債合計 6,427,368 5,771,186
固定負債
社債 923,800 808,600
長期借入金 548,499 507,735
役員退職慰労引当金 86,880 86,880
完成工事補償引当金 79,071 98,204
退職給付に係る負債 495,061 500,627
349,818 313,155
その他
固定負債合計 2,483,132 2,315,202
負債合計 8,910,500 8,086,389
純資産の部
株主資本
資本金 1,972,735 1,972,735
資本剰余金 1,670,795 1,670,795
利益剰余金 5,543,404 5,503,846
△118,412 △118,412
自己株式
株主資本合計 9,068,522 9,028,965
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 372,069 401,820
為替換算調整勘定 △211,909 △261,210
9,521 8,848
退職給付に係る調整累計額
その他の包括利益累計額合計 169,682 149,458
非支配株主持分 104,405 96,076
純資産合計 9,342,611 9,274,500
負債純資産合計 18,253,111 17,360,889
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(2) 【四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書】
【四半期連結損益計算書】
【第3四半期連結累計期間】
(単位:千円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2018年12月31日) 至 2019年12月31日)
売上高 15,778,580 16,765,281
12,029,754 12,912,340
売上原価
売上総利益 3,748,826 3,852,940
販売費及び一般管理費 3,546,224 3,540,104
営業利益 202,601 312,835
営業外収益
受取利息 3,075 3,627
受取配当金 39,896 32,839
仕入割引 524 575
25,318 34,731
その他
営業外収益合計 68,814 71,773
営業外費用
支払利息 12,096 10,653
売上割引 8,010 6,810
為替差損 3,825 16,133
支払手数料 11,983 8,463
11,864 12,148
その他
営業外費用合計 47,781 54,209
経常利益 223,634 330,399
特別損失
固定資産除却損 5,867 671
1,918 -
投資有価証券売却損
特別損失合計 7,785 671
税金等調整前四半期純利益
215,849 329,728
106,194 159,926
法人税等
四半期純利益 109,655 169,801
非支配株主に帰属する四半期純損失(△) △3,578 △3,296
親会社株主に帰属する四半期純利益 113,234 173,098
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【四半期連結包括利益計算書】
【第3四半期連結累計期間】
(単位:千円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2018年12月31日) 至 2019年12月31日)
四半期純利益 109,655 169,801
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 △221,363 29,750
為替換算調整勘定 △53,199 △54,334
354 △673
退職給付に係る調整額
その他の包括利益合計 △274,208 △25,256
四半期包括利益 △164,552 144,544
(内訳)
親会社株主に係る四半期包括利益 △156,330 152,874
非支配株主に係る四半期包括利益 △8,222 △8,329
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【注記事項】
(継続企業の前提に関する事項)
該当事項はありません。
(連結の範囲又は持分法適用の範囲の変更)
該当事項はありません。
(会計方針の変更)
当第3四半期連結累計期間
(自 2019年4月1日 至 2019年12月31日)
国際財務報告基準を適用している子会社は、第1四半期連結会計期間より、国際財務報告基準第16号「リース」を
適用しております。これにより、リースの借手は、原則としてすべてのリースを貸借対照表に資産及び負債として計
上することといたしました。本基準の適用にあたっては、経過措置として認められている基準の適用による累積的影
響を適用開始日に認識する方法を採用しております。
これによる当第3四半期連結会計期間の四半期連結財務諸表に与える影響は軽微であります。
(四半期連結財務諸表の作成にあたり適用した特有の会計処理)
当第3四半期連結累計期間
項目
(自 2019年4月1日 至 2019年12月31日)
税金費用の計算
当連結会計年度の税金等調整前当期純利益に対する税効果会計適用
後の実効税率を合理的に見積り、税金等調整前四半期純利益に当該見
積実効税率を乗じて計算しております。
(四半期連結貸借対照表関係)
※ 1. 四半期連結会計期間末日満期手形の会計処理については、手形交換日をもって決済処理しております。なお、当
第3四半期連結会計期間末日が金融機関の休日であったため、次の四半期連結会計期間末日満期手形が、四半期連結会
計期間末残高に含まれております。
前連結会計年度 当第3四半期連結会計期間
(2019年3月31日) (2019年12月31日)
受取手形 304,397 千円 270,958 千円
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2.偶発債務
(訴訟)
当社は、日本ペイントホールディングス株式会社(以下、同社という)より訴訟(営業秘密侵害行為差止等請求金額
9億6448万円)を提起され、現在係争中であります。
同社は、同社の元執行役員で当社の元常務取締役であった橘佳樹氏が、同社グループの営業秘密を不正に取得して
当社に開示し、当社はこれを使用した等として、当社及び橘氏に対して、一部製品の製造及び販売の差し止めと損害
賠償を求める訴えを提起したものであります。
当社といたしましては、訴訟手続において,当社の正当性が全面的に受け容れられるよう、引き続き主張してまい
ります。なお、本訴訟の提起が、当社グループの連結業績に与える影響は現時点では未確定であります。
(四半期連結キャッシュ・フロー計算書関係)
当第3四半期連結累計期間に係る四半期連結キャッシュ・フロー計算書は作成しておりません。なお、第3四半
期連結累計期間に係る減価償却費(無形固定資産に係る償却費を含む。)の償却額は、次のとおりであります。
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2018年12月31日) 至 2019年12月31日)
減価償却費 294,355 千円 285,628 千円
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(株主資本等関係)
前第3四半期連結累計期間(自 2018年4月1日 至 2018年12月31日)
1.配当金支払額
配当金の総額 1株当たり
決議 株式の種類 基準日 効力発生日 配当の原資
(千円) 配当額(円)
2018年6月28日
普通株式 112,582 9 2018年3月31日 2018年6月29日 利益剰余金
定時株主総会
2018年11月14日
普通株式 87,564 7 2018年9月30日 2018年12月6日 利益剰余金
取締役会
2.基準日が当第3四半期連結累計期間に属する配当のうち、配当の効力発生日が当第3四半期連結会計期間の末日
後となるもの
該当事項はありません。
3.株主資本の著しい変動
株主資本の金額は、前連結会計年度末日と比較して著しい変動がありません。
当第3四半期連結累計期間(自 2019年4月1日 至 2019年12月31日)
1.配当金支払額
配当金の総額 1株当たり
決議 株式の種類 基準日 効力発生日 配当の原資
(千円) 配当額(円)
2019年6月27日
普通株式 112,582 9 2019年3月31日 2019年6月28日 利益剰余金
定時株主総会
2019年11月14日
普通株式 100,073 8 2019年9月30日 2019年12月5日 利益剰余金
取締役会
2.基準日が当第3四半期連結累計期間に属する配当のうち、配当の効力発生日が当第3四半期連結会計期間の末日
後となるもの
該当事項はありません。
3.株主資本の著しい変動
株主資本の金額は、前連結会計年度末日と比較して著しい変動がありません。
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四半期報告書
(セグメント情報等)
【セグメント情報】
当社グループの事業セグメントは、「製品販売・工事」事業のみの単一セグメントであり重要性が乏しいため、セ
グメント情報の記載を省略しております。
(金融商品関係)
四半期連結財務諸表規則第17条の2の規定に基づき、注記を省略しております。
(有価証券関係)
四半期連結財務諸表規則第17条の2の規定に基づき、注記を省略しております。
(デリバティブ取引関係)
当社グループはデリバティブ取引を行っていないため、該当事項はありません。
(企業結合等関係)
該当事項はありません。
(1株当たり情報)
1株当たり四半期純利益金額及び算定上の基礎は、以下のとおりであります。
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
項目
至 2018年12月31日) 至 2019年12月31日)
1株当たり四半期純利益金額 9円05銭 13円84銭
(算定上の基礎)
親会社株主に帰属する四半期純利益金額
(千円) 113,234 173,098
普通株主に帰属しない金額 (千円) - -
普通株式に係る親会社株主に帰属する
(千円) 113,234 173,098
四半期純利益金額
普通株式の期中平均株式数 (千株) 12,509 12,509
(注)潜在株式調整後1株当たり四半期純利益金額については、潜在株式が存在しないため記載しておりません。
(重要な後発事象)
該当事項はありません。
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四半期報告書
2 【その他】
第63期(2019年4月1日から2020年3月31日まで)中間配当については、2019年11月14日開催の取締役会において、
2019年9月30日の最終の株主名簿に記載又は記録された株主に対し、次のとおり中間配当を行うことを決議いたしま
した。
① 配当金の総額 100,073千円
② 1株当たりの金額 8 円00銭
③ 支払請求権の効力発生日及び支払開始日 2019年12月5日
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四半期報告書
第二部 【提出会社の保証会社等の情報】
該当事項はありません。
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四半期報告書
独立監査人の四半期レビュー報告書
2020年2月13日
菊水化学工業株式会社
取締役会 御中
仰 星 監 査 法 人
指 定 社 員
公認会計士 三宅 恵司 印
業務執行社員
指 定 社 員
淺井 孝孔
公認会計士 印
業務執行社員
当監査法人は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づき、「経理の状況」に掲げられている菊水化学工業株
式会社の2019年4月1日から2020年3月31日までの連結会計年度の第3四半期連結会計期間(2019年10月1日から2019
年12月31日まで)及び第3四半期連結累計期間(2019年4月1日から2019年12月31日まで)に係る四半期連結財務諸
表、すなわち、四半期連結貸借対照表、四半期連結損益計算書、四半期連結包括利益計算書及び注記について四半期レ
ビューを行った。
四半期連結財務諸表に対する経営者の責任
経営者の責任は、我が国において一般に公正妥当と認められる四半期連結財務諸表の作成基準に準拠して四半期連結
財務諸表を作成し適正に表示することにある。これには、不正又は誤謬による重要な虚偽表示のない四半期連結財務諸
表を作成し適正に表示するために経営者が必要と判断した内部統制を整備及び運用することが含まれる。
監査人の責任
当監査法人の責任は、当監査法人が実施した四半期レビューに基づいて、独立の立場から四半期連結財務諸表に対す
る結論を表明することにある。当監査法人は、我が国において一般に公正妥当と認められる四半期レビューの基準に準
拠して四半期レビューを行った。
四半期レビューにおいては、主として経営者、財務及び会計に関する事項に責任を有する者等に対して実施される質
問、分析的手続その他の四半期レビュー手続が実施される。四半期レビュー手続は、我が国において一般に公正妥当と
認められる監査の基準に準拠して実施される年度の財務諸表の監査に比べて限定された手続である。
当監査法人は、結論の表明の基礎となる証拠を入手したと判断している。
監査人の結論
当監査法人が実施した四半期レビューにおいて、上記の四半期連結財務諸表が、我が国において一般に公正妥当と認
められる四半期連結財務諸表の作成基準に準拠して、菊水化学工業株式会社及び連結子会社の2019年12月31日現在の財
政状態及び同日をもって終了する第3四半期連結累計期間の経営成績を適正に表示していないと信じさせる事項がすべ
ての重要な点において認められなかった。
利害関係
会社と当監査法人又は業務執行社員との間には、公認会計士法の規定により記載すべき利害関係はない。
以 上
(注) 1.上記は四半期レビュー報告書の原本に記載された事項を電子化したものであり、その原本は当社(四半期報
告書提出会社)が別途保管しております。
2.XBRLデータは四半期レビューの対象には含まれていません。
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