株式会社神戸物産 有価証券報告書 第34期(平成30年11月1日-令和1年10月31日)

提出書類 有価証券報告書-第34期(平成30年11月1日-令和1年10月31日)
提出日
提出者 株式会社神戸物産
カテゴリ 有価証券報告書

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                    株式会社神戸物産(E02999)
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  【表紙】
  【提出書類】       有価証券報告書

  【根拠条文】       金融商品取引法第24条第1項
  【提出先】       近畿財務局長
  【提出日】       2020年1月31日
  【事業年度】       第34期(自  2018年11月1日   至 2019年10月31日)
  【会社名】       株式会社神戸物産
  【英訳名】       KOBE BUSSAN CO.,LTD.
  【代表者の役職氏名】       代表取締役社長   沼田 博和
  【本店の所在の場所】       兵庫県加古郡稲美町中一色883番地
  【電話番号】       (079)496-6610
  【事務連絡者氏名】       経営企画部  部長 坂本 匡浩
  【最寄りの連絡場所】       兵庫県加古郡稲美町中一色876番1
  【電話番号】       (079)496-6610
  【事務連絡者氏名】       経営企画部  部長 坂本 匡浩
  【縦覧に供する場所】       株式会社東京証券取引所
         (東京都中央区日本橋兜町2番1号)
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  第一部【企業情報】
  第1【企業の概況】
  1【主要な経営指標等の推移】
  (1)連結経営指標等
     回次    第30期   第31期   第32期   第33期   第34期
    決算年月    2015年10月   2016年10月   2017年10月   2018年10月   2019年10月

       (百万円)   228,590   239,266   251,503   267,175   299,616
  売上高
       (百万円)   8,477   8,729   15,778   15,831   19,434
  経常利益
  親会社株主に帰属する
       (百万円)   4,174   4,560   8,346   10,363   12,056
  当期純利益
       (百万円)   5,094   3,070   8,034   10,514   11,652
  包括利益
       (百万円)   20,357   22,630   30,066   39,774   50,568
  純資産額
       (百万円)   134,042   133,199   144,484   144,267   150,154
  総資産額
       (円)   140.89   158.37   227.28   315.34   412.01
  1株当たり純資産額
       (円)   38.66   43.61   79.63   97.71   112.67
  1株当たり当期純利益
  潜在株式調整後1株当たり
       (円)   37.71   43.08   77.77   95.95   110.88
  当期純利益
       (%)   11.0   12.4   16.6   23.3   29.5
  自己資本比率
       (%)   24.8   29.1   41.2   36.0   31.0
  自己資本利益率
       (倍)   30.3   18.9   15.3   14.7   28.4
  株価収益率
  営業活動による
       (百万円)   6,896   11,962   13,661   13,693   19,217
  キャッシュ・フロー
  投資活動による
       (百万円)   △9,974  △2,480  △3,071  △4,936  △9,498
  キャッシュ・フロー
  財務活動による
       (百万円)   18,381   △4,522   457  △11,388  △12,373
  キャッシュ・フロー
  現金及び現金同等物の
       (百万円)   59,317   63,183   74,758   72,310   69,718
  期末残高
          2,039   2,049   2,041   1,996   2,147
  従業員数
       (人)
  (外、平均臨時雇用者数)        (3,286 )  (3,235 )  (3,024 )  (2,962 )  (2,975 )
  (注)1.売上高には、消費税等は含まれておりません。
   2.2015年2月1日、2015年11月1日、2018年11月1日及び2019年11月1日付で普通株式1株につき2株の割合で
    株式分割を行いましたが、第30期の期首に当該株式分割が行われたと仮定し、1株当たり純資産額、1株当た
    り当期純利益及び潜在株式調整後1株当たり当期純利益を算定しております。
   3.1株当たり純資産額、1株当たり当期純利益及び潜在株式調整後1株当たり当期純利益の算定の基礎となる自
    己株式数については、「役員向け株式交付信託」の信託財産として日本トラスティ・サービス信託銀行株式会
    社(信託口)が所有する当社株式を含めております。
   4.「『税効果会計に係る会計基準』の一部改正」(企業会計基準第28号              2018年2月16日)等を当連結会計年度
    の期首から適用しており、前連結会計年度に係る主要な経営指標等については、当該会計基準等を遡って適用
    した後の指標等となっております。
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  (2)提出会社の経営指標等
     回次    第30期   第31期   第32期   第33期   第34期
    決算年月    2015年10月   2016年10月   2017年10月   2018年10月   2019年10月
       (百万円)   200,593   212,781   226,327   247,826   276,855
  売上高
       (百万円)   6,624   6,142   11,653   11,794   16,383
  経常利益
       (百万円)   4,073   4,197   6,556   7,416   9,935
  当期純利益
       (百万円)    64   64   64   64   64
  資本金
       (株)  17,100,000   34,200,000   34,200,000   34,200,000   68,400,000
  発行済株式総数
       (百万円)   14,368   17,737   24,072   30,622   39,759
  純資産額
       (百万円)   117,616   116,427   125,681   120,323   126,054
  総資産額
       (円)   135.41   164.79   223.43   284.09   363.08
  1株当たり純資産額
          80   45   50   65   40
  1株当たり配当額
       (円)
  (うち1株当たり中間配当額)        (-)  (-)  (-)  (-)  (-)
       (円)   37.72   40.15   62.55   69.93   92.85
  1株当たり当期純利益
  潜在株式調整後1株当たり当
       (円)   36.85   39.65   61.09   68.67   91.38
  期純利益
       (%)   12.0   14.8   18.8   25.2   31.0
  自己資本比率
       (%)   24.5   26.7   32.1   27.5   28.7
  自己資本利益率
       (倍)   31.1   20.5   19.5   20.5   34.5
  株価収益率
       (%)   26.5   28.0   20.0   23.2   43.1
  配当性向
          283   301   335   387   403
  従業員数
       (人)
  (外、平均臨時雇用者数)        (77)  (76)  (76)  (80)  (123 )
       (%)   398.3   284.2   422.3   499.9  1,103.1
  株主総利回り
  (比較指標:TOPIX)     (%)   (116.8 )  (104.5 )  (132.4 )  (123.4 )  (125.0 )
       (円)   11,360   5,230   5,940   6,570   6,380
  最高株価
         ■13,870        □2,924   ○3,270
         ▲4,980
       (円)   4,450   1,580   2,920   3,820   2,772
  最低株価
         ■4,020        □2,734   ○2,987
         ▲4,650
  (注)1.売上高には、消費税等は含まれておりません。
   2.第31期、第32期、第33期及び第34期の1株当たり配当額には特別配当5円を含んでおります。
   3.2015年2月1日、2015年11月1日、2018年11月1日及び2019年11月1日付で普通株式1株につき2株の割合で
    株式分割を行いましたが、第30期の期首に当該株式分割が行われたと仮定し、1株当たり純資産額、1株当た
    り当期純利益及び潜在株式調整後1株当たり当期純利益を算定しております。
    なお、発行済株式総数及び1株当たり配当金は、当該株式分割前の実際の株式数及び配当額を記載しておりま
    す。
   4.1株当たり純資産額、1株当たり当期純利益及び潜在株式調整後1株当たり当期純利益の算定の基礎となる自
    己株式数については、「役員向け株式交付信託」の信託財産として日本トラスティ・サービス信託銀行株式会
    社(信託口)が所有する当社株式を含めております。
   5.最高株価及び最低株価は、東京証券取引所(市場第一部)におけるものであります。
   6.第30期、第33期及び第34期の株価については当該株式分割前の最高株価及び最低株価を記載しており、
    ■印は、株式分割(2015年2月1日、1株→2株)による権利落後の最高・最低株価を示しております。
    ▲印は、株式分割(2015年11月1日、1株→2株)による権利落後の最高・最低株価を示しております。
    □印は、株式分割(2018年11月1日、1株→2株)による権利落後の最高・最低株価を示しております。
    〇印は、株式分割(2019年11月1日、1株→2株)による権利落後の最高・最低株価を示しております。
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  2【沿革】
   年月          事項
  1981年4月  兵庫県加古川市神野町石守において、創業者沼田昭二が屋号をフレッシュ石守として食品スーパーを
    開業する。
  1985年11月  有限会社フレッシュ石守を兵庫県加古川市に設立。
  1986年10月  フレッシュ石守伊川谷店を神戸市西区において開業。
  1988年6月  フレッシュ石守稲美店を兵庫県加古郡稲美町において開業。
  1991年4月  株式会社フレッシュ石守に組織変更。
  1992年7月  中国の自社グループ工場として大連福来休食品有限公司を中国遼寧省に設立。
  2000年3月  業務スーパー本部としてフランチャイズ(以下「FC」)体制をスタートさせ、「業務スーパー」の
    FC契約の1号店を兵庫県三木市に開店。
  2001年10月  株式会社フレッシュ石守が旧株式会社神戸物産を吸収合併。同時に株式会社神戸物産に社名変更。
  2001年12月  地方でのFC業務の強化のため、地方エリアFC体制をスタートさせ、「業務スーパー」のエリアF
    C契約の1号店を新潟県燕市に開店。
  2002年6月  東日本でFC業務の強化のため、横浜営業所FC関東本部を設置。
    「業務スーパー」のFC契約の関東における1号店を神奈川県海老名市に開店。
  2004年1月  東南アジアにおける生産拠点の開拓のため、神戸物産(香港)有限公司を中国香港行政区に設立。
  2004年2月  中国の自社グループ第2工場として神戸物産(安丘)食品有限公司を中国山東省に設立。
  2004年8月  大連福来休食品有限公司の当社所有全株式を神戸物産(香港)有限公司に譲渡。
  2004年11月  直営店として「神戸クック     デリ」(現  馳走菜)1号店を兵庫県加古郡稲美町に開店。
  2006年4月  FC契約での「神戸クック・ワールドビュッフェ」1号店を兵庫県加古川市に開店。
  2006年6月  大阪証券取引所市場第二部に株式を上場。
  2006年7月  有限会社パスポート倶楽部(現     有限会社神戸物産フーズ)の出資持分を100%取得し、子会社とする。
  2006年10月  KOBE BUSSAN EGYPT Limited  Partnershipをエジプトに設立。
  2007年10月  関西物流センターを神戸市灘区に開設。
  2008年3月  有限会社ウエボス(後の株式会社オースターエッグ)の出資持分を100%取得し、子会社とする。
    株式会社ターメルトフーズの株式を100%取得し、子会社とする。
  2008年4月  株式会社ベストリンケージを100%出資で設立し、子会社とする。
  2008年10月  農業生産法人である株式会社神戸物産エコグリーン北海道を設立。
  2008年11月  株式会社ソイキューブを100%出資で設立し、子会社とする。
  2009年2月  株式会社マスゼンを100%出資で設立し、子会社とする。
  2009年3月  秦食品株式会社を100%出資で設立し、子会社とする。
  2009年5月  株式会社肉の太公・宮城製粉株式会社を100%出資で設立し、子会社とする。
  2009年10月  株式会社麦パン工房を100%出資で設立し、子会社とする。
    FC契約での「Green's    K」1号店を開店。
  2011年3月  株式会社エコグリーン埼玉を100%出資で設立し、子会社とする。
  2011年11月  株式会社グリーンポートリーを100%出資で設立し、子会社とする。
  2012年2月  珈琲まめ工房株式会社を100%出資で設立し、子会社とする。
  2012年11月  新規事業として、太陽光発電事業を開始する。
  2012年12月  ほくと食品株式会社の株式を全株取得し、100%子会社とする。
  2012年12月  大阪証券取引所市場第一部に指定。
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   年月          事項
  2013年1月  豊田乳業株式会社を100%出資で設立し、子会社とする。
  2013年4月  北海道を直轄エリアとする。
  2013年4月  神戸クックFC事業部門を新設。
  2013年4月  株式会社クックイノベンチャー、株式会社ジー・コミュニケーション、株式会社ジー・テイスト、株
    式会社ジー・ネットワークス、株式会社さかい他5社を連結子会社とする。
  2013年5月  株式会社富士麺業を100%出資で設立し、子会社とする。
  2013年5月  関原酒造株式会社の株式を全株取得し、100%子会社とする。
  2013年7月  大阪証券取引所現物市場と東京証券取引所現物市場の統合に伴い東京証券取引所市場第一部に上場。
  2013年8月  連結子会社の株式会社ジー・テイスト、株式会社ジー・ネットワークス及び株式会社さかい3社が経
    営統合し、存続会社を株式会社ジー・テイストとする。
  2013年11月  Kobebussan  Myanmar  Co.,Ltd.をミャンマーに100%出資で設立し、子会社とする。
  2014年4月  菊川株式会社の株式を全株取得し、100%子会社とする。
  2015年1月  株式会社ジー・アカデミーを株式会社ジー・テイストから会社分割により設立。
  2015年1月  株式会社朝びき若鶏を100%出資で設立し、子会社とする。
    株式会社朝びき若鶏が株式会社但馬・高崎営業所より養鶏事業を譲受ける。
  2015年2月  2月1日付で1株につき2株の割合で株式分割を実施。
  2015年8月  2015年10月末の株主様を対象に、株主優待制度を導入。
  2015年11月  11月1日付で1株につき2株の割合で株式分割を実施。
  2017年4月  九州エリア(鹿児島県、沖縄県を除く)を直轄エリアとする。
  2018年4月  株式会社ジー・テイストが     株式会社敦煌を100%出資で設立し、子会社とする。
  2018年5月  FC契約での「馳走菜」1号店を開店。
  2018年6月  株式会社ジー・テイストが     株式会社オーディンフーズ(現     株式会社テンフォー)の第三者割当増資を引
    き受け、子会社とする。
  2018年7月  株式会社ジー・テイストが     株式会社タケモトフーズの株式を全株取得し、子会社とする。
  2018年8月  北海道白糠郡白糠町にて木質バイオマス発電所が稼働。
  2018年9月  株式会社ジー・テイストが     株式会社壁の穴の株式を取得し、子会社とする。
  2018年10月  株式会社ジー・テイストが     株式会社湯佐和の株式を取得し、子会社とする。
  2018年11月  11月1日付で1株につき2株の割合で株式分割を実施。
  2019年3月  株式会社オースターエッグ(現     株式会社オースターフーズ)が株式会社ソイキューブ及び株式会社富士
    麺業を吸収合併する。
    宮城製粉株式会社がほくと食品株式会社を吸収合併する。
    株式会社麦パン工房が株式会社エコグリーン埼玉を吸収合併する。
    関原酒造株式会社が株式会社ベストリンケージを吸収合併する。
    株式会社ジー・テイストが     株式会社DBTを100%出資で設立し、子会社とする。
  2019年7月  株式会社ジー・テイストが     株式会社ふらんす亭を    実質支配力基準により    、子会社とする。
  2019年11月  11月1日付で1株につき2株の割合で株式分割を実施。
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  3【事業の内容】
   当社グループは、当社、連結子会社      37社、非連結子会社   13社で構成されております。
   主な事業内容は、業務スーパー用商品の製造、卸売、及び小売業を営み、業務スーパー店舗をFC方式で展開す
   る他、外食・中食事業ならびに再生可能エネルギー事業も展開しております。当社グループの事業に関わる位置付
   けは、以下のとおりであります。
  (1)業務スーパー事業

   当事業は、「業務スーパー」のFC本部として商品の企画、開発及び調達等を行っております。また、食材供給
   拠点として、国内外の連結子会社で食品の生産も行っております。
   「業務スーパー」は業務用ユーザーをターゲットとしてスタートした食品スーパーであります。お客様が求める
   容量、サイズ、品質の食材を中心に品揃えし、E.D.L.P(エブリデイロープライス)による価格政策により展開
   しております。
   取扱商品は、ナショナルブランド(以下、NBという)商品とプライベートブランド(以下、PBという)商品に区
   別されますが、NB商品はいわゆるメーカー品であり、生産者が他の流通業者にも販売している商品であります。
   PB商品は当社グループの生産工場での商品及び海外に拠点を置く当社の協力工場であるメーカーから当社が直
   輸入している商品であります。両商品共に、業務用ユーザーを想定した販売戦略を行うため、完成品的な商品では
   なく、焼く、煮る、蒸す、炒める、揚げるといった最終の調理工程を必要とする商品(半加工品)が主体となってお
   ります。このことは、一般ユーザーにとっても、単に出来合いの商品を食卓に並べるのではなく、業務用ユーザー
   同様、いくらかの調理工程を経ることにより手作り感や出来立て感を実感いただけるものとなっております。
   当社のFC契約形態には、直轄エリア(※1)内に出店いただく際に締結する業務スーパーFC契約(契約企業数
   84社、店舗数505店舗:2019年10月31日現在)と、地方エリア内(※2)において業務スーパーのチェーン化を許諾す
   る業務スーパーエリアライセンス契約(契約企業数15社、店舗338店舗:2019年10月31日現在)があります。
   なお、FC店舗とは別に、兵庫県内において直営店舗2店舗を運営しております。
   ※1.直轄エリア:関西 :滋賀県、京都府、大阪府、兵庫県(淡路島を除く)、奈良県、和歌山県
      関東 :埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県
      九州 :福岡県、佐賀県、長崎県、熊本県、大分県、宮崎県
      その他:北海道
   ※2.地方エリア:上記直轄エリア以外の地域
  (2)神戸クック事業

   当事業は、業務スーパーで構築された原材料から商品に至るまでのローコスト体制を最大限に活かし、外食・中
   食の分野に進出することを目的とし、主に以下の2業態を展開しております。
  「神戸クック・ワールドビュッフェ」
   席数が250席以上あり、世界各国のメニューをゆったりとした空間で時間無制限(一部店舗除く)で楽しめる大型
   ビュッフェレストランのFC店舗22店舗を運営しております。
  「馳走菜」
   日常の食卓代行をコンセプトとして安全・安心・価格にこだわった惣菜店の直営店舗2店舗、FC店舗8店舗を
   運営しております。
  (3)クックイノベンチャー事業

   当事業は、安全・安心でお客様にご満足いただける商品提供への取り組み強化に併せ、ブランド力が高い業態へ
   の業態転換、新規出店やFC加盟開発の強化に努めております。
   当事業は、「平禄寿司」等の寿司業態、「村さ来」等の居酒屋業態、「国産牛焼肉食べ放題                 肉匠坂井」等の焼
   肉業態、「長崎ちゃんめん」や「おむらいす亭」等のファーストフード業態・レストラン業態による外食事業を主
   に展開しております。
  (4)エコ再生エネルギー事業

   当事業は、再生可能エネルギーを活用した発電事業を行っており、2019年3月には北海道と和歌山県で新たに太
   陽光発電所が稼動いたしました。それにより、2019年10月31日現在で稼働中の太陽光発電所は計16か所となり、
   約22.0MWの発電を行っております。また、北海道白糠郡白糠町の木質            バイオマス発電所では約6.2MWの発電を
   行っております。
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  [事業系統図]
   事業系統図によって示すと、次のとおりであります。
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  4【関係会社の状況】
               議決権の
          資本金又     所有割合
    名称    住所  は出資金  主要な事業の内容   又は被所    関係内容
               有割合
          (百万円)
               (%)
  (連結子会社)
                運転資金の貸付。
  神戸物産(香港)有限公司
       中国香港行政区    250 業務スーパー事業   100.0 東南アジア等での当社商品開発拠点。
  (注)4
                役員の兼任あり。
                「業務スーパー」での販売商品

  大連福来休食品有限公司
               100.0
       中国遼寧省    441 業務スーパー事業     (PB商品)の製造。
  (注)2、4             (100.0)
                当社従業員の役員の兼任あり。
                「業務スーパー」での販売商品

  神戸物産(安丘)食品有限公司
       中国山東省    337 業務スーパー事業   100.0 (PB商品)の製造。
  (注)4
                当社従業員の役員の兼任あり。
                「業務スーパー」での販売商品及び酒

                類等の輸入卸。
  有限会社神戸物産フーズ     横浜市神奈川区    3 業務スーパー事業   100.0
                運転資金の貸付。
                役員の兼任あり。
                「業務スーパー」での販売商品
                (PB商品)の製造。
  株式会社オースターフーズ     兵庫県姫路市     業務スーパー事業
           3    100.0
                設備資金及び運転資金の貸付。
                役員の兼任あり。
                「業務スーパー」での販売商品
  株式会社ターメルトフーズ
                (PB商品)の製造。
       山口県防府市    28 業務スーパー事業   100.0
  (注)4              設備資金及び運転資金の貸付。
                役員の兼任あり。
  株式会社神戸物産

                当社向けの農作物の生産、加工等。
               49.6
  エコグリーン北海道     北海道勇払郡むかわ町    3 業務スーパー事業     設備資金及び運転資金の貸付。
               [42.1]
  (注)3、5              役員の兼任あり。
                「業務スーパー」での販売商品

                (PB商品)の製造。
  秦食品株式会社     滋賀県蒲生郡竜王町    6 業務スーパー事業   100.0
                設備資金及び運転資金の貸付。
                役員の兼任あり。
                「業務スーパー」での販売商品
  株式会社マスゼン              (PB商品)の製造。
       栃木県宇都宮市     業務スーパー事業
           9    100.0
  (注)4              設備資金及び運転資金の貸付。
                役員の兼任あり。
                「業務スーパー」での販売商品

  株式会社肉の太公
       東京都江戸川区    9 業務スーパー事業   100.0 (PB商品)の製造。
  (注)4
                役員の兼任あり。
                「業務スーパー」での販売商品

                (PB商品)の製造。
  株式会社麦パン工房     岐阜県岐阜市    6 業務スーパー事業   100.0
                設備資金及び運転資金の貸付。
                役員の兼任あり。
                「業務スーパー」での販売商品
  宮城製粉株式会社              (PB商品)の製造。
       宮城県角田市    9 業務スーパー事業   100.0
                設備資金及び運転資金の貸付。
  (注)4
                役員の兼任あり。
  KOBE BUSSAN EGYPT

                エジプトにおける農産物の生産、
       エジプト ケナ州
            業務スーパー事業     加工、輸出。
  Limited Partnership        2,173     100.0
                当社従業員の役員の兼任あり。
  (注)4
                「業務スーパー」での販売商品

                (PB商品)の製造。
  株式会社グリーンポートリー     岡山県苫田郡鏡野町    6 業務スーパー事業   100.0
                設備資金及び運転資金の貸付。
                役員の兼任あり。
              8/100



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                    株式会社神戸物産(E02999)
                      有価証券報告書
               議決権の
          資本金又    所有割合
    名称    住所  は出資金  主要な事業の内容   又は被所    関係内容
               有割合
          (百万円)
               (%)
                「業務スーパー」での販売商品
  珈琲まめ工房株式会社              (PB商品)の製造。
       兵庫県姫路市    9 業務スーパー事業   100.0
                設備資金及び運転資金の貸付。
  (注)4
                役員の兼任あり。
                「業務スーパー」での販売商品
  豊田乳業株式会社              (PB商品)の製造。
       愛知県豊田市     業務スーパー事業
           9    100.0
                設備資金及び運転資金の貸付。
  (注)4
                役員の兼任あり。
                「業務スーパー」での販売商品
                (PB及びNB商品)の卸、販売商品(P
                B商品)の製造。
  関原酒造株式会社
       新潟県長岡市    99 業務スーパー事業   100.0 仕入債務及び酒税債務について当社が
  (注)4
                連帯保証を行っております。
                設備資金及び運転資金の貸付。
                役員の兼任あり。
                「業務スーパー」での販売商品
  菊川株式会社              (PB商品)の製造。
       岐阜県各務原市    9 業務スーパー事業   100.0
  (注)4              設備資金及び運転資金の貸付。
                役員の兼任あり。
                「業務スーパー」での販売商品
                (PB商品)の製造。
  株式会社朝びき若鶏     群馬県高崎市     業務スーパー事業
           6    100.0
                設備資金及び運転資金の貸付。
                役員の兼任あり。
  株式会社クックイノベンチャー          クックイノベン     運転資金の貸付。

               45.5
       兵庫県加古郡稲美町    5
  (注)7、8          チャー事業   〈26.6〉 役員の兼任あり。
  株式会社ジー・コミュニケー

            クックイノベン   100.0
  ション     名古屋市北区    10        -
            チャー事業   (100.0)
  (注)2、4
  株式会社ジー・テイスト          クックイノベン   55.0

       名古屋市北区    100     社債の引受。
  (注)2、4、9          チャー事業
               (40.4)
  株式会社クック・オペレー

            クックイノベン   100.0
  ション     名古屋市北区
           50        -
            チャー事業
               (100.0)
  (注)2、4、6
  ギンガシステム株式会社          クックイノベン   100.0

       東京都中央区    10        -
  (注)2、4          チャー事業   (100.0)
  株式会社ノーウェア

            クックイノベン   100.0
       名古屋市北区    10        -
  (注)2、4          チャー事業   (100.0)
  株式会社ジー・アカデミー          クックイノベン   100.0

       名古屋市北区    10        -
  (注)2、4          チャー事業
               (100.0)
  株式会社敦煌          クックイノベン   100.0

       山口県山陽小野田市
           5        -
            チャー事業
  (注)2             (100.0)
  株式会社テンフォー          クックイノベン   100.0

       北海道函館市    10        -
  (注)2、4          チャー事業   (100.0)
              9/100



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               議決権の
          資本金又    所有割合
    名称    住所  は出資金  主要な事業の内容   又は被所    関係内容
               有割合
          (百万円)
               (%)
  株式会社タケモトフーズ          クックイノベン   100.0

       堺市西区    10        -
            チャー事業
  (注)2、4             (100.0)
  株式会社壁の穴          クックイノベン   100.0

       東京都渋谷区
           100        -
            チャー事業
  (注)2、4             (100.0)
  株式会社湯佐和

            クックイノベン   100.0
       神奈川県鎌倉市    0        -
  (注)2、10          チャー事業   (100.0)
  株式会社DBT          クックイノベン   100.0

       東京都中央区    1        -
            チャー事業
  (注)2、11             (100.0)
  株式会社ふらんす亭          クックイノベン   45.0

       埼玉県川口市    1        -
            チャー事業
  (注)2、7、12             (45.0)
  KOBE BUSSAN USA,INC.

       アメリカ        100.0
            その他     役員の兼任あり。
           443
       ニューヨーク州        (100.0)
  (注)2、4、13
  J.J.DINING,INC.     アメリカ        100.0

           - その他     役員の兼任あり。
  (注)2、14     ニューヨーク州        (100.0)
  KBGLOBAL PARTNERS,INC.

       アメリカ
           1,605 その他   100.0 役員の兼任あり。
       ニューヨーク州
  (注)4、15
  Kobebussan  Myanmar Co.,Ltd.

       ミャンマー         99.8
           5 業務スーパー事業     役員の兼任あり。
       ヤンゴン地方域
               [0.2]
  (注)3
  (注)1.主要な事業の内容欄には、セグメントの名称を記載しております。

   2.議決権の所有割合の(      )内は、間接所有割合で内数であります。
   3.議決権の所有割合の[     ]は、緊密な者等の所有割合で外数であります。
   4.特定子会社に該当しております。
   5.債務超過会社であり、債務超過額は      2,239 百万円であります。
   6.債務超過会社であり、債務超過額は      3,604 百万円であります。
   7.議決権の所有割合は50%以下ですが、実質的に支配しているため、子会社としたものであります。
   8.議決権の所有割合の〈     〉内は、優先株式の所有割合で内数であります。
   9.有価証券報告書提出会社であります。
   10. 連結子会社である株式会社ジー・テイストが、当連結会計年度中に株式会社湯佐和の株式を引き受け、                 完全子
    会社としております。
   11.連結子会社である株式会社ジー・テイストが、当連結会計年度中に株式会社DBTを新たに設立しておりま
    す。
   12.連結子会社である株式会社ジー・テイストが、         当連結会計年度中に   株式会社ふらんす亭   を新たに設立しており
    ます。
   13.連結子会社であるKOBE     BUSSAN USA,INC.は、前   連結会計年度中に   解散を決議し、清算手続き中であります。
   14.連結子会社であるJ.J.DINING,INC.は、前        連結会計年度中に   解散を決議し、清算手続き中であります。
   15.連結子会社である    KB GLOBAL PARTNERS,INC.  は、 当連結会計年度中に   解散を決議し、清算手続き中でありま
    す。
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  5【従業員の状況】
  (1)連結会社の状況
                  2019年10月31日現在
               従業員数(人)
     セグメントの名称
                  904 (512 )
  業務スーパー事業
                  21 (31)
  神戸クック事業
                  925 (2,382 )
  クックイノベンチャー事業
                  29  (0)
  エコ再生エネルギー事業
                  1,879 (2,925 )
  報告セグメント計
                  20 (42)
  その他
  全社(共通)                248  (8)
                  2,147 (2,975 )

      合計
  (注)1.従業員数は就業人員(当社グループからグループ外への出向者を除き、グループ外から当社グループへの出向
    者を含む)であり、臨時雇用者数(パートタイマー、契約社員を含む)は、年間の平均人員を(                 )外数で記載し
    ております。
   2.全社(共通)として記載されている従業員数は、特定のセグメントに区分できない親会社の管理部門、企画部
    門、物流部門及び仕入関連部門等に所属しているものであります。
   3. 従業員数には、使用人兼務役員を含めております。
  (2)提出会社の状況

                  2019年10月31日現在
   従業員数(人)     平均年齢(歳)     平均勤続年数(年)     平均年間給与(円)
    403 (123 )   38.6       6.6    4,743,827

               従業員数(人)

     セグメントの名称
                  85 (42)
  業務スーパー事業
                  21 (31)
  神戸クック事業
                   0 (0)
  クックイノベンチャー事業
                  29  (0)
  エコ再生エネルギー事業
                  135  (73)
  報告セグメント計
                  20 (42)
  その他
  全社(共通)                248  (8)
                  403 (123 )

      合計
  (注)1.従業員数は就業人員(当社から社外への出向者を除く)であり、臨時雇用者数(パートタイマー、契約社員を含
    む)は、年間の平均人員を(     )外数で記載しております。
   2.平均年間給与は、賞与及び基準外賃金を含んでおります。
   3.全社(共通)として記載されている従業員数は、特定のセグメントに区分できない管理部門、企画部門、物流部
    門及び仕入関連部門等に所属しているものであります。
   4. 従業員数には、使用人兼務役員を含めております。
   5.従業員数は、事業の拡大や品質管理体制の強化に伴い、前事業年度末に比べ16人増加しております。
  (3)労働組合の状況

   労働組合は結成されておりませんが、労使関係は円満に推移しております。
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  第2【事業の状況】
  1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】
   文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。
  (1)会社の経営の基本方針

   「食の製販一体体制」の確立を達成するべく、積極的なM&Aを行い、原材料の調達からオリジナル商品の開
   発、販売に至るまでを一貫して行えるよう、経営努力を行ってまいります。
  (2)中期的な経営戦略等

   当社グループは、基幹事業である業務スーパー事業の更なる拡大を計画しております。商品においては、品質を
   維持しながらも安価にご提供するために、サプライチェーンや店舗運営の仕組みの改善、そして「食の製販一体体
   制」の拡大に注力し、他社との差別化を図ってまいります。
   また、外食・中食事業においても当社グループにおける「食の製販一体体制」の強みを活かし、競争力のある業
   態の開発・拡大に努めてまいります。
  (3)経営環境

   当社グループを取り巻く環境は、これから世界が直面する「食糧難」や日本が抱える「少子高齢化問題」等、見
   通しの不透明な状況にあります。食品業界におきましては、消費者の低価格志向は引き続き強く、為替の急激な変
   動、 EC事業者やドラッグストア等の他業態による食品の取り扱い拡大           や都市部のオーバーストアによる競争の激
   化等、企業の経営環境は今後も厳しい状況が続くと予測されます。
  (4)会社の対処すべき課題

   当社グループは、一丸となって以下の課題に取り組み、企業価値の向上に努めてまいります。
   ①商品開発及び商品管理体制の強化
    当社は、食にかかわる総合食品会社として、お客様に「プロの品質とプロの価格」で「安全・安心」な商品
   を安定して供給するべく取り組んでおります。これまでも、品質保証部による衛生管理体制の充実や、品質管
   理強化のため取扱商品の自主検査の徹底を図る等の施策を講じてまいりました。引き続き、独自の厳しい品質
   保持システムをより一層強化するとともに、トレーサビリティーの構築に全力を挙げてまいります。
    また、商品開発部、海外商品部では商品開発体制の強化を図っております。「食の製販一体体制」の更なる
   拡大に向け、独自の発想を持って常に新しいことにチャレンジし、PB商品の競争力を高めております。一人
   でも多くのお客様の健康と笑顔の源となるべく、新たな商品の開発に注力してまいります。
   ②ESG への取り組みの強化

    当社は、社会と企業の持続可能な発展のために、「食」を通じた社会貢献活動や環境に配慮した事業を行い
   ESGの取り組みを推し進めてまいります。
    また、オリンピックをはじめとする訪日外国人の増加に併せ、安心して食事を行っていただけるよう、ハ
   ラール商品等の充実に注力してまいります。
   ③人財の確保と人財育成

    昨今の人財不足に対し、人財採用において積極的な情報開示により、当社に共感していただける人財の確保
   に努め、従業員の満足度向上により企業の生産性を高め、企業と従業員が共に成長できる体制を整備します。
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  2【事業等のリスク】
   当社グループに影響を及ぼす可能性のあるリスクには以下のようなものがあります。
   なお、将来に関しての記載は、有価証券報告書提出日(2020年1月31日)現在において当社グループが判断したも
   のであります。
  (1)法的な規制等について

   当社グループは、わが国においては食品安全基本法、食品衛生法、食品表示法、容器包装に係る分別収集及び再
   商品化の促進等に関する法律、関税法、製造物責任法(PL法)、中小小売商業振興法等の法的規制の適用を受けて
   おります。
   また、海外においても各国の法的規制の適用を受け遵守しております。当社グループとしては、法的手続きによ
   る権利の保全にも万全を期しております。
   しかし、今後当社グループに関する法的な制度変更等が発生した場合、当社グループの業績に影響を及ぼす可能
   性があります。
  (2)食材の安全性について

   当社グループは、業務スーパー事業を中心に現在4,000アイテム前後の食材を扱っており、それらを業務スーパー
   で販売するほか、中食・外食業態の展開も行っております。
   昨今の食を取り巻く環境として、安全で安心して利用できる食材の供給はもちろん、それらの各種情報(アレル
   ギーや産地等)の情報が強く求められています。
   当社グループといたしましては、品質保証部を設け、食材の各種情報管理体制を強化するとともに、自社品質管
   理室での理化学検査や微生物検査等十分な品質管理体制を整えているものと認識しておりますが、今後予期せぬ事
   態が発生した場合、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。
  (3)当社グループの事業を取り巻く外部環境について

   当社グループはカテゴリーキラー(特定の商品分野のみを豊富に品揃えし、低価格で提供する小売店)としての特
   徴を有する店舗展開を進めており、業務用ユーザーをターゲットとしているため、景気動向、消費者に係る税制の
   変更、気象状況等の影響は受けるものの、一般的な小売業店舗との比較において、その影響度は少ないものと認識
   しております。
   しかしながら、今後当社グループと同様に、カテゴリーキラーとしての特徴を有する企業が増加することによ
   り、それらと競合関係が激しくなった場合、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。
  (4)為替変動の影響について

   当社グループは世界各国より輸入を行っておりますが、従前どおり商品を輸入する際は主に米ドルにて決済して
   おります。当社グループでは、為替ヘッジ等によるリスクヘッジを適時行っておりますが、急激な為替変動が起
   こった場合、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。
  (5)不測の事態による仕入価格の変動等について

   BSE(牛海綿状脳症)問題や鳥インフルエンザの発生、食品偽装問題における風評被害、テロ・暴動・紛争等の
   政治的混乱あるいは食品添加物使用基準や残留農薬基準の改正等により、日本国での輸入規制措置が講じられた場
   合、当社グループの仕入商品の一部について、急な代替品確保が困難になる可能性があります。
   また、急激な為替変動等の影響により、仕入商品の品薄状態が発生した場合、商品仕入価格が大幅に変動する可
   能性があります。価格優位性のある輸入製品は、容易に国内品に代えられない事が多く、結果として店舗での販売
   価格の上昇や欠品となる恐れがあり、このような状況が発生した場合、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性
   があります。
  (6)物流拠点が集中していることについて

   当社グループの物流拠点は、輸入品が荷受される神戸港と横浜港の2か所、自社配送センターも神戸港に隣接し
   た場所にあり、それぞれ関西、関東での直轄エリアへの物流拠点として、現在、十分にその機能を果たしておりま
   す。
   しかし、当該港湾が地震等の自然災害により崩壊等の被害にあった場合、近隣の港湾で緊急避難的に荷受するこ
   とになりますが、陸送や別の倉庫の手配等のコスト増が発生し、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があり
   ます。
  (7)FC戦略について

   FC戦略が停滞する背景としては、既存店売上の伸び悩みによる出店意欲の後退が考えられます。売上に関する
   要因としては、取扱商品の商品力(価格・品質・利便性等)の低下、新規商品の導入の遅れ等が考えられ、当社での
   商品開発力並びに各協力工場への指導力の成果が問われることになります。
   また、FC店舗は全て当社の認可により出店され、当社ではFC店舗間の競合が発生しないよう出店地域の調整
   を行っておりますが、今後のFC店舗の出店状況によっては、将来的に出店候補地が制限される可能性がありま
   す。
   さらに、FC契約先には、現在、複数の店舗を出店している企業もあり、万一これらの企業が経営方針を変更す
   る等の理由により、業務スーパー事業を縮小する等の状況になった場合、当社グループの業績に影響を及ぼす可能
   性があります。
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  (8)スーパーバイザー(以下、「SV」)等の人財確保について
   SVの主たる業務として、加盟店における店舗オペレーションの指導並びに援助があります。
   また、新規出店店舗の立ち上げ業務及び各FC店舗への巡回等を行っております。SV1人あたりの最適な担当
   店舗数は15~20店舗と考えており、これ以上担当店舗が増加した場合、適切な巡回ペースを維持できなくなる可能
   性があります。
   このため、店舗の増加と共にSV等の人員を増員する必要があり、その人員を確保できない場合、FC店舗の管
   理が不十分となる等の要因から、結果としてFC店舗の売上を低下させてしまうことになり、当社グループの業績
   に影響を及ぼす可能性があります。
  (9)業務スーパーのブランドイメージが損なわれる恐れについて

   業務マニュアルの整備及びFCの店舗への指導等の徹底により、店舗のオペレーションには万全を期しておりま
   す。
   しかしながら、当社グループの加盟店の中には当社を通じた仕入品以外の商品(青果・鮮魚・酒類等)を販売して
   いるFC店舗があり、これらの商品の瑕疵を原因とした問題等が発生した場合、当社グループの業績に影響を及ぼ
   す可能性があります。
  (10)PB商品への依存度について

   当社グループでは、売上総利益に占めるPB商品の割合が高い水準にあります。このため、今後何らかの要因に
   より、PB商品の売上が減少した場合、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。
  (11)当社グループの事業インフラである情報システムについて

   ソフトウェアの新規導入にあたりましては、厳重に再レビューを行っており、システムの導入前に欠陥を発見で
   きる可能性が高いと考えております。
   また、導入後に欠陥が発生した場合には、欠陥部分に関連した数値に差異が発生する可能性がありますが、整合
   性チェック等を行っており、欠陥そのものが継続することはありません。
   ハードウェアに関しましては、物理的ダメージによる機能停止、故障によるデータの欠落が考えられます。物理
   的ダメージについてのインフラに関しましては、外部委託による24時間体制の監視を行っており、機能停止時には
   即座に担当者に連絡が入りますが、災害等によるものであれば、復旧までの間、機能停止することが考えられま
   す。故障によるデータ欠落につきましては、ソフトウェア同様、整合性のチェックを行っておりますので、部品交
   換までの短期的なものであると考えます。
   当社グループでは、ハードウェア(サーバー、UPS(無停電装置)、クライアント含む)、ソフトウェア、バック
   アップ、電源、回線につきまして冗長化を行い、2拠点でのデータ相互管理を行っており、災害時の機能停止のリ
   スクは軽減できるものと考えております。このように情報システムについては十分な体制を構築しているものと認
   識しておりますが、想定外のシステム上のトラブルが発生した場合、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性が
   あります。
  (12)新規事業について

   当社グループは、「業務スーパー事業」において国内食品製造拠点を拡大し、「神戸クック事業」並びに「クッ
   クイノベンチャー事業」では中食・外食事業の多店舗化を図っております。また、「エコ再生エネルギー事業」で
   は全国各地に太陽光発電を中心とした電力販売を行っております。それらに対する経営資源の集中と効率化によ
   り、競争力の強化・売上の拡大と収益率の向上を目指しております。
   しかしながら、新規事業が想定どおりの成果を得られない場合や何らかの要因により想定外の問題等が発生した
   場合、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。
  (13)有利子負債への依存について

   当社グループは、2019年10月期末現在で59,195百万円の有利子負債残高(リース債務除く)を有しております。
   今後もM&A等への投資を行い、事業拡大を進めてまいりますが、有利子負債残高につきましては圧縮に努めて
   まいります。
   なお、当社は、既存の長期借入金については、大半を固定金利で調達しており、将来の金利変動リスクをヘッジ
   する施策を講じております。
   しかしながら、将来において金利が急速かつ大幅に上昇した場合や、既存の固定金利借入の借り換え時の金利情
   勢によっては、資金調達コストの増加により、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。
  (14)自然災害について

   地震、風水害、火災、雪害による災害等が発生した場合、食品製造拠点の設備等が大きな被害を受け、その一部
   又は全部の操業が中断し、生産及び出荷が遅延する可能性があります。また、物流に支障が生じた場合、店舗への
   配送が困難になることで業績に悪影響が及ぶ可能性があります。
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  3【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
  (1)経営成績等の状況の概要
   当連結会計年度における当社グループ(当社及び連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下
   「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。
   ①経営成績の状況

   当連結会計年度に   おけるわが国経済は、雇用環境や企業収益の改善が続き、緩やかな回復基調が見られまし
   た。しかし、米国を中心とした通商政策の動向や、中国をはじめとしたアジア経済の減速等、世界経済の不確実
   性により依然として先行きが不透明な状況が続いております。食品業界におきましても、EC事業者やドラッグ
   ストア等の他業態による食品の取り扱い拡大により、企業間の競争が激化しております。加えて、人手不足によ
   る人件費や物流費の上昇等、経営環境は厳しい状況となりました。
   このような状況の中、当社グループは「食の製販一体体制」の確立というグループ目標のもと、積極的な商品
   開発を行い、神戸物産グループ全体の競争力を強化してまいりました。また、お客様のニーズを素早く捉えた施
   策を実施し、高品質で魅力のある商品をベストプライスでご提供してまいりました。
   この結果、当連結会計年度の経営成績は、売上高299,616百万円(前年同期比12.1%増)、営業利益19,239百万円
   (同22.4%増)、経常利益19,434百万円(同22.8%増)、親会社株主に帰属する当期純利益12,056百万円(同16.3%
   増)となりました。
   セグメント  ごとの経営成績は次のとおりであります。
   (業務スーパー事業)

    業務スーパー事業における店舗につきましては、49店舗の出店、17店舗の退店の結果、純増32店舗で総店舗数
   は845店舗となりました。
    新規出店の内訳といたしましては、直轄エリア35店舗、地方エリア14店舗であります。出店に関しましては関
   東エリアや九州エリアを中心に新規出店を進めると同時に、営業年数が長くなり老朽化してきた店舗の移転等を
   積極的にFCオーナーに勧めております。
    商品戦略につきましては、国内グループ工場や自社輸入商品等の増強を図り、引き続き顧客ニーズに対応した
   PB商品の開発に注力いたしました。消費者の節約志向が根強い中、これらのPB商品がメディアに取り上げら
   れる等、新しいお客様のご来店のきっかけにも繋がり、事業が堅調に推移したものと考えております。
    この結果、業務スーパー事業における当連結会計年度の売上高は264,171百万円(同11.6%増)となりました。
   (神戸クック事業)

    神戸クック事業における店舗につきましては、日本最大級の大型バイキングチェーンである「神戸クック・
   ワールドビュッフェ」では、4店舗の出店、1店舗の退店の結果、純増3店舗で総店舗数は22店舗となりまし
   た。「神戸クック・ワールドビュッフェ」では、神戸物産グループのスケールメリットを活かした仕入力や、グ
   ループ工場で製造するオリジナル商品を活用し、約100種類のメニューを安価に提供しております。五感で楽し
   めるライブキッチンやゆったりとくつろげる広々とした店内等も支持されているものと考えております。
    日常の食卓代行をコンセプトとして安全・安心・価格にこだわった店内調理のお惣菜やお弁当を提供する「馳
   走菜」では、7店舗の出店の結果、純増7店舗で総店舗数は10店舗となりました。「馳走菜」は業務スーパーに
   併設した多店舗展開を行っており、業務スーパーの集客力強化にもつながっております。ボリュームたっぷりの
   メニューを安価に提供し、多様化するお客様のニーズに対応しております。
    この結果、神戸クック事業における当連結会計年度の売上高は           2,185百万円(同27.6%増)となりました。
   (クックイノベンチャー事業)

    クックイノベンチャー事業につきましては、人件費の上昇や原材料価格の高騰等、極めて厳しい経営環境が続
   いております。このような中、QSCの強化を図り、さらに安全・安心でお客様にご満足いただける商品提供へ
   の取り組み強化や、ブランド力が高い業態への転換、新規出店等の強化に努めてまいりました。主要業態の一つ
   である国産牛食べ放題「肉匠坂井」も順調に出店いたしました。
    この結果、クックイノベンチャー事業における当連結会計年度の売上高は30,466百万円(同11.0%増)となりま
   した。
   (エコ再生エネルギー事業)

    エコ再生エネルギー事業につきましては、2019年3月に北海道と和歌山県で太陽光発電所が稼動いたしまし
   た。それにより、2019年10月末現在で稼働中の太陽光発電所は計16か所となり、約22.0MWを発電しておりま
   す。北海道で約6.2MWの発電を行う木質バイオマス発電所が順調に稼働していることも、事業の拡大に貢献い
   たしました。
    この結果、エコ再生エネルギー事業における当連結会計年度の売上高は            2,341百万円  (同 97.6%増  )となりまし
   た。
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   ②財政状態の状況
   (資産)
    当連結会計年度末における資産は、前連結会計年度末と比べ5,887百万円増加し、150,154百万円(前年比4.1%
   増)となりました。
    流動資産は、前連結会計年度末と比べ266百万円増加し、98,864百万円(同0.3%増)となりました。その主な要
   因は、受取手形及び売掛金が2,129百万円増加し、現金及び預金が2,523百万円減少したことによるものでありま
   す。
    固定資産は、前連結会計年度末と比べ5,621百万円増加し、51,289百万円(同12.3%増)となりました。その主
   な要因は、建設仮勘定が2,424百万円増加し、土地が845百万円増加したことによるものであります。
   (負債)
    当連結会計年度末における負債は、前連結会計年度末に比べ、4,906百万円減少し、99,586百万円(同4.7%減)
   となりました。
    流動負債は、前連結会計年度末と比べ9,027百万円増加し、47,315百万円(同23.6%増)となりました。その主
   な要因は、買掛金が3,136百万円増加し、長期借入金を短期借入金に振替えたことにより短期借入金が2,909百万
   円増加したことによるものであります。
    固定負債は、前連結会計年度末と比べ      13,934百万円減少し、52,270百万円(同21.0%減)となりました。その主
   な要因は、長期借入金が12,686百万円減少したことによるものであります。
   (純資産)
    当連結会計年度末における純資産額は、前連結会計年度末と比べ10,794百万円増加し、50,568百万円(同
   27.1%増)となりました。その主な要因は、利益剰余金が10,321百万円増加したことによるものであります。
    この結果、自己資本比率は前連結会計年度末と比べ6.2ポイント上昇し、29.5%となり、1株当たり純資産額
   は前連結会計年度の315.34円に対し、412.01円となりました。
    なお、当社は2019年11月1日付で普通株式1株につき2株の割合で株式分割を行っております。上記の1株当
   たり純資産額につきましては、前連結会計年度の期首に当該株式分割が行われたと仮定して算定しております。
   ③キャッシュ・フローの状況

   当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ2,591百万
   円減少して69,718百万円となりました。
   当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
   (営業活動によるキャッシュ・フロー)

    当連結会計年度における営業活動による資金の増加は19,217百万円となり、前連結会計年度に比べ5,523百万
   円の収入の増加となりました。これは主に税金等調整前当期純利益の増加等によるものであります。
   (投資活動によるキャッシュ・フロー)
    当連結会計年度における投資活動による資金の減少は9,498百万円となり、前連結会計年度に比べ4,561百万円
   の支出の増加となりました。これは主に有形固定資産の取得による支出の増加等によるものであります。
   (財務活動によるキャッシュ・フロー)
    当連結会計年度における財務活動による資金の減少は12,373百万円となり、前連結会計年度に比べ984百万円
   の支出の増加となりました。これは主に長期借入金の返済等によるものであります。
   ④生産、受注及び販売の実績

   イ 生産実績
   当連結会計年度の生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
              当連結会計年度
            (自  2018年11月1日    至  2019年10月31日)
     セグメントの名称
           金額(百万円)      前年同期比(%)
   業務スーパー事業          22,223      105.0
              -      -
   神戸クック事業
                    -
   クックイノベンチャー事業           -
   エコ再生エネルギー事業          1,791      226.9
                    -
   その他           -
      合計        24,014      109.4
   (注)1.金額は㈱神戸物産、大連福来休食品有限公司、神戸物産(安丘)食品有限公司、KOBE                BUSSAN EGYPT
     Limited  Partnership、Kobebussan     Myanmar  Co.,Ltd.、㈱オースターフーズ、㈱ターメルトフーズ、秦
     食品㈱、㈱マスゼン、㈱肉の太公、㈱麦パン工房、宮城製粉㈱、㈱神戸物産エコグリーン北海道、㈱グ
     リーンポートリー、珈琲まめ工房㈱、豊田乳業㈱、関原酒造㈱、菊川㈱、㈱朝びき若鶏における製造原
     価によっております。
    2.上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
    3.エコ再生エネルギー事業につきましては、2018年8月に北海道白糠郡白糠町で木質バイオマス発電所の
     稼動が開始し  たこと、  2019年3月に北海道と和歌山県で太陽光発電所の稼働が開始したこと            により前年
     同期比が増加しております。
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   ロ 受注実績
   当社グループは市場動向の予測に基づく見込生産を行っており、受注生産は行っておりません。
   ハ 商品仕入実績

   当連結会計年度の商品仕入実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
              当連結会計年度
            (自 2018年11月1日   至 2019年10月31日)
     セグメントの名称
           金額(百万円)      前年同期比(%)
    業務スーパーFC事業         212,643       112.1
    業務スーパー直営小売事業         2,082      100.3
   業務スーパー事業          214,726       111.9
   神戸クック事業          1,872      132.5
             11,922      103.8
   クックイノベンチャー事業
              -      -
   エコ再生エネルギー事業
              216      152.7
   その他
      合計       228,737       111.7
   (注)1.当連結会計年度における輸入実績は、42,180百万円であり、前年同期比              117. 2%であります。
    2.上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
   ニ 販売実績

   当連結会計年度の販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
              当連結会計年度
            (自 2018年11月1日   至 2019年10月31日)
     セグメントの名称
           金額(百万円)      前年同期比(%)
    業務スーパーFC事業         261,620       111.9
    業務スーパー直営小売事業         2,551      88.2
   業務スーパー事業          264,171       111.6
   神戸クック事業          2,185      127.6
   クックイノベンチャー事業          30,466      111.0
   エコ再生エネルギー事業          2,341      197.6
              451
   その他                226.8
      合計       299,616       112.1
    (注) 1.セグメント間取引については、相殺消去しております。
     2.上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
     3. エコ再生エネルギー事業につきましては、2018年8月に北海道白糠郡白糠町で木質バイオマス発電
     所の稼動が開始し   たこと、  2019年3月に北海道と和歌山県で太陽光発電所の稼働が開始したこと            に
     より前年同期比が増加しております。
     4. 最近2連結会計年度の主な相手先別の販売実績及び当期販売実績の総販売実績に対する割合は、次
     のとおりであります。
           前連結会計年度      当連結会計年度

          (自  2017年11月1日     (自  2018年11月1日
      相手先
           至  2018年10月31日)      至  2019年10月31日)
          金額(百万円)    割合(%)   金額(百万円)    割合(%)
    ㈱G-7スーパーマート      49,938   18.7   54,553   18.2
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   当連結会計年度における地域別FC店舗数は次のとおりであります。
             店舗数
   業務スーパー
    関西(242)   滋賀県(14)京都府(36)大阪府(92)兵庫県(64)奈良県(19)和歌山県(17)
  直轄
    関東(233)   埼玉県(52)千葉県(38)東京都(76)神奈川県(67)
  エリア
    その他(30)   北海道(16)福岡県(12)大分県(2)
  地方エリア(338)    青森県(12)岩手県(14)宮城県(9)山形県(12)福島県(13)茨城県(16)
      秋田県(5)栃木県(15)群馬県(10)新潟県(17)富山県(6)石川県(9)
      福井県(6)山梨県(6)長野県(14)岐阜県(3)静岡県(42)愛知県(25)
      三重県(8)鳥取県(3)島根県(1)岡山県(18)広島県(31)山口県(7)
      徳島県(2)香川県(12)愛媛県(8)高知県(3)鹿児島県(2)沖縄県(8)
      兵庫県洲本市(1)
  直営店(2)    兵庫県(2)
    合計          845店舗
   神戸クック・

             店舗数
  ワールドビュッフェ
      大阪府(1)兵庫県(4)
    関西(5)
  直轄
  エリア
      福岡県(2)
    その他(2)
      福島県(1)  栃木県(1)  新潟県(4)群馬県(1)     富山県(1)  石川県(1)
  地方エリア(15)
      福井県(1)  静岡県(1)岡山県(2)広島県(2)
    合計          22店舗
             店舗数

   馳走菜
    関西(3)   京都府(1)大阪府(1)     兵庫県(1)
  直轄
  エリア
    関東(3)   埼玉県(2)神奈川県(1)
  地方エリア(2)    宮城県(1)愛媛県(1)
  直営店(2)    神奈川県(1)兵庫県(1)
    合計          10店舗
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  (2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
   経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりでありま
   す。なお、本文における将来に関する事項は、当連結会計年度末日現在において判断したものであります。
   ①重要な会計方針及び見積り

   当社グループの連結財務諸表は、わが国で一般に公正妥当と認められている会計基準に従って作成しておりま
   す。この連結財務諸表の作成にあたり、必要と思われる見積りについては、過去の実績等を勘案し合理的に判断し
   ておりますが、実際の結果は、見積り特有の不確実性があるため、これらの見積りと異なる場合があります。
   なお、当社グループの連結財務諸表で採用する重要な会計方針は「第5            経理の状況  1 連結財務諸表等   注記事
   項(連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)」に記載しているとおりです。
   ②当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容

   イ 財政状態
   当連結会計年度末の財政状態につきましては、「(1)経営成績等の状況の概要             ②財政状態の状況   」に記載のと
   おりであります。
   ロ 経営成績

   (売上高)
   売上高は、前連結会計年度に比べ12.1%増加し299,616百万円となりました。
   主な要因は業務スーパーの新規出店が順調に進み、2018年10月末813店舗から2019年10月末845店舗と32店舗増
   加した新店効果と、多くのメディアで取り上げられたことによる知名度の向上及び新規顧客の獲得で、1年間の
   既存店売上高が107.1%と堅調に推移したことが要因であります。
   (売上原価、売上総利益)
   売上原価は、前連結会計年度に比べ11.0%増加し、252,486百万円となりました。また、売上高に対する売上原
   価の比率は前連結会計年度に比べ0.8ポイント減少し、売上総利益率は上昇しております。
   (販売費及び一般管理費)
   販売費及び一般管理費は、前連結会計年度に比べ16.0%増加し、27,891百万円となりました。
   また、売上高に対する販売費及び一般管理費の比率は、前連結会計年度と比べ0.3ポイント増加し、9.3%とな
   りました。
   (営業外収益・営業外費用、経常利益)
   営業外収益は前連結会計年度に比べ、主に為替差益が減少し、営業外収益全体では8.5%減少し、963百万円と
   なりました。
   営業外費用は前連結会計年度に比べ、主にデリバティブ評価損が減少し、営業外費用全体では18.7%減少し、
   767百万円となりました。
   これらのことにより、経常利益は前連結会計年度より22.8%増加し、19,434百万円となりました。
   (税金等調整前当期純利益)
   税金等調整前当期純利益は、前連結会計年度より13.0%増加し、18,095百万円となりました。
   (法人税等)
   税金等調整前当期純利益に対する法人税等は、前連結会計年度より15.5%増加し、6,255百万円となりました。
   (親会社株主に帰属する当期純利益)
   親会社株主に帰属する当期純利益は、前連結会計年度より16.3%増加し、12,056百万円となりました。
   ハ  キャッシュ・フロー

   当連結会計年度   のキャッシュ・フローの分析につきましては、「(1)経営成績等の状況の概要             ③キャッシュ・
   フローの状況」に記載のとおりであります。
   ③経営成績に重要な影響を与える要因について

   経営成績に重要な影響を与える要因につきましては、「2.事業等のリスク」に記載のとおりです。
   ④資本の財源及び資金の流動性についての分析

   イ 資金需要
   当社グループの運転資金需要のうち主なものは、支払いまでのリードタイムにおける資金であり、物流量の増
   加に伴い、比例して増加するものであります。
   ロ 財務政策

   当社グループは現在、運転資金につきましては、基本的には内部資金により充当しております。
   また、当社グループのPB商品の生産基盤を強化するために必要な設備投資資金等は、外部調達することも可
   能であります。
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  4【経営上の重要な契約等】
   当社は各フランチャイジー(加盟店)と下記内容に関する契約を締結しております。
   ①「業務スーパー」の経営に関する契約(直轄エリアでの契約)
    契約期間   契約店舗の開店日から5年経過した日とします(但し、以降は1年間の自動更新)。
    契約社数   84社(2019年10月31日現在)

    契約店舗数   505店舗(2019年10月31日現在)

    主な契約内容   「業務スーパー」の経営に関する経営ノウハウを各フランチャイジー(加盟店)が用
       い、当社の指導援助のもとに業務スーパーのFC店を経営するためFC契約を締結
       するものであります。ロイヤリティは総仕入高の1%相当額とし、保証金は1店舗
       当たり1,000万円としております。
    契約品目
       NB商品、PB商品
       (冷凍食品、加工食品、菓子及び乳製品等の飲食料品)
   ②「業務スーパー」のエリアライセンス契約書(地方エリアでの契約)

    契約期間   本契約は、締結と同時に成立し、契約終了日は契約店舗の開店日から5年経過した
       日となります(但し、以降は1年間の自動更新)。
    契約社数   15社(2019年10月31日現在)
    契約店舗数   338店舗(2019年10月31日現在)

    主な契約内容   「業務スーパー」の経営に関する経営ノウハウ        を活用し、別に定める地域内で業務
       スーパーを展開することを許諾すると共に、各フランチャイジー(加盟店)に対し
       て継続的に指導援助を行うことを締結するものであります。ライセンスフィーは商
       品の仕入高の1%相当額とし、1件当たり保証金は当該エリアの人口×5円として
       おります。
    契約品目
       NB商品、PB商品
       (冷凍食品、加工食品、菓子及び乳製品等の飲食料品)
  5【研究開発活動】

   特に記載すべき事項はありません。
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  第3【設備の状況】
  1【設備投資等の概要】
   当連結会計年度において全体で     10,686 百万円の設備投資を実施しました。
   投資の主なものは、業務スーパー事業で子会社工場関連設備に           4,366 百万円、エコ再生   エネルギー事業で発電施設
  関連設備に  2,267 百万円であります。
   なお、生産能力に重大な影響を与えるような設備の除却、売却等はありません。
  2【主要な設備の状況】

   当社グループ(当社及び連結子会社)における主要な設備は、以下のとおりであります。
   (1)提出会社
                  2019年10月31日現在
              帳簿価額(百万円)

                     従業
   事業所名   セグメント  設備の
                     員数
   (所在地)    の名称  内容
          建物及び  機械装置及   土地  リース
                  その他 合計 (人)
          構築物  び運搬具  (面積㎡)   資産
  本社    全社(共         1,106      248
         本社  128  33    - 176 1,445
  (兵庫県加古郡稲美町)    通)        (269,888.53)       (8)
  業務スーパー稲美店    業務スー  営業店       129     28
           41  1    -  3 176
  (兵庫県加古郡稲美町)    パー事業   舗      (6,611.99)      (18)
  業務スーパー伊川谷店    業務スー  営業店       275     15
           54  1    - 10 342
  (兵庫県神戸市西区)    パー事業   舗      (3,114.81)      (24)
         物流
  関西物流センター    業務スー         1,064
         セン  481  1    0 11,549  4
  (兵庫県神戸市灘区)    パー事業        (13,312.00)
         ター
         事業所
  神戸クック    神戸クック          83     21
         営業店  113  0    - 14 211
  (兵庫県加古川市)    事業        (6,889.68)      (31)
         舗
  むかわ工場
      業務スー  その他        79
                   12
  (北海道勇払郡         397  256    -  746  -
      パー事業   設備     (1,291,764.57)
  むかわ町)
         メガ
      エコ再生エ   ソー
  メガソーラー発電設備              1,459
      ネルギー事   ラー  650  2,741     - 2,575 7,426  7
  (兵庫県加古郡稲美町他)            (2,186,607.51)
      業  発電設
         備
         木質バ
      エコ再生エ  イオマ
  木質バイオマス発電設備              128
      ネルギー事   ス  1,288  1,755     -  03,173  22
  (北海道白糠郡白糠町)            (128,221.00)
      業  発電設
         備
  (注)1.従業員数の(     )は、臨時雇用者数を外書しております。
   2. 帳簿価額は提出会社の個別財務諸表の数値を記載しております。
   3.上記のうち連結会社以外へ賃貸している設備等の内訳は、下記のとおりであります。
     事業所名        賃貸料
        セグメントの名称
    (所在地)       (百万円)
   神戸クック
        神戸クック事業      36
   (兵庫県加古川市)
   4.上記のうち連結会社以外から賃借している設備等の内訳は、下記のとおりであります。
     事業所名        賃借料
        セグメントの名称
    (所在地)       (百万円)
   神戸クック
        神戸クック事業      15
   (兵庫県加古川市)
   メガソーラー発電設備     エコ再生エネル
              19
   (兵庫県加古郡稲美町他)     ギー事業
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   (2)国内子会社
              帳簿価額(百万円)
                     従業
     事業所名  セグメントの  設備の
                     員数
  会社名
          建物及び  機械装置  土地  リース
     (所在地)   名称  内容
                  その他  合計
                     (人)
           構築物  及び運搬具  (面積㎡)  資産
  株式会社
     ―  業務スーパー  製造      71      27
  オースター         153  222    - 60  508
       事業  設備
    (兵庫県姫路市)          (3,794.01)       (28)
  フーズ
  株式会社
       業務スーパー  製造      30      6
     -
  ターメルト          66  39    -  0 136
    (山口県防府市)  事業  設備     (2,646.77)       (7)
  フーズ
     むかわ農場他
  株式会社
       業務スーパー  農場      1,277      31
  神戸物産エコ   (北海道勇払郡       293  99    - 10 1,680
       事業  事業所
              (7,898,682.05)       (5)
  グリーン北海道   むかわ町他)
     -
  秦食品     業務スーパー  製造      378      34
     (滋賀県蒲生郡
           697  1,431    - 1,366  3,874
  株式会社     事業  設備     (69,493.01)       (64)
     竜王町)
  株式会社     業務スーパー  製造      98      28
     -
           70  187    -  2 357
  マスゼン     事業  設備
    (栃木県宇都宮市)          (5,236.00)       (31)
  株式会社     業務スーパー  製造      30      20
     -
           36  64    -  1 131
  肉の太公   (東京都江戸川区)   事業  設備      (526.22)      (35)
  株式会社     業務スーパー  製造      359      35
     -
           214  140    - 674 1,388
  麦パン工房   (岐阜県岐阜市他)   事業  設備     (34,039.93)       (42)
  宮城製粉     業務スーパー  製造      264      84
     -
           643  611    - 28 1,547
  株式会社   (宮城県角田市他)   事業  設備
              (38,035.13)       (69)
  株式会社   鏡野農場他
       業務スーパー  製造      177      75
  グリーン   (岡山県苫田郡       762  636    - 26 1,602
       事業  設備     (470,377.57)       (85)
  ポートリー   鏡野町他)
  珈琲まめ工房     業務スーパー  製造      99      6
     -
           209  144    -  2 456
  株式会社   (兵庫県姫路市)  事業  設備
               (3,014.83)       (6)
  関原酒造     業務スーパー  製造      16      4
     -
           -  7    -  0  24
  株式会社     事業  設備
    (新潟県長岡市他)          (2,260.15)       (1)
  豊田乳業     業務スーパー  製造      267      17
     -
           252  206    0 38  765
  株式会社   (愛知県豊田市)  事業  設備     (16,223.00)       (4)
  菊川     業務スーパー  製造      161      21
     -
           292  257    - 35  746
  株式会社   (岐阜県各務原市)   事業  設備     (86,393.08)       (9)
  株式会社     業務スーパー  製造      558      70
     -
           979  251    - 289 2,079
  朝びき若鶏   (群馬県高崎市)  事業  設備
              (320,951.88)       (86)
  株式会社       事業所
     本社他
       クックイノベ         240      27
  ジー・コミュニ        営業  72  0    - 55  369
       ンチャー事業
    (名古屋市北区他)          (5,458.26)       (2)
  ケーション        店舗
         事業所
     店舗他
  株式会社     クックイノベ        4,126      613
         営業  4,681  59    9 528 9,405
  ジー・テイスト     ンチャー事業
    (名古屋市北区他)          (54,572.91)      (1,581)
         店舗
  (注)1 .㈱オースターフーズ、㈱ターメルトフーズ、㈱神戸物産エコグリーン北海道、秦食品㈱、㈱マスゼン、㈱肉の
    太公、㈱麦パン工房、宮城製粉㈱、関原酒造㈱、㈱ジー・コミュニケーション、㈱ジー・テイストの数値は連
    結財務諸表作成における2019年9月30日現在の決算に基づくものであり、㈱グリーンポートリー、珈琲まめ工
    房㈱、豊田乳業㈱、菊川㈱、㈱朝びき若鶏の数値は連結財務諸表作成における2019年10月31日現在の決算に基
    づくものであります。
   2.従業員数の(    )は、臨時雇用者数を外書しております。
   3.帳簿価額は各社の個別財務諸表の数値を記載しております。
   4.㈱肉の太公が   連結会社以外から賃借している設備等の賃借料は36百万円であります。
   5.㈱グリーンポートリーが     連結会社以外から賃借している設備等の賃借料は11百万円であります。
   6.㈱朝びき若鶏が   連結会社以外から賃借している設備等の賃借料は20百万円であります。
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   (3)在外子会社
              帳簿価額(百万円)
                     従業
     事業所名  セグメント  設備の
   会社名                  員数
     (所在地)   の名称  内容
           建物及び  機械装置  土地
                リース資産  その他 合計 (人)
           構築物 及び運搬具  (面積㎡)
     大連工場

  大連福来休     業務スーパー  製造
           28  15    - 8 52 85
  食品有限公司   (中国遼寧省)  事業  設備      (-)
     安丘工場

  神戸物産(安丘)     業務スーパー  製造
           342  99    - 6 448 235
  食品有限公司   (中国山東省)  事業  設備      (-)
  KOBE BUSSAN
       業務スーパー        439
      -
  EGYPT Limited       農場
           66  98    - 0 604  19
    (エジプトケナ州)   事業       (28,680,000.00)
  Partnership
  (注)1.大連福来休食品有限公司及び神戸物産(安丘)食品有限公司の数値は、連結財務諸表作成における2019年8月31
    日現在の仮決算に基づくものであり、KOBE       BUSSAN EGYPT Limited  Partnershipの数値は連結財務諸表作成に
    おける2019年7月31日現在の仮決算に基づくものであります。
  3【設備の新設、除却等の計画】

   当社グループの設備投資については、生産計画、需要予測等を勘案して計画しております。
   なお、当連結会計年度末現在における重要な設備の新設は次のとおりであります。
  (1)重要な設備の新設
                  着手及び完了
             投資予定金額
                     完成後
                  予定年月
        セグメントの   設備の     資金調達
  会社名事業所名    所在地               の増加
         名称  内容      方法
             総額 既支払額       能力
                  着手 完了
            (百万円)  (百万円)
        業務スーパー        自己資金
      滋賀県蒲生郡
                  2018.12 2020.3
  秦食品株式会社         製造設備  2,790  1,174      -
      竜王町
        事業        及び借入金
        業務スーパー        自己資金
      岐阜県
                  2019.3 2020.8
  株式会社麦パン工房         製造設備  2,800  665      -
      岐阜市
        事業        及び借入金
  (注)完成後の増加能力については、その測定が困難なため、記載を省略しております。
  (2)重要な設備の除却

   該当事項はありません。
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  第4【提出会社の状況】
  1【株式等の状況】
  (1)【株式の総数等】
   ①【株式の総数】
      種類        発行可能株式総数(株)
      普通株式           128,000,000

      計          128,000,000

  (注)2019年9月24日開催の取締役会決議により、2019年11月1日付で株式分割に伴う定款の変更が行われ、発行可能株
   式総数は同日より128,000,000株増加し、256,000,000株となっております。
   ②【発行済株式】

              上場金融商品取引所名
     事業年度末現在発行数(株)     提出日現在発行数(株)
   種類            又は登録認可金融商品     内容
     (2019年10月31日)     (2020年1月31日)
              取引業協会名
               東京証券取引所
                   単元株式数
       68,400,000     136,800,000
  普通株式
               (市場第一部)
                    100株
       68,400,000     136,800,000    -    -
   計
  (注)1.  「提出日現在発行数」には、2020年1月1日からこの有価証券報告書提出日までの新株予約権の権利行使によ
    り発行された株式数は含まれておりません。
   2.2019年9月24日開催の取締役会決議に基づき、2019年11月1日付で普通株式1株につき2株の割合で株式分割
    を行っております。
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  (2)【新株予約権等の状況】
   ①【ストック・オプション制度の内容】
         2012年1月27日     2015年1月28日     2019年1月30日
  決議年月日
        定時株主総会決議分     定時株主総会決議分     定時株主総会決議分
        当社取締役          6名 当社取締役          6名 当社取締役          7名
        当社従業員         173名  当社従業員         254名 当社従業員         353名
  付与対象者の区分及び人数(名)
        当社子会社取締役    6名 当社子会社取締役    7名 当社子会社取締役    19名
        当社子会社従業員   127名  当社子会社従業員   325名 当社子会社従業員   321名
  新株予約権の数(個)    ※    65 [61]    1,024 [977]   11,185 [11,057]
  新株予約権の目的となる株式の種        普通株式     普通株式     普通株式

  類、内容及び数(株)    ※   52,000 [97,600]   819,200  [1,563,200]   1,118,500  [2,211,400]
  新株予約権の行使時の払込金額
         264 [132]    1,052 [526]    3,895[1,948]
  (円) ※
        自  2014年4月1日    自  2017年4月1日    自  2021年4月1日
  新株予約権の行使期間    ※
        至  2020年10月31日    至  2023年10月31日    至  2027年10月31日
  新株予約権の行使により株式を発
        発行価格      264 [132]  発行価格    1,052 [526]  発行価格    3,895 [1,948]
  行する場合の株式の発行価格及び
        資本組入額    132 [66] 資本組入額    526 [263]  資本組入額  1,948    [974]
  資本組入額(円)   ※
        ①新株予約権者は、新株予約権の行使時において当社または当社関係会社の取締
        役、監査役もしくは従業員の地位にあることを要する。ただし、取締役及び監査
        役が任期満了により退任した場合、または従業員が定年により退職した場合は、
        この限りでない。また、当社取締役会が正当な理由があると認めた場合はこの限
  新株予約権の行使の条件    ※
        りでない。
        ②新株予約権の相続はこれを認めない。
        ③その他権利行使の条件は、各株主総会における決議及び取締役会決議に基づき、
        当社と新株予約権者との間で締結する「新株予約権割当契約書」に定めるところ
        による。
        譲渡による新株予約権の取得については、当社取締役会の決議による承認を要する
  新株予約権の譲渡に関する事項     ※
        ものとする。
        組織再編に際して定める契約書または計画書等に以下に定める株式会社の新株予約
        権を交付する旨を定めた場合には、当社組織再編比率に応じて、以下に定める株式
        会社の新株予約権を交付するものとする。
        ①合併(当社が消滅する場合に限る)
        合併存続する株式会社または合併により設立する株式会社
        ②吸収分割
  組織再編成行為に伴う新株予約権
        吸収分割する株式会社がその事業に関して有する権利義務の全部または一部を承
  の交付に関する事項    ※
        継する株式会社
        ③新設分割
        新設分割により設立する株式会社
        ④株式交換
        株式交換をする株式会社の発行済株式の全部を取得する株式会社
        ⑤株式移転
        株式移転により設立する株式会社
   ※ 当事業年度の末日(2019年10月31日)における内容を記載しております。当事業年度の末日から提出日の前月
   末現在(2019年12月31日)にかけて変更された事項については、提出日の前月末現在における内容を[ ]内に
   記載しており、その他の事項については当事業年度の末日における内容から変更はありません。
  (注) 1. 2019年11月1日付で普通株式1株につき2株の株式分割を行っております。これにより「新株予約権の目
    的となる株式の数」、「新株予約権の行使時の払込金額」及び「新株予約権の行使により株式を発行する
    場合の株式の発行価格及び資本組入額」を調整しております。
   2.新株予約権発行後、当社が株式分割または株式併合を行う場合、次の算式により目的たる株式の数を調整
    するものとする。ただし、かかる調整は本件新株予約権のうち、当該時点で行使されていない新株予約権
    の目的たる株式の数について行われ、調整により生じる1株未満の端数については、これを切り捨てる。
    調整後株式数=調整前株式数×分割・併合の比率

    また、当社が合併、会社分割、株式交換または株式移転(以下総称して「合併等」という。)を行う場合、

    株式の無償割当を行う場合、その他株式数の調整を必要とする場合には、合併等、株式の無償割当の条件
    等を勘案の上、合理的な範囲内で株式数を調整することができる。
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   3.新株予約権の行使に際して出資される財産の価額
    新株予約権の行使に際してする出資の目的は金銭とし、その価額は、新株予約権の行使に際して払込をす
    べき1株当たりの金額(以下「行使価額」という。)に各新株予約権の目的である株式の数を乗じた価額と
    し、行使価額は、新株予約権を割当てる日の終値(割当日が取引の休日の場合、及び割当日に取引が成立し
    ない場合はそれに先立つ直近日の終値)とする。
    なお、当社が当社普通株式につき株式分割または株式併合を行う場合、上記の行使価額は、株式分割また
    は株式併合の比率に応じ、次の算式により調整されるものとし、調整により生じる1円未満の端数は切り
    上げる。
            1
    調整後行使価額=調整前行使価額×
           分割・併合の比率
    また、当社が時価を下回る価額で当社普通株式につき、新株式の発行または自己株式の処分を行う場合(会
    社法第194条の規定(単元未満株主による単元未満株式売渡請求)に基づく自己株式の売渡し、当社普通株式
    に転換される証券もしくは転換できる証券または当社普通株式の交付を請求できる新株予約権(新株予約権
    付社債に付されたものを含む)の転換または行使の場合を除く)、上記の行使価額は、次の算式により調整
    されるものとし、調整により生じる1円未満の端数は切り上げる。
              新規発行株式数+1株当たり払込金額
          既発行株式数+
               新規株式発行前の時価
    調 整 後 調 整 前
       =   ×
    行 使 価 額 行 使 価 額
             既発行株式数+新規発行株式数
    上記算式において、「既発行株式数」とは当社の発行済普通株式総数から当社が保有する普通株式に係る
    自己株式数を控除した数とし、また、自己株式の処分を行う場合には「新規発行株式数」を「処分する自
    己株式数」に読み替える。
    さらに、当社が合併等を行う場合、株式の無償割当の条件等を勘案のうえ、合理的な範囲内で行使価額を
    調整することができる。
   ②【ライツプランの内容】

    該当事項はありません。
   ③【その他の新株予約権等の状況】

    該当事項はありません。
  (3)【行使価額修正条項付新株予約権付社債券等の行使状況等】

    該当事項はありません。
  (4)【発行済株式総数、資本金等の推移】

      発行済株式   発行済株式        資本準備金
           資本金増減額   資本金残高      資本準備金
   年月日
           (百万円)   (百万円)     残高(百万円)
     総数増減数(株)   総数残高(株)        増減額(百万円)
  2015年2月1日
      8,800,000   17,600,000
            -   64  -   -
  (注)1
  2015年2月2日
      △500,000   17,100,000   -   64  -   -
  (注)2
  2015年11月1日
      17,100,000   34,200,000   -   64  -   -
  (注)3
  2018年11月1日
      34,200,000   68,400,000   -   64  -   -
  (注)4
  (注)1.  2015年2月1日付で普通株式1株につき2株の割合で株式分割を実施いたしました。これにより、発行済株式
    総数は8,800,000株増加しております。
   2.2015年2月2日付で自己株式の消却を実施いたしました。これにより、発行済株式総数は500,000株減少して
    おります。
   3.2015年11月1日付で普通株式1株につき2株の割合で株式分割を実施いたしました。これにより、発行済株式
    総数は17,100,000株増加しております。
   4.2018年11月1日付で普通株式1株につき2株の割合で株式分割を実施いたしました。これにより、発行済株式
    総数は34,200,000株増加しております。
   5. 2019年11月1日付で普通株式1株につき2株の割合で株式分割を実施いたしました。これにより、発行済株式
    総数は68,400,000株増加しております。
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  (5)【所有者別状況】
                  2019年10月31日現在
         株式の状況(1単元の株式数     100 株)
                    単元未満
    政府及び
                    株式の
  区分          外国法人等
        金融商品  その他の      個人
    地方公共  金融機関            計
                    状況(株)
        取引業者  法人      その他
            個人以外  個人
    団体
  株主数(人)   -   34  24  239  195  44 21,661  22,197  -

  所有株式数

     -  53,981  4,796  215,946  75,326   280 333,531  683,860  14,000
  (単元)
  所有株式数
     -  7.89  0.70  31.58  11.01  0.04  48.77  100.00  -
  の割合(%)
  (注)自己株式14,628,316    株は「個人その他」に146,283単元、「単元未満株式の状況」に16株含めて記載してお              りま
  す。
  (6)【大株主の状況】

                  2019年10月31日現在
                   発行済株式(自己
                   株式を除く。)の
                所有株式数
                   総数に対する所有
    氏名又は名称        住所
                (千株)
                   株式数の割合
                   (%)
  公益財団法人
         兵庫県加古郡稲美町中一色876-1        17,600    32.73
  業務スーパージャパンドリーム財団
  沼田  昭二              2,040    3.79
         兵庫県加古郡稲美町
  沼田  峰子              2,040    3.79
         兵庫県加古郡稲美町
  小河  真寿美              2,040    3.79
         兵庫県加古川市
  沼田 博和              2,040    3.79
         兵庫県加古川市
         兵庫県加古川市加古川町溝之口124-10        1,240    2.31
  合同会社M&Uアセットマネジメント
  日本トラスティ・サービス信託銀行
         東京都中央区晴海1丁目8-11        1,229    2.29
  株式会社(信託口)
  日本マスタ-トラスト信託銀行
                 1,149    2.14
         東京都港区浜松町2丁目11番3号
  株式会社(信託口)
         1585 BROADWAY  NEWYORK  NEW YORK
  MSCO CUSTOMER  SECURITIES
         10036, U.S.A.
  (常任代理人  モルガン・スタンレー             908   1.69
         (東京都千代田区大手町1丁目9-7
  MUFG証券株式会社)
         大手町フィナンシャルシティサウスタ
         ワー)
  日本トラスティ・サービス信託銀行
         東京都中央区晴海1丁目8-11        680   1.27
  株式会社(信託口5)
            -     30,967    57.59
     計
  (注)1.上記日本トラスティ・サービス信託銀行株式会社(信託口)の所有株式数のうち信託業務に係る株式数は
    1,020千株であります。それらの内訳は、投資信託設定分871千株、年金信託設定分149千株となっておりま
    す。なお、「役員向け株式交付信託」の信託財産として所有する当社株式44千株は含まれておりません。
   2.上記日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)の所有株式数のうち信託業務に係る株式数は912千株
    であります。それらの内訳は、投資信託設定分782千株、年金信託設定分130千株となっております。
   3.上記日本トラスティ・サービス信託銀行株式会社(信託口5)の信託業務に係る株式はありません。
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  (7)【議決権の状況】
   ①【発行済株式】
                  2019年10月31日現在
          株式数(株)    議決権の数(個)
     区分              内容
             -   -    -
  無議決権株式
  議決権制限株式(自己株式等)           -   -    -
  議決権制限株式(その他)           -   -    -

         (自己保有株式)
  完全議決権株式(自己株式等)             -    -
           14,628,300
         普通株式
  完全議決権株式(その他)         53,757,700     537,577    -
         普通株式
            14,000   -    -
  単元未満株式       普通株式
           68,400,000    -    -
  発行済株式総数
             -   537,577    -
  総株主の議決権
  (注)1.「単元未満株式」欄の普通株式には、当社所有の自己株式16株が含まれております。

   2.「完全議決権株式(その他)」欄の普通株式には、「役員向け株式交付信託」の信託財産として日本トラス
    ティ・サービス信託銀行株式会社(信託口)が所有する当社株式44,000株(議決権の数440個)が含まれて
    おります。
   3.2019年11月1日付で普通株式1株につき2株の割合で株式分割を行っておりますが、発行済株式に記載して
    いる事項は、当該株式分割前の株式数を基準としております。
   ②【自己株式等】

                  2019年10月31日現在
                   発行済株式総数に
         自己名義所有   他人名義所有   所有株式数の
  所有者の氏名
                   対する所有株式数
      所有者の住所
         株式数(株)   株式数(株)   合計(株)
   又は名称
                   の割合(%)
  (自己保有株式)
     兵庫県加古郡稲美町
          14,628,300     -  14,628,300     21.39
     中一色883番地
  株式会社神戸物産
       -   14,628,300     -  14,628,300     21.39
   計
  (注)1.  「役員向け株式交付信託」の信託財産として日本トラスティ・サービス信託銀行株式会社(信託口)が所有
    する当社株式44,000株については、上記の自己株式等に含まれておりません。
   2.2019年11月1日付で普通株式1株につき2株の割合で株式分割を行っておりますが、自己株式等に記載して
    いる事項は、当該株式分割前の株式数を基準としております。
  (8)【役員・従業員株式所有制度の内容】

   (役員向け株式交付信託)
    当社は、2018年1月30日開催の第32期定時株主総会決議に基づき、当社の中長期的な業績の向上と企業価値の
   増大に貢献する意識を高めることを目的として、当社取締役(社外取締役を除く。以下同じ。)を対象として株
   式報酬制度「役員向け株式交付信託」を導入しております。
   ①本制度の概要
    本制度は、当社が金銭を拠出することにより設定する信託が当社株式を取得し、当社が各取締役に付与するポ
   イントの数に相当する数の当社株式が本信託を通じて各取締役に対して交付されるという、株式報酬制度であり
   ます。
    また、本制度は2018年1月の定時株主総会開催日の翌日から2023年1月の定時株主総会開催日までの5年間の
   間に在任する取締役を対象とし、取締役が当該株式の交付を受ける時期は、原則として取締役の退任時でありま
   す。
   ②対象取締役に取得させる予定の株式の総数
    88,000株
   ③本制度による受益権その他の権利を受けることができる者の範囲
    取締役のうち受益者要件を充足する者
   (注 )2019年9月24日開催の取締役会決議に基づき、2019年11月1日付で普通株式1株につき2株の割合で株式分

    割を行っております。これに伴い、対象取締役に取得させる予定の株式の総数につきましては当該株式分割
    を考慮した株数を記載しております。
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  2【自己株式の取得等の状況】
  【株式の種類等】普通株式
  (1)【株主総会決議による取得の状況】
    該当事項はありません。
  (2)【取締役会決議による取得の状況】

    該当事項はありません。
  (3)【株主総会決議又は取締役会決議に基づかないものの内容】

    該当事項はありません。
  (4)【取得自己株式の処理状況及び保有状況】

            当事業年度      当期間
     区分
             処分価額の総額      処分価額の総額
          株式数(株)      株式数(株)
              (円)      (円)
  引き受ける者の募集を行った取得自己株式         -   -   -   -

  消却の処分を行った取得自己株式         -   -   -   -

  合併、株式交換、会社分割に係る移転を行った
              -   -
           -         -
  取得自己株式
  その他
           416,800  523,782,600    60,800  38,528,400
  (ストック・オプションの行使による減少)
  保有自己株式数         14,628,316   -   29,195,832   -

  (注)1.当期間における取得自己株式の処理状況及び保有状況には、2020年1月1日からこの有価証券報告書提出日ま
    での取引は含まれておりません。
   2.保有自己株式数には、「役員向け株式交付信託」の信託財産として日本トラスティ・サービス信託銀行株式会
    社(信託口)が所有する当社株式44,000株が含まれておりません。
   3. 2019年11月1日付で普通株式1株につき2株の株式分割を行っております。これにより当期間の「その他(ス
    トック・オプションの行使による減少)」及び「保有自己株式数」を調整しております。
  3【配当政策】

   当社は、株主に対する利益還元を経営上の最重要課題の一つと位置づけております。
   今後の配当につきましては、連結業績を考慮するとともに、将来の事業拡大や収益向上を図るための資金需要や
   財務状況も総合的に勘案し、実施していく方針であります。
   配当の実施は、定款では中間配当を行うことができる旨を定めておりますが、事業年度を対象とした成果配分が
   適切と考え、期末配当のみ実施しております。
   剰余金の配当の決定機関は、期末配当については株主総会、中間配当については取締役会であります。
   当期の期末配当金につきましては、財政状態等を含めて総合的に判断し、1株につき35円の普通配当に5円の特
   別配当を加えた、年間40円の配当を実施することを決定いたしました。
   内部留保資金につきましては、今後も予想される経営環境の変化に対応すべく、今まで以上にコスト競争力を高
   め、市場ニーズに応えるPB商品の開発やM&A、さらに、グローバルな展開を図るため、積極的な投資をしてま
   いりたいと考えております。
   当事業年度に係る剰余金の配当は以下のとおりであります。
       配当金の総額(百万円)    1株当たり配当額(円)
    決議年月日
   2020年1月30日
          2,150     40
    定時株主総会
   (注) 2019年11月1日付で普通株式1株につき2株の割合で株式分割を行っております。なお、上記1株当たり配
    当額は、当該株式分割前の配当金の額を記載しております。
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  4【コーポレート・ガバナンスの状況等】
  (1)【コーポレート・ガバナンスの概要】
   ①  コーポレート・ガバナンスに関する基本的な考え方
   当社は、株主価値の向上を経営の重要課題としております。あらゆるステークホルダーに対し説明責任を果た
   し、コンプライアンスの徹底をはかり、資産効率の良いライフサイクルの実現を果たすことが、この所期の課題
   を実現するものと考えております。
   ②  企業統治の体制の概要及び当該体制を採用する理由

   当社の監査役が、株主に代わって取締役の職務の執行を監査監督することで健全な経営の維持を図る監査役会
   制度を採用しております。
   取締役会は、経営に関する重要事項の意思決定及び業務遂行の監視・監督機関と位置づけております。各業務
   部門は絶えず企業価値の向上を図るべく業務の遂行に全力を挙げ取り組んでおります。代表取締役は業務執行責
   任者であり、その業務遂行を迅速かつコンプライアンスを遵守したものとするために、内部監査室、コンプライ
   アンス委員会を置いております。
   取締役会は、取締役9名(うち社外取締役2名)で構成されており、毎月1回定期的に開催され、月次決算の報
   告及び会社法、取締役会規程に定められた事項に関する審議を行っております。業務執行の具体的内容や、その
   背景となる戦略検討及び重要事項の取組方針の審議が行われ、その結果に基づいて業務執行責任者が意思決定を
   行う仕組みとなっております。
   (構成員の氏名)
   議  長:代表取締役社長    沼田 博和
   構成員:代表取締役副社長     田中 康弘、取締役  中島 力、取締役  浅見 一夫、
     取締役 西田 聡、取締役  渡邉 秋仁、取締役  小林 匠、
     取締役 家木 健至(社外取締役)、取締役     野村 祥子(社外取締役)
   監査役は、毎月開催される取締役会等の重要な会議に出席することにより、各取締役の業務遂行状況を確認す

   るとともに、業務遂行における経営上遵守すべき各法律においてコンプライアンスがなされているか適宜適切な
   意見を表明することで、牽制機能を果たしております。
   監査役会の員数は2020年1月31日現在3名(常勤1名、非常勤2名)で全員が社外監査役としての人員であり、
   公認会計士や弁護士といった観点から、適切な監査と助言・指導が得られる体制となっております。
   (構成員の氏名)
   議  長:常勤監査役   田治米 剛一郎(社外監査役)
   構成員:監査役   柴田 眞里(社外監査役)、監査役     田畑 房男(社外監査役)
   当社は取締役会での的確な意思決定、取締役の業務執行に係る監視・監督の適正を確保するために、社外取締

   役2名(うち独立役員2名)、社外監査役3名(うち独立役員1名)を選任しております。
   当社は監査役会制度を採用しており、経営の透明性の向上と経営監視機能の強化を図るため、監査役全員を社
   外監査役としております。各監査役は経営全般、会計、企業法務等において専門的知見、経験等を有し、また、
   監査役のうち1名を独立役員として選任することで、当社の経営・業務執行の意思決定につき、経営監視機能の
   客観性及び中立性は十分に確保できると判断し現状の体制を採用しております。
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   ③  企業統治に関するその他の事項
   当社は、内部統制システムの適切な構築・運用が業務執行の公正性及び効率性を確保するのに重要な経営課題
   であるとの認識から、2010年2月16日開催の取締役会において内部統制システム構築に関する基本方針を定めて
   おります。
   1.取締役の職務の執行が法令及び定款に適合することを確保するための体制
    取締役の職務の執行は、「神戸物産の考え方」「取締役会規程」「コンプライアンス規程」に基づき、法
    令規則等の遵守により公正な経営を行うことを規定するとともに、コンプライアンス体制を確保し継続的な
    改善を図ること。取締役会においては、経営に関する重要事項の意思決定及び業務遂行の監督機関と位置づ
    け、取締役における相互の業務執行を監督するとともに、コンプライアンス体制の有効性の見直し、体制の
    継続的な改善に努める。職務執行については、「取締役会規程」「職務権限規程」においてその責任、権限
    を定め、業務を執行させるとともに、業務の運営状況を把握し、その適正性を確保する。
    さらに、「社内通報規程」により、法令違反等に関する役職員の内部通報制度を整え、不正行為等の早期
    発見、是正を図る体制を構築していること。
   2.取締役の職務の執行に係る情報の保存及び管理に関する体制

    取締役の職務の執行に係る情報は、「文書管理規程」により、文書または電磁的媒体(以下、「文書等」と
    いう)に記録し、適切に保管を行う。
    また、文書等は、保存媒体に応じ、適切かつ検索性の高い状態で保存する。取締役及び監査役は、必要あ
    る場合に上記文書等を閲覧することができるものとする。
   3.損失の危険の管理に関する規程その他の体制

    リスク管理の最高責任者を代表取締役社長とすると同時に、取締役会及び重要な会議において全社的なリ
    スク管理の推進を図り、また「リスク管理規程」を制定しリスク管理を効果的かつ効率的に実施する。
   4.取締役の職務の執行が効率的に行われることを確保するための体制

    取締役会は、経営目標を定め、業務担当取締役はその目標達成のため具体的施策及び職務分掌に基づいた
    効率的な達成の方法を策定し、職務の執行を行う。情報システムを活用し、目標及び業務遂行状況をレ
    ビューし、業務の効率化を実現する。業務執行については、「職務権限規程」に責任者及びその責任・権限
    を定める。
    また、諸規程に基づき業務が執行されていることを内部監査室が監査し、内部統制システムの有効性を継
    続的に確認する。
   5.使用人の職務の執行が法令及び定款に適合することを確保するための体制

    使用人の職務の執行が法令及び定款に適合することを確保するため、「神戸物産の考え方」「職務権限規
    程」「コンプライアンス規程」を制定、法令等の遵守に基づき社員としての責務を認識し公正な業務執行を
    行うことを規定する。
    業務執行については、「組織規程」「職務分掌規程」「職務権限規程」等において責任者及びその責任、
    権限を定め、業務を執行すること。
    内部監査においては、「内部監査規程」に基づき、業務の運営状況を把握し、その適正性を確保するこ
    と。さらに、「社内通報規程」により、法令違反等に関する役職員の内部通報制度を整え、不正行為等の早
    期発見、是正を図る体制を構築していること。
   6.当社並びに子会社から成る企業集団における業務の適正を確保するための体制

    当社は、企業集団における業務の適正を確保するため、取締役会及び重要な会議において企業集団の業務
    運営を適切に把握し、適切な指導監督を行い「職務権限規程」、「関連会社管理規程」に基づき、子会社等
    の管理を行う。また、各子会社間の会議を定期的に開催し、業務の適正性の確保を図る。
   7.監査役がその職務を補助すべき使用人を置くことを求めた場合における当該使用人に関する事項及びその使

    用人の取締役からの独立性に関する事項
    取締役は、監査役の職務を補助するため、監査役から使用人を置くことを求められた場合には、監査役と
    協議のうえ合理的な範囲で配置することとする。また、当該使用人の任命・異動等に係る事項の決定には、
    監査役の事前の同意を得ることにより、取締役からの独自性を確保する。
   8.その他監査役の監査が実効的に行われることを確保するための体制

    取締役は、監査役監査の重要性と有用性を認識及び理解し、可能な範囲において監査役監査が実効的に行
    われることを確保するための体制を整備する。
   9.財務報告の信頼性に係る内部統制を確保するための体制

    金融商品取引法及び金融庁公布の基準に基づき、財務報告の信頼性に係る内部統制を確保するため、内部
    統制システムを構築し、また「内部統制運用規程」に基づき内部統制の整備及び運用を継続的に実施する。
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   イ  リスク管理体制の整備の状況
    リスク管理体制につきましては、リスクを未然に予防することを含め、各業務部門における業務・経営・
    市場・信用等のあらゆる面のリスクを捉え、自然災害から人為的なリスク、社内外でのリスク等を正確に把
    握、分析、対処していく体系的なリスク管理体制の整備に取組んでおります。
    また、取締役会及び部長会議においてコンプライアンス体制の遵守状況に対する確認を毎月1回定期的に
    実施し各業務部門における法令順守の徹底を図り、リーガルリスク回避の徹底を図っております。
   ロ  反社会的勢力排除に向けた基本的な考え方及びその整備状況

    当社グループは、暴力団関係者、暴力団関係企業、反社会的政治団体・企業・個人と行った、いわゆる反
    社会的勢力とは一切の関係を排除することを基本方針としております。
    反社会的勢力排除に向けた社内体制としては、総務部において警察等外部の専門機関と連携並びに情報交
    換を密にし、排除のための行動を徹底しております。
    また、「民事暴力対策規程」において、反社会的勢力排除にための対応措置について定め、その遵守を徹
    底し、反社会的勢力に対し毅然とした態度で対応するとともに、与信調査・反社チェックによる反社会的勢
    力の排除や、各種研修制度の参加を通じ行動規範啓蒙に努めております。
   ④  取締役の定数

   当社の取締役は12名以内とする旨を定款に定めております。
   ⑤  自己株式取得の決定機関

   当社は会社法第165条第2項の規定により株主総会の決議によらず取締役会の決議をもって自己株式の取得をす
   ることができる旨を定款に定めております。これは自己株式の取得を取締役会の権限とすることにより、機動的
   な利益還元を行うことを目的とするものであります。
   ⑥  取締役及び監査役の責任免除

   当社は、取締役及び監査役が期待される役割を十分に発揮できるよう、会社法第426条第1項の規定により、任
   務を怠ったことによる取締役(取締役であった者を含む。)及び監査役(監査役であった者を含む。)の損害賠償責
   任を、法令の限度において、取締役会の決議によって免除することができる旨を定款に定めております。
   ⑦  中間配当

   当社は、株主への機動的な利益還元ができるよう、会社法第454条第5項の規定により、取締役会の決議によっ
   て、毎年4月30日を基準日として中間配当を行うことができる旨を定款に定めております。
   ⑧  取締役の選任の決議要件

   当社は、取締役の選任決議は、議決権を行使することができる株主の議決権の3分の1以上を有する株主が出
   席し、その議決権の過半数をもって行う旨、また累積投票によらないものとする旨を定款に定めております。
   ⑨  株主総会の特別決議要件

   当社は、会社法第309条第2項の規定による株主総会の特別決議は、議決権を行使することができる株主の議決
   権の3分の1以上を有する株主が出席し、その議決権の3分の2以上にあたる多数をもって行う旨を定款に定め
   ております。これは株主総会における特別決議の定足数を緩和することにより、株主総会の円滑な運営を行うこ
   とを目的とするものであります。
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  (2)【役員の状況】
   ① 役員一覧
   男性 10名 女性 2名(役員のうち女性の比率     16.7 %)
                    所有株式数
   役職名   氏名  生年月日      略歴     任期
                     (株)
          2005年4月  大正製薬株式会社入社
          2009年4月  当社入社
  代表取締役
        1980年11月           (注)
          2010年4月  当社STB生産部門   部門長
  社長    沼田 博和
                    4,080,000
          2011年1月  当社取締役就任
        16日 生
                    5
  外食事業推進本部   担当役員
          2012年2月  当社代表取締役社長就任(現任)
          2018年2月  外食事業推進本部   担当役員(現任)
          1987年4月  協栄興産株式会社入社
          1989年5月  株式会社マツダレンタリース入社
          1994年1月  株式会社カイト入社
          2001年8月  株式会社キリン堂入社
          2001年10月  当社入社
          2007年1月  当社経営管理システム部門    部門長
          2008年1月  当社取締役就任
  代表取締役
          2008年12月  当社副社長就任
  副社長
          2012年2月  当社代表取締役副社長就任(現任)
  総務部 担当役員
          2016年4月  当社農業資源部門   部門長
  人財開発部  担当役員
          2016年8月  当社貿易部門  部門長
        1969年1月           (注)
  経営企画部  担当役員
          2017年2月  当社経営企画部門   部門長
      田中 康弘
                     17,600
  法務部 担当役員兼部長
        21日 生
                    3
          2017年11月  当社経営管理システム部    担当役員兼部長
  システム部  担当役員兼部長
            当社貿易部  担当役員兼部長
  経理部 担当役員
            当社経営企画部  担当役員兼部長
  外食事業推進本部
          2017年12月  当社人財開発部  担当役員(現任)
  焼肉事業部  部長
          2018年1月  当社経営企画部  担当役員(現任)
          2019年1月  当社総務部  担当役員(現任)
            当社法務部  担当役員兼部長(現任)
            当社システム部  担当役員兼部長(現任)
            当社経理部  担当役員兼部長
          2019年7月  当社外食事業推進本部焼肉事業部     部長(現任)
            当社経理部  担当役員(現任)
          1980年4月  株式会社ダイエー入社
          2000年11月  株式会社クリスタル入社
          2002年6月  株式会社ツジトミ入社
          2005年7月  当社入社
          2005年9月  当社商品開発管理部門   部門長
        1957年11月           (注)
          2006年1月  当社取締役就任(現任)
  取締役
      中島 力
                     -
  CS推進部  担当役員
          2007年1月  当社業務スーパーFC事業部門     部門長
        9日 生
                    3
          2010年4月  当社直営小売部門   部門長
          2013年4月  当社店舗開発部門   部門長
          2014年4月  当社輸入小売部門   部門長
          2017年11月  当社西日本営業本部   担当役員
          2019年10月  当社CS推進部  担当役員(現任)
          1999年4月  神鋼加古川港運株式会社入社
          2002年4月  イフスコヘルスケア株式会社入社
          2005年1月  当社入社
          2007年1月  当社取締役就任(現任)
  取締役
          2012年8月  当社STB部門  部門長
  工場管理部  担当役員兼部長
        1976年6月           (注)
  国内農業資源部    浅見 一夫   2013年2月  当社STB工場部門   部門長
                     16,000
        12日 生           5
  担当役員兼部長
          2015年8月  当社工場管理部門   部門長
  商品開発部  担当役員
          2016年8月  当社農業資源部門   部門長
          2017年11月  当社工場管理部  担当役員兼部長(現任)
            当社国内農業資源部   担当役員兼部長(現任)
          2017年12月  当社商品開発部  担当役員(現任)
          2002年7月  当社入社
            当社業務スーパーFC事業部門     担当
          2004年9月  当社横浜営業所  所長
  取締役
          2009年1月  当社取締役就任  (現任)
  海外事業部  担当役員兼部長
        1978年3月           (注)
          2015年3月  当社海外事業部門   部門長
  輸入小売事業部     西田 聡
                     -
          2015年8月  当社海外事業運営部門   部門長
        4日 生
                    5
  担当役員兼部長
          2015年10月  当社輸入小売部門   部門長
  東日本商品MD部   担当役員
          2017年11月  当社海外事業部  担当役員兼部長(現任)
            当社輸入小売事業部   担当役員兼部長(現任)
          2017年12月  当社東日本商品MD部   担当役員(現任)
             33/100




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                    所有株式数
   役職名   氏名  生年月日      略歴     任期
                     (株)
          2000年4月  アイリスオーヤマ株式会社入社
          2003年6月  当社入社
  取締役
          2015年4月  当社横浜営業所  所長(現任)
  横浜営業所  所長
          2016年11月  当社業務スーパー関東FC事業部門     部門長
  東日本営業本部  担当役員
            当社関東店舗開発部門   部門長
  東日本営業本部
          2017年11月  当社西日本営業本部
  業務スーパー
  FC事業部  部長        業務スーパーFC事業部    部長(現任)
        1977年11月           (注)
  店舗開発部  部長        店舗開発部  部長(現任)
      渡邉 秋仁
                     800
  西日本営業本部  担当役員       当社東日本営業本部
        13日 生           3
  西日本営業本部
            業務スーパーFC事業部    部長(現任)
  業務スーパー
            店舗開発部  部長(現任)
  FC事業部  部長
          2018年1月  当社取締役就任(現任)
  店舗開発部  部長
          2018年2月  当社東日本営業本部   担当役員(現任)
  惣菜事業部  部長
          2018年4月  当社惣菜事業部  部長(現任)
  CS推進部  部長
          2019年10月  当社西日本営業本部   担当役員(現任)
            当社CS推進部  部長(現任)
          1984年7月  朝日監査法人
            (現:有限責任あずさ監査法人)入所
        1957年1月           (注)
      小林 匠   1994年3月  小林匠公認会計士事務所開業
  取締役                   56,000
        14日 生           5
          2003年9月  当社監査役就任
          2005年5月  当社取締役就任(現任)
          1996年4月  第百生命保険相互会社入社
          2002年10月  監査法人トーマツ
        1973年5月           (注)
            (現:有限責任監査法人トーマツ)入所
      家木 健至
  取締役                    -
        10日 生
                   1.3
          2010年8月  家木公認会計士事務所   所長(現任)
          2016年1月  当社取締役就任(現任)
          2000年4月  弁護士登録  堂島法律事務所入所(現任)
          2015年6月  株式会社島精機製作所
            社外監査役就任(現任)
        1973年12月           (注)
          2018年1月  当社取締役就任(現任)
      野村 祥子
  取締役                    -
            株式会社ビーアンドピー
        31日 生          1.3
            社外監査役就任(現任)
          2019年6月  シノブフーズ株式会社
            社外監査役就任(現任)
          1968年4月  神戸冷蔵株式会社入社
        1945年4月           (注)
      田治米 剛一郎   1986年9月  西本貿易株式会社入社
  常勤監査役
                     8,000
        7日 生
                   2.4
          2005年5月  当社監査役就任(現任)
          1997年4月  弁護士登録  滝本雅彦法律事務所入所
        1969年4月           (注)
      柴田 眞里   2000年10月  フローラ法律事務所開業
  監査役
                     24,000
        8日 生          2.4
          2004年10月  当社監査役就任(現任)
          1981年4月  三菱信託銀行株式会社
            (現:三菱UFJ信託銀行株式会社)入行
        1958年11月           (注)
          1983年8月  等松青木監査法人
      田畑 房男
  監査役
                     -
            (現:有限責任監査法人トーマツ)入所
        26日 生          2.4
          2009年9月  田畑公認会計士事務所開業
          2011年1月  当社監査役就任(現任)
           計
                    4,202,400
  (注) 1.取締役家木健至及び野村祥子は社外取締役であります。
   2.監査役田治米剛一郎、柴田眞里及び田畑房男は社外監査役であります。
   3.2020年1月30日開催の定時株主総会の終結の時から2年間
   4.2018年1月30日開催の定時株主総会の終結の時から4年間
   5. 2019年1月30日開催の定時株主総会の終結の時から2年間
   6.当社は、法令に定める監査役の員数を欠くことになる場合に備え、会社法第329条第3項に定める補欠監査役
   1名を選任しております。補欠監査役の略歴は次のとおりであります。
    氏名  生年月日      略歴     所有株式数(株)
         1996年5月  八嶋日出夫税理士事務所入所
         2009年4月  株式会社日本エアテック入社
         2009年11月  当社入社
      1976年
         2016年4月  株式会社淡路観光開発公社入社
    正田 晃一
                   800
      4月23日生
         2016年9月  当社入社
         2017年12月  当社執行役員兼財務部   部長(現任)
         2018年1月
          当社補欠監査役就任(現任)
   7.当社では、監督機能と業務執行機能を分離し、役割と権限を明確化して、意思決定のスピードアップを図るた
   めに執行役員制度を導入しております。
   執行役員は以下のとおりであります。
     役名      職名      氏名
       直営小売部  部長、 西日本商品MD部   部長、 国内流通部  部長  田中 康仁
    執行役員
       品質保証部  部長        髙谷 悟史
    執行役員
       財務部 部長         正田 晃一
    執行役員
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   ② 社外役員の状況
   当社の社外取締役は2名、社外監査役は3名であります。
   イ  社外役員と提出会社との関係及び社外役員の所属会社・出身会社との関係
    社外取締役家木健至氏は公認会計士、社外取締役野村祥子氏は弁護士でありますが、当社と両氏の間には利
    害関係はありません。
    社外監査役田治米剛一郎氏は、当社の常勤監査役であり、当社との取引関係はありません。また社外監査役
    柴田眞里氏は弁護士、社外監査役田畑房男氏は公認会計士でありますが、当社と両氏の間には利害関係はあり
    ません。
    なお、社外役員の当社株式所有については、(2)役員の状況に記載のとおりであります。
   ロ  社外取締役及び社外監査役を選任するため提出会社からの独立性に関する基準又は方針

    当社は社外取締役及び社外監査役に東京証券取引所の独立役員の独立性に関する判断基準等を参考にすると
    ともに、豊富な知識と経験を有し、当社経営陣から独立した立場で社外役員としての職務を遂行できる、独立
    性が確保されている最適な人物を選任しております。また、社外取締役の家木健至氏及び野村祥子氏、常勤監
    査役の田治米剛一郎氏の3名を東京証券取引所の定めに基づく独立役員として指定し、同取引所に届けており
    ます。
   ハ  企業統治について果たす機能及び役割

    社外監査役は、会計監査人及び内部監査室からの監査報告を受けるとともに、内部統制部門に対する業務聴
    取等の連携をかさね、取締役の職務執行を監査しております。
   ニ  選任状況について

    社外取締役家木健至氏は公認会計士として財務及び会計に関する相当程度の知見を有し、社外取締役野村祥
    子氏は弁護士として企業の監督業務に高い専門性を有していることから選任しております。
    社外監査役田治米剛一郎氏は、経営全般において専門的な知識、経験等を有し、社外監査役柴田眞里氏は、
    弁護士として企業法務に精通しており、また、社外監査役田畑房男氏は公認会計士として財務及び会計に関す
    る相当程度の知見を有していることから選任しております。
   ③ 社外取締役又は社外監査役による監督又は監査と内部監査、監査役監査及び会計監査との相互連携並びに内部

   統制部門との関係
    社外取締役又は社外監査役による監督又は内部監査、監査役監査及び会計監査との相互連携並びに内部統制部
   門との関係について、内部監査室、監査役、会計監査人は、相互に連携を密にしており、特に内部監査室、監査
   役は各々の年度監査計画の立案時において協議を行い、相互に助言、指導を行っております。業務監査時には監
   査情報の共有を図り効果的な監査の実施に努めております。
    また、会計監査人からも、日頃より監査課題等について共通認識を深めるため十分な意見交換を行い、適切な
   助言、指導を仰いでおります。
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  (3)【監査の状況】
   ①  監査役監査の状況
   監査役は取締役会に出席して、取締役の業務執行状況を監視しております。常勤監査役は、当初の監査方針及び
   監査計画に基づいて監査を行い、監査結果を代表取締役に通知すると共に、非常勤の社外監査役2名(公認会計士
   の資格を有しており、財務及び会計に関する相当程度の知見を有する者1名を含む)にも説明を行い、意見交換を
   十分に行い監査業務を遂行しております。
   ②  内部監査の状況

   当社の内部監査は、社長直轄の内部監査室を設置し5名が担当しております。内部監査に当たっては、年間計画
   に基づいて全ての事業所と本社部門を対象に業務全般に亘って監査を行い、監査結果は書面により社長に報告さ
   れ、併せて常勤監査役にもその写しを提出しております。被監査部門に対しては監査結果に基づく改善指示を行
   い、改善状況を遅滞なく報告させて確認を行っております。          また、常勤監査役及び会計監査人と監査課題等につい
   て適宜情報共有を図っております。
   ③  会計監査の状況

   a.監査法人の名称
   有限責任監査法人トーマツ
   b.業務を執行した公認会計士

   公認会計士 森村圭志
   公認会計士 和田朝喜
   c.監査業務に係る補助者の構成

   会計監査業務に係る補助者の構成は、公認会計士17名、その他           19名であります。
   d.監査法人の選定方針と理由

   会計監査人の独立性、職務執行状況を総合的に勘案の上、選定しております。
   e.監査役及び監査役会による監査法人の評価

   当社の監査役は監査法人の評価を行っており、同監査法人について、会計監査人の適格性・独立性を害する事
   由等の発生はなく、適正な監査の遂行が可能であると評価しております。
   ④  監査報酬の内容等

   a.監査公認会計士等に対する報酬
        前連結会計年度        当連結会計年度
   区分
     監査証明業務に基づく    非監査業務に基づく    監査証明業務に基づく    非監査業務に基づく
     報酬(百万円)    報酬(百万円)    報酬(百万円)    報酬(百万円)
         62    -    62    0

  提出会社
         -    -    -    -

  連結子会社
         62    -    62    0

   計
   当社における非監査業務の内容は、「収益認識に関する会計基準」の適用準備に関する助言・指導業務でありま
   す。
   b.その他の重要な監査証明業務に基づく報酬の内容

   (前連結会計年度)
    該当事項はありません。
   (当連結会計年度)
    該当事項はありません。
   c.監査報酬の決定方針

    監査公認会計士等と協議の上、当社の事業規模・業務内容の特性から、監査日数・要員数等を総合的に勘案
   して決定しております。
   d.監査役会が会計監査人の報酬等に同意した理由

    監査役会は、会計監査人の監査計画の内容、会計監査の職務遂行状況及び報酬見積りの算出根拠等が適切で
   あるかどうかについて必要な検証を行ったうえで、会計監査人の報酬等の額は妥当と判断し、同意をしており
   ます。
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  (4)【役員の報酬等】
   ①  役員の報酬等の額又はその算定方法の決定に関する方針に係る事項
    当社は役員の報酬等の額又はその算定方法の決定に関する方針は定めておりません。
   ②  役員区分ごとの報酬等の総額、報酬等の種類別の総額及び対象となる役員の員数

           報酬等の種類別の総額(百万円)
                    対象となる
       報酬等の総額
                    役員の員数
    役員区分
            ストック
       (百万円)
          固定報酬     賞与  退職慰労金
                    (人)
            オプション
  取締役(社外取締役を除く)      113   101   12   -   -   7
  監査役(社外監査役を除く)       -   -   -   -   -   -
         23   23   -   -   -   5
  社外役員
  (注)1.取締役の報酬額には、使用人兼務取締役の使用人給与は含まれておりません。
   2.取締役の報酬限度額は、2016年1月27日開催の第30期定時株主総会において、年額300百万円(うち、社外取
    締役30百万円)と決議いただいております。また別枠で、2015年1月28日開催の第29期定時株主総会において
    取締役に対しストック・オプションを付与する決議、2018年1月30日開催の第32期定時株主総会において役
    員に対する株式報酬制度を導入する決議をいただいております。
   3.株主総会の決議に基づく監査役の報酬限度額は年額15百万円であります。(             2004年1月30日開催の第18回定時
    株主総会決議)
   ③  使用人兼務役員の使用人分給与のうち重要なもの

   該当事項はありません。
  (5)【株式の保有状況】

   ① 投資株式の区分の基準及び考え方
    当社は、保有目的が純投資目的である投資株式と純投資目的以外の目的である投資株式の区分について、当該
   投資株式を専ら株式の価値の変動又は株式に係る配当によって利益を受けることを目的として保有する場合を純
   投資目的、それ以外の目的で当該投資株式を保有する場合を純投資目的以外の目的として区分しております。
   ② 保有目的が純投資目的以外の目的である投資株式

   a.保有方針及び保有の合理性を検証する方法並びに個別銘柄の保有の適否に関する取締役会等における検証の内
    容
    当社は、保有目的が純投資目的以外の目的である投資株式について、当該株式の保有が安定的な取引関係の構
   築や業務提携関係等の維持・強化に繋がり、当社の中長期的な企業価値の向上に資すると判断した場合に保有す
   ることを方針としております。
    この方針に則り、投資株式の発行会社との取引状況、発行会社の財政状態及び経営成績等の確認した上で、当
   該投資株式の保有の可否を適宜検討し、代表取締役の決裁を得た上で売買等を行っております。
   b.銘柄数及び貸借対照表計上額
        銘柄数  貸借対照表計上額の
        (銘柄)   合計額(百万円)
         4     4

   非上場株式
         -     -
   非上場株式以外の株式
   (当事業年度において株式数が増加した銘柄)

   該当事項はありません。
   (当事業年度において株式数が減少した銘柄)

   該当事項はありません。
   c.特定投資株式及びみなし保有株式の銘柄ごとの株式数、貸借対照表計上額等に関する情報

   該当事項はありません。
   ③ 保有目的が純投資目的である投資株式

   該当事項はありません。
   ④ 当事業年度中に投資株式の保有目的を純投資目的から純投資目的以外の目的に変更したもの

   該当事項はありません。
   ⑤ 当事業年度中に投資株式の保有目的を純投資目的以外の目的から純投資目的に変更したもの

   該当事項はありません。
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  第5【経理の状況】
  1.連結財務諸表及び財務諸表の作成方法について
  (1)当社の連結財務諸表は、「連結財務諸表の用語、様式及び作成方法に関する規則」(1976年大蔵省令第28号)に基
   づいて作成しております。
  (2)当社の財務諸表は、「財務諸表等の用語、様式及び作成方法に関する規則」(1963年大蔵省令第59号。以下「財

   務諸表等規則」という。)に基づいて作成しております。
   また、当社は、特例財務諸表提出会社に該当し、財務諸表等規則第127条の規定により財務諸表を作成しており
   ます。
  2.監査証明について

   当社は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づき、連結会計年度(2018年11月1日から2019年10月31日
   まで)の連結財務諸表及び第34期事業年度(2018年11月1日から2019年10月31日まで)の財務諸表について、有限責
   任監査法人トーマツにより監査を受けております。
  3.連結財務諸表等の適正性を確保するための特段の取組みについて

   当社は、連結財務諸表等の適正性を確保するため特段の取組みを行っております。具体的には会計基準等の内容
   を適切に把握し、また会計基準等の変更等について的確に対応することができる体制を整備するため、公益財団法
   人財務会計基準機構へ加入しております       。
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  1【連結財務諸表等】
  (1)【連結財務諸表】
   ①【連結貸借対照表】
                   (単位:百万円)
            前連結会計年度     当連結会計年度
            (2018年10月31日)     (2019年10月31日)
  資産の部
  流動資産
               74,048     71,525
   現金及び預金
               14,267     16,397
   受取手形及び売掛金
               5,911     6,456
   商品及び製品
               407     325
   仕掛品
               1,727     1,427
   原材料及び貯蔵品
               2,352     2,827
   その他
               △117     △94
   貸倒引当金
               98,598     98,864
   流動資産合計
  固定資産
   有形固定資産
               31,067     31,485
    建物及び構築物
              △18,128     △18,301
    減価償却累計額
              ※1 12,939     ※1 13,184
    建物及び構築物(純額)
               17,629     19,633
    機械装置及び運搬具
               △8,898     △10,284
    減価償却累計額
    機械装置及び運搬具(純額)           8,731     9,349
              ※1 12,059     ※1 12,905
    土地
               120     108
    リース資産
               △108     △93
    減価償却累計額
    リース資産(純額)           11     15
    建設仮勘定           2,829     5,254
               4,739     5,017
    その他
               △3,990     △4,072
    減価償却累計額
    その他(純額)           749     944
               37,320     41,653
    有形固定資産合計
   無形固定資産
               783     1,282
    のれん
               664     681
    その他
               1,447     1,964
    無形固定資産合計
   投資その他の資産
               ※2 465     ※2 497
    投資有価証券
               822     1,205
    長期貸付金
               1,651     2,076
    繰延税金資産
               3,445     3,551
    敷金及び保証金
              ※1 1,443     ※1 1,304
    その他
               △928     △963
    貸倒引当金
               6,900     7,671
    投資その他の資産合計
               45,668     51,289
   固定資産合計
               144,267     150,154
  資産合計
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                   (単位:百万円)

            前連結会計年度     当連結会計年度
            (2018年10月31日)     (2019年10月31日)
  負債の部
  流動負債
               18,760     21,897
   買掛金
              ※1 10,945     ※1 13,854
   短期借入金
              ※1 1,058     ※1 1,543
   1年内償還予定の社債
                4     7
   リース債務
               2,300     4,206
   未払法人税等
               285     306
   賞与引当金
               115     48
   資産除去債務
               176     65
   店舗閉鎖損失引当金
              ※1 4,641     ※1 5,386
   その他
               38,288     47,315
   流動負債合計
  固定負債
              ※1 2,997     ※1 1,454
   社債
              ※1 55,030     ※1 42,343
   長期借入金
                0     9
   リース債務
               126     108
   繰延税金負債
               498     547
   退職給付に係る負債
               5,856     6,179
   預り保証金
               1,275     1,289
   資産除去債務
                10     23
   役員株式給付引当金
               411     314
   その他
               66,204     52,270
   固定負債合計
               104,493     99,586
  負債合計
  純資産の部
  株主資本
                64     64
   資本金
               8,162     8,405
   資本剰余金
               36,796     47,118
   利益剰余金
               △9,913     △9,641
   自己株式
               35,109     45,946
   株主資本合計
  その他の包括利益累計額
               △8     △1
   その他有価証券評価差額金
               △1,478     △1,672
   為替換算調整勘定
               △1,486     △1,673
   その他の包括利益累計額合計
               367     787
  新株予約権
               5,783     5,507
  非支配株主持分
               39,774     50,568
  純資産合計
               144,267     150,154
  負債純資産合計
             40/100







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                    株式会社神戸物産(E02999)
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   ②【連結損益計算書及び連結包括利益計算書】
   【連結損益計算書】
                   (単位:百万円)
            前連結会計年度     当連結会計年度
            (自 2017年11月1日     (自 2018年11月1日
            至 2018年10月31日)      至 2019年10月31日)
               267,175     299,616
  売上高
               227,402     252,486
  売上原価
               39,773     47,130
  売上総利益
  販売費及び一般管理費
               283     243
  広告宣伝費
               3,135     3,341
  地代家賃
               3,503     3,910
  運賃
               378     689
  販売促進費
               656     641
  営業業務委託料
               9,215     10,722
  賃金給料及び諸手当
               884     1,036
  法定福利費
               137     169
  賞与引当金繰入額
                36     60
  退職給付費用
               829     919
  減価償却費
                10     13
  役員株式給付引当金繰入額
                6     △21
  貸倒引当金繰入額
                2     124
  のれん償却額
               4,971     6,038
  その他
               24,051     27,891
  販売費及び一般管理費合計
               15,722     19,239
  営業利益
  営業外収益
               159     213
  受取利息
                24     2
  受取配当金
                90     55
  賃貸収入
               201     84
  為替差益
                80     99
  補助金収入
                73     86
  燃料販売収入
                64     102
  受取保険金
               359     319
  その他
               1,053      963
  営業外収益合計
  営業外費用
               501     380
  支払利息
                42     36
  賃貸収入原価
               164      4
  デリバティブ評価損
                10     1
  支払手数料
                70     70
  燃料販売原価
                44     82
  貸倒引当金繰入額
               110     192
  その他
               944     767
  営業外費用合計
               15,831     19,434
  経常利益
             41/100






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                   (単位:百万円)

            前連結会計年度     当連結会計年度
            (自 2017年11月1日     (自 2018年11月1日
            至 2018年10月31日)      至 2019年10月31日)
  特別利益
               115     -
  投資有価証券売却益
               ※1 110     ※1 221
  固定資産売却益
               615     -
  関係会社株式売却益
                13     3
  新株予約権戻入益
               ※5 634
                     -
  受取保険金
               1,489      225
  特別利益合計
  特別損失
               ※2 151     ※2 40
  固定資産除却損
               ※3 7    ※3 182
  固定資産売却損
               176     65
  店舗閉鎖損失引当金繰入額
                66     44
  店舗閉鎖損失
               ※4 907    ※4 1,231
  減損損失
               1,309     1,564
  特別損失合計
               16,011     18,095
  税金等調整前当期純利益
  法人税、住民税及び事業税             4,862     6,696
               554     △440
  法人税等調整額
               5,417     6,255
  法人税等合計
               10,594     11,839
  当期純利益
  非支配株主に帰属する当期純利益又は非支配株主に
               230     △216
  帰属する当期純損失(△)
               10,363     12,056
  親会社株主に帰属する当期純利益
             42/100












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   【連結包括利益計算書】
                  (単位:百万円)
            前連結会計年度     当連結会計年度
            (自 2017年11月1日     (自 2018年11月1日
            至 2018年10月31日)      至 2019年10月31日)
               10,594     11,839
  当期純利益
  その他の包括利益
               △62     6
  その他有価証券評価差額金
               △17     △193
  為替換算調整勘定
               ※1 △79    ※1 △186
  その他の包括利益合計
               10,514     11,652
  包括利益
  (内訳)
               10,285     11,865
  親会社株主に係る包括利益
               228     △212
  非支配株主に係る包括利益
             43/100
















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   ③【連結株主資本等変動計算書】
    前連結会計年度(自    2017年11月1日   至 2018年10月31日)
                    (単位:百万円)
             株主資本
       資本金   資本剰余金   利益剰余金   自己株式   株主資本合計
  当期首残高       64   7,771   27,752   △10,180   25,406
  当期変動額
  剰余金の配当
              △1,319      △1,319
  親会社株主に帰属する当期
              10,363      10,363
  純利益
  自己株式の取得                △96   △96
  自己株式の処分
            390      364   755
  非支配株主との取引に係る
                     -
  親会社の持分変動
  株主資本以外の項目の当期
                     -
  変動額(純額)
  当期変動額合計
         -   390   9,043   267   9,702
  当期末残高       64   8,162   36,796   △9,913   35,109
        その他の包括利益累計額

              新株予約権  非支配株主持分   純資産合計
      その他有価証券     その他の包括利
         為替換算調整勘定
      評価差額金     益累計額合計
  当期首残高      53  △1,461  △1,407   508  5,557  30,066
  当期変動額
  剰余金の配当           -       △1,319
  親会社株主に帰属する当期
             -       10,363
  純利益
  自己株式の取得           -        △96
  自己株式の処分           -        755
  非支配株主との取引に係る
             -        -
  親会社の持分変動
  株主資本以外の項目の当期
        △62  △17  △79  △140   226   5
  変動額(純額)
  当期変動額合計      △62  △17  △79  △140   226  9,707
  当期末残高
        △8  △1,478  △1,486   367  5,783  39,774
             44/100







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    当連結会計年度(自    2018年11月1日   至 2019年10月31日)
                    (単位:百万円)
             株主資本
       資本金   資本剰余金   利益剰余金   自己株式   株主資本合計
  当期首残高
         64   8,162   36,796   △9,913   35,109
  当期変動額
  剰余金の配当            △1,734      △1,734
  親会社株主に帰属する当期
              12,056      12,056
  純利益
  自己株式の取得                   -
  自己株式の処分          251      271   523
  非支配株主との取引に係る
            △8         △8
  親会社の持分変動
  株主資本以外の項目の当期
                     -
  変動額(純額)
  当期変動額合計       -   243   10,321    271   10,837
  当期末残高       64   8,405   47,118   △9,641   45,946
        その他の包括利益累計額

              新株予約権  非支配株主持分   純資産合計
      その他有価証券     その他の包括利
         為替換算調整勘定
      評価差額金     益累計額合計
  当期首残高      △8  △1,478  △1,486   367  5,783  39,774
  当期変動額
  剰余金の配当           -       △1,734
  親会社株主に帰属する当期
             -       12,056
  純利益
  自己株式の取得
             -        -
  自己株式の処分           -        523
  非支配株主との取引に係る
             -        △8
  親会社の持分変動
  株主資本以外の項目の当期
        6  △193  △186   419  △276  △43
  変動額(純額)
  当期変動額合計       6  △193  △186   419  △276  10,794
  当期末残高      △1  △1,672  △1,673   787  5,507  50,568
             45/100








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   ④【連結キャッシュ・フロー計算書】
                   (単位:百万円)
            前連結会計年度     当連結会計年度
            (自 2017年11月1日     (自 2018年11月1日
            至 2018年10月31日)      至 2019年10月31日)
  営業活動によるキャッシュ・フロー
               16,011     18,095
  税金等調整前当期純利益
               3,058     3,461
  減価償却費
               907     1,231
  減損損失
                10     543
  株式報酬費用
  貸倒引当金の増減額(△は減少)             47     11
  賞与引当金の増減額(△は減少)             81     13
  退職給付に係る負債の増減額(△は減少)             38     48
               △183     △215
  受取利息及び受取配当金
  デリバティブ評価損益(△は益)             164      4
               501     380
  支払利息
  為替差損益(△は益)            △191     △158
  投資有価証券売却損益(△は益)            △115      0
  関係会社株式売却損益(△は益)            △615     -
  有形固定資産売却損益(△は益)            △102     △39
               151     40
  有形固定資産除却損
  売上債権の増減額(△は増加)            △1,640     △2,134
  たな卸資産の増減額(△は増加)             321     △176
  その他の流動資産の増減額(△は増加)            △204     △80
  仕入債務の増減額(△は減少)            1,947     3,088
  その他の流動負債の増減額(△は減少)             △9    △153
  預り保証金の増減額(△は減少)             232     302
  前渡金の増減額(△は増加)             △13     △380
                17     327
  その他
               20,416     24,212
  小計
  利息及び配当金の受取額             182     209
               △497     △380
  利息の支払額
               △6,408     △4,823
  法人税等の支払額
               13,693     19,217
  営業活動によるキャッシュ・フロー
             46/100










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                   (単位:百万円)

            前連結会計年度     当連結会計年度
            (自 2017年11月1日     (自 2018年11月1日
            至 2018年10月31日)      至 2019年10月31日)
  投資活動によるキャッシュ・フロー
               △1,286     △873
  定期預金の預入による支出
               1,012      741
  定期預金の払戻による収入
               △7,037     △8,953
  有形固定資産の取得による支出
               569     947
  有形固定資産の売却による収入
               △157     △169
  無形固定資産の取得による支出
               △8     △83
  投資有価証券の取得による支出
               1,490      4
  投資有価証券の売却による収入
               △13     △31
  関係会社株式の取得による支出
                65     -
  関係会社株式の売却による収入
  連結の範囲の変更を伴う子会社株式の取得による
               △1,033     △467
  支出
  連結の範囲の変更を伴う子会社株式の売却による
               387     -
  収入
               △216     △625
  貸付けによる支出
               729     149
  貸付金の回収による収入
                -     △377
  事業譲受による支出
               561     242
  その他
               △4,936     △9,498
  投資活動によるキャッシュ・フロー
  財務活動によるキャッシュ・フロー
  短期借入金の増減額(△は減少)             -     △150
               2,820      900
  長期借入れによる収入
              △13,550     △10,661
  長期借入金の返済による支出
               1,000      -
  社債の発行による収入
               △858    △1,058
  社債の償還による支出
               △0     -
  自己株式の取得による支出
               525     417
  自己株式の処分による収入
  連結の範囲の変更を伴わない子会社株式の取得に
                -     △42
  よる支出
               △1,319     △1,734
  配当金の支払額
               △5     △2
  ファイナンス・リース債務の返済による支出
                -     △42
  その他
              △11,388     △12,373
  財務活動によるキャッシュ・フロー
               183     58
  現金及び現金同等物に係る換算差額
  現金及び現金同等物の増減額(△は減少)             △2,448     △2,596
  現金及び現金同等物の期首残高             74,758     72,310
  連結の範囲の変更に伴う現金及び現金同等物の増減
                -     4
  額(△は減少)
              ※1 72,310     ※1 69,718
  現金及び現金同等物の期末残高
             47/100







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   【注記事項】
   (連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)
  1.連結の範囲に関する事項
   イ  連結子会社の数及び主要な連結子会社の名称
   連結子会社の数    37社
   主要な連結子会社の名称      秦食品㈱
        ㈱グリーンポートリー
        ㈱朝びき若鶏
        ㈱ジー・コミュニケーション
        ㈱ジー・テイスト
   (連結範囲の変更)
   当連結会計年度において、連結子会社である㈱ジー・テイストが㈱湯佐和の株式を取得したことにより子会社
   としたため、同社を連結の範囲に含めております。
   連結子会社である㈱ジー・テイストが㈱DBTを        新たに設立したため、同社を連結の範囲に含めております。
   連結子会社である㈱ジー・テイストが実質支配力基準により子会社とした㈱ふらんす亭を連結の範囲に含めて
   おります。
   ㈱オースターフーズを吸収合併存続会社として、㈱ソイキューブ及び㈱富士麺業を吸収合併消滅会社とする吸
   収合併、宮城製粉㈱を吸収合併存続会社として、ほくと食品㈱を吸収合併消滅会社とする吸収合併、㈱麦パン
   工房を吸収合併存続会社として、㈱エコグリーン埼玉を吸収合併消滅会社とする吸収合併、また、関原酒造㈱
   を吸収合併存続会社として、㈱ベストリンケージを吸収合併消滅会社とする吸収合併を実施しております。そ
   の結果、吸収合併消滅会社の5社を連結子会社から除外しております。
   ロ  非連結子会社の名称及び連結の範囲から除いた理由

   非連結子会社の数    13社
   主要な非連結子会社の名称      ㈱ちりり
   連結の範囲から除いた理由
    非連結子会社は、小規模であり、合計の資産、売上高、当期純損益(持分に見合う額)及び利益剰余金(持分に
   見合う額)等は、いずれも連結財務諸表に及ぼす影響が軽微であり、かつ全体としても重要性がないため、連結
   の範囲に含めておりません。
  2.持分法の適用に関する事項

   持分法を適用しない非連結子会社及び関連会社の名称及び持分法を適用しない理由
   主要な非連結子会社及び関連会社の名称
    (非連結子会社)    ㈱ちりり
    (関連会社)        Ginza SushiIchi  PTE LTD
   持分法を適用しない理由
    持分法を適用しない非連結子会社及び関連会社については、当期純損益(持分に見合う額)及び利益剰余金(持
   分に見合う額)等からみて、持分法の対象から除いても連結財務諸表に及ぼす影響が軽微であり、かつ全体とし
   ても重要性がないため、持分法の適用の範囲から除外しております。
  3.連結子会社の事業年度等に関する事項

   <決算日12月31日>
   ㈱神戸物産エコグリーン北海道、神戸物産(香港)有限公司、大連福来休食品有限公司、神戸物産(安丘)食品有限
   公司、KOBE  BUSSAN EGYPT Limited  Partnership、㈱テンフォー、㈱タケモトフーズ、㈱壁の穴、㈱湯佐和、㈱ふ
   らんす亭
   <決算日1月31日>
   珈琲まめ工房㈱
   <決算日3月31日>
   関原酒造㈱、㈱ジー・コミュニケーション、㈱ジー・テイスト、㈱クック・オペレーション、ギンガシステム
   ㈱、㈱ノーウェア、㈱ジー・アカデミー、㈱敦煌、㈱DBT
   <決算日5月31日>
   豊田乳業㈱
   <決算日7月31日>
   ㈱朝びき若鶏、KOBE    BUSSAN USA,INC.、J.J.DINING,INC.、     KB GLOBAL PARTNERS,INC.
   <決算日9月30日>
   ㈱オースターフーズ、㈱ターメルトフーズ、秦食品㈱、㈱マスゼン、㈱肉の太公、㈱麦パン工房、宮城製粉㈱、
   ㈱クックイノベンチャー、Kobebussan       Myanmar  Co.,Ltd.
   <決算日10月31日>
   ㈲神戸物産フーズ、㈱グリーンポートリー、菊川㈱
             48/100



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   連結財務諸表の作成に当たって、㈱オースターフーズ、㈱ターメルトフーズ、秦食品㈱、㈱マスゼン、㈱肉の太
   公、㈱麦パン工房、宮城製粉㈱、㈱クックイノベンチャー、KOBE           BUSSAN USA,INC.、J.J.DINING,INC.、KB      GLOBAL
   PARTNERS,INC.については、各社の決算日現在の財務諸表を使用しております。
   KOBE BUSSAN EGYPT Limited  Partnership、㈱テンフォー、㈱タケモトフーズ、㈱壁の穴、㈱湯佐和、㈱ふらんす
   亭については7月31日現在、神戸物産(香港)有限公司、大連福来休食品有限公司及び神戸物産(安丘)食品有限公司
   については8月31日現在、㈱神戸物産エコグリーン北海道、関原酒造㈱、㈱ジー・コミュニケーション、㈱ジー・
   テイスト、㈱クック・オペレーション、ギンガシステム㈱、㈱ノーウェア、㈱ジー・アカデミー、㈱敦煌及び㈱DBT
   については9月30日現在、珈琲まめ工房㈱、豊田乳業㈱、㈱朝びき若鶏及びKobebussan               Myanmar  Co.,Ltd.について
   は10月31日で実施した仮決算に基づく財務諸表を使用しております。
   ただし、連結決算日と上記の決算日等との間に生じた重要な取引については、連結上必要な調整を行っておりま
   す。
  4.会計方針に関する事項

  (1)重要な資産の評価基準及び評価方法
   イ  有価証券
    満期保有目的の債券
    償却原価法(定額法)を採用しております。
    その他有価証券
    時価のあるもの
    決算日の市場価格等に基づく時価法を採用しております。なお、評価差額は全部純資産直入法により処理
   し、売却原価は移動平均法により算定しております。
    時価のないもの
    移動平均法による原価法を採用しております。
   ロ  デリバティブ

    時価法によっております。
   ハ  たな卸資産

   (イ)商品
    主として個別法による原価法(貸借対照表価額は収益性の低下に基づく簿価切下げの方法)によっておりま
   す。
   (ロ)直営店舗の商品
    主として売価還元法による原価法(貸借対照表価額は収益性の低下に基づく簿価切下げの方法)によっており
   ます。
   (ハ)製品・仕掛品・原材料
    主として総平均法による原価法(貸借対照表価額は収益性の低下に基づく簿価切下げの方法)によっておりま
   す。
   (ニ)貯蔵品
    主として最終仕入原価法による原価法(貸借対照表価額は収益性の低下に基づく簿価切下げの方法)によって
   おります。
  (2)重要な減価償却資産の減価償却の方法

   イ  有形固定資産(リース資産を除く)
    当社及び国内連結子会社は主として定率法(1998年4月1日以降に取得した建物(附属設備を除く)及び2016年
   4月1日以降に取得した建物附属設備、構築物については定額法)、在外連結子会社は定額法によっておりま
   す。
    なお、主な耐用年数は次のとおりであります。
    建物及び構築物          3~39年
    機械装置及び運搬具      2~17年
   ロ  無形固定資産(リース資産を除く)

    定額法によっております。
    なお、ソフトウェア(自社利用)については、社内における見込利用可能期間(5年)による定額法に基づいて
   おります。
   ハ  リース資産

    リース期間を耐用年数とし、残存価額を零とする定額法によっております。
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  (3)重要な引当金の計上基準
   イ  貸倒引当金
    債権の貸倒れによる損失に備えるため、一般債権については貸倒実績率により、貸倒懸念債権等特定の債権
   については個別に回収可能性を勘案し回収不能見込額を計上しております。
   ロ  賞与引当金

    従業員に対する賞与の支給に備えるため、支給見込額のうち当連結会計年度の負担額を計上しております。
   ハ  店舗閉鎖損失引当金

    店舗閉店に伴い発生する損失に備えるため、合理的に見込まれる損失額を計上しております。
   ニ  役員株式給付引当金

    役員向け株式交付信託による当社株式の交付に備えるため、社内規程に基づき、各取締役に付与したポイン
   トに応じた株式の支給見込額を計上しております。
  (4)退職給付に係る会計処理の方法

   退職給付に係る負債は、従業員の退職給付に備えるため、当連結会計年度末における見込額に基づき、退職給
   付債務の額を計上しております。
   イ 退職給付見込額の期間帰属方法
    退職給付債務の算定にあたり、退職給付見込額を当連結会計年度末までの期間に帰属させる方法について
   は、給付算定式基準によっております。
   ロ 数理計算上の差異の費用処理方法

    数理計算上の差異は、各連結会計年度の発生時において費用処理しております。
   ハ 小規模企業等における簡便法の採用

    一部の連結子会社は、退職給付に係る負債及び退職給付費用の計算に、退職給付に係る期末自己都合要支給
   額を退職給付債務とする方法を用いた簡便法を適用しております。
  (5)重要なヘッジ会計の方法

   イ  ヘッジ会計の方法
    金利スワップ取引については     特例処理の要件を満たしているものについては、特例処理を採用しておりま
   す。
   ロ  ヘッジ手段とヘッジ対象

    借入金支払利息を対象に金利スワップ取引によりヘッジを行っております。
   ハ  ヘッジ方針

    借入金の金利変動リスクを回避する目的で金利スワップ取引を行っております。
   ニ  ヘッジの有効性評価の方法

    特例処理の要件を満たしているものについては、        有効性の評価を省略しております。
  (6)重要な外貨建の資産又は負債の本邦通貨への換算の基準

    外貨建金銭債権債務は、連結決算日の直物為替相場により円貨に換算し、換算差額は損益として処理してお
   ります。なお、在外連結子会社の資産及び負債は仮決算日の直物相場により円貨に換算し、収益及び費用は期
   中平均相場により円貨に換算し、換算差額は純資産の部における為替換算調整勘定に含めて計上しておりま
   す。
  (7)のれんの償却に関する事項

    のれんの償却については、金額に重要性が乏しい場合を除き、合理的な見積りに基づき、発生年度より20年
   以内で均等償却しております。
  (8)連結キャッシュ・フロー計算書における資金の範囲

    手許現金、随時引き出し可能な預金及び容易に換金可能であり、かつ、価値の変動について僅少なリスクし
   か負わない取得日から3ヶ月以内に償還期限の到来する短期投資からなっております。
  (9)その他連結財務諸表作成のための重要な事項

   消費税等の会計処理
    税抜方式によっております。
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   (未適用の会計基準等)
  ・「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2018年3月30日 企業会計基準委員会)
  ・「収益認識に関する会計基準の適用指針」(企業会計基準適用指針第30号 2018年3月30日 企業会計基準委員
  会)
  (1) 概要

   国際会計基準審議会(IASB)及び米国財務会計基準審議会(FASB)は、共同して収益認識に関する包括的な会計基
  準の開発を行い、2014年5月に「顧客との契約から生じる収益」(IASBにおいてはIFRS第15号、FASBにおいては
  Topic606)を公表しており、IFRS第15号は2018年1月1日以後開始する事業年度から、Topic606は2017年12月15日よ
  り後に開始する事業年度から適用される状況を踏まえ、企業会計基準委員会において、収益認識に関する包括的な会
  計基準が開発され、適用指針と合わせて公表されたものです。
   企業会計基準委員会の収益認識に関する会計基準の開発にあたっての基本的な方針として、IFRS第15号と整合性を
  図る便益の1つである財務諸表間の比較可能性の観点から、IFRS第15号の基本的な原則を取り入れることを出発点と
  し、会計基準を定めることとされ、また、これまで我が国で行われてきた実務等に配慮すべき項目がある場合には、
  比較可能性を損なわせない範囲で代替的な取扱いを追加することとされております。
  (2) 適用予定日

   2022年10月期の期首から適用します。
  (3) 当該会計基準等の適用による影響

   「収益認識に関する会計基準」等の適用による連結財務諸表に与える影響額については、現時点で評価中でありま
  す。
   (表示方法の変更)

    (『税効果会計に係る会計基準』の一部改正」の適用に伴う変更)
   「『税効果会計に係る会計基準』の一部改正」(企業会計基準第28号             2018年2月16日)を当連結会計年度の期首
  から適用し、繰延税金資産は投資その他の資産の区分に表示し、繰延税金負債は固定負債の区分に表示する方法に変
  更するとともに、税効果会計関係注記を変更しております。
   この結果、前連結会計年度の連結貸借対照表において、「流動資産」の「繰延税金資産」が735百万円減少し、「投
  資その他の資産」の「繰延税金資産」が726百万円増加しております。また、「固定負債」の「繰延税金負債」が9百
  万円減少しております。
   なお、同一納税主体の繰延税金資産と繰延税金負債を相殺して表示しており、変更前と比べて総資産が9百万円減
  少しております。
   また、税効果会計関係注記において、税効果会計基準一部改正第3項から第5項に定める「税効果会計に係る会計
  基準」注解(注8)(評価性引当額の合計額を除く。)及び同注解(注9)に記載された内容を追加しております。
  ただし、当該内容のうち前連結会計年度に係る内容については、税効果会計基準一部改正第7項に定める経過的な取
  り扱いに従って記載しておりません。
    (連結損益計算書)

   前連結会計年度において、「営業外収益」の「その他」に含めていた「受取保険金」は、営業外収益の総額の
  100分の10を超えたため、当連結会計年度より独立掲記することとしました。この表示方法の変更を反映させるた
  め、前連結会計年度の連結財務諸表の組替えを行っております。
   この結果、前連結会計年度の連結損益計算書において、「営業外収益」の「その他」に表示していた423百万円は、
  「受取保険金」64百万円、「その他」359百万円として組み替えております。
    (連結キャッシュ・フロー計算書)

   前連結会計年度において、「営業活動によるキャッシュ・フロー」の「その他」に含めていた「株式報酬費
  用」は、金額的重要性が増したため、当連結会計年度より独立掲記することとしました。この表示方法の変更を
  反映させるため、前連結会計年度の連結財務諸表の組替えを行っております。
   この結果、前連結会計年度の連結キャッシュ・フロー計算書において、「営業活動によるキャッシュ・フロー」の
  「その他」に表示していた28百万円は、「株式報酬費用」10百万円、「その他」17百万円として組み替えておりま
  す。
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   (追加情報)
   役員向け株式交付信託について
   当社は、2018年1月30日開催の第32期定時株主総会決議に基づき、当社の中長期的な業績の向上と企業価値の増
   大に貢献する意識を高めることを目的として、当社取締役(社外取締役を除く。以下同じ。)を対象として株式報
   酬制度「役員向け株式交付信託」を導入しております。
  (1)取引の概要
    本制度は、当社が金銭を拠出することにより設定する信託が当社株式を取得し、当社が各取締役に付与する
   ポイントの数に相当する数の当社株式が本信託を通じて各取締役に対して交付されるという、株式報酬制度で
   あります。
    また、本制度は2018年1月の定時株主総会開催日の翌日から2023年1月の定時株主総会開催日までの5年間
   の間に在任する取締役を対象とし、取締役が当該株式の交付を受ける時期は、原則として取締役の退任時であ
   ります。
  (2)信託に残存する当社株式
    信託に残存する当社株式を、信託における帳簿価額(付随費用の金額を除く。)により純資産の部に自己株式
   として計上しております。当該自己株式の帳簿価額及び株式数は前連結会計年度末において、それぞれ96百万
   円、22,000株、当連結会計年度末において、それぞれ96百万円、44,000株であります。
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   (連結貸借対照表関係)
  ※1.担保資産及び担保付債務
   担保に供している資産は、次のとおりであります。
           前連結会計年度      当連結会計年度
           (2018年10月31日)      (2019年10月31日)
  建物及び構築物(純額)           1,039百万円      1,106百万円
  土地           3,560      3,544
  投資その他の資産
              3      3
  「その他」(定期預金)
     合計        4,603      4,654
   担保付債務は、次のとおりであります。

           前連結会計年度      当連結会計年度
           (2018年10月31日)      (2019年10月31日)
  短期借入金            245百万円      195百万円
  長期借入金            924      728
  1年内償還予定の社債に係る銀行保証           1,058      1,543
  流動負債「その他」(未払金)            0      0
  社債に係る銀行保証           2,897      1,354
     合計        5,125      3,821
  ※2.非連結子会社及び関連会社に対するものは次のとおりであります。

           前連結会計年度      当連結会計年度
           (2018年10月31日)      (2019年10月31日)
  投資有価証券(株式)            149百万円      105百万円
  3.当社は、運転資金及び設備投資資金等の効率的な調達を行うため取引銀行5行と当座貸越契約、貸出コミットメン

   ト契約及びタームローン契約を締結しております。これらの契約に基づく借入未実行残高は次のとおりでありま
   す。
           前連結会計年度      当連結会計年度
           (2018年10月31日)      (2019年10月31日)
  当座貸越極度額、貸出コミットメント及び
             5,800百万円      5,800百万円
  タームローンの総額
  借入実行残高            -      -
     差引額        5,800      5,800
  4. 財務制限条項

   前連結会計年度(2018年10月31日)
   当社が、金融機関と締結している金銭消費貸借契約(シンジケートローン等)の一部に、2018年10月末現在、以下
   の財務制限条項が付されております。
   (短期借入金のうち231百万円、長期借入金のうち23,751百万円)
   (1)各年度決算期の末日における当社の貸借対照表において、純資産の部の金額を、当該決算期の直前の決算期の
   末日または契約で基準と定める決算期の末日における当社の単体の貸借対照表における純資産の部の金額のい
   ずれか大きいほう(*1)の75%の金額以上に維持すること。
   (2)各年度決算期の末日における当社の連結貸借対照表において、純資産の部の金額を、当該決算期の直前の決算
   期の末日または契約で基準と定める決算期の末日における当社の連結の貸借対照表における純資産の部の金額
   のいずれか大きいほう(*1)の75%の金額以上に維持すること。
   (3)各年度決算期の末日における当社の単体の損益計算書上において、2期連続して経常損失を計上しないこと。
   (4)各年度決算期の末日における当社の連結の損益計算書上において、2期連続して経常損失を計上しないこと。
   (5)各年度決算期の末日における当社の連結の貸借対照表における有利子負債の金額から当該貸借対照表における
   「現金及び預金」の合計金額を控除した金額を、当該決算期に係る当社の連結の損益計算書における「営業損
   益」及び「減価償却費」の合計金額で除した数値が、2期連続して6.5以上とならないようにすること。
   (6) 2018年10月期以降に終了する各年度決算期の末日における当社の連結の貸借対照表における有利子負債の金額
   を当該貸借対照表における「株主資本」及び「その他の包括利益累計額」の合計金額で除した数値が、直前の
   決算期の末日における数値以下であること。
   (*1) 2018年10月末現在における、当該決算期の直前期の末日または契約で基準と定める決算期の末日のいずれか
    大きいほうに該当する決算期は、2017年10月期であります。
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   当連結会計年度(2019年10月31日)
   当社が、金融機関と締結している金銭消費貸借契約(シンジケートローン等)の一部に、2019年10月末現在、以下
   の財務制限条項が付されております。
   (短期借入金のうち3,691百万円、長期借入金のうち20,060百万円)
   (1)各年度決算期の末日における当社の貸借対照表において、純資産の部の金額を、当該決算期の直前の決算期の
    末日または契約で基準と定める決算期の末日における当社の単体の貸借対照表における純資産の部の金額のい
    ずれか大きいほう(*1)の75%の金額以上に維持すること。
   (2)各年度決算期の末日における当社の連結貸借対照表において、純資産の部の金額を、当該決算期の直前の決算
    期の末日または契約で基準と定める決算期の末日における当社の連結の貸借対照表における純資産の部の金額
    のいずれか大きいほう(*1)の75%の金額以上に維持すること。
   (3)各年度決算期の末日における当社の単体の損益計算書上において、2期連続して経常損失を計上しないこと。
   (4)各年度決算期の末日における当社の連結の損益計算書上において、2期連続して経常損失を計上しないこと。
   (5)各年度決算期の末日における当社の連結の貸借対照表における有利子負債の金額から当該貸借対照表における
    「現金及び預金」の合計金額を控除した金額を、当該決算期に係る当社の連結の損益計算書における「営業損
    益」及び「減価償却費」の合計金額で除した数値が、2期連続して6.5以上とならないようにすること。
   (6) 2019年10月期以降に終了する各年度決算期の末日における当社の連結の貸借対照表における有利子負債の金額
    を当該貸借対照表における「株主資本」及び「その他の包括利益累計額」の合計金額で除した数値が、直前の
    決算期の末日における数値以下であること。
   (*1) 2019年10月末現在における、当該決算期の直前期の末日または契約で基準と定める決算期の末日のいずれか
    大きいほうに該当する決算期は、2018年10月期であります。
   (連結損益計算書関係)

  ※1.固定資産売却益の内容は次のとおりであります。
     前連結会計年度          当連結会計年度
     (自 2017年11月1日         (自 2018年11月1日
     至 2018年10月31日)          至 2019年10月31日)
  建物及び構築物        60百万円  建物及び構築物        69百万円
  機械装置及び運搬具        28  機械装置及び運搬具        25
  土地        20  土地        125
  有形固定資産「その他」        0  有形固定資産「その他」        1
    合計      110    合計      221
  前連結会計年度において、同一物件の売却により発生した土地売却損と建物及び構築物売却益を相殺して、連結損益計算
  書上では固定資産売却益として表示しております。
  ※2.固定資産除却損の内容は次のとおりであります。

     前連結会計年度          当連結会計年度
     (自 2017年11月1日         (自 2018年11月1日
     至 2018年10月31日)          至 2019年10月31日)
  建物及び構築物        108百万円  建物及び構築物        25百万円
  機械装置及び運搬具        2  機械装置及び運搬具        11
  建設仮勘定        23  建設仮勘定        -
  リース資産        2  リース資産        -
  有形固定資産「その他」        13  有形固定資産「その他」        3
  無形固定資産「その他」        0  無形固定資産「その他」        0
    合計      151     合計      40
  ※3.固定資産売却損の内容は次のとおりであります。

     前連結会計年度          当連結会計年度
     (自 2017年11月1日         (自 2018年11月1日
     至 2018年10月31日)          至 2019年10月31日)
  建物及び構築物        6百万円  建物及び構築物        △4百万円
  機械装置及び運搬具        0  機械装置及び運搬具        2
  土地        -  土地        178
  建設仮勘定        -  建設仮勘定        6
    合計      7    合計      182
  当連結会計年度において、同一物件の売却により発生した土地売却損と建物及び構築物売却益を相殺して、連結損益計算
  書上では固定資産売却損として表示しております。
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  ※4.減損損失
   当社グループは原則として、事業用資産については、店舗・工場等の単位を基礎にグルーピングを行ってお
   り、投資不動産、遊休資産及び処分予定資産については、当該資産ごとにグルーピングを行っております。
   営業活動から生ずる損益が継続してマイナス又はマイナスとなる見込みである資産グループ、並びに移転又は
   閉鎖することが決定しており、除却資産等が生ずることが確実な資産グループについては、帳簿価額を回収可能
   価額まで減額し、当該減少額を減損損失として特別損失に計上しております。
    なお、回収可能価額は正味売却価額あるいは使用価値により測定しております。正味売却価額は、処分見込価
   額を基に算定した金額により評価しております。使用価値は将来キャッシュ・フローに基づく金額により評価し
   ております。また、将来キャッシュ・フローに基づく金額がマイナスの場合は、回収可能価額は零と算定してお
   ります。
   当社グループは以下の資産グループについて、減損損失を計上いたしました。
   前連結会計年度(自   2017年11月1日   至 2018年10月31日)
                   (単位:百万円)
    場所     用途     種類     金額
  北海道地域     店舗     建物及び構築物
                      3
       (1店舗)
                     150
            建物及び構築物
  東北地域     店舗及び校舎
       (11店舗及び2校舎)     その他(有形固定資産)          0
            その他(無形固定資産)          1
                     92
            建物及び構築物
  関東地域     店舗
       (16店舗)               0
            機械装置及び運搬具
            その他(有形固定資産)          6
            その他(無形固定資産)          0
            その他(  投資その他の資産   )     0
                     79
            建物及び構築物
  東海地域     店舗
       (15店舗)     その他(有形固定資産)          1
            その他(  投資その他の資産   )     2
                     34
            建物及び構築物
  中部地域     店舗
       (9店舗)
            その他(有形固定資産)          3
                     26
            建物及び構築物
  関西地域     店舗
       (15店舗)               0
            機械装置及び運搬具
            その他(有形固定資産)          3
                      3
            建物及び構築物
  中国地域     店舗
       (2店舗)
            その他(有形固定資産)          0
                      8
            建物及び構築物
  四国地域     店舗 及び校舎
       (1店舗及び2校舎   )
            その他(有形固定資産)          0
                     12
            建物及び構築物
  九州地域     店舗
       (6店舗)
            その他(有形固定資産)          0
                     357
            建物及び構築物
       観光施設
                      0
            機械装置及び運搬具
                     92
            建設仮勘定
            その他(有形固定資産)          5
            その他(無形固定資産)          3
            その他(  投資その他の資産   )
  インドネシア     店舗
                     13
       (1店舗)
                     907
         合計
             55/100






                     EDINET提出書類
                    株式会社神戸物産(E02999)
                      有価証券報告書
   当連結会計年度(自   2018年11月1日   至 2019年10月31日)
                   (単位:百万円)
    場所     用途     種類     金額
                      0
            建物及び構築物
  北海道地域     店舗
       (2店舗)
            その他(有形固定資産)          0
                      1
       農場     建設仮勘定
                     61
            建物及び構築物
  東北地域     店舗
       (11店舗)               0
            機械装置及び運搬具
            その他(有形固定資産)          1
                     200
            建物及び構築物
  関東地域     店舗
       (21店舗)               0
            機械装置及び運搬具
            その他(有形固定資産)         10
                     71
            のれん
            その他(  投資その他の資産   )     5
                     21
            建物及び構築物
  東海地域     店舗
       (7店舗)
            その他(有形固定資産)          0
                     374
       製造設備     建設仮勘定
                     33
            建物及び構築物
  中部地域     店舗
       (10店舗)               0
            機械装置及び運搬具
            その他(有形固定資産)          0
                     71
            建物及び構築物
  関西地域     店舗
       (9店舗)     その他(有形固定資産)          6
            その他(  投資その他の資産)        0
  中国地域     店舗     建物及び構築物
                      9
       (5店舗)
                      6
            建物及び構築物
  四国地域     店舗
       (3 店舗 )
            その他(有形固定資産)          1
  九州地域     店舗     建物及び構築物
                     14
       (3店舗)
                      0
            建物及び構築物
       地熱発電
                     95
            機械装置及び運搬具
                     232
            建設仮勘定
            その他(投資その他の資産)          7
                     1,231
         合計
             56/100









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                    株式会社神戸物産(E02999)
                      有価証券報告書
  ※5. 受取保険金
   当社子会社の株式会社朝びき若鶏工場内において発生した火災に対する保険金であります               。
   (連結包括利益計算書関係)

  ※1.その他の包括利益に係る組替調整額及び税効果額
            前連結会計年度      当連結会計年度
            (自 2017年11月1日     (自 2018年11月1日
            至 2018年10月31日)     至 2019年10月31日)
  その他有価証券評価差額金:
  当期発生額            21百万円      10百万円
  組替調整額            △116      0
   税効果調整前
              △94      10
   税効果額            32     △3
   その他有価証券評価差額金
              △62      6
  為替換算調整勘定:
  当期発生額            △17     △193
   その他の包括利益合計
              △79     △186
             57/100















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                    株式会社神戸物産(E02999)
                      有価証券報告書
   (連結株主資本等変動計算書関係)
  前連結会計年度(自   2017年11月1日   至 2018年10月31日)
  1.発行済株式の種類及び総数並びに自己株式の種類及び株式数に関する事項
            当連結会計年度    当連結会計年度
        当連結会計年度           当連結会計年度末
        期首株式数(株)           株式数(株)
            増加株式数(株)    減少株式数(株)
  発行済株式
  普通株式       34,200,000     -    -  34,200,000

    合計     34,200,000     -    -  34,200,000

  自己株式

  普通株式 (注)3       7,801,737    22,021   279,200   7,544,558

    合計     7,801,737    22,021   279,200   7,544,558

  (注) 1.当連結会計年度末の普通株式の自己株式数には、役員向け株式交付信託が保有する当社株式22,000株を含めて

    おります。
   2.普通株式の自己株式数の増加22,021株は、役員向け株式交付信託による取得22,000株と、単元未満株式の買取
    り21株による増加であります。
   3.普通株式の自己株式数の減少     279,200 株は、ストック・オプションの行使による減少257,200株と、役員向け株
    式交付信託への拠出による減少22,000株であります。
  2.新株予約権及び自己新株予約権に関する事項

            新株予約権の目的となる株式の数(株)
         新株予約権の           当連結会計
  区分   新株予約権の内訳    目的となる           年度末残高
            当連結会計  当連結会計  当連結会計  当連結会計
         株式の種類           (百万円)
            年度期首  年度増加  年度減少  年度末
  提出会社
    ストック・オプションとし
          -   -  -  -  -  332
    ての新株予約権
  (親会社)
    ストック・オプションとし
  連結子会社        -   -  -  -  -  35
    ての新株予約権
     合計     -   -  -  -  -  367

  (注)ストック・オプションとしての新株予約権であり、ストック・オプションの内容及び規模については、後掲の

   「ストック・オプション等関係」注記に記載しております。
  3.配当に関する事項

  (1)配当金支払額
           1株当たり
        配当金の総額
   決議  株式の種類        基準日   効力発生日
        (百万円)
          配当額(円)
  2018年1月30日
         1,319
      普通株式      50 2017年10月31日   2018年1月31日
  定時株主総会
  (2)基準日が当連結会計年度に属する配当のうち、配当の効力発生日が翌連結会計年度となるもの

             1株当たり
        配当金の総額
   決議  株式の種類     配当の原資      基準日   効力発生日
        (百万円)
             配当額(円)
  2019年1月30日
      普通株式   1,734 利益剰余金    65 2018年10月31日   2019年1月31日
  定時株主総会
  (注)配当金の総額には役員向け株式交付信託が保有する自社の株式に対する配当金1百万円を含めております。
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  当連結会計年度(自   2018年11月1日   至 2019年10月31日)
  1.発行済株式の種類及び総数並びに自己株式の種類及び株式数に関する事項
            当連結会計年度    当連結会計年度
        当連結会計年度           当連結会計年度末
        期首株式数(株)           株式数(株)
            増加株式数(株)    減少株式数(株)
  発行済株式
  普通株式 (注)3       34,200,000    34,200,000     -  68,400,000

            34,200,000

    合計     34,200,000         -  68,400,000
  自己株式

  普通株式 (注)4.5       7,544,558    7,544,558    416,800   14,672,316

    合計     7,544,558    7,544,558    416,800   14,672,316

  (注) 1.当連結会計年度末の普通株式の自己株式数には、役員向け株式交付信託が保有する当社株式44,000株を含めて

    おります。
   2. 当社は、2018年11月1日付で普通株式1株につき2株の割合で株式分割を行っております。
   3. 普通株式の発行済株式総数の増加34,200,000株は株式分割によるものであります。
   4. 普通株式の自己株式数の増加7,544,558株は株式分割によるものであります。
   5.普通株式の自己株式数の減少     416,800 株は、ストック・オプションの行使によるものであります。
  2.新株予約権及び自己新株予約権に関する事項

            新株予約権の目的となる株式の数(株)
         新株予約権の           当連結会計
  区分   新株予約権の内訳    目的となる           年度末残高
            当連結会計  当連結会計  当連結会計  当連結会計
         株式の種類           (百万円)
            年度期首  年度増加  年度減少  年度末
  提出会社
    ストック・オプションとし
          -   -  -  -  -  744
    ての新株予約権
  (親会社)
    ストック・オプションとし
  連結子会社        -   -  -  -  -  43
    ての新株予約権
     合計     -   -  -  -  -  787

  (注)1.  ストック・オプションとしての新株予約権であり、ストック・オプションの内容及び規模については、後掲の
   「ストック・オプション等関係」注記に記載しております。
   2. 2019年新株予約権は、権利行使期間の初日が到来しておりません。
  3.配当に関する事項

  (1)配当金支払額
           1株当たり
        配当金の総額
   決議  株式の種類        基準日   効力発生日
        (百万円)
          配当額(円)
  2019年1月30日
         1,734
      普通株式      65 2018年10月31日   2019年1月31日
  定時株主総会
  (注)当社は、2019年11月1日付で普通株式1株につき普通株式2株の株式分割を行っております。なお、上記配当金額に
  つきましては、当該株式分割前の実際の数値を記載しております。
  (2)基準日が当連結会計年度に属する配当のうち、配当の効力発生日が翌連結会計年度となるもの

             1株当たり
        配当金の総額
   決議  株式の種類     配当の原資      基準日   効力発生日
        (百万円)
             配当額(円)
  2020年1月30日
      普通株式   2,150 利益剰余金    40 2019年10月31日   2020年1月31日
  定時株主総会
  (注)配当金の総額には役員向け株式交付信託が保有する自社の株式に対する配当金1百万円を含めております。
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   (連結キャッシュ・フロー計算書関係)
  ※1.現金及び現金同等物の期末残高と連結貸借対照表に掲記されている科目の金額との関係
             前連結会計年度     当連結会計年度
            (自 2017年11月1日     (自 2018年11月1日
            至 2018年10月31日)     至 2019年10月31日)
  現金及び預金勘定            74,048百万円     71,525百万円
  預入期間が3ヶ月を超える定期預金            △1,758     △1,828
  流動資産「その他」(証券会社預け金)             20     20
  現金及び現金同等物            72,310     69,718
   (リース取引関係)

  (借主側)
  1.ファイナンス・リース取引
   所有権移転外ファイナンス・リース取引
   ①リース資産の内容
   有形固定資産
    主として業務スーパー事業における工場及び物流センターの装置及び車両であります。
   ②リース資産の減価償却の方法
    連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項「4.会計方針に関する事項(2)重要な減価償却資産の減価
   償却の方法」に記載のとおりであります。
   (金融商品関係)

  1.金融商品の状況に関する事項
  (1)金融商品に対する取組方針
    当社グループは、資金運用については短期的な預金及び安全性の高い金融資産等に限定し、また、資金調達に
   ついては銀行借入及び社債発行による方針であります。デリバティブは、仕入債務の為替変動リスク及び借入金
   の金利変動リスクを回避するために利用し、投機的な取引は行わない方針であります。
  (2)金融商品の内容及びそのリスク並びにリスク管理体制

    営業債権である受取手形及び売掛金は、顧客の信用リスクに晒されております。当該リスクに関しては、当社
   グループの社内規程に従い、取引先ごとの期日管理及び残高管理を行うとともに、主な取引先の信用状況を四半
   期ごとに把握する体制としております。
    投資有価証券のうち時価のあるものは、市場価格の変動リスクに晒されておりますが、定期的に時価を把握す
   る体制としております。また時価のないものは、信用リスクに晒されておりますが、1年ごとに発行体の財務状
   況等を把握し管理しております。
    営業債務である買掛金は、そのほとんどが1カ月以内に決済されます。その一部に外貨建てのものがあり、為
   替変動リスクに晒されておりますが、先物為替予約取引等によりヘッジする場合があります。
    借入金のうち、短期借入金(1年内返済予定の長期借入金を除く)は主に運転資金に係る資金調達であり、長期
   借入金は主に当社及び子会社の設備投資に係る資金調達であります。変動金利の借入金は、金利の変動リスクに
   晒されておりますが、このうち長期のものの一部については、支払金利の変動リスクを回避し支払利息の固定化
   を図るために、金利スワップ取引をヘッジ手段として利用しております。ヘッジの有効性の評価については、金
   利スワップの特例処理の要件を満たしているため、その判定をもって有効性の評価を省略しております。
    デリバティブ取引の執行・管理については、取引権限を定めた社内規程に従って行っており、また、デリバ
   ティブ取引の利用にあたっては、信用リスクを軽減するために格付けの高い金融機関とのみ取引を行っておりま
   す。
    預り保証金はフランチャイズ契約に基づき、取引先から預っている取引保証金であり、利息等は付与しておら
   ず、フランチャイズ契約を解消する場合に返金する義務があります。
  (3)金融商品の時価等に関する事項についての補足説明

    「2.金融商品の時価等に関する事項」におけるデリバティブ取引に関する契約額等については、その金額自
   体がデリバティブ取引に係る市場リスクを示すものではありません。
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  2.金融商品の時価等に関する事項
   連結貸借対照表計上額、時価及びこれらの差額については、次のとおりであります。なお、時価を把握すること
   が極めて困難と認められるものは含まれておりません((注2)参照)。
  前連結会計年度(2018年10月31日)

        連結貸借対照表計上額       時価     差額
          (百万円)     (百万円)     (百万円)
  (1)現金及び預金          74,048     74,048     -
  (2)受取手形及び売掛金          14,267
  貸倒引当金         △117
           14,150     14,150     -
  (3)投資有価証券
  満期保有目的の債券          43     41    △1
  その他有価証券          97     97    -
  (4)敷金及び保証金          313
  貸倒引当金          △56
            257     256    △0
  (5)買掛金          18,760     18,760     -
  (6)短期借入金          350     350    -
  (7)未払法人税等          2,300     2,300     -
  (8)社債 (*1)         4,055     4,058     3
  (9)長期借入金  (*2)       65,625     65,909     283
  (10)デリバティブ取引          152     152    -
  (*1) 1年内償還予定の社債1,058百万円については、社債に含めて表示しております。
  (*2)短期借入金として表示している1年内返済予定の長期借入金10,595百万円については、長期借入金に含めて表
    示しております。
  当連結会計年度(2019年10月31日)

        連結貸借対照表計上額       時価     差額
          (百万円)     (百万円)     (百万円)
  (1)現金及び預金          71,525     71,525     -
  (2)受取手形及び売掛金          16,397
  貸倒引当金          △94
           16,302     16,302     -
  (3)投資有価証券
  満期保有目的の債券          118     117    △0
  その他有価証券          98     98    -
  (4)敷金及び保証金          366
  貸倒引当金          △56
            310     312    1
  (5)買掛金          21,897     21,897     -
  (6)短期借入金          350     350    -
  (7)未払法人税等          4,206     4,206     -
  (8)社債 (*1)         2,997     3,010     13
  (9)長期借入金  (*2)       55,848     56,127     279
  (10)デリバティブ取引          147     147    -
  (*1) 1年内償還予定の社債1,543百万円については、社債に含めて表示しております。
  (*2)短期借入金として表示している1年内返済予定の長期借入金13,504百万円については、長期借入金に含めて表
    示しております。
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  (注1)金融商品の時価の算定方法及びデリバティブ取引に関する事項
    前連結会計年度(自   2017年11月1日   至 2018年10月31日)
    (1)現金及び預金、(2)受取手形及び売掛金
     短期間で決済されるため、時価は帳簿価額にほぼ等しいことから、当該帳簿価額によっております。な
    お、売掛金に対応する貸倒引当金は控除しております。
    (3)投資有価証券

     これらの時価については、株式は取引所の価格によっており、債券は取引金融機関から提示された価格
    によっております。また、保有目的ごとの有価証券に関する事項については、注記事項(有価証券関係)
    をご参照ください。
    (4)敷金及び保証金

     敷金及び保証金の時価は一定期間ごとに分類し、将来キャッシュ・フローを国債の利回り等適切な指標
    で割り引いた現在価値により算定しております。なお、保証金に対応する貸倒引当金は控除しておりま
    す。
    (5)買掛金、(6)短期借入金、(7)未払法人税等

     短期間で決済されるため、時価は帳簿価額にほぼ等しいことから、当該帳簿価額によっております。
    (8)社債、(9)長期借入金

     社債及び長期借入金の時価については、元利金の合計額を同様の新規借入を行った場合に想定される利
    率で割り引いて算定する方法によっております。変動金利による長期借入金の一部は金利スワップの特例
    処理の対象とされており(下記(10)②)、当該金利スワップと一体として処理された元利金の合計額を同様
    の借入を行った場合に適用される合理的に見積もられる利率で割り引いて算定する方法によっておりま
    す。
    (10)デリバティブ取引

    ①ヘッジ会計が適用されていないもの:取引の対象物の種類ごとの連結決算日における契約額または契約
     において定められた元本相当額等は、次のとおりです。
            契約額等のうち
         契約額等       時価   評価損益
    区分   取引の種類       1年超
         (百万円)      (百万円)   (百万円)
            (百万円)
      為替予約取引
   市場取引
      買建
   以外の取引
       米ドル   6,961   5,790   152   152
    (注)時価の算定方法
     取引金融機関等から提示された価格等に基づき算定しております。
    ②ヘッジ会計が適用されているもの:ヘッジ会計の方法ごとの連結決算日における契約額または契約にお

     いて定められた元本相当額等は、次のとおりです。
             契約額等(百万円)
   ヘッジ会計   デリバティブ             当該時価の
         主なヘッジ対象         時価
               うち
   の方法   取引の種類等              算定方法
               1年超
   金利スワップ   金利スワップ取引
         長期借入金    16,987   16,487  (※)   -
   の特例処理   支払固定・受取変動
    (※) 金利スワップの特例処理によるものは、ヘッジ対象とされている長期借入金と一体として処理されて
     いるため、その時価は、当該長期借入金の時価に含めて記載しております(上記(9)参照)。
    当連結会計年度(自   2018年11月1日   至 2019年10月31日)

    (1)現金及び預金、(2)受取手形及び売掛金
     短期間で決済されるため、時価は帳簿価額にほぼ等しいことから、当該帳簿価額によっております。な
    お、売掛金に対応する貸倒引当金は控除しております。
    (3)投資有価証券

     これらの時価については、株式は取引所の価格によっており、債券は取引金融機関から提示された価格
    によっております。また、保有目的ごとの有価証券に関する事項については、注記事項(有価証券関係)
    をご参照ください。
             62/100



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    (4)敷金及び保証金
     敷金及び保証金の時価は一定期間ごとに分類し、将来キャッシュ・フローを国債の利回り等適切な指標
    で割り引いた現在価値により算定しております。なお、保証金に対応する貸倒引当金は控除しておりま
    す。
    (5)買掛金、(6)短期借入金、(7)未払法人税等

     短期間で決済されるため、時価は帳簿価額にほぼ等しいことから、当該帳簿価額によっております。
    (8)社債、(9)長期借入金

     社債及び長期借入金の時価については、元利金の合計額を同様の新規借入を行った場合に想定される利
    率で割り引いて算定する方法によっております。変動金利による長期借入金の一部は金利スワップの特例
    処理の対象とされており(下記(10)②)、当該金利スワップと一体として処理された元利金の合計額を同様
    の借入を行った場合に適用される合理的に見積もられる利率で割り引いて算定する方法によっておりま
    す。
    (10)デリバティブ取引

    ①ヘッジ会計が適用されていないもの:取引の対象物の種類ごとの連結決算日における契約額または契約
     において定められた元本相当額等は、次のとおりです。
            契約額等のうち
         契約額等       時価   評価損益
    区分   取引の種類       1年超
         (百万円)      (百万円)   (百万円)
            (百万円)
      為替予約取引
   市場取引
      買建
   以外の取引
       米ドル   5,790   4,619   147   147
    (注)時価の算定方法
     取引金融機関等から提示された価格等に基づき算定しております。
    ②ヘッジ会計が適用されているもの:ヘッジ会計の方法ごとの連結決算日における契約額または契約にお

     いて定められた元本相当額等は、次のとおりです。
             契約額等(百万円)
   ヘッジ会計   デリバティブ             当該時価の
         主なヘッジ対象         時価
               うち
   の方法   取引の種類等              算定方法
               1年超
   金利スワップ   金利スワップ取引
         長期借入金    16,487   12,565  (※)   -
   の特例処理   支払固定・受取変動
    (※) 金利スワップの特例処理によるものは、ヘッジ対象とされている長期借入金と一体として処理されて
     いるため、その時価は、当該長期借入金の時価に含めて記載しております(上記(9)参照)。
   (注2)時価を把握することが極めて困難と認められる金融商品

           連結貸借対照表計上額
     区分
          前連結会計年度     当連結会計年度
         (2018年10月31日)     (2019年10月31日)
   非上場株式(※1)         324     280
   敷金及び保証金(※2)         3,131     3,184

   預り保証金(※3)         5,856     6,179

   (※1)非上場株式については、市場価格がなく、時価を把握することが極めて困難と認められることから、(3)
    投資有価証券には含めておりません。
   (※2)敷金及び保証金のうち、将来キャッシュ・フローを合理的に見積もることができず、時価を把握すること
    が極めて困難と認められるものについては、(4)敷金及び保証金には含めておりません。
   (※3)預り保証金については、将来キャッシュ・フローを合理的に見積もることができず、時価を把握すること
    が極めて困難と認められることから、上表には含めておりません。
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   (注3)金銭債権の連結決算日後の償還予定額
   前連結会計年度(2018年10月31日)
            1年超    5年超
        1年以内           10年超
            5年以内    10年以内
        (百万円)           (百万円)
            (百万円)    (百万円)
   現金及び預金      74,048    -    -    -
   受取手形及び売掛金      14,267    -    -    -
   投資有価証券

    満期保有目的の債券       -    43    -    -

   敷金及び保証金       61    145    47    2
    合計     88,376    188    47    2

   当連結会計年度(2019年10月31日)

            1年超    5年超
        1年以内           10年超
            5年以内    10年以内
        (百万円)           (百万円)
            (百万円)    (百万円)
   現金及び預金      71,525    -    -    -
   受取手形及び売掛金      16,397    -    -    -
   投資有価証券

    満期保有目的の債券       -    118    -    -

   敷金及び保証金       162    98    46    2
    合計     88,085    216    46    2

   (注4)社債及び借入金の連結決算日後の返済予定額

   前連結会計年度(2018年10月31日)
          1年超  2年超  3年超  4年超
       1年以内            5年超
          2年以内  3年以内  4年以内  5年以内
       (百万円)            (百万円)
          (百万円)  (百万円)  (百万円)  (百万円)
        350
   短期借入金        -  -  -  -  -
   社債     1,058  1,543   528  548  333   45
             15,266
   長期借入金     10,595  13,342     15,782   8,656  1,982
    合計   12,003  14,885  15,794  16,330   8,989  2,027
   当連結会計年度(2019年10月31日)

          1年超  2年超  3年超  4年超
       1年以内            5年超
          2年以内  3年以内  4年以内  5年以内
       (百万円)            (百万円)
          (百万円)  (百万円)  (百万円)  (百万円)
        350
   短期借入金        -  -  -  -  -
   社債     1,543   528  548  333   45  -
             15,935
   長期借入金     13,504  15,428     8,785  1,774   418
    合計   15,397  15,956  16,483   9,118  1,819   418
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   (有価証券関係)
  1.満期保有目的の債券
   前連結会計年度(自    2017年11月1日   至 2018年10月31日)
           連結貸借対照表
               時価(百万円)    差額(百万円)
           計上額(百万円)
  時価が連結貸借対照表計上額を超えるもの            -    -    -

                 41
  時価が連結貸借対照表計上額を超えないもの            43        △1
     合計        43    41    △1

   当連結会計年度(自    2018年11月1日   至 2019年10月31日)

           連結貸借対照表
               時価(百万円)    差額(百万円)
           計上額(百万円)
  時価が連結貸借対照表計上額を超えるもの            41    41    0

                 76
  時価が連結貸借対照表計上額を超えないもの            77        △0
     合計        118    117    △0

  2.その他有価証券

   前連結会計年度(自    2017年11月1日   至 2018年10月31日)
           連結貸借対照表
        種類       取得原価(百万円)    差額(百万円)
           計上額(百万円)
      (1)株式       6    4    2

  連結貸借対照表計上額が
  取得原価を超えるもの
        小計      6    4    2
      (1)株式       91    105    △14

  連結貸借対照表計上額が
  取得原価を超えないもの
        小計      91    105    △14
     合計        97    110    △12

   非上場株式等(連結貸借対照表計上額324百万円)については、市場価額がなく、時価を把握することが極めて困難
   と認められることから、上表の「その他有価証券」には含めておりません。
   当連結会計年度(自    2018年11月1日   至 2019年10月31日)

           連結貸借対照表
        種類       取得原価(百万円)    差額(百万円)
           計上額(百万円)
      (1)株式       5    4    1

  連結貸借対照表計上額が
      (2)その他       -    -    -
  取得原価を超えるもの
        小計      5    4    1
      (1)株式       2    3    △0

  連結貸借対照表計上額が
      (2)その他       89    92    △3
  取得原価を超えないもの
        小計      92    96    △3
     合計        98    100    △2

   非上場株式等(連結貸借対照表計上額280百万円)については、市場価額がなく、時価を把握することが極めて困難
   と認められることから、上表の「その他有価証券」には含めておりません。
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  3.売却したその他有価証券
   前連結会計年度(自    2017年11月1日   至 2018年10月31日)
            売却益の合計額     売却損の合計額
    種類    売却額(百万円)
             (百万円)     (百万円)
  株式        1,298      116      0

    合計      1,298      116      0

   当連結会計年度(自    2018年11月1日   至 2019年10月31日)

            売却益の合計額     売却損の合計額
    種類    売却額(百万円)
             (百万円)     (百万円)
  株式        4      0     0

    合計       4      0     0

  4.保有目的を変更した有価証券

   前連結会計年度(自    2017年11月1日   至 2018年10月31日)
   該当事項はありません    。
   当連結会計年度(自    2018年11月1日   至 2019年10月31日)

   該当事項はありません    。
   (デリバティブ取引関係)

  1.ヘッジ会計が適用されていないデリバティブ取引
   前連結会計年度(2018年10月31日)
   注記事項「金融商品関係2.金融商品の時価等に関する事項」をご参照ください。
   当連結会計年度(2019年10月31日)

   注記事項「金融商品関係2.金融商品の時価等に関する事項」をご参照ください。
  2.ヘッジ会計が適用されているデリバティブ取引

   前連結会計年度(2018年10月31日)
   注記事項「金融商品関係2.金融商品の時価等に関する事項」をご参照ください。
   当連結会計年度(2019年10月31日)

   注記事項「金融商品関係2.金融商品の時価等に関する事項」をご参照ください。
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   (退職給付関係)
  1.採用している退職給付制度の概要
   当社及び一部の国内連結子会社は、確定給付型の制度として退職金規程に基づく退職一時金制度を採用しており
   ます。退職一時金制度では、退職給付として、勤務期間に基づいた一時金を支給します。
   一部の国内連結子会社は、退職給付に係る負債及び退職給付費用の計算に、退職給付に係る期末自己都合要支給
   額を退職給付債務とする方法を用いた簡便法を適用しております。
  2.確定給付制度

   (1) 退職給付債務の期首残高と期末残高の調整表(簡便法を適用した制度を除く)
             前連結会計年度     当連結会計年度
            (自 2017年11月1日    (自 2018年11月1日
            至 2018年10月31日)     至 2019年10月31日)
   退職給付債務の期首残高            215百万円     239百万円
    勤務費用            35     40
    利息費用            0     0
    数理計算上の差異の発生額           △3      1
    退職給付の支払額           △8     △12
   退職給付債務の期末残高            239     269
   (2) 簡便法を適用した制度の退職給付に係る負債の期首残高と期末残高の調整表

             前連結会計年度     当連結会計年度
            (自 2017年11月1日    (自 2018年11月1日
            至 2018年10月31日)     至 2019年10月31日)
   退職給付に係る負債の期首残高            182百万円     259百万円
    新規連結子会社の取得に伴う増加額            60     -
    退職給付費用            39     46
               △22     △27
    退職給付の支払額
   退職給付に係る負債の期末残高            259     277
   (3)退職給付債務及び年金資産の期末残高と連結貸借対照表に計上された退職給付に係る負債及び退職給付に係る

    資産の調整表
             前連結会計年度     当連結会計年度
            (2018年10月31日)     (2019年10月31日)
   非積立型制度の退職給付債務            498百万円     547百万円
   連結貸借対照表に計上された負債と資産の純額            498     547
   退職給付に係る負債            498     547

   連結貸借対照表に計上された負債と資産の純額            498     547
   (4) 退職給付費用及びその内訳項目の金額

             前連結会計年度     当連結会計年度
            (自 2017年11月1日    (自 2018年11月1日
            至 2018年10月31日)     至 2019年10月31日)
   勤務費用            35百万円     40百万円
   利息費用            0     0
                     1
   数理計算上の差異の費用処理額            △3
   簡便法で計算した退職給付費用            39     46
   退職給付費用            71     88
   (5) 数理計算上の計算基礎に関する事項

    主要な数理計算上の計算基礎
             前連結会計年度     当連結会計年度
            (2018年10月31日)     (2019年10月31日)
   割引率           0.260%     △0.019%
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   (ストック・オプション等関係)
  1.ストック・オプションに係る費用計上額及び科目名
                   (単位:百万円)
           前連結会計年度       当連結会計年度
          (自 2017年11月1日      (自 2018年11月1日
           至 2018年10月31日)      至 2019年10月31日)
  売上原価の株式報酬費用             -      239
  販売費及び一般管理費の株式報酬費用             10      303
  2.権利不行使による失効により利益として計上した金額

                   (単位:百万円)
           前連結会計年度       当連結会計年度
          (自 2017年11月1日      (自 2018年11月1日
           至 2018年10月31日)      至 2019年10月31日)
  特別利益の新株予約権戻入益             13       3
  3.ストック・オプションの内容、規模及びその変動状況

  (1)ストック・オプションの内容
   a.提出会社
         2012年新株予約権     2015年新株予約権     2019年新株予約権
        当社取締役            6名 当社取締役            6名 当社取締役            7名
        当社従業員          173名 当社従業員          254名 当社従業員          353名
  付与対象者の区分
  及び人数      当社子会社取締役      6名 当社子会社取締役      7名 当社子会社取締役      19名
        当社子会社従業員    127名 当社子会社従業員    325名 当社子会社従業員    321名
  株式の種類別の
         普通株式   680,800株   普通株式   2,675,200株   普通株式   1,162,900株
  ストック・オプションの数(注)
  付与日       2012年3月21日     2015年3月26日     2019年3月25日
        ①新株予約権者は、権利行使時において、当社または当社の関係会社の取締役、
         監査役もしくは従業員の地位にあることを要す。ただし、従業員が定年により
         退職した場合にはこの限りではない。また、当社取締役会が正当な理由がある
  権利確定条件
         と認めた場合はこの限りでない。
        ②その他権利行使の条件は、当社と新株予約権者との間で締結する新株予約権割
         当契約書に定めるところによる。
  対象勤務期間       対象勤務期間の定めはありません。

         自 2014年4月1日    自 2017年4月1日    自 2021年4月1日

  権利行使期間
         至 2020年10月31日    至 2023年10月31日    至 2027年10月31日
  (注)2015年2月1日付株式分割(1株につき2株の割合)、2015年11月1日付株式分割(1株につき2株の割合)及び2018
   年11月1日付株式分割(1株につき2株の割合)による分割後の株式数に換算して記載しております。
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  b.子会社(㈱ジー・テイスト)
               第4回新株予約権
               同社取締役  5名
  付与対象者の区分及び人数              同社従業員650名
               同社監査役  3名
               普通株式   786,800株

  株式の種類別のストック・オプションの数(注)
  付与日              2015年6月23日

            ①新株予約権者は、新株予約権の権利行使時においても、
            同社の役職員の地位にあることを要する。ただし、諸般
            の事情を考慮の上、取締役会が特例として認めた場合に
            は、この限りではない。
            ②新株予約権者の相続人による本新株予約権の行使は認め
            ない。 ただし、諸般の事情を考慮の上、取締役会が特例
            として認めた場合には、この限りではない。
            ③本新株予約権の行使によって、同社の発行済株式総数が
            当該時点における発行可能株式総数を超過することとな
            るときは、当該本新株予約権の行使を行うことはできな
            い。
            ④新株予約権者は、本新株予約権を、次の各号に掲げる期
            間において、当該各号に掲げる割合の限度において行使
  権利確定条件
            することができる。この場合において、かかる割合に基
            づき算出される行使可能な本新株予約権の個数につき1
            個未満の端数が生ずる場合には、かかる端数を切り捨て
            た個数の本新株予約権についてのみ行使することができ
            るものとする。
            イ.行使期間の開始日(以下、「起算日」という。)から1
             年間
             新株予約権者が割当を受けた本新株予約権の総数の2
             分の1
            ロ.起算日から1年を経過した日から1年間
             新株予約権者が割当を受けた本新株予約権の全て
            ⑤各本新株予約権1個未満の行使を行うことはできない。
  対象勤務期間            対象勤務期間の定めはありません。

              自 2020年6月22日   至 2022年6月21日

  権利行使期間
  (注)株式数に換算して記載しております。

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  (2)ストック・オプションの規模及びその変動状況
   当連結会計年度(2019年10月期)において存在したストック・オプションを対象とし、ストック・オプションの数
   については、株式数に換算して記載しております。
   ①ストック・オプションの数
   a.提出会社
         2012年新株予約権     2015年新株予約権     2019年新株予約権
  権利確定前        (株)
  前連結会計年度末         -     -     -
  付与         -     -   1,162,900
  失効         -     -    44,400
                     -
  権利確定         -     -
  未確定残         -     -   1,118,500
  権利確定後        (株)
               1,222,400
  前連結会計年度末         78,400          -
                     -
  権利確定         -     -
               390,400
  権利行使         26,400          -
               12,800     -
  失効         -
               819,200     -
  未行使残         52,000
  (注)2015年2月1日付株式分割(1株につき2株の割合)、2015年11月1日付株式分割(1株につき2株の割合)及び2018
   年11月1日付株式分割(1株につき2株の割合)による分割後の株式数に換算して記載しております。
   b.子会社(㈱ジー・テイスト)

         第4回新株予約権
  権利確定前        (株)
  前連結会計年度末        529,600
  付与         -
  失効        36,800
  権利確定         -
  未確定残        492,800
  権利確定後        (株)
  前連結会計年度末         -
  権利確定         -
  権利行使         -
  失効         -
  未行使残         -
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   ②単価情報
   a.提出会社
         2012年新株予約権     2015年新株予約権     2019年新株予約権
  権利行使価格      (円)

           264    1,052     3,895
  行使時平均株価    (円)

           4,891     4,719     -
  付与日における
           56    268    1,563
  公正な評価単価(円)
  (注)2015年2月1日付株式分割(1株につき2株の割合)、2015年11月1日付株式分割(1株につき2株の割合)、2018年
   11月1日付株式分割(1株につき2株の割合)による分割後の金額に換算して記載しております。
   b.子会社(㈱ジー・テイスト)

               第4回新株予約権
  権利行使価格                    (円)
                     1
  行使時平均株価                  (円)
                     -
  付与日における公正な評価単価(円)                  101
  4.ストック・オプションの公正な評価単価の見積方法

   当連結会計年度において付与されたストック・オプションについての公正な評価単価の見積方法は以下のとおりで
  あります。
   a.提出会社
    ①使用した評価技法     ブラック・ショールズ式
    ②主な基礎数値及び見積方法
         2019年 新株予約権
  株価変動性(注)1        49.87%

  予想残存期間(注)2        5.3年

  予想配当率(注)3        0.83%

  無リスク利子率(注)4        △0.192%

  (注)1.2013年12月1日から2019年3月25日の株価実績に基づき算定しております。
   2.権利行使までの期間を合理的に見積もることができないため、算定時点から権利行使期間の中間点までの期間
    を予想残存期間として推定しております。
   3.2018年10月期の配当実績によっております。
   4.満期までの期間に対応する日本国債の利回りを採用しております。
  5.ストック・オプションの権利確定数の見積方法

   a.提出会社
    基本的には、将来の失効数の合理的な見積りは困難であるため、実績の失効数のみ反映させる方法を採用
    しております。
   b.子会社(㈱ジー・テイスト)

    基本的には、将来の失効数の合理的な見積りは困難であるため、実績の失効数のみ反映させる方法を採用
    しております。
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   (税効果会計関係)
  1.繰延税金資産及び繰延税金負債の発生の主な原因別の内訳
             前連結会計年度     当連結会計年度
             (2018年10月31日)     (2019年10月31日)
   繰延税金資産
    未払事業税            207百万円     385百万円
    賞与引当金            97     109
    役員株式給付引当金            3     8
    たな卸資産評価損            41     40
    一括償却資産            2     3
    繰越欠損金           4,734     4,457
    連結上の未実現利益            56     51
    前受金            141     97
    貸倒引当金            453     456
    減損損失           1,913     2,082
    関係会社株式評価損            82     91
    退職給付に係る負債            184     199
    資産除去債務            478     456
               295     287
    その他
    繰延税金資産小計
               8,692     8,727
    税務上の繰越欠損金に係る評価性引当額(注)2           -    △4,051
               -    △1,804
    将来減算一時差異等の合計に係る評価性引当額
    評価性引当額小計(注)1          △6,187     △5,856
   繰延税金資産合計
               2,504     2,871
   繰延税金負債

    特別償却準備金           △213     △184
    資産除去債務に対応する除去費用           △121     △113
    土地評価差額           △312     △294
    貸倒引当金(債権債務の消去に伴う調整)           △109     △97
    固定資産圧縮積立金           △57     △54
    海外子会社の留保利益           △145     △148
               △19     △10
    その他
   繰延税金負債合計            △979     △902
   繰延税金資産の純額            1,525     1,968
  (注)1. 評価性引当額が331百万円減少しております。この減少の主な理由は連結子会社において繰越欠損金の利用に

   よるもの、及び将来の課税所得の見込みにより、回収可能と判断し評価性引当額を認識しなくなったことに伴
   うものであります。
   2. 税務上の繰越欠損金及びその繰延税金資産の繰越期限別の金額
  (当連結会計年度)
         1年超  2年超  3年超  4年超
      1年以内            5年超  合計
         2年以内  3年以内  4年以内  5年以内
      (百万円)           (百万円)  (百万円)
        (百万円)  (百万円)  (百万円)  (百万円)
  税務上の繰越欠損金
       1,660   181  275  237  263  1,838  4,457
  (a)
  評価性引当額     △1,636   △163  △43  △178  △223  △1,805  △4,051
  繰延税金資産      23  18  232  58  40  33 (b)406

  (a) 税務上の繰越欠損金は、法定実効税率を乗じた金額であります。
  (b) 税務上の繰越欠損金4,457百万円(法定実効税率を乗じた額)について、繰延税金資産406百万円を計上しており
   ます。これは、将来の課税所得の見込みにより回収可能と判断したためであります。
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  2.法定実効税率と税効果会計適用後の法人税等の負担率との間に重要な差異があるときの、当該差異の原因となった
   主要な項目別の内訳
   前連結会計年度及び当連結会計年度において、法定実効税率と税効果会計適用後の法人税等の負担率との差異が
   法定実効税率の100分の5以下であるため注記を省略しております。
   (企業結合等関係)

    重要性がないため記載を省略しております。
   (資産除去債務関係)

   資産除去債務のうち連結貸借対照表に計上しているもの
   イ  当該資産除去債務の概要
    主として店舗用施設他の定期借地権契約及び不動産賃貸借契約に伴う原状回復義務等であります。
   ロ  当該資産除去債務の金額の算定方法
    使用見込期間を取得後2年から25年と見積り、割引率は利付国債の流通利回りを参考に使用見込期間に対応
   する割引率を使用して資産除去債務の金額を計算しております。
   ハ  当該資産除去債務の総額の増減
            前連結会計年度     当連結会計年度
           (自 2017年11月1日    (自 2018年11月1日
            至 2018年10月31日)    至 2019年10月31日)
   期首残高          1,247百万円     1,390百万円
   有形固定資産の取得に伴う増加額           40     80
   見積りの変更による増加額           122     -
   連結子会社の取得による増加額           274     21
   時の経過による調整額           11     14
   資産除去債務の履行による減少額          △231     △169
   連結除外による減少          △75     -
   期末残高          1,390     1,338
   (賃貸等不動産関係)

    重要性がないため記載を省略しております。
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   (セグメント情報等)
  【セグメント情報】
  1.報告セグメントの概要
   当社の報告セグメントは、当社の構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、取締役会が、経営資源
   の配分の決定及び業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているものであります。
   当社は、本社及び子会社にて各業態によりFC方式で店舗を展開するため事業本部を置き、各事業本部は取り扱
   う製品・サービスについて国内及び海外の包括的な戦略を立案し、事業活動を展開しております。また、全国に約
   750店舗の外食事業を展開する株式会社ジー・コミュニケーショングループを連結子会社とし、外食事業の推進及び
   当社グループで生産した食材を提供することを目的としたクックイノベンチャー事業を展開しております。
   さらに、2012年7月1日に「電気事業者による再生可能エネルギー電気の調達に関する特別措置法」に基づく再
   生可能エネルギー固定価格買取制度が施行されたことに伴い、当社グループにおいても、安全・安心なエネルギー
   の安定供給による電力不足の解消及び地球温暖化問題をはじめとする環境問題への対応を目的として、太陽光発電
   事業へ参画しております。
   したがって、業務スーパー並びに中食・外食事業をFC方式で展開している事業本部を基礎とした「業務スー
   パー事業」、「神戸クック事業」、株式会社ジー・コミュニケーショングループの事業を推進する「クックイノベ
   ンチャー事業」並びに安全・安心なエネルギーの安定供給を目的とした「エコ再生エネルギー事業」の4つを報告
   セグメントとしております。
  2.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産その他の項目の金額の算定方法

   報告されている事業セグメントの会計処理の方法は、「連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」にお
   ける記載と概ね同一であります。
   報告セグメントの利益は、営業利益ベースの数値であります。
   セグメント間の内部売上高及び振替高は市場実勢価格に基づいております。
  3.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産その他の項目の金額に関する情報

   前連結会計年度(自   2017年11月1日   至 2018年10月31日)
                   (単位:百万円)
         報告セグメント
                その他
                   調整額 
      業務  神戸 クックイノ  エコ再生
                 合計    合計
                   (注2)
               (注1)
     スーパー  クック  ベンチャー  エネルギー   計
      事業  事業  事業  事業
  売上高
  外部顧客への売上高
      236,624  1,712  27,454  1,184  266,976  199 267,175   - 267,175
  セグメント間の内部
      1,617   1  -  - 1,619  - 1,619  △1,619  -
  売上高又は振替高
   計
      238,242  1,713  27,454  1,184  268,595  199 268,794  △1,619  267,175
  セグメント利益又は損
      17,185  △43  701  166 18,009  △216 17,792  △2,070  15,722
  失(△)
  セグメント資産
      75,283  1,517  24,653  12,929  114,383  838 115,222  29,045  144,267
  その他の項目

  減価償却費(注3)    1,654  40  555  550  2,802  59 2,862  196  3,058
  有形固定資産及び無
  形固定資産の増加額
      2,028   2 2,149  3,631  7,811  64 7,876  35 7,912
  (注3)
  (注)1.「その他」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、設備賃貸事業、観光事業、ガレオン
   事業等を含んでおります。
  2.調整額は以下のとおりであります。
   (1)売上高の調整額は、セグメント間の内部取引消去であります。
   (2)セグメント利益又は損失の調整額△2,070百万円は各報告セグメントに配賦していない全社費用でありま
    す。全社費用は主に報告セグメントに帰属しない一般管理費であります。
   (3)セグメント資産の調整額29,054百万円は、各報告セグメントに帰属しない全社資産であり、その主なもの
    は親会社本社のグループ管理部門の資産であります。
   (4)減価償却費の調整額196百万円は、各報告セグメントに帰属しない全社費用であります。
   (5)有形固定資産及び無形固定資産の増加額の調整額35百万円は各報告セグメントに帰属しない全社資産の増
    加であります。
  3.減価償却費、有形固定資産及び無形固定資産の増加額には、長期前払費用と同費用に係る償却額が含まれており
   ます。
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   当連結会計年度(自   2018年11月1日   至 2019年10月31日)
                   (単位:百万円)
         報告セグメント
                その他
                   調整額 
      業務  神戸 クックイノ  エコ再生
                 合計    合計
                   (注2)
               (注1)
     スーパー  クック  ベンチャー  エネルギー   計
      事業  事業  事業  事業
  売上高
  外部顧客への売上高
      264,171  2,185  30,466  2,341  299,164  451 299,616   - 299,616
  セグメント間の内部
      1,849  92  0  - 1,942  - 1,942  △1,942  -
  売上高又は振替高
   計   266,020  2,278  30,466  2,341  301,107  451 301,559  △1,942  299,616
  セグメント利益又は損
      21,038  124  635  361 22,160  △219 21,941  △2,702  19,239
  失(△)
  セグメント資産    84,053  1,760  24,637  14,012  124,463  829 125,293  24,860  150,154
  その他の項目
  減価償却費(注3)    1,689  25  656  876  3,248  45 3,294  167  3,461
  有形固定資産及び無
  形固定資産の増加額
      4,638  25 2,504  2,267  9,436  256  9,692  994 10,686
  (注3)
  (注)1.「その他」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、設備賃貸事業、観光事業、ガレオン
   事業等を含んでおります。
  2.調整額は以下のとおりであります。
   (1)売上高の調整額は、セグメント間の内部取引消去であります。
   (2)セグメント利益又は損失の調整額△2,702百万円は各報告セグメントに配賦していない全社費用でありま
    す。全社費用は主に報告セグメントに帰属しない一般管理費であります。
   (3)セグメント資産の調整額24,860百万円は、各報告セグメントに帰属しない全社資産であり、その主なもの
    は親会社本社のグループ管理部門の資産であります。
   (4)減価償却費の調整額    167 百万円は、各報告セグメントに帰属しない全社費用であります。
   (5)有形固定資産及び無形固定資産の増加額の調整額994百万円は各報告セグメントに帰属しない全社資産の増
    加であります。
  3.減価償却費、有形固定資産及び無形固定資産の増加額には、長期前払費用と同費用に係る償却額が含まれており
   ます。
  【関連情報】

   前連結会計年度(自   2017年11月1日   至 2018年10月31日)
   1.製品及びサービスごとの情報
    セグメント情報に同様の情報を開示しているため記載を省略しております。
   2.地域ごとの情報

   (1)売上高
    本邦の外部顧客への売上高が連結損益計算書の売上高の90%を超えるため、記載を省略しております。
   (2)有形固定資産

    本邦に所在している有形固定資産の金額が連結貸借対照表の有形固定資産の金額の90%を超えるため、記載
    を省略しております。
   3.主要な顧客ごとの情報

                   (単位:百万円)
     顧客の名称又は氏名       売上高     関連するセグメント
    株式会社G-7スーパーマート          49,938   業務スーパー事業
    当連結会計年度(自   2018年11月1日   至 2019年10月31日)
   1.製品及びサービスごとの情報
    セグメント情報に同様の情報を開示しているため記載を省略しております。
   2.地域ごとの情報

   (1)売上高
    本邦の外部顧客への売上高が連結損益計算書の売上高の90%を超えるため、記載を省略しております。
   (2)有形固定資産

    本邦に所在している有形固定資産の金額が連結貸借対照表の有形固定資産の金額の90%を超えるため、記載
    を省略しております。
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   3.主要な顧客ごとの情報
                   (単位:百万円)
     顧客の名称又は氏名       売上高     関連するセグメント
    株式会社G-7スーパーマート          54,553   業務スーパー事業
  【報告セグメントごとの固定資産の減損損失に関する情報】

   前連結会計年度(自   2017年11月1日   至 2018年10月31日)
                   (単位:百万円)
           クックイノ  エコ再生
       業務スー  神戸クック
           ベンチャー  エネルギー   その他  全社・消去   合計
       パー事業   事業
           事業  事業
        -  2  444  -  460  -  907
    減損損失
    (注)「その他」の金額は、観光事業「ホットラグーン大分」に係る減損損失であります。
   当連結会計年度(自   2018年11月1日   至 2019年10月31日)

                   (単位:百万円)
           クックイノ  エコ再生
       業務スー  神戸クック
           ベンチャー  エネルギー   その他  全社・消去   合計
       パー事業   事業
           事業  事業
        1  39  442  336  411  -  1,231
    減損損失
    (注) 「その他」の金額は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、主に製造設備に係る減
     損損失であります。
  【報告セグメントごとののれんの償却額及び未償却残高に関する情報】

   前連結会計年度(自   2017年11月1日   至 2018年10月31日)
                   (単位:百万円)
           クックイノ  エコ再生
       業務スー  神戸クック
           ベンチャー  エネルギー   その他  全社・消去   合計
       パー事業   事業
           事業  事業
        -  -  2  -  -  -  2
    当期償却費
        -  -  783  -  -  -  783
    当期末残高
   当連結会計年度(自   2018年11月1日   至 2019年10月31日)

                   (単位:百万円)
           クックイノ  エコ再生
       業務スー  神戸クック
           ベンチャー  エネルギー   その他  全社・消去   合計
       パー事業   事業
           事業  事業
        -  -  124  -  -  -  124
    当期償却費
        -  -  1,282   -  -  -  1,282
    当期末残高
  【報告セグメントごとの負ののれん発生益に関する情報】

   前連結会計年度(自   2017年11月1日   至 2018年10月31日)
   該当事項はありません。
   当連結会計年度(自   2018年11月1日   至 2019年10月31日)

   該当事項はありません。
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   【関連当事者情報】
  1.関連当事者との取引
   (1)連結財務諸表提出会社と関連当事者との取引
   役員及び個人主要株主等
   前連結会計年度(自    2017年11月1日   至 2018年10月31日)
    該当事項はありません。
   当連結会計年度(自    2018年11月1日   至 2019年10月31日)
    該当事項はありません。
   (2)連結財務諸表提出会社の連結子会社と関連当事者との取引
   役員及び個人主要株主等
   前連結会計年度(自    2017年11月1日   至 2018年10月31日)
           議決権等
             関係内容
       資本金
    会社等の       の
       又は 事業の内容       取引の  取引金額   期末残高
            役員
  属性  名称又は  住所     所有(被所         科目
             事業上
       出資金 又は職業       内容  (百万円)   (百万円)
            の兼
    氏名      有)割合
             の関係
       (百万円)
            任等
           (%)
               子会社株式の譲渡
                  500 -  -
                譲渡益
                  615 -  -
               (注)2(1)
               株式の譲渡
                   65 -  -
               (注)2(2)
               資金の回収
                  595 -  -
               (注)2(3)
               FC契約による支
             連結子会
    NOVA
               払ロイヤリティ等
                   50 -  -
      東京都   英会話教室     社のフラ
    ホールディ
        80   - -
               (注)2(4)
      中央区   の運営等     ンチャイ
    ングス㈱
               教育事業終了に伴
             ザー
               う精算
               取引保証金等の返     差入
                  428   -
               還    保証金
  役員及びそ
               前受金(未消化ポ
  の近親者が
                  521 前受金  -
               イント)の返金
  議決権の過
               営業用資産の処分    11棚卸資産  -
  半数を所有
               事業譲渡益
  している会
                   44 -  -
               (注)2(5)
  社(当該会
  社の子会社
               英会話校舎(有形
  を含む)
               固定資産)の譲渡    131 -  -
               (注)2(6)
             教育事業
      東京都   英会話・学習
             終了に伴
    ㈱NOVA    8   - -
               英会話校舎(敷
      港区   塾の運営
             う精算
               金・保証金)の譲
                  105 -  -
               渡
               (注)2(6)
        各種広告物
                   買掛金  0
             店舗及び  店舗及び校舎の消
    セントラル  名古屋市   制作・店舗
        30   - - 校舎の備  耗品等の購入    170
    デザイン㈱  中区   デザイン店舗
             品購入等  (注)2(7)
                   未払金
                      3
         施工等
               商品の販売
                   86 売掛金  0
    セントラル
             商品の販
               (注)2(8)
     名古屋市   飲食店舗の運
    ホールディ
        60   - - 売及び仕
      北区   営等
               食材の仕入
    ングス㈱         入等
                   買掛金
                   66   6
               (注)2(8)
  (注)1.上記の金額のうち、取引金額には消費税等は含まれておりません。

   2.取引条件及び取引条件の決定方針等
   (1)2018年1月1日付で㈱ジー・フードの全株式を         NOVAホールディングス㈱に譲渡したため、当連結会計
    年度末時点において同社は連結子会社ではなくなっております。また、子会社             株式の譲渡価格について
    は、 純資産価格、収益力等の要素を勘案して、       協議のうえ決定しております。
   (2)2018年1月1日付でセントラルデザイン㈱の全株式を          NOVAホールディングス㈱に譲渡しております。
    また、株式の譲渡価格については、純資産価格等を勘案して、協議のうえ決定しております。
   (3) 貸付金に関しては市場金利を勘案して利率を合理的に決定しております。
   (4)NOVAホールディングス㈱と英会話教室及び学習塾にかかるフランチャイズ契約を締結しており、フラ
    ンチャイズ料、諸経費分担金等及び営業保証金については、フランチャイズ契約において決定しておりま
    す。 会員、生徒からの入会金及び授業料等は、NOVAホールディングス㈱が代金の回収を行い、フラン
    チャイズ料及び諸経費分担金等を控除の上、返還される仕組みになっております。なお、               当該フランチャ
    イズ契約  について、2018年3月31日の契約期間満了日をもって終了し、同日をもって教育事業を終了して
    おります。
   (5) (4) に記載の  フランチャイズ契約終了に伴い、取引保証金、前受金(未消化ポイント)の精算、営業用資
    産の処分を行ったものであり、取引価格は、フランチャイズ契約終了の諸条件をもとに交渉の上、決定し
    ております。
   (6) 教育事業の  フランチャイズ契約終了に伴い、英会話校舎の有形固定資産及び敷金・保証金を2018年1月1
    日付けで譲渡したものであり、取引価格は、交渉の上、帳簿価額と同額によっております。
   (7) 消耗品等の購入の価格等の取引条件は、市場の実勢価格等を参考にして、その都度交渉の上で決定してお
    ります。
   (8)商品の販売及び   仕入に係る  価格等の取引条件は、市場の実勢価格等を参考にして、その都度交渉の上で決
    定しております。
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   当連結会計年度(自    2018年11月1日   至 2019年10月31日)
       資本金
             関係内容
           議決権等の
    会社等の
       又は 事業の内容       取引の  取引金額   期末残高
  属性  名称又は  住所     所有(被所         科目
       出資金 又は職業    役員の 事業上  内容
                  (百万円)   (百万円)
    氏名      有)割合(%)
             兼任等 の関係
       (百万円)
  役員及びそ
         各種広告物
               店舗の消耗
                   買掛金  0
  の近親者が
      東京都
    セントラル     制作・店舗     店舗の備
        30   -  -   品等の購入   28
  議決権の過
    デザイン㈱     デザイン店     品購入等
      品川区
               (注)2(1)
  半数を所有
         舗施工等
                   未払金
                      3
  している会
  社(当該会社
               商品の販売
    セントラル
         飲食店舗事     商品の販
                   売掛金
                  13   1
      名古屋市
               (注)2(2)
  の子会社を
    ホールディ     業、スポー     売及び仕
        60   -  -
               食材の仕入
      北区
  含む)
                  56 買掛金  4
         ツ関連事業     入等
    ングス㈱
               (注)2(2)
  (注)1.上記の金額のうち、取引金額には消費税等は含まれておりません。
   2.取引条件及び取引条件の決定方針等
   (1) 消耗品等の購入の価格等の取引条件は、市場の実勢価格等を参考にして、その都度交渉の上で決定してお
    ります。
   (2)商品の販売及び   仕入に係る  価格等の取引条件は、市場の実勢価格等を参考にして、その都度交渉の上で決
    定しております。
   (1株当たり情報)

            前連結会計年度      当連結会計年度
           (自 2017年11月1日     (自 2018年11月1日
            至 2018年10月31日)     至 2019年10月31日)
  1株当たり純資産額            315.34円      412.01円
  1株当たり当期純利益            97.71円      112.67円
  潜在株式調整後1株当たり当期純利益            95.95円      110.88円
  (注)1.  役員向け株式交付信託口が保有する当社株式を、「1株当たり純資産額」の算定上、期末発行済株式総数から
    控除する自己株式に含めております(前連結会計年度末88,000株(株式分割後)、当連結会計年度末88,000株
    (株式分割後))。また、「1株当たり当期純利益」の算定上、期中平均株式数の計算において控除する自己
    株式に含めております(前連結会計年度末88,000株(株式分割後)、当連結会計年度88,000株(株式分割
    後))。
   2.2018年11月1日付及び2019年11月1日付で普通株式1株につき2株の割合で株式分割を行っております。当該
    株式分割については、前連結会計年度の期首に株式分割が行われたと仮定して「1株当たり純資産額」、「1
    株当たり当期純利益」及び「潜在株式調整後1株当たり当期純利益」を算定しております。
   3.「1株当たり当期純利益」及び「潜在株式調整後1株当たり当期純利益」の算定上の基礎は、以下のとおりで
    あります。
            前連結会計年度      当連結会計年度
           (自 2017年11月1日     (自 2018年11月1日
           至 2018年10月31日)     至 2019年10月31日)
  1株当たり当期純利益
  親会社株主に帰属する当期純利益(百万円)           10,363      12,056
  普通株主に帰属しない金額
              -      -
  (百万円)
  普通株式に係る親会社株主に帰属する当期
              10,363      12,056
  純利益(百万円)
  普通株式の期中平均株式数(株)          106,059,698      107,007,302
  潜在株式調整後1株当たり当期純利益
  親会社株主に帰属する当期純利益調整額(百
              -      -
  万円)
  (うち支払利息(税額相当額控除後)(百万
              -      -
  円))
  普通株式増加数(株)           1,951,916      1,721,635
   (うち新株予約権(株))          (1,951,916)      (1,721,635)
  希薄化効果を有しないため、潜在株式調整後
             -      -
  1株当たり当期純利益の算定に含めなかった
  潜在株式の概要
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   (重要な後発事象)
  2019年9月24日開催の当社取締役会決議に基づき、2019年11月1日付で株式分割を行っております。
   1.株式分割の目的

   株式分割により投資単位の水準を引き下げることにより、当社株式の流動性の向上及び投資家層の更なる拡大
   を図ることを目的としております。
   2.株式分割の概要
   (1)株式分割の方法
    2019年10月31日を基準日として、同日最終の株主名簿に記載または記録された株主の所有する普通株式を、
    1株につき2株の割合をもって分割します。
   (2)株式分割により増加する株式数
    ① 株式分割前の発行済株式総数         68,400,000株
    ② 株式分割により増加する株式数       68,400,000株
    ③ 株式分割後の発行済株式総数       136,800,000株
    ④ 株式分割後の発行可能株式総数     256,000,000株
   3.株式分割の日程
   基準日公告   2019年10月17日
   基準日       2019年10月31日
   効力発生日   2019年11月1日
   4.1株当たり情報に及ぼす影響
   当該株式分割が当連結会計年度の期首に行われたと仮定した場合の1株当たり情報は、「1株当たり情報」注
   記に記載しております。
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   ⑤【連結附属明細表】
   【社債明細表】
            当期首残高  当期末残高
   会社名    銘柄   発行年月日       利率(%)  担保  償還期限
            (百万円)  (百万円)
     第7回無担保転換社債型新株
               399
  ㈱ジー・テイスト        2013.3.18   398    0.30 なし 2020.3.18
     予約権付社債(注)5          (399)
     第8回無担保転換社債型新株          399
  ㈱ジー・テイスト        2013.3.18   398    0.30 なし 2020.3.18
     予約権付社債(注)5
               (399)
     第10回無担保転換社債型新株
               299
  ㈱ジー・テイスト        2013.3.18   298    0.30 なし 2020.3.18
     予約権付社債(注)2、5          (399)
     第11回無担保転換社債型新株          299
  ㈱ジー・テイスト        2013.3.18   298    0.30 なし 2020.3.18
     予約権付社債(注)2、5          (299)
     第13回無担保転換社債型新株
               299
  ㈱ジー・テイスト        2013.3.18   298    0.30 なし 2020.3.18
     予約権付社債(注)3、5          (299)
     第14回無担保転換社債型新株          299
  ㈱ジー・テイスト        2013.3.18   298    0.30 なし 2020.3.18
     予約権付社債(注)3、5          (299)
     第1回無担保社債
             570  190
  ㈱ジー・テイスト                 なし
          2014.11.28        0.38   2019.11.29
     (銀行保証付)(注)4        (380)  (190)
  ㈱ジー・コミュニ   第1回無担保社債        975  825
          2015.3.30        0.41 なし 2020.3.30
  ケーション
     (銀行保証付)(注)4        (150)  (825)
     第2回無担保社債
             455  357
  ㈱ジー・テイスト                 なし
          2016.3.3 1      0.21   2023.3.31
     (銀行保証付)(注)4        (98)  (98)
     第3回無担保社債        560  400
  ㈱ジー・テイスト        2016.11.30        0.19 なし 2021.11.29
     (銀行保証付)(注)4        (160)  (160)
     第4回無担保社債
             100  100
  ㈱ジー・テイスト                 なし
          2016.12.26        0.33   2021.12.24
     (銀行保証付)        (-)  (-)
     第5回無担保社債        395  325
  ㈱ジー・テイスト        2017.3.23        0.08 なし 2024.3.19
     (銀行保証付)(注)4        (70)  (70)
     第6回無担保社債        1,000   800
  ㈱ジー・テイスト        2018.8.28        0.24 なし 2023.8.31
     (銀行保証付)(注)4        (200)  (200)
       小計    -  6,046  4,994  -  -  -

      内部取引の消去    -  △1,991  △1,997  -  -  -

             4,055  2,997
   合計    -   -       -  -  -
            (1,058)  (1,543)
  (注)1.( )内書は、1年内の償還予定額であります。
   2.㈱ジー・テイストが㈱さかいを吸収合併したことにより引き継いだものであります。
   3.㈱ジー・テイストが㈱ジー・ネットワークスを吸収合併したことにより引き継いだものであります。
   4.本社債に対しては銀行保証について担保が付されております。
   5.新株予約権付社債に関する記載は次のとおりであります。
  銘柄      第7回   第8回   第10回   第11回   第13回
  発行すべき株式      普通株式   同左   同左   同左   同左

  新株予約権の発行価額(円)      無償   同左   同左   同左   同左

         35.0   35.0      43.5   40.9

  株式の発行価格(円)             43.5
         400   400      300   300

  発行価額の総額(百万円)             300
  新株予約権の行使により発
        -   -      -   -
  行した株式の発行価額の総            -
  額(百万円)
         100   100      100   100
  新株予約権の付与割合(%)             100
             2013.8.1~

       2013.4.1~   2014.3.18~      2014.3.18~   2013.8.1~
  新株予約権の行使期間
             2020.3.18
       2020.3.18   2020.3.18      2020.3.18   2020.3.18
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  銘柄      第14回
  発行すべき株式      普通株式

  新株予約権の発行価額(円)      無償

  株式の発行価格(円)       40.9

  発行価額の総額(百万円)       300

  新株予約権の行使により発行
  した株式の発行価額の総額       -
  (百万円)
  株予約権の付与割合(%)       100
        2014.3.18~

  新株予約権の行使期間
        2020.3.18
  (注)なお、新株予約権を行使しようとする者の請求があるときは、その新株予約権が付せられた社債の全額の償還に代

   えて、新株予約権の行使に際して払込をなすべき額の全額の払込があったものとします。また、新株予約権が行使
   されたときには、当該請求があったものとみなします。
   6.連結決算日後5年間の償還予定額は以下のとおりであります。

       1年超   2年超   3年超   4年超
    1年以内
       2年以内   3年以内   4年以内   5年以内
    (百万円)
       (百万円)   (百万円)   (百万円)   (百万円)
     1,543   528   548   333   45

   【借入金等明細表】

         当期首残高    当期末残高
    区分           平均利率(%)    返済期限
         (百万円)    (百万円)
  短期借入金         350    350    0.8  -
  1年内返済予定の長期借入金        10,595    13,504    0.7  -

  1年内返済予定のリース債務         4    7  -    -

  長期借入金
          55,030    42,343    0.6 2020年~2026年
  (1年内返済予定のものを除く。)
  リース債務
           0    9  -  2020年~2029年
  (1年内返済予定のものを除く。)
  その他有利子負債        -    -    -    -
    合計      65,980    56,214   -    -

  (注)1.平均利率については、期末借入金残高に対する加重平均利率を記載しております。
   2.リース債務の平均利率については、リース料総額に含まれる利息相当額を控除する前の金額でリース債務を連
   結貸借対照表に計上しているため、記載しておりません。
   3.長期借入金及びリース債務(1年内返済予定のものを除く。)の連結決算日後5年間の返済予定金額は以下のと
   おりであります。
       1年超2年以内    2年超3年以内    3年超4年以内    4年超5年以内
        (百万円)    (百万円)    (百万円)    (百万円)
   長期借入金      15,428    15,935    8,785    1,774
   リース債務       1    1    1    1

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   【資産除去債務明細表】
    本明細表に記載すべき事項が連結財務諸表規則第15条の23に規定する注記事項として記載されているため、
    資産除去債務明細表の記載を省略しております。
  (2)【その他】

    当連結会計年度における四半期情報等
  (累計期間)
        第1四半期    第2四半期    第3四半期   当連結会計年度
  売上高(百万円)       70,636    144,520    220,351    299,616
  税金等調整前四半期(当期)
         4,158
             8,659    13,729    18,095
  純利益(百万円)
  親会社株主に帰属する四半期
         2,695    6,049    9,292    12,056
  (当期)純利益(百万円)
  1株当たり四半期(当期)
         25.25    56.65    86.93    112.67
  純利益(円)
  (会計期間)

        第1四半期    第2四半期    第3四半期    第4四半期
  1株当たり
         25.25
             31.39    30.28    25.74
  四半期純利益(円)
  (注)2019年11月1日付で普通株式1株につき2株の割合で株式分割を行っております。当該株式分割については、前連
   結会計年度の期首に当該株式分割が行われたと仮定して1株当たり四半期(当期)純利益を算定しております。
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  2【財務諸表等】
  (1)【財務諸表】
   ①【貸借対照表】
                   (単位:百万円)
            前事業年度     当事業年度
            (2018年10月31日)     (2019年10月31日)
  資産の部
  流動資産
               49,207     50,795
   現金及び預金
              ※1 13,815     ※1 15,857
   売掛金
                -     1,997
   1年内償還予定の関係会社社債
               5,486     6,040
   商品及び製品
                0     0
   仕掛品
               743     382
   原材料及び貯蔵品
               797     1,131
   前渡金
                97     138
   前払費用
               1,954     4,038
   関係会社短期貸付金
               ※1 657     ※1 584
   その他
               △2     △4
   貸倒引当金
               72,759     80,963
   流動資産合計
  固定資産
   有形固定資産
               2,598     2,418
    建物
               735     910
    構築物
               4,981     4,788
    機械及び装置
                26     5
    車両運搬具
               220     236
    工具、器具及び備品
               3,853     4,723
    土地
                0     0
    リース資産
               2,182     2,757
    建設仮勘定
               14,599     15,841
    有形固定資産合計
   無形固定資産
               350     307
    ソフトウエア
               161     200
    その他
               512     507
    無形固定資産合計
   投資その他の資産
                4     4
    投資有価証券
               3,879     3,882
    関係会社株式
               1,992      -
    関係会社社債
                0     0
    出資金
               2,510     2,510
    関係会社出資金
                26     19
    長期貸付金
               22,588     20,029
    関係会社長期貸付金
               127     134
    長期前払費用
               2,329     2,668
    繰延税金資産
                66     68
    投資不動産
               2,234     2,190
    その他
               △3,308     △2,766
    貸倒引当金
               32,452     28,742
    投資その他の資産合計
               47,563     45,091
   固定資産合計
               120,323     126,054
  資産合計
             83/100




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                   (単位:百万円)

            前事業年度     当事業年度
            (2018年10月31日)     (2019年10月31日)
  負債の部
  流動負債
              ※1 19,031     ※1 22,354
   買掛金
               9,663     12,525
   短期借入金
                0     0
   リース債務
               ※1 744     ※1 912
   未払金
                80     100
   未払費用
               1,650     3,889
   未払法人税等
                41     44
   前受金
               184     201
   預り金
                21     13
   前受収益
               124     140
   賞与引当金
               327     543
   その他
               31,869     40,726
   流動負債合計
  固定負債
               51,814     39,289
   長期借入金
                0     -
   リース債務
               239     269
   退職給付引当金
               5,284     5,625
   預り保証金
               152     154
   資産除去債務
                10     23
   役員株式給付引当金
               331     205
   その他
               57,831     45,568
   固定負債合計
               89,700     86,294
  負債合計
  純資産の部
  株主資本
                64     64
   資本金
   資本剰余金
               8,162     8,413
    その他資本剰余金
               8,162     8,413
    資本剰余金合計
   利益剰余金
                16     16
    利益準備金
    その他利益剰余金
               405     350
    特別償却準備金
                7     7
    別途積立金
               31,547     39,804
    繰越利益剰余金
               31,977     40,178
    利益剰余金合計
               △9,913     △9,641
   自己株式
               30,290     39,015
   株主資本合計
               332     744
  新株予約権
               30,622     39,759
  純資産合計
               120,323     126,054
  負債純資産合計
             84/100






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   ②【損益計算書】
                   (単位:百万円)
            前事業年度     当事業年度
            (自 2017年11月1日     (自 2018年11月1日
            至 2018年10月31日)      至 2019年10月31日)
              ※1 247,826     ※1 276,855
  売上高
              ※1 228,577     ※1 253,213
  売上原価
               19,248     23,641
  売上総利益
              ※2 7,051     ※2 8,114
  販売費及び一般管理費
               12,197     15,527
  営業利益
  営業外収益
               ※1 452     ※1 400
  受取利息及び受取配当金
               ※1 84     ※1 64
  賃貸収入
               208     108
  為替差益
                73     86
  燃料販売収入
                -     542
  貸倒引当金戻入額
               ※1 139     ※1 148
  その他
               958     1,349
  営業外収益合計
  営業外費用
               447     345
  支払利息
                41     35
  賃貸収入原価
                1     1
  支払手数料
                70     70
  燃料販売原価
               602     -
  貸倒引当金繰入額
               164      4
  デリバティブ評価損
                33     37
  その他
               1,361      493
  営業外費用合計
               11,794     16,383
  経常利益
  特別利益
               115     -
  投資有価証券売却益
               ※3 28     ※3 2
  固定資産売却益
                13     3
  新株予約権戻入益
               158      5
  特別利益合計
  特別損失
               ※4 67     ※4 6
  固定資産除却損
                    ※5 150
                -
  固定資産売却損
               462     787
  減損損失
               530     945
  特別損失合計
               11,422     15,443
  税引前当期純利益
               3,956     5,846
  法人税、住民税及び事業税
                49     △338
  法人税等調整額
               4,005     5,508
  法人税等合計
               7,416     9,935
  当期純利益
             85/100







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   ③【株主資本等変動計算書】
    前事業年度(自   2017年11月1日   至 2018年10月31日)
                    (単位:百万円)
             株主資本
         資本剰余金       利益剰余金
               その他利益剰余金
      資本金
        その他資本  資本剰余金          利益剰余金
            利益準備金
        剰余金  合計    特別償却準    繰越利益剰  合計
                別途積立金
              備金    余金
  当期首残高     64  7,771  7,771   16  82  7 25,773  25,880
  当期変動額
  特別償却準備金の積立             347    △347  -
  特別償却準備金の取崩
               △25    25  -
  剰余金の配当                △1,319  △1,319
  当期純利益                 7,416  7,416
  自己株式の取得
  自己株式の処分
         390  390
  株主資本以外の項目の
  当期変動額(純額)
  当期変動額合計     -  390  390  -  322  -  5,774  6,097
  当期末残高
       64  8,162  8,162   16  405  7 31,547  31,977
        株主資本     評価・換算差額等

                 新株予約権   純資産合計
           その他有価証券   評価・換算差額
      自己株式  株主資本合計
           評価差額金   等合計
  当期首残高     △10,180   23,534   58   58   479  24,072
  当期変動額
  特別償却準備金の積立        -           -
  特別償却準備金の取崩        -           -
  剰余金の配当
          △1,319           △1,319
  当期純利益        7,416           7,416
  自己株式の取得     △96  △96           △96
  自己株式の処分     364   755           755
  株主資本以外の項目の
             △58  △58  △147  △205
  当期変動額(純額)
  当期変動額合計      267  6,755   △58  △58  △147  6,549
  当期末残高     △9,913   30,290   -   -   332  30,622
             86/100






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    当事業年度(自   2018年11月1日   至 2019年10月31日)
                    (単位:百万円)
             株主資本
         資本剰余金       利益剰余金
               その他利益剰余金
      資本金
        その他資本  資本剰余金          利益剰余金
            利益準備金
        剰余金  合計    特別償却準    繰越利益剰  合計
                別途積立金
              備金    余金
  当期首残高     64  8,162  8,162   16  405  7 31,547  31,977
  当期変動額
  特別償却準備金の積立             17    △17  -
  特別償却準備金の取崩             △72    72  -
  剰余金の配当                △1,734  △1,734
  当期純利益
                   9,935  9,935
  自己株式の取得
  自己株式の処分       251  251
  株主資本以外の項目の
  当期変動額(純額)
  当期変動額合計     -  251  251  -  △55  -  8,256  8,201
  当期末残高     64  8,413  8,413   16  350  7 39,804  40,178
        株主資本

           新株予約権   純資産合計
      自己株式  株主資本合計
  当期首残高     △9,913   30,290   332  30,622

  当期変動額
  特別償却準備金の積立
          -      -
  特別償却準備金の取崩        -      -
  剰余金の配当        △1,734     △1,734
  当期純利益        9,935      9,935
  自己株式の取得
          -      -
  自己株式の処分     271   523      523
  株主資本以外の項目の
             412   412
  当期変動額(純額)
  当期変動額合計
       271  8,724   412  9,137
  当期末残高     △9,641   39,015   744  39,759
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   【注記事項】
   (重要な会計方針)
  1.有価証券の評価基準及び評価方法
  (1)子会社株式及び関連会社株式
   移動平均法による原価法を採用しております。
  (2)その他有価証券
   時価のあるもの
   決算日の市場価格等に基づく時価法を採用しております。なお、評価差額は、全部純資産直入法により処理
   し、売却原価は移動平均法により算定しております。
   時価のないもの
   移動平均法による原価法を採用しております。
  2.デリバティブの評価基準及び評価方法

   時価法によっております。
  3.たな卸資産の評価基準及び評価方法

  (1)商品
   個別法による原価法(貸借対照表価額は収益性の低下に基づく簿価切下げの方法)によっております。
  (2)直営店舗の商品
   売価還元法による原価法(貸借対照表価額は収益性の低下に基づく簿価切下げの方法)によっております。
  (3)製品、仕掛品、原材料
   総平均法による原価法(貸借対照表価額については収益性の低下に基づく簿価切り下げの方法)によっておりま
   す。
  (4)貯蔵品
   最終仕入原価法による原価法(貸借対照表価額については収益性の低下に基づく簿価切り下げの方法)によってお
   ります。
  4.固定資産の減価償却の方法

  (1)有形固定資産(リース資産を除く)
   定率法によっております。
   ただし、1998年4月1日以降に取得した建物(附属設備を除く)及び2016年4月1日以降に取得した建物附属
   設備、構築物については定額法によっております。
   なお、主な耐用年数は次のとおりであります。
    建物            3~39年
    機械及び装置    4~17年
    器具及び備品    2~20年
  (2)無形固定資産(リース資産を除く)
   定額法によっております。
   なお、ソフトウエア(自社利用)については、社内における見込利用可能期間(5年)による定額法によっており
   ます。
  (3)リース資産
   リース期間を耐用年数とし、残存価額を零とする定額法によっております。
  5.引当金の計上基準

  (1)貸倒引当金
   債権の貸倒れによる損失に備えるため、一般債権については貸倒実績率により、貸倒懸念債権等特定の債権に
   ついては個別に回収可能性を勘案し回収不能見込額を計上しております。
  (2)賞与引当金
   従業員に対する賞与の支給に備えるため、支給見込額のうち当事業年度の負担額を計上しております。
  (3)退職給付引当金
   従業員の退職給付に備えるため、当事業年度末における退職給付債務の見込額に基づき計上しております。
   イ 退職給付見込額の期間帰属方法
    退職給付債務の算定にあたり、退職給付見込額を        当事業年度  末までの期間に帰属させる方法については、給
   付算定式基準によっております。
   ロ 数理計算上の差異の費用処理方法
    数理計算上の差異は、各事業年度の発生時において費用処理しております。
  (4) 役員株式給付引当金
   役員向け株式交付信託による当社株式の交付に備えるため、社内規程に基づき、各取締役に付与したポイント
   に応じた株式の支給見込額を計上しております。
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  6.ヘッジ会計の方法
   (1) ヘッジ会計の方法
   金利スワップ取引については特例処理の要件を満たしているものについては、特例処理を採用しております。
   (2) ヘッジ手段とヘッジ対象
   借入金支払利息を対象に金利スワップ取引によりヘッジを行っております。
   (3) ヘッジ方針
   借入金の金利変動リスクを回避する目的で金利スワップ取引を行っております。
   (4)  ヘッジの有効性評価の方法
   特例処理の要件を満たしているものについては、有効性の評価を省略しております。
  7.その他財務諸表作成のための基本となる重要な事項

   消費税等の会計処理
   税抜方式によっております。
   (表示方法の変更)

    (『税効果会計に係る会計基準』の一部改正」の適用に伴う変更)
   「『税効果会計に係る会計基準』の一部改正」(企業会計基準第28号             2018年2月16日)を当事業年度の期首から
  適用し、繰延税金資産は投資その他の資産の区分に表示し、繰延税金負債は固定負債の区分に表示する方法に変更し
  ております。
   この結果、前連事業年度の貸借対照表において、「流動資産」の「繰延税金資産」が213百万円減少し、「投資その
  他の資産」の「繰延税金資産」が213百万円増加しております。
   (追加情報)

    役員向け株式交付信託について
    役員向け株式交付信託に関する注記については、連結財務諸表「注記事項(追加情報)」に同一の内容を
    記載しているため、注記を省略しております。
   (貸借対照表関係)

  ※1. 関係会社に対する金銭債権及び金銭債務(区分表示したものを除く)
           前事業年度      当事業年度
           (2018年10月31日)      (2019年10月31日)
  短期金銭債権           1,072百万円       950百万円
  短期金銭債務           2,435      2,929
  2.保証債務

   下記の関係会社について、取引先からの仕入債務及び酒税債務に対し連帯保証を行っております。
           前事業年度      当事業年度
     保証先
           (2018年10月31日)      (2019年10月31日)
  ㈱ベストリンケージ            28百万円      -百万円
  関原酒造㈱            1      35
   関原酒造㈱は、2019年3月1日付で㈱ベストリンケージを吸収合併いたしました。
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   3.当社は、運転資金及び設備投資資金等の効率的な調達を行うため取引銀行5行と当座貸越契約、貸出コミットメ
   ント契約及びタームローン契約を締結しております。これらの契約に基づく借入未実行残高は次のとおりであり
   ます。
           前事業年度      当事業年度
           (2018年10月31日)      (2019年10月31日)
  当座貸越極度額、貸出コミットメント及び
             5,800百万円      5,800百万円
  タームローン契約の総額
  借入実行残高            -      -
     差引額        5,800      5,800
   4. 財務制限条項

   前事業年度(2018年10月31日)
   当社が、金融機関と締結している金銭消費貸借契約(シンジケートローン等)の一部に、2018年10月末現在、以
   下の財務制限条項が付されております。
   (短期借入金のうち231百万円、長期借入金のうち23,751百万円)
   (1)各年度決算期の末日における当社の貸借対照表において、純資産の部の金額を、当該決算期の直前の決算期
    の末日または契約で基準と定める決算期の末日における当社の単体の貸借対照表における純資産の部の金額
    のいずれか大きいほう(*1)の75%の金額以上に維持すること
   (2)各年度決算期の末日における当社の連結貸借対照表において、純資産の部の金額を、当該決算期の直前の決
    算期の末日または契約で基準と定める決算期の末日における当社の連結の貸借対照表における純資産の部の
    金額のいずれか大きいほう(*1)の75%の金額以上に維持すること。
   (3)各年度決算期の末日における当社の単体の損益計算書上において、2期連続して経常損失を計上しないこ
    と。
   (4)各年度決算期の末日における当社の連結の損益計算書上において、2期連続して経常損失を計上しないこ
    と。
   (5)各年度決算期の末日における当社の連結の貸借対照表における有利子負債の金額から当該貸借対照表におけ
    る「現金及び預金」の合計金額を控除した金額を、当該決算期に係る当社の連結の損益計算書における「営
    業損益」及び「減価償却費」の合計金額で除した数値が、2期連続して6.5以上とならないようにするこ
    と。
   (6)2018年10月期以降に終了する各年度決算期の末日における当社の連結の貸借対照表における有利子負債の金
    額を当該貸借対照表における「株主資本」及び「その他の包括利益累計額」の合計金額で除した数値が、直
    前の決算期の末日における数値以下であること。
   (*1) 2018年10月末現在における、当該決算期の直前期の末日または契約で基準と定める決算期の末日のいずれ
    か大きいほうに該当する決算期は、2017年10月期であります。
   当事業年度(2019年10月31日)

   当社が、金融機関と締結している金銭消費貸借契約(シンジケートローン等)の一部に、2018年10月末現在、以
   下の財務制限条項が付されております。
   (短期借入金のうち3,691百万円、長期借入金のうち20,060百万円)
   (1)各年度決算期の末日における当社の貸借対照表において、純資産の部の金額を、当該決算期の直前の決算期
    の末日または契約で基準と定める決算期の末日における当社の単体の貸借対照表における純資産の部の金額
    のいずれか大きいほう(*1)の75%の金額以上に維持すること
   (2)各年度決算期の末日における当社の連結貸借対照表において、純資産の部の金額を、当該決算期の直前の決
    算期の末日または契約で基準と定める決算期の末日における当社の連結の貸借対照表における純資産の部の
    金額のいずれか大きいほう(*1)の75%の金額以上に維持すること。
   (3)各年度決算期の末日における当社の単体の損益計算書上において、2期連続して経常損失を計上しないこ
    と。
   (4)各年度決算期の末日における当社の連結の損益計算書上において、2期連続して経常損失を計上しないこ
    と。
   (5)各年度決算期の末日における当社の連結の貸借対照表における有利子負債の金額から当該貸借対照表におけ
    る「現金及び預金」の合計金額を控除した金額を、当該決算期に係る当社の連結の損益計算書における「営
    業損益」及び「減価償却費」の合計金額で除した数値が、2期連続して6.5以上とならないようにするこ
    と。
   (6)2019年10月期以降に終了する各年度決算期の末日における当社の連結の貸借対照表における有利子負債の金
    額を当該貸借対照表における「株主資本」及び「その他の包括利益累計額」の合計金額で除した数値が、直
    前の決算期の末日における数値以下であること。
   (*1) 2019年10月末現在における、当該決算期の直前期の末日または契約で基準と定める決算期の末日のいずれ
    か大きいほうに該当する決算期は、2018年10月期であります。
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   (損益計算書関係)
  ※1.関係会社との取引高
           前事業年度      当事業年度
          (自 2017年11月1日      (自 2018年11月1日
           至 2018年10月31日)      至 2019年10月31日)
  営業取引による取引高
   売上高          11,282百万円      12,289百万円
   仕入高          29,962      27,980
   その他の営業取引高           55      60
  営業取引以外の取引による取引高           495      388
  ※2.販売費に属する費用のおおよその割合は前事業年度40%、当事業年度39%、一般管理費に属する費用のおおよそ

   の割合は前事業年度60%、当事業年度61%であります。
   販売費及び一般管理費の内訳は、次のとおりであります。
           前事業年度      当事業年度
           (自 2017年11月1日      (自 2018年11月1日
           至 2018年10月31日)      至 2019年10月31日)
  運賃           2,592 百万円     2,827 百万円
              207      357
  販売促進費
             1,791      1,989
  賃金給料及び諸手当
              32      41
  退職給付費用
              124      140
  賞与引当金繰入額
              10      13
  役員株式給付引当金繰入額
              360      338
  減価償却費
              2      2
  貸倒引当金繰入額
  ※3.固定資産売却益の内訳は次のとおりであります。

      前事業年度          当事業年度
     (自 2017年11月1日         (自 2018年11月1日
     至 2018年10月31日)          至 2019年10月31日)
          59百万円          -百万円
  建物          建物
  機械装置        14  機械装置        -
  土地        △46   土地        1
  車両運搬具        0  車両運搬具        0
  その他        0  その他        -
     計     28     計      2
  前事業年度において、同一物件の売却により発生した土地売却損と建物売却益を相殺して、損益計算書上では固定資
  産売却益として表示しております。
  ※4.固定資産除却損の内訳は次のとおりであります。

      前事業年度          当事業年度
     (自 2017年11月1日         (自 2018年11月1日
     至 2018年10月31日)          至 2019年10月31日)
  建物        37百万円  建物        5百万円
  構築物        1  構築物        -
  機械装置        0  機械装置        -
  工具、器具及び備品        1  工具、器具及び備品        1
  建設仮勘定        23  建設仮勘定        -
  その他        4  その他        -
     計     67     計      6
  ※5.固定資産売却損の内訳は次のとおりであります。

      前事業年度          当事業年度
     (自 2017年11月1日         (自 2018年11月1日
     至 2018年10月31日)          至 2019年10月31日)
  建物        -百万円  建物        △18百万円
  土地        -  土地        166
  建設仮勘定        -  建設仮勘定        2
     計     -     計     150
  当事業年度において、同一物件の売却により発生した土地売却損と建物売却益を相殺して、損益計算書上では固定資
  産売却損として表示しております。
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                    株式会社神戸物産(E02999)
                      有価証券報告書
   (有価証券関係)
  子会社株式及び関連会社株式
  前事業年度(2018年10月31日)
          貸借対照表計上額
     区分         時価(百万円)    差額(百万円)
           (百万円)
  子会社株式           1,929    2,172     242
  当事業年度(2019年10月31日)

          貸借対照表計上額
     区分         時価(百万円)    差額(百万円)
           (百万円)
  子会社株式           1,929    2,172     242
  (注)時価を把握することが極めて困難と認められる子会社株式及び関連会社株式の貸借対照表計上額

                   (単位:百万円)
           前事業年度      当事業年度
     区分
           (2018年10月31日)      (2019年10月31日)
  子会社株式             1,940      1,943
  関連会社株式             10      10
   これらについては、市場価格がなく、時価を把握することが極めて困難と認められることから、上表の「子会社
   株式及び関連会社株式」には含めておりません。
   (税効果会計関係)

  1.繰延税金資産及び繰延税金負債の発生の主な原因別の内訳
           前事業年度     当事業年度
          (2018年10月31日)     (2019年10月31日)
   繰延税金資産
   未払事業税         154百万円     360百万円
   賞与引当金          42     48
   役員株式給付引当金          3     8
   たな卸資産評価損          2     1
   減価償却超過額          9     9
   事業撤退損         183     183
   貸倒引当金繰入額         1,015     841
   退職給付引当金          82     92
   減損損失         866     1,120
   資産除去債務          52     53
   未計上の関係会社受取利息          84     85
             80     73
   その他
   繰延税金資産合計         2,579     2,879
   繰延税金負債

   特別償却準備金         △213     △184
   資産除去債務に対応する除去費用         △29     △27
            △6     -
   その他有価証券評価差額金
   繰延税金負債合計         △249     △211
   繰延税金資産の純額         2,329     2,668
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  2.法定実効税率と税効果会計適用後の法人税等の負担率との間に重要な差異があるときの、当該差異の原因となった
   主要な項目別の内訳
   前事業年度及び当事業年度において、法定実効税率と税効果会計適用後の法人税等の負担率との差異が法定実効
   税率の100分の5以下であるため注記を省略しております。
   (重要な後発事象)

  2019年9月24日開催の当社取締役会決議に基づき、2019年11月1日付で株式分割を行っております。
   1.株式分割の目的

   株式分割により投資単位の水準を引き下げることにより、当社株式の流動性の向上及び投資家層の更なる拡大
   を図ることを目的としております。
   2.株式分割の概要
   (1)株式分割の方法
    2019年10月31日を基準日として、同日最終の株主名簿に記載または記録された株主の所有する普通株式を、
    1株につき2株の割合をもって分割します。
   (2)株式分割により増加する株式数
    ① 株式分割前の発行済株式総数         68,400,000株
    ② 株式分割により増加する株式数       68,400,000株
    ③ 株式分割後の発行済株式総数       136,800,000株
    ④ 株式分割後の発行可能株式総数     256,000,000株
   3.株式分割の日程
   基準日公告   2019年10月17日
   基準日       2019年10月31日
   効力発生日   2019年11月1日
   4.1株当たり情報に及ぼす影響
   当該株式分割が前事業年度の期首に行われたと仮定した場合の1株当たり情報は以下のとおりであります。
           前事業年度      当事業年度
          (2018年10月31日)      (2019年10月31日)
    1株当たり純資産額         284.09円      363.08 円
           前事業年度      当事業年度

          (自 2017年11月1日      (自 2018年11月1日
          至 2018年10月31日)      至 2019年10月31日)
    1株当たり当期純利益         69.93円      92.85円
    潜在株式調整後
             68.67円      91.38円
    1株当たり当期純利益
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   ④【附属明細表】
   【有形固定資産等明細表】
                   (単位:百万円)
                    減価償却
   区分   資産の種類   当期首残高  当期増加額  当期減少額  当期償却額  当期末残高
                    累計額
              226
                 192
  有形固定資産   建物     4,439   103      4,316  1,897
              (70)
               9
     構築物     1,070   291     115  1,352   441
              (0)
              99
         6,865
     機械及び装置       642     722  7,407  2,619
              (95)
               5
     車両運搬具     108  14     27  117  111
              115
                 170
     工具、器具及び備品     1,201   194      1,280  1,043
              (5)
     土地     3,853  1,083   213  -  4,723   -
                 0
     リース資産      9  -  6     3  3
              1,868
                 -
     建設仮勘定     2,182  2,443       2,757   -
              (607)
              2,544
                1,229
      計   19,730  4,773       21,959  6,117
              (779)
                 131
  無形固定資産   ソフトウエア     1,355   117   0    1,473  1,166
                 -
     その他     161  130  91    200  -
                     1,166
      計   1,516   248  91  131  1,673
  (注)1.「当期減少額」の欄の(       )は内数で、当期の減損損失計上額であります。
   2.当期増加額のうち主なものは次のとおりであります。

   土地
    兵庫県加古川市   本社建設予定地
              917百万円
   建設仮勘定
    福島県西白河郡   太陽光発電システム
              801百万円
    大阪府泉南群岬町   太陽光発電システム       596百万円
   3. 当期減少額のうち主なものは次のとおりであります。

   建設仮勘定
    愛知県豊田市  無菌充填機(減損損失)
              374百万円
    大分県九重町  地熱発電設備(減損損失)        232百万円
   4.当期首残高及び当期末残高については、取得価額により記載しております。

   【引当金明細表】

                   (単位:百万円)
    科目    当期首残高    当期増加額    当期減少額    当期末残高
  貸倒引当金        3,311    53   593   2,770

  賞与引当金        124    140    124    140

  役員株式給付引当金        10    13    -    23

  (2)【主な資産及び負債の内容】

    連結財務諸表を作成しているため、記載を省略しております。
  (3)【その他】

    該当事項はありません。
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  第6【提出会社の株式事務の概要】
  事業年度      11月1日から10月31日まで
  定時株主総会      1月中

  基準日      10月31日

        4月30日  10月31日

  剰余金の配当の基準日
  1単元の株式数      100株

  単元未満株式の買取り

        (特別口座)
  取扱場所
        大阪市中央区北浜四丁目5番33号      三井住友信託銀行株式会社     証券代行部
        (特別口座)
  株主名簿管理人
        東京都千代田区丸の内一丁目4番1号       三井住友信託銀行株式会社
  取次所           ――――――――

  買取手数料      株式の売買の委託に係る手数料相当額として別途定める金額

        電子公告とする。但し、事故その他やむを得ない事由によって電子公告による公
        告をすることができない場合は、日本経済新聞に掲載して行う。
  公告掲載方法
        (公告掲載URL   https://www.kobebussan.co.jp/)
        毎年10月末現在において、100株以上を所有の株主を対象に業務スーパー商品券を
  株主に対する特典      贈呈する。なお、希望者には業務スーパー商品券の額面相当の当社商品と引き換
        える。
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  第7【提出会社の参考情報】
  1【提出会社の親会社等の情報】
   当社は、親会社等はありません。
  2【その他の参考情報】

   当事業年度の開始日から有価証券報告書提出日までの間に、次の書類を提出しております。
  (1)有価証券報告書及びその添付書類並びに確認書
   事業年度(第33期)   (自2017年11月1日   至2018年10月31日)2019年1月31日近畿財務局長に提出。
  (2)内部統制報告書及びその添付書類

   2019年1月31日近畿財務局長に提出。
  (3)四半期報告書及び確認書

   (第34期第1四半期)    (自2018年11月1日   至2019年1月31日)   2019年3月15日近畿財務局長に提出。
   (第34期第2四半期)    (自2019年2月1日   至2019年4月30日)   2019年6月13日近畿財務局長に提出。
   (第34期第3四半期)    (自2019年5月1日   至2019年7月31日)   2019年9月13日近畿財務局長に提出。
  (4)臨時報告書

   ①2019年2月5日近畿財務局長に提出
   企業内容等の開示に関する内閣府令第19条第2項第9号の2(株主総会における議決権行使の結果)の規定に基づ
   く臨時報告書であります。
   ②2019年2月20日近畿財務局長に提出

   金融商品取引法第24条の5第4項及び企業内容等の開示に関する内閣府令第19条第2項第2号の2(新株予約権
   の発行)の規定に基づく臨時報告書であります。
   ③2019年12月25日近畿財務局長に提出

   金融商品取引法第24条の5第4項及び企業内容等の開示に関する内閣府令第19条第2項第3号(特定子会社の異
   動)の規定に基づく臨時報告書であります。
  (5)臨時報告書の訂正報告書

   ①2019年3月25日近畿財務局長に提出
   2019年2月20日提出の臨時報告書(新株予約権の発行)に係る訂正報告書であります。
   ②2019年3月27日近畿財務局長に提出

   2019年2月20日提出の臨時報告書(新株予約権の発行)に係る訂正報告書であります。
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                      有価証券報告書
  第二部【提出会社の保証会社等の情報】
    該当事項はありません。
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                      有価証券報告書
       独立監査人の監査報告書及び内部統制監査報告書
                   2020年1月30日

  株 式 会 社 神 戸 物 産

  取締役会   御中

          有限責任監査法人トーマツ

          指定有限責任社員

              公認会計士
                 森村 圭志    印
          業務執行社員
          指定有限責任社員

              公認会計士
                 和田 朝喜    印
          業務執行社員
  <財務諸表監査>

  当監査法人は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づく監査証明を行うため、「経理の状況」に掲げられ
  ている株式会社神戸物産の2018年11月1日から2019年10月31日までの連結会計年度の連結財務諸表、すなわち、連結貸
  借対照表、連結損益計算書、連結包括利益計算書、連結株主資本等変動計算書、連結キャッシュ・フロー計算書、連結
  財務諸表作成のための基本となる重要な事項、その他の注記及び連結附属明細表について監査を行った。
  連結財務諸表に対する経営者の責任

  経営者の責任は、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠して連結財務諸表を作成し適正
  に表示することにある。これには、不正又は誤謬による重要な虚偽表示のない連結財務諸表を作成し適正に表示するた
  めに経営者が必要と判断した内部統制を整備及び運用することが含まれる。
  監査人の責任

  当監査法人の責任は、当監査法人が実施した監査に基づいて、独立の立場から連結財務諸表に対する意見を表明する
  ことにある。当監査法人は、我が国において一般に公正妥当と認められる監査の基準に準拠して監査を行った。監査の
  基準は、当監査法人に連結財務諸表に重要な虚偽表示がないかどうかについて合理的な保証を得るために、監査計画を
  策定し、これに基づき監査を実施することを求めている。
  監査においては、連結財務諸表の金額及び開示について監査証拠を入手するための手続が実施される。監査手続は、
  当監査法人の判断により、不正又は誤謬による連結財務諸表の重要な虚偽表示のリスクの評価に基づいて選択及び適用
  される。財務諸表監査の目的は、内部統制の有効性について意見表明するためのものではないが、当監査法人は、リス
  ク評価の実施に際して、状況に応じた適切な監査手続を立案するために、連結財務諸表の作成と適正な表示に関連する
  内部統制を検討する。また、監査には、経営者が採用した会計方針及びその適用方法並びに経営者によって行われた見
  積りの評価も含め全体としての連結財務諸表の表示を検討することが含まれる。
  当監査法人は、意見表明の基礎となる十分かつ適切な監査証拠を入手したと判断している。
  監査意見

  当監査法人は、上記の連結財務諸表が、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠して、株
  式会社神戸物産及び連結子会社の2019年10月31日現在の財政状態並びに同日をもって終了する連結会計年度の経営成績
  及びキャッシュ・フローの状況をすべての重要な点において適正に表示しているものと認める。
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                    株式会社神戸物産(E02999)
                      有価証券報告書
  <内部統制監査>
  当監査法人は、金融商品取引法第193条の2第2項の規定に基づく監査証明を行うため、株式会社神戸物産の2019年
  10月31日現在の内部統制報告書について監査を行った。
  内部統制報告書に対する経営者の責任

  経営者の責任は、財務報告に係る内部統制を整備及び運用し、我が国において一般に公正妥当と認められる財務報告
  に係る内部統制の評価の基準に準拠して内部統制報告書を作成し適正に表示することにある。
  なお、財務報告に係る内部統制により財務報告の虚偽の記載を完全には防止又は発見することができない可能性があ
  る。
  監査人の責任

  当監査法人の責任は、当監査法人が実施した内部統制監査に基づいて、独立の立場から内部統制報告書に対する意見
  を表明することにある。当監査法人は、我が国において一般に公正妥当と認められる財務報告に係る内部統制の監査の
  基準に準拠して内部統制監査を行った。財務報告に係る内部統制の監査の基準は、当監査法人に内部統制報告書に重要
  な虚偽表示がないかどうかについて合理的な保証を得るために、監査計画を策定し、これに基づき内部統制監査を実施
  することを求めている。
  内部統制監査においては、内部統制報告書における財務報告に係る内部統制の評価結果について監査証拠を入手する
  ための手続が実施される。内部統制監査の監査手続は、当監査法人の判断により、財務報告の信頼性に及ぼす影響の重
  要性に基づいて選択及び適用される。また、内部統制監査には、財務報告に係る内部統制の評価範囲、評価手続及び評
  価結果について経営者が行った記載を含め、全体としての内部統制報告書の表示を検討することが含まれる。
  当監査法人は、意見表明の基礎となる十分かつ適切な監査証拠を入手したと判断している。
  監査意見

  当監査法人は、株式会社神戸物産が2019年10月31日現在の財務報告に係る内部統制は有効であると表示した上記の内
  部統制報告書が、我が国において一般に公正妥当と認められる財務報告に係る内部統制の評価の基準に準拠して、財務
  報告に係る内部統制の評価結果について、すべての重要な点において適正に表示しているものと認める。
  利害関係

  会社と当監査法人又は業務執行社員との間には、公認会計士法の規定により記載すべき利害関係はない。
                     以  上

  (注)1.上記は監査報告書の原本に記載された事項を電子化したものであり、その原本は当社(有価証券報告書提出会

   社)が連結財務諸表に添付する形で別途保管しております。
   2. XBRLデータは監査の対象には含      まれていません。
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                     EDINET提出書類
                    株式会社神戸物産(E02999)
                      有価証券報告書
         独立監査人の監査報告書
                   2020年1月30日

  株 式 会 社 神 戸 物 産

  取締役会   御中

          有限責任監査法人トーマツ

          指定有限責任社員

              公認会計士
                 森村 圭志    印
          業務執行社員
          指定有限責任社員

              公認会計士
                 和田 朝喜    印
          業務執行社員
  当監査法人は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づく監査証明を行うため、「経理の状況」に掲げられ

  ている株式会社神戸物産の2018年11月1日から2019年10月31日までの第34期事業年度の財務諸表、すなわち、貸借対照
  表、損益計算書、株主資本等変動計算書、重要な会計方針、その他の注記及び附属明細表について監査を行った。
  財務諸表に対する経営者の責任

  経営者の責任は、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠して財務諸表を作成し適正に表
  示することにある。これには、不正又は誤謬による重要な虚偽表示のない財務諸表を作成し適正に表示するために経営
  者が必要と判断した内部統制を整備及び運用することが含まれる。
  監査人の責任

  当監査法人の責任は、当監査法人が実施した監査に基づいて、独立の立場から財務諸表に対する意見を表明すること
  にある。当監査法人は、我が国において一般に公正妥当と認められる監査の基準に準拠して監査を行った。監査の基準
  は、当監査法人に財務諸表に重要な虚偽表示がないかどうかについて合理的な保証を得るために、監査計画を策定し、
  これに基づき監査を実施することを求めている。
  監査においては、財務諸表の金額及び開示について監査証拠を入手するための手続が実施される。監査手続は、当監
  査法人の判断により、不正又は誤謬による財務諸表の重要な虚偽表示のリスクの評価に基づいて選択及び適用される。
  財務諸表監査の目的は、内部統制の有効性について意見表明するためのものではないが、当監査法人は、リスク評価の
  実施に際して、状況に応じた適切な監査手続を立案するために、財務諸表の作成と適正な表示に関連する内部統制を検
  討する。また、監査には、経営者が採用した会計方針及びその適用方法並びに経営者によって行われた見積りの評価も
  含め全体としての財務諸表の表示を検討することが含まれる。
  当監査法人は、意見表明の基礎となる十分かつ適切な監査証拠を入手したと判断している。
  監査意見

  当監査法人は、上記の財務諸表が、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠して、株式会
  社神戸物産の2019年10月31日現在の財政状態及び同日をもって終了する事業年度の経営成績をすべての重要な点におい
  て適正に表示しているものと認める。
  利害関係

  会社と当監査法人又は業務執行社員との間には、公認会計士法の規定により記載すべき利害関係はない。
                     以  上

  (注)1.上記は監査報告書の原本に記載された事項を電子化したものであり、その原本は当社(有価証券報告書提出会

   社)が財務諸表に添付する形で別途保管しております。
   2. XBRLデータは監査の対象には含      まれていません。
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