アライアンス・バーンスタインSICAV-インターナショナル・テクノロジー・ポートフォリオ 有価証券届出書(外国投資証券)
提出書類 | 有価証券届出書(外国投資証券) |
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提出日 | |
提出者 | アライアンス・バーンスタインSICAV-インターナショナル・テクノロジー・ポートフォリオ |
カテゴリ | 有価証券届出書(外国投資証券) |
EDINET提出書類
アライアンス・バーンスタインSICAV(E14837)
有価証券届出書(外国投資証券)
【表紙】
【提出書類】 有価証券届出書
【提出先】 関東財務局長
【提出日】 令和元年11月29日
【発行者名】 アライアンス・バーンスタイン SICAV
(AB SICAV I)
【代表者の役職氏名】 取締役会による特別受任者 髙 森 雅 也
【本店の所在の場所】 ルクセンブルグ大公国、ルクセンブルグ L-2453、
ユージェーヌ・リュペール通り2-4番
(2-4, rue Eugène Ruppert, L-2453 Luxembourg,
Grand Duchy of Luxembourg)
【代理人の氏名又は名称】 弁護士 三 浦 健
弁護士 廣 本 文 晴
【代理人の住所又は所在地】 東京都千代田区丸の内二丁目6番1号 丸の内パークビルディング
森・濱田松本法律事務所
【事務連絡者氏名】 弁護士 三 浦 健
弁護士 廣 本 文 晴
【連絡場所】 東京都千代田区丸の内二丁目6番1号 丸の内パークビルディング
森・濱田松本法律事務所
【電話番号】 03(6212)8316
【届出の対象とした募集外国投資証券に係る外国投資法人の名称】
アライアンス・バーンスタイン SICAV-インターナショナル・テクノロジー・ポートフォリオ
(AB SICAV I - International Technology Portfolio)
【届出の対象とした募集(売出)外国投資証券の形態及び金額】
クラスI株式1,000万株を限度とする。
クラスI株式1,000万株について、クラスI株式の1株当りの各発行価格に各発行株数を乗じた金額の合計
額を上限とする。(上限見込額43億8,130万米ドル(約4,728億円))
(注1)上限見込額は、便宜上、2019年9月末現在のクラスI株式の1株当り純資産価格(438.13米ドル)に1,000万株を乗じた金
額とする。
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(注2)アメリカ合衆国ドル(「米ドル」)の円貨換算は、2019年9月30日現在の株式会社三菱UFJ銀行の対顧客電信売買相場の
仲値(1米ドル=107.92円)による。
【縦覧に供する場所】 該当事項なし
(注1)本書中、アメリカ合衆国ドル(以下「米ドル」または「ドル」という。)およびユーロの円貨換算は、2019年9月30日現在
の株式会社三菱UFJ銀行の対顧客電信売買相場の仲値(1米ドル=107.92円、1ユーロ=118.02円)による。
(注2)本書の中で金額および比率を表示する場合、四捨五入してある。したがって、合計の数字が一致しない場合がある。また円
貨への換算は、本書の中でそれに対応する数字につき所定の換算率で単純計算のうえ、必要な場合四捨五入してある。した
がって、本書中の同一情報につき異なった円貨表示がなされている場合もある。
(注3)本書中、ファンドの株式とあるのは、投資信託及び投資法人に関する法律(昭和26年法律第198号(改正済))に定義され
る「外国投資証券」を意味し、ファンドの株主とあるのは、同法に定義される「投資主」を意味する。
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第一部【証券情報】
第1【外国投資証券(外国新投資口予約権証券及び外国投資法人債券を除く。)】
(1)【外国投資法人の名称】
アライアンス・バーンスタイン SICAV-インターナショナル・テクノロジー・ポートフォリオ
(AB SICAV I - International Technology Portfolio)
(以下「ファンド」という。)
(注1)アライアンス・バーンスタイン SICAVは、2006年6月8日に、ルクセンブルグ大公国(以下「ルクセンブル
グ」という。)の1915年8月10日付商事会社法(改正済)(以下「1915年法」という。)に準拠して有限責
任会社として設立されたオープン・エンド型の変動資本を有する投資法人(société d’investissement à
capital variable(SICAV))であり、投資信託/投資法人に関するルクセンブルグの2010年12月17日法
(改正済)(以下「2010年法」という。)のパートⅠに準拠する投資信託/投資法人としてルクセンブルグ
において登録されている。アライアンス・バーンスタイン SICAVは、商業登記番号B117 021の下で、ルクセ
ンブルグの商業および法人登記所に登録されている。アライアンス・バーンスタイン SICAVは、譲渡性のあ
る証券を投資対象とする投資信託(「Undertakings for Collective Investment in Transferable
Securities」、以下「UCITS」という。)に係る法律、規制および行政上の規定の調整に関する2009年7月
13日付欧州議会および欧州理事会の指令2009/65/EC(改正済)(以下「UCITS指令」という。)の第1(2)条
の意味におけるUCITSとしての資格を有している。アライアンス・バーンスタイン SICAVは、複数の独立の
資産プール(以下、各資産プールを「ポートフォリオ」という。)から構成されるアンブレラ型ファンドと
して組織された。各ポートフォリオは、当該ポートフォリオ自身の債務および費用にのみ責任を負い、その
他のポートフォリオの負債には責任を負わない。2019年9月30日現在、アライアンス・バーンスタイン
SICAVは、44のポートフォリオから構成されている。ただし、現在、日本においては、インターナショナ
ル・テクノロジー・ポートフォリオのみが募集されている。各ポートフォリオの株主は、定款の定めに従
い、ポートフォリオ間の乗換えをすることができるが、日本の株主には、当該乗換えの権利はない。
(注2)ファンドは、日本において、愛称として「ABワールド・イノベーション・ファンド~世界の変革者~」と
称することがある。
(注3)用語の定義については、本書末尾の「定義」を参照のこと。
(2)【外国投資証券の形態等】
記名式無額面株式で、現在、クラスI株式、クラスA株式、クラスB株式、クラスC株式、クラスE株
式、クラスS株式およびクラスS1株式を販売している。ファンドの一つまたは複数の株式クラスは、特定
の通貨により募集されており、それらは当該通貨に対してヘッジされ得る。かかる株式クラスは、通貨ヘッ
ジ付株式クラスとなる。ただし、日本国内ではクラスI株式のみを募集する。
ファンド株式は追加型である。クラスⅠ株式について、ファンドの依頼により、信用格付業者から提供さ
れ、もしくは閲覧に供された信用格付または信用格付業者から提供され、もしくは閲覧に供される予定の信
用格付はない。
(3)【発行数】
クラスI株式1,000万株を上限とする。
(4)【発行価額の総額】
クラスI株式1,000万株について、クラスI株式の1株当たりの各発行価格に各発行株数を乗じた金額の
合計額を上限とする。(上限見込額43億8,130万米ドル(約4,728億円))
(注)上限見込額は、便宜上、2019年9月末現在のクラスI株式の1株当たり純資産価格(438.13米ドル)に1,000万
株を乗じて算出した金額である。
(5)【発行価格】
管理会社が申込みを受領したファンド営業日に計算されるクラスI株式の1株当たり純資産価格とす
る。
発行価格は、後記「(10)申込取扱場所」に記載する日本における販売会社に照会することができる。
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(6)【申込手数料】
申込日の1株当たり純資産価格に5.5%(税抜5.0%)以内で日本における販売会社が独自に定める率を乗
じて得た額とする。詳しくは、後記「(10)申込取扱場所」に記載する日本における販売会社に照会するこ
とができる。
(7)【申込単位】
日本における販売会社がそれぞれ定めるものとする。詳しくは日本における販売会社に照会のこと。
(8)【申込期間】
2019年11月30日(土曜日)から
2020年11月30日(月曜日)まで
ただし、ファンド営業日で、かつ日本における販売会社の営業日に限り申込みの取扱いが行われるが、代
行協会員が必要と認める場合、申込みを受付けないことがある。
(9)【申込証拠金】
なし
(10)【申込取扱場所】
申込取扱場所である日本における販売会社(併せてまたは個別に「日本における販売会社」という。)に
ついては、下記の照会先に問い合わせることができる。
アライアンス・バーンスタイン株式会社
販売会社照会フリーダイヤル:0120-800-136
<受付時間> 営業日の午前9時~午後5時
※自動音声による対応は24時間(年中無休)
ホームページ:https://www.alliancebernstein.co.jp
(注1)日本における販売会社の日本における本支店において申込みの取扱いを行う。
(注2)日本における販売会社は、他の金融商品取引業者または登録金融機関とファンド株式の取次業務に係る契約
を締結し、当該金融商品取引業者または登録金融機関を販売・買戻取扱会社として随時指名する場合があ
る。販売・買戻取扱会社は、投資者からのファンド株式の申込みまたは買戻しを日本における販売会社に取
次ぎ、投資者からの申込金額の受入または投資者に対する買戻代金の支払等に係る事務等を取扱う。以下、
日本における販売会社と販売・買戻取扱会社を併せて「販売取扱会社」という。
(11)【払込期日】
日本の投資者によるファンド株式の購入に関する約定日(以下「国内買付約定日」という。)は、販売取
扱会社がルクセンブルグにおける申込注文の成立を確認した日をいい、通常、投資者の申込日の日本におけ
る翌営業日となる。日本の投資者と販売取扱会社との間の受渡日(以下「国内買付受渡日」という。)は、
国内買付約定日から起算して日本における4営業日目の日とし、国内買付受渡日において、投資者は申込金
額および申込手数料の支払いを行うものとする。申込金額は、ファンドが申込みを受諾した日から起算して
5ファンド営業日以内に日本における販売会社によって、保管銀行のファンドの口座に米ドルで払込まれ
る。
(12)【払込取扱場所】
上記「(10) 申込取扱場所」に同じ。
(13)【引受け等の概要】
① 日本における販売会社は、ファンドから授権されている管理会社との間で日本におけるクラスI株式の
販売および買戻しに関する株式販売・買戻契約をそれぞれ締結し、当該契約に基づきクラスI株式の募
集を行う。
② 日本における販売会社は、直接または他の販売取扱会社を通じて間接に受領した、ファンド株式の買付
注文および買戻請求のファンドへの取次ぎを行う。
③ アライアンス・バーンスタイン SICAVは、管理会社とアライアンス・バーンスタイン株式会社との間の
代行協会員契約に基づき、アライアンス・バーンスタイン株式会社を日本におけるファンドの代行協会
員に指定している。
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(注)代行協会員とは、外国投資証券の発行者と契約を締結し、1株当たり純資産価格の公表ならびに目論見書お
よび決算報告書の他の販売取扱会社への送付等、外国投資証券について日本証券業協会がその規則で定める
代 行業務を行う日本証券業協会員をいう。
(14)【手取金の使途】
後記「第二部 ファンド情報、第1 ファンドの状況、2 投資方針」に記載された投資目的および投資方
針に従って、主として世界のテクノロジー関連企業の株式および株式関連証券に分散投資される。
(15)【その他】
(イ)申込みの方法
ファンド株式の取得申込みを行う投資者は、販売取扱会社と外国証券の取引に関する契約を締結す
る。このため、販売取扱会社は「外国証券取引口座約款」その他所定の約款(以下「口座約款」とい
う。)を投資者に交付し、投資者は口座約款に基づく外国証券取引口座の設定を申込む旨を記載した申
込書を提出する。
申込金額および申込手数料は原則として円貨で支払うものとし、米ドルと円との換算はすべて各申込
みについての国内買付約定日における東京外国為替市場の外国為替相場に準拠したものであって、販売
取扱会社が決定するレートによるものとする。
申込金額は、日本における販売会社により、ファンドが申込みを受諾した日から起算して5ファンド
営業日以内に保管銀行のファンドの口座に米ドルで払込まれる。
(ロ)過度の売買および短期売買に関する方針および手続
管理会社は、ファンドを代表して、過度の売買もしくは短期売買行為と判断されるファンド株式の申
込みを、事前の通知をすることなく、制限、拒絶または取消しする権利を留保している(詳細は、後記
「第二部 ファンド情報、第1 ファンドの状況、6 手続等の概要、(4) 過度の売買および短期売買
に関する方針および手続き」を参照。)。
(ハ)日本以外の地域における発行
本募集に並行して、海外において、クラスI株式を含む全クラスのファンド株式の販売が行われる。
第2【外国新投資口予約権証券】
該当なし
第3【外国投資法人債券(短期外債を除く。)】
該当なし
第4【短期外債】
該当なし
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第二部【ファンド情報】
第1【ファンドの状況】
1【外国投資法人の概況】
(1)【主要な経営指標等の推移】
ファンドの直近5計算期間に係る主要な経営指標等の推移は以下のとおりである。
(単位:1株当たりの情報を除き千米ドル(百万円))
アライアンス・バーンスタイン SICAV-
インターナショナル・テクノロジー・ポートフォリオ
5月31日に終了した1年
2015年 2016年 2017年 2018年 2019年
(第9期) (第10期) (第11期) (第12期) (第13期)
69,319 89,298
41,085 △9,195 18,671
(注1)
営業収益
(4,434) (△992) (7,481) (9,637) (2,015)
65,073
36,120 △14,036 82,505 10,920
(注2)
経常利益/損失金額
(3,898) (△1,515) (7,023) (8,904) (1,178)
36,120 △14,036 65,073 82,505 10,920
当期純利益/損失金額
(3,898) (△1,515) (7,023) (8,904) (1,178)
269,275 418,194
222,911 198,921 397,759
(注3)
出資総額
(24,057) (21,468) (29,060) (45,131) (42,926)
発行済株式総数(株)
298,600 447,755
クラスⅠ 199,812 228,752 407,389
222,911 198,921 269,275 418,194 397,759
純資産総額
(24,057) (21,468) (29,060) (45,131) (42,926)
229,609 201,977 282,067 427,249 401,161
総資産額
(24,779) (21,797) (30,441) (46,109) (43,293)
1株当たり純資産価格(米ドル
(円)) 241.13 228.15 309.00 394.48 409.89
クラスⅠ (26,023) (24,622) (33,347) (42,572) (44,235)
1株当たり当期純利益/損失金額
n/a n/a n/a n/a n/a
(注4)
配当総額 - - - - -
1株当たり配当金額 - - - - -
自己資本比率 97.08% 98.49% 95.46% 97.88% 99.15%
△ 7.06%
自己資本利益率 16.20% 24.17% 19.73% 2.75%
(注1)営業収益には投資収益ならびに実現および未実現投資利益(損失)を含めている。
(注2)経常利益(損失)は営業収益から費用を控除したものである。
(注3)ファンドは、変動資本を有する会社型投資信託であり、純資産総額を記載している。
(注4)n/a: ファンドの性格上、算定していない。
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(2)【外国投資法人の目的及び基本的性格】
① 外国投資法人の目的および基本的性格
アライアンス・バーンスタイン SICAVの唯一の目的は、投資リスクの分散およびアライアンス・
バーンスタイン SICAVの株主(以下「株主」という。)にその組入有価証券の運用成果を享受させる
ことを目的として、あらゆる種類の譲渡可能有価証券およびその他認められる資産に、アライアン
ス・バーンスタイン SICAVが運用可能な資金を投資することである。
アライアンス・バーンスタイン SICAVは、2010年法のパートⅠにより認められる最大の範囲内で、
アライアンス・バーンスタイン SICAVの目的を達成し、かつ発展させるために有益と考えるあらゆる
措置を講じ、あらゆる業務を行うことができる。
② 外国投資法人の特色
アライアンス・バーンスタイン SICAVは、1915年法に基づいて有限責任会社として設立された自ら
ファンド株式の買戻しを行うオープン・エンド型の変動資本を有する投資法人(société d’
investissment à capital variable(SICAV))である。アライアンス・バーンスタイン SICAVは、
2010年法のパートⅠに準拠する投資信託/投資法人としてルクセンブルグにおいて登録されており、
商業登記番号B117 021の下で、ルクセンブルグの商業および法人登記所に登録されている。アライア
ンス・バーンスタイン SICAVは、UCITS指令の第1(2)条の意味におけるUCITSとしての資格を有してい
る。
アライアンス・バーンスタイン SICAVは、株式会社(société anonyme)の形態をとっているため、
ファンドの運営、管理は、アライアンス・バーンスタイン SICAVの取締役会が責任を有する。管理会
社は、アライアンス・バーンスタイン SICAVの取締役会の監督の下で、ファンドの管理業務、販売業
務および投資運用業務を行い、またファンドの投資制限の遵守を確保し、ファンドの戦略および投資
方針の実行を監督する。
アライアンス・バーンスタイン SICAVは、複数の独立の資産プール(以下、各資産プールを「ポー
トフォリオ」という。)から構成されるアンブレラ型ファンドとして組織された。各ポートフォリオ
は、当該ポートフォリオ自身の債務および費用にのみ責任を負い、その他のポートフォリオの負債に
は責任を負わない。2019年9月30日現在、アライアンス・バーンスタイン SICAVは、44のポートフォ
リオから構成されている。日本においては、インターナショナル・テクノロジー・ポートフォリオの
みが募集されている。アライアンス・バーンスタイン SICAVは、その各ポートフォリオについて異な
るクラスの株式を販売する。将来、アライアンス・バーンスタイン SICAVは、一もしくは複数のポー
トフォリオについてその他のクラスの株式を発行し、新たに設定されたポートフォリオに関してその
他のクラスの株式を発行することができる。同一クラスのすべてのファンド株式は、配当および買戻
しについて同一の権利を有する。
ファンドは、現在、クラスI、クラスA、クラスB、クラスC、クラスE、クラスSおよびクラス
S1の株式を販売している。ファンドの一つまたは複数の株式クラスは、特定の通貨により募集され
ており、それらは当該通貨に対してヘッジされ得る。かかる株式クラスは、通貨ヘッジ付株式クラス
となる。ただし、日本では、クラスⅠ株式のみが募集される。
③ ファンド株式への投資に適切な投資者について
ファンドは、株式投資による中長期的なリターンを追求する、より高いリスクを許容できる投資者
に適している。適切な投資期間についての個々の投資者とファンドの見方は、様々な要因により異な
る可能性がある。かかる要因には、ファンドを利用する目的(単独の戦略としての利用であるか、ま
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たはより大きな規模での資産配分戦略の一部としての利用であるか)、投資者が投資する関連する
ファンド株式、ファンドに適用されるリスクおよび一般的市場条件、投資者の固有状況などが含まれ
る。 投資者は、自身の投資目的に照らしたファンド株式の適切性に関して、独立のファイナンシャ
ル・アドバイザーに相談することが推奨される。独立のファイナンシャル・アドバイザーは、個々の
投資者の財政状態、生活条件および目的ならびにその他要因を含む当該投資者に固有の要因を考慮し
たより総合的なアプローチに基づき、当該投資者と共に、ファンドの適切性を評価することができ
る。
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(3)【外国投資法人の仕組み】
① ファンドの仕組み
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② ファンドの関係法人の名称、ファンドの運営上の役割および契約等の概要
会 社 名 ファンド運 契約及び委託内容
営上の役割
アライアンス・バーンスタイン 本外国投資法人 定款は、ファンドの資産の運用管理、ファン
ド株式の発行および買戻しについて規定して
SICAV
いる。
(AB SICAV I)
(注6)
アライアンス・バーンスタイン・ 2006年6月8日付でアライアンス・バーンス
管理会社
ルクセンブルグ・エス・エイ・ タイン SICAVとの間で管理ファンド・サービ
(注1)
アール・エル
ス契約 を締結。
(AllianceBernstein
(Luxembourg) S.a r.l.)
アライアンス・バーンスタイン・ 投資顧問会社 2019年2月6日付で管理会社との間で投資顧
(注2)
エル・ピー
問契約 を締結。
(AllianceBernstein L.P.)
ブラウン・ブラザーズ・ハリマン 保管銀行 2016年10月28日付でアライアンス・バーンス
(注
(ルクセンブルグ)エス・シー・ 管理事務代行会社
タイン SICAVと管理会社との間で保管契約
エイ
3)
を締結(2016年3月18日より効力発生)。
(Brown Brothers Harriman
2006年6月8日付で管理会社との間で管理契
(Luxembourg) S.C.A.)
(注4)
約 を締結。
アライアンス・バーンスタイン 代行協会員 2016年3月31日付でアライアンス・バーンス
株式会社 タイン SICAVと管理会社との間で代行協会員
(注5)
契約 を締結。
(注1)管理ファンド・サービス契約は、アライアンス・バーンスタイン SICAVによって任命された管理会社が、
アライアンス・バーンスタイン SICAVの取締役会の監督の下で、アライアンス・バーンスタイン SICAVに
関する管理業務、販売業務および投資運用業務を日々提供し、またファンドの投資制限の遵守を確保し、
ファンドの戦略および投資方針の実行を監督することを約束する契約をいう。管理会社は、ファンドに関
する投資運用業務をアライアンス・バーンスタイン・エル・ピーに、管理事務代行業務をブラウン・ブラ
ザーズ・ハリマン(ルクセンブルグ)エス・シー・エイにそれぞれ委託している。
(注2)投資顧問契約とは、管理会社によって任命された投資顧問会社が、ファンド資産の投資、再投資に関し
て、投資方針および投資制限に従ってファンドに関する日々の投資運用業務を行うことを約する契約をい
う。
(注3)保管契約とは、定款の規定に基づき、アライアンス・バーンスタイン SICAVによって資産の保管会社とし
て任命された保管銀行が有価証券の保管、引渡しおよび登録等ファンド資産の保管業務等を行うことを約
する契約をいう。
(注4)管理契約とは、管理会社によって任命された管理事務代行会社が、記録の維持、純資産価格の計算等、管
理事務代行業務を行うことを約する契約をいう。
(注5)代行協会員契約とは、アライアンス・バーンスタイン SICAVによって任命された日本における代行協会員
が、ファンド株式1株当たりの純資産価格の公表ならびにファンド株式に関する投資法人説明書(目論見
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書)および決算報告書の配布等、ファンド株式について日本証券業協会がその規則で定める代行業務を行
うことを約する契約をいう。
(注6)管理会社の一部門であるアライアンス・バーンスタイン・インベスター・サービセズはファンド株式の登
録・名義書換事務代行業務を行う。
(4)【外国投資法人の機構】
① 外国投資法人の統治に関する事項
(イ)外国投資法人の機関の内容
アライアンス・バーンスタイン SICAVの機関は、株主により構成される株主総会と3名以上の
取締役により構成される取締役会により構成される。
(a) 株主総会
規定に従って構成されたアライアンス・バーンスタイン SICAVの株主総会は、アライアン
ス・バーンスタイン SICAVの株主全員を代表する。株主総会の決議は、アライアンス・バーン
スタインの株主によって保有される株式のクラスの如何を問わず、アライアンス・バーンスタ
インの株主全員を拘束するものとする。株主総会は、アライアンス・バーンスタイン SICAVの
経営に関する行為を命令し、実行しまたは正式に承認する広範な権限を有するものとする。
年次株主総会は、ルクセンブルグの法律に従い、ルクセンブルグにおけるアライアンス・
バーンスタイン SICAVの登記上の事務所またはその総会招集通知に指定されるルクセンブルグ
内の場所において、毎年10月の最終木曜日の午前9時30分に開催されるものとする。当該日が
銀行営業日ではない場合には、翌銀行営業日に開催するものとする。異常な状況において取締
役会が絶対的かつ最終的に判断した場合には、年次株主総会をルクセンブルグ国外で開催する
ことができる。
ルクセンブルグの法令に定める条件の下で認められる場合、年次株主総会は、前段落に定め
る日、時間または場所以外の取締役会が決定する日、時間または場所で開催することができ
る。
その他の株主総会またはクラス総会は、各総会の招集通知に記載される場所および時間に開
催される。クラス総会は、当該クラスに排他的に関連する事項について決定するために開催す
ることができる。複数のクラスが当該クラスの株主の承認が要求される提案によって同一の方
法で影響を受ける場合には、かかる複数のクラスを単一のクラスとして扱うことができる。
定款に別段の定めがある場合を除き、アライアンス・バーンスタイン SICAVの株主総会の通
知および運営は、法律が定める定足数および通知期間の要件に従うものとする。
各株式は、その該当するクラスまたは当該クラスの1株当たり純資産価格にかかわらず、1
議決権を有する。ただし、定款で制限が課されている場合にはその制限に従うものとする。株
主は、書面またはファックスまたは当該委任を証明できるその他の電磁的手段により他の者を
代理人に任命することによっていずれの株主総会でも議決権を行使することができる。かかる
委任は、取消されない限り、再招集された株主総会においても有効とみなされる。
特定の株主総会について取締役会が認めた場合にはその範囲内で、各株主は、アライアン
ス・バーンスタイン SICAVの登記上の事務所または招集通知に記載される住所宛に郵送または
ファックスで投票用紙を返送することにより投票することができる。
株主は、少なくとも以下の項目が記載されているアライアンス・バーンスタイン SICAVが提
供する投票用紙のみを使用することができる。
- 当該株主の氏名、住所または登記上の事務所
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EDINET提出書類
アライアンス・バーンスタインSICAV(E14837)
有価証券届出書(外国投資証券)
- 当該株主の保有する株式の合計数および(適用ある場合は)当該株主が保有する各クラ
スまたは各サブ・クラスの株式数
- 当該株主総会の場所、期日および時間
- 当該株主総会の議題
- 当該株主総会の決定に付される提案、および
- 各議案につき3つの□(賛成、反対、棄権)が記載され、株主が