株式会社だいこう証券ビジネス 四半期報告書 第64期第2四半期(令和1年7月1日-令和1年9月30日)
提出書類 | 四半期報告書-第64期第2四半期(令和1年7月1日-令和1年9月30日) |
---|---|
提出日 | |
提出者 | 株式会社だいこう証券ビジネス |
カテゴリ | 四半期報告書 |
EDINET提出書類
株式会社だいこう証券ビジネス(E03776)
四半期報告書
【表紙】
【提出書類】 四半期報告書
【根拠条文】 金融商品取引法第24条の4の7第1項
【提出先】 関東財務局長
【提出日】 2019年11月8日
【四半期会計期間】 第64期第2四半期(自 2019年7月1日 至 2019年9月30日)
【会社名】 株式会社だいこう証券ビジネス
【英訳名】 DSB Co., Ltd.
【代表者の役職氏名】 代表取締役社長 御 園 生 悦 夫
【本店の所在の場所】 東京都江東区潮見二丁目9番15号
【電話番号】 03(5665)3040
【事務連絡者氏名】 執行役員総合企画部長 大 矢 光 一
【最寄りの連絡場所】 東京都江東区潮見二丁目9番15号
【電話番号】 03(5665)3040
【事務連絡者氏名】 執行役員総合企画部長 大 矢 光 一
【縦覧に供する場所】 株式会社東京証券取引所
(東京都中央区日本橋兜町2番1号)
1/21
EDINET提出書類
株式会社だいこう証券ビジネス(E03776)
四半期報告書
第一部【企業情報】
第1 【企業の概況】
1 【主要な経営指標等の推移】
第63期 第64期
回次 第2四半期 第2四半期 第63期
連結累計期間 連結累計期間
自 2018年4月 1日 自 2019年4月 1日 自 2018年4月 1日
会計期間
至 2018年9月30日 至 2019年9月30日 至 2019年3月31日
(百万円) 8,977 9,595 18,852
営業収益
(百万円) 363 655 885
経常利益
親会社株主に帰属する四半期
(百万円) 412 519 908
(当期)純利益
(百万円) 427 521 783
四半期包括利益又は包括利益
(百万円) 23,952 24,514 24,181
純資産額
(百万円) 37,248 39,699 40,241
総資産額
1株当たり四半期(当期)
(円) 16.40 20.72 36.07
純利益金額
潜在株式調整後1株当たり
(円) 16.35 20.66 35.97
四半期(当期)純利益金額
(%) 64.2 61.6 60.0
自己資本比率
営業活動による
(百万円) 2,421 3,119 2,868
キャッシュ・フロー
投資活動による
(百万円) 581 △ 1,352 △ 1,780
キャッシュ・フロー
財務活動による
(百万円) △ 80 △ 218 △ 207
キャッシュ・フロー
現金及び現金同等物の
(百万円) 13,577 13,084 11,535
四半期末(期末)残高
第63期 第64期
回次 第2四半期 第2四半期
連結会計期間 連結会計期間
自 2018年7月 1日 自 2019年7月 1日
会計期間
至 2018年9月30日 至 2019年9月30日
5.16 9.31
1株当たり四半期純利益金額 (円)
(注)1.当社は四半期連結財務諸表を作成しておりますので、提出会社の主要な経営指標等の推移については記載して
おりません。
2.営業収益には、消費税等は含まれておりません。
2 【事業の内容】
当第2四半期連結累計期間において、当社グループ(当社および当社の関係会社)において営まれている事業の内容
について、重要な変更はありません。
また、主要な関係会社における異動もありません。
なお、第1四半期連結会計期間より報告セグメントの区分を変更しております。詳細は、「第4 経理の状況 1 四
半期連結財務諸表 注記事項(セグメント情報等)」に記載のとおりであります。
2/21
EDINET提出書類
株式会社だいこう証券ビジネス(E03776)
四半期報告書
第2 【事業の状況】
1 【事業等のリスク】
当第2四半期連結累計期間において、新たに発生した事業等のリスクはありません。
また、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて重要な変更はありません。
2 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1) 経営成績の状況
当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、国内における雇用環境の改善、企業の設備投資の増加等を背景
に、緩やかな回復基調が続いているものの、米中貿易摩擦の影響等により経済政策が見通せない状況から先行き不
透明な状況にあります。
当社グループを取り巻く環境について、主要顧客である証券会社においては、厳しい収益環境の中、顧客の高齢
化、次世代投資家の取り込みといった課題や、業界再編、新たなテクノロジーの導入といった動きが進んでおりま
す。また、地域金融機関においては、長引く低金利環境下での非金利収入の確保が急務となっております。さら
に、FinTechに代表される新興系金融企業においては、ビジネスが拡大する段階で急増する事務作業の効率化やコン
プライアンス対応等が課題となっております。
このような状況の下、当社グループは、2018年4月より「証券業の共同インフラ会社」構想をより一層具体的にす
ることを目的として、「クオリティファーストの徹底」「デジタライゼーションの推進」「統合BPOソリューション
サービスの提供体制の整備」「統合BPOソリューションサービスの拡充・展開」の4つを重要経営課題とする五カ年
計画「DCT2022」(2018年度~2022年度)をスタートさせております。
当社グループは、この「証券業の共同インフラ会社」構想の具体化を進めることで、証券会社から銀行・新興系
金融企業までの幅広い金融分野のお客様に対し、それぞれの業態ごとに標準的なプラットフォームを構築し、お客
様のニーズや業態に合わせて最適なソリューションを提供してまいります。
当第2四半期連結累計期間の経営成績につきましては、ITサービス事業を中心として新規顧客の獲得および新規
案件の受託等により、営業収益は95億95百万円(前年同四半期比6.9%増)、業務体制の見直しを実施し、適切なコ
スト管理に取り組んだこと等により、営業利益は6億12百万円(前年同四半期比90.3%増)、経常利益は6億55百万
円(前年同四半期比80.2%増)となりました。前第2四半期連結累計期間に金融商品取引責任準備金戻入を特別利益
に1億18百万円(当第2四半期連結累計期間は11百万円)計上したこと等により、親会社株主に帰属する四半期純利
益は5億19百万円(前年同四半期比25.8%増)となりました。
セグメント別の状況は、以下のとおりであります。
第1四半期連結会計期間から、報告セグメントに含まれていた「金融事業」について、融資残高が減少したこと等
により、量的な重要性が乏しくなったため、「その他」の区分として記載する方法に変更しており、以下の前年同
四半期比較については、前年同四半期の数値を変更後のセグメント区分に組み替えた数値で比較しております。
(バックオフィス事業)
バックオフィス事業におきましては、新規顧客の獲得等により、営業収益は47億65百万円(前年同四半期比
2.0%増)、業務体制の見直しを実施し、適切なコスト管理に取り組んだこと等により、セグメント利益(営業利
益)は2億35百万円(前年同四半期比157.0%増)となりました。
(ITサービス事業)
ITサービス事業におきましては、新規顧客の獲得および新規案件の受託等により、営業収益は39億97百万円
(前年同四半期比11.8%増)、セグメント利益(営業利益)は1億44百万円(前年同四半期比189.4%増)となり
ました。
(証券事業)
証券事業におきましては、株式市況が低調に推移したものの前年度に獲得した顧客の寄与等により、営業収益
は7億7百万円(前年同四半期比4.1%増)、セグメント利益(営業利益)は1億53百万円(前年同四半期比30.4%
増)となりました。
3/21
EDINET提出書類
株式会社だいこう証券ビジネス(E03776)
四半期報告書
(その他)
上記3つ以外の事業セグメントとして、金融事業等があります。当第2四半期連結累計期間においては、営業収
益は1億25百万円(前年同四半期比144.0%増)、セグメント利益(営業利益)は30百万円(前年同四半期比0.9%
減)となりました。
(2) 財政状態の状況
当第2四半期連結会計期間末における資産合計は396億99百万円で、前連結会計年度末に比べ5億42百万円減少しま
した。これは主に、現金及び預金が増加したものの、信用取引貸付金が減少したことによるものです。また、負債
合計は151億85百万円で、前連結会計年度末に比べ8億74百万円減少しました。これは主に、信用取引貸証券受入金
が増加したものの、信用取引借入金、短期受入保証金が減少したことによるものです。純資産合計は245億14百万円
で、前連結会計年度末に比べ3億32百万円増加しました。
(3) キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は130億84百万円となり、前
連結会計年度末より15億49百万円増加しました。各キャッシュ・フローの状況とそれらの増減要因は次のとおりで
あります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
31億19 百 万円の資金の増加(前年同四半期は24億21百万円の資金の増加)となりました。これは主に、預託
金の減少額9億99百万円、信用取引資産の減少額16億39百万円により資金が増加したことによるものでありま
す。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
13億52百万円の資金の減少(前年同四半期は5億81百万円の資金の増加)となりました。これは主に、有価証
券の取得による支出10億4百万円、無形固定資産の取得による支出3億10百万円によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
2億18百万円の資金の減少(前年同四半期は80百万円の資金の減少)となりました。これは主に、自己株式の
取得による支出90百万円、配当金の支払額1億25百万円によるものであります。
(4) 経営方針・経営戦略等
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はあり
ません。
(5) 事業上および財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループの事業上および財務上の対処すべき課題に重要な変更および新
たに生じた課題はありません。
(6) 研究開発活動
当社グループでは、ITサービス事業の製品のひとつであるDreamシリーズの新機能に関する研究開発投資
を行い、機能充実による営業収益拡大を推進しております。
なお、当第2四半期連結累計期間の研究開発費の総額は、4百万円であります。
3 【経営上の重要な契約等】
当第2四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定または締結等はありません。
4/21
EDINET提出書類
株式会社だいこう証券ビジネス(E03776)
四半期報告書
第3 【提出会社の状況】
1 【株式等の状況】
(1) 【株式の総数等】
①【株式の総数】
種類 発行可能株式総数(株)
普通株式 66,240,000
計 66,240,000
②【発行済株式】
第2四半期会計期間末 提出日現在
上場金融商品取引所
現在発行数(株) 発行数(株)
種類 名又は登録認可金融 内容
(2019年9月30日) (2019年11月8日) 商品取引業協会名
東京証券取引所
単元株式数は100株
25,657,400 25,657,400
普通株式
(市場第一部)
であります。
25,657,400 25,657,400 - -
計
(注)提出日現在の発行数には、2019年11月1日からこの四半期報告書提出日までの新株予約権の行使により発行された
株式数は、含まれておりません。
(2) 【新株予約権等の状況】
①【ストックオプション制度の内容】
該当事項はありません。
②【その他の新株予約権等の状況】
該当事項はありません。
(3) 【行使価額修正条項付新株予約権付社債券等の行使状況等】
該当事項はありません。
(4) 【発行済株式総数、資本金等の推移】
発行済株式 発行済株式 資本準備金 資本準備金
資本金増減額 資本金残高
年月日 総数増減数 総数残高 増減額 残高
(百万円) (百万円)
(株) (株) (百万円) (百万円)
2019年7月 1日~
25,657,400
- - 8,932 - 11,755
2019年9月30日
5/21
EDINET提出書類
株式会社だいこう証券ビジネス(E03776)
四半期報告書
(5) 【大株主の状況】
2019年9月30日現在
発行済株式(自己株式を
所有株式数
除く。)の総数に対する
氏名又は名称 住所
(千株)
所有株式数の割合(%)
13,013 51.92
株式会社野村総合研究所 東京都千代田区大手町1丁目9番2号
日本トラスティ・サービス信託銀行株
1,078 4.30
東京都中央区晴海1丁目8番11号
式会社(信託口)
1,070 4.27
野村ホールディングス株式会社 東京都中央区日本橋1丁目9番1号
CITIGROUP CENTRE, CANADA SQUARE,
CGML PB CLIENT ACCOUNT/COLLATERAL
CANARY WHARF, LONDON E14 5LB 859 3.42
(常任代理人 シティバンク、エヌ・
エイ東京支店)
(東京都新宿区新宿6丁目27番30号)
699 2.78
株式会社りそな銀行 大阪市中央区備後町2丁目2番1号
699 2.78
株式会社三井住友銀行 東京都千代田区丸の内1丁目1番2号
690 2.75
株式会社三菱UFJ銀行 東京都千代田区丸の内2丁目7番1号
25 Cabot Square, Canary Wharf,
MSIP CLIENT SECURITIES
London E14 4QA, U.K.
573 2.28
(常任代理人 モルガン・スタンレー
(東京都千代田区大手町1丁目9番7
MUFG証券株式会社)
号)
489 1.95
藍澤證券株式会社 東京都中央区日本橋1丁目20番3号
334 1.33
だいこうグループ従業員持株会 東京都江東区潮見2丁目9番15号
- 19,506 77.84
計
(注) 2018年6月22日付で公衆の縦覧に供されている大量保有報告書において、シンプレクス・アセット・マネジメ
ント株式会社が2018年6月15日現在で以下の株式を所有している旨が記載されているものの、当社として当第2四
半期会計期間末現在における実質所有株式数の確認ができませんので、上記大株主の状況には含めておりませ
ん。
なお、その大量保有報告書の内容は次のとおりであります。
大量保有者 シンプレクス・アセット・マネジメント株式会社
住所 東京都千代田区丸の内一丁目5番1号
保有株券等の数 株式 2,223,300株
株券等保有割合 8.67%
6/21
EDINET提出書類
株式会社だいこう証券ビジネス(E03776)
四半期報告書
(6) 【議決権の状況】
①【発行済株式】
2019年9月30日現在
株式数(株) 議決権の数(個)
区分 内容
- - -
無議決権株式
議決権制限株式(自己株式等) - - -
議決権制限株式(その他) - - -
(自己保有株式)
完全議決権株式(自己株式等) - -
598,400
普通株式
完全議決権株式(その他) 25,047,800 250,478 -
普通株式
11,200 - -
単元未満株式 普通株式
25,657,400 - -
発行済株式総数
- 250,478 -
総株主の議決権
(注)1 「完全議決権株式(その他)」欄の普通株式には、株式会社証券保管振替機構名義の株式が1,000株含まれて
おります。また、「議決権の数」欄には、同機構名義の完全議決権株式に係る議決権の数10個が含まれてお
ります。
2 「単元未満株式」欄の普通株式には、当社所有の自己株式が39株含まれております。
②【自己株式等】
2019年9月30日現在
自己名義 他人名義 所有株式数 発行済株式総数
所有株式数 所有株式数 の合計 に対する所有
所有者の氏名又は名称 所有者の住所
(株) (株) (株) 株式数の割合(%)
(自己保有株式)
東京都江東区潮見
598,400 - 598,400 2.33
二丁目9番15号
株式会社だいこう証券ビジネス
- 598,400 - 598,400 2.33
計
2 【役員の状況】
該当事項はありません。
7/21
EDINET提出書類
株式会社だいこう証券ビジネス(E03776)
四半期報告書
3 【その他】
(1)【自己資本規制比率】
前事業年度 当第2四半期会計期間末
(2019年3月31日) (2019年9月30日)
(百万円) (百万円)
23,554 23,830
基本的項目 (A)
その他有価証券評価差額金
290
290
(評価益)等
補完的項目
476
金融商品取引責任準備金等 464
5
一般貸倒引当金 2
772 757
計 (B)
5,077 5,052
控除資産 (C)
固定化されていない
19,249
(A)+(B)-(C) (D) 19,535
自己資本
157
市場リスク相当額 148
521
取引先リスク相当額 501
リスク相当額
2,742
基礎的リスク相当額 2,920
3,421
計 (E) 3,570
562.6% 547.1%
自己資本規制比率 (D)/(E)×100
(2)【有価証券の売買等業務】
① 有価証券の売買の状況(証券先物取引等を除く)
イ 株券
区分 受託(百万円) 自己(百万円) 合計(百万円)
前第2四半期累計期間
(自 2018年4月 1日 782,882 102 782,985
至 2018年9月30日)
当第2四半期累計期間
(自 2019年4月 1日 851,931 90 852,021
至 2019年9月30日)
ロ 債券
区分 受託(百万円) 自己(百万円) 合計(百万円)
前第2四半期累計期間
(自 2018年4月 1日 464 464
-
至 2018年9月30日)
当第2四半期累計期間
(自 2019年4月 1日 1,356 1,356
-
至 2019年9月30日)
8/21
EDINET提出書類
株式会社だいこう証券ビジネス(E03776)
四半期報告書
ハ 受益証券
区分 受託(百万円) 自己(百万円) 合計(百万円)
前第2四半期累計期間
(自 2018年4月 1日 10,765 10,765
-
至 2018年9月30日)
当第2四半期累計期間
(自 2019年4月 1日 20,375 20,375
-
至 2019年9月30日)
ニ その他
その他
指標連動証券 新株予約権証券 合計
区分
(百万円)
(百万円) (百万円) (百万円)
前第2四半期累計期間
(自 2018年4月 1日 436 7 443
-
至 2018年9月30日)
当第2四半期累計期間
(自 2019年4月 1日 193 38 11 243
至 2019年9月30日)
(受託取引の状況) 上記のうち受託取引の状況は、次のとおりであります。
その他
指標連動証券 新株予約権証券 合計
区分
(百万円)
(百万円) (百万円) (百万円)
前第2四半期累計期間
(自 2018年4月 1日 436 7 443
-
至 2018年9月30日)
当第2四半期累計期間
(自 2019年4月 1日 193 38 11 243
至 2019年9月30日)
② 証券先物取引等の状況
イ 株式に係る取引
先物取引 オプション取引
区分 合計(百万円)
受託(百万円) 自己(百万円) 受託(百万円) 自己(百万円)
前第2四半期累計期間
(自 2018年4月 1日 16,345 16,345
- - -
至 2018年9月30日)
当第2四半期累計期間
(自 2019年4月 1日 10,144 21,138 31,283
- -
至 2019年9月30日)
ロ 債券に係る取引
該当事項はありません。
9/21
EDINET提出書類
株式会社だいこう証券ビジネス(E03776)
四半期報告書
第4 【経理の状況】
1.四半期連結財務諸表の作成方法について
当社の四半期連結財務諸表は、「四半期連結財務諸表の用語、様式及び作成方法に関する規則」(平成19年内閣府
令第64号)に基づいて作成しております。
2.監査証明について
当社は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づき、第2四半期連結会計期間(2019年7月1日から2019年9月30
日まで)および第2四半期連結累計期間(2019年4月1日から2019年9月30日まで)に係る四半期連結財務諸表につい
て、EY新日本有限責任監査法人による四半期レビューを受けております。
10/21
EDINET提出書類
株式会社だいこう証券ビジネス(E03776)
四半期報告書
1 【四半期連結財務諸表】
(1) 【四半期連結貸借対照表】
(単位:百万円)
前連結会計年度 当第2四半期連結会計期間
(2019年3月31日) (2019年9月30日)
資産の部
流動資産
12,035 13,584
現金及び預金
3,585 2,586
預託金
2,000 2,000
預け金
1,725 1,725
営業貸付金
7,412 5,773
信用取引資産
7,127 5,012
信用取引貸付金
285 760
信用取引借証券担保金
※1 111 ※1 69
たな卸資産
2,606 2,147
営業未収入金
2,004 3,004
有価証券
3,504 3,504
短期差入保証金
272 297
その他
△ 5 △ ▶
貸倒引当金
35,252 34,687
流動資産合計
固定資産
有形固定資産 1,166 1,103
無形固定資産
817 967
ソフトウエア
207 174
その他
1,025 1,142
無形固定資産合計
投資その他の資産
809 797
投資有価証券
1,987 1,968
その他
△ 0 △ 0
貸倒引当金
2,796 2,766
投資その他の資産合計
4,989 5,012
固定資産合計
40,241 39,699
資産合計
11/21
EDINET提出書類
株式会社だいこう証券ビジネス(E03776)
四半期報告書
(単位:百万円)
前連結会計年度 当第2四半期連結会計期間
(2019年3月31日) (2019年9月30日)
負債の部
流動負債
2,900 2,900
短期借入金
1,672 1,462
信用取引負債
1,088 550
信用取引借入金
583 912
信用取引貸証券受入金
568 370
有価証券担保借入金
568 370
有価証券貸借取引受入金
1,045 874
営業未払金
246 220
未払法人税等
5,992 5,412
短期受入保証金
387 389
賞与引当金
1,009 1,285
その他
13,823 12,915
流動負債合計
固定負債
退職給付に係る負債 1,606 1,637
153 167
その他
1,760 1,804
固定負債合計
特別法上の準備金
476 464
金融商品取引責任準備金
476 464
特別法上の準備金合計
16,059 15,185
負債合計
純資産の部
株主資本
8,932 8,932
資本金
11,394 11,394
資本剰余金
3,828 4,215
利益剰余金
△ 287 △ 343
自己株式
23,868 24,198
株主資本合計
その他の包括利益累計額
246 246
その他有価証券評価差額金
△ 0 △ 0
土地再評価差額金
23 25
退職給付に係る調整累計額
269 272
その他の包括利益累計額合計
43 43
新株予約権
純資産合計 24,181 24,514
40,241 39,699
負債純資産合計
12/21
EDINET提出書類
株式会社だいこう証券ビジネス(E03776)
四半期報告書
(2) 【四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書】
【四半期連結損益計算書】
【第2四半期連結累計期間】
(単位:百万円)
前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間
(自 2018年4月 1日 (自 2019年4月 1日
至 2018年9月30日) 至 2019年9月30日)
8,977 9,595
営業収益
5,382 5,744
営業費用
3,594 3,851
営業総利益
※1 3,272 ※1 3,238
一般管理費
322 612
営業利益
営業外収益
0 0
受取利息
27 25
受取配当金
14 16
その他
41 42
営業外収益合計
営業外費用
0 0
その他
0 0
営業外費用合計
363 655
経常利益
特別利益
118 11
金融商品取引責任準備金戻入
89 -
移転補償金
▶ 0
その他
212 11
特別利益合計
特別損失
17 12
投資有価証券評価損
- 3
ゴルフ会員権評価損
※2 19
-
事務所移転損失
2 0
その他
39 16
特別損失合計
536 650
税金等調整前四半期純利益
法人税、住民税及び事業税 106 143
17 △ 11
法人税等調整額
124 131
法人税等合計
412 519
四半期純利益
412 519
親会社株主に帰属する四半期純利益
13/21
EDINET提出書類
株式会社だいこう証券ビジネス(E03776)
四半期報告書
【四半期連結包括利益計算書】
【第2四半期連結累計期間】
(単位:百万円)
前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間
(自 2018年4月 1日 (自 2019年4月 1日
至 2018年9月30日) 至 2019年9月30日)
412 519
四半期純利益
その他の包括利益
10 0
その他有価証券評価差額金
▶ 2
退職給付に係る調整額
15 2
その他の包括利益合計
427 521
四半期包括利益
(内訳)
427 521
親会社株主に係る四半期包括利益
14/21
EDINET提出書類
株式会社だいこう証券ビジネス(E03776)
四半期報告書
(3) 【四半期連結キャッシュ・フロー計算書】
(単位:百万円)
前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間
(自 2018年4月 1日 (自 2019年4月 1日
至 2018年9月30日) 至 2019年9月30日)
営業活動によるキャッシュ・フロー
536 650
税金等調整前四半期純利益
230 263
減価償却費
貸倒引当金の増減額(△は減少) △ 23 △ 1
賞与引当金の増減額(△は減少) △ 0 2
退職給付に係る負債の増減額(△は減少) 37 35
金融商品取引責任準備金の増減額(△は減少) △ 118 △ 11
△ 121 △ 116
受取利息及び受取配当金
10 22
支払利息
投資有価証券評価損益(△は益) 17 12
預託金の増減額(△は増加) 32 999
信用取引資産の増減額(△は増加) 2,224 1,639
営業未収入金の増減額(△は増加) △ 231 458
信用取引負債の増減額(△は減少) 89 △ 209
有価証券担保借入金の増減額(△は減少) 42 △ 198
営業未払金の増減額(△は減少) 89 △ 172
短期受入保証金の増減額(△は減少) △ 222 △ 580
△ 220 381
その他
小計 2,371 3,173
利息及び配当金の受取額 123 117
△ 11 △ 21
利息の支払額
△ 61 △ 150
法人税等の支払額又は還付額(△は支払)
2,421 3,119
営業活動によるキャッシュ・フロー
投資活動によるキャッシュ・フロー
△ 500 △ 500
定期預金の預入による支出
500 500
定期預金の払戻による収入
- △ 1,004
有価証券の取得による支出
△ 65 △ 35
有形固定資産の取得による支出
△ 172 △ 310
無形固定資産の取得による支出
△ 101 -
投資有価証券の取得による支出
連結の範囲の変更を伴う子会社株式の売却による
918 -
収入
2 △ 1
その他
581 △ 1,352
投資活動によるキャッシュ・フロー
財務活動によるキャッシュ・フロー
△ 0 △ 90
自己株式の取得による支出
自己株式の処分による収入 71 -
△ 150 △ 125
配当金の支払額
△ 1 △ 2
その他
△ 80 △ 218
財務活動によるキャッシュ・フロー
現金及び現金同等物の増減額(△は減少) 2,921 1,549
10,655 11,535
現金及び現金同等物の期首残高
※1 13,577 ※1 13,084
現金及び現金同等物の四半期末残高
15/21
EDINET提出書類
株式会社だいこう証券ビジネス(E03776)
四半期報告書
【注記事項】
(四半期連結貸借対照表関係)
※1 たな卸資産の内訳
前連結会計年度 当第2四半期連結会計期間
(2019年3月31日) (2019年9月30日)
商品 19 百万円 1 百万円
仕掛品 91 〃 67 〃
(四半期連結損益計算書関係)
※1 一般管理費のうち主要な費目および金額は、次のとおりであります。
前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間
(自 2018年4月 1日 (自 2019年4月 1日
至 2018年9月30日) 至 2019年9月30日)
従業員給料及び手当 1,169 百万円 1,115 百万円
賞与引当金繰入額 255 〃 246 〃
退職給付費用 75 〃 72 〃
貸倒引当金繰入額 △ 23 〃 △ 1 〃
減価償却費 153 〃 169 〃
※2 事務所移転損失
前第2四半期連結累計期間(自 2018年4月1日 至 2018年9月30日)
当第2四半期連結累計期間において、バックオフィス事業の事務所移転に係る費用等について、事務所移
転損失として19百万円を計上しております。
主な内訳は、 移転に係る 引越費用等であります。
当第2四半期連結累計期間(自 2019年4月1日 至 2019年9月30日)
該当事項はありません。
(四半期連結キャッシュ・フロー計算書関係)
※1 現金及び現金同等物の四半期末残高と四半期連結貸借対照表に掲記されている科目の金額との関係は、次
のとおりであります。
前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間
(自 2018年4月 1日 (自 2019年4月 1日
至 2018年9月30日) 至 2019年9月30日)
現金及び預金 14,077百万円 13,584百万円
預入期間が3か月を超える定期預金 △500 〃 △500 〃
現金及び現金同等物 13,577 〃 13,084 〃
16/21
EDINET提出書類
株式会社だいこう証券ビジネス(E03776)
四半期報告書
(株主資本等関係)
前第2四半期連結累計期間(自 2018年4月1日 至 2018年9月30日)
1.配当金支払額
配当金の総額 1株当たり
決議 株式の種類 基準日 効力発生日 配当の原資
(百万円) 配当額(円)
2018年6月20日
普通株式 150 6.0 2018年3月31日 2018年6月21日 利益剰余金
定時株主総会
2.基準日が当第2四半期連結累計期間に属する配当のうち、配当の効力発生日が当第2四半期連結会計期間の末
日後となるもの
配当金の総額 1株当たり
決議 株式の種類 基準日 効力発生日 配当の原資
(百万円) 配当額(円)
2018年10月25日
普通株式 126 5.0 2018年9月30日 2018年12月6日 利益剰余金
取締役会
3.株主資本の著しい変動
株主資本の金額は、前連結会計年度末日と比較して著しい変動がありません。
当第2四半期連結累計期間(自 2019年4月1日 至 2019年9月30日)
1.配当金支払額
配当金の総額 1株当たり
決議 株式の種類 基準日 効力発生日 配当の原資
(百万円) 配当額(円)
2019年5月15日
普通株式 126 5.0 2019年3月31日 2019年5月29日 利益剰余金
取締役会
2.基準日が当第2四半期連結累計期間に属する配当のうち、配当の効力発生日が当第2四半期連結会計期間の末
日後となるもの
配当金の総額 1株当たり
決議 株式の種類 基準日 効力発生日 配当の原資
(百万円) 配当額(円)
2019年10月25日
普通株式 125 5.0 2019年9月30日 2019年12月5日 利益剰余金
取締役会
3.株主資本の著しい変動
株主資本の金額は、前連結会計年度末日と比較して著しい変動がありません。
17/21
EDINET提出書類
株式会社だいこう証券ビジネス(E03776)
四半期報告書
(セグメント情報等)
【セグメント情報】
Ⅰ 前第2四半期連結累計期間(自 2018年4月1日 至 2018年9月30日)
1.報告セグメントごとの営業収益及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:百万円)
四半期連結
報告セグメント
その他 調整額 損益計算書
合計
IT
バック
(注)1 (注)2 計上額
証券 計
オフィス
サービス
(注)3
営業収益
4,671 3,574 679 8,925 51 8,977 - 8,977
外部顧客への営業収益
セグメント間の内部
0 118 - 118 - 118 △ 118 -
営業収益又は振替高
4,671 3,693 679 9,044 51 9,095 △ 118 8,977
計
91 49 117 258 30 289 32 322
セグメント利益
(注)1 「その他」の区分は報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、金融事業等を含んでおりま
す。
2 セグメント利益の調整額32百万円には、セグメント間取引消去26百万円、未実現利益の調整等6百万円
が含まれております。
3 セグメント利益は、四半期連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。
2.報告セグメントごとの固定資産の減損損失又はのれん等に関する情報
該当事項はありません。
Ⅱ 当第2四半期連結累計期間(自 2019年4月1日 至 2019年9月30日)
1.報告セグメントごとの営業収益及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:百万円)
四半期連結
報告セグメント
その他 調整額 損益計算書
合計
IT
バック
(注)1 (注)2 計上額
証券 計
オフィス
サービス
(注)3
営業収益
4,765 3,997 707 9,470 125 9,595 - 9,595
外部顧客への営業収益
セグメント間の内部
3 140 - 143 - 143 △ 143 -
営業収益又は振替高
計 4,768 4,137 707 9,613 125 9,739 △ 143 9,595
235 144 153 533 30 563 49 612
セグメント利益
(注)1 「その他」の区分は報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、金融事業等を含んでおりま
す。
2 セグメント利益の調整額49百万円には、セグメント間取引消去43百万円、未実現利益の調整等6百万円
が含まれております。
3 セグメント利益は、四半期連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。
2.報告セグメントの変更等に関する事項
第1四半期連結会計期間から、報告セグメントに含まれていた「金融事業」について、融資残高が減少したこと等
により、量的な重要性が乏しくなったため、「その他」の区分として記載する方法に変更しております。
なお、前第2四半期連結累計期間のセグメント情報は、当第2四半期連結累計期間の報告セグメントの区分に基づ
き作成したものを開示しております。
3.報告セグメントごとの固定資産の減損損失又はのれん等に関する情報
該当事項はありません。
18/21
EDINET提出書類
株式会社だいこう証券ビジネス(E03776)
四半期報告書
(1株当たり情報)
1株当たり四半期純利益金額および算定上の基礎、潜在株式調整後1株当たり四半期純利益金額および算定上の基
礎は、以下のとおりであります。
前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間
(自 2018年4月 1日 (自 2019年4月 1日
項目
至 2018年9月30日) 至 2019年9月30日)
(1) 1株当たり四半期純利益金額
16円40銭 20円72銭
(算定上の基礎)
親会社株主に帰属する四半期純利益金額(百万円) 412 519
普通株式に係る親会社株主に帰属する四半期純利益金額
412 519
(百万円)
普通株式の期中平均株式数(千株) 25,169 25,051
(2) 潜在株式調整後1株当たり四半期純利益金額
16円35銭 20円66銭
(算定上の基礎)
親会社株主に帰属する四半期純利益調整額(百万円) - -
普通株式増加数(千株) 70 70
希薄化効果を有しないため、潜在株式調整後1株当たり四半
期純利益金額の算定に含めなかった潜在株式で、前連結会計 - -
年度末から重要な変動があったものの概要
2 【その他】
第64期(2019年4月1日から2020年3月31日まで)中間配当については、2019年10月25日開催の取締役会において、
2019年9月30日を基準日として次のとおり中間配当を行うことを決議いたしました。
① 配当金の総額
125百万円
② 1株当たりの金額
5円00銭
③ 支払請求権の効力発生日および支払開始日
2019年12月5日
19/21
EDINET提出書類
株式会社だいこう証券ビジネス(E03776)
四半期報告書
第二部【提出会社の保証会社等の情報】
該当事項はありません。
20/21
EDINET提出書類
株式会社だいこう証券ビジネス(E03776)
四半期報告書
独立監査人の四半期レビュー報告書
2019年11月8日
株式会社だいこう証券ビジネス
取締役会 御中
EY新日本有限責任監査法人
指定有限責任社員
公認会計士
立 石 康 人 印
業務執行社員
指定有限責任社員
公認会計士
佐 々 木 斉 印
業務執行社員
当監査法人は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づき、「経理の状況」に掲げられている株式会社だいこう
証券ビジネスの2019年4月1日から2020年3月31日までの連結会計年度の第2四半期連結会計期間(2019年7月1日から2019年9
月30日まで)及び第2四半期連結累計期間(2019年4月1日から2019年9月30日まで)に係る四半期連結財務諸表、すなわち、
四半期連結貸借対照表、四半期連結損益計算書、四半期連結包括利益計算書、四半期連結キャッシュ・フロー計算書及び
注記について四半期レビューを行った。
四半期連結財務諸表に対する経営者の責任
経営者の責任は、我が国において一般に公正妥当と認められる四半期連結財務諸表の作成基準に準拠して四半期連結財
務諸表を作成し適正に表示することにある。これには、不正又は誤謬による重要な虚偽表示のない四半期連結財務諸表を
作成し適正に表示するために経営者が必要と判断した内部統制を整備及び運用することが含まれる。
監査人の責任
当監査法人の責任は、当監査法人が実施した四半期レビューに基づいて、独立の立場から四半期連結財務諸表に対する
結論を表明することにある。当監査法人は、我が国において一般に公正妥当と認められる四半期レビューの基準に準拠し
て四半期レビューを行った。
四半期レビューにおいては、主として経営者、財務及び会計に関する事項に責任を有する者等に対して実施される質
問、分析的手続その他の四半期レビュー手続が実施される。四半期レビュー手続は、我が国において一般に公正妥当と認
められる監査の基準に準拠して実施される年度の財務諸表の監査に比べて限定された手続である。
当監査法人は、結論の表明の基礎となる証拠を入手したと判断している。
監査人の結論
当監査法人が実施した四半期レビューにおいて、上記の四半期連結財務諸表が、我が国において一般に公正妥当と認め
られる四半期連結財務諸表の作成基準に準拠して、株式会社だいこう証券ビジネス及び連結子会社の2019年9月30日現在
の財政状態並びに同日をもって終了する第2四半期連結累計期間の経営成績及びキャッシュ・フローの状況を適正に表示
していないと信じさせる事項がすべての重要な点において認められなかった。
利害関係
会社と当監査法人又は業務執行社員との間には、公認会計士法の規定により記載すべき利害関係はない。
以 上
(注) 1.上記は四半期レビュー報告書の原本に記載された事項を電子化したものであり、その原本は当社(四半期報告
書提出会社)が別途保管しております。
2. XBRLデータは四半期レビューの対象には含 まれていません。
21/21