株式会社不二越 四半期報告書 第137期第3四半期(令和1年6月1日-令和1年8月31日)
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株式会社不二越(E01603)
四半期報告書
【表紙】
【提出書類】
四半期報告書
【根拠条文】 金融商品取引法第24条の4の7第1項
【提出先】 関東財務局長
【提出日】 2019年10月4日
【四半期会計期間】 第137期第3四半期(自 2019年6月1日 至 2019年8月31日)
【会社名】 株式会社不二越
【英訳名】 NACHI-FUJIKOSHI CORP.
【代表者の役職氏名】 代表取締役社長 坂本 淳
【本店の所在の場所】 東京都港区東新橋一丁目9番2号(汐留住友ビル)
(上記は登記上の本店所在地であり、実際の経理業務は主に下記の場所
で行っております。)
富山県富山市不二越本町一丁目1番1号
【電話番号】 076(423)5111(代表)
【事務連絡者氏名】 執行役員財務部長 澤﨑 裕一
【最寄りの連絡場所】 東京都港区東新橋一丁目9番2号(汐留住友ビル)
【電話番号】 03(5568)5111(代表)
【事務連絡者氏名】 取締役経営企画部長 古澤 哲
【縦覧に供する場所】 株式会社東京証券取引所
(東京都中央区日本橋兜町2番1号)
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第一部【企業情報】
第1【企業の概況】
1【主要な経営指標等の推移】
第136期 第137期
回次 第3四半期連結 第3四半期連結 第136期
累計期間 累計期間
自2017年12月1日 自2018年12月1日 自2017年12月1日
会計期間
至2018年8月31日 至2019年8月31日 至2018年11月30日
(百万円) 187,835 187,297 252,209
売上高
(百万円) 10,941 9,527 13,901
経常利益
親会社株主に帰属する四半期
(百万円) 7,210 6,309 8,945
(当期)純利益
(百万円) 3,177 1,616 4,316
四半期包括利益又は包括利益
(百万円) 120,014 120,183 121,076
純資産額
(百万円) 293,452 291,582 295,550
総資産額
1株当たり四半期(当期)純利
(円) 290.16 253.91 359.96
益
潜在株式調整後1株当たり四半
(円) - - -
期(当期)純利益
(%) 38.6 39.1 38.8
自己資本比率
第136期 第137期
回次 第3四半期連結 第3四半期連結
会計期間 会計期間
自2018年6月1日 自2019年6月1日
会計期間
至2018年8月31日 至2019年8月31日
109.29 84.40
1株当たり四半期純利益 (円)
(注)1.当社は四半期連結財務諸表を作成しておりますので、提出会社の主要な経営指標等の推移については記載し
ておりません。
2.売上高には、消費税等は含んでおりません。
3. 潜在株式調整後1株当たり四半期(当期)純利益については、潜在株式が存在しないため記載しておりませ
ん。
4.2018年6月1日付で普通株式10株につき1株の割合で株式併合を行っております。前連結会計年度の期首に
当該株式併合が行われたと仮定して、1株当たり四半期(当期)純利益を算定しております。
5.「『税効果会計に係る会計基準』の一部改正」(企業会計基準第28号 2018年2月16日)等を第1四半期連
結会計期間の期首から適用しており、前第3四半期連結累計期間および前連結会計年度に係る主要な経営指
標等については、当該会計基準等を遡って適用した後の指標等となっております。
2【事業の内容】
当第3四半期連結累計期間において、当社グループ(当社および当社の関係会社)が営む事業の内容について、重
要な変更はありません。また、主要な関係会社における異動もありません。
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第2【事業の状況】
1【事業等のリスク】
当第3四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、または、前事業年度の有価証券報告書に記載
した事業等のリスクについての重要な変更はありません。
2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1) 財政状態および経営成績の状況
① 経営成績の分析
当第3四半期連結累計期間の当社グループをとり巻く環境は、米中通商問題の影響が拡大し、世界経済は一段と
減速感が高まりました。また、国内市場は底堅く推移したものの、産業機械分野を中心に先行きが不透明となり、
経営環境は総じて厳しい状況にあります。
このような状況のもと、当社グループは、ロボット事業を核に、工具、工作機械、ベアリング、油圧機器、そし
て特殊鋼事業をあわせ持つ総合機械メーカーとしての特長を活かし、国内外で新規開拓や、新商品の市場投入など
による受注・売上拡大にとり組んでまいりました。また、中長期的な業容の拡大と、足下の収益構造の改善に向け
て、開発・営業・生産体制を強化してまいりました。
以上の結果、当第3四半期連結累計期間の連結売上高は、1,872億97百万円(前年同期比0.3%減)、このうち、国
内売上高は1,015億32百万円(同5.7%増)、海外売上高は857億64百万円(同6.5%減)となりました。利益面につきま
しては、販売価格の引き上げやコストダウンにとり組みましたが、為替相場が大幅に円高で推移したことに加え、
原材料やエネルギー価格の上昇、人件費等が収益を圧迫し、営業利益は106億16百万円(同13.0%減)、経常利益は
95億27百万円(同12.9%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は63億9百万円(同12.5%減)となりました。
セグメントの経営成績につきましては、次のとおりであります。
機械工具事業につきましては、中国市場の減速の影響があったものの、国内市場は堅調に推移し、また、工具を
中心とした新商品の投入効果や工作機械の大型案件もあり、売上高は657億27百万円(前年同期比2.0%増)となり、
営業利益は47億91百万円(同3.0%増)となりました。
部品事業につきましては、建設機械分野の需要は底堅く推移したものの、自動車・産業機械分野で一部減産の
動きがあり、売上高は1,078億63百万円(前年同期比2.1%減)、利益面では、原材料価格の上昇等の影響もあり、
営業利益は43億61百万円(同31.3%減)となりました。
その他の事業につきましては、特殊鋼の堅調な需要と販売価格の引き上げなどにより、売上高は137億5百万円
(前年同期比3.7%増)、営業利益は14億17百万円(同23.4%増)となりました。
② 財政状態の分析
当第3四半期連結会計期間末の資産合計は、2,915億82百万円となり、前連結会計年度末に比べ39億67百万円減
少しました。主として、現金及び預金が23億23百万円、受取手形及び売掛金が24億49百万円、投資有価証券が13億
63百万円減少し、たな卸資産が16億66百万円、有形固定資産が3億66百万円増加しております。
負債合計は、1,713億99百万円となり、前連結会計年度末に比べ30億74百万円減少しました。主として、未払金
が27億98百万円、未払法人税等が9億86百万円減少し、借入金が24億89百万円増加しております。
純資産合計は、1,201億83百万円となり、前連結会計年度末に比べ8億92百万円減少しました。主として、その他
有価証券評価差額金が6億84百万円、為替換算調整勘定が38億48百万円減少し、利益剰余金が38億24百万円増加し
ております。
(2)事業上および財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
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なお、会社の支配に関する基本方針は次の通りです。
○当社グループの財務および事業の方針の決定を支配する者のあり方に関する基本方針
① 基本方針の内容の概要
当社は、当社の財務および事業の方針の決定を支配する者は、当社グループの財務および事業の内容や当社
グループの企業価値の根源を十分に理解し、当社グループの企業価値ひいては株主共同の利益を持続的に確保
し、向上していくことを可能とする者である必要があると考えております。
当社では、当社の財務および事業の方針の決定を支配する者のあり方については、当社株式の市場における
自由な取引を通じて決まるものであり、特定の株主または株主グループによって当社株式の大規模買付行為
(「大規模買付行為」の定義につきましては、下記②2.(a)をご参照ください。)が行われた場合であって
も、これを受け入れるか否かは、最終的に株主の皆様の判断に委ねられるべきものと考えております。
しかしながら、大規模買付行為は、それが成就すれば、当社グループの経営に直ちに大きな影響を与えうる
だけの支配権を取得するものであり、当社グループの企業価値ひいては株主共同の利益に重大な影響を及ぼす
可能性を内包しております。こうした事情に鑑み、当社は、大規模買付者(「大規模買付者」の定義につきま
しては、下記②2.(a)をご参照ください。)をして株主の皆様の判断に必要かつ十分な情報を提供せしめるこ
と、さらに、大規模買付者の提案する経営方針等が当社グループの企業価値に与える影響を当社取締役会が検
討・評価して株主の皆様の判断の参考に供すること、場合によっては当社取締役会が大規模買付者と交渉また
は協議を行い、あるいは当社取締役会としての経営方針等の代替的提案を株主の皆様に提示することも、当社
の取締役としての責務であると考えております。
さらに、今日、当社グループの企業価値または株主共同の利益に対する明白な侵害をもたらすような大規模
買付行為がなされる可能性も決して否定できない状況にあります。このような当社グループの企業価値または
株主共同の利益に資さない大規模買付者は、当社の財務および事業の方針の決定を支配する者として不適切で
あり、当社は、このような者による大規模買付行為に対しては、大規模買付者による情報提供、当社取締役会
による検討・評価といったプロセスを確保するとともに、当社グループの企業価値または株主共同の利益に対
する明白な侵害を防止するため、大規模買付行為に対する対抗措置を準備しておくことも、また当社の取締役
としての責務であると考えております。
② 基本方針実現のためのとり組みの具体的な内容の概要
1. 基本方針の実現に資する特別なとり組み
当社グループは、「ものづくりの世界の発展に貢献する」という会社の使命のもと、「世界のものづくりを
先進のFAシステムとメカトロニクスで革新する」を中期的なスローガンとして、多様なソリューションを提
供することを経営の基本方針としております。
そして、当社グループをとり巻く産業構造の大転換期に際し、中長期的な市場環境・需要動向の変化をチャ
ンスと捉え、ロボットを核とする事業基盤を確立し、新しい商機・成長機会を創出することを目標としており
ます。
こうした経営の基本方針に基づいて、当社グループは、工具、工作機械、ロボット、ベアリング、油圧機
器、および特殊鋼事業で蓄積してきた、総合機械・メカトロニクスメーカーとしての独自の技術、事業展開の
強みを活かして、お客様のものづくりのプロセスに対して、高精度、高機能、高い信頼性を有した商品ライン
ナップとFAシステム、ソリューションを提供しております。
また、経営の透明性・公平性を高め、株主の皆様をはじめ当社グループと関係するお客様、サプライヤー、
金融機関、従業員、地域社会など多様なステークホルダーとの良好な関係を築き、長期的かつ安定的な収益の
確保をはかり、企業価値を高めて社会的な使命を果たすよう努めております。
なお、当社は、株主の皆様に対する利益還元を企業経営の基本の一つとして位置づけ、配当につきまして
は、連結業績、配当性向などを総合的に勘案し、安定的な配当を継続実施することを基本としており、内部留
保資金につきましては、将来の事業展開、財務体質の強化に充当いたします。
当社グループは、長期的な展望に立って経営資源の拡充に努め、世界市場での事業基盤の確立と企業価値の
最大化にグループをあげてとり組んでまいります。
2. 基本方針に照らして不適切な者によって当社の財務および事業の方針の決定が支配されることを防止する
ためのとり組み
当社は、当社グループの企業価値ひいては株主共同の利益を確保、向上させ、上記①に記載の基本方針(当
社の財務および事業の方針の決定を支配する者のあり方に関する基本方針をいいます。以下、同じとしま
す。)を実現するため、2008年2月20日開催の当社第125期定時株主総会において、当社株式の大規模買付行為
に関する対応策(買収防衛策)を導入し、その後、2011年2月23日開催の当社第128期定時株主総会および2014
年2月19日開催の当社第131期定時株主総会において、株主の皆様のご承認をいただき継続いたしました(以
下、当社第131期定時株主総会において継続をご承認いただいた対応策を「原施策」といいます。)。
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当社は、社会・経済情勢の変化、買収防衛策に関する議論の進展等も踏まえ、原施策の継続の是非や内容に
ついて検討を行った結果、2017年1月11日開催の当社取締役会において、当社第134期定時株主総会における株
主の皆様のご承認を条件として、原施策を継続する内容の当社株式の大規模買付行為に関する対応策(買収防
衛 策)(以下「本施策」といいます。)について決議し、2017年2月22日開催の当社第134期定時株主総会にお
いて本施策の継続に関する議案は承認可決されました。
(a) 本施策継続の目的および対象となる当社株券等の買付け
本施策は、特定株主グループの議決権保有割合を20%以上とすることを目的とする当社株券等の買付行
為、または結果として特定株主グループの議決権保有割合が20%以上となる当社株券等の買付行為(取引所
金融商品市場における買付け、公開買付け、その他具体的な買付方法の如何を問いませんが、当社取締役会
が予め同意したものを除きます。以下、かかる買付行為を「大規模買付行為」といい、大規模買付行為を行
う者を「大規模買付者」といいます。)が、当社グループの企業価値に重大な影響を及ぼす場合において、
上記①に記載の基本方針に沿って当社グループの企業価値を確保し、向上させるため、大規模買付行為に適
切な対応を行うことを目的としております。
ここに、「特定株主グループ」とは、(Ⅰ)当社株券等の保有者およびその共同保有者、または(Ⅱ)当社株
券等の買付け等を行う者およびその特別関係者をいい、「議決権保有割合」とは、特定株主グループが上記
(Ⅰ)の場合においては当該保有者の株券等保有割合をいい、特定株主グループが上記(Ⅱ)の場合においては
当該大規模買付者および当該特別関係者の株券等所有割合の合計をいいます。
(b) 本施策の概要
本施策は、大規模買付者が従うべき大規模買付ルールおよび大規模買付行為に対して当社がとりうる大規
模買付対抗措置から構成されております。
本施策においては、まず、大規模買付ルールとして、大規模買付者に対し、株主の皆様および当社取締役
会による判断のための情報提供ならびに当社取締役会による検討・評価のための期間の付与を要請しており
ます。
次に、当社取締役会が、大規模買付対抗措置として、会社法その他の法令および当社定款によって認めら
れる相当な対抗措置の発動を決議しうることを前提として、その発動の要件を、大規模買付者が大規模買付
ルールを順守しない場合または大規模買付行為によって当社グループの企業価値または株主共同の利益が著
しく毀損される場合に限定することといたしました。
本施策に基づき大規模買付対抗措置を発動するか否かは、最終的には当社取締役会により決定されます
が、その判断の客観性および合理性を担保するため、当社の業務執行を行う経営陣から独立している当社の
社外取締役、社外監査役または社外有識者から構成される独立委員会を設置し、その意見を最大限尊重する
ことといたしました。
なお、当社は、本施策に従って大規模買付対抗措置を機動的に実施するため、新株予約権の発行登録を行
う場合があります。また、本施策の有効期限は、2020年2月に開催予定の当社第137期定時株主総会終結の時
までとします。
本施策の詳細につきましては、インターネット上の当社ウェブサイト(http://www.nachi-
fujikoshi.co.jp/)に掲載の2017年1月11日付当社ニュースリリース「当社株式の大規模買付行為に関する
対応策(買収防衛策)の継続のお知らせ」をご参照ください。
③ 上記の各とり組みに対する当社取締役会の判断および理由
1. 基本方針の実現に資する特別なとり組み
上記②1.に記載した企業価値向上のためのとり組みは、当社グループの企業価値ひいては株主共同の利益
を持続的に確保し、向上させるための具体的方策として策定されたものであり、上記①に記載の基本方針の実
現に資するものです。したがって、これらのとり組みは、基本方針に沿い、当社の株主共同の利益を損なうも
のではありません。
2. 基本方針に照らして不適切な者によって当社の財務および事業の方針の決定が支配されることを防止する
ためのとり組み
(a) 本施策が基本方針に沿うものであること
本施策は、大規模買付者をして株主の皆様の判断に必要かつ十分な情報を提供せしめること、さらに、大
規模買付者の提案する経営方針等が当社グループの企業価値に与える影響を当社取締役会が検討・評価して
株主の皆様の判断の参考に供すること、場合によっては、当社取締役会が大規模買付行為または当社グルー
プの経営方針等に関して大規模買付者と交渉または協議を行い、あるいは当社取締役会としての経営方針等
の代替的提案を株主の皆様に提示すること等を可能とすることにより、当社グループの企業価値ひいては株
主共同の利益を確保し、向上させるための枠組みであり、上記①に記載の基本方針に沿うものです。
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(b) 本施策が株主共同の利益を損なうものではなく、また、当社の会社役員の地位の維持を目的とするもので
はないこと
当社は、(i)本施策は当社グループの企業価値ひいては株主共同の利益の確保または向上を目的とするも
のであること、(ⅱ)大規模買付ルールの内容ならびに大規模買付対抗措置の内容および発動要件は事前に開
示されていること、(ⅲ)本施策の継続等について株主の皆様の意思が反映されていること、(ⅳ)大規模買付
対抗措置の発動の手続について当社取締役会の判断に係る客観性・合理性が確保されていること、(ⅴ)本施
策は経済産業省および法務省が2005年5月27日に公表した「企業価値・株主共同の利益の確保または向上の
ための買収防衛策に関する指針」の定める三原則を完全に充足していること、(ⅵ)本施策は経済産業省に設
置された企業価値研究会が2008年6月30日に公表した「近時の諸環境の変化を踏まえた買収防衛策の在り
方」に適合していること、(ⅶ)デッドハンド型やスローハンド型の買収防衛策ではないことの理由から、本
施策は当社株主の共同の利益を損なうものではなく、また、当社の会社役員の地位の維持を目的とするもの
ではないと考えております。
(3)研究開発活動
当第3四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、45億62百万円であります。
なお、当第3四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
3【経営上の重要な契約等】
当第3四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。
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第3【提出会社の状況】
1【株式等の状況】
(1)【株式の総数等】
①【株式の総数】
種類 発行可能株式総数(株)
普通株式 60,000,000
計 60,000,000
②【発行済株式】
第3四半期会計期間末 上場金融商品取引所名
提出日現在発行数(株)
種類 現在発行数(株) 又は登録認可金融商品 内容
(2019年10月4日)
(2019年8月31日) 取引業協会名
東京証券取引所
普通株式 24,919,343 24,919,343 単元株式数100株
市場第一部
計 24,919,343 24,919,343 ― ―
(2)【新株予約権等の状況】
①【ストックオプション制度の内容】
該当事項はありません。
②【その他の新株予約権等の状況】
該当事項はありません。
(3)【行使価額修正条項付新株予約権付社債券等の行使状況等】
該当事項はありません。
(4)【発行済株式総数、資本金等の推移】
発行済株式 発行済株式
資本準備金増
資本金増減額 資本金残高 資本準備金残
年月日 減額
総数増減数 総数残高
(百万円) (百万円) 高(百万円)
(百万円)
(千株) (千株)
2019年6月1日~
- 24,919 - 16,074 - 11,420
2019年8月31日
(5)【大株主の状況】
当四半期会計期間は第3四半期会計期間であるため、記載事項はありません。
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(6)【議決権の状況】
当第3四半期会計期間末日現在の「議決権の状況」については、実質株主が把握できず、記載することができま
せんので、直前の基準日である2019年5月31日の株主名簿により記載しております。
①【発行済株式】
2019年8月31日現在
区分 株式数(株) 議決権の数(個) 内容
無議決権株式 ― ― ―
議決権制限株式(自己株式) ― ― ―
議決権制限株式(その他) ― ― ―
(自己保有株式)
― ―
普通株式 71,000
完全議決権株式(自己株式等)
(相互保有株式)
― ―
普通株式 10,500
普通株式 24,723,300
完全議決権株式(その他) 247,233 ―
普通株式 114,543
単元未満株式 ― 1単元(100株)未満の株式
24,919,343
発行済株式総数 ― ―
総株主の議決権 ― 247,233 ―
②【自己株式等】
2019年8月31日現在
発行済株式総数に
所有者の氏名又は 自己名義所有 他人名義所有 所有株式数の
所有者の住所 対する所有株式数
名称 株式数(株) 株式数(株) 合計(株)
の割合(%)
(自己保有株式)
東京都港区東新橋一丁
株式会社不二越 目9番2号 71,000 ― 71,000 0.28
(汐留住友ビル)
(相互保有株式)
富山市中大久保
東亜電工株式会社 10,500 ― 10,500 0.04
129-1番地
計 ― 81,500 ― 81,500 0.32
2【役員の状況】
前事業年度の有価証券報告書提出日後、当四半期累計期間における役員の異動は次のとおりであります。
① 退任役員
役名 氏名 退任年月日
取締役 岩田 眞二郎 2019年4月30日
② 異動後の役員の男女別人数および女性の比率
男性 18名 女性 -名 (役員のうち女性の比率 -%)
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第4【経理の状況】
1.四半期連結財務諸表の作成方法について
当社の四半期連結財務諸表は、「四半期連結財務諸表の用語、様式及び作成方法に関する規則」(平成19年内閣府
令第64号)に基づいて作成しております。
2.監査証明について
当社は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づき、第3四半期連結会計期間(2019年6月1日から2019
年8月31日まで)及び第3四半期連結累計期間(2018年12月1日から2019年8月31日まで)に係る四半期連結財務諸
表について、EY新日本有限責任監査法人による四半期レビューを受けております。
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1【四半期連結財務諸表】
(1)【四半期連結貸借対照表】
(単位:百万円)
前連結会計年度 当第3四半期連結会計期間
(2018年11月30日) (2019年8月31日)
資産の部
流動資産
22,363 20,040
現金及び預金
58,378 55,928
受取手形及び売掛金
23,687 24,458
商品及び製品
14,453 16,018
仕掛品
18,196 17,526
原材料及び貯蔵品
5,205 5,078
その他
△ 35 △ 34
貸倒引当金
142,249 139,017
流動資産合計
固定資産
有形固定資産
建物及び構築物(純額) 30,582 29,074
機械装置及び運搬具(純額) 66,239 66,316
16,812 18,609
その他(純額)
有形固定資産合計 113,634 114,000
無形固定資産 2,749 3,034
投資その他の資産
24,438 23,075
投資有価証券
7,480 7,479
退職給付に係る資産
5,005 4,987
その他
△ 7 △ 12
貸倒引当金
36,916 35,529
投資その他の資産合計
153,300 152,565
固定資産合計
295,550 291,582
資産合計
負債の部
流動負債
49,923 51,132
支払手形及び買掛金
10,961 21,638
短期借入金
23,442 22,719
1年内返済予定の長期借入金
2,136 1,150
未払法人税等
17,730 13,617
その他
104,195 110,258
流動負債合計
固定負債
49,178 41,713
長期借入金
18 19
役員退職慰労引当金
退職給付に係る負債 10,543 10,393
10,539 9,013
その他
70,278 61,140
固定負債合計
負債合計 174,473 171,399
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四半期報告書
(単位:百万円)
前連結会計年度 当第3四半期連結会計期間
(2018年11月30日) (2019年8月31日)
純資産の部
株主資本
16,074 16,074
資本金
11,221 11,221
資本剰余金
82,537 86,361
利益剰余金
△ 262 △ 268
自己株式
109,571 113,389
株主資本合計
その他の包括利益累計額
10,329 9,644
その他有価証券評価差額金
△ 4,333 △ 8,181
為替換算調整勘定
△ 1,027 △ 976
退職給付に係る調整累計額
4,968 486
その他の包括利益累計額合計
6,536 6,307
非支配株主持分
121,076 120,183
純資産合計
負債純資産合計 295,550 291,582
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(2)【四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書】
【四半期連結損益計算書】
【第3四半期連結累計期間】
(単位:百万円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2017年12月1日 (自 2018年12月1日
至 2018年8月31日) 至 2019年8月31日)
売上高 187,835 187,297
143,948 146,680
売上原価
43,887 40,616
売上総利益
31,678 29,999
販売費及び一般管理費
12,208 10,616
営業利益
営業外収益
64 104
受取利息
490 553
受取配当金
24 37
持分法による投資利益
419 434
団体定期保険配当金
725 650
その他
1,724 1,781
営業外収益合計
営業外費用
743 688
支払利息
売上割引 418 439
853 853
為替差損
455 416
団体定期保険料
520 472
その他
2,991 2,870
営業外費用合計
10,941 9,527
経常利益
特別利益
15 6
固定資産売却益
15 6
特別利益合計
特別損失
- 5
固定資産売却損
29 118
固定資産除却損
- 450
投資有価証券評価損
558 -
独占禁止法等関連損失
587 573
特別損失合計
10,368 8,960
税金等調整前四半期純利益
法人税、住民税及び事業税 2,581 2,318
248 122
法人税等調整額
2,829 2,441
法人税等合計
7,539 6,519
四半期純利益
328 209
非支配株主に帰属する四半期純利益
7,210 6,309
親会社株主に帰属する四半期純利益
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【四半期連結包括利益計算書】
【第3四半期連結累計期間】
(単位:百万円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2017年12月1日 (自 2018年12月1日
至 2018年8月31日) 至 2019年8月31日)
7,539 6,519
四半期純利益
その他の包括利益
△ 2,334 △ 696
その他有価証券評価差額金
△ 2,190 △ 4,234
為替換算調整勘定
149 50
退職給付に係る調整額
14 △ 21
持分法適用会社に対する持分相当額
△ 4,362 △ 4,902
その他の包括利益合計
3,177 1,616
四半期包括利益
(内訳)
3,008 1,827
親会社株主に係る四半期包括利益
168 △ 210
非支配株主に係る四半期包括利益
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【注記事項】
(追加情報)
「『税効果会計に係る会計基準』の一部改正」(企業会計基準第28号 2018年2月16日)等を第1四半期連結会計
期間の期首から適用しており、繰延税金資産は投資その他の資産の区分に表示し、繰延税金負債は固定負債の区分
に表示しております。この変更を反映させるため、前連結会計年度の連結貸借対照表の組替えを行っております。
(四半期連結貸借対照表関係)
(偶発債務等)
訴訟等
当社および当社の子会社は、 過去のベアリングの取引に関して、海外の競争法関係当局の調査を受けており
ます。また、これらの調査に関連して、当社および当社の子会社に対して、米国およびカナダにおいて集団訴
訟が提起されております。
今後、上記訴訟等の結果によっては損失が発生する可能性がありますが、現時点でその金額を合理的に見積
ることは困難であり、当社グループの経営成績等に与える影響は明らかではありません。
(四半期連結キャッシュ・フロー計算書関係)
当第3四半期連結累計期間に係る四半期連結キャッシュ・フロー計算書は作成しておりません。なお、第3四
半期連結累計期間に係る減価償却費(のれんを除く無形固定資産に係る償却費を含む。)およびのれんの償却額
は、次のとおりであります。
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2017年12月1日 (自 2018年12月1日
至 2018年8月31日) 至 2019年8月31日)
減価償却費 11,629百万円 12,403百万円
のれんの償却額 84 80
(株主資本等関係)
前第3四半期連結累計期間(自 2017年12月1日 至 2018年8月31日)
1.配当金支払額
配当金の総額
1株当たり
決議 株式の種類 基準日 効力発生日 配当の原資
(百万円)
配当額
2018年2月21日
2,485
普通株式 10円00銭 2017年11月30日 2018年2月22日 利益剰余金
定時株主総会
2.基準日が当第3四半期連結累計期間に属する配当のうち、配当の効力発生日が当第3四半期連結会計期間の
末日後となるもの
該当事項はありません。
当第3四半期連結累計期間(自 2018年12月1日 至 2019年8月31日)
1.配当金支払額
配当金の総額 1株当たり
決議 株式の種類 基準日 効力発生日 配当の原資
(百万円)
配当額
2019年2月19日
2,484
普通株式 100円00銭 2018年11月30日 2019年2月20日 利益剰余金
定時株主総会
2.基準日が当第3四半期連結累計期間に属する配当のうち、配当の効力発生日が当第3四半期連結会計期間の
末日後となるもの
該当事項はありません。
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(セグメント情報等)
【セグメント情報】
Ⅰ 前第3四半期連結累計期間(自2017年12月1日 至2018年8月31日)
報告セグメントごとの売上高および利益又は損失の金額に関する情報
(単位:百万円)
四半期連結
報告セグメント
調整額
損益計算書
(注)1
機械工具 部品 その他 計
計上額(注)2
売上高
64,435 110,179 13,220 187,835 - 187,835
外部顧客への売上高
セグメント間の内部売上高
1,170 565 4,627 6,363 ( 6,363 ) -
又は振替高
65,606 110,744 17,848 194,198 ( 6,363 ) 187,835
計
4,649 6,352 1,148 12,151 57 12,208
セグメント利益
(注)1.セグメント利益の調整額は、主としてセグメント間取引消去であります。
2.セグメント利益は、四半期連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。
Ⅱ 当第3四半期連結累計期間(自2018年12月1日 至2019年8月31日)
報告セグメントごとの売上高および利益又は損失の金額に関する情報
(単位:百万円)
四半期連結
報告セグメント
調整額
損益計算書
(注)1
機械工具 部品 その他 計
計上額(注)2
売上高
65,727 107,863 13,705 187,297 - 187,297
外部顧客への売上高
セグメント間の内部売上高
1,592 854 5,436 7,882 ( 7,882 ) -
又は振替高
67,319 108,717 19,141 195,179 ( 7,882 ) 187,297
計
4,791 4,361 1,417 10,570 45 10,616
セグメント利益
(注)1.セグメント利益の調整額は、主としてセグメント間取引消去であります。
2.セグメント利益は、四半期連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。
(1株当たり情報)
1株当たり四半期純利益および算定上の基礎は、以下のとおりであります。
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2017年12月1日 (自 2018年12月1日
至 2018年8月31日) 至 2019年8月31日)
1株当たり四半期純利益 290円16銭 253円91銭
(算定上の基礎)
親会社株主に帰属する四半期純利益(百万
7,210 6,309
円)
普通株主に帰属しない金額(百万円) - -
普通株式に係る親会社株主に帰属する四半期
7,210 6,309
純利益(百万円)
普通株式の期中平均株式数(千株) 24,850 24,848
(注)1. 潜在株式調整後1株当たり四半期純利益については、潜在株式が存在しないため記載しておりませ
ん。
2. 2018年6月1日付で普通株式10株につき1株の割合で株式併合を行っております。前連結会計年度の
期首に当該株式併合が行われたと仮定して、1株当たり四半期純利益を算定しております。
(重要な後発事象)
該当事項はありません。
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2【その他】
重要な訴訟事件等
第二次世界大戦中に当社で働いていたと主張する韓国人元挺身隊員らが、韓国において当社を被告に提起した損
害賠償請求訴訟に関し、2019年1月、韓国第二審(控訴審)裁判所は当社の控訴を棄却する判決を言い渡しまし
た。これを受けて、2019年2月、当社は韓国最高裁判所に上告しております。
また、上記の訴訟に関して、韓国国内の当社資産(大成NACHI油圧工業㈱株式)が差押えを受けております。
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四半期報告書
第二部【提出会社の保証会社等の情報】
該当事項はありません。
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四半期報告書
独立監査人の四半期レビュー報告書
2019年10月4日
株式会社不二越
取締役会 御中
EY新日本有限責任監査法人
指定有限責任社員
公認会計士
櫻 井 均 印
業務執行社員
指定有限責任社員
公認会計士
石 田 健 一 印
業務執行社員
当監査法人は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づき、「経理の状況」に掲げられている株式会社不二越
の2018年12月1日から2019年11月30日までの連結会計年度の第3四半期連結会計期間(2019年6月1日から2019年8月31
日まで)及び第3四半期連結累計期間(2018年12月1日から2019年8月31日まで)に係る四半期連結財務諸表、すなわ
ち、四半期連結貸借対照表、四半期連結損益計算書、四半期連結包括利益計算書及び注記について四半期レビューを行っ
た。
四半期連結財務諸表に対する経営者の責任
経営者の責任は、我が国において一般に公正妥当と認められる四半期連結財務諸表の作成基準に準拠して四半期連結財
務諸表を作成し適正に表示することにある。これには、不正又は誤謬による重要な虚偽表示のない四半期連結財務諸表を
作成し適正に表示するために経営者が必要と判断した内部統制を整備及び運用することが含まれる。
監査人の責任
当監査法人の責任は、当監査法人が実施した四半期レビューに基づいて、独立の立場から四半期連結財務諸表に対する
結論を表明することにある。当監査法人は、我が国において一般に公正妥当と認められる四半期レビューの基準に準拠し
て四半期レビューを行った。
四半期レビューにおいては、主として経営者、財務及び会計に関する事項に責任を有する者等に対して実施される質
問、分析的手続その他の四半期レビュー手続が実施される。四半期レビュー手続は、我が国において一般に公正妥当と認
められる監査の基準に準拠して実施される年度の財務諸表の監査に比べて限定された手続である。
当監査法人は、結論の表明の基礎となる証拠を入手したと判断している。
監査人の結論
当監査法人が実施した四半期レビューにおいて、上記の四半期連結財務諸表が、我が国において一般に公正妥当と認め
られる四半期連結財務諸表の作成基準に準拠して、株式会社不二越及び連結子会社の2019年8月31日現在の財政状態及び
同日をもって終了する第3四半期連結累計期間の経営成績を適正に表示していないと信じさせる事項がすべての重要な点
において認められなかった。
利害関係
会社と当監査法人又は業務執行社員との間には、公認会計士法の規定により記載すべき利害関係はない。
以 上
(注)1.上記は四半期レビュー報告書の原本に記載された事項を電子化したものであり、その原本は当社(四半期報告
書提出会社)が別途保管しております。
2.XBRLデータは四半期レビューの対象には含まれていません。
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