株式会社 牧野フライス製作所 四半期報告書 第81期第1四半期(平成31年4月1日-令和1年6月30日)
提出書類 | 四半期報告書-第81期第1四半期(平成31年4月1日-令和1年6月30日) |
---|---|
提出日 | |
提出者 | 株式会社 牧野フライス製作所 |
カテゴリ | 四半期報告書 |
EDINET提出書類
株式会社 牧野フライス製作所(E01496)
四半期報告書
【表紙】
【提出書類】 四半期報告書
【根拠条文】 金融商品取引法第24条の4の7第1項
【提出先】 関東財務局長
【提出日】 2019年8月8日
【四半期会計期間】 第81期第1四半期(自 2019年4月1日 至 2019年6月30日)
【会社名】 株式会社牧野フライス製作所
【英訳名】 Makino Milling Machine Co., Ltd.
【代表者の役職氏名】 取締役社長 井 上 真 一
【本店の所在の場所】 東京都目黒区中根2丁目3番19号
【電話番号】 03(3717)1151(代表)
【事務連絡者氏名】 専務取締役管理本部長 永 野 敏 之
【最寄りの連絡場所】 東京都目黒区中根2丁目3番19号
【電話番号】 03(3717)1151(代表)
【事務連絡者氏名】 専務取締役管理本部長 永 野 敏 之
【縦覧に供する場所】 株式会社東京証券取引所
(東京都中央区日本橋兜町2番1号)
1/18
EDINET提出書類
株式会社 牧野フライス製作所(E01496)
四半期報告書
第一部 【企業情報】
第1 【企業の概況】
1 【主要な経営指標等の推移】
第80期 第81期
回次 第1四半期 第1四半期 第80期
連結累計期間 連結累計期間
自 2018年4月1日 自 2019年4月1日 自 2018年4月1日
会計期間
至 2018年6月30日 至 2019年6月30日 至 2019年3月31日
売上高 (百万円) 42,480 35,507 204,709
経常利益 (百万円) 3,833 548 21,956
親会社株主に帰属する
(百万円) 2,816 425 16,981
四半期(当期)純利益
四半期包括利益又は包括利益 (百万円) 580 △ 1,104 12,923
純資産額 (百万円) 150,717 158,102 160,946
総資産額 (百万円) 262,057 257,736 269,521
1株当たり四半期(当期)純利益 (円) 113.40 17.42 689.30
潜在株式調整後1株当たり
(円) ― ― ―
四半期(当期)純利益
自己資本比率 (%) 57.2 61.0 59.4
(注) 1.当社は四半期連結財務諸表を作成しておりますので、提出会社の主要な経営指標等の推移については記載し
ておりません。
2.売上高には、消費税等は含まれておりません。
3.潜在株式調整後1株当たり四半期(当期)純利益については、潜在株式が存在しないため記載しておりませ
ん。
4.2018年10月1日付けで普通株式5株につき普通株式1株の割合で株式併合を行っております。これに伴い、
前連結会計年度の期首に当該株式併合が行われたと仮定し、1株当たり四半期(当期)純利益を算定しており
ます。
2 【事業の内容】
当第1四半期連結累計期間において、当社グループ(当社及び当社の関係会社)において営まれている事業の内容
について、重要な変更はありません。
また、主要な関係会社についても異動はありません。
2/18
EDINET提出書類
株式会社 牧野フライス製作所(E01496)
四半期報告書
第2 【事業の状況】
1 【事業等のリスク】
当第1四半期連結累計期間における、本四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、
投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項の発生、又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等
のリスク」についての重要な変更はありません。
なお、重要事象等は存在しておりません。
2 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社及び連結子会社)が判
断したものであります。
(1)経営成績等の状況の概要
当第1四半期連結累計期間における業績は、連結売上高355億7百万円(前年同期比16.4%減)、営業利益4億70百
万円(前年同期比85.5%減)、経常利益5億48百万円(前年同期比85.7%減)、純利益4億25百万円(前年同期比
84.9%減)となりました。
連結受注は444億80百万円(前年同期比24.1%減)となりました。過去最高であった前年同四半期に比べ、全ての
地域で受注が減少しました。
売上高と受注の差が大きいのは、第3四半期以降に売上となる受注残の割合が多いためです。
引き合いの状況はさらに厳しくなり、受注の回復が当初の計画よりも遅れることを想定しております。
第1四半期における報告セグメント別の受注状況は以下のとおりです。
(当社報告セグメントはグループの販売体制をもとに構成されております。詳細については第4 経理の状況 1
四半期連結財務諸表 注記事項(セグメント情報等)を参照ください。)
セグメントⅠ (「個別」および国内連結子会社 )
牧野フライス製作所の国内受注は、前年同期を下回りました。ロボット・半導体製造装置の部品加工向けが大き
く減少しました。航空機向け受注は増加しましたが、減少を補うまでには至りませんでした。
第2四半期においても第1四半期と同等の受注が継続し、前年同期を下回ると見ています。一般機械の部品加工
向けにまとまった引き合いを見込んでいます。航空機向けでは受注のタイミングが不確定なものがあり、動向を注
視しています。
セグメントⅡ ( MAKINO ASIA PTE LTD )
中国は、前年同期に好調であったスマートフォン向けの減少により、前年同期を下回りました。自動車向け受注
に加え、幅広い産業の金型向け受注については継続しました。
第2四半期の中国は引き続き前年同期を下回る見通しです。自動車向けの引き合いは厳しい状態が続いていま
す。スマートフォン向けで継続中の引き合いは、受注決定のタイミングが延びています。
インドは、自動車の部品加工向けに一部スポット受注がありました。そのほかは、自動車販売台数の減少等によ
り低調であったことで、前年同期を下回りました。
第2四半期のインドは引き続き前年同期を下回る見込みです。自動車向けのほか、航空機向けからの受注獲得で
減少を補うよう取り組みます。
アセアン地域では、ベトナム以外で受注が減少し、前年度を下回りました。第2四半期は、引き続き自動車をは
じめ幅広い産業向けで、第1四半期と同等の受注を見込んでいます。
セグメントⅢ ( MAKINO INC. )
幅広い産業の部品加工向けに受注があった前年同期を下回りました。医療やSUV、トラックなど一部の部品加
工向けは堅調に推移しました。航空機向けは、一部機材の出荷停止がある中で、前年同期並みを維持しました。
第2四半期も第1四半期と同等の受注が継続し、前年同期を下回ると見ています。
3/18
EDINET提出書類
株式会社 牧野フライス製作所(E01496)
四半期報告書
セグメントⅣ ( MAKINO Europe GmbH )
欧州は前年同期を下回りました。景況感の悪化を受けて、一般機械や自動車の部品加工向けを中心に減少しまし
た。 航空機向けは堅調に推移し、前年同期並みとなりました。
第2四半期は、受注の少なかった前年同期に対し上回る見込みです。航空機や自動車の部品加工向けを中心に受
注獲得に努めます。
なお、報告セグメント別の当第1四半期連結累計期間の外部顧客に対する売上高は次のとおりです。
セグメントⅠ : 104億17百万円(前年同期比 16.4%減)
セグメントⅡ : 113億75百万円( 同 20.5%減)
セグメントⅢ : 109億75百万円( 同 8.4%減)
セグメントⅣ : 27億39百万円( 同 26.6%減)
(2)財政状態の分析
当第1四半期
前連結会計年度末 増減金額 増減比率
連結会計期間末
(2019年3月31日) (2019年6月30日)
(百万円) (百万円) (百万円) (%)
資産 269,521 257,736 △11,785 △4.4
負債 108,574 99,633 △8,940 △8.2
(有利子負債) (34,962) (34,764) (△198) (△0.6)
純資産 160,946 158,102 △2,844 △1.8
自己資本比率 59.4% 61.0% 1.6ポイント ―
当第1四半期連結会計期間末における総資産は、前連結会計年度末に比べ117億85百万円減少し、2,577億36百万
円となりました。主な増減としては、受取手形及び売掛金155億42百万円の減少、棚卸資産31億96百万円の増加など
が挙げられます。
負債につきましては、仕入債務73億14百万円の減少、未払法人税等30億74百万円の減少などにより、前連結会計
年度末に比べ89億40百万円減少し、996億33百万円となりました。
また、純資産につきましては、為替換算調整勘定19億10百万円の減少、利益剰余金12億99百万円の減少などによ
り、前連結会計年度末に比べ28億44百万円減少し、1,581億2百万円となりました。
(3)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第1四半期連結累計期間において、事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はあ
りません。
(4)研究開発活動
当第1四半期連結累計期間の研究開発費の総額は16億95百万円であります。
なお、当第1四半期連結累計期間において当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
3 【経営上の重要な契約等】
当第1四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等は行われておりません。
4/18
EDINET提出書類
株式会社 牧野フライス製作所(E01496)
四半期報告書
第3 【提出会社の状況】
1 【株式等の状況】
(1) 【株式の総数等】
① 【株式の総数】
種類 発行可能株式総数(株)
普通株式 60,000,000
計 60,000,000
② 【発行済株式】
第1四半期会計期間
提出日現在
上場金融商品取引所名
発行数(株)
種類 末現在発行数(株) 又は登録認可金融商品 内容
取引業協会名
(2019年6月30日) (2019年8月8日)
東京証券取引所 単元株式数は
普通株式 24,893,841 24,893,841
(市場第一部) 100株であります。
計 24,893,841 24,893,841 ― ―
(2) 【新株予約権等の状況】
① 【ストックオプション制度の内容】
該当事項はありません。
② 【その他の新株予約権等の状況】
該当事項はありません。
(3) 【行使価額修正条項付新株予約権付社債券等の行使状況等】
該当事項はありません。
(4) 【発行済株式総数、資本金等の推移】
発行済株式 発行済株式 資本準備金 資本準備金
資本金増減額 資本金残高
年月日 総数増減数 総数残高 増減額 残高
(百万円) (百万円)
(株) (株) (百万円) (百万円)
2019年6月30日 ― 24,893,841 ― 21,142 ― 14,499
(5) 【大株主の状況】
当四半期会計期間は第1四半期会計期間であるため、記載事項はありません。
5/18
EDINET提出書類
株式会社 牧野フライス製作所(E01496)
四半期報告書
(6) 【議決権の状況】
当第1四半期会計期間末日現在の「議決権の状況」については、株主名簿の記載内容が確認できないため、記載す
ることができないことから、直前の基準日(2019年3月31日)に基づく株主名簿による記載をしております。
① 【発行済株式】
2019年3月31日現在
区分 株式数(株) 議決権の数(個) 内容
無議決権株式 ― ― ―
議決権制限株式(自己株式等) ― ― ―
議決権制限株式(その他) ― ― ―
権利内容に何ら限定のない当社に
(自己保有株式)
おける標準となる株式
完全議決権株式(自己株式等) ―
普通株式 449,800
単元株式数 100株
普通株式
完全議決権株式(その他) 243,960 同上
24,396,000
権利内容に何ら限定のない当社に
普通株式 48,041
おける標準となる株式
単元未満株式 ―
1単元(100株)未満の株式
発行済株式総数 24,893,841 ― ―
総株主の議決権 ― 243,960 ―
(注) 1「単元未満株式」欄の普通株式には、当社所有の自己株式37株が含まれております。
2「完全議決権株式(その他)」欄の普通株式には、証券保管振替機構名義の株式が1,400株(議決権14個)含
まれております。
② 【自己株式等】
2019年3月31日現在
発行済株式
自己名義 他人名義 所有株式数
所有者の氏名 総数に対する
所有者の住所 所有株式数 所有株式数 の合計
又は名称 所有株式数
(株) (株) (株)
の割合(%)
東京都目黒区中根
(自己保有株式)
449,800 ― 449,800 1.81
二丁目3番19号
株式会社牧野フライス製作所
計 ― 449,800 ― 449,800 1.81
(注) 当第1四半期会計期間末(2019年6月30日)の自己株式数は449,905株(発行済株式総数に対する割合
1.81%)であります。
2 【役員の状況】
該当事項はありません。
6/18
EDINET提出書類
株式会社 牧野フライス製作所(E01496)
四半期報告書
第4 【経理の状況】
1.四半期連結財務諸表の作成方法について
当社の四半期連結財務諸表は、「四半期連結財務諸表の用語、様式及び作成方法に関する規則」(平成19年内閣府令
第64号)に基づいて作成しております。
2.監査証明について
当社は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づき、第1四半期連結会計期間(2019年4月1日から2019年
6月30日まで)及び第1四半期連結累計期間(2019年4月1日から2019年6月30日まで)に係る四半期連結財務諸表につ
いて、仰星監査法人による四半期レビューを受けております。
7/18
EDINET提出書類
株式会社 牧野フライス製作所(E01496)
四半期報告書
1 【四半期連結財務諸表】
(1) 【四半期連結貸借対照表】
(単位:百万円)
前連結会計年度 当第1四半期連結会計期間
(2019年3月31日) (2019年6月30日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 49,215 48,872
※ 53,402 ※ 37,859
受取手形及び売掛金
有価証券 39 40
商品及び製品 17,916 21,010
仕掛品 13,192 15,964
原材料及び貯蔵品 32,317 29,647
その他 6,356 5,021
△ 775 △ 772
貸倒引当金
流動資産合計 171,665 157,644
固定資産
有形固定資産
建物及び構築物(純額) 32,246 31,783
機械装置及び運搬具(純額) 9,086 8,739
工具、器具及び備品(純額) 4,772 4,607
土地 17,427 17,132
リース資産(純額) 922 3,707
1,427 1,795
建設仮勘定
有形固定資産合計 65,882 67,764
無形固定資産
3,838 3,586
その他
無形固定資産合計 3,838 3,586
投資その他の資産
投資有価証券 20,828 21,262
長期貸付金 559 647
繰延税金資産 3,773 3,841
退職給付に係る資産 195 192
その他 3,132 3,141
△ 353 △ 346
貸倒引当金
投資その他の資産合計 28,135 28,740
固定資産合計 97,855 100,091
資産合計 269,521 257,736
8/18
EDINET提出書類
株式会社 牧野フライス製作所(E01496)
四半期報告書
(単位:百万円)
前連結会計年度 当第1四半期連結会計期間
(2019年3月31日) (2019年6月30日)
負債の部
流動負債
※ 16,784 ※ 11,773
支払手形及び買掛金
電子記録債務 16,490 14,186
短期借入金 3,364 3,217
1年内返済予定の長期借入金 7,725 7,684
リース債務 216 541
未払法人税等 3,701 627
26,027 25,268
その他
流動負債合計 74,309 63,298
固定負債
社債 10,000 10,000
長期借入金 13,872 13,862
リース債務 856 2,851
繰延税金負債 4,155 4,267
役員退職慰労引当金 99 102
退職給付に係る負債 4,047 4,038
1,234 1,214
その他
固定負債合計 34,265 36,335
負債合計 108,574 99,633
純資産の部
株主資本
資本金 21,142 21,142
資本剰余金 37,070 37,070
利益剰余金 95,782 94,483
△ 2,009 △ 2,010
自己株式
株主資本合計 151,986 150,686
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 10,823 11,100
為替換算調整勘定 79 △ 1,830
△ 2,774 △ 2,670
退職給付に係る調整累計額
その他の包括利益累計額合計 8,128 6,599
非支配株主持分 831 816
純資産合計 160,946 158,102
負債純資産合計 269,521 257,736
9/18
EDINET提出書類
株式会社 牧野フライス製作所(E01496)
四半期報告書
(2) 【四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書】
【四半期連結損益計算書】
【第1四半期連結累計期間】
(単位:百万円)
前第1四半期連結累計期間 当第1四半期連結累計期間
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2018年6月30日) 至 2019年6月30日)
売上高 42,480 35,507
28,996 25,381
売上原価
売上総利益 13,484 10,125
販売費及び一般管理費 10,245 9,655
営業利益 3,239 470
営業外収益
受取利息及び配当金 371 442
受取賃貸料 60 55
為替差益 188 -
112 183
その他
営業外収益合計 733 681
営業外費用
支払利息 70 89
為替差損 - 465
68 47
その他
営業外費用合計 138 602
経常利益 3,833 548
特別利益
固定資産売却益 60 17
52 -
投資有価証券売却益
特別利益合計 112 17
特別損失
5 0
固定資産除却損
特別損失合計 5 0
税金等調整前四半期純利益 3,941 566
法人税等 1,120 142
四半期純利益 2,820 424
非支配株主に帰属する四半期純利益又は
3 △ 1
非支配株主に帰属する四半期純損失(△)
親会社株主に帰属する四半期純利益 2,816 425
10/18
EDINET提出書類
株式会社 牧野フライス製作所(E01496)
四半期報告書
【四半期連結包括利益計算書】
【第1四半期連結累計期間】
(単位:百万円)
前第1四半期連結累計期間 当第1四半期連結累計期間
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2018年6月30日) 至 2019年6月30日)
四半期純利益 2,820 424
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 △ 2,816 276
為替換算調整勘定 594 △ 1,910
△ 17 104
退職給付に係る調整額
その他の包括利益合計 △ 2,239 △ 1,529
四半期包括利益 580 △ 1,104
(内訳)
親会社株主に係る四半期包括利益 577 △ 1,103
非支配株主に係る四半期包括利益 2 △ 1
11/18
EDINET提出書類
株式会社 牧野フライス製作所(E01496)
四半期報告書
【注記事項】
(継続企業の前提に関する事項)
該当事項はありません。
(会計方針の変更等)
「顧客との契約から生じる収益」(ASC第606号)
当第1四半期連結累計期間
(自 2019年4月1日 至 2019年6月30日)
一部の在外連結子会社において「顧客との契約から生じる収益」(ASC第606号)を当第1四半期連結会計期間
より適用しております。ASC第606号の適用については、ASC第606号の経過的な取扱いに従って、当第1四半期連
結会計期間の期首において、累積的影響額を利益剰余金に加減しております。この変更による当第1四半期連結
会計累計期間の損益に与える影響は軽微であります。
「リース」(IFRS第16号)
当第1四半期連結累計期間
(自 2019年4月1日 至 2019年6月30日)
一部の在外連結子会社においては、当第1四半期連結会計期間より、IFRS第16号「リース」を適用しておりま
す。これにより、リースの借手は、原則としてすべてのリースを四半期連結貸借対照表に資産及び負債として計
上することとしました。 IFRS第16号の適用については、経過的な取扱いに従って、当第1四半期連結会計期間の
期首において、累積的影響額を利益剰余金に加減しております。
この結果、従前の会計基準を適用した場合と比較して、当第1四半期連結会計期間の期首時点で、有形固定資
産が2,309百万円、流動負債が312百万円、固定負債が2,017百万円、それぞれ増加しております。なお、当第1四
半期連結累計期間の損益に与える影響は軽微であります。
(四半期連結財務諸表の作成にあたり適用した特有の会計処理)
当第1四半期連結累計期間
(自 2019年4月1日 至 2019年6月30日)
税金費用の計算 当連結会計年度の税引前当期純利益に対する税効果会計適用後の実効税率を合理的に見積
り、税引前四半期純利益に当該見積実効税率を乗じて計算する方法を採用しております。
(四半期連結貸借対照表関係)
㬀 四半期連結会計期間末日満期手形の会計処理については、満期日に決済が行われたものとして処理しておりま
す。
なお、当第1四半期連結会計期間末日が金融機関の休日であったため、次の四半期連結会計期間末日満期手形を
満期日に決済が行われたものとして処理しております。
前連結会計年度 当第1四半期連結会計期間
(2019年3月31日) (2019年6月30日)
受取手形 6百万円 8百万円
支払手形 107百万円 105百万円
(四半期連結キャッシュ・フロー計算書関係)
当第1四半期連結累計期間に係る四半期連結キャッシュ・フロー計算書は作成しておりません。なお、第1四半
期連結累計期間に係る減価償却費(のれんを除く無形固定資産に係る償却費を含む。)は、次のとおりであります。
前第1四半期連結累計期間 当第1四半期連結累計期間
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2018年6月30日) 至 2019年6月30日)
減価償却費 1,355百万円 1,595百万円
12/18
EDINET提出書類
株式会社 牧野フライス製作所(E01496)
四半期報告書
(株主資本等関係)
前第1四半期連結累計期間(自 2018年4月1日 至 2018年6月30日)
1.配当金支払額
配当金の総額 1株当たり
決議 株式の種類 基準日 効力発生日 配当の原資
(百万円) 配当額(円)
2018年6月21日
普通株式 1,120 9.00 2018年3月31日 2018年6月22日 利益剰余金
定時株主総会
2.基準日が当第1四半期連結累計期間に属する配当のうち、配当の効力発生日が当第1四半期連結会計期間の末日
後となるもの
該当事項はありません。
3.株主資本の著しい変動
当社は、2018年6月8日開催の取締役会において、会社法第165条第3項の規定により読み替えて適用される同法
第156条の規定に基づき、自己株式の取得のための市場買付を実施いたしました。なお当該自己株式の取得は、2018
年6月19日(約定ベース)までの買付をもって、終了しています。
1.取得した株式の種類: 普通株式
2.取得した株式の数: 1,097,000株(株式併合前)
3.株式取得価額の総額: 999百万円
4.自己株式取得の期間: 2018年6月11日~2018年6月19日(約定ベース)
5.取得方法: 東京証券取引所における市場買付
当第1四半期連結累計期間(自 2019年4月1日 至 2019年6月30日)
1.配当金支払額
配当金の総額 1株当たり
決議 株式の種類 基準日 効力発生日 配当の原資
(百万円) 配当額(円)
2019年6月25日
普通株式 1,466 60.00 2019年3月31日 2019年6月26日 利益剰余金
定時株主総会
(注)2018年10月1日付で普通株式5株につき普通株式1株の割合で株式併合を行っております。
2.基準日が当第1四半期連結累計期間に属する配当のうち、配当の効力発生日が当第1四半期連結会計期間の末日
後となるもの
該当事項はありません。
13/18
EDINET提出書類
株式会社 牧野フライス製作所(E01496)
四半期報告書
(セグメント情報等)
【セグメント情報】
当社グループの報告セグメントは、当社グループの構成単位のうち、分離された財務情報が入手可能であり、
取締役会が、経営資源の配分の決定及び業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているものであ
ります。
当社グループの主な事業は工作機械の製造販売であります。製造は日本、アジアで行なっており、販売は海外
の重要拠点に子会社を展開して、グローバルな販売活動を行なっております。従いまして、当社グループは下記
Ⅰ、Ⅱ、Ⅲ、Ⅳの販売体制を基礎とした各社の所在地別のセグメントから構成されております。
報告セグメントⅠ.は牧野フライス製作所が担当するセグメントであり、主たる地域は日本、韓国、中国、大
洋州、ロシア、ノルウェイ、イギリス及びセグメントⅡ、Ⅲ、Ⅳに含まれないすべての地域です。さらに、国内
関係子会社を含んでおります。
報告セグメントⅡ.はMAKINO ASIA PTE LTD(シンガポール)が担当するセグメントであり、主たる地域は中国、
ASEAN諸国、インドです。
報告セグメントⅢ.は、MAKINO INC.(アメリカ)が担当しているセグメントで、南北アメリカのすべての国で
す。
報告セグメントⅣ.は、MAKINO Europe GmbH(ドイツ)が担当するセグメントであり、ヨーロッパ大陸(ノルウェ
イを除く)のすべての国です。
Ⅰ 前第1四半期連結累計期間(自 2018年4月1日 至 2018年6月30日)
1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
報告セグメント
Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ 計
(百万円) (百万円) (百万円) (百万円) (百万円)
売上高
1.外部顧客への売上高 12,464 14,305 11,981 3,729 42,480
2.セグメント間の内部売上高
16,682 2,463 108 8 19,262
又は振替高
計 29,146 16,769 12,090 3,737 61,743
セグメント利益又は損失(△) 2,725 1,537 △ 127 △ 422 3,712
2.報告セグメントの利益又は損失の金額の合計額と四半期連結損益計算書計上額との差額及び当該差額の主な内
容(差異調整に関する事項)
(単位:百万円)
利益 金額
報告セグメント計 3,712
未実現利益の消去他 △473
四半期連結損益計算書の営業利益 3,239
3.報告セグメントごとの固定資産の減損損失又はのれん等に関する情報
該当事項はありません。
14/18
EDINET提出書類
株式会社 牧野フライス製作所(E01496)
四半期報告書
Ⅱ 当第1四半期連結累計期間(自 2019年4月1日 至 2019年6月30日)
1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
報告セグメント
Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ 計
(百万円) (百万円) (百万円) (百万円) (百万円)
売上高
1.外部顧客への売上高 10,417 11,375 10,975 2,739 35,507
2.セグメント間の内部売上高
12,749 1,919 87 18 14,774
又は振替高
計 23,166 13,295 11,062 2,757 50,282
セグメント利益又は損失(△) 333 878 15 △ 393 834
2.報告セグメントの利益又は損失の金額の合計額と四半期連結損益計算書計上額との差額及び当該差額の主な内
容(差異調整に関する事項)
(単位:百万円)
利益 金額
報告セグメント計 834
未実現利益の消去他 △364
四半期連結損益計算書の営業利益 470
3.報告セグメントごとの固定資産の減損損失又はのれん等に関する情報
該当事項はありません。
15/18
EDINET提出書類
株式会社 牧野フライス製作所(E01496)
四半期報告書
(1株当たり情報)
1株当たり四半期純利益及び算定上の基礎は、以下のとおりであります。
前第1四半期連結累計期間 当第1四半期連結累計期間
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
項目
至 2018年6月30日) 至 2019年6月30日)
(1) 1株当たり四半期純利益
113円40銭 17円42銭
(算定上の基礎)
親会社株主に帰属する四半期純利益(百万円) 2,816 425
普通株主に帰属しない金額(百万円) ― ―
普通株式に係る親会社株主に帰属する
2,816 425
四半期純利益(百万円)
普通株式の期中平均株式数(千株) 24,836 24,443
(注) 1 潜在株式調整後1株当たり四半期純利益については、潜在株式が存在しないため記載しておりません。
2 当社は、2018年10月1日付けで普通株式5株につき普通株式1株の割合で株式併合を行っております。前連
結会計年度の期首に当該株式併合が行われたと仮定し、1株当たり四半期純利益を算定しております。
(重要な後発事象)
該当事項はありません。
2 【その他】
該当事項はありません。
16/18
EDINET提出書類
株式会社 牧野フライス製作所(E01496)
四半期報告書
第二部 【提出会社の保証会社等の情報】
該当事項はありません。
17/18
EDINET提出書類
株式会社 牧野フライス製作所(E01496)
四半期報告書
独立監査人の四半期レビュー報告書
2019年8月8日
株式会社牧野フライス製作所
取締役会 御中
仰 星 監 査 法 人
指定社員
榎 本 尚 子
公認会計士 印
業務執行社員
指定社員
岩 渕 誠
公認会計士 印
業務執行社員
当監査法人は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づき、「経理の状況」に掲げられている株式会社牧野フ
ライス製作所の2019年4月1日から2020年3月31日までの連結会計年度の第1四半期連結会計期間(2019年4月1日か
ら2019年6月30日まで)及び第1四半期連結累計期間(2019年4月1日から2019年6月30日まで)に係る四半期連結財
務諸表、すなわち、四半期連結貸借対照表、四半期連結損益計算書、四半期連結包括利益計算書及び注記について四半
期レビューを行った。
四半期連結財務諸表に対する経営者の責任
経営者の責任は、我が国において一般に公正妥当と認められる四半期連結財務諸表の作成基準に準拠して四半期連結
財務諸表を作成し適正に表示することにある。これには、不正又は誤謬による重要な虚偽表示のない四半期連結財務諸
表を作成し適正に表示するために経営者が必要と判断した内部統制を整備及び運用することが含まれる。
監査人の責任
当監査法人の責任は、当監査法人が実施した四半期レビューに基づいて、独立の立場から四半期連結財務諸表に対す
る結論を表明することにある。当監査法人は、我が国において一般に公正妥当と認められる四半期レビューの基準に準
拠して四半期レビューを行った。
四半期レビューにおいては、主として経営者、財務及び会計に関する事項に責任を有する者等に対して実施される質
問、分析的手続その他の四半期レビュー手続が実施される。四半期レビュー手続は、我が国において一般に公正妥当と
認められる監査の基準に準拠して実施される年度の財務諸表の監査に比べて限定された手続である。
当監査法人は、結論の表明の基礎となる証拠を入手したと判断している。
監査人の結論
当監査法人が実施した四半期レビューにおいて、上記の四半期連結財務諸表が、我が国において一般に公正妥当と認
められる四半期連結財務諸表の作成基準に準拠して、株式会社牧野フライス製作所及び連結子会社の2019年6月30日現
在の財政状態及び同日をもって終了する第1四半期連結累計期間の経営成績を適正に表示していないと信じさせる事項
がすべての重要な点において認められなかった。
利害関係
会社と当監査法人又は業務執行社員との間には、公認会計士法の規定により記載すべき利害関係はない。
以 上
(注)1.上記は四半期レビュー報告書の原本に記載された事項を電子化したものであり、その原本は当社(四半期報
告書提出会社)が別途保管しております。
2.XBRLデータは四半期レビューの対象には含まれていません。
18/18