近畿車輛株式会社 有価証券報告書 第107期(平成30年4月1日-平成31年3月31日)
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近畿車輛株式会社(E02138)
有価証券報告書
【表紙】
【提出書類】 有価証券報告書
【根拠条文】 金融商品取引法第24条第1項
【提出先】 関東財務局長
【提出日】 2019年6月27日
【事業年度】 第107期(自 2018年4月1日 至 2019年3月31日)
【会社名】 近畿車輛株式会社
【英訳名】 THE KINKI SHARYO CO.,LTD.
【代表者の役職氏名】 代表取締役社長 岡 根 修 司
【本店の所在の場所】 大阪府東大阪市稲田上町2丁目2番46号
【電話番号】 大阪06(6746)5231
【事務連絡者氏名】 経理部長 益 田 浩
【最寄りの連絡場所】 大阪府東大阪市稲田上町2丁目2番46号
【電話番号】 大阪06(6746)5231
【事務連絡者氏名】 経理部長 益 田 浩
【縦覧に供する場所】 株式会社東京証券取引所
(東京都中央区日本橋兜町2番1号)
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第一部 【企業情報】
第1 【企業の概況】
1 【主要な経営指標等の推移】
(1) 連結経営指標等
回次 第103期 第104期 第105期 第106期 第107期
決算年月 2015年3月 2016年3月 2017年3月 2018年3月 2019年3月
売上高 (百万円) 22,103 44,021 45,544 61,677 65,338
経常利益又は経常損失(△) (百万円) △ 2,986 1,207 △ 14,981 4,453 2,193
親会社株主に帰属する
当期純利益
(百万円) △ 3,353 865 △ 14,610 5,165 1,803
又は親会社株主に帰属する
当期純損失(△)
包括利益 (百万円) 470 1,110 △ 15,060 5,331 1,762
純資産額 (百万円) 30,718 31,826 16,558 21,888 23,650
総資産額 (百万円) 54,150 57,563 72,634 79,669 83,727
1株当たり純資産額 (円) 446.21 4,623.49 2,405.68 3,180.32 3,436.43
1株当たり当期純利益
(円) △ 48.71 125.75 △ 2,122.49 750.50 262.11
又は当期純損失(△)
潜在株式調整後
(円) - - - - -
1株当たり当期純利益
自己資本比率 (%) 56.7 55.3 22.8 27.5 28.2
自己資本利益率 (%) △ 11.0 2.8 △ 60.4 26.9 7.9
株価収益率 (倍) △ 8.0 26.1 △ 1.21 3.26 7.76
営業活動による
(百万円) △ 10,956 △ 5,037 △ 11,023 △ 11,990 △ 6,635
キャッシュ・フロー
投資活動による
(百万円) 664 △ 3,721 △ 2,439 △ 789 58
キャッシュ・フロー
財務活動による
(百万円) △ 3 4,162 12,807 13,480 3,969
キャッシュ・フロー
現金及び現金同等物の
(百万円) 9,128 4,552 3,980 4,563 1,913
期末残高
従業員数 (名) 1,057 1,203 1,498 1,573 1,603
(注) 1 潜在株式調整後1株当たり当期純利益については、潜在株式が存在しないため記載しておりません。
2 売上高には、消費税等は含まれておりません。
3 従業員数は、就業人員数を表示しております。
4 2016年10月1日を効力発生日として、普通株式10株を1株の割合とする株式併合を実施しております。第
104期の期首に当該株式併合が行われたと仮定して、1株当たり純資産額、1株当たり当期純利益又は当
期純損失を算定しております。
5 第106期より、「『税効果会計に係る会計基準』の一部改正」(企業会計基準第28号 2018年2月16日)
を早期適用したため、第105期については、遡及適用後の数値を記載しております。
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(2) 提出会社の経営指標等
回次 第103期 第104期 第105期 第106期 第107期
決算年月 2015年3月 2016年3月 2017年3月 2018年3月 2019年3月
売上高 (百万円) 17,580 30,465 25,557 41,549 42,131
経常利益又は経常損失(△) (百万円) △ 4,024 1,162 △ 14,662 4,555 2,164
当期純利益
(百万円) △ 4,032 1,055 △ 14,197 5,439 1,829
又は当期純損失(△)
資本金 (百万円) 5,252 5,252 5,252 5,252 5,252
発行済株式総数 (株) 69,083,597 69,083,597 6,908,359 6,908,359 6,908,359
純資産額 (百万円) 20,431 21,435 6,906 12,563 14,723
総資産額 (百万円) 35,799 39,113 49,835 58,498 63,014
1株当たり純資産額 (円) 296.79 3,113.97 1,003.37 1,825.42 2,139.37
- 3.00 - - -
1株当たり配当額
(円)
(内1株当たり中間配当額)
( -) ( -) ( -) ( -) ( -)
1株当たり当期純利益
(円) △ 58.57 153.36 △ 2,062.52 790.29 265.87
又は当期純損失(△)
潜在株式調整後
(円) - - - - -
1株当たり当期純利益
自己資本比率 (%) 57.1 54.8 13.9 21.5 23.4
自己資本利益率 (%) △ 18.9 5.0 △ 100.2 55.9 13.4
株価収益率 (倍) △ 6.7 21.4 △ 1.24 3.09 7.65
配当性向 (%) - 19.6 - - -
従業員数 (名) 874 888 913 901 888
(%) 100.5 85.3 66.8 63.8 53.2
株主総利回り
(比較指標:配当込みTOPIX)
(%) ( 130.7 ) ( 116.5 ) ( 133.7 ) ( 154.9 ) ( 147.1 )
2,825
最高株価 (円) 426 410 3,320 2,849
(335)
2,299
最低株価 (円) 280 264 2,304 1,875
(234)
(注) 1 潜在株式調整後1株当たり当期純利益については、潜在株式が存在しないため記載しておりません。
2 売上高には、消費税等は含まれておりません。
3 従業員数は、就業人員数を表示しております。
4 2016年10月1日を効力発生日として、普通株式10株を1株の割合とする株式併合を実施しております。第
104期の期首に当該株式併合が行われたと仮定して、1株当たり純資産額、1株当たり当期純利益又は当
期純損失を算定しております。なお、第104期の1株当たり配当額につきましては、当該株式併合前の実
際の配当額を記載しております。
5 第106期より、「『税効果会計に係る会計基準』の一部改正」(企業会計基準第28号 2018年2月16日)
を早期適用したため、第105期については、遡及適用後の数値を記載しております。
6 最高・最低株価は、東京証券取引所市場第一部の相場によるものであります。
7 2016年10月1日を効力発生日として、普通株式10株を1株の割合とする株式併合を実施したため、第105期
の株価については、株式併合後の最高・最低株価を記載し、株式併合前の最高・最低株価は( )にて記載し
ております。
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2 【沿革】
1920年12月 田中太介、尼崎市松島町2丁目に田中車輛工場を創設、鉄道車輛の製造を開始
1935年12月 個人経営の田中車輛工場を出資金300万円の田中車輛合名会社に改組
1939年11月
田中車輛合名会社を資本金300万円の田中車輛株式会社に改組、本社を大阪府布施市橋本1番地の1
に置く
1941年3月 徳庵工場を完成
1945年11月
田中車輛株式会社の全株式を近畿日本鉄道株式会社(現近鉄グループホールディングス株式会社)に譲
渡し、以後同社の経営に移り、商号を近畿車輛株式会社に変更
1949年5月 株式を大阪証券取引所に上場
1956年5月 建築用スチール製サッシ・ドアの製造を開始
1960年7月 アルミ製サッシの製造を開始
1961年10月 株式を東京証券取引所市場第一部に上場
1964年7月 産業機器分野に進出
1974年10月 子会社株式会社きんきゴルフセンター(現非連結子会社:株式会社ケーエスサービス)設立
1975年7月
本社を東大阪市稲田966番地の1に移転(1989年9月東大阪市稲田新町3丁目9番60号に住居表示を変
更)
1979年4月 子会社近車サービス株式会社(現連結子会社:株式会社ケーエステクノス)設立
1986年4月 子会社株式会社テクノデザイン(株式会社ケーエスデザイン)設立
米国現地法人KINKISHARYO (USA) INC.(現KINKISHARYO International,L.L.C.)設立
1991年5月
米国現地法人KINKISHARYO International,L.L.C. (現連結子会社)設立
1999年5月
2004年1月 本社を東大阪市稲田上町2丁目6番41号に移転
カナダ現地法人KINKISHARYO INTERNATIONAL CANADA INC. (現非連結子会社)設立
2006年2月
2009年3月 建材事業の廃止
2009年6月 株式会社ケーエステクノスのアルミニウム事業の廃止
2009年8月 本社を東大阪市稲田上町2丁目2番46号に移転
2012年5月 西日本旅客鉄道株式会社との間で業務提携契約を締結
2012年7月 株式会社ケーエスデザインを車両設計室に一元化
米国現地法人KINKISHARYO (USA) INC.とKINKISHARYO International,L.L.C.が後者を存続会社とし
2018年1月
て統合
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3 【事業の内容】
当社グループは、当社、子会社5社及びその他の関係会社で構成され、鉄道車両関連事業及び不動産賃貸事業に事
業活動を展開しております。
当社グループの事業に係わる位置付け及びセグメントとの関連は次のとおりであります。なお、セグメントと同一
の区分となっております。
鉄道車両関連事業(6社) 当社が鉄道車両を製造するに当たり、製造部門の組立の一部を子会社の㈱ケー
エステクノス、工場警備及び清掃等を子会社の㈱ケーエスサービスに委託してお
ります。
また、米国及びカナダを中心とした海外案件獲得の拠点である子会社の
KINKISHARYO International, L.L.C.及びKINKISHARYO INTERNATIONAL CANADA
INC.に対しては受注車両の構体などを納入し、RAIL TRANSIT CONSULTANTS,INC.
は当社及びその子会社の技術エンジニアリング業務を行っております。
不動産賃貸事業(1社) 不動産賃貸事業は当社が事業活動を展開しております。
上記の他、当社は、その他の関係会社である近畿日本鉄道㈱に鉄道車両及び同部品などを販売しております。
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事業の系統図は次のとおりであります。
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4 【関係会社の状況】
資本金又は 議決権の所有
名称 住所 出資金 主要な事業の内容 又は被所有割合 関係内容
(百万円) (%)
(連結子会社)
KINKISHARYO International,
千米ドル 受注車両の納入先
CALIFORNIA,
L.L.C. 鉄道車両関連事業 100.0
U.S.A.
2,000 役員の兼任4名
(注)3,6
(連結子会社)
製品の製造作業委託
建物の賃貸
㈱ケーエステクノス 大阪府東大阪市 80 鉄道車両関連事業 100.0
資金の貸付
役員の兼任3名
(その他の関係会社)
近鉄グループホールディングス
グループ経営に関す 被所有 44.6
㈱
大阪市天王寺区 126,476 役員の兼任1名
る事業 (30.5)
(注)2,4
(その他の関係会社)
近畿日本鉄道㈱ 鉄道車両他の納入先
大阪市天王寺区 100 鉄軌道事業 被所有 30.4
(注)5 役員の兼任2名
(注) 1 連結子会社の主要な事業の内容欄には、セグメント情報に記載された名称を記載しております。
2 有価証券報告書の提出会社であります。
3 特定子会社であります。
4 議決権の所有又は被所有割合の( )内は、間接所有の割合で内数であります。
5 議決権の所有又は被所有割合の直接被所有30.4%については、近畿日本鉄道株式会社から日本マスター
トラスト信託銀行株式会社へ委託された信託財産であり、信託契約上、議決権の行使については、近畿
日本鉄道株式会社が指図権を留保しております。
6 KINKISHARYO International, L.L.C.については、売上高(連結会社相互間の内部売上高を除く。)の連
結売上高に占める割合が10%を超えております。
(1) 売上高
主要な損益情報等 26,966百万円
(2) 経常利益
203百万円
(3) 当期純利益
179百万円
(4) 純資産額
10,113百万円
(5) 総資産額
31,057百万円
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5 【従業員の状況】
(1) 連結会社における状況
2019年3月31日現在
セグメントの名称 従業員数(名)
鉄道車両関連事業 1,562
不動産賃貸事業 -
全社(共通) 41
合計 1,603
(注) 従業員数は、就業人員数であります。
(2) 提出会社における状況
2019年3月31日現在
従業員数(名) 平均年齢(歳) 平均勤続年数(年) 平均年間給与(百万円)
888 42.3 19.3 5
セグメントの名称 従業員数(名)
鉄道車両関連事業 847
不動産賃貸事業 -
全社(共通) 41
合計 888
(注) 1 従業員数は、就業人員数(当社から社外への出向者を除き、社外から当社への出向者を含む)であります。
2 平均年間給与は、賞与及び基準外賃金を含んでおります。
(3) 労働組合の状況
2019年3月31日現在の近畿車輛労働組合人員は755名(出向者を含む)であり、日本労働組合総連合会(連合)に加盟
しております。
組合との間には特記すべき事項はありません。
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第2 【事業の状況】
1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】
当社グループは、「常に誠意と熱意を持って、優れた技術と創造力を発揮し、豊かで快適な人間環境の実現に貢献
する」ことを企業理念として掲げ、創業以来、現代社会に欠かせない“人と物の移動手段の近代化”という命題に取
組み、一貫して鉄道車両製造に携ってまいりました。
鉄道はエネルギー効率が高く、CO2排出量も非常に少ない環境に優しい輸送手段であり、当社は、長年にわたり
培った高度な技術と豊富な経験を基に、規範の遵守と、顧客第一主義に徹し、優れた品質の製品を提供することを通
して社会に貢献することを経営の基本方針としております。
中長期的に、国内市場は少子高齢化に伴う輸送人員の減少により、鉄道車両の需要は減少傾向が続くものと予想さ
れます。一方、海外市場は都市インフラ整備のための鉄道や高速鉄道が各国で計画されるなど拡大傾向にあります
が、欧州や中国などのメーカーとの受注競争の激化、米国における現地生産化比率の引き上げの影響、世界経済の先
行き不透明感などが懸念されます。
こうした状況に対応するため、生産性向上と収支改善の努力を重ねて業績回復を確かなものとするとともに、設
計・製造技術の高度化と合理性を追求して先進性のある高品質な車両の実現を目指し、経営体質の抜本的な改善に全
社一丸となって取り組んでまいります。
当社グループは、財務報告に係る内部統制の重要性を認識しており、内部統制の整備・運用をより一層強化し、財
務報告の信頼性を確保してまいります。
また、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において、当社グループが判断したものであります。
2 【事業等のリスク】
当社グループの事業展開について影響を及ぼす可能性のあるリスクには以下のようなものがあります。
(1) 事業の特徴
当社グループは、2019年3月期で鉄道車両関連事業の売上高が連結売上高の98.8%を占める実質的な鉄道車両
製造専業メーカーであり、国内市場に加え海外市場を開拓することで、売上先の分散を図っております。
国内市場のみならず海外市場も視野に入れた総合車両メーカーを目指して、設計・車両エンジニアリング機能
の充実に注力し受注拡大を図っておりますが、海外市場において期待通りの受注が確保出来なかった場合、ま
た、国内市場において新製車両の需要の減少傾向が続いた場合は、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性が
あります。
(2) 海外活動
当社グループの鉄道車両関連事業は、国内向車両の需要が減少傾向にあるため海外向車両の受注に力を入れて
おります。海外における政治・経済の情勢並びに原材料の海外調達等において予期せぬ問題が発生した場合に
は、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。
(3) 為替変動による影響
当社グループの鉄道車両関連事業における外貨建取引に対しては、為替予約によるヘッジを行っております
が、為替レートの変動が当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。
(4) 製品の品質等
当社グループの鉄道車両関連事業は、製品の品質確保に万全を期しておりますが、予期せぬ状況により品質問
題が発生した場合には、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。
(5) 個別受注管理
当社グループの鉄道車両関連事業は、請負金額が大きい等の重要な案件について、受注契約締結前に十分な社
内検討を行っております。しかしながら、当初想定できなかった著しい景気変動や経済情勢の変動等による原材
料の価格高騰や調達部品の納入遅延、設計変更や工程変更等による想定外の追加費用の発生等が生じた場合に
は、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。
なお、上記事項は有価証券報告書提出日現在において判断したものであります。
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3 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
当連結会計年度における当社グループ(当社及び連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以
下、「経営成績等」という。)の状況の概要並びに経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する
認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。
(1) 経営成績
当連結会計年度におけるわが国経済は、雇用・所得環境の改善などにより緩やかな回復を続けていますが、米
国による貿易不均衡を是正しようとする動きや、英国のEU離脱問題の行方など不安定な国際情勢に加え、企業
の生産活動の一部に弱さがみられるなど、先行きの不透明感が強まるうちに推移しました。こうした状況の中
で、当連結会計年度の当社グループ(当社及び連結子会社)における業績は、 売上高が653億3千8百万円 (前連
結会計年度 売上高616億7千7百万円 )と 前年同期と比べ36億6千1百万円の増収 となりました。主な増収の要因
は国内向車両の西日本旅客鉄道株式会社向電車及び海外向車両のロサンゼルス郡都市交通局向電車の売上が増加
したことによるものです。 営業利益は23億8千1百万円 (前連結会計年度 営業利益49億2千万円 )と 前年同期と
比べ25億3千9百万円の減益 となりました。主な要因としましては、前連結会計年度は受注損失引当案件の収支
が材料費削減や製造効率化により大きく改善し、将来損失見込みの減少による受注損失引当金戻入が大きく利益
を押し上げましたが、当連結会計年度は、さらにコストダウンは進んでいるものの原価改善額が前年同期と比べ
少なく受注損失引当金戻入が減少したことによります。 営業外収益は3億5千7百万円 (前連結会計年度 営業外
収益3億7千2百万円 )と 前年同期と比べ1千4百万円の減少 となり、 営業外費用は5億4千5百万円 (前連結
会計年度 営業外費用8億3千9百万円 )と 前年同期と比べ2億9千3百万円の減少 となりました。営業外収益か
ら営業外費用を差し引いた純額は △1億8千8百万円 (前連結会計年度 △4億6千6百万円 )となり、 経常利益
は21億9千3百万円 (前連結会計年度 経常利益44億5千3百万円 )と 前年同期と比べ22億6千万円の減益 となり
ました。また、当連結会計年度は、保有資産の有効活用及び財務体質の強化を図るため、当社の従業員駐輪場用
土地を売却したことにより 3億2千3百万円 を固定資産売却益として、投資有価証券を売却したことにより 3億
2千5百万円 を投資有価証券売却益として、特別利益に計上しております。さらに、2018年9月4日に上陸した
台風21号により、当社の建屋及びたな卸資産に被害が発生したため、 9億9千1百万円 を災害による損失として
特別損失に計上しております。以上の結果、 親会社株主に帰属する当期純利益は18億3百万円 (前連結会計年度
親会社株主に帰属する当期純利益51億6千5百万円 )と 前年同期と比べ33億6千1百万円の減益 となりました。
セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。
鉄道車両関連事業
国内向車両の西日本旅客鉄道株式会社向電車及び東京地下鉄株式会社向電車、海外向車両のロサンゼルス
郡都市交通局向電車及びカタール鉄道会社向電車等により、 売上高は645億4千5百万円 (前連結会計年度 売
上高608億8千4百万円 )と 前年同期と比べ36億6千1百万円の増収 となり、 営業利益は25億7千9百万円
(前連結会計年度 営業利益51億5千5百万円 )と 前年同期と比べ25億7千6百万円の減益 となりました。
不動産賃貸事業
東大阪商業施設及び所沢商業施設を中心に 売上高は7億9千2百万円 (前連結会計年度 売上高7億9千2
百万円 )となり、 営業利益は6億8千6百万円 (前連結会計年度 営業利益6億8千8百万円 )と 前年同期と
比べ1百万円の減益 となりました。
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生産、受注及び販売の実績は、次のとおりであります。
①生産実績
当連結会計年度における生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
セグメントの名称 生産高(百万円) 前年同期比(%)
鉄道車両関連事業 54,232 89.7
合計 54,232 89.7
(注) 上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
②受注実績
当連結会計年度における受注実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
セグメントの名称 受注高(百万円) 前年同期比(%) 受注残高(百万円) 前年同期比(%)
鉄道車両関連事業 71,070 262.4 118,945 105.7
合計 71,070 262.4 118,945 105.7
(注) 1 当連結会計年度は、前年同期比で受注高が著しく増加しております。
これは、西日本旅客鉄道株式会社向電車、東京都交通局向電車、東京地下鉄株式会社向電車、カタール
鉄道会社向電車、米国アトランタ都市圏高速交通局向電車の機器更新工事等を受注したことによるもの
であります。
2 上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
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③販売実績
当連結会計年度における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
セグメントの名称 販売高(百万円) 前年同期比(%)
鉄道車両関連事業 64,545 106.0
不動産賃貸事業 792 100.0
合計 65,338 105.9
(注) 1 セグメント間の取引については相殺消去しております。
2 主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合は次のとおりであります。
前連結会計年度
相手先 販売高(百万円) 割合(%)
Los Angeles County
Metropolitan Transportation Authority 20,989 34.0
(ロサンゼルス郡都市交通局)
三菱商事株式会社 18,044 29.3
当連結会計年度
相手先 販売高(百万円) 割合(%)
Los Angeles County
Metropolitan Transportation Authority 22,110 33.8
(ロサンゼルス郡都市交通局)
三菱商事株式会社 18,309 28.0
西日本旅客鉄道株式会社 8,376 12.8
3 上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
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(2) 財政状態
(資産)
当連結会計年度末の資産合計は 837億2千7百万円 (前連結会計年度末 796億6千9百万円 )と 40億5千7百万
円の増加 となりました。流動資産は主にたな卸資産が減少したものの受取手形及び売掛金が増加したことによ
り、 612億2千3百万円 (前連結会計年度末 572億5千8百万円 )と 39億6千4百万円の増加 となりました。固定
資産は主に投資有価証券の時価が上昇したことにより、 225億4百万円 (前連結会計年度末 224億1千1百万円 )
と 9千2百万円の増加 となりました。
(負債)
当連結会計年度末の負債合計は 600億7千6百万円 (前連結会計年度末 577億8千万円 )と 22億9千5百万円の
増加 となりました。流動負債は主に案件進捗に伴う取崩等により受注損失引当金が減少したものの一時的な売掛
金増加に伴う運転資金として短期借入金が増加したことや長期借入金から1年内返済予定の長期借入金への振替
による増加により、 517億6千9百万円 (前連結会計年度末 423億6千6百万円 )と 94億2百万円の増加 となりま
した。固定負債は主に長期借入金の1年内返済予定の長期借入金への振替による減少により、 83億7百万円 (前
連結会計年度末 154億1千4百万円 )と 71億6百万円の減少 となりました。
(純資産)
当連結会計年度末の純資産合計は 236億5千万円 (前連結会計年度末 218億8千8百万円 )と 17億6千1百万円
の増加 となりました。その主な要因は親会社株主に帰属する当期純利益の計上によるものです。
セグメントごとの資産は、次のとおりであります。
鉄道車両関連事業
当連結会計年度末の セグメント資産は784億9千7百万円 (前連結会計年度末 745億6千8百万円 )と 39億
2千8百万円の増加 となりました。
不動産賃貸事業
当連結会計年度末の セグメント資産は16億8百万円 (前連結会計年度末 16億3千4百万円 )と 2千5百万
円の減少 となりました。
(3) キャッシュ・フロー
当連結会計年度末における現金及び現金同等物は、 19億1千3百万円 (前連結会計年度末 45億6千3百万円 )
と 前年同期に比べ26億4千9百万円の減少 となりました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動によるキャッシュ・フローは、 税金等調整前当期純利益が18億5千1百万円 となり、主に売上債権の
増加及び仕入債務の減少により、 66億3千5百万円の支出 (前連結会計年度 119億9千万円の支出 )と 前年同期と
比べ53億5千4百万円 の支出の減少となりました。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動によるキャッシュ・フローは、主に有形固定資産の取得による支出が減少したものの、有形固定資産
(従業員駐輪場用土地)の売却と投資有価証券の売却による収入により、 5千8百万円の収入 (前連結会計年度
7億8千9百万円の支出 )と 前年同期と比べ8億4千7百万円 の支出の減少となりました。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動によるキャッシュ・フローは、主に売上債権の増加による運転資金としての短期借入金の増加によ
り、 39億6千9百万円の収入 (前連結会計年度 134億8千万円の収入 )と 前年同期と比べ95億1千1百万円 の収入
の減少となりました。
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(資本の財源及び資金の流動性についての分析)
当社グループの資金運営は、事業活動にかかる運転資金については営業キャッシュ・フローで獲得した資金を
主な財源としておりますが、売上債権の回収までに必要な資金については金融機関からの借入による短期資金調
達やコミットメント契約の利用により流動性を維持しております。また、採算性の悪い案件の進捗などによる資
金不足につきましては有形固定資産や投資有価証券の売却によりその一部を確保しております。
一方、設備資金など長期的な資金については、国内外での資金調達について、市場金利動向や既存借入金の償
還時期等を総合的に勘案し、金融機関からの借入による長期借入金により流動性を維持しております。また、設
備投資の一部はリース取引によっております。
当社グループの当連結会計年度末の資金は、前年同期と比べ 26億4千9百万円 減少し 19億1千3百万円 となり
ました。当連結会計年度における営業活動によるキャッシュ・フローは、一般的に海外案件はプロジェクトの進
捗度に応じて代金支払いスケジュールが決まっているため一時的に売上債権が増加しますが、一方で当連結会計
年度は前年同期と比べ売上債権の回収が進んだため、売上債権の増加額が減少したことなどにより 53億5千4百
万円 支出が減少し 66億3千5百万円 の支出となりました。投資活動によるキャッシュ・フローは、当連結会計年
度は、前年同期と比べ生産効率と品質の向上などを目的とした新規案件に対する設備投資が一巡したことにより
有形固定資産の取得による支出が減少したことなどにより 8億4千7百万円 支出が減少し 5千8百万円 の収入と
なりました。財務活動によるキャッシュ・フローは、当連結会計年度は、前年同期と比べ売上債権の増加額が減
少したことにより運転資金としての短期借入金の増加も減少したことなどにより 95億1千1百万円 収入が減少し
39億6千9百万円 の収入となりました。
4 【経営上の重要な契約等】
当連結会計年度において、経営上の重要な契約等は行われておりません。
5 【研究開発活動】
当社グループでは、品質や安全性の向上及びバリアフリーへの取組や環境への配慮を図るとともに、時代や社会の
ニーズに応じた新しい技術の開発を推進しております。なお、当連結会計年度の鉄道車両関連事業においては、材料
工学、化学技術、環境工学及び車両構造技術等に関する各種研究開発を行っており、研究開発費の総額は 139 百万円で
あります。
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第3 【設備の状況】
1 【設備投資等の概要】
当社グループでは、生産効率と品質の向上、コスト削減及び作業環境の改善を主目的とした設備投資を行ってお
り、当連結会計年度の設備投資総額は 870 百万円であります。
セグメントごとの設備投資は次のとおりであります。
(1) 鉄道車両関連事業
同事業における当連結会計年度の主な設備投資については、老朽化設備の更新、生産効率の向上等を目的とし
た設備投資があり、設備投資金額は 822 百万円となりました。
(2) 不動産賃貸事業
特記すべき事項はありません。
(3) 全社(共通)
特記すべき事項はありません。
なお、上記の設備投資金額には、無形固定資産を含めて記載しております。
また、当連結会計年度において、全社(共通)における従業員駐輪場用土地を売却しており、固定資産売却益 323 百万
円を計上しております。
2 【主要な設備の状況】
(1) 提出会社
近畿車輛株式会社
2019年3月31日現在
帳簿価額(百万円)
事業所名 セグメントの 従業員数
設備の内容
(所在地) 名称 (名)
建物及び 機械装置 土地
リース資産 その他 合計
構築物 及び運搬具 (面積㎡)
鉄道車両 溶接設備、
847
関連事業 試験装置他
徳庵工場
1,382
5,379 1,248 600 260 8,871
(168,159.92)
(大阪府東大阪市)
全社(共通) 管理部門 41
複合商業施設
971
不動産
(大阪府東大阪市) 賃貸用土地 ▶ - (41,465.36) - - 976 -
賃貸事業
[2,317.57]
(注)2
複合商業施設
不動産 賃貸用
178
(埼玉県所沢市) 424 - - - 602 -
(30,287.81)
賃貸事業 商業施設
(注)3
(注) 1 上記の金額には消費税等は含まれておりません。
2 土地の一部を賃借しております(年間賃借料7百万円)。
なお、賃借している土地の面積は[ ]で外書きしております。
3 建物及び構築物一式は連結会社以外への賃貸設備であります。
4 帳簿価額の「その他」には、無形固定資産を含めて表示しております。
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(2) 在外子会社
KINKISHARYO International, L.L.C.
2019年3月31日現在
帳簿価額(百万円)
事業所名 セグメントの 従業員数
設備の内容
(所在地) 名称 (名)
建物及び 機械装置 土地
リース資産 その他 合計
構築物 及び運搬具 (面積㎡)
パームデール工場
鉄道車両 車両製造
-
(CALIFORNIA,U.S.A.)
157 1,115 - 9 1,283 412
[115,618.67]
関連事業 設備他
(注)1
(注) 1 土地及び建物の一部を賃借しております(年間賃借料157百万円)。
なお、賃借している土地の面積は[ ]で外書きしております。
2 帳簿価額の「その他」には、無形固定資産を含めて表示しております。
3 【設備の新設、除却等の計画】
(1) 重要な設備の新設等
近畿車輛株式会社
投資予定額(百万円)
事業所名 セグメントの 操業開始 完成後の
設備の内容 資金調達方法
(所在地) 名称 予定年月 増加能力
総額 既支払額
徳庵工場
鉄道車両関連事業 多面加工機3号機更新 230 - 借入金 2020年3月 -
(大阪府東大阪市)
(注) 上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
(2) 重要な設備の除却等
該当事項はありません。
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第4 【提出会社の状況】
1 【株式等の状況】
(1) 【株式の総数等】
① 【株式の総数】
種類 発行可能株式総数(株)
普通株式 12,000,000
計 12,000,000
② 【発行済株式】
事業年度末現在 提出日現在 上場金融商品取引所
種類 発行数(株) 発行数(株) 名又は登録認可金融 内容
(2019年3月31日) (2019年6月27日) 商品取引業協会名
東京証券取引所
普通株式 6,908,359 6,908,359 単元株式数100株
市場第一部
計 6,908,359 6,908,359 - -
(2) 【新株予約権等の状況】
① 【ストックオプション制度の内容】
該当事項はありません。
② 【ライツプランの内容】
該当事項はありません。
③ 【その他の新株予約権等の状況】
該当事項はありません。
(3) 【行使価額修正条項付新株予約権付社債券等の行使状況等】
該当事項はありません。
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(4) 【発行済株式総数、資本金等の推移】
発行済株式 発行済株式 資本金増減額 資本金残高 資本準備金 資本準備金
年月日 総数増減数 総数残高 増減額 残高
(株) (株) (百万円) (百万円) (百万円) (百万円)
2016年10月1日 △62,175,238 6,908,359 - 5,252 - 2,624
(注) 2016年6月29日開催の第104回定時株主総会における決議に基づき、2016年10月1日を効力発生日とする株式
併合(普通株式を10株から1株に併合)を実施したことにより、発行済株式総数が減少しております。
(5) 【所有者別状況】
2019年3月31日現在
株式の状況(1単元の株式数 100 株)
単元未満
区分 株式の状況
政府及び
外国法人等
金融商品 その他の 個人
(株)
地方公共 金融機関 計
取引業者 法人 その他
団体
個人以外 個人
株主数
- 22 27 50 65 1 3,951 4,116 -
(人)
所有株式数
- 30,324 3,151 15,127 8,502 1 11,756 68,861 22,259
(単元)
所有株式数
- 44.03 4.58 21.97 12.35 0.00 17.07 100.00 -
の割合(%)
(注) 1 自己株式は26,297株であり、「個人その他」に262単元、「単元未満株式の状況」に97株含まれておりま
す。なお、自己株式26,297株は、株主名簿上の株式数であり期末日現在の実質的な所有株式数は、26,097
株であります。
2 上記「その他の法人」には、証券保管振替機構名義の株式が2単元含まれております。
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(6) 【大株主の状況】
2019年3月31日現在
発行済株式(自己株式を
所有株式数
氏名又は名称 住所 除く。)の総数に対する
(百株)
所有株式数の割合(%)
日本マスタートラスト信託銀行株式
会社(近畿日本鉄道株式会社退職給付 東京都港区浜松町2丁目11番3号 20,846 30.29
信託口)
近鉄グループホールディングス株式
大阪市天王寺区上本町6丁目1番55号 9,708 14.11
会社
日本マスタートラスト信託銀行株式
東京都港区浜松町2丁目11番3号 3,605 5.24
会社(信託口)
西日本旅客鉄道株式会社 大阪市北区芝田2丁目4番24号 3,454 5.02
東京都中央区日本橋茅場町1丁目13番14
立花証券株式会社 2,513 3.65
号
BNY GCM CLIENT ACCOUNT JPRD AC PETERBOROUGH COURT 133 FLEET STREET
ISG (FE-AC) LONDON EC4A 2BB, UNITED KINGDOM
2,421 3.52
(常任代理人 株式会社三菱UFJ (東京都千代田区丸の内2丁目7番1
銀行) 号)
日本生命保険相互会社
東京都千代田区丸の内1丁目6番6号
(常任代理人 日本マスタートラスト 1,781 2.59
(東京都港区浜松町2丁目11番3号)
信託銀行株式会社)
PO BOX1586 3RD FLOOR, ROYAL BANK
HOUSE, 24 SHEDDEN ROAD, GEORGE
ECM MF
TOWN, GRAND CAYMAN KY1-1110 CAYMAN
1,253 1.82
(常任代理人 立花証券株式会社)
ISLANDS
(東京都中央区日本橋茅場町1丁目13番
14号)
GOLDMAN SACHS INTERNATIONAL 133 FLEET STREET LONDON EC4A 2BB
(常任代理人 ゴールドマン・サック U.K. 1,107 1.61
ス証券株式会社) (東京都港区六本木6丁目10番1号)
株式会社三菱UFJ銀行 東京都千代田区丸の内2丁目7番1号 1,053 1.53
計 - 47,743 69.37
(注)1 日本マスタートラスト信託銀行株式会社(近畿日本鉄道株式会社退職給付信託口)の所有株式数20,846百株
は、近畿日本鉄道株式会社から同行へ委託された信託財産であり、信託契約上、議決権の行使については近
畿日本鉄道株式会社が指図権を留保しております。
2 上記の所有株式数のうち、信託業務にかかる株式数は次のとおりであります。
日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口) 3,605百株
3 2018年6月7日付で公衆の縦覧に供されている大量保有報告書に係る変更報告書において、エフィッシモ
キャピタル マネージメント ピーティーイー エルティーディーが2018年5月31日現在で以下の株式を所有
している旨が記載されているものの、当社として2019年3月31日現在における実質所有株式数の確認ができ
ませんので、上記大株主の状況には含めておりません。
なお、大量保有報告書の内容は以下のとおりであります。
保有株券数 株券等保有割合
氏名又は名称 住所
(百株) (%)
EFFISSIMO CAPITAL MANAGEMENT 260 ORCHARD ROAD #12-06 THE HEEREN
6,738 9.75
PTE LTD SINGAPORE 238855
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(7) 【議決権の状況】
① 【発行済株式】
2019年3月31日現在
区分 株式数(株) 議決権の数(個) 内容
無議決権株式 - - -
議決権制限株式(自己株式等) - - -
議決権制限株式(その他) - - -
(自己保有株式)
完全議決権株式(自己株式等) - 単元株式数100株
普通株式 26,000
普通株式 6,860,100
完全議決権株式(その他) 68,601 同上
普通株式 22,259
単元未満株式 - -
発行済株式総数 6,908,359 - -
総株主の議決権 - 68,601 -
(注) 1 「完全議決権株式(その他)」欄の普通株式には、証券保管振替機構名義の株式が200株(議決権2個)含ま
れております。
2 「単元未満株式」欄の普通株式には、当社所有の自己株式97株が含まれております。
② 【自己株式等】
2019年3月31日現在
自己名義 他人名義 所有株式数 発行済株式総数
所有者の氏名
所有者の住所 所有株式数 所有株式数 の合計 に対する所有
又は名称
(株) (株) (株) 株式数の割合(%)
東大阪市稲田上町2丁目
(自己保有株式)
26,000 - 26,000 0.38
近畿車輛株式会社
2番46号
計 - 26,000 - 26,000 0.38
(注) 株主名簿上は当社名義となっておりますが、実質的に所有していない株式が200株(議決権2個)あります。
なお、当該株式数は、上記「発行済株式」の「完全議決権株式(その他)」の普通株式に含めております。
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2 【自己株式の取得等の状況】
【株式の種類等】 会社法第155条第7号による普通株式の取得
(1) 【株主総会決議による取得の状況】
該当事項はありません。
(2) 【取締役会決議による取得の状況】
該当事項はありません。
(3) 【株主総会決議又は取締役会決議に基づかないものの内容】
区分 株式数(株) 価額の総額(千円)
当事業年度における取得自己株式 344 768
当期間における取得自己株式 ▶ 8
(注) 当期間における取得自己株式には、2019年6月1日から有価証券報告書提出日までの単元未満株式の買取り
による株式数は含めておりません。
(4) 【取得自己株式の処理状況及び保有状況】
当事業年度 当期間
区分
処分価額の総額 処分価額の総額
株式数(株) 株式数(株)
(千円) (千円)
引き受ける者の募集を行った
- - - -
取得自己株式
消却の処分を行った取得自己株式 - - - -
合併、株式交換、会社分割に係る
- - - -
移転を行った取得自己株式
その他 - - - -
保有自己株式数 26,097 - 26,101 -
(注) 当期間における保有自己株式数には、2019年6月1日から有価証券報告書提出日までの単元未満株式の買取
りによる株式数は含めておりません。
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3 【配当政策】
当社では、株主に対する継続的な利益の還元を経営上重要な施策の一つとして位置付けており、剰余金の処分の方
針といたしましては、受注産業としての性格上、事業年度毎に受注環境に大きな変動が生じやすいため、業績の状況
に左右されない安定配当を行うことを基本方針としております。なお、業績に著しい変化が生じた場合は、配当の見
直しを行います。
当社は、剰余金の配当時期として、年に1回、期末に配当を行うことを基本方針としております。また、当社は会
社法第459条第1項の規定に基づき取締役会の決議によって剰余金の配当を行うことができる旨を定款に定めておりま
す。
なお、当期の配当につきましては、当期の業績や今後の財務状況などを総合的に勘案した結果、誠に遺憾ながら無
配とさせていただきました。
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4 【コーポレート・ガバナンスの状況等】
(1) 【コーポレート・ガバナンスの概要】
① コーポレート・ガバナンスに関する基本的な考え方
当社は、企業理念「我々は、常に誠意と熱意を持って、優れた技術と創造力を発揮し、豊かで快適な人間環境
の実現に貢献します」を踏まえた企業活動を実践し、当社を取り巻くステークホルダーの皆様とも信頼関係を構
築し、共存共栄を目指した企業経営に努め社会的責任を果たすとともに、会社の持続的成長、企業価値の最大化
を図ることを重要な課題と認識しております。そのため、公正かつ透明性が確保された経営体制の確立が不可欠
との観点から、コーポレート・ガバナンスの充実を図っております。
② 企業統治の体制の概要とその体制を採用する理由
当社は、監査役会設置会社であり、取締役会、監査役会を設けております。
取締役会は、取締役が13名(うち社外取締役4名)で構成されており、定例で年間8回及び必要に応じて臨時
に開催され、法令並びに定款で定められた事項及び取締役会付議基準に定められた重要事項を審議、決定すると
ともに、業務執行に係る重要な報告を受け、取締役の業務執行に対する監督を行っております。
また、毎週1回、常勤の取締役及び監査役並びに子会社社長等から成る経営会議を開催し、業務執行の効率化
と課題や情報の共有化に努めるとともに、こうした定例的な会議に加え、重要事項と考えられるテーマについて
は、適宜、戦略会議を開催して対応を検討するなど企業統治の実効性向上を図っております。
取締役の選解任に関する株主総会議案及び役付業務執行取締役、執行役員の選解任に関する取締役会議案並び
に取締役の報酬に関する事項の透明性・公平性を高めるため独立社外取締役が過半数を占める指名・報酬諮問委
員会を設置しております。
監査役は、4名全員が社外監査役で、各監査役は法務や財務及び会計に関する相当程度の知見等それぞれの有
する専門的見地から充実した経営の監査を行っております。また、監査業務を補助し実効性を維持するため、監
査役会及び監査役の指揮を受ける専任スタッフを1名配置しております。
なお、会社法第427条第1項並びに定款第26条及び第35条の規定により、社外取締役及び非常勤の社外監査役の
全員との間で会社法第423条第1項の賠償責任を限定する契約を締結しております。当該契約に基づく賠償責任の
限度額は、法令が規定する額としております。
こうした当社の体制は、経営に対する監督、監査機能の十分性を備えており、公正かつ透明性が確保された企
業統治を確立するうえで、有効であると考え採用しております。
③ 企業統治に関するその他の事項
・取締役及び使用人の職務の執行が法令及び定款に適合することを確保するための体制
役員及び社員の行動の拠り所となる「経営方針」において、規範の遵守が経営の根幹であるとの信念を明
示するとともに、具体的指標となる「企業倫理行動規範」を制定し、これを周知するための処置をとりま
す。
また、法令及び企業倫理に則った企業行動を推進するため、「コンプライアンス(企業倫理)委員会」を
設置するとともに、「コンプライアンス(企業倫理)統括チーム」を設け、具体的な仕組み作りや社内研修
などを実施します。更に、法令や企業倫理、社内規定に反する行為が発生した場合に、これを早期に発見、
是正するため、「コンプライアンス社内通報規則」を設け、社員からの通報や相談を受け付ける体制を整備
します。
内部統制を整備・運用する部門が定期的な点検を実施する一方、内部監査機能を強化するため、「監査
部」を設置しております。
・取締役の職務の執行に係る情報の保存及び管理に関する体制
法令及び定款で定められている事項に加え、対象、担当、期間、管理方法などを明記した「文書取扱規
定」などの社内規定を整備し、これらに則った適切な保存、管理を実施するとともに、担当部署が定期的な
保存、管理状況の点検などを実施します。
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・損失の危険の管理に関する規程その他の体制
事業などのリスクを適切に管理するため、リスク管理に係る諸規定類を整備し、各部署における内部牽制
を図るとともに、重要な案件については、必要に応じて取締役会及び「経営会議」などの会議体において、
個別のリスクの管理について審議を行います。
・取締役の職務の執行が効率的に行われることを確保するための体制
取締役会は中長期経営計画を策定し、会社として達成すべき目標を明確化します。
社長が業務の執行を統括するとともに、適正な業務組織と分掌事項を設定します。また、経営環境の変化
に迅速に対応できるよう、取締役相互の経営監視の観点に配慮しつつ、担当業務を明確に定め、取締役によ
る迅速な意思決定を図っていきます。
役員間の情報の共有と効率的な意思決定を図るため、「経営会議」など当社独自の会議体や、個別の経営
課題毎の委員会組織を状況に応じて設置します。
・企業集団における業務の適正を確保するための体制
子会社毎の責任経営を原則としたうえで、適正な統治を図るため、「関係会社管理内規」に基づき、経営
上の重要な事項に関しては当社の事前承認または当社への報告を求める体制を構築します。
また、子会社との間での取引の公正を確保するため、通例的でない取引については、法令で定める特段の
審査手続を設けるとともに、「コンプライアンス社内通報規則」の通報窓口を子会社にも開放し、それぞれ
の会社に周知することで、企業集団におけるコンプライアンスの実効性を確保します。
「監査部」は、法令に定めのある場合のほか、必要に応じて子会社の監査を実施します。
・監査役の職務を補助すべき使用人の取締役からの独立性に関する事項
取締役及び取締役会は、監査役及び監査役会の監査に関する事務を処理するため、監査役付の職務を設け
ます。「監査役付」の社員は、専ら監査役の指揮を受け、その評価については、常勤の監査役が行います。
また、その異動については予め常勤の監査役の同意を得ます。
・当社の監査役に報告をするための体制その他の監査役への報告に関する体制
当社の取締役及び社員並びに子会社の役員及び社員は、コンプライアンスに違反する事実及び会社に著し
い損害を及ぼす事実並びにそのおそれのある事実を知った場合、適時適切な方法で当社の監査役に報告しま
す。
監査役は取締役会、さらに、常勤の監査役は「経営会議」などの重要会議に出席することができます。ま
た、業務執行に係る文書その他重要な文書の回覧を受け、必要に応じて子会社から営業の報告を求めること
ができる体制を確保します。
「コンプライアンス(企業倫理)統括チーム連絡会」に常勤の監査役が出席し、当社及び子会社のコンプ
ライアンス上の諸問題について報告を受ける体制を確保します。
・監査役へ報告をした者が当該報告をしたことを理由として不利な取扱いを受けないことを確保するための体制
通報者は、「コンプライアンス社内通報規則」に基づき、当該報告をしたことを理由として、会社及び他
の社員等からいかなる不利益をも受けない権利を有することを保証します。
・監査役の職務の執行について生ずる費用の前払または償還の手続その他の当該職務の執行について生ずる費用
または債務の処理に係る方針に関する事項
監査役がその職務を執行するうえで必要な費用について、毎年、適正な予算を確保し、前払等の請求が
あったときは、速やかに当該費用または債務を支払います。
・その他会社の監査役の監査が実効的に行われることを確保するための体制
取締役及び取締役会は、監査役が何時でも取締役及び社員に対し必要な報告を求め、会社の業務及び財産
の状況を調査し、日常の業務について意見を述べる体制を確保するほか、監査役の監査に関する体制の整備
に当たっては、監査役及び監査役会の同意を得ます。
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・財務報告の信頼性と適正性を確保するための体制
財務報告の信頼性と適正性を確保するため、金融商品取引法その他の関係法令等に基づき、財務報告に係
る内部統制が有効かつ適切に行われるよう体制の整備及び運用を行います。また、その体制が有効かつ適正
に機能することを継続的に評価し必要な是正を行います。
・反社会的勢力排除に向けた基本方針及び整備状況
反社会的勢力、団体に対しては、「企業倫理行動規範」に基づき、毅然とした態度で対応し、一切の関係
を遮断することを基本方針としております。また、平素から所轄の警察署や顧問弁護士等の外部専門機関と
関係を構築し、不当な要求には外部専門機関と連携して組織的に対応します。
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(2) 【役員の状況】
① 役員一覧
男性 17 名 女性 -名 (役員のうち女性の比率 -%)
所有株式数
役職名 氏名 生年月日 略歴 任期
(株)
2005年6月 近畿日本鉄道株式会社(現近鉄グルー
プホールディングス株式会社)執行役
員
2008年6月 同社常務取締役
代表取締役
岡 根 修 司 1949年1月11日 生 2008年6月 伊賀鉄道株式会社代表取締役社長 (注)3 5,100
社長
2011年6月 当社専務取締役
2011年6月 当社車両事業本部副本部長
2013年7月 当社営業本部長
2016年6月 当社代表取締役社長(現)
2002年4月 近畿日本鉄道株式会社(現近鉄グルー
プホールディングス株式会社)グルー
プ事業本部部長
2003年6月 近鉄ケーブルネットワーク株式会社総
務部長
2004年6月 同社取締役
専務取締役
山 田 守 宏 1953年7月12日 生 2008年3月 同社常務取締役 (注)3 6,300
経理部・資材部担任
2010年5月 ミディ総合管理株式会社常務取締役
2012年12月 近鉄技術ホールディングス株式会社専
務取締役
2013年12月 株式会社近商ストア専務取締役
2016年6月 当社常務取締役
2018年6月 当社専務取締役(現)
2006年6月 近畿日本鉄道株式会社(現近鉄グルー
プホールディングス株式会社)鉄道事
業本部大阪輸送統括部工機部長
2007年11月 当社理事、車両設計部部長
2010年7月 当社品質保証部長
常務取締役
吉 川 富 雄 1955年9月15日 生 2012年6月 当社取締役 (注)3 2,600
設計室担任
2014年6月 当社監査役(常勤)
2016年6月 当社常務取締役(現)
2018年6月 近畿日本鉄道株式会社取締役常務執行
役員フェロー
2019年6月 近畿日本鉄道株式会社フェロー(現)
1982年4月 当社入社
2011年7月 当社資材部長
2013年7月 当社理事、営業本部副本部長、海外事
業室長
常務取締役
青 木 裕 孝 1958年8月28日 生 (注)3 2,500
製作所担任
2015年6月 当社取締役
2017年6月 株式会社ケーエステクノス代表取締役
社長(現)
2018年6月 当社常務取締役(現)
2012年7月 西日本旅客鉄道株式会社新幹線管理本
部博多総合車両所長
常務取締役
品質保証部・事業企画室 藤 根 敬 司 1964年6月9日 生 2014年6月 同社車両部次長 (注)3 -
担任
2016年6月 同社社員研修センター副所長
2019年6月 当社常務取締役(現)
1981年4月 当社入社
2008年4月 当社監査部長
2011年7月 当社経営管理室部長
2013年7月 当社理事、企画戦略室長兼総務・人事
部長
取締役
総務部・人事部・監査部 徳千代 康 1957年2月2日 生 2014年7月 当社総務部長兼企画戦略室部長兼人事 (注)3 2,606
担任
部長
2015年6月 当社経営企画本部長
2015年6月 当社取締役(現)
2015年6月 株式会社ケーエスサービス代表取締役
社長(現)
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所有株式数
役職名 氏名 生年月日 略歴 任期
(株)
1979年4月 当社入社
2007年7月 株式会社ケーエスデザイン主幹技師
2009年1月 当社車両エンジニアリング部主幹技師
2009年7月 当社事業企画室主幹技師
取締役
2010年7月 当社国内営業部部長
東京事務所・海外事業室
南 井 健 治 1957年3月12日 生 (注)3 2,600
2011年7月 当社国内営業部長(東京駐在)
国内営業部担任
2013年7月 当社東京事務所部長
2014年1月 当社営業企画・マーケティング部長
2015年6月 当社技術本部設計室長
2015年6月 当社取締役(現)
1984年4月 近畿日本鉄道株式会社(現近鉄グルー
プホールディングス株式会社)入社
1999年11月 当社車両事業管理室次長
取締役
2006年4月 当社研究開発部主幹技師
デザイン室長
研究開発部・ 田 畑 果津志 1958年12月2日 生 2007年6月 当社車両エンジニアリング部主幹技師 (注)3 -
エンジニアリング部担任
2012年7月 当社同部部長
カタール案件担任
2014年7月 当社海外事業室部長
2018年12月 当社理事
2019年6月 当社取締役(現)
1979年4月 当社入社
2006年12月 当社海外営業部長
2010年1月 KINKISHARYO International, L.L.C.
取締役副社長
2011年2月 同社取締役社長
2011年2月 KINKISHARYO (USA) INC.取締役社長
取締役 幡 井 秀 規 1956年10月22日 生 (注)3 2,100
2012年7月 当社理事
2013年7月 当社東京事務所長
2016年6月 当社取締役(現)
2019年5月 KINKISHARYO International, L.L.C.
取締役社長(現)
2001年6月 関西電力株式会社取締役
2003年6月 同社常務取締役
2005年6月 同社代表取締役副社長
2007年6月 株式会社きんでん監査役
取締役 齊 藤 紀 彦 1946年2月11日 生 2011年6月 株式会社きんでん代表取締役会長 (注)3 -
2012年6月 西日本旅客鉄道株式会社取締役(現)
2016年6月 当社取締役(現)
2018年6月 西日本高速道路株式会社取締役会長
(現)
1996年10月 九州大学工学部化学機械工学科教授
1998年4月 京都大学大学院工学研究科機械工学専
取締役 小 森 悟 1951年1月18日 生 (注)3 -
攻教授
2016年4月 同大学名誉教授(現)
2016年6月 当社取締役(現)
2014年6月 西日本旅客鉄道株式会社執行役員米子
支社長
2016年6月 同社執行役員米子支社長米子支社山陰
地域振興本部長
2017年6月 同社常務執行役員鉄道本部副本部長、
取締役 松 岡 俊 宏 1959年9月10日 生 (注)3 -
同新幹線統括部長
2017年6月 当社取締役(現)
2018年6月 西日本旅客鉄道株式会社取締役兼常務
執行役員鉄道本部副本部長、同社同本
部新幹線鉄道事業本部副本部長(現)
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所有株式数
役職名 氏名 生年月日 略歴 任期
(株)
2010年6月 近畿日本鉄道株式会社(現近鉄グルー
プホールディングス株式会社)執行役
員
取締役 森 島 和 洋 1955年2月19日 生 (注)3 -
2012年6月 同社取締役常務執行役員
2015年6月 同社取締役専務執行役員(現)
2019年6月 当社取締役(現)
2006年6月 西日本旅客鉄道株式会社執行役員鉄道
本部副本部長・鉄道本部運輸部長
2007年6月 同社執行役員鉄道本部運輸部長
2009年6月 株式会社ジェイアール西日本マルニッ
監査役
三 浦 均 1950年10月23日 生 (注)4 2,000
(常勤)
クス代表取締役社長
2012年6月 株式会社ジェイアール西日本総合ビル
サービス代表取締役社長
2016年6月 当社監査役(常勤)(現)
2010年3月 日本生命保険相互会社執行役員
2013年6月 株式会社みなと銀行監査役(現)
2015年4月 ニッセイ・カードサービス株式会社
(現ニッセイ情報テクノロジー株式会
監査役 余 部 信 也 1958年7月24日 生 (注)5 -
社)代表取締役社長
2016年6月 当社監査役(現)
2018年4月 株式会社ニッセイ・ニュークリエー
ション代表取締役副社長(現)
1976年4月 弁護士登録
監査役 美 根 晴 幸 1946年9月7日 生 1981年4月 美根法律事務所開設(現) (注)5 -
2004年6月 当社監査役(現)
2012年11月 近畿日本鉄道株式会社(現近鉄グルー
プホールディングス株式会社)経理部
長
2016年6月 近鉄不動産株式会社取締役経理本部長
監査役 三 宅 貞 行 1959年9月13日 生 2017年6月 近鉄グループホールディングス株式会 (注)5 -
社取締役常務執行役員
2018年6月 当社監査役(現)
2019年6月 近畿日本鉄道株式会社取締役常務執行
役員(現)
計 25,806
(注) 1 取締役 齊藤紀彦、小森悟、松岡俊宏、森島和洋は社外取締役であります。
2 監査役 三浦均、余部信也、美根晴幸、三宅貞行は社外監査役であります。
3 取締役の任期は、2019年3月期に係る定時株主総会終結の時から2020年3月期に係る定時株主総会終結の
時までであります。
4 監査役(常勤) 三浦均の任期は、2019年3月期に係る定時株主総会終結の時から2023年3月期に係る定時
株主総会終結の時までであります。
5 監査役 余部信也、美根晴幸の任期は、2016年3月期に係る定時株主総会終結の時から2020年3月期に係
る定時株主総会終結の時までであり、監査役 三宅貞行の任期は、2018年3月期に係る定時株主総会終結
の時から2020年3月期に係る定時株主総会終結の時までであります。
6 当社は、常勤の監査役を欠くことになる場合に備え、会社法第329条第3項に定める補欠監査役1名を選
任しております。補欠監査役の略歴は次のとおりであります。
所有株式数
氏名 生年月日 略歴 任期
(株)
1970年4月 当社入社
2005年5月 当社建材製作事業部長
2006年7月 当社理事
2007年10月 当社車両製作所副製作所長
2008年6月 当社車両製作所長
吉 田 二三男 1949年9月11日生 2011年6月 当社監査役(常勤) (注) 2,500
2014年6月 当社常務取締役生産本部長
株式会社ケーエステクノス代表取
締役社長
2016年6月 当社専務取締役
2019年6月 当社補欠監査役(現)
(注)補欠監査役の任期は、就任した時から退任した監査役の任期の満了までであります。
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② 社外役員の状況
当社は、社外取締役4名(うち2名は独立役員)、社外監査役4名(うち1名は独立役員)を選任しておりま
す。社外取締役及び社外監査役は、豊富な経験と幅広い見識に基づく客観的立場から経営に対する監督、監査と
率直・活発で建設的な助言が期待できる方を選任し、経営の公正性・透明性の確保に努めております。さらに、
客観性、中立性を一層高めるため、独立社外取締役及び独立社外監査役を選任しております。
なお、社外取締役及び社外監査役の独立性基準については、東京証券取引所の定める独立性判断基準を準用し
ております。
また、社外取締役及び社外監査役による監督・監査業務が円滑かつ実効的に遂行できるよう、総務部は、取締
役会資料の事前配布と概要説明に努めるとともに、調査や追加情報の要請については、常勤の取締役と総務部、
監査役またはその専任の社員が即座に対応する体制を整えております。
社外取締役
・社外取締役4名のうち2名は独立役員であります。
・社外取締役齊藤紀彦は、一般株主との利益相反が生じるおそれのない独立役員であります。経営者として
の豊富な経験と幅広い見識に基づき、独立的立場から当社経営に客観的ご意見をいただいており、当社の社
外取締役に相応しいと判断しております。
・社外取締役小森悟は、一般株主との利益相反が生じるおそれのない独立役員であります。学識経験者とし
ての豊富な経験と幅広い見識に基づき、独立的立場から当社経営に客観的ご意見をいただいており、当社の
社外取締役に相応しいと判断しております。
・社外取締役松岡俊宏は、西日本旅客鉄道株式会社での豊富な経験に基づき、幅広い見地から鉄道に関する
今後の課題など当社経営にご意見をいただいており、当社の社外取締役に相応しいと判断しております。
・社外取締役森島和洋は、近鉄グループホールディングス株式会社及びグループ会社における豊富な経験に
基づき、幅広い見地から当社経営にご意見をいただくことができると考えており、当社の社外取締役に相応
しいと判断しております。
社外監査役
・社外監査役4名のうち1名は独立役員であります。
・社外監査役三浦均は、西日本旅客鉄道株式会社における豊富な経験と幅広い見識を当社の監査体制に活か
していただけるものと判断しております。
・社外監査役余部信也は、一般株主との利益相反が生じるおそれのない独立役員であります。日本生命保険
相互会社における豊富な経験と財務及び会計に関する相当程度の知見を含む幅広い見識を当社の監査体制に
活かしていただけるものと判断しております。
・社外監査役美根晴幸は、顧問弁護士であります。長年弁護士として培われた見識と経験を当社の監査体制
に活かしていただけるものと判断しております。
・社外監査役三宅貞行は、近鉄グループホールディングス株式会社及びそのグループ会社における豊富な経
験と財務及び会計に関する相当程度の知見を含む幅広い見識を当社の監査体制に活かしていただけるものと
判断しております。
③ 社外取締役又は社外監査役による監督又は監査と内部監査、監査役監査及び会計監査との相互連動並びに内部
統制部門との関係
監査役及び会計監査人は、監査計画、監査重点項目等監査業務に関して適宜情報・意見交換を行い、相互に連
携をとり監査業務にあたっております。また、監査報告書を作成する際は、会計監査人は監査役に対して詳細に
報告するほか、監査全般に対する意見交換及び情報交換を行い、効率的な監査を実施しております。
監査役及び監査部は、適宜、連絡の場を設けて互いの内部監査の進捗状況を確認するほか、日常的に情報、意
見交換を行って、相互に連携をとり監査業務にあたっております。
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(3) 【監査の状況】
① 監査役監査の状況
監査役会は、常勤1名、非常勤3名の4名にて構成しており、4名とも会社法第2条第16号及び第335条第3
項に定める社外監査役であります。なお、非常勤監査役2名については、財務及び会計に関する相当程度の知
見を含む幅広い見識を監査役監査に活かしております。また、「監査役会規則」、「監査役監査基準」に従っ
て監査方針、監査計画等を策定したうえで監査を実施し、監査報告書を作成しております。
監査役は取締役会に出席するほか常勤監査役は週1回開催される経営会議などの重要な会議に出席し、意見
を述べております。監査役は各取締役から「取締役職務執行確認書」及び「内部統制システムの整備・運用に
係る取締役の職務の執行状況報告書」の提出を受け、職務執行状況の確認を行っております。また、重要な文
書の回覧を受けるほか、子会社についても事業の報告を求め、必要に応じ業務内容等の調査を行っておりま
す。さらに、監査部や会計監査人との意見交換を行うなど、相互に連携して取締役の職務執行の違法性、適法
性を監査するとともに、代表取締役と定例的に会合をもち、会社が対処すべき課題、監査役監査の状況、監査
上の重要課題等について意見を交換し、併せて必要と判断される要請を行うなど、代表取締役との相互認識を
深めるよう努めております。
② 内部監査の状況
内部監査部門として、監査部を設け、専任の社員4名を配置しております。監査部は「内部監査規則」、
「内部監査実施要領」、「内部統制監査規定」などに従って当社や子会社の監査を実施し、業務が適正に遂行
されているかを確認しております。
金融商品取引法に基づき、当社が実施した財務報告に係る内部統制の有効性評価に対する会計監査人の監査
の概要は、取締役会や経営会議等において内部統制部門の責任者に報告されております。
③ 会計監査の状況
a.監査法人の名称
有限責任 あずさ監査法人
b.業務を執行した公認会計士
和田 安弘
中畑 孝英
大橋 盛子
c.監査業務に係る補助者の構成
当社の会計監査業務に係る補助者は、公認会計士9名、その他9名であります。
d.監査法人の選定方針と理由
会計監査人の選定につきましては、専門性、独立性、品質管理体制、当社グループがグローバルに展開する事
業への理解度、監査継続年数及び監査報酬等を総合的に勘案し、有限責任 あずさ監査法人が適任と判断しており
ます。また、監査役会は、会計監査人が会社法第340条第1項各号に定める事項のいずれかに該当する場合、会計
監査人を解任する方針であります。また、会計監査人の職務の遂行の状況その他の事情を勘案して、必要と認め
られる場合には、株主総会における会計監査人の解任または不再任に関する議案の内容の決定を行う方針であり
ます。
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④ 監査報酬の内容等
a.監査公認会計士等に対する報酬
前連結会計年度 当連結会計年度
区分
監査証明業務に 非監査業務に 監査証明業務に 非監査業務に
基づく報酬(百万円) 基づく報酬(百万円) 基づく報酬(百万円) 基づく報酬(百万円)
提出会社 44 - 41 -
連結子会社 - - - -
計 44 - 41 -
b.監査公認会計士等と同一のネットワーク(KPMGネットワーク)に対する報酬(a.を除く)
前連結会計年度 当連結会計年度
区分
監査証明業務に 非監査業務に 監査証明業務に 非監査業務に
基づく報酬(百万円) 基づく報酬(百万円) 基づく報酬(百万円) 基づく報酬(百万円)
提出会社 - - - -
連結子会社 119 - 55 -
計 119 - 55 -
c.その他の重要な監査証明業務に基づく報酬の内容
該当事項はありません。
d.監査報酬の決定方針
監査日数等を勘案したうえで決定しております。
e.監査役会が会計監査人の報酬等に同意した理由
監査役会は、日本監査役協会が公表する「会計監査人との連携に関する実務指針」を考慮に入れ、会計監査人
の2017年度監査計画、実績及び報酬等を評価するとともに、2018年度計画及び見積と比較し、当社の状況等を踏
まえて検討した結果、報酬等の額は妥当であると判断したためであります。
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(4) 【役員の報酬等】
① 役員の報酬等の額又はその算定の方法の決定に関する方針に係る事項
a.役員の報酬等の額の決定に関する方針
・取締役の報酬は、株主総会で承認された報酬限度額の範囲内において、指名・報酬諮問委員会の答申を受
けた取締役会が固定報酬総額と業績連動報酬総額を決定し、取締役会の委任を受けた代表取締役社長が基準
に基づき配分いたします。
・監査役の報酬については、株主総会で承認された報酬限度額の範囲内において監査役の協議で決定してお
ります。
b.業績連動報酬と業績連動報酬以外の報酬の支給割合の決定に関する方針
当社の役員報酬は、固定報酬と業績連動報酬で構成しております。
業績連動報酬に係る指標は前事業年度の単体経常利益であり、そのほか前事業年度の連結経常利益や配当実
績も考慮してゼロから1億6千万円の範囲、且つ、報酬の総額が株主総会で承認された限度額を超えない範囲
で決定しております。業績連動報酬に係る指標については、会社の収益状況を示す財務数値であることから当
該指標を選択しております。
c.役職ごとの報酬の決定に関する方針
・業務執行取締役の報酬は、固定報酬と業績連動報酬で構成され、各取締役の地位、責務、実績等を総合的
に勘案してそれぞれの報酬額を決定しております。
・社外取締役の報酬は、その役割と職務の独立性という観点から業績連動を伴わない固定報酬としておりま
す。
・監査役の報酬は、その役割と職務の独立性という観点から業績連動を伴わない固定報酬としております。
d.当社の役員報酬に関する株主総会の決議年月日、決議内容
・取締役の報酬限度額は、2016年6月29日開催の第104回定時株主総会において年額3億6千万円以内(うち
社外取締役分は年額2千万円以内)と決議いただいております。
・監査役の報酬限度額は、1994年6月29日開催の第82回定時株主総会において月額350万円以内と決議いただ
いております。
e.当事業年度の業績連動報酬に係る指標(KPI)の目標及び実績
2018年度については、2016年度に大きな損失を計上したため財務状況を含め経営体質が充分に改善・強化さ
れているとは言い難い状況にあり、株主の皆様への配当(復配)をいたしておりませんので、業績連動報酬は
ゼロといたしました。
f.「報酬決定に関する方針」の決定権限を有する者の氏名・名称、権限の内容・裁量の範囲
・代表取締役社長岡根修司は、指名・報酬諮問委員会の答申および取締役会決議を経て、各取締役の報酬額
を決定しております。
・監査役の報酬については、監査役の協議で決定しております。
・役員報酬にかかる決定機関及び手続きは、「役員規則」において定めております。
・業績連動報酬の詳細については「業績連動報酬支給基準」において定めております。
g.当事業年度にかかる報酬額の決定過程における取締役会及び任意の報酬委員会等の活動内容
2018年度は、取締役会が業績連動報酬を見送る決定をし、各取締役の固定報酬の決定を代表取締役社長に委
任いたしました。
2019年度は、新たに設置した指名・報酬諮問委員会が取締役会に業績連動報酬額をゼロとする答申を出し、
取締役会の決議を経て委任を受けた代表取締役社長が、基準に基づき固定報酬の各取締役への配分を決定いた
しました。
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② 役員区分ごとの報酬等の総額、報酬等の種類別の総額及び対象となる役員の員数
報酬等の種類別の総額(百万円)
対象となる
報酬等の総額
役員区分 役員の員数
(百万円)
業績連動報酬 退職慰労金
(名)
固定報酬
(注2) (注2)
取締役
146 146 - - 9
(社外取締役を除く。)
監査役
- - - - -
(社外監査役を除く。)
社外役員 32 32 - - 9
(注) 1 期末日現在の取締役は13名(うち社外取締役4名)、社外監査役は4名であります。
2 監査役、社外役員の報酬等に業績連動報酬制度はありません。また、退職慰労金制度はありませ
ん。
③ 役員ごとの連結報酬等の総額等
連結報酬等の総額が1億円以上である者が存在しないため、記載しておりません。
④ 使用人兼務役員の使用人給与
該当する重要な事項はありません。
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(5) 【株式の保有状況】
① 投資株式の区分の基準及び考え方
当社は、保有目的が純投資目的である投資株式と純投資目的以外の目的である投資株式の区分について、純投
資以外の保有目的については、車両営業基盤を拡大するための政策上の目的(営業取引上)もしくは金融取引基
盤の安定を図るための政策上の目的(財務取引上)で将来の仕事量の確保等当社の企業活動に持続的に資すると
総合的に判断できるかどうかを基準として保有しており、現時点において保有している株式については、保有す
る意義があると考えております。
② 保有目的が純投資目的以外の目的である投資株式
a.保有方針及び保有の合理性を検証する方法並びに個別銘柄の保有の適否に関する取締役会等における検証の
内容
毎年、取締役会で中長期的な観点で保有意義についての経済合理性も含めて営業取引、財務取引上の意義を
検討しており、保有意義の希薄なものについては、縮減を図ります。
b.銘柄数及び貸借対照表計上額
貸借対照表計上額の
銘柄数
(銘柄)
合計額(百万円)
非上場株式 8 39
非上場株式以外の株式 8 8,662
(当事業年度において株式数が増加した銘柄)
該当事項はありません。
(当事業年度において株式数が減少した銘柄)
銘柄数 株式数の減少に係る売却
(銘柄) 価額の合計額(百万円)
非上場株式 - -
非上場株式以外の株式 2 358
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c.特定投資株式及びみなし保有株式の銘柄ごとの株式数、貸借対照表計上額等に関する情報
特定投資株式
当事業年度 前事業年度
当社の株
保有目的、定量的な保有効果
株式数(株) 株式数(株)
銘柄 式の保有
及び株式数が増加した理由
貸借対照表計上額 貸借対照表計上額
の有無
(百万円) (百万円)
430,000 430,000
西日本旅客鉄道 (保有目的)車両営業基盤を拡大するため
有
株式会社
(定量的な保有効果)(注)
3,585 3,195
130,000 140,000
(保有目的)車両営業基盤を拡大するため
東海旅客鉄道株
無
式会社
(定量的な保有効果)(注)
3,342 2,818
90,000 100,000
(保有目的)車両営業基盤を拡大するため
東日本旅客鉄道
無
株式会社
(定量的な保有効果)(注)
961 986
158,661 158,661
(保有目的)車両営業基盤を拡大するため
住友商事株式会
無
社
(定量的な保有効果)(注)
242 284
71,920 71,920
(保有目的)車両営業基盤を拡大するため
三菱商事株式会
有
社
(定量的な保有効果)(注)
221 205
57,750 57,750
(保有目的)車両営業基盤を拡大するため
伊藤忠商事株式
無
会社
(定量的な保有効果)(注)
115 119
株式会社三菱U
184,000 184,000
(保有目的)金融取引基盤の安定を図るため
FJフィナン
無
シャル・グルー
(定量的な保有効果)(注)
101 128
プ
20,000 20,000
(保有目的)車両事業の業務提携
三菱重工業株式
無
会社
(定量的な保有効果)(注)
91 81
(注)当社は、特定投資株式における定量的な保有効果の記載が困難であるため、保有の合理性を検証した方法に
ついて記載いたします。当社は、毎年、取締役会で個別の政策保有株式について政策保有の意義を検証して
おり、当事業年度は2019年3月20日の取締役会において検証の結果、現状保有する政策保有株式について、
いずれも保有方針に沿った目的で保有していることを確認しております。
みなし保有株式
該当事項はありません。
③ 保有目的が純投資目的である投資株式
当事業年度 前事業年度
貸借対照表計 貸借対照表計
区分
銘柄数 銘柄数
上額の合計額 上額の合計額
(銘柄) (銘柄)
(百万円) (百万円)
非上場株式 - - - -
非上場株式以外の株式 - - 6 97
当事業年度
区分
受取配当金の 売却損益の 評価損益の
合計額(百万円) 合計額(百万円) 合計額(百万円)
非上場株式 - - -
非上場株式以外の株式 1 58 -
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第5 【経理の状況】
1 連結財務諸表及び財務諸表の作成方法について
(1) 当社の連結財務諸表は、「連結財務諸表の用語、様式及び作成方法に関する規則」(昭和51年大蔵省令第28号)に
基づいて作成しております。
(2) 当社の財務諸表は、「財務諸表等の用語、様式及び作成方法に関する規則」(昭和38年大蔵省令第59号。以下、
「財務諸表等規則」という。) に基づいて作成しております。
なお、当社は、特例財務諸表提出会社に該当し、財務諸表等規則第127条の規定により財務諸表を作成しておりま
す。
2 監査証明について
当社は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づき、連結会計年度(2018年4月1日から2019年3月31日ま
で)の連結財務諸表及び事業年度(2018年4月1日から2019年3月31日まで)の財務諸表について、有限責任 あずさ監
査法人により監査を受けております。
3 連結財務諸表等の適正性を確保するための特段の取組みについて
当社は、連結財務諸表等の適正性を確保するための特段の取組みとして、会計基準等の内容を適切に把握できる体
制を整備するため、公益財団法人財務会計基準機構に加入しております。
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1 【連結財務諸表等】
(1) 【連結財務諸表】
① 【連結貸借対照表】
(単位:百万円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(2018年3月31日) (2019年3月31日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 4,601 1,923
受取手形及び売掛金 27,392 38,060
※6 23,301 ※6 16,034
仕掛品
原材料及び貯蔵品 675 598
その他 1,302 4,622
△ 16 △ 15
貸倒引当金
流動資産合計 57,258 61,223
固定資産
有形固定資産
※3 7,043 ※3 6,561
建物及び構築物(純額)
機械装置及び運搬具(純額) 2,749 2,484
※3 2,665 ※3 2,583
土地
リース資産(純額) 734 664
建設仮勘定 67 204
210 206
その他(純額)
※1 13,469 ※1 12,705
有形固定資産合計
無形固定資産
77 108
投資その他の資産
※2 , ※5 7,992 ※2 , ※5 8,737
投資有価証券
繰延税金資産 423 352
その他 463 611
△ 14 △ 10
貸倒引当金
投資その他の資産合計 8,863 9,690
固定資産合計 22,411 22,504
資産合計 79,669 83,727
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(単位:百万円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(2018年3月31日) (2019年3月31日)
負債の部
流動負債
買掛金 10,574 8,327
※3 , ※4 20,106 ※3 , ※4 25,225
短期借入金
1年内返済予定の長期借入金 1,155 7,071
リース債務 110 116
未払法人税等 56 88
前受金 298 1,231
賞与引当金 278 302
製品保証引当金 1,118 694
※6 6,574 ※6 5,191
受注損失引当金
2,091 3,519
その他
流動負債合計 42,366 51,769
固定負債
長期借入金 9,422 2,318
リース債務 655 567
繰延税金負債 1,743 1,891
退職給付に係る負債 2,635 2,677
※3 957 ※3 852
その他
固定負債合計 15,414 8,307
負債合計 57,780 60,076
純資産の部
株主資本
資本金 5,252 5,252
資本剰余金 3,124 3,124
利益剰余金 8,981 10,785
△ 103 △ 104
自己株式
株主資本合計 17,255 19,058
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 3,343 3,934
繰延ヘッジ損益 260 -
為替換算調整勘定 1,285 782
△ 256 △ 125
退職給付に係る調整累計額
その他の包括利益累計額合計 4,633 4,591
純資産合計 21,888 23,650
負債純資産合計 79,669 83,727
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② 【連結損益計算書及び連結包括利益計算書】
【連結損益計算書】
(単位:百万円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2017年4月1日 (自 2018年4月1日
至 2018年3月31日) 至 2019年3月31日)
売上高 61,677 65,338
※1 53,782 ※1 60,035
売上原価
売上総利益 7,894 5,303
※2 , ※3 2,974 ※2 , ※3 2,922
販売費及び一般管理費
営業利益 4,920 2,381
営業外収益
受取利息 0 ▶
受取配当金 279 139
為替差益 - 175
91 37
雑収入
営業外収益合計 372 357
営業外費用
支払利息 322 486
為替差損 488 -
28 59
雑支出
営業外費用合計 839 545
経常利益 4,453 2,193
特別利益
※4 203 ※4 323
固定資産売却益
405 325
投資有価証券売却益
特別利益合計 609 648
特別損失
※5 991
-
災害による損失
特別損失合計 - 991
税金等調整前当期純利益 5,062 1,851
法人税、住民税及び事業税
46 51
法人税等還付税額 - △ 67
△ 149 63
法人税等調整額
法人税等合計 △ 102 47
当期純利益 5,165 1,803
非支配株主に帰属する当期純利益 - -
親会社株主に帰属する当期純利益 5,165 1,803
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【連結包括利益計算書】
(単位:百万円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2017年4月1日 (自 2018年4月1日
至 2018年3月31日) 至 2019年3月31日)
当期純利益 5,165 1,803
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 88 591
繰延ヘッジ損益 130 △ 260
為替換算調整勘定 △ 85 △ 503
退職給付に係る調整額 32 130
※1 166 ※1 △ 41
その他の包括利益合計
包括利益 5,331 1,762
(内訳)
親会社株主に係る包括利益 5,331 1,762
非支配株主に係る包括利益 - -
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③ 【連結株主資本等変動計算書】
前連結会計年度(自 2017年4月1日 至 2018年3月31日)
(単位:百万円)
株主資本
資本金 資本剰余金 利益剰余金 自己株式 株主資本合計
当期首残高 5,252 3,124 3,816 △ 102 12,091
当期変動額
親会社株主に帰属する
5,165 5,165
当期純利益
自己株式の取得 △ 1 △ 1
株主資本以外の項目の
当期変動額(純額)
当期変動額合計 - - 5,165 △ 1 5,164
当期末残高 5,252 3,124 8,981 △ 103 17,255
その他の包括利益累計額
純資産合計
その他有価証券評 退職給付に係る調 その他の包括利益
繰延ヘッジ損益 為替換算調整勘定
価差額金 整累計額 累計額合計
当期首残高 3,254 130 1,370 △ 288 4,466 16,558
当期変動額
親会社株主に帰属する
5,165
当期純利益
自己株式の取得 △ 1
株主資本以外の項目の
88 130 △ 85 32 166 166
当期変動額(純額)
当期変動額合計 88 130 △ 85 32 166 5,330
当期末残高 3,343 260 1,285 △ 256 4,633 21,888
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当連結会計年度(自 2018年4月1日 至 2019年3月31日)
(単位:百万円)
株主資本
資本金 資本剰余金 利益剰余金 自己株式 株主資本合計
当期首残高 5,252 3,124 8,981 △ 103 17,255
当期変動額
親会社株主に帰属する
1,803 1,803
当期純利益
自己株式の取得 △ 0 △ 0
株主資本以外の項目の
当期変動額(純額)
当期変動額合計 - - 1,803 △ 0 1,803
当期末残高 5,252 3,124 10,785 △ 104 19,058
その他の包括利益累計額
純資産合計
その他有価証券評 退職給付に係る調 その他の包括利益
繰延ヘッジ損益 為替換算調整勘定
価差額金 整累計額 累計額合計
当期首残高 3,343 260 1,285 △ 256 4,633 21,888
当期変動額
親会社株主に帰属する
1,803
当期純利益
自己株式の取得 △ 0
株主資本以外の項目の
591 △ 260 △ 503 130 △ 41 △ 41
当期変動額(純額)
当期変動額合計 591 △ 260 △ 503 130 △ 41 1,761
当期末残高 3,934 - 782 △ 125 4,591 23,650
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④ 【連結キャッシュ・フロー計算書】
(単位:百万円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2017年4月1日 (自 2018年4月1日
至 2018年3月31日) 至 2019年3月31日)
営業活動によるキャッシュ・フロー
税金等調整前当期純利益 5,062 1,851
減価償却費 1,434 1,461
賞与引当金の増減額(△は減少) 20 23
貸倒引当金の増減額(△は減少) 0 △ ▶
退職給付に係る負債の増減額(△は減少) 177 173
製品保証引当金の増減額(△は減少) 359 △ 423
受注損失引当金の増減額(△は減少) △ 7,832 △ 1,383
受取利息及び受取配当金 △ 280 △ 143
支払利息 322 486
投資有価証券売却損益(△は益) △ 405 △ 325
有形固定資産売却損益(△は益) △ 201 △ 323
災害による損失 - 991
売上債権の増減額(△は増加) △ 15,263 △ 9,946
たな卸資産の増減額(△は増加) 507 6,938
仕入債務の増減額(△は減少) 3,527 △ 6,125
未払金及び未払費用の増減額(△は減少) △ 300 74
未収消費税等の増減額(△は増加) 685 -
未払消費税等の増減額(△は減少) 66 594
145 △ 254
その他
小計 △ 11,975 △ 6,337
災害による損失の支払額
- △ 88
利息及び配当金の受取額 280 143
利息の支払額 △ 294 △ 392
法人税等の支払額 △ 54 △ 81
53 121
法人税等の還付額
営業活動によるキャッシュ・フロー △ 11,990 △ 6,635
投資活動によるキャッシュ・フロー
定期預金の預入による支出 △ 28 △ 37
定期預金の払戻による収入 - 37
有形固定資産の取得による支出 △ 1,641 △ 689
有形固定資産の売却による収入 208 410
無形固定資産の取得による支出 △ 15 △ 95
688 433
投資有価証券の売却による収入
投資活動によるキャッシュ・フロー △ 789 58
財務活動によるキャッシュ・フロー
短期借入金の純増減額(△は減少) 14,456 5,216
長期借入れによる収入 87 -
長期借入金の返済による支出 △ 1,002 △ 1,135
リース債務の返済による支出 △ 59 △ 111
自己株式の取得による支出 △ 1 △ 0
△ 0 △ 0
配当金の支払額
財務活動によるキャッシュ・フロー 13,480 3,969
現金及び現金同等物に係る換算差額 △ 118 △ 41
現金及び現金同等物の増減額(△は減少) 582 △ 2,649
現金及び現金同等物の期首残高 3,980 4,563
※1 4,563 ※1 1,913
現金及び現金同等物の期末残高
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【注記事項】
(連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)
1 連結の範囲に関する事項
(1) 連結子会社の数
2 社
連結子会社の名称
KINKISHARYO International, L.L.C.
㈱ケーエステクノス
当連結会計年度より、連結子会社であったKINKISHARYO(USA)INC.は、連結子会社であるKINKISHARYO
International,L.L.C.を存続会社とする吸収合併により消滅したため、連結の範囲から除いております。
(2) 主要な非連結子会社の名称等
㈱ケーエスサービス
RAIL TRANSIT CONSULTANTS, INC.
非連結子会社は、いずれも小規模会社であり、合計の総資産、売上高、当期純損益(持分に見合う額)及び利益
剰余金(持分に見合う額)等が、いずれも連結財務諸表に重要な影響を及ぼしていないため、連結の範囲から除い
ております。
2 持分法の適用に関する事項
(1) 持分法適用の非連結子会社及び関連会社数
0 社
(2) 持分法を適用していない非連結子会社及び関連会社のうち主要な会社の名称等
㈱ケーエスサービス
RAIL TRANSIT CONSULTANTS, INC.
持分法を適用していない非連結子会社及び関連会社は、いずれも小規模会社であり、合計の当期純損益(持分に
見合う額)及び利益剰余金(持分に見合う額)等が、いずれも連結財務諸表に重要な影響を及ぼしていないため、持
分法の適用から除いております。
3 連結子会社の事業年度等に関する事項
連結子会社のKINKISHARYO International, L.L.C.の決算日は、12月31日であります。連結財務諸表の作成に当たっ
ては、同日現在の財務諸表を使用し、連結決算日との間に生じた重要な取引については、連結上必要な調整を行って
おります。
4 会計方針に関する事項
(1) 重要な資産の評価基準及び評価方法
① 有価証券
その他有価証券
時価のあるもの
決算期末日の市場価格等に基づく時価法
(評価差額は全部純資産直入法により処理し、売却原価は移動平均法により算定)
時価のないもの
移動平均法による原価法
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② たな卸資産
▶ 仕掛品
主に個別法による原価法
(連結貸借対照表価額は収益性の低下に基づく簿価切下げの方法により算定)
b 原材料及び貯蔵品
移動平均法による原価法
(連結貸借対照表価額は収益性の低下に基づく簿価切下げの方法により算定)
③ デリバティブ
時価法
(2) 重要な減価償却資産の減価償却の方法
① 有形固定資産(リース資産を除く)
▶ 2007年3月31日までに取得したもの
旧定額法によっております。
b 2007年4月1日以降に取得したもの
定額法によっております。
なお、在外連結子会社は定額法によっております。
② 無形固定資産(リース資産を除く)
定額法によっております。
ただし、ソフトウエア(自社利用分)については、社内における利用可能期間(5年)に基づく定額法によってお
ります。
③ リース資産
所有権移転外ファイナンス・リース取引に係るリース資産
リース期間を耐用年数とし、残存価額を零(残価保証の取り決めがある場合は残価保証額)とする定額法に
よっております。
(3) 重要な引当金の計上基準
① 貸倒引当金
債権の貸倒損失に備えるため、一般債権については貸倒実績率により、貸倒懸念債権等特定の債権について
は、個別に回収可能性を検討し、回収不能見込額を計上しております。
② 賞与引当金
従業員に対して支給する賞与の支出に充てるため、支給見込額に基づき計上しております。
③ 製品保証引当金
引渡済車両の将来の保証費用の支出に備えるため、個別に見積可能な補修費用についてはその見積額を、その
他については売上高に対する過去の支出割合に基づき必要額を計上しております。
④ 受注損失引当金
受注契約に係る将来の損失に備えるため、当連結会計年度末における受注契約に係る損失見込額を計上してお
ります。
(4) 退職給付に係る会計処理の方法
① 退職給付見込額の期間帰属方法
退職給付債務の算定にあたり、退職給付見込額を当連結会計年度末までの期間に帰属させる方法については、
給付算定式基準によっております。
② 数理計算上の差異及び過去勤務費用の費用処理方法
数理計算上の差異は、各連結会計年度の発生時における従業員の平均残存勤務期間以内の一定の年数(10年)に
よる定額法により按分した額をそれぞれ発生の翌連結会計年度から費用処理しております。
過去勤務費用は、その発生時の従業員の平均残存勤務期間以内の一定の年数(10年)による定額法により費用処
理しております。
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(5) 重要な収益及び費用の計上基準
鉄道車両関連事業の収益及び費用の計上基準
親会社の請負工事に係る収益の計上基準は、当連結会計年度末までの進捗部分について、成果の確実性が認め
られる工事については工事進行基準(工事の進捗率の見積りは原価比例法)を、その他の工事については工事完成
基準を適用しております。
在外連結子会社における請負工事に係る収益の計上基準は、すべて工事進行基準(工事の進捗率の見積りは契約
された作業の物理的な完成割合による方法)によっております。
(6) 重要なヘッジ会計の方法
① ヘッジ会計の方法
繰延ヘッジ処理を採用しております。
なお、為替予約については、振当処理の要件を満たしている場合は振当処理を採用しております。
② ヘッジ手段とヘッジ対象
(ヘッジ手段)
為替予約
(ヘッジ対象)
外貨建金銭債権債務及び外貨建予定取引
③ ヘッジ方針
内部規定に基づき、為替変動リスクをヘッジする目的で行っております。
④ ヘッジ有効性評価の方法
ヘッジ手段の契約高とヘッジ対象に関する重要な条件が同一であり、かつ、ヘッジ開始時及びその後も継続し
て、相場変動又はキャッシュ・フロー変動を完全に相殺するものと想定することができるため、ヘッジの有効性
の判定は省略しております。
(7) のれん及び負ののれんの償却に関する事項
該当事項はありません。
(8) 連結キャッシュ・フロー計算書における資金の範囲
手許現金、要求払預金及び取得日から3ヶ月以内に満期日の到来する流動性の高い、容易に換金可能で、かつ、
価値の変動について僅少なリスクしか負わない短期的な投資からなっております。
(9) その他連結財務諸表作成のための重要な事項
消費税等の会計処理
消費税及び地方消費税の会計処理は、税抜方式によっております。
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(未適用の会計基準等)
当社及び国内連結子会社
・「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2018年3月30日)
・「収益認識に関する会計基準の適用指針」(企業会計基準適用指針第30号 2018年3月30日)
(1) 概要
収益認識に関する包括的な会計基準であります。収益は、次の5つのステップを適用し認識されます。
ステップ1:顧客との契約を識別する。
ステップ2:契約における履行義務を識別する。
ステップ3:取引価格を算定する。
ステップ4:契約における履行義務に取引価格を配分する。
ステップ5:履行義務を充足した時に又は充足するにつれて収益を認識する。
(2) 適用予定日
2022年3月期の期首より適用予定であります。
(3) 当該会計基準等の適用による影響
影響額は、当連結財務諸表の作成時において評価中であります。
在外連結子会社
2019年3月31日までに公表されている主な会計基準等の新設または改訂について、適用していないものは下記の
とおりであります。
なお、当該会計基準等の適用による影響額は、評価中であります。
会計基準等の名称 概要 適用予定日
顧客との契約から生じる収益の会計処理に
「顧客との契約から生じる収益」
おいて企業が使用する単一の包括的なモデ 2020年3月期より適用予定
(米国会計基準 ASU 2014-09)
ルを導入
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(連結貸借対照表関係)
※1 有形固定資産の減価償却累計額は、次のとおりであります。
前連結会計年度 当連結会計年度
(2018年3月31日) (2019年3月31日)
16,850 百万円 18,167 百万円
※2 非連結子会社及び関連会社に対するものは次のとおりであります。
前連結会計年度 当連結会計年度
(2018年3月31日) (2019年3月31日)
投資有価証券(株式) 35 百万円 35 百万円
※3 担保資産及び担保付債務
担保に供している資産
前連結会計年度 当連結会計年度
(2018年3月31日) (2019年3月31日)
建物 413 百万円 391 百万円
土地 178 〃 178 〃
担保付債務
前連結会計年度 当連結会計年度
(2018年3月31日) (2019年3月31日)
短期借入金 2,000 百万円 2,000 百万円
預り保証金 328 〃 247 〃
預り敷金 70 〃 70 〃
(固定負債「その他」に含む)
※4 運転資金の効率的な調達を行うため金融機関と貸出コミットメント契約を締結しております。
連結会計年度末における貸出コミットメントに係る借入未実行残高等は次のとおりであります。
前連結会計年度 当連結会計年度
(2018年3月31日) (2019年3月31日)
貸出コミットメントの総額 17,000 百万円 10,200 百万円
〃 〃
借入実行残高 6,000 10,200
差引額 11,000 百万円 - 百万円
りであります。
前連結会計年度 当連結会計年度
(2018年3月31日) (2019年3月31日)
投資有価証券 6,987 百万円 7,938 百万円
※6 たな卸資産及び受注損失引当金の表示
損失が見込まれる受注契約に係るたな卸資産と受注損失引当金は、相殺せずに両建てで表示しております。
受注損失引当金に対応するたな卸資産の額
前連結会計年度 当連結会計年度
(2018年3月31日) (2019年3月31日)
仕掛品 4,308 百万円 2,346 百万円
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(連結損益計算書関係)
※1 売上原価に含まれている受注損失引当金の繰入額(△は戻入額)は、次のとおりであります。
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2017年4月1日 (自 2018年4月1日
至 2018年3月31日) 至 2019年3月31日)
売上原価 △7,729 百万円 △1,383 百万円
※2 販売費及び一般管理費のうち主要な費目と金額は次のとおりであります。
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2017年4月1日 (自 2018年4月1日
至 2018年3月31日) 至 2019年3月31日)
運送費及び保管費 387 百万円 340 百万円
給料及び手当 828 〃 833 〃
賞与 109 〃 122 〃
賞与引当金繰入額 38 〃 47 〃
退職給付費用 81 〃 83 〃
※3 販売費及び一般管理費に含まれる研究開発費は、次のとおりであります。
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2017年4月1日 (自 2018年4月1日
至 2018年3月31日) 至 2019年3月31日)
127 百万円 139 百万円
※4 固定資産売却益の内容は、次のとおりであります。
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2017年4月1日 (自 2018年4月1日
至 2018年3月31日) 至 2019年3月31日)
土地 203 百万円 323 百万円
※5 災害による損失
2018年9月4日に上陸した台風21号により、当社の建屋及びたな卸資産に被害が発生したため、 991百万円 を災
害による損失として特別損失に計上しております。
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(連結包括利益計算書関係)
※1 その他の包括利益に係る組替調整額及び税効果額
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2017年4月1日 (自 2018年4月1日
至 2018年3月31日) 至 2019年3月31日)
その他有価証券評価差額金
当期発生額 533 百万円 1,178 百万円
△405 〃 △325 〃
組替調整額
税効果調整前
128 〃 853 〃
△40 〃 △262 〃
税効果額
その他有価証券評価差額金 88 〃 591 〃
繰延ヘッジ損益
当期発生額 187 〃 △375 〃
- 〃 - 〃
組替調整額
税効果調整前
187 〃 △375 〃
△57 〃 115 〃
税効果額
繰延ヘッジ損益 130 〃 △260 〃
為替換算調整勘定
当期発生額 △85 〃 △503 〃
- 〃 - 〃
組替調整額
税効果調整前
△85 〃 △503 〃
- 〃 - 〃
税効果額
為替換算調整勘定
△85 〃 △503 〃
退職給付に係る調整額
当期発生額 △42 〃 65 〃
74 〃 64 〃
組替調整額
税効果調整前
32 〃 130 〃
- 〃 - 〃
税効果額
退職給付に係る調整額
32 〃 130 〃
その他の包括利益合計 166 〃 △41 〃
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(連結株主資本等変動計算書関係)
前連結会計年度(自 2017年4月1日 至 2018年3月31日)
1 発行済株式に関する事項
株式の種類 当連結会計年度期首 増加 減少 当連結会計年度末
普通株式(株) 6,908,359 - - 6,908,359
2 自己株式に関する事項
株式の種類 当連結会計年度期首 増加 減少 当連結会計年度末
普通株式(株) 25,296 457 - 25,753
(変動事由の概要)
増加数の主な内訳は、次のとおりであります。
単元未満株式の買取りによる増加 457株
3 新株予約権等に関する事項
該当事項はありません。
4 配当に関する事項
(1) 配当金支払額
該当事項はありません。
(2) 基準日が当連結会計年度に属する配当のうち、配当の効力発生日が翌連結会計年度となるもの
該当事項はありません。
当連結会計年度(自 2018年4月1日 至 2019年3月31日)
1 発行済株式に関する事項
株式の種類 当連結会計年度期首 増加 減少 当連結会計年度末
普通株式(株) 6,908,359 - - 6,908,359
2 自己株式に関する事項
株式の種類 当連結会計年度期首 増加 減少 当連結会計年度末
普通株式(株) 25,753 344 - 26,097
(変動事由の概要)
増加数の主な内訳は、次のとおりであります。
単元未満株式の買取りによる増加 344株
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3 新株予約権等に関する事項
該当事項はありません。
4 配当に関する事項
(1) 配当金支払額
該当事項はありません。
(2) 基準日が当連結会計年度に属する配当のうち、配当の効力発生日が翌連結会計年度となるもの
該当事項はありません。
(連結キャッシュ・フロー計算書関係)
※1 現金及び現金同等物の期末残高と連結貸借対照表に掲記されている科目の金額との関係
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2017年4月1日 (自 2018年4月1日
至 2018年3月31日) 至 2019年3月31日)
現金及び預金 4,601 百万円 1,923 百万円
預入期間が3か月を超える
△38 〃 △9 〃
定期預金
現金及び現金同等物 4,563 〃 1,913 〃
(リース取引関係)
1 ファイナンス・リース取引
(借主側)
所有権移転外ファイナンス・リース取引
① リース資産の内容
有形固定資産 車両製造設備(機械及び装置)及び本社におけるサーバー(工具、器具及び備品)であります。
無形固定資産 本社におけるサーバー用ソフトウエアであります。
② リース資産の減価償却の方法
連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項「4 会計方針に関する事項 (2) 重要な減価償却資産の
減価償却の方法」に記載のとおりであります。
2 オペレーティング・リース取引
(借主側)
オペレーティング・リース取引のうち解約不能のものに係る未経過リース料
前連結会計年度 当連結会計年度
(2018年3月31日) (2019年3月31日)
1年内 119 百万円 136 百万円
〃 〃
1年超 808 626
〃 〃
合計 928 763
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(金融商品関係)
1 金融商品の状況に関する事項
(1) 金融商品に対する取組方針
当社グループ(当社及び連結子会社)は、主として鉄道車両製造業を行うための資金計画に照らして、必要な資金
を主に銀行借入により調達しております。一時的な余資は安全性の高い金融資産(短期的な預金等)に限定して運用
しております。デリバティブ(先物為替予約)は、為替相場の変動によるリスクをヘッジするためのもので外貨建て
の成約高の範囲内で行い、投機的な取引は行わない方針であります。
(2) 金融商品の内容及びそのリスク
営業債権である受取手形及び売掛金は、顧客の信用リスクに晒されておりますが、主な取引先は、比較的信用リ
スクの低い政府当局、公共交通機関、大規模な鉄道事業者、またはその取引窓口としての商社であります。また、
売掛金の一部には外貨建てのものがあり、為替の変動リスクに晒されておりますが、実需の取引の範囲内で将来の
為替レートの変動リスクをヘッジするため、デリバティブ(先物為替予約)を利用しております。
投資有価証券である株式は、主に業務上の関係を有する企業の株式であり、市場価格の変動リスクに晒されてお
ります。
営業債務である買掛金は、1年以内の支払期日であります。また、その一部には、材料等の輸入に伴う外貨建て
のものがあり、為替の変動リスクに晒されておりますが、実需の取引の範囲内で、外貨建ての営業債務に係る将来
の為替レートの変動リスクをヘッジするため、デリバティブ(先物為替予約)を利用しております。
借入金のうち、短期借入金は主に運転資金であり、長期借入金は主に設備投資資金であります。
ファイナンス・リース取引に係るリース債務は、主に設備投資資金であります。
デリバティブ取引は、外貨建ての営業債権債務に係る為替の変動リスクに対するヘッジ取引を目的とした先物為
替予約取引であります。なお、ヘッジ会計に関するヘッジ手段とヘッジ対象、ヘッジ方針、ヘッジの有効性の評価
方法等については、「注記事項 (連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項) 4 会計方針に関する事項
(6)重要なヘッジ会計の方法」をご参照下さい。
(3) 金融商品に係るリスク管理体制
① 信用リスク(取引先の契約不履行等に係るリスク)の管理
当社グループ(当社及び連結子会社)は、業務標準となっている与信管理要領に従い、取引先についての期日管
理及び残高管理を行うとともに、信用状況を定期的に把握する体制としております。
デリバティブ取引の利用にあたっては、カウンターパーティーリスクを軽減するため、通常、資金調達を行っ
ている格付の高い金融機関とのみ取引を行っております。
② 市場リスク(為替や金利等の変動リスク)の管理
当社は、外貨建ての営業債権債務について、案件別、通貨別に把握された為替の変動リスクに対して、デリバ
ティブ(先物為替予約)を利用してヘッジを行っております。
投資有価証券である株式は、四半期毎に時価や発行体(取引先企業)の財務状況等を把握する体制としておりま
す。
デリバティブ取引(先物為替予約取引)につきましては、基本方針は経営会議で決定され、取引の実行及び管理
は経理部が行っております。また、取引権限及び取引限度額を定めた社内管理規程を設け、取引結果は適時に経
営会議に報告しております。なお、当社以外の連結子会社においては、デリバティブ取引は行っておりません。
③ 資金調達に係る流動性リスク(支払期日に支払を実行できなくなるリスク)の管理
当社は、各部署からの報告に基づき経理部が適時に資金繰計画を作成、更新し、手許流動性を確保することに
より、流動性リスクを管理しております。連結子会社についても、当社に準じて、同様の管理を行っておりま
す。
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有価証券報告書
(4) 金融商品の時価等に関する事項についての補足説明
金融商品の時価には、市場価格に基づく価額のほか、市場価格がない場合には合理的に算定された価額が含まれ
ております。当該価額の算定においては変動要因を織り込んでいるため、異なる前提条件等を採用することによ
り、当該価額が変動することもあります。また、「デリバティブ取引関係」注記におけるデリバティブ取引に関す
る契約額等については、その金額自体がデリバティブ取引に係る市場リスクを示すものではありません。
(5) 信用リスクの集中
2019年3月31日(連結決算日)における営業債権のうち99.5%が特定の大口顧客に対するものであります。事業の
性格上、営業債権のほぼ全てが特定の大口顧客に限定されております。
2 金融商品の時価等に関する事項
連結貸借対照表計上額、時価及びこれらの差額については、次のとおりであります。なお、時価を把握することが
極めて困難と認められるものは、次表には含めておりません((注)2 をご参照下さい)。
前連結会計年度(2018年3月31日)
連結貸借対照表計上額 時価 (百万円)
差額(百万円)
(百万円)(※1) (※1)
(1) 現金及び預金
4,601 4,601 -
(2) 受取手形及び売掛金(※2)
27,376 27,376 -
(3) 投資有価証券
その他有価証券 7,916 7,916 -
(4) 買掛金
( 10,574 ) ( 10,574 ) -
(5) 短期借入金
( 20,106 ) ( 20,106 ) -
(6) 長期借入金(1年内返済予定含む)
( 10,578 ) ( 10,553 ) (24)
(7) リース債務(1年内返済予定含む)
( 766 ) ( 766 ) -
(8) デリバティブ(為替予約)取引 (※3)
①ヘッジ会計が適用されていないもの (13) (13) -
②ヘッジ会計が適用されているもの
375 375 -
(※1) 負債に計上されているものについては、( )で示しております。
(※2) 受取手形及び売掛金に対応する貸倒引当金を控除しております。
(※3) デリバティブ取引によって生じた正味の債権・債務は純額で表示しております。
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当連結会計年度(2019年3月31日)
連結貸借対照表計上額 時価 (百万円)
差額(百万円)
(百万円)(※1) (※1)
(1) 現金及び預金
1,923 1,923 -
(2) 受取手形及び売掛金(※2)
38,044 38,044 -
(3) 投資有価証券
その他有価証券 8,662 8,662 -
(4) 買掛金
( 8,327 ) ( 8,327 ) -
(5) 短期借入金
( 25,225 ) ( 25,225 ) -
(6) 長期借入金(1年内返済予定含む)
( 9,390 ) ( 9,369 ) (20)
(7) リース債務(1年内返済予定含む)
( 684 ) ( 684 ) (0)
(※1) 負債に計上されているものについては、( )で示しております。
(※2) 受取手形及び売掛金に対応する貸倒引当金を控除しております。
(注)1 金融商品の時価の算定方法並びに有価証券及びデリバティブ取引に関する事項
(1) 現金及び預金
これらはすべて短期であるため、時価は帳簿価額にほぼ等しいことから、当該帳簿価額によっております。
(2) 受取手形及び売掛金
これらは短期間で決済されるため、時価は帳簿価額にほぼ等しいことから、当該帳簿価額によっておりま
す。ただし、為替予約等の振当処理されている債権については先物為替相場によっております。
(3) 投資有価証券
時価について、株式は取引所の価格によっております。
なお、有価証券はその他有価証券として保有しており、有価証券に関する注記事項については、「有価証券
関係」注記をご参照下さい。
(4) 買掛金
これらは短期間で決済されるため、時価は帳簿価額にほぼ等しいことから、当該帳簿価額によっておりま
す。ただし、為替予約等の振当処理されている債務については先物為替相場によっております。
(5) 短期借入金
短期借入金は短期間で決済されるため、時価は帳簿価額にほぼ等しいことから、当該帳簿価額によっており
ます。
(6) 長期借入金、並びに(7) リース債務
これらの時価については、元利金の合計額を、新規に同様の借入又はリース取引を行った場合に想定される
利率で割り引いて算定する方法によっております。
(8) デリバティブ(為替予約)取引
先物為替相場に基づき算定しております。
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(注)2 時価を把握することが極めて困難と認められる金融商品
(単位:百万円)
前連結会計年度 当連結会計年度
区分
(2018年3月31日) (2019年3月31日)
非上場株式 39 39
関係会社株式(非上場株式) 35 35
上記については、市場価格がなく、かつ、将来キャッシュ・フローを見積ることなどができず、時価を把握
することが極めて困難と認められるため、「(3) 投資有価証券」には含めておりません。
(注)3 金銭債権及び満期のある有価証券の連結決算日後の償還予定額
前連結会計年度(2018年3月31日)
1年以内 1年超
(百万円) (百万円)
現金及び預金 4,601 -
受取手形及び売掛金 27,392 -
投資有価証券
その他有価証券のうち満期があるもの - -
合計 31,994 -
当連結会計年度(2019年3月31日)
1年以内 1年超
(百万円) (百万円)
現金及び預金 1,923 -
受取手形及び売掛金 38,060 -
投資有価証券
その他有価証券のうち満期があるもの - -
合計 39,983 -
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(注)4 長期借入金、リース債務及びその他の有利子負債の連結決算日後の返済予定額
前連結会計年度(2018年3月31日)
1年超 2年超 3年超 4年超
1年以内 5年超
2年以内 3年以内 4年以内 5年以内
(百万円) (百万円)
(百万円) (百万円) (百万円) (百万円)
短期借入金 20,106 - - - - -
長期借入金 1,155 7,085 1,087 1,245 2 -
リース債務 110 111 112 428 3 -
合計 21,373 7,197 1,200 1,674 6 -
当連結会計年度(2019年3月31日)
1年超 2年超 3年超 4年超
1年以内 5年超
2年以内 3年以内 4年以内 5年以内
(百万円) (百万円)
(百万円) (百万円) (百万円) (百万円)
短期借入金 25,225 - - - - -
長期借入金 7,071 1,072 1,243 2 - -
リース債務 116 118 434 10 5 -
合計 32,412 1,191 1,677 12 5 -
(有価証券関係)
1 その他有価証券
前連結会計年度(2018年3月31日)
連結貸借対照表計上額 取得原価 差額
種類
(百万円) (百万円) (百万円)
(1) 株式
7,835 3,001 4,833
(2) 債券
- - -
連結貸借対照表計上額が
取得原価を超えるもの
(3) その他
- - -
小計 7,835 3,001 4,833
(1) 株式
81 98 △16
(2) 債券
- - -
連結貸借対照表計上額が
取得原価を超えないもの
(3) その他
- - -
小計 81 98 △16
合計 7,916 3,099 4,817
(注) 非上場株式(連結貸借対照表計上額 39百万円 )については、市場価格がなく、かつ、将来キャッシュ・フロー
を見積ることなどができず、時価を把握することが極めて困難と認められることから、上表の「その他有価
証券」には含めておりません。
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当連結会計年度(2019年3月31日)
連結貸借対照表計上額 取得原価 差額
種類
(百万円) (百万円) (百万円)
(1) 株式
8,570 2,893 5,676
(2) 債券
- - -
連結貸借対照表計上額が
取得原価を超えるもの
(3) その他 - - -
小計 8,570 2,893 5,676
(1) 株式 91 98 △6
(2) 債券
- - -
連結貸借対照表計上額が
取得原価を超えないもの
(3) その他
- - -
小計 91 98 △6
合計 8,662 2,991 5,670
(注) 非上場株式(連結貸借対照表計上額 39百万円 )については、市場価格がなく、かつ、将来キャッシュ・フロー
を見積ることなどができず、時価を把握することが極めて困難と認められることから、上表の「その他有価
証券」には含めておりません。
2 連結会計年度中に売却したその他有価証券
前連結会計年度(自 2017年4月1日 至 2018年3月31日)
売却額 売却益の合計額 売却損の合計額
区分
(百万円) (百万円) (百万円)
株式 688 405 -
その他 - - -
合計 688 405 -
当連結会計年度(自 2018年4月1日 至 2019年3月31日)
売却額 売却益の合計額 売却損の合計額
区分
(百万円) (百万円) (百万円)
株式 433 325 -
その他 - - -
合計 433 325 -
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(デリバティブ取引関係)
1 ヘッジ会計が適用されていないデリバティブ取引
通貨関連
前連結会計年度(2018年3月31日)
契約額等のうち
契約額等 時価 評価損益
種類 1年超
(百万円) (百万円) (百万円)
(百万円)
為替予約取引
市場取引
売建
以外の取引
米ドル 1,460 - △13 △13
合計 1,460 - △13 △13
(注) 時価の算定方法 先物為替相場に基づき算定しております。
当連結会計年度(2019年3月31日)
該当事項はありません。
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2 ヘッジ会計が適用されているデリバティブ取引
通貨関連
前連結会計年度(2018年3月31日)
契約額等のうち
ヘッジ会計 デリバティブ 契約額等 時価
主なヘッジ対象 1年超
の方法 取引の種類等 (百万円) (百万円)
(百万円)
為替予約取引
売建 (注1)
売掛金
(予定取引)
米ドル 6,003 3,141 282
為替予約取引
売建 (注2)
売掛金
米ドル 10,045 - -
為替予約取引
為替予約等の
振当処理
買建 (注1)
買掛金
ユーロ 749 - 80
(予定取引)
英ポンド 82 - 12
為替予約取引
買建 (注2)
買掛金
ユーロ 86 - -
英ポンド 16 - -
合計 16,982 3,141 375
(注) 1 時価の算定方法は、先物為替相場に基づき算定しております。
2 予定取引以外のものは、ヘッジ対象とされている売掛金及び買掛金と一体として処理されているため、そ
の時価は、当該売掛金及び買掛金の時価に含めて記載しております。
当連結会計年度(2019年3月31日)
契約額等のうち
ヘッジ会計 デリバティブ 契約額等 時価
主なヘッジ対象 1年超
の方法 取引の種類等 (百万円) (百万円)
(百万円)
為替予約取引
為替予約等の
売建 (注1)
振当処理
売掛金
米ドル 5,979 - -
合計 5,979 - -
(注) 1 予定取引以外のものは、ヘッジ対象とされている売掛金と一体として処理されているため、その時価は、
当該売掛金の時価に含めて記載しております。
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(退職給付関係)
1 採用している退職給付制度の概要
当社は、確定拠出年金制度及び確定給付型の制度として退職一時金制度を設けております。
また、国内連結子会社は、確定給付型の制度として退職一時金制度を設けており、海外連結子会社は、確定拠出型
の年金制度を設けております。
当社及び国内連結子会社の退職一時金制度(すべて非積立型制度であります。)では、退職給付として、給与と勤務
期間に基づいた一時金を支給しております。
2 確定給付制度
(1) 退職給付債務の期首残高と期末残高の調整表
(単位:百万円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2017年4月1日 (自 2018年4月1日
至 2018年3月31日) 至 2019年3月31日)
退職給付債務の期首残高 2,489 2,635
勤務費用 178 189
利息費用 19 20
数理計算上の差異の発生額 42 △65
退職給付の支払額 △94 △101
退職給付債務の期末残高 2,635 2,677
(2) 退職給付債務の期末残高と連結貸借対照表に計上された退職給付に係る負債の調整表
(単位:百万円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(2018年3月31日) (2019年3月31日)
非積立型制度の退職給付債務 2,635 2,677
連結貸借対照表に計上された負債と資産の純額 2,635 2,677
退職給付に係る負債 2,635 2,677
連結貸借対照表に計上された負債と資産の純額 2,635 2,677
(3) 退職給付費用及びその内訳項目の金額
(単位:百万円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2017年4月1日 (自 2018年4月1日
至 2018年3月31日) 至 2019年3月31日)
勤務費用 178 189
利息費用 19 20
数理計算上の差異の費用処理額 60 54
過去勤務費用の費用処理額 14 10
確定給付制度に係る退職給付費用 272 274
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(4) 退職給付に係る調整額
退職給付に係る調整額に計上した項目(税効果控除前)の内訳は次のとおりであります。
(単位:百万円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2017年4月1日 (自 2018年4月1日
至 2018年3月31日) 至 2019年3月31日)
過去勤務費用 14 10
数理計算上の差異 17 120
合計 32 130
(5) 退職給付に係る調整累計額
退職給付に係る調整累計額に計上した項目(税効果控除前)の内訳は次のとおりであります。
(単位:百万円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(2018年3月31日) (2019年3月31日)
未認識過去勤務費用 △10 -
未認識数理計算上の差異 △245 △125
合計 △256 △125
(6) 数理計算上の計算基礎に関する事項
主要な数理計算上の計算基礎(加重平均で表わしております。)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2017年4月1日 (自 2018年4月1日
至 2018年3月31日) 至 2019年3月31日)
割引率 0.8 % 0.8 %
予想昇給率 1.9 % 1.8 %
3 確定拠出制度
当社及び連結子会社の確定拠出制度への要拠出額は、前連結会計年度 321百万円 、当連結会計年度 343百万円 であり
ます。
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(税効果会計関係)
1 繰延税金資産及び繰延税金負債の発生の主な原因別の内訳
前連結会計年度 当連結会計年度
(2018年3月31日) (2019年3月31日)
繰延税金資産
税務上の繰越欠損金 (注)2
2,906 百万円 2,850 百万円
受注損失引当金 2,014 〃 1,586 〃
退職給付に係る負債 808 〃 821 〃
災害による損失 - 〃 304 〃
仕掛品評価減 369 〃 215 〃
製品保証引当金 343 〃 213 〃
減価償却費超過額 242 〃 183 〃
試験研究費の税額控除 355 〃 121 〃
賞与引当金 86 〃 92 〃
374 〃 379 〃
その他
繰延税金資産小計
7,499 百万円 6,768 百万円
税務上の繰越欠損金に係る評価性引当額 (注)2
△2,904 〃 △2,830 〃
△3,998 〃 △3,510 〃
将来減算一時差異等の合計に係る評価性引当額
評価性引当額小計 (注)1
△6,903 百万円 △6,340 百万円
繰延税金資産合計 596 百万円 427 百万円
繰延税金負債
その他有価証券評価差額金 △1,474 百万円 △1,736 百万円
在外子会社の加速度償却 △120 〃 △72 〃
繰延ヘッジ損益 △115 〃 - 〃
△208 〃 △157 〃
その他
繰延税金負債合計 △1,917 百万円 △1,966 百万円
繰延税金資産(負債)の純額 △1,320 百万円 △1,538 百万円
(注) 1 評価性引当額が562百万円減少しております。この減少の主な内容は、当社において、受注損失引当金に係
る評価性引当額が451百万円減少したことに伴うものであります。
2 税務上の繰越欠損金及びその繰延税金資産の繰越期限別の金額
前連結会計年度(2018年3月31日)
(単位:百万円)
1年超 2年超 3年超 4年超
1年以内 5年超 合計
2年以内 3年以内 4年以内 5年以内
税務上の繰越欠損金(a) - - - - 907 1,999 2,906
評価性引当額 - - - - △907 △1,997 △2,904
繰延税金資産 - - - - - 2 2
(a) 税務上の繰越欠損金は、法定実効税率を乗じた額であります。
当連結会計年度(2019年3月31日)
(単位:百万円)
1年超 2年超 3年超 4年超
1年以内 5年超 合計
2年以内 3年以内 4年以内 5年以内
税務上の繰越欠損金(a) - - - 907 949 994 2,850
評価性引当額 - - - △907 △949 △974 △2,830
繰延税金資産 - - - - - 19 19
(a) 税務上の繰越欠損金は、法定実効税率を乗じた額であります。
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2 法定実効税率と税効果会計適用後の法人税等の負担率との間に重要な差異があるときの、当該差異の原因となった
主要な項目別の内訳
前連結会計年度 当連結会計年度
(2018年3月31日) (2019年3月31日)
法定実効税率
30.9 % 30.6 %
(調整)
交際費等永久に損金に算入されない項目 0.3 % 0.9 %
受取配当金等永久に益金に算入されない項目 △1.0 % △3.9 %
住民税均等割等 0.2 % 0.4 %
評価性引当額の増減 △32.6 % △30.4 %
0.2 % 4.9 %
その他
税効果会計適用後の法人税等の負担率 △2.0 % 2.5 %
(資産除去債務関係)
前連結会計年度(自 2017年4月1日 至 2018年3月31日)
該当事項はありません。
当連結会計年度(自 2018年4月1日 至 2019年3月31日)
該当事項はありません。
(賃貸等不動産関係)
当社では、大阪府その他の地域において、賃貸用商業施設、賃貸用土地を有しております。
2018年3月期における当該賃貸等不動産に関する賃貸損益は 688百万円 (賃貸収益は売上高に、賃貸費用は売上原価
に計上)であります。
2019年3月期における当該賃貸等不動産に関する賃貸損益は 686百万円 (賃貸収益は売上高に、賃貸費用は売上原価
に計上)であります。
また、当該賃貸等不動産の連結貸借対照表計上額、期中増減額及び時価は以下のとおりであります。
(単位:百万円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2017年4月1日 (自 2018年4月1日
至 2018年3月31日) 至 2019年3月31日)
期首残高 1,644 1,617
連結貸借対照表計上額 期中増減額 △26 △25
期末残高 1,617 1,591
期末時価 9,921 9,942
(注) 1 連結貸借対照表計上額は、取得原価から減価償却累計額を控除した金額であります。
2 期中増減額のうち、前連結会計年度の主なものは、減価償却費(26百万円)による減少であります。
当連結会計年度の主なものは、減価償却費(25百万円)による減少であります。
3 期末の時価は、主として「不動産鑑定評価基準」による方法(指標等を用いて調整を行ったものを含む。)
であります。
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(セグメント情報等)
【セグメント情報】
1 報告セグメントの概要
当社の報告セグメントは、当社の構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、経営会議及び取締役会
が、経営資源の配分の決定及び業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているものであります。
当社は、鉄道車両製造専業メーカーであり、JR向電車、公私鉄向各種電車、海外向電車、車両保守部品の製造及
び販売について、戦略を立案し事業を展開しております。また、このほかに不動産賃貸事業を営んでおります。
従って、当社は「鉄道車両関連事業」及び「不動産賃貸事業」の2つを報告セグメントとしております。
2 報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額の算定方法
報告されている事業セグメントの会計処理の方法は、「連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」におけ
る記載と概ね同一であります。
3 報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額に関する情報
前連結会計年度(自 2017年4月1日 至 2018年3月31日)
(単位:百万円)
報告セグメント
連結財務諸表
調整額
計上額
鉄道車両 不動産
(注)1
計
(注)2
関連事業 賃貸事業
売上高
外部顧客への売上高 60,884 792 61,677 - 61,677
セグメント間の内部売上高
- 0 0 △ 0 -
又は振替高
計 60,884 793 61,678 △ 0 61,677
セグメント利益 5,155 688 5,844 △ 923 4,920
セグメント資産 74,568 1,634 76,203 3,466 79,669
セグメント負債 27,563 999 28,562 29,218 57,780
その他の項目
減価償却費 1,368 26 1,395 39 1,434
有形固定資産及び
552 - 552 14 566
無形固定資産の増加額
(注) 1 調整額は、以下のとおりであります。
(1) セグメント利益の調整額 △923百万円 は、各報告セグメントに帰属していない全社費用 △923百万円 であ
り、全社費用は当社本社の管理部門に係る費用であります。
(2) セグメント資産の調整額 3,466百万円 は、当社本社の余資運用資金(現金及び預金)及び管理部門に係る資
産であります。
(3) セグメント負債の調整額 29,218百万円 は、管理部門に係る負債であります。
(4) 減価償却費の調整額 39百万円 は、管理部門に係る減価償却費であります。
(5) 有形固定資産及び無形固定資産の増加額の調整額 14百万円 は、管理部門に係る設備投資額であります。
2 セグメント利益は、連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。
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当連結会計年度(自 2018年4月1日 至 2019年3月31日)
(単位:百万円)
報告セグメント
連結財務諸表
調整額
計上額
鉄道車両 不動産
(注)1
計
(注)2
関連事業 賃貸事業
売上高
外部顧客への売上高 64,545 792 65,338 - 65,338
セグメント間の内部売上高
- 0 0 △ 0 -
又は振替高
計 64,545 793 65,339 △ 0 65,338
セグメント利益 2,579 686 3,266 △ 885 2,381
セグメント資産 78,497 1,608 80,106 3,620 83,727
セグメント負債 24,108 903 25,012 35,064 60,076
その他の項目
減価償却費 1,394 25 1,420 41 1,461
有形固定資産及び
822 - 822 48 870
無形固定資産の増加額
(注) 1 調整額は、以下のとおりであります。
(1) セグメント利益の調整額 △885百万円 は、各報告セグメントに帰属していない全社費用 △885百万円 であ
り、全社費用は当社本社の管理部門に係る費用であります。
(2) セグメント資産の調整額 3,620百万円 は、当社本社の余資運用資金(現金及び預金)及び管理部門に係る資
産であります。
(3) セグメント負債の調整額 35,064百万円 は、管理部門に係る負債であります。
(4) 減価償却費の調整額 41百万円 は、管理部門に係る減価償却費であります。
(5) 有形固定資産及び無形固定資産の増加額の調整額 48百万円 は、管理部門に係る設備投資額であります。
2 セグメント利益は、連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。
【関連情報】
前連結会計年度(自 2017年4月1日 至 2018年3月31日)
1 製品及びサービスごとの情報
セグメント情報に同様の情報を開示しているため、記載を省略しております。
2 地域ごとの情報
(1) 売上高
(単位:百万円)
日本 アメリカ カタール その他 合計
15,115 24,073 17,797 4,691 61,677
(注) 1 売上高は顧客の所在地を基礎とし、国又は地域に分類しております。
2 各区分に属する主な国又は地域
その他……中華人民共和国(香港)、アラブ首長国連邦、エジプト・アラブ共和国、フィリピン共和国
(2) 有形固定資産
(単位:百万円)
日本 アメリカ 合計
10,964 2,504 13,469
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3 主要な顧客ごとの情報
(単位:百万円)
顧客の名称又は氏名 売上高 関連するセグメント名
Los Angeles County Metropolitan
Transportation Authority 20,989 鉄道車両関連事業
(ロサンゼルス郡都市交通局)
三菱商事株式会社 18,044 鉄道車両関連事業
当連結会計年度(自 2018年4月1日 至 2019年3月31日)
1 製品及びサービスごとの情報
セグメント情報に同様の情報を開示しているため、記載を省略しております。
2 地域ごとの情報
(1) 売上高
(単位:百万円)
日本 アメリカ カタール その他 合計
19,086 26,970 17,897 1,383 65,338
(注) 1 売上高は顧客の所在地を基礎とし、国又は地域に分類しております。
2 各区分に属する主な国又は地域
その他……中華人民共和国(香港)、アラブ首長国連邦、エジプト・アラブ共和国、フィリピン共和国
(2) 有形固定資産
(単位:百万円)
日本 アメリカ 合計
10,601 2,103 12,705
3 主要な顧客ごとの情報
(単位:百万円)
顧客の名称又は氏名 売上高 関連するセグメント名
Los Angeles County Metropolitan
Transportation Authority 22,110 鉄道車両関連事業
(ロサンゼルス郡都市交通局)
三菱商事株式会社 18,309 鉄道車両関連事業
西日本旅客鉄道株式会社 8,376 鉄道車両関連事業
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【報告セグメントごとの固定資産の減損損失に関する情報】
前連結会計年度(自 2017年4月1日 至 2018年3月31日)
該当事項はありません。
当連結会計年度(自 2018年4月1日 至 2019年3月31日)
該当事項はありません。
【報告セグメントごとののれんの償却額及び未償却残高に関する情報】
前連結会計年度(自 2017年4月1日 至 2018年3月31日)
該当事項はありません。
当連結会計年度(自 2018年4月1日 至 2019年3月31日)
該当事項はありません。
【報告セグメントごとの負ののれん発生益に関する情報】
前連結会計年度(自 2017年4月1日 至 2018年3月31日)
該当事項はありません。
当連結会計年度(自 2018年4月1日 至 2019年3月31日)
該当事項はありません。
【関連当事者情報】
1 関連当事者との取引
連結財務諸表提出会社と関連当事者の取引
連結財務諸表提出会社と同一の親会社をもつ会社等及び連結財務諸表提出会社のその他の関係会社の子会社等
前連結会計年度(自 2017年4月1日 至 2018年3月31日)
該当事項はありません。
当連結会計年度(自 2018年4月1日 至 2019年3月31日)
該当事項はありません。
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2 親会社又は重要な関連会社に関する注記
前連結会計年度(自 2017年4月1日 至 2018年3月31日)
該当事項はありません。
当連結会計年度(自 2018年4月1日 至 2019年3月31日)
該当事項はありません。
(1株当たり情報)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2017年4月1日 (自 2018年4月1日
至 2018年3月31日) 至 2019年3月31日)
1株当たり純資産額 3,180円32銭 3,436円43銭
1株当たり当期純利益 750円50銭 262円11銭
(注) 1 潜在株式調整後1株当たり当期純利益については、潜在株式が存在しないため記載しておりません。
2 1株当たり当期純利益の算定上の基礎は、以下のとおりであります。
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2017年4月1日 (自 2018年4月1日
至 2018年3月31日) 至 2019年3月31日)
親会社株主に帰属する当期純利益(百万円) 5,165 1,803
普通株主に帰属しない金額(百万円) - -
普通株式に係る親会社株主に帰属する
5,165 1,803
当期純利益(百万円)
普通株式の期中平均株式数(株) 6,882,859 6,882,465
(重要な後発事象)
該当事項はありません。
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⑤ 【連結附属明細表】
【社債明細表】
該当事項はありません。
【借入金等明細表】
当期首残高 当期末残高 平均利率
区分 返済期限
(百万円) (百万円) (%)
短期借入金 20,106 25,225 1.5 -
1年以内に返済予定の長期借入金 1,155 7,071 0.7 -
1年以内に返済予定のリース債務 110 116 2.0 -
長期借入金(1年以内に返済予定のもの 2020年4月1日~
9,422 2,318 1.7
を除く。) 2022年5月26日
リース債務(1年以内に返済予定のもの 2020年4月1日~
655 567 1.8
を除く。) 2023年12月1日
その他有利子負債 - - - -
合計 31,451 35,299 - -
(注) 1 「平均利率」については、借入金等の期末残高に対する加重平均利率を記載しております。
2 長期借入金及びリース債務(1年以内に返済予定のものを除く)の連結決算日後5年内における1年ごとの
返済予定額の総額
1年超2年以内 2年超3年以内 3年超4年以内 4年超5年以内
区分
(百万円) (百万円) (百万円) (百万円)
長期借入金 1,072 1,243 2 -
リース債務 118 434 10 5
【資産除去債務明細表】
該当事項はありません。
(2) 【その他】
当連結会計年度における四半期情報等
(累計期間) 第1四半期 第2四半期 第3四半期 当連結会計年度
売上高 (百万円) 13,900 29,891 46,961 65,338
税金等調整前
(百万円) 1,716 2,976 3,480 1,851
四半期(当期)純利益
親会社株主に帰属する
(百万円) 1,757 3,016 3,415 1,803
四半期(当期)純利益
1株当たり
(円) 255.35 438.23 496.32 262.11
四半期(当期)純利益
(会計期間) 第1四半期 第2四半期 第3四半期 第4四半期
1株当たり四半期純利益又は
(円) 255.35 182.88 58.09 △234.23
1株当たり四半期純損失(△)
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2 【財務諸表等】
(1) 【財務諸表】
① 【貸借対照表】
(単位:百万円)
前事業年度 当事業年度
(2018年3月31日) (2019年3月31日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 2,110 2,451
受取手形 10 38
※3 19,576 ※3 25,763
売掛金
原材料 668 589
仕掛品 15,517 10,069
前渡金 370 3,994
前払費用 40 24
※3 385 ※3 153
その他
流動資産合計 38,678 43,086
固定資産
有形固定資産
※2 5,487 ※2 5,250
建物
構築物 620 587
機械及び装置 1,207 1,193
車両運搬具 76 58
工具、器具及び備品 160 157
※2 2,665 ※2 2,583
土地
リース資産 692 600
46 166
建設仮勘定
有形固定資産合計 10,959 10,597
無形固定資産
ソフトウエア 56 92
リース資産 3 2
11 10
その他
無形固定資産合計 71 105
投資その他の資産
※5 7,956 ※5 8,701
投資有価証券
関係会社株式 10 10
関係会社出資金 275 275
関係会社長期貸付金 170 50
破産更生債権等 1 1
※3 407 ※3 197
その他
△ 31 △ 10
貸倒引当金
投資その他の資産合計 8,789 9,224
固定資産合計 19,819 19,927
資産合計 58,498 63,014
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(単位:百万円)
前事業年度 当事業年度
(2018年3月31日) (2019年3月31日)
負債の部
流動負債
※3 8,214 ※3 5,659
買掛金
※2 , ※4 14,456 ※2 , ※4 20,500
短期借入金
1年内返済予定の長期借入金 245 6,246
リース債務 100 101
※3 772 ※3 1,201
未払金
※3 624 ※3 1,118
未払費用
未払法人税等 24 87
前受金 298 123
預り金 38 104
賞与引当金 263 285
製品保証引当金 1,118 694
受注損失引当金 6,550 5,078
設備関係支払手形 119 133
その他 25 -
流動負債合計 32,852 41,335
固定負債
長期借入金 7,599 1,352
リース債務 626 524
繰延税金負債 1,589 1,736
退職給付引当金 2,334 2,505
※2 930 ※2 835
長期預り金
1 0
長期未払金
固定負債合計 13,081 6,955
負債合計 45,934 48,290
純資産の部
株主資本
資本金 5,252 5,252
資本剰余金
資本準備金 2,624 2,624
500 500
その他資本剰余金
資本剰余金合計 3,124 3,124
利益剰余金
利益準備金 911 911
その他利益剰余金
△ 225 1,603
繰越利益剰余金
利益剰余金合計 685 2,515
自己株式 △ 103 △ 104
株主資本合計 8,959 10,788
評価・換算差額等
その他有価証券評価差額金 3,343 3,934
260 -
繰延ヘッジ損益
評価・換算差額等合計 3,603 3,934
純資産合計 12,563 14,723
負債純資産合計 58,498 63,014
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② 【損益計算書】
(単位:百万円)
前事業年度 当事業年度
(自 2017年4月1日 (自 2018年4月1日
至 2018年3月31日) 至 2019年3月31日)
※1 41,549 ※1 42,131
売上高
※1 34,568 ※1 38,184
売上原価
売上総利益 6,980 3,946
※1 , ※2 2,236 ※1 , ※2 2,106
販売費及び一般管理費
営業利益 4,744 1,840
営業外収益
※1 279 ※1 361
受取配当金
為替差益 - 164
90 35
雑収入
営業外収益合計 370 561
営業外費用
支払利息 80 177
為替差損 450 -
28 59
雑支出
営業外費用合計 559 237
経常利益 4,555 2,164
特別利益
※3 203 ※3 323
固定資産売却益
投資有価証券売却益 405 325
283 17
関係会社貸倒引当金戻入額
特別利益合計 892 665
特別損失
※4 991
-
災害による損失
特別損失合計 - 991
税引前当期純利益 5,448 1,839
法人税、住民税及び事業税 9 9
法人税等合計 9 9
当期純利益 5,439 1,829
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③ 【株主資本等変動計算書】
前事業年度(自 2017年4月1日 至 2018年3月31日)
(単位:百万円)
株主資本
資本剰余金 利益剰余金
その他利益
資本金
剰余金
その他資本 資本剰余金 利益剰余金
資本準備金 利益準備金
剰余金 合計 合計
繰越利益
剰余金
当期首残高 5,252 2,624 500 3,124 911 △ 5,665 △ 4,753
当期変動額
当期純利益 5,439 5,439
自己株式の取得
株主資本以外の項目の
当期変動額(純額)
当期変動額合計 - - - - - 5,439 5,439
当期末残高 5,252 2,624 500 3,124 911 △ 225 685
株主資本 評価・換算差額等
純資産合計
その他有価証券 繰延ヘッジ 評価・換算
自己株式 株主資本合計
評価差額金 損益 差額等合計
当期首残高 △ 102 3,521 3,254 130 3,384 6,906
当期変動額
当期純利益 5,439 5,439
自己株式の取得 △ 1 △ 1 △ 1
株主資本以外の項目の
88 130 219 219
当期変動額(純額)
当期変動額合計 △ 1 5,438 88 130 219 5,657
当期末残高 △ 103 8,959 3,343 260 3,603 12,563
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当事業年度(自 2018年4月1日 至 2019年3月31日)
(単位:百万円)
株主資本
資本剰余金 利益剰余金
その他利益
資本金
剰余金
その他資本 資本剰余金 利益剰余金
資本準備金 利益準備金
剰余金 合計 合計
繰越利益
剰余金
当期首残高 5,252 2,624 500 3,124 911 △ 225 685
当期変動額
当期純利益 1,829 1,829
自己株式の取得
株主資本以外の項目の
当期変動額(純額)
当期変動額合計 - - - - - 1,829 1,829
当期末残高 5,252 2,624 500 3,124 911 1,603 2,515
株主資本 評価・換算差額等
純資産合計
その他有価証券 繰延ヘッジ 評価・換算
自己株式 株主資本合計
評価差額金 損益 差額等合計
当期首残高 △ 103 8,959 3,343 260 3,603 12,563
当期変動額
当期純利益 1,829 1,829
自己株式の取得 △ 0 △ 0 △ 0
株主資本以外の項目の
591 △ 260 330 330
当期変動額(純額)
当期変動額合計 △ 0 1,829 591 △ 260 330 2,160
当期末残高 △ 104 10,788 3,934 - 3,934 14,723
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【注記事項】
(重要な会計方針)
1 資産の評価基準及び評価方法
(1) 有価証券の評価基準及び評価方法
① 子会社株式及び関連会社株式
移動平均法による原価法
② その他有価証券
時価のあるもの
決算期末日の市場価格等に基づく時価法
(評価差額は全部純資産直入法により処理し、売却原価は移動平均法により算定)
時価のないもの
移動平均法による原価法
(2) たな卸資産の評価基準及び評価方法
① 原材料
移動平均法による原価法
(貸借対照表価額は収益性の低下に基づく簿価切下げの方法により算定)
② 仕掛品
個別法による原価法
(貸借対照表価額は収益性の低下に基づく簿価切下げの方法により算定)
(3) デリバティブの評価基準及び評価方法
時価法
2 固定資産の減価償却の方法
(1) 有形固定資産(リース資産を除く)
① 2007年3月31日までに取得したもの
旧定額法によっております。
② 2007年4月1日以降に取得したもの
定額法によっております。
(2) 無形固定資産(リース資産を除く)
定額法によっております。
ただし、ソフトウエア(自社利用分)については、社内における利用可能期間(5年)に基づく定額法によっており
ます。
(3) リース資産
所有権移転外ファイナンス・リース取引に係るリース資産
リース期間を耐用年数とし、残存価額を零(残価保証の取り決めがある場合は残価保証額)とする定額法によっ
ております。
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3 引当金の計上基準
(1) 貸倒引当金
債権の貸倒損失に備えるため、一般債権については貸倒実績率により、貸倒懸念債権等特定の債権については個
別に回収可能性を検討し、回収不能見込額を計上しております。
(2) 賞与引当金
従業員に対して支給する賞与の支出に充てるため、支給見込額に基づき計上しております。
(3) 製品保証引当金
引渡済車両の将来の保証費用の支出に備えるため、個別に見積可能な補修費用についてはその見積額を、その他
については売上高に対する過去の支出割合に基づき必要額を計上しております。
(4) 受注損失引当金
受注契約に係る将来の損失に備えるため、当事業年度末における受注契約に係る損失見込額を計上しておりま
す。
(5) 退職給付引当金
従業員の退職給付に備えるため、当事業年度末における退職給付債務の見込額に基づき計上しております。
退職給付引当金及び退職給付費用の処理方法は以下のとおりです。
① 退職給付見込額の期間帰属方法
退職給付債務の算定にあたり、退職給付見込額を当事業年度末までの期間に帰属させる方法については、給付
算定式基準によっております。
② 数理計算上の差異及び過去勤務費用の費用処理方法
数理計算上の差異は、各事業年度の発生時における従業員の平均残存勤務期間以内の一定の年数(10年)による
定額法により按分した額をそれぞれ発生の翌事業年度から費用処理しております。
過去勤務費用は、その発生時の従業員の平均残存勤務期間以内の一定の年数(10年)による定額法により費用処
理しております。
4 収益及び費用の計上基準
鉄道車両関連事業の収益及び費用の計上基準
請負工事に係る収益の計上基準は、当事業年度末までの進捗部分について、成果の確実性が認められる工事につ
いては工事進行基準(工事の進捗率の見積りは原価比例法)を、その他の工事については工事完成基準を適用してお
ります。
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5 その他財務諸表作成のための基本となる重要な事項
(1) ヘッジ会計の方法
① ヘッジ会計の方法
繰延ヘッジ処理を採用しております。
なお、為替予約については、振当処理の要件を満たしている場合は振当処理を採用しております。
② ヘッジ手段とヘッジ対象
(ヘッジ手段) 為替予約
(ヘッジ対象) 外貨建金銭債権債務及び外貨建予定取引
③ ヘッジ方針
内部規定に基づき、為替変動リスクをヘッジする目的で行っております。
④ ヘッジ有効性評価の方法
ヘッジ手段の契約高とヘッジ対象に関する重要な条件が同一であり、かつ、ヘッジ開始時及びその後も継続し
て、相場変動またはキャッシュ・フロー変動を完全に相殺するものと想定することができるため、ヘッジ有効性
の判定は省略しております。
(2) 退職給付に係る会計処理
退職給付に係る未認識数理計算上の差異及び未認識過去勤務費用の会計処理の方法は、連結財務諸表におけるこ
れらの会計処理の方法と異なっております。
(3) 消費税等の会計処理
消費税及び地方消費税の会計処理は、税抜方式によっております。
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(貸借対照表関係)
1 保証債務
契約履行に対する保証
前事業年度 当事業年度
(2018年3月31日) (2019年3月31日)
KINKISHARYO
83,820 百万円 18,639 百万円
International,L.L.C.
銀行借入に対する保証
前事業年度 当事業年度
(2018年3月31日) (2019年3月31日)
KINKISHARYO
6,737 百万円 5,387 百万円
International,L.L.C.
※2 担保資産及び担保に係る債務
担保に供している資産
前事業年度 当事業年度
(2018年3月31日) (2019年3月31日)
建物 413 百万円 391 百万円
土地 178 〃 178 〃
担保に係る債務
前事業年度 当事業年度
(2018年3月31日) (2019年3月31日)
短期借入金 2,000 百万円 2,000 百万円
預り保証金 328 〃 247 〃
預り敷金 70 〃 70 〃
(固定負債「長期預り金」に含む)
※3 関係会社に対する金銭債権及び金銭債務(区分表示したものを除く)
前事業年度 当事業年度
(2018年3月31日) (2019年3月31日)
短期金銭債権 5,901 百万円 8,321 百万円
長期金銭債権 37 〃 30 〃
短期金銭債務 171 〃 117 〃
※4 運転資金の効率的な調達を行うため金融機関と貸出コミットメント契約を締結しております。
事業年度末における貸出コミットメントに係る借入未実行残高等は次のとおりであります。
前事業年度 当事業年度
(2018年3月31日) (2019年3月31日)
貸出コミットメントの総額 17,000 百万円 10,200 百万円
〃 〃
借入実行残高 6,000 10,200
差引額 11,000 百万円 - 百万円
りであります。
前事業年度 当事業年度
(2018年3月31日) (2019年3月31日)
投資有価証券 6,987 百万円 7,938 百万円
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(損益計算書関係)
※1 関係会社との営業取引及び営業取引以外の取引高の総額
前事業年度 当事業年度
(自 2017年4月1日 (自 2018年4月1日
至 2018年3月31日) 至 2019年3月31日)
営業取引による取引高
売上高 4,221 百万円 4,101 百万円
仕入高 1,795 〃 1,658 〃
販売費及び一般管理費 32 〃 24 〃
営業取引以外の取引高 153 〃 225 〃
※2 販売費及び一般管理費のうち主要な費目及び金額並びにおおよその割合は、次のとおりであります。
前事業年度 当事業年度
(自 2017年4月1日 (自 2018年4月1日
至 2018年3月31日) 至 2019年3月31日)
運送費及び保管費 387 百万円 340 百万円
〃 〃
給料及び手当 557 537
おおよその割合
販売費 59% 58%
一般管理費 41% 42%
※3 固定資産売却益の内容は、次のとおりであります。
前事業年度 当事業年度
(自 2017年4月1日 (自 2018年4月1日
至 2018年3月31日) 至 2019年3月31日)
土地 203 百万円 323 百万円
※4 災害による損失
2018年9月4日に上陸した台風21号により、建屋及びたな卸資産に被害が発生したため、 991百万円 を災害によ
る損失として特別損失に計上しております。
(有価証券関係)
子会社株式及び関連会社株式並びに関係会社出資金(当事業年度の貸借対照表計上額は子会社株式 10百万円 、関係
会社出資金 275百万円 、前事業年度の貸借対照表計上額は子会社株式 10百万円 、関係会社出資金 275百万円 )は、市場
価格がなく、時価を把握することが極めて困難と認められることから、記載しておりません。
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(税効果会計関係)
1 繰延税金資産及び繰延税金負債の発生の主な原因別の内訳
前事業年度 当事業年度
(2018年3月31日) (2019年3月31日)
繰延税金資産
税務上の繰越欠損金 2,866 百万円 2,821 百万円
受注損失引当金 2,006 〃 1,555 〃
退職給付引当金 715 〃 767 〃
災害による損失 - 〃 304 〃
仕掛品評価減 369 〃 215 〃
製品保証引当金 343 〃 213 〃
減価償却費超過額 231 〃 158 〃
賞与引当金 81 〃 87 〃
関係会社貸倒引当金 5 〃 - 〃
146 〃 150 〃
その他
繰延税金資産小計
6,762 百万円 6,270 百万円
税務上の繰越欠損金に係る評価性引当額 △2,866 〃 △2,821 〃
△3,896 〃 △3,449 〃
将来減算一時差異等の合計に係る評価性引当額
評価性引当額小計 △6,762 百万円 △6,270 百万円
繰延税金資産合計 - 百万円 - 百万円
繰延税金負債
その他有価証券評価差額金 △1,474 百万円 △1,736 百万円
△115 〃 - 〃
繰延ヘッジ損益
繰延税金負債合計 △1,589 百万円 △1,736 百万円
繰延税金資産(負債)の純額 △1,589 百万円 △1,736 百万円
2 法定実効税率と税効果会計適用後の法人税等の負担率との間に重要な差異があるときの、当該差異の原因となった
主要な項目別の内訳
前事業年度 当事業年度
(2018年3月31日) (2019年3月31日)
法定実効税率
30.9 % 30.6 %
(調整)
交際費等永久に損金に算入されない項目 0.1 % 0.1 %
受取配当金等永久に益金に算入されない項目 △1.0 % △4.0 %
住民税均等割等 0.1 % 0.5 %
評価性引当額の増減 △29.9 % △26.7 %
△0.0 % 0.0 %
その他
税効果会計適用後の法人税等の負担率 0.2 % 0.5 %
(重要な後発事象)
該当事項はありません。
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④ 【附属明細表】
【有形固定資産等明細表】
当期末減価
償却累計額 差引当期末
当期首残高 当期増加額 当期減少額 当期末残高 当期償却額
資産の種類 又は償却 残高
(百万円) (百万円) (百万円) (百万円) (百万円)
累計額 (百万円)
(百万円)
有形固定資産
建物 10,933 77 31 10,979 5,729 305 5,250
構築物 1,804 21 5 1,820 1,232 54 587
機械及び装置 8,004 225 40 8,189 6,996 238 1,193
車両運搬具 506 3 ▶ 505 447 22 58
工具、器具及び備品 1,555 68 12 1,611 1,453 72 157
土地 2,665 - 82 2,583 - - 2,583
リース資産 831 - - 831 231 92 600
建設仮勘定 46 772 652 166 - - 166
有形固定資産計 26,348 1,169 830 26,687 16,090 785 10,597
無形固定資産
ソフトウエア 124 61 39 146 54 25 92
リース資産 5 - - 5 2 1 2
その他 13 - - 13 2 0 10
無形固定資産計 143 61 39 165 60 27 105
【引当金明細表】
当期首残高 当期増加額 当期減少額 当期末残高
区分
(百万円) (百万円) (百万円) (百万円)
貸倒引当金 31 - 21 10
賞与引当金 263 285 263 285
製品保証引当金 1,118 162 586 694
受注損失引当金 6,550 2,587 4,059 5,078
(2) 【主な資産及び負債の内容】
連結財務諸表を作成しているため、記載を省略しております。
(3) 【その他】
該当事項はありません。
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第6 【提出会社の株式事務の概要】
事業年度 4月1日から3月31日まで
定時株主総会 6月中
基準日 3月31日
9月30日
剰余金の配当の基準日
3月31日
1単元の株式数 100株
単元未満株式の買取り
(特別口座)
取扱場所 大阪市中央区伏見町3丁目6番3号
三菱UFJ信託銀行株式会社 大阪証券代行部
(特別口座)
株主名簿管理人
東京都千代田区丸の内1丁目4番5号
三菱UFJ信託銀行株式会社
取次所 ―
買取手数料 無料
当社の公告方法は、電子公告としております。ただし、事故その他やむを得ない事由
によって電子公告による公告をすることができない場合は、日本経済新聞に掲載して
行います。
公告掲載方法
なお、電子公告は当社のウェブサイトに掲載することとしており、そのアドレスは次
のとおりであります。
http://www.kinkisharyo.co.jp
株主に対する特典 なし
(注) 当社の株主は、その有する単元未満株式について、次に掲げる権利以外の権利を行使することができません。
会社法第189条第2項各号に掲げる権利
株主の有する株式数に応じて募集株式の割当て及び募集新株予約権の割当てを受ける権利
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第7 【提出会社の参考情報】
1 【提出会社の親会社等の情報】
当社には、親会社等はありません。
2 【その他の参考情報】
当事業年度の開始日から有価証券報告書提出日までの間に、次の書類を提出しております。
(1) 有価証券報告書及び 事業年度 第106期 自 2017年4月1日 2018年6月28日
その添付書類、 至 2018年3月31日 関東財務局長に提出。
有価証券報告書の確認書
(2) 内部統制報告書及び 2018年6月28日
その添付書類 関東財務局長に提出。
(3) 四半期報告書、 第107期第1四半期 自 2018年4月1日 2018年8月6日
四半期報告書の確認書 至 2018年6月30日 関東財務局長に提出。
第107期第2四半期 自 2018年7月1日 2018年11月8日
至 2018年9月30日 関東財務局長に提出。
第107期第3四半期 自 2018年10月1日 2019年2月12日
至 2018年12月31日 関東財務局長に提出。
(4) 臨時報告書 企業内容等の開示に関する内閣府令第19条第2項第 2018年6月29日
9号の2(株主総会における議決権行使の結果)の
関東財務局長に提出。
規定に基づく臨時報告書
企業内容等の開示に関する内閣府令第19条第2項第 2019年2月12日
5号(重要な災害の発生)、第12号(財政状態、経
関東財務局長に提出。
営成績及びキャッシュ・フローの状況に著しい影響
を与える事象)及び第19号(連結会社の財政状態、
経営成績及びキャッシュ・フローの状況に著しい影
響を与える事象)の規定に基づく臨時報告書
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第二部 【提出会社の保証会社等の情報】
該当事項はありません。
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EDINET提出書類
近畿車輛株式会社(E02138)
有価証券報告書
独立監査人の監査報告書及び内部統制監査報告書
2019年6月27日
近畿車輛株式会社
取締役会 御中
有限責任 あずさ監査法人
指定有限責任社員
公認会計士 和 田 安 弘 ㊞
業務執行社員
指定有限責任社員
公認会計士 中 畑 孝 英 ㊞
業務執行社員
指定有限責任社員
公認会計士 大 橋 盛 子 ㊞
業務執行社員
<財務諸表監査>
当監査法人は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づく監査証明を行うため、「経理の状況」に掲げられて
いる近畿車輛株式会社の2018年4月1日から2019年3月31日までの連結会計年度の連結財務諸表、すなわち、連結貸借
対照表、連結損益計算書、連結包括利益計算書、連結株主資本等変動計算書、連結キャッシュ・フロー計算書、連結財
務諸表作成のための基本となる重要な事項、その他の注記及び連結附属明細表について監査を行った。
連結財務諸表に対する経営者の責任
経営者の責任は、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠して連結財務諸表を作成し適正
に表示することにある。これには、不正又は誤謬による重要な虚偽表示のない連結財務諸表を作成し適正に表示するた
めに経営者が必要と判断した内部統制を整備及び運用することが含まれる。
監査人の責任
当監査法人の責任は、当監査法人が実施した監査に基づいて、独立の立場から連結財務諸表に対する意見を表明する
ことにある。当監査法人は、我が国において一般に公正妥当と認められる監査の基準に準拠して監査を行った。監査の
基準は、当監査法人に連結財務諸表に重要な虚偽表示がないかどうかについて合理的な保証を得るために、監査計画を
策定し、これに基づき監査を実施することを求めている。
監査においては、連結財務諸表の金額及び開示について監査証拠を入手するための手続が実施される。監査手続は、
当監査法人の判断により、不正又は誤謬による連結財務諸表の重要な虚偽表示のリスクの評価に基づいて選択及び適用
される。財務諸表監査の目的は、内部統制の有効性について意見表明するためのものではないが、当監査法人は、リス
ク評価の実施に際して、状況に応じた適切な監査手続を立案するために、連結財務諸表の作成と適正な表示に関連する
内部統制を検討する。また、監査には、経営者が採用した会計方針及びその適用方法並びに経営者によって行われた見
積りの評価も含め全体としての連結財務諸表の表示を検討することが含まれる。
当監査法人は、意見表明の基礎となる十分かつ適切な監査証拠を入手したと判断している。
監査意見
当監査法人は、上記の連結財務諸表が、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠して、近
畿車輛株式会社及び連結子会社の2019年3月31日現在の財政状態並びに同日をもって終了する連結会計年度の経営成績
及びキャッシュ・フローの状況をすべての重要な点において適正に表示しているものと認める。
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近畿車輛株式会社(E02138)
有価証券報告書
<内部統制監査>
当監査法人は、金融商品取引法第193条の2第2項の規定に基づく監査証明を行うため、近畿車輛株式会社の2019年3
月31日現在の内部統制報告書について監査を行った。
内部統制報告書に対する経営者の責任
経営者の責任は、財務報告に係る内部統制を整備及び運用し、我が国において一般に公正妥当と認められる財務報告
に係る内部統制の評価の基準に準拠して内部統制報告書を作成し適正に表示することにある。
なお、財務報告に係る内部統制により財務報告の虚偽の記載を完全には防止又は発見することができない可能性があ
る。
監査人の責任
当監査法人の責任は、当監査法人が実施した内部統制監査に基づいて、独立の立場から内部統制報告書に対する意見
を表明することにある。当監査法人は、我が国において一般に公正妥当と認められる財務報告に係る内部統制の監査の
基準に準拠して内部統制監査を行った。財務報告に係る内部統制の監査の基準は、当監査法人に内部統制報告書に重要
な虚偽表示がないかどうかについて合理的な保証を得るために、監査計画を策定し、これに基づき内部統制監査を実施
することを求めている。
内部統制監査においては、内部統制報告書における財務報告に係る内部統制の評価結果について監査証拠を入手する
ための手続が実施される。内部統制監査の監査手続は、当監査法人の判断により、財務報告の信頼性に及ぼす影響の重
要性に基づいて選択及び適用される。また、内部統制監査には、財務報告に係る内部統制の評価範囲、評価手続及び評
価結果について経営者が行った記載を含め、全体としての内部統制報告書の表示を検討することが含まれる。
当監査法人は、意見表明の基礎となる十分かつ適切な監査証拠を入手したと判断している。
監査意見
当監査法人は、近畿車輛株式会社が2019年3月31日現在の財務報告に係る内部統制は有効であると表示した上記の内
部統制報告書が、我が国において一般に公正妥当と認められる財務報告に係る内部統制の評価の基準に準拠して、財務
報告に係る内部統制の評価結果について、すべての重要な点において適正に表示しているものと認める。
利害関係
会社と当監査法人又は業務執行社員との間には、公認会計士法の規定により記載すべき利害関係はない。
以 上
※1 上記は監査報告書の原本に記載された事項を電子化したものであり、その原本は当社(有価証券報告書提出会
社)が別途保管しております。
2 XBRLデータは監査の対象に含まれていません。
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有価証券報告書
独立監査人の監査報告書
2019年6月27日
近畿車輛株式会社
取締役会 御中
有限責任 あずさ監査法人
指定有限責任社員
公認会計士 和 田 安 弘 ㊞
業務執行社員
指定有限責任社員
公認会計士 中 畑 孝 英 ㊞
業務執行社員
指定有限責任社員
公認会計士 大 橋 盛 子 ㊞
業務執行社員
当監査法人は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づく監査証明を行うため、「経理の状況」に掲げられて
いる近畿車輛株式会社の2018年4月1日から2019年3月31日までの第107期事業年度の財務諸表、すなわち、貸借対照
表、損益計算書、株主資本等変動計算書、重要な会計方針、その他の注記及び附属明細表について監査を行った。
財務諸表に対する経営者の責任
経営者の責任は、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠して財務諸表を作成し適正に表
示することにある。これには、不正又は誤謬による重要な虚偽表示のない財務諸表を作成し適正に表示するために経営
者が必要と判断した内部統制を整備及び運用することが含まれる。
監査人の責任
当監査法人の責任は、当監査法人が実施した監査に基づいて、独立の立場から財務諸表に対する意見を表明すること
にある。当監査法人は、我が国において一般に公正妥当と認められる監査の基準に準拠して監査を行った。監査の基準
は、当監査法人に財務諸表に重要な虚偽表示がないかどうかについて合理的な保証を得るために、監査計画を策定し、
これに基づき監査を実施することを求めている。
監査においては、財務諸表の金額及び開示について監査証拠を入手するための手続が実施される。監査手続は、当監
査法人の判断により、不正又は誤謬による財務諸表の重要な虚偽表示のリスクの評価に基づいて選択及び適用される。
財務諸表監査の目的は、内部統制の有効性について意見表明するためのものではないが、当監査法人は、リスク評価の
実施に際して、状況に応じた適切な監査手続を立案するために、財務諸表の作成と適正な表示に関連する内部統制を検
討する。また、監査には、経営者が採用した会計方針及びその適用方法並びに経営者によって行われた見積りの評価も
含め全体としての財務諸表の表示を検討することが含まれる。
当監査法人は、意見表明の基礎となる十分かつ適切な監査証拠を入手したと判断している。
監査意見
当監査法人は、上記の財務諸表が、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠して、近畿車
輛株式会社の2019年3月31日現在の財政状態及び同日をもって終了する事業年度の経営成績をすべての重要な点におい
て適正に表示しているものと認める。
利害関係
会社と当監査法人又は業務執行社員との間には、公認会計士法の規定により記載すべき利害関係はない。
以 上
※1 上記は監査報告書の原本に記載された事項を電子化したものであり、その原本は当社(有価証券報告書提出会
社)が別途保管しております。
2 XBRLデータは監査の対象には含まれていません。
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