株式会社ニトリホールディングス 有価証券報告書 第47期(平成30年2月21日-平成31年2月20日)
提出書類 | 有価証券報告書-第47期(平成30年2月21日-平成31年2月20日) |
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提出日 | |
提出者 | 株式会社ニトリホールディングス |
カテゴリ | 有価証券報告書 |
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株式会社ニトリホールディングス(E03144)
有価証券報告書
【表紙】
【提出書類】 有価証券報告書
【根拠条文】 金融商品取引法第24条第1項
【提出先】 関東財務局長
【提出日】 2019年5月17日
【事業年度】 第47期(自 2018年2月21日 至 2019年2月20日)
【会社名】 株式会社ニトリホールディングス
【英訳名】 Nitori Holdings Co., Ltd.
【代表者の役職氏名】 代表取締役社長兼最高執行責任者(COO) 白井 俊之
【本店の所在の場所】 札幌市北区新琴似七条一丁目2番39号
(同所は登記上の本店所在地であり、実際の業務は
下記「最寄りの連絡場所」で行っております。)
【電話番号】 該当事項はありません。
【事務連絡者氏名】 該当事項はありません。
【最寄りの連絡場所】 東京都北区神谷三丁目6番20号
【電話番号】 (03)6741-1204
【事務連絡者氏名】 財務経理部ゼネラルマネジャー 武田 史紀
【縦覧に供する場所】 株式会社東京証券取引所
(東京都中央区日本橋兜町2番1号)
証券会員制法人札幌証券取引所
(札幌市中央区南一条西五丁目14番地の1)
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第一部 【企業情報】
第1 【企業の概況】
1 【主要な経営指標等の推移】
(1) 連結経営指標等
回次 第43期 第44期 第45期 第46期 第47期
決算年月 2015年2月 2016年2月 2017年2月 2018年2月 2019年2月
売上高 (百万円) 417,285 458,140 512,958 572,060 608,131
経常利益 (百万円) 67,929 75,007 87,563 94,860 103,053
親会社株主に帰属する
(百万円) 41,450 46,969 59,999 64,219 68,180
当期純利益
包括利益 (百万円) 66,907 24,458 66,694 54,037 66,742
純資産 (百万円) 310,531 330,968 394,778 441,668 500,192
総資産 (百万円) 404,793 414,541 487,814 550,507 619,286
1株当たり純資産 (円) 2,806.99 2,981.27 3,530.51 3,938.89 4,452.99
1株当たり当期純利益 (円) 376.14 425.10 540.93 574.49 608.05
潜在株式調整後1株
(円) 374.73 421.40 536.23 571.63 606.03
当たり当期純利益
自己資本比率 (%) 76.4 79.5 80.7 80.1 80.7
自己資本利益率 (%) 14.9 14.7 16.6 15.4 14.5
株価収益率 (倍) 20.21 19.43 22.65 30.68 23.11
営業活動による
(百万円) 52,923 57,343 77,930 76,840 81,664
キャッシュ・フロー
投資活動による
(百万円) △ 43,023 △ 35,899 △ 42,047 △ 82,751 △ 30,424
キャッシュ・フロー
財務活動による
(百万円) △ 6,654 △ 9,943 △ 6,414 655 △ 11,340
キャッシュ・フロー
現金及び現金同等物の
(百万円) 25,713 36,794 66,035 60,923 100,053
期末残高
9,215 9,699 10,169 10,366 12,668
従業員数
(外、平均臨時雇用者数)
(人)
( 9,877 ) ( 11,060 ) ( 11,942 ) ( 14,450 ) ( 14,838 )
(注) 売上高には消費税等は含まれておりません。
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(2) 提出会社の経営指標等
回次 第43期 第44期 第45期 第46期 第47期
決算年月 2015年2月 2016年2月 2017年2月 2018年2月 2019年2月
売上高 (百万円) 61,690 70,561 70,982 89,556 87,071
経常利益 (百万円) 41,019 50,292 50,688 67,643 65,032
当期純利益 (百万円) 36,277 45,230 46,116 64,696 56,788
資本金 (百万円) 13,370 13,370 13,370 13,370 13,370
発行済株式総数 (株) 114,443,496 114,443,496 114,443,496 114,443,496 114,443,496
純資産 (百万円) 231,196 271,065 313,343 369,490 416,955
総資産 (百万円) 253,047 287,845 332,023 396,386 441,827
1株当たり純資産 (円) 2,078.67 2,431.29 2,794.94 3,289.38 3,708.07
1株当たり配当額 55.00 65.00 82.00 92.00 97.00
(うち、1株当たり中間
(円)
( 26.00 ) ( 30.00 ) ( 35.00 ) ( 45.00 ) ( 47.00 )
配当額)
1株当たり当期純利益 (円) 327.68 407.79 414.72 577.85 505.98
潜在株式調整後1株
(円) 326.46 404.26 411.12 574.98 504.30
当たり当期純利益
自己資本比率 (%) 90.9 93.8 94.1 93.0 94.3
自己資本利益率 (%) 16.9 18.1 15.8 19.0 14.5
株価収益率 (倍) 23.19 20.26 29.54 30.50 27.77
配当性向 (%) 16.8 15.9 19.8 15.9 19.2
従業員数 260 291 275 292 347
(外、平均臨時雇用者数)
(人)
( 19 ) ( 18 ) ( 38 ) ( 37 ) ( 51 )
(注) 1.売上高には消費税等は含まれておりません。
2.第45期の1株当たり配当額には、30期連続増収増益記念配当2円を含んでおります。
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2 【沿革】
年月 事項
1972年3月 家具の販売を目的として、似鳥家具卸センター株式会社を設立
札幌市手稲区に、省力化と商品保全を目的とした自動立体倉庫を新設し物流センターを移転
1980年8月
本部を物流センターに併設し移転
1986年7月 社名を株式会社ニトリに変更
1989年9月 札幌証券取引所に株式を上場
インドネシア共和国に、現地法人P.T. MARUMITSU INDONESIA(出資比率100%(間接含む))を設立
1994年10月
2000年7月 埼玉県白岡町(現白岡市)に、関東物流センターを新設
2000年8月 株式会社マルミツを株式の追加取得により100%子会社化
2002年10月 東京証券取引所(市場第一部)に株式を上場
ベトナム社会主義共和国に、現地法人MARUMITSU-VIETNAM EPE(出資比率100%(間接))を設立
2003年10月
2004年3月 中華人民共和国に、現地法人似鳥(中国)采購有限公司(出資比率100%)を設立
2004年11月 神戸市中央区に、関西物流センターを新設
2005年3月 株式会社パブリックセンターより営業譲渡を受け、株式会社ニトリパブリック(旧大丸商事株式会
社)として広告代理店業を開始
2006年8月 現地法人似鳥(中国)采購有限公司による上海利橋実業有限公司の買収、100%子会社化
2006年12月 台湾に、現地法人宜得利家居股份有限公司(出資比率100%)を設立
2007年5月 現地法人宜得利家居股份有限公司が台湾高雄市に海外1号店「高雄夢時代店」を開店
2010年3月 持株会社体制への移行のため、株式会社ニトリ分割準備会社(現 株式会社ニトリ、出資比率100%)
及び株式会社ニトリ物流分割準備会社(現 株式会社ホームロジスティクス、出資比率100%)を設立
2010年5月 中華人民共和国に、現地法人明応商貿(上海)有限公司(出資比率100%(間接))を設立
2010年6月 株式会社ニトリ分割準備会社(現 株式会社ニトリ)及び株式会社ホームロジスティクスと吸収分割
契約を締結
吸収分割契約に基づき、当社の家具・インテリア用品の販売事業を株式会社ニトリに、グループの
2010年8月
物流機能に係る事業を株式会社ホームロジスティクスに承継し、持株会社体制へ移行
社名を株式会社ニトリホールディングスに変更
2010年10月 福岡県篠栗町に、九州物流センターを新設
2011年3月 株式会社マルミツは、社名を株式会社ニトリファニチャーに変更
現地法人MARUMITSU-VIETNAM EPEは、社名をNITORI FURNITURE VIETNAM EPEに変更
2011年5月
現地法人P.T. MARUMITSU INDONESIAは、社名をP.T. NITORI FURNITURE INDONESIAに変更
2011年6月
アメリカ合衆国カリフォルニア州に、現地法人NITORI USA, INC.(出資比率100%)を設立
2012年5月
2012年10月 札幌本社を現在地に移転
2013年10月 アメリカ合衆国カリフォルニア州に「Aki-Home」ブランドで「フラートン店」及び「タスティン
店」を開店し米国初出店
中華人民共和国湖北省武漢市内に「NITORI」のブランドで「武漢群星城店」を開店し中国初
2014年10月
出店
ベトナム社会主義共和国に、現地法人NITORI FURNITURE Ba Ria-Vung Tau Co., LTD.(出資比率
2015年12月
100%)を設立
中華人民共和国に、現地法人似鳥(太倉)商貿物流公司(出資比率100%)を設立
2016年7月 北海道小樽市に、ニトリ小樽芸術村を開設
2017年5月 株式会社カチタスを株式取得により持分法適用会社化及び業務提携契約を締結
2017年7月 中華人民共和国の旗艦店となる上海徐家ワイ店を開店
2018年10月 中華人民共和国江蘇省太倉市に太倉物流センターを新設
2019年2月 第47期は国内に42店舗新設、4店舗閉鎖、海外に18店舗新設、3店舗閉鎖し、期末現在国内店舗数
505店舗、海外店舗数71店舗
3 【事業の内容】
当社グループ(当社及び当社の関係会社)は当社と連結子会社24社及び持分法適用会社1社により構成されてお
り、家具・インテリア用品の販売を基幹事業としております。
当連結会計年度において、新たに取得した子会社1社、設立した子会社1社を連結の範囲に含めております。ま
た、2017年8月30日開催の取締役会において、当社の連結子会社であるP.T. NITORI FURNITURE INDONESIAを清算する
ことを決議しており、現在同社は清算手続中であります。
なお、株式会社デコホームは2018年8月21日付で当社へ吸収合併いたしましたので、連結の範囲から除外しており
ます。
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なお、当社は、有価証券の取引等の規制に関する内閣府令第49条第2項に規定する特定上場会社等に該当してお
り、これにより、インサイダー取引規制の重要事実の軽微基準については連結ベースの数値に基づいて判断すること
となります。
当社グループの事業内容及び当社と主要な関係会社の当該事業にかかる位置付けは、次のとおりであります。
区分 会社名 セグメントの名称
持株会社 ㈱ニトリホールディングス(当社) その他
㈱ニトリ 家具・インテリア用品の販売
㈱ホームロジスティクス 家具・インテリア用品の販売
宜得利家居股份有限公司 家具・インテリア用品の販売
似鳥(中国)投資有限公司 家具・インテリア用品の販売
明応商貿(上海)有限公司 家具・インテリア用品の販売
似鳥(上海)家居有限公司 家具・インテリア用品の販売
似鳥(上海)家居銷售有限公司 家具・インテリア用品の販売
主な連結子会社
似鳥(太倉)商貿物流有限公司 家具・インテリア用品の販売
NITORI USA, INC.
家具・インテリア用品の販売
NITORI FURNITURE VIETNAM EPE
家具・インテリア用品の販売
NITORI FURNITURE Ba Ria-Vung Tau Co., Ltd.
家具・インテリア用品の販売
㈱ホーム・デコ 家具・インテリア用品の販売
㈱ニトリパブリック その他
他連結子会社11社 家具・インテリア用品の販売他
中古住宅の再生販売事業、
持分法適用関連会社 ㈱カチタス
不動産賃貸事業
[事業系統図]
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4 【関係会社の状況】
資本金 主要な 議決権の
名称 住所 関係内容
(百万円) 事業内容 所有割合(%)
(連結子会社)
家具、インテリア用品の販売。
不動産の賃貸。
㈱ニトリ
家具・インテリ
札幌市北区 1,000 100.0
ア用品の販売 役員の兼任あり。
(注)4
資金援助あり。
物流サービス事業。
家具・インテリ
役員の兼任あり。
㈱ホームロジスティクス 札幌市北区 490 100.0
ア用品の販売
資金援助あり。
家具、インテリア用品の販売。
宜得利家居股份有限公司
家具・インテリ
台湾台北市 2,768 100.0
役員の兼任あり。
ア用品の販売
(注)3
債務保証あり。
グループ会社の経営管理。
中華人民共和国
似鳥(中国)投資有限公司 家具・インテリ
4,692 100.0 役員の兼任あり。
(注)3 ア用品の販売
上海市
債務保証あり。
中華人民共和国 家具、インテリア用品の販売。
家具・インテリ 100.0
明応商貿(上海)有限公司 95
ア用品の販売 (100.0)
上海市 役員の兼任あり。
中華人民共和国 家具、インテリア用品の販売。
家具・インテリ 100.0
似鳥(上海)家居有限公司 848
ア用品の販売 (100.0)
上海市 役員の兼任あり。
中華人民共和国 家具、インテリア用品の販売。
家具・インテリ 100.0
似鳥(上海)家居銷售有限公司 50
ア用品の販売 (100.0)
上海市 役員の兼任あり。
物流サービス事業
中華人民共和国 当社グループで販売する
似鳥(太倉)商貿物流有限公司 家具・インテリ
6,421 100.0
商品の輸入代行。
(注)3 ア用品の販売
江蘇省太倉市
役員の兼任あり。
NITORI USA, INC. アメリカ合衆国 家具、インテリア用品の販売。
家具・インテリ
8,804 100.0
ア用品の販売
(注)3 カリフォルニア州 債務保証あり。
当社グループで販売する
NITORI FURNITURE VIETNAM
ベトナム社会主義共和 家具・インテリ 100.0
家具の製造。
550
国ハノイ市 ア用品の販売 (100.0)
EPE
役員の兼任あり。
NITORI FURNITURE Ba Ria-Vung
当社グループで販売する
ベトナム社会主義共和 家具・インテリ
Tau Co., Ltd. 11,461 100.0 家具の製造。
国バリア・ブンタウ省 ア用品の販売
役員の兼任あり。
(注)3
当社グループで販売する
カーテンの製造。
家具・インテリ
㈱ホーム・デコ 埼玉県加須市 28 100.0
役員の兼任あり。
ア用品の販売
資金援助あり。
広告宣伝の受託。
役員の兼任あり。
㈱ニトリパブリック 札幌市北区 150 その他 100.0
債務保証あり。
その他11社
(持分法適用関連会社)
中古住宅の再生 中古住宅の再生事業、
㈱カチタス 群馬県桐生市 3,778 事業、不動産賃 35.3 不動産賃貸事業。
貸事業 役員の兼任あり。
(注) 1.主要な事業内容の欄には、セグメントの名称を記載しております。
2.議決権の所有割合は、間接所有割合を( )内に内書きで記載しております。
3.特定子会社に該当しております。
4.㈱ニトリについては、売上高(連結会社相互間の内部売上を除く。)の連結売上高に占める割合が10%を超え
ております。
主要な損益情報等 (1) 売上高 577,856百万円
(2) 経常利益 89,475百万円
(3) 当期純利益 61,092百万円
(4) 純資産 74,048百万円
(5) 総資産 284,433百万円
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5 【従業員の状況】
(1) 連結会社の状況
2019年2月20日現在
セグメントの名称 従業員数(人)
( 14,765)
家具・インテリア用品の販売 12,258
( 22)
その他 63
( 51)
全社(共通) 347
( 14,838)
合計 12,668
(注) 1.従業員数は就業人員であり、臨時従業員数は( )内に年間の平均人員(1日8時間換算)を外数で記載してお
ります。
2.従業員数には、使用人兼務取締役は含んでおりません。
3.全社(共通)として記載されている従業員数は、管理部門に所属している者であります。
4.従業員数は、業容の拡大に伴い、前連結会計年度末に比べ、2,302名増加しております。
(2) 提出会社の状況
2019年2月20日現在
従業員数(人) 平均年齢(歳) 平均勤続年数(年) 平均年間給与(千円)
( 51)
347 42.3 9.4 8,551
セグメントの名称 従業員数(人)
( 51)
全社(共通) 347
(注) 1.従業員数は就業人員(当社から社外への出向者を除き、社外から当社への出向者を含む。)であり、臨時従業
員数は( )内に年間の平均人員(1日8時間換算)を外数で記載しております。
2.平均年間給与は、専門職及び嘱託社員を含まず、基準外給与及び賞与を含めております。
3.全社(共通)として記載されている従業員数は、管理部門に所属している者であります。
(3) 労働組合の状況
1.名称 UAゼンセンニトリ労働組合
2.上部団体名 UAゼンセン流通部門
3.結成年月日 1993年4月19日
4.組合員数 21,509人 (臨時従業員 17,441人を含んでおります。)
5.労使関係 労使関係について、特記すべき事項はありません。
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第2 【事業の状況】
1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】
(1) 会社の経営の基本方針
当社グループは、「住まいの豊かさを世界の人々に提供する。」というロマン(志)を社員一人ひとりの行動
の原点として共有し、当社グループの力を結集して長期ビジョンの実現に全力を尽くすことを企業活動の指針と
しております。
そのため、グローバルチェーンの確立により、世界のより多くのお客様に、品質が維持された商品をお求めや
すい価格で提供すること、並びに住空間をトータルコーディネートする楽しさを提案することを基本方針として
おります。
(2) 目標とする経営指標
当社グループは2022年までに国内及び海外を合わせ店舗数1,000店舗を目標として積極的な店舗展開をすすめて
まいりました。今後もお客様の買い物の仕方の変化を踏まえ、より利便性の高い店・サービスを提供する観点か
ら、引き続き店舗網最適化を図ってまいります。
(3) 中長期的な会社の経営戦略
当社グループは、「住まいの豊かさを世界の人々に提供する。」というロマンを実現するために、中長期ビ
ジョンである「2022年 1,000店舗、2032年 3,000店舗」の達成に向けた経営戦略を策定しております。「2022年
1,000店舗」の達成に向けては、国内505店舗(前期比108.1%)、アジアを中心として海外71店舗(前期比
126.8%)となり、合わせて576店舗(前期比110.1%)となりました。今後もロマン実現に向け、国内におきまし
ては、より小商圏、そして地方の空白地域への出店を進めてまいります。また海外においては、事業拡大のス
ピードを加速させるべくグローバル事業強化プロジェクトを発足させ、仕組み・システム・人財育成、組織改革
を強力に推し進めてまいります。
(4) 会社の対処すべき課題
中長期ビジョンの達成に向けた取り組むべき課題として、1)「グループ成長軌道の確立と新たな挑戦」、2)
「お客様の暮らしを豊かにする商品・店・サービスの提供」、3)「グローバルチェーンを支える組織と仕組み改
革」を設定し取り組みを行っています。
1)「グループ成長軌道の確立と新たな挑戦」におきましては、国内ニトリ事業は革新性を保ち持続成長を目指
す一方、中国を中心とする海外への事業展開や、より小商圏に対応したフォーマットの強化・BtoB事業の拡大、
新規市場への挑戦等、新たな収益の柱の育成に努めてまいります。
2)「お客様の暮らしを豊かにする商品・店・サービスの提供」におきましては、社会における技術革新やお客
様の購買行動の変化を正しく捉え、徹底した顧客視点で商品・お店・サービスを見直し、新しい価値を提供し続
けます。
3)「グローバルチェーンを支える組織と仕組み改革」におきましては、上記のような変革に向け、基幹システ
ム刷新やサプライチェーンの再構築、部署横断的かつ専門的な課題に対応する組織へ変革と人財育成を進めてま
いります。
引き続き、これらの課題の達成に向けて邁進してまいります。
株式会社の支配に関する基本方針について
1.基本方針の内容の概要
当社は、当社の財務及び事業の方針の決定を支配する者は、当社グループの企業価値の源泉を理解し、企業価
値ひいては株主共同の利益を継続的に確保・向上していくことを可能とする者である必要があると考えます。
当社は、当社株式について大量買付がなされる場合であっても、これが当社グループの企業価値・株主共同の
利益に資するものであれば、これを一概に否定するものではありません。また、株式会社の支配権の移転を伴う
買収提案についての判断は、最終的には株主全体の意思に基づき行われるべきものと考えております。
そもそも、当社グループが企業価値ひいては株主共同の利益を確保・向上させていくためには、ロマンとビ
ジョンを共有する人財の能力を結集し、現状否定や挑戦を重んじる「企業文化」を活かすことにより、当社グ
ループの企業価値の源泉である1)「製造物流小売業」としての効率的かつ魅力的な商品開発力、2)商品製造の
海外拠点及び製造された商品の輸入・配送に関する独自開発の物流システム、並びに3)「暮らし提案企業」とし
てのトータルコーディネート力等を強化するとともに、中長期経営計画に基づく諸施策を適時・適切に実行して
いくことが必要不可欠であります。当社の株式の大量買付を行う者は、これらの企業価値の源泉を理解いただい
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た上で、中長期的に企業価値ひいては株主共同の利益を維持・向上させる者である必要があると認識しておりま
す。
2.取組みの具体的な内容の概要
(1) 基本方針の実現に資する特別な取組みの具体的な内容の概要
当社グループは、品質・機能が維持された商品をお求め易い価格で提供することをテーマに商品の開発・製造
等を行っており、さらに住空間をトータルコーディネートする楽しさを提案することにより、企業価値を向上さ
せてまいりました。この企業価値の源泉は、1)「製造物流小売業」としての効率的かつ魅力的な商品開発力、
2)商品製造の海外拠点及び製造された商品の輸入・配送に関する独自開発の物流システム、3)「暮らし提案企
業」としてのトータルコーディネート力等にあると考えております。
そして、当社グループの企業価値の源泉を支えるのは、海外の生産拠点・貿易拠点や物流センター等のインフ
ラのみならず、原材料調達や商品開発等の能力に長け、また物流や情報収集等のノウハウを持った人財が、ロマ
ンとビジョンを共有した上で、その能力等を結集することにあります。そのため、当社グループは、独自の人財
育成システムを構築し、中長期的な観点から人財育成に取り組んでおり、チェンジ・チャレンジ・コンペティ
ションを重んじる「企業文化」を大切に育てております。
上記のような「経営理念」や「企業文化」のもと、当社グループでは株主の皆様のご期待に応えられるよう、
企業価値ひいては株主共同の利益の確保に引き続き努めてまいります。
また、当社グループの国内の経営基盤は整備されつつあるものの、海外の経営基盤は磐石とはいえない状況で
あるため、中長期ビジョンの実現に向けたこの3ヶ年を「グローバルステージに向かうための足場固めの3年
間」と位置付け、経営資源を重点的に投下して挑戦してまいりました。
これまで当社グループは、全社横断的な課題として1)「グループ成長軌道の確立と新たな挑戦」、2)「お客
様の暮らしを豊かにする商品・店・サービスの提供」、3)「グローバルチェーンを支える組織と仕組み改革」を
設定し、併せて革新活動を強力に推進することにより、さらなる飛躍を図り、企業価値向上に努めております。
また、当社はいかなる経営環境の変化にも迅速に対応しながら、継続的かつ持続的な成長をしていけるよう、
経営陣の適切な意思決定・監督・モニタリングを透明・公正に行う仕組みとして、「コーポレート・ガバナンス
基本方針」を定め、コーポレート・ガバナンス体制の一層の強化を図っております。なお、「コーポレート・ガ
バナンス基本方針」の詳細につきましては、インターネット上の当社ウェブサイト
(https://www.nitorihd.co.jp/ir/governance/pdf/GovernanceBasicPolicy.pdf)をご参照ください。
(2) 基本方針に照らして不適切な者によって当社の財務及び事業の方針の決定が支配されることを防止するための
取組みの具体的な内容の概要
当社は、当社株式に対する大量買付が行われる際に、当社取締役会が株主の皆様に代替案を提案したり、ある
いは株主の皆様が係る大量買付に応じるべきか否かを判断するために必要な情報や時間を確保すること、株主の
皆様のために交渉を行うこと等を可能とする枠組みとして、2016年4月12日付取締役会決議及び2016年5月13日
付第44回定時株主総会決議に基づき、当社株式の大量取得行為に関する対応策(買収防衛策)を更新いたしました
(以下更新後の対応策を「本プラン」といいます。)。本プランの概要は以下のとおりです。
① 対象となる買付等
本プランは、下記(イ)もしくは(ロ)に該当する当社株券等の買付その他の取得またはこれらに類似する行為
(当社取締役会が本プランを適用しない旨別途認めたものを除くものとし、以下「買付等」といいます。)がな
される場合を適用対象とします。
(イ)当社が発行者である株券等について、保有者の株券等保有割合が20%以上となる買付その他の取得
(ロ)当社が発行者である株券等について、公開買付けを行う者の株券等所有割合及びその特別関係者の株券等
所有割合の合計が20%以上となる公開買付け
② 本プランの発動に係る手続き
買付等を行おうとする者(以下「買付者等」といいます。)は、買付等の開始または実行に先立ち、別途当社
の定める書式により、本プランの手続きを遵守する旨の誓約文言等を含む法的拘束力のある意向表明書を当社
に対して提出していただくとともに、当社が交付した書式に従い、株主の皆様の判断等のために必要な所定の
情報等を記載した書面(以下「買付説明書」といいます。)を当社取締役会に対して提出していただきます。当
社取締役会は、買付説明書を受領した場合、速やかにこれを独立委員会に送付します。
独立委員会は、買付者等からの情報等及び当社取締役会からの情報等を受領したと認めた場合、当該情報等
の受領から原則として90日間が経過するまで、買付者等の買付等の内容の検討、買付者等と当社取締役会の事
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業計画等に関する情報収集・比較検討、及び当社取締役会の提供する代替案の検討等を行います。独立委員会
は、当社の費用で、ファイナンシャル・アドバイザー、公認会計士、弁護士、税理士、コンサルタントその他
の 専門家の助言を得ることができるものとします。
その上で、独立委員会は、本プランに定められた手続きに従わない買付等であり、かつ新株予約権の無償割
当てを実施することが相当である場合や、一定の行為等により、当社グループの企業価値ひいては株主共同の
利益に対する明白な侵害をもたらすおそれがある場合で、新株予約権の無償割当てを実施することが相当であ
る場合等、本プラン所定の発動事由のいずれかに該当すると判断した場合、当社取締役会に対し、本新株予約
権の無償割当てその他の法令及び当社定款の下でとりうる合理的な施策(以下「本新株予約権の無償割当て等」
といいます。)を実施すべき旨の勧告を行うことができるものとします。なお、独立委員会は、買付等について
発動事由の該当可能性が問題となっている場合等には、予め株主意思の確認を得るべき旨の留保を付すことが
できるものとします。
また、当社取締役会は、(イ)独立委員会が、本新株予約権の無償割当て等の実施に際して株主意思の確認を
得るべき旨の留保を付した場合、もしくは買付者等の買付等に関する株主意思の確認を行うことを勧告した場
合、または(ロ)ある買付等について発動事由の該当可能性が問題となっており、かつ、当社取締役会が、株主
総会の開催に要する時間等を勘案した上で、善管注意義務に照らし、株主意思を確認することが適切と判断す
る場合には、株主総会を招集し、株主の皆様の意思を確認することができるものとします。
本プランに基づき新株予約権の無償割当てを実施する場合に、株主の皆様に対して割り当てられる予定の新
株予約権は、1円を下限として当社株式の1株の時価の2分の1の金額を上限とする金額の範囲内で本新株予
約権無償割当て決議において別途定める金額を払い込むことにより行使することができ、かかる行使により原
則として普通株式1株を取得することができます。また、買付者等及びその関係者による権利行使は原則とし
て認められないという行使条件及び当社が買付者等及びその関係者以外の者から当社株式と引換えに新株予約
権を取得することができる旨の取得条項が付されることになります。
本プランの有効期間は、第44回定時株主総会終結後3年内に終了する事業年度のうち最終のものに関する定
時株主総会終結の時までとします。ただし、有効期間の満了前であっても、当社の株主総会において本プラン
に係る本新株予約権の無償割当てに関する事項の決定についての当社取締役会への上記委任を撤回する旨の決
議が行われた場合、または当社取締役会により本プランを廃止する旨の決議が行われた場合には、本プランは
その時点で廃止されるものとします。
3.具体的取組みに対する当社取締役会の判断及びその理由
当社の中長期経営計画及びコーポレート・ガバナンスの強化等の各施策は、当社グループの企業価値ひいては株
主共同の利益を継続的かつ持続的に向上させるための具体的方策として策定されたものであり、まさに当社の基本
方針に沿うものです。
また、本プランは、当社グループの企業価値ひいては株主共同の利益を確保することを目的とするものであり、
当社の基本方針に沿うものであります。本プランは、更新に当たり株主の皆様の承認を得ていること、一定の場合
には本プランの発動の是非について株主の皆様の意思を確認する仕組みが設けられていること、有効期間を約3年
間とするいわゆるサンセット条項が付されており、有効期間の満了前であっても、当社株主総会によりいつでも本
プランを廃止できるとされていること等により株主意思を重視するものとなっております。さらに、本プランの発
動に関する合理的な客観的要件が設定されていること、独立性を有する社外役員等のみから構成される独立委員会
が設置され、本プランの発動に際しては必ず独立委員会の判断を経ることが必要とされていること、独立委員会は
当社の費用で第三者専門家等を利用し助言を受けることができるとされていること、当社取締役の任期は1年とさ
れていること等により、その公正性・客観性も担保されております。
したがって、本プランは当社グループの企業価値ひいては株主共同の利益に資するものであって、当社の会社役
員の地位の維持を目的とするものではありません。
本施策の詳細につきましては、インターネット上の当社ウェブサイト(https://www.nitorihd.co.jp/ir/)に掲載
の2016年4月12日付当社IRニュース「当社株式の大量取得行為に関する対応策(買収防衛策)の更新について」をご
参照ください。
(ご参考)
本プランの有効期間は、2019年5月16日開催の第47回定時株主総会の終結の時までとなっております。本プラン
の取扱いについて、機関投資家をはじめとする株主の皆様のご意見や、買収防衛策を巡る近時の動向、コーポレー
ト・ガバナンス・コードの浸透等の環境変化等を踏まえつつ、継続の是非について取締役会で議論を重ねてまいり
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ました。これらの結果、当社における本プランの必要性が相対的に低下しているものと判断し、当社は2019年4月
10日開催の取締役会において、本プランを継続しないことを決議しております。
なお、当社は、本プランの廃止後も、当社株式の大量取得行為を行おうとする者に対しては、大量取得行為の是
非を株主の皆様が適切に判断するための必要かつ十分な情報の提供を求め、併せて当社取締役会の意見等を開示
し、株主の皆様の検討のために必要な時間と情報の確保に努める等、金融商品取引法、会社法その他関係法令の許
容する範囲内において、適切な措置を講じてまいりますとともに、引き続き企業価値の向上及び株主共同の利益の
確保に努めてまいります。
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2 【事業等のリスク】
当社グループの事業その他に影響を及ぼす可能性があると考えられる主な要因には、以下のようなものがありま
す。なお、当社はこれらのリスク発生の可能性を認識した上で、発生の回避及び発生した場合の対応に努める所存で
あります。記載された事項で将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において入手可能な情報に基づいた当社の
経営判断や予測によるものであります。
① 当社グループの輸入比率は8割を超え高水準で推移しており、このため為替相場の変動が業績に悪影響を及ぼす
可能性があります。
② 当社グループが販売する商品の大半は中国などアジア各国からの輸入によるものです。このため、中国などアジ
ア各国の政治情勢・経済環境・自然災害等の影響を受ける可能性があります。
③ 代表取締役 似鳥 昭雄、白井 俊之をはじめとする経営陣は、各担当業務分野において重要な役割を果たしており
ます。これら役員が業務執行できない事態となった場合には、当社グループの業績に大きな影響が生じる可能性
があります。
④ 顧客情報保護については、社内管理体制を整備して厳重に行っておりますが犯罪等により外部に漏洩した場合、
顧客個人に支払う損害賠償による費用の発生や当社グループの社会的信用の失墜による売上高の減少が考えら
れ、当社グループの業績や財務状況に悪影響を及ぼす可能性があります。
⑤ 当社グループは、国内47都道府県及び台湾・米国・中国に店舗を展開し、その他アジア諸国に商社機能・製造機
能・物流機能を有しております。自然災害により店舗、製造工場、物流センター等の設備やたな卸資産、人的資
源等に被害が発生した場合には、営業活動に支障が生じ業績や財務状況に悪影響を及ぼす可能性があります。
なお、業績に影響を与える要因は、これらに限定されるものではありません。
3 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
(1) 経営成績等の状況の概要
当連結会計年度における当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」と
いう。)の状況の概要並びに経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析、検討内
容は次のとおりであります。なお、当社は家具・インテリア事業の単一セグメントであるため、セグメント別の記
載はしておりません。
① 財政状態及び経営成績の状況
(ⅰ)経営成績の状況
当連結会計年度(2018年2月21日から2019年2月20日)におけるわが国経済は、所得から支出への前向きの循
環メカニズムが働き、雇用・所得環境の改善が続くなか、各種政策の効果もあり緩やかな回復基調で推移いたし
ましたが、通商問題の動向が世界経済に与える影響や、中国経済の先行きなど海外経済の不確実性、金融資本市
場の変動の影響により依然として不透明な状態が続いております。
家具・インテリア業界におきましても、業態を越えた販売競争の激化及び人件費の高騰、物流コストの上昇等
により引続き厳しい経営環境が続いております。
このような環境のなか、営業概況といたしましては、季節商品を中心とした寝具・寝装品や機能性カーテンな
どのウィンドウカバリング、ベッドルーム家具が好調に推移し売上を牽引いたしました。販売費及び一般管理費
につきましては、新規出店による人件費及び賃借料、物流業界における賃金上昇等により発送配達費が増加いた
しましたが、展示什器費及び備品消耗品費が既存店の改装を推進した前期と比較して減少したことなどにより、
概ね計画通りの実績となりました。
これらの結果、当連結会計年度の 売上高は 6,081億31百万円 (前期比 6.3%増 )、営業利益は 1,007億79百万円 (前
期比 7.9%増 )、経常利益は 1,030億53百万円 (前期比 8.6%増 )となり32期連続増収増益となりました。また、親会
社株主に帰属する当期純利益は 681億80百万円 (前期比 6.2%増 )となりました。
(a)家具・インテリア用品の販売
当社グループ(当社及び当社の関係会社、以下同じ)の取り組みといたしましては、グローバルでの事業環境
や外部環境の変化に対応した基盤作りを行う組織として新たにグローバル商品本部を発足し、さらなるバーティ
カルマーチャンダイジングの推進、原材料の集約化による原価低減と品質向上に取り組んだほか、パッケージサ
イズの小型化や梱包材の改善により物流コストの低減に努めてまいりました。また、ベトナムやタイの自社工場
における製造を拡大し、より競争力のある安定した商品供給体制の構築にも注力しております。
当連結会計年度における販売実績といたしましては、ホームファッション商品では、接触冷感素材を使用した
「Nクール」及び吸湿発熱素材を使用した「Nウォーム」シリーズが、さらなる品質の向上及び品種の拡大と安
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定した商品供給体制の構築も手伝って前年を大きく上回る売上となったほか、ズレ防止ひもをなくし、付け替え
が簡単な掛けカバー等「Nグリップ」シリーズや空気中の花粉やほこりを吸着する花粉キャッチカーテン、ネジ
や 工具を使用せず組立時間を大幅に短縮したカラーボックス等「Nクリック」シリーズなどの機能性商品が好調
に推移いたしました。また、様々な色柄の組み合わせが低価格で楽しめるプライス・ブランドの「DAY Value」を
中心に構成された、季節ごとのトータルコーディネートの商品企画「Patio」「HARBOR」「THE LAND」「Winter
Holiday」の各シリーズは、いずれも高いデザイン性がお客様に支持されて好調に推移いたしました。 家具につ
きましては、ドイツのヘティヒ社と共同開発のレールをすべての引出しに使用し、高い耐久性を実現した組み合
わせキッチンボード「リガーレ」や、商品のバリエーションを増やした自社開発のベッドマットレス「Nスリー
プ」の売上が伸長いたしました。
EC事業におきましては、新たなマーケティングツールの導入により、顧客一人ひとりの趣向や属性などから
個別に最適化されたマーケティングを行う「One to Oneマーケティング」 施策のほか、商品カテゴリーの再編成
等によるウェブサイトの改善や、昨年導入のスマートフォンアプリ「手ぶらdeショッピング」も効果をあげ、ニ
トリネットにおける売上を押上げる要因となりました。法人事業におきましては、オフィス家具だけでなく飲食
店や各種ショールーム、医療・福祉施設や宿泊施設など様々なシーンに対応した提案を行い、お客様の要望に応
じたオリジナル商品の開発等も寄与し、好調な売上となりました。また、2018年10月にはニトリ渋谷公園通り店
9階にてニトリのショールームとして最大となる「NITORI BUSINESS 渋谷ショールーム」をオープンし、ビジネ
ス事業のさらなるシェア拡大を推進しております。
品質面におきましては、経済産業省が主催する『第12回製品安全対策優良企業表彰』において、発注元の企業
に知らせずに部品の素材等の仕様が変更される「サイレントチェンジ」防止に向けた品質保証マニュアルの適用
範囲の拡大、海外拠点での技術評価会による安全性評価の展開、海外取引先への技術指導及び経営指導・品質改
善指導の拡大等、当社グループの製品安全への取り組みが評価され、大企業小売販売事業者部門における「経済
産業大臣賞」を前回に続き2回連続受賞いたしました。
物流面におきましては、2018年10月に中国江蘇省の太倉にて当社グループ最大となる約4万坪の敷地面積を有
する「太倉DC」を新設いたしました。中国国内向けだけでなく、アジア各地の生産・調達工場と日本を結ぶ物
流拠点としても活用することで、安定的な商品供給体制を構築し、グローバルな事業成長を推進しております。
また、国内におきましても、売上の増加による物流量の増大に対応し、更なる物流品質の向上に向け、2018年11
月に宮城県にて「仙台DC」及び茨城県にて「五霞DC」を開設いたしました。
当連結会計年度における国内の出店状況につきましては、ニトリ店舗のさらなる小商圏の地域のドミナント化
を進めてまいりました。また、デコホームでは、店舗のロゴや看板を一新し、従来とは大きく異なる商品陳列や
演出による売場作りを行い、ニトリ店舗との違いを明確にした店舗出店を加速しております。その結果、店舗数
は38店舗増加し505店舗となりました。海外の出店状況につきましては、2018年5月にアメリカのオンタリオミル
ズ(カリフォルニア州)に出店いたしました。このほか、台湾で出店4店舗、中国で出店13店舗、米国で3店舗
を閉店した結果、店舗数は台湾31店舗、米国3店舗、中国37店舗と合わせて71店舗となり、当連結会計年度末に
おける国内・海外の合計店舗数は576店舗となりました。
CSRに関する取り組みといたしましては、北海道のさらなる観光発展に寄与するため、2018年11月より「小
樽芸術村」にて、教会のステンドグラスの名品が綴られた「ルイス・C・ティファニー ステンドグラスギャラ
リー」をグランドオープンいたしました。また、「平成30年北海道胆振東部地震」等の自然災害に対して、迅速
な営業再開・商品供給体制の回復を実現し、地域住民の方々の早期生活復旧支援に取り組んだほか、「平成30年
7月豪雨」では、復興支援の一環として被災地の方々へ自社製品マットレスを寄贈いたしました。
その他の活動といたしましては、次世代育成支援対策推進法に基づき、働き方改革の一環としてのダイバーシ
ティ推進への取り組みが評価され、厚生労働大臣より子育てサポート企業として「くるみん」に認定されまし
た。また、従業員の健康管理を経営的な視点で考え、戦略的に取り組んでいる法人として、当社グループは従業
員が働きやすい職場環境づくりやワークライフバランスの充実、心身の健康確保への取り組みが評価され「健康
経営優良法人2018 ホワイト500」に2年連続で認定されました。当社グループは引き続き、企業イメージの向
上、従業員のモラールアップやそれに伴う生産性の向上、優秀な従業員の採用・定着へ向け邁進してまいりま
す。
以上の結果、当連結会計年度の家具・インテリア用品の販売事業の売上高は、 5,950億48百万円 ( 前期比6.5%
増 )となりました。
(b)その他
不動産賃貸収入及び広告・宣伝事業等により、当連結会計年度のその他の事業の売上高は、 130億82百万円 ( 前
期比0.5%減 )となりました。
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当社グループの当連結会計年度の経営成績は、業態を越えた販売競争の激化及び物流コストの上昇等により引
き続き厳しい経営環境が続いておりますが、 売上高は6,081億31百万円 ( 前期比6.3%増 )、 営業利益は1,007億79百
万円 ( 前期比7.9%増 )、 経常利益は1,030億53百万円 ( 前期比8.6%増 )となり32期連続の増収増益を達成いたしまし
た。また、 親会社株主に帰属する当期純利益は681億80百万円 ( 前期比6.2%増 )となりました。
(売上高)
家具・インテリア用品の販売は、さらなる小商圏の地域のドミナント化や、通販事業の好調、また、季節商品
を中心とした寝具・寝装品や機能性カーテンなどのウィンドウカバリング、ベッドルーム家具が売上を牽引し、
前連結会計年度に比べ361億41百万円増加 し、 5,950億48百万円 となりました( 前期比6.5%増 )。また、その他の売
上高は 前連結会計年度に比べ71百万円減少 し、 130億82百万円 となりました( 前期比0.5%減 )。
(売上原価、販売費及び一般管理費)
売上原価は、 前連結会計年度に比べ194億27百万円増加 し、 2,767億9百万円 となりました( 前期比7.6%増 )。こ
れは主として、売上高の増加によるものであります。売上高総利益率は、前連結会計年度に比べ0.5ポイント減少
し、54.5%となりました。これは主として、仕入や棚卸資産に係る為替の影響によるものであります。
販売費及び一般管理費につきましては、新規出店による人件費及び賃借料、物流業界における賃金上昇等によ
り発送配達費が増加した結果、 前連結会計年度に比べ92億42百万円増加 し、 2,306億42百万円 となりました( 前期
比4.2%増 )。しかしながら、展示什器費及び備品消耗品費が既存店の改装を推進した前期と比較して減少したこ
となどにより、対売上高比率では、前連結会計年度に比べ0.8ポイント減少し、37.9%となり概ね計画通りとなり
ました。
(営業外収益、営業外費用)
営業外収益は、 前連結会計年度に比べ7億27百万円増加 し、 25億61百万円 ( 前期比39.7%増 )となりました。こ
れは主として、持分法による投資利益4億74百万円、為替差益95百万円増加したことによるものであります。
営業外費用は、 前連結会計年度に比べ65百万円減少 し、 2億86百万円 ( 前期比18.5%減 )となりました。これ
は、主として為替差損が2億35百万円減少したことによるものであります
(ⅱ) 財政状態の状況
資産・負債及び純資産の状況
流動資産は、現金及び預金が 390億6百万円 、商品及び製品が 94億93百万円 、受取手形及び売掛金が 23億60百万
円 それぞれ増加したこと等により、前連結会計年度末に比べ 525億30百万円 増加いたしました。固定資産は、新店
の増加に伴う土地・建物の取得等により有形固定資産が 107億26百万円 、また、SAPのERPソフトウェアライセンス
及びERP策定フェーズ支援等によるソフトウェア仮勘定等の無形固定資産が 49億69百万円 増加したこと等により、
前連結会計年度末に比べ 162億49百万円 増加いたしました。これらの結果、当連結会計年度末の総資産は、前連結
会計年度末に比べ 687億79百万円 増加し、 6,192億86百万円 となりました。
流動負債は、未払金が 54億29百万円 、未払法人税等が 20億72百万円 、支払手形及び買掛金が 13億48百万円 それ
ぞれ増加したこと等により、前連結会計年度末に比べ 115億91百万円 増加いたしました。固定負債は、長期借入金
が 19億71百万円減少 した一方で、退職給付に係る負債が 4億88百万円 増加したこと等により、前連結会計年度末
に比べ 13億35百万円減少 いたしました。これらの結果、当連結会計年度末の負債は、前連結会計年度末に比べ 102
億55百万円 増加し、 1,190億94百万円 となりました。
純資産は、利益剰余金が 576億46百万円 増加し、為替換算調整勘定が 22億4百万円減少 したこと等により、前連
結会計年度末に比べ 585億24百万円 増加し、 5,001億92百万円 となりました。
(ⅲ) キャッシュ・フロー
当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、営業活動によるキャッシュ・フローに
より 816億64百万円増加 し、新規出店及び設備の増強等の投資活動によるキャッシュ・フローにより 304億24百万
円減少 し、財務活動によるキャッシュ・フローにより 113億40百万円減少 したこと等により、前連結会計年度末に
比べ 391億30百万円増加 し、 1,000億53百万円 となりました。
当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は以下のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度における営業活動の結果獲得した資金は、 816億64百万円 (前連結会計年度は 768億40百万円の獲
得 )となりました。これは主として売上高の増加に伴う 税金等調整前当期純利益1,004億90百万円 の計上によるも
のであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
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当連結会計年度における投資活動の結果減少した資金は、 304億24百万円 (前連結会計年度は 827億51百万円の
支出 )となりました。これは主として新店に係る建物、土地等の 有形固定資産の取得による支出223億63百万円 に
よ るものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度における財務活動の結果支出した資金は、 113億40百万円 (前連結会計年度は 6億55百万円の獲
得 )となりました。これは主として、 配当金の支払額105億27百万円 によるものであります。
(ⅳ)生産、受注及び販売の実績
なお、当社グループは、家具・インテリア用品の販売事業を主たる事業としているため、生産及び受注の状況は
記載しておりません。
販売実績
当連結会計年度の販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
当連結会計年度
セグメントの名称 (自 2018年2月21日 前年比
至 2019年2月20日)
百万円 %
家具・インテリア用品の販売 595,048 106.5
その他 13,082 99.5
合計 608,131 106.3
(注) 1.セグメント間の取引について相殺消去しております。
2.記載金額には消費税等は含まれておりません。
(2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりでありま
す。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。
① 重要な会計方針及び見積り
当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められる会計基準に基づき作成されてお
ります。この連結財務諸表の作成にあたって、「連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」の「4.会計
方針に関する事項」に記載のとおり重要な資産の評価基準及び評価方法、重要な引当金の計上基準等においての
継続性、網羅性、厳格性を重視して計上しております。
② 当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析、検討内容
経営成績等の状況に関する認識及び分析、検討内容については、「第2 事業の状況 3 経営者による財政
状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要」に記載しております。
③ 資本の財源及び資金の流動性に関する情報
当社グループの資金の流動性に関して、当連結会計年度における現金及び現金同等物は、営業活動による
キャッシュ・フローにより 816億64百万円増加 し、投資活動によるキャッシュ・フローにより 304億24百万円減少
し、財務活動によるキャッシュ・フローにより 113億40百万円減少 したこと等により、前連結会計年度末に比べ
391億30百万円 増加し、 1,000億53百万円 となりました。当社の主な資金需要は、人件費、販売費及び一般管理費
等の営業費用並びに固定資産等にかかる投資であります。これらの資金需要につきましては、主に自己資金によ
り賄えるものと判断しておりますが、必要に応じ銀行借入等により対応してまいります。
④ 経営戦略の現状と見通し
当社グループは、「住まいの豊かさを世界の人々に提供する。」というロマンを実現するために、中長期ビ
ジョンである「2022年 1,000店舗、2032年 3,000店舗」の達成に向けた経営戦略を策定しております。
主な内容として、2013年~2022年の10ヶ年テーマに「グローバル化と事業領域の拡大」を掲げ、そこに至る戦
略として、2018年~2020年は「海外高速出店と成長軌道の確立」、2021年~2022年は「グローバルチェーン確立
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に向けた経営基盤再構築」に努めてまいります。
当社グループは、以上のような中長期経営計画の達成に向けた諸施策を実行することにより、当社グループの
企業価値ひいては株主共同の利益の確保・向上に邁進していく所存であります。
今後の見通しといたしましては、通商問題の動向が世界経済に与える影響や、中国経済の先行きなど海外経済
の不確実性、金融資本市場の変動の影響により依然として先行き不透明な状態が続くものと予想されます。ま
た、家具・インテリア業界におきましても、業態を越えた販売競争の激化及び物流コストの上昇、テクノロジー
の進化に起因する様々な変革、消費者の価値観変化等により経営環境は大きく変化するものと予想されます。
このような経営環境のもと当社グループは、本格的なグローバルチェーンの確立に向け、組織・仕組み・シス
テム改革を実行するとともに、独自のビジネスモデルである『製造物流小売業』の強みを活かし、より一層お客
様の立場に立った商品・店・サービスを提供してまいります。
⑤ 経営者の問題意識と今後の方針について
当社グループの経営陣は、現在の事業環境及び入手可能な情報に基づき最善の経営方針を立案するように努め
ております。
4 【経営上の重要な契約等】
該当事項はありません。
5 【研究開発活動】
該当事項はありません。
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第3 【設備の状況】
1 【設備投資等の概要】
当連結会計年度における設備投資(有形固定資産の他、無形固定資産を含む。)の総額は322億37百万円で、主に店舗
の新設及び来期以降の出店等にかかるものであります。
また、当社グループは家具・インテリア用品の販売事業を主たる事業としており、商品別設備投資額の把握が困難
なため、合計投資額のみ記載しております。
なお、当連結会計年度において重要な設備の除却、売却等はありません。
2 【主要な設備の状況】
当社グループにおける主要な設備は、次のとおりであります。
(1) 提出会社
2019年2月20日現在
帳簿価額(百万円)
従業員数
土地
事業所名 セグメント 設備の (人)
機械装置
建物及び リース
(所在地) の名称 内容 及び その他 合計 (外、臨時
構築物 資産
従業員数)
運搬具
金額 面積(㎡)
東京本部
統括業務 250
その他 917 13 - - - 907 1,837
(東京都北区) 施設 (17)
大阪本部
統括業務 ▶
その他 332 - - - - 0 332
(大阪府豊中市) 施設 (1)
家具・イン
物流
物流センター
246,098 -
テリア用品 6,945 396 13,109 - 73 20,524
倉庫 [187,933] (-)
(神戸市中央区他)
の販売
京都對龍山荘他
福利厚生施 -
その他 188 2 3,280 27,743 - 5 3,477
設等 (-)
(京都市左京区他)
ニトリモール相模原他
25,058
ショッピン 17
その他 12,272 - 6,497 - 2,004 20,774
[ 25,058]
(相模原市南区他) グモール (10)
家具・イン
旭川春光店他 88,558
76
テリア用品 店舗設備他 2,910 - 4,534 - 20 7,464
[ 53,077]
(23)
(北海道地区)
の販売
家具・イン
郡山店他 53,355
-
テリア用品 店舗設備他 2,666 - 3,672 462 292 7,093
[ 51,350]
(-)
(東北地区)
の販売
家具・イン
赤羽店他 98,423
-
テリア用品 店舗設備他 9,991 - 25,265 240 3,212 38,710
[ 72,633]
(-)
(関東地区)
の販売
家具・イン
松本店他 17,441
-
テリア用品 店舗設備他 2,048 - 1,112 182 294 3,638
[ 16,159]
(-)
(北陸・甲信越地区)
の販売
家具・イン
豊田店他 28,825
-
テリア用品 店舗設備他 3,284 - 2,937 380 949 7,551
[ 28,825] (-)
(東海地区)
の販売
家具・イン
豊中店他 96,644
-
テリア用品 店舗設備他 7,259 - 24,511 - 122 31,892
[ 96,644]
(-)
(近畿地区)
の販売
家具・イン
広島インター店他 31,645
-
テリア用品 店舗設備他 2,216 - 4,732 250 188 7,387
[ 31,645]
(-)
(中国地区)
の販売
家具・イン
高知店他 -
テリア用品 店舗設備他 891 - - - - 25 917
(-)
(四国地区)
の販売
家具・イン
福岡西店他
42,394 -
テリア用品 店舗設備他 4,124 - 4,997 - 380 9,502
[42,394] (-)
(九州・沖縄地区)
の販売
(注) 1.その他は、工具、器具及び備品、借地権及び投資その他の資産その他等であり、帳簿価額には建設仮勘定の
金額を含んでおりません。
2.統括業務施設の一部並びに物流倉庫及び店舗設備他は、主に子会社へ賃貸しており、賃貸している土地の面
積については、[ ]で内書しております。
3.上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
(2) 国内子会社
2019年2月20日現在
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帳簿価額(百万円)
従業員数
セグメント
事業所名 設備の 土地 (人)
建物 機械装置
会社名
リース
の名称
(所在地) 内容 (外、臨時
及び 及び その他 合計
資産
面積
従業員数)
構築物 運搬具
金額
(㎡)
統括業務
家具・イン
麻生店(札幌 3,949
施設及び
㈱ニトリ テリア用品 45,256 463 76,412 498,750 627 17,069 139,828
市北区)他 (11,947)
の販売
店舗設備他
㈱ホーム
九州物流セ 家具・イン
物流
694
ロジスティ ンター(福岡 テリア用品 257 370 - - - 499 1,128
(1,742)
倉庫他
クス 県篠栗町)他 の販売
(注) 1.その他は、工具、器具及び備品、借地権及び投資その他の資産その他等であり、帳簿価額には建設仮勘定の
金額を含んでおりません。
2.土地は、自己所有の土地を記載しております。
3.上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
(3) 在外子会社
2019年2月20日現在
帳簿価額(百万円)
従業員数(人)
セグメント
設備の
建物 機械装置
会社名 所在地
(外、臨時従
の名称
内容
及び 及び その他 合計
業員数)
構築物 運搬具
NITORI
ベトナム社会主義
家具・イン
FURNITURE 共和国
テリア用品 家具製造工場 762 1,137 26 1,925 4,955
の販売
VIETNAM EPE ハノイ市
NITORI
ベトナム社会主義
家具・イン
FURNITURE Ba
共和国
テリア用品 家具製造工場 4,820 1,297 31 6,149 1,206
Ria-Vung Tau
の販売
バリア・ブンタウ省
Co., Ltd.
似鳥(太倉) 家具・イン
中華人民共和国
268
商貿物流 テリア用品 物流倉庫 7,524 12 1,451 8,988
江蘇省太倉市 (25)
有限公司 の販売
家具・イン
似鳥(上海) 中華人民共和国 85
テリア用品 店舗設備他 883 - 106 990
家居有限公司 上海市 (284)
の販売
(注) 1.その他は、工具、器具及び備品、借地権及び投資その他の資産その他等であり、帳簿価額には建設仮勘定の
金額を含んでおりません。
2.上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
3 【設備の新設、除却等の計画】
(1) 重要な設備の新設及び改修
着手及び完了
投資予定金額
予定年月
事業所名 セグメント
会社名 設備の内容
(所在地) の名称
総額 既支払額
着手 完了
(百万円) (百万円)
名古屋物流センター
家具・インテリア 物流センターの新設
提出会社 (仮称) 未定 2,499 未定 未定
用品の販売 敷地面積58,165㎡
(愛知県飛鳥村)
未定 家具・インテリア 物流センターの新設
未定 2,647 未定 未定
(神戸市中央区) 用品の販売 敷地面積33,114㎡
㈱ニトリ
未定 家具・インテリア 物流センターの新設
未定 3,647 未定 未定
(埼玉県幸手市) 用品の販売 敷地面積106,440㎡
NITORI
ベトナム社会主義 ファブリック工場の
FURNITURE Ba 家具・インテリア
2019年 2020年
共和国 新設 3,110 -
7月 8月
Ria-Vung Tau 用品の販売
バリア・ブンタウ省 敷地面積96,493㎡
Co.,Ltd.
(注) 1.記載金額には、消費税等は含まれておりません。
2.今後の必要資金は、自己資金及び借入金等により充当する予定であります。
(2) 重要な設備の除却及び売却
該当事項はありません。
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第4 【提出会社の状況】
1 【株式等の状況】
(1) 【株式の総数等】
① 【株式の総数】
種類 発行可能株式総数(株)
普通株式 288,000,000
計 288,000,000
② 【発行済株式】
事業年度末 提出日現在
上場金融商品取引所名
種類 現在発行数(株) 発行数(株) 又は登録認可金融商品 内容
取引業協会名
(2019年2月20日) (2019年5月17日)
東京証券取引所
単元株式数
普通株式 114,443,496 114,443,496 市場第一部
100株
札幌証券取引所
計 114,443,496 114,443,496 - -
(2) 【新株予約権等の状況】
① 【ストックオプション制度の内容】
株主総会決議年月日 2014年5月9日 2014年5月9日
取締役会決議年月日 2014年6月27日 2014年6月27日
執行役員 14
取締役 8
付与対象者の区分及び人数(名) 子会社の取締役 4
監査役 3
子会社の従業員 3,239
新株予約権の数(個)※ 125[25] 4,593[4,436]
普通株式 普通株式
新株予約権の目的となる
12,500 459,300
株式の種類、内容及び数(株)※
[2,500] [443,600]
新株予約権の行使時の
5,650 5,540
払込金額(円)※
2017年7月15日~ 2017年7月1日~
新株予約権の行使期間 ※
2020年7月14日 2020年6月30日
新株予約権の行使により
発行価格 5,650 発行価格 5,540
株式を発行する場合の株式の
資本組入額 2,825 資本組入額 2,770
発行価格及び資本組入額(円)※
新株予約権者は、権利行使時において
当社または当社子会社の取締役、監査役もしくは執行役員、
新株予約権の行使の条件 ※
従業員その他これに準ずる地位にあることを要する。
ただし、取締役会が正当であると認めた場合はこの限りではない。
譲渡による新株予約権の取得については、
新株予約権の譲渡に関する事項 ※
取締役会の決議による承認を要する。
組織再編成行為に伴う
―
新株予約権の交付に関する事項 ※
※当事業年度の末日(2019年2月20日)における内容を記載しております。当事業年度の末日から提出日の前月
末現在(2019年4月30日)にかけて変更された事項については、提出日の前月末現在における内容を[ ]内に記
載しており、その他の事項については当事業年度の末日における内容から変更はありません。
② 【ライツプランの内容】
該当事項はありません。
③ 【その他の新株予約権等の状況】
該当事項はありません。
(3) 【行使価額修正条項付新株予約権付社債券等の行使状況等】
該当事項はありません。
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(4) 【発行済株式総数、資本金等の推移】
発行済株式 発行済株式 資本準備金 資本準備金
資本金増減額
資本金残高
年月日 総数増減数 総数残高 増減額 残高
(百万円)
(百万円)
(株) (株) (百万円) (百万円)
2014年2月21日(注) 57,221,748 114,443,496 - 13,370 - 13,506
(注) 株式分割(1:2)によるものであります。
(5) 【所有者別状況】
2019年2月20日現在
株式の状況(1単元の株式数100株)
単元未満
政府及び
外国法人等
区分
株式の
金融商品 その他の 個人
地方公共 金融機関 計
状況(株)
取引業者 法人 その他
個人以外 個人
団体
株主数(人) - 104 54 293 699 50 19,561 20,761 -
所有株式数
- 292,242 10,642 271,054 396,176 165 171,947 1,142,226 220,896
(単元)
所有株式数
- 25.59 0.93 23.73 34.68 0.01 15.05 100.00 -
の割合(%)
(注) 1.自己株式2,125,128株は、「個人その他」に21,251単元及び「単元未満株式の状況」に28株を含めて記載
しております。
2.上記の「その他の法人」及び「単元未満株式の状況」の欄には、証券保管振替機構名義の株式が、
それぞれ10単元及び80株含まれております。
(6) 【大株主の状況】
2019年2月20日現在
発行済株式
(自己株式を除
所有株式数
氏名又は名称 住所
く。)の総数に対す
(千株)
る所有株式数の割
合(%)
株式会社ニトリ商事 札幌市北区新琴似七条一丁目2番39号 20,799 18.52
日本マスタートラスト
東京都港区浜松町二丁目11番3号 4,794 4.27
信託銀行株式会社(信託口)
日本トラスティ・サービス信託
東京都中央区晴海一丁目8番11号 4,509 4.02
銀行株式会社(信託口)
東京都北区神谷三丁目6番20号
公益財団法人似鳥国際奨学財団 4,000 3.56
株式会社ニトリホールディングス東京本部内
株式会社北洋銀行 札幌市中央区大通西三丁目7番 3,860 3.44
ジェーピー モルガン 米国 ニューヨーク市 パークアベニュー
3,663 3.26
チェース バンク 380055 270
似鳥昭雄 札幌市北区 3,409 3.04
似鳥百百代 札幌市北区 3,078 2.74
東京都千東京都千代田区丸の内一丁目6番
日本生命保険相互会社 2,056 1.83
6号 日本生命証券管理部内
東京都千代田区平河町二丁目7番9号
全国共済農業協同組合連合会 2,007 1.79
JA共済ビル
計 - 52,179 46.46
(注) 1.日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)の所有株式数のうち信託業務に係る株式数は4,581千株
であります。
2.日本トラスティ・サービス信託銀行株式会社(信託口)の所有株式数のうち信託業務に係る株式数は4,103
千株であります。
3.2018年12月21日付で公衆の縦覧に供されている大量保有報告書の変更報告書において、三井住友信託銀行
株式会社及びその共同保有者である三井住友トラスト・アセットマネジメント株式会社、日興アセットマネ
ジメント株式会社が2018年12月14日現在で以下の株式を所有している旨が記載されているものの、当社とし
て2019年2月20日現在における実質所有株式数の確認ができないため、上記大株主の状況には含めておりま
せん。
なお、その大量保有報告書の変更報告書の内容は次のとおりであります。
保有株券等の数 株券等保有割合
氏名又は名称 住所
(株) (%)
三井住友信託銀行株式会社 東京都千代田区丸の内一丁目4番1号 株式 1,440,000 1.26
三井住友トラスト・アセットマ
東京都港区芝公園一丁目1番1号 株式 3,250,400 2.84
ネジメント株式会社
日興アセットマネジメント
東京都港区赤坂九丁目7番1号 株式 1,424,300 1.24
株式会社
計 - 株式 6,114,700 5.34
4.ブラックロック・ジャパン株式会社から2014年11月7日付で大量保有報告書の変更報告書の写しの送付が
あり、2014年10月31日現在で以下の株式を保有している旨の報告を受けておりますが、当社として2019年2
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月20日現在における実質所有株式数の確認ができておりません。
なお、その大量保有報告書の内容は次のとおりであります。
保有株券等の数 株券等保有割合
氏名又は名称 住所
(株) (%)
ブラックロック・ジャパン株式
東京都千代田区丸の内一丁目8番3号 株式 1,066,200 0.93
会社
ブラックロック・アドバイザー
米国 デラウェア州 ウィルミント
ズ・エルエルシー
株式 375,000
0.33
ン ベルビュー パークウェイ 100
(BlackRock Advisors, LLC)
ブラックロック(ルクセンブル
ルクセルンブルク大公国 セニンガー
グ)エス・エー
バーグ L-2633 ルート・ドゥ・トレ 株式 295,700 0.26
(BlackRock (Luxembourg) S.A.) ベ 6D
ブラックロック・ライフ・リミ
英国 ロンドン市 スログモートン・
テッド
株式 203,000 0.18
アベニュー 12
(BlackRock Life Limited)
ブラックロック・アセット・マ
アイルランド共和国 ダブリン イン
ネジメント・アイルランド・リ
ターナショナル・ファイナンシャル・
ミテッド
株式 312,400 0.27
サービス・センター JPモルガン・ハ
(BlackRock Asset Management
ウス
Ireland Limited)
ブラックロック・ファンド・ア
米国 カリフォルニア州 サンフラン
ドバイザーズ
シスコ市 ハワード・ストリート 株式 897,900 0.78
(BlackRock Fund Advisors) 400
ブラックロック・インスティ
テューショナル・トラスト・カ
米国 カリフォルニア州 サンフラン
ンパニー、エヌ・エイ.
シスコ市 ハワード・ストリート 株式 973,252 0.85
(BlackRock Institutional
400
Trust Company, N.A.)
ブラックロック・インベストメ
ント・マネジメント(ユーケー)
英国 ロンドン市 スログモートン・
リミテッド
株式 170,200 0.15
アベニュー 12
(BlackRock Investment
Management (UK) Limited)
計 - 株式 4,293,652 3.75
5.2019年2月7日付で公衆の縦覧に供されている大量保有報告書の変更報告書において、キャピタル・リ
サーチ・アンド・マネージメント・カンパニー及びその共同保有者であるキャピタル・ガーディアン・トラ
スト・カンパニー、キャピタル・インターナショナル株式会社が2019年1月31日現在で以下の株式を所有し
ている旨が記載されているものの、当社として2019年2月20日現在における実質所有株式数の確認ができな
いため、上記大株主の状況には含めておりません。
なお、その大量保有報告書の変更報告書の内容は次のとおりであります。
保有株券等の数 株券等保有割合
氏名又は名称 住所
(株) (%)
キャピタル・リサーチ・アン
アメリカ合衆国 カリフォルニア州
ド・マネージメント・カンパ
株式 4,346,200
ロスアンジェルス サウスホープ・ス 3.80
ニ ー (Capital Research and
トリート 333
Management Company)
キャピタル・ガーディアン・ト
アメリカ合衆国 カリフォルニア州
ラスト・カンパニー(Capital 株式 294,400
ロスアンジェルス サウスホープ・ス 0.26
Guardian Trust Company) トリート 333
キャピタル・インターナショナ 東京都千代田区丸の内二丁目1番1号
株式 541,900
0.47
ル株式会社 明治安田生命ビル14階
株式 5,182,500
計 - 4.53
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(7) 【議決権の状況】
① 【発行済株式】
2019年2月20日現在
区分 株式数(株) 議決権の数(個) 内容
無議決権株式 - - -
議決権制限株式(自己株式等) - - -
議決権制限株式(その他) - - -
(自己保有株式)
普通株式
完全議決権株式(自己株式等) -
-
2,125,100
普通株式
完全議決権株式(その他) 1,120,975 (注)1、2
112,097,500
普通株式
単元未満株式 - (注)3
220,896
発行済株式総数 114,443,496 - -
総株主の議決権 - 1,120,975 -
(注) 1.「完全議決権株式(その他)」欄には、証券保管振替機構名義の株式が1,000株含まれております。
また、「議決権の数」欄には、同機構名義の完全議決権株式に係る議決権の数10個が含まれております。
2.「完全議決権株式(その他)」欄の普通株式には、「株式給付信託(J-ESOP)」により信託口が所有する当社株
式が96,600株含まれております。
3.「単元未満株式」欄には、当社所有の自己株式28株、及び「株式給付信託(J-ESOP)」により信託口が所有す
る当社株式が90株含まれております。
② 【自己株式等】
2019年2月20日現在
発行済株式
所有者の氏名
自己名義所有 他人名義所有 所有株式数の
総数に対する
所有者の住所
株式数(株) 株式数(株) 合計(株)
又は名称 所有株式数の
割合(%)
(自己保有株式)
札幌市北区新琴似七条一
2,125,100 - 2,125,100 1.86
株式会社 ニトリホール
丁目2番39号
ディングス
計 - 2,125,100 - 2,125,100 1.86
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(8) 【役員・従業員株式所有制度の内容】
(業績連動役員報酬制度)
当社は、役員報酬制度の見直しの一環として、当社において業務執行を担う取締役に当社の企業価値の持続的な
向上を図るインセンティブを与えるとともに、株主の皆様との利益共有を一層進めることを目的として、当社の取
締役(非業務執行取締役を除き、以下「対象取締役」といいます。)を対象に業績連動型株式報酬制度(以下「本
制度」といいます。)を導入しております。
1.本制度の概要
本制度は、本制度の対象となる各取締役(以下総称して「対象取締役」といいます。)に対し、2事業年度毎の
対象期間(以下「対象期間」といいます。)中の会社業績等の数値目標をあらかじめ設定し、当該数値目標の達成
率等に応じて当社普通株式を交付する業績連動型の株式報酬制度です。したがって、対象取締役への当社普通株式
の交付は、対象期間終了後に行います。
様との利益共有を進めるという観点から、当社取締役会が定める株式保有ガイドラインに従って、本制度に基づ
いて交付を受けた株式を一定期間継続保有することを予定しております。本制度に基づき当初の対象期間に関し
て交付を受ける株式については、当該株式保有ガイドラインにおいて、交付後3年間の譲渡制限を課す旨を規定
しております。
2.本制度の仕組み
本制度の基本的な仕組みは、以下のとおりです。
①当社は、指名・報酬委員会において、本制度において使用する各数値目標(全社目標(連結営業利益、連結
売上高等)、個人目標(担当部門業績等)等の中から設定されます。)や業績連動係数等、交付株式数の具
体的な算出にあたって必要となる指標等を決定します。
②当社は、対象期間満了後、当該対象期間における会社業績等の数値目標の達成率等に応じ、各対象取締役に
対する交付株式数を決定します。
③当社は、上記②で決定された各対象取締役の交付株式数を基礎として、各対象取締役に対し、現物出資に供
するための金銭報酬債権を付与します。なお、当該金銭報酬債権の額については、当社普通株式を引き受け
る各対象取締役に特に有利とならない範囲内で取締役会において決定します。
④本制度に基づく当社普通株式の取得に伴って、各対象取締役に納税費用が発生するため、当社は、各対象取
締役に対し、上記金銭報酬債権に加えて、本制度に基づく当社普通株式の取得に伴い各対象取締役が負担す
ることとなる納税費用相当額の金銭を給付します。
⑤各対象取締役は、当社による株式の発行または自己株式の処分に際して現物出資に供するための上記金銭報
酬債権を現物出資することにより、当社普通株式を取得します。
3.本制度に基づく報酬金額の上限
当社が本制度に基づき対象取締役に交付する現物出資に供するための金銭報酬債権及び納税費用相当額の金銭の
合計額は、2016年5月13日開催の第44回定時株主総会においてご承認いただきました取締役(非業務執行取締役を
含むが、監査等委員である取締役を除きます。)の報酬限度額年額6億円以内(うち社外取締役分は年額1億円以
内)とは別枠で、また、2014年5月9日開催の第42回定時株主総会においてご承認いただきました、取締役のス
トック・オプション報酬限度額年額1億8,000万円以内(うち社外取締役分は年額2,000万円以内)の報酬枠に代え
て、本制度の目的を踏まえ相当と考えられる金額として、年額3億円以内といたしま す。
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4.本制度に基づき取締役等に対して交付される当社株式数
当社は、各対象取締役毎に、(x)基準交付株式数(当該各対象取締役の職位や当該各対象取締役毎の対象期間中の
単年度における業績目標の達成率等を考慮して決定します。)に、(y)(i)当該各対象取締役について設定される各
数値目標(全社目標(連結営業利益、連結売上高等)、個人目標(担当部門業績等)等の中から設定されます。)
毎の配分割合と(ii)当該各数値目標に対する達成率を基礎として決定される各業績連動係数とをそれぞれ乗じるこ
とにより得られる、当該各数値目標に係る株式数を合計することにより、交付株式数を算出します。なお、算出し
た交付株式数に1 株未満の株式が生じる場合、1 株未満は切り捨てるものとします。
【交付株式数の算出の考え方】
おいて過去の平均増加率を基準として決定される対象期間の全社目標(連結営業利益、連結売上高等)の目標達
成率に応じて、0%から200%の範囲で定めております。
㭐멶᧿ࡢ앟厐聩浾㹻䧿र源呢ၳ蜰鉗啕ะ栰夰譩浾㺐⍒핏쉥瀰欰搰䐰昰漰ţݔരﭘ㆑汙푔ᨰ欰䨰䐰晬穛騰
れる対象期間の部門利益等の業績目標の目標達成率に応じて、0%から200%の範囲で定めております。
当社が対象取締役に交付する当社普通株式の総数は、対象期間において3万株相当を上限とします。但し、当社
の発行済株式総数が、株式の併合、株式の分割、株式無償割当て等によって増減した場合、当該上限及び対象取締
役に対する交付株式数は、その比率に応じて合理的に調整されます。
また、上記に定める数の当社普通株式の交付を行うことにより、上記3.に定める報酬金額の上限または上記の
交付株式総数の上限を超えるおそれがある場合には、当該上限を超えない範囲で、各対象取締役に対する交付株式
数を按分比例等の合理的な方法により減少させます。
5.対象取締役に対する当社普通株式の交付要件
本制度においては、対象期間が終了し、以下の株式交付要件を満たした場合に、対象取締役に対して当社普通株
式を交付します。当社が当社普通株式を交付する際は、当社による株式発行又は自己株式の処分により行われ、当
社普通株式を交付する対象取締役及び交付株式数は、対象期間経過後の取締役会で決定します。
①対象期間中に取締役として在任したこと
②取締役会で定める一定の非違行為がなかったこと
③その他株式報酬制度としての趣旨を達成するために必要であると取締役会が認める要件
役会が合理的に按分した数の当社普通株式を交付します。また、対象期間中に新たに就任した対象取締役に
ついても、在任期間に応じて按分した数の当社普通株式を交付します。
6.本制度により交付された当社普通株式の継続保有
対象取締役は、指名・報酬委員会の承認を得た場合を除き、本制度により交付された当社普通株式について、交
付を受けた日から3年間、譲渡、担保権の設定その他の処分を行ってはならない旨が、取締役会が定めた株式保有
ガイドラインにおいて規定されております。なお、当社普通株式の譲渡等が制限される上記期間中、対象取締役に
交付された当社普通株式は、対象取締役が開設した専用口座において管理されます。
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(従業員株式交付制度)
当社は、当社の企業価値の持続的な向上を図るインセンティブを付与するとともに、株主の皆様との利益共有を
一層進めることを目的として、当社及び当社子会社の従業員(執行役員を含み、パート・アルバイト社員を除きま
す。以下「従業員」といいます。)向けに株式交付制度(以下「本制度」といいます。)を導入しております。
1.本制度の概要
本制度は、2年間(但し、当初の期間は、2018年8月21日から2021年2月20日までの2年6ヶ月間)の対象期間
(以下「対象期間」といいます。)の開始時に当社及び当社子会社に在籍している従業員の中から、対象期間経過
後に、本制度の趣旨に照らし、対象期間における勤務実績、評価等を総合的に勘案して当社普通株式の交付を受け
るべき者(以下「付与対象者」といいます。)を選定し、当該付与対象者に対し、職位、評価等に基づいて決定さ
れる数の当社普通株式を交付する制度です。
したがって、付与対象者の選定及び当該付与対象者への当社普通株式の交付は、対象期間経過後に行います。
なお、本制度は、下記2.②のとおり、各付与対象者に対し、現物出資に供するための金銭債権が当社又は当社子
会社から支給されることを原則としておりますので、本制度を導入することにより、従業員の賃金が減額されるこ
とはありません。また、当社の株式を引き受けるか否かは従業員の任意となり、当社の株式は、付与対象者のう
ち、その引き受けを希望する従業員に対してのみ交付されることとなります。付与対象者であっても、当社の株式
の引き受けを希望しない者に対して上記金銭債権が支給されることはありません。
本制度は、従来の従業員に対するインセンティブ・プランとしてのストック・オプション付与制度に代えて新た
に導入するものであり、当社は、今後も継続的に本制度を実施していくことを予定しております。
2.本制度の仕組み
本制度の基本的な仕組みは、以下のとおりです。
①当社は、各付与対象者に対し、職位、評価等に基づいて決定される数の当社普通株式を、対象期間経過後に
交付します。
②当社又は当社子会社は、上記①により定まる各付与対象者の交付株式数を基礎として、各付与対象者に対
し、原則として、現物出資に供するための金銭債権を支給します。なお、当該金銭債権の額については、当
社普通株式を引き受ける各付与対象者にとって特に有利とならない範囲内で取締役会において決定します。
③各付与対象者は、当社による株式の発行又は自己株式の処分に際して、現物出資に供するための上記金銭債
権の全部を現物出資することにより、当社普通株式を取得します。
3.本制度に基づく支給額の上限
当社又は当社子会社が本制度に基づき各付与対象者に支給する現物出資に供するための金銭債権の合計額は、各
対象期間において13億円を上限といたします。
4.本制度に基づき付与対象者が取得する当社株式の数の算定方法
当社は、対象期間経過後、取締役会において、付与対象者の役職、評価等に基づき各付与対象者に交付する当社
普通株式の数を決定します(かかる株式数を、以下「交付株式数」といいます。)。
本制度に基づき、当社が各付与対象者に交付する当社普通株式の総数は、各対象期間において、5万株を上限としま
す。但し、当社の発行済株式総数が、株式の併合、株式の分割、株式無償割当て等によって増減した場合、当該上
限及び各付与対象者に対する交付株式数は、その比率に応じて合理的に調整されます。
また、上記に定める数の当社普通株式の交付を行うことにより、上記3.に定める金額の上限又は上記の交付株式総
数の上限を超えるおそれがある場合には、当該上限を超えない範囲で、各付与対象者に対する交付株式数を按分比
例等の合理的な方法により減少させます。
5.付与対象者の選定方法
付与対象者は、対象期間の開始時に当社及び当社子会社に在籍する従業員全員の中から、対象期間経過後の取締
役会において、本制度の趣旨に照らし、対象期間における勤務実績、評価等を総合的に勘案して、その裁量により
選定いたします。
また、対象期間経過後の当社の業績の状況等により、付与対象者を一切選定しないこともあり得ます。
対象期間の満了時に当社及び当社子会社に在籍していない者に対しては、その理由の如何を問わず、本制度によ
る株式の交付は行わないものといたします。
(株式給付信託(J-ESOP)制度)
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当社は、株主の皆様と株式価値を共有し、株価及び業績向上への従業員の意欲や士気を高めることを目的として
「株式給付信託(J-ESOP)」(以下「本制度」といいます。)を導入しております。
1.本制度の概要
本制度は、あらかじめ株式会社ニトリが定めた株式給付規程に基づき、株式会社ニトリの従業員に対し当社株
式を給付する仕組みです。
株式会社ニトリは、業績確保を条件に、従業員に対し個人の貢献度等に応じてポイントを付与し、獲得したポ
イントに相当する当社株式を給付します。従業員に対し給付する当社株式については、あらかじめ信託設定した
金銭により将来分も含め取得し、信託財産として分別管理するものとします(信託を終了する時点で残余財産があ
る場合は、従業員に交付します。)。
①株式会社ニトリは、本制度の導入に際し「株式給付規程」を制定します。
②株式会社ニトリは、「株式給付規程」に基づき従業員に将来給付する株式をあらかじめ取得するために、み
ずほ信託銀行株式会社(再信託先:資産管理サービス信託銀行株式会社(信託口))(以下「信託銀行」といいま
す。)に金銭を信託(他益信託)します。
③信託銀行は、信託された金銭により、当社株式を取得します。
④株式会社ニトリは、「株式給付規程」に基づいて従業員に対し、貢献度等に応じて「ポイント」を付与しま
す。
⑤信託銀行は信託管理人からの指図に基づき、議決権を行使します。
⑥従業員は信託銀行から、獲得した「ポイント」に相当する当社株式の給付を受けます。
⑦信託を終了する時点で残余財産がある場合は、従業員に交付します。
2.従業員に給付する予定の株式の総数
当事業年度末で、資産管理サービス信託銀行株式会社(信託E口)が96,690株取得しております。
3.当該株式給付信託(J-ESOP)による受益権その他の権利を受けることができる者の範囲
株式給付規程に定める受益者要件を満たした者
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2 【自己株式の取得等の状況】
【株式の種類等】 会社法第155条第7号に該当する普通株式の取得
(1) 【株主総会決議による取得の状況】
該当事項はありません。
(2) 【取締役会決議による取得の状況】
該当事項はありません。
(3) 【株主総会決議又は取締役会決議に基づかないものの内容】
区分 株式数(株) 価額の総額(円)
当事業年度における取得自己株式 272 4,711,120
当期間における取得自己株式 41 586,150
(注) 当期間における取得自己株式には、2019年5月1日からこの有価証券報告書提出日までの単元未満株式の買取
りによる株式数は含まれておりません。
(4) 【取得自己株式の処理状況及び保有状況】
当事業年度 当期間
区分
処分価額の総額 処分価額の総額
株式数(株) 株式数(株)
(円) (円)
引き受ける者の募集を行った取得
- - - -
自己株式
消却の処分を行った取得自己株式 - - - -
合併、株式交換、会社分割に係る
- - - -
移転を行った取得自己株式
その他
196,200 682,289,769 24,600 85,559,409
(ストックオプションの行使)
(業績連動型株式報酬制度の導入に
- - 1,501 5,220,805
伴う第三者割当)(注)1
保有自己株式数 2,125,128 - 2,099,068 -
(注) 1.当社は、2019年4月10日開催の取締役会において、業績連動型株式報酬制度の導入に伴う自己株式処分(第
三者割当)を行うことについて決議し、同年4月26日、自己株式1,501株を第三者割当により処分いたしま
した。
2.当期間における保有自己株式数には、2019年5月1日からこの有価証券報告書提出日までの単元未満株式の
買取による株式数は含まれておりません。
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3 【配当政策】
当社は、株主の皆様の負託に応え将来にわたり安定的な配当を実施することを経営の重要政策と考えております。
内部留保資金につきましては、今後予想される小売業界における競争の激化に対処すべく、経営基盤の更なる充実・
強化のための有効投資に活用する方針であります。
この方針に基づき、当期の期末配当金は当初予想の通り 50円 とし、中間配当 47円 と合わせて合計で1株当たり 97円
の配当を行うことといたしました。
なお、次期の配当金につきましては、 108円 (中間配当 54円 、期末配当 54円 )を予定しております。
当社は中間配当と期末配当の年2回の剰余金の配当を行うことを基本方針としており、これらの剰余金の配当の決
定機関は取締役会であります。
当社は「取締役会の決議により、毎年8月20日を基準日として中間配当を行うことができる」及び「会社法第459条
第1項の規定に基づき、取締役会の決議をもって剰余金の配当等を行うことができる」旨を定款に定めておりま
す。
なお、当事業年度に係る剰余金の配当は以下のとおりであります。
配当金の総額 1株当たり配当額
決議年月日
(百万円) (円)
2018年9月26日
5,276 47
取締役会決議
2019年4月8日
5,615 50
取締役会決議
(注) 配当金の総額は、「株式給付信託(J-ESOP)」の導入において設定した資産管理サービス信託銀行株式会
社(信託E口)が保有する当社株式に対する配当金を含めて記載しております。
4 【株価の推移】
(1) 【最近5年間の事業年度別最高・最低株価】
回次 第43期 第44期 第45期 第46期 第47期
決算年月 2015年2月 2016年2月 2017年2月 2018年2月 2019年2月
最高(円) 7,610 11,850 13,630 18,770 19,850
最低(円) 4,185 7,580 8,170 12,220 13,330
(注) 最高・最低株価は、東京証券取引所市場第一部におけるものであります。
(2) 【最近6月間の月別最高・最低株価】
月別 2018年9月 2018年10月 2018年11月 2018年12月 2019年1月 2019年2月
最高(円) 17,590 16,495 15,395 15,385 15,295 14,985
最低(円) 16,210 13,820 13,880 13,330 13,475 13,625
(注) 1.上記の「最近6月間の月別最高・最低株価」は、毎月1日から月末までのものを記載しております。
2.最高・最低株価は、東京証券取引所市場第一部におけるものであります。
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5 【役員の状況】
男性11名 女性-名 (役員のうち女性の比率-%)
所有株式数
役名 職名 氏名 生年月日 略歴 任期
(千株)
1972年3月
当社設立 専務取締役
1978年5月 当社代表取締役社長
2003年2月 ㈱マルミツ(現 ㈱ニトリファニ
チャー)取締役(現任)
2003年10月 MARUMITSU-VIETNAM EPE
(現 NITORI FURNITURE VIETNAM
EPE)取締役(現任)
2009年11月 ㈱ニトリパブリック代表取締役会
長
2010年5月 明応商貿(上海)有限公司董事長
2010年8月 ㈱ニトリ代表取締役社長
㈱ホームロジスティクス代表取締
役社長
2011年8月 ㈱ニトリファシリティ代表取締役
最高経営
社長
代表取締役
1年
責任者 似鳥 昭雄 1944年3月5日生 3,409
2012年5月 NITORI USA, INC.取締役会長
(注)4
会長
(CEO)
2014年5月 ㈱ニトリ代表取締役会長(現任)
㈱ホームロジスティクス代表取締
役会長
㈱ニトリファシリティ代表取締役
会長(現任)
2016年2月 当社代表取締役会長(現任)
2016年5月 コーナン商事㈱社外取締役(現任)
2016年6月 似鳥(中国)投資有限公司董事長
2017年3月 ㈱ニトリパブリック取締役ファウ
ンダー(現任)
2017年5月 ㈱ホームロジスティクス取締役
ファウンダー(現任)
㈱イズミ社外取締役(現任)
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所有株式数
役名 職名 氏名 生年月日 略歴 任期
(千株)
1979年4月 当社入社
2001年5月 当社取締役
2004年5月 当社常務取締役
2008年5月 当社専務取締役
2010年5月 当社取締役専務執行役員
2010年8月 ㈱ニトリ取締役
㈱ホームロジスティクス取締役
2010年12月 ㈱ニトリ取締役商品部ゼネラルマ
ネジャー
2012年5月 NITORI USA, INC.取締役
2014年5月 当社代表取締役副社長
㈱ニトリ代表取締役社長(現任)
㈱ホームロジスティクス代表取締
役社長
最高執行
代表取締役 1年
㈱ニトリファシリティ代表取締役
責任者 白井 俊之 1955年12月21日生 41
社長 (注)4
社長(現任)
(COO)
2015年3月 ㈱ニトリパブリック代表取締役社
長
2015年5月 ㈱ホームロジスティクス代表取締
役会長(現任)
2016年2月 当社代表取締役社長(現任)
2017年3月 ㈱ニトリパブリック代表取締役会
長(現任)
似鳥(中国)投資有限公司董事長
(現任)
㈱ホーム・デコ代表取締役会長
(現任)
2017年4月 似鳥(太倉)商貿物流有限公司董事
長(現任)
2017年6月 ㈱カチタス社外取締役(現任)
1979年3月 ㈱島忠入社
2000年9月 ㈱関西島忠代表取締役
2001年4月 当社入社
2005年5月 当社執行役員
2008年5月 当社常務取締役
2010年5月 当社常務執行役員店舗開発部ゼネ
ラルマネジャー
店舗開発及
1年
取締役
び国内販売 須藤 文弘 1956年5月5日生 14
2014年5月 当社専務取締役店舗開発部ゼネラ
副社長
(注)4
事業 管掌
ルマネジャー
2018年8月 当社取締役副社長店舗開発部ゼネ
ラルマネジャー
2019年1月 当社取締役副社長店舗開発部担当
2019年4月 当社取締役副社長店舗開発及び国
内販売事業 管掌(現任)
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所有株式数
役名 職名 氏名 生年月日 略歴 任期
(千株)
1981年4月 日産自動車㈱入社
2008年8月 日産モトールイベリカ社社長(ス
ペイン)
2010年4月 東風日産乗用車公司総経理(中
国)
2014年4月 日産自動車㈱副社長(執行役員)
2014年6月 同社取締役
日中合同グ
ローバル事
2018年6月 同社取締役退任
業強化プロ
2018年9月 当社入社
1年
取締役 ジェクト
当社副社長執行役員
松元 史明 1958年12月8日生 -
副社長 リーダー、
(注)4
2018年11月 当社副社長執行役員日中合同グ
海外販売事
ローバル事業強化プロジェクト
業及び物流
リーダー
部門 管掌
2019年4月 当社副社長執行役員海外販売事業
及び物流部門 管掌
2019年5月 当社取締役副社長日中合同グロー
バル事業強化プロジェクトリー
ダー、海外販売事業及び物流部
門 管掌(現任)
2004年3月 当社入社
2014年5月 当社執行役員
㈱ニトリ商品部家具マーチャンダ
イズマネジャー
2015年10月 当社執行役員
㈱ニトリ商品部ゼネラルマネ
ジャー
2016年5月 当社上席執行役員
グローバル
商品開発・
㈱ニトリ商品部ゼネラルマネ
在庫管理・
ジャー
1年
常務取締役 調達部門及 武田 政則 1966年1月10日生 9
2017年5月 当社常務取締役
(注)4
びデコホー
㈱ニトリ常務取締役商品部ゼネラ
ム事業
ルマネジャー
管掌
2018年8月 ㈱ニトリ取締役商品部ゼネラルマ
ネジャー(現任)
2018年10月 当社常務取締役グローバル商品本
部本部長(現任)
2019年4月 当社常務取締役グローバル商品開
発・在庫管理・調達部門及びデコ
ホーム事業 管掌(現任)
1972年4月 警察庁入庁
1994年9月 群馬県警察本部長
1999年8月 警視庁公安部長
2004年8月 警察庁長官官房長
2007年8月 警察庁次長
2009年6月 警察庁長官
1年
取締役 安藤 隆春 1949年8月31日生 2
2011年10月 退官
(注)4
2013年5月 当社取締役(現任)
2016年6月 ㈱アミューズ社外取締役(現任)
2017年6月 ㈱ゼンショーホールディングス社
外取締役(現任)
2018年6月 東武鉄道㈱社外取締役(現任)
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所有株式
数
役名 職名 氏名 生年月日 略歴 任期
(千株)
1967年4月 東洋レーヨン㈱
(現 東レ㈱)入社
1996年6月 同社取締役
1998年6月 同社常務取締役
1999年6月 同社専務取締役
2001年6月 同社代表取締役副社長
2002年6月 同社代表取締役社長
2010年6月 同社代表取締役会長
1年
取締役 榊原 定征 1943年3月22日生 ㈱商船三井社外取締役 -
(注)4
2012年6月 日本電信電話㈱社外取締役(現
任)
2013年6月 ㈱日立製作所社外取締役
2014年6月 一般社団法人日本経済団体連合会
会長
東レ㈱取締役会長
2019年3月 ㈱シマノ社外取締役(現任)
2019年5月 当社取締役(現任)
1977年12月 当社入社
1989年2月 当社経営政策室長
1993年5月 当社常勤監査役
2001年5月 当社取締役経営企画室長
2003年4月 当社取締役社長室長
取締役
2年
2004年5月 当社常勤監査役
久保 隆男 1946年1月14日生 22
(常勤監査等
(注)5
委員)
2010年8月 ㈱ニトリ監査役(現任)
㈱ホームロジスティクス監査役
(現任)
2016年5月 当社取締役(常勤監査等委員)(現
任)
1965年4月 大蔵省(現 財務省)入省
1994年7月 大蔵省大臣官房総務審議官
1995年5月 経済企画庁(現 内閣府)長官官房
長
1997年7月 国税庁長官
1998年1月 内閣官房内閣内政審議室長
取締役
2年
竹島 一彦 1943年3月16日生 2001年1月 内閣官房副長官補 2
(監査等委
(注)5
員)
2002年7月 公正取引委員会委員長
2012年9月 退任
2013年5月 当社取締役
2013年6月 日本空港ビルデング㈱ 社外監査
役(現任)
2016年5月 当社取締役(監査等委員)(現任)
1976年4月 検事任官
2009年1月 最高検察庁刑事部長
2010年6月 東京地方検察庁検事正
2011年8月 広島高等検察庁検事長
2012年6月 福岡高等検察庁検事長
2014年1月 退官
取締役
2年
2014年5月 弁護士登録(第一東京弁護士会)
鈴木 和宏 1951年9月4日生 -
(監査等委
(注)5
員)
2014年6月 公益財団法人国際研修協力機構理
事長(現任)
2015年5月 当社監査役
2015年6月 ㈱埼玉りそな銀行 社外監査役(現
任)
2016年5月 当社取締役(監査等委員)(現任)
32/98
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所有株式
数
役名 職名 氏名 生年月日 略歴 任期
(千株)
1980年4月 通商産業省(現 経済産業省)入省
2008年7月 経済産業省製造産業局次長
2009年7月 経済産業省総括審議官
2010年1月 内閣官房内閣審議官
取締役
2011年8月 経済産業省大臣官房長
2年
立岡 恒良 1958年1月29日生 -
(監査等委
(注)5
2013年6月 経済産業事務次官
員)
2015年7月 退官
2016年5月 当社取締役(監査等委員)(現任)
2016年6月 旭化成㈱ 社外取締役(現任)
2018年6月 三菱商事㈱社外取締役(現任)
計 3,501
(注) 1.2016年5月13日開催の定時株主総会において定款の変更が決議されたことにより、当社は同日付をもって監
査等委員会設置会社に移行しております。
2.取締役安藤 隆春、榊原 定征、竹島 一彦、鈴木 和宏、立岡 恒良の5名は、社外取締役であります。
3.当社の監査等委員会については次のとおりであります。
委員長 竹島 一彦、委員 久保 隆男、委員 鈴木 和宏、委員 立岡 恒良
4.2019年5月16日開催の定時株主総会における選任後1年以内に終了する事業年度のうち最終のものに関する
定時株主総会の終結の時まで
5.2018年5月17日開催の定時株主総会における選任後2年以内に終了する事業年度のうち最終のものに関する
定時株主総会の終結の時まで
6.当社は、経営環境の変化に迅速かつ的確に対応するため、経営の意思決定機能と業務執行機能を明確に区分
し、経営全体の効率化とスピードアップを図るため執行役員制度を導入しております。
執行役員は16名であります。
常務執行役員 風晴 雄一、大木 満
上席執行役員 安孫子 尋美、五十嵐 明生
執行役員 小林 秀利、工藤 正、小田 聡一、田谷野 一吉、武井 直、大澤 俊一、
英利 アブライティ、村林 廣樹、中村 学、上田 憲、永井 弘、橋本 和之
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6 【コーポレート・ガバナンスの状況等】
(1) 【コーポレート・ガバナンスの状況】
当社は、持続的な成長と中長期的な企業価値の向上を経営上の最重要課題と位置づけており、その実現のため
に、コーポレート・ガバナンス体制の充実が必要不可欠であると考えております。
コーポレート・ガバナンス体制の充実に向けて、いかなる経営環境の変化にも迅速に対応できる組織体制を構築
し、上場企業として公正かつ透明性をもって経営を行う姿勢を貫き、全てのステークホルダーに対して適宜、正確
な情報開示を行うと同時に、企業の社会的責任及び企業倫理の確立に向けた社内体制の整備を進めてまいります。
① 企業統治の体制
(イ) 企業統治の体制の概要及び当該体制を採用する理由
当社は、取締役会の業務執行に対する監督機能(モニタリング)機能の強化や、意思決定の迅速化・効率化
等を目的として、「監査等委員会設置会社」を採用し、会社法上の機関として、取締役会、監査等委員会及
び会計監査人を設置しております。
当社のコーポレート・ガバナンス体制の図式は次のとおりです。
1.取締役会
当社は、取締役会において建設的かつ率直な議論を効率的に実施するため、取締役の員数は15名以内と定
めるとともに、監督機能の実効性を確保するため、原則として当社の取締役の3分の1以上を独立社外取締
役とすることとし、現在、取締役の人数は11名、うち社外取締役5名により構成されております。
また、取締役会において、経営の方向性や事業戦略に関する議論により重点を置くため、重要な投資案件
を除き、業務執行に関する決定権限の代表取締役への委任を進めており、これにより、取締役会の監督(モニ
タリング)機能の強化を図っております。
なお、業務執行上の重要な案件については、事前に討議する社内役員会を設置するとともに、経営環境の
変化に迅速かつ的確に対応するために執行役員制度を導入することにより、迅速な意思決定と業務執行を
図っております。
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2.監査等委員会
当社は、監査等委員会の員数を5名以内と定めております。監査等委員会は、監査等委員会監査基準に従
い、当期の監査方針、監査計画等に沿った公正かつ独立した立場からの経営監視体制をとっております。
現在、監査等委員会は、取締役4名で構成されており、うち3名は独立社外取締役であります。監査等委
員である社外取締役3名は、取締役会への出席や内部統制システムを利用した取締役の業務執行の監査・監
督を実施しており、併せて常勤の監査等委員である取締役1名は、取締役会や社内役員会等の重要な会議へ
の出席、重要な決裁書類等の閲覧、内部監査部門の報告や関係者の聴取などにより、取締役の業務執行の監
査・監督を実施しております。
また、会計監査人からの監査方針及び監査計画を聴取し、随時監査に関する結果の報告を受け、相互連携
を図っております。
なお、監査等委員会を補助する部門として監査等委員会室を設置しております。
3.会計監査人
当社は、監査等委員会が策定した評価基準に基づき、当事業年度におきましては会計監査人として有限責
任監査法人トーマツを選任しており、会計及び会計に係る内部統制の適正及び適法性について第三者として
の視点により助言・指導を受けております。
4.内部監査部門
当社は、内部監査部門として内部統制室を設置しております。内部統制室は、年間の監査計画に基づき各
部門の業務内容が法令、定款及び社内規程等に照らして適正かつ効率的に実施されているかどうかを監査
し、定期的に監査等委員会へ監査所見や関連情報について報告しております。また、重要な事項が発生した
場合は、監査等委員会に加え、取締役会及び会計監査人に報告する体制としており、組織的連携を保ってお
ります。
5.任意の指名・報酬委員会
当社は、取締役候補者の指名や取締役の報酬等に関する「方針」及び「手続」を決定するにあたり、その
客観性や透明性を確保するため、また、コーポレート・ガバナンス体制をより一層充実させるために、取締
役会の任意の諮問機関として「指名・報酬委員会」を設置しております。
「指名・報酬委員会」は、独立社外取締役3名及び代表取締役2名の計5名にて構成され、委員会構成員
の過半数を独立社外取締役としております。
(ロ) 内部統制システムの整備の状況及びリスク管理体制の整備状況
1. 当社及び当社子会社(以下「当社グループ」という)の取締役及び使用人の職務の執行が法令及び定款に適
合することを確保するための体制
(1) 当社は、当社グループの役員、使用人の職務の執行が法令及び定款に適合し、かつ社会的責任及び企業
倫理を果たすため、当社グループに共通に適用される企業行動基準を定め、それをすべての役員、使用人
に周知徹底させるものとする。
(2) コンプライアンス担当役員を置き、コンプライアンス担当部署を設置する。コンプライアンス担当部署
は、当社グループ全体の観点から定期的にコンプライアンス・プログラムを策定し、それを実施する。
(3) 当社グループの役員、使用人に対して、コンプライアンスに関する研修、マニュアルの作成・配付等を
行うこと等により、コンプライアンスに関する知識を高め、それを尊重する意識を向上させる。
(4) 法令遵守上に疑義がある行為等に関して、当社グループの使用人が直接通報する手段を確保するものと
し、その手段の一つとして社外の弁護士による内部通報窓口を設置、運営する。
(5) 反社会的勢力の排除のため、対応方針等を当社グループ内に構築し、その体制を整備するとともに、す
べての役員、使用人に周知徹底させる。
2. 取締役の職務の執行に係る情報の保存及び管理に関する体制
(1) 取締役は、その職務の執行に係る重要な文書の作成、情報を社内規程に基づき、それぞれの職務に従
い、適切に保存及び管理する。
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(2) 重要な意思決定及び報告に関する文書の作成、保存及び廃棄については、文書取扱規程に基づき適正に
実施する。
3. 子会社の取締役等の職務の執行に係る事項の当社への報告に関する体制
(1) 当社は、グループ各社の営業成績、財務状況その他の重要な事項について、当社取締役会における報告
等を通じて当社に対し定期的な報告を義務づけるものとする。
(2) グループ各社において、会社に著しい損害を及ぼす可能性のある事態が発生した場合は、グループ各社
の取締役等は、直ちに当社のリスク管理担当役員及び関連部署に報告することを義務づけるものとする。
4. 当社グループの損失の危険の管理に関する規程その他の体制
(1) リスク管理担当役員を置き、リスク管理担当部署を設置する。リスク管理担当部署は、リスク管理規程
を制定し、当社グループ全体の観点からリスクの評価及び管理体制の構築及び運用を行う。
(2) 当社各部門及びグループ各社は、自部門・自社に関するリスクの管理を行い、各部門長及び各社社長
は、定期的にリスク管理の状況をリスク管理委員会に報告する。
5. 当社グループの取締役の職務の執行が効率的に行われることを確保するための体制
(1) 会社として達成すべき目標を明確にした当社グループ全体に係る中期経営計画に基づき、当社グループ
の取締役ごとに業績目標を明確化し、その評価方法を明らかにするものとする。
(2) 当社グループにおいて、部門ごとの職務執行体制を細分化し、業績への責任を明確にするとともに、ス
ペシャリストによる人的効率の向上を図る。
(3) 意思決定プロセスの簡素化により迅速化を図るとともに、重要事項については合議制による社内役員会
等により慎重な意思決定を行うものとし、グループ各社にその遵守を求めるものとする。
(4) グループ内取引の公正を保つため、グループ内取引基準を策定し、適正化に努める。
6. 監査等委員会の職務を補助すべき取締役及び使用人に関する事項、当該取締役及び使用人の他の取締役
(監査等委員である取締役を除く。)からの独立性に関する事項ならびに監査等委員会の当該取締役及び使
用人に対する指示の実効性の確保に関する事項
(1) 監査等委員会がその職務を補助すべき使用人を必要としたとき、監査等委員会補助スタッフを置き、必
要人員を配置する。
(2) 監査等委員会の職務を補助すべき使用人として、監査等委員会補助スタッフを置いた場合、当該スタッ
フの独立性を確保するため、人事異動、評価等の人事権に関して、監査等委員会の事前の同意を得るもの
とする。
(3) 監査等委員会の職務を補助すべき使用人は、監査等委員会の指揮命令に従うものとする。
7. 当社グループの取締役(監査等委員である取締役を除く。)、監査役及び使用人等またはこれらの者から
報告を受けた者が当社の監査等委員会に報告するための体制ならびに監査等委員会へ報告をした者が当該報
告をしたことを理由として不利な取扱いを受けないことを確保するための体制
(1) 当社グループの取締役(監査等委員である取締役を除く。)、使用人等は、業務執行の状況について、
取締役会において随時報告するとともに、当社の監査等委員会から報告を求められたときは、速やかに適
切な報告を行うものとする。
(2) 当社グループの取締役(監査等委員である取締役を除く。)、監査役及び使用人等は、法令等の違反行
為等、当社または当社グループに著しい損害を及ぼすおそれのある事実を発見したときは、直接もしくは
内部監査担当部署等の関連部署を通じて、直ちに当社の監査等委員会に報告を行うものとする。
(3) 内部監査担当部署は、定期的に当社グループの監査を行い、その結果を当社の監査等委員会に報告する
ものとする。
(4) 内部通報窓口担当部署は、その運用状況・通報内容等を随時当社の監査等委員会に報告するものとす
る。
(5) 当社グループは、監査等委員会に報告を行った者及び内部通報窓口に通報した通報者に対し、当該報
告・通報したことにより解雇その他不利益な取り扱いを行うことを禁止し、その旨を社内規程に定め、周
知徹底するものとする。
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8. 監査等委員の職務の執行について生ずる費用の前払いまたは償還の手続その他の当該職務の執行について
生ずる費用または債務の処理に係る方針に関する事項
(1) 監査等委員がその職務を遂行するために必要と判断したときは、弁護士、公認会計士、税理士等の専門
家に意見を求めることができ、その費用を会社に求めることができる。その他、監査等委員がその職務の
執行について、費用の前払等を請求した場合は、当社は当該監査等委員の職務の執行に必要でないと認め
られた場合を除き、その費用を負担するものとする。
9. その他監査等委員会の監査が実効的に行われることを確保するための体制
(1) 取締役(監査等委員である取締役を除く。)、使用人は、監査等委員会の監査に対する理解を深め、監
査等委員会の監査の環境を整備するよう努めるものとし、常勤の監査等委員は、社内役員会等の重要な会
議に出席する。
(2) 代表取締役と定期的な意見交換を実施し、適切な意思疎通及び効果的な監査業務の遂行を図る。
(3) 監査業務遂行上、必要に応じて弁護士、公認会計士より助言を受ける機会を保障する。
② 内部監査及び監査等委員会監査
当社は、内部統制部門の専任者が、年間の監査計画に基づき各部門の業務内容が法令、定款及び社内規程等に
照らして適正かつ効率的に実施されているかどうかを監査し、重要な事項については取締役会、監査等委員会及
び会計監査人に報告しております。
監査等委員会は、定時ないし臨時に監査等委員会を開催し監査情報の交換を行うとともに、常勤の監査等委員
である取締役が取締役会、社内役員会、課題進捗会議等の重要な会議に出席するとともに、コンプライアンスや
内部統制の整備状況などについては、内部統制部門と定期的に監査結果の共有を行う等、内部統制システムを利
用した監査を行っております。
その他、監査等委員である取締役が、代表取締役及び会計監査人と定期的に会合する機会を確保し、監査に必
要な意見交換を実施しております。
なお、久保 隆男(常勤の監査等委員である取締役)は、経営企画部門における長年の職務の経験があり、財務
及び会計に関する相当程度の知見を有しております。
③ 社外取締役
社外取締役は、原則として月1回開催されている取締役会等に出席し、自らの経歴及び経験による知見に基づ
いて、経営の重要事項の審議や経営状況の監視・監督を行っております。
(イ)社外取締役の員数及び社外取締役と当社との人的関係、資本的関係又は取引関係その他の利害関係
当社の社外取締役は安藤 隆春、榊原 定征、竹島 一彦、鈴木 和宏、立岡 恒良の5名であります
社外取締役の安藤 隆春は、株式会社アミューズ、株式会社ゼンショーホールディングス及び東武鉄道株式
会社の社外取締役であります。各社と当社との間に重要な取引関係はありません。
社外取締役の榊原 定征は、日本電信電話株式会社及び株式会社シマノの社外取締役であります。各社と当
社との間に重要な取引関係はありません。
社外取締役の竹島 一彦は、日本空港ビルデング株式会社の社外監査役であります。同社と当社との間に重
要な取引関係はありません。
社外取締役の鈴木 和宏は、公益財団法人国際研修協力機構の理事長及び株式会社埼玉りそな銀行の社外監
査役であります。同法人及び同銀行と当社との間に重要な取引関係はありません。
社外取締役の立岡 恒良は、旭化成株式会社及び三菱商事株式会社の社外取締役であります。各社と当社と
の間に重要な取引関係はありません。
当社及び当社子会社と各社外取締役との間に、上記以外の取引関係その他の利害関係はありません。
なお、社外取締役全員が当社の定める「社外取締役の独立性基準」を満たしております。
(ロ)社外取締役の独立性に関する基準又は方針
当社では、コーポレート・ガバナンス強化の一環といたしまして、当社の社外取締役について、以下の通り
当社が独立性を判断するための基準を定めております。
(社外取締役の独立性判断基準)
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当社において、社外取締役のうち、以下の各号のいずれにも該当しない社外取締役を独立取締役として、指
定するものとする。
1.現在及び過去10年間において当社又は当社子会社の業務執行取締役、執行役員、支配人その他の使用人(以
下総称して「業務執行者」という)であった者。
2.当社の総議決権数の10%以上を直接もしくは間接に有する者又は法人の業務執行者。
3.当社又は当社子会社を主要な取引先とする者(注1)もしくはその業務執行者及び当社又は当社子会社の主
要な取引先である者(注2)もしくはその業務執行者。
4.当社又は当社子会社の会計監査人もしくはその社員等。
5.当社又は当社子会社から役員報酬以外に年間1,000万円を超える金銭その他の財産上の利益を得ているコン
サルタント、弁護士、公認会計士、税理士等。(当該財産を得ている者が、法人、組合等の団体である場合
は、当該団体に属する者をいう。)
6.当社又は当社子会社から年間1,000万円を超える寄付、助成金を受けている者もしくはその業務執行者。
7.過去3年間において2.から6.に該当する者。
8.配偶者又は二親等内の親族が、1.から7.に該当する者。ただし、該当する者が業務執行者である場合
は、重要な業務執行者(注3)に限る。
9.その他、1.から8.に該当しない場合であっても、一般株主全体との間に、恒常的な利益相反が生じるお
それのある者。
注1:直近事業年度において、当社又は当社子会社が、当該取引先の年間連結売上高の2%以上の支払を
行った取引先をいう。
注2:直近事業年度において、当社又は当社子会社に対し、当社の年間連結売上高の2%以上の支払を行っ
た取引先、もしくは直近事業年度末において、当社又は当社子会社に対し、当社の連結総資産の2%
以上の金銭の融資を行っている取引先をいう。
注3:業務執行者のうち、取締役(社外取締役を除く)、執行役員、支配人及び部署責任者等の重要な業務を
執行する者をいう。
上記の基準に基づき、当社は、安藤 隆春、榊原 定征、竹島 一彦、鈴木 和宏、立岡 恒良の5名を、
それぞれ独立性を有するものと考え、社外取締役として選任するとともに、東京証券取引所及び札幌証券取引
所の定めに基づく独立役員として両取引所に届け出ております。
(ハ)社外取締役による監督又は監査と内部監査、監査等委員会監査及び会計監査との相互連携並びに内部統制部
門との関係
社外取締役は、取締役会・監査等委員会・取締役等との意見交換を通じて、監査等委員会監査、内部監査、
会計監査との連携を図り、また、内部統制システムの構築・運用状況等について、監督・監査を行う体制とし
ております。
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(ニ)社外取締役の選任状況
氏名 選任理由
警察庁長官をはじめ要職を歴任され、豊富な経験と幅広い見識を有しており、その専門的
安藤 隆春 な経験と見識に基づき、当社の経営全般に対し適切な監督・助言をいただいており、社外
取締役として選任しております。
長年に亘り、東レ株式会社の経営に携わり、また日本経済団体連合会会長をはじめ要職を
歴任し、豊富な経験と高い見識を有しており、その経験や見識を活かし、当社の経営全般
榊原 定征
に対し適切な監督や有益な助言を行うことにより、コーポレート・ガバナンスの一層の強
化に貢献いただけるものと判断し、社外取締役として選任しております。
公正取引委員会委員長をはじめ要職を歴任され、豊富な経験と幅広い見識を有しており、
竹島 一彦 その専門的な経験と見識に基づき、当社の経営全般に対し適切な監督・助言をいただいて
おり、社外取締役として選任しております。
福岡高等検察庁検事長をはじめ要職を歴任された法曹であり、その豊富な経験と専門的な
鈴木 和宏 見識を活かして当社の経営に適切な意見をいただいており、社外取締役として選任してお
ります。
経済産業事務次官をはじめ要職を歴任され、その豊富な経験と専門的な見識を当社のコー
立岡 恒良 ポレート・ガバナンス及びコンプライアンス体制の強化に活かしていただけると考え、社
外取締役として選任しております。
④ 役員報酬等
(イ)役員区分ごとの報酬等の総額、報酬等の種類別の総額及び対象となる役員の員数
報酬等の種別の総額(百万円)
対象となる
報酬等の総額
業績連動報酬
役員区分 役員の員数
(百万円)
(人)
基本報酬
短期インセン 中長期インセン
ティブ報酬 ティブ報酬
取締役
(監査等委員を除く) 393 329 24 39 6
(社外取締役を除く)
取締役(監査等委員)
16 16 - - 1
(社外取締役を除く)
社外取締役
13 13 - - 1
(監査等委員を除く)
社外取締役
30 30 - - 3
(監査等委員)
(注) 1.取締役の報酬額は年額600百万円以内(2016年5月13日開催の第44期定時株主総会決議)であります。
2.監査等委員である取締役の報酬額は年額120百万円以内(2016年5月13日開催の第44期定時株主総会決議)で
あります。
(ロ)報酬等の総額が1億円以上である者の報酬等の総額等
報酬等の種類別の額(百万円)
報酬等の総額
氏名 役員区分 会社区分 業績連動報酬
(百万円)
基本報酬
短期インセン 中長期インセン
ティブ報酬 ティブ報酬
似鳥 昭雄 代表取締役 提出会社 181 8 22 212
(ハ)使用人兼務役員の使用人給与のうち、重要なもの
該当事項はありません。
(ニ)役員の報酬等の額又はその算定方法の決定に関する方針
当社は、下記のとおり、取締役の報酬に関する方針を策定し、この方針に則って取締役報酬の構成及びその
額を決定しております。
1.方針
当社は、持続的な成長と中長期的な企業価値の向上を経営上の最重要課題と位置づけているところ、取締
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役の報酬制度についても、当社の成長や企業価値の向上に資するものであるべきと考えております。
具体的には、取締役(監査等委員である取締役等の非業務執行取締役を除きます。以下、「業務執行取締
役」といいます。)の報酬を、基本報酬と業績連動型報酬に分け、特に業績連動型報酬については、当社の中
長期的な業績の向上による企業価値及び株主共同の利益の持続的な向上への貢献意識を高めるため、報酬と
会社業績との連動性をより明確にした上で、報酬全体に占める割合を適宜・適切に設定いたします。
2.報酬の構成
(1) 業務執行取締役
業務執行取締役の報酬は、定額の基本報酬と、会社業績等によって支給額が変動する業績連動型報酬と
で構成します。
また、業績連動型報酬は、事業年度毎の業績等に連動する賞与(短期インセンティブ報酬)と、2事業年
度毎の対象期間中の会社業績等の数値目標をあらかじめ設定し、当該数値目標の達成率等に応じて、対象
期間終了後に当社普通株式を支給する株式報酬(中長期インセンティブ報酬)とで構成します。なお、上記
業績連動型株式報酬の詳細につきましては「第4 提出会社の状況 1 株式等の状況 (8)役員・従業
員株式所有制度の内容」に記載しております。
(2)監査等委員である取締役等の非業務執行取締役(以下、本(2)において「非業務執行取締役」といいま
す。)
非業務執行取締役の報酬は、原則として、定額の基本報酬で構成します。短期及び中長期インセンティ
ブとしての業績連動型報酬の支給はいたしません。
3.報酬決定に関する手続
当社は、取締役の報酬等の妥当性と決定プロセスの透明性を担保するため、取締役会の任意の諮問機関と
して、構成員の過半数を独立社外取締役とする指名・報酬委員会を設置しております。
取締役の報酬の構成、業績連動型報酬の制度設計の妥当性の評価や目標値の設定、実績評価等について
は、指名・報酬委員会における審議を経た上で取締役会に答申され、決定されるというプロセスを経ており
ます。
各報酬の決定に関する手続は以下のとおりとなります。
(1)基本報酬
取締役(監査等委員である取締役を除きます。)の報酬等については、株主総会で承認された当該取締
役の報酬等の限度額の範囲内で、取締役会の決議により決定しております。監査等委員である取締役の報
酬等については、株主総会で承認された当該取締役の報酬等の限度額の範囲内で、当該監査等委員である
取締役の協議により決定しております。
(2) 業績連動型の賞与(短期インセンティブ報酬)
業務執行取締役の賞与支給額は、会社業績等に基づき各取締役毎に金額を算定し、指名・報酬委員会の
答申を踏まえ、株主総会で承認された取締役(監査等委員である取締役を除きます。)の報酬等の限度額
の範囲内で、取締役会において具体的な支給額を決定します。
非業務執行取締役に対する賞与の支給はありません。
(3) 業績連動型株式報酬(中長期インセンティブ報酬)
業務執行取締役の業績連動型株式報酬については、対象期間満了後、取締役会において、当該対象期間
における会社業績等の数値目標の達成率等に応じて、指名・報酬委員会の答申を踏まえて決定される交付
株式数を基礎として、各取締役について、現物出資に供するための金銭報酬債権の額及び当社普通株式の
取得に伴い負担することとなる納税費用相当の金銭額を、株主総会で承認された業績連動型株式報酬の限
度額の範囲内で、決定します。
非業務執行取締役に対する業績連動型株式報酬の支給はありません。
⑤ 株式の保有状況
(イ)保有目的が純投資目的以外の目的である投資株式
銘柄数 19 銘柄
貸借対照表計上額の合計額 3,573 百万円
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(ロ)保有目的が純投資目的以外の目的である投資株式の保有区分、銘柄、株式数、貸借対照表計上額及び保有目
的
前事業年度
特定投資株式
貸借対照表計上額
銘柄 株式数(株) 保有目的
(百万円)
住友不動産㈱ 384,000 1,512 取引関係の円滑化
㈱アインホールディングス 200,000 1,316 取引関係の円滑化
㈱北洋銀行 280,500 104 取引関係の円滑化
イオンフィナンシャルサー
39,930 99 取引関係の円滑化
ビス㈱
三井住友トラスト・ホール
4,768 21 取引関係の円滑化
ディングス㈱
㈱三菱UFJフィナンシャ
24,100 18 取引関係の円滑化
ル・グループ
フランスベッドホールディ
8,260 8 取引関係の円滑化
ングス㈱
㈱三井住友フィナンシャル
1,860 8 取引関係の円滑化
グループ
当事業年度
特定投資株式
貸借対照表計上額
銘柄 株式数(株) 保有目的
(百万円)
住友不動産㈱ 384,000 1,632 取引関係の円滑化
㈱アインホールディングス 200,000 1,492 取引関係の円滑化
㈱北洋銀行 380,500 116 取引関係の円滑化
三井住友トラスト・ホール
4,768 20 取引関係の円滑化
ディングス㈱
㈱三菱UFJフィナンシャ
24,100 14 取引関係の円滑化
ル・グループ
㈱三井住友フィナンシャル
1,860 7 取引関係の円滑化
グループ
フランスベッドホールディ
8,260 7 取引関係の円滑化
ングス㈱
(ハ)保有目的が純投資目的の投資株式
該当事項はありません。
(ニ)保有目的を変更した投資株式
該当事項はありません。
⑥ 会計監査の状況
当社は会計監査人である有限責任監査法人トーマツと監査契約を締結し、会社法及び金融商品取引法に基づく
会計監査を実施しております。当期において業務を執行した公認会計士は以下のとおりであります。
・監査業務を執行した公認会計士の氏名
指定有限責任社員 業務執行社員:小野 英樹、吉原 一貴
・監査業務に係る補助者の構成
公認会計士 6名 他 17名
⑦ 取締役の定数
当社は、取締役(監査等委員である者を除く。)の員数を10名以内、監査等委員である取締役の員数を5名以内
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とする旨を定款に定めております。
⑧ 取締役の選任の決議要件
当社は、取締役の選任決議について、議決権を行使することができる株主の議決権の3分の1以上を有する株
主が出席し、その議決権の過半数をもって行う旨及び累積投票によらない旨を定款に定めております。
⑨ 剰余金の配当等の決定機関
当社は、剰余金の配当及び自己株式の取得等、会社法第459条第1項各号に定める事項について、法令に別段の
定めがある場合を除き、取締役会の決議により定める旨を定款に定めております。これは、剰余金の配当及び自
己株式の取得等を取締役会の権限とすることにより、株主への機動的な利益還元及び経営環境の変化に対応した
機動的な資本政策の遂行を可能とすることを目的とするものであります。
⑩ 中間配当
当社は、会社法第454条第5項の規定により、取締役会の決議によって毎年8月20日を基準日として、中間配当
を行うことができる旨を定款に定めております。これは、株主への機動的な利益還元を可能にするためでありま
す。
⑪ 株主総会の特別決議要件
当社は、会社法第309条第2項に定める株主総会の特別決議要件について、議決権を行使することができる株主
の議決権の3分の1以上を有する株主が出席し、その議決権の3分の2以上の多数をもって行う旨を定款に定め
ております。これは、株主総会における特別決議の定足数を緩和することにより、株主総会の円滑な運営を行う
ことを目的とするものであります。
⑫ 取締役の責任免除等
当社は、会社法第426条第1項の規定により、取締役会の決議をもって同法第423条第1項の行為に関する取締
役(取締役であった者を含む。)の当会社に対する損害賠償責任を、法令が定める範囲で免除することができる旨
を定款に定めております。これは、取締役が職務を遂行するにあたり、その能力を十分に発揮して、期待される
役割を果たしうる環境を整備することを目的とするものであります。
また、当社は取締役(業務執行取締役である者を除く。)との間で会社法第427条第1項に基づく責任限定契約を
締結しております。当該契約により、取締役がその任務を怠ったことにより当社に損失を与えた場合で、かつそ
の職務を行うにつき善意でかつ重大な過失のないときは、会社法第425条第1項に定める最低責任限度額を限度と
して当社に対し責任を負うものとしております。
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(2) 【監査報酬の内容等】
① 【監査公認会計士等に対する報酬の内容】
前連結会計年度 当連結会計年度
区分
監査証明業務に 非監査業務に 監査証明業務に 非監査業務に
基づく報酬(百万円) 基づく報酬(百万円) 基づく報酬(百万円) 基づく報酬(百万円)
提出会社 30 - 40 -
連結子会社 15 - 20 -
計 46 - 61 -
② 【その他重要な報酬の内容】
(前連結会計年度)
一部の連結子会社は、Ernst & Young及びそのグループに対して、監査報酬として、17百万円支払っておりま
す。
(当連結会計年度)
一部の連結子会社は、Deloitte Touche Tohmatsuに対して、監査報酬として、20百万円支払っております。
③ 【監査公認会計士等の提出会社に対する非監査業務の内容】
(前連結会計年度)
該当事項はありません。
(当連結会計年度)
該当事項はありません。
④ 【監査報酬の決定方針】
当社の監査公認会計士等に対する監査報酬の決定方針は、監査日程や当社の業務内容等を勘案して、当事者間
の協議により決定しております。
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第5 【経理の状況】
1.連結財務諸表及び財務諸表の作成方法について
(1) 当社の連結財務諸表は、「連結財務諸表の用語、様式及び作成方法に関する規則」(1976年大蔵省令第28号。)に
基づいて作成しております。
(2) 当社の財務諸表は、「財務諸表等の用語、様式及び作成方法に関する規則」(1963年大蔵省令第59号。以下「財務
諸表等規則」という)に基づいて作成しております。
また、当社は、特例財務諸表提出会社に該当し、財務諸表等規則第127条の規定により財務諸表を作成しておりま
す。
2.監査証明について
当社は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づき、連結会計年度(2018年2月21日から2019年2月20日ま
で)の連結財務諸表及び事業年度(2018年2月21日から2019年2月20日まで)の財務諸表について、有限責任監査法人
トーマツによる監査を受けております。
なお、当社の監査法人は次のとおり異動しております。
第46期連結会計年度及び第46期事業年度 EY新日本有限責任監査法人
(2018年7月1日に新日本有限責任監査法人より名称変更)
第47期連結会計年度及び第47期事業年度 有限責任監査法人トーマツ
当該異動について臨時報告書を提出しております。臨時報告書に記載した事項は次のとおりです。
(1)異動に係る監査公認会計士等の名称
① 選任する監査公認会計士等の名称
有限責任監査法人トーマツ
② 退任する監査公認会計士等の名称
新日本有限責任監査法人(現 EY新日本有限責任監査法人)
(2)異動の年月日
2018年5月17日(第46回定時株主総会開催日)
(3)退任する監査公認会計士等が直近において監査公認会計士となった年月日
2017年5月11日
(4)退任する監査公認会計士等が直近3年間に作成した監査報告書等における意見等に関する事項
該当事項はありません。
(5)異動の決定又は異動に至った理由及び経緯
当社の会計監査人である新日本有限責任監査法人(現 EY新日本有限責任監査法人)は、2018年5月17日開催の
当社第46回定時株主総会終結の時をもって任期満了となりました。監査等委員会が有限責任監査法人トーマツを会
計監査人に選任した理由は、新日本有限責任監査法人(現 EY新日本有限責任監査法人)の継続監査年数を考慮
し、新たな視点での監査が期待できることに加え、同法人の独立性、品質管理体制及びグローバルな監査体制につ
いて監査等委員会で定める会計監査人評価・選定基準に基づき検討を行い、適任と判断したためであります。以上
の理由により、監査等委員会は新たに会計監査人として有限責任監査法人トーマツを選任することを決定したもの
であります。
(6)上記(5)の理由及び経緯に対する監査報告書等の記載事項に係る退任する公認会計士等の意見
特段の意見はない旨の回答を得ております。
3.連結財務諸表等の適正性を確保するための特段の取組みについて
当社は、連結財務諸表等の適正性を確保するための特段の取組みを行っております。具体的には、会計基準等の内
容を適切に把握し、会計基準等の変更等について的確に対応できる体制を整備するため、公益財団法人財務会計基準
機構へ加入し、会計基準等に関する情報を入手しております。
また、公益財団法人財務会計基準機構等の研修に参加しております。
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1 【連結財務諸表等】
(1) 【連結財務諸表】
① 【連結貸借対照表】
(単位:百万円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(2018年2月20日) (2019年2月20日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 63,339 102,345
受取手形及び売掛金 22,458 24,818
商品及び製品 49,690 59,184
仕掛品 56 153
原材料及び貯蔵品 2,985 3,570
繰延税金資産 5,309 5,518
20,191 20,969
その他
流動資産合計 164,031 216,561
固定資産
有形固定資産
※1 192,364 ※1 210,723
建物及び構築物
△ 85,105 △ 94,855
減価償却累計額
※1 107,258 ※1 115,868
建物及び構築物(純額)
機械装置及び運搬具
10,426 12,435
△ 6,153 △ 8,746
減価償却累計額
機械装置及び運搬具(純額) 4,273 3,689
工具、器具及び備品
15,626 17,489
△ 9,446 △ 9,446
減価償却累計額
工具、器具及び備品(純額) 6,179 8,042
土地
167,153 171,342
リース資産 3,697 3,697
△ 1,366 △ 1,554
減価償却累計額
リース資産(純額) 2,330 2,143
建設仮勘定 4,120 955
有形固定資産合計 291,315 302,041
無形固定資産
ソフトウエア 6,093 7,088
ソフトウエア仮勘定 543 4,573
借地権 7,235 7,111
15 83
その他
無形固定資産合計 13,887 18,857
投資その他の資産
※2 26,472 ※2 26,103
投資有価証券
長期貸付金 804 778
※1 14,813 ※1 14,268
差入保証金
敷金 21,880 22,908
繰延税金資産 5,447 6,386
その他 11,854 11,380
△ 0 △ 0
貸倒引当金
投資その他の資産合計 81,273 81,826
固定資産合計 386,476 402,725
資産合計 550,507 619,286
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(単位:百万円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(2018年2月20日) (2019年2月20日)
負債の部
流動負債
※1 19,607 ※1 20,956
支払手形及び買掛金
短期借入金 2,000 2,639
リース債務 187 187
未払金 18,323 23,752
未払法人税等 17,399 19,472
賞与引当金 3,395 4,206
ポイント引当金 1,625 2,014
株主優待費用引当金 290 343
資産除去債務 ▶ -
※1 20,592 ※1 21,444
その他
流動負債合計 83,425 95,016
固定負債
長期借入金 8,000 6,028
リース債務 2,143 1,956
役員退職慰労引当金 228 228
退職給付に係る負債 2,713 3,202
資産除去債務 4,950 5,365
※1 7,377 ※1 7,296
その他
固定負債合計 25,413 24,078
負債合計 108,839 119,094
純資産の部
株主資本
資本金 13,370 13,370
資本剰余金 18,232 19,841
利益剰余金 415,108 472,755
△ 8,640 △ 7,727
自己株式
株主資本合計 438,072 498,240
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 796 947
繰延ヘッジ損益 △ 704 -
為替換算調整勘定 3,105 901
△ 279 △ 367
退職給付に係る調整累計額
その他の包括利益累計額合計 2,918 1,481
新株予約権 677 470
純資産合計 441,668 500,192
負債純資産合計 550,507 619,286
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② 【連結損益計算書及び連結包括利益計算書】
【連結損益計算書】
(単位:百万円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2017年2月21日 (自 2018年2月21日
至 2018年2月20日) 至 2019年2月20日)
売上高 572,060 608,131
257,281 276,709
売上原価
売上総利益 314,778 331,421
※1 221,400 ※1 230,642
販売費及び一般管理費
営業利益 93,378 100,779
営業外収益
受取利息 451 481
受取配当金 36 37
為替差益 - 95
自動販売機収入 249 246
有価物売却益 356 390
工事負担金収入 36 -
持分法による投資利益 37 511
債務免除益 206 -
459 797
その他
営業外収益合計 1,833 2,561
営業外費用
支払利息 69 101
為替差損 235 -
47 185
その他
営業外費用合計 351 286
経常利益 94,860 103,053
特別利益
受取和解金 - 31
※2 201 ※2 10
固定資産売却益
違約金収入 36 49
新株予約権戻入益 49 11
3,842 -
関係会社株式売却益
特別利益合計 4,129 102
特別損失
災害による損失 - 1,268
持分変動損失 256 368
※3 130 ※3 94
固定資産除売却損
退店違約金等 46 255
※4 5,417 ※4 653
減損損失
特別退職金 354 -
- 24
その他
特別損失合計 6,206 2,665
税金等調整前当期純利益 92,783 100,490
法人税、住民税及び事業税
30,875 33,813
△ 2,310 △ 1,504
法人税等調整額
法人税等合計 28,564 32,309
当期純利益 64,219 68,180
親会社株主に帰属する当期純利益 64,219 68,180
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【連結包括利益計算書】
(単位:百万円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2017年2月21日 (自 2018年2月21日
至 2018年2月20日) 至 2019年2月20日)
当期純利益 64,219 68,180
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 △ 87 150
繰延ヘッジ損益 △ 11,074 704
為替換算調整勘定 862 △ 2,204
116 △ 88
退職給付に係る調整額
※ △ 10,182 ※ △ 1,437
その他の包括利益合計
包括利益 54,037 66,742
(内訳)
親会社株主に係る包括利益 54,037 66,742
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③ 【連結株主資本等変動計算書】
前連結会計年度(自 2017年2月21日 至 2018年2月20日)
(単位:百万円)
株主資本
資本金 資本剰余金 利益剰余金 自己株式 株主資本合計
当期首残高 13,370 16,306 361,103 △ 10,188 380,592
当期変動額
剰余金の配当 △ 10,273 △ 10,273
親会社株主に帰属す
64,219 64,219
る当期純利益
自己株式の取得 △ 3 △ 3
自己株式の処分 1,859 1,552 3,412
非支配株主との取引
に係る親会社の持分 66 66
変動
その他 58 58
株主資本以外の項目
の当期変動額(純
額)
当期変動額合計 - 1,926 54,004 1,548 57,479
当期末残高 13,370 18,232 415,108 △ 8,640 438,072
その他の包括利益累計額
非支配株主
その他 退職給付 その他の
新株予約権 純資産合計
繰延ヘッジ 為替換算
持分
有価証券 に係る 包括利益
損益 調整勘定
評価差額金 調整累計額 累計額合計
当期首残高 884 10,369 2,243 △ 396 13,100 940 144 394,778
当期変動額
剰余金の配当 △ 10,273
親会社株主に帰属す
64,219
る当期純利益
自己株式の取得 △ 3
自己株式の処分 3,412
非支配株主との取引
に係る親会社の持分 66
変動
その他 58
株主資本以外の項目
の当期変動額(純 △ 87 △ 11,074 862 116 △ 10,182 △ 263 △ 144 △ 10,590
額)
当期変動額合計 △ 87 △ 11,074 862 116 △ 10,182 △ 263 △ 144 46,889
当期末残高 796 △ 704 3,105 △ 279 2,918 677 - 441,668
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当連結会計年度(自 2018年2月21日 至 2019年2月20日)
(単位:百万円)
株主資本
資本金 資本剰余金 利益剰余金 自己株式 株主資本合計
当期首残高 13,370 18,232 415,108 △ 8,640 438,072
当期変動額
剰余金の配当 △ 10,533 △ 10,533
親会社株主に帰属す
68,180 68,180
る当期純利益
自己株式の取得 △ ▶ △ ▶
自己株式の処分 1,608 917 2,526
株主資本以外の項目
の当期変動額(純
額)
当期変動額合計 - 1,608 57,646 912 60,168
当期末残高 13,370 19,841 472,755 △ 7,727 498,240
その他の包括利益累計額
その他 退職給付 その他の
新株予約権 純資産合計
繰延ヘッジ 為替換算
有価証券 に係る 包括利益
損益 調整勘定
評価差額金 調整累計額 累計額合計
当期首残高 796 △ 704 3,105 △ 279 2,918 677 441,668
当期変動額
剰余金の配当 △ 10,533
親会社株主に帰属す
68,180
る当期純利益
自己株式の取得 △ ▶
自己株式の処分 2,526
株主資本以外の項目
の当期変動額(純 150 704 △ 2,204 △ 88 △ 1,437 △ 206 △ 1,644
額)
当期変動額合計 150 704 △ 2,204 △ 88 △ 1,437 △ 206 58,524
当期末残高 947 - 901 △ 367 1,481 470 500,192
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④ 【連結キャッシュ・フロー計算書】
(単位:百万円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2017年2月21日 (自 2018年2月21日
至 2018年2月20日) 至 2019年2月20日)
営業活動によるキャッシュ・フロー
税金等調整前当期純利益 92,783 100,490
減価償却費 13,030 14,218
減損損失 5,417 653
貸倒引当金の増減額(△は減少) △ 19 △ 0
賞与引当金の増減額(△は減少) △ 355 836
退職給付に係る負債の増減額(△は減少) 202 400
ポイント引当金の増減額(△は減少) 324 390
関係会社株式売却損益(△は益) △ 3,842 -
受取利息及び受取配当金 △ 487 △ 519
支払利息 69 101
持分法による投資損益(△は益) △ 37 △ 511
退店違約金等 46 255
固定資産除売却損益(△は益) △ 70 84
持分変動損益(△は益) 256 368
売上債権の増減額(△は増加) △ 866 △ 2,365
たな卸資産の増減額(△は増加) △ 3,743 △ 10,014
仕入債務の増減額(△は減少) 2,544 1,061
未払消費税等の増減額(△は減少) △ 520 509
△ 4,835 5,933
その他
小計 99,895 111,892
利息及び配当金の受取額
435 569
利息の支払額 △ 55 △ 98
退店違約金等の支払額 △ 26 △ 48
法人税等の支払額 △ 30,085 △ 41,125
6,677 10,474
法人税等の還付額
営業活動によるキャッシュ・フロー 76,840 81,664
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(単位:百万円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2017年2月21日 (自 2018年2月21日
至 2018年2月20日) 至 2019年2月20日)
投資活動によるキャッシュ・フロー
定期預金の預入による支出 △ 6,320 △ 1,694
定期預金の払戻による収入 8,372 1,679
有形固定資産の取得による支出 △ 60,888 △ 22,363
有形固定資産の売却による収入 292 239
無形固定資産の取得による支出 △ 3,084 △ 5,788
有価証券及び投資有価証券の取得による支出 △ 23,300 △ 0
有価証券及び投資有価証券の売却による収入 10 38
関係会社株式の売却による収入 4,473 -
差入保証金の差入による支出 △ 655 △ 1,590
差入保証金の回収による収入 202 97
関係会社株式の取得による支出 - △ 192
敷金の差入による支出 △ 1,696 △ 1,134
敷金の回収による収入 280 202
預り保証金の受入による収入 - 145
預り敷金の受入による収入 193 203
預り敷金の返還による支出 △ 138 △ 33
長期前払費用の取得による支出 △ 361 △ 122
貸付けによる支出 △ 170 △ 132
貸付金の回収による収入 38 35
その他の支出 △ 11 △ 15
13 -
その他の収入
投資活動によるキャッシュ・フロー △ 82,751 △ 30,424
財務活動によるキャッシュ・フロー
短期借入れによる収入 - 287
長期借入金の返済による支出 △ 625 △ 2,003
長期借入れによる収入 10,000 -
リース債務の返済による支出 △ 187 △ 187
自己株式の取得による支出 △ 3 △ ▶
配当金の支払額 △ 10,272 △ 10,527
ストックオプションの行使による収入 1,822 1,094
△ 77 -
その他の支出
財務活動によるキャッシュ・フロー 655 △ 11,340
現金及び現金同等物に係る換算差額 143 △ 768
現金及び現金同等物の増減額(△は減少) △ 5,111 39,130
現金及び現金同等物の期首残高 66,035 60,923
※ 60,923 ※ 100,053
現金及び現金同等物の期末残高
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【注記事項】
(連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)
1.連結の範囲に関する事項
(1) 連結子会社の数 24 社 (前連結会計年度 23 社)
主要な連結子会社の名称
㈱ニトリ
㈱ホームロジスティクス
宜得利家居股份有限公司
似鳥(中国)投資有限公司
明応商貿(上海)有限公司
似鳥(上海)家居有限公司
似鳥(上海)家居銷售有限公司
似鳥(太倉)商貿物流有限公司
NITORI USA, INC.
NITORI FURNITURE VIETNAM EPE
NITORI FURNITURE Ba Ria-Vung Tau Co., Ltd.
㈱ニトリパブリック
㈱ホーム・デコ
他 11社
当連結会計年度において、新たに取得した子会社1社、設立した子会社1社を連結の範囲に含めております。
また、2017年8月30日開催の取締役会において、当社の連結子会社であるP.T. NITORI FURNITURE INDONESIAを清
算することを決議しており、現在同社は清算手続中であります。
なお、株式会社デコホームは2018年8月21日付で当社へ吸収合併いたしましたので、連結の範囲から除外して
おります。
(2) 主要な非連結子会社の名称等
該当事項はありません。
2.持分法の適用に関する事項
(1) 持分法を適用した関連会社数 1 社
㈱カチタス
(2) 持分法の適用の手続について特に記載する必要があると認められる事項
持分法適用会社は、決算日が連結決算日と異なるため、当該会社の直近の四半期決算を基にした仮決算により
作成した財務諸表を使用しております。
3.連結子会社の事業年度等に関する事項
連結子会社の事業年度の末日が連結決算日と異なる会社は次のとおりであります。
㈱ニトリファニチャー ・・・・・・・2018年12月20日
宜得利家居股份有限公司
似鳥(中国)投資有限公司
明応商貿(上海)有限公司
似鳥(上海)家居有限公司
似鳥(上海)家居銷售有限公司
似鳥(太倉)商貿物流有限公司
NITORI USA, INC.
NITORI FURNITURE VIETNAM EPE
NITORI FURNITURE Ba Ria-Vung Tau Co., Ltd.
㈱ニトリパブリック
他8社
・・・・・・・2018年12月31日
㈱ホーム・デコ ・・・・・・・2019年1月31日
連結財務諸表の作成に当たっては、当該各社の決算日における財務諸表を使用しております。ただし、各子会
社の決算日から連結決算日2019年2月20日までの期間に発生した重要な取引については、連結上必要な調整を
行っております。
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4.会計方針に関する事項
(1) 重要な資産の評価基準及び評価方法
① 有価証券
その他有価証券
時価のあるもの
決算日の市場価格等に基づく時価法(評価差額は全部純資産直入法により処理し、売却原価は総平均法によ
り算定)を採用しております。
時価のないもの
総平均法による原価法を採用しております。
② たな卸資産
移動平均法による原価法(貸借対照表価額は収益性の低下に基づく簿価切下げの方法により算定)を採用してお
ります。
③ デリバティブ
時価法を採用しております。
(2) 重要な減価償却資産の減価償却の方法
① 有形固定資産(リース資産を除く)
当社及び国内連結子会社は定率法を、また、在外連結子会社は定額法を採用しております。
ただし、当社及び国内連結子会社は1998年4月1日以降に取得した建物(建物付属設備を除く)並びに2016年4
月1日以降に取得した建物付属設備及び構築物については、定額法を採用しております。
なお、主な耐用年数は次のとおりであります。
建物及び構築物 5年~40年
機械装置及び運搬具 4年~12年
工具、器具及び備品 5年~10年
また、当社及び国内連結子会社は事業用借地権設定契約に基づく借地権上の建物については借地契約期間を耐
用年数とし、残存価額を零とする定額法によっております。
なお、上記に係る耐用年数は主に20年であります。
② 無形固定資産(リース資産を除く)
定額法を採用しております。
なお、自社利用のソフトウエアについては、社内における利用可能期間(5年)に基づいております。
③ リース資産
リース期間を耐用年数とし、残存価額を零とする定額法を採用しております。
なお、リース取引開始日が2009年2月20日以前の所有権移転外ファイナンス・リース取引については、通常の
賃貸借取引に係る方法に準じた会計処理によっております。
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(3) 重要な引当金の計上基準
① 貸倒引当金
当社及び一部の連結子会社は売掛金、貸付金等の債権の貸倒損失に備えるため、一般債権については貸倒実績
率により、貸倒懸念債権等の特定の債権については個別に回収可能性を勘案し回収不能見込額を計上しておりま
す。
② 賞与引当金
当社及び一部の連結子会社は従業員の賞与の支給に備えるため、当連結会計年度末以前1年間の支給実績を基
準にして、当連結会計年度に対応する支給見込額を計上しております。
③ ポイント引当金
顧客に付与したポイントの利用に備えるため、当連結会計年度末において将来利用されると見込まれる額を計
上しております。
④ 株主優待費用引当金
株主優待券の利用による費用の発生に備えるため、株主優待券の利用実績等を基準として当連結会計年度末に
おいて将来利用されると見込まれる額を計上しております。
⑤ 役員退職慰労引当金
役員の退職慰労金の支給に備えるため、内規に基づく期末要支給額を計上しております。なお、当社について
は2004年4月に、国内連結子会社については2005年12月に役員退職慰労金制度を廃止しており、計上額は過去分
の要支給額となっております。
(4) 退職給付に係る会計処理の方法
① 退職給付見込額の期間帰属方法
退職給付債務の算定に当たり、退職給付見込額を当連結会計年度末までの期間に帰属させる方法については給
付算定式基準によっております。
② 数理計算上の差異及び過去勤務費用の費用処理方法
数理計算上の差異は、各連結会計年度の発生時における従業員の平均残存勤務期間以内の一定の年数(10年)に
よる定額法により按分した額をそれぞれ発生の翌連結会計年度から費用処理することとしております。また、過
去勤務費用は、その発生時における従業員の平均残存勤務期間以内の一定の年数(10年)による定額法により按分
した額を費用処理することとしております。
(5) 重要な外貨建の資産又は負債の本邦通貨への換算基準
外貨建金銭債権債務は、連結決算日の直物為替相場により円貨に換算し、換算差額は損益として処理しておりま
す。なお、在外子会社の資産及び負債は、連結決算日の直物為替相場により円貨に換算し、収益及び費用は期中平
均相場により円貨に換算し、換算差額は純資産の部における為替換算調整勘定に含めて計上しております。
(6) 重要なヘッジ会計の方法
① ヘッジ会計の方法
外貨建取引等会計処理基準に基づく繰延処理によっております。
② ヘッジ手段とヘッジ対象
ヘッジ手段 ・・・為替予約
ヘッジ対象 ・・・外貨建仕入債務
③ ヘッジ方針
為替予約は、為替相場変動リスクの低減のため、対象債務の範囲内でヘッジを行っております。
④ ヘッジ有効性評価の方法
デリバティブ取引に関する社内規程に基づき、半年毎にヘッジの有効性の確認を行っております。
(7) 連結キャッシュ・フロー計算書における資金の範囲
連結キャッシュ・フロー計算書における資金(現金及び現金同等物)は、手許現金、随時引き出し可能な預金及び
容易に換金可能であり、かつ、価値の変動について僅少なリスクしか負わない取得日から3ヶ月以内に償還期限の
到来する短期投資からなっております。
(8) その他連結財務諸表作成のための重要な事項
消費税等の会計処理
税抜方式によっております。
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(未適用の会計基準等)
・「税効果会計に係る会計基準の適用指針」(企業会計基準適用指針第28号 2018年2月16日)
・「繰延税金資産の回収可能性に関する適用指針」(企業会計基準適用指針第26号 2018年2月16日)
(1) 概要
個別財務諸表における子会社株式等に係る将来加算一時差異の取扱いが見直され、また(分類1)に該当する企業
における繰延税金資産の回収可能性に関する取扱いの明確化が行われております。
(2) 適用予定日
2020年2月期の期首より適用予定であります。
(3) 当該会計基準等の適用による影響
影響額は、当連結財務諸表の作成時において評価中であります。
・「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2018年3月30日)
・「収益認識に関する会計基準の適用指針」(企業会計基準適用指針第30号 2018年3月30日)
(1) 概要
収益認識に関する包括的な会計基準であります。収益は、次の5つのステップを適用し認識されます。
ステップ1:顧客との契約を識別する。
ステップ2:契約における履行義務を識別する。
ステップ3:取引価格を算定する。
ステップ4:契約における履行義務に取引価格を配分する。
ステップ5:履行義務を充足した時に又は充足するにつれて収益を認識する。
(2) 適用予定日
2023年2月期の期首より適用予定であります。
(3) 当該会計基準等の適用による影響
影響額は、当連結財務諸表の作成時において評価中であります。
在外連結子会社
2019年2月20日までに公表されている主な会計基準等の新設または改訂について、適用していないものは下記のとおり
であります。なお、当該会計基準等の適用による連結財務諸表に与える影響額については、現時点で評価中でありま
す。
会計基準等の名称 概要 適用予定日
「リース」 2019年12月期より
リース会計に関する会計処理を改訂
(IFRS第16号) 適用予定
「リース」
2020年12月期より
リース会計に関する会計処理を改訂
(米国会計基準 ASU 第2016-02号)
適用予定
(表示方法の変更)
(連結貸借対照表)
前連結会計年度において、「無形固定資産」の「その他」に含めていた「ソフトウェア」、「ソフトウェア仮勘
定」は、金額的重要性が増したため、当連結会計年度より独立掲記することとしました。 この表示方法の変更を反映
させるために、前連結会計年度の連結財務諸表の組み替えを行っております。
この結果、前連結会計年度の連結貸借対照表において、「無形固定資産」の「その他」に表示していた6,652百万円
は、「ソフトウェア」6,093百万円、「ソフトウェア仮勘定」543 百万円、「その他」15百万円として組み替えており
ます。
前連結会計年度において独立掲記していた「固定負債」の「繰延税金負債」は、金額的重要性が乏しくなったた
め、当連結会計年度においては「その他」に含めて表示しています。この表示方法の変更を反映させるため、前連結
会計年度の連結財務諸表の組み替えを行っています。
この結果、前連結会計年度の連結貸借対照表において、「固定負債」の「繰延税金負債」に表示していた4百万円
は、「その他」として組み替えております。
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(追加情報)
(従業員等に信託を通じて自社の株式を交付する取引)
(1)取引の概要
当社は、2011年12月20日より、株主の皆様と株式価値を共有し、株価及び業績向上への従業員の意欲や士気を高め
ることを目的として「株式給付信託(J-ESOP)」(以下「本制度」といいます。)を導入しております。本制度は、あら
かじめ株式会社ニトリが定めた株式給付規程に基づき、従業員等にポイントを付与し、そのポイントに応じて従業員
等に対し当社株式を給付する仕組みです。
(2)信託を通じて自社の株式を交付する取引に関する会計処理
「従業員等に信託を通じて自社の株式を交付する取引に関する実務上の取扱い」(実務対応報告第30号 2015年3月
26日)により、従来採用していた方法を継続しております。
(3)信託が保有する自社の株式に関する事項
信託における帳簿価額は、当連結会計年度108百万円であります。信託に残存する当社株式を、信託における帳簿価
額(付随費用の金額を除く。)により、純資産の部に自己株式として計上しております。当該自己株式の当連結会計
年度の帳簿価額及び株式数は、1,358百万円、96,690株であります。
(連結貸借対照表関係)
※1 担保に供している資産は次のとおりであります。
前連結会計年度 当連結会計年度
(2018年2月20日) (2019年2月20日)
建物及び構築物 1,933 百万円 1,808 百万円
差入保証金 50 36
合計 1,983 1,844
上記に対応する債務は次のとおりであります。
前連結会計年度 当連結会計年度
(2018年2月20日) (2019年2月20日)
支払手形及び買掛金 58 百万円 45 百万円
流動負債その他 117 112
固定負債その他 1,954 1,837
合計 2,130 1,995
※2 関連会社に対するものは、次のとおりであります。
前連結会計年度
当連結会計年度
(2019年2月20日)
(2018年2月20日)
投資有価証券(株式) 23,080 百万円 22,529 百万円
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(連結損益計算書関係)
※1 販売費及び一般管理費のうち主要な費目及び金額は、次のとおりであります。
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2017年2月21日 (自 2018年2月21日
至 2018年2月20日) 至 2019年2月20日)
発送配達費 26,448 百万円 26,257 百万円
広告宣伝費 16,726 16,658
給料手当及び賞与 61,381 65,308
賞与引当金繰入額 2,850 3,652
退職給付費用 1,250 1,393
賃借料 33,561 36,563
減価償却費 11,357 12,311
業務委託費 14,021 16,532
※2 固定資産売却益の内訳は、次のとおりであります。
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2017年2月21日 (自 2018年2月21日
至 2018年2月20日) 至 2019年2月20日)
建物及び構築物 0 百万円 2 百万円
機械装置及び運搬具 169 ▶
工具、器具及び備品 1 0
有形固定資産その他 29 3
合計 201 10
※3 固定資産除売却損の内訳は、次のとおりであります。
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2017年2月21日 (自 2018年2月21日
至 2018年2月20日) 至 2019年2月20日)
除却損
建物及び構築物 77 百万円 55 百万円
機械装置及び運搬具 2 14
工具、器具及び備品 13 ▶
有形固定資産その他 21 -
無形固定資産その他 8 13
売却損
機械装置及び運搬具 - 1
工具、器具及び備品 1 6
無形固定資産その他 ▶ -
合計 130 94
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※4 減損損失
前連結会計年度において、当社グループは以下の資産グループについて減損損失を計上しました。
減損損失
地域 用途 種類
(百万円)
建物及び構築物
東京都大田区他 店舗 4,500
土地・借地権
中華人民共和国 店舗 建物及び構築物等 460
インドネシア 工場設備 建物及び構築物等 432
台湾 店舗 建物及び構築物等 19
米国 店舗 工具、器具及び備品 2
当社グループは、事業の種類毎に資産をグルーピングしております。そのうち一部の店舗については収益性を勘
案し、減損損失を計上しました。また、当社グループの土地のうち時価が下落したものについて、帳簿価額を回収
可能価額まで減額し、減損損失を計上しました。
回収可能価額を正味売却価額により測定している場合には、不動産鑑定評価額及び固定資産税評価額等に基づき
算出しております。また、使用価値により測定している場合には、使用価値を零として算出しております。
当連結会計年度において、当社グループは以下の資産グループについて減損損失を計上しました。
減損損失
地域 用途 種類
(百万円)
日本 店舗 建物及び構築物等 243
中華人民共和国 店舗 建物及び構築物等 410
当社グループは、事業の種類毎に資産をグルーピングしております。そのうち一部の店舗については閉店の決定
または収益性の低下を勘案し、減損損失を計上しました。
回収可能価額を正味売却価額により測定している場合には、不動産鑑定評価額及び固定資産税評価額等に基づき
算出しております。また、使用価値により測定している場合には、使用価値を零として算出しております。
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(連結包括利益計算書関係)
※ その他の包括利益に係る組替調整額及び税効果額
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2017年2月21日 (自 2018年2月21日
至 2018年2月20日) 至 2019年2月20日)
その他有価証券評価差額金:
当期発生額 △136 百万円 273 百万円
- △53
組替調整額
税効果調整前
△136 219
49 △69
税効果額
その他有価証券評価差額金 △87 150
繰延ヘッジ損益:
△16,017 1,018
当期発生額
税効果調整前
△16,017 1,018
4,942 △314
税効果額
繰延ヘッジ損益 △11,074 704
為替換算調整勘定:
当期発生額 862 △2,204
退職給付に係る調整額
当期発生額 7 △183
114 56
組替調整額
税効果調整前
122 △127
△5 38
税効果額
退職給付に係る調整額 116 △88
その他の包括利益合計 △10,182 △1,437
(連結株主資本等変動計算書関係)
前連結会計年度(自 2017年2月21日 至 2018年2月20日)
1.発行済株式の種類及び総数並びに自己株式の種類及び株式数に関する事項
当連結会計年度 当連結会計年度 当連結会計年度 当連結会計年度末
期首株式数(株) 増加株式数(株) 減少株式数(株) 株式数(株)
発行済株式
普通株式 114,443,496 - - 114,443,496
合計 114,443,496 - - 114,443,496
自己株式
普通株式
2,931,758 262 446,662 2,485,358
(注1,2,3)
合計 2,931,758 262 446,662 2,485,358
(注) 1.普通株式の自己株式の株式数の増加262株は、単元未満株式の買取によるものであります。
2.普通株式の自己株式の株式数の減少446,662株は、2011年12月20日付の取締役会で導入を決議しました「株
式給付信託(J-ESOP)」の行使による減少98,062株及びストックオプションの行使による減少348,600株であ
ります。
3.普通株式の自己株式の当連結会計年度末株式数には、「株式給付信託(J-ESOP)」導入において設定した資産
管理サービス信託銀行株式会社(信託E口)が保有する当社株式が164,302株含まれております。
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2.新株予約権及び自己新株予約権に関する事項
新株予約権の目的となる株式の数(株)
新株予約権の 当連結会計
目的となる 年度末残高
区分 新株予約権の内訳
当連結会計 当連結会計 当連結会計 当連結会計
株式の種類 (百万円)
年度期首 年度増加 年度減少 年度末
提出会社
ストック・オプション
- - - - - 677
としての新株予約権
(親会社)
合計 - - - - - 677
3.配当に関する事項
(1) 配当金支払額
配当金の総額
1株当たり配当額
決議 株式の種類 基準日 効力発生日
(円)
(百万円)
2017年3月28日
普通株式 5,252 47 2017年2月20日 2017年4月21日
取締役会(注)1
2017年9月27日
普通株式 5,039 45 2017年8月20日 2017年10月24日
取締役会(注)2
(注) 1.2017年2月20日を基準日とする配当金の総額は、「株式給付信託(J-ESOP)」の導入において設定した資産管
理サービス信託銀行株式会社(信託E口)が保有する当社株式に対する配当金12百万円を含めて記載しており
ます。
2.2017年8月20日を基準日とする配当金の総額は、「株式給付信託(J-ESOP)」の導入において設定した資産管
理サービス信託銀行株式会社(信託E口)が保有する当社株式に対する配当金7百万円を含めて記載しており
ます。
(2) 基準日が当連結会計年度に属する配当のうち、配当の効力発生日が翌連結会計年度となるもの
配当金の総額 1株当たり
決議 株式の種類 配当の原資 基準日 効力発生日
(百万円) 配当額(円)
2018年3月27日
普通株式 5,269 利益剰余金 47 2018年2月20日 2018年4月26日
取締役会
(注) 配当金の総額は、「株式給付信託(J-ESOP)」の導入において設定した資産管理サービス信託銀行株式会社(信託
E口)が保有する当社株式に対する配当金7百万円を含めて記載しております。
当連結会計年度(自 2018年2月21日 至 2019年2月20日)
1.発行済株式の種類及び総数並びに自己株式の種類及び株式数に関する事項
当連結会計年度 当連結会計年度 当連結会計年度 当連結会計年度末
期首株式数(株) 増加株式数(株) 減少株式数(株) 株式数(株)
発行済株式
普通株式 114,443,496 - - 114,443,496
合計 114,443,496 - - 114,443,496
自己株式
普通株式
2,485,358 272 263,812 2,221,818
(注1,2,3)
合計 2,485,358 272 263,812 2,221,818
(注) 1.普通株式の自己株式の株式数の増加272株は、単元未満株式の買取によるものであります。
2.普通株式の自己株式の株式数の減少263,812株は、2011年12月20日付の取締役会で導入を決議しました「株
式給付信託(J-ESOP)」の行使による減少67,612株及びストックオプションの行使による減少196,200株であ
ります。
3.普通株式の自己株式の当連結会計年度末株式数には、「株式給付信託(J-ESOP)」導入において設定した資産
管理サービス信託銀行株式会社(信託E口)が保有する当社株式が96,690株含まれております。
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2.新株予約権及び自己新株予約権に関する事項
新株予約権の目的となる株式の数(株)
新株予約権の 当連結会計
目的となる 年度末残高
区分 新株予約権の内訳
当連結会計 当連結会計 当連結会計 当連結会計
株式の種類 (百万円)
年度期首 年度増加 年度減少 年度末
提出会社
ストック・オプション
- - - - - 470
としての新株予約権
(親会社)
合計 - - - - - 470
3.配当に関する事項
(1) 配当金支払額
配当金の総額
1株当たり配当額
決議 株式の種類 基準日 効力発生日
(円)
(百万円)
2018年3月27日
普通株式 5,269 47 2018年2月20日 2018年4月26日
取締役会(注)1
2018年9月26日
普通株式 5,276 47 2018年8月20日 2018年10月23日
取締役会(注)2
(注) 1.2018年2月20日を基準日とする配当金の総額は、「株式給付信託(J-ESOP)」の導入において設定した資産管
理サービス信託銀行株式会社(信託E口)が保有する当社株式に対する配当金7百万円を含めて記載しており
ます。
2.2018年8月20日を基準日とする配当金の総額は、「株式給付信託(J-ESOP)」の導入において設定した資産管
理サービス信託銀行株式会社(信託E口)が保有する当社株式に対する配当金4百万円を含めて記載しており
ます。
(2) 基準日が当連結会計年度に属する配当のうち、配当の効力発生日が翌連結会計年度となるもの
配当金の総額 1株当たり
決議 株式の種類 配当の原資 基準日 効力発生日
(百万円) 配当額(円)
2019年4月8日
普通株式 5,615 利益剰余金 50 2019年2月20日 2019年4月25日
取締役会
(注) 配当金の総額は、「株式給付信託(J-ESOP)」の導入において設定した資産管理サービス信託銀行株式会社(信託
E口)が保有する当社株式に対する配当金4百万円を含めて記載しております。
(連結キャッシュ・フロー計算書関係)
※ 現金及び現金同等物の期末残高と連結貸借対照表に掲記されている科目の金額との関係
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2017年2月21日 (自 2018年2月21日
至 2018年2月20日) 至 2019年2月20日)
現金及び預金勘定 63,339 百万円 102,345 百万円
預入期間が3か月を超える
△2,416 △2,292
定期預金
現金及び現金同等物 60,923 100,053
(リース取引関係)
(借主側)
1.ファイナンス・リース取引
所有権移転外ファイナンス・リース取引
① リース資産の内容
主に店舗の建物であります。
② リース資産の減価償却の方法
連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項「4.会計方針に関する事項 (2) 重要な減価償却資産の減価
償却の方法」に記載のとおりであります。
なお、所有権移転外ファイナンス・リース取引のうち、リース取引開始日が2009年2月20日以前のリース取引に
ついては、通常の賃貸借取引に係る方法に準じた会計処理によっておりますが、その内容につきましては金額の重
要性が乏しいため、記載を省略しております。
2.オペレーティング・リース取引
オペレーティング・リース取引のうち解約不能のものに係る未経過リース料
(単位:百万円)
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前連結会計年度 当連結会計年度
(2018年2月20日) (2019年2月20日)
1年内 5,659 7,239
1年超 33,877 38,383
合計 39,536 45,623
(貸主側)
オペレーティング・リース取引
オペレーティング・リース取引のうち解約不能のものに係る未経過リース料
(単位:百万円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(2018年2月20日) (2019年2月20日)
1年内 1,159 1,104
1年超 9,315 8,541
合計 10,475 9,646
(金融商品関係)
1.金融商品の状況に関する事項
(1) 金融商品に対する取組方針
当社グループは、設備投資計画、資金繰り表等に照らして、必要な資金を主として金融機関からの借入により調
達しております。デリバティブ取引は、後述するリスクを回避するために利用し、投機的な取引は行っておりませ
ん。
(2) 金融商品の内容及びそのリスク並びにリスク管理体制
営業債権である受取手形及び売掛金は、取引先の信用リスクに晒されておりますが、回収までの期間が短く、貸
倒実績率も極めて低い状況であります。当該リスクについては、取引先ごとに期日管理、残高管理を行うととも
に、信用状態が危惧される場合は、速やかに回収を図るなどリスクの低減に努めております。
投資有価証券は、時価のあるものについては市場価格の変動リスク、時価のないものについては当該企業の経営
成績等により減損のリスクに晒されておりますが、定期的に時価等の把握を行っております。
差入保証金及び敷金は、主に店舗の賃貸借契約によるものであり、預託先の信用リスクに晒されておりますが、
預託先ごとに期日管理、残高管理を行うとともに、財務状況等の悪化等による回収懸念の早期把握や軽減を図って
おります。
営業債務である支払手形及び買掛金、未払金並びに未払法人税等は、そのほとんどが3ヶ月以内の支払期日であ
ります。
長期借入金は、長期運転資金に充当するものであります。
デリバティブ取引は、外貨建金銭債務に係る為替変動リスクに対するヘッジを目的とした為替予約取引でありま
す。当社グループの取引の相手方は、いずれも信用度の高い金融機関であり、相手方の債務不履行による信用リス
クはほとんどないと判断しております。取引の執行・管理については、取引権限を定めた社内ルールに従い、経理
部門が決裁者の承認を得て行っております。
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(3) 金融商品の時価等に関する事項についての補足説明
金融商品の時価には、市場価格に基づく価額のほか、市場価格がない場合には合理的に算定された価額が含まれ
ております。当該価額の算定においては変動要因を織り込んでいるため、異なる条件等を採用することにより、当
該価額が変動することがあります。
また、注記事項「デリバティブ取引関係」におけるデリバティブ取引に関する契約額等については、その金額自
体がデリバティブ取引に係る市場リスクを示すものではありません。
2.金融商品の時価等に関する事項
連結貸借対照表計上額、時価及びこれらの差額については、次のとおりであります。なお、時価を把握することが
極めて困難と認められるものは含まれておりません((注)2.参照)。
前連結会計年度(2018年2月20日)
連結貸借対照表計上額
時価(百万円) 差額(百万円)
(百万円)
(1) 現金及び預金
63,339 63,339 -
(2) 受取手形及び売掛金
22,458 22,458 -
(3) 投資有価証券
-
その他有価証券 3,090 3,090 -
関連会社株式 23,080 42,739 19,658
(4) 差入保証金
14,813 16,013 1,199
(5) 敷金
21,880 21,535 △344
資産計 148,662 169,176 20,513
(1) 支払手形及び買掛金
19,607 19,607 -
(2) 未払金
18,323 18,323 -
(3) 未払法人税等
17,399 17,399 -
(4) 長期借入金
10,000 10,015 15
(1年内返済予定のものを含む)
負債計 65,330 65,346 15
デリバティブ取引 (*)
(1,018) (1,018) -
(*) デリバティブ取引によって生じた正味の債権・債務は純額で表示しており、合計で正味の債務となる項目につい
ては( )で示しております。
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当連結会計年度(2019年2月20日)
連結貸借対照表計上額
時価(百万円) 差額(百万円)
(百万円)
(1) 現金及び預金
102,345 102,345 -
(2) 受取手形及び売掛金
24,818 24,818 -
(3) 投資有価証券
その他有価証券 3,290 3,290 -
関連会社株式 22,529 49,351 26,821
(4) 差入保証金
14,268 15,338 1,069
(5) 敷金
22,908 22,645 △262
資産計 190,161 217,789 27,627
(1) 支払手形及び買掛金
20,956 20,956 -
(2) 未払金
23,752 23,752 -
(3) 未払法人税等
19,472 19,472 -
(4) 長期借入金
8,028 8,041 12
(1年内返済予定のものを含む)
負債計 72,210 72,223 12
(注)1.金融商品の時価の算定方法並びに有価証券及びデリバティブ取引に関する事項
資 産
(1) 現金及び預金、(2) 受取手形及び売掛金
これらは短期間で決済されるため、時価は帳簿価額にほぼ等しいことから、当該帳簿価額によっておりま
す。
(3) 投資有価証券
投資有価証券の時価について、株式は取引所の価格によっております。
また、保有目的ごとの有価証券に関する注記事項は、「有価証券関係」注記を参照ください。
(4) 差入保証金
差入保証金の時価は、償還予定時期ごとの信用リスクを織り込んだその将来キャッシュ・フローを国債の
利回り等適切な指標に基づいた利率で割り引いた現在価値により算定しております。
(5) 敷金
敷金の時価は、一定の期間ごとの信用リスクを織り込んだその将来キャッシュ・フローを国債の利回り等
適切な指標に基づいた利率で割り引いた現在価値により算定しております。
負 債
(1) 支払手形及び買掛金、(2) 未払金、(3) 未払法人税等
これらは短期間で決済されるため、時価は帳簿価額にほぼ等しいことから、当該帳簿価額によっておりま
す。
(4) 長期借入金
長期借入金の時価については、元利金の合計額を同様の新規借入を行った場合に想定される利率で割り引
いて算定する方法によっております。
デリバティブ取引
注記事項「デリバティブ取引関係」をご参照下さい。
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2.時価を把握することが極めて困難と認められる金融商品
(単位:百万円)
前連結会計年度 当連結会計年度
区分
(2018年2月20日) (2019年2月20日)
非上場株式 300 283
非上場株式は、市場価格がなく、時価を把握することが極めて困難と認められるため、「資産(3) 投資有価証
券 その他有価証券」に含めておりません。
3.金銭債権の連結決算日後の償還予定額
前連結会計年度(2018年2月20日)
(単位:百万円)
1年超 5年超
1年以内 10年超
5年以内 10年以内
現金及び預金 63,339 - - -
受取手形及び売掛金 22,458 - - -
合計 85,797 - - -
差入保証金及び敷金については、返還期日を明確に把握できないため、償還予定額を記載しておりません。
当連結会計年度(2019年2月20日)
(単位:百万円)
1年超 5年超
1年以内 10年超
5年以内 10年以内
現金及び預金 102,345 - - -
受取手形及び売掛金 24,818 - - -
合計 127,164 - - -
差入保証金及び敷金については、返還期日を明確に把握できないため、償還予定額を記載しておりません。
4.長期借入金の連結決算日後の返済予定額
前連結会計年度(2018年2月20日)
(単位:百万円)
1年超 2年超 3年超 4年超
1年以内 5年超
2年以内 3年以内 4年以内 5年以内
長期借入金 2,000 2,000 2,000 2,000 2,000 -
合計 2,000 2,000 2,000 2,000 2,000 -
当連結会計年度(2019年2月20日)
(単位:百万円)
1年超 2年超 3年超 4年超
1年以内 5年超
2年以内 3年以内 4年以内 5年以内
長期借入金 2,000 2,026 2,002 2,000 - -
合計 2,000 2,026 2,002 2,000 - -
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(有価証券関係)
1.その他有価証券
前連結会計年度(2018年2月20日)
連結貸借対照表
種類 取得原価(百万円) 差額(百万円)
計上額(百万円)
連結貸借対照表計上額が取
株式 1,577 274 1,302
得原価を超えるもの
連結貸借対照表計上額が取
株式 1,512 1,677 △165
得原価を超えないもの
合計 3,090 1,952 1,137
(注) 非上場株式(連結貸借対照表計上額 300百万円)については、市場価格がなく、時価を把握することが極めて困
難と認められることから、上表の「その他有価証券」には含めておりません。
当連結会計年度(2019年2月20日)
連結貸借対照表
種類 取得原価(百万円) 差額(百万円)
計上額(百万円)
連結貸借対照表計上額が取
株式 1,657 254 1,403
得原価を超えるもの
連結貸借対照表計上額が取
株式 1,632 1,677 △45
得原価を超えないもの
合計 3,290 1,932 1,357
(注) 非上場株式(連結貸借対照表計上額 283百万円)については、市場価格がなく、時価を把握することが極めて困
難と認められることから、上表の「その他有価証券」には含めておりません。
2.売却したその他有価証券
前連結会計年度(自 2017年2月21日 至 2018年2月20日)
売却益の合計額 売却損の合計額
種類 売却額(百万円)
(百万円) (百万円)
株式 10 6 -
合計 10 6 -
当連結会計年度(自 2018年2月21日 至 2019年2月20日)
売却益の合計額 売却損の合計額
種類 売却額(百万円)
(百万円) (百万円)
株式 91 53 -
合計 91 53 -
3.減損処理を行った有価証券
前連結会計年度において、減損処理は行なっておりません。
当連結会計年度において、減損処理は行なっておりません。
なお、減損処理にあたっては、期末における時価が取得原価に比べ50%以上下落した場合にはすべて減損処理を行
い、30~50%程度下落した場合には、当該金額の重要性、回復可能性等を考慮して必要と認められた額について減損
処理を行っております。
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(デリバティブ取引関係)
1.ヘッジ会計が適用されていないデリバティブ取引
前連結会計年度(2018年2月20日)
該当事項はありません。
当連結会計年度(2019年2月20日)
該当事項はありません。
2.ヘッジ会計が適用されているデリバティブ取引
通貨関連
前連結会計年度(2018年2月20日)
契約額等の
ヘッジ会計 契約額等 時価
取引の種類 主なヘッジ対象 うち1年超
の方法 (百万円) (百万円)
(百万円)
為替予約取引
原則的処理方法 買建
米ドル 買掛金 54,487 - △1,018
(注) 時価の算定方法
取引先金融機関等から提示された価格等に基づき算定しております。
当連結会計年度(2019年2月20日)
該当事項はありません。
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(退職給付関係)
1.採用している退職給付制度の概要
当社及び一部の連結子会社は、退職給付制度として、確定給付企業年金制度、退職一時金制度及び確定拠出年金制
度を設けております。また、従業員の退職に際して、退職給付会計に準拠した数理計算による退職給付債務の対象と
されない割増退職金を支払う場合があります。
2.確定給付制度
(1) 退職給付債務の期首残高と期末残高の調整表
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2017年2月21日 (自 2018年2月21日
至 2018年2月20日) 至 2019年2月20日)
退職給付債務の期首残高 5,570 百万円 6,012 百万円
期首残高 5,570 6,012
勤務費用 822 977
利息費用 26 27
数理計算上の差異の発生額 110 112
退職給付の支払額 △517 △369
退職給付債務の期末残高 6,012 6,762
(注) 簡便法を適用した制度を含めております。
(2) 年金資産の期首残高と期末残高の調整表
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2017年2月21日 (自 2018年2月21日
至 2018年2月20日) 至 2019年2月20日)
年金資産の期首残高 2,936 百万円 3,299 百万円
期待運用収益 58 65
数理計算上の差異の発生額 91 △70
事業主からの拠出額 313 421
退職給付の支払額 △100 △156
年金資産の期末残高 3,299 3,559
(3) 退職給付債務及び年金資産の期末残高と連結貸借対照表に計上された退職給付に係る負債及び退職給付に係る資
産の調整表
前連結会計年度 当連結会計年度
(2018年2月20日) (2019年2月20日)
積立型制度の退職給付債務 3,277 百万円 3,650 百万円
年金資産 △3,299 △3,559
△21 90
非積立型制度の退職給付債務 2,735 3,111
連結貸借対照表に計上された
2,713 3,202
負債と資産の純額
退職給付に係る負債 2,713 3,202
連結貸借対照表に計上された
2,713 3,202
負債と資産の純額
(注) 簡便法を適用した制度を含めております。
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(4) 退職給付費用及びその内訳項目の金額
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2017年2月21日 (自 2018年2月21日
至 2018年2月20日) 至 2019年2月20日)
勤務費用 822 百万円 977 百万円
利息費用 26 27
期待運用収益 △58 △65
数理計算上の差異の費用処理額 149 91
過去勤務費用の費用処理額 △35 △35
確定給付制度に係る退職給付費用 904 996
特別退職金 354 -
(注) 1.簡便法を適用した制度を含めております。
2.特別退職金は特別損失に計上しております。
(5) 退職給付に係る調整額
退職給付に係る調整額に計上した項目(税効果控除前)の内訳は次のとおりであります。
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2017年2月21日 (自 2018年2月21日
至 2018年2月20日) 至 2019年2月20日)
過去勤務費用 △35 百万円 △35 百万円
数理計算上の差異 157 △91
合計 122 △127
(6) 退職給付に係る調整累計額
退職給付に係る調整累計額に計上した項目(税効果控除前)の内訳は次のとおりであります。
前連結会計年度 当連結会計年度
(2018年2月20日) (2019年2月20日)
未認識過去勤務費用 109 百万円 74 百万円
未認識数理計算上の差異 △512 △604
合計 △403 △530
(7) 年金資産に関する事項
① 年金資産の主な内訳
年金資産合計に対する主な分類ごとの比率は、次のとおりであります。
前連結会計年度 当連結会計年度
(2018年2月20日) (2019年2月20日)
一般勘定 44 % 45 %
債券 30 29
株式 25 24
その他 1 2
合計 100 100
② 長期期待運用収益率の設定方法
年金資産の長期期待運用収益率を決定するため、現在及び予想される年金資産の配分と、年金資産を構成する
多様な資産からの現在及び将来期待される長期の収益率を考慮しております。
(8) 数理計算上の計算基礎に関する事項
主要な数理計算上の計算基礎(加重平均で表しております。)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2017年2月21日 (自 2018年2月21日
至 2018年2月20日) 至 2019年2月20日)
割引率 主として 0.5 % 主として 0.3 %
長期期待運用収益率 2.0 2.0
予想昇給率 主として 4.6 主として 4.7
3.確定拠出制度
確定拠出制度への要拠出額は、前連結会計年度 368百万円 、当連結会計年度 397百万円 であります。
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(ストック・オプション等関係)
1.ストック・オプションに係る費用計上額及び科目名
(単位:百万円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2017年2月21日 (自 2018年2月21日
至 2018年2月20日) 至 2019年2月20日)
販売費及び一般管理費 105 -
2.権利不行使による失効により利益として計上した金額
(単位:百万円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2017年2月21日 (自 2018年2月21日
至 2018年2月20日) 至 2019年2月20日)
新株予約権戻入益 49 11
3.ストック・オプションの内容、規模及びその変動状況
(1) ストック・オプションの内容
第6回新株予約権 第7回新株予約権
株主総会決議年月日 2014年5月9日 2014年5月9日
取締役会決議年月日 2014年6月27日 2014年6月27日
執行役員 14
取締役 8
付与対象者の
子会社の取締役 4
区分及び人数(名)
監査役 3
子会社の従業員 3,239
株式の種類別の
普通株式 普通株式
ストック・オプ
121,000 904,100
ションの数(株)
付与日 2014年7月14日 2014年6月30日
権利確定条件 - -
自 2014年7月14日 自 2014年6月30日
対象勤務期間
至 2017年7月14日 至 2017年6月30日
自 2017年7月15日 自 2017年7月1日
権利行使期間
至 2020年7月14日 至 2020年6月30日
(注) 権利確定条件は付されておりません。
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(2) ストック・オプションの規模及びその変動状況
当連結会計年度(2019年2月期)において存在したストック・オプションを対象とし、ストック・オプションの数
については、株式数に換算して記載しております。
① ストック・オプションの数
第6回新株予約権 第7回新株予約権
権利確定前 (株)
前連結会計年度末 - -
付与 - -
失効 - -
権利確定 - -
未確定残 - -
権利確定後 (株)
前連結会計年度末 20,300 658,900
権利確定 - -
権利行使 6,600 189,600
失効 1,200 10,000
未行使残 12,500 459,300
② 単価情報
第6回新株予約権 第7回新株予約権
権利行使価格(円) 5,650 5,540
行使時平均株価(円) 16,553 16,553
付与日における公正
1,022 996
な評価単価(円)
4.ストック・オプションの権利確定数の見積方法
過去の退職による失効率を参考に、権利不確定による失効数を見積り算定しております。
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(税効果会計関係)
1.繰延税金資産及び繰延税金負債の発生の主な原因別の内訳
前連結会計年度 当連結会計年度
(2018年2月20日) (2019年2月20日)
繰延税金資産(流動)
未払事業税・事業所税 1,243 百万円 1,376 百万円
未払不動産取得税 50 54
賞与引当金 855 1,094
ポイント引当金 512 611
未実現たな卸資産売却益 178 265
繰延ヘッジ損益 314 -
2,442 2,301
その他
繰延税金資産(流動)小計
5,597 5,703
△90 △179
評価性引当額
繰延税金資産(流動)合計
5,507 5,524
△198 △5
繰延税金負債(流動)との相殺
繰延税金資産(流動)の純額
5,309 5,518
繰延税金負債(流動)
198 5
その他
繰延税金負債(流動)合計
198 5
繰延税金資産(流動)との相殺 △198 △5
繰延税金負債(流動)の純額
- -
繰延税金資産(固定)
退職給付に係る負債 830 979
減価償却超過額 3,843 4,612
役員退職慰労引当金 70 70
貸倒引当金 25 3
減損損失及び退店違約金等 1,375 1,371
資産除去債務 1,629 1,741
2,957 4,132
その他
繰延税金資産(固定)小計
10,731 12,911
△2,520 △3,680
評価性引当額
繰延税金資産(固定)合計
8,210 9,230
繰延税金負債(固定)との相殺 △2,762 △2,843
繰延税金資産(固定)の純額
5,447 6,386
繰延税金負債(固定)
その他有価証券評価差額金 341 410
建設協力金等 860 926
資産除去債務に対応する除去費用 885 853
子会社の留保利益金 678 653
0 0
その他
繰延税金負債(固定)合計 2,766 2,843
△2,762 △2,843
繰延税金資産(固定)との相殺
繰延税金負債(固定)の純額 ▶ 0
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2.法定実効税率と税効果会計適用後の法人税等の負担率との差異の原因となった主な項目別の内訳
前連結会計年度(2018年2月20日)
法定実効税率と税効果会計適用後の法人税等の負担率との間の差異が法定実効税率の100分の5以下であるため注
記を省略しております。
当連結会計年度(2019年2月20日)
法定実効税率と税効果会計適用後の法人税等の負担率との間の差異が法定実効税率の100分の5以下であるため注
記を省略しております。
(資産除去債務関係)
重要性が乏しいため、記載を省略しております。
(賃貸等不動産関係)
当社及び一部の連結子会社では、全国主要都市を中心に賃貸収益を得ることを目的として賃貸商業施設等(土地を含
む)を有しております。なお、賃貸等不動産の一部については、当社及び一部の連結子会社が使用しているため、賃貸
等不動産として使用される部分を含む不動産としております。
これら賃貸等不動産及び賃貸等不動産として使用される部分を含む不動産の連結貸借対照表計上額、期中増減額及
び時価は、次のとおりであります。
(単位:百万円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2017年2月21日 (自 2018年2月21日
至 2018年2月20日) 至 2019年2月20日)
期首残高 22,367 37,580
連結貸借対照表
期中増減額 15,212 1,647
計上額
賃貸等不動産
期末残高 37,580 39,228
期末時価 37,141 38,866
期首残高 42,080 40,989
連結貸借対照表
賃貸等不動産とし
期中増減額 △1,090 △1,216
計上額
て使用される部分
期末残高 40,989 39,773
を含む不動産
期末時価 46,972 45,609
(注) 1.連結貸借対照表計上額は、取得原価から減価償却累計額を控除した金額であります。
2.賃貸等不動産の期中増減額のうち、前連結会計年度の主な増加額は、西宮市高松町(西宮北口)物件の取得
(7,794百万円)及び大阪市城東区放出物件(7,891百万円)であります。
当連結会計年度の主な増加額は、福岡志免町物件の取得(1,545百万円)であります。
3.賃貸等不動産として使用される部分を含む不動産の期中増減額のうち、前連結会計年度の主な減少額は減価
償却による簿価の減少(991百万円)であります。当連結会計年度の主な減少額は減価償却による簿価の減少
(1,001百万円)であります。
4.期末の時価は、一定の評価額や適切に市場価格を反映していると考えられる指標に基づく価額によっており
ます。
また、賃貸等不動産及び賃貸等不動産として使用される部分を含む不動産に関する損益は、次のとおりであります。
(単位:百万円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2017年2月21日 (自 2018年2月21日
至 2018年2月20日) 至 2019年2月20日)
賃貸収益 953 1,012
賃貸等不動産 賃貸費用 395 385
差額 557 627
賃貸収益 6,028 6,232
賃貸等不動産とし
て使用される部分 賃貸費用 3,179 3,253
を含む不動産
差額 2,848 2,978
(注) 賃貸等不動産として使用される部分を含む不動産には、サービスの提供及び経営管理として当社及び一部の連
結子会社が使用している部分も含むため、当該部分の賃貸収益は、計上されておりません。なお、当該不動産
に係る費用(減価償却費、保険料、租税公課等)については、賃貸費用に含まれております。
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(セグメント情報等)
【セグメント情報】
前連結会計年度(自 2017年2月21日 至 2018年2月20日)及び当連結会計年度(自 2018年2月21日 至 2019
年2月20日)
当社グループの報告セグメントは、家具・インテリア用品の販売事業の一つであるため、記載を省略しておりま
す。
【関連情報】
前連結会計年度(自 2017年2月21日 至 2018年2月20日)
1.製品及びサービスごとの情報
(単位:百万円)
家具・インテリア用品の
その他 合計
販売
外部顧客への売上高 558,906 13,153 572,060
2.地域ごとの情報
(1) 売上高
本邦の外部顧客への売上高が、連結損益計算書の売上高の90%を超えるため、記載を省略しております。
(2) 有形固定資産
本邦に所在している有形固定資産の金額が、連結貸借対照表の有形固定資産の金額の90%を超えるため、記
載を省略しております。
3.主要な顧客ごとの情報
外部顧客への売上高のうち、連結損益計算書の売上高の10%以上を占める相手先はありません。
当連結会計年度(自 2018年2月21日 至 2019年2月20日)
1.製品及びサービスごとの情報
(単位:百万円)
家具・インテリア用品の
その他 合計
販売
外部顧客への売上高 595,048 13,082 608,131
2.地域ごとの情報
(1) 売上高
本邦の外部顧客への売上高が、連結損益計算書の売上高の90%を超えるため、記載を省略しております。
(2) 有形固定資産
本邦に所在している有形固定資産の金額が、連結貸借対照表の有形固定資産の金額の90%を超えるため、記
載を省略しております。
3.主要な顧客ごとの情報
外部顧客への売上高のうち、連結損益計算書の売上高の10%以上を占める相手先はありません。
【報告セグメントごとの固定資産の減損損失に関する情報】
前連結会計年度(自 2017年2月21日 至 2018年2月20日)及び当連結会計年度(自 2018年2月21日 至 2019
年2月20日)
当社グループの報告セグメントは、家具・インテリア用品の販売事業の一つであり、開示情報としての重要性が
乏しいため、記載を省略しております。
【報告セグメントごとののれんの償却額及び未償却残高に関する情報】
該当事項はありません。
【報告セグメントごとの負ののれん発生益に関する情報】
該当事項はありません。
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【関連当事者情報】
関連当事者との取引
(1) 連結財務諸表提出会社と関連当事者との取引
連結財務諸表提出会社の役員及び主要株主(個人の場合に限る。)等
前連結会計年度(自 2017年2月21日 至 2018年2月20日)
資本金又
議決権等の
取引金額 期末残高
会社等の名称又 事業の内容又 関連当事者
は出資金
種類 所在地 所有(被所 取引の内容 科目
は氏名 は職業 との関係
(百万円) (百万円)
(百万円) 有)割合(%)
(被所有) ストックオプ
当社
役員 似鳥 昭雄 - - 直接 - ションの行使 452 - -
代表取締役
3.05 (注)2
(被所有) ストックオプ
当社
役員 久保 隆男 - - 直接 - ションの行使 16 - -
取締役
0.02 (注)2
(被所有) ストックオプ
当社社外
役員 安藤 隆春 - - 直接 - ションの行使 11 - -
取締役
0.00 (注)2
(被所有) ストックオプ
当社社外
役員 竹島 一彦 - - 直接 - ションの行使 11 - -
取締役
0.00 (注)2
ストックオプ
前当社
役員 古宮 小進 - - - - ションの行使 19 - -
取締役
(注)3
代表取締役
(被所有)
役員の
建物の賃借(注)
似鳥 みつ子 - - 直接 建物の賃借 16 敷金 28
似鳥昭雄の
4
近親者
実母 0.01
(注) 1.記載金額には消費税等は含まれておりません。
2.2014年5月9日定時株主総会決議に基づき付与されたストックオプションの当連結会計年度における権利行
使を記載しております。
3.2011年5月12日定時株主総会決議に基づき付与されたストックオプションの当連結会計年度における権利行
使を記載しております。
4.建物の賃借については、近隣の取引事例を勘案し協議のうえ決定しております。
当連結会計年度(自 2018年2月21日 至 2019年2月20日)
資本金又
議決権等の
取引金額 期末残高
会社等の名称又 事業の内容又 関連当事者
は出資金
種類 所在地 所有(被所 取引の内容 科目
は氏名 は職業 との関係
(百万円) (百万円)
有)割合(%)
(百万円)
(被所有) ストックオプ
役員 池田 匡紀 - - 当社取締役 直接 - ションの行使 11 - ー
0.04 (注)2
代表取締役
(被所有)
役員の
建物の賃借(注)
似鳥 みつ子 - - 直接 建物の賃借 16 敷金 28
似鳥昭雄の
近親者 3
0.01
実母
(注) 1.記載金額には消費税等は含まれておりません。
2.2014年5月9日定時株主総会決議に基づき付与されたストックオプションの当連結会計年度における権利行
使を記載しております。
3.建物の賃借については、近隣の取引事例を勘案し協議のうえ決定しております。
(2) 連結財務諸表提出会社の連結子会社と関連当事者との取引
該当事項はありません。
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(1株当たり情報)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2017年2月21日 (自 2018年2月21日
至 2018年2月20日) 至 2019年2月20日)
1株当たり純資産額 3,938円89銭 1株当たり純資産額 4,452円99銭
1株当たり当期純利益金額 574円49銭 1株当たり当期純利益金額 608円05銭
潜在株式調整後1株当たり当期純利益 潜在株式調整後1株当たり当期純利益
571円63銭 606円03銭
金額 金額
(注) 1.1株当たり純資産額の算定における「期末株式数」は、連結財務諸表において自己株式として処理している
資産管理サービス信託銀行株式会社(信託E口)が保有する当社株式を控除して算定しております。
2.1株当たり当期純利益金額及び潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額の算定上の基礎は、以下のとおり
であります。
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2017年2月21日 (自 2018年2月21日
至 2018年2月20日) 至 2019年2月20日)
1株当たり当期純利益金額
親会社株主に帰属する当期純利益(百万円) 64,219 68,180
普通株主に帰属しない金額(百万円) - -
普通株式に係る親会社株主に帰属する当期純利益
64,219 68,180
(百万円)
期中平均株式数(千株) 111,785 112,128
潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額
親会社株主に帰属する当期純利益調整額(百万円) - -
普通株式増加数(千株) 557 374
(うち、新株予約権(千株)) ( 557 ) ( 374 )
希薄化効果を有しないため、潜在株式調整後1株当たり
- -
当期純利益金額の算定に含まれなかった潜在株式の概要
(注) 「期中平均株式数」は、連結財務諸表において自己株式として処理している資産管理サービス信託銀行株式会
社(信託E口)が保有する当社株式を控除して算定しております。
(重要な後発事象)
該当事項はありません。
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⑤ 【連結附属明細表】
【社債明細表】
該当事項はありません。
【借入金等明細表】
当期首残高 当期末残高 平均利率
区分 返済期限
(百万円) (百万円) (%)
短期借入金 - 639 3.9 -
1年以内に返済予定の長期借入金 2,000 2,000 0.4 -
1年以内に返済予定のリース債務 187 187 - -
長期借入金(1年以内に返済予定
8,000 6,028 0.4 2020年~2022年
のものを除く。)
リース債務(1年以内に返済予定
2,143 1,956 - 2020年~2032年
のものを除く。)
その他有利子負債 - - - -
合計 12,330 10,812 - -
(注) 1.平均利率については、借入金の期末残高に対する加重平均利率を記載しております。
2. リース債務の平均利率については、リース料総額に含まれる利息相当額を控除する前の金額でリース債務を
連結貸借対照表に計上しているため、記載しておりません。
3.長期借入金及びリース債務(1年以内に返済予定のものを除く。)の連結決算日後5年間の返済予定額は以下
のとおりであります。
1年超2年以内 2年超3年以内 3年超4年以内 4年超5年以内
(百万円) (百万円) (百万円) (百万円)
長期借入金 2,026 2,002 2,000 -
リース債務 187 187 187 187
【資産除去債務明細表】
当連結会計年度期首及び当連結会計年度末における資産除去債務の金額が、当連結会計年度期首及び当連結会
計年度末における負債及び純資産の合計額の100分の1以下であるため、連結財務諸表規則第92条の2の規定によ
り記載を省略しております。
(2) 【その他】
当連結会計年度における四半期情報等
(累計期間) 第1四半期 第2四半期 第3四半期 当連結会計年度
売上高 (百万円) 157,648 301,694 448,536 608,131
税金等調整前四半期
(百万円) 30,530 56,613 77,487 100,490
(当期)純利益金額
親会社株主に帰属
する四半期(当期) (百万円) 19,720 37,958 52,023 68,180
純利益金額
1株当たり四半期
(円) 176.05 338.71 464.06 608.05
(当期)純利益金額
(会計期間) 第1四半期 第2四半期 第3四半期 第4四半期
1株当たり
(円) 176.05 162.67 125.38 144.00
四半期純利益金額
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2 【財務諸表等】
(1) 【財務諸表】
① 【貸借対照表】
(単位:百万円)
前事業年度 当事業年度
(2018年2月20日) (2019年2月20日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 16,668 48,955
売掛金 2,000 1,990
前払費用 461 743
繰延税金資産 282 377
短期貸付金 101,788 116,901
未収入金 1,726 1,989
未収還付法人税等 9,749 9,773
6 5
その他
流動資産合計 132,683 180,737
固定資産
有形固定資産
※1 57,102 ※1 53,639
建物
構築物 2,664 2,410
機械及び装置 857 398
車両運搬具 23 13
工具、器具及び備品 387 371
土地 94,490 94,650
リース資産 1,654 1,515
43 396
建設仮勘定
有形固定資産合計 157,224 153,396
無形固定資産
借地権 3,957 3,957
ソフトウエア 454 621
ソフトウエア仮勘定 - 3,219
2 2
その他
無形固定資産合計 4,414 7,800
投資その他の資産
投資有価証券 3,391 3,573
関係会社株式 59,829 59,430
長期貸付金 469 441
従業員に対する長期貸付金 596 519
長期前払費用 5,381 4,939
繰延税金資産 4,385 4,523
差入保証金 11,768 10,522
敷金 13,548 13,254
その他 2,693 2,688
投資その他の資産合計 102,064 99,893
固定資産合計 263,702 261,090
資産合計 396,386 441,827
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(単位:百万円)
前事業年度 当事業年度
(2018年2月20日) (2019年2月20日)
負債の部
流動負債
1年内返済予定の長期借入金 2,000 2,000
リース債務 138 138
未払金 2,451 3,132
未払法人税等 683 722
預り金 293 283
賞与引当金 182 274
株主優待費用引当金 290 343
※1 1,404 ※1 772
その他
流動負債合計 7,443 7,667
固定負債
長期借入金 8,000 6,000
リース債務 1,515 1,377
役員退職慰労引当金 145 145
※1 6,518 ※1 6,458
長期預り敷金保証金
資産除去債務 2,742 2,742
529 480
その他
固定負債合計 19,452 17,205
負債合計 26,895 24,872
純資産の部
株主資本
資本金 13,370 13,370
資本剰余金
資本準備金 13,506 13,506
2,319 2,920
その他資本剰余金
資本剰余金合計 15,825 16,426
利益剰余金
利益準備金 500 500
その他利益剰余金
別途積立金 53,600 53,600
292,788 339,031
繰越利益剰余金
利益剰余金合計 346,888 393,131
自己株式 △ 8,068 △ 7,391
株主資本合計 368,016 415,537
評価・換算差額等
796 947
その他有価証券評価差額金
評価・換算差額等合計 796 947
新株予約権 677 470
純資産合計 369,490 416,955
負債純資産合計 396,386 441,827
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② 【損益計算書】
(単位:百万円)
前事業年度 当事業年度
(自 2017年2月21日 (自 2018年2月21日
至 2018年2月20日) 至 2019年2月20日)
売上高
不動産賃貸収入 29,656 29,545
59,900 57,526
関係会社受取配当金
売上高合計 89,556 87,071
売上原価
22,271 21,812
不動産賃貸原価
売上原価合計 22,271 21,812
売上総利益 67,284 65,258
※2 5,949 ※2 7,888
販売費及び一般管理費
営業利益 61,335 57,370
営業外収益
受取利息 540 578
受取配当金 36 37
経営指導料 5,393 6,703
399 419
その他
営業外収益合計 6,369 7,739
営業外費用
支払利息 60 75
0 0
その他
営業外費用合計 61 76
経常利益 67,643 65,032
特別利益
違約金収入 36 49
新株予約権戻入益 49 11
2 -
その他
特別利益合計 88 60
特別損失
固定資産除売却損 23 53
関係会社株式評価損 70 5,857
- 62
その他
特別損失合計 93 5,973
税引前当期純利益 67,637 59,119
法人税、住民税及び事業税
2,935 2,633
5 △ 302
法人税等調整額
法人税等合計 2,940 2,331
当期純利益 64,696 56,788
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【売上原価明細書】
前事業年度 当事業年度
(自 2017年2月21日 (自 2018年2月21日
至 2018年2月20日) 至 2019年2月20日)
構成比 構成比
区分 金額(百万円) 金額(百万円)
(%) (%)
支払賃借料 15,559 69.9 15,318 70.2
減価償却費 5,389 24.2 5,146 23.6
1,323 1,347
諸経費 5.9 6.2
売上原価 22,271 100.0 21,812 100.0
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③ 【株主資本等変動計算書】
前事業年度(自 2017年2月21日 至 2018年2月20日)
(単位:百万円)
株主資本
資本剰余金 利益剰余金
株主資本
その他利益剰余金
その他 資本 利益
資本金 自己株式
資本 利益
合計
資本 剰余金 剰余金
別途 繰越利益
準備金 準備金
剰余金 合計 合計
積立金 剰余金
当期首残高 13,370 13,506 1,432 14,939 500 53,600 238,384 292,484 △ 9,276 311,518
当期変動額
剰余金の配当 △ 10,292 △ 10,292 △ 10,292
当期純利益 64,696 64,696 64,696
自己株式の取得 △ 3 △ 3
自己株式の処分 886 886 1,211 2,098
株主資本以外の項目
の当期変動額(純
額)
当期変動額合計 - - 886 886 - - 54,404 54,404 1,207 56,498
当期末残高 13,370 13,506 2,319 15,825 500 53,600 292,788 346,888 △ 8,068 368,016
評価・換算差額等
新株予約権 純資産合計
その他有価証券 評価・換算
評価差額金 差額等合計
当期首残高 884 884 940 313,343
当期変動額
剰余金の配当 △ 10,292
当期純利益 64,696
自己株式の取得 △ 3
自己株式の処分 2,098
株主資本以外の項目
の当期変動額(純 △ 87 △ 87 △ 263 △ 350
額)
当期変動額合計 △ 87 △ 87 △ 263 56,147
当期末残高 796 796 677 369,490
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当事業年度(自 2018年2月21日 至 2019年2月20日)
(単位:百万円)
株主資本
資本剰余金 利益剰余金
株主資本
その他利益剰余金
その他 資本 利益
資本金 自己株式
資本 利益
合計
資本 剰余金 剰余金
別途 繰越利益
準備金 準備金
剰余金 合計 合計
積立金 剰余金
当期首残高 13,370 13,506 2,319 15,825 500 53,600 292,788 346,888 △ 8,068 368,016
当期変動額
剰余金の配当 △ 10,545 △ 10,545 △ 10,545
当期純利益 56,788 56,788 56,788
自己株式の取得 △ ▶ △ ▶
自己株式の処分 600 600 682 1,283
株主資本以外の項目
の当期変動額(純
額)
当期変動額合計 - - 600 600 - - 46,242 46,242 677 47,520
当期末残高 13,370 13,506 2,920 16,426 500 53,600 339,031 393,131 △ 7,391 415,537
評価・換算差額等
新株予約権 純資産合計
その他有価証券 評価・換算
評価差額金 差額等合計
当期首残高 796 796 677 369,490
当期変動額
剰余金の配当 △ 10,545
当期純利益 56,788
自己株式の取得 △ ▶
自己株式の処分 1,283
株主資本以外の項目
の当期変動額(純 150 150 △ 206 △ 56
額)
当期変動額合計 150 150 △ 206 47,464
当期末残高 947 947 470 416,955
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【注記事項】
(重要な会計方針)
1.資産の評価基準及び評価方法
(1) 有価証券の評価基準及び評価方法
① 関係会社株式
総平均法による原価法を採用しております。
② その他有価証券
時価のあるもの
決算日の市場価格等に基づく時価法(評価差額は全部純資産直入法により処理し、売却原価は総平均法により
算定)を採用しております。
時価のないもの
総平均法による原価法を採用しております。
(2) デリバティブ等の評価基準及び評価方法
時価法を採用しております。
2.固定資産の減価償却の方法
(1) 有形固定資産(リース資産を除く)
定率法を採用しております。
ただし、1998年4月1日以降取得の建物(建物付属設備を除く)並びに2016年4月1日以降に取得した建物付属設
備及び構築物については、定額法を採用しております。
なお、主な耐用年数は次のとおりであります。
建物 8年~34年
構築物 10年~20年
機械及び装置 8年~12年
車両運搬具 4年~6年
工具、器具及び備品 5年~10年
また、事業用借地権設定契約に基づく借地権上の建物については借地契約期間を耐用年数とし、残存価額を零と
する定額法によっております。
なお、上記に係る耐用年数は主に20年であります。
(2) 無形固定資産(リース資産を除く)
定額法を採用しております。
なお、自社利用のソフトウエアについては、社内における利用可能期間(5年)に基づく定額法によっておりま
す。
(3) リース資産
リース期間を耐用年数とし、残存価額を零とする定額法を採用しております。
3.引当金の計上基準
(1) 貸倒引当金
売掛金、貸付金等の債権の貸倒損失に備えるため、一般債権については貸倒実績率により、貸倒懸念債権等の特
定の債権については個別に回収可能性を勘案し回収不能見込額を計上しております。
(2) 賞与引当金
従業員の賞与の支給に備えるため、当事業年度末以前1年間の支給実績を基準にして、当事業年度に対応する支
給見込額を計上しております。
(3) 株主優待費用引当金
株主優待券の利用による費用の発生に備えるため、株主優待券の利用実績等を基準として当事業年度末において
将来利用されると見込まれる額を計上しております。
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(4) 役員退職慰労引当金
役員の退職慰労金の支給に備えるため、当社内規に基づく期末要支給額を計上しております。なお、2004年4月
に役員退職慰労金制度を廃止しており、2004年5月以降対応分については引当金計上を行っておりません。
4.その他財務諸表作成のための基本となる重要な事項
(1) 外貨建の資産及び負債の本邦通貨への換算基準
外貨建金銭債権債務は、決算日の直物為替相場により円貨に換算し、換算差額は損益として処理しておりま
す。
(2) 消費税等の会計処理
税抜方式によっております。
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(貸借対照表関係)
※1 担保に供している資産は次のとおりであります。
前事業年度 当事業年度
(2018年2月20日) (2019年2月20日)
建物 1,853 百万円 1,729 百万円
上記に対応する債務は次のとおりであります。
前事業年度 当事業年度
(2018年2月20日) (2019年2月20日)
流動負債その他 117 百万円 112 百万円
長期預り敷金保証金 1,874 1,758
合計 1,992 1,870
2.関係会社に対する金銭債権及び金銭債務
前事業年度 当事業年度
(2018年2月20日) (2019年2月20日)
短期金銭債権 105,187 百万円 120,335 百万円
短期金銭債務 1,005 1,067
3.保証債務
下記関係会社の支払債務に対する債務保証
前事業年度 当事業年度
(2018年2月20日) (2019年2月20日)
NITORI USA, INC. 1,171 百万円 1,781 百万円
Thai Negoro Co., Ltd - 627
株式会社ニトリパブリック 34 25
宜得利家居股份有限公司 8 30
似鳥(中国)投資有限公司 - 31
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(損益計算書関係)
1.関係会社との取引高
前事業年度 当事業年度
(自 2017年2月21日 (自 2018年2月21日
至 2018年2月20日) 至 2019年2月20日)
売上高 82,931 百万円 79,655 百万円
仕入高 255 255
販売費及び一般管理費 389 423
営業取引以外の取引高 5,730 7,109
※2.販売費及び一般管理費のうち主要な費目及び金額は次のとおりであります。
前事業年度 当事業年度
(自 2017年2月21日 (自 2018年2月21日
至 2018年2月20日) 至 2019年2月20日)
役員報酬 427 百万円 452 百万円
給料手当及び賞与 1,630 2,255
賞与引当金繰入額 182 274
株式報酬費用 105 -
業務委託費 574 1,050
賃借料 331 350
租税公課 342 415
減価償却費 282 274
販売費に属する費用のおおよその割合は前事業年度4%、当事業年度3%、一般管理費に属する費用のおおよ
その割合は前事業年度96%、当事業年度97%であります。
(表示方法の変更)
前事業年度において、主要な科目として表示しておりませんでした「業務委託費」は、金額的重要性が増した
ため、当事業年度より主要な費用として表示しております。
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(有価証券関係)
子会社株式及び関連会社株式
前事業年度(2018年2月20日)
貸借対照表計上額 時価 差額
区分
(百万円) (百万円) (百万円)
関連会社株式 23,323 42,739 19,416
計 23,323 42,739 19,416
(注) 時価を把握することが極めて困難と認められる子会社株式及び関連会社株式の貸借対照表計上額
貸借対照表計上額
区分
(百万円)
子会社株式 36,505
計 36,505
これらについては、市場価格がなく、時価を把握することが極めて困難と認められることから、「子会社株
式及び関連会社株式」には含めておりません。
当事業年度(2019年2月20日)
貸借対照表計上額 時価 差額
区分
(百万円) (百万円) (百万円)
関連会社株式 23,323 49,351 26,027
計 23,323 49,351 26,027
(注) 時価を把握することが極めて困難と認められる子会社株式及び関連会社株式の貸借対照表計上額
貸借対照表計上額
区分
(百万円)
子会社株式 36,106
計 36,106
これらについては、市場価格がなく、時価を把握することが極めて困難と認められることから、「子会社株
式及び関連会社株式」には含めておりません。
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(税効果会計関係)
1.繰延税金資産及び繰延税金負債の発生の主な原因別の内訳
前事業年度 当事業年度
(2018年2月20日) (2019年2月20日)
繰延税金資産(流動)
未払事業税・事業所税 90 百万円 98 百万円
未払不動産取得税 2 2
賞与引当金 56 84
158 211
その他
繰延税金資産(流動)小計
308 396
△0 △19
評価性引当額
繰延税金資産(流動)合計
307 377
△25 -
繰延税金負債(流動)との相殺
繰延税金資産(流動)の純額
282 377
繰延税金負債(流動)
25 -
その他
繰延税金負債(流動) 合計
25 -
△25 -
繰延税金資産(流動)との相殺
繰延税金負債(流動)の純額
- -
繰延税金資産(固定)
減価償却超過額 2,860 3,072
子会社株式評価損 2,354 4,126
役員退職慰労引当金 44 44
貸倒引当金 11 3
減損損失及び退店違約金等 58 47
資産除去債務 59 59
会社分割に伴う関係会社株式 2,016 2,016
720 789
その他
繰延税金資産(固定)小計
8,125 10,159
△2,518 △4,286
評価性引当額
繰延税金資産(固定)合計
5,606 5,873
△1,221 △1,349
繰延税金負債(固定)との相殺
繰延税金資産(固定)の純額
4,385 4,523
繰延税金負債(固定)
資産除去債務に対応する除去費用 44 40
建設協力金等 836 898
341 410
その他有価証券評価差額金
繰延税金負債(固定)合計
1,221 1,349
△1,221 △1,349
繰延税金資産(固定)との相殺
繰延税金負債(固定)の純額 - -
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2.法定実効税率と税効果会計適用後の法人税等の負担率との差異の原因となった主な項目別の内訳
前事業年度 当事業年度
(2018年2月20日) (2019年2月20日)
法定実効税率
30.9 % 30.9 %
(調整)
受取配当金等永久に
△27.2 △30.0
益金に算入されない項目
評価性引当額の増減 0.4 3.0
0.3 0.0
その他
税効果会計適用後の法人税等の負担率 4.4 3.9
(表示方法の変更)
前事業年度において、「その他」に含めて表示しておりました「評価性引当額の増減」は、金額的重要性が増
したため、当事業年度から区分掲記しております。この表示方法の変更を反映させるため、前事業年度の注記の
組み替えを行っております。
(重要な後発事象)
該当事項はありません。
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④ 【附属明細表】
【有形固定資産等明細表】
(単位:百万円)
減価償却
区分 資産の種類 当期首残高 当期増加額 当期減少額 当期償却額 当期末残高
累計額
建物 57,102 1,096 83 4,475 53,639 64,879
構築物 2,664 128 2 379 2,410 8,113
機械及び装置 857 18 378 99 398 2,984
車両運搬具 23 - - 9 13 67
有形
工具、器具及び備品 387 64 - 80 371 489
固定資産
土地 94,490 159 - - 94,650 -
リース資産 1,654 - - 138 1,515 1,199
建設仮勘定 43 639 286 - 396 -
計 157,224 2,106 751 5,182 153,396 77,733
借地権 3,957 - - - 3,957 -
ソフトウェア 454 375 2 206 621 1,211
無形
ソフトウェア仮勘定 - 3,219 - - 3,219 -
固定資産
その他 2 - - - 2 8
計 4,414 3,594 2 206 7,800 1,219
(注) 1.当期の主な増減内容は、次のとおりであります。
主に基幹系システム(3,131 百万円)の開発を行ったことによるものであります。
ソフトウェア仮勘定
【引当金明細表】
(単位:百万円)
科目 当期首残高 当期増加額 当期減少額 当期末残高
賞与引当金 182 274 182 274
株主優待費用引当金 290 270 217 343
役員退職慰労引当金 145 - - 145
(2) 【主な資産及び負債の内容】
連結財務諸表を作成しているため、記載を省略しております。
(3) 【その他】
該当事項はありません。
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第6 【提出会社の株式事務の概要】
事業年度 2月21日から2月20日まで
定時株主総会 事業年度末日の翌日から3箇月以内
基準日 2月20日
2月20日
剰余金の配当の基準日
8月20日
1単元の株式数 100株
単元未満株式の買取り
(特別口座)
取扱場所
東京都千代田区丸の内一丁目4番1号 三井住友信託銀行株式会社 証券代行部
(特別口座)
株主名簿管理人
東京都千代田区丸の内一丁目4番1号 三井住友信託銀行株式会社
取次所 -
買取手数料 株式の売買の委託に係る手数料相当額として別途定める金額
電子公告とする。ただし、電子公告を行うことができない事故その他のやむを得ない
事由が生じたときは、日本経済新聞に掲載して公告する。
公告掲載方法
公告掲載URL
https://www.nitorihd.co.jp/ir/
1.株主優待制度の内容 100株以上所有の株主に対し、株主優待券を年1回発行
し、当社グループの全国の店舗での買物を優待する。
2.対象株主 毎年2月20日現在の株主様
3.株主優待券の贈呈基準及び割引内容
保有年数 保有株式数 株主優待券の種類 贈呈枚数
(基準日現在) (注2・注3)
1年未満 100株以上 1枚につき10%割引 5枚
① 100株以上 1枚につき10%割引 10枚
1年以上
(但し、②に該当する
(注1)
株主に対する特典
ものを除く。)
② 500株以上 1枚につき10%割引 15枚
注1:1年以上保有の株主様とは、毎年2月20日(基準日)、8月20日の株主名簿に同一の株主番号
の株主様として連続3回以上記載または記録され、かつ同期間の保有株式数が継続して所定
の株式数以上の株主様です。
注2:株主優待券1枚につきお買上げ商品10万円(税込)を上限として、ご利用いただけます。
注3:一部、対象外となる商品等がございます。
4.利用対象店舗 全国のニトリ、デコホームの各営業店舗
5.有効期限 翌年5月20日まで
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第7 【提出会社の参考情報】
1 【提出会社の親会社等の情報】
当社は、金融商品取引法第24条の7第1項に規定する親会社等はありません。
2 【その他の参考情報】
当事業年度の開始日から有価証券報告書提出日までの間に、次の書類を提出しております。
(1) 有価証券報告書及びその添付書類並びに確認書
事業年度(第46期)(自 2017年2月21日 至 2018年2月20日)2018年5月18日関東財務局長に提出
(2) 内部統制報告書及びその添付書類
2018年5月18日関東財務局長に提出
(3) 四半期報告書及び確認書
(第47期第1四半期)(自 2018年2月21日 至 2018年5月20日)2018年7月3日関東財務局長に提出
(第47期第2四半期)(自 2018年5月21日 至 2018年8月20日)2018年10月2日関東財務局長に提出
(第47期第3四半期)(自 2018年8月21日 至 2018年11月20日)2018年12月28日関東財務局長に提出
(4) 臨時報告書
2018年5月22日関東財務局長に提出
金融商品取引法第24条の5第4項及び企業内容等の開示に関する内閣府令第19条第2項第9号の2(株主総会に
おける議決権行使の結果)の規定に基づく臨時報告書である。
(5)有価証券報告書の訂正報告書及び確認書
2018年6月1日 関東財務局長に提出
事業年度(第46期)(自 2017年2月21日 至 2018年2月20日)の有価証券報告書に係る訂正報告書及びその確
認書である。
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第二部 【提出会社の保証会社等の情報】
該当事項はありません。
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独立監査人の監査報告書及び内部統制監査報告書
2019年5月16日
株式会社ニトリホールディングス
取締役会 御中
有限責任監査法人トーマツ
指定有限責任社員
公認会計士 小 野 英 樹 ㊞
業務執行社員
指定有限責任社員
公認会計士 吉 原 一 貴 ㊞
業務執行社員
<財務諸表監査>
当監査法人は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づく監査証明を行うため、「経理の状況」に掲げられて
いる株式会社ニトリホールディングスの2018年2月21日から2019年2月20日までの連結会計年度の連結財務諸表、すな
わち、連結貸借対照表、連結損益計算書、連結包括利益計算書、連結株主資本等変動計算書、連結キャッシュ・フロー
計算書、連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項、その他の注記及び連結附属明細表について監査を行った。
連結財務諸表に対する経営者の責任
経営者の責任は、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠して連結財務諸表を作成し適正
に表示することにある。これには、不正又は誤謬による重要な虚偽表示のない連結財務諸表を作成し適正に表示するた
めに経営者が必要と判断した内部統制を整備及び運用することが含まれる。
監査人の責任
当監査法人の責任は、当監査法人が実施した監査に基づいて、独立の立場から連結財務諸表に対する意見を表明する
ことにある。当監査法人は、我が国において一般に公正妥当と認められる監査の基準に準拠して監査を行った。監査の
基準は、当監査法人に連結財務諸表に重要な虚偽表示がないかどうかについて合理的な保証を得るために、監査計画を
策定し、これに基づき監査を実施することを求めている。
監査においては、連結財務諸表の金額及び開示について監査証拠を入手するための手続が実施される。監査手続は、
当監査法人の判断により、不正又は誤謬による連結財務諸表の重要な虚偽表示のリスクの評価に基づいて選択及び適用
される。財務諸表監査の目的は、内部統制の有効性について意見表明するためのものではないが、当監査法人は、リス
ク評価の実施に際して、状況に応じた適切な監査手続を立案するために、連結財務諸表の作成と適正な表示に関連する
内部統制を検討する。また、監査には、経営者が採用した会計方針及びその適用方法並びに経営者によって行われた見
積りの評価も含め全体としての連結財務諸表の表示を検討することが含まれる。
当監査法人は、意見表明の基礎となる十分かつ適切な監査証拠を入手したと判断している。
監査意見
当監査法人は、上記の連結財務諸表が、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠して、株
式会社ニトリホールディングス及び連結子会社の2019年2月20日現在の財政状態並びに同日をもって終了する連結会計
年度の経営成績及びキャッシュ・フローの状況をすべての重要な点において適正に表示しているものと認める。
その他の事項
会社の2018年2月20日をもって終了した前連結会計年度の連結財務諸表は、前任監査人によって監査されている。前
任監査人は、当該連結財務諸表に対して2018年5月17日付で無限定適正意見を表明している。
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<内部統制監査>
当監査法人は、金融商品取引法第193条の2第2項の規定に基づく監査証明を行うため、株式会社ニトリホールディン
グスの2019年2月20日現在の内部統制報告書について監査を行った。
内部統制報告書に対する経営者の責任
経営者の責任は、財務報告に係る内部統制を整備及び運用し、我が国において一般に公正妥当と認められる財務報告
に係る内部統制の評価の基準に準拠して内部統制報告書を作成し適正に表示することにある。
なお、財務報告に係る内部統制により財務報告の虚偽の記載を完全には防止又は発見することができない可能性があ
る。
監査人の責任
当監査法人の責任は、当監査法人が実施した内部統制監査に基づいて、独立の立場から内部統制報告書に対する意見
を表明することにある。当監査法人は、我が国において一般に公正妥当と認められる財務報告に係る内部統制の監査の
基準に準拠して内部統制監査を行った。財務報告に係る内部統制の監査の基準は、当監査法人に内部統制報告書に重要
な虚偽表示がないかどうかについて合理的な保証を得るために、監査計画を策定し、これに基づき内部統制監査を実施
することを求めている。
内部統制監査においては、内部統制報告書における財務報告に係る内部統制の評価結果について監査証拠を入手する
ための手続が実施される。内部統制監査の監査手続は、当監査法人の判断により、財務報告の信頼性に及ぼす影響の重
要性に基づいて選択及び適用される。また、内部統制監査には、財務報告に係る内部統制の評価範囲、評価手続及び評
価結果について経営者が行った記載を含め、全体としての内部統制報告書の表示を検討することが含まれる。
当監査法人は、意見表明の基礎となる十分かつ適切な監査証拠を入手したと判断している。
監査意見
当監査法人は、株式会社ニトリホールディングスが2019年2月20日現在の財務報告に係る内部統制は有効であると表
示した上記の内部統制報告書が、我が国において一般に公正妥当と認められる財務報告に係る内部統制の評価の基準に
準拠して、財務報告に係る内部統制の評価結果について、すべての重要な点において適正に表示しているものと認め
る。
利害関係
会社と当監査法人又は業務執行社員との間には、公認会計士法の規定により記載すべき利害関係はない。
以 上
(注) 1.上記は監査報告書の原本に記載された事項を電子化したものであり、その原本は当社(有価証券報告書提出
会社)が別途保管しております。
2.XBRLデータは監査の対象には含まれていません。
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独立監査人の監査報告書
2019年5月16日
株式会社ニトリホールディングス
取締役会 御中
有限責任監査法人トーマツ
指定有限責任社員
公認会計士 小 野 英 樹 ㊞
業務執行社員
指定有限責任社員
公認会計士 吉 原 一 貴 ㊞
業務執行社員
当監査法人は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づく監査証明を行うため、「経理の状況」に掲げられて
いる株式会社ニトリホールディングスの2018年2月21日から2019年2月20日までの第47期事業年度の財務諸表、すなわ
ち、貸借対照表、損益計算書、株主資本等変動計算書、重要な会計方針、その他の注記及び附属明細表について監査を
行った。
財務諸表に対する経営者の責任
経営者の責任は、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠して財務諸表を作成し適正に表
示することにある。これには、不正又は誤謬による重要な虚偽表示のない財務諸表を作成し適正に表示するために経営
者が必要と判断した内部統制を整備及び運用することが含まれる。
監査人の責任
当監査法人の責任は、当監査法人が実施した監査に基づいて、独立の立場から財務諸表に対する意見を表明すること
にある。当監査法人は、我が国において一般に公正妥当と認められる監査の基準に準拠して監査を行った。監査の基準
は、当監査法人に財務諸表に重要な虚偽表示がないかどうかについて合理的な保証を得るために、監査計画を策定し、
これに基づき監査を実施することを求めている。
監査においては、財務諸表の金額及び開示について監査証拠を入手するための手続が実施される。監査手続は、当監
査法人の判断により、不正又は誤謬による財務諸表の重要な虚偽表示のリスクの評価に基づいて選択及び適用される。
財務諸表監査の目的は、内部統制の有効性について意見表明するためのものではないが、当監査法人は、リスク評価の
実施に際して、状況に応じた適切な監査手続を立案するために、財務諸表の作成と適正な表示に関連する内部統制を検
討する。また、監査には、経営者が採用した会計方針及びその適用方法並びに経営者によって行われた見積りの評価も
含め全体としての財務諸表の表示を検討することが含まれる。
当監査法人は、意見表明の基礎となる十分かつ適切な監査証拠を入手したと判断している。
監査意見
当監査法人は、上記の財務諸表が、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠して、株式会
社ニトリホールディングスの2019年2月20日現在の財政状態及び同日をもって終了する事業年度の経営成績をすべての
重要な点において適正に表示しているものと認める。
その他の事項
会社の2018年2月20日をもって終了した前事業年度の財務諸表は、前任監査人によって監査されている。前任監査人
は、当該財務諸表に対して2018年5月17日付で無限定適正意見を表明している。
利害関係
会社と当監査法人又は業務執行社員との間には、公認会計士法の規定により記載すべき利害関係はない。
以 上
(注) 1.上記は監査報告書の原本に記載された事項を電子化したものであり、その原本は当社(有価証券報告書提出
会社)が別途保管しております。
2.XBRLデータは監査の対象には含まれていません。
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