HSホールディングス株式会社 四半期報告書 第67期第3四半期(2023/10/01-2023/12/31)
提出書類 | 四半期報告書-第67期第3四半期(2023/10/01-2023/12/31) |
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提出者 | HSホールディングス株式会社 |
カテゴリ | 四半期報告書 |
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HSホールディングス株式会社(E03770)
四半期報告書
【表紙】
【提出書類】 四半期報告書
【根拠条文】 金融商品取引法第24条の4の7第1項
【提出先】 関東財務局長
【提出日】 2024年2月14日
【四半期会計期間】 第67期第3四半期(自 2023年10月1日 至 2023年12月31日)
【会社名】 HSホールディングス株式会社
【英訳名】 HS Holdings Co., Ltd.
【代表者の役職氏名】 代表取締役社長 原田 泰成
【本店の所在の場所】 東京都港区虎ノ門五丁目11番1号
オランダヒルズ森タワーRoP1307号
【電話番号】 03(4560)0398(代表)
【事務連絡者氏名】 取締役 松村 恭也
【最寄りの連絡場所】 東京都港区虎ノ門五丁目11番1号
オランダヒルズ森タワーRoP1307号
【電話番号】 03(4560)0398(代表)
【事務連絡者氏名】 取締役 松村 恭也
【縦覧に供する場所】 株式会社東京証券取引所
(東京都中央区日本橋兜町2番1号)
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第一部 【企業情報】
第1 【企業の概況】
1 【主要な経営指標等の推移】
第66期 第67期
回次 第3四半期 第3四半期 第66期
連結累計期間 連結累計期間
自 2022年4月1日 自 2023年4月1日 自 2022年4月1日
会計期間
至 2022年12月31日 至 2023年12月31日 至 2023年3月31日
営業収益 (百万円) 54,536 41,043 77,698
経常利益 (百万円) 20,867 12,284 25,693
親会社株主に帰属する四半期
(百万円) 11,251 6,735 11,372
(当期)純利益
四半期包括利益又は包括利益 (百万円) 21,645 11,661 16,399
純資産額 (百万円) 96,193 69,708 81,411
総資産額 (百万円) 626,537 94,243 621,727
1株当たり四半期(当期)純利
(円) 360.06 220.24 363.94
益
潜在株式調整後1株当たり四半
(円) - - -
期(当期)純利益
自己資本比率 (%) 10.5 73.4 9.6
第66期 第67期
回次 第3四半期 第3四半期
連結会計期間 連結会計期間
自 2022年10月1日 自 2023年10月1日
会計期間
至 2022年12月31日 至 2023年12月31日
1株当たり四半期純利益 (円) 64.06 77.34
(注) 1.当社は四半期連結財務諸表を作成しておりますので、提出会社の主要な経営指標等の推移については記載し
ておりません。
2.潜在株式調整後1株当たり四半期(当期)純利益については、潜在株式が存在しないため記載しておりませ
ん。
2 【事業の内容】
当第3四半期連結累計期間において、当社グループ(当社及び当社の関係会社)が営む事業の内容について、重要
な変更はありません。
また、主要な関係会社の異動は、以下のとおりであります。
(銀行関連事業)
第1四半期連結会計期間において、ハーン銀行は新株発行による新規株式公開を行い、その結果、当社の持分
比率が50%を下回ることとなり、同行は第1四半期連結会計期間末より持分法適用関連会社に異動することとな
りました。
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第2 【事業の状況】
1 【事業等のリスク】
当第3四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、または前事業年度の有価証券報告書に記載し
た事業等のリスクについての重要な変更はありません。
2 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1) 財政状態及び経営成績の状況
当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の5類移行に伴い、社会経済活
動が正常化され景気は緩やかな回復傾向が見られますが、一方、円安による急激な為替変動や資源・エネルギー
価格の高騰などによるインフレ懸念、増税などによる国民負担の増加が検討されるなど景気の先行きは不透明な
状況が続いております。世界経済においても、資源・エネルギー価格の高騰やインフレ率の高止まり、ロシア・
ウクライナ情勢の長期化、世界的な金融引締めによる景気悪化懸念など世界経済は緩やかな減速が続くとみられ
ています。
このような環境の中、当社グループの当第3四半期連結累計期間の営業収益は410億43百万円(前年同期比134億
93百万円減)、営業利益は52億31百万円(前年同期比139億40百万円減)、経常利益は122億84百万円(前年同期比85
億82百万円減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は67億35百万円(前年同期比45億16百万円減)となりました。
第2四半期連結会計期間より、当社グループの主要な連結子会社であったハーン銀行が持分法適用関連会社に
異動し全部連結の対象から外れたことにより営業収益及び営業利益が大幅に減少しています。また、営業外収益
に計上される持分法による投資利益は、ハーン銀行の税金費用や非支配株主持分に帰属する利益が差し引かれた
最終利益のうち当社持分のみが計上されるものであるため、単純な経常利益の比較では前年同期比で大幅な減少
となっております。さらには、ハーン銀行に関する持分変動損失の発生や前年同期に関係会社株式売却益が発生
していたことなどにより、親会社株主に帰属する四半期純利益が減少しております。
当社グループは、当社、連結子会社3社及び持分法適用関連会社2社で構成されており、セグメントごとの分
類は次のとおりであります。
銀行関連事業 ハーン銀行(Khan Bank LLC) (※1)、
キルギスコメルツ銀行(OJSC Kyrgyzkommertsbank)、ソリッド銀行(JSC Solid Bank)
リユース事業 株式会社STAYGOLD
その他事業 当社、H.S. International (Asia) Limited
※1 第1四半期連結会計期間において、ハーン銀行は新株発行による新規株式公開を行い、その結果、当
社の持分比率が50%を下回ることとなり、同行は第1四半期連結会計期間末より持分法適用関連会社に
異動することとなりました。このため、第2四半期連結会計期間より同行の業績は持分法による投資損
益に反映されることとなります。
報告セグメントごとの業績を示すと、次のとおりであります。
① 銀行関連事業
銀行関連事業の当第3四半期連結累計期間の営業収益は197億76百万円(前年同期比331億45百万円減)、営業
利益は58億41百万円(前年同期比138億19百万円減)となりました。ハーン銀行が第2四半期連結会計期間より持
分法適用関連会社に異動することとなったため、銀行関連事業の業績は前年同期比で大きく減少しておりま
す。なお、ハーン銀行の業績は、第1四半期連結会計期間では全部連結され、第2四半期連結会計期間より持
分法による投資損益に反映されます。また、持分法適用関連会社であるソリッド銀行の業績は、持分法による
投資損益に反映されます。
ハーン銀行(本店所在地:モンゴル国)
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モンゴル経済につきましては、新型コロナウイルス収束後における消費の増加、石炭や金の輸出増加が寄与
し、実質GDP(1-9月)は前年同期比で6.9%増加と高成長が続いております。インフレ率は食品価格を中心
に あらゆる財・サービス価格が上昇したことにより前年同期比10.1%上昇と依然として高水準にあります。ま
た、貿易収支(1-9月)は、前年同期が中国におけるロックダウンの影響で大幅に減少していたことから前
年同期比で76.8%と大きく増加しており、外貨準備高も好調な輸出に支えられ41億ドル台(前年同期比47.6%
増)となっております。為替市場では現地通貨トゥグルグ(以下、MNTという。)の通貨安となり、前年同期比
で米ドルに対して3.5%下落(ドル高)、日本円に対して0.3%下落(円高)しました。このようなインフレ率
の上昇や通貨安の状況を受け、モンゴル中央銀行は政策金利を断続的に引き上げております。
モンゴルの銀行業界につきましては、モンゴル経済が高成長を続けていることや、モンゴル政府が実施した
低金利融資の景気対策の影響が継続していることから、金融セクターの融資残高は前年同期比で13.5%増加し
ました。また、延滞債権残高は22.1%増加、不良債権残高は14.2%減少となりました。
このような環境の中、モンゴルにおいて最大級の商業銀行であるハーン銀行につきましては、法人向け融資
や個人向け融資、また、モンゴル国のデジタル化の方針に従い個人向けのデジタルバンキングサービスを中心
に積極的に展開してまいりました。特に、モンゴル政府が実施した低金利融資の景気対策により個人向け融資
が大きく増加したことや金利上昇の影響から資金運用収益が増加しました。一方で、預金残高の増加や預金金
利の上昇により資金調達費用も増加しておりますが、デジタルバンキングサービスの推進による手数料収入が
増加したことも影響し、増収増益となりました。
結果として、現地通貨ベースでは、預金残高は前年同期比で15.9%増加、融資残高は15.8%増加、資金運用
収益は48.5%増加、四半期純利益は20.6%増加いたしました。また、融資残高の内訳としましては、法人向け
融資は前年同期比で7.8%増加、個人向け融資は49.8%増加、農牧業向け融資は1.2%減少いたしました。
キルギスコメルツ銀行(本店所在地:キルギス共和国)
キルギス経済につきましては、長期化するロシア・ウクライナ情勢による悪影響が懸念されておりますが、
2023年第3四半期の実質GDP(1-9月)は、小売業や建設業の成長に支えられ前年同期比で4.2%増加しまし
た。一方で、エネルギーと食品価格の上昇により、2023年第3四半期(1-9月)のインフレ率は前年同期比
11.7%上昇となり、キルギス中央銀行は金融引締めのスタンスを維持しております。
キルギスコメルツ銀行は、高金利環境を背景に、法人融資を抑え、利回りの高い個人融資の拡大に注力しま
した。預金業務では、預金残高の維持のために預金金利を引き上げました。また、ロシアの銀行が制裁を受け
ていることから、キルギスコメルツ銀行では、外貨取引、コルレス口座ネットワーク、海外送金などの決済業
務の見直しを行い、非金利収入を増加させることができました。しかし、高止まりのインフレや不透明な国際
情勢などを背景に、金利費用や人件費、システム費用などの経費が増加しました。結果として、現地通貨ベー
スでは増収増益ではありますが、僅かな最終黒字を維持するにとどまっております。
今後につきましては、ロシア・ウクライナ情勢を背景にキルギス経済の先行きは依然として不透明な状況と
なっております。このような環境の中、キルギスコメルツ銀行は、リスク管理とコンプライアンス体制を強化
し、安定した預金基盤の構築と顧客ニーズに応える融資商品の提供に努めます。また、バックオフィス業務の
効率向上を目指して、その業務プロセス・IT基盤の見直しを行います。
ソリッド銀行(本店所在地:ロシア連邦)
ロシア経済につきましては、依然としてウクライナ侵攻による幅広い経済制裁を受けているものの、2023年
第3四半期の実質GDP(1-9月)はロシア国内消費の増加により前年同期比で5.5%増加となりました。2023
年第3四半期のインフレ率(1-9月)は、前年同期比5.2%の上昇と比較的落ち着いた状況となっておりま
す。
このような環境の中、ソリッド銀行につきましては、新規顧客への融資を慎重に行い、銀行保証や外為取引
などの非金利収入の拡大に注力するとともに、ロシア大手銀行や企業に対する制裁による環境変化を背景に店
舗ネットワークと国際業務の見直しを行いました。
今後につきましては、新規顧客の増加を受けソリッド銀行の業績は改善しているものの、ロシア・ウクライ
ナ情勢の影響からロシア経済の先行きについては不透明な状況が続くと予想されます。このため、現地通貨
ルーブルの為替動向、原油価格の推移、経済制裁及び国際情勢の緊迫化等の様々な要因により、ソリッド銀行
の業績に影響を与える可能性がありますが、今後もソリッド銀行は不良債権の増加を抑制しつつ優良企業への
貸出増加、預金コストの削減等に注力するとともに、新たなビジネスに取り組み収益拡大を図ってまいりま
す。
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② リユース事業
リユース市場は、SDGsなど環境意識の高まりやフリマアプリなどによるネット販売の急拡大により、市場規
模は10年以上も拡大しており、今後も成長を続けていくとみられています。
リユース事業である株式会社STAYGOLDは、主に時計やバッグ、ジュエリーの販売が好調であり前年同期比で
増収ではありますが、事業拡大に伴い人件費や広告宣伝費などの経費が増加し、また連結上では無形固定資産
やのれんの償却費が計上されている影響もあり営業損失となりました。新型コロナウイルス感染症の収束に伴
いインバウンド消費が急回復していることに加え、国内消費においてもリユース品に対する需要は強く、今後
も積極的な買取・販売の拡大を目指してまいります。また、当第3四半期連結累計期間においては新たに10店
舗の新規出店を行い、オンライン取引を中心としつつも実店舗による買取・販売も増加させてまいります。
結果として、リユース事業の当第3四半期連結累計期間の営業収益は212億59百万円、営業損失は1億64百万
円となりました。なお、STAYGOLDは前第3四半期期末からの連結となりますので、前期比較は記載しておりま
せん。
③ その他事業
当社(単体)の他、他のセグメントに分類されていない連結子会社及び持分法適用関連会社は、その他事業に
分類しております。なお、持分法適用関連会社の業績は、持分法による投資損益に反映されます。
当社(単体)の営業収益は主に関係会社からの配当金で構成され、当第3四半期連結累計期間においては、関
係会社からの配当金がなかったため減収減益となりました。なお、関係会社からの受取配当金は、連結上は相
殺消去されるため連結業績に影響を与えません。
結果として、その他事業の当第3四半期連結累計期間の営業収益は11百万円(前年同期比48億34百万円減)、
営業損失は5億49百万円(前年同期は営業利益37億7百万円)となりました。
④ 持分法による投資損益
持分法適用関連会社であるハーン銀行及びソリッド銀行の業績は、持分法による投資損益に反映されます。
なお、ハーン銀行の業績は第2四半期連結会計期間より持分法による投資損益に反映されております。
ソリッド銀行につきましては、法人貸出の金利収入や外貨取引による非金利収入の増加により増収を維持し
ておりますが、一方で人件費や引当金の増加により減益となっております。持分法による投資利益は、ハーン
銀行が持分法適用関連会社へ異動となったため、前年同期比で増加しております。
結果として、当第3四半期連結累計期間の持分法による投資利益は66億36百万円(前年同期比58億83百万円
増)となりました。
また、財政状態は次のとおりであります。
第1四半期連結会計期間末において、当社グループの主要な連結子会社であったハーン銀行が持分法適用関連
会社に異動することとなったため、連結貸借対照表の各科目は対前期末比で大きく減少しております。そのた
め、主な増減要因の記載は省略いたします。各科目の減少額については、P.10からP.11「四半期連結貸借対照
表」をご参照ください。
① 資産
当第3四半期連結会計期間末の資産合計につきましては、942億43百万円となり、前期末比5,274億83百万円
減少しました。
② 負債
当第3四半期連結会計期間末の負債合計につきましては、245億35百万円となり、前期末比5,157億80百万円
減少しました。
③ 純資産
当第3四半期連結会計期間末の純資産合計につきましては、697億8百万円となり、前期末比117億3百万円
減少しました。
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(2) 会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
前事業年度の有価証券報告書に記載した「第2 4.経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー
の状況の分析」中の会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更はありません。
(3) 経営方針・経営戦略等
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はあ
りません。
(4) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要
な変更はありません。
(5) 研究開発活動
該当事項はありません。
3 【経営上の重要な契約等】
当第3四半期連結会計期間において、 経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。
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第3 【提出会社の状況】
1 【株式等の状況】
(1) 【株式の総数等】
① 【株式の総数】
種類 発行可能株式総数(株)
普通株式 149,000,000
計 149,000,000
② 【発行済株式】
第3四半期会計期間末
上場金融商品取引所
提出日現在発行数(株)
現在発行数(株)
種類 名又は登録認可金融 内容
(2024年2月14 日)
商品取引業協会名
( 2023年12月31日 )
東京証券取引所
単元株式数は100株であ
普通株式 40,953,500 40,953,500
ります。
スタンダード市場
計 40,953,500 40,953,500 ― ―
(2) 【新株予約権等の状況】
① 【ストックオプション制度の内容】
該当事項はありません。
② 【その他の新株予約権等の状況】
該当事項はありません。
(3) 【行使価額修正条項付新株予約権付社債券等の行使状況等】
該当事項はありません。
(4) 【発行済株式総数、資本金等の推移】
発行済株式 発行済株式 資本準備金 資本準備金
資本金増減額 資本金残高
年月日 総数増減数 総数残高 増減額 残高
(百万円) (百万円)
(株) (株) (百万円) (百万円)
2023年10月1日~
― 40,953,500 ― 12,223 ― 7,818
2023年12月31日
(5) 【大株主の状況】
当四半期会計期間は第3四半期会計期間であるため、記載事項はありません。
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(6) 【議決権の状況】
① 【発行済株式】
2023年12月31日 現在
区分 株式数(株) 議決権の数(個) 内容
無議決権株式 ― ― ―
議決権制限株式(自己株式等) ― ― ―
議決権制限株式(その他) ― ― ―
普通株式
完全議決権株式(自己株式等) ― ―
10,857,300
普通株式
完全議決権株式(その他) 300,869 ―
30,086,900
普通株式
単元未満株式 ― ―
9,300
発行済株式総数 40,953,500 ― ―
総株主の議決権 ― 300,869 ―
(注) 「単元未満株式」欄には、当社所有の自己保有株式が18株含まれております。
② 【自己株式等】
2023年12月31日 現在
発行済株式
自己名義 他人名義 所有株式数
所有者の氏名 総数に対する
所有者の住所 所有株式数 所有株式数 の合計
又は名称 所有株式数
(株) (株) (株)
の割合(%)
東京都港区虎ノ門五丁目
HSホールディングス株式 11番1号 オランダヒ
10,857,300 - 10,857,300 26.51
会社 ルズ森タワーRoP1307
号
計 ― 10,857,300 - 10,857,300 26.51
2 【役員の状況】
該当事項はありません。
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第4 【経理の状況】
1 四半期連結財務諸表の作成方法について
当社の四半期連結財務諸表は、「四半期連結財務諸表の用語、様式及び作成方法に関する規則」(平成19年内閣府令
第64号)に基づいて作成しております。
2 監査証明について
当社は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づき、第3四半期連結会計期間(2023年10月1日から2023年
12月31日まで)及び第3四半期連結累計期間(2023年4月1日から2023年12月31日まで)に係る四半期連結財務諸表につ
いて、有限責任中部総合監査法人により四半期レビューを受けております。
なお、当社の監査法人は次のとおり交代しております。
第66期連結会計年度 RSM清和監査法人
第67期第3四半期会計期間及び第3四半期累計期間 有限責任中部総合監査法人
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1 【四半期連結財務諸表】
(1) 【四半期連結貸借対照表】
(単位:百万円)
前連結会計年度 当第3四半期連結会計期間
(2023年3月31日) (2023年12月31日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 149,693 16,406
有価証券 100,892 301
貸出金 308,495 6,817
デリバティブ債権 4,940 -
売掛金 277 355
棚卸資産 1,989 2,331
その他 10,780 5,372
△ 24,071 △ 349
貸倒引当金
流動資産合計 552,996 31,236
固定資産
有形固定資産
建物及び構築物(純額) 8,123 518
器具及び備品(純額) 6,305 316
土地 324 336
リース資産(純額) 491 83
303 52
建設仮勘定
有形固定資産合計 15,548 1,307
無形固定資産
ソフトウエア 1,809 20
のれん 2,272 2,094
マーケティング関連資産 11,278 10,846
32 33
その他
無形固定資産合計 15,393 12,995
投資その他の資産
投資有価証券 34,860 4,143
関係会社株式 1,532 41,430
長期差入保証金 263 333
繰延税金資産 65 2
その他 1,475 2,797
△ 408 △ 4
貸倒引当金
投資その他の資産合計 37,788 48,703
固定資産合計 68,730 63,006
資産合計 621,727 94,243
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(単位:百万円)
前連結会計年度 当第3四半期連結会計期間
(2023年3月31日) (2023年12月31日)
負債の部
流動負債
預り金 14 32
預金 431,741 8,572
売現先勘定 2,312 -
短期借入金 12 -
1年内返済予定の長期借入金 36,161 103
リース債務 307 51
未払法人税等 4,254 144
賞与引当金 22 74
13,693 2,001
その他
流動負債合計 488,521 10,981
固定負債
長期借入金 41,334 1,159
リース債務 224 36
繰延税金負債 10,106 12,183
役員退職慰労引当金 4 4
退職給付に係る負債 4 4
119 165
その他
固定負債合計 51,794 13,554
負債合計 540,315 24,535
純資産の部
株主資本
資本金 12,223 12,223
資本剰余金 3,704 3,704
利益剰余金 64,446 70,869
△ 11,822 △ 13,021
自己株式
株主資本合計 68,551 73,775
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 △ 46 278
繰延ヘッジ損益 △ 187 △ 140
△ 8,686 △ 4,759
為替換算調整勘定
その他の包括利益累計額合計 △ 8,919 △ 4,621
非支配株主持分 21,780 553
純資産合計 81,411 69,708
負債純資産合計 621,727 94,243
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(2) 【四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書】
【四半期連結損益計算書】
【第3四半期連結累計期間】
(単位:百万円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2022年4月1日 (自 2023年4月1日
至 2022年12月31日) 至 2023年12月31日)
営業収益
資金運用収益 42,579 16,064
役務取引等収益 8,250 2,792
その他業務収益 2,091 919
1,614 21,267
売上高
営業収益合計 54,536 41,043
資金調達費用
16,904 8,105
その他業務費用 257 181
735 16,674
売上原価
純営業収益 36,639 16,081
販売費及び一般管理費
取引関係費 769 2,396
人件費 5,822 3,581
不動産関係費 2,645 1,594
事務費 264 377
減価償却費 2,584 1,308
租税公課 435 148
貸倒引当金繰入額 3,295 296
1,649 1,146
その他
販売費及び一般管理費合計 17,467 10,850
営業利益 19,171 5,231
営業外収益
受取利息及び配当金 150 235
持分法による投資利益 752 6,636
為替差益 809 170
27 43
その他
営業外収益合計 1,740 7,086
営業外費用
支払利息 19 6
シンジケートローン手数料 17 -
支払手数料 - 11
貸倒引当金繰入額 2 -
5 15
その他
営業外費用合計 45 33
経常利益 20,867 12,284
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四半期報告書
(単位:百万円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2022年4月1日 (自 2023年4月1日
至 2022年12月31日) 至 2023年12月31日)
特別利益
関係会社株式売却益 5,758 -
投資有価証券売却益 - 65
14 13
その他
特別利益合計 5,772 78
特別損失
段階取得に係る差損 142 -
持分変動損失 - 432
投資有価証券評価損 - 95
固定資産売却損 23 5
2 6
その他
特別損失合計 167 540
税金等調整前四半期純利益 26,472 11,822
法人税、住民税及び事業税
8,906 1,446
△ 699 1,620
法人税等調整額
法人税等合計 8,207 3,067
四半期純利益 18,264 8,754
非支配株主に帰属する四半期純利益 7,013 2,019
親会社株主に帰属する四半期純利益 11,251 6,735
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四半期報告書
【四半期連結包括利益計算書】
【第3四半期連結累計期間】
(単位:百万円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2022年4月1日 (自 2023年4月1日
至 2022年12月31日) 至 2023年12月31日)
四半期純利益 18,264 8,754
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 △ 831 325
繰延ヘッジ損益 △ 271 △ 71
為替換算調整勘定 3,746 △ 1,620
736 4,274
持分法適用会社に対する持分相当額
その他の包括利益合計 3,380 2,907
四半期包括利益 21,645 11,661
(内訳)
親会社株主に係る四半期包括利益 13,322 9,967
非支配株主に係る四半期包括利益 8,322 1,694
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四半期報告書
【注記事項】
(連結の範囲又は持分法適用の範囲の変更)
第1四半期連結会計期間において、当社の連結子会社であったハーン銀行(Khan Bank LLC)の当社の株式保有割
合が低下したことに伴い、持分法適用関連会社となりました。
なお、第1四半期連結累計期間まで損益計算書は含まれますが、第1四半期連結会計期間末より貸借対照表が除
外されております。
(追加情報)
(モンゴル銀行法の改正に伴う当社グループの財政状態及び経営成績に及ぼす影響)
2021年1月29日、モンゴル国国家大会議において、銀行法の改正に関する法案(英語法案名「Draft Law on
Amendment to the Banking Law」)および銀行法改正法の遵守に関する規制法案(英語法案名「Draft Law on
Regulation for Complying with the Law on Amendment to the Banking Law」)が承認可決され、2021年2月
25日に施行されました。
銀行法の改正に関する法案は、銀行の株式の集中を減らし、銀行監督の独立性を高めることを主な目的とし
て、1人の株主である個人および法人は、単独で、または関連当事者とともに、銀行の発行済株式総数の20%を
超えて、銀行の株式を保有することが禁止されるというものです。また、銀行法改正法の遵守に関する規制法案
では、既存の銀行に対して、2023年12月31日までに1人の株主の株式を20%以内に維持するという要件を満たす
ものとし、1人の株主の株式を20%以内に維持するための計画を2021年7月1日までにモンゴル中央銀行に提出
するものとされ、当社は2021年6月30日に提出しました。しかしながら、現時点において、ハーン銀行は当該要
件を満たしておらず、また、ハーン銀行を含む多くの銀行が当該要件を満たしておりません。このような状況を
受け、当社は、モンゴル銀行協会、モンゴル中央銀行及びモンゴル国国家大会議等を交えた今後の協議を注視し
ている状況であります。
ハーン銀行は、前連結会計年度において議決権比率55.30%の株式を当社が保有する当社連結子会社でありま
したが、2023年2月20日開催のハーン銀行の臨時株主総会において、新株発行による新規株式公開を行うことを
決議し、ハーン銀行は発行済株式の10%を新株発行し、2023年5月1日にMONGOLIAN STOCK EXCHANGEへ新規上場
いたしました。これにより当社が保有するハーン銀行株式の議決権比率が50%を下回ることとなり、当連結会計
年度以降において同行が当社の連結子会社から持分法適用関連会社に異動しております。
今後、さらに当社の議決権比率が減少し、当連結会計年度以降の当社グループの財政状態及び経営成績に重大
な影響を及ぼす可能性があります。
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(四半期連結貸借対照表関係)
1 保証債務等
ハーン銀行(Khan Bank LLC)及びキルギスコメルツ銀行(OJSC Kyrgyzkommertsbank)にて、営業保証業務(信用状の
発行等)を行っております。当該業務における保証債務残高は次のとおりです。
前連結会計年度 当第3四半期連結会計期間
( 2023年3月31日 ) ( 2023年12月31日 )
債務保証 4,591 百万円 532 百万円
信用状の発行 947 -
2 当座貸越契約及び貸出コミットメントに係る貸出未実行残高は次のとおりであります。
前連結会計年度 当第3四半期連結会計期間
( 2023年3月31日 ) ( 2023年12月31日 )
貸出未実行残高 27,421 百万円 245 百万円
(四半期連結キャッシュ・フロー計算書関係)
当第3四半期連結累計期間に係る四半期連結キャッシュ・フロー計算書は作成しておりません。なお、第3四半
期連結累計期間に係る減価償却費(のれんを除く無形固定資産に係る償却費を含む。)、のれんの償却額は、次の
とおりであります。
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2022年4月1日 (自 2023年4月1日
至 2022年12月31日 ) 至 2023年12月31日 )
減価償却費 2,584 百万円 1,308 百万円
のれんの償却額 - 177
(株主資本等関係)
Ⅰ 前第3四半期連結累計期間(自 2022年4月1日 至 2022年12月31日 )
配当金支払額
1株当たり
(決議) 株式の種類 配当金の総額 基準日 効力発生日 配当の原資
配当額
2022年6月28日
普通株式 312百万円 10円 2022年3月31日 2022年6月29日 利益剰余金
定時株主総会
Ⅱ 当第3四半期連結累計期間(自 2023年4月1日 至 2023年12月31日 )
配当金支払額
1株当たり
(決議) 株式の種類 配当金の総額 基準日 効力発生日 配当の原資
配当額
2023年6月28日
普通株式 312百万円 10円 2023年3月31日 2023年6月29日 利益剰余金
定時株主総会
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(セグメント情報等)
【セグメント情報】
Ⅰ 前第3四半期連結累計期間(自 2022年4月1日 至 2022年12月31日 )
報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:百万円)
四半期連結
報告セグメント
調整額 損益計算書
(注)1 計上額
銀行関連 その他
債権管理回
計
(注)2
収関連事業
事業 事業
営業収益
外部顧客に対する営業収益 52,921 1,611 3 54,536 - 54,536
セグメント間の内部
- - 4,842 4,842 △ 4,842 -
営業収益又は振替高
計 52,921 1,611 4,845 59,379 △ 4,842 54,536
セグメント利益又は損失(△) 19,661 337 3,707 23,706 △ 4,534 19,171
(注) 1.セグメント利益又は損失(△)の調整額△ 4,534 百万円は、セグメント間取引消去であります。
2.セグメント利益又は損失(△)は、四半期連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。
Ⅱ 当第3四半期連結累計期間(自 2023年4月1日 至 2023年12月31日 )
1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:百万円)
四半期連結
報告セグメント
調整額 損益計算書
(注)1 計上額
銀行関連 その他
リユース事業 計
(注)2
事業 事業
営業収益
外部顧客に対する営業収益 19,776 21,259 7 41,043 - 41,043
セグメント間の内部
- - 4 4 △ 4 -
営業収益又は振替高
計 19,776 21,259 11 41,047 △ 4 41,043
セグメント利益又は損失(△) 5,841 △ 164 △ 549 5,128 103 5,231
(注) 1.セグメント利益又は損失(△)の調整額103百万円は、セグメント間取引消去であります。
2.セグメント利益又は損失(△)は、四半期連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。
2.報告セグメントごとの資産に関する情報
第1四半期連結会計期間において、当社の連結子会社であったハーン銀行(Khan Bank LLC)を連結の範囲から除外
し、持分法適用関連会社へ移行することに伴い、前連結会計年度の末日に比べ、銀行関連事業のセグメント資産が
535,621百万円減少しております。
3.報告セグメントの変更等に関する事項
前第2四半期連結会計期間末において、エイチ・エス債権回収株式会社の株式を売却し、同社は子会社でなく
なったため連結の範囲から除外しております。
また、前第3四半期連結会計期間末より、新たに株式を取得し子会社とした株式会社STAYGOLDを連結の範囲に含
めております。
これにより、第1四半期連結会計期間より、報告セグメントは「銀行関連事業」「リユース事業」「その他事
業」の3つとなっております。
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四半期報告書
(金融商品関係)
金融商品は、企業集団の事業の運営において重要性が乏しいため、記載を省略しております。
(有価証券関係)
有価証券は、企業集団の事業の運営において重要性が乏しいため、記載を省略しております。
(デリバティブ取引関係)
デリバティブ取引は、企業集団の事業の運営において重要性が乏しいため、記載を省略しております。
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四半期報告書
(収益認識関係)
顧客との契約から生じる収益を分解した情報
前第3四半期連結累計期間(自 2022年4月1日 至 2022年12月31日 )
(単位:百万円)
報告セグメント
債権管理回収
銀行関連事業 その他事業 計
関連事業
カード業務 4,094 - - 4,094
デジタルバンキング業務 3,348 - - 3,348
為替業務 1,505 - - 1,505
決済・送金業務 452 - - 452
ドキュメンタリー業務 122 - - 122
現金業務 79 - - 79
その他の業務 154 51 3 209
顧客との契約から生じる収益 9,755 51 3 9,810
その他の収益 43,166 1,559 - 44,725
外部顧客への売上高 52,921 1,611 3 54,536
当第3四半期連結累計期間(自 2023年4月1日 至 2023年12月31日 )
(単位:百万円)
報告セグメント
銀行関連事業 リユース事業 その他事業 計
カード業務 1,297 - - 1,297
デジタルバンキング業務 1,061 - - 1,061
為替業務 710 - - 710
決済・送金業務 238 - - 238
ドキュメンタリー業務 40 - - 40
現金業務 38 - - 38
物品の販売 - 21,259 - 21,259
その他の業務 80 - 7 87
顧客との契約から生じる収益 3,468 21,259 7 24,735
その他の収益 16,308 - - 16,308
外部顧客への売上高 19,776 21,259 7 41,043
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(1株当たり情報)
1株当たり四半期純利益及び算定上の基礎は、以下のとおりであります。
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2022年4月1日 (自 2023年4月1日
至 2022年12月31日 ) 至 2023年12月31日 )
1株当たり四半期純利益 360円06銭 220円24銭
(算定上の基礎)
親会社株主に帰属する四半期純利益(百万円) 11,251 6,735
普通株主に帰属しない金額(百万円) - -
普通株式に係る親会社株主に帰属する
11,251 6,735
四半期純利益(百万円)
普通株式の期中平均株式数(千株) 31,248 30,582
(注) 潜在株式調整後1株当たり四半期純利益については、潜在株式が存在しないため記載しておりません。
(重要な後発事象)
該当事項はありません。
2 【その他】
該当事項はありません。
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四半期報告書
第二部 【提出会社の保証会社等の情報】
該当事項はありません。
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独立監査人の四半期レビュー報告書
2024年2月14日
HSホールディングス株式会社
取締役会 御中
有限責任中部総合監査法人
愛知県名古屋市
指定有限責任社員
公認会計士 堀 江 将 仁
業務執行社員
指定有限責任社員
公認会計士 早 稲 田 智 大
業務執行社員
監査人の結論
当監査法人は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づき、「経理の状況」に掲げられているHSホールディン
グス株式会社の2023年4月1日から2024年3月31日までの連結会計年度の第3四半期連結会計期間(2023年10月1日から
2023年12月31日まで)及び第3四半期連結累計期間(2023年4月1日から2023年12月31日まで)に係る四半期連結財務諸
表、すなわち、四半期連結貸借対照表、四半期連結損益計算書、四半期連結包括利益計算書及び注記について四半期レ
ビューを行った。
当監査法人が実施した四半期レビューにおいて、上記の四半期連結財務諸表が、我が国において一般に公正妥当と認
められる四半期連結財務諸表の作成基準に準拠して、HSホールディングス株式会社及び連結子会社の2023年12月31日現
在の財政状態及び同日をもって終了する第3四半期連結累計期間の経営成績を適正に表示していないと信じさせる事項
が全ての重要な点において認められなかった。
監査人の結論の根拠
当監査法人は、我が国において一般に公正妥当と認められる四半期レビューの基準に準拠して四半期レビューを行っ
た。四半期レビューの基準における当監査法人の責任は、「四半期連結財務諸表の四半期レビューにおける監査人の責
任」に記載されている。当監査法人は、我が国における職業倫理に関する規定に従って、会社及び連結子会社から独立
しており、また、監査人としてのその他の倫理上の責任を果たしている。当監査法人は、結論の表明の基礎となる証拠
を入手したと判断している。
その他の事項
会社の2023年3月31日をもって終了した前連結会計年度の第3四半期連結会計期間及び第3四半期連結累計期間に係
る四半期連結財務諸表並びに前連結会計年度の連結財務諸表は、それぞれ、前任監査人によって四半期レビュー及び監
査が実施されている。前任監査人は、当該四半期連結財務諸表に対して2023年2月14日付けで無限定の結論を表明して
おり、また、当該連結財務諸表に対して2023年6月29日付けで無限定適正意見を表明している。
四半期連結財務諸表に対する経営者並びに監査役及び監査役会の責任
経営者の責任は、我が国において一般に公正妥当と認められる四半期連結財務諸表の作成基準に準拠して四半期連結
財務諸表を作成し適正に表示することにある。これには、不正又は誤謬による重要な虚偽表示のない四半期連結財務諸
表を作成し適正に表示するために経営者が必要と判断した内部統制を整備及び運用することが含まれる。
四半期連結財務諸表を作成するに当たり、経営者は、継続企業の前提に基づき四半期連結財務諸表を作成することが
適切であるかどうかを評価し、我が国において一般に公正妥当と認められる四半期連結財務諸表の作成基準に基づいて
継続企業に関する事項を開示する必要がある場合には当該事項を開示する責任がある。
監査役及び監査役会の責任は、財務報告プロセスの整備及び運用における取締役の職務の執行を監視することにあ
る。
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四半期報告書
四半期連結財務諸表の四半期レビューにおける監査人の責任
監査人の責任は、監査人が実施した四半期レビューに基づいて、四半期レビュー報告書において独立の立場から四半
期連結財務諸表に対する結論を表明することにある。
監査人は、我が国において一般に公正妥当と認められる四半期レビューの基準に従って、四半期レビューの過程を通
じて、職業的専門家としての判断を行い、職業的懐疑心を保持して以下を実施する。
・ 主として経営者、財務及び会計に関する事項に責任を有する者等に対する質問、分析的手続その他の四半期レ
ビュー手続を実施する。四半期レビュー手続は、我が国において一般に公正妥当と認められる監査の基準に準拠して
実施される年度の財務諸表の監査に比べて限定された手続である。
・ 継続企業の前提に関する事項について、重要な疑義を生じさせるような事象又は状況に関して重要な不確実性が認
められると判断した場合には、入手した証拠に基づき、四半期連結財務諸表において、我が国において一般に公正妥
当と認められる四半期連結財務諸表の作成基準に準拠して、適正に表示されていないと信じさせる事項が認められな
いかどうか結論付ける。また、継続企業の前提に関する重要な不確実性が認められる場合は、四半期レビュー報告書
において四半期連結財務諸表の注記事項に注意を喚起すること、又は重要な不確実性に関する四半期連結財務諸表の
注記事項が適切でない場合は、四半期連結財務諸表に対して限定付結論又は否定的結論を表明することが求められて
いる。監査人の結論は、四半期レビュー報告書日までに入手した証拠に基づいているが、将来の事象や状況により、
企業は継続企業として存続できなくなる可能性がある。
・ 四半期連結財務諸表の表示及び注記事項が、我が国において一般に公正妥当と認められる四半期連結財務諸表の作
成基準に準拠していないと信じさせる事項が認められないかどうかとともに、関連する注記事項を含めた四半期連結
財務諸表の表示、構成及び内容、並びに四半期連結財務諸表が基礎となる取引や会計事象を適正に表示していないと
信じさせる事項が認められないかどうかを評価する。
・ 四半期連結財務諸表に対する結論を表示するために、会社及び連結子会社の財務情報に関する証拠を入手する。監
査人は、四半期連結財務諸表の四半期レビューに関する指示、監督及び実施に関して責任がある。監査人は、単独で
監査人の結論に対して責任を負う。
監査人は、監査役及び監査役会に対して、計画した四半期レビューの範囲とその実施時期、四半期レビュー上の重要
な発見事項について報告を行う。
監査人は、監査役及び監査役会に対して、独立性についての我が国における職業倫理に関する規定を遵守したこと、
並びに監査人の独立性に影響を与えると合理的に考えられる事項、及び阻害要因を除去するための対応策を講じている
場合又は阻害要因を許容可能な水準にまで軽減するためのセーフガードを適用している場合はその内容について報告を
行う。
利害関係
会社及び連結子会社と当監査法人又は業務執行社員との間には、公認会計士法の規定により記載すべき利害関係はな
い。
以 上
(注) 1 上記の四半期レビュー報告書の原本は当社(四半期報告書提出会社)が別途保管しております。
2 XBRLデータは四半期レビューの対象には含まれていません。
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