株式会社オークファン 四半期報告書 第18期第1四半期(2023/10/01-2023/12/31)
提出書類 | 四半期報告書-第18期第1四半期(2023/10/01-2023/12/31) |
---|---|
提出日 | |
提出者 | 株式会社オークファン |
カテゴリ | 四半期報告書 |
EDINET提出書類
株式会社オークファン(E27394)
四半期報告書
【表紙】
【提出書類】 四半期報告書
【根拠条文】 金融商品取引法第24条の4の7第1項
【提出先】 関東財務局長
【提出日】 2024年2月14日
【四半期会計期間】 第18期第1四半期(自 2023年10月1日 至 2023年12月31日)
【会社名】 株式会社オークファン
【英訳名】 Aucfan Co.,Ltd.
【代表者の役職氏名】 代表取締役社長 武永 修一
【本店の所在の場所】 東京都品川区北品川五丁目1番18号
【電話番号】 (03)6809-0951
【事務連絡者氏名】 執行役員経営管理部長 杉山 真二郎
【最寄りの連絡場所】 東京都品川区北品川五丁目1番18号
【電話番号】 (03)6809-0951
【事務連絡者氏名】 執行役員経営管理部長 杉山 真二郎
【縦覧に供する場所】 株式会社東京証券取引所
(東京都中央区日本橋兜町2番1号)
1/18
EDINET提出書類
株式会社オークファン(E27394)
四半期報告書
第一部 【企業情報】
第1 【企業の概況】
1 【主要な経営指標等の推移】
第17期 第18期
回次 第1四半期連結 第1四半期連結 第17期
累計期間 累計期間
自 2022年10月1日 自 2023年10月1日 自 2022年10月1日
会計期間
至 2022年12月31日 至 2023年12月31日 至 2023年9月30日
売上高 (千円) 1,179,934 1,116,820 5,145,856
経常利益 (千円) 3,634 30,407 341,702
親会社株主に帰属する四半期(当
期)純利益又は親会社株主に帰属 (千円) △ 168,773 26,341 17,076
する四半期純損失(△)
四半期包括利益又は包括利益 (千円) △ 176,024 △ 142,774 190,423
純資産額 (千円) 4,381,046 4,484,971 4,630,819
総資産額 (千円) 6,811,480 6,894,958 7,100,239
1株当たり四半期(当期)純利益
又は1 株当たり四半期純損失
(円) △ 15.93 2.55 1.62
(△)
潜在株式調整後
(円) - - 1.62
1株当たり四半期(当期)純利益
自己資本比率 (%) 64.3 64.9 65.1
(注) 1.当社は四半期連結財務諸表を作成しているため、提出会社の主要な経営指標等の推移については記載してお
りません。
2. 第17期第1四半期連結累計期間の潜在株式調整後1株当たり四半期純利益については、潜在株式は存在する
ものの1株当たり四半期純損失であるため記載しておりません。
3. 第18期第1四半期連結累計期間の潜在株式調整後1株当たり四半期純利益については、希薄化効果を有する
潜在株式が存在しないため記載しておりません。
2 【事業の内容】
当第1四半期連結累計期間において、当社グループ(当社及び当社の関係会社)が営む事業の内容について、重要
な変更はありません。また、主要な関係会社における異動もありません。
2/18
EDINET提出書類
株式会社オークファン(E27394)
四半期報告書
第2 【事業の状況】
1 【事業等のリスク】
当第1四半期連結累計期間において、新たに発生した事業等のリスクはありません。また、前事業年度の有価証券
報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。
2 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
(1) 業績の状況
近年における国内のBtoB卸売市場は300兆円規模と推定(※1)されており、非常に大きな市場にも関わらずEC
化率は未だ34.9%(EDI(※2)による取引を含む)と、オンライン化されていないBtoB市場は200兆円以上ある
と考えられます。また、海外市場に目を向けると、BtoB卸売市場規模は数千兆円以上と想定されます。
オークファングループはこの課題に真正面から向き合い解決すべく、コーポレートアイデンティティを「RE-
INFRA COMPANY」と定義し、社会の様々な「RE」を統合した唯一無二の再流通インフラを構築し、流通市場のDX化
に取り組んでおります。
当社グループは、当社グループの各サービスを利用していただく個人事業者・中小企業のお客様をAppreciator
(アプリシエイター)と定義しております。Appreciateは「真価を認める、感謝する、面白く味わう、価値が上が
る、買う」などの意味を持ちます。当社が定義するAppreciatorとは「真価を見出し、価値に感謝できる人」と考
えており、Appreciatorの皆様が活躍できる社会の実現を目指し事業を推進しております。
具体的には、創業来培った700億件を超える売買データとAI技術により商品の時価を可視化、価格と販路を最適
化するソリューション事業、Appreciator(中小企業・個人事業主)を中心とした小売・流通業向けに流通を支援
するプラットフォーム事業を展開しております。
2023年9月期までは、プラットフォーム事業の中核であるNETSEA、NETSEAオークション、 オフラインの展示・
商談会事業OSR(オーエスアール) におけるオンライン及びオフラインのGMV(流通額)の拡大を狙った積極的な
プロモーション等を実施しておりました。また中長期の事業拡大のためには海外BtoB卸売市場への展開が不可欠
であると考えており、2022年6月より中国海南省に連結子会社「傲可凡(海南)网絡科技有限公司」を設立し、人
口14億人以上の中国バイヤーをはじめ、世界各国への流通インフラ構築に向けた海外向けサービス展開に着手し
ています。当期は、成長戦略を海外市場にシフトし、既存の国内事業で継続成長を目指しつつ、海外向けサービ
スのシステム開発等に積極的に投資をしております。
※1 経済産業省2023年8月31日発表 電子商取引に関する市場調査、BtoB-EC市場規模の業種別内訳より推察
※2 電子的データ交換(Electronic Data Interchange)の略称。受注や発注、出荷や納品などの流通に関わる
一連の取引を電子データでやりとりする仕組み
以上の結果、当第1四半期連結累計期間における 売上高は1,116,820千円 (前年同四半期比 5.3%減 )、 営業利益
は45,424千円 (前年同四半期比 961.6%増 )、 経常利益は30,407千円 (前年同四半期比 736.7%増 )、 親会社株主に帰
属する四半期純利益は26,341千円 (前年同四半期は親会社株主に帰属する四半期純損失 168,773千円 )となりまし
た。
3/18
EDINET提出書類
株式会社オークファン(E27394)
四半期報告書
セグメントの業績は次のとおりであります。なお、当第1四半期連結会計期間より、従来「在庫価値ソリュー
ション」としていた報告セグメントの名称を「ソリューション」、「商品流通プラットフォーム」としていた報
告セグメントの名称を「プラットフォーム」に変更しております。当該変更は名称変更のみであり、セグメント
情報に与える影響はありません。
(ソリューション事業)
当セグメントは、データを基にAI技術を活用し在庫の価値を可視化することにより、企業が保有する在庫価値
の可視化・最適化等を推進するソリューションを提供しております。主なサービスとしては当社が保有する流通
相場データを活用した『aucfan.com(オークファンドットコム)』となり、主たる収益源は有料課金収入及び
ネット広告収入となります。その他、ネットショップ一元管理サービス『タテンポガイド』の提供、専門知識が
なくても直感的に操作できるRPAツール『オークファンロボ』、副業・複業として物販ビジネスを行なう事業主を
対象とするスクール形式の副業支援サービス『good sellers(グッドセラーズ)』、Amazonセラー専用アプリ
『Amacode(アマコード)』、その他広告運用サービス等を提供しています。
当第1四半期連結累計期間においては、『good sellers(グッドセラーズ)』での法規制にともなうスクール
開校数の減少の影響、その他『Amacode(アマコード)』での広告売上の減少等がありました。
これらの結果、 売上高633,562千円 (前年同四半期比 10.5%減 )、 営業利益122,337千円 (前年同四半期比 22.1%
減 )となりました。
(プラットフォーム事業)
当セグメントは、企業の在庫・滞留商品等の流通を支援しており、オンライン及びオフラインにて複数のマー
ケットプレイスを運営しております。主なサービスとしては、BtoB卸モール『NETSEA(ネッシー)』、滞留在
庫・返品・型落ち品などの流動化支援を行う『NETSEAオークション(旧 ReValueBtoBモール)』、オフラインの
展示・商談会事業『OSR(オーエスアール)展示商談会』等がございます。主たる収益源は、NETSEAでは流通手数
料収入及び有料課金収入、NETSEAオークションでは商品販売収入、OSRでは決済手数料収入及び出店料となりま
す。
NETSEAでは前年同期にGMV極大化に向けた積極的なプロモーションを実施しておりましたが、当第1四半期連結
累計期間においては、成長戦略を海外市場にシフトしたことに伴いプロモーションを効果的なものに抑制し、GMV
並びに売上高が減少しました。また、NETSEAオークションでは大手サプライヤーの返品商品の取り扱いが減少
し、GMV並びに売上高が減少しました。
これら の結果、 売上高402,782千円 (前年同四半期比 23.0%減 )、 営業利益22,133千円 (前年同四半期は 10,008千
円の営業損失 )となりました。
(インキュベーション事業)
当セグメントは、事業投資及び投資先企業の支援を通じて、当社が中長期にわたり競合優位性を構築・維持し
ていくための知見とネットワークを得ることを目的とした事業セグメントであります。主たる収益源は、営業投
資有価証券の売却益・配当収益、投資先企業へのコンサルティング収益となります。なお、当セグメントでは将
来成長の基盤となる海外事業等の新規事業開発等も実施しております。
当第1四半期連結累計期間においては、営業投資有価証券の売却収入がありました。
これらの結果、 売上高104,945千円 (前年同四半期比 8,980.2%増 )、 営業利益8,764千円 (前年同四半期は 31,706
千円の営業損失 )となりました。
4/18
EDINET提出書類
株式会社オークファン(E27394)
四半期報告書
(2) 財政状態の状況
当第1四半期連結会計期間末における資産、負債及び純資産の状況とそれらの主な変動要因は次のとおりです。
① 資産
当第1四半期連結会計期間末における総資産は、 6,894,958千円 (前連結会計年度末は 7,100,239千円 )となりま
した。
流動資産は、 5,985,484千円 (前連結会計年度末は 6,170,637千円 )となりました。主な変動要因といたしまして
は、現金及び預金が 68,975千円増加 したものの、営業投資有価証券が 103,786千円減少 、売掛金が 77,950千円減
少 、未収入金が 62,261千円減少 、商品が 16,316千円減少 した結果であります。
固定資産は、 909,473千円 (前連結会計年度末は 929,601千円 )となりました。主な変動要因といたしましては、
ソフトウエアが 5,804千円減少 、繰延税金資産が 3,827千円減少 、工具、器具及び備品が 2,764千円減少 、長期貸付
金が 2,491千円減少 、建物が 2,146千円減少 、その他(投資その他の資産)が 1,485千円減少 、のれんが 994千円減
少 した結果であります。
② 負債
当第1四半期連結会計期間末における負債合計は、 2,409,987千円 (前連結会計年度末は 2,469,419千円 )となり
ました。
流動負債は、 2,216,071千円 (前連結会計年度末は 2,295,529千円 )となりました。主な変動要因といたしまして
は、その他(流動負債)が 26,980千円増加 、未払金が 16,194千円増加 したものの、短期借入金が 70,000千円減
少 、契約負債が 21,685千円減少 、買掛金が 16,342千円減少 、未払法人税等が 8,570千円減少 、1年内返済予定の長
期借入金が 3,334千円減少 した結果であります。
固定負債は、 193,915千円 (前連結会計年度末は 173,889千円 )となりました。主な変動要因といたしましては、
長期借入金が 21,665千円減少 したものの、繰延税金負債が 42,034千円増加 した結果であります。
③ 純資産
当第1四半期連結会計期間末における純資産合計は、 4,484,971千円 (前連結会計年度末は 4,630,819千円 )とな
りました。主な変動要因といたしましては、利益剰余金が 26,341千円増加 したものの、その他有価証券評価差額
金が 166,709千円減少 、資本剰余金が 10,850千円減少 した結果であります。
(3) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第1四半期連結累計期間において、当社グループの事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新た
に生じた課題はありません。
(4) 研究開発活動
当第1四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、 20,606千円 であります。
なお、当第1四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
3 【経営上の重要な契約等】
当第1四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。
5/18
EDINET提出書類
株式会社オークファン(E27394)
四半期報告書
第3 【提出会社の状況】
1 【株式等の状況】
(1) 【株式の総数等】
① 【株式の総数】
種類 発行可能株式総数(株)
普通株式 25,000,000
計 25,000,000
② 【発行済株式】
第1四半期会計期間末 上場金融商品取引所
提出日現在発行数(株)
種類 現在発行数(株) 名又は登録認可金融 内容
(2024年2月14日)
( 2023年12月31日 ) 商品取引業協会名
完全議決権株式であり、
株主としての権利内容に
東京証券取引所
何ら限定のない当社にお
普通株式 10,813,700 10,813,700
ける標準となる株式であ
グロース市場
り、単元株式数は100株
であります。
計 10,813,700 10,813,700 - -
(2) 【新株予約権等の状況】
① 【ストックオプション制度の内容】
該当事項はありません。
② 【その他の新株予約権等の状況】
該当事項はありません。
(3) 【行使価額修正条項付新株予約権付社債券等の行使状況等】
該当事項はありません。
(4) 【発行済株式総数、資本金等の推移】
発行済株式 発行済株式 資本金 資本金 資本準備金 資本準備金
年月日 総数増減数 総数残高 増減額 残高 増減額 残高
(株) (株) (千円) (千円) (千円) (千円)
2023年10月1日~
- 10,813,700 - 973,683 - 973,553
2023年12月31日
(5) 【大株主の状況】
当四半期会計期間は第1四半期会計期間であるため、記載事項はありません。
6/18
EDINET提出書類
株式会社オークファン(E27394)
四半期報告書
(6) 【議決権の状況】
当第1四半期会計期間末日現在の「議決権の状況」については、株主名簿の記載内容が 確認できない ため、記載
することができないことから、直前の基準日(2023年9 月30日)に基づく株主名簿による記載をしております。
① 【発行済株式】
2023年12月31日 現在
区分 株式数(株) 議決権の数(個) 内容
無議決権株式 - - -
議決権制限株式(自己株式等) - - -
議決権制限株式(その他) - - -
普通株式
完全議決権株式(自己株式等) - -
491,900
普通株式
完全議決権株式(その他) 103,178 -
10,317,800
普通株式
単元未満株式 - -
4,000
発行済株式総数 10,813,700 - -
総株主の議決権 - 103,178 -
(注) 1.「完全議決権株式(自己株式等)」の欄は、すべて自社保有の自己株式であります。
2.「単元未満株式」の株式数の欄には、自己株式90株が含まれております。
② 【自己株式等】
2023年12月31日 現在
発行済株式
自己名義 他人名義 所有株式数
所有者の氏名 総数に対する
所有者の住所 所有株式数 所有株式数 の合計
又は名称 所有株式数
(株) (株) (株)
の割合(%)
東京都品川区北品川5丁
株式会社オークファン 491,900 - 491,900 4.55
目1番18号
計 - 491,900 - 491,900 4.55
2 【役員の状況】
前事業年度の有価証券報告書の提出日後、当四半期累計期間における、役員の異動はありません。
7/18
EDINET提出書類
株式会社オークファン(E27394)
四半期報告書
第4 【経理の状況】
1.四半期連結財務諸表の作成方法について
当社の四半期連結財務諸表は、「四半期連結財務諸表の用語、様式及び作成方法に関する規則」(平成19年内閣府令
第64号)に基づいて作成しております。
2.監査証明について
当社は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づき、第1四半期連結会計期間(2023年10月1日から2023年
12月31日まで)及び第1四半期連結累計期間(2023年10月1日から2023年12月31日まで)に係る四半期連結財務諸表につ
いて、監査法人アヴァンティアによる四半期レビューを受けております。
8/18
EDINET提出書類
株式会社オークファン(E27394)
四半期報告書
1 【四半期連結財務諸表】
(1) 【四半期連結貸借対照表】
(単位:千円)
前連結会計年度 当第1四半期連結会計期間
(2023年9月30日) (2023年12月31日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 3,280,940 3,349,916
売掛金 423,363 345,413
営業投資有価証券 1,574,460 1,470,674
商品 36,721 20,404
仕掛品 15 14
貯蔵品 109 163
未収入金 712,495 650,234
その他 201,501 211,086
△ 58,969 △ 62,421
貸倒引当金
流動資産合計 6,170,637 5,985,484
固定資産
有形固定資産
建物(純額) 83,914 81,768
工具、器具及び備品(純額) 48,086 45,322
2,645 2,492
その他(純額)
有形固定資産合計 134,646 129,582
無形固定資産
のれん 8,950 7,956
ソフトウエア 463,671 457,866
ソフトウエア仮勘定 27,743 27,374
1,623 1,532
その他
無形固定資産合計 501,988 494,729
投資その他の資産
長期貸付金 14,118 11,626
繰延税金資産 90,754 86,927
破産更生債権等 298,532 298,532
長期未収入金 348,147 340,647
その他 187,978 186,493
△ 646,565 △ 639,065
貸倒引当金
投資その他の資産合計 292,966 285,161
固定資産合計 929,601 909,473
資産合計 7,100,239 6,894,958
9/18
EDINET提出書類
株式会社オークファン(E27394)
四半期報告書
(単位:千円)
前連結会計年度 当第1四半期連結会計期間
(2023年9月30日) (2023年12月31日)
負債の部
流動負債
買掛金 83,684 67,341
※ 1,100,000 ※ 1,030,000
短期借入金
1年内返済予定の長期借入金 103,330 99,996
未払法人税等 19,583 11,013
未払金 783,827 800,022
契約負債 124,442 102,757
賞与引当金 3,600 900
77,061 104,041
その他
流動負債合計 2,295,529 2,216,071
固定負債
長期借入金 63,350 41,685
繰延税金負債 68,290 110,324
42,249 41,905
その他
固定負債合計 173,889 193,915
負債合計 2,469,419 2,409,987
純資産の部
株主資本
資本金 973,683 973,683
資本剰余金 907,859 897,009
利益剰余金 2,381,593 2,407,934
△ 340,055 △ 340,055
自己株式
株主資本合計 3,923,081 3,938,572
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 702,871 536,161
△ 581 209
為替換算調整勘定
その他の包括利益累計額合計 702,289 536,371
新株予約権 2,894 -
非支配株主持分 2,553 10,027
純資産合計 4,630,819 4,484,971
負債純資産合計 7,100,239 6,894,958
10/18
EDINET提出書類
株式会社オークファン(E27394)
四半期報告書
(2) 【四半期連結損益及び包括利益計算書】
【第1四半期連結累計期間】
(単位:千円)
前第1四半期連結累計期間 当第1四半期連結累計期間
(自 2022年10月1日 (自 2023年10月1日
至 2022年12月31日) 至 2023年12月31日)
売上高 1,179,934 1,116,820
600,151 540,313
売上原価
売上総利益 579,782 576,507
販売費及び一般管理費 575,503 531,083
営業利益 4,279 45,424
営業外収益
受取利息 126 88
受取手数料 810 -
1,999 1,562
その他
営業外収益合計 2,936 1,650
営業外費用
支払利息 1,595 1,548
為替差損 1,281 13,634
控除対象外消費税等 0 254
703 1,230
その他
営業外費用合計 3,581 16,667
経常利益 3,634 30,407
特別利益
新株予約権戻入益 14 2,894
- 10,000
受取保険金
特別利益合計 14 12,894
特別損失
固定資産除却損 - 230
153,166 -
特別調査費用等及び過年度決算訂正関連費用
特別損失合計 153,166 230
税金等調整前四半期純利益又は税金等調整前四半期
△ 149,517 43,071
純損失(△)
法人税、住民税及び事業税
7,088 6,845
12,166 13,082
法人税等調整額
法人税等合計 19,255 19,928
四半期純利益又は四半期純損失(△) △ 168,773 23,143
(内訳)
親会社株主に帰属する四半期純利益又は親会社株主
△ 168,773 26,341
に帰属する四半期純損失(△)
非支配株主に帰属する四半期純損失(△) - △ 3,197
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 △ 7,251 △ 166,709
- 791
為替換算調整勘定
その他の包括利益合計 △ 7,251 △ 165,918
四半期包括利益 △ 176,024 △ 142,774
(内訳)
親会社株主に係る四半期包括利益 △ 176,024 △ 139,577
非支配株主に係る四半期包括利益 - △ 3,197
11/18
EDINET提出書類
株式会社オークファン(E27394)
四半期報告書
【注記事項】
(会計方針の変更)
該当事項はありません。
(四半期連結貸借対照表関係)
※ 当座貸越契約
運転資金の効率的な調達を行うため、当座貸越契約を締結しております。
当四半期連結会計期間末における当座貸越契約に係る借入未実行残高等は次のとおりであります。
前連結会計年度 当第1四半期連結会計期間
( 2023年9月30日 ) ( 2023年12月31日 )
当座貸越極度額の総額 1,580,000 千円 1,580,000 千円
借入実行残高 1,100,000 千円 1,030,000 千円
差引額 480,000 千円 550,000 千円
(四半期連結キャッシュ・フロー計算書関係)
当第1四半期連結累計期間に係る四半期連結キャッシュ・フロー計算書は作成しておりません。なお、第1四半
期連結累計期間に係る減価償却費(のれんを除く無形固定資産に係る償却費を含む。)及びのれんの償却額は、次の
とおりであります。
前第1四半期連結累計期間 当第1四半期連結累計期間
(自 2022年10月1日 (自 2023年10月1日
至 2022年12月31日 ) 至 2023年12月31日 )
減価償却費 44,736 千円 57,112 千円
のれんの償却額 25,292 千円 994 千円
(株主資本等関係)
前第1四半期連結累計期間(自 2022年10月1日 至 2022年12月31日 )
(株主資本の著しい変動)
該当事項はありません。
当第1四半期連結累計期間(自 2023年10月1日 至 2023年12月31日 )
(株主資本の著しい変動)
該当事項はありません。
12/18
EDINET提出書類
株式会社オークファン(E27394)
四半期報告書
(セグメント情報等)
【セグメント情報】
Ⅰ 前第1四半期連結累計期間(自 2022年10月1日 至 2022年12月31日 )
1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:千円)
四半期連結損益
報告セグメント
調整額 及び包括利益
計算書計上額
(注)1
ソリュー プラット インキュ
計
(注)2
ション フォーム ベーション
売上高
外部顧客への売上高 662,881 515,897 1,155 1,179,934 - 1,179,934
セグメント間の内部売上高
44,684 7,076 - 51,760 △ 51,760 -
又は振替高
計 707,566 522,973 1,155 1,231,695 △ 51,760 1,179,934
セグメント利益又は損失(△) 157,126 △ 10,008 △ 31,706 115,411 △ 111,131 4,279
(注) 1.セグメント利益又は損失(△)の調整額 △111,131千円 は、セグメント間取引消去及び各報告セグメントに
配分していない全社費用が含まれております。
2.セグメント利益又は損失(△)は、四半期連結損益及び包括利益計算書の営業利益と一致しております。
2.報告セグメントごとの固定資産の減損損失又はのれん等に関する情報
該当事項はありません。
Ⅱ 当第1四半期連結累計期間(自 2023年10月1日 至 2023年12月31日 )
1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:千円)
四半期連結損益
報告セグメント
調整額 及び包括利益
計算書計上額
(注)1
ソリュー プラット インキュ
計
(注)2
ション フォーム ベーション
売上高
外部顧客への売上高 617,930 393,945 104,945 1,116,820 - 1,116,820
セグメント間の内部売上高
15,632 8,837 - 24,469 △ 24,469 -
又は振替高
計 633,562 402,782 104,945 1,141,290 △ 24,469 1,116,820
セグメント利益 122,337 22,133 8,764 153,235 △ 107,810 45,424
(注) 1.セグメント利益の調整額 △107,810千円 は、セグメント間取引消去及び各報告セグメントに配分していない
全社費用が含まれております。
2.セグメント利益は、四半期連結損益及び包括利益計算書の営業利益と一致しております。
2.報告セグメントごとの固定資産の減損損失又はのれん等に関する情報
該当事項はありません。
3.報告セグメントの変更等に関する事項
当第1四半期連結会計期間より、従来「在庫価値ソリューション」としていた報告セグメントの名称を「ソ
リューション」、「商品流通プラットフォーム」としていた報告セグメントの名称を「プラットフォーム」に変更
しております。当該変更は名称変更のみであり、セグメント情報に与える影響はありません。
なお、前第1四半期連結累計期間のセグメント情報についても変更後の名称で記載しております。
13/18
EDINET提出書類
株式会社オークファン(E27394)
四半期報告書
(収益認識関係)
顧客との契約から生じる収益を分解した情報
当社グループの売上高は、主に顧客との契約から認識された収益であり、当社グループの報告セグメントとの関
係は、以下のとおりであります。
前第1四半期連結累計期間(自 2022年10月1日 至 2022年12月31日 )
(単位:千円)
報告セグメント
合計
インキュ
ソリューション プラットフォーム
ベーション
aucfan課金サービス 318,464 - - 318,464
ウェブマーケティング 241,619 - - 241,619
NETSEA - 195,625 - 195,625
NETSEAオークション - 263,586 - 263,586
OSR展示会 - 55,778 - 55,778
その他 102,796 906 500 104,202
顧客との契約から生じる収益 662,881 515,897 500 1,179,278
その他の収益 - - 655 655
外部顧客への売上高 662,881 515,897 1,155 1,179,934
(注)1.aucfan課金サービス及びNETSEAの一部については、主に役務に対する支配が一定期間にわたり移転するた
め、一定の期間にわたり履行義務を充足し収益を認識しております。
2.その他の収益は、「収益認識に関する会計基準」の適用範囲外から生じた収益であります。主に他社が運営
するファンドの運営益であります。
当第1四半期連結累計期間(自 2023年10月1日 至 2023年12月31日 )
(単位:千円)
報告セグメント
合計
インキュ
ソリューション プラットフォーム
ベーション
aucfan課金サービス 317,930 - - 317,930
ウェブマーケティング 234,025 - - 234,025
NETSEA - 184,185 - 184,185
NETSEAオークション - 146,329 - 146,329
OSR展示会 - 63,164 - 63,164
その他 65,975 265 - 66,241
顧客との契約から生じる収益 617,930 393,945 - 1,011,875
その他の収益 - - 104,945 104,945
外部顧客への売上高 617,930 393,945 104,945 1,116,820
(注)1.aucfan課金サービス及びNETSEAの一部については、主に役務に対する支配が一定期間にわたり移転するた
め、一定の期間にわたり履行義務を充足し収益を認識しております。
2.その他の収益は、「収益認識に関する会計基準」の適用範囲外から生じた収益であります。主に金融商品に
関する会計基準」(企業会計基準第10号)に基づくベンチャー投資における営業投資有価証券の売却収入で
あります。
14/18
EDINET提出書類
株式会社オークファン(E27394)
四半期報告書
(1株当たり情報)
1株当たり四半期純利益又は1株当たり四半期純損失及び算定上の基礎は、以下のとおりであります。
前第1四半期連結累計期間 当第1四半期連結累計期間
(自 2022年10月1日 (自 2023年10月1日
至 2022年12月31日 ) 至 2023年12月31日 )
1株当たり四半期純利益又は1株当たり四半期純損失
△15円93銭 2円55銭
(△)
(算定上の基礎)
親会社株主に帰属する四半期純利益又は親会社株主に
△168,773 26,341
帰属する四半期純損失(△)(千円)
普通株主に帰属しない金額(千円) - -
普通株式に係る親会社株主に帰属する四半期純利益又
△168,773 26,341
は親会社株主に帰属する四半期純損失(△)(千円)
普通株式の期中平均株式数(株) 10,596,710 10,321,710
希薄化効果を有しないため、潜在株式調整後1株当たり四
半期純利益の算定に含めなかった潜在株式で、前連結会計 - -
年度末から重要な変動があったものの概要
(注)前第1四半期連結累計期間の潜在株式調整後1株当たり四半期純利益については、潜在株式は存在するもの
の、1株当たり四半期純損失であるため記載しておりません。また、当第1四半期連結累計期間の潜在株式調
整後1株当たり四半期純利益については、希薄化効果を有する潜在株式が存在しないため記載しておりませ
ん。
(重要な後発事象)
該当事項はありません。
2 【その他】
該当事項はありません。
15/18
EDINET提出書類
株式会社オークファン(E27394)
四半期報告書
第二部 【提出会社の保証会社等の情報】
該当事項はありません。
16/18
EDINET提出書類
株式会社オークファン(E27394)
四半期報告書
独立監査人の四半期レビュー報告書
2024年2月14日
株式会社オークファン
取締役会 御中
監査法人アヴァンティア
東京都千代田区
指定社員
公認会計士
藤 田 憲 三
業務執行社員
指定社員
公認会計士
渡 部 幸 太
業務執行社員
監査人の結論
当監査法人は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づき、「経理の状況」に掲げられている株式会社オーク
ファンの2023年10月1日から2024年9月30日までの連結会計年度の第1四半期連結会計期間(2023年10月1日から2023
年12月31日まで)及び第1四半期連結累計期間(2023年10月1日から2023年12月31日まで)に係る四半期連結財務諸
表、すなわち、四半期連結貸借対照表、四半期連結損益及び包括利益計算書及び注記について四半期レビューを行っ
た。
当監査法人が実施した四半期レビューにおいて、上記の四半期連結財務諸表が、我が国において一般に公正妥当と認
められる四半期連結財務諸表の作成基準に準拠して、株式会社オークファン及び連結子会社の2023年12月31日現在の財
政状態及び同日をもって終了する第1四半期連結累計期間の経営成績を適正に表示していないと信じさせる事項が全て
の重要な点において認められなかった。
監査人の結論の根拠
当監査法人は、我が国において一般に公正妥当と認められる四半期レビューの基準に準拠して四半期レビューを行っ
た。四半期レビューの基準における当監査法人の責任は、「四半期連結財務諸表の四半期レビューにおける監査人の責
任」に記載されている。当監査法人は、我が国における職業倫理に関する規定に従って、会社及び連結子会社から独立
しており、また、監査人としてのその他の倫理上の責任を果たしている。当監査法人は、結論の表明の基礎となる証拠
を入手したと判断している。
四半期連結財務諸表に対する経営者並びに監査役及び監査役会の責任
経営者の責任は、我が国において一般に公正妥当と認められる四半期連結財務諸表の作成基準に準拠して四半期連結
財務諸表を作成し適正に表示することにある。これには、不正又は誤謬による重要な虚偽表示のない四半期連結財務諸
表を作成し適正に表示するために経営者が必要と判断した内部統制を整備及び運用することが含まれる。
四半期連結財務諸表を作成するに当たり、経営者は、継続企業の前提に基づき四半期連結財務諸表を作成することが
適切であるかどうかを評価し、我が国において一般に公正妥当と認められる四半期連結財務諸表の作成基準に基づいて
継続企業に関する事項を開示する必要がある場合には当該事項を開示する責任がある。
監査役及び監査役会の責任は、財務報告プロセスの整備及び運用における取締役の職務の執行を監視することにあ
る。
四半期連結財務諸表の四半期レビューにおける監査人の責任
監査人の責任は、監査人が実施した四半期レビューに基づいて、四半期レビュー報告書において独立の立場から四半
期連結財務諸表に対する結論を表明することにある。
17/18
EDINET提出書類
株式会社オークファン(E27394)
四半期報告書
監査人は、我が国において一般に公正妥当と認められる四半期レビューの基準に従って、四半期レビューの過程を通
じて、職業的専門家としての判断を行い、職業的懐疑心を保持して以下を実施する。
・ 主として経営者、財務及び会計に関する事項に責任を有する者等に対する質問、分析的手続その他の四半期レ
ビュー手続を実施する。四半期レビュー手続は、我が国において一般に公正妥当と認められる監査の基準に準拠して
実施される年度の財務諸表の監査に比べて限定された手続である。
・ 継続企業の前提に関する事項について、重要な疑義を生じさせるような事象又は状況に関して重要な不確実性が認
められると判断した場合には、入手した証拠に基づき、四半期連結財務諸表において、我が国において一般に公正妥
当と認められる四半期連結財務諸表の作成基準に準拠して、適正に表示されていないと信じさせる事項が認められな
いかどうか結論付ける。また、継続企業の前提に関する重要な不確実性が認められる場合は、四半期レビュー報告書
において四半期連結財務諸表の注記事項に注意を喚起すること、又は重要な不確実性に関する四半期連結財務諸表の
注記事項が適切でない場合は、四半期連結財務諸表に対して限定付結論又は否定的結論を表明することが求められて
いる。監査人の結論は、四半期レビュー報告書日までに入手した証拠に基づいているが、将来の事象や状況により、
企業は継続企業として存続できなくなる可能性がある。
・ 四半期連結財務諸表の表示及び注記事項が、我が国において一般に公正妥当と認められる四半期連結財務諸表の作
成基準に準拠していないと信じさせる事項が認められないかどうかとともに、関連する注記事項を含めた四半期連結
財務諸表の表示、構成及び内容、並びに四半期連結財務諸表が基礎となる取引や会計事象を適正に表示していないと
信じさせる事項が認められないかどうかを評価する。
・ 四半期連結財務諸表に対する結論を表明するために、会社及び連結子会社の財務情報に関する証拠を入手する。監
査人は、四半期連結財務諸表の四半期レビューに関する指示、監督及び実施に関して責任がある。監査人は、単独で
監査人の結論に対して責任を負う。
監査人は、監査役及び監査役会に対して、計画した四半期レビューの範囲とその実施時期、四半期レビュー上の重要
な発見事項について報告を行う。
監査人は、監査役及び監査役会に対して、独立性についての我が国における職業倫理に関する規定を遵守したこと、
並びに監査人の独立性に影響を与えると合理的に考えられる事項、及び阻害要因を除去するための対応策を講じている
場合又は阻害要因を許容可能な水準にまで軽減するためのセーフガードを適用している場合はその内容について報告を
行う。
利害関係
会社及び連結子会社と当監査法人又は業務執行社員との間には、公認会計士法の規定により記載すべき利害関係はな
い。
以 上
(注) 1.上記の四半期レビュー報告書の原本は、当社(四半期報告書提出会社)が四半期連結財務諸表に 添付する形
で別途保管しております。
2.XBRLデータは四半期レビューの対象には含まれておりません。
18/18