株式会社IGポート 四半期報告書 第35期第2四半期(2023/09/01-2023/11/30)
EDINET提出書類
株式会社IGポート(E02480)
四半期報告書
【表紙】
【提出書類】 四半期報告書
【根拠条文】 金融商品取引法第24条の4の7第1項
【提出先】 関東財務局長
【提出日】 2024年1月12日
【四半期会計期間】 第35期第2四半期(自 2023年9月1日 至 2023年11月30日)
【会社名】 株式会社IGポート
【英訳名】 IG Port,Inc.
【代表者の役職氏名】 代表取締役社長 石川 光久
【本店の所在の場所】 東京都武蔵野市中町二丁目1番9号
【電話番号】 0422-53-0257
【事務連絡者氏名】 取締役 栗本 典博
【最寄りの連絡場所】 東京都武蔵野市中町二丁目1番9号
【電話番号】 0422-53-0257
【事務連絡者氏名】 取締役 栗本 典博
【縦覧に供する場所】 株式会社東京証券取引所
(東京都中央区日本橋兜町2番1号)
1/22
EDINET提出書類
株式会社IGポート(E02480)
四半期報告書
第一部【企業情報】
第1【企業の概況】
1【主要な経営指標等の推移】
第34期 第35期
回次 第2四半期連結 第2四半期連結 第34期
累計期間 累計期間
自2022年6月1日 自2023年6月1日 自2022年6月1日
会計期間
至2022年11月30日 至2023年11月30日 至2023年5月31日
5,622,916 5,229,634 11,163,699
売上高 (千円)
513,250 749,928 999,736
経常利益 (千円)
親会社株主に帰属する四半期(当
382,954 547,782 766,823
(千円)
期)純利益
392,410 551,865 771,747
四半期包括利益又は包括利益 (千円)
5,826,431 6,678,179 6,205,655
純資産額 (千円)
11,330,005 12,492,120 12,542,181
総資産額 (千円)
81.23 115.02 162.66
1株当たり四半期(当期)純利益 (円)
潜在株式調整後1株当たり四半期
(円) - - -
(当期)純利益
50.7 53.5 48.9
自己資本比率 (%)
287,607 1,246,252 1,818,782
営業活動によるキャッシュ・フロー (千円)
投資活動によるキャッシュ・フロー (千円) △ 462,580 △ 679,852 △ 966,754
財務活動によるキャッシュ・フロー (千円) △ 29,329 △ 196,710 △ 33,255
現金及び現金同等物の四半期末
5,096,341 6,490,983 6,118,291
(千円)
(期末)残高
第34期 第35期
回次 第2四半期連結 第2四半期連結
会計期間 会計期間
自2022年9月1日 自2023年9月1日
会計期間
至2022年11月30日 至2023年11月30日
27.87 44.12
1株当たり四半期純利益 (円)
(注)1.当社は四半期連結財務諸表を作成しておりますので、提出会社の主要な経営指標等の推移については記載し
ておりません。
2.1株当たり四半期(当期)純利益については、算定上の基礎となる期中株式数から控除する自己株式数に、従
業員インセンティブプラン「株式給付信託(J-ESOP)」制度の信託口が所有する当社株式を含めております。
3.潜在株式調整後1株当たり四半期(当期)純利益については、潜在株式が存在しないため記載しておりませ
ん。
2【事業の内容】
当第2四半期連結累計期間において、当社グループ(当社及び当社の関係会社)が営む事業の内容について、重
要な変更はありません。
2/22
EDINET提出書類
株式会社IGポート(E02480)
四半期報告書
第2【事業の状況】
1【事業等のリスク】
当第2四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、又は、前事業年度の有価証券報告書に記載し
た事業等のリスクについての重要な変更はありません。
2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)財政状態及び経営成績の状況
当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、上場企業の2024年3月期の純利益の見通しは上振れている会
社が多く日本企業の稼ぐ力が高まっている事や、2023年10月の訪日客はコロナウイルス流行前(2019年同月)の水準
を超えインバウンド需要の回復等により、景気は緩やかな回復傾向が見られました。しかしながら、東欧や中東、
東アジアでの地政学リスクが高まっており、また、物価高や海外景気の変調も見られ、依然として先行きは不透明
な状況が続いております。
このような事業環境のもと、当社グループはアニメーション作品の企画・制作を行う映像制作事業、コミック雑
誌等の企画、製造、販売及び電子コミックスの配信を行う出版事業、作品の二次利用による印税・収益分配金等を
得る版権事業に取り組んでまいりました。
これらの結果、当第2四半期連結累計期間の売上高は5,229,634千円(前年同期比7.0%減)、投資事業組合運用益
128,848千円を営業外収益に計上したことにより、経常利益は749,928千円(前年同期比46.1%増)、親会社株主に帰
属する四半期純利益は547,782千円(前年同期比43.0%増)となりました。
セグメントの経営成績は次のとおりであります。
① 映像制作事業
映像制作事業におきましては、テレビ用アニメーションは「怪獣8号」等、配信用アニメーションは「THE
ONE PIECE」「君に届け 3RD SEASON」「ムーンライズ」「ターミネーター」等、劇場用アニメーションは「劇場
版 SPY × FAMILY CODE: White」「ハイキュー!! ゴミ捨て場の決戦」等、納品へ向けそれぞれ制作しており、
テレビ用アニメーションの「SPY × FAMILY Season 2」は、納品及びテレビでの放映が始まりました。その他
に、遊技機やCМ等のアニメーションを制作し納品しました。
一部の作品については、制作期間の長期化や、CG制作費、外注費等が高騰しており、受注損失引当金を計上
しております。
以上により、当事業の売上高(進捗基準)は売上原価の計上が予算より少なくなったため、2,800,303千円(前年
同期比11.5%減)、営業損失は122,433千円(前年同期は53,514千円の営業利益)となりました。
② 出版事業
出版事業におきましては、月刊誌「コミックガーデン」、コミックス「リィンカーネーションの花弁 18巻」
「魔導具師ダリヤはうつむかない ~Dahliya Wilts No More~ 6巻」「王太子に婚約破棄されたので、もうバ
カのふりはやめようと思います 3巻」等、定期月刊誌6点、並びに新刊コミックス・書籍77点を刊行しまし
た。
また、既刊コミックスの「魔導具師ダリヤはうつむかない ~Dahliya Wilts No More~」「王太子に婚約破棄
されたので、もうバカのふりはやめようと思います」は、特に販売好調でありました。電子書籍売上は、一般書
店向け紙書籍の売上減を補い伸長しており、電子書籍の出版売上構成比は79%まで上昇しています。
以上により、当事業の売上高は株式会社リンガ・フランカの解散・清算が決議されたことによる減収が影響し
1,228,708千円(前年同期比14.6%減)、営業利益は290,144千円(前年同期比5.6%減)となりました。
③ 版権事業
版権事業におきましては、「SPY × FAMILY」「進撃の巨人」「ハイキュー!!」「天国大魔境」「攻殻機動
隊」等のシリーズタイトルを中心に、二次利用による収益分配を計上しました。
以上により、当事業の売上高は1,050,888千円(前年同期比23.0%増)、減価償却費が前年同期と比べ少なくな
り、また、過去に投資した減価償却済み作品の版権収入が好調であったため、営業利益は501,067千円(前年同期
比197.4%増)となりました。
④ その他事業
その他事業におきましては、雑誌のイラスト描きやキャラクターの商品販売、スマートフォン向けアプリ等に
より、当事業の売上高は149,733千円(前年同期比8.9%減)、営業利益は2,759千円(前年同期比68.6%減)となり
ました。
3/22
EDINET提出書類
株式会社IGポート(E02480)
四半期報告書
財政状態は次のとおりであります。
① 資産
資産につきましては、前連結会計年度末に比べ50,060千円減少して12,492,120千円となりました。主な要因
はコンテンツ資産が404,217千円、現金及び預金が372,691千円増加し、一方、受取手形、売掛金及び契約資産
が819,255千円、映像マスターが53,070千円減少したことによるものであります。
② 負債
負債につきましては、前連結会計年度末に比べ522,584千円減少して5,813,941千円となりました。主な要因
は受注損失引当金が163,050千円増加し、一方、未払印税が259,907千円、預り金が151,365千円、前受金が
101,601千円減少したことによるものであります。
③ 純資産
純資産につきましては、前連結会計年度末に比べ472,524千円増加して6,678,179千円となりました。主な要
因は親会社株主に帰属する四半期純利益の計上及び配当金の支払いの結果、利益剰余金は354,854千円増加
し、株式給付信託(J-ESOP)制度による株式の給付により自己株式が118,686千円減少したことによるものであ
ります。
(2)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、前連結会計年度末と比べ
372,691千円増加し、6,490,983千円となりました。
当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動による資金の増加は、1,246,252千円(前年同期は287,607千円の増加)となりました。これは主に、売
上債権の減少額が819,333千円、税金等調整前四半期純利益が749,928千円、減価償却費が288,226千円、一方、
未払印税の減少が259,907千円、未払消費税の減少が156,780千円等によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動による資金の減少は、679,852千円(前年同期は462,580千円の減少)となりました。これは主に、コン
テンツ資産等の無形固定資産の取得による支出が401,534千円、映像マスター等の有形固定資産の取得による支
出が270,584千円等によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動による資金の減少は、196,710千円(前年同期は29,329千円の減少)となりました。これは主に、配当
金の支払額が191,945千円、ファイナンス・リース債務の返済による支出が4,609千円等によるものであります。
(3)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要
な変更はありません。
(4)研究開発活動
該当事項はありません。
3【経営上の重要な契約等】
当第2四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。
4/22
EDINET提出書類
株式会社IGポート(E02480)
四半期報告書
第3【提出会社の状況】
1【株式等の状況】
(1)【株式の総数等】
①【株式の総数】
種類 発行可能株式総数(株)
普通株式 15,000,000
計 15,000,000
②【発行済株式】
第2四半期会計期間末 上場金融商品取引所名又
提出日現在発行数(株)
種類 現在発行数(株) は登録認可金融商品取引 内容
(2024年1月12日)
(2023年11月30日) 業協会名
東京証券取引所 単元株式数は100株
5,055,400 5,055,400
普通株式
スタンダード市場 であります。
5,055,400 5,055,400
計 ― ―
(2)【新株予約権等の状況】
①【ストックオプション制度の内容】
該当事項はありません。
②【その他の新株予約権等の状況】
該当事項はありません。
(3)【行使価額修正条項付新株予約権付社債券等の行使状況等】
該当事項はありません。
(4)【発行済株式総数、資本金等の推移】
発行済株式総
発行済株式総 資本金増減額 資本金残高 資本準備金増 資本準備金残
年月日 数増減数
数残高(株) (千円) (千円) 減額(千円) 高(千円)
(株)
2023年9月1日~
- 5,055,400 - 781,500 - 1,952,715
2023年11月30日
5/22
EDINET提出書類
株式会社IGポート(E02480)
四半期報告書
(5)【大株主の状況】
2023年11月30日現在
発行済株式(自己
株式を除く。)の
所有株式数
氏名又は名称 住所 総数に対する所有
(株)
株式数の割合
(%)
974,300 20.2
石川 光久 東京都渋谷区
東京都港区東新橋1丁目8-1 498,000 10.3
株式会社電通グループ
東京都港区東新橋1丁目6-1 498,000 10.3
日本テレビ放送網株式会社
東京都千代田区永田町2丁目11-1 252,000 5.2
株式会社NTTドコモ
株式会社日本カストディ銀行(信
東京都中央区晴海1丁目8-12 165,400 3.4
託口)
132,600 2.7
保坂 嘉弘 東京都八王子市
日本マスタートラスト信託銀行株
118,500 2.5
東京都港区浜松町2丁目11番3 号
式会社(信託口)
109,600 2.3
佐藤 徹 埼玉県所沢市
5TH FL,ANDERSON SQUARE BULDG,64
HIBIKI PATH AOBA FUND
SHEDDEN RD,GRAND CAYMAN, KY1-1206,
(常任代理人 香港上海銀行東京支 109,000 2.3
CAYMAN ISLANDS
店 カストディ業務部)
(東京都中央区日本橋3丁目11-1)
東京都千代田区丸の内2丁目7-3 98,100 2.0
JPモルガン証券株式会社
2,955,500 61.3
計 -
(注)1.上記のほか、自己株式が232,252株あります。また、「株式給付信託(J-ESOP)」の導入により㈱日本カスト
ディ銀行(信託E口)が保有する当社株式が40,600株あります。
2.2023年12月11日付で公衆の縦覧に供されている大量保有報告書(変更報告書N0.2)において、ひびき・パー
ス・アドバイザーズが2023年9月8日現在で以下の株式を所有している旨が記載されているものの、当社と
して2023年11月30日現在における実質所有株式数の確認ができませんので、上記大株主の状況には含めてお
りません。
なお、大量保有報告書の変更報告書の内容は以下のとおりであります。
保有株券等の数 株券等保有割合
氏名又は名称 住所
(株) (%)
シンガポール共和国 058584、テンプルス
ひびき・パース・アドバイザーズ 255,900 5.06
トリート 39、201
6/22
EDINET提出書類
株式会社IGポート(E02480)
四半期報告書
(6)【議決権の状況】
①【発行済株式】
2023年11月30日現在
区分 株式数(株) 議決権の数(個) 内容
無議決権株式 - - -
議決権制限株式(自己株式等) - - -
議決権制限株式(その他) - - -
232,200
完全議決権株式(自己株式等) 普通株式 - -
4,819,800 48,198
完全議決権株式(その他) 普通株式 -
3,400
単元未満株式 普通株式 - -
5,055,400
発行済株式総数 - -
48,198
総株主の議決権 - -
(注)1.「完全議決権株式(その他)」欄には、従業員インセンティブプラン「株式給付信託(J-ESOP)」制度の信
託財産として㈱日本カストディ銀行が保有している当社株式40,600株を含めて表示しております。
2.「単元未満株式」欄の普通株式には、当社所有の自己株式52株が含まれております。
②【自己株式等】
2023年11月30日現在
発行済株式総数
自己名義所有 他人名義所有 所有株式数の
所有者の氏名又は名称 所有者の住所 に対する所有株
株式数(株) 株式数(株) 合計(株)
式数の割合(%)
東京都武蔵野市中町二丁目
232,200 232,200 4.59
株式会社IGポート -
1番9号
232,200 232,200 4.59
計 - -
(注)上記のほか、連結財務諸表において自己株式として認識している株式が40,600株あります。これは、前記①
「発行済株式」に記載の㈱日本カストディ銀行が保有している株式であり、会計処理上、当社と信託口は一体
であると認識し、信託口が所有する株式を自己株式として計上していることによるものであります。
2【役員の状況】
該当事項はありません。
7/22
EDINET提出書類
株式会社IGポート(E02480)
四半期報告書
第4【経理の状況】
1.四半期連結財務諸表の作成方法について
当社の四半期連結財務諸表は、「四半期連結財務諸表の用語、様式及び作成方法に関する規則」(平成19年内閣府
令第64号)に基づいて作成しております。
2.監査証明について
当社は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づき、第2四半期連結会計期間(2023年9月1日から2023
年11月30日まで)及び第2四半期連結累計期間(2023年6月1日から2023年11月30日まで)に係る四半期連結財務諸
表について有限責任監査法人トーマツによる四半期レビューを受けております。
8/22
EDINET提出書類
株式会社IGポート(E02480)
四半期報告書
1【四半期連結財務諸表】
(1)【四半期連結貸借対照表】
(単位:千円)
前連結会計年度 当第2四半期連結会計期間
(2023年5月31日) (2023年11月30日)
資産の部
流動資産
6,128,409 6,501,100
現金及び預金
3,168,791 2,349,535
受取手形、売掛金及び契約資産
109,526 99,676
商品及び製品
14,636 18,804
仕掛品
9,794 8,565
貯蔵品
34,631 108,096
前渡金
407,208 392,763
その他
△ 398 △ 1,588
貸倒引当金
9,872,599 9,476,954
流動資産合計
固定資産
有形固定資産
516,920 498,070
建物及び構築物(純額)
651,249 651,249
土地
255,011 201,941
映像マスター(純額)
166,742 169,423
その他(純額)
1,589,924 1,520,684
有形固定資産合計
無形固定資産
383,675 787,893
コンテンツ資産
29,243 25,124
その他
412,919 813,017
無形固定資産合計
投資その他の資産
246,429 247,714
投資有価証券
420,308 433,750
その他
666,738 681,464
投資その他の資産合計
2,669,581 3,015,166
固定資産合計
12,542,181 12,492,120
資産合計
9/22
EDINET提出書類
株式会社IGポート(E02480)
四半期報告書
(単位:千円)
前連結会計年度 当第2四半期連結会計期間
(2023年5月31日) (2023年11月30日)
負債の部
流動負債
760,925 817,379
買掛金
200,000
1年内返済予定の長期借入金 -
381,862 259,294
未払金
729,212 469,305
未払印税
115,832 202,851
未払法人税等
2,004,945 1,903,343
前受金
936,851 785,485
預り金
1,260
賞与引当金 -
109,212 12,906
役員賞与引当金
155,750 318,800
受注損失引当金
105,966
株式給付引当金 -
518,347 505,187
その他
5,818,907 5,475,815
流動負債合計
固定負債
200,000
長期借入金 -
102,571 105,807
退職給付に係る負債
86,287 91,281
役員退職慰労引当金
128,759 141,037
その他
517,618 338,126
固定負債合計
6,336,525 5,813,941
負債合計
純資産の部
株主資本
781,500 781,500
資本金
2,186,440 2,258,560
資本剰余金
3,688,922 4,043,777
利益剰余金
△ 536,032 △ 417,346
自己株式
6,120,830 6,666,491
株主資本合計
その他の包括利益累計額
7,604 11,687
為替換算調整勘定
7,604 11,687
その他の包括利益累計額合計
77,219
非支配株主持分 -
6,205,655 6,678,179
純資産合計
12,542,181 12,492,120
負債純資産合計
10/22
EDINET提出書類
株式会社IGポート(E02480)
四半期報告書
(2)【四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書】
【四半期連結損益計算書】
【第2四半期連結累計期間】
(単位:千円)
前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間
(自 2022年6月1日 (自 2023年6月1日
至 2022年11月30日) 至 2023年11月30日)
5,622,916 5,229,634
売上高
4,305,593 3,990,935
売上原価
1,317,322 1,238,699
売上総利益
※ 840,775 ※ 640,473
販売費及び一般管理費
476,546 598,225
営業利益
営業外収益
324 206
受取利息
9,323 1,816
持分法による投資利益
128,848
投資事業組合運用益 -
16,280 698
為替差益
10,761 14,775
受取賃貸料
11,160 16,556
受取手数料
3,403 198
補助金収入
1,933 2,844
その他
53,188 165,944
営業外収益合計
営業外費用
300 191
支払利息
14,872 10,043
賃貸収入原価
1,295
投資事業組合運用損 -
15 4,007
その他
16,484 14,242
営業外費用合計
513,250 749,928
経常利益
513,250 749,928
税金等調整前四半期純利益
法人税、住民税及び事業税 121,903 202,992
8,167
△ 846
法人税等調整額
130,070 202,145
法人税等合計
383,180 547,782
四半期純利益
225
非支配株主に帰属する四半期純利益 -
382,954 547,782
親会社株主に帰属する四半期純利益
11/22
EDINET提出書類
株式会社IGポート(E02480)
四半期報告書
【四半期連結包括利益計算書】
【第2四半期連結累計期間】
(単位:千円)
前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間
(自 2022年6月1日 (自 2023年6月1日
至 2022年11月30日) 至 2023年11月30日)
383,180 547,782
四半期純利益
その他の包括利益
9,230 4,083
為替換算調整勘定
9,230 4,083
その他の包括利益合計
392,410 551,865
四半期包括利益
(内訳)
392,184 551,865
親会社株主に係る四半期包括利益
225
非支配株主に係る四半期包括利益 -
12/22
EDINET提出書類
株式会社IGポート(E02480)
四半期報告書
(3)【四半期連結キャッシュ・フロー計算書】
(単位:千円)
前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間
(自 2022年6月1日 (自 2023年6月1日
至 2022年11月30日) 至 2023年11月30日)
営業活動によるキャッシュ・フロー
513,250 749,928
税金等調整前四半期純利益
439,674 288,226
減価償却費
19 1,503
長期前払費用償却額
2,350 1,190
貸倒引当金の増減額(△は減少)
163,050
受注損失引当金の増減額(△は減少) △ 88,541
2,100 1,260
賞与引当金の増減額(△は減少)
役員賞与引当金の増減額(△は減少) △ 60,866 △ 96,306
株式給付引当金の増減額(△は減少) △ 1,740 △ 105,966
4,189 3,235
退職給付に係る負債の増減額(△は減少)
4,994 4,994
役員退職慰労引当金の増減額(△は減少)
受取利息及び受取配当金 △ 324 △ 206
補助金収入 △ 3,403 △ 198
為替差損益(△は益) △ 16,280 △ 698
300 191
支払利息
持分法による投資損益(△は益) △ 9,323 △ 1,816
1,295
投資事業組合運用損益(△は益) △ 128,848
819,333
売上債権の増減額(△は増加) △ 100,022
6,910
棚卸資産の増減額(△は増加) △ 8,286
立替金の増減額(△は増加) △ 24,624 △ 2,906
87,991 55,983
仕入債務の増減額(△は減少)
未払印税の増減額(△は減少) △ 41,727 △ 259,907
20,164
未払金の増減額(△は減少) △ 50,541
預り金の増減額(△は減少) △ 89,372 △ 151,365
9,163
前受金の増減額(△は減少) △ 101,601
1,187
前渡金の増減額(△は増加) △ 67,860
未収消費税等の増減額(△は増加) △ 22,800 △ 38,957
未払消費税等の増減額(△は減少) △ 40,795 △ 156,780
169,757 257,023
その他
748,327 1,188,869
小計
利息及び配当金の受取額 324 206
利息の支払額 △ 300 △ 189
3,403 198
補助金の受取額
57,168
△ 464,147
法人税等の支払額又は還付額(△は支払)
287,607 1,246,252
営業活動によるキャッシュ・フロー
投資活動によるキャッシュ・フロー
有形固定資産の取得による支出 △ 363,759 △ 270,584
無形固定資産の取得による支出 △ 96,086 △ 401,534
保険積立金の積立による支出 △ 1,658 △ 1,658
差入保証金の差入による支出 △ 779 △ 1,598
△ 297 △ 4,476
その他
投資活動によるキャッシュ・フロー △ 462,580 △ 679,852
13/22
EDINET提出書類
株式会社IGポート(E02480)
四半期報告書
(単位:千円)
前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間
(自 2022年6月1日 (自 2023年6月1日
至 2022年11月30日) 至 2023年11月30日)
財務活動によるキャッシュ・フロー
配当金の支払額 △ 23,985 △ 191,945
ファイナンス・リース債務の返済による支出 △ 5,301 △ 4,609
△ 42 △ 155
自己株式の取得による支出
財務活動によるキャッシュ・フロー △ 29,329 △ 196,710
5,399 3,002
現金及び現金同等物に係る換算差額
372,691
現金及び現金同等物の増減額(△は減少) △ 198,902
5,295,244 6,118,291
現金及び現金同等物の期首残高
※ 5,096,341 ※ 6,490,983
現金及び現金同等物の四半期末残高
14/22
EDINET提出書類
株式会社IGポート(E02480)
四半期報告書
【注記事項】
(連結の範囲又は持分法適用の範囲の変更)
(1)連結範囲の重要な変更
該当事項はありません。
(2)持分法適用の範囲の重要な変更
第1四半期連結会計期間より、「蒼穹のファフナー THE BEYOND」「シネマラボ」「BUBBLE」「やがて海へ
と届く」の製作委員会4社は、四半期純損益(持分に見合う額)及び利益剰余金(持分に見合う額)等からみ
て、持分法の対象から除いても連結財務諸表に及ぼす影響が軽微であり、かつ、全体としても重要性がない
ため持分法の適用範囲から除外しております。
(会計方針の変更)
該当事項はありません。
(追加情報)
該当事項はありません。
(四半期連結損益計算書関係)
※ 販売費及び一般管理費のうち主要な費目及び金額は次のとおりであります。
前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間
(自 2022年6月1日 (自 2023年6月1日
至 2022年11月30日) 至 2023年11月30日)
役員報酬 98,832 千円 116,962 千円
131,102 131,466
給与手当
377,338 144,818
広告宣伝費
4,994 4,994
役員退職慰労引当金繰入額
9,204 12,906
役員賞与引当金繰入額
3,648 596
退職給付引当金繰入額
(四半期連結キャッシュ・フロー計算書関係)
※ 現金及び現金同等物の四半期末残高と四半期連結貸借対照表に掲記されている科目の金額との関係は下記の
とおりであります。
前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間
(自 2022年6月1日 (自 2023年6月1日
至 2022年11月30日) 至 2023年11月30日)
現金及び預金勘定 5,106,459千円 6,501,100千円
預金期間が3ヶ月を超える定期預金 △10,117 △10,117
現金及び現金同等物 5,096,341 6,490,983
15/22
EDINET提出書類
株式会社IGポート(E02480)
四半期報告書
(株主資本等関係)
Ⅰ 前第2四半期連結累計期間(自 2022年6月1日 至 2022年11月30日)
配当金支払額
配当金の総額 1株当たり
(決議) 株式の種類 基準日 効力発生日 配当の原資
(千円) 配当額(円)
2022年8月30日
普通株式 24,116 5 2022年5月31日 2022年8月31日 利益剰余金
定時株主総会
(注)配当金の総額には、「株式給付信託(J-ESOP)」の導入において設立した㈱日本カストディ銀行(信託E口)が保
有する当社株式に対する配当金544千円を含めて記載しております。
Ⅱ 当第2四半期連結累計期間(自 2023年6月1日 至 2023年11月30日)
配当金支払額
配当金の総額 1株当たり
(決議) 株式の種類 基準日 効力発生日 配当の原資
(千円) 配当額(円)
2023年8月29日
普通株式 192,927 40 2023年5月31日 2023年8月30日 利益剰余金
定時株主総会
(注)配当金の総額には、「株式給付信託(J-ESOP)」の導入において設立した㈱日本カストディ銀行(信託E口)が保
有する当社株式に対する配当金4,356千円を含めて記載しております。
16/22
EDINET提出書類
株式会社IGポート(E02480)
四半期報告書
(セグメント情報等)
【セグメント情報】
Ⅰ 前第2四半期連結累計期間(自 2022年6月1日 至 2022年11月30日)
1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報並びに収益の分解情報
(単位 : 千円)
報告セグメント
その他
合計
映像制作
(注)1
出版事業 版権事業 計
事業
売上高
TV・配信・ビデオ用のアニメ
2,412,061 - - 2,412,061 - 2,412,061
映像制作
劇場用のアニメ映像制作 471,174 - - 471,174 - 471,174
その他のアニメ映像制作 249,836 - - 249,836 - 249,836
コミック・書籍の出版販売 - 310,031 - 310,031 - 310,031
電子書籍の販売 - 896,479 - 896,479 - 896,479
映像コンテンツの版権料 - - 374,148 374,148 - 374,148
出版物に係る原作印税収入 - - 130,937 130,937 - 130,937
その他 32,463 232,511 23,324 288,299 164,320 452,620
顧客との契約から生じる収益 3,165,535 1,439,021 528,411 5,132,968 164,320 5,297,289
その他の収益(注)2 - - 325,627 325,627 - 325,627
3,165,535 1,439,021 854,038 5,458,595 164,320 5,622,916
外部顧客への売上高
セグメント間の内部売上高又
- - - - - -
は振替高
3,165,535 1,439,021 854,038 5,458,595 164,320 5,622,916
計
53,514 307,269 168,475 529,259 8,796 538,056
セグメント利益
(注)1.「その他」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、原稿(雑誌のイラスト)や商品販売
等を行っています。
2.「その他の収益」には、製作委員会への出資から生じる収益の分配などの企業会計基準第10号「金融商品に関
する会計基準」に基づく収益を含んでおります。
2.報告セグメントの利益又は損失の金額の合計額と四半期連結損益計算書計上額との差額及び当該差額の
主な内容(差異調整に関する事項)
(単位 : 千円)
利益 金額
報告セグメント計 529,259
「その他」の区分の利益 8,796
全社費用 (注)
△61,509
四半期連結損益計算書の営業利益 476,546
(注)全社費用は、主に報告セグメントに帰属しない販売費及び一般管理費であります。
3.報告セグメントごとの固定資産の減損損失又はのれん等に関する情報
該当事項はありません。
17/22
EDINET提出書類
株式会社IGポート(E02480)
四半期報告書
Ⅱ 当第2四半期連結累計期間(自 2023年6月1日 至 2023年11月30日)
1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報並びに収益の分解情報
(単位 : 千円)
報告セグメント
その他
合計
映像制作
(注)1
出版事業 版権事業 計
事業
売上高
TV・配信・ビデオ用のアニメ
2,117,376 - - 2,117,376 - 2,117,376
映像制作
劇場用のアニメ映像制作 442,511 - - 442,511 - 442,511
その他のアニメ映像制作 228,538 - - 228,538 - 228,538
コミック・書籍の出版販売 - 254,432 - 254,432 - 254,432
電子書籍の販売 - 969,002 - 969,002 - 969,002
映像コンテンツの版権料 - - 396,835 396,835 - 396,835
出版物に係る原作印税収入 - - 155,055 155,055 - 155,055
その他 11,877 5,273 28,237 45,387 149,733 195,121
顧客との契約から生じる収益 2,800,303 1,228,708 580,127 4,609,139 149,733 4,758,873
その他の収益(注)2 - - 470,760 470,760 - 470,760
2,800,303 1,228,708 1,050,888 5,079,900 149,733 5,229,634
外部顧客への売上高
セグメント間の内部売上高又
- - - - - -
は振替高
2,800,303 1,228,708 1,050,888 5,079,900 149,733 5,229,634
計
セグメント利益又は損失
290,144 501,067 668,778 2,759 671,538
△ 122,433
(△)
(注)1.「その他」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、原稿(雑誌のイラスト)や商品販売
等を行っています。
2.「その他の収益」には、製作委員会への出資から生じる収益の分配などの企業会計基準第10号「金融商品に関
する会計基準」に基づく収益を含んでおります。
2.報告セグメントの利益又は損失の金額の合計額と四半期連結損益計算書計上額との差額及び当該差額の
主な内容(差異調整に関する事項)
(単位 : 千円)
利益 金額
報告セグメント計 668,778
「その他」の区分の利益 2,759
全社費用 (注)
△73,312
四半期連結損益計算書の営業利益 598,225
(注)全社費用は、主に報告セグメントに帰属しない販売費及び一般管理費であります。
3.報告セグメントごとの固定資産の減損損失又はのれん等に関する情報
該当事項はありません。
(収益認識関係)
顧客との契約から生じる収益を分析した情報は、「第4 経理の状況 1 四半期連結財務諸表等 注記事項(セ
グメント情報等)」に記載のとおりであります。
18/22
EDINET提出書類
株式会社IGポート(E02480)
四半期報告書
(1株当たり情報)
1株当たり四半期純利益及び算定上の基礎は、以下のとおりであります。
前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間
(自 2022年6月1日 (自 2023年6月1日
至 2022年11月30日) 至 2023年11月30日)
1株当たり四半期純利益 81円23銭 115円02銭
(算定上の基礎)
親会社株主に帰属する四半期純利益(千円) 382,954 547,782
普通株主に帰属しない金額(千円) - -
普通株式に係る親会社株主に帰属する四半期純
382,954 547,782
利益(千円)
普通株式の期中平均株式数(株) 4,714,363 4,762,672
(注)1.潜在株式調整後1株当たり四半期純利益については、潜在株式が存在しないため記載しておりません。
2.普通株式の期中平均株式数について、その計算において控除する自己株式に、「株式給付信託(J-ESOP)」制
度の信託口が所有する当社株式を含めております。
(重要な後発事象)
( 重要な契約の締結 )
当社は、2023年12月1日の取締役会において、株式会社ブシロードワークスと、漫画家移籍に関する合意書
の締結を決議いたしました。これにより、特別利益が発生することになりました。
1.契約の内容
当社グループは、今般、出版事業において出版契約(以下、原契約)を締結する漫画家ヤマザキコレ氏
が、株式会社ブシロードワークス (所在地 : 東京都中野区中央1丁目38-1 住友中野坂上ビル、代表者
: 新福恭平、事業内容 : 出版事業) へ移籍することについて合意書を締結し、原契約の清算に伴う補填
金を当該移籍先より受け取ることとなりました。
その結果、2024年5月期第3四半期連結会計期間において、原契約の清算に伴う補填金200百万円を特
別利益として計上する見込みとなりました。なお、在庫等の処分費用につきましては、精査中となってお
ります。
2.今後の見通し
2024年5月期通期連結業績予想につきましては、売上高10,440百万円、営業利益891百万円、経常利益
1,101百万円、親会社株主に帰属する当期純利益1,009百万円、1株当たり当期純利益211円57銭を見込ん
でいます。
なお、2023年7月14日公表の中期経営計画におきましては、同日付の当社Webサイト、「決算・IR情
報」、「説明会資料」、「2023年5月期 決算説明資料」20ページ及び34ページに記載の通り、ヤマザキ
コレ氏の代表作であるコミック「魔法使いの嫁」は、休載を前提に出版事業計画を策定しております。こ
のため本移籍にともなう出版事業の影響は軽微であります。
2【その他】
該当事項はありません。
19/22
EDINET提出書類
株式会社IGポート(E02480)
四半期報告書
第二部【提出会社の保証会社等の情報】
該当事項はありません。
20/22
EDINET提出書類
株式会社IGポート(E02480)
四半期報告書
独立監査人の四半期レビュー報告書
2024年1月12日
株式会社IGポート
取 締 役 会 御中
有限責任監査法人トーマツ
東 京 事 務 所
指定有限責任社員
公認会計士
後藤 英俊
業務執行社員
指定有限責任社員
公認会計士
原 康二
業務執行社員
監査人の結論
当監査法人は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づき、「経理の状況」に掲げられている株式会社IG
ポートの2023年6月1日から2024年5月31日までの連結会計年度の第2四半期連結会計期間(2023年9月1日から2023年
11月30日まで)及び第2四半期連結累計期間(2023年6月1日から2023年11月30日まで)に係る四半期連結財務諸表、す
なわち、四半期連結貸借対照表、四半期連結損益計算書、四半期連結包括利益計算書、四半期連結キャッシュ・フロー計
算書及び注記について四半期レビューを行った。
当監査法人が実施した四半期レビューにおいて、上記の四半期連結財務諸表が、我が国において一般に公正妥当と認め
られる四半期連結財務諸表の作成基準に準拠して、株式会社IGポート及び連結子会社の2023年11月30日現在の財政状態
並びに同日をもって終了する第2四半期連結累計期間の経営成績及びキャッシュ・フローの状況を適正に表示していない
と信じさせる事項が全ての重要な点において認められなかった。
監査人の結論の根拠
当監査法人は、我が国において一般に公正妥当と認められる四半期レビューの基準に準拠して四半期レビューを行っ
た。四半期レビューの基準における当監査法人の責任は、「四半期連結財務諸表の四半期レビューにおける監査人の責
任」に記載されている。当監査法人は、我が国における職業倫理に関する規定に従って、会社及び連結子会社から独立し
ており、また、監査人としてのその他の倫理上の責任を果たしている。当監査法人は、結論の表明の基礎となる証拠を入
手したと判断している。
四半期連結財務諸表に対する経営者並びに監査役及び監査役会の責任
経営者の責任は、我が国において一般に公正妥当と認められる四半期連結財務諸表の作成基準に準拠して四半期連結財
務諸表を作成し適正に表示することにある。これには、不正又は誤謬による重要な虚偽表示のない四半期連結財務諸表を
作成し適正に表示するために経営者が必要と判断した内部統制を整備及び運用することが含まれる。
四半期連結財務諸表を作成するに当たり、経営者は、継続企業の前提に基づき四半期連結財務諸表を作成することが適
切であるかどうかを評価し、我が国において一般に公正妥当と認められる四半期連結財務諸表の作成基準に基づいて継続
企業に関する事項を開示する必要がある場合には当該事項を開示する責任がある。
監査役及び監査役会の責任は、財務報告プロセスの整備及び運用における取締役の職務の執行を監視することにある。
四半期連結財務諸表の四半期レビューにおける監査人の責任
監査人の責任は、監査人が実施した四半期レビューに基づいて、四半期レビュー報告書において独立の立場から四半期
連結財務諸表に対する結論を表明することにある。
監査人は、我が国において一般に公正妥当と認められる四半期レビューの基準に従って、四半期レビューの過程を通じ
て、職業的専門家としての判断を行い、職業的懐疑心を保持して以下を実施する。
・ 主として経営者、財務及び会計に関する事項に責任を有する者等に対する質問、分析的手続その他の四半期レ
ビュー手続を実施する。四半期レビュー手続は、我が国において一般に公正妥当と認められる監査の基準に準拠して
実施される年度の財務諸表の監査に比べて限定された手続である。
・ 継続企業の前提に関する事項について、重要な疑義を生じさせるような事象又は状況に関して重要な不確実性が認
められると判断した場合には、入手した証拠に基づき、四半期連結財務諸表において、我が国において一般に公正妥
21/22
EDINET提出書類
株式会社IGポート(E02480)
四半期報告書
当と認められる四半期連結財務諸表の作成基準に準拠して、適正に表示されていないと信じさせる事項が認められな
いかどうか結論付ける。また、継続企業の前提に関する重要な不確実性が認められる場合は、四半期レビュー報告書
に おいて四半期連結財務諸表の注記事項に注意を喚起すること、又は重要な不確実性に関する四半期連結財務諸表の
注記事項が適切でない場合は、四半期連結財務諸表に対して限定付結論又は否定的結論を表明することが求められて
いる。監査人の結論は、四半期レビュー報告書日までに入手した証拠に基づいているが、将来の事象や状況により、
企業は継続企業として存続できなくなる可能性がある。
・ 四半期連結財務諸表の表示及び注記事項が、我が国において一般に公正妥当と認められる四半期連結財務諸表の作
成基準に準拠していないと信じさせる事項が認められないかどうかとともに、関連する注記事項を含めた四半期連結
財務諸表の表示、構成及び内容、並びに四半期連結財務諸表が基礎となる取引や会計事象を適正に表示していないと
信じさせる事項が認められないかどうかを評価する。
・ 四半期連結財務諸表に対する結論を表明するために、会社及び連結子会社の財務情報に関する証拠を入手する。監
査人は、四半期連結財務諸表の四半期レビューに関する指示、監督及び実施に関して責任がある。監査人は、単独で
監査人の結論に対して責任を負う。
監査人は、監査役及び監査役会に対して、計画した四半期レビューの範囲とその実施時期、四半期レビュー上の重要な
発見事項について報告を行う。
監査人は、監査役及び監査役会に対して、独立性についての我が国における職業倫理に関する規定を遵守したこと、並
びに監査人の独立性に影響を与えると合理的に考えられる事項、及び阻害要因を除去するための対応策を講じている場合
又は阻害要因を許容可能な水準にまで軽減するためのセーフガードを適用している場合はその内容について報告を行う。
利害関係
会社及び連結子会社と当監査法人又は業務執行社員との間には、公認会計士法の規定により記載すべき利害関係はな
い。
以 上
(注)1.上記の四半期レビュー報告書の原本は当社(四半期報告書提出会社)が別途保管しております。
2.XBRLデータは四半期レビューの対象には含まれていません。
22/22