日産自動車株式会社 四半期報告書 第125期第2四半期(2023/07/01-2023/09/30)
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日産自動車株式会社(E02142)
四半期報告書
【表紙】
【提出書類】 四半期報告書
【根拠条文】 金融商品取引法第24条の4の7第1項
【提出先】 関東財務局長
【提出日】 2023年11月13日
【四半期会計期間】 第125期第2四半期(自 2023年7月1日 至 2023年9月30日)
【会社名】 日産自動車株式会社
【英訳名】 NISSAN MOTOR CO., LTD.
【代表者の役職氏名】 代表執行役社長兼最高経営責任者 内田 誠
【本店の所在の場所】 横浜市神奈川区宝町2番地
【電話番号】 045(523)5523(代)
【事務連絡者氏名】 財務会計部連結会計グループ主担 田家 滋子
【最寄りの連絡場所】 横浜市西区高島一丁目1番1号
【電話番号】 045(523)5523(代)
【事務連絡者氏名】 財務会計部連結会計グループ主担 田家 滋子
【縦覧に供する場所】 株式会社東京証券取引所
(東京都中央区日本橋兜町2番1号)
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第一部 【企業情報】
第1 【企業の概況】
1 【主要な経営指標等の推移】
第124期 第125期
回次 第2四半期 第2四半期 第124期
連結累計期間 連結累計期間
自 2022年4月1日 自 2023年4月1日 自 2022年4月1日
会計期間
至 2022年9月30日 至 2023年9月30日 至 2023年3月31日
売上高 (百万円) 4,662,250 6,063,346
10,596,695
(第2四半期連結会計期間) ( 2,524,939 ) ( 3,145,686 )
経常利益 (百万円) 196,933 412,681 515,443
親会社株主に帰属する
(百万円) 64,475 296,210
四半期(当期)純利益
221,900
(第2四半期連結会計期間) ( 17,363 ) ( 190,735 )
四半期包括利益又は包括利益 (百万円) 588,484 747,049 606,837
純資産額 (百万円) 5,593,734 6,317,755 5,615,140
総資産額 (百万円) 17,598,301 18,838,172 17,598,581
1株当たり四半期(当期)純利益 (円) 16.47 75.64
56.67
(第2四半期連結会計期間) ( 4.44 ) ( 48.72 )
潜在株式調整後1株当たり
(円) 16.47 75.64 56.67
四半期(当期)純利益
自己資本比率 (%) 29.0 30.9 29.2
営業活動によるキャッシュ・フロー (百万円) 514,118 272,323 1,221,051
投資活動によるキャッシュ・フロー (百万円) △ 61,806 △ 409,520 △ 447,041
財務活動によるキャッシュ・フロー (百万円) △ 809,606 △ 343,424 △ 670,607
現金及び現金同等物の
(百万円) 1,625,512 1,628,030 2,014,387
四半期末(期末)残高
(注) 当社は四半期連結財務諸表を作成しているので、提出会社の主要な経営指標等の推移については記載していない。
2 【事業の内容】
当第2四半期連結累計期間において、当社及び当社の関係会社(以下、「当社グループ」という。)が営む事業の内
容について、重要な変更はない。また、主要な関係会社に異動はない。
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第2 【事業の状況】
1 【事業等のリスク】
当第2四半期連結累計期間において、財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の異常な変動等又は、前
事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」について重要な変更はない。
2 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものである。
(1) 財政状態及び経営成績の状況
当第2四半期連結累計期間における自動車業界は、主にサプライチェーンの改善により全体需要が増加し、特に
日本、北米、欧州市場では大幅な増加が見られた。2023年1月から6月までの中国市場の需要はローカルブランド
と輸出の急速な成長により増加したが、販売競争激化の状況が続いた。
このような環境の中、グローバル全体需要は、前第2四半期連結累計期間(以下、「前年同累計期間」という。)
に比べ10.3%増の4,068万台となった。当社グループのグローバル小売台数は前年同累計期間に比べ3.3%増の162万
2千台となった。売上高は6兆633億円となり、前年同累計期間に比べ1兆4,011億円(30.1%)の増収となった。営
業利益は3,367億円となり、前年同累計期間に比べ1,801億円(115.0%)の増益となった。
営業外損益は759億円の利益となり、前年同累計期間に比べ356億円の増益となった。経常利益は4,127億円とな
り、前年同累計期間に比べ2,157億円(109.6%)の増益となった。特別損益は363億円の損失となり、前年同累計期間
に比べ127億円の悪化となった。税金等調整前四半期純利益は3,764億円となり、前年同累計期間に比べ2,031億円
(117.2%)の増益となった。親会社株主に帰属する四半期純利益は2,962億円となり、前年同累計期間に比べ2,317億
円(359.4%)の増益となった。
(2) キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結累計期間のキャッシュ・フローは、営業活動により2,723億円増加、投資活動により4,095億円
減少、財務活動により3,434億円減少した。また、現金及び現金同等物に係る換算差額により943億円増加した結
果、現金及び現金同等物の当第2四半期連結会計期間末残高は、前連結会計年度末残高に対し3,864億円(19.2%)減
少の1兆6,280億円となった。
(3) 生産及び販売の状況
生産実績
生産台数(台)
増減 前年同累計期間比
会社所在地
(台) (%)
前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間
日本 255,576 354,428 98,852 38.7
米国 261,326 300,865 39,539 15.1
メキシコ 178,964 297,496 118,532 66.2
英国 111,414 153,921 42,507 38.2
タイ 34,214 51,979 17,765 51.9
インド 109,631 70,283 △39,348 △35.9
南アフリカ 14,108 14,188 80 0.6
ブラジル 27,862 29,150 1,288 4.6
アルゼンチン 13,270 19,649 6,379 48.1
エジプト 9,813 5,025 △4,788 △48.8
合計 1,016,178 1,296,984 280,806 27.6
(注)台数集約期間は2023年4月から2023年9月までである。
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販売実績(小売り)
販売台数(小売台数:台)
増減 前年同累計期間比
仕向地
(台) (%)
前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間
日本 205,875 227,847 21,972 10.7
451,101 628,146 177,045 39.2
北米
内、米国 337,256 461,230 123,974 36.8
欧州 132,166 157,714 25,548 19.3
アジア 608,179 415,337 △192,842 △31.7
内、中国 546,020 358,509 △187,511 △34.3
その他 172,040 192,478 20,438 11.9
合計 1,569,361 1,621,522 52,161 3.3
(注) 1 台数集約期間は、アジアに含まれる中国、台湾は2023年1月から2023年6月まで、日本、北米、欧州、その
他、並びに中国、台湾を除くアジアは2023年4月から2023年9月までである。
2 中国には合弁会社である東風汽車有限公司の販売台数が含まれる。
販売実績(連結売上)
販売台数(連結売上台数:台)
増減 前年同累計期間比
仕向地
(台) (%)
前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間
日本 210,126 229,166 19,040 9.1
445,841 640,696 194,855 43.7
北米
内、米国 337,099 462,895 125,796 37.3
欧州 129,088 165,416 36,328 28.1
アジア 104,213 81,623 △22,590 △21.7
内、中国 ― 816 816 ―
その他 189,812 218,024 28,212 14.9
合計 1,079,080 1,334,925 255,845 23.7
(注) 1 台数集約期間は、アジアに含まれる中国、台湾は2023年1月から2023年6月まで、日本、北米、欧州、その
他、並びに中国、台湾を除くアジアは2023年4月から2023年9月までである。
2 中国には合弁会社である東風汽車有限公司の販売台数が含まれない。
(4) セグメントの業績
(事業セグメント)
a.自動車事業
当第2四半期連結累計期間における当社グループのグローバル小売台数は162万2千台となり、前年同累計期間
に比べ5万2千台(3.3%)の増加となった。日本、北米、欧州等中国以外の地域は前年同累計期間に比べ23.4%増加
したものの、中国市場では減少した。日本国内では前年同累計期間に比べ10.7%増の22万8千台、メキシコとカナ
ダを含む北米では前年同累計期間に比べ39.2%増の62万8千台、欧州では前年同累計期間に比べ19.3%増の15万8
千台、中国では前年同累計期間に比べ34.3%減の35万9千台、その他地域は前年同累計期間に比べ6.5%増の24万9
千台となった。
自動車事業の売上高(セグメント間の内部売上高を含む)は5兆6,212億円となり、前年同累計期間に比べ1兆
4,419億円(34.5%)の増収となった。営業利益は1,553億円となり、前年同累計期間に比べ1,836億円の改善となっ
た。これは主に、販売台数の増加に加え、台当たり正味売上高の改善及び固定費の徹底管理によるものである。
なお、当第2四半期連結累計期間におけるセグメント間の取引消去額を含む自動車事業の営業利益は1,688億円
となった。
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b.販売金融事業
販売金融事業の売上高(セグメント間の内部売上高を含む)は5,689億円となり、前年同累計期間に比べ495億円
(9.5%)の増収となった。営業利益は1,679億円となり、前年同累計期間に比べ34億円(2.0%)の減益となった。これ
は主に、為替変動による増益影響はあったものの、市場の徐々な正常化に伴う貸倒引当金の繰入額の増加による
ものである。
(地域セグメント)
a.日本
日本国内市場の全体需要は前年同累計期間に比べ15.7%増加し223万台となった。当社グループの小売台数は前
年同累計期間に比べ10.7%増の22万8千台となり、市場占有率は前年同累計期間に比べ0.5ポイント減の10.2%と
なった。
この結果、日本地域におけるセグメント間の内部売上高を含む売上高は2兆3,582億円と、前年同累計期間に比
べ6,430億円(37.5%)の増収となった。営業利益は263億円となり、前年同累計期間に比べ1,219億円の改善となっ
た。これは主に、国内販売については新型「セレナ」等の新車投入による台数の増加及び台当たり正味売上高の
改善、輸出については台数の増加及び為替変動の影響によるものである。
b.北米
メキシコとカナダを含む北米市場の全体需要は前年同累計期間に比べ17.5%増加し963万台となり、当社グルー
プの小売台数は前年同累計期間に比べ39.2%増の62万8千台となった。
この結果、北米地域におけるセグメント間の内部売上高を含む売上高は3兆5,049億円と、前年同累計期間に比
べ9,661億円(38.1%)の増収となった。営業利益は2,414億円となり、前年同累計期間に比べ664億円(38.0%)の増益
となった。これは主に、販売台数の増加に加え、台当たり正味売上高の改善、原材料価格の減少及び為替変動の
影響によるものである。
米国市場の全体需要は前年同累計期間に比べ17.5%増加し805万台となった。当社グループの小売台数は前年同
累計期間に比べ36.8%増の46万1千台となり、市場占有率は前年同累計期間に比べ0.8ポイント増の5.7%となっ
た。
c.欧州
ロシアを含む欧州市場の全体需要は前年同累計期間に比べ18.4%増加し807万台となった。当社グループの小売
台数は前年同累計期間に比べ19.3%増の15万8千台となり、市場占有率は前年同水準の1.9%となった。
この結果、欧州地域におけるセグメント間の内部売上高を含む売上高は8,544億円と、前年同累計期間に比べ
2,987億円(53.8%)の増収となった。営業利益は163億円となり、前年同累計期間に比べ225億円の改善となった。
これは主に、「日産ジューク」、新型「エクストレイル」、「キャシュカイ」等の販売台数の増加及び台当たり
正味売上高の改善によるものである。
d.アジア
中国を除くアジア市場の小売台数は前年同累計期間に比べ8.6%減の5万7千台となった。アジア地域における
セグメント間の内部売上高を含む売上高は7,536億円と、前年同累計期間に比べ833億円(12.4%)の増収となった。
営業利益は385億円となり、前年同累計期間に比べ83億円(17.7%)の減益となった。これは主に、中国での販売台
数の減少及び販売費用の増加によるものである。
中国市場の全体需要は、前年同累計期間に比べ2.2%増加し1,090万台となった。当社グループの小売台数は前年
同累計期間に比べ34.3%減の35万9千台となり、市場占有率は前年同累計期間に比べ1.9ポイント減の2.8%となっ
た。これは主に、小型商用車事業の売却、急速な電動化及び販売競争激化によるものである。なお、合弁会社で
ある東風汽車有限公司の業績は、持分法による投資損益として営業外損益に計上している。
e.その他
大洋州、中近東、南アフリカ、メキシコを除く中南米等における当社グループの小売台数は、前年同累計期間
に比べ11.9%増の19万2千台となった。
この結果、大洋州、中近東、南アフリカ、メキシコを除く中南米等におけるセグメント間の内部売上高を含む
売上高は6,922億円と、前年同累計期間に比べ1,514億円(28.0%)の増収となった。営業利益は305億円となり、前
年同累計期間に比べ106億円(25.8%)の減益となった。これは主に、為替変動の影響に加え、インフレーション及
び物流の制約によるものである。
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(5) 資本の財源及び資金の流動性についての分析
当第2四半期連結累計期間において、前事業年度の有価証券報告書に記載した財務政策について重要な変更はな
い。なお、当第2四半期連結累計期間のキャッシュ・フローの状況と、前年同累計期間に対するキャッシュ・フ
ローの増減は以下のとおりである。
営業活動
営業活動による収入は2,723億円となり、前年同累計期間の5,141億円の収入に比べて2,418億円減少した。これ
は主として、自動車事業の収益並びに運転資本の改善があった一方で、事業拡大に伴う販売金融債権の増加による
ものである。
投資活動
投資活動による支出は4,095億円となり、前年同累計期間の618億円の支出に比べて3,477億円支出が増加した。
これは主として、販売金融事業の拡大に伴いリース車両が増加したことによるものである。
財務活動
財務活動による支出は3,434億円となり、前年同累計期間の8,096億円の支出に比べて4,662億円の支出が減少し
た。これは主として、販売金融事業の資金調達が増加したことによるものである。
なお、 当第2四半期連結累計期間における自動車事業のフリーキャッシュフローは1,939億円のプラスとなっ
た 。当第2四半期連結会計期間末における自動車事業のネットキャッシュは1兆5,009億円となり、前連結会計年
度末から2,877億円増加した。
セグメント別の内訳は以下のとおりである。
前第2四半期連結累計期間(自 2022年4月1日 至 2022年9月30日 )
(百万円)
自動車事業及び消去 販売金融事業 連結計
営業活動によるキャッシュ・フロー 42,697 471,421 514,118
投資活動によるキャッシュ・フロー △140,660 78,854 △61,806
小計:フリーキャッシュフロー △97,963 550,275 452,312
財務活動によるキャッシュ・フロー △241,514 △568,092 △809,606
当第2四半期連結累計期間(自 2023年4月1日 至 2023年9月30日 )
(百万円)
自動車事業及び消去 販売金融事業 連結計
営業活動によるキャッシュ・フロー 372,796 △100,473 272,323
投資活動によるキャッシュ・フロー △178,877 △230,643 △409,520
小計:フリーキャッシュフロー 193,919 △331,116 △137,197
財務活動によるキャッシュ・フロー △636,157 292,733 △343,424
対前年同期比増減
(百万円)
自動車事業及び消去 販売金融事業 連結計
営業活動によるキャッシュ・フロー 330,099 △571,894 △241,795
投資活動によるキャッシュ・フロー △38,217 △309,497 △347,714
小計:フリーキャッシュフロー 291,882 △881,391 △589,509
財務活動によるキャッシュ・フロー △394,643 860,825 466,182
(6) 事業上及び財務上の対処すべき課題
2019年9月9日付の「元会長らによる不正行為に関する社内調査報告について」と題する適時開示に、当四半期
報告書提出日時点において、特段の変更は生じていない。今後、前事業年度の有価証券報告書に記載した内容に重
要な進展が生じた場合には、法令等に基づき開示する。
(7) 研究開発活動
当社グループは、将来にわたって持続性のある車社会の実現に向けて、環境や安全など様々な分野での研究開発
活動を積極的に行っている。
当第2四半期連結累計期間における当社グループ全体の研究開発費の金額は2,760億円である。
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3 【経営上の重要な契約等】
当第2四半期連結会計期間に開示すべき経営上の重要な契約等の決定又は締結等はない。
なお、当社は、2023年7月26日にルノーとの間で、「新アライアンス契約」(New Alliance Agreement)を締結し
た。新アライアンス契約は、1999年3月27日に同社との間で締結された「アライアンス及び資本参加契約」
(Alliance and Equity Participation Agreement。以下、「AEPA」という。)並びにこれを改訂した2002年3月28日
付「改訂アライアンス基本契約」(Restated Alliance Master Agreement。以下、「RAMA」という。)及びその改訂
に代わる新たなアライアンス契約であるが、その発効はいくつかの条件を前提にしており、当四半期会計期間末時点
において法的効力は発効していない。その後、新アライアンス契約は、2023年11月7日に締結された「第1改訂新ア
ライアンス契約」(First Amended and Restated New Alliance Agreement。以下、「改訂新アライアンス契約」とい
う。)により改訂され、前提条件の充足を受けて、2023年11月8日に改訂新アライアンス契約の法的効力が発効し
た。これにより、同日をもってAEPA及びRAMAは失効した。
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第3 【提出会社の状況】
1 【株式等の状況】
(1) 【株式の総数等】
① 【株式の総数】
種類 発行可能株式総数(株)
普通株式 6,000,000,000
計 6,000,000,000
② 【発行済株式】
第2四半期会計期間 提出日現在 上場金融商品取引所
種類 末現在発行数(株) 発行数(株) 名又は登録認可金融 内容
( 2023年9月30日 ) (2023年11月13日) 商品取引業協会名
東京証券取引所
普通株式 4,220,715,112 4,220,715,112 単元株式数は100株である。
プライム市場
計 4,220,715,112 4,220,715,112 ― ―
(2) 【新株予約権等の状況】
① 【ストックオプション制度の内容】
該当事項なし。
② 【その他の新株予約権等の状況】
該当事項なし。
(3) 【行使価額修正条項付新株予約権付社債券等の行使状況等】
該当事項なし。
(4) 【発行済株式総数、資本金等の推移】
発行済株式 発行済株式 資本金増減額 資本金残高 資本準備金 資本準備金
年月日 総数増減数 総数残高 増減額 残高
(千株) (千株) (百万円) (百万円) (百万円) (百万円)
自 2023年7月1日
― 4,220,715 ― 605,813 ― 804,470
至 2023年9月30日
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(5) 【大株主の状況】
2023年9月30日 現在
発行済株式(自己株式を
所有株式数
氏名又は名称 住所 除く。)の総数に対する
(千株)
所有株式数の割合(%)
122-122 BIS AVENUE DU GENERAL
LECLERC 92100 BOULOGNE-BILLANCOURT
ルノー エスエイ
FRANCE
(常任代理人 株式会社みずほ銀行 1,831,837 43.6
(東京都港区港南2丁目15番1号
決済営業部)
品川インターシティA棟)
日本マスタートラスト信託銀行株式
東京都港区浜松町2丁目11番3号 358,014 8.5
会社(信託口)
ジェーピー モルガン チェース
25 BANK STREET, CANARY WHARF, LONDON,
バンク 380856
E14 5JP, UNITED KINGDOM
(常任代理人 株式会社みずほ銀行
126,313 3.0
(東京都港区港南2丁目15番1号
決済営業部)
品川インターシティA棟)
(注)
株式会社日本カストディ銀行
東京都中央区晴海1丁目8番12号 100,223 2.4
(信託口)
ステート ストリート バンク
1776 HERITAGE DRIVE, NORTH QUINCY,
ウェスト クライアント トリー
MA 02171, U.S.A.
ティー 505234
42,524 1.0
(東京都港区港南2丁目15番1号
(常任代理人 株式会社みずほ銀行
品川インターシティA棟)
決済営業部)
日本生命保険相互会社 東京都千代田区丸の内1丁目6番6号
(常任代理人 日本マスタートラスト 日本生命証券管理部内
37,820 0.9
信託銀行株式会社) (東京都港区浜松町2丁目11番3号)
168 ROBINSON ROAD#37-01 CAPITAL TOWER
ジツク プライベート リミテツ
SINGAPORE 068912
ド シー
35,308 0.8
(東京都千代田区丸の内2丁目7番1号
(常任代理人 株式会社三菱UFJ銀行)
決済事業部)
SSBTC CLIENT OMNIBUS ACCOUNT ONE CONGRESS STREET, SUITE 1,
(常任代理人 香港上海銀行東京支店 BOSTON,MASSACHUSETTS
32,395 0.8
カストディ業務部) (東京都中央区日本橋3丁目11番1号)
GOVERNMENT OF NORWAY BANKPLASSEN 2,0107 OSLO 1 OSLO 0107
(常任代理人 シティバンク、エヌ・ NO 31,686 0.8
エイ東京支店) (東京都新宿区新宿6丁目27番30号)
270 PARK AVE., NEW YORK,
モックスレイ・アンド・カンパ
ニー・エルエルシー
NY 10017, U.S.A.
30,368 0.7
(常任代理人 株式会社みずほ銀行
(東京都港区港南2丁目15番1号
決済営業部)
品川インターシティA棟)
計 ― 2,626,488 62.5
(注)1 上記のほか、当社所有の自己株式が21,967千株ある。
2 株主名簿上は、ジェーピー モルガン チェース バンク 380856名義となっているが、このうちダイムスペイン
S.L.が100,505千株、ダイムスペインDAG, S.L.が25,808千株をそれぞれ実質的に所有しており、その合計は
126,313千株である。なお、ザ チェース マンハッタン バンク エヌエイ ロンドン スペシャル アカウント
ナンバ ー ワン名義でダイムスペインDT, S.L.が13,829千株を実質的に所有しており、これを加えた合計は、
140,142千株である。
なお、ルノー エスエイが保有する株式のうち、1,198,730千株は、2023年11月8日に、ナティクシスエスエイが受
託者として信託契約に基づき委託者兼受益者たるルノー エスエイのために管理する、フランスの信託に移管され
た。
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(6) 【議決権の状況】
① 【発行済株式】
2023年9月30日 現在
区分 株式数(株) 議決権の数(個) 内容
(自己保有株式)
― ―
普通株式
21,967,200
完全議決権株式(自己株式等)
(相互保有株式)
― ―
普通株式
110,500
普通株式
完全議決権株式(その他) 41,977,766 ―
4,197,776,600
普通株式
単元未満株式 ― ―
860,812
発行済株式総数 4,220,715,112 ― ―
総株主の議決権 ― 41,977,766 ―
(注) 単元未満株式数には、当社所有の自己株式23株が含まれている。
② 【自己株式等】
2023年9月30日 現在
自己名義 他人名義 所有株式数 発行済株式総数
所有者の氏名
所有者の住所 所有株式数 所有株式数 の合計 に対する所有
又は名称
(株) (株) (株) 株式数の割合(%)
神奈川県横浜市神奈川区
(自己保有株式)
21,967,200 ― 21,967,200 0.52
日産自動車㈱
宝町2
(相互保有株式)
高知日産プリンス販売㈱ 高知県高知市旭町2―21 105,600 ― 105,600 0.00
香川県高松市花園町
香川日産自動車㈱ 4,800 100 4,900 0.00
1―1―8
計 22,077,600 100 22,077,700 0.52
(注) 「所有株式数」のうち、「他人名義」で所有している株式数は、当社取引先持株会名義(住所:神奈川県横浜市
西区高島1―1―1)で所有している相互保有会社の持分に相当する株数である。
(100株未満は切捨てて表示している。)
2 【役員の状況】
該当事項なし。
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第4 【経理の状況】
1.四半期連結財務諸表の作成方法について
当社の四半期連結財務諸表は、「四半期連結財務諸表の用語、様式及び作成方法に関する規則」(平成19年内閣府令
第64号。以下「四半期連結財務諸表規則」という。)に基づいて作成している。
なお、四半期連結財務諸表規則第64条第3項及び第83条の2第3項により、四半期連結会計期間に係る四半期連結
損益計算書及び四半期連結包括利益計算書を作成している。
2.監査証明について
当社は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づき、第2四半期連結会計期間(2023年7月1日から2023年
9月30日まで)及び第2四半期連結累計期間(2023年4月1日から2023年9月30日まで)に係る四半期連結財務諸表につ
いて、EY新日本有限責任監査法人により四半期レビューを受けている。
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1 【四半期連結財務諸表】
(1) 【四半期連結貸借対照表】
(単位:百万円)
前連結会計年度 当第2四半期連結会計期間
(2023年3月31日) (2023年9月30日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 1,798,475 1,387,902
受取手形、売掛金及び契約資産 585,639 416,660
販売金融債権 6,480,605 7,372,526
有価証券 215,912 240,128
商品及び製品 941,687 1,164,827
仕掛品 90,314 148,673
原材料及び貯蔵品 671,175 731,408
その他 730,629 803,885
△ 146,225 △ 161,655
貸倒引当金
流動資産合計 11,368,211 12,104,354
固定資産
有形固定資産
建物及び構築物(純額) 625,495 649,532
※1 2,619,773 ※1 2,916,666
機械装置及び運搬具(純額)
土地 580,651 584,861
建設仮勘定 157,648 164,045
385,714 371,138
その他(純額)
有形固定資産合計 4,369,281 4,686,242
無形固定資産
172,477 167,925
投資その他の資産
投資有価証券 1,176,832 1,310,361
その他 513,345 571,703
△ 7,314 △ 7,521
貸倒引当金
投資その他の資産合計 1,682,863 1,874,543
固定資産合計 6,224,621 6,728,710
繰延資産
5,749 5,108
社債発行費
繰延資産合計 5,749 5,108
資産合計 17,598,581 18,838,172
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(単位:百万円)
前連結会計年度 当第2四半期連結会計期間
(2023年3月31日) (2023年9月30日)
負債の部
流動負債
支払手形及び買掛金 1,912,151 2,004,638
短期借入金 1,101,978 1,036,993
1年内返済予定の長期借入金 1,085,256 1,138,578
コマーシャル・ペーパー 88,000 36,000
1年内償還予定の社債 556,367 368,163
リース債務 50,061 41,321
未払費用 979,369 1,083,275
製品保証引当金 99,425 102,347
896,719 920,121
その他
流動負債合計 6,769,326 6,731,436
固定負債
社債 2,058,096 2,307,848
長期借入金 2,013,251 2,306,085
リース債務 86,054 81,497
製品保証引当金 115,544 128,608
退職給付に係る負債 184,851 201,431
756,319 763,512
その他
固定負債合計 5,214,115 5,788,981
負債合計 11,983,441 12,520,417
純資産の部
株主資本
資本金 605,814 605,814
資本剰余金 811,209 811,204
利益剰余金 4,047,870 4,303,419
△ 136,172 △ 133,469
自己株式
株主資本合計 5,328,721 5,586,968
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 2,893 3,010
繰延ヘッジ損益 △ 3,346 △ 4,818
連結子会社の貨幣価値変動会計に基づく再評
△ 51,079 △ 61,812
価積立金
為替換算調整勘定 △ 111,694 336,355
△ 30,846 △ 47,072
退職給付に係る調整累計額
その他の包括利益累計額合計 △ 194,072 225,663
新株予約権
273 305
480,218 504,819
非支配株主持分
純資産合計 5,615,140 6,317,755
負債純資産合計 17,598,581 18,838,172
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(2) 【四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書】
【第2四半期連結累計期間】
【四半期連結損益計算書】
(単位:百万円)
前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間
(自 2022年4月1日 (自 2023年4月1日
至 2022年9月30日) 至 2023年9月30日)
売上高 4,662,250 6,063,346
3,891,668 4,993,377
売上原価
売上総利益 770,582 1,069,969
販売費及び一般管理費
広告宣伝費 119,312 147,970
製品保証引当金繰入額 53,981 61,254
販売諸費 42,769 65,750
給料及び手当 211,759 231,690
退職給付費用 5,969 11,527
貸倒引当金繰入額 △ 6,180 17,187
186,364 197,848
その他
販売費及び一般管理費合計 613,974 733,226
営業利益 156,608 336,743
営業外収益
受取利息 13,700 30,368
受取配当金 52 55
持分法による投資利益 57,378 65,434
デリバティブ収益 86,773 49,243
12,467 27,527
雑収入
営業外収益合計 170,370 172,627
営業外費用
支払利息 30,347 38,899
為替差損 88,084 44,759
11,614 13,031
雑支出
営業外費用合計 130,045 96,689
経常利益 196,933 412,681
特別利益
固定資産売却益 5,720 10,993
2,079 752
その他
特別利益合計 7,799 11,745
特別損失
固定資産売却損 650 1,029
固定資産廃棄損 4,475 3,989
訴訟関連損失 ― 40,968
26,305 2,052
その他
特別損失合計 31,430 48,038
税金等調整前四半期純利益 173,302 376,388
法人税等 98,012 68,602
四半期純利益 75,290 307,786
非支配株主に帰属する四半期純利益 10,815 11,576
親会社株主に帰属する四半期純利益 64,475 296,210
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【四半期連結包括利益計算書】
(単位:百万円)
前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間
(自 2022年4月1日 (自 2023年4月1日
至 2022年9月30日) 至 2023年9月30日)
四半期純利益 75,290 307,786
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 96 △ 259
繰延ヘッジ損益 △ 91,519 2,218
連結子会社の貨幣価値変動会計に基づく再評価
2,318 △ 10,839
積立金
為替換算調整勘定 466,084 377,818
退職給付に係る調整額 △ 11,994 △ 13,846
148,209 84,171
持分法適用会社に対する持分相当額
その他の包括利益合計 513,194 439,263
四半期包括利益 588,484 747,049
(内訳)
親会社株主に係る四半期包括利益 546,089 715,946
非支配株主に係る四半期包括利益 42,395 31,103
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【第2四半期連結会計期間】
【四半期連結損益計算書】
(単位:百万円)
前第2四半期連結会計期間 当第2四半期連結会計期間
(自 2022年7月1日 (自 2023年7月1日
至 2022年9月30日) 至 2023年9月30日)
売上高 2,524,939 3,145,686
2,094,720 2,573,377
売上原価
売上総利益 430,219 572,309
販売費及び一般管理費
広告宣伝費 61,978 76,311
製品保証引当金繰入額 28,873 31,119
販売諸費 24,748 36,438
給料及び手当 107,734 118,359
退職給付費用 2,955 6,417
貸倒引当金繰入額 △ 3,116 11,630
115,344 83,887
その他
販売費及び一般管理費合計 338,516 364,161
営業利益 91,703 208,148
営業外収益
受取利息 7,079 15,655
受取配当金 23 21
持分法による投資利益 23,808 32,062
デリバティブ収益 26,826 28,598
10,401 17,654
雑収入
営業外収益合計 68,137 93,990
営業外費用
支払利息 15,366 20,912
為替差損 46,321 27,836
5,266 7,288
雑支出
営業外費用合計 66,953 56,036
経常利益 92,887 246,102
特別利益
固定資産売却益 3,748 4,549
771 196
その他
特別利益合計 4,519 4,745
特別損失
固定資産売却損 503 611
固定資産廃棄損 3,080 2,613
26,131 483
その他
特別損失合計 29,714 3,707
税金等調整前四半期純利益 67,692 247,140
法人税等 44,781 50,228
四半期純利益 22,911 196,912
非支配株主に帰属する四半期純利益 5,548 6,177
親会社株主に帰属する四半期純利益 17,363 190,735
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【四半期連結包括利益計算書】
(単位:百万円)
前第2四半期連結会計期間 当第2四半期連結会計期間
(自 2022年7月1日 (自 2023年7月1日
至 2022年9月30日) 至 2023年9月30日)
四半期純利益 22,911 196,912
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 △ 243 165
繰延ヘッジ損益 △ 19,592 7,952
連結子会社の貨幣価値変動会計に基づく再評価
△ 1,175 △ 7,967
積立金
為替換算調整勘定 162,413 89,862
退職給付に係る調整額 △ 8,869 △ 5,146
72,562 52,174
持分法適用会社に対する持分相当額
その他の包括利益合計 205,096 137,040
四半期包括利益 228,007 333,952
(内訳)
親会社株主に係る四半期包括利益 209,087 320,018
非支配株主に係る四半期包括利益 18,920 13,934
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(3) 【四半期連結キャッシュ・フロー計算書】
(単位:百万円)
前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間
(自 2022年4月1日 (自 2023年4月1日
至 2022年9月30日) 至 2023年9月30日)
営業活動によるキャッシュ・フロー
税金等調整前四半期純利益 173,302 376,388
減価償却費(リース車両除く固定資産) 163,529 172,883
減価償却費(長期前払費用) 20,635 18,952
減価償却費(リース車両) 167,198 146,060
貸倒引当金の増減額(△は減少) △ 5,708 1,169
受取利息及び受取配当金 △ 13,752 △ 30,423
支払利息 93,509 138,146
持分法による投資損益(△は益) △ 57,378 △ 65,434
固定資産売却損益(△は益) △ 5,070 △ 9,964
固定資産廃棄損 4,475 3,989
売上債権及び契約資産の増減額(△は増加) 80,228 205,590
販売金融債権の増減額(△は増加) 279,530 △ 296,087
棚卸資産の増減額(△は増加) △ 311,609 △ 174,756
仕入債務の増減額(△は減少) 193,211 908
退職給付費用 △ 10,618 △ 3,661
退職給付に係る支払額 △ 11,936 △ 4,062
△ 131,859 △ 973
その他
小計 627,687 478,725
利息及び配当金の受取額
11,219 28,509
持分法適用会社からの配当金の受取額 41,487 37,630
利息の支払額 △ 93,674 △ 135,357
△ 72,601 △ 137,184
法人税等の支払額
営業活動によるキャッシュ・フロー 514,118 272,323
投資活動によるキャッシュ・フロー
短期投資の純増減額(△は増加) 946 1,763
固定資産の取得による支出 △ 157,424 △ 182,221
固定資産の売却による収入 12,028 20,743
リース車両の取得による支出 △ 304,087 △ 617,692
リース車両の売却による収入 369,421 368,556
長期貸付けによる支出 △ 35 △ 35
長期貸付金の回収による収入 1,877 1,373
投資有価証券の取得による支出 △ 1,836 △ 21,494
投資有価証券の売却による収入 ― 8
連結の範囲の変更を伴う子会社株式の取得によ
△ 1,660 ―
る支出
拘束性預金の純増減額(△は増加) 9,284 11,712
事業譲渡による収入 1,201 4,439
8,479 3,328
その他
投資活動によるキャッシュ・フロー △ 61,806 △ 409,520
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(単位:百万円)
前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間
(自 2022年4月1日 (自 2023年4月1日
至 2022年9月30日) 至 2023年9月30日)
財務活動によるキャッシュ・フロー
短期借入金の純増減額(△は減少) △ 82,312 △ 232,391
長期借入れによる収入 554,651 759,446
社債の発行による収入 ― 216,879
長期借入金の返済による支出 △ 851,148 △ 709,558
社債の償還による支出 △ 376,684 △ 304,725
非支配株主からの払込みによる収入 1,650 ―
自己株式の取得による支出 △ 1 △ 1
リース債務の返済による支出 △ 28,169 △ 27,358
配当金の支払額 △ 19,573 △ 39,174
非支配株主への配当金の支払額 △ 8,016 △ 6,542
連結の範囲の変更を伴わない子会社株式の取得
△ 4 ―
による支出
財務活動によるキャッシュ・フロー △ 809,606 △ 343,424
現金及び現金同等物に係る換算差額 189,687 94,264
現金及び現金同等物の増減額(△は減少) △ 167,607 △ 386,357
現金及び現金同等物の期首残高
1,792,692 2,014,387
427 ―
新規連結に伴う現金及び現金同等物の増加額
※1 1,625,512 ※1 1,628,030
現金及び現金同等物の四半期末残高
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【注記事項】
(四半期連結財務諸表の作成にあたり適用した特有の会計処理)
当第2四半期連結累計期間
(自 2023年4月1日
至 2023年9月30日 )
(税金費用の計算)
税金費用については、当第2四半期連結会計期間を含む連結会計年度の税引前当期純利益に対する税効果会計適
用後の実効税率を合理的に見積り、税引前四半期純利益に当該見積実効税率を乗じて計算している。
なお、法人税等調整額は、法人税等に含めて表示している。
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(四半期連結貸借対照表関係)
1 ※1 「機械装置及び運搬具(純額)」には、リース契約による資産(貸主)が含まれている。
前連結会計年度 当第2四半期連結会計期間
( 2023年3月31日 ) ( 2023年9月30日 )
リース契約による資産(貸主) 1,981,554百万円 2,247,307百万円
2 保証債務等の残高
前連結会計年度( 2023年3月31日 )
保証債務
被保証者 保証債務残高 被保証債務の内容
従業員 (*1)12,466百万円 借入金(住宅資金等)の債務保証
在外レンタカー事業会社 1社
(*2)525 借入金等の債務保証
計 12,991
(*1) 主に、貸倒実績率を基に貸倒引当金を計上している。
(*2) 在外レンタカー事業会社への保証債務残高525百万円は、在外連結子会社が、在外レンタカー事業会
社に販売した車両に対して貸付を行った金融機関に対して負っている債務保証である。在外レンタ
カー事業会社が債務不履行となった場合、在外連結子会社は金融機関に対し契約に基づく再取得価格
の支払いが必要となる一方で、対象の車両を取得する。保証債務残高には、在外連結子会社が再取得
した車両をその後に売却することによって回収可能となる金額は、含まれていない。
当第2四半期連結会計期間( 2023年9月30日 )
保証債務
被保証者 保証債務残高 被保証債務の内容
従業員 (*1)11,125百万円 借入金(住宅資金等)の債務保証
在外レンタカー事業会社 1社
(*2)426 借入金等の債務保証
計 11,551
(*1) 主に、貸倒実績率を基に貸倒引当金を計上している。
(*2) 在外レンタカー事業会社への保証債務残高426百万円は、在外連結子会社が、在外レンタカー事業会
社に販売した車両に対して貸付を行った金融機関に対して負っている債務保証である。在外レンタ
カー事業会社が債務不履行となった場合、在外連結子会社は金融機関に対し契約に基づく再取得価格
の支払いが必要となる一方で、対象の車両を取得する。保証債務残高には、在外連結子会社が再取得
した車両をその後に売却することによって回収可能となる金額は、含まれていない。
3 偶発債務
・タカタ製エアバッグ・インフレーターに関連した訴訟
タカタ製エアバッグ・インフレーターに関連した進行中の訴訟については、将来発生した場合の債務の金額を合
理的に見積もることができないために、当該偶発事象に係る損失について引当金は計上していない。
・有価証券報告書の虚偽記載に関連した訴訟
過去の有価証券報告書の虚偽記載の結果、現在、国内外で訴訟に発展している案件がある。
今後の進行状況等によっては、当社の連結業績に影響が生じる可能性がある。
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四半期報告書
(四半期連結キャッシュ・フロー計算書関係)
※1 現金及び現金同等物の四半期末残高と四半期連結貸借対照表に掲記されている科目の金額との関係
前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間
(自 2022年4月1日 (自 2023年4月1日
至 2022年9月30日 ) 至 2023年9月30日 )
現金及び預金勘定 1,413,849百万円 1,387,902百万円
預入期間が3ヵ月を超える
― ―
定期預金
有価証券勘定の内、
211,663 240,128
現金同等物に含まれるもの(*)
現金及び現金同等物 1,625,512 1,628,030
*在外連結子会社の容易に換金可能な短期投資
(株主資本等関係)
前第2四半期連結累計期間(自 2022年4月1日 至 2022年9月30日 )
1 配当金支払額
1株当たり
(決議) 株式の種類 配当金の総額 基準日 効力発生日 配当の原資
配当額
2022年6月28日
普通株式 19,573百万円 5円 2022年3月31日 2022年6月29日 利益剰余金
定時株主総会
(注) 配当金の総額は、ルノーに対する配当金の内、ルノー株式に占める当社持分相当の配当金を控除したものであ
る。
2 基準日が当第2四半期連結累計期間に属する配当のうち、配当の効力発生日が当第2四半期連結会計期間の末
日後となるもの
該当事項なし。
当第2四半期連結累計期間(自 2023年4月1日 至 2023年9月30日 )
1 配当金支払額
1株当たり
(決議) 株式の種類 配当金の総額 基準日 効力発生日 配当の原資
配当額
2023年6月27日
普通株式 39,174百万円 10円 2023年3月31日 2023年6月28日 利益剰余金
定時株主総会
(注) 配当金の総額は、ルノーに対する配当金の内、ルノー株式に占める当社持分相当の配当金を控除したものであ
る。
2 基準日が当第2四半期連結累計期間に属する配当のうち、配当の効力発生日が当第2四半期連結会計期間の末
日後となるもの
1株当たり
(決議) 株式の種類 配当金の総額 基準日 効力発生日 配当の原資
配当額
2023年11月9日
普通株式 19,586百万円 5円 2023年9月30日 2023年11月29日 利益剰余金
取締役会
(注) 配当金の総額は、ルノーに対する配当金の内、ルノー株式に占める当社持分相当の配当金を控除したものであ
る。
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四半期報告書
(セグメント情報等)
【セグメント情報】
1 報告セグメントの概要
当社グループの報告セグメントは、当社グループの構成単位のうち、分離された財務情報が入手可能であり、
エグゼクティブコミッティが経営資源の配分の決定及び業績を評価するために定期的に検討を行う対象となって
いるものである。
当社グループの事業は、製品及びサービスの特性に基づいて、自動車事業と販売金融事業に区分される。自動
車事業は、自動車及び部品の製造と販売を行っている。販売金融事業は、自動車事業の販売活動を支援するため
に、販売金融サービス及びリース事業を行っている。
2 報告セグメントの売上高、利益(又は損失)の額の測定方法
報告されている事業セグメントの会計処理の方法は、四半期連結財務諸表の作成の基礎となる会計処理の方法
と概ね一致している。
事業セグメントの利益は営業利益ベースの数値である。セグメント間の売上高は、第三者間取引価格に基づい
ている。
3 報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
前第2四半期連結累計期間(自 2022年4月1日 至 2022年9月30日 )
(単位:百万円)
報告セグメント
セグメント間
四半期連結財務諸表
計上額
取引消去額
自動車事業 販売金融事業 計
売上高
外部顧客への売上高 4,151,667 510,583 4,662,250 ― 4,662,250
セグメント間の内部
27,669 8,847 36,516 △ 36,516 ―
売上高又は振替高
計 4,179,336 519,430 4,698,766 △ 36,516 4,662,250
セグメント利益又は
△ 28,323 171,364 143,041 13,567 156,608
セグメント損失(△)
前第2四半期連結会計期間(自 2022年7月1日 至 2022年9月30日 )
(単位:百万円)
報告セグメント
セグメント間
四半期連結財務諸表
計上額
取引消去額
自動車事業 販売金融事業 計
売上高
外部顧客への売上高 2,269,007 255,932 2,524,939 ― 2,524,939
セグメント間の内部
13,422 4,496 17,918 △ 17,918 ―
売上高又は振替高
計 2,282,429 260,428 2,542,857 △ 17,918 2,524,939
セグメント利益又は
△ 786 84,547 83,761 7,942 91,703
セグメント損失(△)
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(注) 1 自動車事業セグメントと販売金融事業セグメントを区分した四半期連結財務諸表
・販売金融事業は(株)日産フィナンシャルサービス(日本)、米国日産販売金融会社(米国)、エヌアールファ
イナンスメキシコ(メキシコ)、東風日産汽車金融有限公司(中国)他12社及びカナダ日産自動車会社の販売
金融事業(カナダ)で構成されている。
・自動車事業及び消去の数値は四半期連結財務諸表計上額から販売金融事業の数値を差し引いたものとして
いる。
(1)自動車事業セグメントと販売金融事業セグメントを区分した要約第2四半期連結貸借対照表
前第2四半期連結会計期間(2022年9月30日)
自動車事業
販売金融事業 連結計
及び消去
(百万円) (百万円)
(百万円)
(資産の部)
Ⅰ 流動資産
現金及び預金
1,333,508 80,341 1,413,849
受取手形、売掛金及び契約資産
343,546 6,300 349,846
販売金融債権
△115,938 6,883,850 6,767,912
棚卸資産
1,823,007 13,071 1,836,078
721,934 104,262 826,196
その他の流動資産
流動資産合計
4,106,057 7,087,824 11,193,881
Ⅱ 固定資産
有形固定資産
2,340,505 2,123,397 4,463,902
投資有価証券
1,219,163 3,985 1,223,148
その他の固定資産 534,483 177,203 711,686
固定資産合計
4,094,151 2,304,585 6,398,736
Ⅲ 繰延資産
5,301 383 5,684
社債発行費
繰延資産合計 5,301 383 5,684
資産合計
8,205,509 9,392,792 17,598,301
(負債の部)
Ⅰ 流動負債
支払手形及び買掛金
1,656,589 35,413 1,692,002
短期借入金
△856,843 3,805,702 2,948,859
リース債務
51,122 587 51,709
その他の流動負債 1,516,176 371,990 1,888,166
流動負債合計
2,367,044 4,213,692 6,580,736
Ⅱ 固定負債
社債
1,205,745 973,969 2,179,714
長期借入金
7,257 1,952,609 1,959,866
リース債務
91,691 727 92,418
621,078 570,755 1,191,833
その他の固定負債
固定負債合計 1,925,771 3,498,060 5,423,831
負債合計
4,292,815 7,711,752 12,004,567
(純資産の部)
Ⅰ 株主資本
資本金
380,208 225,606 605,814
資本剰余金
637,078 179,391 816,469
利益剰余金
3,133,416 754,178 3,887,594
△135,903 ― △135,903
自己株式
株主資本合計
4,014,799 1,159,175 5,173,974
Ⅱ その他の包括利益累計額
為替換算調整勘定
△209,158 281,848 72,690
△160,990 22,943 △138,047
その他
その他の包括利益累計額合計
△370,148 304,791 △65,357
268,043 217,074 485,117
Ⅲ 非支配株主持分
純資産合計 3,912,694 1,681,040 5,593,734
負債純資産合計
8,205,509 9,392,792 17,598,301
(注) 1 「自動車事業及び消去」の販売金融債権は販売金融会社による製品在庫に関わるグループ内融資の消
去額を表している。
2 「自動車事業及び消去」の借入金は「販売金融事業」への貸付金1,451,416百万円の消去後で表示し
ている。
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(2)自動車事業セグメントと販売金融事業セグメントを区分した要約第2四半期連結損益計算書
前第2四半期連結累計期間
(自2022年4月1日
至2022年9月30日)
自動車事業
販売金融事業 連結計
及び消去
(百万円) (百万円)
(百万円)
売上高
4,142,820 519,430 4,662,250
売上原価
3,572,884 318,784 3,891,668
売上総利益
569,936 200,646 770,582
営業利益率 △0.4% 33.0% 3.4%
営業利益又は営業損失(△)
△14,756 171,364 156,608
金融収支
△16,584 △11 △16,595
その他営業外損益
68,311 △11,391 56,920
経常利益
36,971 159,962 196,933
税金等調整前四半期純利益
9,352 163,950 173,302
親会社株主に帰属する四半期純利益又は
親会社株主に帰属する四半期純損失(△) △41,242 105,717 64,475
(3)自動車事業セグメントと販売金融事業セグメントを区分した要約第2四半期連結キャッシュ・フロー計算書
前第2四半期連結累計期間
(自2022年4月1日
至2022年9月30日)
自動車事業
販売金融事業 連結計
及び消去
(百万円) (百万円)
(百万円)
Ⅰ 営業活動によるキャッシュ・フロー
税金等調整前四半期純利益
9,352 163,950 173,302
減価償却費
169,433 181,929 351,362
販売金融債権の増減額(△は増加)
6,270 273,260 279,530
その他
△142,358 △147,718 △290,076
営業活動によるキャッシュ・フロー
42,697 471,421 514,118
Ⅱ 投資活動によるキャッシュ・フロー
投資有価証券の取得による支出
△1,396 △440 △1,836
固定資産の取得による支出
△156,071 △1,353 △157,424
固定資産の売却による収入
6,032 5,996 12,028
リース車両の取得による支出 ―
△304,087 △304,087
リース車両の売却による収入
― 369,421 369,421
その他
10,775 9,317 20,092
投資活動によるキャッシュ・フロー
△140,660 78,854 △61,806
Ⅲ 財務活動によるキャッシュ・フロー
短期借入金の純増減額(△は減少)
△527,663 445,351 △82,312
長期借入金の変動及び社債の償還
△19,917 △653,264 △673,181
その他
306,066 △360,179 △54,113
財務活動によるキャッシュ・フロー △241,514 △568,092 △809,606
Ⅳ 現金及び現金同等物に係る換算差額 179,705 9,982 189,687
Ⅴ 現金及び現金同等物の増減額(△は減少) △159,772 △7,835 △167,607
Ⅵ 現金及び現金同等物の期首残高
1,700,990 91,702 1,792,692
Ⅶ 新規連結に伴う現金
427 ― 427
及び現金同等物の増加額
Ⅷ 現金及び現金同等物の四半期末残高
1,541,645 83,867 1,625,512
(注) 1 「自動車事業及び消去」の短期借入金の純増減額は、「販売金融事業」への貸付金純増加487,374百
万円の消去額を含めて表示している。
2 「自動車事業及び消去」の長期借入金の変動及び社債の償還は、「販売金融事業」への貸付金純減少
32,426百万円の消去額を含めて表示している。
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(注) 2 所在地別に区分した売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
前第2四半期連結累計期間(自 2022年4月1日 至 2022年9月30日)
(単位:百万円)
日本 北米 欧州 アジア その他 計 消去 合計
売上高
(1) 外部顧客に
897,593 2,349,201 475,019 404,075 536,362 4,662,250 ― 4,662,250
対する売上高
(2) 所在地間
817,613 189,583 80,651 266,252 4,415 1,358,514 △1,358,514 ―
の内部売上高
計 1,715,206 2,538,784 555,670 670,327 540,777 6,020,764 △1,358,514 4,662,250
営業利益又は
△95,594 174,931 △6,166 46,767 41,164 161,102 △4,494 156,608
営業損失(△)
前第2四半期連結会計期間(自 2022年7月1日 至 2022年9月30日)
(単位:百万円)
日本 北米 欧州 アジア その他 計 消去 合計
売上高
(1) 外部顧客に
485,552 1,284,675 252,026 218,386 284,300 2,524,939 ― 2,524,939
対する売上高
(2) 所在地間
495,384 88,649 43,080 145,699 2,555 775,367 △775,367 ―
の内部売上高
計 980,936 1,373,324 295,106 364,085 286,855 3,300,306 △775,367 2,524,939
営業利益又は
△43,899 98,088 △6,471 27,473 19,593 94,784 △3,081 91,703
営業損失(△)
(注) 1.地域は当社並びにグループ会社の所在地を表している。
2.地域の区分は、地理的近接度をベースに事業活動の相互関連性を加味している。
3.本邦以外の区分に属する主な国又は地域
(1) 北米…米国、カナダ、メキシコ
(2) 欧州…フランス、イギリス、スペイン、ロシア他欧州諸国
(3) アジア…中国、タイ、インド、その他アジア諸国
(4) その他…大洋州、中近東、南アフリカ、メキシコを除く中南米
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当第2四半期連結累計期間(自 2023年4月1日 至 2023年9月30日 )
(単位:百万円)
報告セグメント セグメント間
四半期連結財務諸表
計上額
取引消去額
自動車事業 販売金融事業 計
売上高
外部顧客への売上高 5,528,753 534,593 6,063,346 ― 6,063,346
セグメント間の内部
92,454 34,290 126,744 △ 126,744 ―
売上高又は振替高
計 5,621,207 568,883 6,190,090 △ 126,744 6,063,346
セグメント利益 155,268 167,925 323,193 13,550 336,743
当第2四半期連結会計期間(自 2023年7月1日 至 2023年9月30日 )
(単位:百万円)
報告セグメント
セグメント間
四半期連結財務諸表
計上額
取引消去額
自動車事業 販売金融事業 計
売上高
外部顧客への売上高 2,871,702 273,984 3,145,686 ― 3,145,686
セグメント間の内部
46,899 9,915 56,814 △ 56,814 ―
売上高又は振替高
計 2,918,601 283,899 3,202,500 △ 56,814 3,145,686
セグメント利益 127,526 73,769 201,295 6,853 208,148
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四半期報告書
(注) 1 自動車事業セグメントと販売金融事業セグメントを区分した四半期連結財務諸表
・販売金融事業は(株)日産フィナンシャルサービス(日本)、米国日産販売金融会社(米国)、エヌアールファ
イナンスメキシコ(メキシコ)、東風日産汽車金融有限公司(中国)他13社及びカナダ日産自動車会社の販売
金融事業(カナダ)で構成されている。
・自動車事業及び消去の数値は四半期連結財務諸表計上額から販売金融事業の数値を差し引いたものとして
いる。
(1)自動車事業セグメントと販売金融事業セグメントを区分した要約第2四半期連結貸借対照表
当第2四半期連結会計期間( 2023年9月30日 )
自動車事業
販売金融事業 連結計
及び消去
(百万円) (百万円)
(百万円)
(資産の部)
Ⅰ 流動資産
現金及び預金
1,306,113 81,789 1,387,902
受取手形、売掛金及び契約資産
409,979 6,681 416,660
販売金融債権
△115,968 7,488,494 7,372,526
棚卸資産
2,015,822 29,086 2,044,908
708,769 173,589 882,358
その他の流動資産
流動資産合計
4,324,715 7,779,639 12,104,354
Ⅱ 固定資産
有形固定資産
2,405,050 2,281,192 4,686,242
投資有価証券
1,299,222 11,139 1,310,361
その他の固定資産 589,843 142,264 732,107
固定資産合計
4,294,115 2,434,595 6,728,710
Ⅲ 繰延資産
4,632 476 5,108
社債発行費
繰延資産合計 4,632 476 5,108
資産合計
8,623,462 10,214,710 18,838,172
(負債の部)
Ⅰ 流動負債
支払手形及び買掛金
1,966,118 38,520 2,004,638
短期借入金
△1,769,289 4,349,023 2,579,734
リース債務
40,977 344 41,321
その他の流動負債 1,735,963 369,780 2,105,743
流動負債合計
1,973,769 4,757,667 6,731,436
Ⅱ 固定負債
社債
1,440,270 867,578 2,307,848
長期借入金
253,603 2,052,482 2,306,085
リース債務
79,794 1,703 81,497
507,053 586,498 1,093,551
その他の固定負債
固定負債合計 2,280,720 3,508,261 5,788,981
負債合計
4,254,489 8,265,928 12,520,417
(純資産の部)
Ⅰ 株主資本
資本金
380,208 225,606 605,814
資本剰余金
631,813 179,391 811,204
利益剰余金
3,372,678 930,741 4,303,419
△133,469 ― △133,469
自己株式
株主資本合計
4,251,230 1,335,738 5,586,968
Ⅱ その他の包括利益累計額
為替換算調整勘定
△21,885 358,240 336,355
△135,120 24,428 △110,692
その他
その他の包括利益累計額合計
△157,005 382,668 225,663
305 ― 305
Ⅲ 新株予約権
Ⅳ 非支配株主持分 274,443 230,376 504,819
純資産合計 4,368,973 1,948,782 6,317,755
負債純資産合計
8,623,462 10,214,710 18,838,172
(注) 1 「自動車事業及び消去」の販売金融債権は販売金融会社による製品在庫に関わるグループ内融資の消
去額を表している。
2 「自動車事業及び消去」の借入金は「販売金融事業」への貸付金1,917,860百万円の消去後で表示し
ている。
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四半期報告書
(2)自動車事業セグメントと販売金融事業セグメントを区分した要約第2四半期連結損益計算書
当第2四半期連結累計期間
(自 2023年4月1日
至 2023年9月30日 )
自動車事業
販売金融事業 連結計
及び消去
(百万円) (百万円)
(百万円)
売上高
5,494,463 568,883 6,063,346
売上原価
4,644,210 349,167 4,993,377
売上総利益
850,253 219,716 1,069,969
営業利益率 3.1% 29.5% 5.6%
営業利益
168,818 167,925 336,743
金融収支
△8,621 145 △8,476
その他営業外損益
81,065 3,349 84,414
経常利益
241,262 171,419 412,681
税金等調整前四半期純利益
244,530 131,858 376,388
親会社株主に帰属する四半期純利益 208,599 87,611 296,210
(3)自動車事業セグメントと販売金融事業セグメントを区分した要約第2四半期連結キャッシュ・フロー計算書
当第2四半期連結累計期間
(自 2023年4月1日
至 2023年9月30日 )
自動車事業
販売金融事業 連結計
及び消去
(百万円) (百万円)
(百万円)
Ⅰ 営業活動によるキャッシュ・フロー
税金等調整前四半期純利益
244,530 131,858 376,388
減価償却費
178,830 159,065 337,895
販売金融債権の増減額(△は増加)
1,000 △297,087 △296,087
その他
△51,564 △94,309 △145,873
営業活動によるキャッシュ・フロー
372,796 △100,473 272,323
Ⅱ 投資活動によるキャッシュ・フロー
投資有価証券の取得による支出
△21,261 △233 △21,494
固定資産の取得による支出
△179,923 △2,298 △182,221
固定資産の売却による収入
11,399 9,344 20,743
リース車両の取得による支出 ―
△617,692 △617,692
リース車両の売却による収入
― 368,556 368,556
その他
10,908 11,680 22,588
投資活動によるキャッシュ・フロー
△178,877 △230,643 △409,520
Ⅲ 財務活動によるキャッシュ・フロー
短期借入金の純増減額(△は減少)
△335,608 103,217 △232,391
長期借入金の変動及び社債の償還
△227,672 △27,165 △254,837
社債の発行による収入
― 216,879 216,879
その他
△72,877 △198 △73,075
財務活動によるキャッシュ・フロー △636,157 292,733 △343,424
Ⅳ 現金及び現金同等物に係る換算差額 88,265 5,999 94,264
Ⅴ 現金及び現金同等物の増減額(△は減少) △353,973 △32,384 △386,357
Ⅵ 現金及び現金同等物の期首残高
1,900,184 114,203 2,014,387
Ⅶ 現金及び現金同等物の四半期末残高
1,546,211 81,819 1,628,030
(注) 1 「自動車事業及び消去」の短期借入金の純増減額は、「販売金融事業」への貸付金純増加335,654百
万円の消去額を含めて表示している。
2 「自動車事業及び消去」の長期借入金の変動及び社債の償還は、「販売金融事業」への貸付金純減少
8,945百万円の消去額を含めて表示している。
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(注) 2 所在地別に区分した売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
当第2四半期連結累計期間(自 2023年4月1日 至 2023年9月30日 )
(単位:百万円)
日本 北米 欧州 アジア その他 計 消去 合計
売上高
(1) 外部顧客に
982,054 3,314,674 713,548 371,280 681,790 6,063,346 ― 6,063,346
対する売上高
(2) 所在地間
1,376,180 190,189 140,824 382,310 10,413 2,099,916 △2,099,916 ―
の内部売上高
計 2,358,234 3,504,863 854,372 753,590 692,203 8,163,262 △2,099,916 6,063,346
営業利益 26,295 241,353 16,293 38,467 30,532 352,940 △16,197 336,743
当第2四半期連結会計期間(自 2023年7月1日 至 2023年9月30日 )
(単位:百万円)
日本 北米 欧州 アジア その他 計 消去 合計
売上高
(1) 外部顧客に
483,783 1,704,512 383,826 188,167 385,398 3,145,686 ― 3,145,686
対する売上高
(2) 所在地間
745,789 98,964 81,158 212,029 5,419 1,143,359 △1,143,359 ―
の内部売上高
計 1,229,572 1,803,476 464,984 400,196 390,817 4,289,045 △1,143,359 3,145,686
営業利益 54,453 109,305 9,307 21,679 14,889 209,633 △1,485 208,148
(注) 1.地域は当社並びにグループ会社の所在地を表している。
2.地域の区分は、地理的近接度をベースに事業活動の相互関連性を加味している。
3.本邦以外の区分に属する主な国又は地域
(1) 北米…米国、カナダ、メキシコ
(2) 欧州…フランス、イギリス、スペイン他欧州諸国
(3) アジア…中国、タイ、インド、その他アジア諸国
(4) その他…大洋州、中近東、南アフリカ、メキシコを除く中南米
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4 固定資産の減損損失に関する報告セグメント別情報
前第2四半期連結累計期間(自 2022年4月1日 至 2022年9月30日 )
当第2四半期連結累計期間において、報告されている事業セグメントの固定資産に係る重要な減損損失は認識
していない。
当第2四半期連結累計期間(自 2023年4月1日 至 2023年9月30日 )
当第2四半期連結累計期間において、報告されている事業セグメントの固定資産に係る重要な減損損失は認識
していない。
5 のれんに関する報告セグメント別情報
前第2四半期連結累計期間(自 2022年4月1日 至 2022年9月30日 )
当第2四半期連結累計期間において、報告されている事業セグメントののれんの金額に重要な変動はない。
当第2四半期連結累計期間(自 2023年4月1日 至 2023年9月30日 )
当第2四半期連結累計期間において、報告されている事業セグメントののれんの金額に重要な変動はない。
6 負ののれん発生益に関する報告セグメント別情報
前第2四半期連結累計期間(自 2022年4月1日 至 2022年9月30日 )
当第2四半期連結累計期間において、報告されている事業セグメントに係る重要な負ののれん発生益は認識し
ていない。
当第2四半期連結累計期間(自 2023年4月1日 至 2023年9月30日 )
当第2四半期連結累計期間において、報告されている事業セグメントに係る重要な負ののれん発生益は認識し
ていない。
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7 地域に関する情報
(売上高)
前第2四半期連結累計期間(自 2022年4月1日 至 2022年9月30日 )
(単位:百万円)
北米
日本 欧州 アジア その他 合 計
内、米国
797,932 2,263,528 1,817,980 529,027 469,834 601,929 4,662,250
前第2四半期連結会計期間(自 2022年7月1日 至 2022年9月30日 )
(単位:百万円)
北米
日本 欧州 アジア その他 合 計
内、米国
437,058 1,239,717 1,016,574 281,754 253,106 313,304 2,524,939
(注) 1.地域は顧客の所在地を表している。
2.地域の区分は、地理的近接度をベースに事業活動の相互関連性を加味している。
3.本邦以外の区分に属する主な国又は地域
(1) 北米…米国、カナダ、メキシコ
(2) 欧州…フランス、イギリス、スペイン、ロシア他欧州諸国
(3) アジア…中国、タイ、インド、その他アジア諸国
(4) その他…大洋州、中近東、南アフリカ、メキシコを除く中南米等
当第2四半期連結累計期間(自 2023年4月1日 至 2023年9月30日 )
(単位:百万円)
北米
日本 欧州 アジア その他 合 計
内、米国
937,723 3,183,231 2,442,370 758,118 406,699 777,575 6,063,346
当第2四半期連結会計期間(自 2023年7月1日 至 2023年9月30日 )
(単位:百万円)
北米
日本 欧州 アジア その他 合 計
内、米国
467,085 1,634,525 1,255,823 405,065 207,457 431,554 3,145,686
(注) 1.地域は顧客の所在地を表している。
2.地域の区分は、地理的近接度をベースに事業活動の相互関連性を加味している。
3.本邦以外の区分に属する主な国又は地域
(1) 北米…米国、カナダ、メキシコ
(2) 欧州…フランス、イギリス、スペイン他欧州諸国
(3) アジア…中国、タイ、インド、その他アジア諸国
(4) その他…大洋州、中近東、南アフリカ、メキシコを除く中南米等
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(収益認識関係)
顧客との契約から生じる収益を分解した情報
前第2四半期連結累計期間(自 2022年4月1日 至 2022年9月30日 )
(単位:百万円)
報告セグメント
合計
自動車事業 販売金融事業
日本 738,173 18,767 756,940
北米 1,874,710 41,984 1,916,694
内、米国 1,557,118 839 1,557,957
欧州 527,364 ― 527,364
アジア 416,052 928 416,980
その他 585,202 2,043 587,245
顧客との契約から生じる収益 4,141,501 63,722 4,205,223
その他の源泉から生じる収益 10,166 446,861 457,027
外部顧客への売上高 4,151,667 510,583 4,662,250
前第2四半期連結会計期間(自 2022年7月1日 至 2022年9月30日 )
(単位:百万円)
報告セグメント
合計
自動車事業 販売金融事業
日本 407,513 9,194 416,707
北米 1,044,514 19,957 1,064,471
内、米国 885,153 639 885,792
欧州 281,169 ― 281,169
アジア 226,216 446 226,662
その他 304,672 1,033 305,705
顧客との契約から生じる収益 2,264,084 30,630 2,294,714
その他の源泉から生じる収益 4,923 225,302 230,225
外部顧客への売上高 2,269,007 255,932 2,524,939
(注) その他の源泉から生じる収益は、主に、企業会計基準第10号「金融商品に関する会計基準」に基づく利
息収入等及び企業会計基準第13号「リース取引に関する会計基準」に基づくリース収益である。これに
は、在外連結子会社が適用している国際財務報告基準(IFRS)第9号「金融商品」及びIFRS第16号「リー
ス」、米国財務会計基準審議会会計基準編纂書(ASC)第310号「債権」等の金融商品に関する各基準及び
ASC第842号「リース」に基づく収益が含まれる。
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当第2四半期連結累計期間(自 2023年4月1日 至 2023年9月30日 )
(単位:百万円)
報告セグメント
合計
自動車事業 販売金融事業
日本 878,762 17,575 896,337
北米 2,767,216 41,668 2,808,884
内、米国 2,166,049 1,513 2,167,562
欧州 756,939 ― 756,939
アジア 361,552 1,009 362,561
その他 754,155 2,859 757,014
顧客との契約から生じる収益 5,518,624 63,111 5,581,735
その他の源泉から生じる収益 10,129 471,482 481,611
外部顧客への売上高 5,528,753 534,593 6,063,346
当第2四半期連結会計期間(自 2023年7月1日 至 2023年9月30日 )
(単位:百万円)
報告セグメント
合計
自動車事業 販売金融事業
日本 437,748 8,675 446,423
北米 1,419,448 21,082 1,440,530
内、米国 1,113,083 1,243 1,114,326
欧州 404,453 ― 404,453
アジア 185,583 487 186,070
その他 419,342 1,417 420,759
顧客との契約から生じる収益 2,866,574 31,661 2,898,235
その他の源泉から生じる収益 5,128 242,323 247,451
外部顧客への売上高 2,871,702 273,984 3,145,686
(注) その他の源泉から生じる収益は、主に、企業会計基準第10号「金融商品に関する会計基準」に基づく利
息収入等及び企業会計基準第13号「リース取引に関する会計基準」に基づくリース収益である。これに
は、在外連結子会社が適用している国際財務報告基準(IFRS)第9号「金融商品」及びIFRS第16号「リー
ス」、米国財務会計基準審議会会計基準編纂書(ASC)第310号「債権」等の金融商品に関する各基準及び
ASC第842号「リース」に基づく収益が含まれる。
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(1株当たり情報)
1株当たり四半期純利益及び算定上の基礎、並びに潜在株式調整後1株当たり四半期純利益及び算定上の基礎
は、以下のとおりである。
前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間
(自 2022年4月1日 (自 2023年4月1日
至 2022年9月30日 ) 至 2023年9月30日 )
(1) 1株当たり四半期純利益
16円47銭 75円64銭
(算定上の基礎)
親会社株主に帰属する四半期純利益(百万円) 64,475 296,210
普通株式に係る親会社株主に帰属する
64,475 296,210
四半期純利益(百万円)
普通株式の期中平均株式数(千株) 3,914,670 3,916,112
(2) 潜在株式調整後1株当たり四半期純利益
16円47銭 75円64銭
(算定上の基礎)
親会社株主に帰属する四半期純利益調整額(百万円) ― ―
普通株式増加数(千株) ― ―
希薄化効果を有しないため、潜在株式調整後1株当たり四
半期純利益の算定に含めなかった潜在株式で、前連結会計 ― ―
年度末から重要な変動があったものの概要
(重要な後発事象)
2023年10月30日、米国ペンシルベニア州フィラデルフィア一般訴訟裁判所において、当社の持分法適用関連会社
である三菱自動車工業株式会社の100%子会社であるミツビシ・モーターズ・ノース・アメリカ・インクに対し、
976百万米ドルの損害賠償の支払いを命じる陪審評決が出された。本件に関する判決はまだ出ていない。
当該係争案件の帰結によっては、当社グループの持分法投資損益に重要な影響が及ぶ可能性がある。
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2 【その他】
2023年11月9日開催の取締役会において、当期中間配当に関し、次のとおり決議した。
当社定款の規定に基づき、2023年9月30日を基準日として以下のとおり支払いを行う。
(1) 中間配当による配当金の総額
19,586百万円
(2) 1株当たりの金額
5円
(3) 支払請求権の効力発生日及び支払開始日
2023年11月29日
(注) 配当金の総額は、ルノーに対する配当金の内、ルノー株式に占める当社持分相当の配当金を控除したものであ
る。当社持分相当の配当金控除前の配当金総額は20,994百万円である。
営業その他に関し重要な訴訟案件等
・タカタ製エアバッグ・インフレーターに関連した訴訟
タカタ製エアバッグ・インフレーターに関連した進行中の訴訟がある。
・有価証券報告書の虚偽記載に関連した訴訟
過去の有価証券報告書の虚偽記載の結果、現在、国内外で訴訟に発展している案件がある。
・車両配給契約をめぐる紛争に関連する損害賠償請求訴訟
2019年7月4日、アル・ダハナ社は、当社、当社の連結子会社である中東日産会社及び持分法適用関連会社であ
る日産ガルフに対し、車両配給契約をめぐる紛争に関連する損害賠償請求訴訟をドバイ第一審裁判所に提起した。
同裁判所は、2021年9月29日、当社及び中東日産会社に対し1,159,777,806.50ディルハム及びその利息の支払いを
命じる判決を行った。当社及び中東日産会社は、この判決を不服として控訴し、アル・ダハナ社も控訴した。
2022年6月8日、ドバイ控訴裁判所は、上記支払いを命じるドバイ第一審裁判所の判決を破棄した。この判決に
ついても、当社、中東日産会社及びアル・ダハナ社は破毀院に上訴したが、2022年9月14日、破毀院は、2022年6
月のドバイ控訴裁判所の判決を破棄し、ドバイ控訴裁判所に差し戻した。2022年11月29日、ドバイ控訴裁判所は、
ドバイ第一審裁判所の判決を破棄した。2023年1月25日、アル・ダハナ社はこの判決について破毀院に上訴した。
当社及び中東日産会社も、2023年1月27日に破毀院に上訴した。当社は、当社の契約上の義務は完全に履行されて
いると認識しており、アル・ダハナ社の主張について争う方針である。
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第二部 【提出会社の保証会社等の情報】
該当事項なし。
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独立監査人の四半期レビュー報告書
2023年11月10日
日産自動車株式会社
取締役会 御中
EY新日本有限責任監査法人
東 京 事 務 所
指定有限責任社員
公認会計士 宮 川 朋 弘
業務執行社員
指定有限責任社員
公認会計士 中 村 昌 之
業務執行社員
指定有限責任社員
公認会計士 榎 本 征 範
業務執行社員
指定有限責任社員
公認会計士 安 藤 隆 之
業務執行社員
監査人の結論
当監査法人は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づき、「経理の状況」に 掲げられている日産自動車株式
会社の2023年4月1日から2024年3月31日までの連結会計年度の第2四半期連結会計期間(2023年7月1日から2023年
9月30日まで)及び第2四半期連結累計期間(2023年4月1日から2023年9月30日まで)に係る四半期連結財務諸表、
すなわち、四半期連結貸借対照表、四半期連結損益計算書、四半期連結包括利益計算書、四半期連結キャッシュ・フ
ロー計算書及び注記について四半期レビューを行った。
当監査法人が実施した四半期レビューにおいて、上記の四半期連結財務諸表が、我が国において一般に公正妥当と認
められる四半期連結財務諸表の作成基準に準拠して、日産自動車株式会社及び連結子会社の2023年9月30日現在の財政
状態、同日をもって終了する第2四半期連結会計期間及び第2四半期連結累計期間の経営成績並びに第2四半期連結累
計期間のキャッシュ・フローの状況を適正に表示していないと信じさせる事項が全ての重要な点において認められな
かった。
監査人の結論の根拠
当監査法人は、我が国において一般に公正妥当と認められる四半期レビューの基準に準拠して四半期レビューを行っ
た。四半期レビューの基準における当監査法人の責任は、「四半期連結財務諸表の四半期レビューにおける監査人の責
任」に記載されている。当監査法人は、我が国における職業倫理に関する規定に従って、会社及び連結子会社から独立
しており、また、監査人としてのその他の倫理上の責任を果たしている。当監査法人は、結論の表明の基礎となる証拠
を入手したと判断している。
四半期連結財務諸表に対する経営者及び監査委員会の責任
経営者の責任は、我が国において一般に公正妥当と認められる四半期連結財務諸表の作成基準に準拠して四半期連結
財務諸表を作成し適正に表示することにある。これには、不正又は誤謬による重要な虚偽表示のない四半期連結財務諸
表を作成し適正に表示するために経営者が必要と判断した内部統制を整備及び運用することが含まれる。
四半期連結財務諸表を作成するに当たり、経営者は、継続企業の前提に基づき四半期連結財務諸表を作成することが
適切であるかどうかを評価し、我が国において一般に公正妥当と認められる四半期連結財務諸表の作成基準に基づいて
継続企業に関する事項を開示する必要がある場合には当該事項を開示する責任がある。
監査委員会の責任は、財務報告プロセスの整備及び運用における執行役及び取締役の職務の執行を監視することにあ
る。
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日産自動車株式会社(E02142)
四半期報告書
四半期連結財務諸表の四半期レビューにおける監査人の責任
監査人の責任は、監査人が実施した四半期レビューに基づいて、四半期レビュー報告書において独立の立場から四半
期連結財務諸表に対する結論を表明することにある。
監査人は、我が国において一般に公正妥当と認められる四半期レビューの基準に従って、四半期レビューの過程を通
じて、職業的専門家としての判断を行い、職業的懐疑心を保持して以下を実施する。
・ 主として経営者、財務及び会計に関する事項に責任を有する者等に対する質問、分析的手続その他の四半期レ
ビュー手続を実施する。四半期レビュー手続は、我が国において一般に公正妥当と認められる監査の基準に準拠して
実施される年度の財務諸表の監査に比べて限定された手続である。
・ 継続企業の前提に関する事項について、重要な疑義を生じさせるような事象又は状況に関して重要な不確実性が認
められると判断した場合には、入手した証拠に基づき、四半期連結財務諸表において、我が国において一般に公正妥
当と認められる四半期連結財務諸表の作成基準に準拠して、適正に表示されていないと信じさせる事項が認められな
いかどうか結論付ける。また、継続企業の前提に関する重要な不確実性が認められる場合は、四半期レビュー報告書
において四半期連結財務諸表の注記事項に注意を喚起すること、又は重要な不確実性に関する四半期連結財務諸表の
注記事項が適切でない場合は、四半期連結財務諸表に対して限定付結論又は否定的結論を表明することが求められて
いる。監査人の結論は、四半期レビュー報告書日までに入手した証拠に基づいているが、将来の事象や状況により、
企業は継続企業として存続できなくなる可能性がある。
・ 四半期連結財務諸表の表示及び注記事項が、我が国において一般に公正妥当と認められる四半期連結財務諸表の作
成基準に準拠していないと信じさせる事項が認められないかどうかとともに、関連する注記事項を含めた四半期連結
財務諸表の表示、構成及び内容、並びに四半期連結財務諸表が基礎となる取引や会計事象を適正に表示していないと
信じさせる事項が認められないかどうかを評価する。
・ 四半期連結財務諸表に対する結論を表明するために、会社及び連結子会社の財務情報に関する証拠を入手する。監
査人は、四半期連結財務諸表の四半期レビューに関する指示、監督及び実施に関して責任がある。監査人は、単独で
監査人の結論に対して責任を負う。
監査人は、監査委員会に対して、計画した四半期レビューの範囲とその実施時期、四半期レビュー上の重要な発見事
項について報告を行う。
監査人は、監査委員会に対して、独立性についての我が国における職業倫理に関する規定を遵守したこと、並びに監
査人の独立性に影響を与えると合理的に考えられる事項、及び阻害要因を除去するための対応策を講じている場合又は
阻害要因を許容可能な水準にまで軽減するためのセーフガードを適用している場合はその内容について報告を行う。
利害関係
会社及び連結子会社と当監査法人又は業務執行社員との間には、公認会計士法の規定により記載すべき利害関係はな
い。
以 上
(注)1. 上記の四半期レビュー報告書の原本は当社(四半期報告書提出会社)が別途保管している。
2.XBRLデータは四半期レビューの対象には含まれていない。
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