美濃窯業株式会社 四半期報告書 第161期第1四半期(令和4年4月1日-令和4年6月30日)
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美濃窯業株式会社(E01180)
四半期報告書
【表紙】
【提出書類】 四半期報告書
【根拠条文】 金融商品取引法第24条の4の7第1項
【提出先】 東海財務局長
【提出日】 2022年8月10日
【四半期会計期間】 第161期第1四半期(自 2022年4月1日 至 2022年6月30日)
【会社名】 美濃窯業株式会社
【英訳名】 MINO CERAMIC CO.,LTD.
【代表者の役職氏名】 代表取締役社長 太田 滋俊
岐阜県瑞浪市寺河戸町719番地
【本店の所在の場所】
(同所は登記上の本店所在地であり、実際の業務は「最寄りの連絡場所」で
行っております。)
【電話番号】 (0572)68-2106
【事務連絡者氏名】 取締役 執行役員
管理本部長 兼 総務人事部長 長谷川 郁夫
【最寄りの連絡場所】 名古屋市中村区名駅南一丁目17番28号
【電話番号】 (052)551-9221
【事務連絡者氏名】 執行役員
経理部長 平松 茂
【縦覧に供する場所】 美濃窯業株式会社東京営業所
(東京都千代田区神田錦町三丁目16番地)
株式会社名古屋証券取引所
(名古屋市中区栄三丁目8番20号)
(注)上記の東京営業所は、金融商品取引法に規定する縦覧場所ではありませんが、投資家の便宜を考慮して、縦覧に
供する場所としております。
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第一部【企業情報】
第1【企業の概況】
1【主要な経営指標等の推移】
第160期 第161期
回次 第1四半期 第1四半期 第160期
連結累計期間 連結累計期間
自 2021年4月1日 自 2022年4月1日 自 2021年4月1日
会計期間
至 2021年6月30日 至 2022年6月30日 至 2022年3月31日
3,017,527 3,296,744 12,410,211
売上高 (千円)
366,470 346,856 945,813
経常利益 (千円)
親会社株主に帰属する
238,020 230,137 680,082
(千円)
四半期(当期)純利益
240,894 196,840 635,794
四半期包括利益又は包括利益 (千円)
11,205,311 11,638,239 11,521,056
純資産額 (千円)
17,481,531 18,562,726 18,136,138
総資産額 (千円)
1株当たり
23.22 22.45 66.35
(円)
四半期(当期)純利益
潜在株式調整後1株当たり
(円) - - -
四半期(当期)純利益
64.1 62.7 63.5
自己資本比率 (%)
(注)1 当社は四半期連結財務諸表を作成しておりますので、提出会社の主要な経営指標等の推移については記載し
ておりません。
2 1株当たり四半期(当期)純利益の算定上の基礎となる普通株式の期中平均株式数については、「役員株式
給付信託(BBT)」制度及び「従業員株式給付信託(J-ESOP)」制度に係る信託財産として、株式
会社日本カストディ銀行(信託E口)が保有する当社株式を控除対象の自己株式に含めて算定しておりま
す。
3 潜在株式調整後1株当たり四半期(当期)純利益については、潜在株式が存在しないため記載しておりませ
ん。
2【事業の内容】
当第1四半期連結累計期間において、当社グループ(当社及び当社の関係会社)が営む事業の内容について、重要
な変更はありません。
主要な関係会社における異動は、以下のとおりであります。
(連結子会社の吸収合併)
当社は、2021年12月9日開催の取締役会において、当社の連結子会社である株式会社ビヨーブライト、ミノセラ
ミックス商事株式会社及び日本セラミツクエンジニヤリング株式会社を吸収合併する旨の決議を行い、同日付で各社
と合併契約を締結いたしました。この契約に基づき、当社は2022年4月1日付で各社を吸収合併いたしました。
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第2【事業の状況】
1【事業等のリスク】
当第1四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、又は、前事業年度の有価証券報告書に記載
した事業等のリスクについての重要な変更はありません。
2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)財政状態及び経営成績の状況
当第1四半期連結累計期間における我が国経済は、新型コロナウイルス感染者数の減少や経済活動の制限緩和に
伴い持ち直しの動きが見られたものの、エネルギー価格の高騰、中国のロックダウンによる成長鈍化、FRBの金融
引き締めによる米国の景気後退懸念が広がるなど、世界経済の状況は先行き不透明な状況が続いております。
このような状況の下、セメント業界向けを中心とする耐火物事業については、セメントの国内生産量が2カ月連
続で前年同月を下回る中、新規顧客の開拓及び各種コストダウンに取り組みましたが、原燃料価格の高騰、価格競
争の激化の影響により、売上高、利益ともに前年同四半期を下回る結果となりました。
プラント事業については、当社の主要顧客の設備投資環境が回復したことに加え、昨年度買収した岩佐機械工業
の売上高と利益が加算されたこともあり、売上高、利益ともに前年同四半期を大幅に上回る結果となりました。
建材及び舗装用材事業については、コロナ禍で縮小した民間工事需要が、経済活動の制限緩和に伴い回復したこ
とにより、売上高、利益ともに前年同四半期を上回る結果となりました。
不動産賃貸事業については、遊休不動産の積極的な活用により売上高、利益ともに前年同四半期を上回る結果と
なりました。
以上の結果、当第1四半期連結累計期間における経営成績は、売上高3,296百万円(前年同四半期比9.3%増)、
営業利益306百万円(前年同四半期比8.6%減)、経常利益346百万円(前年同四半期比5.4%減)、親会社株主に帰
属する四半期純利益230百万円(前年同四半期比3.3%減)となりました。
なお、財政状態の状況は、次のとおりであります。
(資産の状況)
流動資産は、受取手形、売掛金及び契約資産や棚卸資産の増加などにより、全体としては10,660百万円(前連結
会計年度末比570百万円増)となりました。固定資産は、投資有価証券の減少などにより、全体としては7,901百万
円(前連結会計年度末比143百万円減)となりました。その結果、資産合計では、18,562百万円(前連結会計年度
末比426百万円増)となりました。
(負債の状況)
流動負債は、支払手形及び買掛金や電子記録債務の増加などにより、全体としては5,141百万円(前連結会計年
度末比299百万円増)となりました。固定負債は、役員株式給付引当金の増加などにより、全体としては1,783百万
円(前連結会計年度末比10百万円増)となりました。その結果、負債合計では、6,924百万円(前連結会計年度末
比309百万円増)となりました。
(純資産の状況)
純資産は、利益剰余金の増加などにより、11,638百万円(前連結会計年度末比117百万円増)となり、自己資本
比率は62.7%(前連結会計年度末比0.8ポイント減)となりました。
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セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。
(耐火物)
耐火物事業につきましては、当第1四半期連結累計期間の売上高は1,490百万円(前年同四半期比13.0%減)、
セグメント利益は80百万円(前年同四半期比59.5%減)となりました。
(プラント)
プラント事業につきましては、当第1四半期連結累計期間の売上高は1,241百万円(前年同四半期比41.2%
増)、セグメント利益は164百万円(前年同四半期比41.0%増)となりました。
(建材及び舗装用材)
建材及び舗装用材事業につきましては、当第1四半期連結累計期間の売上高は425百万円(前年同四半期比
37.7%増)、セグメント利益は6百万円(前年同四半期は21百万円のセグメント損失)となりました。
(不動産賃貸)
不動産賃貸事業につきましては、当第1四半期連結累計期間の売上高は96百万円(前年同四半期比9.8%増)、
セグメント利益は48百万円(前年同四半期比10.2%増)となりました。
(その他)
「その他」の区分につきましては、主に、外注品等を販売する事業であり、当第1四半期連結累計期間の売上高
は42百万円(前年同四半期比51.5%増)、セグメント利益は10百万円(前年同四半期比71.8%増)となりました。
(2)研究開発活動
当第1四半期連結累計期間の研究開発費の総額は、77百万円であります。
3【経営上の重要な契約等】
当第1四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。
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第3【提出会社の状況】
1【株式等の状況】
(1)【株式の総数等】
①【株式の総数】
種類 発行可能株式総数(株)
普通株式 31,960,000
計 31,960,000
②【発行済株式】
第1四半期会計期間末 上場金融商品取引所名
提出日現在発行数(株)
種類 現在発行数(株) 又は登録認可金融商品 内容
(2022年8月10日)
(2022年6月30日) 取引業協会名
名古屋証券取引所 単元株式数
12,909,828 12,909,828
普通株式
メイン市場 100株
12,909,828 12,909,828
計 - -
(2)【新株予約権等の状況】
①【ストックオプション制度の内容】
該当事項はありません。
②【その他の新株予約権等の状況】
該当事項はありません。
(3)【行使価額修正条項付新株予約権付社債券等の行使状況等】
該当事項はありません。
(4)【発行済株式総数、資本金等の推移】
発行済株式総
発行済株式総 資本金増減額 資本金残高 資本準備金増 資本準備金残
年月日 数増減数
数残高(株) (千円) (千円) 減額(千円) 高(千円)
(株)
2022年4月1日~
- 12,909,828 - 877,000 - 774,663
2022年6月30日
(5)【大株主の状況】
当四半期会計期間は第1四半期会計期間であるため、記載事項はありません。
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(6)【議決権の状況】
当第1四半期会計期間末日現在の「議決権の状況」については、株主名簿の記載内容が確認できないため、
記載することができないことから、直前の基準日(2022年3月31日)に基づく株主名簿による記載をしており
ます。
①【発行済株式】
2022年6月30日現在
区分 株式数(株) 議決権の数(個) 内容
無議決権株式 - - -
議決権制限株式(自己株式等) - - -
議決権制限株式(その他) - - -
(自己保有株式)
-
2,059,000
普通株式
完全議決権株式(自己株式等) -
(相互保有株式)
-
214,600
普通株式
10,630,500 106,305
完全議決権株式(その他) 普通株式 -
5,728
単元未満株式 普通株式 - -
12,909,828
発行済株式総数 - -
106,305
総株主の議決権 - -
(注)1 「完全議決権株式(その他)」の普通株式には、「役員株式給付信託(BBT)」制度及び「従業員株式給
付信託(J-ESOP)」制度の信託財産として、株式会社日本カストディ銀行(信託E口)が保有してい
る当社株式385,800株が含まれております。また、株式会社日本カストディ銀行(信託E口)が保有してい
る当社株式は、四半期連結財務諸表において自己株式として表示しております。
2 「完全議決権株式(その他)」の普通株式には、証券保管振替機構名義の失念株式が1,000株(議決権10
個)含まれております。
②【自己株式等】
2022年6月30日現在
発行済株式
自己名義 他人名義 所有株式数
所有者の氏名 総数に対する
所有者の住所 所有株式数 所有株式数 の合計
又は名称 所有株式数
(株) (株) (株)
の割合(%)
(自己保有株式)
岐阜県瑞浪市寺河戸
美濃窯業株式会社 2,059,000 2,059,000 15.95
-
町719番地
(相互保有株式)
岐阜県瑞浪市寺河戸
214,600 214,600 1.66
ミノセラミックス商事 -
町868番地
株式会社
2,273,600 2,273,600 17.61
計 - -
(注)1 上記のほか、「役員株式給付信託(BBT)」制度及び「従業員株式給付信託(J-ESOP)」制度の信
託財産として、株式会社日本カストディ銀行(信託E口)が保有している当社株式385,800株があり、当該
株式は、上記「発行済株式」の「完全議決権株式(その他)」に含めております。
2 当社は、2022年4月1日をもって、ミノセラミックス商事株式会社を含む連結子会社3社を吸収合併いたし
ました。これにより、ミノセラミックス商事株式会社所有の相互保有株式は、この四半期報告書提出日現
在、当社所有の自己株式となっております。
2【役員の状況】
該当事項はありません。
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第4【経理の状況】
1.四半期連結財務諸表の作成方法について
当社の四半期連結財務諸表は、「四半期連結財務諸表の用語、様式及び作成方法に関する規則」(2007年内閣府令
第64号)に基づいて作成しております。
2.監査証明について
当社は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づき、第1四半期連結会計期間(2022年4月1日から2022
年6月30日まで)及び第1四半期連結累計期間(2022年4月1日から2022年6月30日まで)に係る四半期連結財務諸
表について、東陽監査法人による四半期レビューを受けております。
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1【四半期連結財務諸表】
(1)【四半期連結貸借対照表】
(単位:千円)
前連結会計年度 当第1四半期連結会計期間
(2022年3月31日) (2022年6月30日)
資産の部
流動資産
2,400,626 2,366,116
現金及び預金
4,594,686 4,834,531
受取手形、売掛金及び契約資産
208,289 216,228
有価証券
2,760,636 3,104,069
棚卸資産
128,189 141,916
その他
△ 1,766 △ 1,990
貸倒引当金
10,090,661 10,660,872
流動資産合計
固定資産
有形固定資産
2,602,800 2,572,731
建物及び構築物(純額)
2,089,607 2,089,607
土地
※ 1,035,018 ※ 1,000,230
その他(純額)
5,727,427 5,662,570
有形固定資産合計
無形固定資産
23,697 22,450
のれん
39,207 43,240
その他
62,905 65,691
無形固定資産合計
投資その他の資産
1,559,451 1,453,658
投資有価証券
695,694 719,936
その他
△ 2 △ 2
貸倒引当金
2,255,144 2,173,593
投資その他の資産合計
8,045,477 7,901,854
固定資産合計
18,136,138 18,562,726
資産合計
負債の部
流動負債
1,093,324 1,168,677
支払手形及び買掛金
1,108,082 1,172,370
電子記録債務
1,170,000 1,170,000
短期借入金
60,000 60,000
1年内償還予定の社債
142,525 106,803
未払法人税等
399,839 198,569
賞与引当金
380
役員賞与引当金 -
32,495 55,113
製品保証引当金
500
工事損失引当金 -
834,755 1,209,625
その他
4,841,901 5,141,158
流動負債合計
固定負債
410,000 410,000
社債
180,000 180,000
長期借入金
23,001 23,303
株式給付引当金
17,941 19,467
役員株式給付引当金
263,138 267,685
役員退職慰労引当金
599,755 598,175
退職給付に係る負債
45,435 45,517
資産除去債務
233,907 239,178
その他
1,773,181 1,783,328
固定負債合計
6,615,082 6,924,487
負債合計
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(単位:千円)
前連結会計年度 当第1四半期連結会計期間
(2022年3月31日) (2022年6月30日)
純資産の部
株主資本
877,000 877,000
資本金
1,027,957 1,047,029
資本剰余金
9,823,787 9,974,154
利益剰余金
△ 486,546 △ 505,505
自己株式
11,242,198 11,392,678
株主資本合計
その他の包括利益累計額
276,624 242,807
その他有価証券評価差額金
2,233 2,753
繰延ヘッジ損益
278,857 245,560
その他の包括利益累計額合計
11,521,056 11,638,239
純資産合計
18,136,138 18,562,726
負債純資産合計
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(2)【四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書】
【四半期連結損益計算書】
【第1四半期連結累計期間】
(単位:千円)
前第1四半期連結累計期間 当第1四半期連結累計期間
(自 2021年4月1日 (自 2022年4月1日
至 2021年6月30日) 至 2022年6月30日)
3,017,527 3,296,744
売上高
2,140,612 2,381,708
売上原価
876,915 915,036
売上総利益
541,558 608,419
販売費及び一般管理費
335,356 306,616
営業利益
営業外収益
577 425
受取利息
26,950 32,691
受取配当金
10,021 8,596
その他
37,549 41,714
営業外収益合計
営業外費用
1,815 1,189
支払利息
4,619 285
その他
6,435 1,475
営業外費用合計
366,470 346,856
経常利益
特別利益
3,633
-
投資有価証券売却益
3,633
特別利益合計 -
特別損失
28,541 9,972
投資有価証券評価損
8,348
-
投資有価証券売却損
28,541 18,321
特別損失合計
337,928 332,167
税金等調整前四半期純利益
99,908 102,029
法人税等
238,020 230,137
四半期純利益
238,020 230,137
親会社株主に帰属する四半期純利益
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【四半期連結包括利益計算書】
【第1四半期連結累計期間】
(単位:千円)
前第1四半期連結累計期間 当第1四半期連結累計期間
(自 2021年4月1日 (自 2022年4月1日
至 2021年6月30日) 至 2022年6月30日)
238,020 230,137
四半期純利益
その他の包括利益
4,485
その他有価証券評価差額金 △ 33,816
519
△ 1,611
繰延ヘッジ損益
2,874
その他の包括利益合計 △ 33,297
240,894 196,840
四半期包括利益
(内訳)
240,894 196,840
親会社株主に係る四半期包括利益
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【注記事項】
(連結の範囲又は持分法適用の範囲の変更)
連結子会社であった株式会社ビヨーブライト、ミノセラミックス商事株式会社及び日本セラミツクエンジニヤリ
ング株式会社の3社は、2022年4月1日付で当社を存続会社とする吸収合併により消滅したため、当第1四半期連
結会計期間より連結の範囲から除外しております。
(会計方針の変更)
(時価の算定に関する会計基準の適用指針の適用)
「時価の算定に関する会計基準の適用指針」(企業会計基準適用指針第31号 2021年6月17日。以下「時価算定
会計基準適用指針」という。)を当第1四半期連結会計期間の期首から適用し、時価算定会計基準適用指針第27-
2項に定める経過的な取扱いに従って、時価算定会計基準適用指針が定める新たな会計方針を将来にわたって適用
することといたしました。これによる四半期連結財務諸表への影響はありません 。
(四半期連結財務諸表の作成にあたり適用した特有の会計処理)
(税金費用の計算)
税金費用については、当第1四半期連結会計期間を含む連結会計年度の税引前当期純利益に対する税効果会計適
用後の実効税率を合理的に見積り、税引前四半期純利益に当該見積実効税率を乗じて計算しております。
なお、法人税等調整額は、「法人税等」に含めて表示しております。
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(追加情報)
(業績連動型株式報酬制度)
当社グループは、取締役(監査等委員である取締役及びそれ以外の取締役のうち社外取締役である者を除く。)
及び執行役員(以下、「当社グループの取締役及び執行役員」を合わせて「対象役員」という。)の報酬と当社の
業績及び株式価値との連動性をより明確にし、対象役員が株価上昇によるメリットのみならず、株価下落リスクま
でも株主の皆様と共有することで、中長期的な業績の向上と役員の使命である「中長期を見据えた戦略の遂行」に
対する動機付けをさらに高めることを目的として、2019年6月27日開催の第157回定時株主総会決議により業績連
動型株式報酬制度「役員株式給付信託(BBT(=Board Benefit Trust))」(以下、「本制度」という。)を
導入しております。
当該信託契約に係る会計処理については、「従業員等に信託を通じて自社の株式を交付する取引に関する実務上
の取扱い」(実務対応報告第30号 2015年3月26日)に準じております。
(1)取引の概要
本制度は、当社が拠出する金銭を原資として当社株式が信託(以下、本制度に基づき設定される信託を「本信
託」という。)を通じて取得され、対象役員に対して、当社及び当社の子会社が定める役員株式給付規程に従っ
て、当社株式及び当社株式を時価で換算した金額相当の金銭が本信託を通じて給付される業績連動型株式報酬制度
であります。
なお、対象役員が当社株式等の給付を受ける時期は、原則として対象役員の退任時になります。
(2)信託が保有する自社の株式に関する事項
信託が保有する当社株式の信託における帳簿価額は、前連結会計年度57,816千円、当第1四半期連結会計期間
57,816千円で、株主資本において自己株式として計上しております。
また、当該株式の期末株式数は、前連結会計年度131,400株、当第1四半期連結会計期間131,400株、期中平均株
式数は、前第1四半期連結会計期間132,800株、当第1四半期連結会計期間131,400株であり、1株当たり情報の算
定上、控除する自己株式に含めております。
(従業員等に信託を通じて自社の株式を交付する取引)
当社グループは、当社の株価や業績と従業員の処遇の連動性をより高め、業績向上への意欲を高めるため、従業
員(当社子会社の従業員を含む。以下同じ。)に対して自社の株式を給付する「従業員株式給付信託(J-ESO
P)」制度(以下、「本制度」という。)を導入しております。
(1)取引の概要
本制度は、予め当社が定めた株式給付規程に基づき、一定の要件を満たした従業員に対して当社株式を給付する
仕組みであります。従業員に対して給付する株式については、予め設定した信託(以下、「本信託」という。)に
より将来分も含めて取得し、信託財産として分別管理しております。
(2)信託を通じて自社の株式を交付する取引に関する会計処理
「従業員等に信託を通じて自社の株式を交付する取引に関する実務上の取扱い」(実務対応報告第30号 2015年
3月26日)を適用し、本制度に関する会計処理としては、本信託の資産及び負債を当社グループの資産及び負債と
して四半期連結貸借対照表上に計上する総額法を採用し、本信託が保有する当社株式を四半期連結貸借対照表の純
資産の部において、自己株式として表示しております。
(3)信託が保有する自社の株式に関する事項
信託が保有する当社株式の信託における帳簿価額は、前連結会計年度72,249千円、当第1四半期連結会計期間
72,136千円で、株主資本において自己株式として計上しております。
また、当該株式の期末株式数は、前連結会計年度254,400株、当第1四半期連結会計期間254,000株、期中平均株
式数は、前第1四半期連結会計期間254,400株、当第1四半期連結会計期間254,237株であり、1株当たり情報の算
定上、控除する自己株式に含めております。
(会計上の見積りを行う上での新型コロナウイルス感染症の影響に関する仮定)
前連結会計年度の有価証券報告書の(重要な会計上の見積り)(繰延税金資産の回収可能性)に記載した新型コ
ロナウイルス感染症による影響に関する仮定について重要な変更はありません。
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四半期報告書
(四半期連結貸借対照表関係)
※ 圧縮記帳額
国庫補助金等により有形固定資産の取得価額から控除している圧縮記帳額及びその内訳は、以下のとおりであり
ます。
前連結会計年度 当第1四半期連結会計期間
(2022年3月31日) (2022年6月30日)
圧縮記帳額 その他(工具、器具及び備品) 18,309千円 18,309千円
(四半期連結キャッシュ・フロー計算書関係)
当第1四半期連結累計期間に係る四半期連結キャッシュ・フロー計算書は作成しておりません。なお、第1四半
期連結累計期間に係る減価償却費(のれんを除く無形固定資産に係る償却費を含む。)及びのれんの償却額は、次
のとおりであります。
前第1四半期連結累計期間 当第1四半期連結累計期間
(自 2021年4月1日 (自 2022年4月1日
至 2021年6月30日) 至 2022年6月30日)
減価償却費 99,718千円 103,279千円
のれんの償却額 -千円 1,247千円
(株主資本等関係)
前第1四半期連結累計期間(自 2021年4月1日 至 2021年6月30日)
1.配当金支払額
配当金の総額 1株当たり
決議 株式の種類 基準日 効力発生日 配当の原資
(千円) 配当額(円)
2021年5月13日
普通株式 81,381 7.50 2021年3月31日 2021年6月15日 利益剰余金
取締役会
(注)配当金の総額には、「役員株式給付信託(BBT)」制度及び「従業員株式給付信託(J-ESOP)」制度の
信託財産として、株式会社日本カストディ銀行(信託E口)が保有する当社株式に対する配当金2,904千円が含
まれております。
2.基準日が当第1四半期連結累計期間に属する配当のうち、配当の効力発生日が当第1四半期連結会計期間の末日後と
なるもの
該当事項はありません。
当第1四半期連結累計期間(自 2022年4月1日 至 2022年6月30日)
1.配当金支払額
配当金の総額 1株当たり
決議 株式の種類 基準日 効力発生日 配当の原資
(千円) 配当額(円)
2022年5月13日
普通株式 81,381 7.50 2022年3月31日 2022年6月15日 利益剰余金
取締役会
(注)配当金の総額には、「役員株式給付信託(BBT)」制度及び「従業員株式給付信託(J-ESOP)」制度の
信託財産として、株式会社日本カストディ銀行(信託E口)が保有する当社株式に対する配当金2,893千円が含
まれております。
2.基準日が当第1四半期連結累計期間に属する配当のうち、配当の効力発生日が当第1四半期連結会計期間の末日後と
なるもの
該当事項はありません。
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四半期報告書
(セグメント情報等)
【セグメント情報】
Ⅰ 前第1四半期連結累計期間(自 2021年4月1日 至 2021年6月30日)
1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報並びに収益の分解情報
(単位:千円)
報告セグメント 四半期連結
その他 調整額 損益計算書
合計
建材及び 不動産 (注)1 (注)2 計上額
耐火物 プラント 計
舗装用材 賃貸 (注)3
売上高
顧客との契約
から生じる収 1,713,272 879,012 308,963 - 2,901,248 28,329 2,929,577 - 2,929,577
益
その他の収益 - - - 87,950 87,950 - 87,950 - 87,950
外部顧客への
1,713,272 879,012 308,963 87,950 2,989,198 28,329 3,017,527 3,017,527
-
売上高
セグメント間
270,987 269 2,235 273,492 273,492
の内部売上高 - - △ 273,492 -
又は振替高
1,984,259 879,012 309,233 90,185 3,262,690 28,329 3,291,019 3,017,527
計 △ 273,492
セグメント利益
又はセグメント 199,303 116,583 43,820 338,417 6,002 344,419 335,356
△ 21,290 △ 9,063
損失 (△)
(注)1 「その他」の区分は報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、外注事業等を含んでおります。
2 セグメント利益又は損失の調整額△9,063千円は、棚卸資産の調整額であります。
3 セグメント利益又は損失は、四半期連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。
2.報告セグメントごとの固定資産の減損損失又はのれん等に関する情報
該当事項はありません。
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四半期報告書
Ⅱ 当第1四半期連結累計期間(自 2022年4月1日 至 2022年6月30日)
1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報並びに収益の分解情報
(単位:千円)
報告セグメント 四半期連結
その他 調整額 損益計算書
合計
建材及び 不動産 (注)1 (注)2 計上額
耐火物 プラント 計
舗装用材 賃貸 (注)3
売上高
顧客との契約
から生じる収 1,490,304 1,241,483 425,440 - 3,157,227 42,907 3,200,135 - 3,200,135
益
その他の収益 - - - 96,608 96,608 - 96,608 - 96,608
外部顧客への
1,490,304 1,241,483 425,440 96,608 3,253,836 42,907 3,296,744 3,296,744
-
売上高
セグメント間
331,052 99 1,140 332,291 332,291
の内部売上高 - - △ 332,291 -
又は振替高
1,821,356 1,241,483 425,539 97,748 3,586,127 42,907 3,629,035 3,296,744
計 △ 332,291
80,676 164,432 6,373 48,304 299,786 10,309 310,096 306,616
セグメント利益 △ 3,479
(注)1 「その他」の区分は報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、外注事業等を含んでおります。
2 セグメント利益の調整額△3,479千円は、棚卸資産の調整額であります。
3 セグメント利益は、四半期連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。
2.報告セグメントごとの固定資産の減損損失又はのれん等に関する情報
該当事項はありません。
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四半期報告書
(企業結合等関係)
共通支配下の取引等
当社は、2021年12月9日開催の取締役会において、当社の連結子会社である株式会社ビヨーブライト、ミノセラミッ
クス商事株式会社及び日本セラミツクエンジニヤリング株式会社を吸収合併することを決議し、2022年4月1日付で吸
収合併いたしました。
(1)取引の概要
①結合当事企業の名称及び事業の内容
(吸収合併存続会社)
名称 :美濃窯業株式会社
事業の内容 :各種耐火物及び耐火材料の製造販売
各種工業窯炉の設計、施工及び販売
各種セラミックス製品の製造販売
不動産の賃貸及び管理
(吸収合併消滅会社)
1.名称 :株式会社ビヨーブライト
事業の内容 :各種セラミックス用高品位合成原料の製造販売
舗装用特殊骨材の製造販売
2.名称 :ミノセラミックス商事株式会社
事業の内容 :各種セラミックス用原料の販売、
各種セラミックス製品の販売、
各種無機原料の受託加工、梱包資材の販売
3.名称 :日本セラミツクエンジニヤリング株式会社
事業の内容 :美濃窯業グループ関連の輸出入業務の代行
海外での事業展開のサポート
セラミックプラントのコンサルティング、エンジニアリング及びセラミックプラントの輸出
②企業結合日
2022年4月1日
③企業結合の法的形式
当社を吸収合併存続会社、株式会社ビヨーブライト、ミノセラミックス商事株式会社及び日本セラミツクエンジニヤ
リング株式会社を吸収合併消滅会社とする吸収合併
④結合後企業の名称
美濃窯業株式会社
⑤その他取引の概要に関する事項
当社グループの一層の競争力強化と経営の効率化を図るため、株式会社ビヨーブライト、ミノセラミックス商事株式
会社及び日本セラミツクエンジニヤリング株式会社を吸収合併することといたしました。
(2)実施した会計処理の概要
「企業結合に関する会計基準」(企業会計基準第21号 2019年1月16日)及び「企業結合会計基準及び事業分離等会
計基準に関する適用指針」(企業会計基準適用指針第10号 2019年1月16日)に基づき、共通支配下の取引として処理し
ております。
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(収益認識関係)
顧客との契約から生じる収益を分解した情報は、「注記事項(セグメント情報等)」に記載のとおりであります。
(1株当たり情報)
1株当たり四半期純利益及び算定上の基礎は、以下のとおりであります。
前第1四半期連結累計期間 当第1四半期連結累計期間
項目 (自 2021年4月1日 (自 2022年4月1日
至 2021年6月30日) 至 2022年6月30日)
1株当たり四半期純利益 23円22銭 22円45銭
(算定上の基礎)
親会社株主に帰属する四半期純利益(千円) 238,020 230,137
普通株主に帰属しない金額(千円) - -
普通株式に係る親会社株主に帰属する
238,020 230,137
四半期純利益(千円)
普通株式の期中平均株式数(千株) 10,248 10,250
(注)1 潜在株式調整後1株当たり四半期純利益については、潜在株式が存在しないため記載しておりません。
2 1株当たり四半期純利益の算定上の基礎となる普通株式の期中平均株式数については、「役員株式給付信託
(BBT)」制度及び「従業員株式給付信託(J-ESOP)」制度の信託財産として、株式会社日本カス
トディ銀行(信託E口)が保有する当社株式を控除対象の自己株式に含めて算定しております(前第1四半
期連結累計期間387,200株、当第1四半期連結累計期間385,637株)。
(重要な後発事象)
該当事項はありません。
2【その他】
第160期(2021年4月1日から2022年3月31日まで)の期末配当について、2022年5月13日開催の取締役会におい
て、2022年3月31日の最終の株主名簿に記録された株主に対して、次のとおり期末配当を行うことを決議し、配当を
行っております。
① 配当金の総額 81,381千円
② 1株当たりの金額 7円50銭
③ 支払請求権の効力発生日及び支払開始日 2022年6月15日
(注)配当金の総額には、「役員株式給付信託(BBT)」制度及び「従業員株式給付信託(J-ESOP)」制
度の信託財産として、株式会社日本カストディ銀行(信託E口)が保有する当社株式に対する配当金2,893千
円が含まれております。
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四半期報告書
第二部【提出会社の保証会社等の情報】
該当事項はありません。
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独立監査人の四半期レビュー報告書
2022年8月5日
美 濃 窯 業 株 式 会 社
取 締 役 会 御 中
東 陽 監 査 法 人
名古屋事務所
指 定 社 員
公認会計士
浅 川 昭 久
業務執行社員
指 定 社 員
公認会計士
橋 本 健 太 郎
業務執行社員
監査人の結論
当監査法人は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づき、「経理の状況」に掲げられている美濃窯業株式会
社の2022年4月1日から2023年3月31日までの連結会計年度の第1四半期連結会計期間(2022年4月1日から2022年6月
30日まで)及び第1四半期連結累計期間(2022年4月1日から2022年6月30日まで)に係る四半期連結財務諸表、すなわ
ち、四半期連結貸借対照表、四半期連結損益計算書、四半期連結包括利益計算書及び注記について四半期レビューを行っ
た。
当監査法人が実施した四半期レビューにおいて、上記の四半期連結財務諸表が、我が国において一般に公正妥当と認め
られる四半期連結財務諸表の作成基準に準拠して、美濃窯業株式会社及び連結子会社の2022年6月30日現在の財政状態及
び同日をもって終了する第1四半期連結累計期間の経営成績を適正に表示していないと信じさせる事項が全ての重要な点
において認められなかった。
監査人の結論の根拠
当監査法人は、我が国において一般に公正妥当と認められる四半期レビューの基準に準拠して四半期レビューを行っ
た。四半期レビューの基準における当監査法人の責任は、「四半期連結財務諸表の四半期レビューにおける監査人の責
任」に記載されている。当監査法人は、我が国における職業倫理に関する規定に従って、会社及び連結子会社から独立し
ており、また、監査人としてのその他の倫理上の責任を果たしている。当監査法人は、結論の表明の基礎となる証拠を入
手したと判断している。
四半期連結財務諸表に対する経営者及び監査等委員会の責任
経営者の責任は、我が国において一般に公正妥当と認められる四半期連結財務諸表の作成基準に準拠して四半期連結財
務諸表を作成し適正に表示することにある。これには、不正又は誤謬による重要な虚偽表示のない四半期連結財務諸表を
作成し適正に表示するために経営者が必要と判断した内部統制を整備及び運用することが含まれる。
四半期連結財務諸表を作成するに当たり、経営者は、継続企業の前提に基づき四半期連結財務諸表を作成することが適
切であるかどうかを評価し、我が国において一般に公正妥当と認められる四半期連結財務諸表の作成基準に基づいて継続
企業に関する事項を開示する必要がある場合には当該事項を開示する責任がある。
監査等委員会の責任は、財務報告プロセスの整備及び運用における取締役の職務の執行を監視することにある。
四半期連結財務諸表の四半期レビューにおける監査人の責任
監査人の責任は、監査人が実施した四半期レビューに基づいて、四半期レビュー報告書において独立の立場から四半期
連結財務諸表に対する結論を表明することにある。
監査人は、我が国において一般に公正妥当と認められる四半期レビューの基準に従って、四半期レビューの過程を通じ
て、職業的専門家としての判断を行い、職業的懐疑心を保持して以下を実施する。
・ 主として経営者、財務及び会計に関する事項に責任を有する者等に対する質問、分析的手続その他の四半期レビュー
手続を実施する。四半期レビュー手続は、我が国において一般に公正妥当と認められる監査の基準に準拠して実施され
る年度の財務諸表の監査に比べて限定された手続である。
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四半期報告書
・ 継続企業の前提に関する事項について、重要な疑義を生じさせるような事象又は状況に関して重要な不確実性が認め
られると判断した場合には、入手した証拠に基づき、四半期連結財務諸表において、我が国において一般に公正妥当と
認められる四半期連結財務諸表の作成基準に準拠して、適正に表示されていないと信じさせる事項が認められないかど
うか結論付ける。また、継続企業の前提に関する重要な不確実性が認められる場合は、四半期レビュー報告書において
四半期連結財務諸表の注記事項に注意を喚起すること、又は重要な不確実性に関する四半期連結財務諸表の注記事項が
適切でない場合は、四半期連結財務諸表に対して限定付結論又は否定的結論を表明することが求められている。監査人
の結論は、四半期レビュー報告書日までに入手した証拠に基づいているが、将来の事象や状況により、企業は継続企業
として存続できなくなる可能性がある。
・ 四半期連結財務諸表の表示及び注記事項が、我が国において一般に公正妥当と認められる四半期連結財務諸表の作成
基準に準拠していないと信じさせる事項が認められないかどうかとともに、関連する注記事項を含めた四半期連結財務
諸表の表示、構成及び内容、並びに四半期連結財務諸表が基礎となる取引や会計事象を適正に表示していないと信じさ
せる事項が認められないかどうかを評価する。
・ 四半期連結財務諸表に対する結論を表明するために、会社及び連結子会社の財務情報に関する証拠を入手する。監査
人は、四半期連結財務諸表の四半期レビューに関する指示、監督及び実施に関して責任がある。監査人は、単独で監査
人の結論に対して責任を負う。
監査人は、監査等委員会に対して、計画した四半期レビューの範囲とその実施時期、四半期レビュー上の重要な発見事
項について報告を行う。
監査人は、監査等委員会に対して、独立性についての我が国における職業倫理に関する規定を遵守したこと、並びに監
査人の独立性に影響を与えると合理的に考えられる事項、及び阻害要因を除去又は軽減するためにセーフガードを講じて
いる場合はその内容について報告を行う。
利害関係
会社及び連結子会社と当監査法人又は業務執行社員との間には、公認会計士法の規定により記載すべき利害関係はな
い。
以 上
(注)1.上記は四半期レビュー報告書の原本に記載された事項を電子化したものであり、その原本は当社(四半期報
告書提出会社)が別途保管しております。
2.XBRLデータは四半期レビューの対象には含まれていません。
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