株式会社ドウシシャ 四半期報告書 第45期第3四半期(令和2年10月1日-令和2年12月31日)
EDINET提出書類
株式会社ドウシシャ(E02840)
四半期報告書
【表紙】
【提出書類】 四半期報告書
【根拠条文】 金融商品取引法第24条の4の7第1項
【提出先】 近畿財務局長
【提出日】 2021年2月12日
【四半期会計期間】 第45期第3四半期(自 2020年10月1日 至 2020年12月31日)
【会社名】 株式会社ドウシシャ
【英訳名】 DOSHISHA CO.,LTD.
【代表者の役職氏名】 代表取締役社長 野村 正幸
【本店の所在の場所】 大阪市中央区東心斎橋1丁目5番5号
【電話番号】 06(6121)5669
【事務連絡者氏名】 取締役 兼 常務執行役員(財務経理、貿易業務、業務管理担当役員)
松本 崇裕
【最寄りの連絡場所】 大阪市中央区東心斎橋1丁目5番5号
【電話番号】 06(6121)5669
【事務連絡者氏名】 取締役 兼 常務執行役員(財務経理、貿易業務、業務管理担当役員)
松本 崇裕
【縦覧に供する場所】 東京本社
(東京都港区高輪2丁目21番46号)
株式会社東京証券取引所
(東京都中央区日本橋兜町2番1号)
1/21
EDINET提出書類
株式会社ドウシシャ(E02840)
四半期報告書
第一部【企業情報】
第1【企業の概況】
1【主要な経営指標等の推移】
第44期 第45期
回次 第3四半期連結 第3四半期連結 第44期
累計期間 累計期間
自2019年 自2020年 自2019年
4月1日 4月1日 4月1日
会計期間
至2019年 至2020年 至2020年
12月31日 12月31日 3月31日
(百万円) 78,243 81,571 96,238
売上高
(百万円) 5,735 8,894 6,260
経常利益
親会社株主に帰属する四半期(当期)
(百万円) 3,916 6,030 4,211
純利益
(百万円) 3,966 6,034 4,129
四半期包括利益又は包括利益
(百万円) 70,878 73,508 71,032
純資産額
(百万円) 91,013 93,172 82,798
総資産額
(円) 106.22 170.55 114.61
1株当たり四半期(当期)純利益金額
潜在株式調整後1株当たり四半期(当
(円) - - -
期)純利益金額
(%) 76.5 77.5 84.3
自己資本比率
(百万円) 79 628 8,583
営業活動によるキャッシュ・フロー
(百万円) △ 285 △ 377 △ 538
投資活動によるキャッシュ・フロー
(百万円) △ 3,605 1,926 △ 10,647
財務活動によるキャッシュ・フロー
現金及び現金同等物の四半期末(期
(百万円) 36,343 39,681 37,549
末)残高
第44期 第45期
回次 第3四半期連結 第3四半期連結
会計期間 会計期間
自2019年 自2020年
10月1日 10月1日
会計期間
至2019年 至2020年
12月31日 12月31日
48.74 69.55
1株当たり四半期純利益金額 (円)
(注)1.当社は四半期連結財務諸表を作成しておりますので、提出会社の主要な経営指標等の推移について記載して
おりません。
2.売上高には消費税等は含まれておりません。
3.潜在株式調整後1株当たり四半期(当期)純利益金額については、潜在株式が存在しないため記載しており
ません。
4.四半期連結財務諸表規則第5条の2第3項により、四半期連結キャッシュ・フロー計算書を作成しておりま
す。
2【事業の内容】
当第3四半期連結累計期間において、当社グループ(当社及び当社の関係会社)が営む事業の内容について、重
要な変更はありません。また、主要な関係会社における異動もありません。
2/21
EDINET提出書類
株式会社ドウシシャ(E02840)
四半期報告書
第2【事業の状況】
1【事業等のリスク】
当第3四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、または、前事業年度の有価証券報告書に記
載した事業等のリスクについて重要な変更はありません。
2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
(1)経営成績の状況
当第3四半期連結累計期間における我が国経済は、新型コロナウイルス感染症に対する緊急事態宣言の解除後、
感染防止対策を行ったうえで、段階的に社会経済活動を再開しましたが、回復に向けた戻りは鈍く、大変厳しい状
況が続いています。また、冬場にかけての感染再拡大により、再度、経済活動が制限されるなど、引き続き、先行
き不透明感は強くなっています。
このような状況下、当社グループといたしましては、2021年3月期の経営方針として、『生活者に必要な会社
へ』を掲げ、生活者の皆さまに寄り添える会社を目指しております。
当社グループは、今回のコロナ禍だけでなく、どのような環境下においても、「開発型ビジネスモデル」と「卸
売型ビジネスモデル」の併用によって、顧客の求める商品をスピーディーかつ安定的に市場に提供する組織体制と
財務基盤を持ち合わせており、それが今後の継続的な成長基盤として、企業価値の向上を図っております。
当第3四半期連結累計期間における当社グループの業績は、売上高81,571百万円(前年同期比104.3%)、売上総利
益24,626百万円(前年同期比113.6%)、販売費及び一般管理費15,922百万円(前年同期比99.2%)、営業利益8,704百
万円(前年同期比154.6%)、経常利益8,894百万円(前年同期比155.1%)、親会社株主に帰属する四半期純利益6,030
百万円(前年同期比154.0%)となりました。
セグメントの経営成績は、次のとおりです。
なお、第1四半期連結会計期間より、報告セグメントの売上高、利益又は損失の測定方法を変更しており、以下
の前年同期との比較については、前年同期の数値を変更後の報告セグメントに組替えた数値で比較しております。
報告セグメントの算定方法の変更の詳細につきましてはP15「第4経理の状況 1.四半期連結財務諸表 注記事項
(セグメント情報等)」をご覧ください。
「開発型ビジネスモデル」
当社グループでは、他社にない切り口の商品企画・開発の強化により、開発型ビジネスモデルの売上高の伸長と
ともに、その売上構成比の拡大も行ってまいりました。
なかでも、LED照明にサーキュレーター機能を組み合わせた「サーキュライト」シリーズは、限られた屋内ス
ペースを有効活用し、快適なライフスタイル空間を提供するだけでなく、換気による感染症対策の効果もあり、よ
り安心な暮らしを提供する商品として、好調な販売が続いております。
2020年11月に発売した「猫舌専科タンブラー」は、猫舌の方でも飲みやすい60℃台を長時間おいしくキープでき
ることに着目して開発した新商品でメディアやSNSで話題となり、店頭で品薄状態が続くなど、販売は好調に推
移しました。
また、トップシェアを確保している氷かき器やスチールラックに加え、こびりつきにくい性能で人気のフライパ
ン「evercook(エバークック)」などは、ウィズコロナ時代の巣ごもり需要やテレワーク需要を受け、ま
すます需要が高まっています。これらの当社が得意とするカテゴリー商品についても、さらに機能性を高めた新商
品を拡充していくとともに、シェア拡大を図ってまいります。
他にも、これまでに大幸薬品株式会社のクレベリンLEDを搭載した加湿器や除菌・消臭器を、同社と共同で開
発し発売するなどしてきました。今後についても機会を見つけ、異業種の大手企業とのコラボレーション商品な
ど、新分野の商品強化も図ってまいります。
その結果、当セグメントの売上高は41,018百万円(前年同期比112.7%)、セグメント利益4,681百万円(前年同期比
168.2%)となりました。
3/21
EDINET提出書類
株式会社ドウシシャ(E02840)
四半期報告書
「卸売型ビジネスモデル」
時計やブランドバッグなどの有名ブランド関連は、高額ブランド品の需要について、経済活動の再開に伴い、
徐々に回復傾向にはありますが、まだ厳しい状況が続いており、販売は前年同期比を下回りました。
また、そのような状況下でも、ウェアラブル端末やスマートウォッチについては、健康意識のさらなる高まりに
より、販売が好調に推移しております。
ギフト関連では、新型コロナウイルスの影響による得意先店舗でのギフトコーナー縮小の影響などもあり、中
元・歳暮ギフトに関しては、売上高が前年同期比で下回りましたが、在庫管理の強化によるロス削減にて、セグメ
ント利益では前年同期比で改善しました。
また、宅配おせちについては、近年のおせち需要の高まりに加え、コロナ禍で年末年始の帰省や旅行を控え、自
宅で過ごす家庭が増加したこともあり、昨シーズンよりさらに好調な販売となりました。
スポット販売を中心とした日用品雑貨関連では、当社グループの持つ幅広い仕入先・得意先のネットワークを活
かしたスピーディーな調達・販売により、除菌スプレーやマスク、衛生用のビニール手袋など衛生関連商品の販売
が好調に推移しました。
その結果、当セグメントの売上高は37,118百万円(前年同期比95.7%)、セグメント利益3,993百万円(前年同期比
130.9%)となりました。
(2)財政状態 の 状況
(資産)
当第3四半期連結会計期間末における流動資産は71,085百万円となり、前連結会計年度末(60,668百万円)に比
べ10,416百万円増加いたしました。これは主に、受取手形及び売掛金8,456百万円、現金及び預金 2,132 百万円、電
子記録債権 691 百万円の増加及び商品及び製品562百万円、その他298百万円の減少によるものであります。固定資
産は22, 086 百万円となり、前連結会計年度末(22,129百万円)に比べ42百万円減少いたしました。これは主に、投
資有価証券191百万円の増加及び建物及び構築物(純額) 229 百万円の減少によるものであります。
この結果、総資産は、93,172百万円となり、前連結会計年度末(82,798百万円)に比べ10,373百万円増加いたし
ました。
(負債)
当第3四半期連結会計期間末における流動負債は 11,822 百万円となり、前連結会計年度末(10,437百万円)に比
べ 1,385 百万円増加いたしました。これは主に、買掛金876百万円、未払法人税等892百万円、その他641百万円の増
加及び1年内返済予定の長期借入金1,000百万円の減少によるものであります。固定負債は 7,840 百万円となり、前
連結会計年度末( 1,328 百万円)に比べ 6,511 百万円増加いたしました。これは主に、長期借入金6,600百万円の増
加によるものであります。
(純資産)
当第3四半期連結会計期間末における純資産合計は73,508百万円となり、前連結会計年度末( 7 1,032 百万円)に
比べ2,476百万円増加いたしました。これは主に、親会社株主に帰属する四半期純利益6,030百万円の増加及び 自己
株式の取得1, 771 百万円、剰余金の配当1,787百万円の減少によるものであります。
この結果、自己資本比率は、77.5%(前連結会計年度末は84.3%)となりました。
4/21
EDINET提出書類
株式会社ドウシシャ(E02840)
四半期報告書
(3)キャッシュ・フローの状況
当第3四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は39,681百万円となり、前連
結会計年度末より2,132百万円増加いたしました。
当第3四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は、次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果増加した資金は628百万円(前年同期は79百万円の増加)となりました。これは主に、税金等調
整前四半期純利益8,894百万円、減価償却費566百万円、たな卸資産の減少額569百万円、仕入債務の増加額877百万
円、未払消費税等の増加額274百万円による増加及び売上債権の増加額9,147百万円、法人税等の支払額1,834百万
円による減少によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果減少した資金は377百万円(前年同期は285百万円の減少)となりました。これは主に、有形固定
資産の取得による支出253百万円、無形固定資産の取得による支出103百万円による減少によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果増加した資金は1,926百万円(前年同期は3,605百万円の減少)となりました。これは主に、 長期
借入れによる収入6,600百万円による増加及び長期借入金の返済による支出1,000百万円、 自己株式の取得による支
出1,771百万円、配当金の支払額1,784百万円による減少によるものであります。
(4)経営方針・経営戦略等及び経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はあ
りません。
2021年3月期の連結業績予想につきましては、2020年10月30日に公表いたしました「2021年3月期第2四半期累
計期間の業績予想と実績との差異及び通期業績予想の修正に関するお知らせ」から修正しております。詳細につき
ましては、2021年1月29日公表の「2021年3月期通期業績予想の修正に関するお知らせ」をご参照ください。
2021年3月 通期(2020年4月1日~2021年3月31日)の連結業績予想の修正
(単位:百万円)
親会社株主に帰属 1株当たり
売上高 営業利益 経常利益
する当期純利益 当期純利益
前 回 発 表 予 想(A) 101,000 8,600 8,800 5,900
167円09銭
今 回 発 表 予 想(B) 101,000 9,300 9,500 6,400
181円25銭
増 減 額(B-A) - 700 700 500 -
増 減 率(%) - 8.1 8.0 8.5 -
(ご参考)前期実績
96,238 5,995 6,260 4,211
114円61銭
(2020年3月期 )
(業績予想の修正の理由)
通期におきましては、第3四半期累計期間の業績動向を踏まえ、業績予想を上記の通り修正いたします。
なお、新型コロナウイルス感染症による業績への影響について、当社において、今後の感染拡大状況を予測する
ことは困難であることから、2021年1月現在の状況から大きな変化がないことを前提として予想しております。
(注)上記の業績予想は、現時点で入手可能な情報に基づき判断した予想であります。従いまして、実際の業績は様々
な要因によって予想数値と異なる可能性があります。
5/21
EDINET提出書類
株式会社ドウシシャ(E02840)
四半期報告書
(5)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要
な変更はありません。
(6)研究開発活動
該当事項はありません。
(7)主要な設備
該当事項はありません。
3【経営上の重要な契約等】
当第3四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。
6/21
EDINET提出書類
株式会社ドウシシャ(E02840)
四半期報告書
第3【提出会社の状況】
1【株式等の状況】
(1)【株式の総数等】
①【株式の総数】
種類 発行可能株式総数(株)
普通株式 78,600,000
計 78,600,000
②【発行済株式】
第3四半期会計期間末現
上場金融商品取引所名
提出日現在発行数(株)
在発行数(株)
種類 又は登録認可金融商品 内容
(2021年2月12日)
(2020年12月31日) 取引業協会名
東京証券取引所
37,375,636 37,375,636 (注)
普通株式
市場第一部
37,375,636 37,375,636 - -
計
(注)1.単元株式数は100株であります。
2.完全議決権株式であり、権利内容に何ら限定のない当社における標準となる株式であります。
(2)【新株予約権等の状況】
①【ストックオプション制度の内容】
該当事項はありません。
②【その他の新株予約権等の状況】
該当事項はありません。
(3)【行使価額修正条項付新株予約権付社債券等の行使状況等】
該当事項はありません。
(4)【発行済株式総数、資本金等の推移】
発行済株式総 発行済株式 資本金増減 資本準備金増 資本準備金残
資本金残高
年月日 数増減数 総数残高 額 減額 高
(百万円)
(千株) (千株) (百万円) (百万円) (百万円)
2020年10月1日~
― 37,375 ― 4,993 ― 5,994
2020年12月31日
(5)【大株主の状況】
当四半期会計期間は第3四半期会計期間であるため、記載事項はありません。
7/21
EDINET提出書類
株式会社ドウシシャ(E02840)
四半期報告書
(6)【議決権の状況】
当第3四半期会計期間末日現在の「議決権の状況」については、株主名簿の記載内容が確認できないため、記載
することができないことから、直前の基準日( 2020 年9月30日)に基づく株主名簿による記載をしております。
①【発行済株式】
2020年12月31日現在
株式数(株) 議決権の数(個)
区分 内容
- - -
無議決権株式
議決権制限株式(自己株式等) - - -
議決権制限株式(その他) - - -
権利内容に何ら限定のな
完全議決権株式(自己株式等) 2,234,500 -
普通株式 い当社における標準とな
る株式
完全議決権株式(その他) 35,134,400 351,344
普通株式 同上
6,736 - -
単元未満株式 普通株式
37,375,636 - -
発行済株式総数
- 351,344 -
総株主の議決権
②【自己株式等】
2020年12月31日現在
発行済株式総数に
自己名義所有株 他人名義所有株 所有株式数の合
所有者の氏名又は
対する所有株式数
所有者の住所
式数(株) 式数(株) 計(株)
名称
の割合(%)
大阪市中央区東
2,234,500 - 2,234,500 5.98
株式会社ドウシシャ 心斎橋1丁目5
番5号
- 2,234,500 - 2,234,500 5.98
計
(注)当第3四半期会計期間末日現在の自己株式数は、2,234,624株となっております。
8/21
EDINET提出書類
株式会社ドウシシャ(E02840)
四半期報告書
2【役員の状況】
前事業年度の有価証券報告書提出日後、当四半期累計期間における役員の異動はありません。
(参考情報)
当社は執行役員制度を導入しており、前事業年度の有価証券報告書提出日後、当四半期累計期間における執行役員
の異動は、次のとおりであります。
(1)役職の異動
新役職名 旧役職名 氏名 異動年月日
常務執行役員
常務執行役員
経営企画、人事企画、イタリア
経営企画、人事企画担当役員、
事務所担当役員、 小栁 伸成 2020年7月1日
社長室長兼人事企画部ダイレク
社長室長兼人事企画部ダイレク
ター、IR広報担当
ター、IR広報担当
常務執行役員
常務執行役員
第7事業本部長兼 渡辺 浩治 2020年7月1日
ブランド雑貨事業部長
ブランド雑貨事業部長
執行役員 執行役員
第1事業本部長兼 ブランドバッグ&ビューティ 米田 英司 2020年7月1日
イタリア事務所担当役員 事業部長
常務執行役員
常務執行役員
経営企画、人事企画担当役員、
経営企画、人事企画担当役員、 小栁 伸成 2020年11月1日
社長室長兼人事企画部ダイレク
社長室長兼IR広報担当
ター、IR広報担当
執行役員
執行役員
A&V関連事業部長兼A&V関 伊賀 元徳 2020年12月1日
A&V関連事業部長
連 商品DIVダイレクター
(2) 退任執行役員
役職名 氏名 退任年月日
執行役員
営業企画部ダイレクター兼 鈴木 高広 2020年12月29日
IR広報担当
9/21
EDINET提出書類
株式会社ドウシシャ(E02840)
四半期報告書
第4【経理の状況】
1.四半期連結財務諸表の作成方法について
当社の四半期連結財務諸表は、「四半期連結財務諸表の用語、様式及び作成方法に関する規則」(平成19年内閣府
令第64号。以下「四半期連結財務諸表規則」という。)に基づいて作成しております。
なお、四半期連結財務諸表規則第5条の2第3項により、四半期連結キャッシュ・フロー計算書を作成しておりま
す。
2.監査証明について
当社は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づき、第3四半期連結会計期間(2020年10月1日から2020
年12月31日まで)及び第3四半期連結累計期間(2020年4月1日から2020年12月31日まで)に係る四半期連結財務諸
表について、有限責任 あずさ監査法人による四半期レビューを受けております。
10/21
EDINET提出書類
株式会社ドウシシャ(E02840)
四半期報告書
1【四半期連結財務諸表】
(1)【四半期連結貸借対照表】
(単位:百万円)
前連結会計年度 当第3四半期連結会計期間
(2020年3月31日) (2020年12月31日)
資産の部
流動資産
37,549 39,681
現金及び預金
※ 21,265
12,809
受取手形及び売掛金
※ 2,017
1,326
電子記録債権
7,825 7,262
商品及び製品
10 36
短期貸付金
1,152 854
その他
△ 5 △ 34
貸倒引当金
60,668 71,085
流動資産合計
固定資産
有形固定資産
13,010 13,027
建物及び構築物
△ 4,746 △ 4,992
減価償却累計額
建物及び構築物(純額) 8,264 8,035
土地 9,385 9,385
274 430
建設仮勘定
3,042 2,992
その他
△ 2,072 △ 2,135
減価償却累計額
その他(純額) 969 856
18,894 18,707
有形固定資産合計
無形固定資産 642 538
投資その他の資産
1,225 1,417
投資有価証券
38 7
長期貸付金
1,380 1,441
その他
△ 51 △ 25
貸倒引当金
2,592 2,840
投資その他の資産合計
22,129 22,086
固定資産合計
82,798 93,172
資産合計
負債の部
流動負債
5,174 6,051
買掛金
1,000 -
1年内返済予定の長期借入金
1,134 2,027
未払法人税等
48 67
役員賞与引当金
48 3
賞与引当金
3,030 3,672
その他
10,437 11,822
流動負債合計
固定負債
- 6,600
長期借入金
565 581
退職給付に係る負債
9 9
資産除去債務
0 -
環境対策引当金
752 648
その他
1,328 7,840
固定負債合計
11,765 19,663
負債合計
11/21
EDINET提出書類
株式会社ドウシシャ(E02840)
四半期報告書
(単位:百万円)
前連結会計年度 当第3四半期連結会計期間
(2020年3月31日) (2020年12月31日)
純資産の部
株主資本
4,993 4,993
資本金
6,273 6,273
資本剰余金
60,228 64,472
利益剰余金
△ 1,805 △ 3,576
自己株式
69,690 72,162
株主資本合計
その他の包括利益累計額
△ 34 95
その他有価証券評価差額金
222 △ 45
繰延ヘッジ損益
△ 24 △ 43
為替換算調整勘定
△ 19 △ 3
退職給付に係る調整累計額
143 2
その他の包括利益累計額合計
1,198 1,343
非支配株主持分
71,032 73,508
純資産合計
82,798 93,172
負債純資産合計
12/21
EDINET提出書類
株式会社ドウシシャ(E02840)
四半期報告書
(2)【四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書】
【四半期連結損益計算書】
【第3四半期連結累計期間】
(単位:百万円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
至 2019年12月31日) 至 2020年12月31日)
78,243 81,571
売上高
56,567 56,944
売上原価
21,676 24,626
売上総利益
16,045 15,922
販売費及び一般管理費
5,630 8,704
営業利益
営業外収益
4 2
受取利息
25 23
受取配当金
38 23
債務勘定整理益
- 79
為替差益
- 11
助成金収入
75 83
その他
144 223
営業外収益合計
営業外費用
3 3
支払利息
5 6
支払手数料
- 7
貸倒引当金繰入額
14 -
為替差損
16 16
その他
38 33
営業外費用合計
5,735 8,894
経常利益
特別利益
※ 21
-
環境対策引当金戻入額
21 -
特別利益合計
5,757 8,894
税金等調整前四半期純利益
法人税、住民税及び事業税 1,756 2,732
△ 10 △ 9
法人税等調整額
1,745 2,723
法人税等合計
4,011 6,170
四半期純利益
95 139
非支配株主に帰属する四半期純利益
3,916 6,030
親会社株主に帰属する四半期純利益
13/21
EDINET提出書類
株式会社ドウシシャ(E02840)
四半期報告書
【四半期連結包括利益計算書】
【第3四半期連結累計期間】
(単位:百万円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
至 2019年12月31日) 至 2020年12月31日)
4,011 6,170
四半期純利益
その他の包括利益
△ 41 130
その他有価証券評価差額金
51 △ 260
繰延ヘッジ損益
△ 72 △ 21
為替換算調整勘定
18 15
退職給付に係る調整額
△ 44 △ 135
その他の包括利益合計
3,966 6,034
四半期包括利益
(内訳)
3,903 5,890
親会社株主に係る四半期包括利益
63 144
非支配株主に係る四半期包括利益
14/21
EDINET提出書類
株式会社ドウシシャ(E02840)
四半期報告書
(3)【四半期連結キャッシュ・フロー計算書】
(単位:百万円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
至 2019年12月31日) 至 2020年12月31日)
営業活動によるキャッシュ・フロー
5,757 8,894
税金等調整前四半期純利益
549 566
減価償却費
役員賞与引当金の増減額(△は減少) 35 19
賞与引当金の増減額(△は減少) 28 △ 45
貸倒引当金の増減額(△は減少) 2 2
退職給付に係る負債の増減額(△は減少) 47 39
環境対策引当金の増減額(△は減少) △ 28 △ 0
- △ 11
助成金収入
- △ 8
受取補償金
△ 30 △ 25
受取利息及び受取配当金
3 3
支払利息
売上債権の増減額(△は増加) △ 4,975 △ 9,147
たな卸資産の増減額(△は増加) 145 569
仕入債務の増減額(△は減少) △ 593 877
未払消費税等の増減額(△は減少) 149 274
その他の流動資産の増減額(△は増加) △ 5 △ 85
その他の流動負債の増減額(△は減少) 605 416
34 17
その他
1,725 2,356
小計
利息及び配当金の受取額 30 25
△ 2 △ 2
利息の支払額
△ 1,786 △ 1,834
法人税等の支払額
157 46
助成金の受取額
- 40
補償金の受取額
△ 45 △ 3
災害による損失の支払額
79 628
営業活動によるキャッシュ・フロー
投資活動によるキャッシュ・フロー
55 -
定期預金の払戻による収入
△ 202 △ 253
有形固定資産の取得による支出
△ 74 △ 103
無形固定資産の取得による支出
△ 15 △ 15
投資有価証券の取得による支出
△ 30 -
事業譲受による支出
△ 3 △ 7
貸付けによる支出
7 11
貸付金の回収による収入
△ 25 △ 19
その他の支出
2 9
その他の収入
△ 285 △ 377
投資活動によるキャッシュ・フロー
財務活動によるキャッシュ・フロー
- 6,600
長期借入れによる収入
- △ 1,000
長期借入金の返済による支出
△ 1,645 △ 1,771
自己株式の取得による支出
△ 113 △ 117
リース債務の返済による支出
△ 1,846 △ 1,784
配当金の支払額
△ 3,605 1,926
財務活動によるキャッシュ・フロー
△ 41 △ 44
現金及び現金同等物に係る換算差額
現金及び現金同等物の増減額(△は減少) △ 3,851 2,132
40,195 37,549
現金及び現金同等物の期首残高
※ 36,343 ※ 39,681
現金及び現金同等物の四半期末残高
15/21
EDINET提出書類
株式会社ドウシシャ(E02840)
四半期報告書
【注記事項】
(四半期連結貸借対照表関係)
※ 四半期連結会計期間末日満期手形等
四半期連結会計期間末日満期手形及び電子記録債権の会計処理については、当四半期連結会計期間末日が金融
機関の休日でしたが、満期日に決済が行われたものとして処理しております。当四半期連結会計期間末日満期手
形及び電子記録債権の金額は、次のとおりであります。
前連結会計年度 当第3四半期連結会計期間
(2020年3月31日) (2020年12月31日)
受取手形 -百万円 225百万円
電子記録債権 -百万円 40百万円
(四半期連結損益計算書関係)
※ 環境対策引当金戻入額の内訳は次のとおりであります。
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
至 2019年12月31日) 至 2020年12月31日)
PCB廃棄物処分にかかる費用の戻
21百万円 -百万円
入額
(四半期連結キャッシュ・フロー計算書関係)
※ 現金及び現金同等物の四半期末残高と四半期連結貸借対照表に掲記されている科目の金額との関係
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
至 2019年12月31日) 至 2020年12月31日)
現金及び預金勘定 36,343百万円 39,681百万円
現金及び現金同等物 36,343 39,681
(株主資本等関係)
Ⅰ 前第3四半期連結累計期間(自 2019年4月1日 至 2019年12月31日)
配当金支払額
配当金の総額 1株当たり配
株式の種類 基準日 効力発生日 配当の原資
(決議) (百万円) 当額(円)
2019年6月27日
普通株式 932 25.0 2019年3月31日 2019年6月28日 利益剰余金
定時株主総会
2019年10月31日
普通株式 916 25.0 2019年9月30日 2019年12月9日 利益剰余金
取締役会
Ⅱ 当第3四半期連結累計期間(自 2020年4月1日 至 2020年12月31日)
配当金支払額
配当金の総額 1株当たり配
株式の種類 基準日 効力発生日 配当の原資
(決議) (百万円) 当額(円)
2020年6月26日
普通株式 908 25.0 2020年3月31日 2020年6月29日 利益剰余金
定時株主総会
2020年10月30日
普通株式 878 25.0 2020年9月30日 2020年12月7日 利益剰余金
取締役会
Ⅲ 株主資本の金額の著しい変動
当社は、2020年3月19日開催の取締役会の決議に基づき、自己株式1,202,300株の取得を行いました。この
結果、当第3四半期連結累計期間において自己株式が1,771百万円増加し、当第3四半期連結会計期間末にお
いて自己株式が3,576百万円となっております。
16/21
EDINET提出書類
株式会社ドウシシャ(E02840)
四半期報告書
(セグメント情報等)
【セグメント情報】
Ⅰ 前第3四半期連結累計期間(自 2019年4月1日 至 2019年12月31日)
1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:百万円)
報告セグメント
四半期連結損益
調整額
その他
開発型 卸売型 計算書計上額
合計
(注)1
(注)2
計
ビジネスモデル ビジネスモデル (注)3
売上高
外部顧客への売
36,390 38,781 75,171 3,071 78,243 - 78,243
上高
セグメント間の
- - - 7,715 7,715 △ 7,715 -
内部売上高又は
振替高
36,390 38,781 75,171 10,787 85,959 △ 7,715 78,243
計
2,783 3,051 5,835 347 6,182 △ 552 5,630
セグメント利益
(注)1.「その他」の区分は、報告セグメントに含まれていない事業セグメントであり、不動産事業、物流事
業、介護福祉事業及び海外子会社等を含んでおります。
2.セグメント利益の調整額△552百万円の内訳は、セグメント間取引の消去80百万円、各報告セグメン
トに配分していない全社費用△ 246 百万円及びその他調整額△ 386 百万円であります。全社費用は主に報
告セグメントに帰属しない一般管理費であります。
3.セグメント利益は、四半期連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。
Ⅱ 当第3四半期連結累計期間(自 2020年4月1日 至 2020年12月31日)
1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:百万円)
報告セグメント
四半期連結損益
調整額
その他
開発型 卸売型 計算書計上額
合計
(注)1
(注)2
計
ビジネスモデル ビジネスモデル (注)3
売上高
外部顧客への売
41,018 37,118 78,137 3,433 81,571 - 81,571
上高
セグメント間の
- - - 6,905 6,905 △ 6,905 -
内部売上高又は
振替高
41,018 37,118 78,137 10,339 88,476 △ 6,905 81,571
計
4,681 3,993 8,675 542 9,217 △ 513 8,704
セグメント利益
(注)1.「その他」の区分は、報告セグメントに含まれていない事業セグメントであり、不動産事業、物流事
業、介護福祉事業及び海外子会社等を含んでおります。
2.セグメント利益の調整額△513百万円の内訳は、セグメント間取引の消去161百万円、各報告セグメン
トに配分していない全社費用△308百万円及びその他調整額△ 36 6 百万円であります。全社費用は主に報
告セグメントに帰属しない一般管理費であります。
3.セグメント利益は、四半期連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。
2.報告セグメントの変更等に関する事項
第1四半期連結会計期間より、社内の管理手法の変更に伴い、開発型ビジネスモデルに区分し測定してい
た一部の売上高、利益を卸売型ビジネスモデルへ変更しております。
なお、前第3四半期連結累計期間 のセグメント情報は、変更後の測定方法に基づき作成したものを開示し
ております。
17/21
EDINET提出書類
株式会社ドウシシャ(E02840)
四半期報告書
(1株当たり情報)
1株当たり四半期純利益金額及び算定上の基礎は、以下のとおりであります。
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
至 2019年12月31日) 至 2020年12月31日)
1株当たり四半期純利益金額 106円22銭 170円55銭
(算定上の基礎)
親会社株主に帰属する四半期純利益金額
3,916 6,030
(百万円)
普通株主に帰属しない金額(百万円) - -
普通株式に係る親会社株主に帰属する四半
3,916 6,030
期純利益金額(百万円)
普通株式の期中平均株式数(千株) 36,869 35,361
(注)潜在株式調整後1株当たり四半期純利益金額については、潜在株式が存在しないため記載しておりません。
(重要な後発事象)
該当事項はありません。
2【その他】
2020年10月30日開催の取締役会において、当中間配当に関し、次のとおり決議いたしました。
(イ)中間配当による配当金の総額・・・・・・・・878百万円
(ロ)1株当たりの金額・・・・・・・・・・・・・25円00銭
(ハ)支払請求の効力発生日及び支払開始日・・・・2020年12月7日
(注)2020年9月30日現在の株主名簿に記載又は記録された株主に対し、支払いを行いました。
18/21
EDINET提出書類
株式会社ドウシシャ(E02840)
四半期報告書
第二部【提出会社の保証会社等の情報】
該当事項はありません。
19/21
EDINET提出書類
株式会社ドウシシャ(E02840)
四半期報告書
独立監査人の四半期レビュー報告書
2021年2月12日
株式会社ドウシシャ
取締役会 御中
有限責任 あずさ監査法人
大阪事務所
指定有限責任社員
公認会計士
浅井 愁星 印
業務執行社員
指定有限責任社員
公認会計士
雨河 竜夫 印
業務執行社員
監査人の結論
当監査法人は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づき、「経理の状況」に掲げられてい
る株式会社ドウシシャの2020年4月1日から2021年3月31日までの連結会計年度の第3四半期連結会計
期間(2020年10月1日から2020年12月31日まで)及び第3四半期連結累計期間(2020年4月1日から
2020年12月31日まで)に係る四半期連結財務諸表、すなわち、四半期連結貸借対照表、四半期連結損益
計算書、四半期連結包括利益計算書、四半期連結キャッシュ・フロー計算書及び注記について四半期レ
ビューを行った。
当監査法人が実施した四半期レビューにおいて、上記の四半期連結財務諸表が、我が国において一般
に公正妥当と認められる四半期連結財務諸表の作成基準に準拠して、株式会社ドウシシャ及び連結子会
社の2020年12月31日現在の財政状態並びに同日をもって終了する第3四半期連結累計期間の経営成績及
びキャッシュ・フローの状況を適正に表示していないと信じさせる事項が全ての重要な点において認め
られなかった。
監査人の結論の根拠
当監査法人は、我が国において一般に公正妥当と認められる四半期レビューの基準に準拠して四半期
レビューを行った。四半期レビューの基準における当監査法人の責任は、「四半期連結財務諸表の四半
期レビューにおける監査人の責任」に記載されている。当監査法人は、我が国における職業倫理に関す
る規定に従って、会社及び連結子会社から独立しており、また、監査人としてのその他の倫理上の責任
を果たしている。当監査法人は、結論の表明の基礎となる証拠を入手したと判断している。
四半期連結財務諸表に対する経営者並びに監査役及び監査役会の責任
経営者の責任は、我が国において一般に公正妥当と認められる四半期連結財務諸表の作成基準に準拠
して四半期連結財務諸表を作成し適正に表示することにある。これには、不正又は誤謬による重要な虚
偽表示のない四半期連結財務諸表を作成し適正に表示するために経営者が必要と判断した内部統制を整
備及び運用することが含まれる。
四半期連結財務諸表を作成するに当たり、経営者は、継続企業の前提に基づき四半期連結財務諸表を
作成することが適切であるかどうかを評価し、我が国において一般に公正妥当と認められる四半期連結
財務諸表の作成基準に基づいて継続企業に関する事項を開示する必要がある場合には当該事項を開示す
る責任がある。
監査役及び監査役会の責任は、財務報告プロセスの整備及び運用における取締役の職務の執行を監視
することにある。
20/21
EDINET提出書類
株式会社ドウシシャ(E02840)
四半期報告書
四半期連結財務諸表の四半期レビューにおける監査人の責任
監査人の責任は、監査人が実施した四半期レビューに基づいて、四半期レビュー報告書において独立
の立場から四半期連結財務諸表に対する結論を表明することにある。
監査人は、我が国において一般に公正妥当と認められる四半期レビューの基準に従って、四半期レ
ビューの過程を通じて、職業的専門家としての判断を行い、職業的懐疑心を保持して以下を実施する。
・主として経営者、財務及び会計に関する事項に責任を有する者等に対する質問、分析的手続その他の
四半期レビュー手続を実施する。四半期レビュー手続は、我が国において一般に公正妥当と認められ
る監査の基準に準拠して実施される年度の財務諸表の監査に比べて限定された手続である。
・継続企業の前提に関する事項について、重要な疑義を生じさせるような事象又は状況に関して重要な
不確実性が認められると判断した場合には、入手した証拠に基づき、四半期連結財務諸表において、
我が国において一般に公正妥当と認められる四半期連結財務諸表の作成基準に準拠して、適正に表示
されていないと信じさせる事項が認められないかどうか結論付ける。また、継続企業の前提に関する
重要な不確実性が認められる場合は、四半期レビュー報告書において四半期連結財務諸表の注記事項
に注意を喚起すること、又は重要な不確実性に関する四半期連結財務諸表の注記事項が適切でない場
合は、四半期連結財務諸表に対して限定付結論又は否定的結論を表明することが求められている。監
査人の結論は、四半期レビュー報告書日までに入手した証拠に基づいているが、将来の事象や状況に
より、企業は継続企業として存続できなくなる可能性がある。
・四半期連結財務諸表の表示及び注記事項が、我が国において一般に公正妥当と認められる四半期連結
財務諸表の作成基準に準拠していないと信じさせる事項が認められないかどうかとともに、関連する
注記事項を含めた四半期連結財務諸表の表示、構成及び内容、並びに四半期連結財務諸表が基礎とな
る取引や会計事象を適正に表示していないと信じさせる事項が認められないかどうかを評価する。
・四半期連結財務諸表に対する結論を表明するために、会社及び連結子会社の財務情報に関する証拠を
入手する。監査人は、四半期連結財務諸表の四半期レビューに関する指示、監督及び実施に関して責
任がある。監査人は、単独で監査人の結論に対して責任を負う。
監査人は、監査役及び監査役会に対して、計画した四半期レビューの範囲とその実施時期、四半期レ
ビュー上の重要な発見事項について報告を行う。
監査人は、監査役及び監査役会に対して、独立性についての我が国における職業倫理に関する規定を
遵守したこと、並びに監査人の独立性に影響を与えると合理的に考えられる事項、及び阻害要因を除去
又は軽減するためにセーフガードを講じている場合はその内容について報告を行う。
利害関係
会社及び連結子会社と当監査法人又は業務執行社員との間には、公認会計士法の規定により記載すべ
き利害関係はない。
以 上
(注)1.上記は四半期レビュー報告書の原本に記載された事項を電子化したものであり、その原本は当社(四半期報
告書提出会社)が別途保管しております。
2. XBRLデータは四半期レビューの対象には含 まれていません。
21/21