不二精機株式会社 四半期報告書 第56期第3四半期(令和2年7月1日-令和2年9月30日)
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不二精機株式会社(E02462)
四半期報告書
【表紙】
【提出書類】 四半期報告書
【根拠条文】 金融商品取引法第24条の4の7第1項
【提出先】 近畿財務局長
【提出日】 2020年11月13日
【四半期会計期間】 第56期第3四半期(自 2020年7月1日 至 2020年9月30日)
【会社名】 不二精機株式会社
【英訳名】 FUJI SEIKI CO.,LTD.
【代表者の役職氏名】 代表取締役社長 伊井 剛
【本店の所在の場所】 大阪市生野区巽東四丁目4番37号
(同所は登記上の本店所在地であり、実際の業務は「最寄の連絡場所」で
行っております。)
【電話番号】 該当事項はありません。
【事務連絡者氏名】 該当事項はありません。
【最寄りの連絡場所】 大阪市中央区瓦町四丁目8番4号 井門瓦町第2ビル
【電話番号】 06(7166)6820(代表)
【事務連絡者氏名】 専務取締役 山本 幸司
【縦覧に供する場所】 株式会社東京証券取引所
(東京都中央区日本橋兜町2番1号)
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第一部【企業情報】
第1【企業の概況】
1【主要な経営指標等の推移】
第55期 第56期
回次 第3四半期連結 第3四半期連結 第55期
累計期間 累計期間
自2019年1月1日 自2020年1月1日 自2019年1月1日
会計期間
至2019年9月30日 至2020年9月30日 至2019年12月31日
(千円) 5,049,711 4,588,710 6,592,925
売上高
(千円) 280,513 178,103 342,353
経常利益
親会社株主に帰属する四半期(当
(千円) 223,876 139,779 289,818
期)純利益
(千円) 155,578 112,304 247,453
四半期包括利益又は包括利益
(千円) 1,513,678 1,712,425 1,639,106
純資産額
(千円) 6,871,312 7,354,386 6,984,946
総資産額
(円) 28.92 17.72 37.32
1株当たり四半期(当期)純利益
潜在株式調整後1株当たり四半期
(円) 28.61 17.60 36.94
(当期)純利益
(%) 21.6 22.9 23.1
自己資本比率
第55期 第56期
回次 第3四半期連結 第3四半期連結
会計期間 会計期間
自2019年7月1日 自2020年7月1日
会計期間
至2019年9月30日 至2020年9月30日
7.28 14.28
1株当たり四半期純利益 (円)
(注)1.当社は、四半期連結財務諸表を作成しておりますので、提出会社の主要な経営指標等の推移については記載
しておりません。
2.売上高には、消費税等は含まれておりません。
2【事業の内容】
当第3四半期連結累計期間において、当社グループ(当社及び当社の関係会社)が営む事業の内容について、重要
な変更はありません。また、主要な関係会社における異動はありません。
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第2【事業の状況】
1【事業等のリスク】
当第3四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、または、前事業年度の有価証券報告書に記載
した事業等のリスクについての重要な変更はありません。
なお、新型コロナウィルス感染症の拡大は、今後も当社グループの事業活動及び収益確保に影響を及ぼす可能性が
あります。
2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
経営成績等の状況
当第3四半期累計期間におけるわが国経済は、世界的な拡大を見せる新型コロナウィルス感染症の影響により、
それまでの雇用情勢や所得環境の改善による景気の緩やかな回復基調は一変し、米国の通商政策や中国経済の減速
などの影響も懸念され、依然として先行き不透明な状況が続いております。
このような環境の中、当社グループは、中期スロ-ガンとして「安心をお届けする不二精機グループ」を掲げ、
品質管理体制の徹底強化によるグループ一体となった顧客満足の更なる追求を図り、精密金型のコア技術をもとに
自動車及び二輪車などの成形事業分野への積極的な展開を行い、顧客への高付加価値製品の提供による安定受注の
拡大に努めてまいりました。
また、「『考動』で価値を創る」をグループ全社員の行動規範とし、「お客様の利益の最大化」を目標に、新た
な価値創造、また「5S活動」を基本とする着実な品質改善活動に取り組んでおります。
(1) 財政状態の状況
総資産は、前連結会計年度末に比べ3億69百万円(5.3%)増加し、 73億54百万 円となりました。
流動資産は、主に仕掛品が1億2百万円増加し、一方、現金及び預金が17百万円、電子記録債権が33百万円、原材
料及び貯蔵品が13百万円減少したことなどにより、前連結会計年度末に比べ3百万円(0.1%)増加し 33億18百万 円
となりました。
固定資産は、主に有形固定資産が3億53百万円、投資その他の資産が17百万円増加し、無形固定資産が5百万円減
少したことなどにより、前連結会計年度末に比べ3億65百万円(10.0%)増加し 40億35百万 円となりました。
負債は、前連結会計年度末に比べ2億96百万円(5.5%)増加し、 56億41百万 円となりました。
流動負債は、 主に短期借入金が4億1百万円、前受金が1億81百万円増加し、一方、支払手形及び買掛金が2億55百
万円、未払金が1億58百万円減少したことなどにより、前連結会計年度末に比べ2億6百万円(6.2%)増加し35億55
百万円となりました。
固定負債は、主にリース債務が73百万円、長期借入金が20百万円増加したことなどにより、前連結会計年度末に
比べ89百万円(4.5%)増加し20億86百万円となりました。
純資産は、主に利益剰余金が1億円増加し、その他有価証券評価差額金が26百万円減少したことなどにより、前
連結会計年度末に比べ73百万円(4.5%)増加し17億12百万 円となりました。 なお、自己資本比率は、前連結会計
年度末に比べ0.2ポイント減少して22.9%となりました。
(2) 経営成績の状況
当第3四半期連結累計期間の売上高は、新型コロナウィルス感染症の影響を受け、精密成形品その他事業の売上
高は昨年インドネシアの子会社で実施した増産投資や秋元精機工業株式会社の連結子会社化の効果によって増加し
たものの、射出成形用精密金型及び成形システム事業の売上高が、顧客との間の検収手続きに遅れが発生したこと
(射出成形用精密金型及び成形システム事業では顧客に検収をいただいた時点で売上を計上しております。)など
により減少し、前年同四半期比4億61百万円(9.1%)減少の 45億88百万円となりました。
損益につきましては、精密成形品その他事業の売上高は増加したものの、射出成形用精密金型及び成形システム
事業の売上高が減少したことなどにより、営業利益は、前年同四半期比60百万円(19.9%)減少の2億44百万円、
主に為替差損の増加で、営業外費用が40百万円増加したこと等により、経常利益は1億2百万円(36.5%)減少の1
億78百万円、親会社株主に帰属する四半期純利益は84百万円(37.6%)減少の1億39百万円となりました。
セグメント別の経営成績は、次のとおりであります。
<射出成形用精密金型及び成形システム事業>
売上高の約65%を占める医療機器用精密金型の売上高が、上記のとおり 新型コロナウィルス感染症の影響で顧客
との間の検収手続きに遅れが発生したことなどにより減少し、 当セグメントの売上高は、20億39百万円(前年同四
半期比18.5%減)となり、セグメント利益は2億50百万円(前年同四半期比6.9%減)となりました。
なお、個別受注生産である当事業の未検収の受注残高は高水準で推移しており、各工場の稼働率は高い状態であ
ります。
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<精密成形品その他事業>
主力製品である自動車部品用成形品は東南アジア市場を中心に中期的な受注をいただき、インドネシア及びタイ
の子会社で増産設備の稼働がスタートしたことに加え、秋元精機工業株式会社の連結子会社化により、当セグメン
ト の売上高は、26億96百万円(前年同半期比1.2%増)となりましたが、新型コロナウィルス感染症の影響による
稼働率の低下の影響で、セグメント損失は4百万円(前年同四半期はセグメント利益31百万円)となりました。
(3) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、事業上及び財務上の対処すべき課題について重要な変更及び新たに生じた
課題はありませんが、新型コロナウィルス感染症の拡大については今後の経過を引き続き注視してまいります。
現在、射出成形用精密金型及び成形システム事業の各工場(松山、中国の常州)は高い稼働率を維持しており、
自動車部品用成形品を主力製品とする精密成形品その他事業の各工場(国内子会社、タイ、インドネシア、中国の
上海)の一部では、新型コロナウィルスの影響により稼働調整をしておりましたが、現時点では徐々に通常稼働の
状態に戻りつつあります。
今後の市場及び主要顧客からの情報収集を徹底し、今後の増産に備え、平時には実施できない生産設備のメンテ
ナンスや品質管理体制の整備・従業員研修などを重点的に実施しております。
(4) 研究開発活動
当第3四半期連結累計期間の研究開発費の総額は21百万円であります。なお、研究開発活動の状況に重要な変更
はありません。
(5) 主要な設備の状況
前連結会計年度末において計画中であった主要な設備の新設について、当第3四半期連結累計期間に重要な変更
があったものは、次のとおりであります。
投資予定金額 着手及び完了予定年月
資金
セグメントの 設備の 完成後の
会社名 所在地 調達
名称 内容 総額 既支払額 増加能力
方法
着手 完了
(千円) (千円)
インドネシア
PT.FUJI SEIKI
精密成形品 自己資金 2020年 2021年
共和国 機械装置
81,799 63,248 -
その他事業 及び借入金 1月 3月
INDONESIA
西ジャワ州
(注)1.上記金額には、消費税等を含めておりません。
2.投資予定金額及び完了予定年月を変更しております。
3【経営上の重要な契約等】
当第3四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。
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第3【提出会社の状況】
1【株式等の状況】
(1)【株式の総数等】
①【株式の総数】
種類 発行可能株式総数(株)
普通株式 23,720,000
計 23,720,000
②【発行済株式】
第3四半期会計期間末
上場金融商品取引所名
提出日現在発行数(株)
現在発行数(株)
種類 又は登録認可金融商品 内容
(2020年11月13日)
(2020年9月30日) 取引業協会名
東京証券取引所
単元株式数
JASDAQ
9,054,000 9,054,000
普通株式
100株
(スタンダード)
9,054,000 9,054,000 - -
計
(2)【新株予約権等の状況】
①【ストックオプション制度の内容】
該当事項はありません。
②【その他の新株予約権等の状況】
該当事項はありません。
(3)【行使価額修正条項付新株予約権付社債券等の行使状況等】
該当事項はありません。
(4)【発行済株式総数、資本金等の推移】
発行済株式総数
発行済株式総数 資本金増減額 資本金残高 資本準備金 資本準備金
年月日
残高(株)
増減数(株) (千円) (千円) 増減額(千円) 残高(千円)
2020年7月1日~
- 9,054,000 - 500,000 - 85,588
2020年9月30日
(5)【大株主の状況】
当四半期会計期間は第3四半期会計期間であるため、記載事項はありません 。
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(6)【議決権の状況】
当第3四半期会計期間末日現在の「議決権の状況」については、株主名簿の記載内容が確認できず、記載す
ることができないことから、直前の基準日(2020年6月30日)に基づく株主名簿による記載をしております。
①【発行済株式】
2020年6月30日現在
株式数(株) 議決権の数(個)
区分 内容
- - -
無議決権株式
議決権制限株式(自己株式等) - - -
議決権制限株式(その他) - - -
完全議決権株式(自己株式等) 1,166,100 - -
普通株式
完全議決権株式(その他) 7,886,400 78,864 -
普通株式
1,500 - -
単元未満株式 普通株式
9,054,000 - -
発行済株式総数
- 78,864 -
総株主の議決権
②【自己株式等】
2020年6月30日現在
発行済株式総
数に対する所
自己名義所有 他人名義所有 所有株式数の
有株式数の割
所有者の氏名又は名称 所有者の住所
株式数(株) 株式数(株) 合計(株)
合
(%)
大阪市生野区巽東
1,166,100 - 1,166,100 12.87
不二精機株式会社
四丁目4番37号
- 1,166,100 - 1,166,100 12.87
計
2【役員の状況】
該当事項はありません。
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第4【経理の状況】
1.四半期連結財務諸表の作成方法について
当社の四半期連結財務諸表は、「四半期連結財務諸表の用語、様式及び作成方法に関する規則」(平成19年内閣府
令第64号)に基づいて作成しております。
2.監査証明について
当社は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づき、第3四半期連結会計期間(2020年7月1日から2020
年9月30日まで)及び第3四半期連結累計期間(2020年1月1日から2020年9月30日まで)に係る四半期連結財務諸
表について、仰星監査法人による四半期レビューを受けております。
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1【四半期連結財務諸表】
(1)【四半期連結貸借対照表】
(単位:千円)
前連結会計年度 当第3四半期連結会計期間
(2019年12月31日) (2020年9月30日)
資産の部
流動資産
627,373 610,202
現金及び預金
1,032,507 1,024,632
受取手形及び売掛金
218,916 185,764
電子記録債権
697,105 687,153
製品
416,873 519,759
仕掛品
138,013 124,556
原材料及び貯蔵品
48,155 34,977
未収入金
140,018 135,950
その他
△ 3,775 △ 4,135
貸倒引当金
3,315,189 3,318,860
流動資産合計
固定資産
有形固定資産
建物及び構築物(純額) 696,116 711,503
機械装置及び運搬具(純額) 883,637 890,997
工具、器具及び備品(純額) 519,651 532,549
598,912 627,175
土地
リース資産(純額) 311,295 415,615
215,774 401,193
建設仮勘定
3,225,388 3,579,034
有形固定資産合計
無形固定資産
38,760 35,853
のれん
71,177 68,465
その他
109,938 104,319
無形固定資産合計
投資その他の資産
90,237 124,605
投資有価証券
6,783 6,283
長期貸付金
44,291 39,808
繰延税金資産
204,663 192,665
その他
△ 11,545 △ 11,191
貸倒引当金
334,430 352,170
投資その他の資産合計
3,669,757 4,035,525
固定資産合計
6,984,946 7,354,386
資産合計
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(単位:千円)
前連結会計年度 当第3四半期連結会計期間
(2019年12月31日) (2020年9月30日)
負債の部
流動負債
825,846 570,036
支払手形及び買掛金
143,405 163,711
電子記録債務
1,404,580 1,806,120
短期借入金
77,265 136,622
リース債務
319,609 161,478
未払金
27,248 15,538
未払法人税等
306,516 488,332
前受金
88,981 103,965
賞与引当金
27,116 24,126
製品保証引当金
128,649 85,566
その他
3,349,219 3,555,496
流動負債合計
固定負債
1,755,213 1,775,582
長期借入金
144,008 217,481
リース債務
29,995 22,599
繰延税金負債
29,445 34,059
退職給付に係る負債
14,539 14,539
役員退職慰労引当金
20,240 20,011
資産除去債務
3,177 2,191
長期前受収益
1,996,621 2,086,464
固定負債合計
5,345,840 5,641,960
負債合計
純資産の部
株主資本
500,000 500,000
資本金
864,977 864,688
資本剰余金
308,685 409,032
利益剰余金
△ 289,351 △ 288,608
自己株式
1,384,312 1,485,112
株主資本合計
その他の包括利益累計額
3,557 △ 22,983
その他有価証券評価差額金
223,693 219,644
為替換算調整勘定
227,251 196,660
その他の包括利益累計額合計
308 301
新株予約権
27,235 30,351
非支配株主持分
1,639,106 1,712,425
純資産合計
6,984,946 7,354,386
負債純資産合計
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(2)【四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書】
【四半期連結損益計算書】
【第3四半期連結累計期間】
(単位:千円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2019年1月1日 (自 2020年1月1日
至 2019年9月30日) 至 2020年9月30日)
5,049,711 4,588,710
売上高
3,937,235 3,579,362
売上原価
1,112,475 1,009,348
売上総利益
807,815 765,272
販売費及び一般管理費
304,660 244,076
営業利益
営業外収益
1,059 931
受取利息
1,133 151
受取配当金
2,507 -
受取補償金
- 5,265
補助金収入
1,282 821
仕入割引
3,881 -
為替差益
4,329 5,730
その他
14,193 12,900
営業外収益合計
営業外費用
28,297 37,632
支払利息
- 28,307
為替差損
304 -
社債発行費償却
- 4,881
コミットメントライン手数料
9,737 8,052
その他
38,339 78,873
営業外費用合計
280,513 178,103
経常利益
特別利益
2 541
固定資産売却益
2 541
特別利益合計
特別損失
4,188 34
固定資産売却損
196 1,285
固定資産除却損
4,384 1,319
特別損失合計
276,131 177,325
税金等調整前四半期純利益
58,698 40,034
法人税、住民税及び事業税
△ 3,799 △ 2,607
法人税等調整額
54,898 37,426
法人税等合計
221,232 139,898
四半期純利益
非支配株主に帰属する四半期純利益又は非支配株主
△ 2,643 118
に帰属する四半期純損失(△)
223,876 139,779
親会社株主に帰属する四半期純利益
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【四半期連結包括利益計算書】
【第3四半期連結累計期間】
(単位:千円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2019年1月1日 (自 2020年1月1日
至 2019年9月30日) 至 2020年9月30日)
221,232 139,898
四半期純利益
その他の包括利益
△ 3,123 △ 26,541
その他有価証券評価差額金
△ 62,530 △ 1,051
為替換算調整勘定
△ 65,653 △ 27,593
その他の包括利益合計
155,578 112,304
四半期包括利益
(内訳)
157,671 109,188
親会社株主に係る四半期包括利益
△ 2,092 3,116
非支配株主に係る四半期包括利益
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【注記事項】
(会計方針の変更)
一部の在外連結子会社では、第1四半期連結会計期間の期首よりIFRS第16号「リース」を適用しております。
これにより、リースの借手は、原則としてすべてのリースを四半期連結貸借対照表に資産及び負債として計上し
ております。
この結果、当第3四半期連結会計期間末において有形固定資産の「リース資産」が111,204千円、流動負債の
「リース債務」が48,808千円、固定負債の「リース債務」が63,457千円それぞれ増加しております。 本基準の適
用にあたっては、経過措置として認められている、本基準の適用による累積的影響を適用開始日に認識する方法
を採用しております。使用権資産の測定にはリース債務と同額とする方法を採用しており、この結果、期首利益
剰余金への影響はありません。
なお、当第3四半期連結累計期間の損益に与える影響は軽微であります。
(追加情報)
新型コロナウィルス感染症の拡大により、わが国を含む世界各国の経済環境に多大な影響が生じております。
今後の広がりまたは収束を予測することは困難であり、今後も当社グループの業績に影響が及ぶことが想定され
ます。
当社グループでは、2021年夏に向けて感染拡大が収束するとともに経済活動が徐々に感染拡大前の状況に戻る
との仮定に基づき、繰延税金資産の回収可能性の判断などの会計上の見積りを行っております。
なお、新型コロナウィルス感染症の収束時期は不透明であり、影響が長期化し、上記の仮定が見込まれなく
なった場合には、将来において損失が発生する可能性があります。
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四半期報告書
(四半期連結貸借対照表関係)
受取手形割引高及び電子記録債権割引高
前連結会計年度 当第3四半期連結会計期間
(2019年12月31日) (2020年9月30日)
11,182 千円
受取手形 54,652 千円
5,386
電子記録債権 -
(四半期連結キャッシュ・フロー計算書関係)
当第3四半期連結累計期間に係る四半期連結キャッシュ・フロー計算書は作成しておりません。なお、第3四半
期連結累計期間に係る減価償却費(のれんを除く無形固定資産に係る償却費を含む。)及びのれんの償却額は、次
のとおりであります。
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2019年1月1日 (自 2020年1月1日
至 2019年9月30日) 至 2020年9月30日)
減価償却費 252,000千円 363,481千円
のれんの償却額 - 2,907
(株主資本等関係)
前第3四半期連結累計期間 (自 2019年1月1日 至 2019年9月30日)
1.配当金支払額
配当金の総額 1株当たり
決議 株式の種類 基準日 効力発生日 配当の原資
(千円) 配当額(円)
2019年3月28日 2018年 2019年
普通株式 30,903 4.00 利益剰余金
定時株主総会 12月31日 3月29日
2.基準日が当第3四半期連結累計期間に属する配当のうち、配当の効力発生日が当第3四半期連結会計期間の末
日後となるもの
該当事項はありません。
3. 株主資本の著しい変動
該当事項はありません。
当第3四半期連結累計期間 (自 2020年1月1日 至 2020年9月30日)
1.配当金支払額
配当金の総額 1株当たり
決議 株式の種類 基準日 効力発生日 配当の原資
(千円) 配当額(円)
2020年3月27日 2019年 2020年
普通株式 39,432 5.00 利益剰余金
定時株主総会 12月31日 3月30日
2.基準日が当第3四半期連結累計期間に属する配当のうち、配当の効力発生日が当第3四半期連結会計期間の末
日後となるもの
該当事項はありません。
3. 株主資本の著しい変動
該当事項はありません。
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四半期報告書
(セグメント情報等)
【セグメント情報】
Ⅰ 前第3四半期連結累計期間(自 2019年1月1日 至 2019年9月30日)
1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:千円)
報告セグメント
合計
射出成形用精密金型
精密成形品その他事業
及び成形システム事業
売上高
2,384,830 2,664,880 5,049,711
外部顧客への売上高
セグメント間の内部売上高
118,699 - 118,699
又は振替高
2,503,530 2,664,880 5,168,411
計
269,531 31,166 300,697
セグメント利益
2.報告セグメントの利益又は損失の金額の合計額と四半期連結損益計算書計上額との差額及び当該差額の主
な内容(差異調整に関する事項)
(単位:千円)
利益 金額
300,697
報告セグメント計
3,962
セグメント間取引消去
304,660
四半期連結損益計算書の営業利益
3.報告セグメントごとの固定資産の減損損失又はのれん等に関する情報
(のれんの金額の重要な変動)
「精密成形品その他事業セグメント」において、2019年9月12日付で秋元精機工業株式会社の株式を取得し
新たに連結子会社化したことに伴い、当第3四半期連結累計期間においてのれんが38,760千円増加しておりま
す。
なお、のれんの増加額は、企業結合に係る暫定的な会計処理の確定による取得原価の当初配分額の重要な見
直しが反映された後の金額により開示しております。
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四半期報告書
Ⅱ 当第3四半期連結累計期間(自 2020年1月1日 至 2020年9月30日)
1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:千円)
報告セグメント
合計
射出成形用精密金型
精密成形品その他事業
及び成形システム事業
売上高
1,892,589 2,696,120 4,588,710
外部顧客への売上高
セグメント間の内部売上高
147,242 - 147,242
又は振替高
2,039,832 2,696,120 4,735,952
計
セグメント利益又は損失(△) 250,885 △ 4,391 246,493
2.報告セグメントの利益又は損失の金額の合計額と四半期連結損益計算書計上額との差額及び当該差額の主
な内容(差異調整に関する事項)
(単位:千円)
利益 金額
246,493
報告セグメント計
△2,417
セグメント間取引消去
244,076
四半期連結損益計算書の営業利益
(1株当たり情報)
1株当たり四半期純利益及び算定上の基礎、潜在株式調整後1株当たり四半期純利益及び算定上の基礎は、以下
のとおりであります。
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2019年1月1日 (自 2020年1月1日
至 2019年9月30日) 至 2020年9月30日)
(1) 1株当たり四半期純利益
28円92銭 17円72銭
(算定上の基礎)
親会社株主に帰属する四半期純利益(千円)
223,876 139,779
普通株主に帰属しない金額(千円) -
普通株式に係る親会社株主に帰属する
223,876 139,779
四半期純利益(千円)
普通株式の期中平均株式数(千株) 7,740 7,887
(2) 潜在株式調整後1株当たり四半期純利益
28円61銭 17円60銭
(算定上の基礎)
親会社株主に帰属する
- -
四半期純利益調整額(千円)
普通株式増加数(千株) 83 57
希薄化効果を有しないため、潜在株式調整後1株当
たり四半期純利益の算定に含めなかった潜在株式
- -
で、前連結会計年度末から重要な変動があったもの
の概要
(重要な後発事象)
該当事項はありません。
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2【その他】
該当事項はありません。
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第二部【提出会社の保証会社等の情報】
該当事項はありません。
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四半期報告書
独立監査人の四半期レビュー報告書
2020年11月11日
不二精機株式会社
取締役会 御中
仰星監査法人
指定社員
公認会計士
寺 本 悟 印
業務執行社員
指定社員
公認会計士
坂 戸 純 子 印
業務執行社員
当監査法人は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づき、「経理の状況」に掲げられている不二精機株式会
社の2020年1月1日から2020年12月31日までの連結会計年度の第3四半期連結会計期間(2020年7月1日から2020年9月
30日まで)及び第3四半期連結累計期間(2020年1月1日から2020年9月30日まで)に係る四半期連結財務諸表、すなわ
ち、四半期連結貸借対照表、四半期連結損益計算書、四半期連結包括利益計算書及び注記について四半期レビューを行っ
た。
四半期連結財務諸表に対する経営者の責任
経営者の責任は、我が国において一般に公正妥当と認められる四半期連結財務諸表の作成基準に準拠して四半期連結財
務諸表を作成し適正に表示することにある。これには、不正又は誤謬による重要な虚偽表示のない四半期連結財務諸表を
作成し適正に表示するために経営者が必要と判断した内部統制を整備及び運用することが含まれる。
監査人の責任
当監査法人の責任は、当監査法人が実施した四半期レビューに基づいて、独立の立場から四半期連結財務諸表に対する
結論を表明することにある。当監査法人は、我が国において一般に公正妥当と認められる四半期レビューの基準に準拠し
て四半期レビューを行った。
四半期レビューにおいては、主として経営者、財務及び会計に関する事項に責任を有する者等に対して実施される質
問、分析的手続その他の四半期レビュー手続が実施される。四半期レビュー手続は、我が国において一般に公正妥当と認
められる監査の基準に準拠して実施される年度の財務諸表の監査に比べて限定された手続である。
当監査法人は、結論の表明の基礎となる証拠を入手したと判断している。
監査人の結論
当監査法人が実施した四半期レビューにおいて、上記の四半期連結財務諸表が、我が国において一般に公正妥当と認め
られる四半期連結財務諸表の作成基準に準拠して、不二精機株式会社及び連結子会社の2020年9月30日現在の財政状態及
び同日をもって終了する第3四半期連結累計期間の経営成績を適正に表示していないと信じさせる事項がすべての重要な
点において認められなかった。
利害関係
会社と当監査法人又は業務執行社員との間には、公認会計士法の規定により記載すべき利害関係はない。
以 上
(注)1. 上記は四半期レビュー報告書の原本に記載された事項を電子化したものであり、その原本は当社(四半期報
告書提出会社)が別途保管しております。
2. XBRLデータは四半期レビューの対象には含 まれておりません。
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