株式会社歌舞伎座 四半期報告書 第97期第2四半期(令和2年6月1日-令和2年8月31日)
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株式会社歌舞伎座(E04606)
四半期報告書
【表紙】
【提出書類】 四半期報告書
【根拠条文】 金融商品取引法第24条の4の7第1項
【提出先】 関東財務局長
【提出日】 2020年10月15日
【四半期会計期間】 第97期第2四半期(自 2020年6月1日 至 2020年8月31日)
【会社名】 株式会社歌舞伎座
【英訳名】 KABUKI-ZA CO., LTD.
【代表者の役職氏名】 代表取締役社長 武 中 雅 人
【本店の所在の場所】 東京都中央区銀座四丁目12番15号
【電話番号】 直通03(3541)5572
【事務連絡者氏名】 経理部長 高 橋 克 彦
【最寄りの連絡場所】 東京都中央区銀座四丁目12番15号
【電話番号】 直通03(3541)5572
【事務連絡者氏名】 経理部長 高 橋 克 彦
【縦覧に供する場所】 株式会社東京証券取引所
(東京都中央区日本橋兜町2番1号)
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第一部 【企業情報】
第1 【企業の概況】
1 【主要な経営指標等の推移】
第96期 第97期
回次 第2四半期 第2四半期 第96期
連結累計期間 連結累計期間
自 2019年3月1日 自 2020年3月1日 自 2019年3月1日
会計期間
至 2019年8月31日 至 2020年8月31日 至 2020年2月29日
売上高 (千円) 1,902,093 901,458 3,742,952
経常利益又は経常損失(△) (千円) 174,165 △ 235,661 322,435
親会社株主に帰属する
四半期(当期)純利益又は親会社株主 (千円) 112,146 △ 208,743 212,540
に帰属する四半期純損失(△)
四半期包括利益又は包括利益 (千円) 426,223 664,490 279,906
純資産額 (千円) 11,657,006 12,113,977 11,510,252
総資産額 (千円) 26,648,499 26,792,216 26,195,748
1株当たり四半期(当期)純利益又は
(円) 9.27 △ 17.25 17.56
1株当たり四半期純損失(△)
潜在株式調整後1株当たり
(円) - - -
四半期(当期)純利益
自己資本比率 (%) 43.8 45.2 43.9
営業活動による
(千円) 388,928 △ 331,555 586,734
キャッシュ・フロー
投資活動による
(千円) △ 17,378 △ 49,110 △ 96,934
キャッシュ・フロー
財務活動による
(千円) △ 60,152 △ 59,692 △ 60,892
キャッシュ・フロー
現金及び現金同等物の
(千円) 1,635,832 1,312,983 1,753,341
四半期末(期末)残高
第96期 第97期
回次 第2四半期 第2四半期
連結会計期間 連結会計期間
自 2019年6月1日 自 2020年6月1日
会計期間
至 2019年8月31日 至 2020年8月31日
1株当たり四半期純利益又は1株当
(円) 3.39 △ 7.90
たり四半期純損失(△)
(注) 1 当社は四半期連結財務諸表を作成しておりますので、提出会社の主要な経営指標等の推移については記載し
ておりません。
2 売上高には、消費税等は含まれておりません。
3 潜在株式調整後1株当たり四半期(当期)純利益については、潜在株式がないため記載しておりません。
2 【事業の内容】
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが営む事業の内容について、重要な変更はありません。
また、関係会社についても異動はありません。
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第2 【事業の状況】
1 【事業等のリスク】
当第2四半期連結累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、
投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項の発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等の
リスク」についての重要な変更はありません。なお、重要事象等は存在しておりません。
なお、新型コロナウイルス感染症の影響により、劇場歌舞伎座の歌舞伎公演が7月まで中止となり、8月から公演
再開となったものの、8月公演から11月公演までは感染予防対策の観点から幕間(休憩時間)のない四部制の興行とな
り、連結子会社が運営する劇場内の食堂・飲食、売店事業の業績に大きな影響があります。今後も感染拡大防止、感
染予防のための事業活動の制約が、当社グループの経営成績に重大な影響を及ぼす可能性があります。
2 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1) 財政状態及び経営成績の状況
① 経営成績の状況
当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の影響により極めて厳しい状況とな
り、劇場歌舞伎座における歌舞伎公演も3月より中止となり、8月より再開したものの、原則前後左右を空けた席配
置となり、幕間を設けない完全入れ替え制の四部制とし、客席での食事を禁止するなど、感染症対策を講じた公演と
なっております。このため、連結子会社の食堂・飲食事業及び売店事業の売上高及びセグメント利益は前年同期を大
幅に下回る結果となりました。なお、当第2四半期連結累計期間におきまして、計画していた舞台檜板の張替及び劇
場1階売店出入口新設等の設備投資を実施しております。
このような情勢のもと、当社グループにおきましては、当第2四半期連結累計期間における売上高は901,458千円
(前年同四半期比52.6%減)、営業損失は279,046千円(前年同四半期は営業利益153,765千円)、経常損失は235,661千
円(前年同四半期は経常利益174,165千円)となり、親会社株主に帰属する四半期純損失は208,743千円(前年同四半期
は親会社株主に帰属する四半期純利益112,146千円)となりました。
これをセグメント別にみると、不動産賃貸事業については、賃料減額の影響により、売上高は807,693千円(前年同
四半期比15.4%減)となり、公演中止に伴う経費の減少はあったものの、固定資産税等の負担増等により、セグメン
ト利益は166,831千円(前年同四半期比53.0%減)となりました。
食堂・飲食、売店事業につきましては3月から7月までの休演による影響と、再開した8月公演につきましても、
密集緩和の観点から、観劇のお客様には場内の飲食・売店施設の利用にあたって、一旦退出、別の入口から再入場い
ただく措置を実施しており、場内一部店舗は再開できない状況にあります。以上の結果、ともに大幅な減収、減益と
なりました。
食堂・飲食事業については、売上高は22,245千円(前年同四半期比93.8%減)となり、セグメント損失は99,987千円
(前年同四半期はセグメント利益16,875千円)となりました。
売店事業については、売上高は71,519千円(前年同四半期比87.8%減)となり、セグメント損失は97,550千円(前年
同四半期はセグメント利益41,832千円)となりました。
② 財政状態の状況
当第2四半期連結会計期間末における総資産は、前連結会計年度末に比べ596,468千円増加し、26,792,216千円と
なりました。
(資産)
流動資産は、前連結会計年度末に比べ425,011千円減少し、1,429,251千円となりました。主な要因は、現金及
び預金の減少であります。
固定資産は、前連結会計年度末に比べ1,021,480千円増加し、25,362,965千円となりました。主な要因は、投資
有価証券の時価評価による増加1,259,840千円、有形固定資産の取得による増加(建設仮勘定からの振替額差引)
44,188千円及び減価償却等による減少273,045千円であります。
(負債)
流動負債は、前連結会計年度末に比べ167,052千円減少し、692,332千円となりました。主な要因は、買掛金の
減少であります。
固定負債は、前連結会計年度末に比べ159,795千円増加し、13,985,906千円となりました。主な要因は、流動負
債に振替えたことによる長期前受金の減少及び有価証券の時価評価による繰延税金負債の増加であります。
(純資産)
純資産は、前連結会計年度末に比べ603,725千円増加し、12,113,977千円となりました。主な要因は、利益剰余
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金の減少及びその他有価証券評価差額金の増加であります。
なお、自己資本比率は前連結会計年度末に比べ1.3%上昇し45.2%となりました。
(2) キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結累計期間における現金及び現金同等物(以下「資金」と言う)は、前連結会計年度末に比べ
440,357千円減少し、1,312,983千円となりました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動による資金の支出は、331,555千円(前年同四半期は388,928千円の収入)となりました。これは主に、
税金等調整前四半期純損失(前年同四半期は税金等調整前四半期純利益)、仕入債務の増減額の減少であります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動による資金の支出は、49,110千円(前年同四半期は17,378千円の支出)となりました。これは主に有形
固定資産の取得による支出の増加であります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動による資金の支出は、59,692千円(前年同四半期は60,152千円の支出)となりました。
(3) 経営方針・経営戦略等
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はあり
ません。
(4) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループの事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに
生じた課題はありません。
(5) 研究開発活動
該当事項はありません。
3 【経営上の重要な契約等】
当第2四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。
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第3 【提出会社の状況】
1 【株式等の状況】
(1) 【株式の総数等】
① 【株式の総数】
種類 発行可能株式総数(株)
普通株式 28,000,000
計 28,000,000
② 【発行済株式】
第2四半期会計期間末 上場金融商品取引所名
提出日現在発行数(株)
種類 現在発行数(株) 又は登録認可金融商品 内容
(2020年10月15日)
( 2020年8月31日 ) 取引業協会名
東京証券取引所 単元株式数
普通株式 12,170,000 12,170,000
(市場第二部) 100株
計 12,170,000 12,170,000 ― ―
(2) 【新株予約権等の状況】
① 【ストックオプション制度の内容】
該当事項はありません。
② 【その他の新株予約権等の状況】
該当事項はありません。
(3) 【行使価額修正条項付新株予約権付社債券等の行使状況等】
該当事項はありません。
(4) 【発行済株式総数、資本金等の推移】
発行済株式 発行済株式 資本準備金 資本準備金
資本金増減額 資本金残高
年月日 総数増減数 総数残高 増減額 残高
(千円) (千円)
(株) (株) (千円) (千円)
2020年6月1日~
- 12,170,000 - 2,365,180 - 2,405,394
2020年8月31日
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(5) 【大株主の状況】
2020年8月31日 現在
発行済株式(自己株式を
所有株式数
除く。)の総数に対する
氏名又は名称 住所
(千株)
所有株式数の割合(%)
松竹株式会社 東京都中央区築地4-1-1 1,665 13.75
清水建設株式会社 東京都中央区京橋2-16-1 1,017 8.40
みずほ信託銀行株式会社 退職給
付信託 松竹口
東京都中央区晴海1-8-12 446 3.68
再信託受託者 株式会社日本カス
トディ銀行
日本マスタートラスト
信託銀行株式会社 東京都港区浜松町2-11-3 446 3.68
(退職給付信託 松竹口)
株式会社みずほ銀行 東京都千代田区大手町1-5-5 230 1.90
株式会社TBSテレビ 東京都港区赤坂5-3-6 150 1.23
株式会社フジ・メディア・ホール
東京都港区台場2-4-8 150 1.23
ディングス
日本テレビ放送網株式会社 東京都港区東新橋1-6-1 150 1.23
株式会社三越伊勢丹 東京都新宿区新宿3-14-1 115 0.95
株式会社三菱UFJ銀行 東京都千代田区丸の内2-7-1 115 0.95
計 ― 4,484 37.05
(6) 【議決権の状況】
① 【発行済株式】
2020年8月31日 現在
区分 株式数(株) 議決権の数(個) 内容
無議決権株式 ― ― ―
議決権制限株式(自己株式等) ― ― ―
議決権制限株式(その他) ― ― ―
(自己保有株式)
完全議決権株式(自己株式等) ― ―
普通株式 67,100
普通株式 12,056,000
完全議決権株式(その他) 120,560 ―
普通株式 46,900
単元未満株式 ― 1単元(100株)未満の株式
12,170,000
発行済株式総数 ― ―
総株主の議決権 ― 120,560 ―
(注) 単元未満株式には、当社所有の自己保有株式48株が含まれております。
② 【自己株式等】
2020年8月31日 現在
発行済株式
自己名義 他人名義 所有株式数
所有者の氏名 総数に対する
所有者の住所 所有株式数 所有株式数 の合計
又は名称 所有株式数
(株) (株) (株)
の割合(%)
(自己保有株式)
東京都中央区銀座4-12-15 67,100 - 67,100 0.55
株式会社歌舞伎座
計 ― 67,100 - 67,100 0.55
2 【役員の状況】
前事業年度の有価証券報告書提出日後、当四半期累計期間において役員の異動はありません。
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第4 【経理の状況】
1.四半期連結財務諸表の作成方法について
当社の四半期連結財務諸表は、「四半期連結財務諸表の用語、様式及び作成方法に関する規則」(平成19年内閣府令
第64号)に基づいて作成しております。
2.監査証明について
当社は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づき、第2四半期連結会計期間(2020年6月1日から2020年
8月31日まで)及び第2四半期連結累計期間(2020年3月1日から2020年8月31日まで)に係る四半期連結財務諸表につ
いて、新創監査法人による四半期レビューを受けております。
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1 【四半期連結財務諸表】
(1) 【四半期連結貸借対照表】
(単位:千円)
前連結会計年度 当第2四半期連結会計期間
(2020年2月29日) (2020年8月31日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 1,753,341 1,312,983
受取手形及び売掛金 25,284 13,146
※1 31,821 ※1 35,822
たな卸資産
その他 44,037 67,404
△ 221 △ 106
貸倒引当金
流動資産合計 1,854,262 1,429,251
固定資産
有形固定資産
建物及び構築物(純額) 8,980,683 8,806,879
土地 6,238,098 6,238,098
建設仮勘定 53,179 -
138,196 136,322
その他(純額)
有形固定資産合計 15,410,157 15,181,300
無形固定資産
借地権 2,613,299 2,613,299
商標権 51 28
施設利用権 8,638 8,093
9,285 8,210
ソフトウエア
無形固定資産合計 2,631,274 2,629,631
投資その他の資産
投資有価証券 5,768,738 7,028,578
長期前払費用 443,447 435,586
87,868 87,868
その他
投資その他の資産合計 6,300,053 7,552,033
固定資産合計 24,341,485 25,362,965
資産合計 26,195,748 26,792,216
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(単位:千円)
前連結会計年度 当第2四半期連結会計期間
(2020年2月29日) (2020年8月31日)
負債の部
流動負債
買掛金 153,697 38,893
未払金 183,675 173,282
未払法人税等 40,291 13,761
前受金 400,240 417,480
賞与引当金 19,962 23,717
61,517 25,197
その他
流動負債合計 859,384 692,332
固定負債
長期未払金 115,770 98,490
長期前受金 12,321,590 12,175,185
繰延税金負債 1,228,009 1,551,934
退職給付に係る負債 74,485 74,431
長期預り保証金 86,255 85,865
固定負債合計 13,826,111 13,985,906
負債合計 14,685,496 14,678,239
純資産の部
株主資本
資本金 2,365,180 2,365,180
資本剰余金 3,256,671 3,256,671
利益剰余金 4,308,679 4,039,421
△ 297,615 △ 297,866
自己株式
株主資本合計 9,632,914 9,363,406
その他の包括利益累計額
1,877,337 2,750,570
その他有価証券評価差額金
その他の包括利益累計額合計 1,877,337 2,750,570
純資産合計 11,510,252 12,113,977
負債純資産合計 26,195,748 26,792,216
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(2) 【四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書】
【四半期連結損益計算書】
【第2四半期連結累計期間】
(単位:千円)
前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間
(自 2019年3月1日 (自 2020年3月1日
至 2019年8月31日) 至 2020年8月31日)
売上高 1,902,093 901,458
1,462,924 903,412
売上原価
売上総利益又は売上総損失(△) 439,168 △ 1,954
販売費及び一般管理費
人件費 168,337 170,740
賞与引当金繰入額 12,111 12,785
退職給付費用 3,106 4,444
租税公課 15,441 13,578
減価償却費 2,726 2,376
83,679 73,167
その他
販売費及び一般管理費合計 285,402 277,092
営業利益又は営業損失(△) 153,765 △ 279,046
営業外収益
受取利息 19 21
受取配当金 16,701 16,690
助成金収入 - 20,882
4,415 6,322
その他
営業外収益合計 21,136 43,916
営業外費用
736 531
その他
営業外費用合計 736 531
経常利益又は経常損失(△) 174,165 △ 235,661
特別損失
※1 12,465 ※1 34,535
有形固定資産除却損
特別損失合計 12,465 34,535
税金等調整前四半期純利益又は税金等調整前四半期
161,700 △ 270,196
純損失(△)
法人税、住民税及び事業税
25,389 1,228
24,165 △ 62,682
法人税等調整額
法人税等合計 49,554 △ 61,453
四半期純利益又は四半期純損失(△) 112,146 △ 208,743
親会社株主に帰属する四半期純利益又は親会社株主
112,146 △ 208,743
に帰属する四半期純損失(△)
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【四半期連結包括利益計算書】
【第2四半期連結累計期間】
(単位:千円)
前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間
(自 2019年3月1日 (自 2020年3月1日
至 2019年8月31日) 至 2020年8月31日)
四半期純利益又は四半期純損失(△) 112,146 △ 208,743
その他の包括利益
314,077 873,233
その他有価証券評価差額金
その他の包括利益合計 314,077 873,233
四半期包括利益 426,223 664,490
(内訳)
親会社株主に係る四半期包括利益 426,223 664,490
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(3) 【四半期連結キャッシュ・フロー計算書】
(単位:千円)
前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間
(自 2019年3月1日 (自 2020年3月1日
至 2019年8月31日) 至 2020年8月31日)
営業活動によるキャッシュ・フロー
税金等調整前四半期純利益又は税金等調整前四
161,700 △ 270,196
半期純損失(△)
減価償却費 245,489 247,011
貸倒引当金の増減額(△は減少) 34 △ 115
賞与引当金の増減額(△は減少) 397 3,755
退職給付に係る負債の増減額(△は減少) 4,470 △ 54
受取利息及び受取配当金 △ 16,720 △ 16,711
有形固定資産除却損 12,465 34,535
売上債権の増減額(△は増加) △ 3,023 12,137
たな卸資産の増減額(△は増加) 164 △ 4,001
仕入債務の増減額(△は減少) 25,728 △ 114,803
助成金収入 - △ 20,882
長期未払金の増減額(△は減少) - △ 17,280
長期前受金の増減額(△は減少) △ 146,404 △ 146,404
長期預り保証金の増減額(△は減少) 42 △ 390
未収消費税等の増減額(△は増加) - △ 21,801
未払消費税等の増減額(△は減少) 11,763 △ 32,057
108,395 2,410
その他
小計 404,502 △ 344,848
利息及び配当金の受取額
16,720 16,711
法人税等の支払額 △ 32,294 △ 29,739
法人税等の還付額 - 7,010
- 19,311
助成金の受取額
営業活動によるキャッシュ・フロー 388,928 △ 331,555
投資活動によるキャッシュ・フロー
有形固定資産の取得による支出 △ 16,179 △ 41,949
無形固定資産の取得による支出 △ 270 -
△ 928 △ 7,160
有形固定資産の除却による支出
投資活動によるキャッシュ・フロー △ 17,378 △ 49,110
財務活動によるキャッシュ・フロー
自己株式の取得による支出 △ 520 △ 250
リース債務の返済による支出 △ 402 -
配当金の支払額 △ 59,234 △ 59,443
5 1
その他
財務活動によるキャッシュ・フロー △ 60,152 △ 59,692
現金及び現金同等物の増減額(△は減少) 311,397 △ 440,357
現金及び現金同等物の期首残高 1,324,434 1,753,341
※1 1,635,832 ※1 1,312,983
現金及び現金同等物の四半期末残高
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【注記事項】
(追加情報)
(会計上の見積り)
新型コロナウイルス感染症の拡大予防のための2020年3月から7月までの歌舞伎公演中止が当社グループの企業
運営に重大な影響を与えております。
2020年8月には歌舞伎公演が再開されたものの入場者数は制限されている状況です。当社は、劇場内外の食
堂・飲食、売店の売上について、当該感染症の影響が2021年2月期まで継続するとの仮定のもと会計上の見積り
を行っております。
なお、将来における実績値に基づく結果が、これらの見積り及び仮定とは異なる可能性があります。
(四半期連結貸借対照表関係)
※1 たな卸資産の内訳は次のとおりであります。
前連結会計年度 当第2四半期連結会計期間
( 2020年2月29日 ) ( 2020年8月31日 )
商品及び製品 26,788 千円 29,595 千円
原材料及び貯蔵品 5,033 千円 6,226 千円
(四半期連結損益計算書関係)
※1 有形固定資産除却損
前第2四半期連結累計期間(自 2019年3月1日 至 2019年8月31日 )
主に、劇場内の絨毯貼替工事、照明更新工事に伴うものであり、その内訳は、有形固定資産の除却額及び撤去
費用であります。
当第2四半期連結累計期間(自 2020年3月1日 至 2020年8月31日 )
主に、劇場の舞台床檜板張替工事に伴うものであり、その内訳は、有形固定資産の除却額及び撤去費用であり
ます。
(四半期連結キャッシュ・フロー計算書関係)
とおりであります。
前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間
(自 2019年3月1日 (自 2020年3月1日
至 2019年8月31日 ) 至 2020年8月31日 )
現金及び預金 1,635,832千円 1,312,983千円
現金及び現金同等物 1,635,832千円 1,312,983千円
(株主資本等関係)
Ⅰ 前第2四半期連結累計期間(自 2019年3月1日 至 2019年8月31日 )
1.配当金支払額
配当金の総額 1株当たり
決議 株式の種類 基準日 効力発生日 配当の原資
(千円) 配当額(円)
2019年5月30日
普通株式 60,515 5 2019年2月28日 2019年5月31日 利益剰余金
定時株主総会
2.基準日が当第2四半期連結累計期間に属する配当のうち、配当の効力発生日が当第2四半期連結会計期間の末日
後となるもの
該当事項はありません。
Ⅱ 当第2四半期連結累計期間(自 2020年3月1日 至 2020年8月31日 )
1.配当金支払額
配当金の総額 1株当たり
決議 株式の種類 基準日 効力発生日 配当の原資
(千円) 配当額(円)
2020年5月28日
普通株式 60,514 5 2020年2月29日 2020年5月29日 利益剰余金
定時株主総会
2.基準日が当第2四半期連結累計期間に属する配当のうち、配当の効力発生日が当第2四半期連結会計期間の末日
後となるもの
該当事項はありません。
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(セグメント情報等)
【セグメント情報】
Ⅰ 前第2四半期連結累計期間(自 2019年3月1日 至 2019年8月31日 )
報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:千円)
四半期連結
報告セグメント
調整額 損益計算書
不動産 食堂・飲食
(注)1 計上額
売店事業 計
賃貸事業 事業
(注)2
売上高
外部顧客への売上高 954,297 360,511 587,284 1,902,093 - 1,902,093
セグメント間の内部売上高
89,087 411 120 89,618 △ 89,618 -
又は振替高
計 1,043,385 360,922 587,404 1,991,712 △ 89,618 1,902,093
セグメント利益 354,701 16,875 41,832 413,410 △ 259,644 153,765
(注)1 セグメント利益の調整額△259,644千円は、セグメント間取引消去△9,499千円、各報告セグメントに配分し
ていない全社費用△250,145千円であります。全社費用は、主に報告セグメントに帰属しない一般管理費であ
ります。
2 セグメント利益は、四半期連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。
Ⅱ 当第2四半期連結累計期間(自 2020年3月1日 至 2020年8月31日 )
報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:千円)
四半期連結
報告セグメント
調整額 損益計算書
不動産 食堂・飲食
(注)1 計上額
売店事業 計
賃貸事業 事業
(注)2
売上高
外部顧客への売上高 807,693 22,245 71,519 901,458 - 901,458
セグメント間の内部売上高
43,140 166 350 43,657 △ 43,657 -
又は振替高
計 850,833 22,412 71,870 945,115 △ 43,657 901,458
セグメント利益又は損失(△) 166,831 △ 99,987 △ 97,550 △ 30,706 △ 248,339 △ 279,046
(注)1 セグメント利益又は損失(△)の調整額△248,339千円は、セグメント間取引消去△9,241千円、各報告セグメ
ントに配分していない全社費用△239,098千円であります。全社費用は、主に報告セグメントに帰属しない一
般管理費であります。
2 セグメント利益又は損失(△)は、四半期連結損益計算書の営業損失(△)と調整を行っております。
(1株当たり情報)
1株当たり四半期純利益又は1株当たり四半期純損失及びその算定上の基礎は、以下のとおりであります。
前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間
(自 2019年3月1日 (自 2020年3月1日
項目
至 2019年8月31日 ) 至 2020年8月31日 )
1株当たり四半期純利益又は1株当たり四半期純損失(△) 9円27銭 △17円25銭
(算定上の基礎)
親会社株主に帰属する四半期純利益又は
112,146 △208,743
親会社株主に帰属する四半期純損失(△)(千円)
普通株式に係る親会社株主に帰属する
四半期純利益又は親会社株主に帰属する 112,146 △208,743
四半期純損失(△)(千円)
普通株式の期中平均株式数(株) 12,103,024 12,102,878
(注) 潜在株式調整後1株当たり四半期純利益については、潜在株式が存在しないため記載しておりません。
2 【その他】
該当事項はありません。
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第二部 【提出会社の保証会社等の情報】
該当事項はありません。
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独立監査人の四半期レビュー報告書
2020年10月13日
株式会社歌舞伎座
取締役会 御中
新創監査法人
指定社員
髙 橋 克 典
公認会計士 印
業務執行社員
指定社員
篠 原 一 馬
公認会計士 印
業務執行社員
当監査法人は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づき、「経理の状況」に掲げられている株式会社歌舞伎
座の2020年3月1日から2021年2月28日までの連結会計年度の第2四半期連結会計期間(2020年6月1日から2020年8月
31日まで)及び第2四半期連結累計期間(2020年3月1日から2020年8月31日まで)に係る四半期連結財務諸表、すなわ
ち、四半期連結貸借対照表、四半期連結損益計算書、四半期連結包括利益計算書、四半期連結キャッシュ・フロー計算
書及び注記について四半期レビューを行った。
四半期連結財務諸表に対する経営者の責任
経営者の責任は、我が国において一般に公正妥当と認められる四半期連結財務諸表の作成基準に準拠して四半期連結
財務諸表を作成し適正に表示することにある。これには、不正又は誤謬による重要な虚偽表示のない四半期連結財務諸
表を作成し適正に表示するために経営者が必要と判断した内部統制を整備及び運用することが含まれる。
監査人の責任
当監査法人の責任は、当監査法人が実施した四半期レビューに基づいて、独立の立場から四半期連結財務諸表に対す
る結論を表明することにある。当監査法人は、我が国において一般に公正妥当と認められる四半期レビューの基準に準
拠して四半期レビューを行った。
四半期レビューにおいては、主として経営者、財務及び会計に関する事項に責任を有する者等に対して実施される質
問、分析的手続その他の四半期レビュー手続が実施される。四半期レビュー手続は、我が国において一般に公正妥当と
認められる監査の基準に準拠して実施される年度の財務諸表の監査に比べて限定された手続である。
当監査法人は、結論の表明の基礎となる証拠を入手したと判断している。
監査人の結論
当監査法人が実施した四半期レビューにおいて、上記の四半期連結財務諸表が、我が国において一般に公正妥当と認
められる四半期連結財務諸表の作成基準に準拠して、株式会社歌舞伎座及び連結子会社の2020年8月31日現在の財政状
態並びに同日をもって終了する第2四半期連結累計期間の経営成績及びキャッシュ・フローの状況を適正に表示してい
ないと信じさせる事項がすべての重要な点において認められなかった。
利害関係
会社と当監査法人又は業務執行社員との間には、公認会計士法の規定により記載すべき利害関係はない。
以 上
(注) 1.上記は四半期レビュー報告書の原本に記載された事項を電子化したものであり、その原本は当社(四半期報
告書提出会社)が別途保管しております。
2.XBRLデータは四半期レビューの対象には含まれていません。
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