コーセル株式会社 四半期報告書 第52期第1四半期(令和2年5月21日-令和2年8月20日)
EDINET提出書類
コーセル株式会社(E01856)
四半期報告書
【表紙】
【提出書類】 四半期報告書
【根拠条文】 金融商品取引法第24条の4の7第1項
【提出先】 北陸財務局長
【提出日】 2020年10月2日
【四半期会計期間】 第52期第1四半期(自 2020年5月21日 至 2020年8月20日)
【会社名】 コーセル株式会社
【英訳名】 COSEL CO.,LTD.
【代表者の役職氏名】 代表取締役社長 谷川 正人
【本店の所在の場所】 富山県富山市上赤江町一丁目6番43号
【電話番号】 (076)432-8151番(代表)
【事務連絡者氏名】 常務取締役 財務・経理担当 小西 有吉
【最寄りの連絡場所】 富山県富山市上赤江町一丁目6番43号
【電話番号】 (076)432-8151番(代表)
【事務連絡者氏名】 常務取締役 財務・経理担当 小西 有吉
【縦覧に供する場所】 ※コーセル株式会社 首都圏営業所
(神奈川県川崎市川崎区駅前本町3番1号(NMF川崎東口ビル))
※コーセル株式会社 大阪営業所
(大阪府大阪市淀川区西中島四丁目3番24号(サムティ新大阪センター
ビル))
※コーセル株式会社 名古屋営業所
(愛知県名古屋市千種区内山三丁目29番10号(千種AMビル))
株式会社東京証券取引所
(東京都中央区日本橋兜町2番1号)
(注)※印は、金融商品取引法の規定による縦覧に供する場所ではありませんが、投資家の縦覧の便宜を考慮して、
縦覧に供する場所としております。
1/18
EDINET提出書類
コーセル株式会社(E01856)
四半期報告書
第一部【企業情報】
第1【企業の概況】
1【主要な経営指標等の推移】
第51期 第52期
回次 第1四半期連結 第1四半期連結 第51期
累計期間 累計期間
自2019年 自2020年 自2019年
5月21日 5月21日 5月21日
会計期間
至2019年 至2020年 至2020年
8月20日 8月20日 5月20日
(千円) 5,784,209 6,793,316 23,865,405
売上高
(千円) 194,300 1,101,129 1,636,642
経常利益
親会社株主に帰属する四半期(当
期)純利益又は親会社株主に帰属 (千円) △ 207,083 743,652 303,973
する四半期純損失(△)
(千円) △ 467,806 894,219 △ 312,431
四半期包括利益又は包括利益
(千円) 38,365,816 38,769,412 38,271,163
純資産額
(千円) 41,935,812 42,763,145 42,291,553
総資産額
1株当たり四半期(当期)純利益
又は1株当たり四半期純損失 (円) △ 5.88 21.45 8.73
(△)
潜在株式調整後1株当たり四半期
(円) - - -
(当期)純利益
(%) 91.4 90.6 90.4
自己資本比率
(注)1.当社は四半期連結財務諸表を作成しておりますので、提出会社の主要な経営指標等の推移については記載し
ておりません。
2.売上高には、消費税等は含まれておりません。
3.第51期第1四半期連結累計期間の潜在株式調整後1株当たり四半期純利益については、1株当たり四半期純
損失であり、また、潜在株式が存在しないため記載しておりません。
4.第52期第1四半期連結累計期間及び第51期の潜在株式調整後1株当たり四半期(当期)純利益については、
潜在株式が存在しないため記載しておりません。
2【事業の内容】
当第1四半期連結累計期間において、当社グループ(当社及び当社の関係会社)が営む事業の内容について、重要
な変更はありません。また、主要な関係会社における異動もありません。
2/18
EDINET提出書類
コーセル株式会社(E01856)
四半期報告書
第2【事業の状況】
1【事業等のリスク】
当第1四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、または、前事業年度の有価証券報告書に記載
した事業等のリスクについての重要な変更はありません。
2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)経営成績の状況
当第1四半期連結累計期間における世界経済は、中国では経済の回復が見られるものの、新型コロナウイルス感
染症の世界的拡大の影響により経済活動が抑制され、世界景気は極めて厳しい状況となりました。また、米中関係
のさらなる悪化の影響もあり、先行きは極めて不透明な状況であります。
エレクトロニクス業界におきましては、生産拠点の操業規制および世界景気の悪化に伴い、消費マインドの冷え
込みにより、自動車やスマートフォン向けの需要が大幅に減少した一方、リモートワークの普及や外出制限等によ
る巣ごもり消費の拡大に伴い、データセンターやゲーム機器関連で半導体需要の増加及び設備投資が進みました。
また、5G関連や医療関連機器での継続需要も見られました。
このような情勢の中で当社グループは、新型コロナウイルス感染症の影響によって、お客様への訪問営業ができ
なくなる中、電話・ウェブを使った拡販活動を展開し、営業-開発部門の連携を更に強化しつつ新製品を軸とした
重点顧客への提案活動に注力してまいりました。
また、生産面では、前期から継続して新型コロナウイルスの感染拡大・予防に努めるとともに、先行きの不透明
感から急増した先行受注への対応として、部材の安定調達及び生産能力の増強を進めてまいりました。
この結果、当第1四半期連結累計期間の経営成績につきましては、受注高は58億53百万円(前年同期比4.3%
増)、売上高は67億93百万円(同17.4%増)となりました。利益面におきましては、売上高の増加に加え、人件費
の削減や経費節減による収益力の向上により、経常利益は11億1百万円(同466.7%増)、親会社株主に帰属する
四半期純利益は7億43百万円(前年同期は親会社株主に帰属する四半期純損失2億7百万円)となりました。
セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。
①日本生産販売事業
日本国内では、前第4四半期からの新型コロナウイルス感染症の拡大を見越した先行発注による受注急増の反
動として、顧客・販売店の在庫及び発注調整があり、需要は減少傾向にあります。
このような情勢の中、営業-開発部門の連携を強化し、新製品の拡販活動に注力するとともに、新規顧客の開
拓、重点顧客の深堀活動に取り組んでまいりました。
この結果、前期末の先行発注による受注残の消化もあり、外部顧客への売上高は、43億58百万円(前年同期比
26.2%増)、セグメント利益は8億32百万円(同242.3%増)となりました。
②北米販売事業
米国では、新型コロナウイルス感染症拡大の影響による需要の減少を医療機器や検査装置関連の需要で補うも
のの、依然として米中関係悪化による景気低迷が懸念され、設備投資の様子見の動きが見られます。
このような情勢の中、ファクトリーレップとの連携活動に注力してまいりました。
この結果、外部顧客への売上高は、4億73百万円(前年同期比8.2%減)、セグメント利益は45百万円(同
22.8%増)となりました。
3/18
EDINET提出書類
コーセル株式会社(E01856)
四半期報告書
③ヨーロッパ生産販売事業
ヨーロッパでは、新型コロナウイルス感染症拡大の影響による需要減少を医療機器関連需要で補いました。ド
イツ市場は回復傾向にありますが、他地域では新型コロナウイルス感染症再拡大による需要低迷が今後も懸念さ
れます。スウェーデンに本拠点を置くPowerbox社のカスタム電源ビジネスもヨーロッパ経済の低迷を受け、低調
に推移いたしました。
このような情勢の中、営業力強化に向けた体制整備、新規プロジェクト獲得、新規顧客開拓に注力してまいり
ました。
この結果、外部顧客への売上高は、11億94百万円(前年同期比10.6%減)、セグメント損失は82百万円(前年
同期はセグメント損失1億31百万円)となりました。
④アジア販売事業
アジアでは、中国においては早期に経済活動を再開し、生産活動や投資活動が緩やかに回復したこともあり、
安定した需要がありましたが、韓国においては、顧客・販売店の在庫及び発注調整による需要減少が見られまし
た。
このような情勢の中、ターゲット業界・顧客を絞り、新規プロジェクト獲得、新規顧客開拓に注力してまいり
ました。
この結果、外部顧客への売上高は、7億67百万円(前年同期比60.0%増)、セグメント利益は37百万円(同
314.8%増)となりました。
⑤中国生産事業
中国生産事業においては、年初の受注急増による納期遅延の解消、新製品開発および生産能力強化のための増
員を進めてまいりました。生産工場につきましては、新型コロナウイルス感染症への対応を行い、正常に操業を
しております。
この結果、セグメント間の内部売上高は、3億91百万円(前年同期比43.4%増)、セグメント利益は66百万円
(同8.8%増)となりました。
(2)財政状態
(資産)
当第1四半期連結会計期間末における流動資産は248億43百万円となり、前連結会計年度末に比べ11億13百万円
増加いたしました。これは主に、現金及び預金が73百万円、受取手形及び売掛金が6億42百万円、たな卸資産が3
億71百万円増加したことによるものであります。
固定資産は179億19百万円となり、前連結会計年度末に比べ6億42百万円減少いたしました。これは主に、為替
変動の影響によりのれん等の無形固定資産が2億16百万円増加した一方で、有形固定資産が80百万円、投資有価証
券が7億25百万円、繰延税金資産が50百万円減少したことによるものであります。
この結果、資産合計は427億63百万円となり、前連結会計年度末に比べ4億71百万円増加いたしました。
(負債)
当第1四半期連結会計期間末における流動負債は32億72百万円となり、前連結会計年度末に比べ10百万円減少い
たしました。これは主に、買掛金が1億44百万円、未払法人税等が1億78百万円増加した一方で、賞与引当金が1
億92百万円、製品保証引当金が26百万円、その他が1億4百万円減少したことによるものであります。
固定負債は7億20百万円となり、前連結会計年度末に比べ16百万円減少いたしました。
この結果、負債合計は39億93百万円となり、前連結会計年度末に比べ26百万円減少いたしました。
(純資産)
当第1四半期連結会計期間末における純資産合計は387億69百万円となり、前連結会計年度末に比べ4億98百万
円増加いたしました。これは主に、親会社株主に帰属する四半期純利益の計上7億43百万円および剰余金の配当4
億15百万円により、株主資本が3億52百万円増加したことに加え、為替換算調整勘定が1億55百万円増加したこと
によるものであります。
この結果、自己資本比率は90.6%(前連結会計年度末は90.4%)となりました。
4/18
EDINET提出書類
コーセル株式会社(E01856)
四半期報告書
(3)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(4)研究開発活動
当第1四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、48百万円であります。
なお、当第1四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
3【経営上の重要な契約等】
当第1四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。
5/18
EDINET提出書類
コーセル株式会社(E01856)
四半期報告書
第3【提出会社の状況】
1【株式等の状況】
(1)【株式の総数等】
①【株式の総数】
種類 発行可能株式総数(株)
普通株式 80,000,000
計 80,000,000
②【発行済株式】
第1四半期会計期間末現
上場金融商品取引所名
提出日現在発行数(株)
在発行数(株)
種類 又は登録認可金融商品 内容
(2020年10月2日)
(2020年8月20日) 取引業協会名
東京証券取引所
35,712,000 35,712,000
普通株式 単元株式数100株
市場第一部
35,712,000 35,712,000 - -
計
(2)【新株予約権等の状況】
①【ストックオプション制度の内容】
該当事項はありません。
②【その他の新株予約権等の状況】
該当事項はありません。
(3)【行使価額修正条項付新株予約権付社債券等の行使状況等】
該当事項はありません。
(4)【発行済株式総数、資本金等の推移】
発行済株式 発行済株式 資本準備金 資本準備金
資本金増減額 資本金残高
年月日 総数増減数 総数残高 増減額 残高
(千円) (千円)
(株) (株) (千円) (千円)
2020年5月21日~
- 35,712,000 - 2,055,000 - 2,288,350
2020年8月20日
(5)【大株主の状況】
当四半期会計期間は第1四半期会計期間であるため、記載事項はありません。
6/18
EDINET提出書類
コーセル株式会社(E01856)
四半期報告書
(6)【議決権の状況】
①【発行済株式】
2020年8月20日現在
株式数(株) 議決権の数(個)
区分 内容
- - -
無議決権株式
議決権制限株式(自己株式等) - - -
議決権制限株式(その他) - - -
完全議決権株式(自己株式等) 1,028,000 - -
普通株式
完全議決権株式(その他) 34,671,300 346,713 -
普通株式
12,700 - -
単元未満株式 普通株式
35,712,000 - -
発行済株式総数
- 346,713 -
総株主の議決権
(注)「完全議決権株式(その他)」の欄には、証券保管振替機構名義の株式が200株(議決権の数2個)含まれてお
ります。
②【自己株式等】
2020年8月20日現在
発行済株式総
自己名義所有 他人名義所有 所有株式数の 数に対する所
所有者の氏名又は名称 所有者の住所
株式数(株) 株式数(株) 合計(株) 有株式数の割
合(%)
富山県富山市上赤江
1,028,000 - 1,028,000 2.88
コーセル株式会社
町1-6-43
- 1,028,000 - 1,028,000 2.88
計
(注)上記のほか、株主名簿上は当社名義となっておりますが実質的に所有していない株式が1,000株(議決権の数
10個)あります。なお、当該株式数は上記①「発行済株式」の「完全議決権株式(その他)」に含まれており
ます。
2【役員の状況】
該当事項はありません。
7/18
EDINET提出書類
コーセル株式会社(E01856)
四半期報告書
第4【経理の状況】
1.四半期連結財務諸表の作成方法について
当社の四半期連結財務諸表は、「四半期連結財務諸表の用語、様式及び作成方法に関する規則」(2007年内閣府令
第64号)に基づいて作成しております。
2.監査証明について
当社は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づき、第1四半期連結会計期間(2020年5月21日から2020
年8月20日まで)及び第1四半期連結累計期間(2020年5月21日から2020年8月20日まで)に係る四半期連結財務諸
表について、有限責任 あずさ監査法人による四半期レビューを受けております。
8/18
EDINET提出書類
コーセル株式会社(E01856)
四半期報告書
1【四半期連結財務諸表】
(1)【四半期連結貸借対照表】
(単位:千円)
前連結会計年度 当第1四半期連結会計期間
(2020年5月20日) (2020年8月20日)
資産の部
流動資産
8,274,316 8,347,839
現金及び預金
7,332,942 7,975,831
受取手形及び売掛金
3,300,000 3,300,000
有価証券
1,314,902 1,450,227
商品及び製品
244,524 275,812
仕掛品
2,844,054 3,048,503
原材料及び貯蔵品
432,196 460,939
その他
△ 13,515 △ 15,766
貸倒引当金
23,729,421 24,843,387
流動資産合計
固定資産
有形固定資産
6,443,367 6,609,340
建物及び構築物
△ 2,933,434 △ 2,989,971
減価償却累計額
建物及び構築物(純額) 3,509,933 3,619,368
機械装置及び運搬具 7,345,781 7,347,685
△ 5,726,265 △ 5,815,718
減価償却累計額
機械装置及び運搬具(純額) 1,619,516 1,531,966
5,745,104 5,728,292
工具、器具及び備品
△ 5,269,722 △ 5,254,523
減価償却累計額
工具、器具及び備品(純額) 475,382 473,769
1,160,362 1,160,362
土地
191,966 207,548
リース資産
△ 48,053 △ 63,075
減価償却累計額
リース資産(純額) 143,912 144,472
157,939 56,761
建設仮勘定
7,067,046 6,986,701
有形固定資産合計
無形固定資産
34,223 39,065
ソフトウエア
609,948 657,277
技術資産
807,832 880,955
顧客関連資産
のれん 1,238,605 1,328,900
25,934 26,646
その他
2,716,544 2,932,845
無形固定資産合計
投資その他の資産
8,208,578 7,483,151
投資有価証券
153,425 154,875
退職給付に係る資産
307,819 256,846
繰延税金資産
108,718 105,337
その他
8,778,541 8,000,211
投資その他の資産合計
18,562,132 17,919,757
固定資産合計
42,291,553 42,763,145
資産合計
9/18
EDINET提出書類
コーセル株式会社(E01856)
四半期報告書
(単位:千円)
前連結会計年度 当第1四半期連結会計期間
(2020年5月20日) (2020年8月20日)
負債の部
流動負債
1,332,862 1,477,464
買掛金
269,746 254,048
未払金
55,418 60,547
リース債務
121,422 299,820
未払法人税等
361,960 169,715
賞与引当金
219,000 193,000
製品保証引当金
922,633 818,372
その他
3,283,044 3,272,968
流動負債合計
固定負債
268,450 295,094
繰延税金負債
215,443 216,475
退職給付に係る負債
85,962 81,381
リース債務
167,488 127,812
その他
737,345 720,764
固定負債合計
4,020,390 3,993,732
負債合計
純資産の部
株主資本
2,055,000 2,055,000
資本金
2,279,881 2,279,881
資本剰余金
35,559,506 35,881,682
利益剰余金
△ 1,209,048 △ 1,178,500
自己株式
38,685,340 39,038,063
株主資本合計
その他の包括利益累計額
186,370 178,467
その他有価証券評価差額金
△ 643,172 △ 487,256
為替換算調整勘定
1,456 1,092
退職給付に係る調整累計額
△ 455,345 △ 307,697
その他の包括利益累計額合計
41,169 39,046
非支配株主持分
38,271,163 38,769,412
純資産合計
42,291,553 42,763,145
負債純資産合計
10/18
EDINET提出書類
コーセル株式会社(E01856)
四半期報告書
(2)【四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書】
【四半期連結損益計算書】
【第1四半期連結累計期間】
(単位:千円)
前第1四半期連結累計期間 当第1四半期連結累計期間
(自 2019年5月21日 (自 2020年5月21日
至 2019年8月20日) 至 2020年8月20日)
売上高 5,784,209 6,793,316
4,168,206 4,643,279
売上原価
1,616,002 2,150,037
売上総利益
1,341,772 1,255,281
販売費及び一般管理費
274,230 894,755
営業利益
営業外収益
7,205 5,482
受取利息
35,868 21,626
受取配当金
- 152,460
為替差益
24,765 4,961
受取補償金
持分法による投資利益 - 14,658
4,736 9,670
その他
72,575 208,860
営業外収益合計
営業外費用
支払利息 14,441 988
134,378 -
為替差損
2,739 -
自己株式取得費用
946 1,497
その他
152,505 2,486
営業外費用合計
194,300 1,101,129
経常利益
特別利益
- 1,611
固定資産売却益
- 10,335
受取保険金
- 11,946
特別利益合計
特別損失
27,038 -
固定資産売却損
268 143
固定資産除却損
275,655 -
事業再編損
302,962 143
特別損失合計
税金等調整前四半期純利益又は税金等調整前四半期
△ 108,661 1,112,933
純損失(△)
法人税、住民税及び事業税 32,063 299,299
68,909 66,651
法人税等調整額
100,973 365,951
法人税等合計
四半期純利益又は四半期純損失(△) △ 209,634 746,982
非支配株主に帰属する四半期純利益又は非支配株主
△ 2,551 3,329
に帰属する四半期純損失(△)
親会社株主に帰属する四半期純利益又は親会社株主
△ 207,083 743,652
に帰属する四半期純損失(△)
11/18
EDINET提出書類
コーセル株式会社(E01856)
四半期報告書
【四半期連結包括利益計算書】
【第1四半期連結累計期間】
(単位:千円)
前第1四半期連結累計期間 当第1四半期連結累計期間
(自 2019年5月21日 (自 2020年5月21日
至 2019年8月20日) 至 2020年8月20日)
四半期純利益又は四半期純損失(△) △ 209,634 746,982
その他の包括利益
△ 25,101 △ 7,903
その他有価証券評価差額金
△ 230,520 152,754
為替換算調整勘定
△ 2,549 △ 364
退職給付に係る調整額
- 2,750
持分法適用会社に対する持分相当額
△ 258,171 147,237
その他の包括利益合計
△ 467,806 894,219
四半期包括利益
(内訳)
△ 461,832 891,300
親会社株主に係る四半期包括利益
△ 5,974 2,919
非支配株主に係る四半期包括利益
12/18
EDINET提出書類
コーセル株式会社(E01856)
四半期報告書
【注記事項】
(追加情報)
(新型コロナウイルス感染症の感染拡大の影響に関する会計上の見積り)
前連結会計年度の有価証券報告書の(追加情報)(新型コロナウイルス感染症の感染拡大の影響に関する会計上の
見積り及び判断)に記載した新型コロナウイルス感染症の収束時期等を含む仮定について重要な変更はありませ
ん。
(四半期連結キャッシュ・フロー計算書関係)
当第1四半期連結累計期間に係る四半期連結キャッシュ・フロー計算書は作成しておりません。なお、第1四
半期連結累計期間に係る減価償却費(のれんを除く無形固定資産に係る償却費を含む。)及びのれんの償却額
は、次のとおりであります。
前第1四半期連結累計期間 当第1四半期連結累計期間
(自 2019年5月21日 (自 2020年5月21日
至 2019年8月20日) 至 2020年8月20日)
減価償却費 292,725千円 288,153千円
のれんの償却額 39,588千円 41,306千円
(株主資本等関係)
Ⅰ 前第1四半期連結累計期間(自 2019年5月21日 至 2019年8月20日)
1.配当金支払額
1株当たり
株式の種類 配当金の総額 基準日 効力発生日 配当の原資
(決議)
配当額
2019年6月28日
普通株式 284,356千円 8円 2019年5月20日 2019年7月16日 利益剰余金
取締役会
2.株主資本の金額の著しい変動
(1) 自己株式の取得
当社は、2019年6月19日開催の取締役会決議に基づき、自己株式887,200株を取得しました。この結
果、当第1四半期連結累計期間において、自己株式が999,992千円増加しております。
(2) 自己株式の消却
当社は、2019年6月19日開催の取締役会決議に基づき、2019年7月10日付けで自己株式1,500,000株の
消却を実施しました。この結果、当第1四半期連結累計期間において、自己株式が1,771,470千円、利益
剰余金が1,771,470千円、それぞれ減少しております。
Ⅱ 当第1四半期連結累計期間(自 2020年5月21日 至 2020年8月20日)
配当金支払額
1株当たり
株式の種類 配当金の総額 基準日 効力発生日 配当の原資
(決議)
配当額
2020年7月7日
普通株式 415,887千円 12円 2020年5月20日 2020年7月21日 利益剰余金
取締役会
13/18
EDINET提出書類
コーセル株式会社(E01856)
四半期報告書
(セグメント情報等)
【セグメント情報】
Ⅰ 前第1四半期連結累計期間(自 2019年5月21日 至 2019年8月20日)
1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失に関する情報
(単位:千円)
報告セグメント
四半期連結
調整額
損益計算書
ヨーロッパ
計上額
日本生産 北米販売 アジア販売 中国生産
(注)1
生産販売 合計
(注)2
販売事業 事業 事業 事業
事業
売上高
外部顧客への
3,453,644 515,651 1,335,301 479,612 - 5,784,209 - 5,784,209
売上高
セグメント間の
833,472 - - - 272,999 1,106,471 △ 1,106,471 -
内部売上高
4,287,116 515,651 1,335,301 479,612 272,999 6,890,680 △ 1,106,471 5,784,209
計
セグメント利益
243,135 37,285 △ 131,026 9,038 61,328 219,761 54,468 274,230
又は損失(△)
(注)1.セグメント利益又は損失(△)の調整額54,468千円は、セグメント間の取引消去25,176千円及
び棚卸資産の未実現損益の消去29,292千円であります。
2.各報告セグメントのセグメント利益又は損失(△)の合計と調整額の合計は、四半期連結損益
計算書の営業利益と一致しております。
2.報告セグメントごとの固定資産の減損損失又はのれん等に関する情報
該当事項はありません。
Ⅱ 当第1四半期連結累計期間(自 2020年5月21日 至 2020年8月20日)
1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失に関する情報
(単位:千円)
報告セグメント
四半期連結
調整額
損益計算書
ヨーロッパ
計上額
日本生産 北米販売 アジア販売 中国生産
(注)1
生産販売 合計
(注)2
販売事業 事業 事業 事業
事業
売上高
外部顧客への
4,358,421 473,374 1,194,040 767,479 - 6,793,316 - 6,793,316
売上高
セグメント間の
1,092,486 - - - 391,604 1,484,091 △ 1,484,091 -
内部売上高
5,450,908 473,374 1,194,040 767,479 391,604 8,277,407 △ 1,484,091 6,793,316
計
セグメント利益
832,296 45,768 △ 82,361 37,494 66,725 899,924 △ 5,168 894,755
又は損失(△)
(注)1.セグメント利益又は損失(△)の調整額△5,168千円は、セグメント間の取引消去19,486千円
及び棚卸資産の未実現損益の消去△24,655千円であります。
2.各報告セグメントのセグメント利益又は損失(△)の合計と調整額の合計は、四半期連結損益
計算書の営業利益と一致しております。
2.報告セグメントごとの固定資産の減損損失又はのれん等に関する情報
該当事項はありません。
14/18
EDINET提出書類
コーセル株式会社(E01856)
四半期報告書
(1株当たり情報)
1株当たり四半期純利益又は1株当たり四半期純損失及び算定上の基礎は、以下のとおりであります。
前第1四半期連結累計期間 当第1四半期連結累計期間
(自 2019年5月21日 (自 2020年5月21日
至 2019年8月20日) 至 2020年8月20日)
1株当たり四半期純利益又は1株当たり四半期純損
△5円88銭 21円45銭
失(△)
(算定上の基礎)
親会社株主に帰属する四半期純利益又は親会社
△207,083 743,652
株主に帰属する四半期純損失(△) (千円)
普通株主に帰属しない金額(千円) - -
普通株式に係る親会社株主に帰属する四半期純
利益又は親会社株主に帰属する四半期純損失
△207,083 743,652
(△) (千円)
普通株式の期中平均株式数(千株) 35,195 34,663
(注)1.前第1四半期連結累計期間の潜在株式調整後1株当たり四半期純利益については、1株当たり四半期純損失
であり、また、潜在株式が存在しないため記載しておりません。
2.当第1四半期連結累計期間の潜在株式調整後1株当たり四半期純利益については、潜在株式が存在しないた
め記載しておりません。
(重要な後発事象)
該当事項はありません。
2【その他】
2020年7月7日開催の取締役会において、次のとおり剰余金の配当を行うことを決議いたしました。
(イ)配当金の総額 ・・・・・・・・・・・・・・・・415,887千円
(ロ)1株当たりの金額 ・・・・・・・・・・・・・・12円
(ハ)支払請求の効力発生日及び支払開始日 ・・・・・2020年7月21日
(注)2020年5月20日現在の株主名簿に記載または記録された株主に対し、支払いを行っております。
15/18
EDINET提出書類
コーセル株式会社(E01856)
四半期報告書
第二部【提出会社の保証会社等の情報】
該当事項はありません。
16/18
EDINET提出書類
コーセル株式会社(E01856)
四半期報告書
独立監査人の四半期レビュー報告書
2020年10月2日
コーセル株式会社
取締役会 御中
有限責任 あずさ監査法人
北陸事務所
指定有限責任社員
公認会計士
小 尾 淳 一 印
業務執行社員
指定有限責任社員
公認会計士
伏 谷 充二郎 印
業務執行社員
監査人の結論
当監査法人は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づき、「経理の状況」に掲げられているコーセル株式会
社の2020年5月21日から2021年5月20日までの連結会計年度の第1四半期連結会計期間(2020年5月21日から2020年8月
20日まで)及び第1四半期連結累計期間(2020年5月21日から2020年8月20日まで)に係る四半期連結財務諸表、すなわ
ち、四半期連結貸借対照表、四半期連結損益計算書、四半期連結包括利益計算書及び注記について四半期レビューを行っ
た。
当監査法人が実施した四半期レビューにおいて、上記の四半期連結財務諸表が、我が国において一般に公正妥当と認め
られる四半期連結財務諸表の作成基準に準拠して、コーセル株式会社及び連結子会社の2020年8月20日現在の財政状態及
び同日をもって終了する第1四半期連結累計期間の経営成績を適正に表示していないと信じさせる事項が全ての重要な点
において認められなかった。
監査人の結論の根拠
当監査法人は、我が国において一般に公正妥当と認められる四半期レビューの基準に準拠して四半期レビューを行っ
た。四半期レビューの基準における当監査法人の責任は、「四半期連結財務諸表の四半期レビューにおける監査人の責
任」に記載されている。当監査法人は、我が国における職業倫理に関する規定に従って、会社及び連結子会社から独立し
ており、また、監査人としてのその他の倫理上の責任を果たしている。当監査法人は、結論の表明の基礎となる証拠を入
手したと判断している。
四半期連結財務諸表に対する経営者並びに監査役及び監査役会の責任
経営者の責任は、我が国において一般に公正妥当と認められる四半期連結財務諸表の作成基準に準拠して四半期連結財
務諸表を作成し適正に表示することにある。これには、不正又は誤謬による重要な虚偽表示のない四半期連結財務諸表を
作成し適正に表示するために経営者が必要と判断した内部統制を整備及び運用することが含まれる。
四半期連結財務諸表を作成するに当たり、経営者は、継続企業の前提に基づき四半期連結財務諸表を作成することが適
切であるかどうかを評価し、我が国において一般に公正妥当と認められる四半期連結財務諸表の作成基準に基づいて継続
企業に関する事項を開示する必要がある場合には当該事項を開示する責任がある。
監査役及び監査役会の責任は、財務報告プロセスの整備及び運用における取締役の職務の執行を監視することにある。
四半期連結財務諸表の四半期レビューにおける監査人の責任
監査人の責任は、監査人が実施した四半期レビューに基づいて、四半期レビュー報告書において独立の立場から四半期
連結財務諸表に対する結論を表明することにある。
監査人は、我が国において一般に公正妥当と認められる四半期レビューの基準に従って、四半期レビューの過程を通じ
て、職業的専門家としての判断を行い、職業的懐疑心を保持して以下を実施する。
・ 主として経営者、財務及び会計に関する事項に責任を有する者等に対する質問、分析的手続その他の四半期レビュー
手続を実施する。四半期レビュー手続は、我が国において一般に公正妥当と認められる監査の基準に準拠して実施さ
れる年度の財務諸表の監査に比べて限定された手続である。
17/18
EDINET提出書類
コーセル株式会社(E01856)
四半期報告書
・ 継続企業の前提に関する事項について、重要な疑義を生じさせるような事象又は状況に関して重要な不確実性が認め
られると判断した場合には、入手した証拠に基づき、四半期連結財務諸表において、我が国において一般に公正妥当
と認められる四半期連結財務諸表の作成基準に準拠して、適正に表示されていないと信じさせる事項が認められない
かどうか結論付ける。また、継続企業の前提に関する重要な不確実性が認められる場合は、四半期レビュー報告書に
おいて四半期連結財務諸表の注記事項に注意を喚起すること、又は重要な不確実性に関する四半期連結財務諸表の注
記事項が適切でない場合は、四半期連結財務諸表に対して限定付結論又は否定的結論を表明することが求められてい
る。監査人の結論は、四半期レビュー報告書日までに入手した証拠に基づいているが、将来の事象や状況により、企
業は継続企業として存続できなくなる可能性がある。
・ 四半期連結財務諸表の表示及び注記事項が、我が国において一般に公正妥当と認められる四半期連結財務諸表の作成
基準に準拠していないと信じさせる事項が認められないかどうかとともに、関連する注記事項を含めた四半期連結財
務諸表の表示、構成及び内容、並びに四半期連結財務諸表が基礎となる取引や会計事象を適正に表示していないと信
じさせる事項が認められないかどうかを評価する。
・ 四半期連結財務諸表に対する結論を表明するために、会社及び連結子会社の財務情報に関する証拠を入手する。監査
人は、四半期連結財務諸表の四半期レビューに関する指示、監督及び実施に関して責任がある。監査人は、単独で監
査人の結論に対して責任を負う。
監査人は、監査役及び監査役会に対して、計画した四半期レビューの範囲とその実施時期、四半期レビュー上の重要な
発見事項について報告を行う。
監査人は、監査役及び監査役会に対して、独立性についての我が国における職業倫理に関する規定を遵守したこと、並
びに監査人の独立性に影響を与えると合理的に考えられる事項、及び阻害要因を除去又は軽減するためにセーフガードを
講じている場合はその内容について報告を行う。
利害関係
会社及び連結子会社と当監査法人又は業務執行社員との間には、公認会計士法の規定により記載すべき利害関係はな
い。
以 上
(注)1.上記は四半期レビュー報告書の原本に記載された事項を電子化したものであり、その原本は当社が別途保管
しております。
2. XBRLデータは四半期レビューの対象には含 まれておりません。
18/18