マルシェ株式会社 四半期報告書 第49期第1四半期(令和2年4月1日-令和2年6月30日)
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マルシェ株式会社(E03278)
四半期報告書
【表紙】
【提出書類】 四半期報告書
【根拠条文】 金融商品取引法第24条の4の7第1項
【提出先】 近畿財務局長
【提出日】 2020年8月14日
【四半期会計期間】 第49期第1四半期(自 2020年4月1日 至 2020年6月30日)
【会社名】 マルシェ株式会社
【英訳名】 MARCHE CORPORATION
【代表者の役職氏名】 代表取締役社長 加藤 洋嗣
【本店の所在の場所】 大阪市阿倍野区阪南町2丁目20番14号
【電話番号】 06(6624)8100(代表)
【事務連絡者氏名】 執行役員財経部長 藤原 徹二
【最寄りの連絡場所】 大阪市阿倍野区阪南町2丁目20番14号
【電話番号】 06(6624)8100(代表)
【事務連絡者氏名】 執行役員管理本部長 藤原 徹二
【縦覧に供する場所】 マルシェ株式会社 名古屋支店
(愛知県名古屋市西区則武新町4丁目3番12号)
株式会社東京証券取引所
(東京都中央区日本橋兜町2番1号)
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第一部 【企業情報】
第1 【企業の概況】
1 【主要な経営指標等の推移】
第48期 第49期
回次 第48期
第1四半期累計期間 第1四半期累計期間
自 2019年4月1日 自 2020年4月1日 自 2019年4月1日
会計期間
至 2019年6月30日 至 2020年6月30日 至 2020年3月31日
売上高 (千円) 2,173,589 698,027 8,362,067
経常損失(△) (千円) △37,846 △268,826 △89,169
四半期(当期)純損失(△) (千円) △57,428 △427,495 △361,414
資本金 (千円) 1,510,530 1,510,530 1,510,530
発行済株式総数 (株) 8,550,400 8,550,400 8,550,400
純資産額 (千円) 2,814,102 2,040,898 2,467,748
総資産額 (千円) 5,031,569 5,417,850 4,213,980
1株当たり四半期(当期)純損失
(円) △7.15 △53.25 △45.02
(△)
潜在株式調整後1株当たり
(円) - - -
四半期(当期)純利益
1株当たり配当額 (円) - - 5.00
自己資本比率 (%) 55.9 37.7 58.6
(注)1.売上高には消費税等は含まれておりません。
2.持分法を適用した場合の投資利益は、関連会社が存在しないため記載しておりません。
3.潜在株式調整後1株当たり四半期(当期)純利益については、潜在株式が存在しないため、記載しておりませ
ん。
2 【事業の内容】
当第1四半期累計期間において、当社において営まれている事業の内容について、重要な変更はありません。
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第2 【事業の状況】
1 【事業等のリスク】
当第1四半期累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資
者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項の発生または前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリ
スク」についての重要な変更はありません。
2 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
文中の将来に関する事項は、当四半期会計期間の末日現在において当社が判断したものであります。
(1) 財政状態、経営成績の状況
当第1四半期累計期間における我が国の経済は、新型コロナウイルス感染症拡大に伴う緊急事態宣言の発令を
受け、不要不急の外出自粛要請等により消費活動が著しく減少したため、国内の経済は極めて厳しい状況となって
おります。
外食業界におきましては、各自治体からの営業自粛や営業時間短縮等の要請に伴う集客数の減少等から、業界全
体の売上は前年を大幅に下回り、非常に厳しい経営環境が続いております。
このような状況の中、当社は政府や各自治体の要請等に従い、多くの店舗が臨時休業や営業時間の短縮をしなが
ら、デリバリーサービスの強化やテイクアウトメニューの拡充を行うなど、業績回復に向け努めてまいりました。
しかしながら、足元の状況が非常に厳しいことから、損失を最小限に留められるよう、休業店舗の従業員の一時
帰休等による人件費削減、家賃の減免交渉、新規投資の抑制等、あらゆる手段を通じて、コストの圧縮をはかりま
した。
緊急事態宣言解除後は、徐々に営業が再開し、新型コロナウイルス感染症の予防対策として、全従業員に感染予
防策の周知を行い、出勤時の検温・体調チェック、マスク着用やアルコール消毒液による店内消毒、アクリル板を
設置しての飛沫感染防止対策など、店舗の衛生管理を徹底し、営業時間の短縮や感染拡大防止の観点から座席の間
隔を空ける等の社会的距離(ソーシャルディスタンス)の確保に対応した店舗運営を行っております。
資金面においては、店舗の休業や業績低迷が長期化するリスクに備え、安定的な経営に資するよう、充分な手元
流動性を確保すべく銀行からの資金調達を実施いたしました。
直営店舗の出店につきましては、3店舗を餃子食堂マルケンへ業態変更いたしました。
このような取り組みを行ってまいりましたが、当第1四半期累計期間における経営成績は、売上高は698,027千
円(前年同期比67.9%減)、営業損失は280,468千円(前年同期は営業損失47,023千円)、経常損失は268,826千円
(前年同期は経常損失37,846千円)、四半期純損失は427,495千円(前年同期は四半期純損失57,428千円)となり
ました。
当第1四半期会計期間におきましては、新型コロナウイルス感染症の影響による不測の事態に備え手元資金を確
保するために2,100,000千円の資金調達を行ったことによる、現金及び預金1,369,951千円の増加、FC加盟店の店
舗数減少に伴う売掛金87,919千円の減少、直営店の退店による固定資産89,390千円の減少等により、総資産が前事
業年度末に比べ1,203,870千円増加し、5,417,850千円となりました。
負債は、主に資金調達に伴う短期借入金2,100,000千円の増加により、前事業年度末に比べ1,630,719千円増加
し、3,376,951千円となりました。
純資産は、主に四半期純損失の計上により426,849千円減少し、2,040,898千円となりました。
(2) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第1四半期累計期間において、当社が対処すべき課題について重要な事項はありません。
(3) 研究開発活動
該当事項はありません。
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3 【経営上の重要な契約等】
当第1四半期会計期間で締結した、主な経営上の重要な契約は以下のとおりです。
〔フランチャイズ契約〕
マニュアル
パッケー
加盟料 加盟保証金 契約
契約期間
ジ料
業態名 契約内容 保証金 ロイヤリティ
(年)
(千円) (千円) 件数
(千円)
(千円)
1.情報、知識、
ノウハウの提供
2.店名、商号・商
売上高の
標・サービス等
八剣伝 5 1,200 800 50 ― 3
の一定地域にお
一定料率
ける独占権
3.経営指導
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第3 【提出会社の状況】
1 【株式等の状況】
(1) 【株式の総数等】
① 【株式の総数】
種類 発行可能株式総数(株)
普通株式 34,201,600
計 34,201,600
② 【発行済株式】
第1四半期会計期間 提出日現在 上場金融商品取引所
種類 末現在発行数(株) 発行数(株) 名又は登録認可金融 内容
(2020年6月30日 ) (2020年8月14日) 商品取引業協会名
権利内容に何ら限定のない当
東京証券取引所 社における標準となる株式で
普通株式 8,550,400 8,550,400
(市場第一部) あり、単元株式数は100株で
あります。
計 8,550,400 8,550,400 ― ―
(2) 【新株予約権等の状況】
① 【ストックオプション制度の内容】
該当事項はありません。
② 【その他の新株予約権等の状況】
該当事項はありません。
(3) 【行使価額修正条項付新株予約権付社債券等の行使状況等】
該当事項はありません。
(4) 【発行済株式総数、資本金等の推移】
発行済株式 発行済株式 資本準備金 資本準備金
資本金増減額 資本金残高
年月日 総数増減数 総数残高 増減額 残高
(千円) (千円)
(株) (株) (千円) (千円)
2020年6月30日 ― 8,550,400 ― 1,510,530 ― 816,726
(5) 【大株主の状況】
当四半期会計期間は第1四半期会計期間であるため、記載事項はありません。
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(6) 【議決権の状況】
当第1四半期会計期間末日現在の「議決権の状況」については、株主名簿の記載内容が確認できないため、記載
することができないことから、直前の基準日(2020年3月31日)に基づく株主名簿による記載をしております。
① 【発行済株式】
2020年6月30日 現在
区分 株式数(株) 議決権の数(個) 内容
無議決権株式 ― ― ―
議決権制限株式(自己株式等) ― ― ―
議決権制限株式(その他) ― ― ―
(自己保有株式)
権利内容に何ら限定のない当社にお
完全議決権株式(自己株式等) ―
普通株式 521,900
ける標準となる株式
普通株式 8,023,100
完全議決権株式(その他) 80,231 同上
普通株式 5,400
単元未満株式 ― 同上
発行済株式総数 8,550,400 ― ―
総株主の議決権 ― 80,231 ―
(注)「完全議決権株式(その他)」欄の普通株式には、証券保管振替機構名義の株式が1,400株(議決権14個)含まれて
おります。
② 【自己株式等】
2020年6月30日 現在
発行済株式
自己名義 他人名義 所有株式数
所有者の氏名 総数に対する
所有者の住所 所有株式数 所有株式数 の合計
又は名称 所有株式数
(株) (株) (株)
の割合(%)
大阪市阿倍野区阪南町
(自己保有株式)
521,900 ― 521,900 6.10
マルシェ株式会社
2丁目20番14号
計 ― 521,900 ― 521,900 6.10
2 【役員の状況】
該当事項はありません。
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第4 【経理の状況】
1.四半期財務諸表の作成方法について
当社の四半期財務諸表は、「四半期財務諸表等の用語、様式及び作成方法に関する規則」(2007年内閣府令第63号)
に基づいて作成しております。
2.監査証明について
当社は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づき、第1四半期会計期間(2020年4月1日から2020年6月
30日まで)及び第1四半期累計期間(2020年4月1日から2020年6月30日まで)に係る四半期財務諸表について、有限責
任 あずさ監査法人による四半期レビューを受けております。
3.四半期連結財務諸表について
当社は子会社がありませんので、四半期連結財務諸表を作成しておりません。
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1 【四半期財務諸表】
(1) 【四半期貸借対照表】
(単位:千円)
前事業年度 当第1四半期会計期間
(2020年3月31日) (2020年6月30日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 1,622,948 2,992,900
売掛金 317,655 229,735
商品及び製品 13,361 16,605
原材料及び貯蔵品 39,805 31,800
その他 184,484 199,287
△3,258 △2,071
貸倒引当金
流動資産合計 2,174,997 3,468,257
固定資産
有形固定資産
建物及び構築物(純額) 789,215 748,239
土地 198,805 198,805
77,290 75,401
その他(純額)
有形固定資産合計 1,065,310 1,022,446
無形固定資産
104,413 101,079
投資その他の資産
差入保証金 818,277 777,676
その他 77,665 73,800
△26,683 △25,410
貸倒引当金
投資その他の資産合計 869,259 826,066
固定資産合計 2,038,982 1,949,592
資産合計 4,213,980 5,417,850
負債の部
流動負債
買掛金 445,155 251,471
賞与引当金 43,981 -
株主優待引当金 34,963 19,397
短期借入金 - 2,100,000
594,088 420,121
その他
流動負債合計 1,118,188 2,790,991
固定負債
資産除去債務 189,657 169,689
438,386 416,271
その他
固定負債合計 628,044 585,960
負債合計 1,746,232 3,376,951
純資産の部
株主資本
資本金 1,510,530 1,510,530
資本剰余金 1,619,390 1,619,390
利益剰余金 △209,788 △637,284
△453,319 △453,319
自己株式
株主資本合計 2,466,812 2,039,316
評価・換算差額等
935 1,581
その他有価証券評価差額金
評価・換算差額等合計 935 1,581
純資産合計 2,467,748 2,040,898
負債純資産合計 4,213,980 5,417,850
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(2) 【四半期損益計算書】
【第1四半期累計期間】
(単位:千円)
前第1四半期累計期間 当第1四半期累計期間
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
至 2019年6月30日) 至 2020年6月30日)
売上高 2,173,589 698,027
837,901 295,516
売上原価
売上総利益 1,335,688 402,511
販売費及び一般管理費 1,382,711 682,979
営業損失(△) △47,023 △280,468
営業外収益
受取利息 326 258
受取配当金 248 259
受取家賃 4,691 3,226
解約返戻金 326 3,587
受取奨励金 - 4,325
3,613 3,579
その他
営業外収益合計 9,206 15,237
営業外費用
支払利息 - 2,237
29 1,357
その他
営業外費用合計 29 3,595
経常損失(△) △37,846 △268,826
特別利益
固定資産売却益 161 186
- 15,599
雇用調整助成金
特別利益合計 161 15,786
特別損失
固定資産除却損 484 4,669
固定資産売却損 - 1,892
減損損失 5,887 22,914
賃貸借契約解約損 3,029 -
- 136,719
新型コロナウイルス感染症による損失
特別損失合計 9,401 166,196
税引前四半期純損失(△) △47,086 △419,236
法人税等 10,341 8,259
四半期純損失(△) △57,428 △427,495
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【注記事項】
(四半期貸借対照表関係)
偶発債務
保証債務
前事業年度( 2020年3月31日 )
(単位:千円)
被保証者 保証金額 被保証債務の内容
フランチャイズ契約者(3名) 8,184 銀行借入金
フランチャイズ契約者(23社、8名) 39,957 仕入債務
当第1四半期会計期間( 2020年6月30日 )
(単位:千円)
被保証者 保証金額 被保証債務の内容
フランチャイズ契約者(2名) 7,374 銀行借入金
フランチャイズ契約者(22社、8名) 31,470 仕入債務
(四半期損益計算書関係)
新型コロナウイルス感染症による損失
新型コロナウイルス感染症に対する政府、自治体からの各種要請等により、店舗の臨時休業を行っておりました。
店舗の休業期間中に発生した固定費(人件費、地代家賃、減価償却費)を特別損失として136,719千円計上しており
ます。
(四半期キャッシュ・フロー計算書関係)
当第1四半期累計期間に係る四半期キャッシュ・フロー計算書は作成しておりません。なお、第1四半期累計期
間に係る減価償却費(無形固定資産に係る償却費を含み、新型コロナウイルス感染症による損失15,510千円を除く)
は、次のとおりであります。
前第1四半期累計期間 当第1四半期累計期間
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
至 2019年6月30日 ) 至 2020年6月30日 )
減価償却費 48,973千円 23,024千円
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(株主資本等関係)
前第1四半期累計期間(自 2019年4月1日 至 2019年6月30日 )
1.配当金支払額
配当金の総額 1株当たり
決議 株式の種類 配当の原資 基準日 効力発生日
(千円) 配当額(円)
2019年6月22日
普通株式 利益剰余金 40,142 5 2019年3月31日 2019年6月24日
定時株主総会
2.基準日が当第1四半期累計期間に属する配当のうち、配当の効力発生日が当第1四半期会計期間の末日後となる
もの
該当事項はありません。
3.株主資本の金額の著しい変動
該当事項はありません。
当第1四半期累計期間(自 2020年4月1日 至 2020年6月30日 )
1.配当金支払額
該当事項はありません。
2.基準日が当第1四半期累計期間に属する配当のうち、配当の効力発生日が当第1四半期会計期間の末日後となる
もの
該当事項はありません。
3.株主資本の金額の著しい変動
該当事項はありません。
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(セグメント情報等)
【セグメント情報】
当社は、飲食事業の単一セグメントであるため、記載を省略しております。
(1株当たり情報)
1株当たり四半期純損失及び算定上の基礎は、以下のとおりであります。
前第1四半期累計期間 当第1四半期累計期間
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
項目
至 2019年6月30日 ) 至 2020年6月30日 )
1株当たり四半期純損失(△) △7円15銭 △53円25銭
(算定上の基礎)
四半期純損失(△)(千円) △57,428 △427,495
普通株主に帰属しない金額(千円) ― ―
普通株式に係る四半期純損失(△)(千円) △57,428 △427,495
普通株式の期中平均株式数(株) 8,028,402 8,028,402
(注)前第1四半期累計期間及び当第1四半期累計期間の潜在株式調整後1株当たり四半期純利益については、1株当
たり四半期純損失であり、また、潜在株式が存在しないため記載しておりません。
(重要な後発事象)
該当事項はありません。
2 【その他】
該当事項はありません。
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第二部 【提出会社の保証会社等の情報】
該当事項はありません。
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独立監査人の四半期レビュー報告書
2020年8月14日
マルシェ株式会社
取締役会 御中
有限責任 あずさ監査法人
大阪事務所
指定有限責任社員
公認会計士 黒 川 智 哉 印
業務執行社員
指定有限責任社員
公認会計士 久 世 雅 也 印
業務執行社員
監査人の結論
当監査法人は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づき、「経理の状況」に掲げられているマルシェ株式会
社の2020年4月1日から2021年3月31日までの第49期事業年度の第1四半期会計期間(2020年4月1日から2020年6月
30日まで)及び第1四半期累計期間(2020年4月1日から2020年6月30日まで)に係る四半期財務諸表、すなわち、四
半期貸借対照表、四半期損益計算書及び注記について四半期レビューを行った。
当監査法人が実施した四半期レビューにおいて、上記の四半期財務諸表が、我が国において一般に公正妥当と認めら
れる四半期財務諸表の作成基準に準拠して、マルシェ株式会社の2020年6月30日現在の財政状態及び同日をもって終了
する第1四半期累計期間の経営成績を適正に表示していないと信じさせる事項が全ての重要な点において認められな
かった。
監査人の結論の根拠
当監査法人は、我が国において一般に公正妥当と認められる四半期レビューの基準に準拠して四半期レビューを行っ
た。四半期レビューの基準における当監査法人の責任は、「四半期財務諸表の四半期レビューにおける監査人の責任」
に記載されている。当監査法人は、我が国における職業倫理に関する規定に従って、会社から独立しており、また、監
査人としてのその他の倫理上の責任を果たしている。当監査法人は、結論の表明の基礎となる証拠を入手したと判断し
ている。
四半期財務諸表に対する経営者並びに監査役及び監査役会の責任
経営者の責任は、我が国において一般に公正妥当と認められる四半期財務諸表の作成基準に準拠して四半期財務諸表
を作成し適正に表示することにある。これには、不正又は誤謬による重要な虚偽表示のない四半期財務諸表を作成し適
正に表示するために経営者が必要と判断した内部統制を整備及び運用することが含まれる。
四半期財務諸表を作成するに当たり、経営者は、継続企業の前提に基づき四半期財務諸表を作成することが適切であ
るかどうかを評価し、我が国において一般に公正妥当と認められる四半期財務諸表の作成基準に基づいて継続企業に関
する事項を開示する必要がある場合には当該事項を開示する責任がある。
監査役及び監査役会の責任は、財務報告プロセスの整備及び運用における取締役の職務の執行を監視することにあ
る。
四半期財務諸表の四半期レビューにおける監査人の責任
監査人の責任は、監査人が実施した四半期レビューに基づいて、四半期レビュー報告書において独立の立場から四半
期財務諸表に対する結論を表明することにある。
監査人は、我が国において一般に公正妥当と認められる四半期レビューの基準に従って、四半期レビューの過程を通
じて、職業的専門家としての判断を行い、職業的懐疑心を保持して以下を実施する。
・主として経営者、財務及び会計に関する事項に責任を有する者等に対する質問、分析的手続その他の四半期レビュー
手続を実施する。四半期レビュー手続は、我が国において一般に公正妥当と認められる監査の基準に準拠して実施さ
れる年度の財務諸表の監査に比べて限定された手続である。
・継続企業の前提に関する事項について、重要な疑義を生じさせるような事象又は状況に関して重要な不確実性が認め
られると判断した場合には、入手した証拠に基づき、四半期財務諸表において、我が国において一般に公正妥当と認
められる四半期財務諸表の作成基準に準拠して、適正に表示されていないと信じさせる事項が認められないかどうか
結論付ける。また、継続企業の前提に関する重要な不確実性が認められる場合は、四半期レビュー報告書において四
半期財務諸表の注記事項に注意を喚起すること、又は重要な不確実性に関する四半期財務諸表の注記事項が適切でな
い場合は、四半期財務諸表に対して限定付結論又は否定的結論を表明することが求められている。監査人の結論は、
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EDINET提出書類
マルシェ株式会社(E03278)
四半期報告書
四半期レビュー報告書日までに入手した証拠に基づいているが、将来の事象や状況により、企業は継続企業として存
続できなくなる可能性がある。
・四半期財務諸表の表示及び注記事項が、我が国において一般に公正妥当と認められる四半期財務諸表の作成基準に準
拠していないと信じさせる事項が認められないかどうかとともに、関連する注記事項を含めた四半期財務諸表の表
示、構成及び内容、並びに四半期財務諸表が基礎となる取引や会計事象を適正に表示していないと信じさせる事項が
認められないかどうかを評価する。
監査人は、監査役及び監査役会に対して、計画した四半期レビューの範囲とその実施時期、四半期レビュー上の重要
な発見事項について報告を行う。
監査人は、監査役及び監査役会に対して、独立性についての我が国における職業倫理に関する規定を遵守したこと、
並びに監査人の独立性に影響を与えると合理的に考えられる事項、及び阻害要因を除去又は軽減するためにセーフガー
ドを講じている場合はその内容について報告を行う。
利害関係
会社と当監査法人又は業務執行社員との間には、公認会計士法の規定により記載すべき利害関係はない。
以 上
(注) 1.上記は四半期レビュー報告書の原本に記載された事項を電子化したものであり、その原本は当社(四半期報
告書提出会社)が別途保管しております。
2.XBRLデータは四半期レビューの対象には含まれていません。
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