南海プライウッド株式会社 四半期報告書 第68期第1四半期(令和2年4月1日-令和2年6月30日)
提出書類 | 四半期報告書-第68期第1四半期(令和2年4月1日-令和2年6月30日) |
---|---|
提出日 | |
提出者 | 南海プライウッド株式会社 |
カテゴリ | 四半期報告書 |
EDINET提出書類
南海プライウッド株式会社(E00635)
四半期報告書
【表紙】
【提出書類】 四半期報告書
【根拠条文】 金融商品取引法第24条の4の7第1項
【提出先】 四国財務局長
【提出日】 2020年8月11日
【四半期会計期間】 第68期第1四半期(自 2020年4月1日 至 2020年6月30日)
【会社名】 南海プライウッド株式会社
【英訳名】 NANKAI PLYWOOD CO.,LTD.
【代表者の役職氏名】 代表取締役社長 丸山 徹
【本店の所在の場所】 香川県高松市松福町一丁目15番10号
【電話番号】 087(825)3615(代表)
【事務連絡者氏名】 執行役員 管理部門長 松下 直樹
【最寄りの連絡場所】 香川県高松市松福町一丁目15番10号
【電話番号】 087(825)3615(代表)
【事務連絡者氏名】 執行役員 管理部門長 松下 直樹
【縦覧に供する場所】 株式会社東京証券取引所
(東京都中央区日本橋兜町2番1号)
1/20
EDINET提出書類
南海プライウッド株式会社(E00635)
四半期報告書
第一部【企業情報】
第1【企業の概況】
1【主要な経営指標等の推移】
第67期 第68期
回次 第1四半期 第1四半期 第67期
連結累計期間 連結累計期間
自2019年4月1日 自2020年4月1日 自2019年4月1日
会計期間
至2019年6月30日 至2020年6月30日 至2020年3月31日
(千円) 4,729,259 4,596,996 19,731,674
売上高
(千円) 452,445 495,543 1,781,202
経常利益
親会社株主に帰属する四半期(当
(千円) 267,454 292,483 886,587
期)純利益
(千円) 316,643 112,266 1,074,404
四半期包括利益又は包括利益
(千円) 18,750,258 19,502,670 19,506,615
純資産額
(千円) 22,288,582 23,081,880 23,300,905
総資産額
1株当たり四半期(当期)純利益
(円) 276.60 302.57 917.03
金額
潜在株式調整後1株当たり四半期
(円) - - -
(当期)純利益金額
(%) 84.1 84.5 83.7
自己資本比率
(注)1.当社は四半期連結財務諸表を作成しているので、提出会社の主要な経営指標等の推移については記載して
おりません。
2.売上高には、消費税等は含んでおりません。
3.潜在株式調整後1株当たり四半期(当期)純利益金額については、潜在株式が存在しないため記載してお
りません。
2【事業の内容】
当第1四半期連結累計期間において、当社グループ(当社及び当社の関係会社)が営む事業の内容について、重要
な変更はありません。また 、持分法適用関連会社であった南海化工株式会社の株式を追加取得したことに伴い、同社
を連結の範囲に含めております。
なお、当第1四半期連結会計期間より報告セグメントの変更等を行っております。 詳細は、「第4 経理の状況
1 四半期連結財務諸表 注記事項(セグメント情報等)」に記載のとおりであります。
2/20
EDINET提出書類
南海プライウッド株式会社(E00635)
四半期報告書
第2【事業の状況】
1【事業等のリスク】
前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」について、当該有価証券報告書の提出日以後、本書提
出日現在までの間において追加すべき事項が生じております。以下の内容は当該有価証券報告書の「事業等のリス
ク」を一括して記載したものであり、追加又は変更箇所については___罫で示しております。
当社グループの経営成績、株価および財務状況等に影響を及ぼす可能性のあるリスクには以下のようなものがあり
ます。なお、以下の文中における将来の事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断した
ものであります。
(1) 経済状況について
当社グループの営業収入における重要な部分を占める住宅向け収納建材の需要は、新設住宅着工戸数の影響を受け
ます。従いまして、景気後退による経済状況の悪化等から、大幅な新設住宅着工戸数の減少がある場合には、当社グ
ループの業績及び財務状況に影響を及ぼす可能性があります。
(2) 海外事情の変化について
当社グループはインドネシアより原材料を調達することで、コスト削減を進めております。そのため、現地の政治
及び経済の状況が変化した場合、当社グループの業績及び財務状況に影響を及ぼす可能性があります。
(3) 為替レートの変動について
当社グループの主力製品である住宅向け収納建材の資材等の一部は海外子会社から調達しております。為替レート
の変動は、外貨建て取引により発生する資産・負債及び仕入価格に影響を与える可能性があります。為替の変動リス
クをヘッジするために為替予約及び通貨オプション等を行っており、為替変動の製品コストへの影響を最小限にとど
めておりますが、急激な為替変動は当社グループの業績及び財務状況に影響を及ぼす可能性があります。
(4) 価格競争について
当社グループは安定した高品質を確保した上で、徹底した生産の合理化や海外子会社から資材調達等によりコスト
削減に取り組んでおりますが、新設住宅のコスト削減傾向と、新設住宅着工戸数の減少傾向のため、業界における価
格競争がさらに激しくなった場合には、当社グループの業績及び財務状況に影響を及ぼす可能性があります。
(5) 災害について
近い将来発生が予想される南海沖地震等による災害が、広範囲でかつ深刻なものであった場合には、当社グループ
の業績及び財務状況に影響を及ぼす可能性があります。
(6) 海外子会社の業績について
当社のフランス子会社であるNP ROLPIN SASは、主として合板の製造及び販売を行っております。同社は、2014年
の買収当初より業績の低迷が続いているため、経営全般にわたる積極的な経営支援を含む経営再建計画を策定し、業
績の回復を図っておりますが、今後同社の業績が回復しない場合には、当社グループの業績及び財政状況に影響を及
ぼす可能性があります。当社グループではフランス子会社に対してコスト削減や品質向上のための更なる技術支援及
びインドネシア子会社からの製品等供給などの販売支援に取り組み、欧州市場での競争力を向上させることでフラン
ス子会社の業績回復に鋭意取り組んで参ります。なお当社は、 フランス子会社のNP ROLPIN SASに対してこれまで14
百万ユーロの資本投資、19百万ユーロの融資を行っておりますが、経営再建計画における利益計画とは想定以上の乖
離が発生しており、2020年6月末時点においては、同社が1,230百万円の債務超過となったため、貸倒引当金繰入額
161百万円を追加計上しております。これにより当社が同社の株式に対して計上した関係会社株式評価損は1,820百万
円、同社への貸付金に対して計上した貸倒引当金は1,230百万円になります。
3/20
EDINET提出書類
南海プライウッド株式会社(E00635)
四半期報告書
また、当社は、NP ROLPIN SASの完全子会社であるROLKEM SASに対して、2020年6月末時点において4百万ユーロ
の運転資金融資を行っております。ROLKEM SASは主要な販売先の内製化や、原材料価格の上昇等により利益計画の達
成が困難な状況が続いており、同社は256百万円の債務超過となりました。そのため当社はROLKEM SASの債務超過額
に対して貸倒引当金繰入額14百万円を追加計上しております。これにより同社への貸付金に対して計上した貸倒引当
金は256百万円になります。
今後NP ROLPIN SAS及びROLKEM SASの業績が回復せず、純資産価値が引き続き毀損した場合には、追加で損失を計
上するリスクがあります。連結財務諸表上におきましては、フランス子会社の業績は毎期の連結業績及び連結財政状
況に反映されております。なお、連結グループ内の事象であります当社の子会社に対する関係会社株式評価損や貸倒
引当金は計上されません 。
(7) 新型コロナウイルス感染症について
新型コロナウイルス感染症につきましては2020年5月25日に緊急事態宣言が解除されたものの、依然として収束時
期の見通しは不透明な状況が続いており、感染拡大による経済への影響が長期化することが懸念されております。当
該リスクが顕在化した場合には、当社グループの経営成績等に重要な影響を及ぼす可能性があります。新型コロナウ
イルス感染症の感染抑止のために当社グループは、感染の動向を注視しつつ業務スペースの分散をはじめ、集合形式
の会議や出張に関して、制限または禁止などの状況に応じた対応を迅速に実施しております。その中で、可能な範囲
で事業への影響を最小限に留めることに注力いたします。
4/20
EDINET提出書類
南海プライウッド株式会社(E00635)
四半期報告書
2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1) 財政状態及び経営成績の状況
当第1四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の世界的な拡大により、経済活動
が制限される等厳しい状況にあり、緊急事態宣言解除後も依然として先行きの見通せない状況が続いております。
当住宅関連業界におきましては、住宅ローン金利が引き続き低水準で推移しているほか、政府などによる各種の
住宅取得支援策が継続されておりますが、新型コロナウイルスの感染拡大防止策の一環として外出自粛や社会経済
活動が制限されたこと等により新設住宅着工戸数は弱含みでの推移となりました。
このような状況のなか、当社グループは、木材関連事業では主力となる収納製品の一層の認知度を高め、家中の
収納をトータルで提案するとともに、生活動線を快適にする収納プランの提案や様々な規格やサイズ、色柄、オプ
ション部材など豊富な品揃えを充実させ、お客様のニーズに合った製品の生産・販売活動に注力いたしました。
また当社グループにおきましては、中期的な新設住宅着工戸数の減少に対応するため、新設住宅着工戸数に依存
しない新規事業に取り組むことが重要な課題となっています。具体的にはリフォーム市場やDIY、ECビジネス
などの個人向け市場、非住宅市場などに向けた製品展開を図ってまいります。そのためには徹底的なマーケティン
グによる顧客ニーズの把握やライフスタイルの変化を的確に捉える必要があります。新たにオープンしました名古
屋ショールームや今年度に開設を予定しております大阪ショールーム、SNSの活用により省施工型の収納製品や
デザイン性、快適性、居住性に優れた戦略的な商品開発を推進し、顧客満足度に優れた独自性のある製品展開に取
り組んでまいります。
電線関連事業では、引き続き四国エリアを中心とした販売展開を行いましたが、依然として電材業界に寄与する
商業施設物件などの新設が低迷するなか、競合他社との価格競争が厳しい状況が継続しております。また新型コロ
ナウイルス感染症拡大の影響により工事の遅延が発生したことで受注件数が落ち込み、今後も工事件数の減少が予
想される状況であります。このような状況のなか、当社グループは引き続き、徹底した原価管理や販売品目及び販
売拠点の見直しによる利益率改善に重点を置きつつ、販売の拡大に注力してまいります。
一般管工事関連事業では、南海化工株式会社において主に西日本エリアにおける化学プラント物件向け配管工
事、ライニング工事を中心とした事業展開をしております。今期は新型コロナウイルス感染症拡大の影響により顧
客の設備投資案件が減少し、一時的に売上高は減少しておりますが、収束以降の更なる収益拡大に向けて鉄工関連
の受注も併せて獲得できるよう現場管理の人員強化等、体制の整備に注力してまいります。
a.財政状態
当第1四半期連結会計期間末の資産につきましては、資産合計 の 額が 23,081百万円となり、前連結会計年度末と
比べ219百万円減少しました。主な要因は、原材料及び貯蔵品321百万円の増加、電子記録債権610百万円の減少等
によるものです。
負債につきましては、 負債合計の額が 3,579百万円となり、前連結会計年度末と比べ215百万円減少しました。主
な要因は、未払法人税等280百万円の減少、賞与引当金184百万円の減少等によるものです。
純資産 につきましては 、純資産合計の額が 19,502百万円となり、前連結会計年度末と比べ3百万円減少しまし
た。主な要因は、利益剰余金176百万円の増加、為替換算調整勘定174百万円の減少、繰延ヘッジ損益5百万円の減
少等によるものです。
b.経営成績
当第1四半期連結累計期間の売上高は 4,596百万円(前年同四半期比2.8%減)、営業利益は452百万円(前年同
四半期比0.7%減)、経常利益は495百万円(前年同四半期比9.5%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は292
百万円(前年同四半期比9.4%増)となりました。
5/20
EDINET提出書類
南海プライウッド株式会社(E00635)
四半期報告書
セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。
なお、「第4 経理の状況 1 四半期連結財務諸表 注記事項(セグメント情報等)」に記載のとおり、当第
1四半期会計期間より報告セグメントの変更等を行っております。
①木材関連事業
当セグメントでは、国内市場では、収納材を中心にお客様のニーズを第一に製品の生産・販売活動に注力
してきました。海外市場ではフランス子会社の合板製造販売事業において、販売価格の値上げや製造工程の見
直しによる赤字幅の縮小を目指しておりましたが、欧州全体の景気減退による合板需要の低下に加え、南米産
の安価な合板が市場に流入したことで価格競争が一層激化したこと、また新型コロナウイルス感染症拡大によ
る世界的な経済活動の停滞も加わり経営を取り巻く状況は更に厳しくなり、同社の業績の改善は遅延する見通
しとなっております。この結果、当セグメントの経営成績は、売上高4,205百万円(前年同四半期比4.7%
減)、セグメント利益433百万円(前年同四半期比4.9%減)となりました。
②電線関連事業
当セグメントでは、地方における電材業界に寄与する物件の新設が減少傾向にあることに対応するため、原
価管理に基づいた競争志向型の価格戦略による営業展開に取り組みました。この結果、当セグメントの経営成
績は売上高283百万円(前年同四半期比9.8%減)、セグメント利益1百万円(前年同四半期はセグメント損失0
百万円)となりました。
③一般管工事関連事業
当セグメントでは、業態の特殊性から比較的同業他社との価格競争やシェア争い等の脅威は少ないものの、
新型コロナウイルス感染症拡大の影響を受け、市場全体の設備投資案件が停滞したことが影響し、受注件数は
低迷いたしました。この結果、当セグメントの経営成績は売上高107百万円、セグメント利益12百万円となり
ました。
(2) 会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分
析」中の会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更はありません。
(3)経営方針・経営戦略等
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はあ
りません。
(4) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要
な変更はありません。
(5) 研究開発活動
当第1四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、19百万円であります。なお、当第1
四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
6/20
EDINET提出書類
南海プライウッド株式会社(E00635)
四半期報告書
3【経営上の重要な契約等】
当第1四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結はありません。
7/20
EDINET提出書類
南海プライウッド株式会社(E00635)
四半期報告書
第3【提出会社の状況】
1【株式等の状況】
(1) 【株式の総数等】
①【株式の総数】
種類 発行可能株式総数(株)
普通株式 2,000,000
計 2,000,000
②【発行済株式】
第1四半期会計期間末現
上場金融商品取引所名
提出日現在発行数(株)
在発行数(株)
種類 又は登録認可金融商品 内容
(2020年8月11日)
(2020年6月30日) 取引業協会名
東京証券取引所 単元株式数
1,009,580 1,009,580
普通株式
市場第二部 100株
1,009,580 1,009,580 - -
計
(2) 【新株予約権等の状況】
①【ストックオプション制度の内容】
該当事項はありません。
②【その他の新株予約権等の状況】
該当事項はありません。
(3) 【行使価額修正条項付新株予約権付社債券等の行使状況等】
該当事項はありません。
(4) 【発行済株式総数、資本金等の推移】
発行済株式総
発行済株式総 資本金増減額 資本金残高 資本準備金増 資本準備金残
年月日 数増減数
数残高(株) (千円) (千円) 減額(千円) 高(千円)
(株)
2020年4月1日~
- 1,009,580 - 2,121,000 - 1,865,920
2020年6月30日
(5) 【大株主の状況】
当四半期会計期間は第1四半期会計期間であるため、記載事項はありません。
8/20
EDINET提出書類
南海プライウッド株式会社(E00635)
四半期報告書
(6) 【議決権の状況】
当第1四半期会計期間末日現在の「議決権の状況」については、株主名簿の記載内容が確認できないため、記
載することができないことから、直前の基準日(2020年3月31日)に基づく株主名簿による記載をしておりま
す。
①【発行済株式】
2020年6月30日現在
株式数(株) 議決権の数(個)
区分 内容
- - -
無議決権株式
議決権制限株式(自己株式等) - - -
議決権制限株式(その他) - - -
完全議決権株式(自己株式等) (普通株式) 42,900 - -
完全議決権株式(その他) (普通株式) 957,000 9,570 -
一単元(100株)未満の
単元未満株式 (普通株式) 9,680 -
株式
1,009,580 - -
発行済株式総数
- 9,570 -
総株主の議決権
②【自己株式等】
2020年6月30日現在
発行済株式総数
自己名義所有 他人名義所有 所有株式数の に対する所有株
所有者の氏名又は名称 所有者の住所
株式数(株) 株式数(株) 合計(株) 式数の割合
(%)
香川県高松市松福町
南海プライウッド㈱ 42,900 - 42,900 4.25
1丁目15-10
- 42,900 - 42,900 4.25
計
2【役員の状況】
該当事項はありません。
9/20
EDINET提出書類
南海プライウッド株式会社(E00635)
四半期報告書
第4【経理の状況】
1.四半期連結財務諸表の作成方法について
当社の四半期連結財務諸表は、「四半期連結財務諸表の用語、様式及び作成方法に関する規則」(平成19年内閣府
令第64号)に基づいて作成しております。
2.監査証明について
当社は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づき、第1四半期連結会計期間(2020年4月1日から2020
年6月30日まで)及び第1四半期連結累計期間(2020年4月1日から2020年6月30日まで)に係る四半期連結財務諸
表について、仰星監査法人による四半期レビューを受けております。
なお、当社の監査法人は次のとおり交代しております。
第67期連結会計年度 西日本監査法人
第68期第1四半期連結会計期間及び第1四半期連結累計期間 仰星監査法人
10/20
EDINET提出書類
南海プライウッド株式会社(E00635)
四半期報告書
1【四半期連結財務諸表】
(1)【四半期連結貸借対照表】
(単位:千円)
前連結会計年度 当第1四半期連結会計期間
(2020年3月31日) (2020年6月30日)
資産の部
流動資産
1,582,270 1,783,949
現金及び預金
3,304,317 3,232,210
受取手形及び売掛金
3,294,683 2,683,836
電子記録債権
1,129,747 1,105,473
商品及び製品
860,343 921,088
仕掛品
2,549,538 2,870,563
原材料及び貯蔵品
27,985 24,289
デリバティブ債権
653,974 867,179
その他
△ 1,687 △ 1,489
貸倒引当金
13,401,172 13,487,101
流動資産合計
固定資産
有形固定資産
6,327,279 6,459,107
建物及び構築物
△ 4,720,560 △ 4,748,641
減価償却累計額
建物及び構築物(純額) 1,606,718 1,710,465
8,211,447 8,648,300
機械装置及び運搬具
△ 7,001,169 △ 7,050,659
減価償却累計額
機械装置及び運搬具(純額) 1,210,278 1,597,641
397,099 419,368
工具、器具及び備品
△ 350,581 △ 354,103
減価償却累計額
工具、器具及び備品(純額) 46,518 65,265
リース資産 - 94,064
- △ 19,470
減価償却累計額
リース資産(純額) - 74,594
土地 4,012,034 4,008,949
602,703 131,937
建設仮勘定
5,343 5,779
その他
7,483,596 7,594,632
有形固定資産合計
無形固定資産 177,055 187,763
投資その他の資産
投資有価証券 724,602 507,382
183,887 -
長期貸付金
91,622 87,464
繰延税金資産
1,381,546 1,361,305
投資不動産
△ 588,535 △ 585,656
減価償却累計額
投資不動産(純額) 793,011 775,649
デリバティブ債権 20,960 16,751
その他 428,015 428,150
△ 3,016 △ 3,016
貸倒引当金
2,239,081 1,812,383
投資その他の資産合計
9,899,732 9,594,779
固定資産合計
23,300,905 23,081,880
資産合計
11/20
EDINET提出書類
南海プライウッド株式会社(E00635)
四半期報告書
(単位:千円)
前連結会計年度 当第1四半期連結会計期間
(2020年3月31日) (2020年6月30日)
負債の部
流動負債
1,061,721 1,051,968
支払手形及び買掛金
481,138 727,691
短期借入金
513,317 376,245
未払金
144,165 186,841
未払費用
412,716 132,421
未払法人税等
130,262 63,673
未払消費税等
340,671 155,964
賞与引当金
107,954 168,030
その他
3,191,948 2,862,836
流動負債合計
固定負債
206,000 164,000
長期借入金
95,881 175,017
繰延税金負債
9,440 9,440
役員退職慰労引当金
退職給付に係る負債 266,598 282,284
24,421 85,631
その他
602,341 716,373
固定負債合計
3,794,290 3,579,209
負債合計
純資産の部
株主資本
2,121,000 2,121,000
資本金
1,865,920 1,865,920
資本剰余金
15,274,973 15,451,457
利益剰余金
△ 139,976 △ 140,187
自己株式
19,121,917 19,298,189
株主資本合計
その他の包括利益累計額
62,526 60,099
その他有価証券評価差額金
34,016 28,523
繰延ヘッジ損益
319,212 144,753
為替換算調整勘定
△ 31,057 △ 28,895
退職給付に係る調整累計額
384,697 204,480
その他の包括利益累計額合計
19,506,615 19,502,670
純資産合計
23,300,905 23,081,880
負債純資産合計
12/20
EDINET提出書類
南海プライウッド株式会社(E00635)
四半期報告書
(2)【四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書】
【四半期連結損益計算書】
【第1四半期連結累計期間】
(単位:千円)
前第1四半期連結累計期間 当第1四半期連結累計期間
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
至 2019年6月30日) 至 2020年6月30日)
売上高 4,729,259 4,596,996
3,045,318 2,941,496
売上原価
1,683,940 1,655,500
売上総利益
販売費及び一般管理費
298,117 293,538
発送運賃
△ 266 △ 198
貸倒引当金繰入額
370,188 393,442
報酬及び給料手当
61,386 73,422
賞与引当金繰入額
15,501 7,265
退職給付費用
483,023 435,038
その他
1,227,951 1,202,509
販売費及び一般管理費合計
455,989 452,990
営業利益
営業外収益
3,406 1,728
受取利息
8,570 8,103
受取配当金
7,350 -
持分法による投資利益
16,561 14,565
受取賃貸料
23,082 -
排出権収入
- 23,453
為替差益
8,484 12,403
その他
67,456 60,254
営業外収益合計
営業外費用
616 612
支払利息
52,644 -
為替差損
13,433 12,609
賃貸費用
2,407 2,822
売上割引
1,898 1,657
その他
70,999 17,702
営業外費用合計
452,445 495,543
経常利益
特別利益
7,684 9,065
固定資産売却益
7,684 9,065
特別利益合計
特別損失
6,086 860
固定資産除却損
特別損失合計 6,086 860
454,043 503,747
税金等調整前四半期純利益
法人税、住民税及び事業税 105,685 123,067
80,903 88,196
法人税等調整額
186,589 211,263
法人税等合計
267,454 292,483
四半期純利益
- -
非支配株主に帰属する四半期純利益
267,454 292,483
親会社株主に帰属する四半期純利益
13/20
EDINET提出書類
南海プライウッド株式会社(E00635)
四半期報告書
【四半期連結包括利益計算書】
【第1四半期連結累計期間】
(単位:千円)
前第1四半期連結累計期間 当第1四半期連結累計期間
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
至 2019年6月30日) 至 2020年6月30日)
267,454 292,483
四半期純利益
その他の包括利益
△ 2,950 △ 2,426
その他有価証券評価差額金
△ 31,686 △ 5,493
繰延ヘッジ損益
80,704 △ 174,459
為替換算調整勘定
3,121 2,162
退職給付に係る調整額
49,188 △ 180,216
その他の包括利益合計
316,643 112,266
四半期包括利益
(内訳)
316,643 112,266
親会社株主に係る四半期包括利益
- -
非支配株主に係る四半期包括利益
14/20
EDINET提出書類
南海プライウッド株式会社(E00635)
四半期報告書
【注記事項】
(連結の範囲又は持分法適用の範囲の変更)
当第1四半期連結会計期間において、持分法適用関連会社であった南海化工株式会社の株式を追加取得したこ
とに伴い、同社を連結の範囲に含めております。
(追加情報)
(新型コロナウイルス感染症に伴う会計上の見積りについて)
当社グループでは、新型コロナウイルス感染症による影響が今後2021年3月期の一定期間にわたり継続すると
の仮定のもと、繰延税金資産の回収可能性等に関する会計上の見積りを行っております。
なお、前連結会計年度末時点の仮定から重要な変更はありません。
(四半期連結キャッシュ・フロー計算書関係)
当第1四半期連結累計期間に係る四半期連結キャッシュ・フロー計算書は作成しておりません。なお、第1四
半期連結累計期間に係る減価償却費(のれんを除く無形固定資産に係る償却費を含む。)は、次のとおりであり
ます。
前第1四半期連結累計期間 当第1四半期連結累計期間
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
至 2019年6月30日) 至 2020年6月30日)
減価償却費 114,929千円 124,455千円
(株主資本等関係)
Ⅰ 前第1四半期連結累計期間(自 2019年4月1日 至 2019年6月30日)
配当金支払額
1株当たり
(決 議) 株式の種類 配当金の総額 基準日 効力発生日 配当の原資
配当額
2019年5月14日
普通株式 116,035千円 120円 2019年3月31日 2019年6月28日 利益剰余金
取締役会
Ⅱ 当第1四半期連結累計期間(自 2020年4月1日 至 2020年6月30日)
配当金支払額
1株当たり
(決 議) 株式の種類 配当金の総額 基準日 効力発生日 配当の原資
配当額
2020年5月14日
普通株式 116,000千円 120円 2020年3月31日 2020年6月29日 利益剰余金
取締役会
15/20
EDINET提出書類
南海プライウッド株式会社(E00635)
四半期報告書
(セグメント情報等)
【セグメント情報】
Ⅰ 前第1四半期連結累計期間(自2019年4月1日 至2019年6月30日)
1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:千円)
四半期連結
損益計算書
木材関連 電線関連
合計 調整額
計上額
事業 事業
(注)
売上高
4,414,511 314,747 4,729,259 - 4,729,259
外部顧客への売上高
セグメント間の内部売
- 1,619 1,619 △ 1,619 -
上高又は振替高
4,414,511 316,366 4,730,878 △ 1,619 4,729,259
計
セグメント利益又は損失
456,405 △ 416 455,989 - 455,989
(△)
(注)セグメント利益又は損失は、四半期連結損益計算書の営業利益と一致しております。
2.報告セグメントごとの固定資産の減損損失又はのれん等に関する情報
該当事項はありません。
Ⅱ 当第1四半期連結累計期間(自2020年4月1日 至2020年6月30日)
1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:千円)
四半期連結
調整額 損益計算書
木材関連 電線関連 一般管工
合計
(注)1 計上額
事業 事業 事関連事業
(注)2
売上高
4,205,410 283,832 107,753 4,596,996 - 4,596,996
外部顧客への売上高
セグメント間の内部売
136 2,446 25,635 28,218 △ 28,218 -
上高又は振替高
4,205,546 286,279 133,389 4,625,215 △ 28,218 4,596,996
計
433,904 1,308 12,576 447,789 5,201 452,990
セグメント利益
(注)1.セグメント利益の調整額5,201千円は、セグメント間取引消去等であります。
2.セグメント利益は、四半期連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。
2.報告セグメントごとの固定資産の減損損失又はのれん等に関する情報
重要性が乏しいため、記載を省略しております。
3.報告セグメントの変更等に関する事項
(報告セグメントの追加)
2020年4月1日に南海化工株式会社を連結子会社として連結の範囲に含めたことに伴い、当第1四半期
連結会計期間より、報告セグメント「一般管工事関連事業」を新たに追加しております。
16/20
EDINET提出書類
南海プライウッド株式会社(E00635)
四半期報告書
(企業結合等関係)
重要性が乏しいため、記載を省略しております。
(1株当たり情報)
1株当たり四半期純利益金額及び算定上の基礎は、以下のとおりであります。
前第1四半期連結累計期間 当第1四半期連結累計期間
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
至 2019年6月30日) 至 2020年6月30日)
1株当たり四半期純利益金額 276円60銭 302円57銭
(算定上の基礎)
親会社株主に帰属する四半期純利益金額
267,454 292,483
(千円)
普通株主に帰属しない金額 (千円) - -
普通株式に係る親会社株主に帰属する四半
267,454 292,483
期純利益金額 (千円)
普通株式の期中平均株式数(千株) 966 966
(注)潜在株式調整後1株当たり四半期純利益金額については、潜在株式が存在しないため記載しておりません。
(重要な後発事象)
該当事項はありません。
2【その他】
2020年5月14日開催の取締役会において、次のとおり剰余金の配当を行うことを決議いたしました。
(イ)配当金の総額………………………………………116,000千円
(ロ)1株当たりの金額…………………………………120円00銭
(ハ)支払請求の効力発生日及び支払開始日…………2020年6月29日
(注)2020年3月31日現在の株主名簿に記載又は記録された株主に対し、支払いを行います。
17/20
EDINET提出書類
南海プライウッド株式会社(E00635)
四半期報告書
第二部【提出会社の保証会社等の情報】
該当事項はありません。
18/20
EDINET提出書類
南海プライウッド株式会社(E00635)
四半期報告書
独立監査人の四半期レビュー報告書
2020年8月11日
南海プライウッド株式会社
取締役会 御中
仰星監査法人
大阪事務所
指 定 社 員
公認会計士
里 見 優 印
業務執行社員
指 定 社 員
公認会計士
許 仁 九 印
業務執行社員
監査人の結論
当監査法人は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づき、「経理の状況」に掲げられている南海プライウッ
ド株式会社の2020年4月1日から2021年3月31日までの連結会計年度の第1四半期連結会計期間(2020年4月1日から
2020年6月30日まで)及び第1四半期連結累計期間(2020年4月1日から2020年6月30日まで)に係る四半期連結財務諸
表、すなわち、四半期連結貸借対照表、四半期連結損益計算書、四半期連結包括利益計算書及び注記について四半期レ
ビューを行った。
当監査法人が実施した四半期レビューにおいて、上記の四半期連結財務諸表が、我が国において一般に公正妥当と認め
られる四半期連結財務諸表の作成基準に準拠して、南海プライウッド株式会社及び連結子会社の2020年6月30日現在の財
政状態及び同日をもって終了する第1四半期連結累計期間の経営成績を適正に表示していないと信じさせる事項が全ての
重要な点において認められなかった。
監査人の結論の根拠
当監査法人は、我が国において一般に公正妥当と認められる四半期レビューの基準に準拠して四半期レビューを行っ
た。四半期レビューの基準における当監査法人の責任は、「四半期連結財務諸表の四半期レビューにおける監査人の責
任」に記載されている。当監査法人は、我が国における職業倫理に関する規定に従って、会社及び連結子会社から独立し
ており、また、監査人としてのその他の倫理上の責任を果たしている。当監査法人は、結論の表明の基礎となる証拠を入
手したと判断している。
その他の事項
会社の2020年3月31日をもって終了した前連結会計年度の第1四半期連結会計期間及び第1四半期連結累計期間に係る
四半期連結財務諸表並びに前連結会計年度の連結財務諸表は、それぞれ、前任監査人によって四半期レビュー及び監査が
実施されている。前任監査人は、当該四半期連結財務諸表に対して2019年8月8日付けで無限定の結論を表明しており、
また、当該連結財務諸表に対して2020年6月17日付けで無限定適正意見を表明している。
四半期連結財務諸表に対する経営者並びに監査役及び監査役会の責任
経営者の責任は、我が国において一般に公正妥当と認められる四半期連結財務諸表の作成基準に準拠して四半期連結財
務諸表を作成し適正に表示することにある。これには、不正又は誤謬による重要な虚偽表示のない四半期連結財務諸表を
作成し適正に表示するために経営者が必要と判断した内部統制を整備及び運用することが含まれる。
四半期連結財務諸表を作成するに当たり、経営者は、継続企業の前提に基づき四半期連結財務諸表を作成することが適
切であるかどうかを評価し、我が国において一般に公正妥当と認められる四半期連結財務諸表の作成基準に基づいて継続
企業に関する事項を開示する必要がある場合には当該事項を開示する責任がある。
監査役及び監査役会の責任は、財務報告プロセスの整備及び運用における取締役の職務の執行を監視することにある。
四半期連結財務諸表の四半期レビューにおける監査人の責任
監査人の責任は、監査人が実施した四半期レビューに基づいて、四半期レビュー報告書において独立の立場から四半期
連結財務諸表に対する結論を表明することにある。
監査人は、我が国において一般に公正妥当と認められる四半期レビューの基準に従って、四半期レビューの過程を通じ
て、職業的専門家としての判断を行い、職業的懐疑心を保持して以下を実施する。
・ 主として経営者、財務及び会計に関する事項に責任を有する者等に対する質問、分析的手続その他の四半期レビュー
手続を実施する。四半期レビュー手続は、我が国において一般に公正妥当と認められる監査の基準に準拠して実施され
る年度の財務諸表の監査に比べて限定された手続である。
・ 継続企業の前提に関する事項について、重要な疑義を生じさせるような事象又は状況に関して重要な不確実性が認め
られると判断した場合には、入手した証拠に基づき、四半期連結財務諸表において、我が国において一般に公正妥当と
認められる四半期連結財務諸表の作成基準に準拠して、適正に表示されていないと信じさせる事項が認められないかど
うか結論付ける。また、継続企業の前提に関する重要な不確実性が認められる場合は、四半期レビュー報告書において
四半期連結財務諸表の注記事項に注意を喚起すること、又は重要な不確実性に関する四半期連結財務諸表の注記事項が
適切でない場合は、四半期連結財務諸表に対して限定付結論又は否定的結論を表明することが求められている。監査人
の結論は、四半期レビュー報告書日までに入手した証拠に基づいているが、将来の事象や状況により、企業は継続企業
として存続できなくなる可能性がある。
19/20
EDINET提出書類
南海プライウッド株式会社(E00635)
四半期報告書
・ 四半期連結財務諸表の表示及び注記事項が、我が国において一般に公正妥当と認められる四半期連結財務諸表の作成
基準に準拠していないと信じさせる事項が認められないかどうかとともに、関連する注記事項を含めた四半期連結財務
諸表の表示、構成及び内容、並びに四半期連結財務諸表が基礎となる取引や会計事象を適正に表示していないと信じさ
せ る事項が認められないかどうかを評価する。
・ 四半期連結財務諸表に対する結論を表明するために、会社及び連結子会社の財務情報に関する証拠を入手する。監査
人は、四半期連結財務諸表の四半期レビューに関する指示、監督及び実施に関して責任がある。監査人は、単独で監査
人の結論に対して責任を負う。
監査人は、監査役及び監査役会に対して、計画した四半期レビューの範囲とその実施時期、四半期レビュー上の重要な
発見事項について報告を行う。
監査人は、監査役及び監査役会に対して、独立性についての我が国における職業倫理に関する規定を遵守したこと、並
びに監査人の独立性に影響を与えると合理的に考えられる事項、及び阻害要因を除去又は軽減するためにセーフガードを
講じている場合はその内容について報告を行う。
利害関係
会社及び連結子会社と当監査法人又は業務執行社員との間には、公認会計士法の規定により記載すべき利害関係はな
い。
以上
(注)1.上記は四半期レビュー報告書の原本に記載された事項を電子化したものであり、その原本は当社(四半期報
告書提出会社)が別途保管しております。
2.XBRLデータは四半期レビューの対象には含まれていません。
20/20