株式会社マキタ 四半期報告書 第111期第3四半期(2022/10/01-2022/12/31)
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株式会社マキタ(E01920)
四半期報告書
【表紙】
【提出書類】 四半期報告書
【根拠条文】 金融商品取引法第24条の4の7第1項
【提出先】 関東財務局長
【提出日】 2023年2月7日
【四半期会計期間】 第111期第3四半期(自 2022年10月1日 至 2022年12月31日)
【会社名】 株式会社マキタ
【英訳名】 Makita Corporation
【代表者の役職氏名】 取締役社長 後 藤 宗 利
【本店の所在の場所】 愛知県安城市住吉町三丁目11番8号
【電話番号】 (0566) 98-1711
【事務連絡者氏名】 取締役執行役員管理本部長 大 津 行 弘
【最寄りの連絡場所】 愛知県安城市住吉町三丁目11番8号
【電話番号】 (0566) 97-1717
【事務連絡者氏名】 取締役執行役員管理本部長 大 津 行 弘
【縦覧に供する場所】 株式会社東京証券取引所
(東京都中央区日本橋兜町2番1号)
株式会社名古屋証券取引所
(名古屋市中区栄三丁目8番20号)
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第一部 【企業情報】
第1 【企業の概況】
1 【主要な経営指標等の推移】
第110期 第111期
回次 第3四半期 第3四半期 第110期
連結累計期間 連結累計期間
自 2021年4月1日 自 2022年4月1日 自 2021年4月1日
会計期間
至 2021年12月31日 至 2022年12月31日 至 2022年3月31日
売上収益 546,831 580,283
(百万円) 739,260
(第3四半期連結会計期間) ( 182,601 ) ( 188,965 )
税引前四半期利益又は
(百万円) 72,476 26,002 92,483
税引前利益
親会社の所有者に帰属
51,355 14,219
(百万円) 64,770
する四半期(当期)利益
(第3四半期連結会計期間) ( 13,535 ) ( 3,141 )
親会社の所有者に
帰属する四半期(当期) (百万円) 64,775 29,775 107,196
包括利益
親会社の所有者に帰属
(百万円) 703,915 756,594 746,344
する持分
資産合計 (百万円) 902,085 1,117,363 1,007,497
基本的1株当たり
189.13 52.37
四半期(当期)利益
(円) 238.54
(第3四半期連結会計期間) ( 49.84 ) ( 11.57 )
親会社所有者帰属持分
(%) 78.03 67.71 74.1
比率
営業活動による
(百万円) △ 56,989 △ 797 △ 103,660
キャッシュ・フロー
投資活動による
(百万円) △ 13,249 △ 30,322 △ 27,891
キャッシュ・フロー
財務活動による
(百万円) △ 1,379 104,503 52,626
キャッシュ・フロー
現金及び現金同等物の
(百万円) 82,083 144,124 71,057
四半期末(期末)残高
(注) 1 当社は要約四半期連結財務諸表を作成しておりますので、提出会社の主要な経営指標等の推移については記
載しておりません。
2 希薄化後1株当たり四半期(当期)利益については、潜在株式が存在しないため、記載しておりません。
3 上記指標は、国際会計基準(IFRS)により作成した要約四半期連結財務諸表及び連結財務諸表に基づいてお
ります。
2 【事業の内容】
当第3四半期連結累計期間(自 2022年4月1日 至 2022年12月31日)における、当社グループにおいて営まれ
ている事業の内容に重要な変更はありません。
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第2 【事業の状況】
1 【事業等のリスク】
当第3四半期連結累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、
投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項の発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等の
リスク」についての重要な変更はありません。
なお、重要事象等は存在しておりません。
2 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
(1)経営成績の分析
当第3四半期連結累計期間の国際的な経済情勢を見ますと、高インフレと各国での金融引き締め、ウクライナ戦争
の長期化に伴うエネルギー危機などを背景に、世界的な景気後退への懸念が高まっています。
当第3四半期連結累計期間の当社グループの連結業績は、欧州・北米地域における販売が低調に推移したものの、
国内やオセアニア地域における堅調な販売および円安現地通貨高の影響により、売上収益は前年同期比6.1%増の
580,283百万円となりました。利益面においては、為替の影響や原材料価格の高騰により原価率が悪化したことに加
え、販管費が増加したことから、営業利益は前年同期比62.9%減の27,158百万円(営業利益率 4.7%)となりまし
た。税引前四半期利益は前年同期比64.1%減の26,002百万円(税引前四半期利益率4.5%)、親会社の所有者に帰属す
る四半期利益は72.3%減の14,219百万円(親会社の所有者に帰属する四半期利益率2.4%)となりました。
地域別の売上収益については、次のとおりです。
なお、地域別売上収益は、それぞれの市場における売上収益を示しており、セグメント情報の売上収益(出荷元基
準)とは異なります。
国内では、巣ごもり需要が落ち着く中、充電式の園芸用機器やXGTシリーズの新製品を中心に売上を確保し、前年
同期比2.3%増の90,798百万円となりました。
欧州では、高インフレと金融引き締め、エネルギー供給不安などによる景況感の悪化から販売が減少しましたが、
円安現地通貨高の影響により、前年同期比0.6%増の263,017百万円となりました。
北米では、巣ごもり需要の落ち着きと、高インフレおよび金融引き締めによる市況の悪化により、販売が減少しま
したが、円安現地通貨高の影響により、前年同期比14.6%増の92,364百万円となりました。
アジアでは、中国のゼロコロナ政策を巡る市場の混乱や各国における金融引き締めの影響を受けたものの、台湾な
どでの販売が好調に推移したことや、円安現地通貨高の影響もあり、前年同期比17.7%増の42,240百万円となりまし
た。
中南米では、各国でインフレが加速し、先行きへの不透明感の高まりから販売が減少しましたが、円安現地通貨高
の影響により、前年同期比16.9%増の36,830百万円となりました。
オセアニアでは、建設資材の高騰や金融引き締めなどの景気下押し要因があったものの、新製品や園芸用機器の販
売が好調に推移したことや、円安現地通貨高の影響により、前年同期比15.4%増の44,208百万円となりました。
中近東・アフリカでは、不安定な政治・経済情勢が続いており、販売台数が減少しましたが、円安現地通貨高の影
響により、前年同期比6.7%増の10,826百万円となりました。
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(2)地域別セグメントの業績
セグメント情報は当社及び連結子会社の所在地に基づき決定されます。
日本セグメント
当第3四半期連結累計期間の日本セグメントの売上収益は、前年同期比10.1%減の347,730百万円となりました。こ
のうち、外部収益は、前年同期比4.1%増の109,621百万円(連結売上収益の18.9%)となりました。
当第3四半期連結累計期間の日本セグメントの営業利益は、原価率の悪化及び費用の増加などにより前年同期比
76.5%減の5,721百万円となりました。
欧州セグメント
当第3四半期連結累計期間の欧州セグメントの売上収益は、前年同期比1.1%減の274,368百万円となりました。こ
のうち、外部収益は、前年同期比0.6%増の264,836百万円(連結売上収益の45.6%)となりました。
当第3四半期連結累計期間の欧州セグメントの営業利益は、原価率の悪化及び費用の増加などにより前年同期比
68.1%減の10,059百万円となりました。
北米セグメント
当第3四半期連結累計期間の北米セグメントの売上収益は、前年同期比12.1%増の97,288百万円となりました。こ
のうち、外部収益は、前年同期比14.7%増の94,432百万円(連結売上収益の16.3%)となりました。
当第3四半期連結累計期間の北米セグメントの営業損失は、原価率の悪化及び費用の増加などにより1,409百万円
(前年同期営業利益822百万円)となりました。
アジアセグメント
当第3四半期連結累計期間のアジアセグメントの売上収益は、前年同期比13.6%減の280,556百万円となりました。
このうち、外部収益は、前年同期比17.2%増の27,064百万円(連結売上収益の4.7%)となりました。
当第3四半期連結累計期間のアジアセグメントの営業利益は、原価率の改善などにより前年同期比103.5%増の
29,479百万円となりました。
その他の地域セグメント
当第3四半期連結累計期間のその他の地域セグメントの売上収益は、前年同期比15.9%増の84,698百万円となりま
した。このうち、外部収益は、前年同期比16.0%増の84,330百万円(連結売上収益の14.5%)となりました。
当第3四半期連結累計期間のその他の地域セグメントの営業利益は、原価率の悪化及び費用の増加などにより前年
同期比60.9%減の3,080百万円となりました。
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(3)財政状態の分析
資産合計は、前連結会計年度末に比べ109,866百万円増加し、1,117,363百万円となりました。主な要因は、現金及
び現金同等物の増加によるものです。
負債合計は、前連結会計年度末に比べ99,505百万円増加し、354,472百万円となりました。主な要因は、借入金の増
加によるものです。
資本合計は、前連結会計年度末に比べ10,361百万円増加し、762,891百万円となりました。主な要因は、その他の資
本構成要素に含まれる在外営業活動体の換算差額の変動によるものです。
(4)キャッシュ・フローの状況
営業活動の結果使用した資金は、棚卸資産の増加が前年同期より少なかったことなどにより前年同期に比べ56,192
百万円減少し、797百万円となりました。
投資活動の結果使用した資金は、定期預金の払戻による収入の減少や投資の売却及び償還による収入の減少などに
より前年同期に比べ17,073百万円増加し、30,322百万円となりました。
財務活動の結果 得られた資金は 、短期借入金の借入などにより104,503百万円となりました(前年同期は1,379百万
円の支出)。
上記活動の結果及び為替レートの変動による影響により、当第3四半期連結会計期間末の当社グループの現金及び
現金同等物は、前連結会計年度末の71,057百万円から73,067百万円増加して144,124百万円となりました。
(5)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について、重要
な変更及び新たに生じた課題はありません。
(6)研究開発活動
当第3四半期連結累計期間の研究開発支出(無形資産に計上された開発費を含む)は前年同期比467百万円増の
11,444百万円となりました。なお、当第3四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要
な変更はありません。
3 【経営上の重要な契約等】
当第3四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。
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第3 【提出会社の状況】
1 【株式等の状況】
(1) 【株式の総数等】
① 【株式の総数】
種類 発行可能株式総数(株)
普通株式 992,000,000
計 992,000,000
② 【発行済株式】
第3四半期会計期間末 提出日現在 上場金融商品取引所
種類 現在発行数(株) 発行数(株) 名又は登録認可金融 内容
( 2022年12月31日 ) (2023年2月7日) 商品取引業協会名
東京証券取引所
(プライム市場)
普通株式 280,017,520 280,017,520 単元株式数は100株です。
名古屋証券取引所
(プレミア市場)
計 280,017,520 280,017,520 ― ―
(2) 【新株予約権等の状況】
①【ストックオプション制度の内容】
該当事項はありません。
② 【その他の新株予約権等の状況】
該当事項はありません。
(3) 【行使価額修正条項付新株予約権付社債券等の行使状況等】
該当事項はありません。
(4) 【発行済株式総数、資本金等の推移】
発行済株式 発行済株式 資本準備金 資本準備金
資本金増減額 資本金残高
年月日 総数増減数 総数残高 増減額 残高
(百万円) (百万円)
(株) (株) (百万円) (百万円)
2022年12月31日 ― 280,017,520 ― 24,206 ― 47,525
(5) 【大株主の状況】
当四半期会計期間は第3四半期会計期間であるため、記載事項はありません。
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(6) 【議決権の状況】
当第3四半期会計期間末日現在の「議決権の状況」については、株主名簿の記載内容が確認できないため、記載
することができないことから、直前の基準日(2022年9月30日)に基づく株主名簿による記載をしております。
① 【発行済株式】
2022年9月30日 現在
区分 株式数(株) 議決権の数(個) 内容
無議決権株式 ― ― ―
議決権制限株式(自己株式等) ― ― ―
議決権制限株式(その他) ― ― ―
(自己保有株式)
完全議決権株式(自己株式等) ― ―
普通株式 8,475,600
普通株式 271,438,700
完全議決権株式(その他) 2,714,387 ―
普通株式 103,220
単元未満株式 ― 1単元(100株)未満の株式
発行済株式総数 280,017,520 ― ―
総株主の議決権 ― 2,714,387 ―
(注) 単元未満株式の欄の普通株式には当社所有の自己株式が53株含まれております。
② 【自己株式等】
2022年9月30日 現在
発行済株式
自己名義 他人名義
所有株式数の
所有者の氏名 総数に対する
合計
所有者の住所 所有株式数 所有株式数
又は名称 所有株式数
(株)
(株) (株)
の割合(%)
愛知県安城市住吉町
(自己保有株式)
8,475,600 ― 8,475,600 3.02
三丁目11番8号
株式会社マキタ
計 ― 8,475,600 ― 8,475,600 3.02
2 【役員の状況】
前事業年度の有価証券報告書提出日後、当第3四半期累計期間における役員の異動はありません。
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第4 【経理の状況】
1.要約四半期連結財務諸表の作成方法について
当社の要約四半期連結財務諸表は、「四半期連結財務諸表の用語、様式及び作成方法に関する規則」(2007年内閣
府令第64号。以下「四半期連結財務諸表規則」という。)第1条の2に掲げる「指定国際会計基準特定会社」の要件
を全て満たしているため、同第93条の規定により、国際会計基準第34号「期中財務報告」(以下「IAS第34号」とい
う。)に準拠して作成しております。
2.監査証明について
当社は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づき、第3四半期連結会計期間(2022年10月1日から2022年
12月31日まで)及び第3四半期連結累計期間(2022年4月1日から2022年12月31日まで)に係る要約四半期連結財務
諸表について、有限責任 あずさ監査法人による四半期レビューを受けております。
3.連結財務諸表等の適正性を確保するための特段の取組み及びIFRSに基づいて連結財務諸表等を適正
に作成することができる体制の整備について
当社は、連結財務諸表等の適正性を確保するための特段の取組み及びIFRSに基づいて連結財務諸表等を適正に作成
することができる体制の整備を行っております。会計基準等の内容を適切に把握し、会計基準等の変更等に的確に対
応するため、公益財団法人財務会計基準機構に加入しているほか、同機構や会計に関する専門機関が実施する研修へ
の参加、会計に関する専門誌の購読等を行っております。また、IFRSに準拠したグループ会計方針を作成し、これに
基づき会計処理を行っております。
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1 【要約四半期連結財務諸表】
(1) 【要約四半期連結財政状態計算書】
(単位:百万円)
前連結会計年度 当第3四半期連結会計期間
注記
(2022年3月31日) (2022年12月31日)
資産
流動資産
現金及び現金同等物 7 71,057 144,124
営業債権及びその他の債権 7 117,541 96,346
棚卸資産 475,128 503,254
その他の金融資産 7 5,281 11,122
その他の流動資産 15,952 18,897
流動資産合計 684,959 773,743
非流動資産
有形固定資産 243,636 260,433
のれん及び無形資産 10,085 10,387
その他の金融資産 7 41,545 41,145
退職給付に係る資産 11,286 11,071
繰延税金資産 12,238 17,375
その他の非流動資産 3,748 3,209
非流動資産合計 322,538 343,620
資産合計 1,007,497 1,117,363
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(単位:百万円)
前連結会計年度 当第3四半期連結会計期間
注記
(2022年3月31日) (2022年12月31日)
負債及び資本
負債
流動負債
営業債務及びその他の債務 7 67,274 48,356
借入金 7 79,674 207,618
その他の金融負債 7 9,888 9,224
未払法人所得税 14,767 4,650
引当金 4,381 4,530
その他の流動負債 48,181 44,229
流動負債合計 224,165 318,607
非流動負債
退職給付に係る負債 3,160 3,233
その他の金融負債 7 13,954 15,532
引当金 1,595 1,615
繰延税金負債 11,888 15,285
その他の非流動負債 205 200
非流動負債合計 30,802 35,865
負債合計 254,967 354,472
資本
資本金 23,805 23,805
資本剰余金 45,585 45,598
利益剰余金 640,577 633,812
自己株式 △ 11,540 △ 11,528
その他の資本の構成要素 47,917 64,907
親会社の所有者に帰属する
746,344 756,594
持分合計
非支配持分 6,186 6,297
資本合計 752,530 762,891
負債及び資本合計 1,007,497 1,117,363
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(2) 【要約四半期連結損益計算書及び要約四半期連結包括利益計算書】
【要約四半期連結損益計算書】
【第3四半期連結累計期間】
(単位:百万円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
注記 (自 2021年4月1日 (自 2022年4月1日
至 2021年12月31日) 至 2022年12月31日)
売上収益 4 546,831 580,283
売上原価 △ 373,110 △ 432,335
売上総利益 173,721 147,948
販売費及び一般管理費等 △ 100,488 △ 120,790
営業利益 73,233 27,158
金融収益 4 1,599 2,213
金融費用 4 △ 2,356 △ 3,369
税引前四半期利益 4 72,476 26,002
法人所得税費用 △ 20,657 △ 11,934
四半期利益 51,819 14,068
四半期利益の帰属
親会社の所有者 51,355 14,219
非支配持分 464 △ 151
1株当たり四半期利益 6
基本的1株当たり四半期利益(円) 189.13 52.37
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【第3四半期連結会計期間】
(単位:百万円)
前第3四半期連結会計期間 当第3四半期連結会計期間
注記 (自 2021年10月1日 (自 2022年10月1日
至 2021年12月31日) 至 2022年12月31日)
売上収益 4 182,601 188,965
売上原価 △ 127,574 △ 143,713
売上総利益 55,027 45,252
販売費及び一般管理費等 △ 33,954 △ 40,013
営業利益 21,073 5,239
金融収益 4 383 3,155
金融費用 4 △ 1,580 △ 629
税引前四半期利益 4 19,876 7,765
法人所得税費用 △ 6,222 △ 4,538
四半期利益 13,654 3,227
四半期利益の帰属
親会社の所有者 13,535 3,141
非支配持分 119 86
1株当たり四半期利益 6
基本的1株当たり四半期利益(円) 49.84 11.57
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【要約四半期連結包括利益計算書】
【第3四半期連結累計期間】
(単位:百万円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
注記 (自 2021年4月1日 (自 2022年4月1日
至 2021年12月31日) 至 2022年12月31日)
四半期利益 51,819 14,068
その他の包括利益(税効果調整後)
純損益に振り替えられることのない項目
その他の包括利益を通じて公正価値で
△ 1,702 △ 635
測定する資本性金融商品
純損益に振り替えられることのない項目
△ 1,702 △ 635
合計
純損益に振り替えられる可能性のある
項目
在外営業活動体の換算差額 15,210 16,453
純損益に振り替えられる可能性のある
15,210 16,453
項目合計
その他の包括利益(税効果調整後)合計 13,508 15,818
四半期包括利益 65,327 29,886
四半期包括利益の帰属
親会社の所有者 64,775 29,775
非支配持分 552 111
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【第3四半期連結会計期間】
(単位:百万円)
前第3四半期連結会計期間 当第3四半期連結会計期間
注記 (自 2021年10月1日 (自 2022年10月1日
至 2021年12月31日) 至 2022年12月31日)
四半期利益 13,654 3,227
その他の包括利益(税効果調整後)
純損益に振り替えられることのない項目
その他の包括利益を通じて公正価値で
△ 1,126 994
測定する資本性金融商品
純損益に振り替えられることのない項目
△ 1,126 994
合計
純損益に振り替えられる可能性のある
項目
在外営業活動体の換算差額 10,601 △ 32,576
純損益に振り替えられる可能性のある
10,601 △ 32,576
項目合計
その他の包括利益(税効果調整後)合計 9,475 △ 31,582
四半期包括利益 23,129 △ 28,355
四半期包括利益の帰属
親会社の所有者 22,967 △ 28,346
非支配持分 162 △ 9
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四半期報告書
(3) 【要約四半期連結持分変動計算書】
前第3四半期連結累計期間(自 2021年4月1日 至 2021年12月31日)
(単位:百万円)
親会社の所有者に帰属する持分
その他の
非支配持分 資本合計
注記 資本金 資本剰余金 利益剰余金 自己株式 資本の 合計
構成要素
2021年4月1日残高 23,805 45,559 588,644 △ 11,543 11,390 657,855 5,471 663,326
四半期利益 51,355 51,355 464 51,819
その他の包括利益 13,420 13,420 88 13,508
四半期包括利益合計 ― ― 51,355 ― 13,420 64,775 552 65,327
配当金 5 △ 18,736 △ 18,736 △ 18,736
自己株式の取得 △ 6 △ 6 △ 6
株式報酬取引 18 9 27 27
その他の資本の構
成要素から利益剰 5,138 △ 5,138 ― ―
余金への振替
所有者との取引額
― 18 △ 13,598 3 △ 5,138 △ 18,715 ― △ 18,715
合計
2021年12月31日残高 23,805 45,577 626,401 △ 11,540 19,672 703,915 6,023 709,938
当第3四半期連結累計期間(自 2022年4月1日 至 2022年12月31日)
(単位:百万円)
親会社の所有者に帰属する持分
その他の
非支配持分 資本合計
注記 資本金 資本剰余金 利益剰余金 自己株式 資本の 合計
構成要素
2022年4月1日残高 23,805 45,585 640,577 △ 11,540 47,917 746,344 6,186 752,530
四半期利益 14,219 14,219 △ 151 14,068
その他の包括利益 15,556 15,556 262 15,818
四半期包括利益合計 ― ― 14,219 ― 15,556 29,775 111 29,886
配当金 5 △ 19,550 △ 19,550 △ 19,550
自己株式の取得 △ 1 △ 1 △ 1
自己株式の処分 0 0 0
株式報酬取引 13 13 26 26
その他の資本の構
成要素から利益剰 △ 1,434 1,434 ― ―
余金への振替
所有者との取引額
― 13 △ 20,984 12 1,434 △ 19,525 ― △ 19,525
合計
2022年12月31日残高 23,805 45,598 633,812 △ 11,528 64,907 756,594 6,297 762,891
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(4) 【要約四半期連結キャッシュ・フロー計算書】
(単位:百万円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
注記 (自 2021年4月1日 (自 2022年4月1日
至 2021年12月31日) 至 2022年12月31日)
営業活動によるキャッシュ・フロー
四半期利益 51,819 14,068
減価償却費及び償却費 15,038 18,735
法人所得税費用 20,657 11,934
金融収益及び費用(△は益) 757 1,156
有形固定資産除売却損益(△は益) 202 324
営業債権及びその他の債権の増減(△は増加) 3,828 25,530
棚卸資産の増減(△は増加) △ 137,443 △ 7,629
営業債務及びその他の債務の増減(△は減少) 12,348 △ 20,658
退職給付に係る資産及び負債の増減 198 186
差入保証金の増減(△は増加) △ 1,119 756
その他 △ 775 △ 19,009
小計 △ 34,490 25,393
配当金の受取額 738 716
利息の受取額 332 1,502
利息の支払額 △ 454 △ 1,386
法人所得税の支払額 △ 23,115 △ 27,022
営業活動によるキャッシュ・フロー △ 56,989 △ 797
投資活動によるキャッシュ・フロー
固定資産の取得による支出 △ 45,410 △ 31,234
固定資産の売却による収入 654 795
投資の取得による支出 △ 200 △ 0
投資の売却及び償還による収入 18,065 803
定期預金の預入による支出 △ 8,111 △ 4,009
定期預金の払戻による収入 21,377 3,299
その他 376 24
投資活動によるキャッシュ・フロー △ 13,249 △ 30,322
財務活動によるキャッシュ・フロー
短期借入金の純増減額(△は減少) 20,211 127,324
自己株式の取得及び売却(純額) △ 6 △ 1
配当金の支払額 △ 18,736 △ 19,550
リース負債の返済による支出 △ 2,870 △ 3,298
その他 22 28
財務活動によるキャッシュ・フロー △ 1,379 104,503
現金及び現金同等物に係る為替変動による影響額 5,060 △ 317
現金及び現金同等物の増減額(△は減少) △ 66,557 73,067
現金及び現金同等物の期首残高 148,640 71,057
現金及び現金同等物の四半期末残高 82,083 144,124
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四半期報告書
【要約四半期連結財務諸表注記】
1.報告企業
株式会社マキタ(以下、「当社」という。)は、日本に所在する企業で、登記されている本社の住所は、愛知県安城
市住吉町三丁目11番8号であります。
当社の要約四半期連結財務諸表は、2022年12月31日を四半期連結会計期間末とし、当社及びその子会社(以下、
「当社グループ」という。)により構成されております。
当社グループは、電動工具、園芸用機器等の製造販売を主な事業としております。
2.作成の基礎
(1) IFRSに準拠している旨
当社グループの要約四半期連結財務諸表は、四半期連結財務諸表規則第1条の2に掲げる「指定国際会計基準特
定会社」の要件を全て満たしているため、同第93条の規定により、IAS第34号「期中財務報告」に準拠して作成して
おります。
要約四半期連結財務諸表は、連結会計年度の連結財務諸表で要求される全ての情報が含まれていないため、前連
結会計年度の連結財務諸表と併せて利用されるべきものであります。
当社グループの要約四半期連結財務諸表は、2023年2月7日に取締役社長及び取締役執行役員管理本部長によっ
て承認されております。
(2) 測定の基礎
当社グループの要約四半期連結財務諸表は、注記「3.重要な会計方針」に記載のとおり、公正価値で測定されて
いる特定の金融商品等を除き、取得原価を基礎として作成しております。
(3) 機能通貨及び表示通貨
当社グループの要約四半期連結財務諸表は、当社の機能通貨である日本円で表示しております。日本円で表示し
ている全ての財務情報は、百万円未満を四捨五入しております。
(4) 見積り及び判断の利用
IFRSに準拠した要約四半期連結財務諸表の作成において、経営者は、会計方針の適用並びに資産、負債、収益及
び費用の報告額に影響を及ぼす判断、見積り及び仮定の設定をすることが義務付けられております。実際の結果
は、これらの見積りとは異なる場合があります。
見積り及びその基礎となる仮定は継続して見直されます。会計上の見積りの見直しによる影響は、その見積りを
見直した会計期間及び将来の会計期間において認識されます。
経営者が行った要約四半期連結財務諸表の金額に重要な影響を与える判断及び見積りは2022年3月31日に終了す
る連結会計年度に係る連結財務諸表と同様であります。
3.重要な会計方針
当社グループが本要約四半期連結財務諸表において適用する会計方針は、前連結会計年度に係る連結財務諸表に
おいて適用した会計方針と同様であります。
なお、当第3四半期連結累計期間の法人所得税費用は、見積平均年次実効税率を用いて算定しております。
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4.セグメント情報
(1) 報告セグメントの概要
当社グループの報告セグメントは、当社グループの構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、経営
者が、経営資源の配分の決定及び業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているものであります。
当社グループは、主に電動工具・園芸用機器等を製造・販売する単一事業分野において事業活動を行っており、日
本、欧州、北米、アジア及びその他の地域の各現地法人が地域ごと連携しながら包括的な戦略を立案し、事業活動
を展開しております。従って、当社グループの報告セグメントは「日本」、「欧州」、「北米」、「アジア」の地
域より構成されております。報告セグメントの主な国は次のとおりであります。
報告セグメント 主な国
日本 日本
欧州 ドイツ、英国、ロシア、フランス、フィンランド
北米 米国、カナダ
アジア 中国、タイ
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(2) 報告セグメントに関する情報
報告セグメントの会計処理の方法は、注記「3.重要な会計方針」で記載している当社グループの会計方針と同一
であります。
前第3四半期連結累計期間(自 2021年4月1日 至 2021年12月31日 )
(単位:百万円)
要約四半
報告セグメント
その他 調整額
期連結財
合計 (注2) (注3)
務諸表計
日本 欧州 北米 アジア
上額
売上収益
外部収益 105,346 263,363 82,364 23,087 474,160 72,671 ― 546,831
セグメント間の内部
売上収益又は振替高 281,513 14,190 4,387 301,566 601,656 379 △ 602,035 ―
(注1)
合計 386,859 277,553 86,751 324,653 1,075,816 73,050 △ 602,035 546,831
営業利益 24,351 31,574 822 14,486 71,233 7,874 △ 5,874 73,233
金融収益 ― ― ― ― ― ― ― 1,599
金融費用 ― ― ― ― ― ― ― △ 2,356
税引前四半期利益 ― ― ― ― ― ― ― 72,476
(注) 1.セグメント間の内部売上収益又は振替高は、市場実勢を勘案し協議の上で決定した販売価格に基づいて
います。
2.「その他」は主にオーストラリア、ブラジル、アラブ首長国連邦の地域より構成されております。
3.営業利益の調整額△5,874百万円には、セグメント間取引消去金額が含まれております。
当第3四半期連結累計期間(自 2022年4月1日 至 2022年12月31日 )
(単位:百万円)
要約四半
報告セグメント
その他 調整額
期連結財
合計 (注2) (注3)
務諸表計
日本 欧州 北米 アジア
上額
売上収益
外部収益 109,621 264,836 94,432 27,064 495,953 84,330 ― 580,283
セグメント間の内部
売上収益又は振替高 238,109 9,532 2,856 253,492 503,989 368 △ 504,357 ―
(注1)
合計 347,730 274,368 97,288 280,556 999,942 84,698 △ 504,357 580,283
営業利益(△損失) 5,721 10,059 △ 1,409 29,479 43,850 3,080 △ 19,772 27,158
金融収益 ― ― ― ― ― ― ― 2,213
金融費用 ― ― ― ― ― ― ― △ 3,369
税引前四半期利益 ― ― ― ― ― ― ― 26,002
(注) 1.セグメント間の内部売上収益又は振替高は、市場実勢を勘案し協議の上で決定した販売価格に基づいて
います。
2.「その他」は主にオーストラリア、ブラジル、アラブ首長国連邦の地域より構成されております。
3.営業利益(△損失)の調整額△19,772百万円には、セグメント間取引消去金額が含まれております。
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前第3四半期連結会計期間(自 2021年10月1日 至 2021年12月31日 )
(単位:百万円)
要約四半
報告セグメント
その他 調整額
期連結財
合計 (注2) (注3)
務諸表計
日本 欧州 北米 アジア
上額
売上収益
外部収益 34,153 84,088 28,953 8,813 156,007 26,594 ― 182,601
セグメント間の内部
売上収益又は振替高 108,286 4,172 1,305 113,007 226,770 130 △ 226,900 ―
(注1)
合計 142,439 88,260 30,258 121,820 382,777 26,724 △ 226,900 182,601
営業利益 6,611 8,793 162 5,862 21,428 2,835 △ 3,190 21,073
金融収益 ― ― ― ― ― ― ― 383
金融費用 ― ― ― ― ― ― ― △ 1,580
税引前四半期利益 ― ― ― ― ― ― ― 19,876
(注) 1.セグメント間の内部売上収益又は振替高は、市場実勢を勘案し協議の上で決定した販売価格に基づいて
います。
2.「その他」は主にオーストラリア、ブラジル、アラブ首長国連邦の地域より構成されております。
3.営業利益の調整額△3,190百万円には、セグメント間取引消去金額が含まれております。
当第3四半期連結会計期間(自 2022年10月1日 至 2022年12月31日 )
(単位:百万円)
要約四半
報告セグメント
その他 調整額
期連結財
合計 (注2) (注3)
務諸表計
日本 欧州 北米 アジア
上額
売上収益
外部収益 35,210 86,065 30,392 8,438 160,105 28,860 ― 188,965
セグメント間の内部
売上収益又は振替高 60,085 2,117 626 69,404 132,232 94 △ 132,326 ―
(注1)
合計 95,295 88,182 31,018 77,842 292,337 28,954 △ 132,326 188,965
営業利益(△損失) 802 362 △ 1,820 9,910 9,254 △ 310 △ 3,705 5,239
金融収益 ― ― ― ― ― ― ― 3,155
金融費用 ― ― ― ― ― ― ― △ 629
税引前四半期利益 ― ― ― ― ― ― ― 7,765
(注) 1.セグメント間の内部売上収益又は振替高は、市場実勢を勘案し協議の上で決定した販売価格に基づいて
います。
2.「その他」は主にオーストラリア、ブラジル、アラブ首長国連邦の地域より構成されております。
3.営業利益(△損失)の調整額△3,705百万円には、セグメント間取引消去金額が含まれております。
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5.配当金
配当金の支払額は、次のとおりであります。
前第3四半期連結累計期間(自 2021年4月1日 至 2021年12月31日 )
配当金の総額 1株当たり配当額
決議 株式の種類 基準日 効力発生日
(単位:百万円) (単位:円)
2021年6月25日
普通株式 16,020 59 2021年3月31日 2021年6月28日
定時株主総会
2021年10月28日
普通株式 2,715 10 2021年9月30日 2021年11月26日
取締役会
当第3四半期連結累計期間(自 2022年4月1日 至 2022年12月31日 )
配当金の総額 1株当たり配当額
決議 株式の種類 基準日 効力発生日
(単位:百万円) (単位:円)
2022年6月28日
普通株式 16,835 62 2022年3月31日 2022年6月29日
定時株主総会
2022年10月28日
普通株式 2,715 10 2022年9月30日 2022年11月28日
取締役会
6.1株当たり利益
親会社の所有者に帰属する基本的1株当たり四半期利益の算定基礎は次のとおりであります。
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2021年4月1日 (自 2022年4月1日
至 2021年12月31日 ) 至 2022年12月31日 )
親会社の所有者に帰属する四半期利益(百万円) 51,355 14,219
普通株式の期中平均普通株式数(株) 271,530,440 271,538,191
基本的1株当たり四半期利益(円) 189.13 52.37
(注)希薄化後1株当たり四半期利益については、潜在株式が存在しないため、記載しておりません。
前第3四半期連結会計期間 当第3四半期連結会計期間
(自 2021年10月1日 (自 2022年10月1日
至 2021年12月31日 ) 至 2022年12月31日 )
親会社の所有者に帰属する四半期利益(百万円) 13,535 3,141
普通株式の期中平均普通株式数(株) 271,532,668 271,541,862
基本的1株当たり四半期利益(円) 49.84 11.57
(注)希薄化後1株当たり四半期利益については、潜在株式が存在しないため、記載しておりません。
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7.金融商品
(1) 公正価値のヒエラルキー
金融商品の公正価値のヒエラルキーは、次のとおり分類しております。
レベル1:活発な市場における相場価格により測定された公正価値
レベル2:レベル1に含まれる相場価格以外で、直接又は間接的に観察可能なインプットを使用して測定され
た公正価値
レベル3:観察可能でないインプットを含む評価技法を用いて測定された公正価値
(2) 公正価値の測定方法
金融資産及び金融負債の公正価値は、次のとおり決定しております。
(現金及び現金同等物、営業債権及びその他の債権、営業債務及びその他の債務)
短期間で決済されるため、帳簿価額が公正価値の合理的な近似値となっております。
(借入金)
全て一年以内に返済されるものであり、帳簿価額が公正価値の合理的な近似値となっております。
(その他の金融資産、その他の金融負債)
その他の金融資産のうち、3ヵ月超の定期預金については、短期間で決済されるため、帳簿価額が公正価値
の合理的な近似値となっております。上場株式はその他の包括利益を通じて公正価値で測定する金融資産とし
て、取引所の市場価格によっております。
デリバティブは純損益を通じて公正価値で測定する金融資産又は金融負債として、為替レート等の市場で観
察可能な基礎条件に基づいて算定しております。
(3) 償却原価で測定する金融商品
償却原価で測定する金融商品の帳簿価額及び公正価値は次のとおりであります。
(単位:百万円)
前連結会計年度 当第3四半期連結会計期間
( 2022年3月31日 ) ( 2022年12月31日 )
帳簿価額 公正価値 帳簿価額 公正価値
金融資産
償却原価で測定する金融資産
負債性証券 200 200 200 200
(注)1. 帳簿価額が公正価値の合理的な近似値となっている金融商品は上表には含めておりません。
2. 償却原価で測定する金融資産の負債性証券は、要約四半期連結財政状態計算書の「その他の金融資産」
に含まれております。
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(4)経常的に公正価値で測定する金融資産及び金融負債の公正価値
公正価値ヒエラルキーのレベルごとに分類した、経常的に公正価値で測定する金融資産及び金融負債の内訳は、
次のとおりであります。
なお、公正価値ヒエラルキーのレベル間の振替は、振替を生じさせた事象又は状況の変化が生じた日に認識して
おります。
前連結会計年度( 2022年3月31日 )
(単位:百万円)
レベル1 レベル2 レベル3 合計
金融資産
その他の包括利益を通じて公正価値で測定する
金融資産
株式 23,460 ― 1,448 24,908
純損益を通じて公正価値で測定する金融資産
デリバティブ資産 ― 315 ― 315
合計 23,460 315 1,448 25,223
金融負債
純損益を通じて公正価値で測定する金融負債
デリバティブ負債 ― 7,053 ― 7,053
合計 ― 7,053 ― 7,053
(注) 1.前連結会計年度において、レベル1とレベル2の間の振替はありません。
2.その他の包括利益を通じて公正価値で測定する金融資産及び純損益を通じて公正価値で測定する金融資産
は、要約四半期連結財政状態計算書の「その他の金融資産」に含まれております。また、純損益を通じて
公正価値で測定する金融負債は、要約四半期連結財政状態計算書の「その他の金融負債」に含まれており
ます。
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当第3四半期連結会計期間( 2022年12月31日 )
(単位:百万円)
レベル1 レベル2 レベル3 合計
金融資産
その他の包括利益を通じて公正価値で測定する
金融資産
株式 21,764 ― 1,433 23,197
純損益を通じて公正価値で測定する金融資産
デリバティブ資産 ― 5,338 ― 5,338
合計 21,764 5,338 1,433 28,535
金融負債
純損益を通じて公正価値で測定する金融負債
デリバティブ負債 ― 7,484 ― 7,484
合計 ― 7,484 ― 7,484
(注) 1.当第3四半期連結会計期間において、レベル1とレベル2の間の振替はありません。
2.その他の包括利益を通じて公正価値で測定する金融資産及び純損益を通じて公正価値で測定する金融資産
は、要約四半期連結財政状態計算書の「その他の金融資産」に含まれております。また、純損益を通じて
公正価値で測定する金融負債は、要約四半期連結財政状態計算書の「その他の金融負債」に含まれており
ます。
レベル1に分類されている金融資産は主に市場性のある上場株式であります。上場株式は十分な取引量と頻繁な取引
がある活発な市場における市場価格によっております。
レベル2に分類されている金融資産及び金融負債はデリバティブであります。デリバティブは為替予約であり、為替
レート等の市場で観察可能な基礎条件に基づいて算定しております。
レベル3に分類されている金融資産は、主に非上場株式であります。当社グループの会計方針等に従って、入手可能
な直前の数値を用いて算定しております。なお、レベル3に分類されている金融資産は、前第3四半期連結累計期間及
び当第3四半期連結累計期間において重要な変動はありません。
8.後発事象
該当事項はありません。
2 【その他】
第111期(2022年4月1日から2023年3月31日まで)中間配当については、2022年10月28日開催の取締役会におい
て、2022年9月30日の最終の株主名簿に記載又は記録された株主又は登録株式質権者に対し、次のとおり中間配当を
行うことを決議いたしました。
配当金の総額 2,715百万円
1株当たりの金額 10円
支払請求権の効力発生日及び支払開始日 2022年11月28日
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四半期報告書
第二部 【提出会社の保証会社等の情報】
該当事項はありません。
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四半期報告書
独立監査人の四半期レビュー報告書
2023年2月7日
株式会社マキタ
取締役会 御中
有限責任 あずさ監査法人
名古屋事務所
指定有限責任社員
公認会計士 福 井 淳
業務執行社員
指定有限責任社員
公認会計士 大 門 亮 介
業務執行社員
監査人の結論
当監査法人は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づき、「経理の状況」に掲げられている株式会社マ
キタの2022年4月1日から2023年3月31日までの連結会計年度の第3四半期連結会計期間(2022年10月1日から
2022年12月31日まで)及び第3四半期連結累計期間(2022年4月1日から2022年12月31日まで)に係る要約四半期
連結財務諸表、すなわち、要約四半期連結財政状態計算書、要約四半期連結損益計算書、要約四半期連結包括利益
計算書、要約四半期連結持分変動計算書、要約四半期連結キャッシュ・フロー計算書及び要約四半期連結財務諸表
注記について四半期レビューを行った 。
当監査法人が実施した四半期レビューにおいて、上記の要約四半期連結財務諸表が、「四半期連結財務諸表の用
語、様式及び作成方法に関する規則」第93条により規定された国際会計基準第34号「期中財務報告」に準拠して、株
式会社マキタ及び連結子会社の2022年12月31日現在の財政状態、同日をもって終了する第3四半期連結会計期間及び
第3四半期連結累計期間の経営成績並びに第3四半期連結累計期間のキャッシュ・フローの状況を適正に表示してい
ないと信じさせる事項が全ての重要な点において認められなかった 。
監査人の結論の根拠
当監査法人は、我が国において一般に公正妥当と認められる四半期レビューの基準に準拠して四半期レビューを行っ
た。四半期レビューの基準における当監査法人の責任は、「要約四半期連結財務諸表の四半期レビューにおける監査人
の責任」に記載されている。当監査法人は、我が国における職業倫理に関する規定に従って、会社及び連結子会社から
独立しており、また、監査人としてのその他の倫理上の責任を果たしている。当監査法人は、結論の表明の基礎となる
証拠を入手したと判断している 。
要約四半期連結財務諸表に対する経営者及び監査等委員会の責任
経営者の責任は、国際会計基準第34号「期中財務報告」に準拠して要約四半期連結財務諸表を作成し適正に表示する
ことにある。これには、不正又は誤謬による重要な虚偽表示のない要約四半期連結財務諸表を作成し適正に表示するた
めに経営者が必要と判断した内部統制を整備及び運用することが含まれる 。
要約四半期連結財務諸表を作成するに当たり、経営者は、継続企業の前提に基づき要約四半期連結財務諸表を作成す
ることが適切であるかどうかを評価し、国際会計基準第1号「財務諸表の表示」第4項に基づき、継続企業に関する事
項を開示する必要がある場合には当該事項を開示する責任がある 。
監査等委員会の責任は、財務報告プロセスの整備及び運用における取締役の職務の執行を監視することにある 。
要約四半期連結財務諸表の四半期レビューにおける監査人の責任
監査人の責任は、監査人が実施した四半期レビューに基づいて、四半期レビュー報告書において独立の立場から要約
四半期連結財務諸表に対する結論を表明することにある 。
監査人は、我が国において一般に公正妥当と認められる四半期レビューの基準に従って、四半期レビューの過程を通
じて、職業的専門家としての判断を行い、職業的懐疑心を保持して以下を実施する 。
・ 主として経営者、財務及び会計に関する事項に責任を有する者等に対する質問、分析的手続その他の四半期
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四半期報告書
レビュー手続を実施する。四半期レビュー手続は、我が国において一般に公正妥当と認められる監査の基準に準
拠して実施される年度の財務諸表の監査に比べて限定された手続である 。
・ 継続企業の前提に関する事項について、重要な疑義を生じさせるような事象又は状況に関して重要な不確実性が認
められると判断した場合には、入手した証拠に基づき、要約四半期連結財務諸表において、国際会計基準第1号「財
務諸表の表示」第4項に基づき、適正に表示されていないと信じさせる事項が認められないかどうか結論付ける。ま
た、継続企業の前提に関する重要な不確実性が認められる場合は、四半期レビュー報告書において要約四半期連結財
務諸表の注記事項に注意を喚起すること、又は重要な不確実性に関する要約四半期連結財務諸表の注記事項が適切で
ない場合は、要約四半期連結財務諸表に対して限定付結論又は否定的結論を表明することが求められている。監査人
の結論は、四半期レビュー報告書日までに入手した証拠に基づいているが、将来の事象や状況により、企業は継続企
業として存続できなくなる可能性がある 。
・ 要約四半期連結財務諸表の表示及び注記事項が、国際会計基準第34号「期中財務報告」に準拠していないと信じさ
せる事項が認められないかどうかとともに、関連する注記事項を含めた要約四半期連結財務諸表の表示、構成及び内
容、並びに要約四半期連結財務諸表が基礎となる取引や会計事象を適正に表示していないと信じさせる事項が認めら
れないかどうかを評価する 。
・ 要約四半期連結財務諸表に対する結論を表明するために、会社及び連結子会社の財務情報に関する証拠を入手す
る。監査人は、要約四半期連結財務諸表の四半期レビューに関する指示、監督及び実施に関して責任がある。監査人
は、単独で監査人の結論に対して責任を負う 。
監査人は、監査等委員会に対して、計画した四半期レビューの範囲とその実施時期、四半期レビュー上の重要な発見
事項について報告を行う 。
監査人は、監査等委員会に対して、独立性についての我が国における職業倫理に関する規定を遵守したこと、並びに
監査人の独立性に影響を与えると合理的に考えられる事項、及び阻害要因を除去又は軽減するためにセーフガードを講
じている場合はその内容について報告を行う 。
利害関係
会社及び連結子会社と当監査法人又は業務執行社員との間には、公認会計士法の規定により記載すべき利害関係はな
い 。
以 上
(注)1.上記の四半期レビュー報告書の原本は当社(四半期報告書提出会社)が別途保管しております。
2.XBRLデータは四半期レビューの対象には含まれていません。
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