株式会社カイノス 四半期報告書 第48期第3四半期(2022/10/01-2022/12/31)
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株式会社カイノス(E00977)
四半期報告書
【表紙】
【提出書類】 四半期報告書
【根拠条文】 金融商品取引法第24条の4の7第1項
【提出先】 関東財務局長
【提出日】 2023年2月2日
【四半期会計期間】 第48期第3四半期(自 2022年10月1日 至 2022年12月31日)
【会社名】 株式会社カイノス
【英訳名】 KAINOS Laboratories,Inc.
【代表者の役職氏名】 代表取締役社長 長津 行宏
【本店の所在の場所】 東京都文京区本郷二丁目38番18号
【電話番号】 03(3816)4123
【事務連絡者氏名】 常務取締役 管理本部本部長 林 司
【最寄りの連絡場所】 東京都文京区本郷二丁目38番18号
【電話番号】 03(3816)4123
【事務連絡者氏名】 常務取締役 管理本部本部長 林 司
【縦覧に供する場所】 株式会社東京証券取引所
(東京都中央区日本橋兜町2番1号)
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第一部【企業情報】
第1【企業の概況】
1【主要な経営指標等の推移】
第47期 第48期
回次 第3四半期 第3四半期 第47期
累計期間 累計期間
自 2021年 自 2022年 自 2021年
4月1日 4月1日 4月1日
会計期間
至 2021年 至 2022年 至 2022年
12月31日 12月31日 3月31日
3,468,003 3,728,853 4,614,725
売上高 (千円)
671,601 722,440 777,906
経常利益 (千円)
457,791 497,680 512,334
四半期(当期)純利益 (千円)
持分法を適用した場合の投資利益 (千円) - - -
831,413 831,413 831,413
資本金 (千円)
4,558,860 4,558,860 4,558,860
発行済株式総数 (株)
4,891,944 5,596,646 5,200,131
純資産額 (千円)
7,142,052 8,089,253 7,571,515
総資産額 (千円)
1株当たり四半期(当期)純利益
112.65 119.24 126.39
(円)
金額
潜在株式調整後1株当たり四半期
(円) - - -
(当期)純利益金額
25.00
1株当たり配当額 (円) - -
68.5 69.2 68.7
自己資本比率 (%)
第47期 第48期
回次 第3四半期 第3四半期
会計期間 会計期間
自 2021年10月1日 自 2022年10月1日
会計期間
至 2021年12月31日 至 2022年12月31日
38.97 33.24
1株当たり四半期純利益金額 (円)
(注)1.当社は四半期連結財務諸表を作成しておりませんので、連結会計年度に係る主要な経営指標等の推移につい
ては記載しておりません。
2.潜在株式調整後1株当たり四半期(当期)純利益金額については、潜在株式が存在しないため記載しており
ません。
3.当社は、「株式給付信託(J-ESOP)」、「株式給付信託(BBT)」を導入しております。本制度の導入に伴
い、当該信託口が保有する当社株式を1株当たり四半期(当期)純利益金額の算定上、期中平均株式数の計
算において控除する自己株式に含めております。
2【事業の内容】
当第3四半期累計期間において、当社が営む事業の内容について、重要な変更はありません。
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第2【事業の状況】
1【事業等のリスク】
当第3四半期累計期間において、新たに発生した事業等のリスクはありません。
また、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて重要な変更はありません。
2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
文中の将来に関する事項は、当四半期会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)経営成績の状況
当第3四半期累計期間における我が国経済は、長期化する新型コロナウイルス感染症の影響を受けながらも、
各種行動制限が緩和され With コロナへの移行が進む中、景気は穏やかな持ち直しがみられました。しかしなが
ら、不安定な国際情勢と円安による輸入コストの増加や資源価格の高騰等による物価の上昇が続いており、景気
の先行きは依然として不透明な状況です。
臨床検査薬業界においては、施設訪問・対面による直接的な販促活動に、学会・セミナーは通常開催へと戻り
つつあります。急拡大した新型コロナウイルス関連の検査需要が継続する一方、患者側から質の高い医療の要求
が高まり、診断や治療等に不可欠な正確かつ簡便・迅速な臨床検査試薬及び機器の安定供給が求められていま
す。
このような状況の中、当社におきましては、主力の生化学分野では各種マルチキャリブレーターを活用した重
点項目の拡販活動により売上は堅調です。輸血検査分野では、全自動輸血検査装置の新規設置が遅れ気味です
が、定期的なウェブセミナー開催とサーベイ実施による顧客満足度の向上に継続して取り組んでいます。また、
海外向けの免疫検査試薬及び新型コロナウイルス関連試薬が業績に寄与しました。以上の結果、当第3四半期累
計期間の当社売上高は、37億2千8百万円(前年同期比7.5%増)となりました。営業利益は、6億9千9百万
円(前年同期比5.7%増)、経常利益は、7億2千2百万円(前年同期比7.6%増)、四半期純利益は、4億9千
7百万円(前年同期比8.7%増)となりました。
(2)財政状態の状況
当第3四半期会計期間末における資産合計は、80億8千9百万円となり、前事業年度末と比べ5億1千7百万
円の増加となりました。流動資産は52億8千万円となり、前事業年度末と比べ5億9千万円の増加となりまし
た。その主な要因は、現金及び預金が2億1千9百万円、受取手形及び売掛金が2億1千3百万円、棚卸資産が
1億6千7百万円増加したこと等によります。固定資産は28億8百万円となり、前事業年度末と比べ7千2百万
円の減少となりました。その主な要因は、固定資産の取得により4千6百万円増加し、繰延税金資産が2千3百
万円、減価償却の進捗に伴い1億5百万円減少したこと等によります。
当第3四半期会計期間末における負債合計は、24億9千2百万円となり、前事業年度末と比べ1億2千1百万
円の増加となりました。その主な要因は、未払法人税等が1億1千3百万円、賞与引当金が6千1百万円減少
し、支払手形及び買掛金が1億5千7百万円、借入金が6千万円増加したこと等によります。
当第3四半期会計期間末における純資産の額は55億9千6百万円となり、前事業年度末と比べ3億9千6百万
円の増加となりました。その主な要因は、配当金の支払いによる減少と、四半期純利益により増加したこと等に
よります。
(3)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期累計期間において、当社が対処すべき課題について重要な変更はありません。
(4)研究開発活動
当第3四半期累計期間における研究開発活動の金額は1億2千2百万円であります。
なお、当第3四半期累計期間において、当社の研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
(5)経営成績に重要な影響を与える要因及び経営戦略の現状と見通し
当第3四半期累計期間において、当社の経営成績に重要な影響を与える要因に変更はありません。
当社は、流動性資金を安定的に確保するための基本方針として、年次資金計画に基づき、事業運営のために必要
な資金(主に銀行借入)を調達しております。また、現金及び現金同等物の十分な流動性を確保しながら、事業
継続と将来に向けた事業の拡大のため、効率的に資本を投下、運用していくことが経営課題であります。
3【経営上の重要な契約等】
当第3四半期会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。
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第3【提出会社の状況】
1【株式等の状況】
(1)【株式の総数等】
①【株式の総数】
種類 発行可能株式総数(株)
普通株式 16,000,000
計 16,000,000
②【発行済株式】
第3四半期会計期間末 上場金融商品取引所名
提出日現在発行数(株)
種類 現在発行数(株) 又は登録認可金融商品 内容
(2023年2月2日)
(2022年12月31日) 取引業協会名
権利内容に何ら
限定のない当社
における標準と
東京証券取引所
4,558,860 4,558,860
普通株式 なる株式であ
スタンダード市場
り、単元株式数
は100株でありま
す。
4,558,860 4,558,860
計 - -
(2)【新株予約権等の状況】
①【ストックオプション制度の内容】
該当事項はありません。
②【その他の新株予約権等の状況】
該当事項はありません。
(3)【行使価額修正条項付新株予約権付社債券等の行使状況等】
該当事項はありません。
(4)【発行済株式総数、資本金等の推移】
発行済株式総数 発行済株式総 資本金増減額 資本金残高 資本準備金増 資本準備金残
年月日
増減数(株) 数残高(株) (千円) (千円) 減額(千円) 高(千円)
2022年10月1日~
- 4,558,860 - 831,413 - 928,733
2022年12月31日
(5)【大株主の状況】
当四半期会計期間は第3四半期会計期間であるため、記載事項はありません。
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(6)【議決権の状況】
①【発行済株式】
2022年12月31日現在
区分 株式数(株) 議決権の数(個) 内容
無議決権株式 - - -
議決権制限株式(自己株式等) - - -
議決権制限株式(その他) - - -
(自己保有株式)
完全議決権株式(自己株式等) - 単元株式数100株
109,700
普通株式
4,447,200 44,472
完全議決権株式(その他) 普通株式 同上
1,960
単元未満株式 普通株式 - -
4,558,860
発行済株式総数 - -
44,472
総株主の議決権 - -
(注)1.「完全議決権株式(その他)」の欄には、証券保管振替機構名義の株式1,000株(議決権の数10個)が含まれ
ております。また、「株式給付信託(J-ESOP)」及び「株式給付信託(BBT)」の信託財産(所有者名義「株
式会社日本カストディ銀行(信託E口)」275,100株(議決権の数2,751個)が含まれております。
②【自己株式等】
2022年12月31日現在
発行済株式総数
自己名義所有 他人名義所有 所有株式数の
所有者の氏名又は名称 所有者の住所 に対する所有株
株式数(株) 株式数(株) 合計(株)
式数の割合(%)
(自己保有株式) 東京都文京区本郷二丁目
109,700 109,700 2.41
-
株式会社カイノス 38番18号
109,700 109,700 2.41
計 - -
(注)「株式給付信託(J-ESOP)」及び「株式給付信託(BBT)」の信託財産(所有者名義「株式会社日本カストディ銀
行(信託E口)」275,100株は、四半期財務諸表において自己株式として表示しておりますが、当該株式は、当
社の信託管理人の指図に従い議決権行使されるため、上記に含めておりません。
2【役員の状況】
前事業年度の有価証券報告書提出日後、当四半期累計期間において役員の異動はありません。
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第4【経理の状況】
1.四半期財務諸表の作成方法について
当社の四半期財務諸表は、「四半期財務諸表等の用語、様式及び作成方法に関する規則」(平成19年内閣府令
第63号)に基づいて作成しております。
2.監査証明について
当社は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づき、第3四半期会計期間(2022年10月1日から2022年
12月31日まで)及び第3四半期累計期間(2022年4月1日から2022年12月31日まで)に係る四半期財務諸表につ
いて、EY新日本有限責任監査法人による四半期レビューを受けております。
3.四半期連結財務諸表について
当社は子会社がありませんので、四半期連結財務諸表を作成しておりません。
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1【四半期財務諸表】
(1)【四半期貸借対照表】
(単位:千円)
前事業年度 当第3四半期会計期間
(2022年3月31日) (2022年12月31日)
資産の部
流動資産
2,676,787 2,895,884
現金及び預金
※ 1,546,372
1,332,569
受取手形及び売掛金
330,783 404,140
商品及び製品
69,568 98,942
仕掛品
247,247 312,029
原材料及び貯蔵品
33,315 23,605
その他
4,690,271 5,280,976
流動資産合計
固定資産
有形固定資産
576,519 557,862
建物(純額)
1,786,539 1,786,539
土地
171,824 151,265
その他(純額)
2,534,882 2,495,666
有形固定資産合計
57,106 36,769
無形固定資産
289,254 275,840
投資その他の資産
2,881,243 2,808,276
固定資産合計
7,571,515 8,089,253
資産合計
負債の部
流動負債
536,113 693,679
支払手形及び買掛金
380,000 540,000
短期借入金
184,616 71,025
未払法人税等
123,300 62,100
賞与引当金
557,098 621,197
その他
1,781,129 1,988,002
流動負債合計
固定負債
500,000 400,000
長期借入金
8,818 8,234
株式給付引当金
31,695 40,883
役員株式給付引当金
49,741 55,486
その他
590,255 504,604
固定負債合計
2,371,384 2,492,606
負債合計
純資産の部
株主資本
831,413 831,413
資本金
940,233 940,233
資本剰余金
3,665,825 4,052,275
利益剰余金
△ 269,080 △ 268,897
自己株式
5,168,392 5,555,025
株主資本合計
評価・換算差額等
31,739 41,621
その他有価証券評価差額金
31,739 41,621
評価・換算差額等合計
5,200,131 5,596,646
純資産合計
7,571,515 8,089,253
負債純資産合計
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(2)【四半期損益計算書】
【第3四半期累計期間】
(単位:千円)
前第3四半期累計期間 当第3四半期累計期間
(自 2021年4月1日 (自 2022年4月1日
至 2021年12月31日) 至 2022年12月31日)
3,468,003 3,728,853
売上高
1,616,797 1,801,832
売上原価
1,851,206 1,927,020
売上総利益
1,189,148 1,227,322
販売費及び一般管理費
662,058 699,697
営業利益
営業外収益
5,545 6,484
受取利息及び配当金
5,520 9,964
為替差益
4,926 11,580
業務受託料
1,710 908
その他
17,703 28,938
営業外収益合計
営業外費用
5,711 5,691
支払利息
2,449 504
その他
8,160 6,195
営業外費用合計
671,601 722,440
経常利益
特別損失
1,419 1,528
固定資産除却損
1,419 1,528
特別損失合計
670,182 720,911
税引前四半期純利益
法人税、住民税及び事業税 173,990 199,531
38,400 23,700
法人税等調整額
212,390 223,231
法人税等合計
457,791 497,680
四半期純利益
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【注記事項】
(追加情報)
(株式給付信託(J-ESOP)について)
1.取引の概要
当社は、株価や業績と従業員の処遇の連動性をより高め、経済的な効果を株主の皆様と共有すること
により、株価及び業績向上への従業員の意欲や士気を高めることを目的として、従業員インセンティ
ブ・プラン「株式給付信託(J-ESOP)」(以下、「本制度」といいます。)を導入しております。
本制度は、予め当社が定めた株式給付規程に基づき、一定の要件を満たした当社の従業員に対して当
社株式を給付する仕組みです。当社は、従業員に対し個人の貢献度等に応じてポイントを付与し、一定
の条件により受給権の取得をしたときに当該付与ポイントに相当する当社株式を給付します。従業員に
対し給付する株式については、予め信託設定した金銭により将来分も含め取得し、信託財産として分別
管理するものとします。
2.信託に残存する自社の株式
信託に残存する当社株式を、信託における帳簿価額(付随費用の金額を除く)により、純資産の部に
自己株式として計上しております。当該自己株式の帳簿価額及び株式数は、前第3四半期会計期間末
104,944千円、179,700株、当第3四半期会計期間末104,711千円、179,300株であります。
3.会計処理の方法
「従業員等に信託を通じて自社の株式を交付する取引に関する実務上の取扱い」(実務対応報告第30
号2015年3月26日)に基づき、総額法を適用しております。規程に基づき従業員に付与したポイント数
を基礎として、費用及びこれに対応する引当金を計上しております。
(株式給付信託(BBT)について)
1.取引の概要
当社は、取締役の報酬と当社の業績及び株式価値との連動性をより明確にし、取締役が株価上昇によ
るメリットのみならず、株価下落リスクまでも株主の皆様と共有することで、中長期的な業績の向上と
企業価値の増大に貢献する意識を高めることを目的として、株式報酬制度「株式給付信託(BBT)」(以
下、「本制度」といいます。)を導入しております。
本制度は、予め当社が定めた役員株式給付規程に基づき、一定の要件を満たした取締役に対して当社
株式を給付する仕組みです。当社は、役員株式給付規程に基づき取締役にポイントを付与し、取締役を
退任した者のうち「役員株式給付規程」に定める受益者要件を満たした者(以下、「受益者」といいま
す。)に対して、当該受益者に付与されたポイント数に応じた当社株式を給付します。ただし、取締役
が「役員株式給付規程」に別途定める要件を満たす場合には、当該取締役に付与されたポイントの一定
割合について、当社株式の給付に代えて、当社株式を退任日時点の時価で換算した金額相当の金銭を給
付します。取締役に対し給付する株式については、予め信託設定した金銭により将来分も含め取得し、
信託財産として分別管理するものとします。
2.信託に残存する自社の株式
信託に残存する当社株式を、信託における帳簿価額(付随費用の金額を除く)により、純資産の部に
自己株式として計上しております。当該自己株式の帳簿価額及び株式数は、前第3四半期会計期間末
50,007千円、95,800株、当第3四半期会計期間末50,007千円、95,800株であります。
3.会計処理の方法
「従業員等に信託を通じて自社の株式を交付する取引に関する実務上の取扱い」(実務対応報告第30
号2015年3月26日)に準じて、総額法を適用しております。規程に基づき役員に付与したポイント数を
基礎として、費用及びこれに対応する引当金を計上しております。
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(四半期貸借対照表関係)
※四半期会計期間末日満期手形
四半期会計期間末日満期手形の会計処理については、当四半期会計期間末日が金融機関の休日でしたが、満
期日に決済が行われたものとして処理しております。当四半期会計期間末日満期手形の金額は、次のとおりであ
ります。
前事業年度 当第3四半期会計期間
(2022年3月31日) (2022年12月31日)
受取手形 -千円 31,447千円
(四半期キャッシュ・フロー計算書関係)
当第3四半期累計期間に係る四半期キャッシュ・フロー計算書は作成しておりません。なお、第3四半期累計期
間に係る減価償却費(無形固定資産に係る償却費を含む。)は、次のとおりであります。
前第3四半期累計期間 当第3四半期累計期間
(自 2021年4月1日 (自 2022年4月1日
至 2021年12月31日) 至 2022年12月31日)
減価償却費 114,167千円 105,921千円
(株主資本等関係)
Ⅰ 前第3四半期累計期間(自 2021年4月1日 至 2021年12月31日)
1.配当金支払額
配当金の総額 1株当たり配
(決議) 株式の種類 基準日 効力発生日 配当の原資
(千円) 当額(円)
2021年6月17日
普通株式 65,538 15.00 2021年3月31日 2021年6月18日 利益剰余金
定時株主総会
(注)2021年6月17日定時株主総会決議による配当金の総額には、信託が保有する自社の株式に対する配当金4,132千円が
含まれております。
2.株主資本の著しい変動
当社は、2021年11月25日開催の取締役会決議に基づき、自己株式150,000株の取得を行いました。この
結果、前第3四半期累計期間において自己株式が158,100千円増加し、前第3四半期会計期間末において
自己株式が508,050千円となっております。
Ⅱ 当第3四半期累計期間(自 2022年4月1日 至 2022年12月31日)
1.配当金支払額
配当金の総額 1株当たり配
(決議) 株式の種類 基準日 効力発生日 配当の原資
(千円) 当額(円)
2022年6月16日
普通株式 111,230 25.00 2022年3月31日 2022年6月17日 利益剰余金
定時株主総会
(注)2022年6月16日定時株主総会決議による配当金の総額には、信託が保有する自社の株式に対する配当金6,887千円が
含まれております。
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(金融商品関係)
四半期財務諸表等規則第10条の2の規定に基づき注記を省略しております。
(有価証券関係)
四半期財務諸表等規則第10条の2の規定に基づき注記を省略しております。
(デリバティブ取引関係)
四半期財務諸表等規則第10条の2の規定に基づき注記を省略しております。
(セグメント情報等)
【セグメント情報】
当社は、臨床検査薬の製造及び販売事業の単一セグメントであるため、記載を省略しております。
(収益認識関係)
顧客との契約から生じる収益を分解した情報
前第3四半期累計期間(自 2021年4月1日 至 2021年12月31日)
(単位:千円)
製品 商品 合計
主要な財又はサービスのライン
生化学検査用試薬 1,649,972 66,601 1,716,574
免疫血清検査試薬 1,192,927 411,953 1,604,881
その他 145,445 1,103 146,548
顧客との契約から生じる収益 2,988,344 479,659 3,468,003
当第3四半期累計期間(自 2022年4月1日 至 2022年12月31日)
(単位:千円)
製品 商品 合計
主要な財又はサービスのライン
生化学検査用試薬 1,721,295 90,089 1,811,385
免疫血清検査試薬 1,287,311 436,760 1,724,071
その他 135,060 58,335 193,396
顧客との契約から生じる収益 3,143,667 585,185 3,728,853
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株式会社カイノス(E00977)
四半期報告書
(1株当たり情報)
1株当たり四半期純利益金額及び算定上の基礎は、以下のとおりであります。
前第3四半期累計期間 当第3四半期累計期間
(自 2021年4月1日 (自 2022年4月1日
至 2021年12月31日) 至 2022年12月31日)
1株当たり四半期純利益金額 112円65銭 119円24銭
(算定上の基礎)
四半期純利益金額(千円) 457,791 497,680
普通株主に帰属しない金額(千円) - -
普通株式に係る四半期純利益金額(千円) 457,791 497,680
普通株式の期中平均株式数(株) 4,063,704 4,173,878
(注)1.潜在株式調整後1株当たり四半期純利益金額については、潜在株式が存在しないため記載しておりません。
2.株主資本において自己株式として計上されている信託に残存する自社の株式は、1株当たり四半期純利益金
額の算定上、期末発行済株式総数から控除する自己株式数に含めております。1株当たり四半期純利益金額
の算定上、控除した当該自己株式の期中平均株式数は、前第3四半期累計期間275,500株、当第3四半期累
計期間275,300株であります。
(重要な後発事象)
該当事項はありません。
2【その他】
該当事項はありません。
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四半期報告書
第二部【提出会社の保証会社等の情報】
該当事項はありません。
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四半期報告書
独立監査人の四半期レビュー報告書
2023年2月2日
株式会社カイノス
取締役会 御中
EY新日本有限責任監査法人
東京事務所
指定有限責任社員
公認会計士
川口 宗夫
業務執行社員
指定有限責任社員
公認会計士
中田 里織
業務執行社員
監査人の結論
当監査法人は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づき、「経理の状況」に掲げられている株式会社カイ
ノスの2022年4月1日から2023年3月31日までの第48期事業年度の第3四半期会計期間(2022年10月
1日から2022年12月31日まで)及び第3四半期累計期間(2022年4月1日から2022年12月31日ま
で)に係る四半期財務諸表、すなわち、四半期貸借対照表、四半期損益計算書及び注記について四半期レビューを行っ
た。
当監査法人が実施した四半期レビューにおいて、上記の四半期財務諸表が、我が国において一般に公正妥当と認められ
る四半期財務諸表の作成基準に準拠して、株式会社カイノスの2022年12月31日現在の財政状態及び同日をもって
終了する第3四半期累計期間の経営成績を適正に表示していないと信じさせる事項が全ての重要な点において認められな
かった。
監査人の結論の根拠
当監査法人は、我が国において一般に公正妥当と認められる四半期レビューの基準に準拠して四半期レビューを行っ
た。四半期レビューの基準における当監査法人の責任は、「四半期財務諸表の四半期レビューにおける監査人の責任」に
記載されている。当監査法人は、我が国における職業倫理に関する規定に従って、会社から独立しており、また、監査人
としてのその他の倫理上の責任を果たしている。当監査法人は、結論の表明の基礎となる証拠を入手したと判断してい
る。
四半期財務諸表に対する経営者並びに監査役及び監査役会の責任
経営者の責任は、我が国において一般に公正妥当と認められる四半期財務諸表の作成基準に準拠して四半期財務諸表を
作成し適正に表示することにある。これには、不正又は誤謬による重要な虚偽表示のない四半期財務諸表を作成し適正に
表示するために経営者が必要と判断した内部統制を整備及び運用することが含まれる。
四半期財務諸表を作成するに当たり、経営者は、継続企業の前提に基づき四半期財務諸表を作成することが適切である
かどうかを評価し、我が国において一般に公正妥当と認められる四半期財務諸表の作成基準に基づいて継続企業に関する
事項を開示する必要がある場合には当該事項を開示する責任がある。
監査役及び監査役会の責任は、財務報告プロセスの整備及び運用における取締役の職務の執行を監視することにある。
四半期財務諸表の四半期レビューにおける監査人の責任
監査人の責任は、監査人が実施した四半期レビューに基づいて、四半期レビュー報告書において独立の立場から四半期
財務諸表に対する結論を表明することにある。
監査人は、我が国において一般に公正妥当と認められる四半期レビューの基準に従って、四半期レビューの過程を通じ
て、職業的専門家としての判断を行い、職業的懐疑心を保持して以下を実施する。
・ 主として経営者、財務及び会計に関する事項に責任を有する者等に対する質問、分析的手続その他の四半期レビュー
手続を実施する。四半期レビュー手続は、我が国において一般に公正妥当と認められる監査の基準に準拠して実施され
る年度の財務諸表の監査に比べて限定された手続である。
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株式会社カイノス(E00977)
四半期報告書
・ 継続企業の前提に関する事項について、重要な疑義を生じさせるような事象又は状況に関して重要な不確実性が認め
られると判断した場合には、入手した証拠に基づき、四半期財務諸表において、我が国において一般に公正妥当と認め
られる四半期財務諸表の作成基準に準拠して、適正に表示されていないと信じさせる事項が認められないかどうか結論
付ける。また、継続企業の前提に関する重要な不確実性が認められる場合は、四半期レビュー報告書において四半期財
務諸表の注記事項に注意を喚起すること、又は重要な不確実性に関する四半期財務諸表の注記事項が適切でない場合
は、四半期財務諸表に対して限定付結論又は否定的結論を表明することが求められている。監査人の結論は、四半期レ
ビュー報告書日までに入手した証拠に基づいているが、将来の事象や状況により、企業は継続企業として存続できなく
なる可能性がある。
・ 四半期財務諸表の表示及び注記事項が、我が国において一般に公正妥当と認められる四半期財務諸表の作成基準に準
拠していないと信じさせる事項が認められないかどうかとともに、関連する注記事項を含めた四半期財務諸表の表示、
構成及び内容、並びに四半期財務諸表が基礎となる取引や会計事象を適正に表示していないと信じさせる事項が認めら
れないかどうかを評価する。
監査人は、監査役及び監査役会に対して、計画した四半期レビューの範囲とその実施時期、四半期レビュー上の重要な
発見事項について報告を行う。
監査人は、監査役及び監査役会に対して、独立性についての我が国における職業倫理に関する規定を遵守したこと、並
びに監査人の独立性に影響を与えると合理的に考えられる事項、及び阻害要因を除去又は軽減するためにセーフガードを
講じている場合はその内容について報告を行う。
利害関係
会社と当監査法人又は業務執行社員との間には、公認会計士法の規定により記載すべき利害関係はない。
以 上
(注)1.上記の四半期レビュー報告書の原本は当社(四半期報告書提出会社)が別途保管しております。
2.XBRLデータは四半期レビューの対象には含まれていません。
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