株式会社協和コンサルタンツ 四半期報告書 第62期第3四半期(令和4年6月1日-令和4年8月31日)
提出書類 | 四半期報告書-第62期第3四半期(令和4年6月1日-令和4年8月31日) |
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提出者 | 株式会社協和コンサルタンツ |
カテゴリ | 四半期報告書 |
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株式会社協和コンサルタンツ(E04884)
四半期報告書
【表紙】
【提出書類】 四半期報告書
【根拠条文】 金融商品取引法第24条の4の7第1項
【提出先】 関東財務局長
【提出日】 2022年10月14日
【四半期会計期間】 第62期第3四半期(自 2022年6月1日 至 2022年8月31日)
【会社名】 株式会社協和コンサルタンツ
【英訳名】 KYOWA ENGINEERING CONSULTANTS Co., Ltd.
【代表者の役職氏名】 代表取締役社長 山本 満
【本店の所在の場所】 東京都渋谷区笹塚一丁目62番11号
【電話番号】 03(3376)3171(代表)
【事務連絡者氏名】 統括本部経営管理室長 黒瀬 雅弘
【最寄りの連絡場所】 東京都渋谷区笹塚一丁目62番11号
【電話番号】 03(3376)3171(代表)
【事務連絡者氏名】 統括本部経営管理室長 黒瀬 雅弘
【縦覧に供する場所】 株式会社東京証券取引所
(東京都中央区日本橋兜町2番1号)
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第一部 【企業情報】
第1 【企業の概況】
1 【主要な経営指標等の推移】
第61期 第62期
回次 第3四半期 第3四半期 第61期
連結累計期間 連結累計期間
自 2020年12月1日 自 2021年12月1日 自 2020年12月1日
会計期間
至 2021年8月31日 至 2022年8月31日 至 2021年11月30日
売上高 (千円) 5,906,746 5,996,459 7,329,987
経常利益 (千円) 575,387 515,217 463,241
親会社株主に帰属する
(千円) 347,095 302,917 269,966
四半期(当期)純利益
四半期包括利益又は包括利益 (千円) 378,789 343,131 268,757
純資産額 (千円) 2,659,870 3,053,192 2,549,838
総資産額 (千円) 6,484,967 6,467,589 7,104,863
1株当たり四半期(当期)純利益
(円) 593.47 517.94 461.60
金額
潜在株式調整後1株当たり
(円) ― ― ―
四半期(当期)純利益金額
自己資本比率 (%) 38.5 44.4 33.7
第61期 第62期
回次 第3四半期 第3四半期
連結会計期間 連結会計期間
自 2021年6月1日 自 2022年6月1日
会計期間
至 2021年8月31日 至 2022年8月31日
1株当たり四半期純利益金額又
は1株当たり四半期純損失金額 (円) △ 74.75 9.82
(△)
(注) 1 当社は四半期連結財務諸表を作成しておりますので、提出会社の主要な経営指標等の推移については記載し
ておりません。
2 売上高には、消費税等は含まれておりません。
3 潜在株式調整後1株当たり四半期(当期)純利益金額については、潜在株式がないため記載しておりません。
4 「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日)等を第1四半期連結会計期間の期
首から適用しており、当第3四半期連結累計期間及び当第3四半期連結会計期間に係る主要な経営指標等に
ついては、当該会計基準等を適用した後の指標等となっております。
2 【事業の内容】
当第3四半期連結累計期間において、当社グループ(当社及び当社の関係会社)が営む事業の内容について、重要
な変更はありません。また、主要な関係会社における異動もありません。
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第2 【事業の状況】
1 【事業等のリスク】
当第3四半期連結累計期間における、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、
投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項の発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等の
リスク」についての重要な変更はありません。
なお、重要事象等は存在しておりません。
2 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
(1)業績の状況
当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルスの感染状況が一服し、経済活動の緩やか
な回復に伴い、企業業績に持ち直しの動きが見られました。しかしながら、エネルギー資源や穀物価格の世界的な
高騰等により、景気の先行きが不透明な状況となっております。
一方、建設コンサルタント業界は、国内業務においては、当第2四半期連結累計期間同様に、社会インフラの点
検・補修・補強業務などの防災・減災、国土強靭化関連の需要を中心として、概ね安定した市場環境にありまし
た。また、海外業務においては、円安の影響が現地経費の一部に生じたものの、需要そのものは概ね正常な市場環
境となりました。
このような状況下、当社グループは、営業面では、受注量の確保を最優先とする営業活動を展開し、建設コンサ
ルタント事業、情報処理事業共に前年同期を上回る成果を上げることができました。また、生産面では、親会社に
おいて期首から稼働させている支社の技術部門を横断する生産体制を中心に、エリアごとの業務量平準化による全
社レベルでの生産性向上と生産原価低減の取り組みを継続し、収益面で期初計画を上回る成果を上げることができ
ました。
この結果、当第3四半期連結累計期間の業績は、受注高7,003百万円(前年同期比7.7%増)、売上高5,996百万円
(前年同期は5,906百万円)、営業利益523百万円(前年同期は587百万円)、経常利益515百万円(前年同期は575百
万円)、親会社株主に帰属する四半期純利益302百万円(前年同期は347百万円)となり、現段階において1月に開
示した業績予想に対する進捗は順調に推移しております。
なお、当社グループは、「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号2020年3月31日)等を第1四半期
連結会計期間の期首から適用しております。このため、当第3四半期連結累計期間と比較対象となる前第3四半期
連結累計期間との間で収益認識に対する基準が異なることから、受注高以外の業績につきましては前年同期比を記
載しておりません。詳細につきましては、、「第4 経理の状況 注記事項 会計方針の変更等 収益認識に関する
会計基準等の適用」をご参照ください。
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セグメントごとの業績は、次のとおりであります。
(建設コンサルタント事業)
主力事業であります建設コンサルタント事業は、受注高5,484百万円(前年同期比8.0%増)、売上高4,719百万
円(前年同期は4,751百万円)、営業利益556百万円(前年同期は610百万円)となりました。
(情報処理事業)
情報処理事業は、受注高1,515百万円(前年同期比6.8%増)、売上高1,273百万円(前年同期は1,152百万
円)、営業利益62百万円(前年同期は78百万円)となりました。
(不動産賃貸・管理事業)
不動産賃貸・管理事業は、当社子会社が主に連結グループ内企業に対してサービスを提供している事業で、受
注高2百万円(前年同期比2.8%減)、売上高2百万円(前年同期は2百万円)、営業利益26百万円(前年同期は28
百万円)となりました。
(注)上記セグメント別の売上高は、外部顧客に対する売上高のみを表示しております。セグメント別の営
業利益は、外部顧客に対する額に加え、セグメント間の額を含めて表示しております。内部売上高を含む詳細
につきましては、[セグメント情報]をご参照下さい。
(2)財政状態の分析
(総資産)
当第3四半期連結会計期間末における総資産は、前連結会計年度末に比べ637百万円減少し6,467百万円となり
ました。これは、受取手形・完成業務未収入金及び契約資産等が509百万円増加した一方、未成業務支出金が
1,167百万円減少したこと等によるものであります。
(負債)
当第3四半期連結会計期間末における負債は、前連結会計年度末に比べ1,140百万円減少し3,414百万円となり
ました。これは、短期借入金が700百万円減少し、契約負債が223百万円減少したこと等によるものであります。
(純資産)
当第3四半期連結会計期間末における純資産は、前連結会計年度末に比べ503百万円増加し3,053百万円となり
ました。これは主として、利益剰余金の増加によるものであります。
(3)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループの事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新た
に生じた課題はありません。
(4)研究開発活動
特記事項はありません。
3 【経営上の重要な契約等】
当第3四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結はありません。
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第3 【提出会社の状況】
1 【株式等の状況】
(1) 【株式の総数等】
① 【株式の総数】
種類 発行可能株式総数(株)
普通株式 2,000,000
計 2,000,000
② 【発行済株式】
第3四半期会計期間 提出日現在 上場金融商品取引所
種類 末現在発行数(株) 発行数(株) 名又は登録認可金融 内容
( 2022年8月31日 ) (2022年10月14日) 商品取引業協会名
東京証券取引所
単元株式数 100株
普通株式 586,100 586,100
(スタンダード)
計 586,100 586,100 ― ―
(2) 【新株予約権等の状況】
① 【ストックオプション制度の内容】
該当事項はありません。
② 【その他の新株予約権等の状況】
該当事項はありません。
(3) 【行使価額修正条項付新株予約権付社債券等の行使状況等】
該当事項はありません。
(4) 【発行済株式総数、資本金等の推移】
発行済株式 発行済株式 資本準備金 資本準備金
資本金増減額 資本金残高
年月日 総数増減数 総数残高 増減額 残高
(千円) (千円)
(株) (株) (千円) (千円)
2022年6月1日~
― 586,100 ― 1,000,000 ― 261,662
2022年8月31日
(5) 【大株主の状況】
当四半期会計期間は第3四半期会計期間であるため、記載事項はありません。
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(6) 【議決権の状況】
当第3四半期会計期間末日現在の「議決権の状況」については、株主名簿の記載内容が確認できないため記載す
ることができないことから、直前の基準日(2022年5月31日)に基づく株主名簿による記載をしております。
① 【発行済株式】
2022年8月31日 現在
区分 株式数(株) 議決権の数(個) 内容
無議決権株式 ― ― ―
議決権制限株式(自己株式等) ― ― ―
議決権制限株式(その他) ― ― ―
(自己保有株式)
完全議決権株式(自己株式等) ― ―
普通株式 1,200
普通株式 583,600
完全議決権株式(その他) 5,836 ―
普通株式 1,300
単元未満株式 ― (注)
発行済株式総数 586,100 ― ―
総株主の議決権 ― 5,836 ―
(注) 単元未満株式には、当社所有の自己株式が98株含まれております。
② 【自己株式等】
2022年8月31日 現在
発行済株式
自己名義 他人名義 所有株式数
所有者の氏名 総数に対する
所有者の住所 所有株式数 所有株式数 の合計
又は名称 所有株式数
(株) (株) (株)
の割合(%)
東京都渋谷区笹塚
(自己保有株式)
1,200 ― 1,200 0.21
株式会社協和コンサルタンツ
1-62-11
計 ― 1,200 ― 1,200 0.21
2 【役員の状況】
該当事項はありません。
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第4 【経理の状況】
1.四半期連結財務諸表の作成方法について
当社の四半期連結財務諸表は、「四半期連結財務諸表の用語、様式及び作成方法に関する規則」(平成19年内閣府令
第64号)に基づいて作成しております。
2.監査証明について
当社は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づき、第3四半期連結会計期間(2022年6月1日から2022年
8月31日まで)及び第3四半期連結累計期間(2021年12月1日から2022年8月31日まで)に係る四半期連結財務諸表につ
いて、EY新日本有限責任監査法人による四半期レビューを受けております。
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1 【四半期連結財務諸表】
(1) 【四半期連結貸借対照表】
(単位:千円)
前連結会計年度 当第3四半期連結会計期間
(2021年11月30日) (2022年8月31日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 3,124,207 3,160,512
受取手形・完成業務未収入金等 1,030,338 -
受取手形・完成業務未収入金及び契約資産等 - 1,539,661
未成業務支出金 1,301,553 133,596
93,127 98,972
その他
流動資産合計 5,549,227 4,932,743
固定資産
有形固定資産
建物及び構築物(純額) 137,459 131,719
土地 526,435 526,435
89,574 104,820
その他(純額)
有形固定資産合計 753,468 762,975
無形固定資産
153,939 142,562
投資その他の資産
退職給付に係る資産 8,798 6,687
その他 677,469 660,661
△ 38,040 △ 38,040
貸倒引当金
投資その他の資産合計 648,227 629,308
固定資産合計 1,555,635 1,534,846
資産合計 7,104,863 6,467,589
負債の部
流動負債
業務未払金 373,982 270,023
短期借入金 1,500,000 800,000
1年内返済予定の長期借入金 5,000 400,000
未成業務受入金 976,914 -
契約負債 - 753,625
未払法人税等 138,019 187,055
受注損失引当金 11,223 7,913
606,141 471,418
その他
流動負債合計 3,611,281 2,890,036
固定負債
長期借入金 400,000 -
役員退職慰労引当金 179,856 174,414
退職給付に係る負債 310,940 292,793
52,946 57,152
その他
固定負債合計 943,743 524,360
負債合計 4,555,024 3,414,397
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(単位:千円)
前連結会計年度 当第3四半期連結会計期間
(2021年11月30日) (2022年8月31日)
純資産の部
株主資本
資本金 1,000,000 1,000,000
資本剰余金 250,000 250,000
利益剰余金 1,162,879 1,615,476
△ 2,228 △ 2,411
自己株式
株主資本合計 2,410,650 2,863,065
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 8,408 13,404
△ 22,841 △ 5,710
退職給付に係る調整累計額
その他の包括利益累計額合計 △ 14,433 7,694
非支配株主持分 153,621 182,432
純資産合計 2,549,838 3,053,192
負債純資産合計 7,104,863 6,467,589
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(2) 【四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書】
【四半期連結損益計算書】
【第3四半期連結累計期間】
(単位:千円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2020年12月1日 (自 2021年12月1日
至 2021年8月31日) 至 2022年8月31日)
売上高 5,906,746 5,996,459
4,366,046 4,501,719
売上原価
売上総利益 1,540,700 1,494,739
販売費及び一般管理費 953,037 971,220
営業利益 587,662 523,518
営業外収益
受取利息及び配当金 1,176 1,344
受取家賃 6,603 6,788
雇用調整助成金 916 164
2,780 5,091
その他
営業外収益合計 11,475 13,388
営業外費用
支払利息 23,727 21,639
23 50
その他
営業外費用合計 23,750 21,689
経常利益 575,387 515,217
税金等調整前四半期純利益 575,387 515,217
法人税、住民税及び事業税
188,554 263,138
16,686 △ 68,924
法人税等調整額
法人税等合計 205,241 194,213
四半期純利益 370,146 321,004
非支配株主に帰属する四半期純利益 23,050 18,086
親会社株主に帰属する四半期純利益 347,095 302,917
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【四半期連結包括利益計算書】
【第3四半期連結累計期間】
(単位:千円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2020年12月1日 (自 2021年12月1日
至 2021年8月31日) 至 2022年8月31日)
四半期純利益 370,146 321,004
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 6,746 4,996
1,897 17,131
退職給付に係る調整額
その他の包括利益合計 8,643 22,127
四半期包括利益 378,789 343,131
(内訳)
親会社株主に係る四半期包括利益 355,739 325,044
非支配株主に係る四半期包括利益 23,050 18,086
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【注記事項】
(会計方針の変更等)
(収益認識に関する会計基準等の適用)
「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日。以下「収益認識会計基準」という。)等
を第1四半期連結会計期間の期首から適用し、約束した財またはサービスの支配が顧客に移転した時点で、当該財ま
たはサービスと交換に受け取ると見込まれる金額で収益を計上することとしております。
前連結会計年度までは業務完成基準を適用しておりましたが、第1四半期連結会計期間より、一定の期間にわたり
履行義務が充足される契約については、履行義務の充足に係る進捗度を見積もり、一定の期間にわたり収益を認識す
る方法に変更しております。また、一時点で充足される履行義務は業務完了時に収益を認識し、履行義務の充足に係
る進捗度の合理的な見積りが出来ない業務については原価回収基準を適用しております。履行義務の充足に係る進捗
度の見積もりの方法は、実行予算に対する実際原価の割合(インプット法)、または、契約額に対する実際出来高の
割合(アウトプット法)に拠っております。
収益認識会計基準等の適用については、収益認識会計基準第84項ただし書きに定める経過的な取扱いに従ってお
り、第1四半期連結会計期間の期首より前に新たな会計方針を遡及適用した場合の累積的影響額を、第1四半期連結
会計期間の期首の利益剰余金に加減し、当該期首残高から新たな会計方針を適用しております。また、収益認識会計
基準第86項また書き(1)に定める方法を適用し、第1四半期連結会計期間の期首より前までに行われた契約変更につい
て、すべての契約変更を反映した後の契約条件に基づき、会計処理を行い、その累積的影響額を第1四半期連結会計
期間の期首の利益剰余金に加減しております。
この結果、当第3四半期連結累計期間の売上高は68,567千円、売上原価は37,899千円それぞれ増加し、営業利益、
経常利益及び税金等調整前四半期純利益はそれぞれ30,668千円増加しております。また、利益剰余金の当期首残高は
167,224千円増加しております。
収益認識会計基準等を適用したため、前連結会計年度の連結貸借対照表において「流動資産」に表示していた「受
取手形・完成業務未収入金等」は、第1四半期連結会計期間より「受取手形・完成業務未収入金及び契約資産等」に
含めて表示し、「流動負債」に表示していた「未成業務受入金」は「契約負債」に含めて表示しております。なお、
収益認識会計基準第89-2項に定める経過的な取扱いに従って、前連結会計年度について新たな表示方法により組替え
を行っておりません。さらに、「四半期財務諸表に関する会計基準」(企業会計基準第12号 2020年3月31日)第28-
15項に定める経過的な取扱いに従って、前第3四半期連結累計期間に係る顧客との契約から生じる収益を分解した情
報を記載しておりません。
(時価の算定に関する会計基準等の適用)
「時価の算定に関する会計基準」(企業会計基準第30号 2019年7月4日。以下「時価算定会計基準」という。)
等を第1四半期連結会計期間の期首から適用しております。
時価算定会計基準等の適用にあたっては、時価算定会計基準第19項及び「金融商品に関する会計基準」(企業会計
基準第10号 2019年7月4日)第44-2項に定める経過的な取扱いに従っており、時価算定会計基準等が定める新たな
会計方針を、将来にわたって適用することとしております。
なお、当該会計基準の適用が四半期連結財務諸表に及ぼす影響はありません。
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(四半期連結貸借対照表関係)
該当事項はありません。
(四半期連結損益計算書関係)
該当事項はありません。
(四半期連結キャッシュ・フロー計算書関係)
当第3四半期連結累計期間に係る四半期連結キャッシュ・フロー計算書は作成しておりません。なお、第3四
半期連結累計期間に係る減価償却費(無形固定資産に係る償却費を含む。)は次のとおりであります。
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2020年12月1日 (自 2021年12月1日
至 2021年8月31日 ) 至 2022年8月31日 )
減価償却費 60,848千円 53,967千円
(株主資本等関係)
前第3四半期連結累計期間(自 2020年12月1日 至 2021年8月31日 )
1 配当金支払額
配当金の総額 1株当たり
決議 株式の種類 基準日 効力発生日 配当の原資
(千円) 配当額(円)
2021年2月25日
普通株式 17,546 30.00 2020年11月30日 2021年2月26日 利益剰余金
定時株主総会
2 基準日が当第3四半期連結累計期間に属する配当のうち、配当の効力発生日が当第3四半期連結会計期間の末日
後となるもの
該当事項はありません。
3 株主資本の著しい変動
株主資本の金額は、前連結会計年度末日と比較して著しい変動がありません。
当第3四半期連結累計期間(自 2021年12月1日 至 2022年8月31日 )
1 配当金支払額
配当金の総額 1株当たり
決議 株式の種類 基準日 効力発生日 配当の原資
(千円) 配当額(円)
2022年2月25日
普通株式 17,545 30.00 2021年11月30日 2022年2月28日 利益剰余金
定時株主総会
2 基準日が当第3四半期連結累計期間に属する配当のうち、配当の効力発生日が当第3四半期連結会計期間の末日
後となるもの
該当事項はありません。
3 株主資本の著しい変動
株主資本の金額は、前連結会計年度末日と比較して著しい変動がありません。
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(セグメント情報等)
【セグメント情報】
Ⅰ 前第3四半期連結累計期間(自 2020年12月1日 至 2021年8月31日 )
報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:千円)
四半期連結
報告セグメント
損益計算書
調整額
建設コンサル
不動産賃貸・ 計上額
計 (注1)
情報処理事業
タント事業
管理事業
(注2)
売上高
(1) 外部顧客へ
4,751,381 1,152,460 2,904 5,906,746 ― 5,906,746
の売上高
(2) セグメント
― 41,229 43,861 85,090 △ 85,090 ―
間の内部売上高
計 4,751,381 1,193,689 46,765 5,991,837 △ 85,090 5,906,746
セグメント利益 610,574 78,798 28,954 718,328 △ 130,665 587,662
(注) 1 セグメント利益の調整額△130,665千円には、セグメント間取引消去932千円、各報告セグメントに配分して
いない全社費用△131,597千円が含まれております。全社費用の主なものはグループの管理部門に係る費用
であります。
2 セグメント利益は、四半期連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。
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Ⅱ 当第3四半期連結累計期間(自 2021年12月1日 至 2022年8月31日 )
報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報並びに収益の分解情報
(単位:千円)
報告セグメント
四半期連結
損益計算書
調整額
建設コンサル
不動産賃貸・
計上額
計
(注1)
情報処理事業
タント事業
管理事業
(注2)
売上高
(国内)
調査・設計及び施工管理 4,576,342 ― ― 4,576,342 ― 4,576,342
サービス
(国内)
― 457,070 ― 457,070 ― 457,070
情報処理サービス
(国内)
― 816,766 ― 816,766 ― 816,766
人材派遣等のサービス
(海外)
143,455 ― ― 143,455 ― 143,455
調査・設計及び施工管理
サービス
顧客との契約から生じる収
4,719,798 1,273,837 ― 5,993,635 ― 5,993,635
益
その他の収益 ― ― 2,823 2,823 ― 2,823
(1) 外部顧客への売上高
4,719,798 1,273,837 2,823 5,996,459 ― 5,996,459
(2) セグメント
― 46,374 43,291 89,665 △ 89,665 ―
間の内部売上高
△ 89,665
計 4,719,798 1,320,211 46,115 6,086,124 5,996,459
△ 123,001
セグメント利益 556,974 62,920 26,624 646,520 523,518
(注) 1 セグメント利益の調整額△123,001千円は、各報告セグメントに配分していない全社費用であります。全社
費用の主なものはグループの管理部門に係る費用であります。
2 セグメント利益は、四半期連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。
3 報告セグメントの変更等に関する情報
「(会計方針の変更)(収益認識に関する会計基準等の適用)」に記載のとおり、第1四半期連結会計期間の
期首より収益認識会計基準等を適用し、収益認識に関する会計処理の方法を変更したため、当該変更の対象
となる報告セグメントの利益又は損失の測定方法を同様に変更しております。これにより、従来の方法に比
べて、当第3四半期連結累計期間における売上高は、「建設コンサルタント事業」において139,898千円増
加する一方で「情報処理事業」において90,503千円減少し、これに対する「調整額」が△19,172千円減少し
ております。また、セグメント利益は、「建設コンサルタント事業」において41,789千円増加し、「情報処
理事業」において11,121千円減少しております。
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(収益認識関係)
顧客との契約から生じる収益を分解した情報は、「注記事項(セグメント情報等)」に記載のとおりでありま
す。
(1株当たり情報)
1株当たり四半期純利益金額及び算定上の基礎は、以下のとおりであります。
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2020年12月1日 (自 2021年12月1日
項目
至 2021年8月31日 ) 至 2022年8月31日 )
1株当たり四半期純利益金額(円) 593.47 517.94
(算定上の基礎)
親会社株主に帰属する四半期純利益金額(千円) 347,095 302,917
普通株主に帰属しない金額(千円) ― ―
普通株式に係る親会社株主に帰属する四半期純利益金額
347,095 302,917
(千円)
普通株式の期中平均株式数(千株) 584 584
(注) 潜在株式調整後1株当たり四半期純利益金額については、潜在株式がないため記載しておりません。
(重要な後発事象)
該当事項はありません。
2 【その他】
該当事項はありません。
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第二部 【提出会社の保証会社等の情報】
該当事項はありません。
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独立監査人の四半期レビュー報告書
2022年10月14日
株式会社 協和コンサルタンツ
取締役会 御中
EY新日本有限責任監査法人
東京事務所
指定有限責任社員
公認会計士 吉 岡 昌 樹
業務執行社員
指定有限責任社員
公認会計士 飴 谷 健 洋
業務執行社員
監査人の結論
当監査法人は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づき、「経理の状況」に掲げられている株式会社協和コ
ンサルタンツの2021年12月1日から2022年11月30日までの連結会計年度の第3四半期連結会計期間(2022年6月1日から
2022年8月31日まで)及び第3四半期連結累計期間(2021年12月1日から2022年8月31日まで)に係る四半期連結財務諸
表、すなわち、四半期連結貸借対照表、四半期連結損益計算書、四半期連結包括利益計算書及び注記について四半期レ
ビューを行った。
当監査法人が実施した四半期レビューにおいて、上記の四半期連結財務諸表が、我が国において一般に公正妥当と認
められる四半期連結財務諸表の作成基準に準拠して、株式会社協和コンサルタンツ及び連結子会社の2022年8月31日現
在の財政状態及び同日をもって終了する第3四半期連結累計期間の経営成績を適正に表示していないと信じさせる事項
が全ての重要な点において認められなかった。
監査人の結論の根拠
当監査法人は、我が国において一般に公正妥当と認められる四半期レビューの基準に準拠して四半期レビューを行っ
た。四半期レビューの基準における当監査法人の責任は、「四半期連結財務諸表の四半期レビューにおける監査人の責
任」に記載されている。当監査法人は、我が国における職業倫理に関する規定に従って、会社及び連結子会社から独立
しており、また、監査人としてのその他の倫理上の責任を果たしている。当監査法人は、結論の表明の基礎となる証拠
を入手したと判断している。
四半期連結財務諸表に対する経営者並びに監査役及び監査役会の責任
経営者の責任は、我が国において一般に公正妥当と認められる四半期連結財務諸表の作成基準に準拠して四半期連結
財務諸表を作成し適正に表示することにある。これには、不正又は誤謬による重要な虚偽表示のない四半期連結財務諸
表を作成し適正に表示するために経営者が必要と判断した内部統制を整備及び運用することが含まれる。
四半期連結財務諸表を作成するに当たり、経営者は、継続企業の前提に基づき四半期連結財務諸表を作成することが
適切であるかどうかを評価し、我が国において一般に公正妥当と認められる四半期連結財務諸表の作成基準に基づいて
継続企業に関する事項を開示する必要がある場合には当該事項を開示する責任がある。
監査役及び監査役会の責任は、財務報告プロセスの整備及び運用における取締役の職務の執行を監視することにあ
る。
四半期連結財務諸表の四半期レビューにおける監査人の責任
監査人の責任は、監査人が実施した四半期レビューに基づいて、四半期レビュー報告書において独立の立場から四半
期連結財務諸表に対する結論を表明することにある。
監査人は、我が国において一般に公正妥当と認められる四半期レビューの基準に従って、四半期レビューの過程を通
じて、職業的専門家としての判断を行い、職業的懐疑心を保持して以下を実施する。
・主として経営者、財務及び会計に関する事項に責任を有する者等に対する質問、分析的手続その他の四半期レ
ビュー手続を実施する。四半期レビュー手続は、我が国において一般に公正妥当と認められる監査の基準に準拠して
実施される年度の財務諸表の監査に比べて限定された手続である。
・継続企業の前提に関する事項について、重要な疑義を生じさせるような事象又は状況に関して重要な不確実性が認
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められると判断した場合には、入手した証拠に基づき、四半期連結財務諸表において、我が国において一般に公正妥
当と認められる四半期連結財務諸表の作成基準に準拠して、適正に表示されていないと信じさせる事項が認められな
い かどうか結論付ける。また、継続企業の前提に関する重要な不確実性が認められる場合は、四半期レビュー報告書
において四半期連結財務諸表の注記事項に注意を喚起すること、又は重要な不確実性に関する四半期連結財務諸表の
注記事項が適切でない場合は、四半期連結財務諸表に対して限定付結論又は否定的結論を表明することが求められて
いる。監査人の結論は、四半期レビュー報告書日までに入手した証拠に基づいているが、将来の事象や状況により、
企業は継続企業として存続できなくなる可能性がある。
・四半期連結財務諸表の表示及び注記事項が、我が国において一般に公正妥当と認められる四半期連結財務諸表の作
成基準に準拠していないと信じさせる事項が認められないかどうかとともに、関連する注記事項を含めた四半期連結
財務諸表の表示、構成及び内容、並びに四半期連結財務諸表が基礎となる取引や会計事象を適正に表示していないと
信じさせる事項が認められないかどうかを評価する。
・四半期連結財務諸表に対する結論を表明するために、会社及び連結子会社の財務情報に関する証拠を入手する。監
査人は、四半期連結財務諸表の四半期レビューに関する指示、監督及び実施に関して責任がある。監査人は、単独で
監査人の結論に対して責任を負う。
監査人は、監査役及び監査役会に対して、計画した四半期レビューの範囲とその実施時期、四半期レビュー上の重要
な発見事項について報告を行う。
監査人は、監査役及び監査役会に対して、独立性についての我が国における職業倫理に関する規定を遵守したこと、
並びに監査人の独立性に影響を与えると合理的に考えられる事項、及び阻害要因を除去又は軽減するためにセーフガー
ドを講じている場合はその内容について報告を行う。
利害関係
会社及び連結子会社と当監査法人又は業務執行社員との間には、公認会計士法の規定により記載すべき利害関係はな
い。
以 上
(注) 1.上記の四半期レビュー報告書の原本は当社(四半期報告書提出会社)が別途保管しております。
2.XBRLデータは四半期レビューの対象には含まれていません。
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