日進工具株式会社 四半期報告書 第62期第1四半期(令和4年4月1日-令和4年6月30日)
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日進工具株式会社(E01729)
四半期報告書
【表紙】
【提出書類】 四半期報告書
【根拠条文】 金融商品取引法第24条の4の7第1項
【提出先】 関東財務局長
【提出日】 2022年8月9日
【四半期会計期間】 第62期第1四半期(自 2022年4月1日 至 2022年6月30日)
【会社名】 日進工具株式会社
【英訳名】 NS TOOL CO.,LTD.
【代表者の役職氏名】 代表取締役社長 後藤 弘治
【本店の所在の場所】 東京都品川区南大井四丁目5番9号
【電話番号】 03-3774-2459
【事務連絡者氏名】 取締役経営企画室長兼管理部長 戸田 覚
【最寄りの連絡場所】 東京都品川区大井一丁目28番1号
【電話番号】 03-6423-1135
【事務連絡者氏名】 取締役経営企画室長兼管理部長 戸田 覚
【縦覧に供する場所】 株式会社東京証券取引所
(東京都中央区日本橋兜町2番1号)
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第一部【企業情報】
第1【企業の概況】
1【主要な経営指標等の推移】
第61期 第62期
回次 第1四半期連結 第1四半期連結 第61期
累計期間 累計期間
自2021年 自2022年 自2021年
4月1日 4月1日 4月1日
会計期間
至2021年 至2022年 至2022年
6月30日 6月30日 3月31日
2,445,490 2,355,716 9,524,936
売上高 (千円)
589,832 540,693 2,156,439
経常利益 (千円)
親会社株主に帰属する四半期(当
392,097 322,206 1,522,553
(千円)
期)純利益
408,160 340,848 1,549,193
四半期包括利益又は包括利益 (千円)
15,421,877 16,195,522 16,165,964
純資産額 (千円)
16,755,642 17,549,926 17,874,187
総資産額 (千円)
15.68 12.94 60.89
1株当たり四半期(当期)純利益 (円)
潜在株式調整後1株当たり四半期
15.55 12.83 60.38
(円)
(当期)純利益
91.1 91.1 89.2
自己資本比率 (%)
(注)当社は四半期連結財務諸表を作成しておりますので、提出会社の主要な経営指標等の推移については記載して
おりません。
2【事業の内容】
当第1四半期連結累計期間において、当社グループ(当社及び当社の関係会社)が営む事業の内容について、重要
な変更はありません。また、主要な関係会社における異動もありません。
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第2【事業の状況】
1【事業等のリスク】
当第1四半期連結累計期間において、新たに発生した事業等のリスクはありません。
また、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて重要な変更はありません。
2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
本文中における将来に関する事項は、当四半期連結会計期間末時点において判断したものであり、その実現を保証
するものではありません。
(1)財政状態及び経営成績の状況
①経営成績の状況
当第1四半期連結累計期間における我が国経済は、ロシアのウクライナ侵攻や中国のロックダウンによるサ
プライチェーン寸断から世界的な部品供給不足が継続した影響等により、製造業の生産活動の回復に遅れが出
ております。また、円安進行や資源高に伴う原材料価格の高騰を始めとしたコスト上昇が懸念材料となってい
ます。
当社グループ製品の主要需要先の状況といたしましては、自動車関連は昨年から続く部品供給不足の影響を
受け減産が継続、低調に推移しました。一方、半導体や電子・デバイス関連は、活況が続いていた電子部品関
連で一部落ち着きが見られたものの、概ね好調に推移しました。
このような環境のなか当社グループでは、4月に大阪で開催された「INTERMOLD2022」において、多くのユー
ザーに直接アプローチするとともに、新製品である高硬度鋼への仕上げ加工精度を向上させた、無限コーティ
ングプレミアムPlus高硬度鋼高精度加工用4枚刃ロングネックラジアスエンドミル「MHRSH430RSF」を発表いた
しました。海外向けの営業活動に関しては、行動制限の緩和に伴い、海外出張を一部再開いたしました。リ
モートでの幅広いサポートを継続しつつ、現地ユーザーを訪問し技術提案を行う等、きめ細かいサービスを実
施しております。
生産面では、「日進工具グループが将来に向けて挑戦する改善活動」である「オレンジFC活動」を継続し
て推進しており、製品精度や生産性の更なる向上を図るとともに、電気料金を含む製造原価の上昇等をカバー
すべく、コストダウンに取り組んでおります。
これらの結果、当第1四半期連結累計期間における売上高は2,355百万円(前年同期比3.7%減)、営業利益
は542百万円(同6.8%減)、経常利益は540百万円(同8.3%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は322百
万円(同17.8%減)となりました。
製品区分別の売上高では、「エンドミル(6mm以下)」が1,827百万円(前年同期比5.1%減)、「エンドミ
ル(6mm超)」が215百万円(同1.0%減)、「エンドミル(その他)」が131百万円(同3.9%増)、「その
他」が181百万円(同2.6%増)となりました。
(注)報告セグメントが1つでありますので、製品区分別に記載しております。なお「その他」の事業セグメ
ントは、製品区分別の「その他」に含めております。
②財政状態の状況
当第1四半期連結会計期間末の財政状態は、前連結会計年度末と比較して総資産は324百万円減少し17,549百
万円となりました。これは主に、法人税等や賞与の支払により現金及び預金が減少したこと等によるものであ
ります。
また、負債は前連結会計年度末と比較して353百万円減少し、1,354百万円となりました。これは主に、未払
法人税等及び賞与引当金の減少等によるものであります。
純資産は前連結会計年度末と比較して、利益剰余金の増加等により29百万円増加し16,195百万円となりまし
た。なお、当第1四半期連結会計期間末の自己資本比率は91.1%となっております。
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(2)会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の
分析」中の会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更はありません。
(3)経営方針・経営戦略等
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更は
ありません。
(4)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(5)研究開発活動
当第1四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、103百万円であります。なお、当第
1四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
(6)経営成績に重要な影響を与える要因
当第1四半期連結累計期間において、当社グループの経営成績に重要な影響を与える要因について重要な変更
はありません。
(7)資本の財源及び資金の流動性について
当第1四半期連結累計期間において、当社グループの資本の財源及び資金の流動性について重要な変更はあり
ません。
3【経営上の重要な契約等】
当第1四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。
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第3【提出会社の状況】
1【株式等の状況】
(1)【株式の総数等】
①【株式の総数】
種類 発行可能株式総数(株)
普通株式 38,400,000
計 38,400,000
②【発行済株式】
第1四半期会計期間末 上場金融商品取引所名
提出日現在発行数(株)
種類 現在発行数(株) 又は登録認可金融商品 内容
(2022年8月9日)
(2022年6月30日) 取引業協会名
単元株式数
東京証券取引所
25,035,034 25,035,034
普通株式
プライム市場
100株
25,035,034 25,035,034
計 - -
(2)【新株予約権等の状況】
①【ストックオプション制度の内容】
当第1四半期会計期間において、新たに発行した新株予約権はありません。
②【その他の新株予約権等の状況】
該当事項はありません。
(3)【行使価額修正条項付新株予約権付社債券等の行使状況等】
該当事項はありません。
(4)【発行済株式総数、資本金等の推移】
発行済株式総 資本準備金増
発行済株式総 資本金増減額 資本金残高 資本準備金残
年月日 数増減数 減額
数残高(株) (百万円) (百万円) 高(百万円)
(株) (百万円)
2022年4月1日~
- 25,035,034 - 455,330 - 418,223
2022年6月30日
(5)【大株主の状況】
当四半期会計期間は第1四半期会計期間であるため、記載事項はありません。
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(6)【議決権の状況】
当第1四半期会計期間末日現在の「議決権の状況」については、株主名簿の記載内容が確認できないため、記
載することができないことから、直前の基準日(2022年3月31日)に基づく株主名簿による記載をしておりま
す。
①【発行済株式】
2022年6月30日現在
区分 株式数(株) 議決権の数(個) 内容
無議決権株式 - - -
議決権制限株式(自己株式等) - - -
議決権制限株式(その他) - - -
135,100
完全議決権株式(自己株式等) 普通株式 - -
権利内容に何ら限定のない
当社における標準となる株
24,895,600 248,956
完全議決権株式(その他) 普通株式
式であり、単元株式数は
100株であります。
4,334
単元未満株式 普通株式 - -
25,035,034
発行済株式総数 - -
248,956
総株主の議決権 - -
(注)2022年6月22日開催の当社取締役会の決議に基づき、同年7月20日付で、譲渡制限付株式報酬として自己株式
49,400株を処分しております。
②【自己株式等】
2022年6月30日現在
発行済株式総数
自己名義所有 他人名義所有 所有株式数の に対する所有株
所有者の氏名又は名称 所有者の住所
株式数(株) 株式数(株) 合計(株) 式数の割合
(%)
東京都品川区南大井
135,100 135,100 0.54
日進工具株式会社 -
四丁目5番9号
135,100 135,100 0.54
計 - -
(注)1.「自己株式等」の「自己名義所有株式数」及び「所有株式数の合計」の欄に含まれない単元未満株式が38株
あります。なお、当該株式は上記①「発行済株式」の「単元未満株式」に含まれております。
2.2022年6月22日開催の当社取締役会の決議に基づき、同年7月20日付で、譲渡制限付株式報酬として自己株
式49,400株を処分しております。
2【役員の状況】
前事業年度の有価証券報告書の提出日後、当四半期累計期間において、役員の異動はありません。
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第4【経理の状況】
1.四半期連結財務諸表の作成方法について
当社の四半期連結財務諸表は、「四半期連結財務諸表の用語、様式及び作成方法に関する規則」(平成19年内閣府
令第64号)に基づいて作成しております。
2.監査証明について
当社は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づき、第1四半期連結会計期間(2022年4月1日から2022
年6月30日まで)及び第1四半期連結累計期間(2022年4月1日から2022年6月30日まで)に係る四半期連結財務諸
表について、監査法人A&Aパートナーズによる四半期レビューを受けております。
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1【四半期連結財務諸表】
(1)【四半期連結貸借対照表】
(単位:千円)
前連結会計年度 当第1四半期連結会計期間
(2022年3月31日) (2022年6月30日)
資産の部
流動資産
8,543,254 8,076,400
現金及び預金
1,322,918 1,288,244
受取手形及び売掛金
1,191,205 1,246,634
商品及び製品
304,224 249,812
仕掛品
345,547 422,319
原材料及び貯蔵品
100,391 196,812
その他
11,807,542 11,480,223
流動資産合計
固定資産
有形固定資産
2,674,457 2,639,597
建物及び構築物(純額)
1,716,992 1,650,217
機械装置及び運搬具(純額)
800,483 800,483
土地
66,367 207,401
建設仮勘定
176,813 169,407
その他(純額)
5,435,114 5,467,107
有形固定資産合計
32,663 30,377
無形固定資産
投資その他の資産
50,765 27,390
投資有価証券
412,829 410,429
繰延税金資産
135,271 134,398
その他
598,865 572,217
投資その他の資産合計
6,066,644 6,069,702
固定資産合計
17,874,187 17,549,926
資産合計
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(単位:千円)
前連結会計年度 当第1四半期連結会計期間
(2022年3月31日) (2022年6月30日)
負債の部
流動負債
249,230 284,847
買掛金
445,948 176,951
未払法人税等
241,481 127,255
賞与引当金
102,034 23,226
役員賞与引当金
444,576 517,171
その他
1,483,270 1,129,451
流動負債合計
固定負債
224,952 224,952
長期未払金
224,952 224,952
固定負債合計
1,708,222 1,354,403
負債合計
純資産の部
株主資本
455,330 455,330
資本金
418,223 418,223
資本剰余金
15,271,863 15,282,821
利益剰余金
△ 200,791 △ 200,833
自己株式
15,944,625 15,955,542
株主資本合計
その他の包括利益累計額
3,532 4,173
その他有価証券評価差額金
2,171 20,172
為替換算調整勘定
5,704 24,346
その他の包括利益累計額合計
215,634 215,634
新株予約権
16,165,964 16,195,522
純資産合計
17,874,187 17,549,926
負債純資産合計
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(2)【四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書】
【四半期連結損益計算書】
【第1四半期連結累計期間】
(単位:千円)
前第1四半期連結累計期間 当第1四半期連結累計期間
(自 2021年4月1日 (自 2022年4月1日
至 2021年6月30日) 至 2022年6月30日)
2,445,490 2,355,716
売上高
1,184,665 1,060,286
売上原価
1,260,825 1,295,430
売上総利益
678,627 753,038
販売費及び一般管理費
582,198 542,391
営業利益
営業外収益
16 14
受取利息
353 493
受取配当金
316 284
受取手数料
3,578 5,861
作業くず売却益
13,430
保険解約返戻金 -
362 2,911
その他
18,057 9,565
営業外収益合計
営業外費用
10,371 9,149
為替差損
50 2,113
その他
10,422 11,263
営業外費用合計
589,832 540,693
経常利益
特別損失
2,083
固定資産売却損 -
0 0
固定資産除却損
24,289
-
投資有価証券評価損
2,083 24,290
特別損失合計
587,749 516,403
税金等調整前四半期純利益
195,652 194,196
法人税等
392,097 322,206
四半期純利益
非支配株主に帰属する四半期純利益 - -
392,097 322,206
親会社株主に帰属する四半期純利益
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【四半期連結包括利益計算書】
【第1四半期連結累計期間】
(単位:千円)
前第1四半期連結累計期間 当第1四半期連結累計期間
(自 2021年4月1日 (自 2022年4月1日
至 2021年6月30日) 至 2022年6月30日)
392,097 322,206
四半期純利益
その他の包括利益
640
その他有価証券評価差額金 △ 314
16,377 18,001
為替換算調整勘定
16,062 18,641
その他の包括利益合計
408,160 340,848
四半期包括利益
(内訳)
408,160 340,848
親会社株主に係る四半期包括利益
非支配株主に係る四半期包括利益 - -
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【注記事項】
(会計方針の変更)
(時価の算定に関する会計基準の適用指針の適用)
「 時価の算定に関する会計基準の適用指針 」 (企業会計基準適用指針第31号 2021年6月17日 。 以下 「 時価算
定会計基準適用指針 」 という 。 )を当第1四半期連結会計期間の期首から適用し 、 時価算定会計基準適用指針第
27-2項に定める経過的な取扱いに従って 、 時価算定会計基準適用指針が定める新たな会計方針を将来にわたっ
て適用することといたしました 。 なお 、 四半期連結財務諸表に与える影響はありません 。
(四半期連結財務諸表の作成にあたり適用した特有の会計処理)
(税金費用の計算)
税金費用については、当社及び一部の子会社について、当第1四半期連結会計期間を含む連結会計年度の税
引前当期純利益に対する税効果会計適用後の実効税率を合理的に見積り、税引前四半期純利益に当該見積実効
税率を乗じて計算しております。
(四半期連結貸借対照表関係)
該当事項はありません。
(四半期連結損益計算書関係)
該当事項はありません。
(四半期連結キャッシュ・フロー計算書関係)
当第1四半期連結累計期間に係る四半期連結キャッシュ・フロー計算書は作成しておりません。なお、第1四
半期連結累計期間に係る減価償却費(無形固定資産に係る償却費を含む。)は、次のとおりであります。
前第1四半期連結累計期間 当第1四半期連結累計期間
(自 2021年4月1日 (自 2022年4月1日
至 2021年6月30日) 至 2022年6月30日)
減価償却費 161,970千円 163,839千円
(株主資本等関係)
Ⅰ 前第1四半期連結累計期間(自2021年4月1日 至2021年6月30日)
1.配当金支払額
配当金の総額 1株当たり配
(決 議)
株式の種類 基準日 効力発生日 配当の原資
(千円) 当額(円)
2021年6月22日
普通株式 312,627 25 2021年3月31日 2021年6月23日 利益剰余金
定時株主総会
Ⅱ 当第1四半期連結累計期間(自2022年4月1日 至2022年6月30日)
1.配当金支払額
配当金の総額 1株当たり配
(決 議)
株式の種類 基準日 効力発生日 配当の原資
(千円) 当額(円)
2022年6月22日
普通株式 311,248 12.5 2022年3月31日 2022年6月23日 利益剰余金
定時株主総会
(セグメント情報等)
【セグメント情報】
前第1四半期連結累計期間(自2021年4月1日 至2021年6月30日)及び当第1四半期連結累計期間(自2022年
4月1日 至2022年6月30日)
当社グループの報告セグメントは、当社グループの構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、
取締役会が経営資源の配分の決定及び業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているものであ
ります。
当社グループでは、製品の製造様式、製品の市場及び顧客を系統的に区分した製品部門別に戦略を構築し、
事業活動を展開しております。
したがって、当社グループは製品部門別のセグメントから構成されており、「エンドミル関連」と「その
他」の2つを事業セグメントとしております。「エンドミル関連」は当社グループが営む主力の事業であり、
超硬小径エンドミルを中心とした切削工具の製造販売にかかる事業であります。また、「その他」は工具ケー
スを中心としたプラスチック成形品の製造販売にかかる事業であります。なお、「エンドミル関連」は、製品
のサイズ等により、エンドミル(6mm以下)、エンドミル(6mm超)、エンドミル(その他)に区分しており
ます。
なお、「その他」の事業セグメントの売上高、利益又は損失の額及び資産の金額がいずれもすべての事業セ
グメントの合計額の10%未満であるため、報告セグメントを1つとしております。
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(収益認識関係)
顧客との契約から生じる収益を分解した情報
(単位:千円)
前第1四半期連結累計期間 当第1四半期連結累計期間
(自 2021年4月1日 (自 2022年4月1日
至 2021年6月30日) 至 2022年6月30日)
エンドミル(6mm以下) 1,925,279 1,827,998
エンドミル(6mm超) 217,150 215,083
エンドミル(その他) 126,318 131,303
その他 176,743 181,330
顧客との契約から生じる収益 2,445,490 2,355,716
その他の収益 - -
外部顧客への売上高 2,445,490 2,355,716
(1株当たり情報)
1株当たり四半期純利益及び算定上の基礎、潜在株式調整後1株当たり四半期純利益及び算定上の基礎は、以下
のとおりであります。
前第1四半期連結累計期間 当第1四半期連結累計期間
(自 2021年4月1日 (自 2022年4月1日
至 2021年6月30日) 至 2022年6月30日)
(1)1株当たり四半期純利益 15円68銭 12円94銭
(算定上の基礎)
親会社株主に帰属する四半期純利益(千円) 392,097 322,206
普通株主に帰属しない金額(千円) - -
普通株式に係る親会社株主に帰属する四半期純
392,097 322,206
利益(千円)
普通株式の期中平均株式数(千株) 25,012 24,899
(2)潜在株式調整後1株当たり四半期純利益 15円55銭 12円83銭
(算定上の基礎)
親会社株主に帰属する四半期純利益調整額
- -
(千円)
普通株式増加数(千株) 197 218
希薄化効果を有しないため、潜在株式調整後1株当
たり四半期純利益の算定に含めなかった潜在株式
- -
で、前連結会計年度末から重要な変動があったもの
の概要
(重要な後発事象)
該当事項はありません。
2【その他】
該当事項はありません。
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日進工具株式会社(E01729)
四半期報告書
第二部【提出会社の保証会社等の情報】
該当事項はありません。
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四半期報告書
独立監査人の四半期レビュー報告書
2022年8月8日
日進工具株式会社
取締役会 御中
監査法人A&Aパートナーズ
東京都中央区
指定社員
公認会計士
木間 久幸
業務執行社員
指定社員
公認会計士
宮之原 大輔
業務執行社員
監査人の結論
当監査法人は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づき、「経理の状況」に掲げられている日進工具株式会
社の2022年4月1日から2023年3月31日までの連結会計年度の第1四半期連結会計期間(2022年4月1日から2022年6月
30日まで)及び第1四半期連結累計期間(2022年4月1日から2022年6月30日まで)に係る四半期連結財務諸表、すなわ
ち、四半期連結貸借対照表、四半期連結損益計算書、四半期連結包括利益計算書及び注記について四半期レビューを行っ
た。
当監査法人が実施した四半期レビューにおいて、上記の四半期連結財務諸表が、我が国において一般に公正妥当と認め
られる四半期連結財務諸表の作成基準に準拠して、日進工具株式会社及び連結子会社の2022年6月30日現在の財政状態及
び同日をもって終了する第1四半期連結累計期間の経営成績を適正に表示していないと信じさせる事項が全ての重要な点
において認められなかった。
監査人の結論の根拠
当監査法人は、我が国において一般に公正妥当と認められる四半期レビューの基準に準拠して四半期レビューを行っ
た。四半期レビューの基準における当監査法人の責任は、「四半期連結財務諸表の四半期レビューにおける監査人の責
任」に記載されている。当監査法人は、我が国における職業倫理に関する規定に従って、会社及び連結子会社から独立し
ており、また、監査人としてのその他の倫理上の責任を果たしている。当監査法人は、結論の表明の基礎となる証拠を入
手したと判断している。
四半期連結財務諸表に対する経営者及び監査等委員会の責任
経営者の責任は、我が国において一般に公正妥当と認められる四半期連結財務諸表の作成基準に準拠して四半期連結財
務諸表を作成し適正に表示することにある。これには、不正又は誤謬による重要な虚偽表示のない四半期連結財務諸表を
作成し適正に表示するために経営者が必要と判断した内部統制を整備及び運用することが含まれる。
四半期連結財務諸表を作成するに当たり、経営者は、継続企業の前提に基づき四半期連結財務諸表を作成することが適
切であるかどうかを評価し、我が国において一般に公正妥当と認められる四半期連結財務諸表の作成基準に基づいて継続
企業に関する事項を開示する必要がある場合には当該事項を開示する責任がある。
監査等委員会の責任は、財務報告プロセスの整備及び運用における取締役の職務の執行を監視することにある。
四半期連結財務諸表の四半期レビューにおける監査人の責任
監査人の責任は、監査人が実施した四半期レビューに基づいて、四半期レビュー報告書において独立の立場から四半期
連結財務諸表に対する結論を表明することにある。
監査人は、我が国において一般に公正妥当と認められる四半期レビューの基準に従って、四半期レビューの過程を通じ
て、職業的専門家としての判断を行い、職業的懐疑心を保持して以下を実施する。
・ 主として経営者、財務及び会計に関する事項に責任を有する者等に対する質問、分析的手続その他の四半期レビュー
手続を実施する。四半期レビュー手続は、我が国において一般に公正妥当と認められる監査の基準に準拠して実施され
る年度の財務諸表の監査に比べて限定された手続である。
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日進工具株式会社(E01729)
四半期報告書
・ 継続企業の前提に関する事項について、重要な疑義を生じさせるような事象又は状況に関して重要な不確実性が認め
られると判断した場合には、入手した証拠に基づき、四半期連結財務諸表において、我が国において一般に公正妥当と
認められる四半期連結財務諸表の作成基準に準拠して、適正に表示されていないと信じさせる事項が認められないかど
うか結論付ける。また、継続企業の前提に関する重要な不確実性が認められる場合は、四半期レビュー報告書において
四半期連結財務諸表の注記事項に注意を喚起すること、又は重要な不確実性に関する四半期連結財務諸表の注記事項が
適切でない場合は、四半期連結財務諸表に対して限定付結論又は否定的結論を表明することが求められている。監査人
の結論は、四半期レビュー報告書日までに入手した証拠に基づいているが、将来の事象や状況により、企業は継続企業
として存続できなくなる可能性がある。
・ 四半期連結財務諸表の表示及び注記事項が、我が国において一般に公正妥当と認められる四半期連結財務諸表の作成
基準に準拠していないと信じさせる事項が認められないかどうかとともに、関連する注記事項を含めた四半期連結財務
諸表の表示、構成及び内容、並びに四半期連結財務諸表が基礎となる取引や会計事象を適正に表示していないと信じさ
せる事項が認められないかどうかを評価する。
・ 四半期連結財務諸表に対する結論を表明するために、会社及び連結子会社の財務情報に関する証拠を入手する。監査
人は、四半期連結財務諸表の四半期レビューに関する指示、監督及び実施に関して責任がある。監査人は、単独で監査
人の結論に対して責任を負う。
監査人は、監査等委員会に対して、計画した四半期レビューの範囲とその実施時期、四半期レビュー上の重要な発見事
項について報告を行う。
監査人は、監査等委員会に対して、独立性についての我が国における職業倫理に関する規定を遵守したこと、並びに監
査人の独立性に影響を与えると合理的に考えられる事項、及び阻害要因を除去又は軽減するためにセーフガードを講じて
いる場合はその内容について報告を行う。
利害関係
会社及び連結子会社と当監査法人又は業務執行社員との間には、公認会計士法の規定により記載すべき利害関係はな
い。
以 上
(注)1.上記の四半期レビュー報告書の原本は当社(四半期報告書提出会社)が別途保管しております。
2.XBRLデータは四半期レビューの対象には含まれていません。
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