株式会社ナカノフドー建設 訂正内部統制報告書 第79期(令和2年4月1日-令和3年3月31日)
提出書類 | 訂正内部統制報告書-第79期(令和2年4月1日-令和3年3月31日) |
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提出日 | |
提出者 | 株式会社ナカノフドー建設 |
カテゴリ | 訂正内部統制報告書 |
EDINET提出書類
株式会社ナカノフドー建設(E00105)
訂正内部統制報告書
【表紙】
【提出書類】 内部統制報告書の訂正報告書
【根拠条文】 金融商品取引法第24条の4の5第1項
【提出先】 関東財務局長
【提出日】 令和4年7月11日
【会社名】 株式会社ナカノフドー建設
【英訳名】 NAKANO CORPORATION
【代表者の役職氏名】 取締役社長 竹 谷 紀 之
【最高財務責任者の役職氏名】 ―
【本店の所在の場所】 東京都千代田区九段北四丁目2番28号
【縦覧に供する場所】 株式会社ナカノフドー建設 名古屋支社
(名古屋市中区丸の内三丁目20番3号)
株式会社ナカノフドー建設 大阪支社
(大阪市西区阿波座二丁目4番23号)
株式会社ナカノフドー建設 東関東支店
(千葉市中央区富士見二丁目15番1号)
株式会社ナカノフドー建設 北関東支店
(さいたま市浦和区岸町七丁目9番17号)
株式会社ナカノフドー建設 横浜支店
(横浜市中区相生町六丁目104番地)
株式会社東京証券取引所
(東京都中央区日本橋兜町2番1号)
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訂正内部統制報告書
1 【内部統制報告書の訂正報告書の提出理由】
令和3年6月30日に提出しました第79期(自 令和2年4月1日 至 令和3年3月31日)内部統制報告書の記載
事項に誤りがありましたので、金融商品取引法第24条の4の5第1項に基づき内部統制報告書の訂正報告書を提出す
るものであります。
2 【訂正事項】
3 評価結果に関する事項
3 【訂正箇所】
訂正箇所は下線を付して表示しております。
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訂正内部統制報告書
3 【評価結果に関する事項】
(訂正前)
上記の評価の結果、令和3年3月31日時点において、当社及び連結子会社の財務報告に係る内部統制は有効である
と判断いたしました。
(訂正後)
下記に記載した財務報告に係る内部統制に関する事項は、財務報告に重要な影響を及ぼすものであり、開示すべき
重要な不備に該当すると判断いたしました。従って、当連結会計年度の末日である令和3年3月31日時点において、
当社及び連結子会社の財務報告に係る内部統制は有効でないと判断いたしました。
記
当社は、令和4年2月頃、海外連結子会社であるタイナカノからの報告により、過年度決算にかかる不適切な会計
処理が行われていた疑義が生じました。当社は、この事実を受け、より客観性・独立性・信頼性を高めた調査を行う
ため、利害関係を有しない外部専門家の公認会計士、弁護士等を委員とする内部調査委員会を同年4月に設置し、事
実関係の調査、分析等を行ってまいりました。
その結果、令和4年6月27日に内部調査委員会から調査報告書を受領し、当社連結子会社であるタイナカノにおい
て、平成31年3月期から令和4年3月期にかけ、工事原価を他の工事に付け替えて費用を先送りする不適切な会計処
理が組織的に行われていたことが判明いたしました。
これにより、当社は、影響のある第78期以降の決算を訂正することが適切であると判断し、第78期(令和2年3月
期)から第79期(令和3年3月期)までの有価証券報告書及び第78期第2四半期から第80期第3四半期までの四半期
報告書の訂正報告書を提出いたしました。
当社のタイナカノによる不正会計の原因は、内部調査委員会からの調査分析を踏まえますと、社内規則や社内ルー
ルを逸脱し行っていたというコンプライアンス意識の鈍麻や、認識していても本部に報告連絡相談が出来なかったと
いう内部通報制度の不活用、そして不正な書類の隠蔽・虚偽を見抜けない内部監査範囲と手順の問題等、内部統制が
十分に機能していなかったことによるものです。
当社は、これらの内部統制の不備が財務報告に重要な影響を及ぼしており、全社的な内部統制及び業務プロセスに
関する内部統制について開示すべき重要な不備に該当すると判断いたしました。また、この不備のため、不適切な会
計処理が行われ、且つその発見に遅れを生じさせたものと認識しております。
上記の開示すべき重要な不備については、訂正事項の判明が当事業年度の末日以降であったため、当該事業年度の
末日までに是正することができませんでした。
尚、上記の開示すべき重要な不備に起因する必要な修正は、全て財務諸表に反映しております。
当社は、財務報告に係る内部統制の重要性を十分認識しており、開示すべき重要な不備を是正するため、内部調査
委員からの指摘・提言を踏まえて、令和4年6月29日の「不適切な会計処理に関する再発防止のお知らせ」にてお知
らせしましたとおり、以下の再発防止策を実行し、内部統制の整備・運用を図ってまいります。
また、海外連結子会社であるタイナカノの業務プロセスについては、不適切な会計処理を重く受け止め、内部統制
の改善を図ってまいります。
1.風通しのよい企業風土の構築
2.コンプライアンス意識の醸成
3.原価移動の原因を発生させない仕組みの導入
4.海外連結子会社に対する監査の強化
5.内部通報制度の見直し
以 上
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