株式会社TBSホールディングス 有価証券届出書(参照方式)
提出書類 | 有価証券届出書(参照方式) |
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提出者 | 株式会社TBSホールディングス |
カテゴリ | 有価証券届出書(参照方式) |
EDINET提出書類
株式会社TBSホールディングス(E04375)
有価証券届出書(参照方式)
【表紙】
【提出書類】 有価証券届出書
【提出先】 関東財務局長
【提出日】 2022年6月29日
【会社名】 株式会社TBSホールディングス
【英訳名】 TBS HOLDINGS,INC.
【代表者の役職氏名】 代表取締役社長 佐々木 卓
【本店の所在の場所】 東京都港区赤坂五丁目3番6号
【電話番号】 03(3746)1111(代表)
【事務連絡者氏名】 財務戦略局長 小杉 尚
【最寄りの連絡場所】 東京都港区赤坂五丁目3番6号
【電話番号】 03(3746)1111(代表)
【事務連絡者氏名】 財務戦略局長 小杉 尚
【届出の対象とした募集有価証券の種類】 株式
【届出の対象とした募集金額】
その他の者に対する割当 970,726,500円
(注) 募集金額は、本有価証券届出書提出日における見込額
(会社法上の払込金額の総額)であります。
【安定操作に関する事項】 該当事項はありません。
【縦覧に供する場所】 株式会社東京証券取引所
(東京都中央区日本橋兜町2番1号)
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有価証券届出書(参照方式)
第一部【証券情報】
第1【募集要項】
1【新規発行株式】
種類 発行数 内容
完全議決権株式であり、権利内容に何ら限定のない当社における
普通株式 572,700株(注1) 標準となる株式であります。なお、単元株式数は100株でありま
す。
(注)1.募集の目的及び理由
本募集は、2022年6月29日開催の取締役会(以下「本取締役会」といいます。)において実施することが決
議された従業員持株会向け譲渡制限付株式インセンティブ制度(「本制度」といいます。)に基づき、TB
S従業員持株会(以下「本持株会」といいます。)の会員資格のある当社及び当社の子会社の従業員のう
ち、本制度に同意する者(以下「対象従業員」といいます。)に対し、対象従業員の財産形成の一助とする
ことに加え、当社の企業価値の持続的な向上を図るインセンティブを与えるとともに、対象従業員が当社の
株主との一層の価値共有を進めることを目的として、本取締役会の決議に基づき行われるものです。
本有価証券届出書の対象となる当社普通株式は、当社及び当社の子会社から対象従業員に対して、1名につ
き当社普通株式100株を譲渡制限付株式として付与するための特別奨励金として支給した金銭債権(以下
「本特別奨励金」といいます。)を対象従業員が本持株会に拠出し、本持株会が対象従業員から拠出された
本特別奨励金の全部を当社に対して現物出資することで、自己株式が処分(以下「本自己株式処分」といい
ます。)されるものです。また、当社は、割当予定先である本持株会との間で、大要、以下の内容をその内
容に含む譲渡制限付株式割当契約(以下「本譲渡制限契約」といいます。)を締結する予定であります。そ
のため、本有価証券届出書の対象となる当社普通株式は、法人税法第54条第1項及び所得税法施行令第84条
第1項に定める特定譲渡制限付株式に該当する予定であります。
また、対象従業員は、本持株会に係る持株会規約及び持株会運営細則等(以下「本持株会規約等」といいま
す。)に基づき、本持株会が発行又は処分を受けて取得した譲渡制限付株式に係る自らの会員持分(以下
「譲渡制限付持分」又は「RS持分」といいます。)については、当該譲渡制限付株式に係る譲渡制限が解
除されるまでの間、当該譲渡制限付株式持分に対応した譲渡制限付株式を引き出すことが制限されることに
なります。
なお、本自己株式処分の対象となる当社普通株式の数は本有価証券届出書提出日における最大数であり、本
制度の適用対象となり得る最大人数である当社及び当社の子会社の従業員5,727人へ、「TBSグループ
VISION2030」達成に向けたインセンティブの醸成等を目的として、それぞれ100株付与するものと仮定して
計算しています。実際に割り当てる処分株式の数及び発行総額は、本持株会未加入者への入会プロモーショ
ンや加入者への本制度に対する同意確認終了後の対象従業員数に応じて確定する見込みです。
(1)譲渡制限期間
割当予定先である本持株会は、本譲渡制限契約により割当てを受けた当社普通株式(以下「本割当株
式」という。)について、2022年8月26日から2025年8月1日まで(以下「譲渡制限期間」とい
う。)、譲渡、担保権の設定その他の処分をしてはならない。
(2)譲渡制限の解除条件
対象従業員が譲渡制限期間中、継続して、本持株会の会員であったことを条件として、当該条件を充足
した対象従業員の有する譲渡制限付株式持分に応じた数の本割当株式の全部について、譲渡制限期間が
満了した時点で、譲渡制限を解除する。この場合、当社は、本持株会に対して、譲渡制限の解除を行う
旨及び譲渡制限の解除を行う本割当株式の数を本持株会に伝達するものとし、本持株会は、本持株会規
約等の定めに従い、当該条件を充足した対象従業員の有する譲渡制限付株式持分のうち譲渡制限が解除
された本割当株式に応じた部分について、原則として、本制度に基づかずに本持株会が取得した株式に
関して対象従業員が有する会員持分(以下「通常持分」という。)に振り替える又は野村證券株式会社
に開設した対象従業員名義の証券口座への振替手続きを行うものとする。
(3)本持株会を退会した場合の取扱い
対象従業員が、譲渡制限期間中に、定年その他の正当な事由(自己都合によるものはこれに含まれな
い。)により、本持株会を退会(会員資格を喪失した場合又は退会申請を行った場合を意味し、死亡に
よる退会も含む。)した場合には、当社は、本持株会が対象従業員の退会申請を受け付けた日(以下
「退会申請受付日」という。)における対象従業員の有する譲渡制限付株式持分に応じた数の本割当株
式の全部について、退会申請受付日をもって譲渡制限を解除する。対象従業員の自己都合による退職
(退職を伴わない退会を含む。以下同じ。)の場合には、退会申請受付日において対象従業員が保有す
る譲渡制限付株式持分に応じた数の本割当株式の数に、本払込期日を含む月の翌月から退会申請受付日
を含む月までの月数を譲渡制限期間に係る月数(36)で除した数を乗じた数の株数(ただし、計算の結
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果、1株未満の端数が生ずる場合は、これを切り捨てる。)について、退会申請受付日をもって、譲渡
制限を解除する。
(4)当社による無償取得
当社は、譲渡制限期間満了時点又は上記(3)で定める譲渡制限解除時点において、譲渡制限が解除され
ない本割当株式について、当然に無償で取得する。この場合、当社は、本割当株式の無償取得を行う旨
及び無償取得を行う本割当株式の数を本持株会及び対象従業員に伝達するものとし、本持株会は、本持
株会規約等の定めに従い、当該時点において対象従業員の有する譲渡制限付株式持分のうち当該無償取
得が行われる本割当株式に応じた部分について、控除するものとする。
(5)株式の管理
本割当株式は、譲渡制限期間中の譲渡、担保権の設定その他の処分をすることができないよう、譲渡制
限期間中は、本持株会が野村證券株式会社に開設した専用口座で管理される。また、本持株会は、本持
株会規約等の定めに従い、本割当株式に関して対象従業員が保有することとなる譲渡制限付株式持分と
本制度に基づかずに本持株会が取得した株式に関して対象従業員が有する通常持分と分別して登録し、
管理する。
(6)組織再編等における取扱い
譲渡制限期間中に、当社が消滅会社となる合併契約、当社が完全子会社となる株式交換契約又は株式移
転計画その他の組織再編等に関する事項が当社の株主総会(ただし、当該組織再編等に関して当社の株
主総会による承認を要しない場合においては、当社の取締役会)で承認された場合には、取締役会の決
議により、当該承認の日において本持株会の保有に係る本割当株式のうち、対象従業員の有する譲渡制
限付株式持分に応じた数の本割当株式数の全部について、組織再編等効力発生日の前営業日の直前時を
もって、譲渡制限を解除する。
2.本有価証券届出書の対象とした募集は、会社法(平成17年法律第86号)第199条第1項の規定に基づいて、
当社の保有する当社普通株式の自己株式処分により行われるものであり、金融商品取引法第二条に規定する
定義に関する内閣府令第9条第1号に定める売付けの申込みまたは買付けの申込みの勧誘となります。
3.振替機関の名称及び住所
名称:株式会社証券保管振替機構
住所:東京都中央区日本橋兜町7番1号
2【株式募集の方法及び条件】
(1)【募集の方法】
区分 発行数 発行価額の総額(円) 資本組入額の総額(円)
株主割当 - - -
その他の者に対する割当 572,700株(注2) 970,726,500(注3) -
一般募集 - - -
計(総発行株式) 572,700株(注2) 970,726,500(注3) -
(注)1.第三者割当の方法によります。
2.発行数は本有価証券届出書提出日における最大値であり、本制度の適用対象となり得る最大人数である当社
及び当社の子会社の従業員5,727人へ、「TBSグループVISION2030」達成に向けたインセンティブの醸成
等を目的として、それぞれ100株付与するものと仮定して計算しています。実際に割り当てる処分株式の数
及び発行総額は、本持株会未加入者への入会プロモーションや加入者への本制度に対する同意確認終了後の
対象従業員数に応じて確定する見込みです。
3.発行価額の総額は、本自己株式処分に係る会社法上の払込金額の総額であり、本有価証券届出書提出日の前
営業日の東京証券取引所プライム市場における当社の普通株式の終値に発行数の見込数量を乗じて算出した
見込額であります。なお、本有価証券届出書の対象とした募集は、自己株式処分により行われるものである
ため、払込金額は資本組入れされません。
4.現物出資の目的とする財産は、本制度に基づく譲渡制限付株式付与のために対象従業員に対し支給され、対
象従業員から本持株会に対して支給される金銭債権であります。
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(2)【募集の条件】
発行価格 資本組入額 申込証拠金
申込株数単位 申込期間 払込期日
(円) (円) (円)
2022年7月20日~
1,695(注2) - 1株 - 2022年8月26日
2022年8月24日
(注)1.第三者割当の方法によるものとし、一般募集は行いません。
2.本自己株式処分に係る会社法上の払込金額であり、本有価証券届出書提出日の前営業日である2022年6月28
日の東京証券取引所プライム市場における当社の普通株式の終値であります。なお、本有価証券届出書の対
象とした募集は、自己株式処分により行われるものであるため、払込金額は資本組入れされません。
3.また、本自己株式処分は、本制度に基づく譲渡制限付株式インセンティブとして支給された金銭債権を出資
財産とする現物出資により行われるため、金銭による払込みはありません。
4.本有価証券届出書の効力発生後、申込期間内に当社及び割当予定先である本持株会との間で本譲渡制限契約
を締結しない場合は、本自己株式処分は行われません。
(3)【申込取扱場所】
店名 所在地
株式会社TBSホールディングス 本店 東京都港区赤坂五丁目3番6号
(4)【払込取扱場所】
店名 所在地
- -
(注) 譲渡制限付株式インセンティブとして支給された金銭債権を出資財産とする現物出資の方法によるため、該当
事項はありません。
3【株式の引受け】
該当事項はありません。
4【新規発行による手取金の使途】
(1)【新規発行による手取金の額】
払込金額の総額(円) 発行諸費用の概算額(円) 差引手取概算額(円)
― 350,000 ―
(注)1.金銭以外の財産の現物出資によるものであり、金銭による払込みはありません。
2.発行諸費用の概算額には、消費税等は含まれておりません。
3.発行諸費用の概算額の内訳は、有価証券届出書作成費用等であります。
(2)【手取金の使途】
当社は、対象従業員の財産形成の一助とすることに加え、当社の企業価値の持続的な向上を図るインセン
ティブを与えるとともに、対象従業員が当社の株主との一層の価値共有を進めることを目的に、本制度を導入
しました。
上記決定を受け、本自己株式処分は、本制度に基づく譲渡制限付株式インセンティブとして支給された金銭
債権を出資財産とする現物出資により行われるものであり、手取金はありません。
第2【売出要項】
該当事項はありません。
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【募集又は売出しに関する特別記載事項】
当社は、本自己株式処分のほか、2022年6月29日開催の取締役会において、当社の社外取締役を除く取締役及び執行
役員(以下対象取締役と対象執行役員をあわせて「対象取締役等」といいます。)に対しても自己株式処分(以下「別
件自己株式処分」といいます。)を決議しております。
別件自己株式処分の概要は以下のとおりであります。詳細につきましては、当社が2022年6月29日に提出した別件自
己株式処分に係る有価証券届出書をご参照ください。
(別件自己株式処分の概要)
(1)募集株式の種類及び数 普通株式 109,797株
(2)発行価格 1株につき1,695円
(3)発行価額の総額 186,105,915円
増加する資本の額 -
(4)増加する資本金及び資本準備金の額
増加する資本準備金の額 -
譲渡制限付株式報酬制度に基づき、対象取締役等に対して、特定譲渡制限
(5)募集方法
付株式を割り当てる方法による
(6)申込期間 2022年7月20日~7月25日
(7)払込期日 2022年7月26日
当社取締役(※):6名 52,882株
(8)割当予定先及び割当株数
当社執行役員 :12名 56,915株
※ 社外取締役を除く
(注) 発行価額の総額は、別件自己株式処分に係る会社法上の払込金額であります。なお、有価証券届出書の対象と
した募集は、自己株式処分により行われるものであるため、払込金額は資本組入れされません。
第3【第三者割当の場合の特記事項】
1【割当予定先の状況】
(1)割当予定先の概要
名称 TBS従業員持株会
所在地 東京都港区赤坂五丁目3番6号
出資額 2,921,673,520円(注3)
当社及び当社の子会社の従業員が、当社株式を取得し、もって従業員の財産形成の一
組成目的
助とすることを目的とします。
主たる出資者、比率 当社及び当社の子会社の従業員(出資比率100%)
氏名 理事長 糸賀 英樹
業務執行組合員又はこれに類す
住所 東京都港区
る者に関する事項
職業の内容 当社の子会社従業員
(2)提出者と割当予定先との間の関係
割当予定先に対する出資はありません。
出資関係
割当予定先は当社株式を1,634,960株(2022年3月31日現在)保有しています。
当社の子会社従業員4名が割当予定先の理事等(理事長1名、理事2名、監事1名)
人事関係
を兼任しております。
該当事項はありません。ただし、当社は、割当予定先の会員に奨励金(本特別奨励金
資金関係
を含みます。)を付与しています。
取引関係 該当事項はありません。
技術関係 該当事項はありません。
(注)1.割当予定先の概要及び提出者と割当予定先との間の関係の欄は、特記がない限り2022年3月31日現在のもの
であります。
2.TBS従業員持株会は当社及び当社の子会社の従業員を会員とする持株会であります。
3.割当予定先は、毎年3月末日をもって過去1年間の業務報告書を作成しており、監事の承認を得ています。
直近(2022年3月31日)の業務報告書によれば、割当予定先が保有する当社株式は1,634,960株でした。
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2022年3月31日の東京証券取引所プライム市場における当社株式終値1,787円で算出しますと、出資額は、
2,921,673,520円となります。
本第三者割当は、本制度に基づき、対象従業員に対し、譲渡制限付株式付与のための特別奨励金として、本特別
奨励金が支給され、対象従業員は本特別奨励金を本持株会に対して拠出し、本持株会は、対象従業員から提出され
た本特別奨励金を当社に対して現物出資することにより、譲渡制限付株式としての当社普通株式の処分を受けるも
のです。
[本制度の仕組み]
① 当社及び当社の子会社は、対象従業員に本特別奨励金として金銭債権を付与します。
② 対象従業員は、上記①の金銭債権を本持株会へ拠出します。
③ 本持株会は、上記②で拠出をされた金銭債権を取りまとめ、当社へ払い込みます。
④ 当社は、本持株会に対して本割当株式を割り当てます。
⑤ 本割当株式は、野村證券株式会社を通じて、本持株会のRS持分口座へ入庫され、譲渡制限期間中の引出し
が制限されます。
⑥ 譲渡制限解除後は本持株会の通常持分と同様に本割当株式を引出すことができます。
本持株会は、本取締役会決議日以降速やかに開催される本持株会の理事会の決議を経て、十分な周知期間を設け
て本持株会未加入者への入会プロモーションや本制度への同意確認を行います。本有価証券届出書に記載しました
発行数は、本制度の適用対象となり得る最大人数である当社及び当社の子会社の従業員5,727人の全員が持株会に
加入し、本制度に同意した場合の上限株数を想定していますが、実際は本持株会への加入に至らない若しくは本制
度に同意しない従業員または退職退会者が若干生じえますので、最終的に処分される当社普通株式の数は上限株数
の想定より少なくなる可能性があります。
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(3)割当予定先の選定理由
当社は、対象従業員の財産形成の一助とすることに加え、当社の企業価値の持続的な向上を図るインセンティブ
を与えるとともに、対象従業員が当社の株主との一層の価値共有を進めることを目的として、本持株会に対して当
社の株式を付与することにより、本持株会を通じて、当社及び当社の子会社の従業員に対して、1名につき当社の
株式100株を付与することを決定しました。様々な株式付与スキームを検討してまいりましたが、本持株会を通じ
て当社株式を一括付与する方法が多くの従業員を対象に最も効率的で維持費用も廉価であることに加え、本持株会
の発展は、当社及び当社の子会社の従業員が株主の皆様と中長期的な企業価値を共有することにつながると判断
し、本持株会を割当予定先として選定いたしました。
(4)割り当てようとする株式の数
当社普通株式 572,700株
本制度の適用対象となり得る最大人数である当社及び当社の子会社の従業員5,727人へ、「TBSグループ
VISION2030」達成に向けたインセンティブの醸成等を目的として、それぞれ100株付与するものと仮定して計算し
ています。実際に割り当てる株式数は、本持株会未加入者への入会プロモーションや加入者への本制度に対する同
意確認終了後の対象従業員数に応じて確定する見込みであります。
(5)株式等の保有方針
本割当株式については、第一部 証券情報 第1 募集要項 1 新規発行株式 に記載の通り、当社と本持株
会との間で本譲渡制限契約を締結し、譲渡制限が解除されるまでの間に、本割当株式持分に対応した譲渡制限付株
式の引き出しが制限されることになります。譲渡制限の解除後は、本持株会規約等に従い、会員である各従業員の
判断で、本持株会の通常持分と同様に個人名義の証券口座に引出し、株式を売却することが可能です。
(6)払込みに要する資金等の状況
本自己株式処分は、本制度に基づく譲渡制限付株式インセンティブとして支給された金銭債権を出資財産とする
現物出資により行われるため、金銭による払込みはありません。
(7)割当予定先の実態
本持株会は当社及び当社の子会社の従業員を会員とする持株会であり、当該割当予定先の理事長及び会員(以下
「割当予定関係者等」といいます。)が暴力若しくは威力を用い、又は詐欺その他の犯罪行為を行うことにより経
済的利益を享受しようとする個人、法人その他の団体(以下「特定団体等」といいます。)には該当せず、また、
割当予定先関係者等が特定団体等と何らかの関係を有していないと判断しております。
2【株券等の譲渡制限】
該当事項はありません。
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3【発行条件に関する事項】
(1)発行価格の算定根拠及び合理性に関する考え方
本自己株式処分による発行価格(払込金額)は、直近の当社普通株式の株価が当社の株主価値を適正に表してい
ると考えられることから、2022年6月28日(本取締役会決議日の前営業日)の東京証券取引所プライム市場におけ
る当社株式終値である1,695円であるとしております。これは、本取締役会決議日直前のマーケット・プライスで
あり、直近の株価に依拠できないことを示す特段の事情のない状況においては、当社の企業価値を適切に反映した
合理的なものであって、割当予定先にとって特に有利な金額には該当しないものと判断しております。なお、上記
払込金額の決定方法は、日本証券業協会の定める「第三者割当増資の取扱いに関する指針」にも準拠したものと
なっております。
なお、監査役5名全員(うち社外監査役3名)は、当該払込金額について、本自己株式処分が本制度の導入を目
的としていること、及び当該払込金額が本取締役会決議日の前日の終値であることに鑑み、割当先に特に有利な払
込金額に該当しないと当社が判断した過程は合理的であり、かかる判断については適正である旨の意見を表明して
います。
(2)発行数量及び株式の希薄化規模の合理性に関する考え方
発行数量につきましては、本有価証券届出書提出時点において、572,700株を予定しており、当該発行数量は本
制度の適用対象となり得る最大人数である当社及び当社の子会社の従業員5,727人の全員が持株会に加入し、本制
度に同意した場合に見込まれる上限株数であります。十分な周知期間を設けて本持株会未加入者への入会プロモー
ションを実施し、持株会への入会希望者を募りますが、実際は本持株会への加入に至らない若しくは本制度に同意
しない従業員または退職退会者が若干生じえることを想定しているため、発行数量及び払込金額の総額は、想定よ
り少なくなる可能性があります。
希薄化の規模は、2022年3月31日現在の発行済株式総数171,591,065株に対し0.33%(2022年3月31日現在総議
決権数1,706,732個に対する割合は0.34%)です(比率は小数点以下第3位を四捨五入して表記しておりま
す。)。本制度の導入は、当社及び当社の子会社の従業員の勤労意欲高揚による当社グループの企業価値の増大に
寄与するものと考えており、本自己株式処分による発行数量及び希薄化の規模は合理的であり、市場への影響は軽
微であると判断しております。
4【大規模な第三者割当に関する事項】
該当事項はありません。
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5【第三者割当後の大株主の状況】
総議決権数 割当後の総
に対する所 割当後の所 議決権数に
所有株式数
氏名又は名称 住所 有議決権数 有株式数 対する所有
(千株)
の割合 (千株) 議決権数の
(%) 割合(%)
日本マスタートラスト信託銀行
東京都港区浜松町2丁目11-3 27,616 16.18 27,616 16.12
株式会社
株式会社MBSメディアホール
大阪府大阪市北区茶屋町17-1 8,848 5.18 8,848 5.16
ディングス
株式会社日本カストディ銀行 東京都中央区晴海1丁目8-12 6,277 3.68 6,277 3.66
東京都中央区日本橋室町2丁目
三井不動産株式会社 5,713 3.35 5,713 3.34
1-1
東京都千代田区永田町2丁目
株式会社NTTドコモ 5,713 3.35 5,713 3.33
11-1
東京都千代田区丸の内1丁目6-
日本生命保険相互会社
6
(常任代理人 日本マスタート 5,006 2.93 5,006 2.92
(東京都港区浜松町2丁目11-
ラスト信託銀行株式会社)
3)
STATE STREET BANK AND TRUST P.O.BOX 351 BOSTON
COMPANY 505001 MASSACHUSETTS 02101 U.S.A.
4,435 2.60 4,435 2.59
(常任代理人 株式会社みずほ (東京都港区港南2丁目15-1
銀行決済営業部) 品川インターシティA棟)
東京都千代田区大手町1丁目2
三井物産株式会社
番1号
(常任代理人 株式会社日本カ 4,288 2.51 4,288 2.50
(東京都中央区晴海1丁目8-
ストディ銀行)
12)
株式会社ビックカメラ 東京都豊島区高田3丁目23-23 4,190 2.46 4,190 2.45
株式会社講談社 東京都文京区音羽2丁目12-21 3,771 2.21 3,771 2.20
計 - 75,860 44.45 75,860 44.28
(注)1.2022年3月31日現在の株主名簿を基準として記載しております。
2.株式数は千株未満を切り捨てにて表示しております。割当前の「総議決権数に対する所有議決権数の割合」
及び「割当後の総議決権数に対する所有議決権数の割合」は、小数点以下第3位を四捨五入して記載してお
ります。
3.「割当後の総議決権数に対する所有議決権数の割合」は、割当後の所有株式に係る議決権の数を、2022年3
月31日現在の総議決権個数(1,706,732個)に本自己株式処分により増加する議決権数(5,727個)と当社役
員への譲渡制限付株式付与のための自己株式処分による増加する議決権数(1,091個)を加えた数
(1,713,550個)で除した数値です。
6【大規模な第三者割当の必要性】
該当事項はありません。
7【株式併合等の予定の有無及び内容】
該当事項はありません。
8【その他参考になる事項】
該当事項はありません。
第4【その他の記載事項】
該当事項はありません。
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EDINET提出書類
株式会社TBSホールディングス(E04375)
有価証券届出書(参照方式)
第二部【公開買付け又は株式交付に関する情報】
第1【公開買付け又は株式交付の概要】
該当事項はありません。
第2【統合財務情報】
該当事項はありません。
第3【発行者(その関連者)と対象者との重要な契約(発行者(その関連者)と株式交付
子会社との重要な契約)】
該当事項はありません。
第三部【参照情報】
第1【参照書類】
会社の概況及び事業の概況等金融商品取引法第5条第1項第2号に掲げる事項については、以下に掲げる書類を参照
すること。
1【有価証券報告書及びその添付書類】
事業年度第95期(自2021年4月1日 至2022年3月31日) 2022年6月29日関東財務局長に提出
2【四半期報告書又は半期報告書】
該当事項はありません。
3【臨時報告書】
該当事項はありません。
第2【参照書類の補完情報】
参照書類としての有価証券報告書に記載された「事業等のリスク」について、当該有価証券報告書の提出日以後、本
有価証券届出書提出日(2022年6月29日)までの間において生じた変更その他の事由はありません。
また、当該有価証券報告書に記載されている将来に関する事項は、本有価証券届出書提出日(2022年6月29日)現在
においてもその判断に変更はなく、新たに記載する将来に関する事項もありません。
第3【参照書類を縦覧に供している場所】
株式会社TBSホールディングス 本店
(東京都港区赤坂五丁目3番6号)
株式会社東京証券取引所
(東京都中央区日本橋兜町2番1号)
第四部【提出会社の保証会社等の情報】
該当事項はありません。
第五部【特別情報】
第1【保証会社及び連動子会社の最近の財務諸表又は財務書類】
該当事項はありません。
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