トビラシステムズ株式会社 四半期報告書 第16期第2四半期(令和4年2月1日-令和4年4月30日)
提出書類 | 四半期報告書-第16期第2四半期(令和4年2月1日-令和4年4月30日) |
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提出者 | トビラシステムズ株式会社 |
カテゴリ | 四半期報告書 |
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四半期報告書
【表紙】
【提出書類】 四半期報告書
【根拠条文】 金融商品取引法第24条の4の7第1項
【提出先】 東海財務局長
【提出日】 2022年6月10日
【四半期会計期間】 第16期第2四半期(自 2022年2月1日 至 2022年4月30日)
【会社名】 トビラシステムズ株式会社
【英訳名】 Tobila Systems Inc.
【代表者の役職氏名】 代表取締役社長 明田 篤
【本店の所在の場所】 愛知県名古屋市中区錦二丁目5番12号
【電話番号】 050-3612-2677(代表)
【事務連絡者氏名】 取締役最高財務責任者 結城 卓也
【最寄りの連絡場所】 愛知県名古屋市中区錦二丁目5番12号
【電話番号】 050-3612-2677(代表)
【事務連絡者氏名】 取締役最高財務責任者 結城 卓也
【縦覧に供する場所】 株式会社東京証券取引所
(東京都中央区日本橋兜町2番1号)
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第一部 【企業情報】
第1 【企業の概況】
1 【主要な経営指標等の推移】
第15期 第16期
回次 第15期
第2四半期累計期間 第2四半期累計期間
自 2020年11月1日 自 2021年11月1日 自 2020年11月1日
会計期間
至 2021年4月30日 至 2022年4月30日 至 2021年10月31日
売上高 (千円) 693,939 838,953 1,424,656
経常利益 (千円) 286,245 271,798 577,980
四半期(当期)純利益金額 (千円) 197,569 157,389 386,047
持分法を適用した場合の
(千円) - - -
投資利益
資本金 (千円) 314,479 331,432 315,391
発行済株式総数 (株) 10,472,100 10,617,000 10,479,900
純資産額 (千円) 1,289,437 1,545,185 1,489,008
総資産額 (千円) 1,565,341 2,425,110 2,170,016
1株当たり四半期(当期)
(円) 19.09 15.03 37.25
純利益金額
潜在株式調整後1株当たり
(円) 18.65 14.87 36.47
四半期(当期)純利益金額
1株当たり配当額 (円) - - 12.90
自己資本比率 (%) 82.4 63.7 68.6
営業活動による
(千円) 203,184 347,227 491,922
キャッシュ・フロー
投資活動による
(千円) △ 78,070 △ 81,754 △ 652,300
キャッシュ・フロー
財務活動による
(千円) △ 295,117 △ 133,372 45,801
キャッシュ・フロー
現金及び現金同等物の
(千円) 1,048,354 1,277,833 1,145,732
四半期末(期末)残高
第15期 第16期
回次
第2四半期会計期間 第2四半期会計期間
自 2021年2月1日 自 2022年2月1日
会計期間
至 2021年4月30日 至 2022年4月30日
1株当たり四半期純利益金額 (円) 10.88 9.04
(注) 1.当社は四半期連結財務諸表を作成しておりませんので、連結会計年度に係る主要な経営指標等の推移につい
ては記載しておりません。
2.持分法を適用した場合の投資利益については、関連会社が存在しないため記載しておりません。
3. 「 収益認識 基準に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日)等を第1四半期会計期間の期
首から適用しており、当第2四半期累計期間及び当第2四半期会計期間に係る主要な経営指標等について
は、当該会計基準等を適用した後の指標等となっております。
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2 【事業の内容】
当第2四半期累計期間において、当社が営む事業の内容について、重要な変更はありません。また、主要な関係会
社における異動もありません。
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第2 【事業の状況】
1 【事業等のリスク】
当第2四半期累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営
者が提出会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識してい
る主要なリスクの発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はあり
ません。
2 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
文中の将来に関する事項は、当四半期会計期間の末日現在において当社が判断したものであります。
(1) 業績の状況
当第2四半期累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルスのワクチン接種が順調に進むなど、経済活動
が抑制された厳しい状況が徐々に緩和され、経済活動が持ち直しつつあるものの、依然として新型コロナウイルス
感染拡大前の水準には回復しておらず、先行き不透明な状況が続いています。また、直近においてはウクライナ情
勢の深刻化に伴う原材料価格の上昇や金融資本市場の変動等、世界的な経済の不透明感はますます高まっていま
す。
このような状況下、国内では成人年齢引き下げに伴う新成人を狙った詐欺をはじめ、新型コロナワクチンに便乗
した還付金詐欺、スミッシングと呼ばれる個人情報を盗み取るフィッシング詐欺、ウクライナ支援を装った義援金
詐欺等が発生しており、多数かつ多額の被害が発生しました。このように特殊詐欺事案は世相を反映し、手口も巧
妙化しております。
これらの特殊詐欺犯罪から、自分だけではなく大切な家族や友人を守りたいというニーズは高まっており、当社
は犯罪抑止に効果的な迷惑情報フィルタ事業に注力してまいりました。固定電話向けフィルタサービスにおいて
は、KDDI株式会社と共同で、国内初、専用機器不要で固定電話への迷惑電話を自動遮断する「迷惑電話自動ブロッ
ク」の提供を開始いたしました。当サービスは、KDDI株式会社のネットワーク上で迷惑電話の着信を自動遮断する
ため、専用機器が不要となるものです。
迷惑電話対策アプリ「トビラフォンモバイル」は、アプリとして初めて公益財団法人全国防犯協会連合会推奨の
「優良迷惑電話防止機器」に認定され、詐欺の被害防止への有効性がより一層認められました。また、不審なSMSや
メッセージを自動で検知し警告表示する「迷惑メッセージブロック機能」は、KDDI株式会社及び沖縄セルラー株式
会社のau・UQ mobile・povoの利用者に無償提供されることになり、当社サービスのユーザーが拡大することになり
ました。迷惑広告コンテンツをブロックするアプリ「280blocker」は、各種キャンペーンを実施し、認知拡大に努
めました。
従来から注力しているクラウド型ビジネスフォンサービス「トビラフォン Cloud」は、回線敷設や機器を設置す
ることなく、市外局番を用いた固定電話番号による発着信が可能なオプションサービスを開始し、従来以上に利便
性の高いサービスといたしました。こうした取り組みや性能はユーザーから高く評価されており、製品利用者の評
価(レビュー)をもとに顧客満足度の高い製品を選定する「ITreview Grid Award 2022 Spring」のPBX部門、IVR
(自動音声応答)部門、IP電話部門の3部門で、最高位の「Leader」を受賞しました。
法人向けに「トビラフォン」の機能を強化した「トビラフォンBiz」は東日本電信電話株式会社(NTT東日本)、
西日本電信電話株式会社(NTT西日本)のセレクトアイテムに登録されたことにより、受注件数が大幅に増加しまし
た。新規ビジネスとしては、営業トークを可視化し、データドリブンセールスを実現するAI搭載型営業ツール
「Talk Book(トークブック)」を開発し、販売を開始いたしました。
このような各種施策により、月間利用者数(※)の増加を図り、1,400万を超えるユーザーにご利用いただいてお
ります。
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当社の事業及びビジネスモデル等は外部からも高い評価を受けており、2021年12月には、経済産業省 中小企業庁
が様々な分野で活躍する中小企業・小規模事業者を表彰する「はばたく中小企業・小規模事業者300社」に選定され
ました。
2022年4月の東京証券取引所の市場区分の見直しに関しては、プライム市場を選択することを決議し、持続的な
成長と中長期的な企業価値の向上を目指してまいります。
以上の結果、当第2四半期累計期間における 売上高は838,953千円 ( 前年同期比20.9%増 )、 営業利益は280,389
千円 ( 前年同期比2.0%減 )、 経常利益は271,798千円 ( 前年同期比5.0%減 )、 四半期純利益は157,389千円 ( 前年
同期比20.3%減 )となりました。
※ 月間利用者数は、当社が事業を通じて特殊詐欺被害の撲滅に貢献する上で重要なKPIの一つとしております
が、主要な取引先である通信キャリアとの契約条件は様々であり、必ずしも月間利用者数の増減が直接的に
収益に影響を与えるものではありません。
セグメント別の業績は、以下の通りであります。
(迷惑情報フィルタ事業)
迷惑情報フィルタ事業におきましては、主力サービスであるモバイル向けフィルタサービス、固定電話向けフィ
ルタサービス及び「トビラフォン Cloud」を含むビジネスフォン向けフィルタサービスにおいて、引き続きサービ
ス基盤の強化・拡大に注力してまいりました。
その結果、当第2四半期累計期間における迷惑情報フィルタ事業の 売上高は808,188千円 ( 前年同期比23.9%増 )と
なり、 セグメント利益は466,713千円 ( 前年同期比8.2%増 )となりました。
(その他)
ホームページの制作運営支援事業や受託開発事業等を「その他」に含めております。これらの事業については、
積極的には展開しない方針であり、当第2四半期累計期間におけるその他の 売上高は30,764千円 ( 前年同期比25.9%
減 )となり、 セグメント利益は20,876千円 ( 前年同期比16.5%減 )となりました。
なお、全社営業利益は、各セグメント利益の合計から、報告セグメントに配賦していない全社費用を差し引いた
数値となっております。全社費用は、主に報告セグメントに帰属しない販売費及び一般管理費であり、企業規模の
拡大に伴う管理コストの増加等により、 207,200千円 ( 前年同期比21.6%増 )となりました。
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(2) 財政状態の状況
(総資産)
当第2四半期会計期間末における総資産は 2,425,110千円 となり、前事業年度末に比べ 255,094千円増加 いたしま
した。これは主に 現金及び預金 が 132,100千円増加 したこと、 売掛金及び契約資産 が 38,463千円増加 したこと及び 投
資その他の資産 が 65,896千円増加 したこと等によるものであります。
(負債)
当第2四半期会計期間末における負債は 879,925千円 となり、前事業年度末に比べ 198,917千円増加 いたしまし
た。これは主に 買掛金 が 12,687千円増加 したこと及び 契約負債 が 217,971千円増加 したこと等に対し、 長期借入金 が
25,020千円減少 したこと等によるものであります。
(純資産)
当第2四半期会計期間末における純資産は 1,545,185千円 となり、前事業年度末に比べ 56,176千円増加 いたしまし
た。これは主に、ストック・オプションとしての新株予約権の行使により資本金及び資本剰余金がそれぞれ 16,040
千円増加 したこと及び四半期純利益を 157,389千円 計上したことに対し、配当金の支払いにより利益剰余金が
134,040千円減少 したこと等によるものであります。
(3) キャッシュ・フローの状況
当第2四半期累計期間における現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)は、前事業年度末と比較して
132,100千円増加 し、 1,277,833千円 となりました。各キャッシュ・フローの主な状況は、次の通りであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果 増加した資金は347,227千円 ( 前年同期は203,184千円の増加 )となりました。これは主に、法人税
等の支払額が 103,905千円 、売上債権及び契約資産の 増加が37,300千円 、長期前払費用の 増加が82,574千円 あったも
のの、税引前四半期純利益を 247,753千円 、減価償却費を 38,624千円 、のれん償却額を 32,932千円 計上したこと、契
約負債の 増加が218,178千円 あったこと等によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果 減少した資金は81,754千円 ( 前年同期は78,070千円の減少 )となりました。これは主に、有形固定
資産の取得による支出 25,363千円 及び無形固定資産の取得による支出 56,640千円 によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果 減少した資金は133,372千円 ( 前年同期は295,117千円の減少 )となりました。これは、新株予約権
の権利行使による 収入31,820千円 に対し、長期借入金の返済 31,524千円 及び配当金の支払 133,668千円 があったこと
よるものであります。
(4) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期累計期間において、当社が対処すべき課題について重要な変更はありません。
(5) 研究開発活動
当第2四半期累計期間の研究開発費の総額は 6,930千円 であります。
なお、当第2四半期累計期間において当社の研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
3 【経営上の重要な契約等】
当第2四半期会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。
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第3 【提出会社の状況】
1 【株式等の状況】
(1) 【株式の総数等】
① 【株式の総数】
種類 発行可能株式総数(株)
普通株式 30,000,000
計 30,000,000
② 【発行済株式】
第2四半期会計期間末 提出日現在 上場金融商品取引所
種類 現在発行数(株) 発行数(株) 名又は登録認可金融 内容
( 2022年4月30日 ) (2022年6月10日) 商品取引業協会名
完全議決権株式であり、
株主としての権利内容に
何ら限定のない当社にお
東京証券取引所
ける標準となる株式であ
普通株式 10,617,000 10,617,000
(プライム市場)
ります。
なお、単元株式数は100
株となっております。
計 10,617,000 10,617,000 ― ―
(注)提出日現在発行数には、2022年6月1日からこの四半期報告書提出日までの新株予約権の行使により発行された
株式数は、含まれておりません。
(2) 【新株予約権等の状況】
① 【ストックオプション制度の内容】
該当事項はありません。
② 【その他の新株予約権等の状況】
該当事項はありません。
(3) 【行使価額修正条項付新株予約権付社債券等の行使状況等】
該当事項はありません。
(4) 【発行済株式総数、資本金等の推移】
発行済株式 発行済株式 資本準備金 資本準備金
資本金増減額 資本金残高
年月日 総数増減数 総数残高 増減額 残高
(千円) (千円)
(株) (株) (千円) (千円)
2022年2月1日 ~
- 10,617,000 - 331,432 - 295,732
2022年4月30日
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(5) 【大株主の状況】
2022年4月30日 現在
発行済株式
(自己株式を
所有株式数
除く。)の
氏名又は名称 住所 (株)
総数に対する
所有株式数
の割合(%)
明田 篤 愛知県名古屋市東区 4,913,100 46.71
松下 智樹 東京都港区 447,000 4.25
日本マスタートラスト信託銀行株
東京都港区浜松町2丁目11-3 383,000 3.64
式会社(信託口)
240 GREENWICH STREET,
BNYM AS AGT/CLTS
NEW YORK, NEW YORK 102
NON TREATY JASDE
207,125 1.97
86 U.S.A.(東京都千代田区丸の内
C(常任代理人 株式会社三菱U
FJ銀行)
2丁目7-1)
後藤 敏仁 岐阜県大垣市 178,200 1.69
株式会社SBI証券 東京都港区六本木1丁目6番1号 161,800 1.54
楽天証券株式会社 東京都港区南青山2丁目6番21号 148,700 1.41
五味 大輔 長野県松本市 123,000 1.17
小田 昌平 宮城県仙台市青葉区 92,300 0.88
坂倉 翼 東京都大田区 80,400 0.76
計 - 6,734,625 64.02
(注)当社は、自己株式 98,150株 を保有しておりますが、上記大株主の状況には記載しておりません。
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(6) 【議決権の状況】
① 【発行済株式】
2022年4月30日 現在
区分 株式数(株) 議決権の数(個) 内容
無議決権株式 ― ― ―
議決権制限株式(自己株式等) ― ― ―
議決権制限株式(その他) ― ― ―
(自己保有株式)
完全議決権株式(自己株式等) ― ―
普通株式 98,100
完全議決権株式であり、権利内容に何
普通株式
ら限定のない当社における標準となる
完全議決権株式(その他) 105,104
株式であります。また、1単元の株式
10,510,400
数は100株であります。
普通株式
単元未満株式 ―
―
8,500
発行済株式総数 10,617,000 ― ―
総株主の議決権 ― 105,104 ―
(注) 「単元未満株式」の欄の普通株式には、当社保有の自己株式50株が含まれております。
② 【自己株式等】
2022年4月30日 現在
発行済株式
自己名義 他人名義 所有株式数
所有者の氏名 総数に対する
所有者の住所 所有株式数 所有株式数 の合計
又は名称 所有株式数
(株) (株) (株)
の割合(%)
(自己保有株式)
愛知県名古屋市中区錦
トビラシステムズ 98,100 - 98,100 0.92
二丁目5番12号
株式会社
計 ― 98,100 - 98,100 0.92
(注)当社は、単元未満の自己株式を50株保有しております。
2 【役員の状況】
前事業年度の有価証券報告書提出日後、当四半期累計期間における役員の異動はありません。
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第4 【経理の状況】
1 四半期財務諸表の作成方法について
当社の四半期財務諸表は、「四半期財務諸表等の用語、様式及び作成方法に関する規則」(平成19年内閣府令第63
号)に基づいて作成しております。
2 監査証明について
当社は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づき、第2四半期会計期間(2022年2月1日から2022年4月
30日まで)及び第2四半期累計期間(2021年11月1日から2022年4月30日まで)に係る四半期財務諸表について、三優監
査法人による四半期レビューを受けております。
3 四半期連結財務諸表について
当社は、子会社がありませんので、四半期連結財務諸表を作成しておりません。
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1 【四半期財務諸表】
(1) 【四半期貸借対照表】
(単位:千円)
前事業年度 当第2四半期会計期間
(2021年10月31日) (2022年4月30日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 1,145,732 1,277,833
売掛金及び契約資産 181,343 219,806
電子記録債権 562 374
商品及び製品 26,991 26,180
仕掛品 527 18
原材料及び貯蔵品 978 1,327
その他 33,041 52,891
△ 83 △ 107
貸倒引当金
流動資産合計 1,389,094 1,578,325
固定資産
有形固定資産 49,849 67,897
無形固定資産
のれん 325,221 291,079
ソフトウエア 169,250 182,531
14,826 17,605
その他
無形固定資産合計 509,297 491,216
投資その他の資産 221,774 287,671
固定資産合計 780,921 846,785
資産合計 2,170,016 2,425,110
負債の部
流動負債
買掛金 7,194 19,882
未払法人税等 111,310 117,912
契約負債 52,445 270,416
214,267 200,944
その他
流動負債合計 385,217 609,155
固定負債
295,790 270,770
長期借入金
固定負債合計 295,790 270,770
負債合計 681,007 879,925
純資産の部
株主資本
資本金 315,391 331,432
資本剰余金
279,691 295,732
資本準備金
資本剰余金合計 279,691 295,732
利益剰余金
その他利益剰余金
1,037,619 1,061,713
繰越利益剰余金
利益剰余金合計 1,037,619 1,061,713
自己株式 △ 143,693 △ 143,693
株主資本合計 1,489,008 1,545,185
純資産合計 1,489,008 1,545,185
負債純資産合計 2,170,016 2,425,110
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(2) 【四半期損益計算書】
【第2四半期累計期間】
(単位:千円)
前第2四半期累計期間 当第2四半期累計期間
(自 2020年11月1日 (自 2021年11月1日
至 2021年4月30日) 至 2022年4月30日)
売上高 693,939 838,953
182,371 250,775
売上原価
売上総利益 511,568 588,177
※ 225,491 ※ 307,787
販売費及び一般管理費
営業利益 286,076 280,389
営業外収益
受取利息 5 5
サービス解約収入 190 31
助成金収入 570 50
受取保険金 - 33
36 10
その他
営業外収益合計 802 131
営業外費用
支払利息 104 603
株式交付費 358 261
株式報酬費用消滅損 - 7,858
支払手数料 171 -
- 0
その他
営業外費用合計 633 8,723
経常利益 286,245 271,798
特別利益
- 5,900
固定資産受贈益
特別利益合計 - 5,900
特別損失
固定資産除却損 45 -
- 29,944
投資有価証券評価損
特別損失合計 45 29,944
税引前四半期純利益 286,200 247,753
法人税、住民税及び事業税
98,322 110,217
△ 9,691 △ 19,853
法人税等調整額
法人税等合計 88,630 90,363
四半期純利益 197,569 157,389
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(3) 【四半期キャッシュ・フロー計算書】
(単位:千円)
前第2四半期累計期間 当第2四半期累計期間
(自 2020年11月1日 (自 2021年11月1日
至 2021年4月30日) 至 2022年4月30日)
営業活動によるキャッシュ・フロー
税引前四半期純利益 286,200 247,753
減価償却費 27,274 38,624
のれん償却額 - 32,932
貸倒引当金の増減額(△は減少) 22 23
受取利息及び受取配当金 △ 5 △ 5
支払利息 104 603
株式交付費 358 261
株式報酬費用消滅損 - 7,858
投資有価証券評価損益(△は益) - 29,944
固定資産受贈益 - △ 5,900
売上債権及び契約資産の増減額(△は増加) △ 14,288 △ 37,300
棚卸資産の増減額(△は増加) 3,104 972
長期前払費用の増減額(△は増加) 3,078 △ 82,574
仕入債務の増減額(△は減少) △ 115 12,687
未払金の増減額(△は減少) △ 9,233 24,872
契約負債の増減額(△は減少) 7,874 218,178
未払消費税等の増減額(△は減少) △ 11,072 △ 11,717
△ 3,999 △ 25,485
その他
小計 289,302 451,729
利息及び配当金の受取額
5 5
利息の支払額 △ 105 △ 602
△ 86,018 △ 103,905
法人税等の支払額
営業活動によるキャッシュ・フロー 203,184 347,227
投資活動によるキャッシュ・フロー
有形固定資産の取得による支出 △ 9,510 △ 25,363
無形固定資産の取得による支出 △ 40,212 △ 56,640
投資有価証券の取得による支出 △ 30,039 -
1,692 250
敷金及び保証金の回収による収入
投資活動によるキャッシュ・フロー △ 78,070 △ 81,754
財務活動によるキャッシュ・フロー
長期借入金の返済による支出 △ 6,504 △ 31,524
株式の発行による収入 18,736 31,820
自己株式の取得による支出 △ 195,411 -
△ 111,938 △ 133,668
配当金の支払額
財務活動によるキャッシュ・フロー △ 295,117 △ 133,372
現金及び現金同等物に係る換算差額 - 0
現金及び現金同等物の増減額(△は減少) △ 170,004 132,100
現金及び現金同等物の期首残高 1,218,358 1,145,732
※ 1,048,354 ※ 1,277,833
現金及び現金同等物の四半期末残高
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【注記事項】
(会計方針の変更)
(収益認識に関する会計基準等の適用)
「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日。以下「収益認識会計基準」という。)等
を第1四半期会計期間の期首から適用し、約束した財又はサービスの支配が顧客に移転した時点で、当該財又は
サービスと交換に受け取ると見込まれる金額で収益を認識することとしております。
これにより、契約終了時に一時点で認識していた収益について、履行義務の充足に係る合理的な期間に対する経
過期間に基づき、一定の期間にわたり収益を認識する方法に変更しております。
また、従来、請負契約による受注制作のソフトウエア開発に関する収益認識は、進捗部分に成果の確実性が認め
られる契約については進行基準を、その他の契約については完成基準を適用していましたが、ごく短期な契約を除
き、履行義務を充足するにつれて、一定の期間にわたり収益認識を行うこととしました。履行義務の充足に係る進
捗度の見積りの方法は、履行義務の結果を合理的に測定できる場合は、原価総額の見積額に対する累積実際発生原
価の割合(インプット法)で算出しております。なお、ごく短期な契約については完全に履行義務を充足した時点で
収益認識を行っております。
収益認識会計基準等の適用については、収益認識会計基準第84項ただし書きに定める経過的な取扱いに従ってお
り、第1四半期会計期間の期首より前に新たな会計方針を遡及適用した場合の累積的影響額を、第1四半期会計期
間の期首の利益剰余金に加減し、当該期首残高から新たな会計方針を適用しております。
この結果、当第2四半期累計期間の売上高は13,870千円増加し、売上原価は1,554千円増加し、営業利益、経常利
益及び税引前四半期純利益はそれぞれ12,315千円増加しております。また、利益剰余金の当期首残高への影響は軽
微であります。
収益認識会計基準等を適用したため、前事業年度の貸借対照表において、「流動資産」に表示していた「売掛
金」は、第1四半期会計期間より「売掛金及び契約資産」に含めて表示することとし、「流動負債」に表示してい
た「前受金」は、「契約負債」に含めて表示することといたしました。また、前第2四半期累計期間の四半期
キャッシュ・フロー計算書において、「営業活動によるキャッシュ・フロー」に表示していた「売上債権の増減額
(△は増加)」は、当第2四半期累計期間より「売上債権及び契約資産の増減額(△は増加)」に含めて表示する
こととし、「前受金の増減額(△は減少)」は、「契約負債の増減額(△は減少)」に含めて表示することといた
しました。
なお、「四半期財務諸表に関する会計基準」(企業会計基準第12号 2020年3月31日)第28-15項に定める経過的
な取扱いに従って、前第2四半期累計期間に係る顧客との契約から生じる収益を分解した情報を記載しておりませ
ん。
(時価の算定に関する会計基準等の適用)
「時価の算定に関する会計基準」(企業会計基準第30号 2019年7月4日。以下「時価算定会計基準」とい
う。)等を第1四半期会計期間の期首から適用し、時価算定会計基準第19項及び「金融商品に関する会計基準」
(企業会計基準第10号 2019年7月4日)第44-2項に定める経過的な取扱いに従って、時価算定会計基準等が定め
る新たな会計方針を、将来にわたって適用することといたしました。
なお、この変更による当第2四半期財務諸表に与える影響はありません。
(四半期損益計算書関係)
※ 販売費及び一般管理費のうち主要な費目及び金額は次のとおりであります。
前第2四半期累計期間 当第2四半期累計期間
(自 2020年11月1日 (自 2021年11月1日
至 2021年4月30日 ) 至 2022年4月30日 )
給与手当 49,235 千円 62,988 千円
貸倒引当金繰入額 38 〃 65 〃
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(四半期キャッシュ・フロー計算書関係)
※ 現金及び現金同等物の四半期末残高と四半期貸借対照表に掲記されている科目の金額との関係は、次のとおりで
あります。
前第2四半期累計期間 当第2四半期累計期間
(自 2020年11月1日 (自 2021年11月1日
至 2021年4月30日 ) 至 2022年4月30日 )
現金及び預金 1,048,354 千円 1,277,833 千円
現金及び現金同等物 1,048,354 千円 1,277,833 千円
(株主資本等関係)
前第2四半期累計期間(自 2020年11月1日 至 2021年4月30日 )
1 配当金支払額
配当金の総額 1株当たり
決議 株式の種類 基準日 効力発生日 配当の原資
(千円) 配当額(円)
2020年12月10日
普通株式 112,161 10.80 2020年10月31日 2021年1月6日 利益剰余金
取締役会
2 基準日が当第2四半期累計期間に属する配当のうち、配当の効力発生日が当第2四半期会計期間の末日後となる
もの
該当事項はありません。
3 株主資本の著しい変動
2020年12月10日開催の取締役会決議に基づく自己株式120,000株の取得により自己株式が195,240千円増加してお
ります。
また、2021年1月21日開催の取締役会決議に基づく、2021年2月19日を払込完了日とする譲渡制限付株式付与制
度による自己株式25,000株の処分により利益剰余金が7,552千円及び自己株式が40,677千円減少しております。
この結果、当第2四半期会計期間末において利益剰余金が850,833千円、自己株式が154,653千円となっておりま
す。
当第2四半期累計期間(自 2021年11月1日 至 2022年4月30日 )
1 配当金支払額
配当金の総額 1株当たり
決議 株式の種類 基準日 効力発生日 配当の原資
(千円) 配当額(円)
2021年12月10日
普通株式 134,040 12.90 2021年10月31日 2022年1月6日 利益剰余金
取締役会
2 基準日が当第2四半期累計期間に属する配当のうち、配当の効力発生日が当第2四半期会計期間の末日後となる
もの
該当事項はありません。
3 株主資本の著しい変動
ストック・オプションとしての新株予約権の行使により137,100株を発行し、資本金及び資本剰余金がそれぞれ
16,040千円増加しております。
その結果、当第2四半期会計期間末において資本金が 331,432千円 、資本剰余金が 295,732千円 となっておりま
す。
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(セグメント情報等)
【セグメント情報】
Ⅰ.前第2四半期累計期間(自 2020年11月1日 至 2021年4月30日 )
報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:千円)
四半期
報告セグメント
その他 損益計算書
調整額
合計
(注)2
(注)1 計上額
迷惑情報
計
(注)3
フィルタ事業
売上高
外部顧客への売上高 652,401 652,401 41,538 693,939 - 693,939
セグメント間の内部売上高
- - - - - -
又は振替高
計 652,401 652,401 41,538 693,939 - 693,939
セグメント利益 431,535 431,535 24,992 456,528 △ 170,451 286,076
(注) 1.「その他」の区分は報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、ホームページ制作運営支援事業
及び受託開発事業であります。
2.セグメント利益の調整額は、各報告セグメントに配賦していない全社費用であり、主に報告セグメントに
帰属しない当社の販売費及び一般管理費であります。
3.セグメント利益は、四半期損益計算書の営業利益と調整を行っております。
Ⅱ.当第2四半期累計期間(自 2021年11月1日 至 2022年4月30日 )
1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報並びに収益の分解情報
(単位:千円)
四半期
報告セグメント
その他 損益計算書
調整額
合計
(注)4
(注)3 計上額
迷惑情報
計
(注)5
フィルタ事業
売上高
ストック収益(注)1 683,873 683,873 30,502 714,376 - 714,376
フロー収益(注)2 124,315 124,315 261 124,577 - 124,577
顧客との契約から生じる収益 808,188 808,188 30,764 838,953 - 838,953
外部顧客への売上高 808,188 808,188 30,764 838,953 - 838,953
セグメント間の内部売上高
- - - - - -
又は振替高
計 808,188 808,188 30,764 838,953 - 838,953
セグメント利益 466,713 466,713 20,876 487,590 △ 207,200 280,389
(注) 1.ストック収益 とは、サービスの提供期間に応じて売上計上される収益であります。
2.フロー収益とは、 商品の納品・検収時に一括で売上計上される収益であります。
3.「その他」の区分は報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、ホームページ制作運営支援事業
及び受託開発事業であります。
4.セグメント利益の調整額は、各報告セグメントに配賦していない全社費用であり、主に報告セグメントに
帰属しない当社の販売費及び一般管理費であります。
5.セグメント利益は、四半期損益計算書の営業利益と調整を行っております。
2.報告セグメントの変更等に関する事項
(会計方針の変更)に記載のとおり、第1四半期会計期間の期首から収益認識会計基準等を適用し、収益認
識に関する会計処理方法を変更したため、事業セグメントの利益又は損失の算定方法を同様に変更しておりま
す。
当該変更により、従来の方法に比べて、当第2四半期累計期間の「迷惑情報フィルタ事業」の売上高は
14,280千円増加、セグメント利益は12,315千円増加し、「その他」の売上高は409千円減少しております。
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(収益認識関係)
顧客との契約から生じる収益を分解した情報は、「注記事項(セグメント情報等)」に記載のとおりでありま
す。
(1株当たり情報)
1株当たり四半期純利益金額並びに潜在株式調整後1株当たり四半期純利益金額及び算定上の基礎は、以下のと
おりであります。
前第2四半期累計期間 当第2四半期累計期間
(自 2020年11月1日 (自 2021年11月1日
項目
至 2021年4月30日 ) 至 2022年4月30日 )
(1)1株当たり四半期純利益金額 19円09銭 15円03銭
(算定上の基礎)
四半期純利益(千円) 197,569 157,389
普通株主に帰属しない金額(千円) - -
普通株式に係る四半期純利益(千円) 197,569 157,389
普通株式の期中平均株式数(株) 10,348,144 10,474,237
(2)潜在株式調整後1株当たり四半期純利益金額 18円65銭 14円87銭
(算定上の基礎)
四半期純利益調整額(千円) - -
普通株式増加数(株) 243,265 113,586
希薄化効果を有しないため、潜在株式調整後1株当たり四
半期純利益金額の算定に含めなかった潜在株式で、
- -
前事業年度末から重要な変動があったものの概要
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2 【その他】
該当事項はありません。
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第二部 【提出会社の保証会社等の情報】
該当事項はありません。
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独立監査人の四半期レビュー報告書
2022年6月10日
トビラシステムズ株式会社
取締役会 御中
三優監査法人
名古屋事務所
指定社員
公認会計士 吉川 雄城
業務執行社員
指定社員
公認会計士 鈴木 啓太
業務執行社員
監査人の結論
当監査法人は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づき、「経理の状況」に掲げられているトビラシステム
ズ株式会社の 2021年11月1日 から 2022年10月31日 までの 第16期 事業年度の 第2四半期 会計期間( 2022年2月1日 から
2022年4月30日 まで)及び 第2四半期 累計期間( 2021年11月1日 から 2022年4月30日 まで)に係る四半期財務諸表、す
なわち、四半期貸借対照表、四半期損益計算書、四半期キャッシュ・フロー計算書及び注記について四半期レビューを
行った。
当監査法人が実施した四半期レビューにおいて、上記の四半期財務諸表が、我が国において一般に公正妥当と認めら
れる四半期財務諸表の作成基準に準拠して、トビラシステムズ株式会社の 2022年4月30日 現在の財政状態並びに同日を
もって終了する 第2四半期 累計期間の経営成績及びキャッシュ・フローの状況を適正に表示していないと信じさせる事
項が全ての重要な点において認められなかった。
監査人の結論の根拠
当監査法人は、我が国において一般に公正妥当と認められる四半期レビューの基準に準拠して四半期レビューを行っ
た。四半期レビューの基準における当監査法人の責任は、「四半期財務諸表の四半期レビューにおける監査人の責任」
に記載されている。当監査法人は、我が国における職業倫理に関する規定に従って、会社から独立しており、また、監
査人としてのその他の倫理上の責任を果たしている。当監査法人は、結論の表明の基礎となる証拠を入手したと判断し
ている。
四半期財務諸表に対する経営者及び監査等委員会の責任
経営者の責任は、我が国において一般に公正妥当と認められる四半期財務諸表の作成基準に準拠して四半期財務諸表
を作成し適正に表示することにある。これには、不正又は誤謬による重要な虚偽表示のない四半期財務諸表を作成し適
正に表示するために経営者が必要と判断した内部統制を整備及び運用することが含まれる。
四半期財務諸表を作成するに当たり、経営者は、継続企業の前提に基づき四半期財務諸表を作成することが適切であ
るかどうかを評価し、我が国において一般に公正妥当と認められる四半期財務諸表の作成基準に基づいて継続企業に関
する事項を開示する必要がある場合には当該事項を開示する責任がある。
監査等委員会の責任は、財務報告プロセスの整備及び運用における取締役の職務の執行を監視することにある。
四半期財務諸表の四半期レビューにおける監査人の責任
監査人の責任は、監査人が実施した四半期レビューに基づいて、四半期レビュー報告書において独立の立場から四半
期財務諸表に対する結論を表明することにある。
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監査人は、我が国において一般に公正妥当と認められる四半期レビューの基準に従って、四半期レビューの過程を通
じて、職業的専門家としての判断を行い、職業的懐疑心を保持して以下を実施する。
・主として経営者、財務及び会計に関する事項に責任を有する者等に対する質問、分析的手続その他の四半期レ
ビュー手続を実施する。四半期レビュー手続は、我が国において一般に公正妥当と認められる監査の基準に準拠して
実施される年度の財務諸表の監査に比べて限定された手続である。
・継続企業の前提に関する事項について、重要な疑義を生じさせるような事象又は状況に関して重要な不確実性が認
められると判断した場合には、入手した証拠に基づき、四半期財務諸表において、我が国において一般に公正妥当と
認められる四半期財務諸表の作成基準に準拠して、適正に表示されていないと信じさせる事項が認められないかどう
か結論付ける。また、継続企業の前提に関する重要な不確実性が認められる場合は、四半期レビュー報告書において
四半期財務諸表の注記事項に注意を喚起すること、又は重要な不確実性に関する四半期財務諸表の注記事項が適切で
ない場合は、四半期財務諸表に対して限定付結論又は否定的結論を表明することが求められている。監査人の結論
は、四半期レビュー報告書日までに入手した証拠に基づいているが、将来の事象や状況により、企業は継続企業とし
て存続できなくなる可能性がある。
・四半期財務諸表の表示及び注記事項が、我が国において一般に公正妥当と認められる四半期財務諸表の作成基準に
準拠していないと信じさせる事項が認められないかどうかとともに、関連する注記事項を含めた四半期財務諸表の表
示、構成及び内容、並びに四半期財務諸表が基礎となる取引や会計事象を適正に表示していないと信じさせる事項が
認められないかどうかを評価する。
監査人は、 監査等委員会 に対して、計画した四半期レビューの範囲とその実施時期、四半期レビュー上の重要な発見
事項について報告を行う。
監査人は、 監査等委員会 に対して、独立性についての我が国における職業倫理に関する規定を遵守したこと、並びに
監査人の独立性に影響を与えると合理的に考えられる事項、及び阻害要因を除去又は軽減するためにセーフガードを講
じている場合はその内容について報告を行う。
利害関係
会社と当監査法人又は業務執行社員との間には、公認会計士法の規定により記載すべき利害関係はない。
以 上
(注) 1.上記は四半期レビュー報告書の原本に記載された事項を電子化したものであり、その原本は当社(四半期報
告書提出会社)が別途保管しております。
2.XBRLデータは四半期レビューの対象には含まれていません。
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