三櫻工業株式会社 四半期報告書 第114期第3四半期(令和3年10月1日-令和3年12月31日)
EDINET提出書類
三櫻工業株式会社(E01753)
四半期報告書
【表紙】
【提出書類】 四半期報告書
【根拠条文】 金融商品取引法第24条の4の7第1項
【提出先】 関東財務局長
【提出日】 2022年2月10日
【四半期会計期間】 第114期第3四半期(自 2021年10月1日 至 2021年12月31日)
【会社名】 三櫻工業株式会社
【英訳名】 Sanoh Industrial Co.,Ltd.
【代表者の役職氏名】 取締役社長 竹田 玄哉
【本店の所在の場所】 東京都渋谷区渋谷三丁目6番6号
【電話番号】 03(5793)8411(代表)
【事務連絡者氏名】 取締役 常務執行役員 CFO (兼) 財務本部長 佐々木 宗俊
【最寄りの連絡場所】 東京都渋谷区渋谷三丁目6番6号
【電話番号】 03(5793)8411(代表)
【事務連絡者氏名】 取締役 常務執行役員 CFO (兼) 財務本部長 佐々木 宗俊
【縦覧に供する場所】 株式会社東京証券取引所
(東京都中央区日本橋兜町2番1号)
1/24
EDINET提出書類
三櫻工業株式会社(E01753)
四半期報告書
第一部【企業情報】
第1【企業の概況】
1【主要な経営指標等の推移】
第113期 第114期
回次 第3四半期連結 第3四半期連結 第113期
累計期間 累計期間
自2020年4月1日 自2021年4月1日 自2020年4月1日
会計期間
至2020年12月31日 至2021年12月31日 至2021年3月31日
79,849 85,449 113,657
売上高 (百万円)
961 3,162 3,766
経常利益 (百万円)
親会社株主に帰属する四半期
1,576 2,314 3,630
(百万円)
(当期)純利益
7,423 3,146
四半期包括利益又は包括利益 (百万円) △ 1
32,332 41,720 35,478
純資産額 (百万円)
87,969 94,450 86,860
総資産額 (百万円)
1株当たり四半期(当期)純利
43.45 64.05 100.16
(円)
益
潜在株式調整後1株当たり四半
(円) - - -
期(当期)純利益
33.9 41.2 37.7
自己資本比率 (%)
営業活動によるキャッシュ・フ
3,858 4,006 7,887
(百万円)
ロー
投資活動によるキャッシュ・フ
850
(百万円) △ 3,746 △ 260
ロー
財務活動によるキャッシュ・フ
(百万円) △ 5,673 △ 1,391 △ 8,789
ロー
現金及び現金同等物の四半期末
14,242 13,550 14,418
(百万円)
(期末)残高
第113期 第114期
回次 第3四半期連結 第3四半期連結
会計期間 会計期間
自2020年10月1日 自2021年10月1日
会計期間
至2020年12月31日 至2021年12月31日
1株当たり四半期純利益又は
75.10
(円) △ 25.24
1株当たり四半期純損失(△)
(注)1.当社は四半期連結財務諸表を作成しておりますので、提出会社の主要な経営指標等の推移については記載
しておりません。
2.純資産額に、取締役および執行役員・幹部社員向け株式交付信託が保有する当社株式を自己株式として計
上しております。なお、1株当たり四半期(当期)純利益金額の算定上の基礎となる普通株式の期中平均
株式数は、当該株式を控除対象の自己株式に含めて算定しております。
3.潜在株式調整後1株当たり四半期(当期)純利益については、潜在株式が存在しないため記載しておりま
せん。
4.「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日)等を第1四半期連結会計期間の
期首から適用しており、当第3四半期連結累計期間及び当第3四半期連結会計期間に係る主要な経営指標
等については、当該会計基準等を適用した後の指標等となっております。
2/24
EDINET提出書類
三櫻工業株式会社(E01753)
四半期報告書
2【事業の内容】
当第3四半期連結累計期間において、当社グループ(当社及び当社の関係会社)が営む事業の内容について、重
要な変更はありません。
なお、当第3四半期連結累計期間における、主要な関係会社の異動は、次のとおりであります。
<日本>
第1四半期連結会計期間において 、 当社の連結子会社である株式会社エス・エス・エスは 、 同じく当社の連結子
会社である株式会社サンオーコミュニケーションズを存続会社とする吸収合併により消滅したため 、 連結の範囲
から除外しております。
<中国>
第1四半期連結会計期間において 、 三櫻(瀋陽)汽車部件有限公司を清算結了により連結の範囲から除外して
おります 。
<アジア>
第1四半期連結会計期間において 、 Sanoh Korea Co.,Ltd.を清算結了により連結の範囲から除外しております 。
3/24
EDINET提出書類
三櫻工業株式会社(E01753)
四半期報告書
第2【事業の状況】
1【事業等のリスク】
当第3四半期連結累計期間において、新たに発生した事業等のリスクはありません。
また、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて重要な変更はありません。
2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
文中の将来に関する事項は、当第3四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
なお、第1四半期連結会計期間より、「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31
日)等を適用しております。詳細は、「第4 経理の状況 1 四半期連結財務諸表 注記事項(会計方針の変
更)」に記載のとおりであります。
(1) 財政状態及び経営成績の状況
当第3四半期連結累計期間における我が国の経済環境は、新型コロナウイルス感染症の拡大の影響が上期にか
け継続し、ワクチン接種が進み10月には緊急事態宣言が解除されるも、新たな変異株を含む感染が再拡大するな
ど先行きは依然として不透明な状況です。
世界経済につきましては、米国は、ワクチン接種の効果が発現し、記録的な落ち込みから回復の兆しを見せる
も、変異株の感染の再拡大に伴い個人消費が低迷するなど景気回復は鈍化しました。中国は感染症の拡大抑制に
より経済活動がいち早く再開されるも、一部地域の感染再拡大の影響を受けた活動の制限及び電力不足の問題が
景気減速をもたらしました。欧州は、新型コロナウイルス感染症の再拡大を受け、景気は依然として厳しい状況
にあるものの、その後のワクチン接種の進展とともに個人消費や設備投資に持ち直しの動きが見られました。ア
ジアについては感染症拡大が続く中で経済活動再開が徐々に進み、持ち直しの動きが見られたものの、インドを
中心にタイ及びインドネシアにおいても新型コロナウイルスの変異株の感染が拡大するなど厳しい状況が続きま
した。
当社グループが属する自動車業界につきましては、世界的な新型コロナウイルス感染症の影響に加え、半導体
不足等サプライチェーンの混乱に伴う調達部品不足による各自動車メーカーの減産影響が継続しました。先行き
につきましても、原材料価格の高騰や世界的なインフレ動向に留意する必要があり、さらに予断を許さない状況
が続いています。
4/24
EDINET提出書類
三櫻工業株式会社(E01753)
四半期報告書
a.財政状態
当第3四半期連結会計期間末の総資産は944億50百万円となり、前連結会計年度末に比べて75億90百万円増加
しました。主な要因は現金及び預金の減少8億67百万円、受取手形、売掛金及び契約資産の減少17億75百万円、
製品の増加8億89百万円、仕掛品の増加12億56百万円、原材料及び貯蔵品の増加17億22百万円、機械装置及び運
搬具等の有形固定資産の増加6億92百万円、投資有価証券の増加47億15百万円等であります。
負債合計は527億30百万円となり、前連結会計年度末に比べて13億48百万円増加しました。主な要因は短期借
入金の増加28億5百万円、長期借入金の減少24億54百万円、未払金の減少11億98百万円、繰延税金負債の増加19
億18百万円等であります。
純資産は417億20百万円となり、前連結会計年度末に比べ62億42百万円増加しました。主な要因は為替換算調
整勘定の増加13億94百万円、利益剰余金の増加14億22百万円、その他有価証券評価差額金の増加33億44百万円等
であります。
b.経営成績
売上高については、新型コロナウイルス感染症の拡大に伴い大幅減となった前年同期からは回復し、売上高は
854億49百万円(前年同期比7.0%増)となりました。
利益については、サプライチェーンの混乱に伴う運送費の高騰や原材料価格の高騰の影響を受けたものの、前
年同期からの増収効果もあり、営業利益は29億15百万円(前年同期比339.8%増)、経常利益は31億62百万円(前
年同期比229.2%増)となりました。また、親会社株主に帰属する四半期純利益は、経常利益の増加に加え製品保
証引当金戻入益7億7百万円を特別利益に計上したことにより23億14百万円(前年同期比46.8%増)となりまし
た。
セグメント別の業績は次のとおりです。
① 日本
売上高は184億53百万円(前年同期比6.9%減)と半導体・樹脂材料などの供給問題を起因とする減産影響
を受けたことにより、減収となりました。利益面は前期からの固定費抑制効果を継続させて減収影響を補った
ことで営業利益は11億89百万円(前年同期は1億32百万円の営業損失)となりました。
② 北南米
売上高は半導体不足やサプライチェーン全体の混乱による生産減が影響したものの、前年同期の新型コロ
ナウイルス感染症の拡大による生産停止から回復したことにより234億45百万円(前年同期比6.8%増)と増収
となりました。利益面については、物流網の混乱、輸送費の高騰、材料費を含むインフレ、人手不足を背景と
する人件費の上昇等により7億47百万円の営業損失(前年同期は3億87百万円の営業損失)となりました。
③ 欧州
新型コロナウイルス感染症の拡大に伴う生産停止の影響を受けた前期から回復し、売上高は159億93百万円
(前年同期比9.4%増)と増収となりました。利益面では、これまで実施してきた固定費削減の効果が継続す
るも、各自動車メーカーの生産台数の急変及び原材料価格の高騰の影響を受け、営業利益は2億42百万円(前
年同期比31.2%減)となりました。
④ 中国
売上高は138億72百万円(前年同期比2.6%増)と半導体等部品供給問題による生産減の影響を受けるも新
型コロナウイルス感染症の影響のあった前年度とほぼ同水準の売上となりました。また継続したコスト削減効
果も寄与し、営業利益は10億89百万円(前年同期比40.2%増)と増益となりました。
⑤ アジア
売上高は136億87百万円(前年同期比37.9%増)と新型コロナウイルスの感染拡大の影響を受けるも、前年
に生じた大幅減産からは回復し、地域全体で増収となりました。また人件費等の固定費削減活動の継続効果に
より、営業利益は13億95百万円(前年同期比597.4%増)と大幅増益となりました。
5/24
EDINET提出書類
三櫻工業株式会社(E01753)
四半期報告書
(2) キャッシュ・フローの状況
当第3四半期連結累計期間における現金及び現金同等物は、営業活動により40億6百万円増加、投資活動に
より37億46百万円減少、財務活動により13億91百万円減少などの結果、当第3四半期連結会計期間末は135億50
百万円(前連結会計年度末比8億67百万円の減少)となりました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動により得られたキャッシュ・フローは、税金等調整前四半期純利益38億98百万円(前年同期は28億87
百万円)、減価償却費38億32百万円(前年同期は37億24百万円)、売上債権の減少26億81百万円(前年同期は16
億67百万円の増加)、棚卸資産の増加29億97百万円(前年同期は4億70百万円の増加)、仕入債務の増加2億54
百万円(前年同期は6億83百万円の増加)、未払金の減少13億97百万円(前年同期は35百万円の増加)、法人税
等の支払額12億6百万円(前年同期は12億61百万円の支払)により、前年同期と比較して1億48百万円増加し、
40億6百万円の資金増となりました。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動により使用されたキャッシュ・フローは、有形固定資産の取得による支出38億81百万円(前年同期は
23億77百万円の支出)、投資有価証券の売却による収入1億61百万円(前年同期は29億57百万円の収入)などに
より、37億46百万円の支出(前年同期は8億50百万円の収入)となりました。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動により使用されたキャッシュ・フローは、短期借入金の増加による収入27億87百万円(前年同期は
20億16百万円の支出)、長期借入れによる収入1億51百万円(前年同期は11億72百万円の収入)、長期借入金
返済による支出29億15百万円(前年同期は29億21百万円の支出)、配当金の支払による支出8億92百万円(前
年同期は4億55百万円の支出)、非支配株主への配当金の支払による支出2億93百万円(前年同期は10億12百
万円の支出)などにより、13億91百万円の支出(前年同期は56億73百万円の支出)となりました。
(3) 経営方針・経営戦略等
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更は
ありません。
(4) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重
要な変更はありません。
(5) 研究開発活動
当第3四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、12億53百万円であります。
なお当第3四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
3【経営上の重要な契約等】
当第3四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。
6/24
EDINET提出書類
三櫻工業株式会社(E01753)
四半期報告書
第3【提出会社の状況】
1【株式等の状況】
(1)【株式の総数等】
①【株式の総数】
種類 発行可能株式総数(株)
普通株式 144,848,000
計 144,848,000
②【発行済株式】
第3四半期会計期間末 提出日現在 上場金融商品取引所名
種類 現在発行数(株) 発行数(株) 又は登録認可金融商品 内容
(2021年12月31日) (2022年2月10日) 取引業協会名
東京証券取引所 単元株式数
37,112,000 37,112,000
普通株式
市場第一部 100株
37,112,000 37,112,000
計 - -
(2)【新株予約権等の状況】
①【ストックオプション制度の内容】
該当事項はありません。
②【その他の新株予約権等の状況】
該当事項はありません。
(3)【行使価額修正条項付新株予約権付社債券等の行使状況等】
該当事項はありません。
(4)【発行済株式総数、資本金等の推移】
発行済株式総 発行済株式総 資本金増減額 資本金残高 資本準備金増 資本準備金残
年月日
数増減数(株) 数残高(株) (百万円) (百万円) 減額(百万円) 高(百万円)
2021年10月1日~
- 37,112,000 - 3,481 - 2,969
2021年12月31日
(5)【大株主の状況】
当四半期会計期間は第3四半期会計期間であるため、記載事項はありません。
7/24
EDINET提出書類
三櫻工業株式会社(E01753)
四半期報告書
(6)【議決権の状況】
当第3四半期会計期間末日現在の「議決権の状況」については、株主名簿の記載内容が確認できないため、
記載することができないことから、直前の基準日(2021年9月30日)に基づく株主名簿による記載をしており
ます。
①【発行済株式】
2021年12月31日現在
区分 株式数(株) 議決権の数(個) 内容
無議決権株式 - - -
議決権制限株式(自己株式等) - - -
議決権制限株式(その他) - - -
717,200
完全議決権株式(自己株式等) 普通株式 - -
36,364,900 363,649
完全議決権株式(その他) 普通株式 -
29,900
単元未満株式 普通株式 - -
37,112,000
発行済株式総数 - -
363,649
総株主の議決権 - -
(注) 「完全議決権株式(その他)」欄の普通株式には、取締役向け株式交付信託が保有する当社株式153,700株(議
決権の数1,537個)および執行役員・幹部社員向け株式交付信託が保有する当社株式113,300株(議決権の数
1,133個)が含まれております。
②【自己株式等】
2021年12月31日現在
発行済株式総数
自己名義所有 他人名義所有 所有株式数の
所有者の氏名又は名称 所有者の住所 に対する所有株
株式数(株) 株式数(株) 合計(株)
式数の割合(%)
東京都渋谷区渋谷三丁目
717,200 717,200 1.93
三櫻工業株式会社 -
6番6号
717,200 717,200 1.93
計 - -
(注) 取締役向け株式交付信託および執行役員・幹部社員向け株式交付信託が保有する当社株式は、上記自己株式に
は含まれておりません。
2【役員の状況】
該当事項はありません。
8/24
EDINET提出書類
三櫻工業株式会社(E01753)
四半期報告書
第4【経理の状況】
1.四半期連結財務諸表の作成方法について
当社の四半期連結財務諸表は、「四半期連結財務諸表の用語、様式及び作成方法に関する規則」(平成19年内閣
府令第64号。以下「四半期連結財務諸表規則」という。)に基づいて作成しております。
なお、四半期連結財務諸表規則第5条の2第3項により、四半期連結キャッシュ・フロー計算書を作成しており
ます。
2.監査証明について
当社は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づき、第3四半期連結会計期間(2021年10月1日から2021
年12月31日まで)及び第3四半期連結累計期間(2021年4月1日から2021年12月31日まで)に係る四半期連結財務
諸表について、PwC京都監査法人による四半期レビューを受けております。
9/24
EDINET提出書類
三櫻工業株式会社(E01753)
四半期報告書
1【四半期連結財務諸表】
(1)【四半期連結貸借対照表】
(単位:百万円)
前連結会計年度 当第3四半期連結会計期間
(2021年3月31日) (2021年12月31日)
資産の部
流動資産
14,418 13,550
現金及び預金
17,350
受取手形及び売掛金 -
15,575
受取手形、売掛金及び契約資産 -
403 287
電子記録債権
3,382 4,271
製品
4,028 5,284
仕掛品
9,443 11,166
原材料及び貯蔵品
1,720 2,687
その他
△ 9 △ 7
貸倒引当金
50,735 52,813
流動資産合計
固定資産
有形固定資産
17,408 17,872
建物及び構築物
71,192 74,382
機械装置及び運搬具
12,288 12,741
工具、器具及び備品
2,566 2,575
土地
2,045 2,073
リース資産
2,493 3,270
建設仮勘定
減価償却累計額 △ 69,929 △ 74,012
△ 9,435 △ 9,579
減損損失累計額
28,629 29,322
有形固定資産合計
無形固定資産
2 38
リース資産
261 318
その他
263 356
無形固定資産合計
投資その他の資産
5,690 10,406
投資有価証券
1
長期貸付金 -
919 971
繰延税金資産
622 584
その他
7,232 11,960
投資その他の資産合計
36,125 41,638
固定資産合計
86,860 94,450
資産合計
10/24
EDINET提出書類
三櫻工業株式会社(E01753)
四半期報告書
(単位:百万円)
前連結会計年度 当第3四半期連結会計期間
(2021年3月31日) (2021年12月31日)
負債の部
流動負債
7,619 8,407
支払手形及び買掛金
4,323 4,426
電子記録債務
13,035 15,840
短期借入金
2,659 1,461
未払金
274 292
リース債務
706 189
未払法人税等
517 174
未払消費税等
1,127 1,028
賞与引当金
30 7
役員賞与引当金
830 147
製品保証引当金
2,810 3,895
その他
33,929 35,867
流動負債合計
固定負債
11,841 9,387
長期借入金
867 717
リース債務
259 2,177
繰延税金負債
164 164
役員退職慰労引当金
4,118 4,161
退職給付に係る負債
204 257
その他
17,452 16,863
固定負債合計
51,381 52,730
負債合計
純資産の部
株主資本
3,481 3,481
資本金
2,365 2,365
資本剰余金
30,265 31,687
利益剰余金
△ 650 △ 646
自己株式
35,461 36,888
株主資本合計
その他の包括利益累計額
2,355 5,700
その他有価証券評価差額金
為替換算調整勘定 △ 4,597 △ 3,203
△ 503 △ 468
退職給付に係る調整累計額
2,028
その他の包括利益累計額合計 △ 2,745
2,762 2,804
非支配株主持分
35,478 41,720
純資産合計
86,860 94,450
負債純資産合計
11/24
EDINET提出書類
三櫻工業株式会社(E01753)
四半期報告書
(2)【四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書】
【四半期連結損益計算書】
【第3四半期連結累計期間】
(単位:百万円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2020年4月1日 (自 2021年4月1日
至 2020年12月31日) 至 2021年12月31日)
79,849 85,449
売上高
70,352 73,335
売上原価
9,498 12,115
売上総利益
8,835 9,199
販売費及び一般管理費
663 2,915
営業利益
営業外収益
49 38
受取利息
137 127
受取配当金
672 91
助成金収入
174
為替差益 -
299 181
その他
1,157 611
営業外収益合計
営業外費用
382 257
支払利息
371
為替差損 -
106 107
その他
859 364
営業外費用合計
961 3,162
経常利益
特別利益
19 34
固定資産売却益
※1 1,247 ※1 53
投資有価証券売却益
※3 795
受取保険金 -
※2 707
-
製品保証引当金戻入額
2,061 794
特別利益合計
特別損失
39 3
固定資産売却損
48 54
固定資産除却損
43
和解金 -
6
-
その他
135 58
特別損失合計
2,887 3,898
税金等調整前四半期純利益
法人税、住民税及び事業税 850 671
299 491
法人税等調整額
1,148 1,162
法人税等合計
1,738 2,736
四半期純利益
162 422
非支配株主に帰属する四半期純利益
1,576 2,314
親会社株主に帰属する四半期純利益
12/24
EDINET提出書類
三櫻工業株式会社(E01753)
四半期報告書
【四半期連結包括利益計算書】
【第3四半期連結累計期間】
(単位:百万円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2020年4月1日 (自 2021年4月1日
至 2020年12月31日) 至 2021年12月31日)
1,738 2,736
四半期純利益
その他の包括利益
402 3,344
その他有価証券評価差額金
1,307
為替換算調整勘定 △ 2,245
104 35
退職給付に係る調整額
4,686
その他の包括利益合計 △ 1,739
7,423
四半期包括利益 △ 1
(内訳)
137 7,087
親会社株主に係る四半期包括利益
335
非支配株主に係る四半期包括利益 △ 137
13/24
EDINET提出書類
三櫻工業株式会社(E01753)
四半期報告書
(3)【四半期連結キャッシュ・フロー計算書】
(単位:百万円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2020年4月1日 (自 2021年4月1日
至 2020年12月31日) 至 2021年12月31日)
営業活動によるキャッシュ・フロー
2,887 3,898
税金等調整前四半期純利益
3,724 3,832
減価償却費
48 54
有形固定資産除却損
19
有形固定資産売却損益(△は益) △ 31
受取利息及び受取配当金 △ 186 △ 165
382 257
支払利息
投資有価証券売却損益(△は益) △ 1,242 △ 53
受取保険金 △ 795 -
製品保証引当金の増減額(△は減少) - △ 707
2,681
売上債権の増減額(△は増加) △ 1,667
棚卸資産の増減額(△は増加) △ 470 △ 2,997
683 254
仕入債務の増減額(△は減少)
賞与引当金の増減額(△は減少) △ 176 △ 137
35
未払金の増減額(△は減少) △ 1,397
800
未払費用の増減額(△は減少) △ 22
退職給付に係る負債の増減額(△は減少) △ 213 △ 53
長期未払金の増減額(△は減少) △ 330 -
1,052
△ 108
その他
4,551 5,308
小計
利息及び配当金の受取額 186 189
利息の支払額 △ 414 △ 285
法人税等の支払額 △ 1,261 △ 1,206
795
-
保険金の受取額
3,858 4,006
営業活動によるキャッシュ・フロー
投資活動によるキャッシュ・フロー
有形固定資産の取得による支出 △ 2,377 △ 3,881
355 72
有形固定資産の売却による収入
投資有価証券の取得による支出 △ 67 △ 64
2,957 161
投資有価証券の売却による収入
連結の範囲の変更を伴う子会社出資金の売却によ
△ 63 -
る支出
44
△ 34
その他
850
投資活動によるキャッシュ・フロー △ 3,746
財務活動によるキャッシュ・フロー
2,787
短期借入金の純増減額(△は減少) △ 2,016
1,172 151
長期借入れによる収入
長期借入金の返済による支出 △ 2,921 △ 2,915
配当金の支払額 △ 455 △ 892
非支配株主への配当金の支払額 △ 1,012 △ 293
リース債務の返済による支出 △ 268 △ 228
△ 172 △ 0
自己株式の取得による支出
財務活動によるキャッシュ・フロー △ 5,673 △ 1,391
263
現金及び現金同等物に係る換算差額 △ 709
現金及び現金同等物の増減額(△は減少) △ 1,675 △ 867
15,917 14,418
現金及び現金同等物の期首残高
※1 14,242 ※1 13,550
現金及び現金同等物の四半期末残高
14/24
EDINET提出書類
三櫻工業株式会社(E01753)
四半期報告書
【注記事項】
(連結の範囲又は持分法適用の範囲の変更)
第1四半期連結会計期間において、当社の連結子会社であった株式会社エス・エス・エスは、同じく当社の
連結子会社である株式会社サンオーコミュニケーションズを吸収合併存続会社とする吸収合併により消滅した
ため、連結の範囲から除外しております。また第1四半期連結会計期間において、清算結了により三櫻(瀋
陽)汽車部件有限公司及びSanoh Korea Co.,Ltd.を連結の範囲から除外しております。
(会計方針の変更)
(収益認識に関する会計基準等の適用)
「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日。以下「収益認識会計基準」とい
う。)等を第1四半期連結会計期間の期首から適用し、約束した財又はサービスの支配が顧客に移転した時点
で、当該財又はサービスと交換に受け取ると見込まれる金額で収益を認識することといたしました。なお、収
益認識適用指針第98項に定める代替的な取扱いを適用し、製品の一部の国内販売において、出荷時から当該商
品又は製品の支配が顧客に移転される時までの期間が通常の期間である場合には、出荷時に収益を認識してお
ります。収益認識会計基準の適用による主な変更点は以下のとおりです。
(1)履行義務の充足による収益の認識
海外連結子会社の製品の輸出販売取引の一部について、製品の出荷時で収益を認識する方法から貿易条件に
基づきリスク負担が顧客に移転した時に収益を認識する方法に変更しております。
(2)変動対価が含まれる取引に係る収益の認識
当社は売上値引きについて、従来は金額確定時に売上高から控除しておりましたが、取引の対価の変動部分
の額を見積り、認識した収益の著しい減額が発生しない可能性が高い部分に限り取引価格に含める方法に変更
しております。
(3)有償受給取引について
当社は顧客から原材料等を仕入れ、加工を行ったうえで当該顧客に販売する有償受給取引等において、従来
は原材料等の仕入価格を含めた対価の総額で収益を認識しておりましたが、原材料等の仕入価格を除いた対価
の純額で収益を認識することとしております。
(4)有償支給取引について
当社は有償支給した原材料等について消滅を認識しておりましたが、当該取引において買い戻す義務を負っ
ていることから、有償支給した原材料等について消滅を認識しないことといたしました。なお、当該取引にお
いて支給品の譲渡に係る収益は認識しておりません。
収益認識会計基準等の適用については、収益認識会計基準第84項ただし書きに定める経過的な取扱いに従っ
ており、第1四半期連結会計期間の期首より前に新たな会計方針を遡及適用した場合の累積的影響額を、第1
四半期連結会計期間の期首の利益剰余金に加減し、当該期首残高から新たな会計方針を適用しております。た
だし、収益認識会計基準第86項に定める方法を適用し、第1四半期連結会計期間の期首より前までに従前の取
扱いに従ってほとんどすべての収益の額を認識した契約に、新たな会計方針を遡及適用しておりません。ま
た、収益認識会計基準第86項また書き(1)に定める方法を適用し、第1四半期連結会計期間の期首より前までに
行われた契約変更について、すべての契約変更を反映した後の契約条件に基づき、会計処理を行い、その累積
的影響額を第1四半期連結会計期間の期首の利益剰余金に加減しております。この結果、当第3四半期連結累
計期間の売上高は17億20百万円、売上原価は16億36百万円、営業利益、経常利益及び税金等調整前四半期純利
益はそれぞれ84百万円減少しております。また、利益剰余金の当期首残高への影響はありません。
収益認識会計基準等を適用したため、前連結会計年度の連結貸借対照表において、「流動資産」に表示して
いた「受取手形及び売掛金」は、第1四半期連結会計期間より「受取手形、売掛金及び契約資産」に含めて表
示することといたしました。なお、収益認識会計基準第89-2項に定める経過的な取扱いに従って、前連結会計
年度について新たな表示方法により組替えを行っておりません。さらに、「四半期財務諸表に関する会計基
準」(企業会計基準第12号 2020年3月31日)第28-15項に定める経過的な取扱いに従って、前第3四半期連結
累計期間に係る顧客との契約から生じる収益を分解した情報を記載しておりません。
15/24
EDINET提出書類
三櫻工業株式会社(E01753)
四半期報告書
(時価の算定に関する会計基準等の適用)
「時価の算定に関する会計基準」(企業会計基準第30号 2019年7月4日。以下「時価算定会計基準」とい
う。)等を第1四半期連結会計期間の期首から適用し、時価算定会計基準第19項及び「金融商品に関する会計
基準」(企業会計基準第10号 2019年7月4日)第44-2項に定める経過的な取扱いに従って、時価算定会計基
準等が定める新たな会計方針を、将来にわたって適用することとしております。なお、四半期連結財務諸表に
与える影響はありません。
(追加情報)
新型コロナウイルス感染症拡大に伴う会計上の見積りについて
前連結会計年度の有価証券報告書に記載した、新型コロナウイルス感染症の影響の収束時期等を含む仮定及
び会計上の見積りについて、重要な変更はありません。
(四半期連結貸借対照表関係)
偶発債務
当社及び当社の米国子会社は、自動車部品に関する競争法違反行為により損害を蒙ったとして、カナダにお
いて損害賠償等を求める集団訴訟を提起されております。現時点では、当該訴訟が業績に与える金額及び時期
を合理的に見積もることが出来ないため、その影響を四半期連結財務諸表に反映しておりません。
(四半期連結損益計算書関係)
※1 投資有価証券売却益
前第1四半期連結会計期間及び第1四半期連結会計期間において、保有資産の効率化及び財務体質の強化を図る
ため、当社が保有する投資有価証券の一部について、市場で売却を行いました。
※2 製品保証引当金戻入額
当社のメキシコ子会社が過去に製造した自動車用部品の品質問題に関連する製品保証引当金について、合理的に
見積りが可能な費用負担見込額を計上しておりますが、当該品質問題に関連する当社と得意先との費用負担に関す
る交渉状況、交渉結果を踏まえ、見直しを行いました。このことに伴い、707百万円を製品保証引当金戻入額とし
て特別利益に計上しております。
※3 受取保険金
過年度に当社古河事業所で発生した火災事故に係る保険金収入及び米国子会社において発生した製品の品質不具
合の対応等に係る保険金の収入であります。
16/24
EDINET提出書類
三櫻工業株式会社(E01753)
四半期報告書
(四半期連結キャッシュ・フロー計算書関係)
※1 現金及び現金同等物の四半期末残高と四半期連結貸借対照表に掲記されている科目の金額との関係
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2020年4月1日 (自 2021年4月1日
至 2020年12月31日) 至 2021年12月31日)
現金及び預金勘定 14,242百万円 13,550百万円
預金期間が3ヶ月を超える定期預金 - -
現金及び現金同等物 14,242 13,550
(株主資本等関係)
Ⅰ 前第3四半期連結累計期間(自 2020年4月1日 至 2020年12月31日)
配当金支払額
1株当たり
配当金の総額
(決議) 株式の種類 配当金 基準日 効力発生日 配当の原資
(百万円)
(円)
2020年
2020年 2020年
5月28日 普通株式 346 9.50 利益剰余金
3月31日 6月8日
取締役会
2020年
2020年 2020年
11月10日 普通株式 109 3.00 利益剰余金
9月30日 12月11日
取締役会
(注)2020年11月10日取締役会決議に基づく配当金の総額には、この配当金の基準日である2020年9月30日現
在で取締役向け株式交付信託が保有する当社株式153,700株および執行役員・幹部社員向け株式交付信
託が保有する当社株式113,300株に対する配当金1百万円が含まれております。
Ⅱ 当第3四半期連結累計期間(自 2021年4月1日 至 2021年12月31日)
配当金支払額
1株当たり
配当金の総額
(決議) 株式の種類 配当金 基準日 効力発生日 配当の原資
(百万円)
(円)
2021年
2021年 2021年
5月21日 普通株式 437 12.00 利益剰余金
3月31日 6月2日
取締役会
2021年
2021年 2021年
11月11日 普通株式 455 12.50 利益剰余金
9月30日 12月1日
取締役会
(注)1.2021年5月21日開催の取締役会決議による配当金の総額には、取締役等を対象とする株式報酬制度
に係る株式交付信託が保有する当社株式に対する配当金3百万円が含まれております。
2.2021年11月11日開催の取締役会決議による配当金の総額には、取締役等を対象とする株式報酬制度
に係る株式交付信託が保有する当社株式に対する配当金3百万円が含まれております。
17/24
EDINET提出書類
三櫻工業株式会社(E01753)
四半期報告書
(セグメント情報等)
【セグメント情報】
Ⅰ 前第3四半期連結累計期間(自 2020年4月1日 至 2020年12月31日)
1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:百万円)
四半期連結
報告セグメント
調整額 損益計算書
(注1) 計上額
日本 北南米 欧州 中国 アジア 計
(注2)
売上高
(1)外部顧客への
19,830 21,956 14,614 13,526 9,924 79,849 79,849
-
売上高
(2)セグメント間
の内部売上高 11,579 94 53 582 403 12,711
△ 12,711 -
又は振替高
31,409 22,050 14,667 14,107 10,327 92,560 79,849
計 △ 12,711
セグメント利益
351 777 200 809 663
△ 132 △ 387 △ 146
又は損失(△)
(注)1 調整額は以下のとおりであります。
(1) 売上高の調整額△12,711百万円は、セグメント間取引消去の金額であります。
(2) セグメント利益又は損失(△)の調整額△146百万円には、棚卸資産の調整額△85百万円及び固定資
産に係る調整額△61百万円が含まれております。
2 セグメント利益又は損失(△)は四半期連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。
2.報告セグメントごとの固定資産の減損損失又はのれん等に関する情報
該当事項はありません。
18/24
EDINET提出書類
三櫻工業株式会社(E01753)
四半期報告書
Ⅱ 当第3四半期連結累計期間(自 2021年4月1日 至 2021年12月31日)
1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:百万円)
四半期連結
報告セグメント
調整額 損益計算書
(注1) 計上額
日本 北南米 欧州 中国 アジア 計
(注2)
売上高
(1)外部顧客への
18,453 23,445 15,993 13,872 13,687 85,449 85,449
-
売上高
(2)セグメント間
の内部売上高 13,132 44 21 707 539 14,443
△ 14,443 -
又は振替高
31,585 23,489 16,014 14,579 14,226 99,892 85,449
計 △ 14,443
セグメント利益
1,189 242 1,089 1,395 3,167 2,915
△ 747 △ 252
又は損失(△)
(注)1 調整額は以下のとおりであります。
(1) 売上高の調整額△14,443百万円は、セグメント間取引消去の金額であります。
(2) セグメント利益又は損失(△)の調整額△252百万円には、棚卸資産の調整額△235百万円及び固定資
産に係る調整額△17百万円が含まれております。
2 セグメント利益又は損失(△)は四半期連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。
2.報告セグメントごとの固定資産の減損損失又はのれん等に関する情報
該当事項はありません。
3.報告セグメントの変更等に関する事項
(収益認識に関する会計基準等の適用)
(会計方針の変更)に記載のとおり、第1四半期連結会計期間の期首から収益認識会計基準等を適用し、収
益認識に関する会計処理方法を変更したため、事業セグメントの利益又は損失の測定方法を同様に変更して
おります。当該変更により、従来の方法に比べて、当第3四半期連結累計期間の売上高及びセグメント利益
は、「日本」の売上高が1,720百万円及びセグメント利益が84百万円それぞれ減少し、「アジア」の売上高が
19百万円及びセグメント利益が2百万円減少しております。
19/24
EDINET提出書類
三櫻工業株式会社(E01753)
四半期報告書
(収益認識関係)
顧客との契約から生じる収益を分解した情報
当第3四半期連結累計期間(自 2021年4月1日 至 2021年12月31日)
財又はサービスの種類別に分解した顧客との契約から生じる収益は以下のとおりであります。
(単位:百万円)
報告セグメント
計
日本 米州 欧州 中国 アジア
物品の販売 18,361 23,445 15,291 13,872 13,687 84,656
サービスの提供等 92 - 701 - - 794
計 18,453 23,445 15,993 13,872 13,687 85,449
収益認識の時期別に分解した顧客との契約から生じる収益は以下のとおりであります。
(単位:百万円)
報告セグメント
計
日本 米州 欧州 中国 アジア
一時点で移転される財 18,361 23,445 15,993 13,872 13,687 85,357
一定の期間に渡り移転さ
92 - - - - 92
れる財
計 18,453 23,445 15,993 13,872 13,687 85,449
(1株当たり情報)
1株当たり四半期純利益及び算定上の基礎は、以下のとおりであります。
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2020年4月1日 (自 2021年4月1日
至 2020年12月31日) 至 2021年12月31日)
1株当たり四半期純利益 43円45銭 64円05銭
(算定上の基礎)
親会社株主に帰属する四半期純利益(百万円) 1,576 2,314
普通株主に帰属しない金額(百万円) - -
普通株式に係る親会社株主に帰属する四半期純
1,576 2,314
利益(百万円)
普通株式の期中平均株式数(千株) 36,283 36,130
(注)1.潜在株式調整後1株当たり四半期純利益については、潜在株式が存在しないため記載しておりません。
2.当社は、株式交付信託を活用した株式報酬制度を導入しており、普通株式の期中平均株式数の計算におい
て、控除する自己株式に取締役および執行役員・幹部社員向け株式交付信託が保有する当社株式を含めて
おります。なお1株当たり四半期純利益の算定上、控除した当該自己株式の期中平均株式数は、前第3四
半期連結累計期間111,655株、当第3四半期連結累計期間264,740株であります。
(重要な後発事象)
該当事項はありません。
20/24
EDINET提出書類
三櫻工業株式会社(E01753)
四半期報告書
2【その他】
当社は、2021年11月11日の取締役会において、当期中間配当に関し、次のとおり決議いたしました。
(イ)配当金の総額………………………………………455百万円
(ロ)1株当たり配当額…………………………………12円50銭
(ハ)支払請求の効力発生日及び支払開始日…………2021年12月1日
(注1)2021年9月30日現在の株主名簿に記載又は記録された株主に対し、支払いを行っております。
(注2)中間配当による配当金の総額には、この配当金の基準日である2021年9月30日現在で取締役向け株式
交付信託が保有する当社株式149,100株および執行役員・幹部社員向け株式交付信託が保有する当社
株式113,300株に対する配当金3百万円が含まれております。
21/24
EDINET提出書類
三櫻工業株式会社(E01753)
四半期報告書
第二部【提出会社の保証会社等の情報】
該当事項はありません。
22/24
EDINET提出書類
三櫻工業株式会社(E01753)
四半期報告書
独立監査人の四半期レビュー報告書
2022年2月10日
三櫻工業株式会社
取締役会 御中
PwC京都監査法人
東京事務所
指 定 社 員
公認会計士
齋藤 勝彦 印
業 務 執 行 社 員
指 定 社 員
公認会計士
山本 剛 印
業 務 執 行 社 員
監査人の結論
当監査法人は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づき、「経理の状況」に掲げられている三櫻工業株式会
社の2021年4月1日から2022年3月31日までの連結会計年度の第3四半期連結会計期間(2021年10月1日から2021年12月
31日まで)及び第3四半期連結累計期間(2021年4月1日から2021年12月31日まで)に係る四半期連結財務諸表、すなわ
ち、四半期連結貸借対照表、四半期連結損益計算書、四半期連結包括利益計算書、四半期連結キャッシュ・フロー計算書
及び注記について四半期レビューを行った。
当監査法人が実施した四半期レビューにおいて、上記の四半期連結財務諸表が、我が国において一般に公正妥当と認め
られる四半期連結財務諸表の作成基準に準拠して、三櫻工業株式会社及び連結子会社の2021年12月31日現在の財政状態並
びに同日をもって終了する第3四半期連結累計期間の経営成績及びキャッシュ・フローの状況を適正に表示していないと
信じさせる事項が全ての重要な点において認められなかった。
監査人の結論の根拠
当監査法人は、我が国において一般に公正妥当と認められる四半期レビューの基準に準拠して四半期レビューを行っ
た。四半期レビューの基準における当監査法人の責任は、「四半期連結財務諸表の四半期レビューにおける監査人の責
任」に記載されている。当監査法人は、我が国における職業倫理に関する規定に従って、会社及び連結子会社から独立し
ており、また、監査人としてのその他の倫理上の責任を果たしている。当監査法人は、結論の表明の基礎となる証拠を入
手したと判断している。
四半期連結財務諸表に対する経営者並びに監査役及び監査役会の責任
経営者の責任は、我が国において一般に公正妥当と認められる四半期連結財務諸表の作成基準に準拠して四半期連結財
務諸表を作成し適正に表示することにある。これには、不正又は誤謬による重要な虚偽表示のない四半期連結財務諸表を
作成し適正に表示するために経営者が必要と判断した内部統制を整備及び運用することが含まれる。
四半期連結財務諸表を作成するに当たり、経営者は、継続企業の前提に基づき四半期連結財務諸表を作成することが適
切であるかどうかを評価し、我が国において一般に公正妥当と認められる四半期連結財務諸表の作成基準に基づいて継続
企業に関する事項を開示する必要がある場合には当該事項を開示する責任がある。
監査役及び監査役会の責任は、財務報告プロセスの整備及び運用における取締役の職務の執行を監視することにある。
四半期連結財務諸表の四半期レビューにおける監査人の責任
監査人の責任は、監査人が実施した四半期レビューに基づいて、四半期レビュー報告書において独立の立場から四半期
連結財務諸表に対する結論を表明することにある。
監査人は、我が国において一般に公正妥当と認められる四半期レビューの基準に従って、四半期レビューの過程を通じ
て、職業的専門家としての判断を行い、職業的懐疑心を保持して以下を実施する。
23/24
EDINET提出書類
三櫻工業株式会社(E01753)
四半期報告書
・ 主として経営者、財務及び会計に関する事項に責任を有する者等に対する質問、分析的手続その他の四半期レビュー
手続を実施する。四半期レビュー手続は、我が国において一般に公正妥当と認められる監査の基準に準拠して実施され
る年度の財務諸表の監査に比べて限定された手続である。
・ 継続企業の前提に関する事項について、重要な疑義を生じさせるような事象又は状況に関して重要な不確実性が認め
られると判断した場合には、入手した証拠に基づき、四半期連結財務諸表において、我が国において一般に公正妥当と
認められる四半期連結財務諸表の作成基準に準拠して、適正に表示されていないと信じさせる事項が認められないかど
うか結論付ける。また、継続企業の前提に関する重要な不確実性が認められる場合は、四半期レビュー報告書において
四半期連結財務諸表の注記事項に注意を喚起すること、又は重要な不確実性に関する四半期連結財務諸表の注記事項が
適切でない場合は、四半期連結財務諸表に対して限定付結論又は否定的結論を表明することが求められている。監査人
の結論は、四半期レビュー報告書日までに入手した証拠に基づいているが、将来の事象や状況により、企業は継続企業
として存続できなくなる可能性がある。
・ 四半期連結財務諸表の表示及び注記事項が、我が国において一般に公正妥当と認められる四半期連結財務諸表の作成
基準に準拠していないと信じさせる事項が認められないかどうかとともに、関連する注記事項を含めた四半期連結財務
諸表の表示、構成及び内容、並びに四半期連結財務諸表が基礎となる取引や会計事象を適正に表示していないと信じさ
せる事項が認められないかどうかを評価する。
・ 四半期連結財務諸表に対する結論を表明するために、会社及び連結子会社の財務情報に関する証拠を入手する。監査
人は、四半期連結財務諸表の四半期レビューに関する指示、監督及び実施に関して責任がある。監査人は、単独で監査人
の結論に対して責任を負う。
監査人は、監査役及び監査役会に対して、計画した四半期レビューの範囲とその実施時期、四半期レビュー上の重要な
発見事項について報告を行う。
監査人は、監査役及び監査役会に対して、独立性についての我が国における職業倫理に関する規定を遵守したこと、並
びに監査人の独立性に影響を与えると合理的に考えられる事項、及び阻害要因を除去又は軽減するためにセーフガードを
講じている場合はその内容について報告を行う。
利害関係
会社及び連結子会社と当監査法人又は業務執行社員との間には、公認会計士法の規定により記載すべき利害関係はな
い。
以 上
(注)1.上記は四半期レビュー報告書の原本に記載された事項を電子化したものであり、その原本は当社(四半期報
告書提出会社)が別途保管しております。
2.XBRLデータは四半期レビューの対象には含まれていません。
24/24