株式会社髙島屋 訂正発行登録書
EDINET提出書類
株式会社髙島屋(E03013)
訂正発行登録書
【表紙】
【提出書類】 訂正発行登録書
【提出先】 関東財務局長
【提出日】 2021年11月26日
【会社名】 株式会社髙島屋
【英訳名】 Takashimaya Company, Limited
【代表者の役職氏名】 取締役社長 村 田 善 郎
【本店の所在の場所】 大阪市中央区難波5丁目1番5号
【電話番号】 06(6631)1101
【事務連絡者氏名】 執行役員企画本部副本部長、財務部長 横 山 和 久
【最寄りの連絡場所】 東京都中央区日本橋2丁目12番10号
【電話番号】 03(3231)8721
【事務連絡者氏名】 企画本部財務部副部長 園 田 篤 弘
【発行登録の対象とした募集有価証券の種類】 社債
【発行登録書の提出日】 2020年3月23日
【発行登録書の効力発生日】 2020年3月31日
【発行登録書の有効期限】 2022年3月30日
【発行登録番号】 2-関東1
【発行予定額又は発行残高の上限】 発行予定額 50,000百万円
【発行可能額】
50,000百万円
(50,000百万円)
(注)発行可能額は、券面総額又は振替社債の総額の合計額
(下段( )書きは発行価額の総額の合計額)に基づき算出し
た。
【効力停止期間】 この訂正発行登録書の提出による発行登録の効力停止期間は、
2021年11月26日(提出日)である。
【提出理由】 2020年3月23日に提出した発行登録書の記載事項中、「第一部
証券情報 第1 募集要項」の記載について訂正を必要とするた
め及び「募集又は売出しに関する特別記載事項」を追加するた
め、本訂正発行登録書を提出する。
【縦覧に供する場所】
株式会社髙島屋日本橋店
(東京都中央区日本橋2丁目4番1号)
株式会社髙島屋京都店
(京都市下京区四条通河原町西入真町52番地)
株式会社髙島屋横浜店
(横浜市西区南幸1丁目6番31号)
株式会社東京証券取引所
(東京都中央区日本橋兜町2番1号)
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【訂正内容】
第一部 【証券情報】
第1 【募集要項】
<株式会社髙島屋第12回無担保社債(社債間限定同順位特約付)(グリーンボンド)に関する情報>
1 【新規発行社債】
(訂正前)
未定
(訂正後)
本発行登録の発行予定額のうち、金10,000百万円を社債総額とする株式会社髙島屋第12回無担保社債(社債間限定
同順位特約付)(グリーンボンド)(以下「本社債」という。)(別称:髙島屋グループグリーンボンド)を、下記
の概要にて募集する予定です。
各社債の金額 :金1億円
発行価格 :各社債の金額100円につき金100円
償還期限(予定):2026年12月(注)
払込期日(予定):2021年12月(注)
(注)それぞれの具体的な日付は今後決定する予定です。
2 【社債の引受け及び社債管理の委託】
(訂正前)
未定
(訂正後)
社債の引受け
本社債を取得させる際の引受金融商品取引業者は、次の者を予定しております。
引受人の氏名又は名称 住所
三菱UFJモルガン・スタンレー証券株式会社 東京都千代田区大手町一丁目9番2号
野村證券株式会社 東京都中央区日本橋一丁目13番1号
(注)元引受契約を締結する金融商品取引業者のうち、主たるものは三菱UFJモルガン・スタンレー証券株式会
社および野村證券株式会社を予定しておりますが、その他の引受人の氏名又は名称およびその住所並びに各
引受人の引受金額、引受けの条件等については、利率の決定日に決定する予定であります。
3 【新規発行による手取金の使途】
(1) 【新規発行による手取金の額】
(訂正前)
未定
(訂正後)
本社債の払込金額の総額10,000百万円(発行諸費用の概算額は未定)
(2) 【手取金の使途】
(訂正前)
設備資金、投融資資金、借入金返済資金、社債償還資金、CP償還資金、自己株式取得資金および運転資金に充当
する予定であります。
(訂正後)
設備資金、投融資資金、借入金返済資金、社債償還資金、CP償還資金、自己株式取得資金および運転資金に充当
する予定であります。
本社債による手取金は、全額を別記「募集又は売出しに関する特別記載事項」に記載のグリーンボンド・フレーム
ワークの適格プロジェクト(環境配慮型建物の開発)にかかる当社連結子会社への投融資資金および適格プロジェク
ト開発までの資金として調達したCPの償還資金に充当する予定であります。なお、実際の充当時期までは、現金ま
たは現金同等物にて管理します。
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【募集又は売出しに関する特別記載事項】
<株式会社髙島屋第12回無担保社債(社債間限定同順位特約付)(グリーンボンド)に関する情報>
グリーンボンドとしての適合性について
当社は、本社債についてグリーンボンドの発行のために国際資本市場協会(ICMA)の「グリーンボンド原則(Green
Bond Principles)2021」(注1)及び環境省の「グリーンボンドガイドライン2020年版」(注2)に則したグリーン
ボンド・フレームワークを策定し、第三者評価機関である株式会社格付投資情報センター(R&I)より「R&Iグ
リーンボンドアセスメント」(注3)の最上位評価である「GA1」の予備評価を取得しています。
また、本社債が第三者評価を取得することに関し、環境省の2021年度グリーンボンド等促進体制整備支援事業(注
4)の補助金交付対象となることについて、発行支援者たるR&Iは一般社団法人グリーンファイナンス推進機構より
交付決定通知を受領しております。
(注1)「グリーンボンド原則(Green Bond Principles)2021」とは、国際資本市場協会(ICMA)が事務局機能を担
う民間団体であるグリーンボンド原則執行委員会(Green Bond Principles Executive Committee)により策
定されているグリーンボンドの発行に係るガイドラインです。
(注2)「グリーンボンドガイドライン2020年版」とは、グリーンボンド原則との整合性に配慮しつつ、市場関係者
の実務担当者がグリーンボンドに関する具体的対応を検討する際に参考とし得る、具体的対応の例や我が国
の特性に即した解釈を示すことで、グリーンボンドを国内でさらに普及させることを目的に、環境省が2017
年3月に策定・公表し、2020年3月に改訂したガイドラインです。
(注3)「R&Iグリーンボンドアセスメント」とは、グリーンボンドで調達された資金が、環境問題の解決に資す
る事業に投資される程度を、グリーンボンド原則に掲げられた項目を含む評価基準に従って5段階の符号で
評価し、債券の償還までモニタリングを行うものです。それに付随してグリーンボンド・フレームワークに
関してのセカンドオピニオンを提供することがあります。セカンドオピニオンとは、発行体等が定めるグ
リーンボンドのフレームワークが、グリーンボンド原則等に則しているかを評価するものです。
(注4)「2021年度グリーンボンド等促進体制整備支援事業」とは、グリーンボンド等を発行しようとする企業や地
方公共団体等に対して、外部レビューの付与、グリーンボンド・フレームワーク整備のコンサルティング等
により支援を行う登録発行支援者に対して、その支援に要する費用を補助する事業です。対象となるグリー
ンボンド等の要件は、発行時点において以下の全てを満たすものです。
(1) グリーンボンドの場合にあっては、調達資金の100%がグリーンプロジェクトに充当されるものであっ
て、発行時点で以下①または②のいずれかに該当すること。
サステナビリティボンドの場合にあっては、調達資金の50%以上がグリーンプロジェクトに充当されるも
のであり、発行時点において以下①に該当し、かつ、ソーシャルプロジェクトを含む場合は環境面で重大
なネガティブな効果がないこと。
①主に国内の脱炭素化に資する事業(再エネ、省エネ等)
・調達資金額の半分以上が国内脱炭素化事業に充当されるまたはグリーンプロジェクト件数の半分以上が
国内の脱炭素化事業であるもの
②脱炭素化効果及び地域活性化効果が高い事業
2
・脱炭素化効果 国内のCO 削減量1トン当たりの補助金額が一定以下であるもの
・地域活性化効果 地方公共団体が定める条例・計画等において地域活性化に資するものとされる事業、
地方公共団体等からの出資が見込まれる事業等
(2) グリーンボンド・フレームワークがグリーンボンドガイドラインに準拠することについて、発行までの間
に外部レビュー機関により確認されること
(3) 実際は環境改善効果がない、ネガティブな効果が環境改善効果と比べ過大である、または調達資金が適正
に環境事業に充当されていないにもかかわらず、グリーンボンド等と称する「グリーンウォッシュ」であ
るおそれが高いものに該当しないものであること
グリーンボンド・フレームワークについて
当社は、グリーンボンド発行を目的として、グリーンボンド原則が定める4つの要件(調達資金の使途、プロジェク
トの評価及び選定のプロセス、調達資金の管理、レポーティング)に適合するフレームワークを以下のとおり策定しま
した。
1. 調達資金の使途
グリーンボンドの発行代わり金は、以下の適格プロジェクトに関連する新規または既存のプロジェクトに充当する
予定です。既存のプロジェクトに充当する場合は、グリーンボンドの発行から遡って36か月以内に実施または竣工し
た事業の支出とします。
(1)対象プロジェクト
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グリーンボンド発行により調達した資金は、以下の対象プロジェクトに充当する予定です。
プロジェクトカテゴ SDGs
適格プロジェクト 重点課題
リーと環境目標 目標
グリーンビルディング ・環境配慮型建物の開発 7. エネルギーを 脱炭素化推進RE100
下記①~⑤の第三者認証機関の認証/
みんなに、そして
環境目標: 再認証のいずれかを取得済み、または
クリーンに
取得予定の物件
気候変動の緩和
11. 住み続けられ
①ZEB認証(ZEB、Nearly ZEB、ZEB
る街づくりを
Ready、ZEB Oriented)
13. 気候変動に具
②DBJ Green Building認証:5つ星ま
体的な対策を
たは4つ星
17. パートナー
③「CASBEE-不動産」評価認証:Sラン
シップで目標を達
クまたはAランク
成しよう
④BELS認証:5つ星または4つ星
⑤LEED認証:PlatinumまたはGold
再生可能エネルギー ・再生可能エネルギー由来の電力への 7. エネルギーを 脱炭素化推進RE100
転換・導入
みんなに、そして
環境目標: 例:電力証書の購入、非化石証書付
クリーンに
き電力メニューへの切り替え
気候変動の緩和 13. 気候変動に具
体的な対策を
15. 陸の豊かさも
守ろう
17. パートナー
シップで目標を達
成しよう
省エネルギー ・店舗・施設(賃貸部分)の照明設備 7. エネルギーを 脱炭素化推進RE100
のLED化
みんなに、そして
環境目標:
クリーンに
気候変動の緩和 13. 気候変動に具
体的な対策を
15.陸の豊かさも
守ろう
17. パートナー
シップで目標を達
成しよう
クリーンな交通 ・EV車両への切り替え・導入 7. エネルギーを 脱炭素化推進EV100
・EV充電施設の整備
みんなに、そして
環境目標:
クリーンに
気候変動の緩和 13. 気候変動に具
体的な対策を
15. 陸の豊かさも
守ろう
17. パートナー
シップで目標を達
成しよう
汚染防止と管理 ・環境配慮型商品の開発や製造、販売 12. つくる責任、 循環型ビジネス
環境効率のよい製品、 や回収等
つかう責任
技術、プロセス ・循環型ビジネスプラットフォームの
14. 海の豊かさを
構築
守ろう
環境目標:
汚染防止と管理
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汚染防止と管理 ・廃棄プラスチックのリサイクル推進 12. つくる責任、 廃棄プラスチック削減
環境効率のよい製品、 ・廃棄物総量削減
つかう責任
技術、プロセス
14. 海の豊かさを
守ろう
環境目標:
汚染防止と管理
2. プロジェクトの評価及び選定のプロセス
本グリーンボンドの調達資金を充当するプロジェクトは、当社財務部及び経営戦略部ESG推進室が、調達資金の使途
に定める適格基準を満たすプロジェクトを選定します。グリーンボンドの発行に際し選定された適格プロジェクト
は、企画本部長が最終承認を行い、その結果を当社の経営会議に報告します。
3. 調達資金の管理
グリーンボンドとして調達した資金は、当社財務部が四半期毎に、内部管理システムを用いて調達資金の充当状況
を管理します。調達資金が適格プロジェクトに充当されるまでの間は、現金または現金同等物にて管理します。調達
資金は発行から24ヶ月程度の間に充当されることを見込んでいます。
4. レポーティング
(1)資金充当状況レポーティング
当社は、適格プロジェクトに調達資金が全額充当されるまで、調達資金の充当状況(適格プロジェクトの名称
と概要、充当額と未充当額、未充当額の充当予定時期)を年次で、当社ウェブサイトにて報告します。
なお、調達資金の全額充当後、大きな変更が生じる等の重要な事象が発生した場合は、適時に開示します。
(2)インパクト・レポーティング
グリーンボンドの発行残高がある期間は、以下の環境効果に関する指標等を、実務上可能な範囲で年次で当社
ウェブサイトにて報告します。
プロジェクト
レポーティング項目
カテゴリー
グリーンビルディング ・認証取得手続きの進捗状況
・取得済み/予定認証一覧
・エネルギー使用量(実績値)
2
・CO 排出量(実績値)
・水使用量(実績値)
再生可能エネルギー ・年間発電量
2
・年間CO 排出削減量
省エネルギー ・年間節電量
2
・年間CO 排出削減量
クリーンな交通 ・EV車両導入数、率
・EV充電設備整備状況、件数
汚染防止と管理 ・衣料品回収量
環境効率のよい製品、
技術、プロセス
汚染防止と管理 ・廃棄プラスチックリサイクル率
環境効率のよい製品、 ・廃棄物削減量
技術、プロセス
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