神島化学工業株式会社 四半期報告書 第106期第1四半期(令和3年5月1日-令和3年7月31日)
提出書類 | 四半期報告書-第106期第1四半期(令和3年5月1日-令和3年7月31日) |
---|---|
提出日 | |
提出者 | 神島化学工業株式会社 |
カテゴリ | 四半期報告書 |
EDINET提出書類
神島化学工業株式会社(E00763)
四半期報告書
【表紙】
【提出書類】 四半期報告書
【根拠条文】 金融商品取引法第24条の4の7第1項
【提出先】 近畿財務局長
【提出日】 2021年9月10日
【四半期会計期間】 第106期第1四半期(自 2021年5月1日 至 2021年7月31日)
【会社名】 神島化学工業株式会社
【英訳名】 Konoshima Chemical Co.,Ltd.
【代表者の役職氏名】 代表取締役社長 池 田 和 夫
【本店の所在の場所】 大阪市西区阿波座一丁目3番15号(関電不動産西本町ビル)
【電話番号】 06(6110)1133(代表)
【事務連絡者氏名】 取締役総務部長 髙 橋 誠
【最寄りの連絡場所】 大阪市西区阿波座一丁目3番15号(関電不動産西本町ビル)
【電話番号】 06(6110)1133(代表)
【事務連絡者氏名】 取締役総務部長 髙 橋 誠
【縦覧に供する場所】 株式会社東京証券取引所
(東京都中央区日本橋兜町2番1号)
1/18
EDINET提出書類
神島化学工業株式会社(E00763)
四半期報告書
第一部 【企業情報】
第1 【企業の概況】
1 【主要な経営指標等の推移】
第105期 第106期
回次 第1四半期 第1四半期 第105期
累計期間 累計期間
自 2020年5月1日 自 2021年5月1日 自 2020年5月1日
会計期間
至 2020年7月31日 至 2021年7月31日 至 2021年4月30日
売上高 (百万円) 4,717 5,036 19,784
経常利益 (百万円) 328 629 1,562
四半期(当期)純利益 (百万円) 227 389 1,088
持分法を適用した
(百万円) ― ― ―
場合の投資利益
資本金 (百万円) 1,320 1,320 1,320
発行済株式総数 (千株) 9,240 9,240 9,240
純資産額 (百万円) 7,685 8,489 8,540
総資産額 (百万円) 18,380 20,407 18,602
1株当たり四半期(当期)純利益 (円) 24.81 42.84 118.82
潜在株式調整後1株当たり
(円) 24.72 42.54 118.15
四半期(当期)純利益
1株当たり配当額 (円) ― ― 30
自己資本比率 (%) 41.6 41.4 45.6
(注) 1.当社は四半期連結財務諸表を作成しておりませんので、連結会計年度にかかる主要な経営指標等の推移につ
いては記載しておりません。
2. 持分法を適用した場合の投資利益については、関連会社がないため記載しておりません。
3. 「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日)等を当第1四半期会計期間の期首
から適用しており、当第1四半期累計期間に係る主要な経営指標等については、当該会計基準等を適用した
後の指標等となっております。
2 【事業の内容】
当第1四半期累計期間において、当社が営む事業の内容について、重要な変更はありません。
2/18
EDINET提出書類
神島化学工業株式会社(E00763)
四半期報告書
第2 【事業の状況】
1 【事業等のリスク】
当第1四半期累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営
者が当社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主
要なリスクの発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありませ
ん。
2 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
文中の将来に関する事項は、当四半期会計期間の末日現在において当社が判断したものであります。
(1) 経営成績
当第1四半期累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症拡大の影響による景気の後退から持ち
直しの動きも見られましたが、再度の緊急事態宣言が発令されるなど経済活動が制限され、先行き不透明な状況が
続いております。
当社建材事業の主要マーケットである住宅市場は、新設住宅着工戸数が持家・貸家ともに増加し、全体でも前期
比プラスとなり持ち直しの動きが見られました。
このような状況の中、当第1四半期累計期間の業績につきましては、売上高は 5,036 百万円と前年同四半期比 319
百万円 (6.8 % ) の増収となりました。営業利益は 637 百万円と前年同四半期比 303 百万円 (90.5 % ) の増益、経常利益は
629 百万円と同 301 百万円 (91.8 % ) の増益、四半期純利益は 389 百万円と同 162 百万円 (71.3 % ) の増益となりました。
セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。
① 建材事業
住宅分野は、「 2020 年度 グッドデザイン賞」受賞の『アルテザート ( 高意匠軒天井用素材 ) 、アトラフィット
( 専用金具による施工方法 ) 』など高付加価値商品の高級軒天ボードの販売増などにより増収となりました。
非住宅分野は、都市型高層ビル向けの耐火パネルが堅調に推移しました。
このような結果、売上高は 3,114 百万円と前年同四半期比 143 百万円 (4.8 % ) の増収、セグメント利益 ( 営業利
益 ) は、高付加価値商品の高級軒天ボードの拡販などにより 318 百万円と同 219 百万円 (223.4%) の大幅な増益とな
りました。
② 化成品事業
マグネシウムは、前期に新型コロナウイルスの感染症拡大の影響を受けた自動車等工業用関連の受注回復に伴
い、難燃水酸化マグネシウム製品の販売量が増加しました。また、サプリメント用途の酸化マグネシウム製品の
販売量が堅調に推移しました。
セラミックスは、蛍光体や蓄冷材など前期と同水準で推移しました。
このような結果、売上高は 1,921 百万円と前年同四半期比 175 百万円 (10.0 % ) の増収、セグメント利益 ( 営業利
益 ) は、上記の増収効果などにより 460 百万円と同 101 百万円 (28.2%) の増益となりました。
(2) 財政状態
当第1四半期会計期間末の総資産は 20,407 百万円となり、前事業年度末 ( 以下前年度 ) に比べ 1,805 百万円増加いた
しました。主な増加要因は、現金及び預金が 708 百万円、有形固定資産が 600 百万円、商品及び製品が 249 百万円増加
したことによるものであります。
負債は 11,918 百万円と前年度に比べ 1,855 百万円増加いたしました。主な増加要因は、短期借入金が 1,400 百万円
が増加したことによるものであります。
純資産は 8,489 百万円と前年度に比べ 50 百万円減少いたしました。主な増減要因は、自己株式が 224 百万円、利益
剰余金が 206 百万円増加したことによるものであります。
3/18
EDINET提出書類
神島化学工業株式会社(E00763)
四半期報告書
運転資金需要のうち主なものは原材料の購入費用、製造費用の他、販売費及び一般管理費等の営業費用でありま
す。投資を目的とした資金需要は設備投資等によるものであります。
当社は適切な資金調達と流動性の確保により、安定化を図ることを基本方針としております。
運転資金は、自己資金及び金融機関からの短期借入による資金調達を行い、設備投資資金については、自己資金
及び金融機関からの長期借入による資金調達を行っております。
なお、当第1四半期会計期間末における借入金及びリース債務を含む有利子負債の残高は、4,339百万円となって
おります。
(3) 経営方針・経営戦略等
当第1四半期累計期間において、当社が定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(4) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第1四半期累計期間において、当社の事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題
はありません。
なお、当社は財務及び事業の方針の決定を支配する者の在り方に関する基本方針を定めており、その内容等(会
社法施行規則第118条第3号に掲げる事項)は次のとおりです。
① 当社の財務及び事業の方針の決定を支配する者の在り方に関する基本方針の概要
上場会社である当社の株式は株主、投資家の皆様による自由な取引が認められており、当社の株式に対する大
規模買付提案又はこれに類似する行為があった場合においても、一概に否定するものではなく、最終的には株主
の皆様の自由な意思により判断されるべきであると考えております。
しかしながら、当社株式の大規模な買付や買付提案の中には、その目的等から見て企業価値ひいては株主共同
の利益に対する明白な侵害をもたらすもの、株主に株式の売却を強要するおそれのあるもの、対象会社の取締役
会や株主が買付の条件等について検討し、あるいは対象会社の取締役会が代替案を提案するための十分な時間や
情報を提供しないものなど、不適切なものも少なくありません。
当社の財務及び事業の方針の決定を支配する者の在り方としては、当社の企業理念、企業価値のさまざまな源
泉、当社を支えるステークホルダーとの信頼関係を十分に理解し、当社の企業価値ひいては株主共同の利益を中
長期的に確保、向上させる者でなければならないと考えております。従いまして、企業価値ひいては株主共同の
利益を毀損するおそれのある不適切な大規模買付提案又はこれに類似する行為を行う者は、当社の財務及び事業
の方針の決定を支配する者として不適切であると考えております。
② 当社の財産の有効な活用、適切な企業集団の形成その他の会社支配に関する基本方針の実現に資する特別な取
組みの概要
(a) 企業価値向上への取組み
当社では、株主、投資家の皆様に長期的に継続して当社に投資していただくため、当社の企業価値ひいて
は株主共同の利益を向上させるため以下のとおり取組んでおります。この取組みは、会社の支配に関する基
本方針の実現に資するものと考えております。
当社は、1917年(大正6年)の創業以来100年余、無機化学の可能性を追求し、「顧客満足を第一に考
え、より広くより深く社会に貢献する」を経営の基本方針として歩んでまいりました。
当社は、顧客の満足を得られる高品質・高機能で価格競争力のある製品を迅速且つタイムリーに提供する
ことで社会の発展に寄与し、又地域社会との連携・地球環境問題への取り組み等を通じて、企業としての社
会的責任を果たしていくことにより、当社の企業価値ひいては株主共同の利益を一層高めてまいりたいと考
えております。
これからも顧客に満足していただける高品質製品の提供、管理の徹底、効率的な生産システムの構築によ
るコスト削減に注力し、競争力強化を図る一方、透明性、信頼性の高いコンプライアンス遵守の企業経営を
実践するとともに、提供する製品も常に環境と安全性を考慮し、株主、顧客、従業員及び取引先等のステー
クホルダーから支持され、資本市場から正当な評価が得られるよう努力を続けてまいります。
4/18
EDINET提出書類
神島化学工業株式会社(E00763)
四半期報告書
(b) コーポレート・ガバナンスの強化への取組み
当社は、上記取組みの実現のため、コーポレート・ガバナンスの強化に取組んでおります。コーポレー
ト・ガバナンスの強化は、経営の透明性、健全性、遵法性の確保、各ステークホルダーへのアカウンタビリ
ティーの重視・徹底、迅速かつ適切な情報開示、経営者並びに各層の経営管理者の責任の明確化の観点から
極めて重要な経営の骨格的な方針であると考えております。
現在当社の取締役10名のうち2名は社外取締役であり、また、監査役3名のうち2名は社外監査役であり
ます。監査役は監査役会が定めた監査方針、監査計画に基づき取締役会等に出席及び重要な決裁書類の閲覧
の他、会計監査人及び内部監査部門と連携することにより取締役の職務の遂行の監査を行っております。
③ 基本方針に照らして不適切な者によって当社の財務及び事業の方針の決定が支配されることを防止するための
取組みの概要
当社は、企業価値ひいては株主共同の利益の確保と向上に努め、当社株式の大規模買付行為が行われる場合に
は、大規模買付者に対し、大規模買付行為の是非を株主の皆様が適切に判断するために必要かつ十分な情報提供
を求め、取締役会の意見等を開示し、金融商品取引法、会社法その他関係法令に基づき、適切な措置を講じてま
いります。
(5) 研究開発活動
当第1四半期累計期間の研究開発費の総額は176百万円であります。
(6) 主要な設備
当第1四半期累計期間において、新たに確定した主要な設備の新設計画は、次のとおりであります。
投資予定額
事業所名 セグメントの
設備の内容 資金調達方法 着手年月 完了年月
(所在地) 名称
総額 既支払額
(百万円) (百万円)
マグネシウム
詫間工場 2021年 2023年
自己資金及び
化成品事業 建物及び 5,300 ―
借入金
(香川県三豊市) 8月 3月
製造設備
3 【経営上の重要な契約等】
当第1四半期会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。
5/18
EDINET提出書類
神島化学工業株式会社(E00763)
四半期報告書
第3 【提出会社の状況】
1 【株式等の状況】
(1) 【株式の総数等】
① 【株式の総数】
種類 発行可能株式総数(株)
普通株式 36,000,000
計 36,000,000
② 【発行済株式】
第1四半期会計期間 提出日現在 上場金融商品取引所名
種類 末現在発行数(株) 発行数(株) 又は登録認可金融商品 内容
( 2021年7月31日 ) (2021年9月10日) 取引業協会名
東京証券取引所
普通株式 9,240,000 9,240,000 単元株式数は100株であります。
(市場第二部)
計 9,240,000 9,240,000 ― ―
(2) 【新株予約権等の状況】
① 【ストックオプション制度の内容】
該当事項はありません。
② 【その他の新株予約権等の状況】
該当事項はありません。
(3) 【行使価額修正条項付新株予約権付社債券等の行使状況等】
該当事項はありません。
(4) 【発行済株式総数、資本金等の推移】
発行済株式 発行済株式 資本準備金 資本準備金
資本金増減額 資本金残高
年月日 総数増減数 総数残高 増減額 残高
(百万円) (百万円)
(千株) (千株) (百万円) (百万円)
2021年5月1日~
─ 9,240 ― 1,320 ― 1,078
2021年7月31日
(5) 【大株主の状況】
当四半期会計期間は第1四半期会計期間であるため、記載事項はありません。
6/18
EDINET提出書類
神島化学工業株式会社(E00763)
四半期報告書
(6) 【議決権の状況】
当第1四半期会計期間末日現在の「議決権の状況」については、株主名簿の記載内容が確認できないため、記
載することができないことから、直前の基準日(2021年4月30日)に基づく株主名簿による記載をしております。
① 【発行済株式】
2021年7月31日 現在
区分 株式数(株) 議決権の数(個) 内容
無議決権株式 ― ― ―
議決権制限株式(自己株式等) ― ― ―
議決権制限株式(その他) ― ― ―
(自己保有株式)
完全議決権株式(自己株式等) ― ―
普通株式 75,900
普通株式 9,121,600
完全議決権株式(その他) 91,216 ―
普通株式 42,500
単元未満株式 ― 1単元(100株)未満の株式
発行済株式総数 9,240,000 ― ―
総株主の議決権 ― 91,216 ―
(注) 「完全議決権株式(その他)」欄の普通株式には、証券保管振替機構名義の株式が800株(議決権の数8個)含
まれており、「単元未満株式」欄の普通株式には、自己株式55株が含まれております。
② 【自己株式等】
2021年7月31日 現在
発行済株式
自己名義 他人名義 所有株式数
所有者の氏名 総数に対する
所有者の住所 所有株式数 所有株式数 の合計
又は名称 所有株式数
(株) (株) (株)
の割合(%)
(自己保有株式) 大阪市西区阿波座1丁目
75,900 ― 75,900 0.82
神島化学工業株式会社 3番15号
計 ― 75,900 ― 75,900 0.82
(注) 1 株主名簿上は、当社名義となっておりますが、実質的に所有していない株式が100株(議決権の数1個)ありま
す。
なお、当該株式は上記「発行済株式」の「完全議決権株式(その他)」欄の普通株式に含まれております。
2 当社は2021年6月10日開催の取締役会の決議に基づき、東京証券取引所の自己株式立会外買付取引(ToSTNeT
-3)による買付けを行い、2021年6月11日付けで当社普通株式148,000株を取得しました。
2 【役員の状況】
該当事項はありません。
7/18
EDINET提出書類
神島化学工業株式会社(E00763)
四半期報告書
第4 【経理の状況】
1.四半期財務諸表の作成方法について
当社の四半期財務諸表は、「四半期財務諸表等の用語、様式及び作成方法に関する規則」(平成19年内閣府令第63
号)に基づいて作成しております。
2.監査証明について
当社は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づき、第1四半期会計期間(2021年5月1日から2021年7月
31日まで)及び第1四半期累計期間(2021年5月1日から2021年7月31日まで)に係る四半期財務諸表について、有限責
任 あずさ監査法人により四半期レビューを受けております。
3.四半期連結財務諸表について
当社は、子会社がありませんので、四半期連結財務諸表を作成しておりません。
8/18
EDINET提出書類
神島化学工業株式会社(E00763)
四半期報告書
1 【四半期財務諸表】
(1) 【四半期貸借対照表】
(単位:百万円)
前事業年度 当第1四半期会計期間
(2021年4月30日) (2021年7月31日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 967 1,675
※ 3,279
受取手形及び売掛金 3,190
※ 828
電子記録債権 667
商品及び製品 1,724 1,974
仕掛品 623 758
原材料及び貯蔵品 873 835
その他 337 360
△ 0 △ 0
貸倒引当金
流動資産合計 8,383 9,712
固定資産
有形固定資産
建物(純額) 2,938 4,079
機械及び装置(純額) 2,907 3,090
土地 1,381 1,381
1,645 922
その他(純額)
有形固定資産合計 8,872 9,473
無形固定資産
22 22
投資その他の資産
投資有価証券 342 315
繰延税金資産 733 657
その他 248 226
△ 0 △ 0
貸倒引当金
投資その他の資産合計 1,324 1,199
固定資産合計 10,219 10,695
資産合計 18,602 20,407
9/18
EDINET提出書類
神島化学工業株式会社(E00763)
四半期報告書
(単位:百万円)
前事業年度 当第1四半期会計期間
(2021年4月30日) (2021年7月31日)
負債の部
流動負債
※ 1,867
支払手形及び買掛金 1,540
※ 1,311
電子記録債務 923
短期借入金 1,600 3,000
1年内返済予定の長期借入金 418 396
未払法人税等 391 76
賞与引当金 333 151
製品保証引当金 102 101
設備関係支払手形 ― 0
※ 188
設備関係電子記録債務 192
1,588 1,972
その他
流動負債合計 7,090 9,066
固定負債
長期借入金 980 862
退職給付引当金 1,826 1,833
165 156
その他
固定負債合計 2,972 2,851
負債合計 10,062 11,918
純資産の部
株主資本
資本金 1,320 1,320
資本剰余金 1,085 1,081
利益剰余金 6,043 6,250
△ 27 △ 252
自己株式
株主資本合計 8,421 8,399
評価・換算差額等
67 48
その他有価証券評価差額金
評価・換算差額等合計 67 48
新株予約権 50 42
純資産合計 8,540 8,489
負債純資産合計 18,602 20,407
10/18
EDINET提出書類
神島化学工業株式会社(E00763)
四半期報告書
(2) 【四半期損益計算書】
【第1四半期累計期間】
(単位:百万円)
前第1四半期累計期間 当第1四半期累計期間
(自 2020年5月1日 (自 2021年5月1日
至 2020年7月31日) 至 2021年7月31日)
売上高 4,717 5,036
3,328 3,302
売上原価
売上総利益 1,389 1,733
販売費及び一般管理費 1,054 1,095
営業利益 334 637
営業外収益
受取配当金 6 6
雇用調整助成金 3 ―
5 4
その他
営業外収益合計 14 10
営業外費用
支払利息 11 8
10 11
その他
営業外費用合計 21 19
経常利益 328 629
特別損失
※ 81
工場構築費用 ―
0 1
固定資産除却損
特別損失合計 0 82
税引前四半期純利益 327 546
法人税、住民税及び事業税
36 73
63 84
法人税等調整額
法人税等合計 100 157
四半期純利益 227 389
11/18
EDINET提出書類
神島化学工業株式会社(E00763)
四半期報告書
【注記事項】
(会計方針の変更)
(収益認識に関する会計基準等の適用)
「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日。以下「収益認識会計基準」という。)等
を当第1四半期会計期間の期首から適用し、約束した財又はサービスの支配が顧客に移転した時点で、当該財又は
サービスと交換に受け取ると見込まれる金額で収益を認識することといたしました。
なお、「収益認識に関する会計の適用指針」第98項に定める代替的な取扱いを適用し、製品の国内販売において、
出荷時から顧客への製品移転時までの期間が通常の期間である場合は、出荷時点で収益を認識しております。
収益認識会計基準等の適用については、収益認識会計基準第84項ただし書きに定める経過的な取扱いに従ってお
り、当第1四半期会計期間の期首より前に新たな会計方針を遡及適用した場合の累積的影響額を、当第1四半期会計
期間の期首の利益剰余金に加減し、当該期首残高から新たな会計方針を適用しております。ただし、収益認識会計基
準第86項に定める方法を適用し、当第1四半期会計期間の期首より前までに従前の取扱いに従ってほとんどすべての
収益の額を認識した契約に、新たな会計方針を遡及適用しておりません。
この結果、当第1四半期累計期間の損益に与える影響は軽微であります。また、利益剰余金期首残高に与える影響
はありません。
さらに、「四半期財務諸表に関する会計基準」(企業会計基準第12号 2020年3月3日)第28-15項に定める経過
的な取扱いに従って、前第1四半期累計期間に係る顧客との契約から生じる収益を分解した情報を記載しておりませ
ん。
(時価算定に関する会計基準等の適用)
「時価の算定に関する会計基準」(企業会計基準第30号 2019年7月4日。以下「時価算定会計基準」という。)
等を当第1四半期会計期間の期首から適用し、時価算定会計基準第19項及び「金融商品に関する会計基準」(企業会
計基準第10号 2019年7月4日)第44-2項に定める経過的な取扱いに従って、時価算定会計基準等が定める新たな
会計方針を、将来にわたって適用することとしております。なお、四半期財務諸表に与える影響はありません。
(追加情報)
前事業年度末の有価証券報告書の(追加情報)に記載した新型コロナウイルス感染症拡大の影響に関する仮定につ
いて重要な変更はありません。
(四半期貸借対照表関係)
※ 四半期会計期間末日満期手形、電子記録債権及び電子記録債務
期末日満期手形及び電子記録債権債務の会計処理については、手形交換日及び振込日をもって決済処理してお
ります。
したがって、当第1四半期会計期間末日が金融機関休業日であったため、下記の期末日満期手形等が、期末残
高に含まれております。
前事業年度 当第1四半期会計期間
( 2021年4月30日 ) ( 2021年7月31日 )
受取手形 ―百万円 30百万円
電子記録債権 ―百万円 33百万円
支払手形 ―百万円 31百万円
電子記録債務 ―百万円 306百万円
設備関係電子記録債務 ―百万円 58百万円
(四半期損益計算書関係)
※ 工場構築費用の内容は次のとおりであります。
当社セラミックス事業の新工場建設及びマグネシウム事業の設備増強に伴い発生した現有資産の移設関連費用
であります。
前第1四半期累計期間 当第1四半期累計期間
(自 2020年5月1日 (自 2021年5月1日
至 2020年7月31日 ) 至 2021年7月31日 )
―百万円 81百万円
12/18
EDINET提出書類
神島化学工業株式会社(E00763)
四半期報告書
(四半期キャッシュ・フロー計算書関係)
当第1四半期累計期間に係る四半期キャッシュ・フロー計算書は作成しておりません。
なお、第1四半期累計期間に係る減価償却費(無形固定資産に係る償却費を含む。)は、次のとおりでありま
す。
前第1四半期累計期間 当第1四半期累計期間
(自 2020年5月1日 (自 2021年5月1日
至 2020年7月31日 ) 至 2021年7月31日 )
減価償却費 240百万円 252百万円
(株主資本等関係)
Ⅰ 前第1四半期累計期間(自 2020年5月1日 至 2020年7月31日 )
1.配当金支払額
配当金の総額 1株当たり
決議 株式の種類 基準日 効力発生日 配当の原資
(百万円) 配当額(円)
2020年7月17日
普通株式 91 10 2020年4月30日 2020年7月20日 利益剰余金
定時株主総会
2.基準日が当第1四半期累計期間に属する配当のうち、配当の効力発生日が当第1四半期会計期間の末日後となる
もの
該当事項はありません。
Ⅱ 当第1四半期累計期間(自 2021年5月1日 至 2021年7月31日 )
1.配当金支払額
配当金の総額 1株当たり
決議 株式の種類 基準日 効力発生日 配当の原資
(百万円) 配当額(円)
2021年7月16日
普通株式 183 20 2021年4月30日 2021年7月19日 利益剰余金
定時株主総会
2.基準日が当第1四半期累計期間に属する配当のうち、配当の効力発生日が当第1四半期会計期間の末日後となる
もの
該当事項はありません。
3.株主資本の著しい変動
(自己株式の取得)
当社は2021年6月10日開催の取締役会決議に基づき、自己株式148,000株の取得を行っております。これを含む自
己株式の取得及び処分の結果、当第1四半期累計期間において、自己株式が224百万円増加し、当第1四半期会計
期間末において自己株式が252百万円となっております。
13/18
EDINET提出書類
神島化学工業株式会社(E00763)
四半期報告書
(セグメント情報等)
【セグメント情報】
Ⅰ 前第1四半期累計期間(自 2020年5月1日 至 2020年7月31日 )
報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:百万円)
報告セグメント
四半期損益
調整額
計算書計上額
(注)1
(注)2
建材事業 化成品事業 計
売上高
外部顧客への売上高 2,970 1,746 4,717 ― 4,717
セグメント間の内部売上高
― ― ― ― ―
又は振替高
計 2,970 1,746 4,717 ― 4,717
セグメント利益 98 359 457 △ 123 334
(注) 1.調整額は、以下のとおりであります。
セグメント利益の調整額△123百万円には、各報告セグメントに配分していない全社費用△123百万円が含
まれております。全社費用は、主に報告セグメントに帰属しない当社の総務部門等管理部門に係る費用であ
ります。
2.セグメント利益は、四半期損益計算書の営業利益と調整を行っております。
Ⅱ 当第1四半期累計期間(自 2021年5月1日 至 2021年7月31日 )
報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:百万円)
報告セグメント
四半期損益
調整額
計算書計上額
(注)1
(注)2
建材事業 化成品事業 計
売上高
外部顧客への売上高 3,114 1,921 5,036 ― 5,036
セグメント間の内部売上高
― ― ― ― ―
又は振替高
計 3,114 1,921 5,036 ― 5,036
セグメント利益 318 460 779 △ 141 637
(注) 1.調整額は、以下のとおりであります。
セグメント利益の調整額△141百万円には、各報告セグメントに配分していない全社費用△141百万円が含
まれております。全社費用は、主に報告セグメントに帰属しない当社の総務部門等管理部門に係る費用であ
ります。
2.セグメント利益は、四半期損益計算書の営業利益と調整を行っております。
14/18
EDINET提出書類
神島化学工業株式会社(E00763)
四半期報告書
(収益認識関係)
顧客との契約から生じる収益を分解した情報
当第1四半期累計期間(自 2021年5月1日 至 2021年7月31日)
(単位:百万円)
報告セグメント
合計
建材事業 化成品事業
住宅 2,494 ― 2,494
非住宅 620 ― 620
マグネシウム ― 1,748 1,748
セラミックス ― 172 172
顧客との契約から生じる収益 3,114 1,921 5,036
その他の収益 ― ― ―
外部顧客への売上高 3,114 1,921 5,036
(1株当たり情報)
1株当たり四半期純利益及び算定上の基礎並びに潜在株式調整後1株当たり四半期純利益及び算定上の基礎は、以
下のとおりであります。
前第1四半期累計期間 当第1四半期累計期間
(自 2020年5月1日 (自 2021年5月1日
項目
至 2020年7月31日 ) 至 2021年7月31日 )
(1)1株当たり四半期純利益 24円81銭 42円84銭
(算定上の基礎)
四半期純利益(百万円)
227 389
普通株主に帰属しない金額(百万円) ― ―
普通株式に係る四半期純利益(百万円)
227 389
普通株式の期中平均株式数(千株)
9,164 9,092
(2)潜在株式調整後1株当たり四半期純利益 24円72銭 42円54銭
(算定上の基礎)
四半期純利益調整額(百万円) ― ―
普通株式増加数(株) 33,755 64,265
希薄化効果を有しないため、潜在株式調整後1株当
たり四半期純利益の算定に含めなかった潜在株式
― ―
で、前事業年度末から重要な変動があったものの概
要
2 【その他】
訴訟
当社を含めた建材メーカー40数社と国を被告とする建設アスベスト損害賠償請求訴訟が裁判所に提訴されており
ます。
今後とも、裁判の推移に対応し、当社としての主張を行う等適切に対処していく所存であります。
なお、現段階では、本件に関する見通しは不明であり、当社の業績等に与える影響も不明であります。
15/18
EDINET提出書類
神島化学工業株式会社(E00763)
四半期報告書
第二部 【提出会社の保証会社等の情報】
該当事項はありません。
16/18
EDINET提出書類
神島化学工業株式会社(E00763)
四半期報告書
独立監査人の四半期レビュー報告書
2021年9月10日
神島化学工業株式会社
取締役会 御中
有限責任 あずさ監査法人
大阪事務所
指定有限責任社員
公認会計士 余 野 憲 司 印
業務執行社員
指定有限責任社員
公認会計士 花 谷 徳 雄 印
業務執行社員
監査人の結論
当監査法人は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づき、「経理の状況」に掲げられている神島化学工業株
式会社の2021年5月1日から2022年4月30日までの第106期事業年度の第1四半期会計期間(2021年5月1日から2021年
7月31日まで)及び第1四半期累計期間(2021年5月1日から2021年7月31日まで)に係る四半期財務諸表、すなわ
ち、四半期貸借対照表、四半期損益計算書及び注記について四半期レビューを行った。
当監査法人が実施した四半期レビューにおいて、上記の四半期財務諸表が、我が国において一般に公正妥当と認めら
れる四半期財務諸表の作成基準に準拠して、神島化学工業株式会社の2021年7月31日現在の財政状態及び同日をもって
終了する第1四半期累計期間の経営成績を適正に表示していないと信じさせる事項が全ての重要な点において認められ
なかった。
監査人の結論の根拠
当監査法人は、我が国において一般に公正妥当と認められる四半期レビューの基準に準拠して四半期レビューを行っ
た。四半期レビューの基準における当監査法人の責任は、「四半期財務諸表の四半期レビューにおける監査人の責任」
に記載されている。当監査法人は、我が国における職業倫理に関する規定に従って、会社から独立しており、また、監
査人としてのその他の倫理上の責任を果たしている。当監査法人は、結論の表明の基礎となる証拠を入手したと判断し
ている。
四半期財務諸表に対する経営者並びに監査役及び監査役会の責任
経営者の責任は、我が国において一般に公正妥当と認められる四半期財務諸表の作成基準に準拠して四半期財務諸表
を作成し適正に表示することにある。これには、不正又は誤謬による重要な虚偽表示のない四半期財務諸表を作成し適
正に表示するために経営者が必要と判断した内部統制を整備及び運用することが含まれる。
四半期財務諸表を作成するに当たり、経営者は、継続企業の前提に基づき四半期財務諸表を作成することが適切であ
るかどうかを評価し、我が国において一般に公正妥当と認められる四半期財務諸表の作成基準に基づいて継続企業に関
する事項を開示する必要がある場合には当該事項を開示する責任がある。
監査役及び監査役会の責任は、財務報告プロセスの整備及び運用における取締役の職務の執行を監視することにあ
る。
四半期財務諸表の四半期レビューにおける監査人の責任
監査人の責任は、監査人が実施した四半期レビューに基づいて、四半期レビュー報告書において独立の立場から四半
期財務諸表に対する結論を表明することにある。
監査人は、我が国において一般に公正妥当と認められる四半期レビューの基準に従って、四半期レビューの過程を通
じて、職業的専門家としての判断を行い、職業的懐疑心を保持して以下を実施する。
・主として経営者、財務及び会計に関する事項に責任を有する者等に対する質問、分析的手続その他の四半期レビュー
手続を実施する。四半期レビュー手続は、我が国において一般に公正妥当と認められる監査の基準に準拠して実施さ
れる年度の財務諸表の監査に比べて限定された手続である。
・継続企業の前提に関する事項について、重要な疑義を生じさせるような事象又は状況に関して重要な不確実性が認め
られると判断した場合には、入手した証拠に基づき、四半期財務諸表において、我が国において一般に公正妥当と認
められる四半期財務諸表の作成基準に準拠して、適正に表示されていないと信じさせる事項が認められないかどうか
17/18
EDINET提出書類
神島化学工業株式会社(E00763)
四半期報告書
結論付ける。また、継続企業の前提に関する重要な不確実性が認められる場合は、四半期レビュー報告書において四
半期財務諸表の注記事項に注意を喚起すること、又は重要な不確実性に関する四半期財務諸表の注記事項が適切でな
い 場合は、四半期財務諸表に対して限定付結論又は否定的結論を表明することが求められている。監査人の結論は、
四半期レビュー報告書日までに入手した証拠に基づいているが、将来の事象や状況により、企業は継続企業として存
続できなくなる可能性がある。
・四半期財務諸表の表示及び注記事項が、我が国において一般に公正妥当と認められる四半期財務諸表の作成基準に準
拠していないと信じさせる事項が認められないかどうかとともに、関連する注記事項を含めた四半期財務諸表の表
示、構成及び内容、並びに四半期財務諸表が基礎となる取引や会計事象を適正に表示していないと信じさせる事項が
認められないかどうかを評価する。
監査人は、監査役及び監査役会に対して、計画した四半期レビューの範囲とその実施時期、四半期レビュー上の重要
な発見事項について報告を行う。
監査人は、監査役及び監査役会に対して、独立性についての我が国における職業倫理に関する規定を遵守したこと、
並びに監査人の独立性に影響を与えると合理的に考えられる事項、及び阻害要因を除去又は軽減するためにセーフガー
ドを講じている場合はその内容について報告を行う。
利害関係
会社と当監査法人又は業務執行社員との間には、公認会計士法の規定により記載すべき利害関係はない。
以 上
(注)1.上記は四半期レビュー報告書の原本に記載された事項を電子化したものであり、その原本は当社(四半期報
告書提出会社)が別途保管しております。
2.XBRLデータは四半期レビューの対象には含まれていません。
18/18