日本たばこ産業株式会社 四半期報告書 第37期第2四半期(令和3年4月1日-令和3年6月30日)
提出書類 | 四半期報告書-第37期第2四半期(令和3年4月1日-令和3年6月30日) |
---|---|
提出日 | |
提出者 | 日本たばこ産業株式会社 |
カテゴリ | 四半期報告書 |
EDINET提出書類
日本たばこ産業株式会社(E00492)
四半期報告書
【表紙】
【提出書類】 四半期報告書
【根拠条文】 金融商品取引法第24条の4の7第1項
【提出先】 関東財務局長
【提出日】 2021年7月30日
第37期第2四半期(自 2021年4月1日 至 2021年6月30日)
【四半期会計期間】
【会社名】 日本たばこ産業株式会社
JAPAN TOBACCO INC.
【英訳名】
【代表者の役職氏名】 代表取締役社長 寺畠 正道
【本店の所在の場所】 東京都港区虎ノ門四丁目1番1号
03(6636)2914(代表)
【電話番号】
【事務連絡者氏名】 執行役員 コミュニケーション担当 福田 浩之
【最寄りの連絡場所】 東京都港区虎ノ門四丁目1番1号
03(6636)2914(代表)
【電話番号】
【事務連絡者氏名】 執行役員 コミュニケーション担当 福田 浩之
【縦覧に供する場所】 株式会社東京証券取引所
(東京都中央区日本橋兜町2番1号)
1/49
EDINET提出書類
日本たばこ産業株式会社(E00492)
四半期報告書
第一部【企業情報】
第1【企業の概況】
1【主要な経営指標等の推移】
第36期 第37期
回次 第2四半期 第2四半期 第36期
連結累計期間 連結累計期間
自2020年 自2021年 自2020年
1月1日 1月1日 1月1日
会計期間
至2020年 至2021年 至2020年
6月30日 6月30日 12月31日
1,030,218 1,144,539 2,092,561
売上収益
(百万円)
(第2四半期連結会計期間) ( 510,598 ) ( 597,173 )
225,961 314,095 420,063
税引前四半期利益又は税引前利益 (百万円)
173,354 225,940 312,029
四半期(当期)利益 (百万円)
172,495 225,190 310,253
親会社の所有者に帰属する四半期(当期)利益
(百万円)
(第2四半期連結会計期間) ( 86,122 ) ( 111,404 )
18,345 400,888 132,883
四半期(当期)包括利益 (百万円)
2,624,016 2,862,838 2,599,495
資本合計 (百万円)
5,347,173 5,538,885 5,381,382
資産合計 (百万円)
97.23 126.92 174.88
基本的1株当たり四半期(当期)利益
(円)
(第2四半期連結会計期間) ( 48.54 ) ( 62.78 )
97.19 126.86 174.80
希薄化後1株当たり四半期(当期)利益 (円)
47.59 50.30 46.88
親会社所有者帰属持分比率 (%)
126,634 174,872 519,833
営業活動によるキャッシュ・フロー (百万円)
5,354
投資活動によるキャッシュ・フロー (百万円) △ 27,883 △ 46,459
財務活動によるキャッシュ・フロー (百万円) △ 24,978 △ 212,681 △ 297,404
407,740 480,706 538,844
現金及び現金同等物の四半期末(期末)残高 (百万円)
(注)1.当社グループは、国際会計基準(以下「IFRS」という)に基づいて連結財務諸表を作成しております。
2.当社は四半期連結財務諸表を作成しておりますので、提出会社の主要な経営指標等の推移については記載して
おりません。
3.百万円未満を四捨五入して記載しております。
4.売上収益には、消費税等は含んでおりません。
2【事業の内容】
当第2四半期連結累計期間において、当社グループ(当社、連結子会社236社及び持分法適用会社13社)が営む事
業の内容について、前事業年度の有価証券報告書に記載した内容から重要な変更はありません。
また、主な関係会社における異動もありません。
2/49
EDINET提出書類
日本たばこ産業株式会社(E00492)
四半期報告書
第2【事業の状況】
1【事業等のリスク】
当第2四半期連結累計期間において、新たに発生した事業等のリスクはありません。
また、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて重要な変更はありません。
新型コロナウイルス感染拡大により、引き続きいずれの事業につきましても、各国の行政や当局からの方針・指
示を踏まえ事業を行っておりますが、現時点において事業継続に支障はありません。当第2四半期連結累計期間に
おいて、新型コロナウイルス感染拡大の影響により、各国では渡航制限が継続しており、たばこ事業においては免
税販売の減少が発生している一方、海外たばこ事業においては一部高単価市場での内需の増加が発生しています。
また、加工食品事業においては、前年度に比べ回復傾向にはあるものの、外出自粛の影響により、冷食・常温事業
の外食向け製品の販売減少が発生しています。一方で、同様の要因により、家庭用製品の販売増加が発生していま
す。今後も、新型コロナウイルス感染拡大による影響については、為替の動向及び各国の行政や当局の対応ととも
に注視・精査が必要です。新型コロナウイルス感染症の収束時期や将来的な影響を現時点で見通すことは困難であ
り、当社グループの業績に悪影響を及ぼす可能性があります。
現時点において事業活動で必要な資金の調達に問題はなく、コミットメントラインの未使用枠も十分有しており
ます。
2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
経営者の視点による経営成績等の状況に関する主な注記は以下のとおりです。
なお、以下、文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日において判断したものです。
(非GAAP指標について)
当社グループは、当社が適用する会計基準であるIFRSにおいて定義されていない非GAAP指標を追加的に開示し
ております。非GAAP指標は、当社グループが中長期的に持続的な成長を目指す上で、各事業運営の業績を把握す
るために経営管理にも利用している指標であり、財務諸表の利用者が当社グループの業績を評価する上でも、有
用な情報であると考えております。
調整後営業利益
営業利益(損失)から買収に伴い生じた無形資産に係る償却費、調整項目(収益及び費用)を除いた調整後
営業利益を開示しております。調整項目(収益及び費用)はのれんの減損損失、リストラクチャリング収益及
び費用等です。
また、為替一定ベースの調整後営業利益の成長率も追加的に開示しております。当社グループは、為替一定
ベースの調整後営業利益の成長率における、中長期に亘る年平均mid to high single digit成長を全社利益目
標としており、その達成を目指してまいります。為替一定ベースとは、海外たばこ事業における当期の自社た
ばこ製品売上収益又は調整後営業利益から、前年同期の為替レートを用いて換算・算出した為替影響及び一定
の方法を用いて算出した一部市場のインフレに伴う売上又は利益の増加分を除いたものです。
なお、当社グループは、超インフレ経済下にある子会社の財務諸表について、IAS第29号「超インフレ経済
下における財務報告」(以下、IAS第29号)に定められる要件に従い、会計上の調整を加えておりますが、為
替一定ベースの自社たばこ製品売上収益及び調整後営業利益にはIAS第29号の影響は含めておりません。
(自社たばこ製品売上収益について)
たばこ事業においては、自社たばこ製品に係る売上収益を開示しております。具体的には、国内たばこ事業に
おいては、国内免税市場及び当社の中国事業部管轄の中国・香港・マカオ市場における売上収益並びにRRP・リ
トルシガー等に係る売上収益が含まれていますが、輸入たばこ配送手数料等に係る売上収益は含まれておりませ
ん。また、海外たばこ事業においては、水たばこ製品及びRRPに係る売上収益が含まれていますが、物流事業及
び製造受託等に係る売上収益は含まれておりません。また、為替一定ベースのドルベースの自社たばこ製品売上
収益の成長率も追加的に開示しております。
3/49
EDINET提出書類
日本たばこ産業株式会社(E00492)
四半期報告書
(RRPについて)
RRPは、加熱式たばこ及びE-Vapor製品等、喫煙に伴う健康リスクを低減させる可能性のある製品(Reduced-
Risk Products, RRP)を指しております。
加熱式たばこは、たばこ葉を使用し、たばこ葉を燃焼させずに、加熱等によって発生するたばこベイパー(た
ばこ葉由来の成分を含む蒸気)を愉しむ製品です。
一方、E-Vapor製品は、たばこ葉を使用せず、装置内もしくは専用カートリッジ内のリキッド(液体)を電気
加熱させ、発生するベイパー(蒸気)を愉しむ製品です。
当社グループは、たばこ事業の将来に亘る持続的な成長のため、イノベーティブな製品の開発等に取り組んで
おります。
経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容は以下のとおりです。
(1)経営成績の状況
① 全社実績
(単位:億円)
2020年12月期 2021年12月期
第2四半期 第2四半期 増減率
連結累計期間 連結累計期間
売上収益 10,302 11,445 11.1%
調整後営業利益 2,876 3,582 24.5%
営業利益 2,520 3,221 27.8%
四半期利益(親会社所有者帰属) 1,725 2,252 30.5%
<売上収益>
売上収益は、医薬事業及び加工食品事業で減収となったものの、国内たばこ事業及び海外たばこ事業での増収
により、前年同期比11.1%増の1兆1,445億円となりました。なお、新型コロナウイルス感染拡大の影響によ
り、各国では渡航制限が継続しており、たばこ事業においては免税販売の減少が発生している一方、海外たばこ
事業においては一部高単価市場での内需の増加が発生しています。また、加工食品事業においては、前年度に比
べ回復傾向にはあるものの、外出自粛の影響により、冷食・常温事業の外食向け製品の販売減少が発生していま
す。一方で、同様の要因により、家庭用製品の販売増加が発生しています。
<調整後営業利益>
為替一定ベースの調整後営業利益は、医薬事業で減少したものの、国内たばこ事業、海外たばこ事業及び加工
食品事業での増加により、前年同期比26.9%増となりました。為替影響を含めた調整後営業利益は、海外たばこ
事業においてネガティブな為替影響を受けたものの、前年同期比24.5%増の3,582億円となりました。
<営業利益>
営業利益は、調整後営業利益の増益等により、前年同期比27.8%増の3,221億円となりました。
<親会社の所有者に帰属する四半期利益>
親会社の所有者に帰属する四半期利益は、営業利益の増益及び金融損益の改善等により、前年同期比30.5%増
の2,252億円となりました。
4/49
EDINET提出書類
日本たばこ産業株式会社(E00492)
四半期報告書
② セグメント別実績
〔国内たばこ事業〕
(単位:億本、億円)
2020年12月期 2021年12月期
国内たばこ事業 第2四半期 第2四半期 増減率
連結累計期間 連結累計期間
紙巻総需要
570 519 △8.9%
(注1)
紙巻販売数量
342 309 △9.5%
(注2)
RRP総需要
192 217 13.4%
(注3)
RRP販売数量
18 21 17.7%
(注4)
自社たばこ製品売上収益 2,488 2,564 3.0%
調整後営業利益 818 1,013 23.8%
<紙巻販売数量及びRRP販売数量>
紙巻総需要は、趨勢減に加え、RRP市場の拡大、定価改定の影響等により、前年同期比8.9%減の519億本とな
りました。当社の紙巻販売数量は、紙巻総需要減少に加え、紙巻シェアの減少により前年同期比9.5%減の309億
本となりました。紙巻シェアは、RRPへの移行及びダウントレードによる低価格帯での競争激化により、前年同
期比0.4%ポイント減の59.5%となりました。
RRP総需要は、前年同期比13.4%増の217億本となり、市場占有率は29.5%となりました。当社のRRP販売数量
は、RRP総需要の増加に加え、RRP新商品の投入により、前年同期比17.7%増の21億本となり、RRPカテゴリーに
占める当社のシェアは9.8%となりました。
紙巻たばこ及びRRPを合わせた総需要、当社の販売数量及び当社のシェアは、それぞれ前年同期比3.3%減の
736億本、8.2%減の330億本、2.4%ポイント減の44.9%となりました。
<自社たばこ製品売上収益及び調整後営業利益>
自社たばこ製品売上収益は、紙巻販売数量の減少影響や国内免税の販売減少影響等があったものの、紙巻単価
上昇効果及びRRP関連売上収益 の増加により、前年同期比3.0%増となりました。RRP関連売上収益は、
(注4)
RRP販売数量の増加により、前年同期比34億円増の293億円となっています。
調整後営業利益は、自社たばこ製品売上収益の増加に加え、紙巻単価上昇効果及び販促費の減少等により、前
年同期比23.8%増となりました。
(注1)紙巻総需要は、日本市場全体における紙巻たばこの販売数量を指しております。なお、当該数値にはリ
トルシガーを含み、RRPは含まれておりません。
(注2)当該数値の他に、国内免税市場及び当社の中国事業部管轄の中国・香港・マカオ市場の当第2四半期連
結累計期間における販売数量9億本(前年同期の当該数量9億本)があります。なお、当該数値にはリ
トルシガーを含み、RRPは含まれておりません。
(注3)RRP総需要は、日本市場全体におけるRRPの販売数量(1パック当たり紙巻たばこ20本として換算)を指
しております。なお、当該数値にはデバイス/関連アクセサリー等は含まれておりません。
(注4)RRP販売数量には国内免税市場における販売数量は含まれておりません。なお、RRP関連売上収益には国
内免税市場における売上収益及びデバイス・関連アクセサリー等に係る売上収益が含まれております。
(注5)総需要及びシェアは当社推計値です。
5/49
EDINET提出書類
日本たばこ産業株式会社(E00492)
四半期報告書
〔海外たばこ事業〕
(単位:億本、億円)
2020年12月期 2021年12月期
海外たばこ事業 第2四半期 第2四半期 増減率
連結累計期間 連結累計期間
総販売数量
2,119 2,289 8.0%
(注6)
GFB販売数量
1,363 1,535 12.6%
(注7)
自社たばこ製品売上収益 6,261 7,363 17.6%
調整後営業利益 2,143 2,702 26.1%
(単位:百万ドル)
2020年12月期 2021年12月期
海外たばこ事業
第2四半期 第2四半期 増減率
(参考:ドルベース)
連結累計期間 連結累計期間
17.9%
自社たばこ製品売上収益 5,784 6,818
(14.5%)
26.5%
調整後営業利益 1,980 2,505
(29.2%)
※()内は、為替一定ドルベース 前年同期比増減率
<販売数量及び市場シェア>
総販売数量は、複数市場におけるシェアの伸長、ロシア等におけるポジティブな流通在庫調整影響及び新型コ
ロナウイルス感染拡大に伴う渡航制限による一部高単価市場での内需の増加等により、前年同期比8.0%増の
2,289億本となりました。ポジティブに作用した流通在庫調整影響を除いた総販売数量は、前年同期比7.1%増と
なりました。市場シェアは主要市場である、イタリア・英国・スペイン・台湾・トルコ・フランス等の様々な市
場で継続的に伸長しました。
GFB販売数量は、ウィンストン(+12.0%)・キャメル(+24.6%)・メビウス(+5.4%)・LD(+3.4%)
と全てのGFBの力強い成長により、前年同期比12.6%増の1,535億本となりました。
<自社たばこ製品売上収益及び調整後営業利益>
自社たばこ製品売上収益及び調整後営業利益は、ポジティブな単価上昇効果及び数量効果により、それぞれ前
年同期比17.6%増、26.1%増となりました。
為替影響を含めたドルベースの自社たばこ製品売上収益は、トルコ・ロシア等における単価上昇効果及び数量
効果により、前年同期比17.9%増となりました。為替一定ベースでは、前年同期比14.5%増となりました。
為替影響を含めたドルベースの調整後営業利益は、IRR及びRUB等の下落によるネガティブな為替影響及びRRP
への投資の増加等があったものの、単価上昇効果及び数量効果等により、前年同期比26.5%増となりました。為
替一定ベースでは、前年同期比29.2%増となりました。
6/49
EDINET提出書類
日本たばこ産業株式会社(E00492)
四半期報告書
〔海外たばこ事業 地域別内訳〕
(注8)
海外たばこ事業における各地域の実績は以下のとおりです。
(単位:億本、億円、百万ドル)
2020年12月期 2021年12月期
第2四半期 第2四半期 増減率
連結累計期間 連結累計期間
South and West Europe
総販売数量
340 367 8.0%
(注6)
GFB販売数量
283 313 10.4%
(注7)
自社たばこ製品売上収益 1,125 1,309 16.4%
自社たばこ製品売上収益 16.9%
1,039 1,214
(参考:ドルベース) (7.2%)
North and Central Europe
総販売数量
298 334 12.1%
(注6)
GFB販売数量
155 184 19.2%
(注7)
自社たばこ製品売上収益 1,251 1,564 25.0%
自社たばこ製品売上収益 25.3%
1,156 1,449
(参考:ドルベース) (14.0%)
CIS+
総販売数量
588 621 5.7%
(注6)
GFB販売数量
399 441 10.5%
(注7)
自社たばこ製品売上収益 1,462 1,630 11.5%
自社たばこ製品売上収益 11.8%
1,351 1,511
(参考:ドルベース) (16.6%)
Rest-of-the-World
総販売数量
893 966 8.2%
(注6)
GFB販売数量
526 597 13.5%
(注7)
自社たばこ製品売上収益 2,423 2,860 18.0%
自社たばこ製品売上収益 18.2%
2,238 2,645
(参考:ドルベース) (16.9%)
※()内は、為替一定ドルベース 前年同期比増減率
(注6)製造受託、水たばこ製品及びE-Vapor製品を除き、Fine cut tobacco、シガー、パイプ、スヌース、ク
レテック及び加熱式たばこを含めております。
(注7)当社グループのブランドポートフォリオの中核を担う「ウィンストン」「キャメル」「メビウス」
「LD」の4ブランドをGFB(グローバル・フラッグシップ・ブランド)としております。
(注8)当社グループの海外たばこ事業をより深く理解していただくために、当該セグメントを4地域(South
and West Europe、North and Central Europe、CIS+、Rest-of-the-World)に区分けしております。
South and West Europeにはフランス、イタリア、スペイン等、North and Central Europeにはドイ
ツ、英国等、CIS+にはルーマニア、ロシア等、Rest-of-the-Worldにはイラン、台湾、トルコ等を含ん
でおります。
7/49
EDINET提出書類
日本たばこ産業株式会社(E00492)
四半期報告書
(注9)
※ 米国ドルに対する為替レートは、以下のとおりです。
2020年12月期 2021年12月期
為替レート 第2四半期 第2四半期 増減 増減率
連結累計期間 連結累計期間
USD/円 108.23 107.82 △0.41 0.4%高
USD/RUB 69.24 74.28 5.04 6.8%安
USD/GBP 0.79 0.72 △0.07 10.2%高
USD/EUR 0.91 0.83 △0.08 9.4%高
USD/CHF 0.97 0.91 △0.06 6.4%高
USD/TWD 30.01 28.03 △1.98 7.1%高
USD/TRY 6.48 7.87 1.39 17.7%安
USD/IRR 139,706
(注9)IAS第29号に従い、超インフレ経済下にある子会社の財務諸表をUSDへ換算する際には、2021年6月末時
点のレートを適用しております。また、USDから日本円へ換算する際も、2021年6月末時点のレートを
適用しております。(USD/IRR:217,892、USD/円:110.58)
〔医薬事業〕
(単位:億円)
2020年12月期 2021年12月期
医薬事業 第2四半期 第2四半期 増減率
連結累計期間 連結累計期間
売上収益 373 371 △0.6%
調整後営業利益 79 36 △55.2%
<売上収益及び調整後営業利益>
売上収益は、当社連結子会社である鳥居薬品株式会社が増収となったものの、海外ロイヤリティ収入の減少等
により、前年同期比0.6%減となりました。
調整後営業利益は、導入品開発中止による除却損の計上及び鳥居薬品の減益等により、前年同期比55.2%減と
なりました。
〔加工食品事業〕
(単位:億円)
2020年12月期 2021年12月期
加工食品事業 第2四半期 第2四半期 増減率
連結累計期間 連結累計期間
売上収益 718 704 △1.9%
調整後営業利益 3 15 316.9%
<売上収益及び調整後営業利益>
売上収益は、新型コロナウイルス感染拡大の影響により低調であった冷食・常温事業の外食向け製品が回復傾
向にはあるものの、前年同期に一時的に増加した同事業の家庭用製品の需要が相対的に減少したこと等により、
前年同期比1.9%減となりました。
調整後営業利益は、前事業年度に計上したベーカリー事業における工場・店舗等の減損損失に伴う当事業年度
の償却費減少等により、前年同期比316.9%増となりました。
8/49
EDINET提出書類
日本たばこ産業株式会社(E00492)
四半期報告書
(2)財政状態及びキャッシュ・フローの状況
① 財政状態の状況
〔資産〕
当第2四半期連結会計期間末現在の資産合計は、前年度末に比べ1,575億円増加し、5兆5,389億円となりま
した。これは、為替影響によるのれんの増加があったこと等によるものです。
〔負債〕
当第2四半期連結会計期間末現在の負債合計は、前年度末に比べ1,058億円減少し、2兆6,760億円となりま
した。これは、短期借入金の増加があったものの、社債の償還に加え、営業債務及びその他の債務の減少等が
あったこと等によるものです。
〔資本〕
当第2四半期連結会計期間末現在の資本合計は、前年度末に比べ2,633億円増加し、2兆8,628億円となりま
した。これは、在外営業活動体の換算差額の増加に加え、親会社の所有者に帰属する四半期利益の計上による
利益剰余金の増加があったこと等によるものです。
② キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結会計期間末現在の現金及び現金同等物は、前年度末に比べ581億円増加し、4,807億円とな
りました(前年同期末残高4,077億円)。
〔営業活動によるキャッシュ・フロー〕
当第2四半期連結累計期間の営業活動によるキャッシュ・フローは、1,749億円の収入(前年同期は1,266億
円の収入)となりました。これは、国内外におけるたばこ税及び法人税の支払い、営業債務及びその他の債務
の支払いがあったものの、主にたばこ事業による安定したキャッシュ・フローの創出があったこと等によるも
のです。
なお、当第2四半期連結累計期間における国内のたばこ税の支払額については、前年度末が金融機関の休日
であった影響から7ヶ月分となっております。
〔投資活動によるキャッシュ・フロー〕
当第2四半期連結累計期間の投資活動によるキャッシュ・フローは、465億円の支出(前年同期は279億円の
支出)となりました。これは、有形固定資産及び無形資産の取得による支出があったこと等によるものです。
〔財務活動によるキャッシュ・フロー〕
当第2四半期連結累計期間の財務活動によるキャッシュ・フローは、2,127億円の支出(前年同期は250億円
の支出)となりました。これは、短期借入金による収入があった一方で、配当金の支払いがあったこと等によ
るものです。
(3)経営方針・経営戦略等
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について前事業年度の有
価証券報告書に記載した内容から重要な変更はありません。
(4)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について前事業年度の有価証券報告書に記
載した内容から重要な変更はありません。
(5)研究開発活動
当第2四半期連結累計期間における当社グループ全体の研究開発費は、316億円です。
当第2四半期連結累計期間において、前事業年度の有価証券報告書に記載した当社グループの研究開発活動の状
況に重要な変更はありません。
9/49
EDINET提出書類
日本たばこ産業株式会社(E00492)
四半期報告書
(6)設備の新設、除却等の計画
前連結会計年度末における当連結会計年度1年間の設備投資計画(新設・拡充)は1,475億円としておりました
が、当第2四半期連結会計期間末において1,320億円に変更しております。
なお、セグメント毎の設備投資の主な内容・目的について前事業年度の有価証券報告書に記載した内容から重要
な変更はありません。
(7)資本の財源及び資金の流動性についての分析
① 資金需要
設備投資、運転資金、外部資源の獲得、借入の返済及び利息の支払い、配当金の支払い、自己株式の取得並び
に法人税の支払い等に資金を充当しております。
② 資金の源泉
主として営業活動によるキャッシュ・フロー、金融機関からの借入、社債及びコマーシャル・ペーパーの発行
により、必要とする資金を調達しております。
<キャッシュ・フロー>
「(2)財政状態及びキャッシュ・フローの状況 ②キャッシュ・フローの状況」をご参照ください。
<有利子負債>
(長期負債)
社債(1年内償還予定を含む)は、前年度末現在7,023億円、当第2四半期連結会計期間末現在6,515億円、
金融機関からの長期借入金(1年内返済予定を含む)は、前年度末現在2,050億円、当第2四半期連結会計期
間末現在2,094億円です。
(短期負債)
金融機関からの短期借入金は、前年度末現在516億円、当第2四半期連結会計期間末現在661億円です。コ
マーシャル・ペーパーの発行残高は、それぞれありません。
③ 流動性
当社グループは、従来から営業活動により多額のキャッシュ・フローを得ており、今後も引き続き資金源に
なると見込んでおります。営業活動によるキャッシュ・フローは今後も安定的で、通常の事業活動における必
要資金はまかなえると予想しております。また、当第2四半期連結会計期間末現在、国内・海外の主要な金融
機関からのコミットメント融資枠があります。更に、コマーシャル・ペーパープログラム、アンコミットメン
トベースの融資枠、国内社債発行登録枠及びユーロMTNプログラム等があります。
3【経営上の重要な契約等】
当第2四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。
10/49
EDINET提出書類
日本たばこ産業株式会社(E00492)
四半期報告書
第3【提出会社の状況】
1【株式等の状況】
(1)【株式の総数等】
①【株式の総数】
種類 発行可能株式総数(株)
普通株式 8,000,000,000
計 8,000,000,000
②【発行済株式】
第2四半期会計期間末現在 上場金融商品取引所名
提出日現在発行数(株)
種類 発行数(株) 又は登録認可金融商品 内容
(2021年7月30日)
(2021年6月30日) 取引業協会名
東京証券取引所
2,000,000,000 2,000,000,000 (注)2
普通株式
(市場第一部)
2,000,000,000 2,000,000,000
計 - -
(注)1.当社の株式は、日本たばこ産業株式会社法第2条の規定により、当社が発行している株式(株主総会において
決議することができる事項の全部について議決権を行使することができないものと定められた種類の株式を除
く)の総数の3分の1を超える株式を政府が保有することとされております。
2.権利内容に何ら限定のない当社における標準となる株式であり、単元株式数は100株です。
(2)【新株予約権等の状況】
①【ストックオプション制度の内容】
該当事項はありません。
②【その他の新株予約権等の状況】
該当事項はありません。
(3)【行使価額修正条項付新株予約権付社債券等の行使状況等】
該当事項はありません。
(4)【発行済株式総数、資本金等の推移】
発行済株式 発行済株式 資本金 資本金 資本準備金 資本準備金
年月日 総数増減数 総数残高 増減額 残高 増減額 残高
(千株) (千株) (百万円) (百万円) (百万円) (百万円)
2021年4月1日~
- 2,000,000 - 100,000 - 736,400
2021年6月30日
11/49
EDINET提出書類
日本たばこ産業株式会社(E00492)
四半期報告書
(5)【大株主の状況】
(2021年6月30日現在)
発行済株式
(自己株式
を除く。)
所有株式数
氏名又は名称 住所 の総数に対
(株)
する所有株
式数の割合
(%)
666,925,200 37.58
財務大臣 東京都千代田区霞が関三丁目1番1号
日本マスタートラスト信託銀行株式会社
93,806,700 5.29
東京都港区浜松町二丁目11番3号
(信託口)
42,341,000 2.39
SMBC日興証券株式会社 東京都千代田区丸の内三丁目3番1号
株式会社日本カストディ銀行(信託口) 41,760,300 2.35
東京都中央区晴海一丁目8番12号
みずほ信託銀行株式会社退職給付信託 みずほ
23,660,000 1.33
銀行口 再信託受託者 株式会社日本カスト 東京都中央区晴海一丁目8番12号
ディ銀行
1776 HERITAGE DRIVE NORTH QUINCY,
STATE STREET BANK WEST CLIENT -
MA 02171, U.S.A.
20,701,241 1.17
TREATY 505234
(東京都港区港南二丁目15番1号
(常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部)
品川インターシティA棟)
東京都中央区日本橋茅場町一丁目2番
19,455,800 1.10
日本証券金融株式会社
10号
東京都港区六本木六丁目10番1号
18,492,000 1.04
バークレイズ証券株式会社
六本木ヒルズ森タワー31階
株式会社日本カストディ銀行(信託口5) 16,773,700 0.95
東京都中央区晴海一丁目8番12号
16,758,802 0.94
三菱UFJモルガン・スタンレー証券株式会社 東京都千代田区大手町一丁目9番2号
960,674,743 54.14
計 -
(注)上記のほか、自己株式が225,479,825株あります。
12/49
EDINET提出書類
日本たばこ産業株式会社(E00492)
四半期報告書
(6)【議決権の状況】
①【発行済株式】
(2021年6月30日現在)
区分 株式数(株) 議決権の数(個) 内容
無議決権株式 - - -
議決権制限株式(自己株式等) - - -
議決権制限株式(その他) - - -
225,479,800 (注)2
完全議決権株式(自己株式等) 普通株式 -
1,773,973,500 17,739,735 (注)2
完全議決権株式(その他) 普通株式
546,700 (注)3
単元未満株式 普通株式 -
2,000,000,000
発行済株式総数 - -
17,739,735
総株主の議決権 - -
(注)1.「完全議決権株式(その他)」の欄には、証券保管振替機構名義の株式が33,600株含まれております。また、
「議決権の数」の欄には、同機構名義の完全議決権株式に係る議決権の数336個が含まれております。
2.権利内容に何ら限定のない当社における標準となる株式であり、単元株式数は100株です。
3.自己株式が25株含まれております。
②【自己株式等】
(2021年6月30日現在)
発行済株式総数に
自己名義所有 他人名義所有 所有株式数の
所有者の氏名又は名称 所有者の住所 対する所有株式数
株式数(株) 株式数(株) 合計(株)
の割合(%)
東京都港区虎ノ門四丁目
225,479,800 225,479,800 11.28
日本たばこ産業株式会社 -
1番1号
225,479,800 225,479,800 11.28
計 - -
(注)2021年4月30日開催の当社取締役会において決議した譲渡制限付株式報酬としての自己株式の処分に基づき、5月
25日に自己株式238,400株の処分を実施しております。
2【役員の状況】
前事業年度の有価証券報告書の提出後、当第2四半期累計期間において、役員の異動はありません。
13/49
EDINET提出書類
日本たばこ産業株式会社(E00492)
四半期報告書
第4【経理の状況】
1.要約四半期連結財務諸表の作成方法について
当社の要約四半期連結財務諸表は、「四半期連結財務諸表の用語、様式及び作成方法に関する規則」(平成19年内
閣府令第64号。以下、四半期連結財務諸表規則)第93条の規定により、国際会計基準第34号「期中財務報告」(以
下、IAS第34号)に準拠して作成しております。
また、要約四半期連結財務諸表は、百万円未満を四捨五入して記載しております。
2.監査証明について
当社は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づき、第2四半期連結会計期間(2021年4月1日から2021
年6月30日まで)及び第2四半期連結累計期間(2021年1月1日から2021年6月30日まで)に係る要約四半期連結財
務諸表について、有限責任監査法人トーマツによる四半期レビューを受けております。
14/49
EDINET提出書類
日本たばこ産業株式会社(E00492)
四半期報告書
1【要約四半期連結財務諸表】
(1)【要約四半期連結財政状態計算書】
前年度 当第2四半期
(2020年12月31日) (2021年6月30日)
注記
百万円 百万円
資産
流動資産
538,844 480,706
現金及び現金同等物 6
412,144 464,580
営業債権及びその他の債権
539,762 549,818
棚卸資産
18,828 20,581
その他の金融資産
493,992 542,756
その他の流動資産
2,003,570 2,058,441
小計
348 758
売却目的で保有する非流動資産
流動資産合計 2,003,919 2,059,199
非流動資産
759,290 763,185
有形固定資産 7
1,909,392 2,028,153
のれん 7
363,604 345,895
無形資産 7
4,744 4,061
投資不動産
70,528 77,451
退職給付に係る資産
40,230 44,246
持分法で会計処理されている投資
107,143 103,425
その他の金融資産
122,534 113,271
繰延税金資産
非流動資産合計 3,377,464 3,479,686
5,381,382 5,538,885
資産合計
15/49
EDINET提出書類
日本たばこ産業株式会社(E00492)
四半期報告書
前年度 当第2四半期
(2020年12月31日) (2021年6月30日)
注記
百万円 百万円
負債及び資本
負債
流動負債
436,540 388,670
営業債務及びその他の債務
141,469 78,824
社債及び借入金
46,462 43,384
未払法人所得税等
27,588 30,919
その他の金融負債
19,420 25,782
引当金
652,314 633,533
その他の流動負債
流動負債合計 1,323,793 1,201,112
非流動負債
817,412 848,150
社債及び借入金
50,164 48,556
その他の金融負債
331,752 318,078
退職給付に係る負債
31,338 25,212
引当金
162,982 159,048
その他の非流動負債
64,447 75,891
繰延税金負債
非流動負債合計 1,458,095 1,474,935
負債合計 2,781,888 2,676,047
資本
100,000 100,000
資本金
736,400 736,400
資本剰余金
自己株式 ( 491,507 ) ( 490,909 )
その他の資本の構成要素 ( 605,776 ) ( 443,152 )
2,783,718 2,883,751
利益剰余金
親会社の所有者に帰属する持分 2,522,834 2,786,090
76,660 76,749
非支配持分
資本合計 2,599,495 2,862,838
5,381,382 5,538,885
負債及び資本合計
16/49
EDINET提出書類
日本たばこ産業株式会社(E00492)
四半期報告書
(2)【要約四半期連結損益計算書】
(第2四半期累計期間)
前第2四半期 当第2四半期
(自 2020年1月1日 (自 2021年1月1日
至 2020年6月30日) 至 2021年6月30日)
注記
百万円 百万円
1,030,218 1,144,539
売上収益 5,9
( 436,451 ) ( 455,423 )
売上原価
593,767 689,116
売上総利益
4,005 5,321
その他の営業収益 10
1,613 1,651
持分法による投資利益
( 347,396 ) ( 374,004 )
販売費及び一般管理費等 11
営業利益 5 251,989 322,084
3,739 6,915
金融収益 12
( 29,766 ) ( 14,904 )
金融費用 12
225,961 314,095
税引前四半期利益
( 52,607 ) ( 88,155 )
法人所得税費用
173,354 225,940
四半期利益
四半期利益の帰属
172,495 225,190
親会社の所有者
859 750
非支配持分
173,354 225,940
四半期利益
1株当たり四半期利益
97.23 126.92
基本的1株当たり四半期利益(円) 14
97.19 126.86
希薄化後1株当たり四半期利益(円) 14
営業利益から調整後営業利益への調整表
前第2四半期 当第2四半期
(自 2020年1月1日 (自 2021年1月1日
至 2020年6月30日) 至 2021年6月30日)
注記
百万円 百万円
営業利益 251,989 322,084
買収に伴い生じた無形資産に係る償却費 32,644 33,745
調整項目(収益) (1,726) (3,227)
4,727 5,621
調整項目(費用)
287,634 358,223
調整後営業利益 5
17/49
EDINET提出書類
日本たばこ産業株式会社(E00492)
四半期報告書
(第2四半期会計期間)
前第2四半期 当第2四半期
(自 2020年4月1日 (自 2021年4月1日
至 2020年6月30日) 至 2021年6月30日)
注記
百万円 百万円
510,598 597,173
売上収益 5
( 215,320 ) ( 238,821 )
売上原価
売上総利益 295,278 358,352
974 2,912
その他の営業収益
992 1,093
持分法による投資利益
( 174,209 ) ( 200,401 )
販売費及び一般管理費等
営業利益 5 123,035 161,955
2,138 3,376
金融収益
( 14,315 ) ( 7,579 )
金融費用
税引前四半期利益 110,859 157,753
( 24,386 ) ( 45,852 )
法人所得税費用
86,473 111,901
四半期利益
四半期利益の帰属
86,122 111,404
親会社の所有者
351 497
非支配持分
86,473 111,901
四半期利益
1株当たり四半期利益
48.54 62.78
基本的1株当たり四半期利益(円) 14
48.52 62.76
希薄化後1株当たり四半期利益(円) 14
営業利益から調整後営業利益への調整表
前第2四半期 当第2四半期
(自 2020年4月1日 (自 2021年4月1日
至 2020年6月30日) 至 2021年6月30日)
注記
百万円 百万円
営業利益 123,035 161,955
買収に伴い生じた無形資産に係る償却費 15,585 17,475
調整項目(収益) (405) (1,898)
2,553 2,600
調整項目(費用)
140,768 180,132
調整後営業利益 5
18/49
EDINET提出書類
日本たばこ産業株式会社(E00492)
四半期報告書
(3)【要約四半期連結包括利益計算書】
(第2四半期累計期間)
前第2四半期 当第2四半期
(自 2020年1月1日 (自 2021年1月1日
至 2020年6月30日) 至 2021年6月30日)
注記
百万円 百万円
173,354 225,940
四半期利益
その他の包括利益
純損益に振り替えられない項目
その他の包括利益を通じて測定する金融資産の
1,455
( 3,195 )
公正価値の純変動
11,793
( 48 )
確定給付型退職給付制度の再測定額 13
純損益に振り替えられない項目の合計 13,248
( 3,243 )
後に純損益に振り替えられる可能性のある項目
161,946
在外営業活動体の換算差額 ( 151,822 )
キャッシュ・フロー・ヘッジの公正価値の変動額の
55
( 246 )
有効部分
後に純損益に振り替えられる可能性のある項目の合計 161,701
( 151,766 )
174,949
( 155,009 )
税引後その他の包括利益
18,345 400,888
四半期包括利益
四半期包括利益の帰属
17,987 399,788
親会社の所有者
358 1,100
非支配持分
18,345 400,888
四半期包括利益
19/49
EDINET提出書類
日本たばこ産業株式会社(E00492)
四半期報告書
(第2四半期会計期間)
前第2四半期 当第2四半期
(自 2020年4月1日 (自 2021年4月1日
至 2020年6月30日) 至 2021年6月30日)
注記
百万円 百万円
86,473 111,901
四半期利益
その他の包括利益
純損益に振り替えられない項目
その他の包括利益を通じて測定する金融資産の
774 457
公正価値の純変動
( 48 ) -
確定給付型退職給付制度の再測定額
725 457
純損益に振り替えられない項目の合計
後に純損益に振り替えられる可能性のある項目
34,571 45,330
在外営業活動体の換算差額
キャッシュ・フロー・ヘッジの公正価値の変動額の
66 74
有効部分
後に純損益に振り替えられる可能性のある項目の合計 34,637 45,404
35,362 45,861
税引後その他の包括利益
121,834 157,762
四半期包括利益
四半期包括利益の帰属
121,713 157,348
親会社の所有者
121 414
非支配持分
121,834 157,762
四半期包括利益
20/49
EDINET提出書類
日本たばこ産業株式会社(E00492)
四半期報告書
(4)【要約四半期連結持分変動計算書】
親会社の所有者に帰属する持分
その他の資本の構成要素
キャッシュ・ その他の包括
資本金 資本剰余金 自己株式
フロー・ヘッ 利益を通じて
在外営業活動
新株予約権 ジの公正価値 測定する金融
体の換算差額
の変動額の有 資産の公正価
効部分 値の純変動
注記
百万円 百万円 百万円 百万円 百万円 百万円 百万円
2020年1月1日 残高 100,000 736,400 (492,469 ) 1,556 (444,366 ) (132 ) 11,201
四半期利益
- - - - - - -
- - - - (151,428 ) 55 (3,109 )
その他の包括利益
四半期包括利益
- - - - (151,428 ) 55 (3,109 )
自己株式の取得 - - (0) - - - -
自己株式の処分 - - 957 (328 ) - - -
株式に基づく報酬取引
- - - 30 - - -
配当金
8 - - - - - - -
支配の喪失とならない子
会社に対する所有者持分
- - - - - - -
の変動
その他の資本の構成要素
- - - - - - (367 )
から利益剰余金への振替
- - - - - (17 ) -
その他の増減
所有者との取引額等合計
- - 956 (298 ) - (17 ) (367 )
100,000 736,400 (491,513 ) 1,258 (595,794 ) (94 ) 7,725
2020年6月30日 残高
21/49
EDINET提出書類
日本たばこ産業株式会社(E00492)
四半期報告書
親会社の所有者に帰属する持分
その他の資本の構成要素
非支配持分 資本合計
利益剰余金 合計
確定給付型退
職給付制度の 合計
再測定額
注記
百万円 百万円 百万円 百万円 百万円 百万円
2020年1月1日 残高 - (431,741 ) 2,750,506 2,662,696 80,916 2,743,611
四半期利益
- - 172,495 172,495 859 173,354
(27 ) (154,509 ) - (154,509 ) (501 ) (155,009 )
その他の包括利益
四半期包括利益
(27 ) (154,509 ) 172,495 17,987 358 18,345
自己株式の取得 - - - (0) - (0)
自己株式の処分 - (328 ) (628 ) 0 - 0
株式に基づく報酬取引
- 30 229 259 35 294
配当金
8 - - (136,583 ) (136,583 ) (612 ) (137,195 )
支配の喪失とならない子
会社に対する所有者持分
- - 364 364 (1,387 ) (1,023 )
の変動
その他の資本の構成要素
27 (340 ) 340 - - -
から利益剰余金への振替
- (17 ) - (17 ) - (17 )
その他の増減
所有者との取引額等合計
27 (656 ) (136,278 ) (135,977 ) (1,964 ) (137,940 )
- (586,905 ) 2,786,723 2,544,705 79,310 2,624,016
2020年6月30日 残高
22/49
EDINET提出書類
日本たばこ産業株式会社(E00492)
四半期報告書
親会社の所有者に帰属する持分
その他の資本の構成要素
キャッシュ・ その他の包括
資本金 資本剰余金 自己株式
フロー・ヘッ 利益を通じて
在外営業活動
新株予約権 ジの公正価値 測定する金融
体の換算差額
の変動額の有 資産の公正価
効部分 値の純変動
注記
百万円 百万円 百万円 百万円 百万円 百万円 百万円
2021年1月1日 残高 100,000 736,400 (491,507 ) 1,252 (614,374 ) 122 7,224
四半期利益
- - - - - - -
- - - - 161,567 (246 ) 1,494
その他の包括利益
四半期包括利益
- - - - 161,567 (246 ) 1,494
自己株式の取得 - - (0) - - - -
自己株式の処分 - - 599 (44 ) - - -
株式に基づく報酬取引
- - - - - - -
配当金
8 - - - - - - -
支配の喪失とならない子
会社に対する所有者持分
- - - - - - -
の変動
その他の資本の構成要素
- - - - - - -
から利益剰余金への振替
- - - - - (148 ) -
その他の増減
所有者との取引額等合計
- - 598 (44 ) - (148 ) -
100,000 736,400 (490,909 ) 1,209 (452,808 ) (272 ) 8,718
2021年6月30日 残高
23/49
EDINET提出書類
日本たばこ産業株式会社(E00492)
四半期報告書
親会社の所有者に帰属する持分
その他の資本の構成要素
非支配持分 資本合計
利益剰余金 合計
確定給付型退
職給付制度の 合計
再測定額
注記
百万円 百万円 百万円 百万円 百万円 百万円
2021年1月1日 残高 - (605,776 ) 2,783,718 2,522,834 76,660 2,599,495
四半期利益
- - 225,190 225,190 750 225,940
11,783 174,598 - 174,598 351 174,949
その他の包括利益
四半期包括利益
11,783 174,598 225,190 399,788 1,100 400,888
自己株式の取得 - - - (0) - (0)
自己株式の処分 - (44 ) (555 ) 0 - 0
株式に基づく報酬取引
- - 234 234 33 267
配当金
8 - - (136,617 ) (136,617 ) (1,037 ) (137,654 )
支配の喪失とならない子
会社に対する所有者持分
- - (1) (1) (8) (9)
の変動
その他の資本の構成要素
(11,783 ) (11,783 ) 11,783 - - -
から利益剰余金への振替
- (148 ) - (148 ) - (148 )
その他の増減
所有者との取引額等合計
(11,783 ) (11,975 ) (125,157 ) (136,533 ) (1,012 ) (137,545 )
- (443,152 ) 2,883,751 2,786,090 76,749 2,862,838
2021年6月30日 残高
24/49
EDINET提出書類
日本たばこ産業株式会社(E00492)
四半期報告書
(5)【要約四半期連結キャッシュ・フロー計算書】
前第2四半期 当第2四半期
(自 2020年1月1日 (自 2021年1月1日
至 2020年6月30日) 至 2021年6月30日)
注記
百万円 百万円
営業活動によるキャッシュ・フロー
225,961 314,095
税引前四半期利益
90,901 91,715
減価償却費及び償却費
1,003 6,850
減損損失
受取利息及び受取配当金 ( 3,736 ) ( 5,257 )
11,281 11,628
支払利息
持分法による投資損益(益) ( 1,613 ) ( 1,651 )
66
有形固定資産、無形資産及び投資不動産除売却損益(益) ( 262 )
営業債権及びその他の債権の増減額(増加) ( 23,589 ) ( 37,621 )
3,061 18,002
棚卸資産の増減額(増加)
営業債務及びその他の債務の増減額(減少) ( 33,172 ) ( 51,156 )
退職給付に係る負債の増減額(減少) ( 10,855 ) ( 7,095 )
11,073
前払たばこ税の増減額(増加) ( 25,244 )
未払たばこ税等の増減額(減少) ( 72,046 ) ( 33,412 )
未払消費税等の増減額(減少) ( 2,417 ) ( 4,521 )
( 13,738 ) ( 28,558 )
その他
181,852 247,842
小計
6,071 5,445
利息及び配当金の受取額
利息の支払額 ( 8,682 ) ( 8,826 )
( 52,607 ) ( 69,588 )
法人所得税等の支払額
営業活動によるキャッシュ・フロー 126,634 174,872
投資活動によるキャッシュ・フロー
投資の取得による支出 ( 26,866 ) ( 13,624 )
28,509 9,813
投資の売却及び償還による収入
有形固定資産の取得による支出 ( 34,470 ) ( 38,383 )
1,500 742
投資不動産の売却による収入
無形資産の取得による支出 ( 14,834 ) ( 8,501 )
定期預金の預入による支出 ( 338 ) ( 550 )
209 450
定期預金の払出による収入
17,402 2,512
関連会社株式の売却による収入
1,005 1,083
その他
投資活動によるキャッシュ・フロー
( 27,883 ) ( 46,459 )
25/49
EDINET提出書類
日本たばこ産業株式会社(E00492)
四半期報告書
前第2四半期 当第2四半期
(自 2020年1月1日 (自 2021年1月1日
至 2020年6月30日) 至 2021年6月30日)
注記
百万円 百万円
財務活動によるキャッシュ・フロー
支払配当金 8 ( 136,537 ) ( 136,585 )
非支配持分への支払配当金 ( 830 ) ( 1,087 )
65 29
非支配持分からの払込みによる収入
23,183 14,182
短期借入金及びコマーシャル・ペーパーの増減額(減少)
98,888 3,295
長期借入による収入
長期借入金の返済による支出 ( 422 ) ( 416 )
社債の償還による支出 - ( 82,058 )
リース負債の返済による支出 ( 8,203 ) ( 10,040 )
自己株式の取得による支出 ( 0 ) ( 0 )
非支配持分からの子会社持分取得による支出 ( 1,121 ) ( 1 )
0 0
その他
財務活動によるキャッシュ・フロー
( 24,978 ) ( 212,681 )
現金及び現金同等物の増減額(減少) 73,773
( 84,268 )
357,158 538,844
現金及び現金同等物の期首残高
26,130
( 23,191 )
現金及び現金同等物に係る為替変動による影響
407,740 480,706
現金及び現金同等物の四半期末残高 6
26/49
EDINET提出書類
日本たばこ産業株式会社(E00492)
四半期報告書
【要約四半期連結財務諸表注記】
1.報告企業
日本たばこ産業株式会社(以下、当社)は、日本の会社法に従い、日本たばこ産業株式会社法に基づいて設立さ
れた株式会社であり、設立以来、日本に主な拠点を置いております。当社の登記されている本社及び主要な事業所
の住所は、ウェブサイト(https://www.jti.co.jp/)で開示しております。
当社及びその子会社(以下、当社グループ)の2021年6月30日に終了する第2四半期の要約四半期連結財務諸表
は、2021年7月30日に代表取締役社長 寺畠 正道によって承認されております。
2.作成の基礎
当社グループの要約四半期連結財務諸表は、四半期連結財務諸表規則第1条の2の「指定国際会計基準特定会
社」の要件を満たすことから、四半期連結財務諸表規則第93条の規定により、国際会計基準に準拠して作成してお
ります。
要約四半期連結財務諸表はIAS第34号に準拠して作成しており、年度の連結財務諸表で要求される全ての情報を
含んでおりません。要約四半期連結財務諸表は、2020年12月31日に終了した前年度の連結財務諸表と併せて利用さ
れるべきものです。
3.重要な会計方針
当社グループの要約四半期連結財務諸表において適用する重要な会計方針は、以下の項目を除き、前年度に係る
連結財務諸表において適用した会計方針と同一です。
なお、当第2四半期の法人所得税費用は、見積年次実効税率を基に算定しております。
(会計方針の変更)
当社グループが当第1四半期より適用している基準及び解釈指針は以下のとおりです。
IFRS 新設・改訂の概要
新型コロナウイルス感染症に関連した2021年6月30日以降の賃
IFRS第16号 リース
料減免の会計処理の改訂
上記のIFRS第16号を早期適用しております。
上記の基準等の適用が要約四半期連結財務諸表に与える重要な影響はありません。
なお、当年度の表示形式に合わせ、前年度の要約四半期連結財務諸表を一部組み替えて表示しております。
4.重要な会計上の見積り及び見積りを伴う判断
当社グループの要約四半期連結財務諸表は、収益及び費用、資産及び負債の測定並びに四半期決算日現在の偶発
事象の開示等に関する経営者の見積り及び仮定を含んでおります。これらの見積り及び仮定は過去の実績及び四半
期決算日において合理的であると考えられる様々な要因等を勘案した経営者の最善の判断に基づいております。し
かし、その性質上、将来において、これらの見積り及び仮定とは異なる結果となる可能性があります。
見積り及びその仮定は経営者により継続して見直されております。これらの見積り及び仮定の見直しによる影響
は、その見積り及び仮定を見直した期間及びそれ以降の期間において認識しております。
当社グループの要約四半期連結財務諸表で認識する金額に重要な影響を与える見積り及び仮定は、原則として前
年度と同様です。
なお、新型コロナウイルス感染拡大の影響により、各国では渡航制限が継続しており、たばこ事業においては免
税販売の減少が発生している一方、海外たばこ事業においては一部高単価市場での内需の増加が発生しています。
また、加工食品事業においては、前年度に比べ回復傾向にあるものの、外出自粛の影響により、冷食・常温事業の
外食向け製品の販売減少が発生しています。一方で、同様の要因により、家庭用製品の販売増加が発生していま
す。
当社グループは、新型コロナウイルス感染拡大による影響は2021年度以降も一定程度継続するものの、各国の経
済は緩やかに回復するものと想定しております。なお、現時点において会計上の見積り及び見積りを伴う判断に与
える重要な影響はありません。
27/49
EDINET提出書類
日本たばこ産業株式会社(E00492)
四半期報告書
5.事業セグメント
(1) 報告セグメントの概要
当社グループの報告セグメントは、当社グループの構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、取締
役会が経営資源の配分の決定及び業績の評価をするために、定期的に検討を行う対象となっている事業セグメント
を基礎に決定されております。
当社グループは主に製造たばこ、医薬品、加工食品を製造・販売しており、そのうち製造たばこについては、国
内と海外に分けて事業管理を行っております。従って当社グループは、製品の種類、性質、販売市場等から総合的
に区分されたセグメントから構成されており、「国内たばこ事業」、「海外たばこ事業」、「医薬事業」、「加工
食品事業」の4つを報告セグメントとしております。
「国内たばこ事業」は、国内(国内免税市場及び当社の中国事業部が管轄する中国、香港、マカオ市場を含みま
す)での製造たばこの製造・販売を行っております。「海外たばこ事業」は、製造・販売を統括するJT
International S.A.を中核として、海外での製造たばこの製造・販売を行っております。「医薬事業」は、医療用
医薬品の研究開発・製造・販売を行っております。「加工食品事業」は、冷凍・常温食品、調味料及びパン等の製
造・販売を行っております。
28/49
EDINET提出書類
日本たばこ産業株式会社(E00492)
四半期報告書
(2) セグメント収益及び業績
当社グループの報告セグメントによる収益及び業績は、以下のとおりです。取締役会は、収益と調整後営業利益
を検討のうえ、セグメント業績を評価し、経営資源の配分を決定しております。金融収益、金融費用、法人所得税
費用はグループ本社で管理されるため、これらの収益・費用はセグメントの業績から除外しております。なお、セ
グメント間の取引は概ね市場実勢価格に基づいております。
(第2四半期累計期間)
前第2四半期 (自 2020年1月1日 至 2020年6月30日)
報告セグメント
その他
消去 連結
(注2)
国内たばこ 海外たばこ 医薬 加工食品 計
百万円 百万円 百万円 百万円 百万円 百万円 百万円 百万円
売上収益
外部収益 267,732 651,930 37,272 71,840 1,028,773 1,445 - 1,030,218
3,773 12,146 - 0 15,919 2,748 (18,667 ) -
セグメント間収益
271,505 664,075 37,272 71,840 1,044,692 4,193 (18,667 ) 1,030,218
収益合計
セグメント損益
81,819 214,326 7,934 348 304,427 (16,822 ) 28 287,634
調整後営業利益(注1)
当第2四半期 (自 2021年1月1日 至 2021年6月30日)
報告セグメント
その他
消去 連結
(注2)
国内たばこ 海外たばこ 医薬 加工食品 計
百万円 百万円 百万円 百万円 百万円 百万円 百万円 百万円
売上収益
外部収益 275,287 760,857 37,051 70,446 1,143,641 898 - 1,144,539
3,911 10,328 - 0 14,239 2,626 (16,865 ) -
セグメント間収益
279,198 771,185 37,051 70,446 1,157,880 3,524 (16,865 ) 1,144,539
収益合計
セグメント損益
101,278 270,208 3,556 1,453 376,495 (18,662 ) 390 358,223
調整後営業利益(注1)
29/49
EDINET提出書類
日本たばこ産業株式会社(E00492)
四半期報告書
調整後営業利益から税引前四半期利益への調整表
前第2四半期 (自 2020年1月1日 至 2020年6月30日)
報告セグメント
その他
消去 連結
(注2)
国内たばこ 海外たばこ 医薬 加工食品 計
百万円 百万円 百万円 百万円 百万円 百万円 百万円 百万円
調整後営業利益(注1) 81,819 214,326 7,934 348 304,427 (16,822 ) 28 287,634
買収に伴い生じた無形
(8,122 ) (24,522 ) - - (32,644 ) - - (32,644 )
資産に係る償却費
調整項目(収益)(注3) - 288 150 - 438 1,288 - 1,726
- (2,794 ) (890 ) (0) (3,684 ) (1,043 ) - (4,727 )
調整項目(費用)(注4)
営業利益(損失)
73,696 187,299 7,194 348 268,537 (16,577 ) 28 251,989
金融収益 3,739
(29,766 )
金融費用
225,961
税引前四半期利益
当第2四半期 (自 2021年1月1日 至 2021年6月30日)
報告セグメント
その他
消去 連結
(注2)
国内たばこ 海外たばこ 医薬 加工食品 計
百万円 百万円 百万円 百万円 百万円 百万円 百万円 百万円
調整後営業利益(注1) 101,278 270,208 3,556 1,453 376,495 (18,662 ) 390 358,223
買収に伴い生じた無形
(8,122 ) (25,622 ) - - (33,745 ) - - (33,745 )
資産に係る償却費
調整項目(収益)(注3) - 2,896 200 129 3,225 2 - 3,227
(22 ) (4,128 ) 0 (1,112 ) (5,262 ) (359 ) - (5,621 )
調整項目(費用)(注4)
営業利益(損失)
93,134 243,353 3,756 469 340,713 (19,019 ) 390 322,084
金融収益 6,915
(14,904 )
金融費用
314,095
税引前四半期利益
30/49
EDINET提出書類
日本たばこ産業株式会社(E00492)
四半期報告書
(注1) 調整後営業利益は、営業利益(損失)から買収に伴い生じた無形資産に係る償却費、調整項目(収益及び費用)
を除外しております。
(注2) 「その他」には、不動産賃貸に係る事業活動等及び報告セグメントに帰属しない企業広報経費や本社コーポレー
ト部門運営費等の本社経費が含まれております。
(注3) 調整項目(収益)の主な内訳は、以下のとおりです。
前第2四半期 当第2四半期
(自 2020年1月1日 (自 2021年1月1日
至 2020年6月30日) 至 2021年6月30日)
百万円 百万円
リストラクチャリング収益 1,301 133
426 3,094
その他
1,726 3,227
調整項目(収益)
前第2四半期におけるリストラクチャリング収益は、主に不動産の処分に係る収益です。なお、リストラクチャリング
収益は「10.その他の営業収益」に内訳を記載しております。当第2四半期におけるその他の調整項目(収益)は、主に
前年度以前に売却した関連会社株式に係る収益です。
(注4) 調整項目(費用)の主な内訳は、以下のとおりです。
前第2四半期 当第2四半期
(自 2020年1月1日 (自 2021年1月1日
至 2020年6月30日) 至 2021年6月30日)
百万円 百万円
リストラクチャリング費用 2,996 5,394
1,731 227
その他
4,727 5,621
調整項目(費用)
当第2四半期におけるリストラクチャリング費用は、主に海外たばこ事業における一部マーケットの合理化に係る費用
です。リストラクチャリング費用は「売上原価」に当第2四半期5百万円、「販売費及び一般管理費等」に前第2四半期
2,996百万円、当第2四半期5,388百万円含まれております。なお、「販売費及び一般管理費等」に含まれるリストラク
チャリング費用は「11.販売費及び一般管理費等」に内訳を記載しております。
31/49
EDINET提出書類
日本たばこ産業株式会社(E00492)
四半期報告書
(第2四半期会計期間)
前第2四半期 (自 2020年4月1日 至 2020年6月30日)
報告セグメント
その他
消去 連結
(注2)
国内たばこ 海外たばこ 医薬 加工食品 計
百万円 百万円 百万円 百万円 百万円 百万円 百万円 百万円
売上収益
外部収益 132,624 325,769 16,544 35,091 510,029 569 - 510,598
2,035 5,395 - 0 7,430 1,340 (8,770 ) -
セグメント間収益
134,659 331,164 16,544 35,091 517,458 1,910 (8,770 ) 510,598
収益合計
セグメント損益
38,587 110,269 1,355 (70 ) 150,141 (9,292 ) (81 ) 140,768
調整後営業利益(注1)
当第2四半期 (自 2021年4月1日 至 2021年6月30日)
報告セグメント
その他
消去 連結
(注2)
国内たばこ 海外たばこ 医薬 加工食品 計
百万円 百万円 百万円 百万円 百万円 百万円 百万円 百万円
売上収益
外部収益 141,939 400,624 17,392 36,653 596,608 565 - 597,173
1,835 6,013 - 0 7,848 1,343 (9,191 ) -
セグメント間収益
143,774 406,638 17,392 36,653 604,456 1,908 (9,191 ) 597,173
収益合計
セグメント損益
53,257 136,562 (672 ) 1,127 190,274 (10,272 ) 130 180,132
調整後営業利益(注1)
32/49
EDINET提出書類
日本たばこ産業株式会社(E00492)
四半期報告書
調整後営業利益から税引前四半期利益への調整表
前第2四半期 (自 2020年4月1日 至 2020年6月30日)
報告セグメント
その他
消去 連結
(注2)
国内たばこ 海外たばこ 医薬 加工食品 計
百万円 百万円 百万円 百万円 百万円 百万円 百万円 百万円
調整後営業利益(注1) 38,587 110,269 1,355 (70 ) 150,141 (9,292 ) (81 ) 140,768
買収に伴い生じた無形
(4,061 ) (11,524 ) - - (15,585 ) - - (15,585 )
資産に係る償却費
調整項目(収益)(注3) - 255 150 - 405 1 - 405
- (1,386 ) (884 ) (0) (2,270 ) (283 ) - (2,553 )
調整項目(費用)(注4)
営業利益(損失)
34,525 97,614 621 (70 ) 132,690 (9,574 ) (81 ) 123,035
金融収益 2,138
(14,315 )
金融費用
110,859
税引前四半期利益
当第2四半期 (自 2021年4月1日 至 2021年6月30日)
報告セグメント
その他
消去 連結
(注2)
国内たばこ 海外たばこ 医薬 加工食品 計
百万円 百万円 百万円 百万円 百万円 百万円 百万円 百万円
調整後営業利益(注1) 53,257 136,562 (672 ) 1,127 190,274 (10,272 ) 130 180,132
買収に伴い生じた無形
(4,061 ) (13,414 ) - - (17,475 ) - - (17,475 )
資産に係る償却費
調整項目(収益)(注3) - 1,568 200 129 1,897 1 - 1,898
(15 ) (2,381 ) 0 (43 ) (2,439 ) (161 ) - (2,600 )
調整項目(費用)(注4)
営業利益(損失)
49,181 122,335 (472 ) 1,213 172,258 (10,432 ) 130 161,955
金融収益 3,376
(7,579 )
金融費用
157,753
税引前四半期利益
33/49
EDINET提出書類
日本たばこ産業株式会社(E00492)
四半期報告書
(注1) 調整後営業利益は、営業利益(損失)から買収に伴い生じた無形資産に係る償却費、調整項目(収益及び費用)
を除外しております。
(注2) 「その他」には、不動産賃貸に係る事業活動等及び報告セグメントに帰属しない企業広報経費や本社コーポレー
ト部門運営費等の本社経費が含まれております。
(注3) 調整項目(収益)の主な内訳は、以下のとおりです。
前第2四半期 当第2四半期
(自 2020年4月1日 (自 2021年4月1日
至 2020年6月30日) 至 2021年6月30日)
百万円 百万円
リストラクチャリング収益 13 129
392 1,769
その他
405 1,898
調整項目(収益)
当第2四半期におけるその他の調整項目(収益)は、主に前年度以前に売却した関連会社株式に係る収益です。
(注4) 調整項目(費用)の主な内訳は、以下のとおりです。
前第2四半期 当第2四半期
(自 2020年4月1日 (自 2021年4月1日
至 2020年6月30日) 至 2021年6月30日)
百万円 百万円
リストラクチャリング費用 1,566 2,461
986 138
その他
2,553 2,600
調整項目(費用)
34/49
EDINET提出書類
日本たばこ産業株式会社(E00492)
四半期報告書
6.現金及び現金同等物
当社グループのイラン子会社は、イランに対する国際的な制裁等のため同社によるイラン国外への資金の送金は
困難な状況になっております。また、当社グループのカナダ子会社であるJTI-Macdonald Corp.(以下、JTI-Mac)
は「Companies' Creditors Arrangement Act(企業債権者調整法)」の適用下にあり、通常の事業活動以外の資金
の利用に一定の制限を受けております。当四半期末の「現金及び現金同等物」には、当社グループのイラン子会社
及びJTI-Macが保有する現金及び現金同等物がそれぞれ67,955百万円、54,827百万円含まれております。
7.有形固定資産、のれん及び無形資産
「有形固定資産」、「のれん」及び「無形資産」の帳簿価額の増減は、以下のとおりです。
有形固定資産 のれん 無形資産
百万円 百万円 百万円
帳簿価額
2021年1月1日 残高 759,290 1,909,392 363,604
個別取得 37,320 - 8,269
投資不動産への振替 (232) - -
売却目的非流動資産への振替 (476) - -
減価償却費又は償却費 (50,730) - (40,955)
減損損失 (6,787) - (11)
減損損失の戻入 13 - -
売却又は処分 (1,083) - (1,425)
在外営業活動体の換算差額 26,714 118,761 17,183
(844) - (771)
その他の増減
763,185 2,028,153 345,895
2021年6月30日 残高
35/49
EDINET提出書類
日本たばこ産業株式会社(E00492)
四半期報告書
8.配当金
配当金の支払額は、以下のとおりです。
前第2四半期(自 2020年1月1日 至 2020年6月30日)
配当金の 1株当たり
株式の種類 基準日 効力発生日
総額 配当額
(決議)
百万円 円
2020年3月19日
普通株式 136,583 77 2019年12月31日 2020年3月23日
定時株主総会
当第2四半期(自 2021年1月1日 至 2021年6月30日)
配当金の 1株当たり
株式の種類 基準日 効力発生日
総額 配当額
(決議)
百万円 円
2021年3月24日
普通株式 136,617 77 2020年12月31日 2021年3月25日
定時株主総会
配当の効力発生日が翌四半期となるものは、以下のとおりです。
前第2四半期(自 2020年1月1日 至 2020年6月30日)
配当金の 1株当たり
株式の種類 基準日 効力発生日
総額 配当額
(決議)
百万円 円
2020年7月31日
普通株式 136,617 77 2020年6月30日 2020年9月1日
取締役会
当第2四半期(自 2021年1月1日 至 2021年6月30日)
配当金の 1株当たり
株式の種類 基準日 効力発生日
総額 配当額
(決議)
百万円 円
2021年7月30日
普通株式 115,344 65 2021年6月30日 2021年9月1日
取締役会
36/49
EDINET提出書類
日本たばこ産業株式会社(E00492)
四半期報告書
9.売上収益
(1)売上収益の分解
「売上収益」の分解は、以下のとおりです。なお、グループ会社間の内部取引控除後の金額で表示しておりま
す。
前第2四半期(自 2020年1月1日 至 2020年6月30日)
報告セグメント
その他 連結
国内たばこ 海外たばこ
医薬 加工食品
(注2) (注3)
百万円 百万円 百万円 百万円 百万円 百万円
自社たばこ製品売上収益
248,834 626,093 - - - 874,927
(注1)
18,897 25,837 37,272 71,840 1,445 155,291
その他
267,732 651,930 37,272 71,840 1,445 1,030,218
合計
当第2四半期(自 2021年1月1日 至 2021年6月30日)
報告セグメント
その他 連結
国内たばこ 海外たばこ
医薬 加工食品
(注2) (注3)
百万円 百万円 百万円 百万円 百万円 百万円
自社たばこ製品売上収益
256,355 736,280 - - - 992,635
(注1)
18,932 24,577 37,051 70,446 898 151,904
その他
275,287 760,857 37,051 70,446 898 1,144,539
合計
(注1)国内たばこ事業においては、輸入たばこ配送手数料等に係る売上収益は含まれておりません。また、海外
たばこ事業においては、物流事業及び製造受託等に係る売上収益は含まれておりません。
(注2)国内たばこ事業の自社たばこ製品売上収益のうち、RRPに係る売上収益は前第2四半期において25,919百
万円、当第2四半期において29,283百万円です。RRPは、喫煙に伴う健康リスクを低減させる可能性のあ
る製品(Reduced-Risk Products)を指しております。
(注3)海外たばこ事業の自社たばこ製品売上収益の地域別内訳は以下のとおりです。
前第2四半期 当第2四半期
(自 2020年1月1日 (自 2021年1月1日
至 2020年6月30日) 至 2021年6月30日)
百万円 百万円
South and West Europe
112,468 130,896
North and Central Europe
125,111 156,364
CIS+ 146,203 163,026
242,312 285,994
Rest-of-the-World
626,093 736,280
合計
South and West Europeにはフランス、イタリア、スペイン等、North and Central Europeにはドイツ、英国
等、CIS+にはルーマニア、ロシア等、Rest-of-the-Worldにはイラン、台湾、トルコ等を含んでおります。
37/49
EDINET提出書類
日本たばこ産業株式会社(E00492)
四半期報告書
(2)総取扱高
総取扱高と「売上収益」の関係は、以下のとおりです。
前第2四半期 当第2四半期
(自 2020年1月1日 (自 2021年1月1日
至 2020年6月30日) 至 2021年6月30日)
百万円 百万円
総取扱高 3,636,363 4,058,990
(2,606,144) (2,914,451)
たばこ税及びその他代理取引取扱高
1,030,218 1,144,539
売上収益
10.その他の営業収益
「その他の営業収益」の内訳は、以下のとおりです。
前第2四半期 当第2四半期
(自 2020年1月1日 (自 2021年1月1日
至 2020年6月30日) 至 2021年6月30日)
百万円 百万円
有形固定資産、無形資産及び投資不動産の
1,582 867
売却益(注)
2,424 4,455
その他(注)
4,005 5,321
合計
(注)各勘定に含まれるリストラクチャリング収益は、以下のとおりです。
前第2四半期 当第2四半期
(自 2020年1月1日 (自 2021年1月1日
至 2020年6月30日) 至 2021年6月30日)
百万円 百万円
有形固定資産、無形資産及び投資不動産の
1,266 129
売却益
34 4
その他
1,301 133
合計
38/49
EDINET提出書類
日本たばこ産業株式会社(E00492)
四半期報告書
11.販売費及び一般管理費等
「販売費及び一般管理費等」の内訳は、以下のとおりです。
前第2四半期 当第2四半期
(自 2020年1月1日 (自 2021年1月1日
至 2020年6月30日) 至 2021年6月30日)
百万円 百万円
広告宣伝費 11,050 11,430
販売促進費 33,098 34,247
委託手数料 26,098 28,260
従業員給付費用(注) 140,992 157,944
研究開発費 28,879 31,575
減価償却費及び償却費 52,533 53,766
減損損失(金融資産の減損損失を除く)(注) 1,003 6,850
有形固定資産、無形資産及び投資不動産の
2,029 1,588
除売却損(注)
51,715 48,344
その他(注)
347,396 374,004
合計
(注)各勘定に含まれるリストラクチャリング費用は、以下のとおりです。
前第2四半期 当第2四半期
(自 2020年1月1日 (自 2021年1月1日
至 2020年6月30日) 至 2021年6月30日)
百万円 百万円
従業員給付費用 534 3,513
減損損失(金融資産の減損損失を除く) 117 1,444
有形固定資産、無形資産及び投資不動産の
201 174
除売却損
2,144 257
その他
2,996 5,388
合計
39/49
EDINET提出書類
日本たばこ産業株式会社(E00492)
四半期報告書
12.金融収益及び金融費用
「金融収益」及び「金融費用」の内訳は、以下のとおりです。
前第2四半期 当第2四半期
(自 2020年1月1日 (自 2021年1月1日
金融収益
至 2020年6月30日) 至 2021年6月30日)
百万円 百万円
受取配当金 675 565
受取利息 3,061 4,692
正味貨幣持高に係る利得 - 1,611
2 46
その他
3,739 6,915
合計
前第2四半期 当第2四半期
(自 2020年1月1日 (自 2021年1月1日
金融費用
至 2020年6月30日) 至 2021年6月30日)
百万円 百万円
支払利息 11,281 11,628
為替差損(注1) 16,335 1,179
従業員給付費用(注2) 1,085 1,163
1,065 934
その他
29,766 14,904
合計
(注1)通貨デリバティブの評価損益は、為替差損に含めております。
(注2)従業員給付費用は、従業員給付に関連する損益のうち、利息費用及び利息収益の純額です。
40/49
EDINET提出書類
日本たばこ産業株式会社(E00492)
四半期報告書
13.その他の包括利益
当第2四半期における「確定給付型退職給付制度の再測定額」には、退職給付に係る負債又は資産に関して、重
要な市場変動等の影響により発生した再測定額が含まれております。
41/49
EDINET提出書類
日本たばこ産業株式会社(E00492)
四半期報告書
14.1株当たり四半期利益
(第2四半期累計期間)
(1)基本的1株当たり四半期利益の算定上の基礎
① 親会社の普通株主に帰属する利益
前第2四半期 当第2四半期
(自 2020年1月1日 (自 2021年1月1日
至 2020年6月30日) 至 2021年6月30日)
百万円 百万円
親会社の所有者に帰属する四半期利益 172,495 225,190
- -
親会社の普通株主に帰属しない利益
172,495 225,190
基本的1株当たり四半期利益の計算に使用する四半期利益
② 期中平均普通株式数
前第2四半期 当第2四半期
(自 2020年1月1日 (自 2021年1月1日
至 2020年6月30日) 至 2021年6月30日)
千株 千株
期中平均普通株式数 1,774,011 1,774,315
(2)希薄化後1株当たり四半期利益の算定上の基礎
① 希薄化後の普通株主に帰属する利益
前第2四半期 当第2四半期
(自 2020年1月1日 (自 2021年1月1日
至 2020年6月30日) 至 2021年6月30日)
百万円 百万円
基本的1株当たり四半期利益の計算に使用する四半期利益 172,495 225,190
(0) -
四半期利益調整額
172,495 225,190
希薄化後1株当たり四半期利益の計算に使用する四半期利益
② 希薄化後の期中平均普通株式数
前第2四半期 当第2四半期
(自 2020年1月1日 (自 2021年1月1日
至 2020年6月30日) 至 2021年6月30日)
千株 千株
期中平均普通株式数 1,774,011 1,774,315
812 750
新株予約権による普通株式増加数
1,774,824 1,775,065
希薄化後の期中平均普通株式数
42/49
EDINET提出書類
日本たばこ産業株式会社(E00492)
四半期報告書
(第2四半期会計期間)
(1)基本的1株当たり四半期利益の算定上の基礎
① 親会社の普通株主に帰属する利益
前第2四半期 当第2四半期
(自 2020年4月1日 (自 2021年4月1日
至 2020年6月30日) 至 2021年6月30日)
百万円 百万円
親会社の所有者に帰属する四半期利益 86,122 111,404
- -
親会社の普通株主に帰属しない利益
86,122 111,404
基本的1株当たり四半期利益の計算に使用する四半期利益
② 期中平均普通株式数
前第2四半期 当第2四半期
(自 2020年4月1日 (自 2021年4月1日
至 2020年6月30日) 至 2021年6月30日)
千株 千株
期中平均普通株式数 1,774,085 1,774,375
(2)希薄化後1株当たり四半期利益の算定上の基礎
① 希薄化後の普通株主に帰属する利益
前第2四半期 当第2四半期
(自 2020年4月1日 (自 2021年4月1日
至 2020年6月30日) 至 2021年6月30日)
百万円 百万円
基本的1株当たり四半期利益の計算に使用する四半期利益 86,122 111,404
(0) -
四半期利益調整額
86,122 111,404
希薄化後1株当たり四半期利益の計算に使用する四半期利益
② 希薄化後の期中平均普通株式数
前第2四半期 当第2四半期
(自 2020年4月1日 (自 2021年4月1日
至 2020年6月30日) 至 2021年6月30日)
千株 千株
期中平均普通株式数 1,774,085 1,774,375
784 738
新株予約権による普通株式増加数
1,774,870 1,775,113
希薄化後の期中平均普通株式数
43/49
EDINET提出書類
日本たばこ産業株式会社(E00492)
四半期報告書
15. 金融商品
(金融商品の公正価値)
償却原価で測定される金融商品の帳簿価額と公正価値は、以下のとおりです。
前年度 当第2四半期
(2020年12月31日) (2021年6月30日)
帳簿価額 公正価値 帳簿価額 公正価値
百万円 百万円 百万円 百万円
長期借入金(注) 204,955 206,953 209,393 211,457
社債(注) 702,292 750,417 651,472 690,087
(注)1年内返済及び償還予定の残高を含んでおります。
償却原価で測定する短期金融資産、短期金融負債については、公正価値は帳簿価額と近似しております。
長期借入金の公正価値については、元利金の合計額を、新規に同様の借入を行った場合に想定される利率で割
り引いた現在価値により算定しております。
当社グループが発行する社債の公正価値は、市場価格のあるものは市場価格に基づき、市場価格のないもの
は、元利金の合計額を当該社債の残存期間及び信用リスクを加味した利率で割り引いた現在価値により算定して
おります。
金融商品の公正価値ヒエラルキーは、レベル1からレベル3までを以下のように分類しております。
レベル1: 活発な市場における公表価格により測定された公正価値
レベル2: レベル1以外の、観察可能な価格を直接又は間接的に使用して算出された公正価値
レベル3: 観察可能な市場データに基づかないインプットを含む、評価技法から算出された公正価値
公正価値で測定される金融商品の公正価値ヒエラルキーは、以下のとおりです。
前年度 (2020年12月31日)
レベル1 レベル2 レベル3 合計
百万円 百万円 百万円 百万円
デリバティブ資産 - 8,608 - 8,608
株式 19,604 - 7,100 26,704
451 8,650 5,357 14,457
その他
20,055 17,257 12,457 49,769
合計
- 10,334 - 10,334
デリバティブ負債
- 10,334 - 10,334
合計
当第2四半期 (2021年6月30日)
レベル1 レベル2 レベル3 合計
百万円 百万円 百万円 百万円
デリバティブ資産 - 6,853 - 6,853
株式 21,259 - 7,899 29,158
548 6,518 6,459 13,525
その他
21,807 13,371 14,358 49,536
合計
- 13,356 - 13,356
デリバティブ負債
- 13,356 - 13,356
合計
44/49
EDINET提出書類
日本たばこ産業株式会社(E00492)
四半期報告書
16.コミットメント
決算日以降の有形固定資産の取得に係るコミットメントは、以下のとおりです。
前年度 当第2四半期
(2020年12月31日) (2021年6月30日)
百万円 百万円
有形固定資産の取得 33,768 44,281
17.偶発事象
四半期決算日において、前年度に係る連結財務諸表に記載した内容から重要な変更はありません。
18.後発事象
該当事項はありません。
45/49
EDINET提出書類
日本たばこ産業株式会社(E00492)
四半期報告書
2【その他】
2021年7月30日開催の取締役会において、当期中間配当に関し、次のとおり決議いたしました。
(イ)中間配当による配当金の総額……………………115,344百万円
(ロ)1株当たりの金額…………………………………65円00銭
(ハ)支払請求の効力発生日及び支払開始日…………2021年9月1日
(注)2021年6月30日現在の株主名簿に記載又は記録された株主に対し支払いを行います。
46/49
EDINET提出書類
日本たばこ産業株式会社(E00492)
四半期報告書
第二部【提出会社の保証会社等の情報】
該当事項はありません。
47/49
EDINET提出書類
日本たばこ産業株式会社(E00492)
四半期報告書
独立監査人の四半期レビュー報告書
2021年7月30日
日本たばこ産業株式会社
取締役会 御中
有限責任監査法人トーマツ
東京事務所
指定有限責任社員
公認会計士
丸 地 肖 幸
印
業務執行社員
指定有限責任社員
公認会計士
石川 航史
印
業務執行社員
指定有限責任社員
公認会計士
松下 陽一
印
業務執行社員
監査人の結論
当監査法人は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づき、「経理の状況」に掲げられている日本たばこ産業
株式会社の2021年1月1日から2021年12月31日までの連結会計年度の第2四半期連結会計期間(2021年4月1日から2021
年6月30日まで)及び第2四半期連結累計期間(2021年1月1日から2021年6月30日まで)に係る要約四半期連結財務諸
表、すなわち、要約四半期連結財政状態計算書、要約四半期連結損益計算書、要約四半期連結包括利益計算書、要約四半
期連結持分変動計算書、要約四半期連結キャッシュ・フロー計算書及び要約四半期連結財務諸表注記について四半期レ
ビューを行った。
当監査法人が実施した四半期レビューにおいて、上記の要約四半期連結財務諸表が、「四半期連結財務諸表の用語、様
式及び作成方法に関する規則」第93条により規定された国際会計基準第34号「期中財務報告」に準拠して、日本たばこ産
業株式会社及び連結子会社の2021年6月30日現在の財政状態、同日をもって終了する第2四半期連結会計期間及び第2四
半期連結累計期間の経営成績並びに第2四半期連結累計期間のキャッシュ・フローの状況を適正に表示していないと信じ
させる事項が全ての重要な点において認められなかった。
監査人の結論の根拠
当監査法人は、我が国において一般に公正妥当と認められる四半期レビューの基準に準拠して四半期レビューを行っ
た。四半期レビューの基準における当監査法人の責任は、「要約四半期連結財務諸表の四半期レビューにおける監査人の
責任」に記載されている。当監査法人は、我が国における職業倫理に関する規定に従って、会社及び連結子会社から独立
しており、また、監査人としてのその他の倫理上の責任を果たしている。当監査法人は、結論の表明の基礎となる証拠を
入手したと判断している。
要約四半期連結財務諸表に対する経営者並びに監査役及び監査役会の責任
経営者の責任は、国際会計基準第34号「期中財務報告」に準拠して要約四半期連結財務諸表を作成し適正に表示するこ
とにある。これには、不正又は誤謬による重要な虚偽表示のない要約四半期連結財務諸表を作成し適正に表示するために
経営者が必要と判断した内部統制を整備及び運用することが含まれる。
要約四半期連結財務諸表を作成するに当たり、経営者は、継続企業の前提に基づき要約四半期連結財務諸表を作成する
ことが適切であるかどうかを評価し、国際会計基準第1号「財務諸表の表示」第4項に基づき、継続企業に関する事項を開
示する必要がある場合には当該事項を開示する責任がある。
監査役及び監査役会の責任は、財務報告プロセスの整備及び運用における取締役の職務の執行を監視することにある。
48/49
EDINET提出書類
日本たばこ産業株式会社(E00492)
四半期報告書
要約四半期連結財務諸表の四半期レビューにおける監査人の責任
監査人の責任は、監査人が実施した四半期レビューに基づいて、四半期レビュー報告書において独立の立場から要約四
半期連結財務諸表に対する結論を表明することにある。
監査人は、我が国において一般に公正妥当と認められる四半期レビューの基準に従って、四半期レビューの過程を通じ
て、職業的専門家としての判断を行い、職業的懐疑心を保持して以下を実施する。
・ 主として経営者、財務及び会計に関する事項に責任を有する者等に対する質問、分析的手続その他の四半期レ
ビュー手続を実施する。四半期レビュー手続は、我が国において一般に公正妥当と認められる監査の基準に準拠して
実施される年度の財務諸表の監査に比べて限定された手続である。
・ 継続企業の前提に関する事項について、重要な疑義を生じさせるような事象又は状況に関して重要な不確実性が認
められると判断した場合には、入手した証拠に基づき、要約四半期連結財務諸表において、国際会計基準第1号「財
務諸表の表示」第4項に基づき、適正に表示されていないと信じさせる事項が認められないかどうか結論付ける。ま
た、継続企業の前提に関する重要な不確実性が認められる場合は、四半期レビュー報告書において要約四半期連結財
務諸表の注記事項に注意を喚起すること、又は重要な不確実性に関する要約四半期連結財務諸表の注記事項が適切で
ない場合は、要約四半期連結財務諸表に対して限定付結論又は否定的結論を表明することが求められている。監査人
の結論は、四半期レビュー報告書日までに入手した証拠に基づいているが、将来の事象や状況により、企業は継続企
業として存続できなくなる可能性がある。
・ 要約四半期連結財務諸表の表示及び注記事項が、国際会計基準第34号「期中財務報告」に準拠していないと信じさ
せる事項が認められないかどうかとともに、関連する注記事項を含めた要約四半期連結財務諸表の表示、構成及び内
容、並びに要約四半期連結財務諸表が基礎となる取引や会計事象を適正に表示していないと信じさせる事項が認めら
れないかどうかを評価する。
・ 要約四半期連結財務諸表に対する結論を表明するために、会社及び連結子会社の財務情報に関する証拠を入手す
る。監査人は、要約四半期連結財務諸表の四半期レビューに関する指示、監督及び実施に関して責任がある。監査人
は、単独で監査人の結論に対して責任を負う。
監査人は、監査役及び監査役会に対して、計画した四半期レビューの範囲とその実施時期、四半期レビュー上の重要な
発見事項について報告を行う。
監査人は、監査役及び監査役会に対して、独立性についての我が国における職業倫理に関する規定を遵守したこと、並
びに監査人の独立性に影響を与えると合理的に考えられる事項、及び阻害要因を除去又は軽減するためにセーフガードを
講じている場合はその内容について報告を行う。
利害関係
会社及び連結子会社と当監査法人又は業務執行社員との間には、公認会計士法の規定により記載すべき利害関係はな
い。
以 上
(注)1.上記は四半期レビュー報告書の原本に記載された事項を電子化したものであり、その原本は当社(四半期報告
書提出会社)が別途保管しております。
2.XBRLデータは四半期レビューの対象には含まれていません。
49/49