株式会社IGポート 四半期報告書 第32期第3四半期(令和2年12月1日-令和3年2月28日)
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株式会社IGポート(E02480)
四半期報告書
【表紙】
【提出書類】 四半期報告書
【根拠条文】 金融商品取引法第24条の4の7第1項
【提出先】 関東財務局長
【提出日】 2021年4月9日
【四半期会計期間】 第32期第3四半期(自 2020年12月1日 至 2021年2月28日)
【会社名】 株式会社IGポート
【英訳名】 IG Port,Inc.
【代表者の役職氏名】 代表取締役社長 石川 光久
【本店の所在の場所】 東京都武蔵野市中町二丁目1番9号
【電話番号】 0422-53-0257
【事務連絡者氏名】 管理担当執行役員 栗本 典博
【最寄りの連絡場所】 東京都武蔵野市中町二丁目1番9号
【電話番号】 0422-53-0257
【事務連絡者氏名】 管理担当執行役員 栗本 典博
【縦覧に供する場所】 株式会社東京証券取引所
(東京都中央区日本橋兜町2番1号)
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第一部【企業情報】
第1【企業の概況】
1【主要な経営指標等の推移】
第31期 第32期
回次 第3四半期連結 第3四半期連結 第31期
累計期間 累計期間
自2019年6月1日 自2020年6月1日 自2019年6月1日
会計期間
至2020年2月29日 至2021年2月28日 至2020年5月31日
6,843,316 6,894,398 9,062,984
売上高 (千円)
348,189 575,673 222,861
経常利益 (千円)
親会社株主に帰属する四半期純利
179,667 427,274
益又は親会社株主に帰属する当期 (千円) △ 22,811
純損失(△)
196,559 366,129 881
四半期包括利益又は包括利益 (千円)
5,172,018 5,705,029 4,962,631
純資産額 (千円)
11,140,037 12,828,261 11,150,206
総資産額 (千円)
1株当たり四半期純利益又は1株
36.62 86.51
(円) △ 4.65
当たり当期純損失(△)
潜在株式調整後1株当たり四半期
(円) - - -
(当期)純利益
46.2 42.6 44.3
自己資本比率 (%)
第31期 第32期
回次 第3四半期連結 第3四半期連結
会計期間 会計期間
自2019年12月1日 自2020年12月1日
会計期間
至2020年2月29日 至2021年2月28日
1株当たり四半期純利益又は1株
0.23
(円) △ 29.74
当たり四半期純損失(△)
(注)1.当社は四半期連結財務諸表を作成しておりますので、提出会社の主要な経営指標等の推移については記載し
ておりません。
2.売上高には、消費税等は含んでおりません。
3.1株当たり四半期純利益又は1株当たり当期純損失については、算定上の基礎となる期中株式数から控除す
る自己株式数に、従業員インセンティブプラン「株式給付信託(J-ESOP)」制度の信託口が所有する当社株式
を含めております。
4.潜在株式調整後1株当たり四半期(当期)純利益については、第31期第3四半期連結累計期間及び第32期第3
四半期連結累計期間は潜在株式が存在しないため記載しておりません。また、第31期は1株当たり当期純損
失であり、潜在株式が存在しないため記載しておりません。
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2【事業の内容】
当第3四半期連結累計期間において、当社グループ(当社及び当社の関係会社)が営む事業の内容について、重要
な変更はありません。また、主要な関係会社の異動は、以下のとおりであります。
(映像制作事業)
主要な関係会社における異動はありません。
(出版事業)
主要な関係会社における異動はありません。
(版権事業)
2020年8月に新たに出資した「Great Pretenders」製作委員会を連結子会社としております。
(その他)
主要な関係会社における異動はありません。
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第2【事業の状況】
1【事業等のリスク】
当第3四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、または、前事業年度の有価証券報告書に記載
した事業等のリスクについての重要な変更はありません。
2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)経営成績の状況
当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、個人消費や企業の経済活動に一部持ち直しの動きが見られた
ものの、新型コロナウイルス感染症の再拡大により、11都府県に2021年1月に緊急事態宣言が発令されるなど、先
行きは不透明な状況であります。
このような事業環境のもと、当社グループはアニメーション作品の企画・制作を行う映像制作事業、コミック雑
誌等の企画、製造、販売及び電子コミックスの配信を行う出版事業、作品の二次利用による印税・収益分配金等を
得る版権事業に取り組んでまいりました。
これらの結果、当第3四半期連結累計期間の売上高は6,894,398千円(前年同期比0.7%増)、経常利益は575,673
千円(前年同期比65.3%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は427,274千円(前年同期比137.8%増)となり
ました。
セグメントの経営成績は次のとおりであります。
① 映像制作事業
映像制作事業におきましては、劇場用アニメーション「鹿の王」、テレビ用アニメーション「ドラゴン、家を
買う。」等、その他CМ用、VR用のアニメーションを制作しました。
映像制作事業では、引き続きCG制作費や外注費の高騰、制作期間の長期化により厳しい状況が続いていま
す。納品しました一部の作品について改善がみられましたが、一部作品に受注損失引当金を計上しました。
以上により、当事業の売上高は3,736,192千円(前年同期比18.0%減)、営業損失は47,824千円(前年同期は
143,199千円の営業利益)となりました。
② 出版事業
出版事業におきましては、月刊誌「コミックガーデン」、コミックス「魔法使いの嫁 15巻」「リィンカー
ネーションの花弁 13巻」等、定期月刊誌9点、並びに新刊コミックス・書籍76点を刊行しました。
また、既刊コミックスの「リィンカーネーションの花弁」「転生貴族の異世界冒険録」は、特に販売好調であ
りました。書店向け出版売上は前年同期並みとなりましたが、電子書籍売上は「異世界転生」をテーマにしたコ
ミカライズ作品を中心に好調に推移しています。
以上により、当事業の売上高は1,429,315千円(前年同期比32.1%増)、営業利益は278,169千円(前年同期比
139.6%増)となりました。
③ 版権事業
版権事業におきましては、「GREAT PRETENDER」「ヴィンランド・サガ」「進撃の巨人」「攻殻機動隊」等の
シリーズタイトルを中心に、二次利用による収益分配を計上しました。
版権収入を獲得するため大型作品への出資を行った結果、前年同期と比較し映像マスター及びコンテンツ資産
の減価償却費が増加しました。
以上により、当事業の売上高は1,550,195千円(前年同期比51.1%増)、営業利益は423,798千円(前年同期比
96.8%増)となりました。
④ その他
その他事業におきましては、雑誌のイラスト描きやキャラクターの商品化、スマートフォン向けアプリ等によ
り、当事業の売上高は178,695千円(前年同期比0.7%減)となり、営業損失は6,556千円(前年同期は36,093千
円の営業損失)となりました。
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(2)財政状態の分析
当第3四半期連結会計期間末の資産につきましては、前連結会計年度末に比べ1,678,054千円増加し12,828,261
千円となりました。主な要因は現金及び預金が1,731,701千円、コンテンツ資産が234,725千円増加し、一方、仕掛
品が143,812千円減少したことによるものであります。
負債につきましては、前連結会計年度末に比べ935,656千円増加し7,123,232千円となりました。主な要因は前受
金が849,124千円、未払金が187,331千円増加し、一方、株式給付引当金が62,292千円、未払法人税等が60,212千円
減少したことによるものであります。
純資産につきましては、前連結会計年度末に比べ742,397千円増加し5,705,029千円となりました。主な要因は親
会社株主に帰属する四半期純利益の計上や配当金の支払いにより利益剰余金が401,998千円、非支配株主持分が
219,579千円増加したことによるものであります。
(3)経営方針・経営戦略等
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はあ
りません。
(4)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(5)研究開発活動
該当事項はありません。
3【経営上の重要な契約等】
当第3四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。
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第3【提出会社の状況】
1【株式等の状況】
(1)【株式の総数等】
①【株式の総数】
種類 発行可能株式総数(株)
普通株式 15,000,000
計 15,000,000
②【発行済株式】
第3四半期会計期間末 上場金融商品取引所名又
提出日現在発行数(株)
種類 現在発行数(株) は登録認可金融商品取引 内容
(2021年4月9日)
(2021年2月28日) 業協会名
東京証券取引所
単元株式数は100株
5,055,400 5,055,400
普通株式 JASDAQ
であります。
(スタンダード)
5,055,400 5,055,400
計 ― ―
(2)【新株予約権等の状況】
①【ストックオプション制度の内容】
該当事項はありません。
②【その他の新株予約権等の状況】
該当事項はありません。
(3)【行使価額修正条項付新株予約権付社債券等の行使状況等】
該当事項はありません。
(4)【発行済株式総数、資本金等の推移】
発行済株式 発行済株式 資本準備金 資本準備金
資本金増減額 資本金残高
年月日 総数増減数 総数残高 増減額 残高
(千円) (千円)
(株) (株) (千円) (千円)
2020年12月1日~
- 5,055,400 - 781,500 - 1,952,715
2021年2月28日
(5)【大株主の状況】
当四半期会計期間は第3四半期会計期間であるため、記載事項はありません。
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(6)【議決権の状況】
当第3四半期会計期間末日現在の「議決権の状況」については、株主名簿の記載内容が確認できないため、記
載することができないことから、直前の基準日(2020年11月30日)に基づく株主名簿による記載をしておりま
す。
①【発行済株式】
2021年2月28日現在
区分 株式数(株) 議決権の数(個) 内容
無議決権株式 - - -
議決権制限株式(自己株式等) - - -
議決権制限株式(その他) - - -
100
完全議決権株式(自己株式等) 普通株式 - -
5,053,100 50,531
完全議決権株式(その他) 普通株式 -
2,200
単元未満株式 普通株式 - -
5,055,400
発行済株式総数 - -
50,531
総株主の議決権 - -
(注)「完全議決権株式(その他)」欄には、従業員インセンティブプラン「株式給付信託(J-ESOP)」制度の信託財
産として㈱日本カストディ銀行が保有している当社株式108,900株を含めて表示しております。
②【自己株式等】
2021年2月28日現在
発行済株式総数
自己名義所有 他人名義所有 所有株式数の
所有者の氏名又は名称 所有者の住所 に対する所有株
株式数(株) 株式数(株) 合計(株)
式数の割合(%)
東京都武蔵野市中町二丁目
100 100 0.00
株式会社IGポート -
1番9号
100 100 0.00
計 - -
(注)上記のほか、連結財務諸表において自己株式として認識している株式が108,900株あります。これは、前記①
「発行済株式」に記載の㈱日本カストディ銀行が保有している株式であり、会計処理上、当社と信託口は一体で
あると認識し、信託口が所有する株式を自己株式として計上していることによるものであります。
2【役員の状況】
該当事項はありません。
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第4【経理の状況】
1.四半期連結財務諸表の作成方法について
当社の四半期連結財務諸表は、「四半期連結財務諸表の用語、様式及び作成方法に関する規則」(平成19年内閣府
令第64号)に基づいて作成しております。
2.監査証明について
当社は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づき、第3四半期連結会計期間(2020年12月1日から2021
年2月28日まで)及び第3四半期連結累計期間(2020年6月1日から2021年2月28日まで)に係る四半期連結財務諸
表について有限責任監査法人トーマツによる四半期レビューを受けております。
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1【四半期連結財務諸表】
(1)【四半期連結貸借対照表】
(単位:千円)
前連結会計年度 当第3四半期連結会計期間
(2020年5月31日) (2021年2月28日)
資産の部
流動資産
3,639,698 5,371,400
現金及び預金
1,196,800 1,177,757
受取手形及び売掛金
125,564 102,057
商品及び製品
3,254,123 3,110,311
仕掛品
7,748 8,638
貯蔵品
20,922 55,778
前渡金
204,251 115,074
その他
△ 514 △ 318
貸倒引当金
8,448,595 9,940,699
流動資産合計
固定資産
有形固定資産
435,773 415,634
建物及び構築物(純額)
658,162 658,162
土地
296,226 296,350
映像マスター(純額)
92,083 82,425
その他(純額)
1,482,245 1,452,572
有形固定資産合計
無形固定資産
701,850 936,576
コンテンツ資産
38,353 34,223
その他
740,204 970,799
無形固定資産合計
投資その他の資産
172,701 170,500
投資有価証券
331,028 318,257
その他
△ 24,568 △ 24,568
貸倒引当金
479,161 464,190
投資その他の資産合計
2,701,611 2,887,562
固定資産合計
11,150,206 12,828,261
資産合計
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(単位:千円)
前連結会計年度 当第3四半期連結会計期間
(2020年5月31日) (2021年2月28日)
負債の部
流動負債
562,177 543,701
買掛金
200,000 200,000
1年内返済予定の長期借入金
626,948 814,280
未払金
151,648 91,436
未払法人税等
3,346,283 4,195,407
前受金
503,057 485,796
預り金
47,792
賞与引当金 -
37,418 4,133
役員賞与引当金
62,292
株式給付引当金 -
69,463 50,273
返品調整引当金
163,993 194,014
受注損失引当金
234,737 274,672
その他
5,958,017 6,901,508
流動負債合計
固定負債
70,920 69,273
退職給付に係る負債
56,672 63,814
役員退職慰労引当金
101,965 88,636
その他
229,557 221,723
固定負債合計
6,187,575 7,123,232
負債合計
純資産の部
株主資本
781,500 781,500
資本金
2,132,016 2,186,440
資本剰余金
2,292,414 2,694,412
利益剰余金
△ 258,462 △ 189,732
自己株式
4,947,469 5,472,621
株主資本合計
その他の包括利益累計額
△ 2,799 △ 5,133
為替換算調整勘定
その他の包括利益累計額合計 △ 2,799 △ 5,133
17,960 237,540
非支配株主持分
4,962,631 5,705,029
純資産合計
11,150,206 12,828,261
負債純資産合計
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(2)【四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書】
【四半期連結損益計算書】
【第3四半期連結累計期間】
(単位:千円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2019年6月1日 (自 2020年6月1日
至 2020年2月29日) 至 2021年2月28日)
6,843,316 6,894,398
売上高
5,684,665 5,426,048
売上原価
1,158,651 1,468,350
売上総利益
返品調整引当金繰入額 1,960
-
19,190
-
返品調整引当金戻入額
1,156,691 1,487,540
差引売上総利益
806,213 929,816
販売費及び一般管理費
350,477 557,724
営業利益
営業外収益
724 801
受取利息
17,296 14,496
受取賃貸料
24,188
補助金収入 -
6,953 850
その他
24,974 40,336
営業外収益合計
営業外費用
637 525
支払利息
256 116
為替差損
14,429 10,496
賃貸収入原価
6,910 6,232
知的財産関連費用
5,029 5,016
その他
27,263 22,387
営業外費用合計
348,189 575,673
経常利益
特別損失
57,101 13,130
減損損失
57,101 13,130
特別損失合計
291,088 562,543
税金等調整前四半期純利益
法人税、住民税及び事業税 99,204 179,141
14,938
△ 5,335
法人税等調整額
93,869 194,079
法人税等合計
197,218 368,463
四半期純利益
非支配株主に帰属する四半期純利益又は非支配株主
17,551
△ 58,810
に帰属する四半期純損失(△)
179,667 427,274
親会社株主に帰属する四半期純利益
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【四半期連結包括利益計算書】
【第3四半期連結累計期間】
(単位:千円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2019年6月1日 (自 2020年6月1日
至 2020年2月29日) 至 2021年2月28日)
197,218 368,463
四半期純利益
その他の包括利益
△ 659 △ 2,334
為替換算調整勘定
その他の包括利益合計 △ 659 △ 2,334
196,559 366,129
四半期包括利益
(内訳)
179,008 424,940
親会社株主に係る四半期包括利益
17,551
非支配株主に係る四半期包括利益 △ 58,810
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【注記事項】
(連結の範囲又は持分法適用の範囲の変更)
(1)連結範囲の重要な変更
第1四半期連結会計期間より、「魔法使いの嫁」製作委員会は重要性が乏しくなったため、連結の範囲か
ら除外しております。また、新たに出資した「Great Pretenders」製作委員会を連結範囲に含めておりま
す。
(2)持分法適用の範囲の重要な変更
第1四半期連結会計期間より、「銀河英雄伝説」「甲鉄城のカバネリ海門決戦」「攻殻機動隊
SAC_2045」の製作委員会3社は、四半期純損益(持分に見合う額)及び利益剰余金(持分に見合う額)等から
みて、持分法の対象から除いても連結財務諸表に及ぼす影響が軽微であり、かつ、全体としても重要性がな
いため持分法の適用範囲から除外しております。
また、第2四半期連結会計期間より、新たに出資した「シネマラボ」製作委員会を持分法の適用範囲に含
めています。
(会計方針の変更)
該当事項はありません。
(追加情報)
(新型コロナウイルス感染症拡大に伴う会計上の見積りについて)
新型コロナウイルス感染症拡大に伴う会計上の見積りについては、前連結会計年度の有価証券報告書の(追
加情報)おいて、緊急事態宣言が2020年5月に解除されてから6月以降緩やかに回復基調に進むものと仮定し
ておりましたが、緊急事態宣言が再び首都圏で発出された現状を鑑み、当該感染症拡大に伴う影響は2021年5
月期末まで一定期間にわたって及ぶものと仮定して、受注損失引当金等の会計上の見積りを行っております。
なお、当社グループは、四半期連結財務諸表作成時点で入手可能な情報に基づいて会計上の見積りを行って
おりますが、新型コロナウイルスによる経済活動への影響は不確実性が高いため、上記仮定に変化が生じた場
合には、当連結会計年度の財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。
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(四半期連結キャッシュ・フロー計算書関係)
当第3四半期連結累計期間に係る四半期連結キャッシュ・フロー計算書は作成しておりません。なお、第3四半
期連結累計期間に係る減価償却費(無形固定資産に係る償却費を含む。)は、次のとおりであります。
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2019年6月1日 (自 2020年6月1日
至 2020年2月29日) 至 2021年2月28日)
減価償却費 592,517千円 715,711千円
(株主資本等関係)
Ⅰ 前第3四半期連結累計期間(自 2019年6月1日 至 2020年2月29日)
配当金支払額
配当金の総額 1株当たり
(決議) 株式の種類 基準日 効力発生日 配当の原資
(千円) 配当額(円)
2019年8月27日
普通株式 25,276 5 2019年5月31日 2019年8月28日 利益剰余金
定時株主総会
(注)配当金の総額には、「株式給付信託口(J-ESOP)」の導入において設立した㈱日本カストディ銀行(信託E口)
が保有する当社株式に対する配当金742千円を含めて記載しております。
Ⅱ 当第3四半期連結累計期間(自 2020年6月1日 至 2021年2月28日)
配当金支払額
配当金の総額 1株当たり
(決議) 株式の種類 基準日 効力発生日 配当の原資
(千円) 配当額(円)
2020年8月28日
普通株式 25,276 5 2020年5月31日 2020年8月31日 利益剰余金
定時株主総会
(注)配当金の総額には、「株式給付信託口(J-ESOP)」の導入において設立した㈱日本カストディ銀行(信託E口)
が保有する当社株式に対する配当金742千円を含めて記載しております。
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四半期報告書
(セグメント情報等)
【セグメント情報】
Ⅰ 前第3四半期連結累計期間(自 2019年6月1日 至 2020年2月29日)
1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位 : 千円)
報告セグメント
その他
合計
映像制作
(注)
出版事業 版権事業 計
事業
売上高
4,555,699 1,081,869 1,025,856 6,663,425 179,890 6,843,316
外部顧客への売上高
セグメント間の内部売
- - - - - -
上高又は振替高
4,555,699 1,081,869 1,025,856 6,663,425 179,890 6,843,316
計
セグメント利益又はセグメン
143,199 116,085 215,380 474,666 438,572
△ 36,093
ト損失(△)
(注)「その他」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、原稿(雑誌のイラスト)や商品販売等を
行っています。
2.報告セグメントの利益又は損失の金額の合計額と四半期連結損益計算書計上額との差額及び当該差額の
主な内容(差異調整に関する事項)
(単位 : 千円)
利益 金額
報告セグメント計 474,666
「その他」の区分の利益 △36,093
全社費用 (注)
△88,095
四半期連結損益計算書の営業利益 350,477
(注)全社費用は、主に報告セグメントに帰属しない販売費及び一般管理費であります。
3.報告セグメントごとの固定資産の減損損失又はのれん等に関する情報
(固定資産にかかる重要な減損損失)
当第3四半期連結累計期間において、「映像制作事業」に係る減損損失57,101千円を計上しておりま
す。
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Ⅱ 当第3四半期連結累計期間(自 2020年6月1日 至 2021年2月28日)
1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位 : 千円)
報告セグメント
その他
合計
映像制作
(注)
出版事業 版権事業 計
事業
売上高
3,736,192 1,429,315 1,550,195 6,715,702 178,695 6,894,398
外部顧客への売上高
セグメント間の内部売
- - - - - -
上高又は振替高
3,736,192 1,429,315 1,550,195 6,715,702 178,695 6,894,398
計
セグメント利益又はセグメン
278,169 423,798 654,143 647,587
△ 47,824 △ 6,556
ト損失(△)
(注)「その他」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、原稿(雑誌のイラスト)や商品販売等を
行っています。
2.報告セグメントの利益又は損失の金額の合計額と四半期連結損益計算書計上額との差額及び当該差額の
主な内容(差異調整に関する事項)
(単位 : 千円)
利益 金額
報告セグメント計 654,143
「その他」の区分の利益 △6,556
全社費用 (注)
△89,863
四半期連結損益計算書の営業利益 557,724
(注)全社費用は、主に報告セグメントに帰属しない販売費及び一般管理費であります。
3.報告セグメントごとの固定資産の減損損失又はのれん等に関する情報
(固定資産にかかる重要な減損損失)
当第3四半期連結累計期間において、「映像制作事業」に係る減損損失12,500千円、「出版事業」に係
る減損損失630千円を計上しております。
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(1株当たり情報)
1株当たり四半期純利益及び算定上の基礎は、以下のとおりであります。
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2019年6月1日 (自 2020年6月1日
至 2020年2月29日) 至 2021年2月28日)
1株当たり四半期純利益 36円62銭 86円51銭
(算定上の基礎)
親会社株主に帰属する四半期純利益(千円) 179,667 427,274
普通株主に帰属しない金額(千円) - -
普通株式に係る親会社株主に帰属する四半期純
179,667 427,274
利益(千円)
普通株式の期中平均株式数(株) 4,906,888 4,938,785
(注)1.潜在株式調整後1株当たり四半期純利益については、潜在株式が存在しないため記載しておりません。
2.普通株式の期中平均株式数について、その計算において控除する自己株式に、「株式給付信託(J-ESOP)」制
度の信託口が所有する当社株式を含めております。
(重要な後発事象)
該当事項はありません。
2【その他】
該当事項はありません。
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第二部【提出会社の保証会社等の情報】
該当事項はありません。
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独立監査人の四半期レビュー報告書
2021年4月8日
株式会社IGポート
取締役会 御中
有限責任監査法人トーマツ
東京事務所
指定有限責任社員
公認会計士
後藤 英俊 印
業務執行社員
指定有限責任社員
公認会計士
原 康二 印
業務執行社員
監査人の結論
当監査法人は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づき、「経理の状況」に掲げられている株式会社IG
ポートの2020年6月1日から2021年5月31日までの連結会計年度の第3四半期連結会計期間(2020年12月1日から2021年
2月28日まで)及び第3四半期連結累計期間(2020年6月1日から2021年2月28日まで)に係る四半期連結財務諸表、す
なわち、四半期連結貸借対照表、四半期連結損益計算書、四半期連結包括利益計算書及び注記について四半期レビューを
行った。
当監査法人が実施した四半期レビューにおいて、上記の四半期連結財務諸表が、我が国において一般に公正妥当と認め
られる四半期連結財務諸表の作成基準に準拠して、株式会社IGポート及び連結子会社の2021年2月28日現在の財政状態
及び同日をもって終了する第3四半期連結累計期間の経営成績を適正に表示していないと信じさせる事項が全ての重要な
点において認められなかった。
監査人の結論の根拠
当監査法人は、我が国において一般に公正妥当と認められる四半期レビューの基準に準拠して四半期レビューを行っ
た。四半期レビューの基準における当監査法人の責任は、「四半期連結財務諸表の四半期レビューにおける監査人の責
任」に記載されている。当監査法人は、我が国における職業倫理に関する規定に従って、会社及び連結子会社から独立し
ており、また、監査人としてのその他の倫理上の責任を果たしている。当監査法人は、結論の表明の基礎となる証拠を入
手したと判断している。
四半期連結財務諸表に対する経営者並びに監査役及び監査役会の責任
経営者の責任は、我が国において一般に公正妥当と認められる四半期連結財務諸表の作成基準に準拠して四半期連結財
務諸表を作成し適正に表示することにある。これには、不正又は誤謬による重要な虚偽表示のない四半期連結財務諸表を
作成し適正に表示するために経営者が必要と判断した内部統制を整備及び運用することが含まれる。
四半期連結財務諸表を作成するに当たり、経営者は、継続企業の前提に基づき四半期連結財務諸表を作成することが適
切であるかどうかを評価し、我が国において一般に公正妥当と認められる四半期連結財務諸表の作成基準に基づいて継続
企業に関する事項を開示する必要がある場合には当該事項を開示する責任がある。
監査役及び監査役会の責任は、財務報告プロセスの整備及び運用における取締役の職務の執行を監視することにある。
四半期連結財務諸表の四半期レビューにおける監査人の責任
監査人の責任は、監査人が実施した四半期レビューに基づいて、四半期レビュー報告書において独立の立場から四半期
連結財務諸表に対する結論を表明することにある。
監査人は、我が国において一般に公正妥当と認められる四半期レビューの基準に従って、四半期レビューの過程を通じ
て、職業的専門家としての判断を行い、職業的懐疑心を保持して以下を実施する。
・ 主として経営者、財務及び会計に関する事項に責任を有する者等に対する質問、分析的手続その他の四半期レ
ビュー手続を実施する。四半期レビュー手続は、我が国において一般に公正妥当と認められる監査の基準に準拠して
実施される年度の財務諸表の監査に比べて限定された手続である。
・ 継続企業の前提に関する事項について、重要な疑義を生じさせるような事象又は状況に関して重要な不確実性が認
められると判断した場合には、入手した証拠に基づき、四半期連結財務諸表において、我が国において一般に公正妥
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四半期報告書
当と認められる四半期連結財務諸表の作成基準に準拠して、適正に表示されていないと信じさせる事項が認められな
いかどうか結論付ける。また、継続企業の前提に関する重要な不確実性が認められる場合は、四半期レビュー報告書
に おいて四半期連結財務諸表の注記事項に注意を喚起すること、又は重要な不確実性に関する四半期連結財務諸表の
注記事項が適切でない場合は、四半期連結財務諸表に対して限定付結論又は否定的結論を表明することが求められて
いる。監査人の結論は、四半期レビュー報告書日までに入手した証拠に基づいているが、将来の事象や状況により、
企業は継続企業として存続できなくなる可能性がある。
・ 四半期連結財務諸表の表示及び注記事項が、我が国において一般に公正妥当と認められる四半期連結財務諸表の作
成基準に準拠していないと信じさせる事項が認められないかどうかとともに、関連する注記事項を含めた四半期連結
財務諸表の表示、構成及び内容、並びに四半期連結財務諸表が基礎となる取引や会計事象を適正に表示していないと
信じさせる事項が認められないかどうかを評価する。
・ 四半期連結財務諸表に対する結論を表明するために、会社及び連結子会社の財務情報に関する証拠を入手する。監
査人は、四半期連結財務諸表の四半期レビューに関する指示、監督及び実施に関して責任がある。監査人は、単独で
監査人の結論に対して責任を負う。
監査人は、監査役及び監査役会に対して、計画した四半期レビューの範囲とその実施時期、四半期レビュー上の重要な
発見事項について報告を行う。
監査人は、監査役及び監査役会に対して、独立性についての我が国における職業倫理に関する規定を遵守したこと、並
びに監査人の独立性に影響を与えると合理的に考えられる事項、及び阻害要因を除去又は軽減するためにセーフガードを
講じている場合はその内容について報告を行う。
利害関係
会社及び連結子会社と当監査法人又は業務執行社員との間には、公認会計士法の規定により記載すべき利害関係はな
い。
以 上
(注)1.上記は四半期レビュー報告書の原本に記載された事項を電子化したものであり、その原本は当社(四半期報
告書提出会社)が別途保管しております。
2.XBRLデータは四半期レビューの対象には含まれていません。
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