中本パックス株式会社 四半期報告書 第33期第3四半期(令和2年9月1日-令和2年11月30日)
提出書類 | 四半期報告書-第33期第3四半期(令和2年9月1日-令和2年11月30日) |
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提出日 | |
提出者 | 中本パックス株式会社 |
カテゴリ | 四半期報告書 |
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中本パックス株式会社(E31924)
四半期報告書
【表紙】
【提出書類】 四半期報告書
【根拠条文】 金融商品取引法第24条の4の7第1項
【提出先】 近畿財務局長
【提出日】 2021年1月12日
【四半期会計期間】 第33期第3四半期(自 2020年9月1日 至 2020年11月30日)
【会社名】 中本パックス株式会社
【英訳名】 NAKAMOTO PACKS CO.,LTD.
【代表者の役職氏名】 代表取締役社長 河田 淳
【本店の所在の場所】 大阪市天王寺区空堀町2番8号
【電話番号】 06-6762-0431(代表)
【事務連絡者氏名】 専務取締役管理本部長 吉 功
【最寄りの連絡場所】 大阪市天王寺区空堀町2番8号
【電話番号】 06-6762-0431(代表)
【事務連絡者氏名】 専務取締役管理本部長 吉 功
【縦覧に供する場所】 株式会社東京証券取引所
(東京都中央区日本橋兜町2番1号)
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第一部【企業情報】
第1【企業の概況】
1【主要な経営指標等の推移】
第32期 第33期
回次 第3四半期 第3四半期 第32期
連結累計期間 連結累計期間
自2019年3月1日 自2020年3月1日 自2019年3月1日
会計期間
至2019年11月30日 至2020年11月30日 至2020年2月29日
(千円) 25,711,602 26,711,162 34,100,257
売上高
(千円) 1,236,302 1,421,085 1,608,895
経常利益
親会社株主に帰属する四半期(当
(千円) 840,683 1,102,737 1,085,637
期)純利益
(千円) 738,660 1,155,248 898,277
四半期包括利益又は包括利益
(千円) 12,260,981 13,939,774 12,419,879
純資産額
(千円) 28,264,523 31,532,492 27,568,043
総資産額
1株当たり四半期(当期)
(円) 102.87 134.94 132.84
純利益
潜在株式調整後1株当たり
(円) - - -
四半期(当期)純利益
(%) 42.3 40.4 43.9
自己資本比率
第32期 第33期
回次 第3四半期 第3四半期
連結会計期間 連結会計期間
自2019年9月1日 自2020年9月1日
会計期間
至2019年11月30日 至2020年11月30日
(円) 35.00 51.31
1株当たり四半期純利益
(注)1.当社は四半期連結財務諸表を作成しておりますので、提出会社の主要な経営指標等の推移については記載し
ておりません。
2.売上高には、消費税等は含まれておりません。
3. 潜在株式調整後1株当たり四半期(当期)純利益については、潜在株式が存在しないため 記載しておりませ
ん。
2【事業の内容】
当第3四半期連結累計期間において、当社グループ(当社及び当社の関係会社)が営む事業の内容について、重要
な変更はありません。また、主要な関係会社の異動は、以下のとおりであります。
第1四半期連結会計期間に設立したNAKAMOTO PACKS VIETNAM COMPANY LIMITEDについて、第2四半期連結会計期間
に出資が完了したため、連結子会社としております。
また、第2四半期連結会計期間において、持分法適用関連会社であった三国紙工株式会社の株式を追加取得し、連
結子会社としております。
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第2【事業の状況】
1【事業等のリスク】
当第3四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、または、 前事業年度の有価証券報告書に記載
した事業等のリスクについての重要な変更はありません 。
2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)財政状態及び経営成績の状況
① 財政状態
a.資産
当第3四半期連結会計期間末の総資産につきましては、前連結会計年度末に比べ3,964百万円増加し、
31,532百万円となりました。
流動資産につきましては、持分法適用関連会社であった三国紙工株式会社を連結子会社としたこと等により
受取手形及び売掛金が219百万円、電子記録債権が232百万円、たな卸資産が654百万円それぞれ増加したこと
や、短期借入金の増加等により現金及び預金が1,630百万円増加したこと等により、前連結会計年度末に比べ
2,618百万円増加し、17,007百万円となりました。
固定資産につきましては、持分法適用関連会社であった三国紙工株式会社を連結子会社としたこと等により
有形固定資産が1,131百万円増加したことや、投資その他の資産が178百万円増加したこと等により、前連結会
計年度末に比べ1,346百万円増加し、14,525百万円となりました。
b.負債
当第3四半期連結会計期間末の負債につきましては、前連結会計年度末に比べ2,444百万円増加し、17,592
百万円となりました。
流動負債につきましては、持分法適用関連会社であった三国紙工株式会社を連結子会社としたこと等により
支払手形及び買掛金が1,064百万円増加したことや、短期借入金が995百万円、賞与引当金が165百万円それぞ
れ増加したこと等により、前連結会計年度末に比べ2,335百万円増加し、14,481百万円となりました。
固定負債につきましては、持分法適用関連会社であった三国紙工株式会社を連結子会社としたこと等により
退職給付に係る負債が93百万円増加したことや、長期借入金が92百万円増加したこと等により、前連結会計年
度末に比べ109百万円増加し、3,110百万円となりました。
c.純資産
当第3四半期連結会計期間末 の純資産につきましては、前連結会計年度末に比べ1,519百万円増加し、
13,939百万円となりました。これは、 持分法適用関連会社であった三国紙工株式会社を連結子会社としたこと
等により非支配株主持分が872百万円増加したことや、 親会社株主に帰属する四半期純利益の計上等により利
益剰余金が645百万円増加したこと等によるものであります。
② 経営成績
当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の影響により依然として厳しい
状況にあり、個人消費は一部で持ち直しの動きが見られるものの、企業収益は大幅な減少が続いております。当
社に関連する食品業界や電子部品・デバイス業界においても、新型コロナウイルス感染症の再拡大により生産調
整の動きが見られるなど、先行きも当面、極めて厳しい状況が続くと見込まれます。
このような状況の下、「改質エコ技術でパッケージングの世界を変える Nブランド製品の拡販と環境経営の
推進、原点回帰でお客様満足度を最大化する」をスローガンに、環境への負荷を低減できる開発製品の販売、製
品の安定供給、生産効率・品質の向上に注力いたしました。
この結果、当第3四半期連結累計期間の経営成績は、売上高は26,711百万円(前年同期比3.9%増)、営業利
益は1,391百万円(同16.1%増)、経常利益は1,421百万円(同14.9%増)となり、親会社株主に帰属する四半期
純利益は1,102百万円(同31.2%増)となりました。
製品用途別の経営成績は次のとおりであります。
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(食品関連)
外出自粛・在宅勤務が拡大したことにより、来店客数に影響が出たコンビニエンスストアやデパ地下向け包
材、外食向けの業務用包材は減少しましたが、中食や内食需要の高まりにより冷凍食品、乳製品、豆腐などの
スーパーマーケット向け包材は好調に推移しました。また、汎用性の高い持ち帰り用の容器・トレー向け商材は
堅調であったことにより、売上高は18,029百万円(前年同期比3.4%増)となりました。利益については、関係
会社を中心とした生産効率向上効果があったものの、行楽やイベント用の比較的高価格帯の容器・トレー向け商
材の減少により利益率は低下し、売上総利益は1,957百万円(同3.2%減)となりました。
(IT・工業材関連)
電子部品製造用フィルムやスマートフォン用途が堅調に推移したほか、自動車生産が先進国と中国を中心に回
復し始めたことより自動車内装材もやや持ち直しました。感染症対策で工場への入場制限により立会試作が減少
していた影響は残るものの量産化へ進む案件も出てきたほか、リピート品や自社開発品であるNSセパを中心に
生産効率の向上にも努めた結果、売上高は3,444百万円(前年同期比4.6%増)、売上総利益は991百万円(同
26.3%増)となりました。
(医療・医薬関連)
病院関連で輸液関係包材が増加、新型コロナウイルス関連で防護服やフェイスシールドなどの加工を受託しま
した。また、貼付剤関連ではジェネリック医薬品用フィルムの受注も堅調に推移した結果、売上高は1,190百万
円(前年同期比15.5%増)、売上総利益は207百万円(同2.0%増)となりました。
(建材関連)
建材印刷の家具関連は低調でしたが、前年に導入した新型塗工機を使った機能性建材が順調に推移、生産効率
も向上したことにより、売上高は1,229百万円(前年同期比14.4%増)、売上総利益は175百万円(同33.6%増)
となりました。
(生活資材関連)
新型コロナウイルス感染症の影響により4月から5月にかけてショッピングモール等の営業自粛による販売減
少がありましたが、キッチン関連や、遮熱・断熱などエコ関連の新商材投入、新規取引先の増加により持ち直
し、売上高は2,365百万円(前年同期比1.9%減)、売上総利益は789百万円(同9.5%増)となりました。
(その他)
各種プラスチックフィルム等の販売が減少したほか、前年同期にあった機械販売の反動減がありましたが、連
結子会社化した三国紙工株式会社の重包装関係が増加したことにより、売上高は450百万円(前年同期比4.3%
減)、売上総利益は151百万円(同36.4%増)となりました。
(2)経営方針・経営戦略等
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はあ
りません。
(3)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(4)研究開発活動
当第3四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、54,536千円であります。
なお、当第3四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
3【経営上の重要な契約等】
当第3四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定または締結等はありません。
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第3【提出会社の状況】
1【株式等の状況】
(1)【株式の総数等】
①【株式の総数】
発行可能株式総数(株)
種類
25,320,000
普通株式
25,320,000
計
②【発行済株式】
第3四半期会計期間末現
上場金融商品取引所名
提出日現在発行数(株)
在発行数(株)
種類 又は登録認可金融商品 内容
(2021年1月12日)
(2020年11月30日) 取引業協会名
完全議決権株式であ
り、権利内容に何ら
限定のない当社にお
東京証券取引所
8,173,320 8,173,320
普通株式 ける標準となる株式
(市場第一部)
であります。
なお、単元株式数は
100株であります。
8,173,320 8,173,320 - -
計
(2)【新株予約権等の状況】
①【ストックオプション制度の内容】
該当事項はありません。
②【その他の新株予約権等の状況】
該当事項はありません。
(3)【行使価額修正条項付新株予約権付社債券等の行使状況等】
該当事項はありません。
(4)【発行済株式総数、資本金等の推移】
発行済株式総 資本準備金増
発行済株式総 資本金増減額 資本金残高 資本準備金残
数増減数 減額
年月日
数残高(株) (千円) (千円) 高(千円)
(株) (千円)
2020年9月1日~
- 8,173,320 - 1,057,468 - 721,606
2020年11月30日
(5)【大株主の状況】
当四半期会計期間は第3四半期会計期間であるため、記載事項はありません。
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(6)【議決権の状況】
当第3四半期会計期間末日現在の「議決権の状況」については、株主名簿の記載内容が確認できないため、
記載することができないことから、直前の基準日(2020年8月31日)に基づく株主名簿による記載をしており
ます。
①【発行済株式】
2020年11月30日現在
株式数(株) 議決権の数(個)
区分 内容
- - -
無議決権株式
議決権制限株式(自己株式等) - - -
議決権制限株式(その他) - - -
(自己保有株式)
完全議決権株式(自己株式等) - -
1,000
普通株式
権利内容に何ら限定のな
い当社における標準とな
完全議決権株式(その他) 8,169,100 81,691
普通株式
る株式であり、単元株式
数は100株であります。
3,220 - -
単元未満株式 普通株式
8,173,320 - -
発行済株式総数
- 81,691 -
総株主の議決権
(注)「単元未満株式」の欄には、当社所有の自己株式28株が含まれております。
②【自己株式等】
2020年11月30日現在
発行済株式総数
自己名義所有 他人名義所有 所有株式数の
に対する所有株
所有者の氏名又は名称 所有者の住所
株式数(株) 株式数(株) 合計(株)
式数の割合(%)
(自己保有株式)
大阪市天王寺区空堀町2番
1,000 - 1,000 0.01
中本パックス㈱ 8号
- 1,000 - 1,000 0.01
計
2【役員の状況】
該当事項はありません。
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第4【経理の状況】
1.四半期連結財務諸表の作成方法について
当社の四半期連結財務諸表は、「四半期連結財務諸表の用語、様式及び作成方法に関する規則」(2007年内閣府令
第64号)に基づいて作成しております。
2.監査証明について
当社は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づき、第3四半期連結会計期間(2020年9月1日から2020
年11月30日まで)及び第3四半期連結累計期間(2020年3月1日から2020年11月30日まで)に係る四半期連結財務諸
表について、EY新日本有限責任監査法人による四半期レビューを受けております。
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1【四半期連結財務諸表】
(1)【四半期連結貸借対照表】
(単位:千円)
前連結会計年度 当第3四半期連結会計期間
(2020年2月29日) (2020年11月30日)
資産の部
流動資産
2,558,645 4,188,718
現金及び預金
7,459,399 7,679,174
受取手形及び売掛金
1,357,278 1,590,273
電子記録債権
1,756,580 2,168,861
商品及び製品
357,538 427,064
仕掛品
605,369 777,963
原材料及び貯蔵品
298,883 183,887
その他
△ 4,539 △ 8,625
貸倒引当金
14,389,156 17,007,320
流動資産合計
固定資産
有形固定資産
建物及び構築物(純額) 5,485,812 5,621,952
機械装置及び運搬具(純額) 2,019,335 2,299,222
2,928,210 3,140,388
土地
960,703 1,464,274
その他(純額)
11,394,061 12,525,836
有形固定資産合計
無形固定資産 339,088 375,107
投資その他の資産
1,472,882 1,651,374
その他
△ 27,145 △ 27,145
貸倒引当金
1,445,736 1,624,228
投資その他の資産合計
13,178,886 14,525,172
固定資産合計
27,568,043 31,532,492
資産合計
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(単位:千円)
前連結会計年度 当第3四半期連結会計期間
(2020年2月29日) (2020年11月30日)
負債の部
流動負債
2,871,952 3,935,958
支払手形及び買掛金
3,625,117 3,597,952
電子記録債務
3,711,360 4,707,001
短期借入金
777,462 768,792
1年内返済予定の長期借入金
207,975 213,353
未払法人税等
214,602 379,866
賞与引当金
738,445 879,039
その他
12,146,915 14,481,965
流動負債合計
固定負債
2,200,319 2,292,970
長期借入金
176,610 269,632
退職給付に係る負債
624,318 548,149
その他
3,001,248 3,110,751
固定負債合計
15,148,163 17,592,717
負債合計
純資産の部
株主資本
1,057,468 1,057,468
資本金
1,158,408 1,158,408
資本剰余金
9,502,455 10,147,544
利益剰余金
△ 1,039 △ 1,101
自己株式
11,717,292 12,362,319
株主資本合計
その他の包括利益累計額
102,517 135,546
その他有価証券評価差額金
3,305 △ 3,683
繰延ヘッジ損益
276,306 257,220
為替換算調整勘定
△ 9,881 △ 14,734
退職給付に係る調整累計額
372,247 374,349
その他の包括利益累計額合計
330,339 1,203,106
非支配株主持分
12,419,879 13,939,774
純資産合計
27,568,043 31,532,492
負債純資産合計
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(2)【四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書】
【四半期連結損益計算書】
【第3四半期連結累計期間】
(単位:千円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2019年3月1日 (自 2020年3月1日
至 2019年11月30日) 至 2020年11月30日)
25,711,602 26,711,162
売上高
21,737,217 22,438,126
売上原価
3,974,385 4,273,036
売上総利益
2,775,825 2,881,492
販売費及び一般管理費
1,198,560 1,391,543
営業利益
営業外収益
1,403 1,406
受取利息
9,861 9,880
受取配当金
4,795 2,373
持分法による投資利益
20,713 21,060
受取地代家賃
117,732 97,872
その他
154,506 132,593
営業外収益合計
営業外費用
57,921 53,913
支払利息
38,786 25,256
為替差損
20,056 23,880
その他
116,764 103,051
営業外費用合計
1,236,302 1,421,085
経常利益
特別利益
- 449
固定資産売却益
- 227,983
負ののれん発生益
- 228,433
特別利益合計
特別損失
- 104
固定資産売却損
1,297 11,627
固定資産除却損
24,874 -
投資有価証券評価損
- 99,206
段階取得に係る差損
26,172 110,938
特別損失合計
1,210,130 1,538,581
税金等調整前四半期純利益
366,029 385,392
法人税等
844,100 1,153,188
四半期純利益
3,416 50,451
非支配株主に帰属する四半期純利益
840,683 1,102,737
親会社株主に帰属する四半期純利益
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【四半期連結包括利益計算書】
【第3四半期連結累計期間】
(単位:千円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2019年3月1日 (自 2020年3月1日
至 2019年11月30日) 至 2020年11月30日)
844,100 1,153,188
四半期純利益
その他の包括利益
29,151 37,084
その他有価証券評価差額金
△ 7,412 △ 6,988
繰延ヘッジ損益
△ 115,099 △ 20,805
為替換算調整勘定
△ 11,830 △ 4,853
退職給付に係る調整額
△ 249 △ 2,377
持分法適用会社に対する持分相当額
△ 105,440 2,059
その他の包括利益合計
738,660 1,155,248
四半期包括利益
(内訳)
753,412 1,104,838
親会社株主に係る四半期包括利益
△ 14,752 50,409
非支配株主に係る四半期包括利益
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【注記事項】
(連結の範囲又は持分法適用の範囲の変更)
(1)連結の範囲の重要な変更
第1四半期連結会計期間に設立したNAKAMOTO PACKS VIETNAM COMPANY LIMITEDについて、第2四半期連結会
計期間に出資が完了したため、連結の範囲に含めております。
また、第2四半期連結会計期間より、持分法適用関連会社であった三国紙工株式会社の株式を追加取得した
ことにより、連結の範囲に含めております。
(2)持分法適用の範囲の重要な変更
第2四半期連結会計期間より、三国紙工株式会社の株式を追加取得し連結の範囲に含めたため、持分法適用
の範囲から除外しております。
(四半期連結財務諸表の作成にあたり適用した特有の会計処理)
(税金費用の計算)
税金費用については、当第3四半期連結会計期間を含む連結会計年度の税引前当期純利益に対する税効果会計
適用後の実効税率を合理的に見積り、税引前四半期純利益に当該見積実効税率を乗じて計算しております。
(追加情報)
当社グループは、新型コロナウイルス感染症の影響について、今後の広がり方や収束時期に関して不確実性が高
い事象であると考えております。
本件が当社グループの業績に与える影響は、当初、2020年夏頃まで続くと仮定しておりましたが、終息時期は未
だ予測することが出来ない状況にあるため、翌連結会計年度以降も一定期間にわたり継続するとの仮定に変更し、
固定資産の減損、繰延税金資産の回収可能性などの会計上の見積りを行っております。
(四半期連結貸借対照表関係)
当社及び連結子会社(株式会社アール、株式会社中本印書館、株式会社サンタック、エヌアイパックス株式会
社、廊坊中本包装有限公司、 廊坊中本新型材料科技有限公司)においては、運転資金の効率的な調達を行うた
め、取引銀行5行と当座貸越契約を締結しております。これらの契約に基づく借入未実行残高は、次のとおりで
あります。
前連結会計年度 当第3四半期連結会計期間
(2020年2月29日) (2020年11月30日)
当座貸越極度額の総額 5,262,616千円 5,779,294千円
借入実行残高 3,487,179 4,207,376
1,775,437 1,571,918
差引額
(四半期連結キャッシュ・フロー計算書関係)
当第3四半期連結累計期間に係る四半期連結キャッシュ・フロー計算書は作成しておりません。なお、第3四
半期連結累計期間に係る減価償却費(のれんを除く無形固定資産に係る償却費を含む。)及びのれんの償却額
は、次のとおりであります。
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2019年3月1日 (自 2020年3月1日
至 2019年11月30日) 至 2020年11月30日)
減価償却費 734,387千円 753,237千円
のれんの償却額 21,479 21,479
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中本パックス株式会社(E31924)
四半期報告書
(株主資本等関係)
Ⅰ 前第3四半期連結累計期間(自 2019年3月1日 至 2019年11月30日)
配当金支払額
配当金の総額 1株当たり配
(決議)
株式の種類 基準日 効力発生日 配当の原資
(千円) 当額(円)
2019年5月29日
232,911 28.50
普通株式 2019年2月28日 2019年5月30日 利益剰余金
定時株主総会
2019年9月13日
228,824 28.00
普通株式 2019年8月31日 2019年11月11日 利益剰余金
取締役会
Ⅱ 当第3四半期連結累計期間(自 2020年3月1日 至 2020年11月30日)
配当金支払額
配当金の総額 1株当たり配
(決議)
株式の種類 基準日 効力発生日 配当の原資
(千円) 当額(円)
2020年5月26日
228,824 28.00
普通株式 2020年2月29日 2020年5月27日 利益剰余金
定時株主総会
2020年9月14日
228,824 28.00
普通株式 2020年8月31日 2020年11月10日 利益剰余金
取締役会
(セグメント情報等)
【セグメント情報】
Ⅰ 前第3四半期連結累計期間(自 2019年3月1日 至 2019年11月30日)
当社グループは、印刷関連事業の単一セグメントであるため、セグメント情報の記載をしておりません。
Ⅱ 当第3四半期連結累計期間(自 2020年3月1日 至 2020年11月30日)
当社グループは、印刷関連事業の単一セグメントであるため、セグメント情報の記載をしておりません。
(1株当たり情報)
1株当たり四半期純利益及び算定上の基礎は、以下のとおりであります。
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2019年3月1日 (自 2020年3月1日
至 2019年11月30日) 至 2020年11月30日)
1株当たり四半期純利益 102円87銭 134円94銭
(算定上の基礎)
親会社株主に帰属する四半期純利益(千円) 840,683 1,102,737
普通株主に帰属しない金額(千円) - -
普通株式に係る親会社株主に帰属する四半期純利
840,683 1,102,737
益(千円)
普通株式の期中平均株式数(株) 8,172,301 8,172,284
(注)潜在株式調整後1株当たり四半期純利益については、 潜在株式が存在しないため 記載しておりません。
(重要な後発事象)
該当事項はありません。
2【その他】
2020年9月14日開催の取締役会において、当期中間配当に関し、次のとおり決議いたしました。
(1)配当金の総額 228,824千円
(2)1株当たりの金額 28円00銭
(3)支払請求の効力発生日及び支払開始日 2020年11月10日
(注)2020年8月31日現在の株主名簿に記載または記録された株主に対し、支払を行いました。
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四半期報告書
第二部【提出会社の保証会社等の情報】
該当事項はありません。
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四半期報告書
独立監査人の四半期レビュー報告書
2021年1月12日
中本パックス株式会社
取締役会 御中
EY新日本有限責任監査法人
指定有限責任社員
公認会計士 石田 博信 ㊞
業務執行社員
指定有限責任社員
公認会計士
栗原 裕幸 ㊞
業務執行社員
当監査法人は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づき、「経理の状況」に掲げられている中本パックス株
式会社の2020年3月1日から2021年2月28日までの連結会計年度の第3四半期連結会計期間(2020年9月1日から2020年
11月30日まで)及び第3四半期連結累計期間(2020年3月1日から2020年11月30日まで)に係る四半期連結財務諸表、す
なわち、四半期連結貸借対照表、四半期連結損益計算書、四半期連結包括利益計算書及び注記について四半期レビューを
行った。
四半期連結財務諸表に対する経営者の責任
経営者の責任は、我が国において一般に公正妥当と認められる四半期連結財務諸表の作成基準に準拠して四半期連結財
務諸表を作成し適正に表示することにある。これには、不正又は誤謬による重要な虚偽表示のない四半期連結財務諸表を
作成し適正に表示するために経営者が必要と判断した内部統制を整備及び運用することが含まれる。
監査人の責任
当監査法人の責任は、当監査法人が実施した四半期レビューに基づいて、独立の立場から四半期連結財務諸表に対する
結論を表明することにある。当監査法人は、我が国において一般に公正妥当と認められる四半期レビューの基準に準拠し
て四半期レビューを行った。
四半期レビューにおいては、主として経営者、財務及び会計に関する事項に責任を有する者等に対して実施される質
問、分析的手続その他の四半期レビュー手続が実施される。四半期レビュー手続は、我が国において一般に公正妥当と認
められる監査の基準に準拠して実施される年度の財務諸表の監査に比べて限定された手続である。
当監査法人は、結論の表明の基礎となる証拠を入手したと判断している。
監査人の結論
当監査法人が実施した四半期レビューにおいて、上記の四半期連結財務諸表が、我が国において一般に公正妥当と認め
られる四半期連結財務諸表の作成基準に準拠して、中本パックス株式会社及び連結子会社の2020年11月30日現在の財政状
態及び同日をもって終了する第3四半期連結累計期間の経営成績を適正に表示していないと信じさせる事項がすべての重
要な点において認められなかった。
利害関係
会社と当監査法人又は業務執行社員との間には、公認会計士法の規定により記載すべき利害関係はない。
以 上
(注)1.上記は四半期レビュー報告書の原本に記載された事項を電子化したものであり、その原本は当社(四半期報
告書提出会社)が別途保管しております。
2.XBRLデータは四半期レビューの対象には含まれておりません。
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