株式会社ベクトル 訂正内部統制報告書 第27期(平成30年3月1日-平成31年2月28日)
EDINET提出書類
株式会社ベクトル(E26428)
訂正内部統制報告書
【表紙】
【提出書類】 内部統制報告書の訂正報告書
【根拠条文】 金融商品取引法第24条の4の5第1項
【提出先】 関東財務局長
【提出日】 2020年11月13日
【会社名】 株式会社ベクトル
【英訳名】 VECTOR INC.
【代表者の役職氏名】 代表取締役社長 長谷川 創
【最高財務責任者の役職氏名】 該当事項はありません。
【本店の所在の場所】 東京都港区赤坂四丁目15番1号
【縦覧に供する場所】 株式会社東京証券取引所
(東京都中央区日本橋兜町2番1号)
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EDINET提出書類
株式会社ベクトル(E26428)
訂正内部統制報告書
1【内部統制報告書の訂正報告書の提出理由】
2019年5月28日に提出いたしました第27期(自 2018年3月1日 至 2019年2月28日)内部統制報告書の記載事項
に誤りがありましたので、金融商品取引法第24条の4の5第1項に基づき、内部統制報告書の訂正報告書を提出するも
のであります。
2【訂正事項】
3 評価結果に関する事項
3【訂正箇所】
訂正箇所は___を付して表示しております。
3【評価結果に関する事項】
(訂正前)
上記の評価の結果、当事業年度末日において、当社の財務報告に係る内部統制は有効であると判断しました。
(訂正後)
下記に記載した財務報告に係る内部統制の不備は、財務報告に重要な影響を及ぼすこととなり、開示すべき重要な
不備に該当すると判断いたしました。したがって、当事業年度末日時点において、当社の財務報告に係る内部統制は
有効ではないと判断いたしました。
記
当社の連結子会社である株式会社あしたのチーム(以下、あしたのチーム)において、不適切な会計処理を行って
いたことが判明したことを受け、当社は2020年10月9日に外部専門家を含む社内調査委員会を設置し、全容の解明お
よび原因究明ならびに同様の事象の有無について調査を進めてまいりました。
当社は、2020年11月13日に受領した同委員会による調査結果を踏まえ、2020年11月13日に2019年2月期及び2020年
2月期の有価証券報告書ならびに2019年2月期第3四半期、2020年2月期第1四半期、第2四半期、第3四半期及び
2021年2月期第1四半期の四半期報告書の訂正報告書を提出いたしました。
本件は、あしたのチームにおける特定の売上取引に関わる会計処理について、本来役務提供期間に応じて売上計上
すべきものを誤って一括で計上していたものです。
これらの事実は、あしたのチームにおける売上計上に関する会計基準に対する誤認や収益認識に係る明確なルール
の整備が不十分であったこと等により、内部統制に不備が生じていたことが原因と考えております。
このような財務報告に係る内部統制の不備は、財務報告に重要な影響を及ぼしており、全社的な内部統制および決
算財務報告プロセスに関する内部統制の不備は開示すべき重要な不備に該当すると判断いたしました。
上記の開示すべき重要な不備については、訂正事項の判明が当事業年度の末日以降であったため、当事業年度の末
日までに是正することができませんでした。なお、上記の開示すべき重要な不備に起因する必要な修正事項はすべて
2020年11月13日に提出いたしました訂正報告書の連結財務諸表に反映しております。
当社といたしましては、財務報告に係る内部統制の重要性を認識しており、開示すべき重要な不備を是正するため
に、調査報告書の提言に沿った再発防止策を実行し、内部統制の整備・運用を図ってまいります。
1.あしたのチームにおける再発防止策
(1)経営体制の見直し
(2)管理体制の見直し
(3)内部監査体制の見直し
(4)商品に関する改善計画
(5)受注に至る経過に関する改善計画
(6)受注以降に関する改善計画
2.グループの内部統制システムの見直し
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