日新製糖株式会社 四半期報告書 第10期第2四半期(令和2年7月1日-令和2年9月30日)
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日新製糖株式会社(E25648)
四半期報告書
【表紙】
【提出書類】 四半期報告書
【根拠条文】 金融商品取引法第24条の4の7第1項
【提出先】 関東財務局長
【提出日】 2020年11月13日
【四半期会計期間】 第10期第2四半期(自 2020年7月1日 至 2020年9月30日)
【会社名】 日新製糖株式会社
【英訳名】 Nissin Sugar Co., Ltd.
【代表者の役職氏名】 代表取締役社長 森田 裕
【本店の所在の場所】 東京都中央区日本橋小網町14番1号
【電話番号】 03(3668)1293
【事務連絡者氏名】 財務部長 大場 健司
【最寄りの連絡場所】 東京都中央区日本橋小網町14番1号
【電話番号】 03(3668)1293
【事務連絡者氏名】 財務部長 大場 健司
【縦覧に供する場所】 株式会社東京証券取引所
(東京都中央区日本橋兜町2番1号)
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第一部【企業情報】
第1【企業の概況】
1【主要な経営指標等の推移】
第9期 第10期
回次 第2四半期 第2四半期 第9期
連結累計期間 連結累計期間
自 2019年4月1日 自 2020年4月1日 自 2019年4月1日
会計期間
至 2019年9月30日 至 2020年9月30日 至 2020年3月31日
24,156 20,975 47,809
売上収益
(百万円)
(第2四半期連結会計期間) ( 11,725 ) ( 10,417 )
(百万円) 1,993 1,193 3,168
税引前四半期利益又は税引前利益
親会社の所有者に帰属する
1,404 462 2,173
四半期(当期)利益 (百万円)
(第2四半期連結会計期間) ( 616 ) ( 210 )
親会社の所有者に帰属する
(百万円) 1,058 424 1,395
四半期(当期)包括利益
(百万円) 48,496 47,771 48,039
親会社の所有者に帰属する持分
(百万円) 62,439 59,693 60,798
資産合計
基本的1株当たり
63.61 20.96 98.43
四半期(当期)利益 (円)
(第2四半期連結会計期間) ( 27.92 ) ( 9.53 )
希薄化後1株当たり
(円) - - -
四半期(当期)利益
(%) 77.7 80.0 79.0
親会社所有者帰属持分比率
営業活動による
(百万円) 1,675 1,333 3,972
キャッシュ・フロー
投資活動による
(百万円) △ 886 △ 553 △ 2,185
キャッシュ・フロー
財務活動による
(百万円) △ 1,236 △ 1,176 △ 2,505
キャッシュ・フロー
現金及び現金同等物の
(百万円) 8,355 7,689 8,085
四半期末(期末)残高
(注)1.当社は要約四半期連結財務諸表を作成しているため、提出会社の主要な経営指標等の推移については記載し
ていません。
2.売上収益には、消費税等は含まれていません。
3.希薄化後1株当たり四半期(当期)利益については、潜在株式が存在しないため記載していません。
4.上記指標は、国際財務報告基準(以下「IFRS」という。)により作成された要約四半期連結財務諸表お
よび連結財務諸表に基づいています。
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2【事業の内容】
当第2四半期連結累計期間において、当社グループ(当社および当社の関係会社)が営む事業の内容について、
重要な変更はありません。また、主要な関係会社の異動は以下のとおりです。
(砂糖その他食品事業)
主要な異動はありません。
(健康産業事業)
2020年4月1日付で株式会社ドゥ・スポーツプラザ(連結子会社)は株式会社エヌエーシーシステム(連結子
会社)を吸収合併し、商号を「株式会社日新ウエルネス」に変更しました。
(倉庫事業)
主要な異動はありません。
この結果、当社グループは、当社、子会社7社および関連会社5社により構成されています。
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第2【事業の状況】
1【事業等のリスク】
当第2四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、または、前事業年度の有価証券報告書に記
載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。
2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
(1)経営成績の状況
当第2四半期連結累計期間におけるわが国の経済につきましては、新型コロナウイルス感染症拡大により、社
会・経済活動が急速に停滞したことを受け、2020年4月~6月期の実質国内総生産(GDP)が年率28.1%減と
いう戦後最大の下落幅になるなど、極めて厳しい状況となりました。緊急事態宣言の解除後は、経済活動が再開
され、個人消費は持ち直しつつあるものの、感染症収束の目処は立っておらず、引き続き予断を許さない状況と
なっています。
当第2四半期連結累計期間の業績は、新型コロナウイルス感染症拡大の影響を大きく受け、売上収益20,975百
万円(前年同期比13.2%減)、営業利益1,086百万円(同40.5%減)、税引前四半期利益1,193百万円(同40.1%
減)、親会社の所有者に帰属する四半期利益は462百万円(同67.0%減)となりました。なお、健康産業事業にお
いて 、 税効果会計における回収可能性の見直しを実施したこと等により、税負担率が増加しています。
セグメントの概況は以下のとおりです。
[砂糖その他食品事業]
海外原糖市況につきましては、新型コロナウイルス感染症拡大の影響を受けた世界的な景気減速に伴う消費減
少懸念や燃料価格の急落、砂糖最大輸出国ブラジルの通貨安などの影響から一時値を下げました。その後、主要
生産国であるタイの干ばつによる減産やブラジルの干ばつ懸念による供給面の不透明感から値を上げて当第2四
半期を終了しました。
海外原糖市況(ニューヨーク市場粗糖先物相場(当限))
日付 セント/ポンド 円/kg 為替(円/ドル)
始 値 2020年4月1日 10.39 24.87 108.59
高 値 2020年8月14日 13.28 31.61 107.98
安 値 2020年4月28日 9.05 21.61 108.30
終 値 2020年9月30日 13.07 30.77 106.80
(注)1ポンドは約0.4536㎏として換算し、為替は当日の三菱UFJ銀行直物為替公表TTSによっています。
一方、国内精糖市況(日本経済新聞掲載、東京)につきましては、前期末から変わらず上白糖1kg当たり187~
188円で当第2四半期を終了しました。
このような状況のもと、主力の砂糖につきましては、 新型コロナウイルス感染症拡大の影響を受け、出荷量は
前年同期を大きく下回りました。業務用製品については、インバウンドの減少や出張・観光の自粛等により、土
産菓子および外食関係の需要が大きく落ち込み、出荷量は大幅に減少しました。家庭用製品については、新型コ
ロナウイルス感染症拡大の影響を受けて家庭内調理の機会が増えたものの、買いおきが一巡したこと、および大
手量販店での特売の自粛等により出荷量は減少しました。このような状況においても、当社独自製品のきび砂糖
は好調に推移しました。
ツキオカフィルム製薬株式会社の売上収益につきましては、箔押事業・食用純金箔事業におけるインバウンド
需要・土産物需要が減少したことなどにより、前年同期を下回りました。
以上の結果、砂糖その他食品事業合計の売上収益は19,483百万円(前年同期比10.2%減)、セグメント利益は
1,362百万円(同11.8%減)となりました。
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[健康産業事業]
健康産業事業におきましては、総合フィットネスクラブ7店舗、女性専用のホットヨガ&コラーゲンスタジオ
6店舗およびコンパクトジム18店舗を関東地方において運営しています。政府の緊急事態宣言を受け、4月上旬
から5月末まで休業したことで退会者、休会者が増加しました。6月より感染拡大防止策を徹底して営業を再開
し、休会者を除く在籍会員数は、回復傾向にあるものの9月末時点で前年同期の6割程度となっており、売上収
益は前年同期を大きく下回る750百万円(前年同期比56.2%減)、セグメント損失は460百万円(前年同期はセグ
メント利益79百万円)となりました。
[倉庫事業]
倉庫事業におきましては、冷蔵倉庫は順調に推移したものの、普通倉庫は新型コロナウイルス感染症拡大の影
響を受け、輸入品の取扱量が減少したことにより、売上収益は741百万円(前年同期比0.5%減)、セグメント利
益は183百万円(同8.3%減)となりました。
(2) 財政状態の状況
(資産)
当第2四半期連結会計期間末における流動資産は24,362百万円となり、前連結会計年度末に比べ258百万円減少
しました。これは主に現金及び現金同等物が396百万円、営業債権及びその他の債権が412百万円それぞれ減少し
た一方で、売却目的で保有する資産が493百万円増加したことによるものです。非流動資産は35,330百万円とな
り、前連結会計年度末に比べ847百万円減少しました。これは主に有形固定資産が287百万円、使用権資産が312百
万円、その他の金融資産が639百万円それぞれ減少した一方で、その他の非流動資産が329百万円増加したことに
よるものです。
この結果、資産合計は59,693百万円となり、前連結会計年度末に比べ1,105百万円減少しました。
(負債)
当第2四半期連結会計期間末における流動負債は7,711百万円となり、前連結会計年度末に比べ339百万円減少
しました。これは主に営業債務及びその他の債務が409百万円減少した一方で、未払法人所得税等が151百万円増
加したことによるものです。非流動負債は4,210百万円となり、前連結会計年度末に比べ496百万円減少しまし
た。これは主にリース負債が431百万円減少したことによるものです。
この結果、負債合計は11,922百万円となり、前連結会計年度末に比べ836百万円減少しました。
(資本)
当第2四半期連結会計期間末における資本合計は47,771百万円となり、前連結会計年度末に比べ268百万円減少
しました。これは主に親会社の所有者に帰属する四半期利益462百万円および配当金684百万円によるものです。
この結果、親会社所有者帰属持分比率は80.0%(前連結会計年度末比1.0ポイント増)となりました。
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(3)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結会計期間末の 現金及び現金同等物は、前連結会計年度末より396百万円減少し、7,689百万円
となりました。
当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況は次のとおりです。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動によるキャッシュ・フローは、1,333百万円の収入となりました。
主なものは、税引前四半期利益1,193百万円、減価償却費及び償却費826百万円、持分法による投資利益△95百
万円、法人所得税の支払額△528百万円、ならびに棚卸資産の減少、営業債権及びその他の債権の減少、営業債
務及びその他の債務の減少、その他の増減による△72百万円です。
なお、前年同期は1,675百万円の収入であり、主なものは、税引前四半期利益1,993百万円、減価償却費及び償
却費879百万円、持分法による投資利益△108百万円、法人所得税の支払額△779百万円、ならびに棚卸資産の増
加、営業債権及びその他の債権の減少、営業債務及びその他の債務の減少、その他の増減による△325百万円で
す。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動によるキャッシュ・フローは、553百万円の支出となりました。
主なものは、有形固定資産及び無形資産の取得による支出△246百万円、その他(事業用地の取得等)△327百
万円です。
なお、前年同期は886百万円の支出であり、主なものは、有形固定資産及び無形資産の取得による支出△871百
万円です。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動によるキャッシュ・フローは、1,176百万円の支出となりました。
主なものは、リース負債の返済による支出△491百万円、配当金の支払額△685百万円です。
なお、前年同期は1,236百万円の支出であり、主なものは、リース負債の返済による支出△483百万円、配当金
の支払額△753百万円です。
(4)重要な会計上の見積りおよび当該見積りに用いた仮定
前事業年度の有価証券報告書の「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」に
記載した「重要な会計上の見積りおよび当該見積りに用いた仮定」について重要な変更はありません。
なお、新型コロナウイルス感染症による影響を当連結会計年度の第3四半期以降も受けるものの、緩やかに回
復に向かうと仮定を見直しましたが、 重要な変更はありません。
(5)経営方針・経営戦略等
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更は
ありません。
(6)優先的に対処すべき事業上および財務上の課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上および財務上の課題について
重要な変更はありません。
なお、 当連結会計年度の 第3四半期以降も引き続き新型コロナウイルス感染症の影響を受けると想定してお
り、今後も事業への影響を注視し、必要な対策を講じてまいります。
(7)研究開発活動
当第2四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、59百万円です。
なお、当第2四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
3【経営上の重要な契約等】
当第2四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定または締結等はありません。
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第3【提出会社の状況】
1【株式等の状況】
(1)【株式の総数等】
①【株式の総数】
種類 発行可能株式総数(株)
90,000,000
普通株式
90,000,000
計
②【発行済株式】
第2四半期会計期間末現在
上場金融商品取引所名
提出日現在発行数(株)
発行数(株)
種類 又は登録認可金融商品 内容
(2020年11月13日)
(2020年9月30日) 取引業協会名
東京証券取引所
単元株式数
22,673,883 22,673,883
普通株式
(市場第一部)
100株
22,673,883 22,673,883 ― ―
計
(2)【新株予約権等の状況】
①【ストックオプション制度の内容】
該当事項はありません。
②【その他の新株予約権等の状況】
該当事項はありません。
(3)【行使価額修正条項付新株予約権付社債券等の行使状況等】
該当事項はありません。
(4)【発行済株式総数、資本金等の推移】
発行済株式 発行済株式 資本準備金 資本準備金
資本金増減額 資本金残高
年月日 総数増減数 総数残高 増減額 残高
(百万円) (百万円)
(株) (株) (百万円) (百万円)
2020年7月1日~
―
― 22,673,883 7,000 ― 1,750
2020年9月30日
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(5)【大株主の状況】
2020年9月30日現在
発行済株式(自己
株式を除く。)の
所有株式数
総数に対する所有
氏名又は名称 住所
(百株)
株式数の割合
(%)
東京都千代田区大手町2-3-2 82,962 37.56
住友商事株式会社
株式会社日本カストディ銀行(信託
東京都中央区晴海1-8-12 12,927 5.85
口)
CGML PB CLIENT ACCOUNT/COLLATERAL CITIGROUP CENTRE, CANADA SQUARE, CANARY
(常任代理人 シティバンク、エヌ・ WHARF, LONDON E14 5LB 11,704 5.30
エイ東京支店) (東京都新宿区新宿6-27-30)
東京都千代田区丸の内1-1-2 7,396 3.35
株式会社三井住友銀行
日本マスタートラスト信託銀行株式
東京都港区浜松町2-11-3 6,444 2.92
会社(信託口)
東京都千代田区丸の内1-4-1 6,000 2.72
三井住友信託銀行株式会社
東京都中央区日本橋兜町11-5 3,996 1.81
ブルドックソース株式会社
埼玉県さいたま市大宮区桜木町4-333-13 3,063 1.39
むさし証券株式会社
DFA INTL SMALL CAP VALUE
PALISADES WEST 6300, BEE CAVE ROAD
PORTFOLIO
BUILDING ONE AUSTIN TX 78746 US 3,057 1.38
(常任代理人 シティバンク、エヌ・
(東京都新宿区新宿6-27-30)
エイ東京支店)
2,935 1.33
平野 孝憲 愛知県名古屋市中村区
- 140,485 63.60
計
(注)1.当社は、自己株式を5,865百株保有していますが、上記大株主からは除外しています。
2.株式会社日本カストディ銀行(信託口)および日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)の所有
株式数は、全て信託業務に係る株式です。
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(6)【議決権の状況】
①【発行済株式】
2020年9月30日現在
株式数(株) 議決権の数(個)
区分 内容
- - -
無議決権株式
議決権制限株式(自己株式等) - - -
議決権制限株式(その他) - - -
完全議決権株式(自己株式等) 586,500 - -
普通株式
完全議決権株式(その他) 22,029,100 220,291 -
普通株式
58,283 - -
単元未満株式 普通株式
22,673,883 - -
発行済株式総数
- 220,291 -
総株主の議決権
(注)「単元未満株式」欄の普通株式には、当社所有の自己株式30株が含まれています。
②【自己株式等】
2020年9月30日現在
自己名義 他人名義 所有株式数 発行済株式総数に
所有者の氏名
所有株式数 所有株式数 の合計 対する所有株式数
所有者の住所
又は名称
(株) (株) (株) の割合(%)
東京都中央区
586,500 - 586,500 2.59
日新製糖株式会社
日本橋小網町14-1
- 586,500 - 586,500 2.59
計
(注) 2020年7月20日開催の取締役会決議に基づき、2020年8月4日に譲渡制限付株式報酬として自己株式8,700株を
処分しました。
2【役員の状況】
該当事項はありません。
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第4【経理の状況】
1.要約四半期連結財務諸表の作成方法について
当社の要約四半期連結財務諸表は、「四半期連結財務諸表の用語、様式及び作成方法に関する規則」(平成19年
内閣府令第64号)第93条の規定により、国際会計基準第34号「期中財務報告」に準拠して作成しています。
2.監査証明について
当社は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づき、第2四半期連結会計期間(2020年7月1日から2020
年9月30日まで)および第2四半期連結累計期間(2020年4月1日から2020年9月30日まで)に係る要約四半期連
結財務諸表について、 東陽監査法人 による四半期レビューを受けています。
なお、当社の監査法人は次のとおり交代しています。
第9期連結会計年度 EY新日本有限責任監査法人
第10期第2四半期連結会計期間および第2四半期連結累計期間 東陽監査法人
当四半期報告書に含まれるIFRSに基づき作成された2020年3月31日をもって終了した前連結会計年度の第2
四半期連結会計期間(2019年7月1日から2019年9月30日まで)および第2四半期連結累計期間(2019年4月1日
から2019年9月30日まで)の要約四半期連結財務諸表については、前任監査人による四半期レビューの対象となっ
ていません。
ただし、我が国において一般に公正妥当と認められる四半期連結財務諸表の作成基準に基づき作成された2020年
3月31日をもって終了した前連結会計年度の第2四半期連結会計期間(2019年7月1日から2019年9月30日まで)
および第2四半期連結累計期間(2019年4月1日から2019年9月30日まで)に係る四半期連結財務諸表について
は、前任監査人によって四半期レビューが実施されています。
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1【要約四半期連結財務諸表】
(1)【要約四半期連結財政状態計算書】
(単位:百万円)
前連結会計年度 当第2四半期連結会計期間
注記
(2020年3月31日) (2020年9月30日)
資産
流動資産
8,085 7,689
現金及び現金同等物
4,309 3,896
営業債権及びその他の債権
11 6,067 6,134
その他の金融資産
5,898 5,895
棚卸資産
259 252
その他の流動資産
小計 24,620 23,869
- 493
6
売却目的で保有する資産
流動資産合計 24,620 24,362
非流動資産
11,985 11,698
有形固定資産
3,150 2,837
使用権資産
2,515 2,515
のれん
255 321
無形資産
11,545 11,618
持分法で会計処理されている投資
11 5,840 5,200
その他の金融資産
242 216
退職給付に係る資産
467 416
繰延税金資産
2 2
営業債権及びその他の債権
172 501
その他の非流動資産
36,177 35,330
非流動資産合計
60,798 59,693
資産合計
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(単位:百万円)
前連結会計年度 当第2四半期連結会計期間
注記
(2020年3月31日) (2020年9月30日)
負債及び資本
負債
流動負債
1,300 1,300
借入金
3,151 2,742
営業債務及びその他の債務
955 923
リース負債
35 39
その他の金融負債
616 767
未払法人所得税等
1,992 1,938
その他の流動負債
流動負債合計 8,051 7,711
非流動負債
0 0
営業債務及びその他の債務
3,612 3,181
リース負債
139 115
その他の金融負債
296 298
退職給付に係る負債
399 400
引当金
222 177
繰延税金負債
36 37
その他の非流動負債
4,707 4,210
非流動負債合計
12,758 11,922
負債合計
資本
7,000 7,000
資本金
11,596 11,595
資本剰余金
7 △ 300 △ 296
自己株式
361 310
その他の資本の構成要素
29,382 29,160
利益剰余金
48,039 47,771
親会社の所有者に帰属する持分合計
48,039 47,771
資本合計
60,798 59,693
負債及び資本合計
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(2)【要約四半期連結損益計算書及び要約四半期連結包括利益計算書】
【要約四半期連結損益計算書】
【第2四半期連結累計期間】
(単位:百万円)
前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
注記
至 2019年9月30日) 至 2020年9月30日)
5,9 24,156 20,975
売上収益
19,142 16,781
売上原価
売上総利益 5,013 4,193
3,187 3,147
販売費及び一般管理費
15 52
その他の収益
17 13
その他の費用
5
営業利益 1,824 1,086
107 49
金融収益
46 38
金融費用
108 95
持分法による投資利益
税引前四半期利益 1,993 1,193
589 730
法人所得税費用
1,404 462
四半期利益
四半期利益の帰属
1,404 462
親会社の所有者
- -
非支配持分
1,404 462
四半期利益
1株当たり四半期利益
基本的1株当たり四半期利益(円) 10 63.61 20.96
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【第2四半期連結会計期間】
(単位:百万円)
前第2四半期連結会計期間 当第2四半期連結会計期間
(自 2019年7月1日 (自 2020年7月1日
注記
至 2019年9月30日) 至 2020年9月30日)
11,725 10,417
売上収益
9,314 8,371
売上原価
2,410 2,045
売上総利益
1,582 1,571
販売費及び一般管理費
12 50
その他の収益
10 7
その他の費用
営業利益 830 516
9 7
金融収益
21 17
金融費用
41 12
持分法による投資利益
858 519
税引前四半期利益
242 309
法人所得税費用
616 210
四半期利益
四半期利益の帰属
616 210
親会社の所有者
- -
非支配持分
616 210
四半期利益
1株当たり四半期利益
基本的1株当たり四半期利益(円) 10 27.92 9.53
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【要約四半期連結包括利益計算書】
【第2四半期連結累計期間】
(単位:百万円)
前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
注記
至 2019年9月30日) 至 2020年9月30日)
1,404 462
四半期利益
その他の包括利益
純損益に振り替えられることのない項目
その他の包括利益を通じて公正価値
△ 346 △ 48
で測定する金融資産
持分法適用会社におけるその他の包括
△ 0 △ 0
利益に対する持分
純損益に振り替えられることのない項目
△ 346 △ 49
合計
純損益に振り替えられる可能性のある項目
1 10
キャッシュ・フロー・ヘッジ
純損益に振り替えられる可能性のある
1 10
項目合計
△ 345 △ 38
税引後その他の包括利益
1,058 424
四半期包括利益
四半期包括利益の帰属
1,058 424
親会社の所有者
- -
非支配持分
1,058 424
四半期包括利益
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【第2四半期連結会計期間】
(単位:百万円)
前第2四半期連結会計期間 当第2四半期連結会計期間
(自 2019年7月1日 (自 2020年7月1日
注記
至 2019年9月30日) 至 2020年9月30日)
616 210
四半期利益
その他の包括利益
純損益に振り替えられることのない項目
その他の包括利益を通じて公正価値
△ 127 △ 42
で測定する金融資産
持分法適用会社におけるその他の包括
△ 0 △ 0
利益に対する持分
純損益に振り替えられることのない項目
△ 127 △ 43
合計
純損益に振り替えられる可能性のある項目
5 2
キャッシュ・フロー・ヘッジ
純損益に振り替えられる可能性のある
5 2
項目合計
△ 122 △ 41
税引後その他の包括利益
494 169
四半期包括利益
四半期包括利益の帰属
494 169
親会社の所有者
- -
非支配持分
494 169
四半期包括利益
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(3)【要約四半期連結持分変動計算書】
前第2四半期連結累計期間(自 2019年4月1日 至 2019年9月30日)
(単位:百万円)
親会社の所有者に帰属する持分
その他の資本の構成要素
注記
その他の包括
資本金 資本剰余金 自己株式 キャッシュ・
利益を通じて
フロー・
公正価値で測定
ヘッジ
する金融資産
7,000 11,596 △ 299 2 965
2019年4月1日時点の残高
- - - - -
四半期利益
- - - 1 △ 346
その他の包括利益
- - - 1 △ 346
四半期包括利益合計
- - △ 0 - -
自己株式の取得
8 - - - - -
配当金
- - - - -
株式報酬取引
その他の資本の構成要素
- - - - 8
から利益剰余金への振替
- - - 6 -
非金融資産への振替
- - △ 0 6 8
所有者との取引額合計
7,000 11,596 △ 300 9 627
2019年9月30日時点の残高
親会社の所有者に帰属する持分
その他の資本の構成要素
注記 合計
利益剰余金 合計
確定給付制度
合計
の再測定
- 967 28,917 48,181 48,181
2019年4月1日時点の残高
- - 1,404 1,404 1,404
四半期利益
- △ 345 - △ 345 △ 345
その他の包括利益
- △ 345 1,404 1,058 1,058
四半期包括利益合計
- - - △ 0 △ 0
自己株式の取得
8 - - △ 750 △ 750 △ 750
配当金
- - - - -
株式報酬取引
その他の資本の構成要素
- 8 △ 8 - -
から利益剰余金への振替
- 6 - 6 6
非金融資産への振替
- 14 △ 759 △ 744 △ 744
所有者との取引額合計
- 637 29,562 48,496 48,496
2019年9月30日時点の残高
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当第2四半期連結累計期間(自 2020年4月1日 至 2020年9月30日)
(単位:百万円)
親会社の所有者に帰属する持分
その他の資本の構成要素
注記
その他の包括
資本金 資本剰余金 自己株式 キャッシュ・
利益を通じて
フロー・
公正価値で測定
ヘッジ
する金融資産
7,000 11,596 △ 300 5 356
2020年4月1日時点の残高
- - - - -
四半期利益
- - - 10 △ 49
その他の包括利益
四半期包括利益合計 - - - 10 △ 49
- - △ 0 - -
自己株式の取得
8 - - - - -
配当金
7 - △ 0 4 - -
株式報酬取引
その他の資本の構成要素
- - - - -
から利益剰余金への振替
- - - △ 12 -
非金融資産への振替
- △ 0 4 △ 12 -
所有者との取引額合計
7,000 11,595 △ 296 3 307
2020年9月30日時点の残高
親会社の所有者に帰属する持分
その他の資本の構成要素
合計
注記
利益剰余金 合計
確定給付制度
合計
の再測定
- 361 29,382 48,039 48,039
2020年4月1日時点の残高
- - 462 462 462
四半期利益
- △ 38 - △ 38 △ 38
その他の包括利益
四半期包括利益合計 - △ 38 462 424 424
- - - △ 0 △ 0
自己株式の取得
8 - - △ 684 △ 684 △ 684
配当金
7 - - - 3 3
株式報酬取引
その他の資本の構成要素
- - - - -
から利益剰余金への振替
- △ 12 - △ 12 △ 12
非金融資産への振替
- △ 12 △ 684 △ 693 △ 693
所有者との取引額合計
- 310 29,160 47,771 47,771
2020年9月30日時点の残高
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(4)【要約四半期連結キャッシュ・フロー計算書】
(単位:百万円)
前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
注記
至 2019年9月30日) 至 2020年9月30日)
営業活動によるキャッシュ・フロー
1,993 1,193
税引前四半期利益
879 826
減価償却費及び償却費
△ 107 △ 49
金融収益
46 38
金融費用
持分法による投資損益(△は益) △ 108 △ 95
棚卸資産の増減額(△は増加) △ 93 3
営業債権及びその他の債権の増減額(△は
1,250 399
増加)
営業債務及びその他の債務の増減額(△は
△ 1,238 △ 444
減少)
△ 243 △ 31
その他
小計 2,378 1,839
122 60
利息及び配当金の受取額
△ 45 △ 37
利息の支払額
△ 779 △ 528
法人所得税の支払額
1,675 1,333
営業活動によるキャッシュ・フロー
投資活動によるキャッシュ・フロー
短期貸付金の純増減額(△は増加) - 30
有形固定資産及び無形資産の取得による
△ 871 △ 246
支出
△ 9 △ 2
有形固定資産の除却による支出
△ 7 △ 7
投資の取得による支出
14 0
投資の売却、償還による収入
△ 11 △ 327
その他
投資活動によるキャッシュ・フロー △ 886 △ 553
財務活動によるキャッシュ・フロー
△ 483 △ 491
リース負債の返済による支出
△ 753 △ 685
配当金の支払額
△ 0 △ 0
その他
△ 1,236 △ 1,176
財務活動によるキャッシュ・フロー
現金及び現金同等物の増減額(△は減少)
△ 447 △ 396
8,803 8,085
現金及び現金同等物の期首残高
8,355 7,689
現金及び現金同等物の四半期末残高
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【要約四半期連結財務諸表注記】
1.報告企業
日新製糖株式会社(以下、「当社」という。)は日本に所在する企業です。その登記されている本社および
主要な事業所の住所は当社ウェブサイト(URL https://www.nissin-sugar.co.jp/)で開示しています。2020年
9月30日に終了する第2四半期の要約四半期連結財務諸表は、当社およびその子会社(以下、「当社グルー
プ」という。)、ならびに当社の関連会社およ び共同支配企業に対する持分 により構成されています。
当社グループの事業内容および主要な活動は、注記「5.セグメント情報」に記載しています。
2.作成の基礎
(1)IFRSに準拠している旨
当社グループの要約四半期連結財務諸表は、「四半期連結財務諸表の用語、様式及び作成方法に関する規
則」(平成19年内閣府令第64号)第1条の2に掲げる「指定国際会計基準特定会社」の要件を満たすことか
ら、同第93条の規定により、国際会計基準第34号「期中財務報告」に準拠して作成しています。
要約四半期連結財務諸表は、年次連結財務諸表で要求されている全ての情報が含まれていないため、前連結
会計年度の連結財務諸表と併せて利用されるべきものです。
本要約四半期連結財務諸表は、2020年11月13日に代表取締役社長 森田 裕によって承認されています。
(2)測定の基礎
当社グループの 要約四半期 連結財務諸表は、公正価値で測定されている特定の金融商品等を除き、取得原価
を基礎として作成しています。
(3)機能通貨および表示通貨
当社グループの要約四半期連結財務諸表は、当社の機能通貨である日本円を表示通貨としており、百万円未
満を切り捨てて表示しています。
3.重要な会計方針
要約四半期連結財務諸表において適用する重要な会計方針は、 以下を除き、 前連結会計年度に係る連結財務
諸表において適用した会計方針と同一です。
(株式に基づく報酬)
当第2四半期連結会計期間より譲渡制限付株式報酬制度を導入しています。同制度において受領したサービ
スの対価は、付与日における当社株式の公正価値で測定しており、付与日から権利確定期間にわたり費用とし
て認識し、同額を資本の増加として認識しています。
なお、当第2四半期連結累計期間の法人所得税費用は、見積年次実効税率を基に算定しています。
4.重要な会計上の見積り及び判断
IFRSに準拠した要約四半期連結財務諸表の作成において、経営者は、会計方針の適用ならびに資産、負
債、収益および費用の金額に影響を及ぼす判断、見積りおよび仮定を行うことが要求されています。実際の業
績は、これらの見積りとは異なる場合があります。
重要な会計上の 見積りおよびその基礎となる仮定は継続して見直されます。会計上の見積りの見直しによる
影響は、新型コロナウイルス感染症拡大の影響も踏まえ、見積りを見直した会計期間およびそれ以降の将来の
会計期間において認識されます。なお、新型コロナウイルス感染症による影響を当連結会計年度の第3四半期
以降も受けるものの、緩やかに回復に向かうと仮定し将来キャッシュ・フローを算定しています。
経営者が行った要約四半期連結財務諸表の金額に重要な影響を与える判断および見積りは、前連結会計年度
に係る連結財務諸表と同様です。
なお、新型コロナウイルス感染症に関連する仮定についての重要な変更はありません。
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5.セグメント情報
(1)報告セグメントの概要
当社グループの事業セグメントは、当社グループの構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、
取締役会が、経営資源の配分の決定および業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているもの
です。
当社グループはサービス内容・経済的特徴を考慮したうえで事業セグメントを集約し、「砂糖その他食品事
業」、「健康産業事業」、「倉庫事業」を報告セグメントとしています。
「砂糖その他食品事業」においては、主に砂糖の製造・販売を中心として、甘味料やその他の食品の販売を
行っています。また、「健康産業事業」においては、主に総合フィットネスクラブ「ドゥ・スポーツプラ
ザ」、「スポーツクラブエンターテインメントA-1」と女性専用のホットヨガ&コラーゲンスタジオ「BL
EDA(ブレダ)」ならびにコンパクトジム「DO SMART(ドゥ・スマート)」、「A-1 EXPRE
SS」、「A-1 Light GYM 24」を運営しており、「倉庫事業」においては、主に冷蔵倉庫・普通
倉庫を保有し、保管・荷役・港湾運送業務を行っています。
(2)報告セグメントに関する情報
当社グループの報告セグメントによる収益および業績は以下のとおりです。
セグメント間の内部収益および振替高は市場価格を勘案して決定しています。
前第2四半期連結累計期間(自 2019年4月1日 至 2019年9月30日)
報告セグメント
調整額 連結
砂糖その他
健康産業 倉庫 計
食品
百万円 百万円 百万円 百万円 百万円 百万円
売上収益
21,696 1,713 745 24,156 - 24,156
外部収益
4 6 - 11 △ 11 -
セグメント間収益
合計 21,700 1,720 745 24,167 △ 11 24,156
セグメント利益又は損失
1,544 79 200 1,824 - 1,824
(△)(注)
- - - - - 107
金融収益
- - - - - 46
金融費用
- - - - - 108
持分法による投資利益
- - - - - 1,993
税引前四半期利益
(注) セグメント利益又は損失(△) は、 要約四半期連結損益計算書 の営業利益と一致しています。
当第2四半期連結累計期間(自 2020年4月1日 至 2020年9月30日)
報告セグメント
調整額 連結
砂糖その他
健康産業 倉庫 計
食品
百万円 百万円 百万円 百万円 百万円 百万円
売上収益
19,483 750 741 20,975 - 20,975
外部収益
7 0 54 61 △ 61 -
セグメント間収益
合計 19,490 750 796 21,037 △ 61 20,975
セグメント利益又は損失
1,362 △ 460 183 1,086 - 1,086
(△)(注)
- - - - - 49
金融収益
- - - - - 38
金融費用
- - - - - 95
持分法による投資利益
- - - - - 1,193
税引前四半期利益
(注) セグメント利益又は損失(△) は、 要約四半期連結損益計算書 の営業利益と一致しています。
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6.売却目的で保有する資産
売却目的で保有する資産の内訳は以下のとおりです。
前連結会計年度 当第2四半期連結会計期間
(2020年3月31日) (2020年9月30日)
百万円 百万円
売却目的で保有する資産
有形固定資産 - 10
- 482
その他の金融資産
- 493
合計
当第2四半期連結会計期間における売却目的で保有する資産のうち、主なものは、砂糖その他食品事業セグメントにお
ける タイの砂糖製造販売大手 Kaset Thai International Sugar Corporation Public Company Limited(カセタイ)の持
株会社株式(その他の包括利益を通じて公正価値で測定する金融資産) であり、 2020年7月15日に譲渡に関して合意した
ことにより 発生しています。
なお、 株式譲渡日は以下のとおりであり、 2020年10月13日に第1回の譲渡 (当社保有分の50%)が完了しました。
①2020年10月13日(完了)
譲渡株式数 243,117株(当社保有分の50%)
譲渡金額 242百万円(72,017,175 THB)
②2021年3月17日 (予定)
譲渡株式数 243,117株(当社保有分の50%)
譲渡金額 72,017,175 THB
資産の公正価値は、売却価格から処分費用を控除し算定しています。また、当該公正価値のヒエラルキーはレベル2で
す。
当第2四半期連結会計期間末における、 売却目的で保有する資産に関連するその他の資本の構成要素は、△639百万円
です。
7.資本金及びその他の資本項目
2020年7月20日開催の取締役会決議に基づき、当第2四半期連結累計期間において当社の取締役(社外取締役を除く)
に対して譲渡制限付株式報酬として自己株式8,700株(処分価額の総額15百万円)を処分しました。
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8.配当金
(1)配当金支払額
前第2四半期連結累計期間(自 2019年4月1日 至 2019年9月30日)
1株当たり
決議 株式の種類 配当金の総額 基準日 効力発生日
配当額
百万円 円
2019年6月26日
750 34
普通株式 2019年3月31日 2019年6月27日
定時株主総会
当第2四半期連結累計期間(自 2020年4月1日 至 2020年9月30日)
1株当たり
決議 株式の種類 配当金の総額 基準日 効力発生日
配当額
百万円 円
2020年6月25日
普通株式 684 31 2020年3月31日 2020年6月26日
定時株主総会
(2)基準日が当第2四半期連結累計期間に属する配当のうち、配当の効力発生日が当第2四半期連結会計期間の
末日後となるもの
前第2四半期連結累計期間(自 2019年4月1日 至 2019年9月30日)
1株当たり
決議 株式の種類 配当金の総額 基準日 効力発生日
配当額
百万円 円
2019年10月31日
772 35
普通株式 2019年9月30日 2019年12月2日
取締役会
当第2四半期連結累計期間(自 2020年4月1日 至 2020年9月30日)
1株当たり
決議 株式の種類 配当金の総額 基準日 効力発生日
配当額
百万円 円
2020年11月9日
普通株式 728 33 2020年9月30日 2020年12月1日
取締役会
9.売上収益
分解した収益については、注記「5.セグメント情報」に記載しています。
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10.1株当たり利益
(第2四半期連結累計期間)
前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
至 2019年9月30日) 至 2020年9月30日)
親会社の所有者に帰属する四半期利益(百万円)
1,404 462
加重平均普通株式数(株)
22,078,907 22,081,143
基本的1株当たり四半期利益(円)
63.61 20.96
(注) 希薄化後1株当たり 四半期 利益については、潜在株式が存在しないため記載していません 。
(第2四半期連結会計期間)
前第2四半期連結会計期間 当第2四半期連結会計期間
(自 2019年7月1日 (自 2020年7月1日
至 2019年9月30日) 至 2020年9月30日)
親会社の所有者に帰属する四半期利益(百万円)
616 210
加重平均普通株式数(株)
22,078,886 22,083,003
基本的1株当たり四半期利益(円)
27.92 9.53
(注) 希薄化後1株当たり 四半期 利益については、潜在株式が存在しないため記載していません 。
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11.金融商品の公正価値
(1)公正価値の算定方法
当要約四半期連結財務諸表において使用する金融商品の公正価値の算定方法は、前連結会計年度に係る連結
財務諸表において使用した算定方法と同一です。
(2)公正価値ヒエラルキーのレベル別分類
当社グループにおける公正価値の測定レベルは、市場における観察可能性に応じて次の3つに区分していま
す。
レベル1:活発に取引される市場で公表価格により測定された公正価値
レベル2:レベル1以外の、観察可能な価格を直接、または間接的に使用して算定された公正価値
レベル3:観察不能なインプットを含む評価技法から算定された公正価値
当社グループは、各ヒエラルキー間の振替を、振替を生じさせた事象が発生した各四半期連結会計期間末日
において認識しています。
金融商品の公正価値ヒエラルキーのレベル別の内訳は、次のとおりです。
前連結会計年度(2020年3月31日)
レベル1 レベル2 レベル3
合計
百万円 百万円 百万円 百万円
資産:
純損益を通じて公正価値で測定する
金融資産
その他の金融資産 - 66 30 97
その他の包括利益を通じて公正価値で測定
する金融資産
株式及び出資金 2,099 466 2,145 4,711
ヘッジ会計を適用しているデリバティブ
- 7 - 7
金融資産
2,099 540 2,176 4,816
合計
当第2四半期連結会計期間(2020年9月30日)
レベル1 レベル2 レベル3
合計
百万円 百万円 百万円 百万円
資産:
純損益を通じて公正価値で測定する
金融資産
その他の金融資産 - 68 29 98
その他の包括利益を通じて公正価値で測定
する金融資産
株式及び出資金 2,048 - 2,118 4,166
ヘッジ会計を適用しているデリバティブ
- 4 - 4
金融資産
2,048 73 2,147 4,269
合計
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(3) 評価プロセス
レベル3に分類した金融商品については、当社グループで定めた公正価値測定の評価方針および手続に従
い、評価担当者が、公正価値を測定しています。また、公正価値の測定結果については適切な責任者が承認し
ています。
レベル3に分類した非上場株式は、類似企業比較法および純資産に基づく評価モデル等により、公正価値を
測定しています。
レベル3に分類された金融商品の期首から期末までの変動は、以下のとおりです。
なお、各第2四半期連結累計期間において、レベル1,2および3の間の移動はありません。
前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
至 2019年9月30日) 至 2020年9月30日)
百万円 百万円
期首残高 2,274 2,176
利得及び損失合計 △141 △27
純損益(注)1
△0 0
その他の包括利益(注)2
△141 △27
購入 1 0
△0 △1
売却
2,133 2,147
期末残高
(注)1 .要約四半期連結損益計算書 の「金融収益」および「金融費用」に含まれています。
2 .要約四半期 連結包括利益計算書の「その他の包括利益を通じて公正価値で測定する金融資産」に含まれていま
す。
12.後発事象
該当事項はありません。
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2【その他】
当社は、「資本政策の基本的な方針」において、中長期的に親会社所有者帰属持分当期利益率(ROE)向上
を図り、成長投資と株主還元の充実を両立させることとしています。利益配分につきましては、連結配当性向
(DPR)60%、または親会社所有者帰属持分配当率(DOE)3%のいずれか大きい額を基準に配当を行い、
このうち、第2四半期決算公表時における1株当たり年間配当予想額の50%(1円未満切上げ)を1株当たり中
間配当額としています。
当期の中間配当につきましては、上記方針に基づき1株当たり年間配当予想額65円の50%(1円未満切上げ)
の33円を1株当たり中間配当額としました。
算定式の詳細は以下に記載のとおりです。
[1株当たり年間配当予想額の算定式]
連結配当性向(DPR)60%基準
期末基本的1株当たり予想連結当期利益45.27円の60%=28円(1円未満切上げ)
親会社所有者帰属持分配当率(DOE)3%基準
期末1株当たり予想親会社所有者帰属持分2,154.50円の3%=65円(1円未満切上げ)
親会社所有者帰属持分配当率(DOE)3%基準65円の方が大きいため、65円を1株当たり年間配当予想額と
しました。
当社は、毎年9月30日を基準日として、取締役会の決議によって、会社法第454条第5項に定める中間配当をす
ることができる旨を定款に定めています。
なお、当事業年度に係る剰余金の配当は以下のとおりです。
1株当たり
配当金の総額
(決 議) 株式の種類 配当額 基準日 効力発生日 配当の原資
(百万円)
(円)
2020年11月9日
普通株式 728 33 2020年9月30日 2020年12月1日 利益剰余金
取締役会
※配当予想につきましては、当社が現在入手している情報および合理的であると判断する一定の前提に基づいており、実
際の配当は様々な要因により異なる可能性があります。
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第二部【提出会社の保証会社等の情報】
該当事項はありません。
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独立監査人の四半期レビュー報告書
2020年11月13日
日新製糖株式会社
取締役会 御中
東陽監査法人
東京事務所
指定社員
公認会計士
佐山 正則 印
業務執行社員
指定社員
公認会計士
井澤 浩昭 印
業務執行社員
指定社員
公認会計士
大島 充史 印
業務執行社員
監査人の結論
当監査法人は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づき、「経理の状況」に掲げられている日新製糖株式会
社の2020年4月1日から2021年3月31日までの連結会計年度の第2四半期連結会計期間(2020年7月1日から2020年9月
30日まで)及び第2四半期連結累計期間(2020年4月1日から2020年9月30日まで)に係る要約四半期連結財務諸表、す
なわち、要約四半期連結財政状態計算書、要約四半期連結損益計算書、要約四半期連結包括利益計算書、要約四半期連結
持分変動計算書、要約四半期連結キャッシュ・フロー計算書及び注記について四半期レビューを行った。
当監査法人が実施した四半期レビューにおいて、上記の要約四半期連結財務諸表が、「四半期連結財務諸表の用語、様
式及び作成方法に関する規則」第93条により規定された国際会計基準第34号「期中財務報告」に準拠して、日新製糖株式
会社及び連結子会社の2020年9月30日現在の財政状態、同日をもって終了する第2四半期連結会計期間及び第2四半期連
結累計期間の経営成績並びに第2四半期連結累計期間のキャッシュ・フローの状況を適正に表示していないと信じさせる
事項が全ての重要な点において認められなかった。
監査人の結論の根拠
当監査法人は、我が国において一般に公正妥当と認められる四半期レビューの基準に準拠して四半期レビューを行っ
た。四半期レビューの基準における当監査法人の責任は、「要約四半期連結財務諸表の四半期レビューにおける監査人の
責任」に記載されている。当監査法人は、我が国における職業倫理に関する規定に従って、会社及び連結子会社から独立
しており、また、監査人としてのその他の倫理上の責任を果たしている。当監査法人は、結論の表明の基礎となる証拠を
入手したと判断している。
その他の事項
会社の2020年3月31日をもって終了した前連結会計年度の連結財務諸表は、前任監査人によって監査が実施されてい
る。前任監査人は、当該連結財務諸表に対して2020年6月25日付けで無限定適正意見を表明している。
一方、会社の2020年3月31日をもって終了した前連結会計年度の第2四半期連結会計期間及び第2四半期連結累計期間
に係る、国際会計基準第34号「期中財務報告」に準拠して作成された要約四半期連結財務諸表については、前任監査人に
よる四半期レビューの対象となっていない。
ただし、我が国において一般に公正妥当と認められる四半期連結財務諸表の作成基準に準拠した2020年3月31日をもっ
て終了した前連結会計年度の第2四半期連結会計期間及び第2四半期連結累計期間に係る四半期連結財務諸表について
は、前任監査人によって四半期レビューが実施されている。前任監査人は、当該四半期連結財務諸表に対して2019年11月
13日付けで無限定の結論を表明している。
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要約四半期連結財務諸表に対する経営者並びに監査役及び監査役会の責任
経営者の責任は、国際会計基準第34号「期中財務報告」に準拠して要約四半期連結財務諸表を作成し適正に表示するこ
とにある。これには、不正又は誤謬による重要な虚偽表示のない要約四半期連結財務諸表を作成し適正に表示するために
経営者が必要と判断した内部統制を整備及び運用することが含まれる。
要約四半期連結財務諸表を作成するに当たり、経営者は、継続企業の前提に基づき要約四半期連結財務諸表を作成する
ことが適切であるかどうかを評価し、国際会計基準第1号「財務諸表の表示」第4項に基づき、継続企業に関する事項を
開示する必要がある場合には当該事項を開示する責任がある。
監査役及び監査役会の責任は、財務報告プロセスの整備及び運用における取締役の職務の執行を監視することにある。
要約四半期連結財務諸表の四半期レビューにおける監査人の責任
監査人の責任は、監査人が実施した四半期レビューに基づいて、四半期レビュー報告書において独立の立場から要約四
半期連結財務諸表に対する結論を表明することにある。
監査人は、我が国において一般に公正妥当と認められる四半期レビューの基準に従って、四半期レビューの過程を通じ
て、職業的専門家としての判断を行い、職業的懐疑心を保持して以下を実施する。
・主として経営者、財務及び会計に関する事項に責任を有する者等に対する質問、分析的手続その他の四半期レビュー
手続を実施する。四半期レビュー手続は、我が国において一般に公正妥当と認められる監査の基準に準拠して実施さ
れる年度の財務諸表の監査に比べて限定された手続である。
・継続企業の前提に関する事項について、重要な疑義を生じさせるような事象又は状況に関して重要な不確実性が認め
られると判断した場合には、入手した証拠に基づき、要約四半期連結財務諸表において、国際会計基準第1号「財務
諸表の表示」第4項に基づき、適正に表示されていないと信じさせる事項が認められないかどうか結論付ける。ま
た、継続企業の前提に関する重要な不確実性が認められる場合は、四半期レビュー報告書において要約四半期連結財
務諸表の注記事項に注意を喚起すること、又は重要な不確実性に関する要約四半期連結財務諸表の注記事項が適切で
ない場合は、要約四半期連結財務諸表に対して限定付結論又は否定的結論を表明することが求められている。監査人
の結論は、四半期レビュー報告書日までに入手した証拠に基づいているが、将来の事象や状況により、企業は継続企
業として存続できなくなる可能性がある。
・要約四半期連結財務諸表の表示及び注記事項が、国際会計基準第34号「期中財務報告」に準拠していないと信じさせ
る事項が認められないかどうかとともに、関連する注記事項を含めた要約四半期連結財務諸表の表示、構成及び内
容、並びに要約四半期連結財務諸表が基礎となる取引や会計事象を適正に表示していないと信じさせる事項が認めら
れないかどうかを評価する。
・要約四半期連結財務諸表に対する結論を表明するために、会社及び連結子会社の財務情報に関する証拠を入手する。
監査人は、要約四半期連結財務諸表の四半期レビューに関する指示、監督及び実施に関して責任がある。監査人は、
単独で監査人の結論に対して責任を負う。
監査人は、監査役及び監査役会に対して、計画した四半期レビューの範囲とその実施時期、四半期レビュー上の重要な
発見事項について報告を行う。
監査人は、監査役及び監査役会に対して、独立性についての我が国における職業倫理に関する規定を遵守したこと、並
びに監査人の独立性に影響を与えると合理的に考えられる事項、及び阻害要因を除去又は軽減するためにセーフガードを
講じている場合はその内容について報告を行う。
利害関係
会社及び連結子会社と当監査法人又は業務執行社員との間には、公認会計士法の規定により記載すべき利害関係はな
い。
以 上
(注)1.上記は四半期レビュー報告書の原本に記載された事項を電子化したものであり、その原本は当社(四半期報
告書提出会社)が別途保管しています。
2.XBRLデータは四半期レビューの対象には含まれていません。
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