株式会社ほくやく・竹山ホールディングス 四半期報告書 第15期第2四半期(令和2年7月1日-令和2年9月30日)
提出書類 | 四半期報告書-第15期第2四半期(令和2年7月1日-令和2年9月30日) |
---|---|
提出日 | |
提出者 | 株式会社ほくやく・竹山ホールディングス |
カテゴリ | 四半期報告書 |
EDINET提出書類
株式会社ほくやく・竹山ホールディングス(E03003)
四半期報告書
【表紙】
【提出書類】 四半期報告書
【根拠条文】 金融商品取引法第24条の4の7第1項
【提出先】 北海道財務局長
【提出日】 2020年11月10日
【四半期会計期間】 第15期第2四半期(自 2020年7月1日 至 2020年9月30日)
【会社名】 株式会社ほくやく・竹山ホールディングス
【英訳名】 HOKUYAKU TAKEYAMA Holdings,Inc.
【代表者の役職氏名】 代表取締役社長 眞鍋 雅信
【本店の所在の場所】 札幌市中央区北6条西16丁目1番地5
【電話番号】 011(633)1030
【事務連絡者氏名】 専務執行役員オペレーション本部長 巌 友弘
【最寄りの連絡場所】 札幌市中央区北6条西16丁目1番地5
【電話番号】 011(633)1030
【事務連絡者氏名】 専務執行役員オペレーション本部長 巌 友弘
【縦覧に供する場所】 証券会員制法人札幌証券取引所
(札幌市中央区南1条西5丁目14番地の1)
1/24
EDINET提出書類
株式会社ほくやく・竹山ホールディングス(E03003)
四半期報告書
第一部【企業情報】
第1【企業の概況】
1【主要な経営指標等の推移】
第14期 第15期
回次 第2四半期連結 第2四半期連結 第14期
累計期間 累計期間
自2019年 自2020年 自2019年
4月1日 4月1日 4月1日
会計期間
至2019年 至2020年 至2020年
9月30日 9月30日 3月31日
(百万円) 123,597 117,387 243,102
売上高
(百万円) 1,898 1,221 4,121
経常利益
親会社株主に帰属する四半期
(百万円) 1,295 757 2,043
(当期)純利益
(百万円) 776 1,685 2,027
四半期包括利益又は包括利益
(百万円) 51,654 53,914 52,729
純資産額
(百万円) 133,168 131,252 130,653
総資産額
1株当たり四半期(当期)純利
(円) 55.04 32.26 86.81
益金額
潜在株式調整後1株当たり四半
(円) - - -
期(当期)純利益金額
(%) 38.78 41.07 40.35
自己資本比率
営業活動によるキャッシュ・フ
(百万円) 3,376 998 4,745
ロー
投資活動によるキャッシュ・フ
(百万円) △ 2,364 △ 830 △ 3,662
ロー
財務活動によるキャッシュ・フ
(百万円) △ 243 △ 525 △ 444
ロー
現金及び現金同等物の四半期末
(百万円) 21,681 21,194 21,553
(期末)残高
第14期 第15期
回次 第2四半期連結 第2四半期連結
会計期間 会計期間
自2019年 自2020年
7月1日 7月1日
会計期間
至2019年 至2020年
9月30日 9月30日
29.59 22.62
1株当たり四半期純利益金額 (円)
(注)1.当社は四半期連結財務諸表を作成しておりますので、提出会社の主要な経営指標等の推移については記載して
おりません。
2. 売上高には、消費税等は含まれておりません。
3.潜在株式調整後1株当たり四半期(当期)純利益金額については、潜在株式が存在しないため記載しておりま
せん。
2【事業の内容】
当第2四半期連結累計期間において、当社グループ(当社および当社の関係会社)が営む事業の内容について、重
要な変更はありません。また、主要な関係会社における異動もありません。
2/24
EDINET提出書類
株式会社ほくやく・竹山ホールディングス(E03003)
四半期報告書
第2【事業の状況】
1【事業等のリスク】
当第2四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、または、前事業年度の有価証券報告書に記載
した事業等のリスクについての重要な変更はありません。
2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)財政状態及び経営成績の状況
当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け停滞していた経
済活動が再開するも回復ペースは緩やかで、感染再拡大への不安が拭えず厳しい状況が続いています。
このような事業環境の中、新型コロナウイルス感染拡大防止による受診抑制や、医療施設での機材購入の先送
りなどの影響により、当社グループの売上・利益はともに減少いたしました。当社グループでは引き続き北海道
のヘルスケア市場を支えるという使命の下に、ヘルスケア関連製品やサービスの安定供給を行うとともに、BC
P(事業継続計画)対策にも特段に注力し、新型コロナウイルス感染対策としてWebを利用した会議やテレ
ワーク導入に向けたシステム強化に取り組んでおります。また、新型コロナウイルス感染防止対策に対する特別
手当としてグループ会社全従業員に「感染対策功労一時金」を支給いたしました。
以上の状況のもと、当第2四半期連結累計期間における売上高は1,173億87百万円(前年同期比5.0%減)、営
業利益は6億70百万円(同48.6%減)、経常利益は12億21百万円(同35.7%減)、親会社株主に帰属する四半期
純利益は7億57百万円(同41.6%減)となりました。
セグメント別の経営成績は次のとおりです。
(医薬品卸売事業)
医薬品卸売事業におきましては、2020年4月に診療報酬改定ならびに薬価引き下げが行われました。さらに、
新型コロナウイルス感染拡大防止による受診抑制と営業活動の制限により一段と厳しい市場環境となりました。
また、商品カテゴリー別では、後発医薬品は使用促進により売上が伸長している反面、長期収載品の売上が減少
する傾向が依然続いております。新薬の販売にも積極的に取り組みましたが、上記のマイナス要因が影響し全体
の売上は減少いたしました。利益面では、きめ細かな価格管理を継続して取り組みましたが、人件費を中心に販
売管理費の増加もあり大幅減益となりました。
その結果、売上高は850億90百万円(前年同期比3.7%減)、営業利益は2億32百万円(同49.2%減)となりま
した。
(医療機器卸売事業)
医療機器卸売事業におきましては、2020年4月に診療報酬改定ならびに償還価格の引き下げが実施されたこと
に加え、新型コロナウイルスにより手術や検査などの症例が減少し治療材料や医療機器の買い控えもあり、新築
案件や大型機器の販売はあったものの前年を下回る結果となりました。利益面では、売上の減少に伴い減益とな
りました。
その結果、売上高は282億12百万円(前年同期比9.0%減)、営業利益は3億61百万円(同35.6%減)となりま
した。
(薬局事業)
薬局事業におきましては、新型コロナウイルスの影響で処方箋枚数が大幅に減少したことにより、売上は減少
いたしました。また、利益面では、上記処方箋枚数の減少に加えて、材料費の高騰や消費税増税の影響もあり大
幅な減益となりました。
その結果、売上高は69億13百万円(前年同期比5.1%減)、営業利益は22百万円(同89.8%減)となりました。
3/24
EDINET提出書類
株式会社ほくやく・竹山ホールディングス(E03003)
四半期報告書
(介護事業)
介護事業におきましては、福祉用具のレンタル・販売および住宅改修と介護ロボットの普及推進における営業
員の増員・育成の強化を図りました。また、福祉用具サービス計画の作成提案から納品後のモニタリングの徹底
まで、一貫した顧客重視の方針により、売上・利益ともに安定的に推移しました。サービス付き高齢者向け住宅
の部門におきましては、入居者数は安定的に推移し、訪問介護・看護部門での売上も順調に推移しました。利益
面では、不動産部門での大口の不動産仲介手数料収入があった前年同期との比較では減益となりました。
その結果、売上高は18億20百万円(前年同期比5.3%増)、営業利益は2億10百万円(同19.0%減)となりま
した。
(ICT事業)
ICT事業におきましては、レセプトコンピュータの販売や、当社グループの開発案件等は順調に受注いたし
ました。しかし、一般企業向けビジネスでは、新型コロナウイルスの影響により営業活動が制限されたことと、
システム開発スケジュールや設備投資を先送りする企業があったことにより、売上・利益ともに前年を下回る結
果となりました。
その結果、売上高は7億64百万円(前年同期比26.0%減)、営業利益は27百万円(同78.0%減)となりまし
た。
(2)経営方針・経営戦略等
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更は
ありません。
(3)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結累計期間末の資産、負債及び純資産は、前連結会計年度末との比較において以下のとおりと
なりました。
総資産は1,312億52百万円(前連結会計年度末は1,306億53百万円)となり、5億99百万円増加しました。これ
は主に、有形固定資産が4億17百万円、投資有価証券が13億77百万円増加した一方、現金及び預金が3億58百万
円、商品及び製品が1億75百万円減少したことなどによるものです。
負債は773億37百万円(前連結会計年度末は779億23百万円)となり、5億86百万円減少しました。これは主
に、支払手形及び買掛金ならびに電子記録債務の支払債務が1億25百万円、未払法人税等が6億95百万円減少し
た一方、賞与引当金が1億28百万円増加したことによるものです。
純資産は、539億14百万円(前連結会計年度末は527億29百万円)となり、11億85百万円増加しました。これは
主に、利益剰余金が5億33百万円、その他有価証券評価差額金が9億13百万円増加した一方、自己株式により2
億76百万円減少したことによるものです。
当第2四半期連結累計期間における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比
べ3億58百万円減少し、211億94百万円となりました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果得られた資金は9億98百万円(前年同期比70.4%減)となりました。これは、増加要素として
税金等調整前四半期純利益12億29百万円(同36.9%減)、減価償却費5億48百万円(同15.2%増)、たな卸資産
の減少1億75百万円(同77.5%減)、賞与引当金の増加1億28百万円(同12.1%増)、未収入金の減少3億67百
万円(前年同期は5億82百万円の増加)などがありましたが、減少要素として売上債権の増加1億42百万円(前
年同期比97.9%減)、仕入債務の減少が1億25百万円(前年同期は70億92百万円の増加)、法人税等の支払10億
54百万円(前年同期は7億8百万円の還付)があったことなどによるものです。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は8億30百万円(前年同期比64.9%減)となりました。これは主に、有形固定資
産の売却により3億49百万円(前年同期は2百万円の獲得)の資金を獲得した一方、有形固定資産の取得により
10億89百万円(前年同期比53.0%減)、無形固定資産の取得により77百万円(同45.5%減)の支出があったこと
によるものです。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果使用した資金は5億25百万円(前年同期比115.4%増)となりました。これは主に配当金の支
払2億23百万円(同0.0%減)および自己株式の取得による支出2億76百万円(前年同期は0百万円の支払)
リース債務の返済24百万円(前年同期比29.8%増)があったことによるものです。
4/24
EDINET提出書類
株式会社ほくやく・竹山ホールディングス(E03003)
四半期報告書
(4)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
なお、当社は財務および事業の方針の決定を支配する者の在り方に関する基本方針を定めており、その内容等
は次のとおりであります。
① 基本方針の内容
当社は、永年にわたって構築してきた営業ノウハウを活用することによって顧客満足度を最大限に高めること
を経営の基本施策としており、経営の効率性や収益性を高める観点から、専門性の高い業務知識や営業ノウハウ
を備えた者が取締役や執行役員に就任して、法令や定款を遵守しつつ当社の財務および事業の方針の決定につき
重要な職務を担当することが、会社の企業価値ひいては株主共同の利益に資するものと考えており、このことを
もって会社の財務および事業の方針の決定を支配する者の在り方に関する基本方針としております。
② 不適切な支配の防止のための取組み
現在のところ、不適切な支配についての具体的な脅威が生じているわけではなく、また当社としても、そのよ
うな買付者が出現した場合の具体的な取り組み(いわゆる「買収防衛策等」)を予め定めるものではありません
が、株主から付託を受けた経営者の責務として、当社株式の取引や株主の異動状況を常に注視するとともに、有
事対応の初動マニュアルを作成するほか、株式の大量取得を企図する者が出現した場合には、直ちに当社として
最も適切と考えられる措置を講じます。具体的には、社外の専門家を交えて当該買収提案の評価や株式取得者と
の交渉を行い、当該買収提案(または買付行為)が当社の企業価値および株主共同の利益に資さない場合には、
具体的な対抗措置の要否および内容等をすみやかに決定し、対抗措置を実行する体制を整えます。
③ 不適切な支配の防止のための取組みについての取締役会の判断
当社は、株式の大量保有取得を目的とする買付けなどの不適切な支配が行われる場合において、それに応じる
か否かは、最終的には株主の判断に委ねられるべきものと考えており、経営支配権の異動を通じた企業活動の活
性化の意義や効果についても、何らこれを否定するものではありません。しかしながら、当社の基本理念や企業
価値、株主を始めとする各ステークホルダーの利益を守るのは、当社の経営を預かる者として当然の責務である
と認識しております。
また、株式の大量保有取得を目的とする買付け(または買収提案)等に対しては、当該買付者の事業内容、将
来の事業計画や過去の投資行動等から、当該買付行為(または買収提案)が当社の企業価値および株主共同の利
益に与える影響を慎重に検討し、判断する必要があるものと認識しております。
(5)研究開発活動
該当事項はありません。
5/24
EDINET提出書類
株式会社ほくやく・竹山ホールディングス(E03003)
四半期報告書
(6)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりでありま
す。
① 当第2四半期連結累計期間の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容
当第2四半期連結累計期間は、2020年4月の薬価改定をはじめ後発医薬品使用促進による医療費抑制策の大き
な影響に加えて、新型コロナウイルスの感染拡大防止の観点での受診抑制や営業活動制限の影響などにより厳し
い事業環境が続きました。
このような中での当第2四半期連結累計期間の経営成績等としましては、売上高は1,173億87百万円(前年同
期比5.0%減)と前年同期比で減収となりました。これは、当社グループを構成する5事業のうち、介護事業を
除く4事業(医薬品卸売事業、医療機器卸売事業、薬局事業、ICT事業)で前年の売上を下回ったことによる
ものであります。
営業利益につきましては6億70百万円(同48.6%減)と前年同期比で大幅な減益となりました。事業セグメン
ト別では、医薬品卸売事業、医療機器卸売事業、薬局事業、介護事業ならびにICT事業の5事業すべてにおい
て減益となったことによるものであります。
経常利益におきましては12億21百万円(同35.7%減)となり、親会社株主に帰属する四半期純利益は7億57百
万円(同41.6%減)と、いずれも厳しい利益状況となりました。
当第2四半期連結累計期間で見ると、第1四半期に比較して第2四半期においては、受診抑制や営業活動制限
はやや回復傾向も見られましたが、新型コロナウイルス感染拡大は不確実性が高いため、今後、当進行年度内で
の業績に与える影響は現段階でも不透明であります。
セグメントごとの財政状態および経営成績の状況に関する認識および分析・検討内容は次のとおりでありま
す。
医薬品卸売事業におきましては、2020年4月の診療報酬改定ならびに薬価改定が行われたことに加え、4月以
降も感染拡大防止による受診抑制、営業活動の制限が継続し厳しい市場環境となりました。この状況は、第1四
半期に比較してやや回復傾向にあることが明るい材料となっています。売上拡大が困難な中、新薬への取り組み
を積極的に行いましたが、医療費抑制策としての後発医薬品使用促進も依然として影響を及ぼす環境下での推移
となりました。そのため、当第2四半期連結累計期間における売上高は850億90百万円となり、前年同期比で
3.7%下回る結果となりました。また、売上減の影響に加えて「感染対策功労一時金」支給による人件費の増加
もあり、営業利益は2億32百万円で前年同期比49.2%の大幅減益となり、売上計画・利益計画ともに未達となり
ました。また、同事業における利益率が年々厳しい状況にある中、コスト率の改善を重要課題として取り組んで
おり、目標としているコスト率4%台水準維持については、第2四半期においては5.0%となったため、前年同
期比では0.25ポイント上昇する結果となりました。
医療機器卸売事業におきましては、2020年4月に診療報酬改定ならびに償還価格の引き下げが実施されたこと
に加え、感染拡大防止の影響による受診抑制によって手術、検査、症例数の減少が相次いだことから、医療材料
の売上が前年同期を7.8%下回り、さらに、入札の延期や買い控え等の傾向も続いたことにより医療機器におい
ても前年同期を15.6%下回る厳しい市場環境での推移となりました。利益面においても売上減少の影響により減
益を余儀なくされました。結果として、売上高は282億12百万円(前年同期比9.0%減)、営業利益は3億61百万
円(同35.6%減)となり、売上計画・利益計画ともに未達となりました。
薬局事業におきましては、受診抑制による処方箋枚数が大幅に減少した影響により、売上高は69億13百万円と
なり、前年同期比では5.1%の減収となりました。また、利益面におきましても、処方箋枚数の減少に加えて、
材料費の高騰や消費税増税の影響で営業利益は22百万円となり、前年同期比で89.8%減と大幅減益になりまし
た。第2四半期では、第1四半期に比較して患者数も戻り傾向にあり、処方箋枚数も上向き傾向になっているも
のの、売上計画・利益計画は未達となりました。
介護事業におきましては、レンタル・販売部門での営業力増強や介護ロボットの普及推進での営業員の増員・
育成の強化が奏功し、売上は順調に推移しました。また、サービス付き高齢者向け住宅の部門におきましては、
感染予防対策に万全を期すことで、入居者数も安定的に推移し、訪問介護・看護部門での売上も堅調な推移とな
りました。その結果、当第2四半期連結累計期間における売上高は18億20百万円で、前年同期比5.3%の増収と
なりました。利益面におきましても、レンタル・販売部門の好調に支えられて営業利益は2億10百万円となり、
大口の不動産仲介手数料のあった前年同期との比較では19.0%の減益ではあるものの、売上計画・利益計画とも
に達成いたしました。
ICT事業におきましては、レセプトコンピュータの販売が比較的順調に推移しましたが、新型コロナウイル
ス感染拡大の影響により、営業活動が制限されたことでの検収遅れや大型開発案件の開発スケジュール遅延があ
り、売上の第3四半期以降へのずれ込みも一部発生しました。その結果、売上高は7億64百万円(前年同期比
26.0%減)、営業利益は27百万円(同78.0%減)となり、売上計画・利益計画ともに未達となりました。
6/24
EDINET提出書類
株式会社ほくやく・竹山ホールディングス(E03003)
四半期報告書
② 資本の財源および資金の流動性
a.キャッシュ・フロー
当第2四半期連結累計期間のキャッシュ・フローの分析につきましては、「(3)キャッシュ・フローの状
況」に記載のとおりであります。
b.財務政策
当社グループは、これまでキャッシュ・フロー重視の経営を行ってきており、運転資金および設備資金につ
きましては、基本的には手元流動性資金により賄うことを基本方針としております。この方針は今後も継続す
ることとしておりますが、子会社個々の資金ポジションや拠点設備の狭窄化・老朽化に伴う設備投資が集中し
て到来した場合は、一時的に資金が不足することも考えられます。そうした場合には、金融機関からの一時的
な借入等も合わせて検討していく予定であります。
c.資金需要
当社グループの運転資金需要のうち主なものは、商品の仕入のほか、販売費及び一般管理費等の営業費用で
あります。投資を目的とした資金需要は、設備投資、子会社株式の取得等によるものであります。また、株主
還元については、財務の健全性等に留意しつつ、配当政策に基づき実施してまいります。
3【経営上の重要な契約等】
当第2四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定または締結等はありません。
7/24
EDINET提出書類
株式会社ほくやく・竹山ホールディングス(E03003)
四半期報告書
第3【提出会社の状況】
1【株式等の状況】
(1)【株式の総数等】
①【株式の総数】
種類 発行可能株式総数(株)
普通株式 100,000,000
計 100,000,000
②【発行済株式】
第2四半期会計期間末現
上場金融商品取引所名
提出日現在発行数(株)
在発行数(株)
種類 又は登録認可金融商品 内容
(2020年11月10日)
(2020年9月30日) 取引業協会名
単元株式数
24,400,000 24,400,000
普通株式 札幌証券取引所
100株
24,400,000 24,400,000 - -
計
(2)【新株予約権等の状況】
①【ストックオプション制度の内容】
該当事項はありません。
②【その他の新株予約権等の状況】
該当事項はありません。
(3)【行使価額修正条項付新株予約権付社債券等の行使状況等】
該当事項はありません。
(4)【発行済株式総数、資本金等の推移】
資本準備金増 資本準備金残
発行済株式総数 発行済株式総 資本金増減額 資本金残高
年月日 減額 高
増減数(株) 数残高(株) (百万円) (百万円)
(百万円) (百万円)
2020年7月1日~
- 24,400,000 - 1,000 - 1,000
2020年9月30日
8/24
EDINET提出書類
株式会社ほくやく・竹山ホールディングス(E03003)
四半期報告書
(5)【大株主の状況】
2020年9月30日現在
発行済株式(自己
株式を除く。)の
所有株式数
総数に対する所有
氏名又は名称 住所
(千株)
株式数の割合
(%)
札幌市中央区北6条西16丁目1番地5 2,678 11.56
有限会社いつわ企画
札幌市北区あいの里3条7丁目1-11 1,408 6.08
有限会社タスク企画
1,297 5.60
株式会社アステム 大分市西大道2丁目3番8号
1,199 5.18
アステラス製薬株式会社 東京都中央区日本橋本町2丁目5番1号
大阪市中央区道修町3丁目2-10 1,176 5.08
田辺三菱製薬株式会社
896 3.87
株式会社北海道銀行 札幌市中央区大通西4丁目1番地
808 3.49
株式会社北洋銀行 札幌市中央区大通西3丁目7番地
札幌市中央区北6条西16丁目1番地5 563 2.43
ほくたけ従業員持株会
546 2.36
エーザイ株式会社 東京都文京区小石川4丁目6番10号
大阪市中央区道修町2丁目6-8 468 2.02
大日本住友製薬株式会社
- 11,043 47.67
計
(注)上記のほか、自己株式が1,231千株あります。
(6)【議決権の状況】
①【発行済株式】
2020年9月30日現在
株式数(株) 議決権の数(個)
区分 内容
- - -
無議決権株式
議決権制限株式(自己株式等) - - -
議決権制限株式(その他) - - -
(自己保有株式)
完全議決権株式(自己株式等) - -
1,231,700
普通株式
完全議決権株式(その他) 23,152,700 231,527 -
普通株式
15,600 - -
単元未満株式 普通株式
24,400,000 - -
発行済株式総数
- 231,527 -
総株主の議決権
(注)「完全議決権株式(その他)」および「単元未満株式数」の欄には、証券保管振替機構名義の株式が、それぞれ
1,600株および2株含まれております。また、「議決権の数」欄には、同機構名義の完全議決権株式に係る議決権
の数16個が含まれております。
②【自己株式等】
2020年9月30日現在
発行済株式総数に
自己名義所有株式 他人名義所有株式 所有株式数の合計
所有者の氏名又は
対する所有株式数
所有者の住所
数(株) 数(株) (株)
名称
の割合(%)
札幌市中央区北
㈱ほくやく・竹
6条西16丁目1 1,231,700 - 1,231,700 5.05
山ホールディン
番地5
グス
- 1,231,700 - 1,231,700 5.05
計
9/24
EDINET提出書類
株式会社ほくやく・竹山ホールディングス(E03003)
四半期報告書
2【役員の状況】
該当事項はありません。
10/24
EDINET提出書類
株式会社ほくやく・竹山ホールディングス(E03003)
四半期報告書
第4【経理の状況】
1.四半期連結財務諸表の作成方法について
当社の四半期連結財務諸表は、「四半期連結財務諸表の用語、様式及び作成方法に関する規則」(平成19年内閣府
令第64号)に基づいて作成しております。
2.監査証明について
当社は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づき、第2四半期連結会計期間(2020年7月1日から2020
年9月30日まで)および第2四半期連結累計期間(2020年4月1日から2020年9月30日まで)に係る四半期連結財務
諸表について、EY新日本有限責任監査法人による四半期レビューを受けております。
11/24
EDINET提出書類
株式会社ほくやく・竹山ホールディングス(E03003)
四半期報告書
1【四半期連結財務諸表】
(1)【四半期連結貸借対照表】
(単位:百万円)
前連結会計年度 当第2四半期連結会計期間
(2020年3月31日) (2020年9月30日)
資産の部
流動資産
21,553 21,194
現金及び預金
50,032 49,915
受取手形及び売掛金
15,607 15,432
商品及び製品
1 2
仕掛品
6,330 5,817
その他
△ 27 △ 25
貸倒引当金
93,498 92,336
流動資産合計
固定資産
有形固定資産
建物及び構築物(純額) 8,040 7,957
8,429 8,738
土地
190 385
建設仮勘定
1,068 1,065
その他(純額)
17,729 18,146
有形固定資産合計
無形固定資産
1,387 1,323
のれん
507 634
ソフトウエア
328 92
その他
2,223 2,051
無形固定資産合計
投資その他の資産
15,589 16,966
投資有価証券
238 197
長期売掛金
0 0
破産更生債権等
281 513
長期貸付金
428 441
繰延税金資産
44 11
退職給付に係る資産
783 740
その他
△ 163 △ 155
貸倒引当金
17,201 18,717
投資その他の資産合計
37,154 38,915
固定資産合計
130,653 131,252
資産合計
12/24
EDINET提出書類
株式会社ほくやく・竹山ホールディングス(E03003)
四半期報告書
(単位:百万円)
前連結会計年度 当第2四半期連結会計期間
(2020年3月31日) (2020年9月30日)
負債の部
流動負債
69,553 69,130
支払手形及び買掛金
1,334 1,631
電子記録債務
1 1
1年内返済予定の長期借入金
1,263 567
未払法人税等
823 951
賞与引当金
156 55
役員賞与引当金
44 44
返品調整引当金
1,456 1,349
その他
74,633 73,732
流動負債合計
固定負債
20 19
長期借入金
1,577 1,933
繰延税金負債
120 120
再評価に係る繰延税金負債
628 563
退職給付に係る負債
295 311
長期未払金
468 471
資産除去債務
178 183
その他
3,290 3,604
固定負債合計
77,923 77,337
負債合計
純資産の部
株主資本
1,000 1,000
資本金
11,821 11,821
資本剰余金
35,767 36,300
利益剰余金
△ 607 △ 883
自己株式
47,980 48,238
株主資本合計
その他の包括利益累計額
6,044 6,958
その他有価証券評価差額金
△ 1,100 △ 1,100
土地再評価差額金
△ 203 △ 189
退職給付に係る調整累計額
4,741 5,668
その他の包括利益累計額合計
6 8
非支配株主持分
52,729 53,914
純資産合計
130,653 131,252
負債純資産合計
13/24
EDINET提出書類
株式会社ほくやく・竹山ホールディングス(E03003)
四半期報告書
(2)【四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書】
【四半期連結損益計算書】
【第2四半期連結累計期間】
(単位:百万円)
前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
至 2019年9月30日) 至 2020年9月30日)
123,597 117,387
売上高
114,265 108,420
売上原価
9,331 8,967
売上総利益
販売費及び一般管理費
486 521
荷造費
3,608 3,845
給料
785 802
賞与引当金繰入額
56 55
役員賞与引当金繰入額
167 184
退職給付費用
722 763
法定福利及び厚生費
151 149
賃借料
2,051 1,975
その他
8,028 8,297
販売費及び一般管理費合計
1,303 670
営業利益
営業外収益
2 2
受取利息
147 146
受取配当金
254 266
受取事務手数料
70 62
不動産賃貸料
59 52
持分法による投資利益
20 13
貸倒引当金戻入額
114 85
その他
668 629
営業外収益合計
営業外費用
0 0
支払利息
45 45
不動産賃貸原価
14 14
遊休資産諸費用
0 1
持分法による投資損失
12 17
その他
73 78
営業外費用合計
1,898 1,221
経常利益
特別利益
0 33
固定資産売却益
179 -
負ののれん発生益
179 33
特別利益合計
特別損失
- 2
固定資産売却損
3 22
固定資産除却損
0 -
投資有価証券売却損
125 -
投資有価証券評価損
0 -
減損損失
129 25
特別損失合計
1,948 1,229
税金等調整前四半期純利益
法人税、住民税及び事業税 973 531
△ 321 △ 60
法人税等調整額
651 470
法人税等合計
1,296 758
四半期純利益
1 1
非支配株主に帰属する四半期純利益
1,295 757
親会社株主に帰属する四半期純利益
14/24
EDINET提出書類
株式会社ほくやく・竹山ホールディングス(E03003)
四半期報告書
【四半期連結包括利益計算書】
【第2四半期連結累計期間】
(単位:百万円)
前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
至 2019年9月30日) 至 2020年9月30日)
1,296 758
四半期純利益
その他の包括利益
△ 530 913
その他有価証券評価差額金
9 13
退職給付に係る調整額
△ 520 927
その他の包括利益合計
776 1,685
四半期包括利益
(内訳)
774 1,684
親会社株主に係る四半期包括利益
1 1
非支配株主に係る四半期包括利益
15/24
EDINET提出書類
株式会社ほくやく・竹山ホールディングス(E03003)
四半期報告書
(3)【四半期連結キャッシュ・フロー計算書】
(単位:百万円)
前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
至 2019年9月30日) 至 2020年9月30日)
営業活動によるキャッシュ・フロー
1,948 1,229
税金等調整前四半期純利益
475 548
減価償却費
87 64
のれん償却額
△ 179 -
負ののれん発生益
貸倒引当金の増減額(△は減少) △ 21 △ 10
△ 149 △ 148
受取利息及び受取配当金
0 0
支払利息
持分法による投資損益(△は益) △ 58 △ 50
固定資産売却損益(△は益) △ 0 △ 30
3 22
固定資産除却損
投資有価証券売却損益(△は益) 0 -
投資有価証券評価損益(△は益) 125 -
0 -
減損損失
売上債権の増減額(△は増加) △ 6,657 △ 142
たな卸資産の増減額(△は増加) 779 175
仕入債務の増減額(△は減少) 7,092 △ 125
未払消費税等の増減額(△は減少) △ 35 38
退職給付に係る負債の増減額(△は減少) △ 10 △ 44
賞与引当金の増減額(△は減少) 114 128
役員賞与引当金の増減額(△は減少) △ 72 △ 101
未収入金の増減額(△は増加) △ 582 367
預り金の増減額(△は減少) △ 99 △ 39
△ 243 23
その他
2,517 1,904
小計
利息及び配当金の受取額 149 148
△ 0 △ 0
利息の支払額
708 △ 1,054
法人税等の支払額又は還付額(△は支払)
3,376 998
営業活動によるキャッシュ・フロー
投資活動によるキャッシュ・フロー
△ 2,317 △ 1,089
有形固定資産の取得による支出
2 349
有形固定資産の売却による収入
△ 141 △ 77
無形固定資産の取得による支出
△ 19 △ 18
投資有価証券の取得による支出
0 -
投資有価証券の売却による収入
連結の範囲の変更を伴う子会社株式の取得による
101 -
収入
12 12
貸付金の回収による収入
△ 3 △ 8
その他
△ 2,364 △ 830
投資活動によるキャッシュ・フロー
財務活動によるキャッシュ・フロー
△ 1 △ 0
長期借入金の返済による支出
△ 0 △ 276
自己株式の取得による支出
△ 223 △ 223
配当金の支払額
△ 19 △ 24
リース債務の返済による支出
△ 243 △ 525
財務活動によるキャッシュ・フロー
- -
現金及び現金同等物に係る換算差額
現金及び現金同等物の増減額(△は減少) 767 △ 358
20,913 21,553
現金及び現金同等物の期首残高
※ 21,681 ※ 21,194
現金及び現金同等物の四半期末残高
16/24
EDINET提出書類
株式会社ほくやく・竹山ホールディングス(E03003)
四半期報告書
【注記事項】
(追加情報)
当第2四半期連結累計期間におきましては、新型コロナウイルス感染拡大と緊急事態宣言による受診抑制などの
影響により、医療機器卸売事業および薬局事業においては営業収益等の減少が認められ、医薬品卸売事業およびI
CT事業においても一部その影響が見られます。今後の同感染拡大に関する影響は、大規模な感染拡大がない場合
には、業況はなだらかに回復して行くものと考えられますが、依然として予断を許さない状況が続いております。
のれんおよび固定資産の減損損失、ならびに繰延税金資産の回収可能性に係る見積りを行うにあたり、前連結会
計年度末時点において同感染症の影響は限定的とした判断から大きく逸脱している状況ではないと判断しておりま
すが、新型コロナウイルス感染拡大は不確実性が高いため、影響が長期化した場合、各種見積りに影響を及ぼすこ
とで当社グループの経営成績に影響を及ぼす可能性があります。
(四半期連結貸借対照表関係)
1 保証債務
連結会社以外の得意先の金融機関からの借入等に対し、債務保証(連帯保証)を行っております。
前連結会計年度 当第2四半期連結会計期間
(2020年3月31日) (2020年9月30日)
㈱三育 88百万円 ㈱三育 84百万円
他 2 他 1
計 90 計 86
(四半期連結キャッシュ・フロー計算書関係)
※ 現金及び現金同等物の四半期末残高と四半期連結貸借対照表に掲記されている科目の金額との関係は下記の
とおりであります。
前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
至 2019年9月30日) 至 2020年9月30日)
現金及び預金勘定 21,681百万円 21,194百万円
現金及び現金同等物 21,681 21,194
17/24
EDINET提出書類
株式会社ほくやく・竹山ホールディングス(E03003)
四半期報告書
(株主資本等関係)
1 前第2四半期連結累計期間(自 2019年4月1日 至 2019年9月30日)
(1)配当金支払額
1株当たり
配当金の総額
株式の種類 配当額 基準日 効力発生日 配当の原資
(百万円)
(決議) (円)
2019年4月18日
普通株式 223 9.50 2019年3月31日 2019年6月28日 利益剰余金
取締役会
(2)基準日が当第2四半期連結累計期間に属する配当のうち、配当の効力発生日が当第2四半期連結会計
期間の末日後となるもの
1株当たり
配当金の総額
株式の種類 配当額 基準日 効力発生日 配当の原資
(百万円)
(決議) (円)
2019年11月6日
普通株式 176 7.50 2019年9月30日 2019年11月29日 利益剰余金
取締役会
2 当第2四半期連結累計期間(自 2020年4月1日 至 2020年9月30日)
(1)配当金支払額
1株当たり
配当金の総額
株式の種類 配当額 基準日 効力発生日 配当の原資
(百万円)
(決議) (円)
2020年4月20日
普通株式 223 9.50 2020年3月31日 2020年6月26日 利益剰余金
取締役会
(2)基準日が当第2四半期連結累計期間に属する配当のうち、配当の効力発生日が当第2四半期連結会計
期間の末日後となるもの
1株当たり
配当金の総額
株式の種類 配当額 基準日 効力発生日 配当の原資
(百万円)
(決議) (円)
2020年11月6日
普通株式 173 7.50 2020年9月30日 2020年11月30日 利益剰余金
取締役会
18/24
EDINET提出書類
株式会社ほくやく・竹山ホールディングス(E03003)
四半期報告書
(セグメント情報等)
【セグメント情報】
1 前第2四半期連結累計期間(自2019年4月1日 至2019年9月30日)
(1)報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:百万円)
報告セグメント
合計
医薬品卸売 医療機器卸
薬局事業 介護事業 ICT事業 その他
事業 売事業
売上高
外部顧客への売上高 83,617 30,755 7,279 1,642 280 22 123,597
セグメント間の内部売上
4,709 241 5 87 753 1,221 7,018
高又は振替高
計
88,326 30,997 7,285 1,729 1,033 1,244 130,616
セグメント利益 457 561 217 259 126 594 2,217
(2)報告セグメントの利益又は損失の金額の合計額と四半期連結損益計算書計上額との差額及び当該差額
の主な内容(差異調整に関する事項)
利益 金額(百万円)
報告セグメント計
2,217
セグメント間取引消去
△805
のれんの償却額
△76
たな卸資産の調整額
△31
四半期連結損益計算書の営業利益
1,303
(3)報告セグメントごとの固定資産の減損損失又はのれん等に関する情報
(固定資産に係る重要な減損損失)
該当事項はありません。
(のれんの金額の重要な変動)
該当事項はありません。
(重要な負ののれん発生益)
医療機器卸売事業において、2019年4月1日付で株式会社ノバメディカルの株式を取得いたしました。
これに伴い、第2四半期連結累計期間において、1億79百万円の負ののれん発生益を計上しておりま
す。
19/24
EDINET提出書類
株式会社ほくやく・竹山ホールディングス(E03003)
四半期報告書
2 当第2四半期連結累計期間(自2020年4月1日 至2020年9月30日)
(1)報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:百万円)
報告セグメント
合計
医薬品卸売 医療機器卸
薬局事業 介護事業 ICT事業 その他
事業 売事業
売上高
外部顧客への売上高 80,591 27,863 6,907 1,794 202 27 117,387
セグメント間の内部売上
4,498 348 6 26 561 1,293 6,734
高又は振替高
計 85,090 28,212 6,913 1,820 764 1,320 124,122
セグメント利益
232 361 22 210 27 680 1,534
(2)報告セグメントの利益又は損失の金額の合計額と四半期連結損益計算書計上額との差額及び当該差額
の主な内容(差異調整に関する事項)
利益 金額(百万円)
報告セグメント計
1,534
セグメント間取引消去
△793
のれんの償却額
△48
たな卸資産の調整額
△22
四半期連結損益計算書の営業利益
670
(3)報告セグメントごとの固定資産の減損損失又はのれん等に関する情報
(固定資産に係る重要な減損損失)
該当事項はありません。
(のれんの金額の重要な変動)
該当事項はありません。
(重要な負ののれん発生益)
該当事項はありません。
20/24
EDINET提出書類
株式会社ほくやく・竹山ホールディングス(E03003)
四半期報告書
(金融商品関係)
当第2四半期連結会計期間末(2020年9月30日)
前連結会計年度の末日と比較して著しい変動はありません。
(有価証券関係)
当第2四半期連結会計期間末(2020年9月30日)
前連結会計年度の末日と比較して著しい変動はありません。
(デリバティブ取引関係)
当第2四半期連結会計期間末(2020年9月30日)
当社グループは、デリバティブ取引を全く利用していないため、該当事項はありません。
(1株当たり情報)
1株当たり四半期純利益金額および算定上の基礎は、以下のとおりであります。
前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
至 2019年9月30日) 至 2020年9月30日)
1株当たり四半期純利益金額 55円04銭 32円26銭
(算定上の基礎)
親会社株主に帰属する四半期純利益金額(百万
1,295 757
円)
普通株主に帰属しない金額(百万円) - -
普通株式に係る親会社株主に帰属する四半期純
1,295 757
利益金額(百万円)
普通株式の期中平均株式数(千株) 23,539 23,470
(注)潜在株式調整後1株当たり四半期純利益金額については、潜在株式が存在しないため記載しておりません。
(重要な後発事象)
該当事項はありません。
2【その他】
2020年11月6日開催の取締役会において、当期中間配当に関し、次のとおり決議いたしました。
(1)配当金の総額‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥173百万円
(2)1株当たりの金額‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥7円50銭
(3)支払請求の効力発生日及び支払開始日‥‥‥2020年11月30日
(注)2020年9月30日現在の株主名簿に記載または記録された株主に対し、支払いを行います。
21/24
EDINET提出書類
株式会社ほくやく・竹山ホールディングス(E03003)
四半期報告書
第二部【提出会社の保証会社等の情報】
該当事項はありません。
22/24
EDINET提出書類
株式会社ほくやく・竹山ホールディングス(E03003)
四半期報告書
独立監査人の四半期レビュー報告書
2020年11月9日
株式会社ほくやく・竹山ホールディングス
取締役会 御中
EY新日本有限責任監査法人
札幌事務所
指定有限責任社員
公認会計士
松本 雄一 印
業務執行社員
指定有限責任社員
公認会計士
萩原 靖之 印
業務執行社員
監査人の結論
当監査法人は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づき、「経理の状況」に掲げられている株式会社ほく
やく・竹山ホールディングスの2020年4月1日から2021年3月31日までの連結会計年度の第2四半期連結会計
期間(2020年7月1日から2020年9月30日まで)及び第2四半期連結累計期間(2020年4月1日から20
20年9月30日まで)に係る四半期連結財務諸表、すなわち、四半期連結貸借対照表、四半期連結損益計算書、四半期
連結包括利益計算書、四半期連結キャッシュ・フロー計算書及び注記について四半期レビューを行った。
当監査法人が実施した四半期レビューにおいて、上記の四半期連結財務諸表が、我が国において一般に公正妥当と認め
られる四半期連結財務諸表の作成基準に準拠して、株式会社ほくやく・竹山ホールディングス及び連結子会社の2020
年9月30日現在の財政状態並びに同日をもって終了する第2四半期連結累計期間の経営成績及びキャッシュ・フローの
状況を適正に表示していないと信じさせる事項が全ての重要な点において認められなかった。
監査人の結論の根拠
当監査法人は、我が国において一般に公正妥当と認められる四半期レビューの基準に準拠して四半期レビューを行っ
た。四半期レビューの基準における当監査法人の責任は、「四半期連結財務諸表の四半期レビューにおける監査人の責
任」に記載されている。当監査法人は、我が国における職業倫理に関する規定に従って、会社及び連結子会社から独立し
ており、また、監査人としてのその他の倫理上の責任を果たしている。当監査法人は、結論の表明の基礎となる証拠を入
手したと判断している。
四半期連結財務諸表に対する経営者並びに監査役及び監査役会の責任
経営者の責任は、我が国において一般に公正妥当と認められる四半期連結財務諸表の作成基準に準拠して四半期連結財
務諸表を作成し適正に表示することにある。これには、不正又は誤謬による重要な虚偽表示のない四半期連結財務諸表を
作成し適正に表示するために経営者が必要と判断した内部統制を整備及び運用することが含まれる。
四半期連結財務諸表を作成するに当たり、経営者は、継続企業の前提に基づき四半期連結財務諸表を作成することが適
切であるかどうかを評価し、我が国において一般に公正妥当と認められる四半期連結財務諸表の作成基準に基づいて継続
企業に関する事項を開示する必要がある場合には当該事項を開示する責任がある。
監査役及び監査役会の責任は、財務報告プロセスの整備及び運用における取締役の職務の執行を監視することにある。
23/24
EDINET提出書類
株式会社ほくやく・竹山ホールディングス(E03003)
四半期報告書
四半期連結財務諸表の四半期レビューにおける監査人の責任
監査人の責任は、監査人が実施した四半期レビューに基づいて、四半期レビュー報告書において独立の立場から四半期
連結財務諸表に対する結論を表明することにある。
監査人は、我が国において一般に公正妥当と認められる四半期レビューの基準に従って、四半期レビューの過程を通じ
て、職業的専門家としての判断を行い、職業的懐疑心を保持して以下を実施する。
・ 主として経営者、財務及び会計に関する事項に責任を有する者等に対する質問、分析的手続その他の四半期レビュー
手続を実施する。四半期レビュー手続は、我が国において一般に公正妥当と認められる監査の基準に準拠して実施され
る年度の財務諸表の監査に比べて限定された手続である。
・ 継続企業の前提に関する事項について、重要な疑義を生じさせるような事象又は状況に関して重要な不確実性が認め
られると判断した場合には、入手した証拠に基づき、四半期連結財務諸表において、我が国において一般に公正妥当と
認められる四半期連結財務諸表の作成基準に準拠して、適正に表示されていないと信じさせる事項が認められないかど
うか結論付ける。また、継続企業の前提に関する重要な不確実性が認められる場合は、四半期レビュー報告書において
四半期連結財務諸表の注記事項に注意を喚起すること、又は重要な不確実性に関する四半期連結財務諸表の注記事項が
適切でない場合は、四半期連結財務諸表に対して限定付結論又は否定的結論を表明することが求められている。監査人
の結論は、四半期レビュー報告書日までに入手した証拠に基づいているが、将来の事象や状況により、企業は継続企業
として存続できなくなる可能性がある。
・ 四半期連結財務諸表の表示及び注記事項が、我が国において一般に公正妥当と認められる四半期連結財務諸表の作成
基準に準拠していないと信じさせる事項が認められないかどうかとともに、関連する注記事項を含めた四半期連結財務
諸表の表示、構成及び内容、並びに四半期連結財務諸表が基礎となる取引や会計事象を適正に表示していないと信じさ
せる事項が認められないかどうかを評価する。
・ 四半期連結財務諸表に対する結論を表明するために、会社及び連結子会社の財務情報に関する証拠を入手する。監査
人は、四半期連結財務諸表の四半期レビューに関する指示、監督及び実施に関して責任がある。監査人は、単独で監査
人の結論に対して責任を負う。
監査人は、監査役及び監査役会に対して、計画した四半期レビューの範囲とその実施時期、四半期レビュー上の重要な
発見事項について報告を行う。
監査人は、監査役及び監査役会に対して、独立性についての我が国における職業倫理に関する規定を遵守したこと、並
びに監査人の独立性に影響を与えると合理的に考えられる事項、及び阻害要因を除去又は軽減するためにセーフガードを
講じている場合はその内容について報告を行う。
利害関係
会社及び連結子会社と当監査法人又は業務執行社員との間には、公認会計士法の規定により記載すべき利害関係はな
い。
以 上
(注)1.上記は四半期レビュー報告書の原本に記載された事項を電子化したものであり、その原本は当社(四半期報
告書提出会社)が別途保管しております。
2. XBRLデータは四半期レビューの対象には含 まれていません。
24/24