理研ビタミン株式会社 訂正内部統制報告書 第84期(平成31年4月1日-令和2年3月31日)

提出書類 訂正内部統制報告書-第84期(平成31年4月1日-令和2年3月31日)
提出日
提出者 理研ビタミン株式会社
カテゴリ 訂正内部統制報告書

                                                          EDINET提出書類
                                                     理研ビタミン株式会社(E00952)
                                                         訂正内部統制報告書
    【表紙】
     【提出書類】                   内部統制報告書の訂正報告書

     【根拠条文】                   金融商品取引法第24条の4の5第1項
     【提出先】                   関東財務局長
     【提出日】                   2020年10月28日
     【会社名】                   理研ビタミン株式会社
                         RIKEN VITAMIN CO.,LTD.
     【英訳名】
     【代表者の役職氏名】                   代表取締役社長 山木 一彦
     【最高財務責任者の役職氏名】                   該当事項はありません。
     【本店の所在の場所】                   東京都千代田区神田三崎町二丁目9番18号
                         (注)2020年11月1日から本店所在地を下記に移転する予定であります。
                            本店の所在の場所 東京都新宿区四谷一丁目6番1号
     【縦覧に供する場所】                   株式会社東京証券取引所
                         (東京都中央区日本橋兜町2番1号)
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                                                         訂正内部統制報告書
    1【内部統制報告書の訂正報告書の提出理由】
      2020年9月30日に提出いたしました第84期(自 2019年4月1日 至 2020年3月31日)内部統制報告書の記載事項
     に誤りがありましたので、金融商品取引法第24条の4の5第1項に基づき、内部統制報告書の訂正報告書を提出するも
     のであります。
    2【訂正事項】

      3 評価結果に関する事項
    3【訂正箇所】

      訂正箇所は___を付して表示しております。
     3【評価結果に関する事項】

      (訂正前)
      下記に記載した財務報告に係る内部統制の不備は、財務報告に重要な影響を及ぼすこととなり、開示すべき重要な不
     備に該当すると判断しました。したがって、当事業年度末日時点において、当社の財務報告に係る内部統制は有効でな
     いと判断しました。
                                記

      当社連結子会社である青島福生食品有限公司(以下「青島福生食品」という。)における特定の顧客とのエビ加工販

     売の取引について、取引の全容が解明できず、営業取引としての実在性を確認できなかったため、当社は、外部の専門
     家を含む特別調査委員会を設置し、事実関係の調査を行いました。その結果、当該取引の仕入・加工販売取引の実在性
     を否定すべき明確な根拠は検出されなかったものの、取引を行った理由や取引全体の商流を明らかにすることができ
     ず、また、青島福生食品において当該取引に関連する記録および資料の適切な管理が徹底されていなかったことや十分
     な調査協力が得られなかったこともあり、特定の仕入先からの仕入取引、加工、特定顧客への販売取引についての取引
     の全容の解明、当該取引の実在性を確認するには至りませんでした。
      当社は、本特別調査委員会の調査結果を踏まえ、同様の取引が発生した過年度も含めて取引の全容および実在性が確
     認できなかった特定の顧客向けの売上高の取り消し処理等を行い、2019年3月期の有価証券報告書及び2020年3月期の
     第1四半期から第3四半期までの四半期報告書については訂正報告書を提出しました。
      当該取引により過年度の決算の訂正が発生しました原因は、特定の役職者に財務報告に重要な影響を及ぼす取引に関
     する情報や権限が集中するなど、青島福生食品におけるガバナンス体制が不十分であったこと、証憑保管を含む適切な
     業務手順書が青島福生食品において十分に整備されていなかったこと、及び決算・財務報告プロセスのうち財務諸表作
     成過程のレビュー体制並びに当社への報告体制に不備があったこと、取締役会をはじめとする当社の監視機関による青
     島福生食品に対するモニタリング体制が不十分であったことにあると認識しております。
      以上のことから、青島福生食品の全社的な内部統制及び決算・財務報告に係る内部統制並びに当社の全社的な内部統
     制の不備が、当社の財務報告に重要な影響を及ぼすこととなり、開示すべき重要な不備に該当すると判断しました。
      上記事実は当事業年度末日後に発覚したため、当該不備を当事業年度末日までに是正することはできませんでした。
     なお、上記の開示すべき重要な不備に起因する修正事項は、すべて連結財務諸表等に反映しております。
      当社は、財務報告に係る内部統制の重要性を十分認識しており、開示すべき重要な不備を是正するために、特別調査
     委員会からのグループ・ガバナンスの見直しに係る提言を真摯に受け止め、下記の改善策を講じて適正な内部統制の整
     備及び運用を図ってまいります。
      ①リスクマネジメントの強化

        青島福生食品が自らのリスクを評価、管理できる体制を当社内で検討し、指導します。
      ②統制活動の強化
        青島福生食品における証憑類等の管理体制を見直し、重要なプロセスに関して業務手順書を整備します。
      ③モニタリングの強化
        当社として、青島福生食品の事業運営面の情報や課題のモニタリングを徹底します。
      ④コミュニケーションの改善
        青島福生食品内部、及び青島福生食品と当社の間での情報伝達ルートを拡大し、改善を図ります。
      ⑤理研ビタミングループとしての青島福生食品へのガバナンスの強化
      青島福生食品に対する当社関連部門の指導を強化し、グループ全体の内部統制を推進します。
      (訂正後)

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                                                         訂正内部統制報告書
      下記に記載した財務報告に係る内部統制の不備は、財務報告に重要な影響を及ぼすこととなり、開示すべき重要な不
     備に該当すると判断しました。したがって、当事業年度末日時点において、当社の財務報告に係る内部統制は有効でな
     いと判断しました。
                                 記

      当社連結子会社である青島福生食品有限公司(以下「青島福生食品」という。)における特定の顧客とのエビ加工販

     売の取引について、取引の全容が解明できず、営業取引としての実在性を確認できなかったため、当社は、外部の専門
     家を含む特別調査委員会を設置し、事実関係の調査を行いました。その結果、当該取引の仕入・加工販売取引の実在性
     を否定すべき明確な根拠は検出されなかったものの、取引を行った理由や取引全体の商流を明らかにすることができ
     ず、また、青島福生食品において当該取引に関連する記録及び資料の適切な管理が徹底されていなかったことや十分な
     調査協力が得られなかったこともあり、特定の仕入先からの仕入取引、加工、特定顧客への販売取引についての取引の
     全容の解明、当該取引の実在性を確認するには至りませんでした。
       当社は、本特別調査委員会の調査結果を踏まえ、同様の取引が発生した過年度も含めて取引の全容及び実在性が確
      認できなかった特定の顧客向けの売上高の取り消し処理等を行い、2019年3月期の有価証券報告書及び2020年3月期
      の第1四半期から第3四半期までの四半期報告書については訂正報告書を提出しました。
       当該取引により過年度の決算の訂正が発生しました原因は、特定の役職者に財務報告に重要な影響を及ぼす取引に
      関する情報や権限が集中するなど、青島福生食品におけるガバナンス体制が不十分であったこと、証憑保管を含む適
      切な業務手順書が青島福生食品において十分に整備されていなかったこと、及び決算・財務報告プロセスのうち財務
      諸表作成過程のレビュー体制並びに当社への報告体制に不備があったこと、取締役会をはじめとする当社の監視機関
      による青島福生食品に対するモニタリング体制が不十分であったことにあると認識しております。
       当社は上記の認識に基づき、当社の内部統制は有効でないとする内部統制報告書を提出しました。しかしながらそ
      の後、青島福生食品から受領した2020年8月度月次決算報告において、鱈などを中心とした水産加工品を廉価で処分
      販売した事実が判明したことに伴い、青島福生食品のたな卸資産の評価が適切に行われていなかった疑いが生じたた
      め、当社は、外部専門家を含む特別調査委員会を再度設置し事実関係の調査を行っております。
       本訂正報告書提出日現在において特別調査委員会の調査は継続中であるものの、10月上旬に実地棚卸を行うととも
      に、8月に廉価で販売した水産加工品に関する書類及び青島福生食品からの事実関係の説明を確認した結果などか
      ら、当社としては過年度において連結貸借対照表上のたな卸資産の評価が適切に行われていなかったと判断し、過年
      度分の決算を訂正するとともに、第80期から第84期の有価証券報告書及び第82期の第2四半期から第84期の第3四半
      期までの四半期報告書の訂正報告書を提出しました。
      たな卸資産の不適切な評価により決算の訂正が発生しました原因は、青島福生食品においてたな卸資産の管理責任及
     び実地棚卸等の管理手順が明確にされていないこと、たな卸資産のロット(日付)の重要性認識が不十分で管理出来て
     いないこと、及び決算・財務プロセスのうち財務諸表作成過程のレビュー体制並びに当社への報告体制に不備があった
     ことにあると認識しております。
      以上のことから、         2020年9月30日に開示しました              青島福生食品の全社的な内部統制及び決算・財務報告に係る内部統
     制並びに当社の全社的な内部統制の不備                  に加えて、新たに検出された青島福生食品の全社的な内部統制、決算・財務報
     告及び生産系業務プロセスに係る内部統制の不備が、当社の財務報告に重要な影響を及ぼすこととなり開示すべき重要
     な不備に該当すると判断しました。
      上記事実は当事業年度末日後に発覚したため、当該不備を当事業年度末日までに是正することはできませんでした。
     なお、上記の開示すべき重要な不備に起因する修正事項は、すべて連結財務諸表等に反映しております。
      当社は、財務報告に係る内部統制の重要性を十分認識しており、開示すべき重要な不備を是正するために、特別調査
     委員会からのグループ・ガバナンスの見直しに係る提言を真摯に受け止め、                                   2020年9月30日に開示しました下記の改善
     策を実行してまいります。更に今後の特別調査委員会の指摘・提言を踏まえ、追加の改善策を策定し適正な内部統制の
     整備及び運用を図ってまいります。
      ①リスクマネジメントの強化

        青島福生食品が自らのリスクを評価、管理できる体制を当社内で検討し、指導します。
      ②統制活動の強化
        青島福生食品における証憑類等の管理体制を見直し、重要なプロセスに関して業務手順書を整備します。
      ③モニタリングの強化
        当社として、青島福生食品の事業運営面の情報や課題のモニタリングを徹底します。
      ④コミュニケーションの改善
        青島福生食品内部、及び青島福生食品と当社の間での情報伝達ルートを拡大し、改善を図ります。
      ⑤理研ビタミングループとしての青島福生食品へのガバナンスの強化
        青島福生食品に対する当社関連部門の指導を強化し、グループ全体の内部統制を推進します。
                                 3/3


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2023年2月15日

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2023年分の情報が更新されない問題、解消しました。

2023年1月6日

2023年分より情報が更新されない状態となっております。原因調査中です。

2022年4月25日

社名の変更履歴が表示されるようになりました

2020年12月21日

新規上場の通知機能を追加しました。Myページにて通知の設定が行えます。

2020年9月22日

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