株式会社ケアネット 四半期報告書 第26期第2四半期(令和2年4月1日-令和2年6月30日)
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株式会社ケアネット(E05684)
四半期報告書
【表紙】
【提出書類】 四半期報告書
【根拠条文】 金融商品取引法第24条の4の7第1項
【提出先】 関東財務局長
【提出日】 2020年8月13日
【四半期会計期間】 第26期第2四半期(自 2020年4月1日 至 2020年6月30日)
【会社名】 株式会社ケアネット
【英訳名】 CareNet,Inc.
【代表者の役職氏名】 代表取締役社長 藤井 勝博
【本店の所在の場所】 東京都千代田区九段南一丁目5番6号
【電話番号】 (03)5214-5800(代表)
【事務連絡者氏名】 執行役員経営管理本部長 深澤 郁
【最寄りの連絡場所】 東京都千代田区九段南一丁目5番6号
【電話番号】 (03)5214-5800(代表)
【事務連絡者氏名】 執行役員経営管理本部長 深澤 郁
【縦覧に供する場所】 株式会社東京証券取引所
(東京都中央区日本橋兜町2番1号)
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第一部【企業情報】
第1【企業の概況】
1【主要な経営指標等の推移】
第25期 第26期
回次 第2四半期 第2四半期 第25期
連結累計期間 連結累計期間
自2019年1月1日 自2020年1月1日 自2019年1月1日
会計期間
至2019年6月30日 至2020年6月30日 至2019年12月31日
(千円) 1,362,875 1,845,017 3,268,443
売上高
(千円) 227,753 459,799 593,326
経常利益
親会社株主に帰属する
(千円) 143,798 179,955 448,007
四半期(当期)純利益
(千円) △ 48,599 245,171 212,059
四半期包括利益又は包括利益
(千円) 2,064,046 2,343,179 2,155,570
純資産額
(千円) 2,666,414 4,302,877 3,079,895
総資産額
1株当たり四半期(当期)
(円) 13.52 17.33 42.33
純利益
(%) 77.2 54.2 69.8
自己資本比率
営業活動によるキャッシュ・
(千円) 173,691 437,102 278,050
フロー
投資活動によるキャッシュ・
(千円) △ 154,085 △ 274,189 △ 138,785
フロー
財務活動によるキャッシュ・
(千円) △ 137,233 1,043,206 △ 307,066
フロー
現金及び現金同等物の四半期末
(千円) 1,381,749 2,537,622 1,333,080
(期末)残高
第25期 第26期
回次 第2四半期 第2四半期
連結会計期間 連結会計期間
自2019年4月1日 自2020年4月1日
会計期間
至2019年6月30日 至2020年6月30日
1株当たり四半期純利益 (円) 6.88 16.87
(注)1. 当社は四半期連結財務諸表を作成しておりますので、提出会社の主要な経営指標等の推移については記載
しておりません。
2. 売上高には、消費税等は含まれておりません。
3. 潜在株式調整後1株当たり四半期(当期)純利益については、潜在株式が存在しないため記載しておりま
せん。
2【事業の内容】
当第2四半期連結累計期間において、当社グループ(当社及び当社の関係会社)が営む事業の内容について、重要
な変更はありません。
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第2【事業の状況】
1【事業等のリスク】
当第2四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、又は、前事業年度の有価証券報告書に記載し
た事業等のリスクについて重要な変更はありません。
なお、新型コロナウイルス感染症の感染拡大による当社の事業への影響は、当第2四半期連結累計期間までは限定
的ではありましたが、今後の経過により営業活動への制約等が生じた場合、当社グループの経営成績等に重要な影響
を及ぼす可能性があります。
2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)財政状態及び経営成績の状況
①経営成績の状況
当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の影響により急速な悪化が続いて
おり 、通商問題の動向が世界経済に与える影響や、中国を始めアジア 新興国等の経済動向、金融資本市場の変動に
加え、米中貿易摩擦や米国政策運営の不透明感の継続など、世界経済の不確実性は高く、国内外の先行き景気には
留意する必要があります。
当社グループの主要顧客が属する製薬業界においては、大型薬剤の特許切れや薬価制度の変更、ジェネリック医
薬品の使用促進などに直面し、製薬企業の営業環境は、厳しい状況が続いております。そのため、製薬企業は、新
薬の研究開発や営業・適正普及活動において、さらなる生産性向上を求めております。また上市される新薬の中心
が、スペシャリティ医薬品になるなかで、製薬企業はスペシャリティ医薬品に合った新たな適正普及支援を必要と
しております。
なお、当社グループでは、緊急事態宣言の発令を受け、新型コロナウイルス感染症対策として、リモートワーク
を実施し、顧客との商談、セミナー等についてもオンラインで実施いたしました。また、製薬企業はMRの医療機関
への訪問自粛が続いている背景から、医薬営業支援サービスの各既存サービスのニーズが高まり、受注が増加する
要因となりました。
この結果、 当第 2 四半期連結累計期間 においては、売上高1,845百万円(前年同四半期比35.4%増)、売上総利
益1,263百万円(前年同四半期比38.6%増)、営業利益461百万円(前年同四半期比94.3%増)、経常利益459百万円
(前年同四半期比101.9%増)、 親会社株主に帰属する四半期純利益179 百万円(前年同四半期比25.1%増)となり
ました。
セグメントごとの業績は、次のとおりであります。
a.医薬営業支援サービス
当サービスにおいては、既存サービスの販売体制強化及び販売管理費のコスト削減や効率化等の 諸施策 などの
取り組みを進めるなか、医薬営業支援サービスの売上高は1,601百万円(前年同四半期比35.6%増)、営業利益
は812百万円(前年同四半期比36.9%増)となりました。
b.医療コンテンツサービス
当サービスにおいては、医師向け教育コンテンツ「ケアネットDVD」及び「その他」の売上高は106百万円
(前年同四半期比67.8%増)、医療教育動画サービス「CareneTV」の売上高は136百万円(前年同四半
期比15.7%増)となりました。
この結果、医療コンテンツサービスの売上高は243百万円 (前年同四半期比33.9%増) 、営業利益は46百万円
(前年同四半期比28.5%増) となりました。
また、医師・医療従事者向け医療専門サイト「ケアネット・ドットコム(CareNet.com)」においては、医師
会員獲得及び維持を目的に、前期に引き続き積極的に投資を行っております。これにより、当第 2 四半期連結会
計期間末の医師会員数は16万1千人(前年同四半期比8.0%増)となりました。
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②財政状態の状況
(資産)
当第2四半期連結会計期間末における総資産は、前連結会計年度末に比べ1,222百万円増加の4,302百万円とな
りました。
流動資産の残高は、前連結会計年度末に比べ1,030百万円増加の3,506百万円となりました。これは主に、現金
及び預金1,204百万円の増加、受取手形及び売掛金122百万円の減少によるものであります。
また、固定資産の残高は、前連結会計年度末に比べ192百万円増加の796百万円となりました。これは主に、の
れん90百万円、 投資その他の資産66 百万円の増加によるものであります。
(負債)
当第2四半期連結会計期間末における負債は、前連結会計年度末に比べ1,035百万円増加の1,959百万円となり
ました。
流動負債の残高は、前連結会計年度末に比べ1,035百万円増加の1,945百万円となりました。これは主に、短期
借入金1,100百万円、未払法人税等106 百万円の増加、 役員賞与引当金96百万円の減少によるものであります。
また、固定負債の残高は、前連結会計年度末に比べ 0 百万円増加の 14 百万円となりました。
(純資産)
当第2四半期連結会計期間末における純資産は、前連結会計年度末に比べ187百万円増加の2,343百万円となり
ました。これは主に、利益剰余金117百万円、その他有価証券評価差額金63百万円の増加によるものでありま
す。
(2)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結累計期間における現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)の残高は、前連結会計年
度末に比べ1,204百万円増加の2,537百万円となりました。
当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果得られた資金は、437百万円(前年同四半期は173百万円の収入)となりました。これは主に、
税金等調整前四半期純利益339百万円、売上債権の減少122百万円、投資有価証券評価損120百万円、ポイント引
当金の増加47百万円などによる資金の増加と、未払金の減少99百万円、役員賞与引当金の減少96百万円、法人税
等の支払額71百万円などによる資金の減少との差引によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動により支出した資金は、274百万円(前年同四半期は154百万円の支出)となりました。これは主に、
投資有価証券の取得による支出100百万円、無形固定資産の取得による支出44百万円、事業譲受による支出109百
万円によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動により得られた資金は、1,043百万円(前年同四半期は137百万円の支出)となりました。これは主
に、短期借入金の純増減額1,100百万円による資金の増加と、配当金の支払額61百万円などによる資金の減少と
の差引によるものであります。
(3)経営方針・経営戦略等
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略について重要な変更はあ
りません。
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(4)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(株式会社の支配に関する基本方針について)
当社は財務及び事業の方針の決定を支配する者の在り方に関する基本方針を定めており、その内容等(会社法
施行規則第118条第3号に掲げる事項)は次のとおりであります。
当社は、金融商品取引所に株式を上場している者として、市場における当社株式の自由な取引を尊重し、特定
の者による当社株式の大規模買付行為であっても、当社の企業価値ひいては株主共同の利益の確保・向上に資す
るものである限り、これを一概に否定するものではありません。また、最終的には株式の大規模買付提案に応じ
るかどうかは株主の皆様の決定に委ねられるべきだと考えております。
ただし、株式の大規模買付提案のなかには、たとえばステークホルダーとの良好な関係を保ち続けることがで
きない可能性があるなど、当社の企業価値ひいては株主共同の利益を損なうおそれのあるものや、当社の価値を
十分に反映しているとは言えないもの、あるいは株主の皆様が最終的な決定をされるために必要な情報が十分に
提供されないものもありえます。
そのような提案に対して、当社取締役会は、株主の皆様から負託された者の責務として、株主の皆様のため
に、必要な時間や情報の確保、株式の大規模買付提案者との交渉などを行う必要があると考えております。
(5)研究開発活動
該当事項はありません。
3【経営上の重要な契約等】
当第2四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。
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第3【提出会社の状況】
1【株式等の状況】
(1)【株式の総数等】
①【株式の総数】
種類 発行可能株式総数(株)
普通株式 40,000,000
計 40,000,000
②【発行済株式】
第2四半期会計期間 提出日現在発行数
上場金融商品取引所名
末現在発行数(株) (株)
種類 又は登録認可金融商品 内容
(2020年6月30日) (2020年8月13日) 取引業協会名
東京証券取引所 単元株式数
11,048,000 11,048,000
普通株式
マザーズ 100株
11,048,000 11,048,000 - -
計
(2)【新株予約権等の状況】
①【ストックオプション制度の内容】
該当事項はありません。
②【その他の新株予約権等の状況】
該当事項はありません。
(3)【行使価額修正条項付新株予約権付社債券等の行使状況等】
該当事項はありません。
(4)【発行済株式総数、資本金等の推移】
発行済株式総
資本準備金
発行済株式総 資本金増減額 資本金残高 資本準備金増
年月日 数増減数
数残高(株) (千円) (千円) 減額(千円)
残高(千円)
(株)
2020年4月1日~
- 11,048,000 - 627,045 - 35,724
2020年6月30日
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(5)【大株主の状況】
2020年6月30日現在
発行済株式
(自己株式
を除く。)
所有株式数
の総数に対
氏名又は名称 住所
(株)
する所有株
式数の割合
(%)
東京都港区赤坂1-11-28
ケアネット・イノベーション
2,048,200 19.73
M-CITY赤坂一丁目ビル8F
投資事業有限責任組合
東京都中央区明石町8-1 聖路加タワー
1,076,400 10.37
サンバイオ株式会社
28F
225 LIBERTY STREET,NEW YORK,NEW YORK
BNYM NON-TREATY DTT
10286,USA
708,700 6.83
(常任代理人 株式会社三菱UFJ銀行 頭
(東京都千代田区丸の内2-7-1
取 三毛 兼承)
決済事業部)
大分県大分市西大道2-3-8 684,900 6.60
株式会社アステム
宮城県仙台市青葉区大手町1-1 410,900 3.96
株式会社バイタルネット
303,600 2.92
大野 元泰 東京都文京区
PETERBOROUGH COURT 133 FLEET STREET
BNY GCM CLIENT ACCOUNT JPRD AC ISG (FE-
LONDON EC4A 2BB UNITED KINGDOM
AC)
301,417 2.90
(東京都千代田区丸の内2-7-1
(常任代理人 株式会社三菱UFJ銀行 頭
取 三毛 兼承)
決済事業部)
大阪府大阪市中央区本町橋1-20 273,900 2.64
株式会社ケーエスケー
225 LIBERTY STREET,NEW YORK,NEW YORK
BNYM TREATY DTT 15
10286,USA
262,500 2.53
(常任代理人 株式会社三菱UFJ銀行 頭
(東京都千代田区丸の内2-7-1
取 三毛 兼承)
決済事業部)
25 Cabot Square,Canary Wharf,London
MSIP CLIENT SECURITIES
E14 4QA, U.K.
193,400 1.86
(常任代理人 モルガン・スタンレーMUFG証
(東京都千代田区大手町1-9-7 大手
券株式会社 証券管理部長 北川 晴一)
町フィナンシャルシティ サウスタワー)
- 6,263,917 60.34
計
(注)1.上記のほか、自己株式が666,247株あります。
2.Tempered Investment Management LTD.から、2019 年10月21日付の 公衆の縦覧に供されている大量保有報告
書において 、2019 年10月21日現在で以下の株式を所有している旨の報告を受けておりますが、当社として当第
2四半期会計期間末現在における実質所有株式数の確認ができませんので、上記大株主の状況には含めており
ません。
なお、その大量保有報告書の内容は次のとおりであります。
大量保有者 Tempered Investment Management LTD.
住所 220-145 Chadwick Court,North Vancouver,BC.,Canada
保有株券等の数 株式 1,266,000株
株券等保有割合 11.46%
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(6)【議決権の状況】
①【発行済株式】
2020年6月30日現在
株式数(株) 議決権の数(個)
区分 内容
- - -
無議決権株式
議決権制限株式(自己株式等) - - -
議決権制限株式(その他) - - -
完全議決権株式(自己株式等) 666,200 - -
普通株式
権利内容に何ら限定の
完全議決権株式(その他) 10,378,900 103,789
普通株式 ない当社における標準
となる株式
2,900 - -
単元未満株式 普通株式
11,048,000 - -
発行済株式総数
- 103,789 -
総株主の議決権
②【自己株式等】
2020年6月30日現在
発行済株式総数に
自己名義所有 他人名義所有 所有株式数の
対する所有株式数
所有者の氏名又は名称 所有者の住所
株式数(株) 株式数(株) 合計(株)
の割合(%)
(自己保有株式)
東京都千代田区九段南
666,200 - 666,200 6.03
一丁目5番6号
株式会社ケアネット
- 666,200 - 666,200 6.03
計
2【役員の状況】
該当事項はありません。
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第4【経理の状況】
1.四半期連結財務諸表の作成方法について
当社の四半期連結財務諸表は、「四半期連結財務諸表の用語、様式及び作成方法に関する規則」(2007年内閣府令
第64号)に基づいて作成しております。
2.監査証明について
当社は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づき、第2四半期連結会計期間(2020年4月1日から2020
年6月30日まで)及び第2四半期連結累計期間(2020年1月1日から2020年6月30日まで)に係る四半期連結財務諸
表について、有限責任監査法人トーマツによる四半期レビューを受けております。
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1【四半期連結財務諸表】
(1)【四半期連結貸借対照表】
(単位:千円)
前連結会計年度 当第2四半期連結会計期間
(2019年12月31日) (2020年6月30日)
資産の部
流動資産
1,433,080 2,637,622
現金及び預金
853,741 731,503
受取手形及び売掛金
※1 30,088 ※1 43,694
たな卸資産
40,766 35,971
前払費用
118,426 57,899
その他
2,476,103 3,506,691
流動資産合計
固定資産
17,184 35,623
有形固定資産
無形固定資産
- 90,247
のれん
55,550 72,660
その他
55,550 162,907
無形固定資産合計
531,056 597,656
投資その他の資産
603,791 796,186
固定資産合計
3,079,895 4,302,877
資産合計
負債の部
流動負債
47,394 27,648
買掛金
※2 1,100,000
-
短期借入金
82,274 188,543
未払法人税等
3,145 20,200
前受金
97,030 200
役員賞与引当金
354,429 401,582
ポイント引当金
325,656 207,014
その他
909,930 1,945,190
流動負債合計
固定負債
14,393 14,507
資産除去債務
14,393 14,507
固定負債合計
924,324 1,959,697
負債合計
純資産の部
株主資本
627,045 627,045
資本金
551,182 551,260
資本剰余金
1,456,911 1,574,577
利益剰余金
△ 450,956 △ 450,956
自己株式
2,184,183 2,301,927
株主資本合計
その他の包括利益累計額
△ 29,470 34,415
その他有価証券評価差額金
△ 3,747 △ 3,243
為替換算調整勘定
△ 33,217 31,171
その他の包括利益累計額合計
4,604 10,080
非支配株主持分
2,155,570 2,343,179
純資産合計
3,079,895 4,302,877
負債純資産合計
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(2)【四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書】
【四半期連結損益計算書】
【第2四半期連結累計期間】
(単位:千円)
前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間
(自 2019年1月1日 (自 2020年1月1日
至 2019年6月30日) 至 2020年6月30日)
売上高 1,362,875 1,845,017
451,734 581,965
売上原価
911,141 1,263,052
売上総利益
※ 673,434 ※ 801,239
販売費及び一般管理費
237,707 461,812
営業利益
営業外収益
319 381
受取利息
- 1,031
受取手数料
1,968 1,650
保険配当金
374 579
雑収入
2,662 3,642
営業外収益合計
営業外費用
支払利息 142 2,134
3,809 2,255
為替差損
7,895 1,248
貸倒引当金繰入額
769 16
雑損失
12,616 5,655
営業外費用合計
227,753 459,799
経常利益
特別損失
- 120,600
投資有価証券評価損
- 120,600
特別損失合計
227,753 339,199
税金等調整前四半期純利益
法人税、住民税及び事業税 74,187 173,390
9,853 △ 14,973
法人税等調整額
84,040 158,417
法人税等合計
143,713 180,782
四半期純利益
非支配株主に帰属する四半期純利益又は非支配株主
△ 85 826
に帰属する四半期純損失(△)
143,798 179,955
親会社株主に帰属する四半期純利益
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【四半期連結包括利益計算書】
【第2四半期連結累計期間】
(単位:千円)
前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間
(自 2019年1月1日 (自 2020年1月1日
至 2019年6月30日) 至 2020年6月30日)
143,713 180,782
四半期純利益
その他の包括利益
△ 193,167 63,885
その他有価証券評価差額金
855 503
為替換算調整勘定
△ 192,312 64,389
その他の包括利益合計
△ 48,599 245,171
四半期包括利益
(内訳)
△ 48,513 244,345
親会社株主に係る四半期包括利益
△ 85 826
非支配株主に係る四半期包括利益
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(3)【四半期連結キャッシュ・フロー計算書】
(単位:千円)
前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間
(自 2019年1月1日 (自 2020年1月1日
至 2019年6月30日) 至 2020年6月30日)
営業活動によるキャッシュ・フロー
227,753 339,199
税金等調整前四半期純利益
14,466 17,881
減価償却費
- 4,749
のれん償却額
貸倒引当金の増減額(△は減少) 7,895 1,248
△ 319 △ 381
受取利息及び受取配当金
142 2,134
支払利息
為替差損益(△は益) 3,809 2,056
役員賞与引当金の増減額(△は減少) △ 42,663 △ 96,830
ポイント引当金の増減額(△は減少) 31,000 47,153
投資有価証券評価損益(△は益) - 120,600
売上債権の増減額(△は増加) 133,866 122,238
たな卸資産の増減額(△は増加) △ 19,865 △ 13,605
仕入債務の増減額(△は減少) △ 18,645 △ 19,745
未払金の増減額(△は減少) △ 62,378 △ 99,220
未払消費税等の増減額(△は減少) △ 12,236 △ 4,955
未払費用の増減額(△は減少) △ 7,852 △ 7,077
前受金の増減額(△は減少) 9,323 17,055
64,961 77,709
その他
329,258 510,210
小計
利息及び配当金の受取額 335 344
△ 142 △ 2,134
利息の支払額
△ 155,759 △ 71,317
法人税等の支払額又は還付額(△は支払)
173,691 437,102
営業活動によるキャッシュ・フロー
投資活動によるキャッシュ・フロー
△ 90,800 △ 100,504
投資有価証券の取得による支出
△ 3,821 △ 16,442
有形固定資産の取得による支出
△ 7,605 △ 44,819
無形固定資産の取得による支出
- △ 109,090
事業譲受による支出
- △ 2,034
差入保証金の差入による支出
1,456 -
差入保証金の回収による収入
△ 53,316 △ 1,297
その他
△ 154,085 △ 274,189
投資活動によるキャッシュ・フロー
財務活動によるキャッシュ・フロー
短期借入金の純増減額(△は減少) - 1,100,000
連結の範囲の変更を伴わない子会社株式の売却に
- 4,689
よる収入
自己株式の取得による支出 △ 73,671 -
△ 63,561 △ 61,482
配当金の支払額
△ 137,233 1,043,206
財務活動によるキャッシュ・フロー
現金及び現金同等物に係る換算差額 △ 2,984 △ 1,578
現金及び現金同等物の増減額(△は減少) △ 120,612 1,204,542
1,502,361 1,333,080
現金及び現金同等物の期首残高
※ 1,381,749 ※ 2,537,622
現金及び現金同等物の四半期末残高
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【注記事項】
(四半期連結貸借対照表関係)
※1 たな卸資産の内訳は、次のとおりであります。
前連結会計年度 当第2四半期連結会計期間
(2019年12月31日) (2020年6月30日)
製品 5,292 千円 6,321 千円
24,118 36,781
仕掛品
677 591
貯蔵品
※2 当社は、運転資金の効率的な調達を行うため取引銀行4行と当座貸越契約及び貸出コミットメントライン
契約を締結しております。これらの契約に基づく借入未実行残高は次のとおりであります。
前連結会計年度 当第2四半期連結会計期間
(2019年12月31日) (2020年6月30日)
当座貸越極度額及び貸出コミットメントの総額 1,800,000千円 1,800,000千円
借入実行残高 - 1,100,000
差引額 1,800,000 700,000
(四半期連結損益計算書関係)
※ 販売費及び一般管理費のうち主要な費目及び金額は次のとおりであります。
前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間
(自 2019年1月1日 (自 2020年1月1日
至 2019年6月30日) 至 2020年6月30日)
給与手当 252,109 千円 321,552 千円
21,871 23,881
ポイント引当金繰入額
(四半期連結キャッシュ・フロー計算書関係)
※ 現金及び現金同等物の四半期末残高と四半期連結貸借対照表に掲記されている科目の金額との関係は次のと
おりであります。
前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間
(自 2019年1月1日 (自 2020年1月1日
至 2019年6月30日) 至 2020年6月30日)
現金及び預金勘定 1,481,749千円 2,637,622千円
預金期間が3カ月を超える定期預金 △100,000 △100,000
現金及び現金同等物 1,381,749 2,537,622
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(株主資本等関係)
Ⅰ 前第2四半期連結累計期間(自 2019年1月1日 至 2019年6月30日)
(1)配当金支払額
1株当たり
配当金の総額
(決 議) 株式の種類 基準日 効力発生日 配当の原資
配当額
(千円)
(円)
2019年3月27日
普通株式 64,179 6.00 2018年12月31日 2019年3月28日 利益剰余金
定時株主総会
(2)株主資本の金額の著しい変動
該当事項はありません。
Ⅱ 当第2四半期連結累計期間(自 2020年1月1日 至 2020年6月30日)
(1)配当金支払額
1株当たり
配当金の総額
(決 議) 株式の種類 基準日 効力発生日 配当の原資
配当額
(千円)
(円)
2020年3月27日
普通株式 62,290 6.00 2019年12月31日 2020年3月30日 利益剰余金
定時株主総会
(2)株主資本の金額の著しい変動
該当事項はありません。
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(セグメント情報等)
【セグメント情報】
Ⅰ 前第2四半期連結累計期間(自 2019年1月1日 至 2019年6月30日)
(1)報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:千円)
報告セグメント
四半期連結
調整額 損益計算書
医薬営業 医療コン
(注)1 計上額
支援サー テンツ 計
(注)2
ビス サービス
売上高
外部顧客への
1,181,202 181,673 1,362,875 - 1,362,875
売上高
セグメント間
- - - - -
の内部売上高
又は振替高
1,181,202 181,673 1,362,875 - 1,362,875
計
593,825 35,946 629,772 △ 392,065 237,707
セグメント利益
(注)1.セグメント利益の調整額△392,065千円は、各報告セグメントに配分していない全社費用(報告
セグメントに帰属しない販売費及び一般管理費)であります。
2.セグメント利益は、四半期連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。
Ⅱ 当第2四半期連結累計期間(自 2020年1月1日 至 2020年6月30日)
(1)報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:千円)
報告セグメント
四半期連結
調整額 損益計算書
医薬営業 医療コン
(注)1 計上額
支援サー テンツ 計
(注)2
ビス サービス
売上高
外部顧客への
1,601,790 243,226 1,845,017 - 1,845,017
売上高
セグメント間
- - - - -
の内部売上高
又は振替高
1,601,790 243,226 1,845,017 - 1,845,017
計
812,876 46,193 859,069 △ 397,257 461,812
セグメント利益
(注)1.セグメント利益の調整額△397,257千円は、各報告セグメントに配分していない全社費用(報告
セグメントに帰属しない販売費及び一般管理費)であります。
2.セグメント利益は、四半期連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。
(2)報告セグメントごとの固定資産の減損損失又はのれん等に関する情報
(のれんの金額の重要な変動)
「医薬営業支援サービス」セグメントにおいて、株式会社フェーズワンから「がん@魅せ技」事業の
譲受を実施いたしました。なお、当該事象によるのれんの増加額は、当第2四半期連結累計期間に
おいては94,996千円であります。
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(企業結合等関係)
(事業の譲受)
当社は、2020年2月25日開催の取締役会において、株式会社フェーズワンが運営するインターネットによる
医療動画コンテンツ配信サイト「がん@魅せ技」事業を譲受けることについて決議し、2020年2月28日付で同
社と事業譲受に関する契約を締結いたしました。また、当該事業譲渡契約に基づき、2020年4月1日付で同事
業の譲受を実施いたしました。
1.事業譲受の概要
(1)相手企業の名称及び譲受事業の内容
相手企業の名称 株式会社フェーズワン
譲受事業の内容 医療動画コンテンツ配信サイト「がん@魅せ技」事業
(2)事業譲受を行った主な理由
当社の医薬営業支援事業は、内科系医師を中心とした会員基盤及び内科系医師向けの動画コンテンツ
に強みがあります。しかし、昨今がん領域をはじめとした専門薬の医薬品市場の伸びが著しく、今後の
医薬営業支援事業での受注拡大のためには、情報提供の対象となる外科系医師の会員獲得及び外科系医
師向けのコンテンツ開発が重要な課題となっておりました。
一方、株式会社フェーズワンが運営する「がん@魅せ技」では、外科系医師向けに特化した動画コン
テンツを取り扱っており、会員基盤も外科系医師が中心となっております。そのため、今回の事業譲受
を実施することで、当社の課題であった外科系医師会員の新規獲得及び外科系医師向けのコンテンツ企
画・開発のノウハウを取得することができ、医薬営業支援事業のより一層の受注拡大が期待できるもの
と判断いたしました。
(3)事業譲受日
2020年4月1日
(4)企業結合の法的形式
現金を対価とする事業譲受
2.四半期連結累計期間に係る四半期連結損益計算書に含まれる取得した事業の業績の期間
2020年4月1日から2020年6月30日まで
3.譲受事業の取得原価及び対価の種類ごとの内訳
取得の対価 現金 109,090千円
取得原価 109,090千円
4.主要な関連費用の内容及び金額
該当事項はありません。
5.発生したのれんの金額、発生原因、償却方法及び償却期間
(1)発生したのれんの金額
94,996千円
なお、のれんの金額は、当第2四半期連結会計期間末において取得原価の配分が完了していないた
め、暫定的に算定された金額であります。
(2)発生原因
主として、「がん@魅せ技」事業における外科系医師会員の新規獲得及び外科系医師向けのコンテン
ツ企画・開発のノウハウ取得によって期待される超過収益力であります。
(3)償却方法及び償却期間
5年間にわたる均等償却
6.企業結合日に受け入れた資産及び引き受けた負債の額並びにその主な内訳
固定資産 7,896千円
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(1株当たり情報)
1株当たり四半期純利益及び算定上の基礎は、以下のとおりであります。
前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間
(自 2019年1月1日 (自 2020年1月1日
至 2019年6月30日) 至 2020年6月30日)
1株当たり四半期純利益 13円52銭 17円33銭
(算定上の基礎)
親会社株主に帰属する四半期純利益
143,798 179,955
(千円)
普通株主に帰属しない金額(千円) - -
普通株式に係る親会社株主に帰属する
143,798 179,955
四半期純利益(千円)
普通株式の期中平均株式数(株) 10,632,943 10,381,753
(注)潜在株式調整後1株当たり四半期純利益については、潜在株式が存在しないため記載しておりません。
(重要な後発事象)
該当事項はありません。
2【その他】
該当事項はありません。
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第二部【提出会社の保証会社等の情報】
該当事項はありません。
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独立監査人の四半期レビュー報告書
2020年8月12日
株式会社ケアネット
取締役会 御中
有限責任監査法人トーマツ
指定有限責任社員
公認会計士
鈴木 泰司 印
業務執行社員
指定有限責任社員
公認会計士
菊地 徹 印
業務執行社員
当監査法人は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づき、「経理の状況」に掲げられている株式会社ケア
ネットの2020年1月1日から2020年12月31日までの連結会計年度の第2四半期連結会計期間(2020年4月1日から2020年
6月30日まで)及び第2四半期連結累計期間(2020年1月1日から2020年6月30日まで)に係る四半期連結財務諸表、す
なわち、四半期連結貸借対照表、四半期連結損益計算書、四半期連結包括利益計算書、四半期連結キャッシュ・フロー計
算書及び注記について四半期レビューを行った。
四半期連結財務諸表に対する経営者の責任
経営者の責任は、我が国において一般に公正妥当と認められる四半期連結財務諸表の作成基準に準拠して四半期連結財
務諸表を作成し適正に表示することにある。これには、不正又は誤謬による重要な虚偽表示のない四半期連結財務諸表を
作成し適正に表示するために経営者が必要と判断した内部統制を整備及び運用することが含まれる。
監査人の責任
当監査法人の責任は、当監査法人が実施した四半期レビューに基づいて、独立の立場から四半期連結財務諸表に対する
結論を表明することにある。当監査法人は、我が国において一般に公正妥当と認められる四半期レビューの基準に準拠し
て四半期レビューを行った。
四半期レビューにおいては、主として経営者、財務及び会計に関する事項に責任を有する者等に対して実施される質
問、分析的手続その他の四半期レビュー手続が実施される。四半期レビュー手続は、我が国において一般に公正妥当と認
められる監査の基準に準拠して実施される年度の財務諸表の監査に比べて限定された手続である。
当監査法人は、結論の表明の基礎となる証拠を入手したと判断している。
監査人の結論
当監査法人が実施した四半期レビューにおいて、上記の四半期連結財務諸表が、我が国において一般に公正妥当と認め
られる四半期連結財務諸表の作成基準に準拠して、株式会社ケアネット及び連結子会社の2020年6月30日現在の財政状態
並びに同日をもって終了する第2四半期連結累計期間の経営成績及びキャッシュ・フローの状況を適正に表示していない
と信じさせる事項がすべての重要な点において認められなかった。
利害関係
会社と当監査法人又は業務執行社員との間には、公認会計士法の規定により記載すべき利害関係はない。
以 上
(注)1 上記は四半期レビュー報告書の原本に記載された事項を電子化したものであり、その原本は当社(四半期報
告書提出会社)が別途保管しております。
2 XBRLデータは四半期レビューの対象には含まれていません。
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