株式会社メディパルホールディングス 四半期報告書 第112期第1四半期(令和2年4月1日-令和2年6月30日)
提出書類 | 四半期報告書-第112期第1四半期(令和2年4月1日-令和2年6月30日) |
---|---|
提出日 | |
提出者 | 株式会社メディパルホールディングス |
カテゴリ | 四半期報告書 |
EDINET提出書類
株式会社メディパルホールディングス(E02632)
四半期報告書
【表紙】
【提出書類】 四半期報告書
【根拠条文】 金融商品取引法第24条の4の7第1項
【提出先】 関東財務局長
【提出日】 2020年8月13日
【四半期会計期間】 第112期第1四半期(自 2020年4月1日 至 2020年6月30日)
【会社名】 株式会社メディパルホールディングス
【英訳名】 MEDIPAL HOLDINGS CORPORATION
【代表者の役職氏名】 代表取締役社長 渡辺 秀一
【本店の所在の場所】 東京都中央区八重洲二丁目7番15号
【電話番号】 03(3517)5800(代表)
【事務連絡者氏名】 常務取締役管理本部長 左近 祐史
【最寄りの連絡場所】 東京都中央区八重洲二丁目7番15号
【電話番号】 03(3517)5800(代表)
【事務連絡者氏名】 常務取締役管理本部長 左近 祐史
【縦覧に供する場所】 株式会社東京証券取引所
(東京都中央区日本橋兜町2番1号)
1/19
EDINET提出書類
株式会社メディパルホールディングス(E02632)
四半期報告書
第一部【企業情報】
第1【企業の概況】
1【主要な経営指標等の推移】
第111期 第112期
回次 第1四半期連結 第1四半期連結 第111期
累計期間 累計期間
自2019年4月1日 自2020年4月1日 自2019年4月1日
会計期間
至2019年6月30日 至2020年6月30日 至2020年3月31日
(百万円) 810,928 794,164 3,253,079
売上高
(百万円) 15,644 13,593 68,020
経常利益
親会社株主に帰属する四半期
(百万円) 7,869 6,903 37,968
(当期)純利益
(百万円) 3,768 19,703 53,552
四半期包括利益又は包括利益
純資産額 (百万円) 591,088 621,609 607,424
(百万円) 1,638,505 1,656,094 1,644,279
総資産額
1株当たり四半期(当期)純利
(円) 35.37 32.88 175.80
益
潜在株式調整後1株当たり四半
(円) 33.30 30.83 165.33
期(当期)純利益
(%) 30.2 30.9 30.4
自己資本比率
(注)1.当社は四半期連結財務諸表を作成しておりますので、提出会社の主要な経営指標等の推移については記載し
ておりません。
2.売上高には、消費税等は含んでおりません。
2【事業の内容】
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが営む事業の内容について、重要な変更はありません。また、
主要な関係会社における異動もありません。
2/19
EDINET提出書類
株式会社メディパルホールディングス(E02632)
四半期報告書
第2【事業の状況】
1【事業等のリスク】
当第1四半期連結累計期間において、新たに発生した事業等のリスクはありません。また、前事業年度の有価証券
報告書に記載した事業等のリスクについて重要な変更はありません。
2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)経営成績の状況
当第1四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の影響による悪化が続いてお
り、個人消費におきましても先行きが不透明な、極めて厳しい状況にあります。
このような環境の中、当社グループは医薬品や日用品を扱う事業者として、事業の継続を求められておりま
す。いつ、いかなるときも安定的に商品の供給を行うことを使命として、人々の生命と暮らしを支えるべく、全力
を挙げて取り組んでおります。
当社グループでは「医療と健康、美」の流通で社会に貢献する新しい卸の形をめざし、社会環境の変化を見据
えたビジョン に沿った取組みを展
開しております。既存事業のさらなる革新を進めるとともに、新規事業は「創造」から「拡大」へとステップアッ
プいたしました。同時に、様々な分野の企業とのパートナーシップを通じて社会と顧客に貢献する新たな枠組みを
構築し、収益基盤のさらなる拡大と持続的な成長を目指しております。
この取組みの一環として、2020年6月、H.U.グループホールディングス株式会社(旧みらかホールディング
ス株式会社、東京都新宿区)と戦略的な業務提携に関する合意書を締結いたしました。当社グループが持つ医薬品
流通のネットワークおよび専門知識と、同社が持つ質の高い臨床検査を行うための物流機能を融合させてまいりま
す。また、今後成長が見込まれる再生医療分野での様々な可能性についても検討を行い、医療・ヘルスケア領域に
おけるメディカル物流プラットフォームの構築を目指してまいります。
当第1四半期連結累計期間における経営成績は、売上高7,941億64百万円(前年同期比2.1%減)、営業利益105
億30百万円(前年同期比13.6%減)、経常利益135億93百万円(前年同期比13.1%減)、親会社株主に帰属する四
半期純利益69億3百万円(前年同期比12.3%減)となりました。
セグメントの経営成績は次のとおりであります。
医療用医薬品等卸売事業
医療用医薬品等の販売は、2020年4月1日に実施された薬価引き下げの影響や、新型コロナウイルス感染症の
拡大による医療機関での受診抑制により、厳しい状況で推移いたしました。
緊急事態宣言が発令されて以降、お得意様と従業員の安全を確保するために、医療機関への対面での営業活動
を自粛し、車両・設備の洗浄及び消毒の徹底など、防疫の専門家の指導のもと様々な対策を講じながら医薬品等の
安定供給を継続しております。
本事業では、国民にとって安全・安心な医療を支える社会インフラとして、製薬企業から患者さんに至るまで
のサプライチェーン全体の最適化・効率化を図るべく、卸機能を最大限発揮するための様々な取組みを行っており
ます。
物流基盤の強化については、高品質・高機能かつ災害対策を施したALC ・FLC の全国展開を進めて
㯿 㯿
おり、2020年4月には当社の完全子会社である株式会社エバルス(広島市中区)が「広島ALC」(広島市安佐南
区)を竣工いたしました。6月には当社の完全子会社である株式会社メディセオ(東京都中央区)が医療機関のさ
らなる利便性の向上を目的に「札幌ALC」(札幌市白石区)を移転いたしました。また、厳格な温度管理が必要
な再生医療等製品などを安全・安心・効率的にお届けする目的で、超低温を含む全温度帯に対応できる物流プラッ
トフォームを構築しております。
営業面の強化については、約2,400名のMR認定試験合格者をAR として任命し、高い専門知識とスキルを
㯿
活かした情報提供活動に取り組んでおります。
デジタルヘルスケア分野では、2019年1月よりメディカル・データ・ビジョン株式会社(東京都千代田区)
と、その子会社である株式会社Doctorbook(東京都千代田区)との協業により、医薬情報ポータルサイト
「Clinical Cloud by MEDIPAL」を展開しており、引き続き医療従事者へ最先端の医療情報を提供しております。
これらの結果、医療用医薬品等卸売事業における売上高は5,177億41百万円(前年同期比2.7%減)、営業利益
は36億63百万円(前年同期比30.1%減)となりました。
3/19
EDINET提出書類
株式会社メディパルホールディングス(E02632)
四半期報告書
[用語解説]
※1 ALC(Area Logistics Center)とは、医療用医薬品や医療材料などを扱う高機能物流センターで、
主に調剤薬局、病院、診療所に商品を供給しております。
※2 FLC(Front Logistics Center)とは、ALCと連携して、顧客に近い場所で商品の安定供給を支える
営業兼物流拠点であります。
※3 AR(Assist Representatives)とは、MR認定試験に合格したMS(医薬品卸売業の営業担当者)や
薬剤師などに付与した社内呼称であります。
化粧品・日用品、一般用医薬品卸売事業
化粧品・日用品、一般用医薬品の販売は、衛生面に対する意識の向上に伴い、マスクや手洗石鹸、消毒液等、
衛生関連商品の需要が増加する一方で、緊急事態宣言解除後もフィジカルディスタンスの確保を基本とした在宅勤
務や、レジャーに伴う外出などが完全に戻り切らない中で、メイクアップや整髪料などの化粧品の需要が低下する
状況にあります。また、入国者が数千人にまで減少したことからインバウンド需要はほぼ無くなり、国内販売にお
いては内需のみに対応した展開となっております。
このような環境の中、当社の連結子会社である株式会社PALTAC(大阪市中央区)では、従業員の安全を
守ることが事業継続の要であるとの考えに立ち、労働環境の整備や衛生管理の徹底に努め、同社の社会的役割であ
る生活必需品の供給を継続しております。
また、今回の新型コロナウイルス感染症拡大に伴い、流通全体の生産性の向上に対する社会的ニーズはさらに
上昇しており、サプライチェーン全体の最適化・効率化を目指した取組みに引き続き注力しております。
当期は、前期までに投資がほぼ完了した新物流モデルについて、センターを稼働させるなかで、効率的に運用
するノウハウの蓄積に努めております。同時に、企業間の相互協力による「コストの利益化」や、生活者に商品が
わたる店頭を重視し、商談内容の実現率を向上させるとともに、店頭における情報を活用・フィードバックするこ
とで商談の品質向上を図る「売れる仕組みづくり」について、2019年10月に設置した専門部署を中心に取組みを進
めております。
これらの結果、化粧品・日用品、一般用医薬品卸売事業における売上高は2,600億99百万円(前年同期比1.0%
減)、営業利益は60億82百万円(前年同期比2.7%減)となりました。
動物用医薬品・食品加工原材料等卸売事業
動物用医薬品の販売は、独自の動物病院向けWEB発注情報システム「MP+(エムピープラス)」の利用拡
大により、堅調に推移いたしました。新型コロナウイルス感染症が拡大する中、物流センターの衛生管理の徹底
や、訪問活動を自粛しテレワークによる受注活動を行うなど、事業継続に必要な対策を講じ、安定供給に努めてお
ります。
食品加工原材料の販売は、新規取引の拡大や、新型コロナウイルス感染症の影響による内食需要の増加があっ
たものの、外食・観光産業の低迷により既存取引の一部が減少し、厳しい状況で推移いたしました。
これらの結果、動物用医薬品・食品加工原材料等卸売事業における売上高は172億57百万円(前年同期比0.3%
減)、営業利益は6億49百万円(前年同期比16.5%増)となりました。
(注)セグメントの売上高には、セグメント間の内部売上高を含んでおります。
(2)財政状態の分析
(資産)
当第1四半期連結会計期間末における総資産は1兆6,560億94百万円となり、前連結会計年度末より118億15百万
円増加いたしました。
流動資産は1兆1,441億83百万円となり、前連結会計年度末より19億95百万円減少いたしました。これは主に現
金及び預金の減少17億54百万円、商品及び製品の減少44億50百万円、受取手形及び売掛金の増加45億18百万円によ
るものであります。
固定資産は5,119億10百万円となり、前連結会計年度末より138億10百万円増加いたしました。これは主に投資そ
の他の資産の増加168億73百万円によるものであります。
(負債)
当第1四半期連結会計期間末における負債は1兆344億85百万円となり、前連結会計年度末より23億68百万円減
少いたしました。
流動負債は9,395億93百万円となり、前連結会計年度末より60億6百万円減少いたしました。これは主に支払手
形及び買掛金の減少67億33百万円、未払法人税等の減少53億56百万円、短期借入金の増加80億円によるものであり
ます。
4/19
EDINET提出書類
株式会社メディパルホールディングス(E02632)
四半期報告書
固定負債は948億92百万円となり、前連結会計年度末より36億37百万円増加いたしました。これは主に繰延税金
負債(その他の固定負債)の増加42億84百万円によるものであります。
(純資産)
当第1四半期連結会計期間末における純資産は6,216億9百万円となり、前連結会計年度末より141億84百万円増
加いたしました。これは主に利益剰余金の増加24億94百万円、その他有価証券評価差額金の増加95億62百万円によ
るものであります。
(3)会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分
析」中の会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更はありません。
(4)経営方針・経営戦略等
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について、重要な変更は
ありません。
(5)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について、重
要な変更はありません。
なお、当社連結対象の完全子会社である株式会社メディセオは、独立行政法人地域医療機能推進機構(JCHO)を
発注者とする医療用医薬品の入札に関し、独占禁止法違反の疑いがあるとして、2019年11月、公正取引委員会によ
る立ち入り検査を受けました。当社といたしましては、株式会社メディセオとともに、この度の事態を厳粛かつ真
摯に受け止め、公正取引委員会の検査に全面的に協力しております。また、今後は、当社グループのさらなる法令
遵守の徹底、内部統制の充実に努めてまいります。開示すべき重要事項が発生した場合は、速やかに公表いたしま
す。
また、当社グループでは、当社の代表取締役社長が「グループコンプライアンス管掌」の任にあたることと
し、当社グループの経営トップが自ら率先して、コンプライアンス経営を推進してまいります。また、組織的かつ
継続的にコンプライアンス推進に取り組んでいくため、社長の直轄組織として、「コンプライアンス統括室」を設
置し、グループ全体に対するさらなるコンプライアンスの強化を図ってまいります。
今後は、グループ全体に向けたコンプライアンス教育をさらに充実させるとともに、取締役会においても、コン
プライアンスに関してモニタリングする仕組みを構築し、コーポレート・ガバナンスの一層の充実に努めてまいり
ます。
(6)研究開発活動
当第1四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の金額は、25百万円であります。
なお、当第1四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に、重要な変更はありません。
3【経営上の重要な契約等】
当第1四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。
5/19
EDINET提出書類
株式会社メディパルホールディングス(E02632)
四半期報告書
第3【提出会社の状況】
1【株式等の状況】
(1)【株式の総数等】
①【株式の総数】
種類 発行可能株式総数(株)
普通株式 900,000,000
計 900,000,000
②【発行済株式】
第1四半期会計期間末現
上場金融商品取引所名
提出日現在発行数(株)
在発行数(株)
種類 又は登録認可金融商品 内容
(2020年8月13日)
(2020年6月30日) 取引業協会名
東京証券取引所 単元株式数
244,524,496 244,524,496
普通株式
市場第一部 100株
244,524,496 244,524,496 - -
計
(2)【新株予約権等の状況】
①【ストックオプション制度の内容】
該当事項はありません。
②【その他の新株予約権等の状況】
該当事項はありません。
(3)【行使価額修正条項付新株予約権付社債券等の行使状況等】
該当事項はありません。
(4)【発行済株式総数、資本金等の推移】
発行済株式総 資本準備金増
発行済株式総 資本金増減額 資本金残高 資本準備金残
数増減数 減額
年月日
数残高(株) (百万円) (百万円) 高(百万円)
(株) (百万円)
2020年4月1日~
- 244,524,496 - 22,398 - 133,372
2020年6月30日
(5)【大株主の状況】
当四半期会計期間は第1四半期会計期間であるため、記載事項はありません。
6/19
EDINET提出書類
株式会社メディパルホールディングス(E02632)
四半期報告書
(6)【議決権の状況】
①【発行済株式】
2020年6月30日現在
株式数(株) 議決権の数(個)
区分 内容
- - -
無議決権株式
議決権制限株式(自己株式等) - - -
議決権制限株式(その他) - - -
完全議決権株式(自己株式等) 34,560,700 - -
普通株式
完全議決権株式(その他) 209,797,200 2,097,972 -
普通株式
166,596 - -
単元未満株式 普通株式
244,524,496 - -
発行済株式総数
- 2,097,972 -
総株主の議決権
(注)「完全議決権株式(その他)」の欄には、証券保管振替機構名義の株式が9,800株含まれております。
また、「議決権の数」欄には、同機構名義の完全議決権株式に係る議決権の数98個が含まれております。
②【自己株式等】
2020年6月30日現在
発行済株式総数に
自己名義所有株 他人名義所有株 所有株式数の合
所有者の氏名又
対する所有株式数
所有者の住所
式数(株) 式数(株) 計(株)
は名称
の割合(%)
㈱メディパルホー 東京都中央区八重
34,560,700 - 34,560,700 14.13
ルディングス 洲二丁目7番15号
- 34,560,700 - 34,560,700 14.13
計
2【役員の状況】
該当事項はありません。
7/19
EDINET提出書類
株式会社メディパルホールディングス(E02632)
四半期報告書
第4【経理の状況】
1.四半期連結財務諸表の作成方法について
当社の四半期連結財務諸表は、「四半期連結財務諸表の用語、様式及び作成方法に関する規則」(平成19年内閣府
令第64号)に基づいて作成しております。
2.監査証明について
当社は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づき、第1四半期連結会計期間(2020年4月1日から2020
年6月30日まで)及び第1四半期連結累計期間(2020年4月1日から2020年6月30日まで)に係る四半期連結財務諸
表について、有限責任 あずさ監査法人による四半期レビューを受けております。
8/19
EDINET提出書類
株式会社メディパルホールディングス(E02632)
四半期報告書
1【四半期連結財務諸表】
(1)【四半期連結貸借対照表】
(単位:百万円)
前連結会計年度 当第1四半期連結会計期間
(2020年3月31日) (2020年6月30日)
資産の部
流動資産
207,545 205,790
現金及び預金
689,143 693,662
受取手形及び売掛金
18,770 18,770
有価証券
151,122 146,672
商品及び製品
80,057 79,816
その他
△ 460 △ 528
貸倒引当金
1,146,179 1,144,183
流動資産合計
固定資産
有形固定資産
建物及び構築物(純額) 104,243 104,707
120,596 120,374
土地
40,736 37,904
その他(純額)
265,576 262,985
有形固定資産合計
無形固定資産
11,044 10,572
その他
11,044 10,572
無形固定資産合計
投資その他の資産
195,626 209,122
投資有価証券
26,868 30,136
その他
△ 1,016 △ 906
貸倒引当金
221,479 238,352
投資その他の資産合計
498,100 511,910
固定資産合計
1,644,279 1,656,094
資産合計
9/19
EDINET提出書類
株式会社メディパルホールディングス(E02632)
四半期報告書
(単位:百万円)
前連結会計年度 当第1四半期連結会計期間
(2020年3月31日) (2020年6月30日)
負債の部
流動負債
883,624 876,890
支払手形及び買掛金
- 8,000
短期借入金
3,558 2,452
1年内返済予定の長期借入金
13,006 7,649
未払法人税等
8,501 5,253
賞与引当金
557 573
返品調整引当金
36,353 38,774
その他
945,600 939,593
流動負債合計
固定負債
30,378 30,341
転換社債型新株予約権付社債
350 168
長期借入金
167 140
債務保証損失引当金
19,219 19,100
退職給付に係る負債
41,138 45,142
その他
91,254 94,892
固定負債合計
1,036,854 1,034,485
負債合計
純資産の部
株主資本
22,398 22,398
資本金
134,361 134,361
資本剰余金
350,562 353,056
利益剰余金
△ 58,609 △ 58,609
自己株式
448,713 451,207
株主資本合計
その他の包括利益累計額
66,260 75,822
その他有価証券評価差額金
▶ 6
繰延ヘッジ損益
△ 14,027 △ 14,027
土地再評価差額金
245 102
為替換算調整勘定
△ 876 △ 763
退職給付に係る調整累計額
51,605 61,140
その他の包括利益累計額合計
107,105 109,261
非支配株主持分
607,424 621,609
純資産合計
1,644,279 1,656,094
負債純資産合計
10/19
EDINET提出書類
株式会社メディパルホールディングス(E02632)
四半期報告書
(2)【四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書】
【四半期連結損益計算書】
【第1四半期連結累計期間】
(単位:百万円)
前第1四半期連結累計期間 当第1四半期連結累計期間
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
至 2019年6月30日) 至 2020年6月30日)
売上高 810,928 794,164
753,704 739,819
売上原価
57,223 54,344
売上総利益
600 557
返品調整引当金戻入額
594 573
返品調整引当金繰入額
57,229 54,328
差引売上総利益
販売費及び一般管理費
17,049 16,700
給料及び手当
3,298 3,196
福利厚生費
4,062 3,575
賞与引当金繰入額
退職給付費用 1,078 1,202
4,598 4,730
配送費
1,062 1,090
地代家賃
3,049 3,197
減価償却費
10,841 10,102
その他
45,041 43,797
販売費及び一般管理費合計
12,187 10,530
営業利益
営業外収益
44 42
受取利息
900 941
受取配当金
2,001 1,943
情報提供料収入
155 157
不動産賃貸料
290 -
持分法による投資利益
219 185
その他
3,611 3,271
営業外収益合計
営業外費用
33 18
支払利息
39 76
不動産賃貸費用
- 94
持分法による投資損失
82 19
その他
154 209
営業外費用合計
15,644 13,593
経常利益
11/19
EDINET提出書類
株式会社メディパルホールディングス(E02632)
四半期報告書
(単位:百万円)
前第1四半期連結累計期間 当第1四半期連結累計期間
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
至 2019年6月30日) 至 2020年6月30日)
特別利益
0 183
固定資産売却益
▶ 1,426
投資有価証券売却益
1 5
その他
6 1,615
特別利益合計
特別損失
48 17
固定資産除売却損
79 1,337
減損損失
40 1
投資有価証券評価損
252 5
事務所移転費用
5 250
その他
427 1,611
特別損失合計
税金等調整前四半期純利益 15,223 13,597
4,471 8,108
法人税、住民税及び事業税
498 △ 3,796
法人税等調整額
法人税等合計 4,970 4,311
10,253 9,285
四半期純利益
2,384 2,381
非支配株主に帰属する四半期純利益
7,869 6,903
親会社株主に帰属する四半期純利益
12/19
EDINET提出書類
株式会社メディパルホールディングス(E02632)
四半期報告書
【四半期連結包括利益計算書】
【第1四半期連結累計期間】
(単位:百万円)
前第1四半期連結累計期間 当第1四半期連結累計期間
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
至 2019年6月30日) 至 2020年6月30日)
10,253 9,285
四半期純利益
その他の包括利益
△ 6,243 10,254
その他有価証券評価差額金
△ 19 △ 1
繰延ヘッジ損益
13 109
退職給付に係る調整額
△ 235 55
持分法適用会社に対する持分相当額
△ 6,485 10,417
その他の包括利益合計
3,768 19,703
四半期包括利益
(内訳)
1,902 16,438
親会社株主に係る四半期包括利益
1,865 3,265
非支配株主に係る四半期包括利益
13/19
EDINET提出書類
株式会社メディパルホールディングス(E02632)
四半期報告書
【注記事項】
(四半期連結貸借対照表関係)
1 保証債務
下記の銀行借入等に対し、保証を行っております。
前連結会計年度 当第1四半期連結会計期間
(2020年3月31日) (2020年6月30日)
国薬控股北京華鴻有限公司 918百万円 ㈱オーファンパシフィック 459百万円
国薬控股北京天星普信生物医薬有限公司 918
㈱オーファンパシフィック 432
計 2,269 計 459
(四半期連結キャッシュ・フロー計算書関係)
当第1四半期連結累計期間に係る四半期連結キャッシュ・フロー計算書は作成しておりません。なお、第1四
半期連結累計期間に係る減価償却費(のれんを除く無形固定資産に係る償却費を含む。)及びのれんの償却額
は、次のとおりであります。
前第1四半期連結累計期間 当第1四半期連結累計期間
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
至 2019年6月30日) 至 2020年6月30日)
減価償却費 3,467百万円 3,623百万円
のれんの償却額 119 98
(株主資本等関係)
Ⅰ 前第1四半期連結累計期間(自 2019年4月1日 至 2019年6月30日)
配当金支払額
1株当たり
配当金の総額
株式の種類 配当額 基準日 効力発生日 配当の原資
(百万円)
(決議)
(円)
2019年5月15日
普通株式 4,449 20.00 2019年3月31日 2019年6月4日 利益剰余金
取締役会
Ⅱ 当第1四半期連結累計期間(自 2020年4月1日 至 2020年6月30日)
配当金支払額
1株当たり
配当金の総額
株式の種類 配当額 基準日 効力発生日 配当の原資
(百万円)
(決議)
(円)
2020年5月14日
普通株式 4,409 21.00 2020年3月31日 2020年6月2日 利益剰余金
取締役会
14/19
EDINET提出書類
株式会社メディパルホールディングス(E02632)
四半期報告書
(セグメント情報等)
【セグメント情報】
Ⅰ 前第1四半期連結累計期間(自 2019年4月1日 至 2019年6月30日)
報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:百万円)
四半期連結
化粧品・日 動物用医薬
医療用医薬
調整額 損益計算書
用品、一般 品・食品加
品等卸売事 計
(注)1 計上額
用医薬品卸 工原材料等
業
(注)2
売事業 卸売事業
売上高
531,097 262,519 17,311 810,928 - 810,928
外部顧客への売上高
セグメント間の内部売上高
797 114 0 912 △ 912 -
又は振替高
531,895 262,633 17,312 811,841 △ 912 810,928
計
5,239 6,252 557 12,049 138 12,187
セグメント利益
(注)1.セグメント利益の調整額138百万円には、セグメント間取引消去677百万円、各報告セグメントに配分して
いない全社費用△539百万円が含まれております。
2.セグメント利益は、四半期連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。
Ⅱ 当第1四半期連結累計期間(自 2020年4月1日 至 2020年6月30日)
報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:百万円)
四半期連結
化粧品・日 動物用医薬
医療用医薬
調整額 損益計算書
用品、一般 品・食品加
品等卸売事 計
(注)1 計上額
用医薬品卸 工原材料等
業
(注)2
売事業 卸売事業
売上高
516,896 260,010 17,256 794,164 - 794,164
外部顧客への売上高
セグメント間の内部売上高
844 88 0 934 △ 934 -
又は振替高
517,741 260,099 17,257 795,098 △ 934 794,164
計
3,663 6,082 649 10,395 135 10,530
セグメント利益
(注)1.セグメント利益の調整額135百万円には、セグメント間取引消去693百万円、各報告セグメントに配分して
いない全社費用△558百万円が含まれております。
2.セグメント利益は、四半期連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。
15/19
EDINET提出書類
株式会社メディパルホールディングス(E02632)
四半期報告書
(1株当たり情報)
1株当たり四半期純利益及び算定上の基礎、潜在株式調整後1株当たり四半期純利益及び算定上の基礎は、
以下のとおりであります。
前第1四半期連結累計期間 当第1四半期連結累計期間
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
至 2019年6月30日) 至 2020年6月30日)
(1) 1株当たり四半期純利益 35.37円 32.88円
(算定上の基礎)
親会社株主に帰属する四半期純利益
7,869 6,903
(百万円)
普通株主に帰属しない金額(百万円) - -
普通株式に係る親会社株主に帰属する
7,869 6,903
四半期純利益(百万円)
普通株式の期中平均株式数(千株) 222,464 209,963
(2)潜在株式調整後1株当たり四半期純利益 33.30円 30.83円
(算定上の基礎)
親会社株主に帰属する四半期純利益調整額
△25 △25
(百万円)
(うち受取利息(税額相当額控除後)
(△25) (△25)
(百万円))
普通株式増加数(千株) 13,046 13,100
(うち転換社債型新株予約権付社債
(13,046) (13,100)
(千株))
希薄化効果を有しないため、潜在株式調整後1株
当たり四半期純利益の算定に含めなかった潜在株
- -
式で、前連結会計年度末から重要な変動があった
ものの概要
2【その他】
2020年5月14日開催の取締役会において、2020年3月31日を基準日とする剰余金の配当(期末配当)に関し、次の
とおり決議いたしました。
(1)配当金の総額…………………………………………4,409百万円
(2)1株当たりの金額……………………………………21円00銭
(3)支払請求の効力発生日及び支払開始日…………2020年6月2日
16/19
EDINET提出書類
株式会社メディパルホールディングス(E02632)
四半期報告書
第二部【提出会社の保証会社等の情報】
該当事項はありません。
17/19
EDINET提出書類
株式会社メディパルホールディングス(E02632)
四半期報告書
独立監査人の四半期レビュー報告書
2020年8月13日
株式会社メディパルホールディングス
取締役会 御中
有限責任 あずさ監査法人
東京事務所
指定有限責任社員
公認会計士
塚原 克哲 印
業務執行社員
指定有限責任社員
公認会計士
御厨 健太郎 印
業務執行社員
指定有限責任社員
公認会計士
木村 純一 印
業務執行社員
監査人の結論
当監査法人は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づき、「経理の状況」に掲げられている株式会社メディ
パルホールディングスの2020年4月1日から2021年3月31日までの連結会計年度の第1四半期連結会計期間(2020年4月
1日から2020年6月30日まで)及び第1四半期連結累計期間(2020年4月1日から2020年6月30日まで)に係る四半期連
結財務諸表、すなわち、四半期連結貸借対照表、四半期連結損益計算書、四半期連結包括利益計算書及び注記について四
半期レビューを行った。
当監査法人が実施した四半期レビューにおいて、上記の四半期連結財務諸表が、我が国において一般に公正妥当と認め
られる四半期連結財務諸表の作成基準に準拠して、株式会社メディパルホールディングス及び連結子会社の2020年6月30
日現在の財政状態及び同日をもって終了する第1四半期連結累計期間の経営成績を適正に表示していないと信じさせる事
項が全ての重要な点において認められなかった。
監査人の結論の根拠
当監査法人は、我が国において一般に公正妥当と認められる四半期レビューの基準に準拠して四半期レビューを行っ
た。四半期レビューの基準における当監査法人の責任は、「四半期連結財務諸表の四半期レビューにおける監査人の責
任」に記載されている。当監査法人は、我が国における職業倫理に関する規定に従って、会社及び連結子会社から独立し
ており、また、監査人としてのその他の倫理上の責任を果たしている。当監査法人は、結論の表明の基礎となる証拠を入
手したと判断している。
四半期連結財務諸表に対する経営者並びに監査役及び監査役会の責任
経営者の責任は、我が国において一般に公正妥当と認められる四半期連結財務諸表の作成基準に準拠して四半期連結財
務諸表を作成し適正に表示することにある。これには、不正又は誤謬による重要な虚偽表示のない四半期連結財務諸表を
作成し適正に表示するために経営者が必要と判断した内部統制を整備及び運用することが含まれる。
四半期連結財務諸表を作成するに当たり、経営者は、継続企業の前提に基づき四半期連結財務諸表を作成することが適
切であるかどうかを評価し、我が国において一般に公正妥当と認められる四半期連結財務諸表の作成基準に基づいて継続
企業に関する事項を開示する必要がある場合には当該事項を開示する責任がある。
監査役及び監査役会の責任は、財務報告プロセスの整備及び運用における取締役の職務の執行を監視することにある。
四半期連結財務諸表の四半期レビューにおける監査人の責任
監査人の責任は、監査人が実施した四半期レビューに基づいて、四半期レビュー報告書において独立の立場から四半期
連結財務諸表に対する結論を表明することにある。
監査人は、我が国において一般に公正妥当と認められる四半期レビューの基準に従って、四半期レビューの過程を通じ
て、職業的専門家としての判断を行い、職業的懐疑心を保持して以下を実施する。
18/19
EDINET提出書類
株式会社メディパルホールディングス(E02632)
四半期報告書
・ 主として経営者、財務及び会計に関する事項に責任を有する者等に対する質問、分析的手続その他の四半期レビュー手
続を実施する。四半期レビュー手続は、我が国において一般に公正妥当と認められる監査の基準に準拠して実施される
年度の財務諸表の監査に比べて限定された手続である。
・継続企業の前提に関する事項について、重要な疑義を生じさせるような事象又は状況に関して重要な不確実性が認めら
れると判断した場合には、入手した証拠に基づき、四半期連結財務諸表において、我が国において一般に公正妥当と認
められる四半期連結財務諸表の作成基準に準拠して、適正に表示されていないと信じさせる事項が認められないかどう
か結論付ける。また、継続企業の前提に関する重要な不確実性が認められる場合は、四半期レビュー報告書において四
半期連結財務諸表の注記事項に注意を喚起すること、又は重要な不確実性に関する四半期連結財務諸表の注記事項が適
切でない場合は、四半期連結財務諸表に対して限定付結論又は否定的結論を表明することが求められている。監査人の
結論は、四半期レビュー報告書日までに入手した証拠に基づいているが、将来の事象や状況により、企業は継続企業と
して存続できなくなる可能性がある。
・四半期連結財務諸表の表示及び注記事項が、我が国において一般に公正妥当と認められる四半期連結財務諸表の作成基
準に準拠していないと信じさせる事項が認められないかどうかとともに、関連する注記事項を含めた四半期連結財務諸
表の表示、構成及び内容、並びに四半期連結財務諸表が基礎となる取引や会計事象を適正に表示していないと信じさせ
る事項が認められないかどうかを評価する。
・四半期連結財務諸表に対する結論を表明するために、会社及び連結子会社の財務情報に関する証拠を入手する。監査人
は、四半期連結財務諸表の四半期レビューに関する指示、監督及び実施に関して責任がある。監査人は、単独で監査人
の結論に対して責任を負う。
監査人は、監査役及び監査役会に対して、計画した四半期レビューの範囲とその実施時期、四半期レビュー上の重要な
発見事項について報告を行う。
監査人は、監査役及び監査役会に対して、独立性についての我が国における職業倫理に関する規定を遵守したこと、並
びに監査人の独立性に影響を与えると合理的に考えられる事項、及び阻害要因を除去又は軽減するためにセーフガードを
講じている場合はその内容について報告を行う。
利害関係
会社及び連結子会社と当監査法人又は業務執行社員との間には、公認会計士法の規定により記載すべき利害関係はな
い。
以 上
(注)1.上記は四半期レビュー報告書の原本に記載された事項を電子化したものであり、その原本は当社(四半期報
告書提出会社)が別途保管しております。
2.XBRLデータは四半期レビューの対象には含まれていません。
19/19