SBIインシュアランスグループ株式会社 四半期報告書 第5期第1四半期(令和2年4月1日-令和2年6月30日)
提出書類 | 四半期報告書-第5期第1四半期(令和2年4月1日-令和2年6月30日) |
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提出日 | |
提出者 | SBIインシュアランスグループ株式会社 |
カテゴリ | 四半期報告書 |
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SBIインシュアランスグループ株式会社(E33840)
四半期報告書
【表紙】
【提出書類】 四半期報告書
【根拠条文】 金融商品取引法第24条の4の7第1項
【提出先】 関東財務局長
【提出日】 2020年8月13日
【四半期会計期間】 第5期第1四半期(自 2020年4月1日 至 2020年6月30日)
【会社名】 SBIインシュアランスグループ株式会社
【英訳名】 SBI Insurance Group Co., Ltd.
【代表者の役職氏名】 代表取締役 執行役員会長兼社長 乙部 辰良
【本店の所在の場所】 東京都港区六本木一丁目6番1号
【電話番号】 03-6229-0881
【事務連絡者氏名】 取締役 執行役員 大和田 徹
【最寄りの連絡場所】 東京都港区六本木一丁目6番1号
【電話番号】 03-6229-0881
【事務連絡者氏名】 取締役 執行役員 大和田 徹
【縦覧に供する場所】 株式会社東京証券取引所
(東京都中央区日本橋兜町2番1号)
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第一部【企業情報】
第1【企業の概況】
1【主要な経営指標等の推移】
第4期 第5期
回次 第1四半期 第1四半期 第4期
連結累計期間 連結累計期間
自2019年4月1日 自2020年4月1日 自2019年4月1日
会計期間
至2019年6月30日 至2020年6月30日 至2020年3月31日
(百万円) 16,428 21,348 70,467
経常収益
(百万円) 1,010 1,855 2,360
経常利益
親会社株主に帰属する四半期
(百万円) 619 1,063 335
(当期)純利益
(百万円) 4,527 2,683 862
四半期包括利益又は包括利益
(百万円) 42,978 44,274 41,591
純資産額
(百万円) 178,686 185,401 176,471
総資産額
1株当たり四半期(当期)純利
(円) 27.16 42.86 14.41
益
潜在株式調整後1株当たり四半
(円) - -
-
期(当期)純利益
(%) 24.0 23.8 23.5
自己資本比率
(注)1.当社は四半期連結財務諸表を作成しておりますので、提出会社の主要な経営指標等の推移については記載し
ておりません。
2. 潜在株式調整後1株当たり四半期(当期)純利益については、希薄化効果を有している潜在株式が存在しな
いため、記載しておりません。
2【事業の内容】
当第1四半期連結累計期間において、当社グループ(当社及び当社の関係会社)が営む事業の内容について、重要
な変更はありません。また、主要な関係会社における異動もありません。
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第2【事業の状況】
1【事業等のリスク】
当第1四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、または、前事業年度の有価証券報告書に記載
した事業等のリスクについての重要な変更はありません。
2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)経営成績の状況
当第1四半期連結累計期間(以下、当第1四半期)における当社グループの経営成績は、次のとおりとなりま
した。
(単位:百万円)
2020年3月期 2021年3月期
対前年同四半期
第1四半期連結累計期間 第1四半期連結累計期間
増減率
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
(%)
至 2019年6月30日) 至 2020年6月30日)
16,428 21,348 29.9
経常収益
経常利益 1,010 1,855 83.7
親会社株主に帰属する四半
619 1,063 71.7
期純利益
当第1四半期の経常収益は、 すべての事業における保有契約件数が堅調に増加したことが主な要因となり、前
年同期に比べ4,920百万円増加し、 21,348百万円(前年同期比29.9%増加)となりました。この増収効果に加え
て損害保険事業における保険金支払いの減少等を受け、経常利益は前年同期に比べ845百万円増加し、1,855百万
円(同83.7%増加)、親会社株主に帰属する四半期純利益は前年同期に比べ444百万円増加し、1,063百万円(同
71.7%増加)となりました。
保険販売の状況については、新型コロナウイルス感染症の拡大防止策としての外出自粛要請などを受けて、保
険代理店等の対面チャネルが販売減の影響を受けました。一方で、当社グループの保険販売において比重の大き
い非対面チャネルでは、在宅率の増加等を受けインターネット経由を中心に販売が好調に推移したことから、保
有契約件数は2,120千件(前年度末比1.9%増加)となりました。
また、当該感染症拡大に伴う外出自粛要請の影響により、自動車事故受付件数が20%超減少するなど、損害保
険事業における保険金支払いの減少による正味損害率の改善(前年同期に比べ約20ポイント改善)が当社グルー
プの増益に寄与しております。
なお、当社グループでは、新型コロナウイルス感染症により影響を受けられたご契約者様を対象に、保険料の
払込猶予期間の延長や、災害死亡保険金等の支払事由の範囲拡大、保険金請求手続きにおける必要書類の一部省
略などの特別措置を実施するなど、企業の社会的責任を全うするにあたって必要な各種の取り組みを継続的に
行っております。
セグメントごとの経営成績は次のとおりであります。
(単位:百万円)
経常収益 セグメント利益(経常利益)
第1四半期連結累計期間 第1四半期連結累計期間
増減率 増減率
(%) (%)
2020年3月期 2021年3月期 2020年3月期 2021年3月期
損害保険事業 7,382 8,226 11.4 396 954 140.6
生命保険事業 4,450 6,747 51.6 593 944 59.2
少額短期保険事業 4,625 6,444 39.3 181 109 △39.9
報告セグメント計 16,458 21,417 30.1 1,171 2,008 71.4
セグメント間消去又
△29 △68 - △161 △152 -
は調整
四半期連結損益計算
16,428 21,348 29.9 1,010 1,855 83.7
書計上額
(注)セグメント利益の「セグメント間消去又は調整」は、当社の一般管理費等による損益であります。
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(損害保険事業)
自動車保険の新規契約を対象に、インターネット経由でお申込みいただく場合に適用されるインターネット
割引金額を拡大するなど、非対面チャネルにおける競争力強化に取り組みました。また、SBIグループで推
進する「地方創生」プロジェクトに沿って地域金融機関との協業にも積極的に取り組み、新たに株式会社福島
銀行のWebサイト上での保険販売を開始するなど、新たな顧客基盤開拓に向けた取り組みを推進しました。こ
うした取り組みの結果、2020年6月末の保有契約件数は1,101千件(前年度末比0.9%増加)となりました。
経常収 益は 、保有契約件数が堅調に増加したことにより、 前年同期比11.4%増加の8,226百万円となりまし
た。セグメント利益は、 増収効果に加えて前述の正味損害率の改善が寄与したことなどにより、前年同期比
140.6%増加の954百万円となりました。
(生命保険事業)
定期保険や就業不能保険、医療保険の販売は、新型コロナウイルス感染症の影響拡大によってお客様の関心
が高まったことや、インターネットで契約手続きをいただいたお客様を対象としたキャンペーンの展開などに
より、非対面チャネルを中心に好調に推移しました。また、2020年5月より、BCP(Business Continuity
Plan、事業継続プラン)の強化を目的に、グループ会社であるSBI日本少額短期保険株式会社の大阪本社内
に「SBI生命大阪ビジネスセンター」を新設するなど、業務運営の一層の安定性向上を目指した取り組みを
推進しました。こうした取り組みの結果、2020年6月末の保有契約件数は200千件(前年度末比5.9%増加)と
なりました。
経常収益は、 保有契約件数が増加したことや、特別勘定資産運用益などの特別勘定 (※) に係る経常収益の
増加などにより、 前年同期比51.6%増加の6,747百万円となりました。 セグメント利益は、団体信用生命保険
における保険料収入の増収が大きく寄与し、前年同期比 59.2%増加 の 944百万円となりました。
(※) 変額保険や変額個人年金保険は運用実績を直接契約者に還元するため、契約者に帰属する特別勘定として資産・負債及び損
益を区分経理します。特別勘定に係る収益と費用は、それぞれ同額を計上するため利益に影響を与えないものの、損益計算
書の経常収益及び経常費用に含めて表示します。
(少額短期保険事業)
SBIいきいき少額短期保険株式会社では、資料請求者全員を対象としたキャンペーンの展開やペット保険
の新テレビCMのオンエア開始などに取り組み、非対面チャネルにおける販売プロモーションの強化に努めま
した。また、SBI日本少額短期保険株式会社では、新たにバイク・自転車保険の自動更新制度を導入するな
ど、当社グループの少短各社において「顧客中心主義に基づく業務運営方針」の下、お客様のご要望にお応え
した新サービスの開発・提供に取り組みました。こうした取り組みの結果、2020年6月末の保有契約件数は
819千件(前年度末比2.2%増加)となりました。
経常収益は、保有契約件数が堅調に増加したことや、前年度の6月28日に当社グループ入りした日本アニマ
ル倶楽部株式会社(現:SBIプリズム少額短期保険株式会社)の経常収益が当第1四半期に含まれているこ
とから、 前年同期比39.3%増加 の 6,444百万円となりました。一方、セグメント利益は、前年同期に比べのれ
ん償却額が増加したことなどにより、前年同期比39.9%減少の109百万円となりました。
前第1四半期連結会計期間末(2019年6月30日)から当第1四半期連結会計期間末(2020年6月30日)までの
セグメントごとの保険契約の保有件数の推移は次のとおりであります。
(単位:千件)
前連結会計年度 当連結会計年度
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 年度末 第1四半期末
2019年6月30日 2019年9月30日 2019年12月31日 2020年3月31日 2020年6月30日
1,075 1,083 1,086 1,091 1,101
損害保険事業
145 152 177 189 200
生命保険事業
761 774 786 801 819
少額短期保険事業
(注)上表の生命保険事業の保有件数には、 団体保険の被保険者数を含めております。
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各事業を構成する子会社の保険引受等の状況は次のとおりであります。
損害保険事業
SBI損害保険株式会社
① 保険種目別の保険料・保険金
a 正味収入保険料
(単位:百万円、%)
前第1四半期累計期間 当第1四半期累計期間
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
区分
至 2019年6月30日) 至 2020年6月30日)
金額 構成比 金額 構成比
118 1.8 126 1.6
火災
- - - -
海上
- - - -
傷害
6,102 93.8 7,457 94.2
自動車
52 0.8 73 0.9
自動車損害賠償責任
233 3.6 257 3.3
その他
(うち費用・利益) (228) (3.5) (257) (3.3)
(うち賠償責任) (4) (0.1) (△2) (△0.0)
(うち動産総合) (-) (-) (1) (0.0)
6,506 100.0 7,914 100.0
合計
(注) 正味収入保険料は、元受及び受再契約の収入保険料から出再契約の再保険料を控除したものでありま
す。
b 元受正味保険料
(単位:百万円、%)
前第1四半期累計期間 当第1四半期累計期間
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
区分
至 2019年6月30日) 至 2020年6月30日)
金額 構成比 金額 構成比
317 3.3 325 2.8
火災
- - - -
海上
- - - -
傷害
8,993 94.1 11,001 94.2
自動車
- - - -
自動車損害賠償責任
250 2.6 347 3.0
その他
(うち費用・利益) (246) (2.6) (338) (2.9)
(うち賠償責任) (4) (0.0) (6) (0.1)
(うち動産総合) (-) (-) (1) (0.0)
9,561 100.0 11,674 100.0
合計
(注)元受正味保険料は、元受保険料から元受解約返戻金及び元受その他返戻金を控除したものであります。
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c 正味支払保険金・正味損害率
(単位:百万円、%)
前第1四半期累計期間 当第1四半期累計期間
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
至 2019年6月30日) 至 2020年6月30日)
区分
正味損 正味損
金額 構成比 金額 構成比
害率 害率
16 0.4 23.3 55 1.3 63.5
火災
- - - - - -
海上
- - - - - -
傷害
4,564 97.8 89.3 4,022 96.4 66.1
自動車
55 1.2 106.8 53 1.3 73.4
自動車損害賠償責任
29 0.6 15.6 42 1.0 20.1
その他
(うち費用・利益) (29) (0.6) (15.6) (42) (1.0) (20.2)
(うち賠償責任) (-) (-) (-) (-) (-) (-)
(うち動産総合) (-) (-) (-) (0) (0.0) (4.5)
4,665 100.0 85.5 4,174 100.0 64.7
合計
(注)1. 正味支払保険金 は、元受及び受再契約の支払保険金から出再契約による回収再保険金を控除したも
のであります。
2.正味損害率=(正味支払保険金+損害調査費)÷正味収入保険料×100
② ソルベンシー・マージン比率
(単位:%)
前事業年度 当第1四半期会計期間
(2020年3月31日) (2020年6月30日)
537.1 594.6
生命保険事業
SBI生命保険株式会社
① 保有契約高及び新契約高
a.保有契約高
(単位:千件、百万円)
前事業年度 当第1四半期会計期間
(2020年3月31日) (2020年6月30日)
区分
件数 金額 件数 金額
106 253,205 111 294,484
個人保険
3 21,810 3 23,460
個人年金保険
- 2,203,813 - 2,375,863
団体保険
- - - -
団体年金保険
(注)個人年金保険の金額は、年金支払開始前契約と年金支払開始後契約の責任準備金の合計額であります。
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b.新契約高
(単位:千件、百万円)
前第1四半期累計期間 当第1四半期累計期間
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
区分
至 2019年6月30日) 至 2020年6月30日)
件数 金額 件数 金額
1 17,664 6 44,216
個人保険
- - - -
個人年金保険
- 224 - 441
団体保険
団体年金保険 - - - -
(注) 団体保険の金額は、新契約として計上された月の単月の新契約高であります。
② 年換算保険料
a.保有契約
(単位:百万円)
前事業年度 当第1四半期会計期間
区分
(2020年3月31日) (2020年6月30日)
5,087 5,257
個人保険
1,429 1,394
個人年金保険
6,516 6,651
合計
2,654 2,710
うち医療保障・生前給付保障等
b .新契約
(単位:百万円)
前第1四半期累計期間 当第1四半期累計期間
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
区分
至 2019年6月30日) 至 2020年6月30日)
86 255
個人保険
6 7
個人年金保険
93 262
合計
11 91
うち医療保障・生前給付保障等
(注)1. 年換算保険料とは、1回あたりの保険料について保険料の支払方法に応じた係数を乗じ、1年あた
りの保険料に換算した金額であります(一時払契約等は、保険料を保険期間で除した金額)。
2.「医療保障・生前給付保障等」については、医療保障給付(入院給付、手術給付等)、生前給付保
障給付(特定疾病給付、介護給付等)、保険料払込免除給付(障害を事由とするものは除く。特定
疾病罹患、介護等を事由とするものを含む)等に該当する部分の年換算保険料を計上しておりま
す。
③ ソルベンシー・マージン比率
(単位:%)
前事業年度 当第1四半期会計期間
(2020年3月31日) (2020年6月30日)
957.6 976.1
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少額短期保険事業
(保険引受の状況等)
① SBIいきいき少額短期保険株式会社
(単位:百万円)
前第1四半期累計期間 当第1四半期累計期間
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
区分
至 2019年6月30日) 至 2020年6月30日)
1,109 1,247
元受正味保険料
699 836
正味収入保険料
246 377
正味支払保険金
(単位:%)
前事業年度 当第1四半期会計期間
区分
(2020年3月31日) (2020年6月30日)
2,763.9 2,576.5
ソルベンシー・マージン比率
② SBI日本少額短期保険株式会社
(単位:百万円)
前第1四半期累計期間 当第1四半期累計期間
区分 (自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
至 2019年6月30日) 至 2020年6月30日)
1,437 1,460
元受正味保険料
72 73
正味収入保険料
12 17
正味支払保険金
(単位:%)
前事業年度 当第1四半期会計期間
区分
(2020年3月31日) (2020年6月30日)
2,036.4 2,111.3
ソルベンシー・マージン比率
③ SBIリスタ少額短期保険株式会社
(単位:百万円)
前第1四半期累計期間 当第1四半期累計期間
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
区分
至 2019年6月30日) 至 2020年6月30日)
111 184
元受正味保険料
正味収入保険料 93 141
- 8
正味支払保険金
(単位:%)
前事業年度 当第1四半期会計期間
区分
(2020年3月31日) (2020年6月30日)
782.1 865.8
ソルベンシー・マージン比率
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④ SBIプリズム少額短期保険株式会社
(単位:百万円)
前第1四半期累計期間 当第1四半期累計期間
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
区分
至 2019年6月30日) 至 2020年6月30日)
725 757
元受正味保険料
114 119
正味収入保険料
80 85
正味支払保険金
(単位:%)
前事業年度 当第1四半期会計期間
区分
(2020年3月31日) (2020年6月30日)
421.4 514.4
ソルベンシー・マージン比率
(注)1.SBIプリズム少額短期保険株式会社は、2020年7月1日付で日本アニマル倶楽部株式会社から商
号を変更しております。
2.SBIプリズム少額短期保険株式会社は2019年6月28日に子会社となっており、前第1四半期連結
累計期間の四半期連結損益計算書には同社の業績は含まれておりません。
(2)財政状態の状況
当第1四半期連結会計期間末 における総資産は、 185,401百万円 (前年度末比 8,930百万円増加 )となりまし
た。主な勘定残高は、有価証券123,580百万円(同5,675百万円増加)、現金及び預貯金29,134百万円(同1,359
百万円増加)であります。
当第1四半期連結会計期間末における負債は、141,127百万円(同6,247百万円増加)となりました。主な勘定
残高は、保険契約準備金124,728百万円(同2,489百万円増加)であります。
当第1四半期連結会計期間末における純資産は、44,274百万円(同2,683百万円増加)となりました。主な増
加要因は、その他有価証券評価差額金の増加1,608百万円及び親会社株主に帰属する四半期純利益の計上により
利益剰余金が1,063百万円増加したことであります。
(3)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき 事業上及び財務上の 課題について重
要な変更はありません。
(4)会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の
分析」中の会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更はありません。
(5)研究開発活動
該当事項はありません。
3【経営上の重要な契約等】
当第1四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。
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第3【提出会社の状況】
1【株式等の状況】
(1)【株式の総数等】
①【株式の総数】
発行可能株式総数(株)
種類
75,000,000
普通株式
75,000,000
計
②【発行済株式】
第1四半期会計期間末現
上場金融商品取引所名
提出日現在発行数(株)
在発行数(株)
種類 又は登録認可金融商品 内容
(2020年8月13日)
(2020年6月30日) 取引業協会名
東京証券取引所
24,820,530 24,820,530
普通株式 単元株式数100株
(マザーズ)
24,820,530 24,820,530 - -
計
(2)【新株予約権等の状況】
①【ストックオプション制度の内容】
該当事項はありません。
②【その他の新株予約権等の状況】
該当事項はありません。
(3)【行使価額修正条項付新株予約権付社債券等の行使状況等】
該当事項はありません。
(4)【発行済株式総数、資本金等の推移】
発行済株式総 資本準備金増
発行済株式総 資本金増減額 資本金残高 資本準備金残
数増減数 減額
年月日
数残高(株) (百万円) (百万円) 高(百万円)
(株) (百万円)
2020年4月1日~
- 24,820,530 - 8,375 - 21,635
2020年6月30日
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(5)【大株主の状況】
当四半期会計期間は第1四半期会計期間であるため、記載事項はありません。
(6)【議決権の状況】
当第1四半期会計期間末日現在の「議決権の状況」については、株主名簿の記載内容が確認できないため、
記載することができないことから、直前の基準日(2020年3月31日)に基づく株主名簿による記載をしており
ます。
①【発行済株式】
2020年6月30日現在
株式数(株) 議決権の数(個)
区分 内容
- - -
無議決権株式
議決権制限株式(自己株式等) - - -
議決権制限株式(その他) - - -
完全議決権株式(自己株式等) - - -
完全議決権株式(その他) 24,819,000 248,190 -
普通株式
1,530 - -
単元未満株式 普通株式
24,820,530 - -
発行済株式総数
- 248,190 -
総株主の議決権
(注)「単元未満株式」の欄には、当社所有の自己株式が43株含まれております。
②【自己株式等】
2020年6月30日現在
発行済株式総数に
自己名義所有株 他人名義所有株 所有株式数の合
対する所有株式数
所有者の氏名又は名称 所有者の住所
式数(株) 式数(株) 計(株)
の割合(%)
- - - - - -
- - - - -
計
(注)当社は、単元未満の自己株式43株を所有しております。
2【役員の状況】
該当事項はありません。
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第4【経理の状況】
1.四半期連結財務諸表の作成方法について
当社の四半期連結財務諸表は、「四半期連結財務諸表の用語、様式及び作成方法に関する規則」(平成19年内閣府
令第64号)並びに同規則第61条及び第82条の規定に基づき「保険業法施行規則」(平成8年大蔵省令第5号)に準拠
して作成しております。
2.監査証明について
当社は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づき、第1四半期連結会計期間(2020年4月1日から2020
年6月30日まで)及び第1四半期連結累計期間(2020年4月1日から2020年6月30日まで)に係る四半期連結財務諸
表について、有限責任監査法人トーマツによる四半期レビューを受けております。
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1【四半期連結財務諸表】
(1)【四半期連結貸借対照表】
(単位:百万円)
前連結会計年度 当第1四半期連結会計期間
(2020年3月31日) (2020年6月30日)
資産の部
27,775 29,134
現金及び預貯金
797 7,396
買入金銭債権
2,489 177
金銭の信託
117,904 123,580
有価証券
247 182
貸付金
536 547
有形固定資産
266 270
建物
39 38
リース資産
230 239
その他の有形固定資産
8,046 8,128
無形固定資産
3,766 3,914
ソフトウエア
3,359 3,313
のれん
920 900
その他の無形固定資産
154 88
代理店貸
4,230 3,839
再保険貸
その他資産 12,589 10,629
107 104
繰延税金資産
1,600 1,600
支払承諾見返
△ 7 △ 7
貸倒引当金
176,471 185,401
資産の部合計
負債の部
122,239 124,728
保険契約準備金
16,930 16,554
支払備金
103,485 105,886
責任準備金
1,823 2,287
契約者配当準備金
312 188
代理店借
3,686 4,255
再保険借
5,734 8,485
その他負債
37 35
退職給付に係る負債
623 648
価格変動準備金
647 1,183
繰延税金負債
1,600 1,600
支払承諾
134,879 141,127
負債の部合計
純資産の部
株主資本
資本金 8,375 8,375
32,061 32,061
資本剰余金
1,902 2,966
利益剰余金
△ 0 △ 0
自己株式
42,338 43,402
株主資本合計
その他の包括利益累計額
△ 862 746
その他有価証券評価差額金
△ 862 746
その他の包括利益累計額合計
新株予約権 21 21
93 104
非支配株主持分
41,591 44,274
純資産の部合計
176,471 185,401
負債及び純資産の部合計
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(2)【四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書】
【四半期連結損益計算書】
【第1四半期連結累計期間】
(単位:百万円)
前第1四半期連結累計期間 当第1四半期連結累計期間
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
至 2019年6月30日) 至 2020年6月30日)
16,428 21,348
経常収益
7,369 8,193
損害保険事業
7,100 8,055
保険引受収益
6,506 7,914
正味収入保険料
3 3
積立保険料等運用益
- 137
支払備金戻入額
590 -
責任準備金戻入額
237 117
資産運用収益
30 20
その他経常収益
4,444 6,740
生命保険事業
2,409 3,525
保険料等収入
2,048 2,768
保険料
360 756
再保険収入
資産運用収益 1,085 2,985
635 522
利息及び配当金等収入
209 508
有価証券売却益
161 0
金融派生商品収益
- 1
為替差益
0 0
その他運用収益
79 1,953
特別勘定資産運用益
※ 949 ※ 229
その他経常収益
4,615 6,415
少額短期保険事業
4,516 6,236
保険料等収入
0 0
資産運用収益
98 178
その他経常収益
15,418 19,493
経常費用
6,961 7,239
損害保険事業
5,056 5,244
保険引受費用
4,665 4,174
正味支払保険金
900 942
損害調査費
諸手数料及び集金費 △ 586 △ 719
77 -
支払備金繰入額
- 846
責任準備金繰入額
- 0
その他保険引受費用
31 26
資産運用費用
1,870 1,965
営業費及び一般管理費
2 3
その他経常費用
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(単位:百万円)
前第1四半期連結累計期間 当第1四半期連結累計期間
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
至 2019年6月30日) 至 2020年6月30日)
3,855 5,798
生命保険事業
2,805 3,202
保険金等支払金
615 548
保険金
340 215
年金
269 266
給付金
824 944
解約返戻金
332 344
その他返戻金
421 883
再保険料
- 1,603
責任準備金等繰入額
- 1,603
責任準備金繰入額
192 15
資産運用費用
0 0
支払利息
8 3
有価証券売却損
172 -
為替差損
10 11
その他運用費用
828 923
事業費
28 53
その他経常費用
4,439 6,302
少額短期保険事業
2,621 3,957
保険金等支払金
66 41
責任準備金等繰入額
1,727 2,290
事業費
24 12
その他経常費用
161 152
その他
1,010 1,855
経常利益
特別損失 22 25
22 25
価格変動準備金繰入額
285 466
契約者配当準備金繰入額
701 1,364
税金等調整前四半期純利益
75 262
法人税及び住民税等
3 32
法人税等調整額
79 294
法人税等合計
622 1,069
四半期純利益
2 5
非支配株主に帰属する四半期純利益
619 1,063
親会社株主に帰属する四半期純利益
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【四半期連結包括利益計算書】
【第1四半期連結累計期間】
(単位:百万円)
前第1四半期連結累計期間 当第1四半期連結累計期間
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
至 2019年6月30日) 至 2020年6月30日)
622 1,069
四半期純利益
その他の包括利益
3,905 1,613
その他有価証券評価差額金
3,905 1,613
その他の包括利益合計
4,527 2,683
四半期包括利益
(内訳)
4,525 2,672
親会社株主に係る四半期包括利益
1 10
非支配株主に係る四半期包括利益
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【注記事項】
(連結の範囲又は持分法適用の範囲の変更)
該当事項はありません。
(四半期連結貸借対照表関係)
保険業法第118条第1項に規定する生命保険子会社の特別勘定の資産の額は、次のとおりであります。なお、
負債の額も同額であります。
前連結会計年度 当第1四半期連結会計期間
(2020年3月31日) (2020年6月30日)
18,557 20,351
百万円 百万円
(四半期連結損益計算書関係)
※ 生命保険事業のその他経常収益の内訳は次のとおりであります。
前第1四半期連結累計期間 当第1四半期連結累計期間
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
至 2019年6月30日) 至 2020年6月30日)
支払備金戻入額 70 百万円 202 百万円
879 -
責任準備金戻入額
0 27
その他の経常収益
計 949 229
(四半期連結キャッシュ・フロー計算書関係)
当第1四半期連結累計期間に係る四半期連結キャッシュ・フロー計算書は作成しておりません。なお、第1四
半期連結累計期間に係る減価償却費(のれんを除く無形固定資産に係る償却費を含む。)及びのれんの償却額
は、次のとおりであります。
前第1四半期連結累計期間 当第1四半期連結累計期間
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
至 2019年6月30日) 至 2020年6月30日)
268 335
減価償却費 百万円 百万円
10 46
のれんの償却額
(株主資本等関係)
Ⅰ 前第1四半期連結累計期間(自 2019年4月1日 至 2019年6月30日)
1.配当金支払額
該当事項はありません。
2.基準日が当第1四半期連結累計期間に属する配当のうち、配当の効力発生日が当第1四半期連結会計期間
の末日後となるもの
該当事項はありません。
3.株主資本の金額の著しい変動
該当事項はありません。
Ⅱ 当第1四半期連結累計期間(自 2020年4月1日 至 2020年6月30日)
1.配当金支払額
該当事項はありません。
2.基準日が当第1四半期連結累計期間に属する配当のうち、配当の効力発生日が当第1四半期連結会計期間
の末日後となるもの
該当事項はありません。
3.株主資本の金額の著しい変動
該当事項はありません。
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(セグメント情報等)
【セグメント情報】
Ⅰ 前第1四半期連結累計期間(自 2019年4月1日 至 2019年6月30日)
1.報告セグメントごとの経常収益及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:百万円)
四半期連結
報告セグメント
調整額 損益計算書
(注)2 計上額
損害保険 生命保険 少額短期
計
(注)3
事業 事業 保険事業
経常収益(注)1
7,369 4,444 4,615 16,428 - 16,428
外部顧客への経常収益
セグメント間の内部経
13 5 10 29 △ 29 -
常収益又は振替高
7,382 4,450 4,625 16,458 △ 29 16,428
計
セグメント利益(注)3 396 593 181 1,171 △ 161 1,010
(注)1.一般企業の売上高に代えて、経常収益を記載しております。
2.セグメント利益の調整額△161百万円は、 当社の一般管理費等による損益であります。
3.セグメント利益は四半期連結損益計算書の経常利益と調整を行っております。
4.損害保険事業のセグメント利益には、異常危険準備金の戻入額547百万円が含まれております。
2.報告セグメントごとの固定資産の減損損失又はのれん等に関する情報
(固定資産に係る重要な減損損失)
該当事項はありません。
(のれんの金額の重要な変動)
少額短期保険業を営む日本アニマル倶楽部株式会社(現:SBIプリズム少額短期保険株式会社)の
子会社化 により、少額短期保険事業におけるのれんが2,882百万円増加しております。
(重要な負ののれん発生益)
該当事項はありません。
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Ⅱ 当第1四半期連結累計期間(自 2020年4月1日 至 2020年6月30日)
1.報告セグメントごとの経常収益及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:百万円)
四半期連結
報告セグメント
調整額 損益計算書
(注)2 計上額
損害保険 生命保険 少額短期
計
(注)3
事業 事業 保険事業
経常収益(注)1
8,193 6,740 6,415 21,348 - 21,348
外部顧客への経常収益
セグメント間の内部経
32 6 29 68 △ 68 -
常収益又は振替高
8,226 6,747 6,444 21,417 △ 68 21,348
計
セグメント利益(注)3 954 944 109 2,008 △ 152 1,855
(注)1.一般企業の売上高に代えて、経常収益を記載しております。
2.セグメント利益の調整額△152百万円は、 当社の一般管理費等による損益であります。
3.セグメント利益は四半期連結損益計算書の経常利益と調整を行っております。
2.報告セグメントごとの固定資産の減損損失又はのれん等に関する情報
(固定資産に係る重要な減損損失)
該当事項はありません。
(のれんの金額の重要な変動)
該当事項はありません。
(重要な負ののれん発生益)
該当事項はありません。
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(有価証券関係)
本項目は企業集団の事業の運営において重要なものとして記載しております。
その他有価証券
前連結会計年度(2020年3月31日)
取得原価 連結貸借対照表計上額 差額
(百万円) (百万円) (百万円)
31,416 34,705 3,289
公社債
25,017 28,079 3,061
国債
204 205 0
地方債
6,193 6,420 227
社債
21,057 21,605 547
外国証券
19,034 19,543 509
外国公社債
2,023 2,061 38
外国その他の証券
47,056 42,969 △4,086
その他の証券
99,530 99,280 △249
合計
当第1四半期連結会計期間(2020年6月30日)
取得原価 四半期連結貸借対照表 差額
(百万円) 計上額(百万円) (百万円)
28,851 31,243 2,392
公社債
22,496 24,654 2,157
国債
204 204 0
地方債
6,150 6,384 234
社債
23,685 25,492 1,806
外国証券
21,560 23,333 1,773
外国公社債
2,124 2,158 33
外国その他の証券
その他の証券 47,856 45,526 △2,330
100,393 102,262 1,868
合計
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(1株当たり情報)
1株当たり四半期純利益及び算定上の基礎は、以下のとおりであります。
前第1四半期連結累計期間 当第1四半期連結累計期間
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
至 2019年6月30日) 至 2020年6月30日)
1株当たり四半期純利益 27円16銭 42円86銭
(算定上の基礎)
親会社株主に帰属する四半期純利益
619 1,063
(百万円)
普通株主に帰属しない金額(百万円) - -
普通株式に係る親会社株主に帰属する
619 1,063
四半期純利益(百万円)
普通株式の期中平均株式数(株) 22,820,516 24,820,486
希薄化効果を有しないため、潜在株式調
整後1株当たり四半期純利益の算定に含
- -
めなかった潜在株式で、前連結会計年度
末から重要な変動があったものの概要
(注)潜在株式調整後1株当たり四半期純利益については、希薄化効果を有している潜在株式が存在しないた
め、記載しておりません。
(重要な後発事象)
該当事項はありません。
2【その他】
該当事項はありません。
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第二部【提出会社の保証会社等の情報】
該当事項はありません。
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独立監査人の四半期レビュー報告書
2020年8月13日
SBIインシュアランスグループ株式会社
取 締 役 会 御中
有限責任監査法人トーマツ
東 京 事 務 所
指定有限責任社員
公認会計士
淡島 國和 印
業務執行社員
指定有限責任社員
公認会計士
鈴木 順二 印
業務執行社員
指定有限責任社員
公認会計士
三井 健一郎 印
業務執行社員
監査人の結論
当監査法人は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づき、「経理の状況」に掲げられているSBIインシュ
アランスグループ株式会社の2020年4月1日から2021年3月31日までの連結会計年度の第1四半期連結会計期間(2020年
4月1日から2020年6月30日まで)及び第1四半期連結累計期間(2020年4月1日から2020年6月30日まで)に係る四半
期連結財務諸表、すなわち、四半期連結貸借対照表、四半期連結損益計算書、四半期連結包括利益計算書及び注記につい
て四半期レビューを行った。
当監査法人が実施した四半期レビューにおいて、上記の四半期連結財務諸表が、我が国において一般に公正妥当と認め
られる四半期連結財務諸表の作成基準に準拠して、SBIインシュアランスグループ株式会社及び連結子会社の2020年6
月30日現在の財政状態及び同日をもって終了する第1四半期連結累計期間の経営成績を適正に表示していないと信じさせ
る事項が全ての重要な点において認められなかった。
監査人の結論の根拠
当監査法人は、我が国において一般に公正妥当と認められる四半期レビューの基準に準拠して四半期レビューを行っ
た。四半期レビューの基準における当監査法人の責任は、「四半期連結財務諸表の四半期レビューにおける監査人の責
任」に記載されている。当監査法人は、我が国における職業倫理に関する規定に従って、会社及び連結子会社から独立し
ており、また、監査人としてのその他の倫理上の責任を果たしている。当監査法人は、結論の表明の基礎となる証拠を入
手したと判断している。
四半期連結財務諸表に対する経営者並びに監査役及び監査役会の責任
経営者の責任は、我が国において一般に公正妥当と認められる四半期連結財務諸表の作成基準に準拠して四半期連結財
務諸表を作成し適正に表示することにある。これには、不正又は誤謬による重要な虚偽表示のない四半期連結財務諸表を
作成し適正に表示するために経営者が必要と判断した内部統制を整備及び運用することが含まれる。
四半期連結財務諸表を作成するに当たり、経営者は、継続企業の前提に基づき四半期連結財務諸表を作成することが適
切であるかどうかを評価し、我が国において一般に公正妥当と認められる四半期連結財務諸表の作成基準に基づいて継続
企業に関する事項を開示する必要がある場合には当該事項を開示する責任がある。
監査役及び監査役会の責任は、財務報告プロセスの整備及び運用における取締役の職務の執行を監視することにある。
四半期連結財務諸表の四半期レビューにおける監査人の責任
監査人の責任は、監査人が実施した四半期レビューに基づいて、四半期レビュー報告書において独立の立場から四半期
連結財務諸表に対する結論を表明することにある。
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監査人は、我が国において一般に公正妥当と認められる四半期レビューの基準に従って、四半期レビューの過程を通じ
て、職業的専門家としての判断を行い、職業的懐疑心を保持して以下を実施する。
・ 主として経営者、財務及び会計に関する事項に責任を有する者等に対する質問、分析的手続その他の四半期レ
ビュー手続を実施する。四半期レビュー手続は、我が国において一般に公正妥当と認められる監査の基準に準拠して
実施される年度の財務諸表の監査に比べて限定された手続である。
・ 継続企業の前提に関する事項について、重要な疑義を生じさせるような事象又は状況に関して重要な不確実性が認
められると判断した場合には、入手した証拠に基づき、四半期連結財務諸表において、我が国において一般に公正妥
当と認められる四半期連結財務諸表の作成基準に準拠して、適正に表示されていないと信じさせる事項が認められな
いかどうか結論付ける。また、継続企業の前提に関する重要な不確実性が認められる場合は、四半期レビュー報告書
において四半期連結財務諸表の注記事項に注意を喚起すること、又は重要な不確実性に関する四半期連結財務諸表の
注記事項が適切でない場合は、四半期連結財務諸表に対して限定付結論又は否定的結論を表明することが求められて
いる。監査人の結論は、四半期レビュー報告書日までに入手した証拠に基づいているが、将来の事象や状況により、
企業は継続企業として存続できなくなる可能性がある。
・ 四半期連結財務諸表の表示及び注記事項が、我が国において一般に公正妥当と認められる四半期連結財務諸表の作
成基準に準拠していないと信じさせる事項が認められないかどうかとともに、関連する注記事項を含めた四半期連結
財務諸表の表示、構成及び内容、並びに四半期連結財務諸表が基礎となる取引や会計事象を適正に表示していないと
信じさせる事項が認められないかどうかを評価する。
・ 四半期連結財務諸表に対する結論を表明するために、会社及び連結子会社の財務情報に関する証拠を入手する。監
査人は、四半期連結財務諸表の四半期レビューに関する指示、監督及び実施に関して責任がある。監査人は、単独で
監査人の結論に対して責任を負う。
監査人は、監査役及び監査役会に対して、計画した四半期レビューの範囲とその実施時期、四半期レビュー上の重要な
発見事項について報告を行う。
監査人は、監査役及び監査役会に対して、独立性についての我が国における職業倫理に関する規定を遵守したこと、並
びに監査人の独立性に影響を与えると合理的に考えられる事項、及び阻害要因を除去又は軽減するためにセーフガードを
講じている場合はその内容について報告を行う。
利害関係
会社及び連結子会社と当監査法人又は業務執行社員との間には、公認会計士法の規定により記載すべき利害関係はな
い。
以 上
(注)1.上記は四半期レビュー報告書の原本に記載された事項を電子化したものであり、その原本は当社(四半期報
告書提出会社)が別途保管しております。
2.XBRLデータは四半期レビューの対象には含まれていません。
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