森永製菓株式会社 四半期報告書 第173期第1四半期(令和2年4月1日-令和2年6月30日)

提出書類 四半期報告書-第173期第1四半期(令和2年4月1日-令和2年6月30日)
提出日
提出者 森永製菓株式会社
カテゴリ 四半期報告書

                     EDINET提出書類
                    森永製菓株式会社(E00369)
                      四半期報告書
 【表紙】

 【提出書類】      四半期報告書

 【根拠条文】      金融商品取引法第24条の4の7第1項

 【提出先】      関東財務局長

 【提出日】      2020年8月12日

 【四半期会計期間】      第173期第1四半期(自     2020年4月1日    至  2020年6月30日)

 【会社名】      森永製菓株式会社

 【英訳名】      Morinaga  &Co., Ltd.

 【代表者の役職氏名】      代表取締役社長   太 田  栄 二 郎

 【本店の所在の場所】      東京都港区芝五丁目33番1号

 【電話番号】      03(3456)0150

 【事務連絡者氏名】      取締役上席執行役員   内 山  進 一

 【最寄りの連絡場所】      東京都港区芝五丁目33番1号

 【電話番号】      03(3456)0150

 【事務連絡者氏名】      取締役上席執行役員   内 山  進 一

 【縦覧に供する場所】      株式会社東京証券取引所

       (東京都中央区日本橋兜町2番1号)

             1/21









                     EDINET提出書類
                    森永製菓株式会社(E00369)
                      四半期報告書
 第一部  【企業情報】
 第1 【企業の概況】

 1 【主要な経営指標等の推移】

           第172期    第173期

     回次     第1四半期    第1四半期    第172期
          連結累計期間    連結累計期間
          自  2019年4月1日   自  2020年4月1日   自  2019年4月1日
     会計期間
          至  2019年6月30日   至  2020年6月30日   至  2020年3月31日
  売上高      (百万円)     52,430    47,605    208,878
  経常利益      (百万円)     6,510    5,668    21,950

  親会社株主に帰属する
       (百万円)     4,455    3,985    10,824
  四半期(当期)純利益
  四半期包括利益又は包括利益      (百万円)     6,111    6,306    11,694
  純資産額      (百万円)     99,981    108,168    105,487

  総資産額      (百万円)    183,363    188,379    188,060

  1株当たり四半期(当期)純利益      (円)    88.58    79.23    215.18

  潜在株式調整後1株当たり
        (円)     ―    ―    ―
  四半期(当期)純利益
  自己資本比率      (%)     54.1    57.0    55.7
  (注) 1 当社は四半期連結財務諸表を作成しておりますので、提出会社の主要な経営指標等の推移については記載し
   ておりません。
   2 売上高には、消費税等は含まれておりません。
   3 当社は、第171期第2四半期連結会計期間より役員報酬BIP信託を導入しており、当該信託が保有する当
   社株式を自己株式として計上しております。これに伴い、1株当たり四半期(当期)純利益の算定上、期中
   平均株式数の計算において控除する自己株式に含めております。
   4 潜在株式調整後1株当たり四半期(当期)純利益については、潜在株式が存在しないため記載しておりませ
   ん。
 2 【事業の内容】

  当第1四半期連結累計期間において、当社グループ(当社及び当社の関係会社)が営む事業の内容に重要な変更
  はありません。
   また、主要な関係会社についても異動はありません。
   なお、連結子会社であった森永甲府フーズ㈱は、2020年4月1日付で当社に吸収合併されたため、当第1四半期
  連結会計期間より連結の範囲から除外しております。
  持分法適用非連結子会社であった森永リスクコンサルティング㈱は、2019年10月10日付で解散を決議し、2020年
  5月15日付で清算結了したため、当第1四半期連結会計期間より持分法の適用範囲から除外しております。
  この結果、2020年6月30日現在では、当社グループは、当社、連結子会社16社、非連結子会社3社により構成さ
  れることになりました。
             2/21





                     EDINET提出書類
                    森永製菓株式会社(E00369)
                      四半期報告書
 第2 【事業の状況】
 1 【事業等のリスク】

  当第1四半期連結累計期間において、新たに発生した事業等のリスクはありません。また、前事業年度の有価証
  券報告書に記載した事業等のリスクについて重要な変更はありません。
 2 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

   文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
  (1)財政状態及び経営成績の状況

   新型コロナウイルス感染症(COVID-19)拡大により、様々な経済活動が抑制されたことで消費行動の変化に伴
  う対応を迫られ、厳しい経営環境となりました。
   このような状況のもと、当社グループにおきましても各事業セグメントで影響を受けたことにより、当第1四
  半期連結累計期間の売上高は、全体では476億5百万円と前年同期実績に比べ48億2千5百万円(9.2%)の減収
  となりました。
   損益は、売上高の減収等により、営業利益は前年同期実績に比べ9億3百万円(14.6%)減益の52億7千4百
  万円、経常利益も前年同期実績に比べ8億4千2百万円(12.9%)減益の56億6千8百万円となりました。親会
  社株主に帰属する四半期純利益は前年同期実績に比べ4億7千万円(10.6%)減益の39億8千5百万円となりま
  した。
   セグメントの業績は、次のとおりであります。

  <食料品製造事業>

   菓子食品部門
    国内主力ブランドでは、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)拡大により外出機会が減少したことか
   ら、いわゆる巣ごもり需要と呼ばれる家庭内消費が増えた影響により、「森永ビスケット」は好調に推移し
   ました。一方、外出機会の減少により、行楽需要等が落ち込んだことから「ハイチュウ」は前年同期実績を
   大きく下回りました。また、「チョコボール」「ダース」「カレ・ド・ショコラ」「森永甘酒」も前年同期
   実績を下回ったことで主力ブランド全体では前年同期実績を下回りました。
    その他のブランドでは、「森永ホットケーキミックス」「森永ココア」が巣ごもり需要増加の影響により
   好調に推移しましたが、「プリングルズ」が2020年3月に販売店契約を終了した影響もあり国内全体では前
   年同期実績を下回りました。
    海外では、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)拡大により、中国は前年同期実績を下回りましたが、
   台湾は前年同期実績並み、また米国は好調に推移したことで、海外全体では前年同期実績を上回りました。
    これらの結果、菓子食品部門全体の売上高は242億9千7百万円と前年同期実績に比べ40億2千8百万円
   (14.2%)減となりました。
    損益は、原価改善、販売費及び一般管理費の抑制等、コスト削減に取り組んでまいりましたが、コロナ禍
   による減収影響を吸収するには至らず、営業利益は前年同期実績に比べ5億4千5百万円(24.9%)減益の
   16億4千4百万円となりました。
   冷菓部門 

    主力ブランドの「ジャンボ」グループは、積極的なプロモーションを展開した効果に加え、「バニラモナ
   カジャンボ」が引き続き好調に推移し、前年同期実績を上回りました。その他のブランドでは、「板チョコ
   アイス」や「パリパリバー」等が前年同期実績を大きく上回りました。
    これらの結果、冷菓部門全体の売上高は141億9千万円と前年同期実績に比べ29億1千4百万円(25.8%)
   増となりました。
    損益は、主要なブランドが好調に推移したことにより、営業利益は前年同期実績に比べ8億3千5百万円
   (47.9%)増益の25億7千6百万円となりました。
             3/21



                     EDINET提出書類
                    森永製菓株式会社(E00369)
                      四半期報告書
   健康部門
    主力ブランドの「inゼリー」は、飲用シーンの提案やプロテニスプレーヤーの錦織圭選手と大坂なおみ
   選手の名を冠した「inゼリー<エネルギー        KEI SPECIAL>」「inゼリー<エネルギー       NAOMI SPECIAL
   >」の販売などブランドの強化に努めてまいりましたが、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)拡大に伴
   う外出機会の減少等の影響により「inゼリー」の売上高は前年同期実績を大きく下回りました。
    「天使の健康」シリーズの通販事業は、「おいしいコラーゲンドリンク」が前年同期実績を上回り、通販
   事業全体としても前年同期実績を上回りました。
    これらの結果、健康部門全体の売上高は75億3千7百万円と前年同期実績に比べ32億8千2百万円
   (30.3%)減となりました。
    損益は、効果的な広告費の投入、販売費及び一般管理費の抑制等、コスト削減に取り組んでまいりました
   が、コロナ禍による減収影響を吸収するには至らず、営業利益は前年同期実績に比べ12億8百万円
   (55.8%)減益の9億5千8百万円となりました。
   これらの結果、<食料品製造事業>の売上高は460億2千5百万円と前年同期実績に比べ8.7%減となりまし

  た。セグメント利益は51億7千9百万円と前年同期実績に比べ9億1千9百万円の減益となりました。
  <食料卸売事業>

   売上高は、10億3千万円と前年同期実績に比べ25.0%減となりました。セグメント損失は1千万円と前年同
   期実績に比べ8千6百万円の減益となりました。
  <不動産及びサービス事業>

   売上高は、4億1千8百万円と前年同期実績に比べ15.7%減となりました。セグメント利益は1億6千6百
   万円と前年同期実績に比べ5千6百万円の減益となりました。
  <その他>

    売上高1億3千万円、セグメント利益2千9百万円であります。
  なお、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)によって生じている経営成績への影響については、以下のとおり

  であります。
             4/21










                     EDINET提出書類
                    森永製菓株式会社(E00369)
                      四半期報告書
   当第1四半期連結会計期間末における総資産の残高は1,883億7千9百万円となり、前連結会計年度末に比べ3









  億1千9百万円増加しております。主な要因は、現金及び預金が減少した一方で、建物及び構築物(純額)や機械
  装置及び運搬具(純額)、投資有価証券が増加したことなどによるものであります。
   負債の残高は802億1千1百万円となり、前連結会計年度末に比べ23億6千2百万円減少しております。主な要
  因は、流動負債のその他に含まれる設備関係未払金が増加した一方で、未払金が減少したことなどによるものであ
  ります。
   純資産の残高は1,081億6千8百万円となり、前連結会計年度末に比べ26億8千1百万円増加しております。主
  な要因は、その他有価証券評価差額金が増加したことなどによるものであります。
   以上の結果、自己資本比率は前連結会計年度末より1.3ポイント増加し、57.0%となりました。
  (2)会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定

   当第1四半期連結累計期間において、前連結会計年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、
  経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定について、重
  要な変更はありません。
   また、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の収束時期等を含む仮定に関する情報については、「第4                  経理
  の状況 1  四半期連結財務諸表 注記事項(追加情報)」に記載のとおりであります。
  (3)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題

   当第1四半期連結累計期間において、優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題に重要な変更及び新たに生
  じた課題はありません。
             5/21





                     EDINET提出書類
                    森永製菓株式会社(E00369)
                      四半期報告書
  (4)財務及び事業の方針の決定を支配する者の在り方に関する基本方針

   当第1四半期連結累計期間において、当社の財務及び事業の方針の決定を支配する者の在り方に関する基本方
  針について重要な変更を行いました。その内容は次のとおりであります。
  Ⅰ.基本方針の内容の概要

   当社は、支配権の移転を伴う当社株式の大量取得提案に応じるか否かの判断は、最終的には株主の皆様の意
   思に委ねられるべきものと考えております。
   しかしながら、大量取得提案の中には、取得目的や取得後の経営方針等に鑑み、企業価値・株主共同の利益
   に対する明白な侵害をもたらすもの、株主の皆様に株式の売却を事実上強要するおそれがあるもの、対象会社
   の取締役会や株主の皆様が大量取得行為の条件等について検討し、あるいは対象会社の取締役会が代替案を提
   案するための十分な時間や情報を提供しないもの等、対象会社の企業価値・株主共同の利益を毀損するものも
   あります。
    当社は、「おいしく、たのしく、すこやかに」を基本理念(ビジョン)とし、「私たちは、世界の人々の豊
   かで安全な食生活の実現と健康の増進に貢献します。そのために、パイオニアスピリットに溢れた企業活動を
   通して、価値と感動のある商品・サービス・情報を提供します。」との使命(ミッション)を掲げておりま
   す。このビジョン・ミッションのもと、当社は常に顧客視点に立ち、社会・経済環境の変化に柔軟に対応し、
   経営基盤をより強固なものとしながら、企業価値・株主共同の利益の継続的・持続的向上に努めております。
   したがって、当社株式に対する大量取得提案が行われた場合には、当社のこのような企業価値・株主共同の利
   益の毀損を防止する必要があると考えております。
  Ⅱ.基本方針実現のための取組みの概要

   ①当社の財産の有効な活用、適切な企業集団の形成その他の基本方針の実現に資する特別な取組み
   当社は、  2018年度より新たな中期経営計画を策定し、さらなる高収益安定企業の実現に向けて戦略を立
   案・推進しております。中期経営計画のテーマを「経営基盤の盤石化と成長戦略の加速」とし、経営基盤をよ
   り強固なものとして次なる成長に向かうための加速を図る3年間と位置付け、「既存領域」「ウェルネス領
   域」「グローバル領域」の3つの領域に注力してまいります。
    はじめに、菓子食品・冷菓を中心とした「既存領域」においては、主力ブランドへ経営資源を集中させるこ
   とにより、安定的に売上と利益を創出し成長させてまいります。変化するチャネルや売場に合わせた新提案、
   マーケティング・生産・研究が三位一体となっての技術革新やコストの抑制、生産体制の再構築による生産効
   率の向上など、既存事業としてさらなる効率的な利益の創出に取り組んでまいります。
    また、「ウェルネス領域」においては、「健康」を切り口とした商品群をいっそう充実させることで、高ま
   る健康ニーズに応えてまいります。具体的には、当社の技術やブランドといった資産と健康的な素材を組み合
   わせた商品の開発、「inゼリー」を中心とした「in」ブランドのさらなる強化及び「天使の健康」ブラン
   ドにおける通販事業基盤の強化と拡大に取り組んでまいります。
    そして、「グローバル領域」においては、長期的かつ持続的な成長の実現のため、積極的な海外展開を推進
   してまいります。現在の主要拠点である米国、中国、東南アジアを中心に、事業の拡大と「ハイチュウ」など
   のブランドの浸透を図り、グローバルマーケットでの成長を加速させてまいります。
    当社は、企業価値の最大化及び企業の永続的発展を図ることを目的に、経営の健全性及び効率性の向上、財
   務内容の信頼性の確保、適時適切な情報開示、法令の順守並びに各ステークホルダーとの信頼関係の強化を基
   本方針としてコーポレート・ガバナンスの構築に取り組んでおります。こうした取組みの一環として、取締役
   の任期を1年とし、また、執行役員制度を導入し、迅速な業務執行を行うことができる体制を整えるなどして
   おります。さらに、取締役は10名のうち3名を社外取締役とし、また、監査役は4名のうち3名を社外監査役
   とすることで、経営の監視機能強化を図っております。
             6/21




                     EDINET提出書類
                    森永製菓株式会社(E00369)
                      四半期報告書
   ②基本方針に照らして不適切な者によって当社の財務及び事業の方針の決定が支配されることを防止するための
   取組み
   当社は、2008年6月27日開催の第160期定時株主総会において、当社の企業価値、ひいては株主共同の利益
   の確保・向上を目的に「当社株式の大量取得行為に関する対応策(買収防衛策)」(以下「本プラン」といい
   ます。)を導入し、その後3回の更新を経て、これを継続してまいりました。
    この間、当社は、2018年度に策定した中期経営計画において、「経営基盤の盤石化と成長戦略の加速」を基
   本方針に掲げ、長期的かつ持続的な企業の成長に向けて、経営基盤の強化を進めるとともに、コーポレート・
   ガバナンス強化の取組みを進めてまいりました。
    当社は、このような取組みを進める中、買収防衛策に関する近時の状況や国内外の機関投資家をはじめとす
   る株主の皆様のご意見、当社を取り巻く経営環境及び市場環境を踏まえ、本プランの継続について慎重に検討
   した結果、2020年5月13日開催の取締役会において、本プランを継続せず、2020年6月26日開催の第172期定
   時株主総会の終結時をもって廃止することを決議いたしました。
    当社は、本プラン廃止後も当社の企業価値、ひいては株主共同の利益の確保・向上に取り組んでまいる所存
   であり、当社株式の大量取得行為の提案がなされた場合には、大量取得行為の是非を株主の皆様が適切に判断
   するために必要かつ十分な情報の提供を求め、あわせて取締役会の意見等を開示し、株主の皆様の検討のため
   の時間と情報の確保に努める等、関係法令の許容する範囲内において、適切な措置を速やかに講じてまいりま
   す。
  Ⅲ.上記の取組みに対する当社取締役会の判断及びその理由

   上記Ⅱ①に記載した各施策は、当社の企業価値・株主共同の利益を継続的かつ持続的に向上させるための具体
   的方策として策定されたものであり、基本方針の実現に資するものであります。
    また、上記Ⅱ②は、当社株式の大量取得行為の提案がなされた場合に、その是非を株主の皆様が検討するため
   の時間と情報を確保すること等により、当社の企業価値・株主共同の利益を確保・向上させるためのものであ
   り、基本方針に沿うものであります。
    したがって、当社取締役会は、上記各取組みは当社の株主共同の利益を損なうものではなく、また、当社役員
   の地位の維持を目的とするものではないと考えております。
  (5)研究開発活動

   当第1四半期連結累計期間の研究開発費は552百万円であります。セグメントごとの研究開発費は「食料品製
  造」が535百万円、報告セグメントに含まれない「その他」が17百万円であります。
   当第1四半期連結累計期間は、「2018中期経営計画」に掲げる、既存領域での収益性向上とウェルネス領域及
  びグローバル領域における成長戦略の加速の実現に向けて、「技術を基軸に、未来に向けて新たな価値を創造す
  る」という研究開発方針に基づき、「重要技術のアップデート」「ウェルネス領域の拡大」「未来価値創造」の
  3つの戦略のもと継続して取り組み、重要な変更はありません。
  (6)主要な設備

   前連結会計年度末において計画中であった重要な設備等の新設のうち、高崎工場の建物等につきましては、当
  第1四半期連結累計期間において完成し、2020年6月より稼働を開始しております。
 3 【経営上の重要な契約等】

    当第1四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。
  なお、当第1四半期連結会計期間において、J.W.O.         Corporation(ジェイ・ダブリュ・オー・コーポレーショ 
  ン)と締結している以下のライセンス及び技術援助契約の一部解約を合意しております。
  ライセンス及び技術援助契約
                 契約の内容
  契約会社名    契約先   国名  契約期間
                目的    対価
              ウイダー商標を付した
     J.W.O. Corporation
                  製品の売上高に対し、
           2013年10月1日から
  森永製菓株式会社             健康食品並びに飲料の
         米国         一定率のロイヤリティ
     (ジェイ・ダブリュ・
   (当社)            製造・販売のライセン
           2028年9月30日まで
                  を支払う
     オー・コーポレーション)
              ス及び技術援助
             7/21


                     EDINET提出書類
                    森永製菓株式会社(E00369)
                      四半期報告書
 第3 【提出会社の状況】
 1 【株式等の状況】

  (1) 【株式の総数等】
  ① 【株式の総数】
      種類        発行可能株式総数(株)

     普通株式             200,000,000

      計             200,000,000

  ② 【発行済株式】

          提出日現在

     第1四半期会計期間末        上場金融商品取引所名
     現在発行数(株)       又は登録認可金融商品
   種類       発行数(株)         内容
     (2020年6月30日)        取引業協会名
         (2020年8月12日)
             東京証券取引所    単元株式数は100株
  普通株式    54,189,769    54,189,769
             (市場第一部)    であります。
   計    54,189,769    54,189,769    ―     ―
  (2) 【新株予約権等の状況】

  ① 【ストックオプション制度の内容】
    該当事項はありません。
  ② 【その他の新株予約権等の状況】

   該当事項はありません。
  (3) 【行使価額修正条項付新株予約権付社債券等の行使状況等】

   該当事項はありません。
  (4) 【発行済株式総数、資本金等の推移】

      発行済株式   発行済株式        資本準備金   資本準備金

           資本金増減額   資本金残高
   年月日   総数増減数   総数残高        増減額   残高
           (百万円)   (百万円)
      (千株)   (千株)       (百万円)   (百万円)
  2020年4月1日~
        ―  54,189   ―  18,612   ―  17,186
   2020年6月30日
  (5) 【大株主の状況】

   当四半期会計期間は第1四半期会計期間であるため、記載事項はありません。
             8/21






                     EDINET提出書類
                    森永製菓株式会社(E00369)
                      四半期報告書
  (6) 【議決権の状況】
   当第1四半期会計期間末日現在の議決権の状況については、株主名簿の記載内容が確認できないため、記載す
  ることができないことから、直前の基準日である2020年3月31日の株主名簿により記載しております。
  ① 【発行済株式】
                 2020年6月30日   現在
    区分    株式数(株)   議決権の数(個)      内容
  無議決権株式         ―    ―    ―

  議決権制限株式(自己株式等)         ―    ―    ―

  議決権制限株式(その他)         ―    ―    ―

       (自己保有株式)
  完全議決権株式(自己株式等)            ―    ―
        普通株式
         3,863,700
        普通株式
  完全議決権株式(その他)           500,805     ―
         50,080,500
        普通株式
  単元未満株式            ― 1単元(100株)未満の株式
         245,569
  発行済株式総数       54,189,769     ―    ―
  総株主の議決権         ―   500,805     ―

  (注)1  「単元未満株式」欄の普通株式には、当社所有の自己株式25株及び役員報酬BIP信託が保有する当社株式
   64株が含まれております。
    2 「完全議決権株式(その他)」欄の普通株式には、役員報酬BIP信託が保有する当社株式24,500株(議決
   権245個)が含まれております。
  ② 【自己株式等】

                 2020年6月30日   現在
          自己名義  他人名義  所有株式数
                 発行済株式総数
  所有者の氏名
       所有者の住所   所有株式数  所有株式数   の合計   に対する所有
   又は名称
                 株式数の割合(%)
          (株)  (株)  (株)
      東京都港区芝五丁目
  (自己保有株式)
          3,863,700    ― 3,863,700     7.12
  森永製菓株式会社
      33番1号
   計    ―   3,863,700    ― 3,863,700     7.12
  (注) 1 「自己名義所有株式数」欄には、役員報酬BIP信託が保有する当社株式24,500株は含まれておりません。
   2 当第1四半期会計期間末日現在の自己株式数は3,864,200株であります。
 2 【役員の状況】

   前事業年度の有価証券報告書提出日後、当四半期累計期間における役員の異動はありません。
             9/21







                     EDINET提出書類
                    森永製菓株式会社(E00369)
                      四半期報告書
 第4 【経理の状況】
 1 四半期連結財務諸表の作成方法について

  当社の四半期連結財務諸表は、「四半期連結財務諸表の用語、様式及び作成方法に関する規則」(平成19年内閣府
  令第64号)に基づいて作成しております。
 2 監査証明について

  当社は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づき、第1四半期連結会計期間(2020年4月1日から2020年
  6月30日まで)及び第1四半期連結累計期間(2020年4月1日から2020年6月30日まで)に係る四半期連結財務諸表
  について、有限責任監査法人トーマツによる四半期レビューを受けております。
            10/21

















                     EDINET提出書類
                    森永製菓株式会社(E00369)
                      四半期報告書
 1 【四半期連結財務諸表】
  (1) 【四半期連結貸借対照表】
                  (単位:百万円)
            前連結会計年度    当第1四半期連結会計期間
            (2020年3月31日)     (2020年6月30日)
  資産の部
  流動資産
   現金及び預金            43,427     33,820
   受取手形及び売掛金            20,969     19,787
   商品及び製品            10,885     12,321
   仕掛品            383     393
   原材料及び貯蔵品            6,264     7,191
   その他            4,431     4,614
               △31     △31
   貸倒引当金
   流動資産合計            86,328     78,096
  固定資産
   有形固定資産
   建物及び構築物(純額)           20,206     25,008
   機械装置及び運搬具(純額)           16,917     19,430
   土地           21,581     21,574
              11,569     9,902
   その他(純額)
   有形固定資産合計           70,275     75,915
   無形固定資産
   のれん            294     269
               237     240
   その他
   無形固定資産合計            532     510
   投資その他の資産
   投資有価証券           26,175     29,149
   退職給付に係る資産           3,085     3,071
   繰延税金資産            773     755
   その他            924     916
               △36     △37
   貸倒引当金
   投資その他の資産合計           30,923     33,855
   固定資産合計            101,731     110,282
  資産合計            188,060     188,379
            11/21









                     EDINET提出書類
                    森永製菓株式会社(E00369)
                      四半期報告書
                  (単位:百万円)
            前連結会計年度    当第1四半期連結会計期間
            (2020年3月31日)     (2020年6月30日)
  負債の部
  流動負債
   支払手形及び買掛金            17,443     19,694
   未払金            16,178     10,150
   未払法人税等            4,454      489
   賞与引当金            2,609     1,339
              17,169     21,458
   その他
   流動負債合計            57,855     53,132
  固定負債
   長期借入金            10,000     10,000
   繰延税金負債            1,690     3,914
   役員株式給付引当金            33     39
   環境対策引当金            303     303
   退職給付に係る負債            8,169     8,328
   資産除去債務            52     53
   受入敷金保証金            3,708     3,707
               760     731
   その他
   固定負債合計            24,717     27,078
  負債合計            82,573     80,211
  純資産の部
  株主資本
   資本金            18,612     18,612
   資本剰余金            17,281     17,281
   利益剰余金            64,572     64,934
              △11,279     △11,282
   自己株式
   株主資本合計            89,187     89,547
  その他の包括利益累計額
   その他有価証券評価差額金            13,660     16,041
   繰延ヘッジ損益             7     0
   為替換算調整勘定            600     501
               1,211     1,221
   退職給付に係る調整累計額
   その他の包括利益累計額合計            15,478     17,765
  非支配株主持分             821     856
  純資産合計            105,487     108,168
  負債純資産合計             188,060     188,379
            12/21








                     EDINET提出書類
                    森永製菓株式会社(E00369)
                      四半期報告書
  (2) 【四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書】
  【四半期連結損益計算書】
  【第1四半期連結累計期間】
                  (単位:百万円)
           前第1四半期連結累計期間     当第1四半期連結累計期間
            (自 2019年4月1日     (自 2020年4月1日
            至 2019年6月30日)      至 2020年6月30日)
  売上高             52,430     47,605
              24,357     22,339
  売上原価
  売上総利益             28,072     25,265
  販売費及び一般管理費             21,895     19,991
  営業利益             6,177     5,274
  営業外収益
  受取利息             0     0
  受取配当金             366     404
               44     69
  その他
  営業外収益合計             411     474
  営業外費用
  支払利息             16     7
  持分法による投資損失             14     12
  減価償却費             15     31
               32     28
  その他
  営業外費用合計             78     79
  経常利益             6,510     5,668
  特別利益
  固定資産売却益             1     0
               1     -
  投資有価証券売却益
  特別利益合計             2     0
  特別損失
  固定資産除売却損             109     143
               -     0
  その他
  特別損失合計             109     143
  税金等調整前四半期純利益             6,403     5,525
  法人税、住民税及び事業税
               1,578      286
               334     1,204
  法人税等調整額
  法人税等合計             1,912     1,491
  四半期純利益             4,490     4,033
  非支配株主に帰属する四半期純利益              35     48
  親会社株主に帰属する四半期純利益             4,455     3,985
            13/21








                     EDINET提出書類
                    森永製菓株式会社(E00369)
                      四半期報告書
  【四半期連結包括利益計算書】
  【第1四半期連結累計期間】
                  (単位:百万円)
           前第1四半期連結累計期間     当第1四半期連結累計期間
            (自 2019年4月1日     (自 2020年4月1日
            至 2019年6月30日)      至 2020年6月30日)
  四半期純利益             4,490     4,033
  その他の包括利益
  その他有価証券評価差額金            1,594     2,381
  繰延ヘッジ損益             △22     △7
  為替換算調整勘定             30     △102
  退職給付に係る調整額             6     10
               10     △8
  持分法適用会社に対する持分相当額
  その他の包括利益合計            1,620     2,273
  四半期包括利益             6,111     6,306
  (内訳)
   親会社株主に係る四半期包括利益            6,079     6,271
   非支配株主に係る四半期包括利益            31     35
            14/21















                     EDINET提出書類
                    森永製菓株式会社(E00369)
                      四半期報告書
  【注記事項】
  (連結の範囲又は持分法適用の範囲の変更)
         当第1四半期連結累計期間
        (自  2020年4月1日   至  2020年6月30日   )
  (1)連結の範囲の重要な変更
   連結子会社であった森永甲府フーズ㈱は、2020年4月1日付で当社に吸収合併されたため、当第1四半期連結
  会計期間より連結の範囲から除外しております。
  (2)持分法適用の範囲の重要な変更

   持分法適用非連結子会社であった森永リスクコンサルティング㈱は、2019年10月10日付で解散を決議し、2020
  年5月15日付で清算結了したため、当第1四半期連結会計期間より持分法の適用範囲から除外しております。
  (追加情報)

         当第1四半期連結累計期間
        (自  2020年4月1日    至  2020年6月30日)
  (会計上の見積りを行う上での新型コロナウイルス感染症の影響)
  当社グループは新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響について、前連結会計年度末時点の仮定に重要な
  変更は行っておりません。
  なお、当該仮定は不確実性が高く、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響が長期化した場合等には、将
  来の連結財務諸表に重要な影響を与える可能性があります。
  (四半期連結キャッシュ・フロー計算書関係)

  当第1四半期連結累計期間に係る四半期連結キャッシュ・フロー計算書は作成しておりません。
   なお、第1四半期連結累計期間に係る減価償却費(のれんを除く無形固定資産に係る償却費を含む。)及びのれ
  んの償却額は、次のとおりであります。
           前第1四半期連結累計期間     当第1四半期連結累計期間

           (自  2019年4月1日    (自  2020年4月1日
           至  2019年6月30日   )  至  2020年6月30日   )
   減価償却費          1,437百万円     1,701百万円
             24  〃    24  〃
   のれんの償却額
  (株主資本等関係)

 Ⅰ 前第1四半期連結累計期間(自       2019年4月1日   至  2019年6月30日   )
  1 配当金支払額
          配当金の総額   1株当たり
   決議  株式の種類  配当の原資        基準日   効力発生日
          (百万円)  配当額(円)
  2019年6月27日
     普通株式  利益剰余金    3,321   66.00  2019年3月31日   2019年6月28日
  定時株主総会
  (注)2019年6月27日定時株主総会決議による配当金の総額には、役員報酬BIP信託が保有する当社株式に対する
   配当金1百万円が含まれております。
  2 基準日が当第1四半期連結累計期間に属する配当のうち、配当の効力発生日が当第1四半期連結会計期間の末日

  後となるもの
  該当事項はありません。
 Ⅱ 当第1四半期連結累計期間(自       2020年4月1日   至  2020年6月30日   )

  1 配当金支払額
          配当金の総額   1株当たり
   決議  株式の種類  配当の原資        基準日   効力発生日
          (百万円)  配当額(円)
  2020年6月26日
     普通株式  利益剰余金    3,623   72.00  2020年3月31日   2020年6月29日
  定時株主総会
  (注)2020年6月26日定時株主総会決議による配当金の総額には、役員報酬BIP信託が保有する当社株式に対する
   配当金1百万円が含まれております。
  2 基準日が当第1四半期連結累計期間に属する配当のうち、配当の効力発生日が当第1四半期連結会計期間の末日

  後となるもの
            15/21

                     EDINET提出書類
                    森永製菓株式会社(E00369)
                      四半期報告書
  該当事項はありません。
  (セグメント情報等)

  【セグメント情報】
  1  報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
   前第1四半期連結累計期間(自     2019年4月1日    至 2019年6月30日   )
                  (単位:百万円)
         報告セグメント
                   四半期連結
              その他    調整額  損益計算書
          不動産
                合計
       食料品
              (注)1    (注)2  計上額
        食料卸売  及び  計
       製 造
                    (注)3
          サービス
  売上高
       50,422  1,374  496 52,292   137 52,430   ―  52,430

   外部顧客への売上高
   セグメント間の内部売上高

        197  55  0 253  243  496  △496   ―
    計   50,619  1,429  496 52,546   380 52,926  △496  52,430

  セグメント利益      6,098  76  222 6,397   11 6,408  △231  6,177

  (注)1「その他」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、研究用試薬の製造販売他であり
   ます。
    2 セグメント利益の調整額△231百万円には、セグメント間取引消去5百万円、各報告セグメントに配分して
   いない全社費用△205百万円などが含まれております。全社費用は、主に報告セグメントに帰属しない一般
   管理費及び新規事業開発費等であります。
    3 セグメント利益は、四半期連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。
   当第1四半期連結累計期間(自     2020年4月1日    至 2020年6月30日   )

                  (単位:百万円)
         報告セグメント
                   四半期連結
              その他    調整額  損益計算書
          不動産
                合計
       食料品
              (注)1    (注)2  計上額
        食料卸売  及び  計
       製 造
                    (注)3
          サービス
  売上高
       46,025  1,030  418 47,474   130 47,605   ―  47,605

   外部顧客への売上高
   セグメント間の内部売上高

        12  38  0  51  233  284  △284   ―
    計   46,038  1,069  418 47,526   363 47,889  △284  47,605

  セグメント利益又は損失(△)      5,179  △10  166 5,334   29 5,364  △90  5,274

  (注)1「その他」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、研究用試薬の製造販売他であり
   ます。
    2 セグメント利益又は損失の調整額△90百万円には、セグメント間取引消去4百万円、各報告セグメントに配
   分していない全社費用△108百万円などが含まれております。全社費用は、主に報告セグメントに帰属しな
   い一般管理費及び新規事業開発費等であります。
    3 セグメント利益又は損失は、四半期連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。
            16/21





                     EDINET提出書類
                    森永製菓株式会社(E00369)
                      四半期報告書
  (企業結合等関係)
  共通支配下の取引等
   重要性が乏しいため、記載を省略しております。
  (1株当たり情報)

  1株当たり四半期純利益及び算定上の基礎は、以下のとおりであります。
           前第1四半期連結累計期間     当第1四半期連結累計期間
            (自  2019年4月1日    (自  2020年4月1日
             至  2019年6月30日   )  至  2020年6月30日   )
  1株当たり四半期純利益             88円58銭     79円23銭
  (算定上の基礎)

   親会社株主に帰属する四半期純利益(百万円)             4,455     3,985

   普通株主に帰属しない金額(百万円)              ―     ―

   普通株式に係る親会社株主に帰属する
               4,455     3,985
   四半期純利益(百万円)
   普通株式の期中平均株式数(千株)             50,301     50,301
  (注)1  潜在株式調整後1株当たり四半期純利益については、潜在株式が存在しないため記載しておりません。
    2 役員報酬BIP信託が保有する当社株式は、1株当たり四半期純利益の算定上、期中平均株式数の計算にお
   いて控除する自己株式に含めております。なお、前第1四半期連結累計期間において信託が保有する期中平
   均自己株式数は27千株であり、当第1四半期連結累計期間においては24千株であります。
            17/21













                     EDINET提出書類
                    森永製菓株式会社(E00369)
                      四半期報告書
 2 【その他】
  該当事項はありません。
            18/21




















                     EDINET提出書類
                    森永製菓株式会社(E00369)
                      四半期報告書
 第二部  【提出会社の保証会社等の情報】
  該当事項はありません。

            19/21



















                     EDINET提出書類
                    森永製菓株式会社(E00369)
                      四半期報告書
       独立監査人の四半期レビュー報告書
                   2020年8月6日

 森永製菓株式会社
  取締役会   御中
         有限責任監査法人トーマツ

          東京事務所 

         指定有限責任社員

             公認会計士   丸  地  肖  幸     印
         業務執行社員
         指定有限責任社員

               滝  沢  勝  己
             公認会計士       印
         業務執行社員
  監査人の結論

  当監査法人は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づき、「経理の状況」に掲げられている森永製菓株式会社
 の2020年4月1日から2021年3月31日までの連結会計年度の第1四半期連結会計期間(2020年4月1日から2020年6月
 30日まで)及び第1四半期連結累計期間(2020年4月1日から2020年6月30日まで)に係る四半期連結財務諸表、すな
 わち、四半期連結貸借対照表、四半期連結損益計算書、四半期連結包括利益計算書及び注記について四半期レビューを
 行った。
  当監査法人が実施した四半期レビューにおいて、上記の四半期連結財務諸表が、我が国において一般に公正妥当と認
 められる四半期連結財務諸表の作成基準に準拠して、森永製菓株式会社及び連結子会社の2020年6月30日現在の財政状
 態及び同日をもって終了する第1四半期連結累計期間の経営成績を適正に表示していないと信じさせる事項が全ての重
 要な点において認められなかった。
 監査人の結論の根拠

  当監査法人は、我が国において一般に公正妥当と認められる四半期レビューの基準に準拠して四半期レビューを行っ
 た。四半期レビューの基準における当監査法人の責任は、「四半期連結財務諸表の四半期レビューにおける監査人の責
 任」に記載されている。当監査法人は、我が国における職業倫理に関する規定に従って、会社及び連結子会社から独立
 しており、また、監査人としてのその他の倫理上の責任を果たしている。当監査法人は、結論の表明の基礎となる証拠
 を入手したと判断している。
 四半期連結財務諸表に対する経営者並びに監査役及び監査役会の責任

  経営者の責任は、我が国において一般に公正妥当と認められる四半期連結財務諸表の作成基準に準拠して四半期連結
 財務諸表を作成し適正に表示することにある。これには、不正又は誤謬による重要な虚偽表示のない四半期連結財務諸
 表を作成し適正に表示するために経営者が必要と判断した内部統制を整備及び運用することが含まれる。
  四半期連結財務諸表を作成するに当たり、経営者は、継続企業の前提に基づき四半期連結財務諸表を作成することが
 適切であるかどうかを評価し、我が国において一般に公正妥当と認められる四半期連結財務諸表の作成基準に基づいて
 継続企業に関する事項を開示する必要がある場合には当該事項を開示する責任がある。
  監査役及び監査役会の責任は、財務報告プロセスの整備及び運用における取締役の職務の執行を監視することにあ
 る。
 四半期連結財務諸表の四半期レビューにおける監査人の責任

  監査人の責任は、監査人が実施した四半期レビューに基づいて、四半期レビュー報告書において独立の立場から四半
 期連結財務諸表に対する結論を表明することにある。
  監査人は、我が国において一般に公正妥当と認められる四半期レビューの基準に従って、四半期レビューの過程を通
 じて、職業的専門家としての判断を行い、職業的懐疑心を保持して以下を実施する。
 ・ 主として経営者、財務及び会計に関する事項に責任を有する者等に対する質問、分析的手続その他の四半期レ
  ビュー手続を実施する。四半期レビュー手続は、我が国において一般に公正妥当と認められる監査の基準に準拠して
            20/21


                     EDINET提出書類
                    森永製菓株式会社(E00369)
                      四半期報告書
  実施される年度の財務諸表の監査に比べて限定された手続である。
 ・ 継続企業の前提に関する事項について、重要な疑義を生じさせるような事象又は状況に関して重要な不確実性が認
  められると判断した場合には、入手した証拠に基づき、四半期連結財務諸表において、我が国において一般に公正妥
  当と認められる四半期連結財務諸表の作成基準に準拠して、適正に表示されていないと信じさせる事項が認められな
  いかどうか結論付ける。また、継続企業の前提に関する重要な不確実性が認められる場合は、四半期レビュー報告書
  において四半期連結財務諸表の注記事項に注意を喚起すること、又は重要な不確実性に関する四半期連結財務諸表の
  注記事項が適切でない場合は、四半期連結財務諸表に対して限定付結論又は否定的結論を表明することが求められて
  いる。監査人の結論は、四半期レビュー報告書日までに入手した証拠に基づいているが、将来の事象や状況により、
  企業は継続企業として存続できなくなる可能性がある。
 ・ 四半期連結財務諸表の表示及び注記事項が、我が国において一般に公正妥当と認められる四半期連結財務諸表の作
  成基準に準拠していないと信じさせる事項が認められないかどうかとともに、関連する注記事項を含めた四半期連結
  財務諸表の表示、構成及び内容、並びに四半期連結財務諸表が基礎となる取引や会計事象を適正に表示していないと
  信じさせる事項が認められないかどうかを評価する。
 ・ 四半期連結財務諸表に対する結論を表明するために、会社及び連結子会社の財務情報に関する証拠を入手する。監
  査人は、四半期連結財務諸表の四半期レビューに関する指示、監督及び実施に関して責任がある。監査人は、単独で
  監査人の結論に対して責任を負う。
  監査人は、監査役及び監査役会に対して、計画した四半期レビューの範囲とその実施時期、四半期レビュー上の重要
 な発見事項について報告を行う。
  監査人は、監査役及び監査役会に対して、独立性についての我が国における職業倫理に関する規定を遵守したこと、
 並びに監査人の独立性に影響を与えると合理的に考えられる事項、及び阻害要因を除去又は軽減するためにセーフガー
 ドを講じている場合はその内容について報告を行う。
 利害関係

  会社及び連結子会社と当監査法人又は業務執行社員との間には、公認会計士法の規定により記載すべき利害関係はな
 い。
                    以  上

  (注) 1.上記は四半期レビュー報告書の原本に記載された事項を電子化したものであり、その原本は当社(四半期報

   告書提出会社)が別途保管しております。
   2.XBRLデータは四半期レビューの対象には含まれていません。
            21/21









PDFをダウンロード

関連コンテンツ

このエントリーをはてなブックマークに追加

書類提出日で検索

今日注目の企業・投資家

お知らせ

2024年4月16日

2024年4月よりデータの更新が停止しております。
他のより便利なサービスが多々出てきた現在、弊サイトは役割を終えたと考えております。改修はせずこのままサービス終了する予定です。2008年よりの長きにわたりご利用いただきましてありがとうございました。登録いただいたメールアドレスなどの情報はサービス終了時点で全て破棄させていただきます。

2023年2月15日

2023年1月より一部報告書の通知、表示が旧社名で通知、表示される現象が発生しておりました。対応を行い現在は解消しております。

2023年2月15日

メール通知設定可能件数を15件から25件に変更しました。

2023年1月7日

2023年分の情報が更新されない問題、解消しました。

2023年1月6日

2023年分より情報が更新されない状態となっております。原因調査中です。

2022年4月25日

社名の変更履歴が表示されるようになりました

2020年12月21日

新規上場の通知機能を追加しました。Myページにて通知の設定が行えます。

2020年9月22日

企業・投資家の個別ページに掲載情報を追加しました。また、併せて細かい改修を行いました。

2019年3月22日

2019年4月より、5年より前の報告書については登録会員さまのみへのご提供と変更させていただきます。

2017年10月31日

キーワードに関する報告書の検出処理を改善いたしました。これまで表示されていなかった一部の報告書にも「増加」「減少」が表示されるようになっりました。

2017年2月12日

キーワードに関する報告書のRSS配信を開始いたしました。

2017年1月23日

キーワードに関する報告書が一覧で閲覧できるようになりました。