株式会社サイバーエージェント 四半期報告書 第23期第3四半期(令和2年4月1日-令和2年6月30日)
提出書類 | 四半期報告書-第23期第3四半期(令和2年4月1日-令和2年6月30日) |
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提出日 | |
提出者 | 株式会社サイバーエージェント |
カテゴリ | 四半期報告書 |
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株式会社サイバーエージェント(E05072)
四半期報告書
【表紙】
【提出書類】 四半期報告書
【根拠条文】 金融商品取引法第24条の4の7第1項
【提出先】 関東財務局長
【提出日】 2020年7月27日
【四半期会計期間】 第23期第3四半期(自 2020年4月1日 至 2020年6月30日)
【会社名】 株式会社サイバーエージェント
【英訳名】 CyberAgent,Inc.
【代表者の役職氏名】 代表取締役社長 藤田 晋
【本店の所在の場所】 東京都渋谷区宇田川町40番1号
【電話番号】 (03)5459-0202(代表)
【事務連絡者氏名】 常務取締役 中山 豪
【最寄りの連絡場所】 東京都渋谷区宇田川町40番1号
【電話番号】 (03)5459-0202(代表)
【事務連絡者氏名】 常務取締役 中山 豪
【縦覧に供する場所】 株式会社東京証券取引所
(東京都中央区日本橋兜町2番1号)
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四半期報告書
第一部 【企業情報】
第1 【企業の概況】
1 【主要な経営指標等の推移】
第22期 第23期
回次 第3四半期 第3四半期 第22期
連結累計期間 連結累計期間
自 2018年10月1日 自 2019年10月1日 自 2018年10月1日
会計期間
至 2019年6月30日 至 2020年6月30日 至 2019年9月30日
売上高 (百万円) 341,852 357,708 453,611
経常利益 (百万円) 23,174 28,463 30,493
親会社株主に帰属する
(百万円) 1,776 5,879 1,694
四半期(当期)純利益
四半期包括利益又は包括利益 (百万円) 4,068 12,791 5,670
純資産額 (百万円) 108,780 120,362 110,352
総資産額 (百万円) 215,679 235,860 224,876
1株当たり
(円) 14.10 46.63 13.45
四半期(当期)純利益金額
潜在株式調整後1株当たり
(円) 12.97 43.79 12.21
四半期(当期)純利益金額
自己資本比率 (%) 36.4 35.7 35.2
第22期 第23期
回次 第3四半期 第3四半期
連結会計期間 連結会計期間
自 2019年4月1日 自 2020年4月1日
会計期間
至 2019年6月30日 至 2020年6月30日
1株当たり四半期純利益金額 (円) 5.47 8.87
(注) 1 当社は四半期連結財務諸表を作成しておりますので、提出会社の主要な経営指標等の推移については記載し
ておりません。
2 売上高には、消費税等は含まれておりません。
2 【事業の内容】
当第3四半期連結累計期間において、当社グループ(当社及び当社の関係会社)において営まれている事業の
内容について、重要な変更はありません。また、主要な関係会社についても異動はありません。
なお、第1四半期連結会計期間において、報告セグメントの区分を変更しております。詳細は、「第4 経理
の状況 1 四半期連結財務諸表 注記事項(セグメント情報等)」に記載のとおりであります。
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第2 【事業の状況】
1 【事業等のリスク】
当第3四半期連結累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のう
ち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項の発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事
業等のリスク」についての重要な変更はありません。
2 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものでありま
す。
(1) 経営成績の分析
2020年のスマートフォンを中心としたインターネット広告市場は、前年比11.0%増の18,459億円(注1)と順
調な成長が見込まれております。特に動画広告市場の順調な成長が予想され、2020年は前年比26.9%増の3,289億
円に拡大し、2023年には5,065億円に達すると予測されております(注2)。
このような環境のもと、当社グループは、スマートフォン市場の成長を取り込む一方で、中長期の柱に育てる
ため「ABEMA」への投資をしつつ、当第3四半期連結累計期間における売上高は 357,708百万円 ( 前年同期比4.6%
増 )、営業利益は 28,511百万円 ( 前年同期比21.9%増 )、 経常利益は28,463百万円 ( 前年同期比22.8%増 )、親
会社株主に帰属する四半期純利益は 5,879百万円 ( 前年同期比230.9%増 )となりました。
出所 (注1)電通/サイバー・コミュニケーションズ/ D2C/電通デジタル「2019年 日本の広告費 インター
ネット広告媒体費 詳細分析」
(注2)当社/デジタルインファクト「国内動画広告の市場動向調査」
セグメント別の経営成績は次のとおりであります。
なお、第1四半期連結会計期間より、報告セグメントの区分を変更しておりますので、以下の前年同期比較に
ついては、前年同期の数値を変更後のセグメント区分に組み替えた数値で比較しております。
①メディア事業
メディア事業には、「ABEMA」、「Ameba」、「タップル誕生」等が属しております。
「ABEMA」への投資をしつつ、売上を伸ばし、 売上高は39,437百万円 (前年同期比 15.0%増 )、営業損益は
13,288百万円の損失計上 ( 前年同期間13,234百万円の損失計上 )となりました。
②ゲーム事業
ゲーム事業には、㈱Cygames、㈱Craft Egg、㈱サムザップ等が属しております。
主力タイトルが堅調に推移し、 売上高は116,815百万円 ( 前年同期比2.0%増 )、営業損益は 23,142百万円の利
益計上 ( 前年同期比21.6%増 )となりました。
③インターネット広告事業
インターネット広告事業には、インターネット広告事業本部、㈱CyberZ等が属しております。
巣ごもり需要が見込める広告主へ営業強化を行い、 売上高は204,419百万円 ( 前年同期比5.8%増 )、営業損益
は 17,130百万円の利益計上 ( 前年同期比16.4%増 )となりました。
④投資育成事業
投資育成事業にはコーポレートベンチャーキャピタル、㈱サイバーエージェント・キャピタルにおけるファン
ド運営等が属しており、 売上高は3,675百万円 ( 前年同期比41.8%減 )、営業損益は 2,931百万円の利益計上 ( 前
年同期比39.6%減 )となりました。
⑤その他事業
その他事業には、㈱CAM、㈱マクアケ、㈱ゼルビア等が属しており、 売上高は14,367百万円 ( 前年同期比2.3%
増 )、営業損益は 1,264百万円の利益計上 ( 前年同期比132.3%増 )となりました。
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(2) 財政状態の分析
(総資産)
当第3四半期連結会計期間末における 総資産は235,860百万円 ( 前連結会計年度比10,983百万円の増加 )となりま
した。これは、主に利益の拡大に伴う現金及び預金の増加によるものであります。
(負債)
当第3四半期連結会計期間末における 負債は115,497百万円 ( 前連結会計年度比974百万円の増加 )となりまし
た。これは、主に前受金及び預り金の増加によるものであります。
(純資産)
当第3四半期連結会計期間末における 純資産は120,362百万円 ( 前連結会計年度比10,009百万円の増加 )となりま
した。これは、主に非支配株主持分の増加によるものであります。
(自己資本比率)
当第3四半期連結会計期間末における 自己資本比率は35.7% (前連結会計年度比0.5ポイント増)となりました。
(3) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(4) 研究開発活動
当第3四半期連結累計期間の研究開発費の総額は、3,388百万円であります。
なお、当第3四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
3 【経営上の重要な契約等】
当第3四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。
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第3 【提出会社の状況】
1 【株式等の状況】
(1) 【株式の総数等】
① 【株式の総数】
種類 発行可能株式総数(株)
普通株式 379,279,800
計 379,279,800
② 【発行済株式】
第3四半期会計期間末 提出日現在 上場金融商品取引所
種類 現在発行数(株) 発行数(株) 名又は登録認可金融 内容
( 2020年6月30日 ) (2020年7月27日) 商品取引業協会名
東京証券取引所
単元株式数は100株
普通株式 126,426,600 126,426,600
であります。
(市場第一部)
計 126,426,600 126,426,600 - -
(2) 【新株予約権等の状況】
① 【ストックオプション制度の内容】
該当事項はありません。
② 【その他の新株予約権等の状況】
該当事項はありません。
(3) 【行使価額修正条項付新株予約権付社債券等の行使状況等】
該当事項はありません。
(4) 【発行済株式総数、資本金等の推移】
発行済株式 発行済株式 資本準備金 資本準備金
資本金増減額 資本金残高
年月日 総数増減数 総数残高 増減額 残高
(百万円) (百万円)
(株) (株) (百万円) (百万円)
2020年6月30日 - 126,426,600 - 7,203 - 2,289
(5) 【大株主の状況】
当四半期会計期間は第3四半期会計期間であるため、記載事項はありません。
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(6) 【議決権の状況】
① 【発行済株式】
2020年6月30日 現在
区分 株式数(株) 議決権の数(個) 内容
無議決権株式 - - -
議決権制限株式(自己株式等) - - -
議決権制限株式(その他) - - -
(自己保有株式)
完全議決権株式(自己株式等) - -
普通株式 333,900
権利内容に何らの限定
完全議決権株式(その他) 普通株式 126,074,200 1,260,742 のない当社における標
準となる株式
単元未満株式 普通株式 18,500 - -
発行済株式総数 126,426,600 - -
総株主の議決権 - 1,260,742 -
(注)「完全議決権株式(その他)」欄の普通株式には、証券保管振替機構名義の失念株式が 27,800株含まれており
ます。また「議決権の数」欄には、同機構名義の完全議決権株式に係る議決権の数278個が含まれております。
② 【自己株式等】
2020年6月30日 現在
自己名義 他人名義 所有株式数
発行済株式総数に
所有者の氏名
所有者の住所 所有株式数 所有株式数 の合計 対する所有株式数
又は名称
の割合(%)
(株) (株) (株)
(自己保有株式)
東京都渋谷区宇田川
㈱サイバーエージェント 333,900 - 333,900 0.26
町40番1号
計 - 333,900 - 333,900 0.26
2 【役員の状況】
該当事項はありません。
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第4 【経理の状況】
1.四半期連結財務諸表の作成方法について
当社の四半期連結財務諸表は、「四半期連結財務諸表の用語、様式及び作成方法に関する規則」(2007年内閣府令
第64号)に基づいて作成しております。
2 監査証明について
当社は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づき、第3四半期連結会計期間(2020年4月1日から2020年
6月30日まで)及び第3四半期連結累計期間(2019年10月1日から2020年6月30日まで)に係る四半期連結財務諸表
について、有限責任監査法人トーマツによる四半期レビューを受けております。
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1 【四半期連結財務諸表】
(1) 【四半期連結貸借対照表】
(単位:百万円)
前連結会計年度 当第3四半期連結会計期間
(2019年9月30日) (2020年6月30日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 84,565 90,425
受取手形及び売掛金 54,917 56,282
たな卸資産 924 1,694
営業投資有価証券 14,239 17,779
その他 14,093 15,089
△ 77 △ 88
貸倒引当金
流動資産合計 168,662 181,182
固定資産
有形固定資産 12,998 13,300
無形固定資産
のれん 1,196 1,060
23,192 22,023
その他
無形固定資産合計 24,388 23,084
投資その他の資産
その他 18,806 18,263
△ 20 △ 19
貸倒引当金
投資その他の資産合計 18,785 18,243
固定資産合計 56,172 54,629
繰延資産 41 48
資産合計 224,876 235,860
負債の部
流動負債
買掛金 38,151 37,818
短期借入金 940 880
未払法人税等 7,014 5,946
24,643 27,016
その他
流動負債合計 70,749 71,661
固定負債
転換社債型新株予約権付社債 40,434 40,357
長期借入金 83 25
勤続慰労引当金 1,409 1,543
資産除去債務 1,795 1,872
その他 50 38
固定負債合計 43,774 43,836
負債合計 114,523 115,497
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(単位:百万円)
前連結会計年度 当第3四半期連結会計期間
(2019年9月30日) (2020年6月30日)
純資産の部
株主資本
資本金 7,203 7,203
資本剰余金 6,181 8,136
利益剰余金 61,090 62,800
△ 459 △ 353
自己株式
株主資本合計 74,015 77,786
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 5,000 6,202
152 140
為替換算調整勘定
その他の包括利益累計額合計 5,153 6,342
新株予約権
925 944
30,258 35,289
非支配株主持分
純資産合計 110,352 120,362
負債純資産合計 224,876 235,860
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(2) 【四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書】
【四半期連結損益計算書】
【第3四半期連結累計期間】
(単位:百万円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2018年10月1日 (自 2019年10月1日
至 2019年6月30日) 至 2020年6月30日)
売上高 341,852 357,708
241,047 252,217
売上原価
売上総利益 100,805 105,490
販売費及び一般管理費 77,411 76,979
営業利益 23,393 28,511
営業外収益
受取利息 104 101
受取配当金 110 116
241 140
その他
営業外収益合計 456 358
営業外費用
支払利息 8 11
持分法による投資損失 507 311
160 82
その他
営業外費用合計 675 406
経常利益 23,174 28,463
特別利益
関係会社株式売却益 749 79
280 8
その他
特別利益合計 1,030 88
特別損失
減損損失 5,744 4,508
2,057 984
その他
特別損失合計 7,801 5,493
税金等調整前四半期純利益 16,402 23,058
法人税、住民税及び事業税
10,919 11,726
298 △ 283
法人税等調整額
法人税等合計 11,217 11,442
四半期純利益 5,184 11,615
非支配株主に帰属する四半期純利益 3,407 5,736
親会社株主に帰属する四半期純利益 1,776 5,879
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【四半期連結包括利益計算書】
【第3四半期連結累計期間】
(単位:百万円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2018年10月1日 (自 2019年10月1日
至 2019年6月30日) 至 2020年6月30日)
四半期純利益 5,184 11,615
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 △ 947 982
為替換算調整勘定 △ 160 △ 14
△ 8 208
持分法適用会社に対する持分相当額
その他の包括利益合計 △ 1,116 1,175
四半期包括利益 4,068 12,791
(内訳)
親会社株主に係る四半期包括利益 848 7,068
非支配株主に係る四半期包括利益 3,219 5,722
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【注記事項】
(四半期連結キャッシュ・フロー計算書関係)
当第3四半期連結累計期間に係る四半期連結キャッシュ・フロー計算書は作成しておりません。なお、第3四半期連
結累計期間に係る減価償却費(のれんを除く無形固定資産に係る償却費を含む。)及びのれんの償却額は、次のとおり
であります。
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2018年10月1日 (自 2019年10月1日
至 2019年6月30日 ) 至 2020年6月30日 )
減価償却額 7,207 百万円 6,540 百万円
のれんの償却額 160 百万円 135 百万円
(株主資本等関係)
前第3四半期連結累計期間(自 2018年10月1日 至 2019年6月30日 )
配当金支払額
配当金の総額 1株当たり
決議 株式の種類 基準日 効力発生日 配当の原資
(百万円) 配当額(円)
2018年12月14日
普通株式 4,026 32 2018年9月30日 2018年12月17日 利益剰余金
定時株主総会
当第3四半期連結累計期間(自 2019年10月1日 至 2020年6月30日 )
配当金支払額
配当金の総額 1株当たり
決議 株式の種類 基準日 効力発生日 配当の原資
(百万円) 配当額(円)
2019年12月13日
普通株式 4,157 33 2019年9月30日 2019年12月16日 利益剰余金
定時株主総会
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(セグメント情報等)
【セグメント情報】
Ⅰ 前第3四半期連結累計期間(自 2018年10月1日 至 2019年6月30日 )
1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:百万円)
報告セグメント
調整額
四半期連結損益
計算書計上額
(注)
インター
メディア ゲーム 投資育成 その他 計
ネット広告
売上高
(1) 外部顧客への売上高 26,751 114,181 181,711 6,318 12,889 341,852 - 341,852
(2) セグメント間の内部売上
7,556 318 11,537 - 1,150 20,562 △ 20,562 -
高又は振替高
計 34,307 114,499 193,249 6,318 14,040 362,415 △ 20,562 341,852
セグメント利益又は損失
△ 13,234 19,037 14,717 4,849 544 25,914 △ 2,520 23,393
(△)
(注)セグメント利益の調整額 △2,520百万円 は全社費用等であり、主に報告セグメントに帰属しない一般管理費であ
ります。
2.報告セグメントごとの固定資産の減損損失又はのれん等に関する情報
(固定資産に係る重要な減損損失)
「メディア」、「ゲーム」、「インターネット広告」、「その他」、「全社」セグメントにおいて、一部サービ
スの収益性低下及びサービスの廃止等により当初想定していた収益及び費用削減が見込めなくなったため、減損損
失として特別損失に計上しました。なお、当第3四半期連結累計期間における当該減損損失の計上額は下表のとお
りであります。
メディア 1,270百万円
ゲーム 1,589百万円
インターネット広告 2,524百万円
その他 347百万円
全社 12百万円
合計 5,744百万円
(のれんの金額の重要な変動)
該当事項はありません。
(重要な負ののれん発生益)
該当事項はありません。
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Ⅱ 当第3四半期連結累計期間(自 2019年10月1日 至 2020年6月30日 )
1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:百万円)
報告セグメント
調整額
四半期連結損益
計算書計上額
(注)
インター
メディア ゲーム 投資育成 その他 計
ネット広告
売上高
(1) 外部顧客への売上高 33,602 116,615 190,748 3,675 13,066 357,708 - 357,708
(2) セグメント間の内部売上
5,835 200 13,670 - 1,300 21,006 △ 21,006 -
高又は振替高
計 39,437 116,815 204,419 3,675 14,367 378,714 △ 21,006 357,708
セグメント利益又は損失
△ 13,288 23,142 17,130 2,931 1,264 31,180 △ 2,669 28,511
(△)
(注)セグメント利益の調整額 △2,669百万円 は全社費用等であり、主に報告セグメントに帰属しない一般管理費であ
ります。
2.報告セグメントの変更等に関する事項
(セグメント区分の変更)
第1四半期連結会計期間より、当社グループのマネージメント・アプローチ及び事業の実態に合わせ、従来「イ
ンターネット広告事業」に属していた事業の一部を「メディア事業」に移管しております。
なお、前第3四半期連結累計期間のセグメント情報については、変更後の区分方法により作成しております。
3.報告セグメントごとの固定資産の減損損失又はのれん等に関する情報
(固定資産に係る重要な減損損失)
「メディア」、「ゲーム」、「インターネット広告」、「その他」、「全社」セグメントにおいて、一部サービ
スの収益性低下及びサービスの廃止等により当初想定していた収益及び費用削減が見込めなくなったため、減損損
失として特別損失に計上しました。なお、当第3四半期連結累計期間における当該減損損失の計上額は下表のとお
りであります。
メディア 60百万円
ゲーム 3,940百万円
インターネット広告 280百万円
その他 171百万円
全社 55百万円
合計 4,508百万円
(のれんの金額の重要な変動)
該当事項はありません。
(重要な負ののれん発生益)
該当事項はありません。
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株式会社サイバーエージェント(E05072)
四半期報告書
(1株当たり情報)
1株当たり四半期純利益金額及び算定上の基礎並びに潜在株式調整後1株当たり四半期純利益金額及び算定上の基
礎は、以下のとおりであります。
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2018年10月1日 (自 2019年10月1日
項目
至 2019年6月30日 ) 至 2020年6月30日 )
(1) 1株当たり四半期純利益金額 14円10銭 46円63銭
(算定上の基礎)
親会社株主に帰属する
1,776 5,879
四半期純利益金額(百万円)
普通株主に帰属しない金額(百万円) - -
普通株式に係る親会社株主に帰属する
1,776 5,879
四半期純利益金額(百万円)
普通株式の期中平均株式数(株) 125,932,147 126,055,708
(2) 潜在株式調整後1株当たり四半期純利益金額 12円97銭 43円79銭
(算定上の基礎)
親会社株主に帰属する
△53 △59
四半期純利益調整額(百万円)
(うち受取利息(税額相当額控除後)(百万円)) (△53) (△53)
(うち子会社の発行する潜在株式による調整額
(-) (△5)
(百万円))
普通株式増加数(株) 6,905,158 6,843,598
(うち転換社債型新株予約権付社債(株)) (6,285,767) (6,285,767)
(うち新株予約権(株)) (619,391) (557,831)
希薄化効果を有しないため、潜在株式調整後1株
当たり四半期純利益金額の算定に含めなかった潜
- -
在株式で、前連結会計年度末から重要な変動が
あったものの概要
(重要な後発事象)
該当事項はありません。
2 【その他】
該当事項はありません。
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四半期報告書
第二部 【提出会社の保証会社等の情報】
該当事項はありません。
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四半期報告書
独立監査人の四半期レビュー報告書
2020年7月22日
株式会社 サイバーエージェント
取締役会 御中
有限責任監査法人 ト ー マ ツ
指定有限責任社員
公認会計士 小 堀 一 英 印
業務執行社員
指定有限責任社員
公認会計士 瀧 野 恭 司 印
業務執行社員
当監査法人は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づき、「経理の状況」に掲げられている株式会社サイ
バーエージェントの2019年10月1日から2020年9月30日までの連結会計年度の第3四半期連結会計期間(2020年4月1
日から2020年6月30日まで)及び第3四半期連結累計期間(2019年10月1日から2020年6月30日まで)に係る四半期連
結財務諸表、すなわち、四半期連結貸借対照表、四半期連結損益計算書、四半期連結包括利益計算書及び注記について
四半期レビューを行った。
四半期連結財務諸表に対する経営者の責任
経営者の責任は、我が国において一般に公正妥当と認められる四半期連結財務諸表の作成基準に準拠して四半期連結
財務諸表を作成し適正に表示することにある。これには、不正又は誤謬による重要な虚偽表示のない四半期連結財務諸
表を作成し適正に表示するために経営者が必要と判断した内部統制を整備及び運用することが含まれる。
監査人の責任
当監査法人の責任は、当監査法人が実施した四半期レビューに基づいて、独立の立場から四半期連結財務諸表に対す
る結論を表明することにある。当監査法人は、我が国において一般に公正妥当と認められる四半期レビューの基準に準
拠して四半期レビューを行った。
四半期レビューにおいては、主として経営者、財務及び会計に関する事項に責任を有する者等に対して実施される質
問、分析的手続その他の四半期レビュー手続が実施される。四半期レビュー手続は、我が国において一般に公正妥当と
認められる監査の基準に準拠して実施される年度の財務諸表の監査に比べて限定された手続である。
当監査法人は、結論の表明の基礎となる証拠を入手したと判断している。
監査人の結論
当監査法人が実施した四半期レビューにおいて、上記の四半期連結財務諸表が、我が国において一般に公正妥当と認
められる四半期連結財務諸表の作成基準に準拠して、株式会社サイバーエージェント及び連結子会社の2020年6月30日
現在の財政状態及び同日をもって終了する第3四半期連結累計期間の経営成績を適正に表示していないと信じさせる事
項がすべての重要な点において認められなかった。
利害関係
会社と当監査法人又は業務執行社員との間には、公認会計士法の規定により記載すべき利害関係はない。
以 上
(注) 1.上記は四半期レビュー報告書の原本に記載された事項を電子化したものであり、その原本は当社(四半期報
告書提出会社)が別途保管しております。
2.XBRLデータは四半期レビューの対象には含まれていません。
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