株式会社ヴィッツ 四半期報告書 第24期第3四半期(令和2年3月1日-令和2年5月31日)
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株式会社ヴィッツ(E34739)
四半期報告書
【表紙】
【提出書類】 四半期報告書
【根拠条文】 金融商品取引法第24条の4の7第1項
【提出先】 東海財務局長
【提出日】 2020年7月13日
【四半期会計期間】 第24期第3四半期(自 2020年3月1日 至 2020年5月31日)
【会社名】 株式会社ヴィッツ
【英訳名】 WITZ Corporation
【代表者の役職氏名】 代表取締役社長 服部 博行
【本店の所在の場所】 名古屋市中区栄二丁目13番1号
【電話番号】 052-220-1218
【事務連絡者氏名】 専務取締役 脇田 周爾
【最寄りの連絡場所】 名古屋市中区栄二丁目13番1号
【電話番号】 052-220-1218
【事務連絡者氏名】 専務取締役 脇田 周爾
【縦覧に供する場所】 株式会社東京証券取引所
(東京都中央区日本橋兜町2番1号)
(注)第24期第1四半期連結会計期間より、日付の表示を和暦から西暦に変更しております。
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第一部【企業情報】
第1【企業の概況】
1【主要な経営指標等の推移】
第23期 第24期
回次 第3四半期 第3四半期 第23期
連結累計期間 連結累計期間
自2018年9月1日 自2019年9月1日 自2018年9月1日
会計期間
至2019年5月31日 至2020年5月31日 至2019年8月31日
(千円) 1,763,375 1,647,362 2,300,593
売上高
(千円) 203,448 245,105 304,449
経常利益
親会社株主に帰属する
(千円) 130,943 159,278 230,659
四半期(当期)純利益
(千円) 134,359 161,369 235,546
四半期包括利益又は包括利益
(千円) 1,566,997 1,827,974 1,683,384
純資産額
(千円) 2,111,379 2,369,535 2,233,018
総資産額
1株当たり四半期(当期)純利益
(円) 42.43 39.29 69.76
金額
潜在株式調整後1株当たり四半期
(円) 41.34 38.39 67.50
(当期)純利益金額
(%) 73.47 76.35 74.62
自己資本比率
第23期 第24期
回次 第3四半期 第3四半期
連結会計期間 連結会計期間
自2019年3月1日 自2020年3月1日
会計期間
至2019年5月31日 至2020年5月31日
(円) 17.81 16.95
1株当たり四半期純利益金額
(注)1.当社は四半期連結財務諸表を作成しておりますので、提出会社の主要な経営指標等の推移については記載し
ておりません。
2.売上高には、消費税等は含まれておりません。
3.当社株式は2019年4月8日に東京証券取引所マザーズ市場に上場したため、第23期第3四半期連結累計期間
の潜在株式調整後1株当たり四半期純利益金額については、新規上場日から第23期第3四半期連結会計期間
末日までの平均株価を期中平均株価とみなして算定しており、第23期の潜在株式調整後1株当たり当期純利
益金額については、新規上場日から第23期末日までの平均株価を期中平均株価とみなして算定しておりま
す。
4. 2018年11月1日付で普通株式1株につき1,000株の割合で株式分割を、2019年9月1日付で普通株式1株に
つき2株の割合で株式分割を行っております。第23期の期首に当該株式分割が行われたと仮定し、1株当た
り四半期(当期)純利益金額及び潜在株式調整後1株当たり四半期(当期)純利益金額を算定しておりま
す。
2【事業の内容】
当第3四半期連結累計期間において、当社グループ(当社及び当社の関係会社)が営む事業の内容について、重要
な変更はありません。また、主要な関係会社における異動もありません。
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第2【事業の状況】
1【事業等のリスク】
当第3四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、または、前事業年度の有価証券報告書に記載
した事業等のリスクについての重要な変更はありません。
なお、当第3四半期連結会計期間以降、新型コロナウイルス感染症の影響により、新たな開発案件において計画縮
小や中止、開始時期の延期などが発生しており、今後の経過次第では、当社グループの業績への影響が拡大するリス
クがあります。また、当社グループ企業内で感染者が確認された場合には開発リソースが不足するリスクなどがあり
ます。
2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
文中の将来に関する事項は、当第3四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)経営成績の状況
当第3四半期連結累計期間における経済環境は、米中貿易摩擦や英国のEU離脱問題等を巡る世界経済の先行き不透
明感に加え、新型コロナウイルス感染症の世界的な拡大に伴う生産活動の停滞や個人消費の失速など経済活動の大幅
な落ち込みにより、厳しい状況が続きました。
このような経済環境の悪化を受け、主たる事業分野である自動車関連の組込ソフトウェアの業績に影響が出ている
他、新型コロナウイルス感染症の影響により海外向けの開発の一部において、縮小、中止、延期等が発生しておりま
す。しかし、昨今の自動車技術の変革期においてCASE(Connected, Autonomous, Shared & Services, Electric)対
応に伴う自動運転を中心とした各種開発への需要は高止まりの状況にあり、CASE対応の自動運転/先進安全シミュ
レータ開発や組込セキュリティサービス等の先進・高付加価値事業へ集中して提案を進めてまいりました。
また、外注施策の厳格化、受注審議会による受注案件の精査などにより不採算案件の発生を防止する体制を強化す
ること等によって利益率の向上を図ってまいりました。
さらに今後の成長に向け、地方自治体と連携して、CASE対応の Services に関連した移動弱者を支援する地域密着
型 Town MaaS(Mobility as ▶ Service)への積極的な研究を推進し、新事業の創成に向けた取組を行っております。
この結果、当第3四半期連結累計期間の経営成績は、売上高 1,647,362千円 (前年同期比 6.6%減 )、 営業利益
246,009千円 (前年同期比 11.5%増 )、 経常利益 245,105千円 (前年同期比 20.5%増 )、親会社株主に帰属する四半
期純利益 159,278千円(前年同期比 21.6%増 )となりました。
セグメント別の経営成績は、次のとおりであります。
1. 組込システム事業
当セグメントにおいては、自動車・産業製品向けの制御ソフトウェア、リアルタイムオペレーティングシステム
などのソフトウェアプラットフォーム提供、組込セキュリティなどの受託案件を行っております。経営成績の状況
としましては 、一部の主要顧客における開発縮小などの影響を受け売上高は前年同期比減となりましたが、前期上
期において抱えていた不採算案件が解消されたことなどによりセグメント利益は改善されました。
この結果、当第3四半期連結累計期間においては、 売上高は 903,253千円(前年同期比4.4%減)、セグメント利
益は 240,364千円(前年同期比36.4%増)となりました。
2. システムズエンジニアリング事業
当セグメントにおいては、自動車関連のシミュレーション及びモデルベース開発技術の提案・開発・提供とデジ
タルコ ンシューマ機器向けの基盤技術提供を行っております。経営成績の状況としましては、 期初における人事異
動等により当セグメント内の一部のプロジェクトが組込システム事業に移管したため前年同期比で減収となったも
のの、利益率の改善施策などにより増益となりました。
この結果、当第3四半期連結累計期間においては、売上高は557,350千円(前年同期比4.0%減)、セグメント利
益は 203,019千円(前年同期比5.6%増)となりました。
3. 機能安全開発事業
当セグメントにおいては、近年の電子機器装置の安全性を担保するために必要なコンサルティング・安全性分析
支援と安全性の高いソフトウェア開発を行うためのソフトウェア開発プロセス作成の支援を行っております。経営
成績の状況としましては、当セグメントの事業が市場経済の縮退の影響を先行的に受けやすいことに伴い、受注に
至るまでの期間の長期化や受注規模の縮小などの影響を受けたため、前年同期比で減収減益となりました。
この結果、当第3四半期連結累計期間においては、 売上高は127,215千円(前年同期比38.1%減)、セグメント
利益は 39,202千円(前年同期比60.4%減)となりました。
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4. その他
当セグメントにおいては、株式会社アトリエ、株式会社ヴィッツ沖縄が含まれております。主に株式会社ヴィッ
ツ沖縄における工作機械向け案件の受注増のため前年同期比で増収となりましたが、一方で、両子会社において、
将来のグループ全体の収益性向上に向けて人材の育成・増強や業務体制の改善コストを増加させており減益となり
ました。
この結果、当第3四半期連結累計期間においては 、 売上高は 116,314千円 (前年同期比15.1%増) 、 セグメント
利益は 13,055千円 (前年同期比53.3%減) となりました。
(2)財政状態の分析
(資産)
流動資産は、 2,099,017千円 (前連結会計年度末比 6.5%増 )となりました。主な内訳は、現金及び預金
1,724,145千円 (前連結会計年度末比 5.8%増 )、受取手形及び売掛金 184,057千円 (前連結会計年度末比 23.9%
増 )、仕掛品 155,693千円 (前連結会計年度末比 6.1%増 ) であります。
固定資産は、 270,517千円 (前連結会計年度末比 3.2%増 )となりました。主な内訳は、有形固定資産 31,749千円
(前連結会計年度末比 34.9%増 )、無形固定資産 11,678千円 (前連結会計年度末比 16.4%減 )、保険積立金
116,689千円 (前連結会計年度末比 11.4%増 )であります。
この結果、当第3四半期連結会計期間末における総資産は、 2,369,535千円 (前連結会計年度末比 6.1%増 )とな
りました。
(負債)
流動負債は、324,569千円(前連結会計年度末比5.4%減)となりました。主な内訳は、買掛金52,868千円(前連
結会計年度末比15.3%減)、未払法人税等37,646千円(前連結会計年度末比39.4%減)、賞与引当金50,313千円
(前連結会計年度末比44.2%減)であります。
固定負債は、216,990千円(前連結会計年度末比5.0%増)となりました。主な内訳は、長期未払金84,767千円
(前連結会計年度末同額) 、退職給付に係る負債122,994千円(前連結会計年度末比8.7%増)であります。
この結果、当第3四半期連結会計期間末における負債合計は、541,560千円(前連結会計年度末比1.5%減)とな
りました。
(純資産)
当第3四半期連結会計期間末における純資産は、 1,827,974千円 (前連結会計年度末比 8.6%増 )となりました。
主な内訳は、資本金 583,789千円 (前連結会計年度末同額)、資本剰余金 518,278千円 (前連結会計年度末同額)、
利益剰余金 707,215千円 (前連結会計年度末比 25.4%増 )であります。
(3)経営方針・経営戦略等
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はあ
りません。
(4)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(5)研究開発活動
当第3四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、7,553千円であります。
なお、当第3四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
(6)経営成績に重要な影響を与える要因について
経営成績に重要な影響を与える要因については、前事業年度の有価証券報告書「第2 事業の状況 2 事業等の
リスク」に記載のとおりであります。
(7)資本の財源及び資金の流動性についての分析
当社グループは、事業上必要な流動性と資金の源泉を安定的に確保することを基本方針としており、営業活動に
よるキャッシュ・フローのほか、一部資金を銀行借入等により調達しております。なお、 当第3四半期連結会計期
間末日 における現金及び現金同等物の残高は、1,524,145千円となっており、当面事業を継続していくうえで十分
な流動性を確保しております。
3【経営上の重要な契約等】
当第3四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。
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第3【提出会社の状況】
1【株式等の状況】
(1)【株式の総数等】
①【株式の総数】
発行可能株式総数(株)
種類
11,680,000
普通株式
11,680,000
計
②【発行済株式】
第3四半期会計期間末現
上場金融商品取引所名
提出日現在発行数(株)
在発行数(株)
種類 又は登録認可金融商品 内容
(2020年7月13日)
(2020年5月31日) 取引業協会名
完全議決権株式であ
り、権利内容に何ら
限定のない当社にお
東京証券取引所
4,054,000 4,054,000
普通株式 ける標準となる株式
(マザーズ)
であります。なお単
元株式数は100株で
あります。
4,054,000 4,054,000 - -
計
(2)【新株予約権等の状況】
①【ストックオプション制度の内容】
該当事項はありません。
②【その他の新株予約権等の状況】
該当事項はありません。
(3)【行使価額修正条項付新株予約権付社債券等の行使状況等】
該当事項はありません。
(4)【発行済株式総数、資本金等の推移】
発行済株式総 資本準備金増
発行済株式総 資本金増減額 資本金残高 資本準備金残
数増減数 減額
年月日
数残高(株) (千円) (千円) 高(千円)
(株) (千円)
2020年3月1日~
- 4,054,000 - 583,789 - 514,289
2020年5月31日
(5)【大株主の状況】
当四半期会計期間は第3四半期会計期間であるため、記載事項はありません。
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(6)【議決権の状況】
当第3四半期会計期間末日現在の「議決権の状況」については、株主名簿の記載内容が確認できないため、記載
することができないことから、直前の基準日(2020年2月29日)に基づく株主名簿による記載をしております。
①【発行済株式】
2020年5月31日現在
株式数(株) 議決権の数(個)
区分 内容
- - -
無議決権株式
議決権制限株式(自己株式等) - - -
議決権制限株式(その他) - - -
完全議決権株式(自己株式等) - - -
権利内容に何ら限定のない
当社における標準となる株
完全議決権株式(その他) 4,053,000 40,530
普通株式 式であります。なお、単元
株式数は100株でありま
す。
1,000 - -
単元未満株式 普通株式
4,054,000 - -
発行済株式総数
- 40,530 -
総株主の議決権
(注)「単元未満株式」欄の普通株式には、当社所有の自己株式30株が含まれております。
②【自己株式等】
該当事項はありません。
2【役員の状況】
該当事項はありません。
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第4【経理の状況】
1.四半期連結財務諸表の作成方法について
当社の四半期連結財務諸表は、「四半期連結財務諸表の用語、様式及び作成方法に関する規則」(平成19年内閣府
令第64号)に基づいて作成しております。
2.監査証明について
当社は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づき、第3四半期連結会計期間(2020年3月1日から2020
年5月31日まで)及び第3四半期連結累計期間(2019年9月1日から2020年5月31日まで)に係る四半期連結財務諸
表について、 仰星監査法人 による四半期レビューを受けております。
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1【四半期連結財務諸表】
(1)【四半期連結貸借対照表】
(単位:千円)
前連結会計年度 当第3四半期連結会計期間
(2019年8月31日) (2020年5月31日)
資産の部
流動資産
1,628,916 1,724,145
現金及び預金
148,574 184,057
受取手形及び売掛金
146,747 155,693
仕掛品
47,215 35,870
その他
△ 690 △ 750
貸倒引当金
1,970,764 2,099,017
流動資産合計
固定資産
23,543 31,749
有形固定資産
13,966 11,678
無形固定資産
投資その他の資産
104,780 116,689
保険積立金
119,963 110,398
その他
投資その他の資産合計 224,744 227,088
262,254 270,517
固定資産合計
2,233,018 2,369,535
資産合計
負債の部
流動負債
62,414 52,868
買掛金
1,008 1,008
1年内返済予定の長期借入金
62,169 37,646
未払法人税等
90,219 50,313
賞与引当金
10,475 4,400
製品保証引当金
116,732 178,332
その他
343,018 324,569
流動負債合計
固定負債
1,640 884
長期借入金
5,287 6,467
役員退職慰労引当金
113,098 122,994
退職給付に係る負債
84,767 84,767
長期未払金
1,820 1,878
その他
206,614 216,990
固定負債合計
549,633 541,560
負債合計
純資産の部
株主資本
583,789 583,789
資本金
518,278 518,278
資本剰余金
564,153 707,215
利益剰余金
- △ 71
自己株式
1,666,220 1,809,211
株主資本合計
17,163 18,763
非支配株主持分
1,683,384 1,827,974
純資産合計
負債純資産合計 2,233,018 2,369,535
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(2)【四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書】
【四半期連結損益計算書】
【第3四半期連結累計期間】
(単位:千円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2018年9月1日 (自 2019年9月1日
至 2019年5月31日) 至 2020年5月31日)
1,763,375 1,647,362
売上高
1,173,968 1,081,392
売上原価
589,407 565,970
売上総利益
368,682 319,960
販売費及び一般管理費
220,724 246,009
営業利益
営業外収益
881 1,648
保険解約返戻金
654 684
保険事務手数料
748 674
受取手数料
66 155
その他
2,351 3,163
営業外収益合計
営業外費用
8,882 -
株式交付費
10,423 -
上場関連費用
- 4,000
支払手数料
321 67
その他
19,626 4,067
営業外費用合計
203,448 245,105
経常利益
特別損失
- 6,530
投資有価証券評価損
- 6,530
特別損失合計
203,448 238,574
税金等調整前四半期純利益
69,089 77,204
法人税等
134,359 161,369
四半期純利益
3,415 2,091
非支配株主に帰属する四半期純利益
130,943 159,278
親会社株主に帰属する四半期純利益
【四半期連結包括利益計算書】
【第3四半期連結累計期間】
(単位:千円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2018年9月1日 (自 2019年9月1日
至 2019年5月31日) 至 2020年5月31日)
134,359 161,369
四半期純利益
134,359 161,369
四半期包括利益
(内訳)
130,943 159,278
親会社株主に係る四半期包括利益
3,415 2,091
非支配株主に係る四半期包括利益
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【注記事項】
(四半期連結財務諸表の作成にあたり適用した特有の会計処理)
(税金費用の計算)
税金費用については、当第3四半期連結会計期間を含む連結会計年度の税引前当期純利益に対する税効果会
計適用後の実効税率を合理的に見積り、税引前四半期純利益に当該見積実効税率を乗じて計算しております。
(四半期連結キャッシュ・フロー計算書関係)
当第3四半期連結累計期間に係る四半期連結キャッシュ・フロー計算書は作成しておりません。なお、第3四半
期連結累計期間に係る減価償却費(無形固定資産に係る償却費を含む。)は、次のとおりであります。
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2018年9月1日 (自 2019年9月1日
至 2019年5月31日) 至 2020年5月31日)
減価償却費 13,181千円 10,105千円
(株主資本等関係)
Ⅰ 前第3四半期連結累計期間(自 2018年9月1日 至 2019年5月31日)
配当金支払額
配当金の総額 1株当たり配
決議 株式の種類 基準日 効力発生日 配当の原資
(千円) 当額(円)
2018年11月29日
8,802 6,000
普通株式 2018年8月31日 2018年11月30日 利益剰余金
定時株主総会
(注)2018年11月1日付で普通株式1株につき1,000株の割合で株式分割を、2019年9月1日付で普通株式1株につき2
株の割合で株式分割を行っておりますが、1株当たり配当額は株式分割前の内容を記載しております。
Ⅱ 当第3四半期連結累計期間(自 2019年9月1日 至 2020年5月31日)
配当金支払額
配当金の総額 1株当たり配
決議 株式の種類 基準日 効力発生日 配当の原資
(千円) 当額(円)
2019年11月28日
16,216 8
普通株式 2019年8月31日 2019年11月29日 利益剰余金
定時株主総会
(注)2019年9月1日付で普通株式1株につき2株の割合で株式分割を行っておりますが、1株当たり配当額は当該株式
分割前の内容を記載しております。
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(セグメント情報)
【セグメント情報】
Ⅰ 前第3四半期連結累計期間(自 2018年9月1日 至 2019年5月31日)
1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:千円)
報告セグメント
その他(注)
システムズエ 合計
組込システム 機能安全開発
ンジニアリン 計
事業 事業
グ事業
売上高
944,719 580,849 205,596 1,731,165 32,209 1,763,375
外部顧客への売上高
セグメント間の内部売上高
- - - - 68,848 68,848
又は振替高
944,719 580,849 205,596 1,731,165 101,057 1,832,223
計
176,263 192,261 99,037 467,562 27,951 495,514
セグメント利益
(注)「その他」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、子会社における研究事業の推進やソ
フトウェア開発の検証事業等であります。
2.報告セグメント合計額と四半期連結損益計算書計上額との差額及び当該差額の主な内容(差異調整に関す
る事項)
(単位:千円)
売上高 金額
1,731,165
報告セグメント計
101,057
「その他」の区分の売上高
△68,848
セグメント間取引消去
1,763,375
四半期連結損益計算書の売上高
利益 金額
467,562
報告セグメント計
27,951
「その他」の区分の利益
全社費用(注1) △285,082
その他の調整額(注2) 10,292
220,724
四半期連結損益計算書の営業利益
(注1) 全社費用は、主に報告セグメントに帰属しない一般管理費及び研究開発費であります。
(注2) その他の調整額は、営業取引と営業外取引の消去時に生じる差額等であります。
3.報告セグメントごとの固定資産の減損損失又はのれん等に関する情報
該当事項はありません。
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四半期報告書
Ⅱ 当第3四半期連結累計期間(自 2019年9月1日 至 2020年5月31日)
1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:千円)
報告セグメント
その他(注)
システムズエ 合計
組込システム 機能安全開発
ンジニアリン 計
事業 事業
グ事業
売上高
903,253 557,350 127,215 1,587,820 59,542 1,647,362
外部顧客への売上高
セグメント間の内部売上高
- - - - 56,772 56,772
又は振替高
903,253 557,350 127,215 1,587,820 116,314 1,704,134
計
240,364 203,019 39,202 482,586 13,055 495,641
セグメント利益
(注)「その他」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、子会社における研究事業の推進やソ
フトウェア開発の検証事業等であります。
2.報告セグメント合計額と四半期連結損益計算書計上額との差額及び当該差額の主な内容(差異調整に関す
る事項)
(単位:千円)
売上高 金額
1,587,820
報告セグメント計
116,314
「その他」の区分の売上高
△56,772
セグメント間取引消去
1,647,362
四半期連結損益計算書の売上高
利益 金額
482,586
報告セグメント計
13,055
「その他」の区分の利益
全社費用(注1) △259,999
その他の調整額(注2) 10,368
四半期連結損益計算書の営業利益 246,009
(注1) 全社費用は、主に報告セグメントに帰属しない一般管理費及び研究開発費であります。
(注2) その他の調整額は、営業取引と営業外取引の消去時に生じる差額等であります。
3.報告セグメントごとの固定資産の減損損失又はのれん等に関する情報
該当事項はありません。
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四半期報告書
(1株当たり情報)
1株当たり四半期純利益金額及び算定上の基礎、潜在株式調整後1株当たり四半期純利益金額及び算定上の基礎
は、以下のとおりであります。
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2018年9月1日 (自 2019年9月1日
至 2019年5月31日) 至 2020年5月31日)
(1) 1株当たり四半期純利益金額 42円43銭 39円29銭
(算定上の基礎)
親会社株主に帰属する四半期純利益金額(千円) 130,943 159,278
普通株主に帰属しない金額(千円) - -
普通株式に係る親会社株主に帰属する四半期純利益金
130,943 159,278
額(千円)
普通株式の期中平均株式数(株) 3,086,088 4,053,981
(2) 潜在株式調整後1株当たり四半期純利益金額 41円34銭 38円39銭
(算定上の基礎)
親会社株主に帰属する四半期純利益調整額(千円) - -
普通株式増加数(株) 81,752 94,432
(うちストック・オプション(株)) (81,752) ( 94,432 )
希薄化効果を有しないため、潜在株式調整後1株当たり
― ―
四半期純利益金額の算定に含めなかった潜在株式で、前
連結会計年度末から重要な変動があったものの概要
(注)1.当社株式は2019年4月8日に東京証券取引所マザーズ市場に上場したため、前第3四半期連結累計期間の潜在
株式調整後1株当たり四半期純利益金額については、新規上場日から前第3四半期連結会計期間末日までの平
均株価を期中平均株価とみなして算定しております。
2.2018年11月1日付で普通株式1株につき1,000株の割合で株式分割を、2019年9月1日付で普通株式1株につ
き2株の割合で株式分割を行っております。前連結会計年度の期首に当該株式分割が行われたと仮定して、1
株当たり四半期純利益金額及び潜在株式調整後1株当たり四半期純利益金額を算定しております。
2【その他】
該当事項はありません。
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第二部【提出会社の保証会社等の情報】
該当事項はありません。
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四半期報告書
独立監査人の四半期レビュー報告書
2020年7月10日
株式会社ヴィッツ
取締役会 御中
仰星監査法人
指定社員
公認会計士 小川 薫 印
業務執行社員
指定社員
公認会計士 元雄 幸人 印
業務執行社員
当監査法人は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づき、「経理の状況」に掲げられている株式会社
ヴィッツの2019年9月1日から2020年8月31日までの連結会計年度の第3四半期連結会計期間(2020年3月1日から
2020年5月31日まで)及び第3四半期連結累計期間(2019年9月1日から2020年5月31日まで)に係る四半期連結財
務諸表、すなわち、四半期連結貸借対照表、四半期連結損益計算書、四半期連結包括利益計算書及び注記について四
半期レビューを行った。
四半期連結財務諸表に対する経営者の責任
経営者の責任は、我が国において一般に公正妥当と認められる四半期連結財務諸表の作成基準に準拠して四半期連
結財務諸表を作成し適正に表示することにある。これには、不正又は誤謬による重要な虚偽表示のない四半期連結財
務諸表を作成し適正に表示するために経営者が必要と判断した内部統制を整備及び運用することが含まれる。
監査人の責任
当監査法人の責任は、当監査法人が実施した四半期レビューに基づいて、独立の立場から四半期連結財務諸表に対
する結論を表明することにある。当監査法人は、我が国において一般に公正妥当と認められる四半期レビューの基準
に準拠して四半期レビューを行った。
四半期レビューにおいては、主として経営者、財務及び会計に関する事項に責任を有する者等に対して実施される
質問、分析的手続その他の四半期レビュー手続が実施される。四半期レビュー手続は、我が国において一般に公正妥
当と認められる監査の基準に準拠して実施される年度の財務諸表の監査に比べて限定された手続である。
当監査法人は、結論の表明の基礎となる証拠を入手したと判断している。
監査人の結論
当監査法人が実施した四半期レビューにおいて、上記の四半期連結財務諸表が、我が国において一般に公正妥当と
認められる四半期連結財務諸表の作成基準に準拠して、株式会社ヴィッツ及び連結子会社の2020年5月31日現在の財
政状態及び同日をもって終了する第3四半期連結累計期間の経営成績を適正に表示していないと信じさせる事項がす
べての重要な点において認められなかった。
利害関係
会社と当監査法人又は業務執行社員との間には、公認会計士法の規定により記載すべき利害関係はない。
以 上
(注)1.上記は四半期レビュー報告書の原本に記載された事項を電子化したものであり、その原本は当社(四半期報
告書提出会社)が別途保管しております。
2.XBRLデータは四半期レビューの対象には含まれていません。
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