株式会社プレナス 四半期報告書 第61期第1四半期(令和2年3月1日-令和2年5月31日)
EDINET提出書類
株式会社プレナス(E03200)
四半期報告書
【表紙】
【提出書類】 四半期報告書
【根拠条文】 金融商品取引法第24条の4の7第1項
【提出先】 福岡財務支局長
【提出日】 2020年7月10日
【四半期会計期間】 第61期第1四半期(自 2020年3月1日 至 2020年5月31日)
【会社名】 株式会社プレナス
【英訳名】 PLENUS Co., Ltd.
【代表者の役職氏名】 代表取締役社長 社長執行役員 塩 井 辰 男
【本店の所在の場所】 福岡市博多区上牟田1丁目19番21号
【電話番号】 092(452)3600(代表)
【事務連絡者氏名】 会計本部 経理部長 橋 本 和 典
【最寄りの連絡場所】 福岡市博多区上牟田1丁目19番21号
【電話番号】 092(452)3600(代表)
【事務連絡者氏名】 会計本部 経理部長 橋 本 和 典
【縦覧に供する場所】 株式会社東京証券取引所
(東京都中央区日本橋兜町2番1号)
1/19
EDINET提出書類
株式会社プレナス(E03200)
四半期報告書
第一部 【企業情報】
第1 【企業の概況】
1 【主要な経営指標等の推移】
第60期 第61期
回次 第1四半期 第1四半期 第60期
連結累計期間 連結累計期間
自 2019年3月1日 自 2020年3月1日 自 2019年3月1日
会計期間
至 2019年5月31日 至 2020年5月31日 至 2020年2月29日
(百万円) 38,131 33,423 149,572
売上高
経常利益又は経常損失(△) (百万円) 74 △ 959 729
親会社株主に帰属する四半期
(百万円) △ 122 △ 929 △ 2,934
(当期)純損失(△)
(百万円) △ 30 △ 941 △ 2,862
四半期包括利益又は包括利益
(百万円) 59,443 53,398 55,491
純資産額
(百万円) 87,410 81,873 86,179
総資産額
1株当たり四半期(当期)
(円) △ 3.20 △ 24.26 △ 76.59
純損失(△)
潜在株式調整後1株当たり
(円) - - -
四半期(当期)純利益
(%) 67.20 64.30 63.50
自己資本比率
(注)1.当社は四半期連結財務諸表を作成しておりますので、提出会社の主要な経営指標等の推移については記載し
ておりません。
2.売上高には、消費税等は含まれておりません。
3.潜在株式調整後1株当たり四半期(当期)純利益については、潜在株式は存在するものの1株当たり四半期
(当期)純損失であるため記載しておりません。
2 【事業の内容】
当第1四半期連結累計期間において、当社及び当社の関係会社が営む事業の内容に重要な変更はありません。
主要な関係会社についても異動はありません。
なお、当社の連結子会社である宮島醤油フレーバー㈱は、2020年3月1日をもって㈱エムエスエフに商号変更いたし
ました。
2/19
EDINET提出書類
株式会社プレナス(E03200)
四半期報告書
第2 【事業の状況】
1 【事業等のリスク】
当第1四半期連結累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投
資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項の発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリス
ク」についての重要な変更はありません。
(新型コロナウイルス感染症に関するリスク情報)
新型コロナウイルス感染症の全世界における感染拡大の影響により、世界各国で入出国禁止等の渡航制限や外出規制
などの措置が行われるだけでなく、国内におきましても緊急事態宣言が発令されるなど、当外食産業に多大な影響を与
えております。
当社グループにおきましては、食のインフラ企業としてお客様満足を実現するため、保健行政の指針に従った感染防
止策の徹底や、各自治体の自粛要請に沿った営業時間の変更等を実施するなど、お客様、取引先及び従業員の安全を考
慮した店舗運営を実施しております。
また、当社グループ工場の安定稼働や原材料の十分な量の確保、やよい軒事業やMKレストラン事業の需要減少を持
ち帰り弁当事業で補完するなど、事業に及ぼす影響の低減を図っております。
しかしながら、影響が長期化、深刻化した場合には、店頭売上高が減少することに加え、原材料不足や仕入れ価格高
騰等が発生し、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。
2 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
(1)経営成績の状況
当第1四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の全世界における感染拡大の影響に
より、国内における消費活動が一気に冷え込んだ結果、景気は急速に悪化しているだけでなく、先行きも不透明な状
況にあります。当外食産業におきましては、原材料価格や物流費、人手不足に伴う人件費の上昇等による利益への圧
迫や消費動向の多様化に加え、新型コロナウイルス感染拡大に伴う外出自粛要請や店舗の営業時間短縮要請を受ける
など引き続き厳しい事業環境が続いておりますが、中食産業におきましては、消費者の外出自粛に伴うテイクアウト
やデリバリー需要の増加により堅調に推移しております。
このような状況の中、当社グループにおきましては、お客様の満足度向上に努めるべく、既存ブランドの成長と新
市場のシェア獲得を成長戦略として推進し、更なる事業基盤の強化に注力しました。既存ブランドの成長につきまし
ては、当社グループ工場で製造した商材を活用したキャンペーン展開や業態別にターゲットを明確にした販売戦略、
スマホアプリ等を活用したデジタルマーケティングやデリバリーサービス導入店舗の拡大によって店頭売上の拡大に
取り組むとともに、引き続きFC化の推進に注力しました。
しかしながら、新型コロナウイルス感染症の全世界における感染拡大の影響により、世界各国で入出国禁止等の渡
航制限や外出制限などの措置が行われていただけでなく、国内におきましても緊急事態宣言が発令され、当外食産業
に多大な影響を与えました。当社グループにおきましては、食のインフラ企業としてお客様満足を実現するため、保
健行政の指針に従った感染防止策の徹底や、各自治体の自粛要請に沿った営業時間の変更等を実施するなど、お客
様、取引先及び従業員の安全を考慮した店舗運営を実施しました。国内では、ほっともっとの当第1四半期連結累計
期間の既存店売上高は前年同期比で2.4%増と好調だったものの、やよい軒は35.8%減、MKレストランでは23.8%
減と大幅に減少する結果となりました。また、海外では、一部の国や地域によっては政府の要請により休業を余儀な
くされただけでなく、それ以外の一部店舗でも時短営業やデリバリーのみで営業をせざるを得ないといった制約を受
けるなど厳しい事業環境が続きました。
以上の結果、当第1四半期連結累計期間の売上高は 334億23百万円 (前年同期比12.3%減)、営業損失は 11億6百万
円 (前年同期は、営業損失59百万円)、経常損失は 9億59百万円 (前年同期は、経常利益74百万円)、親会社株主に帰属
する四半期純損失は 9億29百万円 (前年同期は、親会社株主に帰属する四半期純損失1億22百万円)となりました。売
上高につきましては、ほっともっとの既存店売上高が前年同期実績を上回ったものの、新型コロナウイルス感染症の
感染拡大によってやよい軒やMKレストランの既存店売上高が前年同期実績を下回ったことや、前期に実施したほっ
ともっと直営店190店舗の退店が要因で前年同期実績を下回りました。利益面につきましては、ほっともっとの既存
店売上高が前年同期実績を上回ったことや前述の退店効果があったものの、やよい軒やMKレストランの既存店売上
高が前年同期実績を下回ったことにより前年同期実績を下回りました。
3/19
EDINET提出書類
株式会社プレナス(E03200)
四半期報告書
[国内における店舗展開の状況]
前連結会計 当第1四半期
新規出店 退店 改装・移転
年度末 連結会計期間末
ほっともっと 2,527店 - 29店 2,498店 10店
やよい軒 382店 2店 2店 382店 12店
MKレストラン 32店 1店 7店 26店 -
合計 2,941店 3店 38店 2,906店 22店
[海外における店舗展開の状況]
前連結会計 当第1四半期
展開エリア 新規出店 退店
年度末 連結会計期間末
中国 3店 - 1店 2店
ほっともっと 韓国 10店 - - 10店
シンガポール 1店 - - 1店
タイ 198店 1店 - 199店
シンガポール 10店 - 1店 9店
オーストラリア 6店 - - 6店
やよい軒
台湾 21店 1店 2店 20店
アメリカ 3店 - - 3店
フィリピン 5店 - - 5店
マレーシア 2店 - - 2店
合計 ― 259店 2店 4店 257店
セグメントの経営成績は次のとおりであります。
なお、前連結会計年度の第3四半期連結会計期間において、当社の連結子会社であった㈱フーディフレーバーを消
滅会社、同じく当社の連結子会社である宮島醤油フレーバー㈱(現・㈱エムエスエフ)を存続会社とする吸収合併を
したことにより、管理区分の見直しを行っております。これに伴い、従来「ほっともっと事業」及び「やよい軒事
業」として区分しておりました財務情報は、「その他」に含めております。以下の前年同期比較については、変更後
の区分に基づき算出した前年同期の数値を用いて比較しております。
①ほっともっと事業
持ち帰り弁当のトップブランドとして、安心・安全な品質管理体制のもと、おいしいごはんにこだわり、厳選した
高品質の国産米を使用し、店内調理によるできたてのお弁当を提供することを基本に、当社グループ工場の活用に
よって商品の品質向上やボリュームアップを行うなど、付加価値の高い商品の提供によってお客様満足度の向上を目
指しました。また、『新コンビ弁当』や『旨辛から揚弁当』等のライトユーザーである若年層をターゲットとした商
品の販売や、お客様参加型の販促キャンペーンを展開することで継続的な来店を促進しました。さらに、デリバリー
サービス実施店舗の拡大や『ほっともっと公式アプリ』を2020年4月に開始するなど引き続きお客様の幅広いニーズ
への対応を図りました。
以上の結果、売上高は257億6百万円(前年同期比4.6%減)、営業利益は6億52百万円( 前年同期は、営業損失2億
18百万円 )となりました。売上高につきましては、既存店売上高の増加(前年同期比2.4%増)があったものの、前期
の直営店190店舗退店の影響があったことが要因で、前年同期実績を下回りました。営業利益につきましては、既存
店売上高の増加や前期の直営店190店舗退店効果等によって黒字に転換しました。
4/19
EDINET提出書類
株式会社プレナス(E03200)
四半期報告書
②やよい軒事業
素材や手作り感にこだわった定食メニューをお手頃な価格で提供することを基本に、従来のヘビーユーザー向け商
品施策に加え『豚汁としまほっけの定食』や『ねばとろごはんととり天の定食』の販売やミドル・ライトユーザー向
けTVCMを放映するなどターゲット顧客層の獲得を目指しました。また、テイクアウトやデリバリーサービス実施
店舗を拡大するなど引き続きお客様の幅広いニーズへの対応を図りました。さらに、「ユニットFC制度」を利用し
て新規オーナーの獲得を積極的に行うなど、FC化の推進に取り組みました。
以上の結果、売上高は51億32百万円(前年同期比35.9%減)、営業損失は12億96百万円(前年同期は、営業利益3億
75百万円)となりました。売上高につきましては、新型コロナウイルス感染症の感染拡大による既存店売上高の減少
(前期比35.8%減)が要因で、前年同期実績を下回りました。利益面につきましては、店舗諸経費の改善に取り組ん
だものの、前述の影響が要因で前年同期実績を下回りました。
③MKレストラン事業
豊富な具材と個性豊かなスープが選べるしゃぶしゃぶに、季節限定の『岩下の新生姜鍋スープ』や特選具材を取り
揃えるなど、商品力の強化に努めました。また、不採算店舗7店舗の退店を行い、収益性の改善を図りました。
以上の結果、売上高は4億16百万円(前年同期比52.2%減)、営業 損失 は2億22百万円(前年同期は、営業損失46百
万円)となりました。売上高につきましては、新型コロナウイルス感染症の感染拡大による既存店売上高の減少(前
期比23.8%減)や店舗の一時休業、不採算店舗の退店により前年同期実績を下回りました。利益面につきましては、
前期不採算店舗の退店効果があったものの、前述の影響が要因で前年同期実績を下回りました。
④海外事業
海外事業につきましては、マーケットに応じた売上向上施策や食材の現地化による店舗原価低減等により既存店の
収益力を強化し、事業の黒字化を目指しました。しかしながら、新型コロナウイルス感染症の感染拡大の影響を受
け、一部の国や地域によっては政府の要請により休業を余儀なくされただけなく、それ以外の一部店舗でも時短営業
やデリバリーのみで営業をせざるを得ないといった制約を受けるなど厳しい状況が続きました。
以上の結果、売上高は7億21百万円(前年同期比27.2%減)、営業損失は2億67百万円(前年同期は、営業損失1億
71百万円)となりました。
⑤その他
㈱エムエスエフ(旧・宮島醤油フレーバー㈱、2020年3月1日をもって商号変更)は、調味料・加工食品のOEM
(相手先ブランド名製造)を主な事業としており、既存取引先への新商品提案を積極的に行うと共に、新規取引先獲
得のための営業活動を実施しました。また、当社グループ店舗で使用する調味料等の開発も行っており、商品数の拡
大にも注力しました。
以上の結果、売上高は14億45百万円(前年同期比8.9 % 増)となりました。利益面につきましては、のれん代の償
却があったものの、生産量が増加したことによって、結果としては営業利益35百万円(前年同期比282.7%増)とな
りました。
(2)財政状態の状況
当第1四半期連結会計期間末における総資産は、前連結会計年度末に比べ43億6百万円減少し、 818億73百万円 と
なりました。内訳は、流動資産40億48百万円の減少、固定資産2億58百万円の減少であります。流動資産の減少は、
現金及び預金39億33百万円の減少、受取手形及び売掛金2億20百万円の減少などによるものです。また、固定資産の
減少は、有形固定資産4億25百万円の減少などによるものです。
負債は、前連結会計年度末に比べ22億13百万円減少し、 284億74百万円 となりました。内訳は、流動負債21億40百
万円の減少、固定負債73百万円の減少であります。流動負債の減少は、流動負債のその他に含まれる未払金5億
64百万円の減少、未払消費税等10億31百万円の減少などによるものです。
純資産は、前連結会計年度末に比べ20億92百万円減少し、 533億98百万円 となりました。主な内訳は、利益剰余金
20億79百万円の減少によるものです。利益剰余金の減少は、親会社株主に帰属する四半期純損失9億29百万円の計
上、配当支払による11億49百万円の減少などによるものです。
(3)経営方針・経営戦略等
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はあり
ません。
(4)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について、重要な変更はありません。
5/19
EDINET提出書類
株式会社プレナス(E03200)
四半期報告書
(5)研究開発活動
特記すべき事項はありません。
3 【経営上の重要な契約等】
当第1四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。
6/19
EDINET提出書類
株式会社プレナス(E03200)
四半期報告書
第3 【提出会社の状況】
1 【株式等の状況】
(1)【株式の総数等】
①【株式の総数】
発行可能株式総数(株)
種類
92,568,000
普通株式
92,568,000
計
②【発行済株式】
第1四半期会計期間末現在
上場金融商品取引所名
提出日現在発行数(株)
発行数(株)
種類 又は登録認可金融商品 内容
(2020年7月10日)
(2020年5月31日) 取引業協会名
東京証券取引所
単元株式数
44,392,680 44,392,680
普通株式
(市場第一部)
100株
44,392,680 44,392,680 ─ ─
計
(注) 「提出日現在発行数」欄には、2020年7月1日からこの四半期報告書提出日までの新株予約権の行使により発
行された株式数は含まれておりません。
(2)【新株予約権等の状況】
①【ストックオプション制度の内容】
該当事項はありません。
②【その他の新株予約権等の状況】
該当事項はありません。
(3)【行使価額修正条項付新株予約権付社債券等の行使状況等】
該当事項はありません。
(4)【発行済株式総数、資本金等の推移】
発行済株式 発行済株式 資本準備金 資本準備金
資本金増減額 資本金残高
総数増減数 総数残高 増減額 残高
年月日
(百万円) (百万円)
(株) (株) (百万円) (百万円)
2020年3月1日~
- 44,392,680 - 3,461 - 3,881
2020年5月31日
(5)【大株主の状況】
当四半期会計期間は第1四半期会計期間であるため、記載事項はありません。
7/19
EDINET提出書類
株式会社プレナス(E03200)
四半期報告書
(6)【議決権の状況】
当第1四半期会計期間末日現在の「議決権の状況」については、株主名簿の記載内容が確認できないため、記載
することができないことから、直前の基準日(2020年2月29日)に基づく株主名簿による記載をしております。
①【発行済株式】
2020年5月31日現在
株式数(株) 議決権の数(個)
区分 内容
- - -
無議決権株式
議決権制限株式(自己株式等) - - -
議決権制限株式(その他) - - -
(自己保有株式)
権利内容に何ら限定のない当社に
完全議決権株式(自己株式等) -
おける標準となる株式
6,064,300
普通株式
完全議決権株式(その他) 38,293,700 382,937
普通株式 同上
単元未満株式(注) 34,680 -
普通株式 同上
44,392,680 - -
発行済株式総数
- 382,937 -
総株主の議決権
(注) 「単元未満株式」欄の普通株式には、当社所有の自己株式9株が含まれております。
②【自己株式等】
2020年5月31日現在
発行済株式
自己名義 他人名義 所有株式数
総数に対する
所有者の氏名
所有株式数 所有株式数 の合計
所有者の住所
所有株式数
又は名称
(株) (株) (株)
の割合(%)
(自己保有株式)
福岡市博多区上牟田
6,064,300 - 6,064,300 13.66
1丁目19番21号
株式会社プレナス
─ 6,064,300 - 6,064,300 13.66
計
2 【役員の状況】
該当事項はありません。
8/19
EDINET提出書類
株式会社プレナス(E03200)
四半期報告書
第4 【経理の状況】
1.四半期連結財務諸表の作成方法について
当社の四半期連結財務諸表は、「四半期連結財務諸表の用語、様式及び作成方法に関する規則」(平成19年内閣府令
第64号)に基づいて作成しております。
2.監査証明について
当社は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づき、第1四半期連結会計期間(2020年3月1日から2020年
5月31日まで)及び第1四半期連結累計期間(2020年3月1日から2020年5月31日まで)に係る四半期連結財務諸表に
ついて、有限責任監査法人トーマツにより四半期レビューを受けております。
9/19
EDINET提出書類
株式会社プレナス(E03200)
四半期報告書
1 【四半期連結財務諸表】
(1)【四半期連結貸借対照表】
(単位:百万円)
前連結会計年度 当第1四半期連結会計期間
(2020年2月29日) (2020年5月31日)
資産の部
流動資産
10,076 6,143
現金及び預金
2,648 2,428
受取手形及び売掛金
5,950 6,060
商品及び製品
188 212
原材料及び貯蔵品
2,761 2,677
その他
△ 497 △ 441
貸倒引当金
21,128 17,080
流動資産合計
固定資産
有形固定資産
建物及び構築物(純額) 32,009 31,542
13,564 13,606
その他(純額)
有形固定資産合計 45,574 45,148
無形固定資産
900 853
のれん
2,130 2,104
その他
無形固定資産合計 3,031 2,958
投資その他の資産
3,139 3,545
繰延税金資産
13,351 13,182
その他
△ 45 △ 42
貸倒引当金
16,445 16,685
投資その他の資産合計
65,050 64,792
固定資産合計
86,179 81,873
資産合計
負債の部
流動負債
6,108 5,759
支払手形及び買掛金
694 733
短期借入金
360 224
未払法人税等
340 672
賞与引当金
258 275
ポイント引当金
123 116
株主優待引当金
70 71
資産除去債務
11,133 9,096
その他
19,090 16,950
流動負債合計
固定負債
1,171 1,154
長期借入金
退職給付に係る負債 93 98
7,191 7,110
資産除去債務
3,140 3,160
その他
11,598 11,524
固定負債合計
30,688 28,474
負債合計
10/19
EDINET提出書類
株式会社プレナス(E03200)
四半期報告書
(単位:百万円)
前連結会計年度 当第1四半期連結会計期間
(2020年2月29日) (2020年5月31日)
純資産の部
株主資本
3,461 3,461
資本金
4,724 4,714
資本剰余金
58,304 56,224
利益剰余金
△ 11,820 △ 11,775
自己株式
54,669 52,624
株主資本合計
その他の包括利益累計額
△ 15 △ 23
その他有価証券評価差額金
74 45
為替換算調整勘定
58 21
その他の包括利益累計額合計
新株予約権 236 201
527 552
非支配株主持分
55,491 53,398
純資産合計
負債純資産合計 86,179 81,873
11/19
EDINET提出書類
株式会社プレナス(E03200)
四半期報告書
(2) 【四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書】
【四半期連結損益計算書】
【第1四半期連結累計期間】
(単位:百万円)
前第1四半期連結累計期間 当第1四半期連結累計期間
(自 2019年3月1日 (自 2020年3月1日
至 2019年5月31日) 至 2020年5月31日)
38,131 33,423
売上高
19,109 16,710
売上原価
19,021 16,712
売上総利益
19,081 17,818
販売費及び一般管理費
営業損失(△) △ 59 △ 1,106
営業外収益
7 6
受取利息
0 -
受取配当金
33 34
固定資産賃貸料
35 -
受取補償金
51 78
受取保険金
96 107
その他
224 226
営業外収益合計
営業外費用
1 1
固定資産賃貸費用
12 8
持分法による投資損失
55 28
為替差損
18 40
その他
89 79
営業外費用合計
経常利益又は経常損失(△) 74 △ 959
特別利益
0 1
固定資産売却益
109 -
補助金収入
109 1
特別利益合計
特別損失
64 51
固定資産処分損
14 44
減損損失
100 -
固定資産圧縮損
1 0
その他
180 95
特別損失合計
税金等調整前四半期純利益又は税金等調整前四半期
▶ △ 1,053
純損失(△)
123 △ 149
法人税等
四半期純損失(△) △ 119 △ 904
2 25
非支配株主に帰属する四半期純利益
親会社株主に帰属する四半期純損失(△) △ 122 △ 929
12/19
EDINET提出書類
株式会社プレナス(E03200)
四半期報告書
【四半期連結包括利益計算書】
【第1四半期連結累計期間】
(単位:百万円)
前第1四半期連結累計期間 当第1四半期連結累計期間
(自 2019年3月1日 (自 2020年3月1日
至 2019年5月31日) 至 2020年5月31日)
四半期純損失(△) △ 119 △ 904
その他の包括利益
△ 16 △ 8
その他有価証券評価差額金
88 △ 20
為替換算調整勘定
17 △ 8
持分法適用会社に対する持分相当額
89 △ 37
その他の包括利益合計
△ 30 △ 941
四半期包括利益
(内訳)
△ 33 △ 967
親会社株主に係る四半期包括利益
3 25
非支配株主に係る四半期包括利益
13/19
EDINET提出書類
株式会社プレナス(E03200)
四半期報告書
【注記事項】
(四半期連結財務諸表の作成にあたり適用した特有の会計処理)
当第1四半期連結累計期間
(自 2020年3月1日 至 2020年5月31日)
税金費用の計算
税金費用については、当第1四半期連結会計期間を含む連結会計年度の税引前当期純利益に対する税効果
会計適用後の実効税率を合理的に見積り、税引前四半期純利益に当該見積実効税率を乗じて計算する方法を
採用しております。ただし、当該見積実効税率を用いて税金費用を計算すると著しく合理性を欠く結果とな
る場合には、法定実効税率を使用する方法によっております。
( 追加情 報)
当第1四半期連結累計期間
(自 2020年3月1日 至 2020年5月31日)
新型コロナウイルス感染症の感染拡大及び政府の緊急事態宣言発令に伴い、当社グループの運営する店舗
において、緊急事態宣言発令期間中は臨時休業や営業時間短縮等の実施により、やよい軒事業及びMKレス
トラン事業の売上高等の減少などの影響を受けておりましたが、当該宣言解除後は一定の回復が見られてお
ります。今後しばらくは外出自粛が一定程度影響するものの、その後は当第2四半期連結会計年度以降緩や
かに需要は回復し当連結会計年度末にかけて収束していくものと仮定しております。また、当該仮定を会計
上の見積り(繰延税金資産の回収可能性、固定資産減損の判定)に反映しております。
(四半期連結貸借対照表関係)
1 保証債務
前連結会計年度 当第1四半期連結会計期間
(2020年2月29日) (2020年5月31日)
加盟店等 220百万円 189百万円
(当社指定業者からの仕入等の債務保証)
当社従業員 0百万円 0百万円
(銀行借入債務保証)
2 当社においては、資金調達の機動性を高めるため、取引銀行と当座貸越契約を締結しております。この契約に
基づく借入未実行残高は次のとおりであります。
前連結会計年度 当第1四半期連結会計期間
(2020年2月29日) (2020年5月31日)
当座貸越極度額 -百万円 6,000百万円
借入実行残高 -百万円 - 百万円
差引額 -百万円 6,000 百万円
(四半期連結キャッシュ・フロー計算書関係)
当第1四半期連結累計期間に係る四半期連結キャッシュ・フロー計算書は作成しておりません。なお、第1四半期
連結累計期間に係る減価償却費(のれんを除く無形固定資産に係る償却費を含む。)及びのれんの償却額は、次のと
おりであります。
前第1四半期連結累計期間 当第1四半期連結累計期間
(自 2019年3月1日 (自 2020年3月1日
至 2019年5月31日) 至 2020年5月31日)
減価償却費 1,622百万円 1,459百万円
のれんの償却額 46百万円 46百万円
14/19
EDINET提出書類
株式会社プレナス(E03200)
四半期報告書
(株主資本等関係)
前第1四半期連結累計期間(自 2019年3月1日 至 2019年5月31日)
1.配当金支払額
配当金の総額 1株当たり
決議 株式の種類 基準日 効力発生日 配当の原資
(百万円) 配当額(円)
2019年4月10日
1,148 30.00
普通株式 2019年2月28日 2019年5月10日 利益剰余金
取締役会
2.基準日が当第1四半期連結累計期間に属する配当のうち、配当の効力発生日が当第1四半期連結会計期間の末
日後となるもの
該当事項はありません。
当第1四半期連結累計期間(自 2020年3月1日 至 2020年5月31日)
1.配当金支払額
配当金の総額 1株当たり
決議 株式の種類 基準日 効力発生日 配当の原資
(百万円) 配当額(円)
2020年4月10日
1,149 30.00
普通株式 2020年2月29日 2020年5月11日 利益剰余金
取締役会
2.基準日が当第1四半期連結累計期間に属する配当のうち、配当の効力発生日が当第1四半期連結会計期間の末
日後となるもの
該当事項はありません。
15/19
EDINET提出書類
株式会社プレナス(E03200)
四半期報告書
(セグメント情報等)
【セグメント情報】
Ⅰ 前第1四半期連結累計期間(自 2019年3月1日 至 2019年5月31日)
報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:百万円)
四半期
報告セグメント
連結損益
その他 調整額
計算書
MK
ほっと
(注)1 (注)2
やよい軒
計上額
もっと 海外事業 計
レストラ
事業
(注)3
事業
ン事業
売上高
(1)外部顧客に対する売上高
26,931 8,007 872 991 36,803 1,327 - 38,131
(その他営業収入を含む)
(2)セグメント間の内部売上
- - - - - 490 △ 490 -
高又は振替高
26,931 8,007 872 991 36,803 1,818 △ 490 38,131
計
セグメント利益又は損失(△) △ 218 375 △ 46 △ 171 △ 61 9 △ 8 △ 59
(注)1 「その他」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、連結子会社1社分であります。
2 セグメント利益又は損失の調整額は、各報告セグメントに配分していない全社費用であります。
3 セグメント利益又は損失は、四半期連結損益計算書の営業損失と調整を行っております。
Ⅱ 当第1四半期連結累計期間(自 2020年3月1日 至 2020年5月31日)
1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:百万円)
四半期
報告セグメント
連結損益
その他 調整額
計算書
MK
ほっと
(注)1 (注)2
やよい軒
計上額
もっと 海外事業 計
レストラ
事業
(注)3
事業
ン事業
売上高
(1)外部顧客に対する売上高
25,706 5,132 416 721 31,977 1,445 - 33,423
(その他営業収入を含む)
(2)セグメント間の内部売上
- - - - - 535 △ 535 -
高又は振替高
25,706 5,132 416 721 31,977 1,980 △ 535 33,423
計
セグメント利益又は損失(△) 652 △ 1,296 △ 222 △ 267 △ 1,133 35 △ 8 △ 1,106
(注)1 「その他」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、連結子会社1社分であります。
2 セグメント利益又は損失の調整額は、各報告セグメントに配分していない全社費用であります。
3 セグメント利益又は損失は、四半期連結損益計算書の営業損失と調整を行っております。
2.報告セグメントの変更等に関する事項
前連結会計年度の第3四半期連結会計期間において、当社の連結子会社であった㈱フーディフレーバーを消滅
会社、同じく当社の連結子会社である宮島醤油フレーバー㈱(現・㈱エムエスエフ)を存続会社とする吸収合併
をしたことにより、管理区分の見直しを行っております。これに伴い、従来「ほっともっと事業」及び「やよい
軒事業」として区分しておりました財務情報は、「その他」に含めております。なお、前第1四半期連結累計期
間のセグメント情報は、変更後の区分に基づき作成しております。
16/19
EDINET提出書類
株式会社プレナス(E03200)
四半期報告書
(1株当たり情報)
1株当たり四半期純損失及び算定上の基礎は、以下のとおりであります。
前第1四半期連結累計期間 当第1四半期連結累計期間
(自 2019年3月1日 (自 2020年3月1日
項目
至 2019年5月31日) 至 2020年5月31日)
1株当たり四半期純損失(△)
△3円20銭 △24円26銭
(算定上の基礎)
親会社株主に帰属する四半期純損失(△)
△122 △929
(百万円)
普通株主に帰属しない金額(百万円) - -
普通株式に係る親会社株主に帰属する四半期純損失
△929
△122
(△)(百万円)
普通株式の期中平均株式数(千株) 38,288 38,329
希薄化効果を有しないため、潜在株式調整後1株当たり
- -
四半期純利益の算定に含めなかった潜在株式で、前連結
会計年度末から重要な変動があったものの概要
(注) 潜在株式調整後1株当たり四半期純利益については、潜在株式は存在するものの1株当たり四半期純損失であ
るため記載しておりません。
2 【その他】
2020年4月10日開催の取締役会において、次のとおり剰余金の配当を行うことを決議いたしました。
(イ)配当金の総額・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 1,149百万円
(ロ)1株当たりの金額・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・30円00銭
(ハ)支払請求権の効力発生日及び支払開始日・・・・・・・・・・・・2020年5月11日
(注)2020年2月29日の最終の株主名簿に記載された株主に対し支払いを行います。
17/19
EDINET提出書類
株式会社プレナス(E03200)
四半期報告書
第二部 【提出会社の保証会社等の情報】
該当事項はありません。
18/19
EDINET提出書類
株式会社プレナス(E03200)
四半期報告書
独立監査人の四半期レビュー報告書
2020年7月10日
株式会社プレナス
取締役会 御中
有限責任監査法人トーマツ
指定有限責任社員
野 澤 啓 印
公認会計士
業務執行社員
指定有限責任社員
池 田 徹 印
公認会計士
業務執行社員
当監査法人は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づき、「経理の状況」に掲げられている株式会社プレナ
スの2020年3月1日から2021年2月28日までの連結会計年度の第1四半期連結会計期間(2020年3月1日から2020年5月
31日まで)及び第1四半期連結累計期間(2020年3月1日から2020年5月31日まで)に係る四半期連結財務諸表、すなわ
ち、四半期連結貸借対照表、四半期連結損益計算書、四半期連結包括利益計算書及び注記について四半期レビューを行っ
た。
四半期連結財務諸表に対する経営者の責任
経営者の責任は、我が国において一般に公正妥当と認められる四半期連結財務諸表の作成基準に準拠して四半期連結財
務諸表を作成し適正に表示することにある。これには、不正又は誤謬による重要な虚偽表示のない四半期連結財務諸表を
作成し適正に表示するために経営者が必要と判断した内部統制を整備及び運用することが含まれる。
監査人の責任
当監査法人の責任は、当監査法人が実施した四半期レビューに基づいて、独立の立場から四半期連結財務諸表に対する
結論を表明することにある。当監査法人は、我が国において一般に公正妥当と認められる四半期レビューの基準に準拠し
て四半期レビューを行った。
四半期レビューにおいては、主として経営者、財務及び会計に関する事項に責任を有する者等に対して実施される質
問、分析的手続その他の四半期レビュー手続が実施される。四半期レビュー手続は、我が国において一般に公正妥当と認
められる監査の基準に準拠して実施される年度の財務諸表の監査に比べて限定された手続である。
当監査法人は、結論の表明の基礎となる証拠を入手したと判断している。
監査人の結論
当監査法人が実施した四半期レビューにおいて、上記の四半期連結財務諸表が、我が国において一般に公正妥当と認め
られる四半期連結財務諸表の作成基準に準拠して、株式会社プレナス及び連結子会社の2020年5月31日現在の財政状態及
び同日をもって終了する第1四半期連結累計期間の経営成績を適正に表示していないと信じさせる事項がすべての重要な
点において認められなかった。
利害関係
会社と当監査法人又は業務執行社員との間には、公認会計士法の規定により記載すべき利害関係はない。
以 上
(注)1.上記は四半期レビュー報告書の原本に記載された事項を電子化したものであり、その原本は当社(四半期報
告書提出会社)が別途保管しております。
2.XBRLデータは四半期レビューの対象には含まれていません。
19/19