株式会社東邦銀行 有価証券報告書 第117期(平成31年4月1日-令和2年3月31日)
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株式会社東邦銀行(E03550)
有価証券報告書
【表紙】
【提出書類】 有価証券報告書
【根拠条文】 金融商品取引法第24条第1項
【提出先】 関東財務局長
【提出日】 2020年6月24日
【事業年度】 第117期(自 2019年4月1日 至 2020年3月31日)
【会社名】 株式会社東邦銀行
【英訳名】 The Toho Bank, Ltd.
【代表者の役職氏名】 取締役頭取 佐 藤 稔
【本店の所在の場所】 福島県福島市大町3番25号
【電話番号】 福島(024)523-3131(大代表)
【事務連絡者氏名】 総合企画部長 田 辺 直 之
【最寄りの連絡場所】
東京都中央区京橋一丁目6番1号
株式会社東邦銀行 総合企画部東京事務所
【電話番号】 東京(03)3535-5835(代表)
【事務連絡者氏名】 総合企画部 東京事務所長 波 多 野 邦 広
【縦覧に供する場所】 株式会社東邦銀行東京支店
(東京都中央区京橋一丁目6番1号)
株式会社東京証券取引所
(東京都中央区日本橋兜町2番1号)
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第一部 【企業情報】
第1 【企業の概況】
1 【主要な経営指標等の推移】
(1) 当連結会計年度の前4連結会計年度及び当連結会計年度に係る次に掲げる主要な経営指標等の推移
2015年度 2016年度 2017年度 2018年度 2019年度
(自2015年 (自2016年 (自2017年 (自2018年 (自2019年
4月1日 4月1日 4月1日 4月1日 4月1日
至2016年 至2017年 至2018年 至2019年 至2020年
3月31日) 3月31日) 3月31日) 3月31日) 3月31日)
連結経常収益 百万円 75,568 70,300 70,605 72,497 63,449
うち連結信託報酬 百万円 0 0 - - 0
連結経常利益 百万円 17,140 10,691 11,019 5,790 4,376
親会社株主に帰属する
百万円 18,233 7,077 7,339 3,585 2,727
当期純利益
連結包括利益 百万円 14,098 25 5,825 △2,824 △2,124
連結純資産額 百万円 198,279 196,159 199,968 195,127 190,985
連結総資産額 百万円 5,864,699 6,023,282 6,027,154 5,910,153 6,020,752
1株当たり純資産額 円 786.61 778.22 793.34 774.13 757.70
1株当たり当期純利益
円 72.48 28.07 29.11 14.22 10.82
金額
潜在株式調整後1株当
円 - - - - -
たり当期純利益金額
自己資本比率 % 3.38 3.25 3.31 3.30 3.17
連結自己資本利益率 % 9.48 3.58 3.70 1.81 1.41
連結株価収益率 倍 4.98 14.92 13.98 20.81 24.95
営業活動による
百万円 △264,365 △161,016 △34,640 △416,343 △173,959
キャッシュ・フロー
投資活動による
百万円 160,268 △5,026 313,341 613,724 199,741
キャッシュ・フロー
財務活動による
百万円 △1,597 △2,145 △11,817 △18,826 △2,029
キャッシュ・フロー
現金及び現金同等物の
百万円 1,317,735 1,149,546 1,416,427 1,594,982 1,618,732
期末残高
従業員数 2,121 2,196 2,203 2,165 2,114
人
[外、平均臨時従業員数] [745 ] [755 ] [724 ] [656 ] [611 ]
信託財産額 百万円 3 0 - 37 969
(注) 1 当行及び連結子会社の消費税及び地方消費税の会計処理は、税抜方式によっております。
2 潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額は、潜在株式がないので、記載しておりません。
3 自己資本比率は、(期末純資産の部合計-期末非支配株主持分)を期末資産の部の合計で除して算出してお
ります。
4 連結自己資本利益率は、期首と期末の単純平均純資産額(非支配株主持分控除後)により算出しております。
5 信託財産額は、「金融機関の信託業務の兼営等に関する法律」に基づく信託業務に係るものを記載しており
ます。なお、該当する信託業務を営む会社は提出会社1社です。
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(2) 当行の当事業年度の前4事業年度及び当事業年度に係る主要な経営指標等の推移
回次 第113期 第114期 第115期 第116期 第117期
決算年月 2016年3月 2017年3月 2018年3月 2019年3月 2020年3月
経常収益 百万円 69,113 64,845 64,491 66,098 55,996
うち信託報酬 百万円 0 0 - - 0
経常利益 百万円 15,969 10,629 10,162 5,961 3,888
当期純利益 百万円 10,063 7,384 7,083 4,066 2,554
資本金 百万円 23,519 23,519 23,519 23,519 23,519
発行済株式総数 千株 252,500 252,500 252,500 252,500 252,500
純資産額 百万円 193,665 191,292 193,898 190,187 185,716
総資産額 百万円 5,858,554 6,014,123 6,017,487 5,899,960 6,010,132
預金残高 百万円 5,135,938 5,236,849 5,229,821 5,195,992 5,323,610
貸出金残高 百万円 2,930,939 3,228,774 3,265,425 3,564,574 3,862,816
有価証券残高 百万円 1,540,223 1,529,694 1,199,772 574,918 363,966
1株当たり純資産額 円 768.31 758.91 769.26 754.53 736.80
1株当たり配当額 円
8.50 8.00 8.00 8.00 6.00
(4.00 ) (4.00 ) (4.00 ) (4.00 ) (4.00 )
(内1株当たり中間配当額) (円)
1株当たり当期純利益金額 円 39.92 29.29 28.10 16.13 10.13
潜在株式調整後1株当たり
円 - - - - -
当期純利益金額
自己資本比率 % 3.30 3.18 3.22 3.22 3.09
自己資本利益率 % 5.28 3.83 3.67 2.11 1.35
株価収益率 倍 9.04 14.30 14.48 18.35 26.65
配当性向 % 21.29 27.31 28.46 49.59 59.20
1,911 2,006 1,997 1,961 1,913
従業員数
人
[外、平均臨時従業員数]
[721 ] [736 ] [708 ] [641 ] [596 ]
信託財産額 百万円 3 0 - 37 969
信託勘定貸出金残高 百万円 - - - - -
信託勘定有価証券残高 百万円 - - - - -
74.7 88.1 87.3 66.4 62.4
株主総利回り
(%)
(比較指標:配当込みTOPIX)
[89.1 ] [102.2 ] [118.5 ] [112.5 ] [101.8 ]
最高株価 円 575 452 442 462 309
最低株価 円 310 305 373 288 170
(注) 1 消費税及び地方消費税の会計処理は、税抜方式によっております。
2 第117期(2020年3月)中間配当についての取締役会決議は2019年11月8日に行いました。
3 第113期(2016年3月)の1株当たり配当額のうち、0.50円は創立75周年記念配当であります。
4 潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額は、潜在株式がないので記載しておりません。
5 自己資本比率は、期末純資産の部合計を期末資産の部の合計で除して算出しております。
6 自己資本利益率は、期首と期末の単純平均純資産額により算出しております。
7 最高株価及び最低株価は、東京証券取引所市場第一部におけるものであります。
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2 【沿革】
1941年11月 福島県下の郡山商業銀行、会津銀行、及び白河瀬谷銀行の3行が合併し、株式会社東邦銀行
を設立(設立日11月4日、資本金200万円、本店郡山市)
1942年8月 三春銀行、猪苗代銀行、岩瀬興業銀行の営業を譲受
1943年2月 矢吹銀行、田村実業銀行、及び磐東銀行の3行を合併
1944年11月 福島貯蓄銀行を合併
1946年12月 本店を郡山市から福島市に移転
1947年4月 福島県金庫事務を受託
1967年11月 本店を現在地に新築移転
1969年2月 外国為替業務取扱開始
1973年4月 東京証券取引所市場第二部に上場
1974年2月 東京証券取引所市場第一部へ指定
1981年6月 東邦ビジネスサービス株式会社を設立
1983年4月 証券業務取扱開始(国債等の窓口販売)
1983年10月 東邦コンピューターサービス株式会社を設立(現・東邦情報システム株式会社)
1985年3月 東邦リース株式会社を設立
1985年3月 東邦信用保証株式会社を設立
1985年4月 株式会社東邦カードを設立
1985年6月 債券ディーリング業務取扱開始
1986年4月 海外コルレス業務取扱開始
1990年7月 株式会社東邦クレジットサービスを設立
1992年7月 東邦不動産サービス株式会社を設立
1992年7月 東邦スタッフサービス株式会社を設立
1993年4月 東邦情報システム株式会社を設立
1993年9月 信託代理店業務取扱開始
1994年4月 信託業務取扱開始
1994年7月 新事務センター建物竣工
2000年10月 投資信託の窓口販売業務取扱開始
2001年4月 損害保険業務取扱開始
2002年10月 生命保険業務取扱開始
2005年10月 証券仲介業務取扱開始
2007年10月 銀行本体発行クレジットカードの取扱開始
2009年3月 東邦ビジネスサービス株式会社、東邦不動産サービス株式会社、東邦スタッフサービス株式
会社の3社を解散
2012年3月 株式会社とうほうスマイルを設立
2014年4月 東邦コンピューターサービス株式会社が東邦情報システム株式会社を吸収合併し、商号を東
邦情報システム株式会社に変更
2015年8月 とうほう証券株式会社を設立
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3 【事業の内容】
当行及び当行の関係会社は、当行、(連結)子会社7社及び関連会社(持分法適用会社)1社で構成され、銀行業を
中心として主に金融サービスに係る事業を行っております。
当行及び当行の関係会社の事業に係わる位置づけは次のとおりであります。なお、事業の区分は、「第5 経理の状
況 1(1)連結財務諸表 注記事項」に掲げるセグメントの区分と同一であります。
〔銀行業〕
当行の本支店118か店においては、預金業務、貸出業務、為替業務及びそれに付随する業務等を行い、地域に密着し
た営業活動を積極的に展開しており、当行及び当行の関係会社の中核と位置づけております。
〔信用保証業〕
東邦信用保証株式会社において、信用保証業務を行い、地域のお客さまのニーズに積極的にお応えしております。
〔その他〕
子会社6社において証券業務、リース業務及びクレジットカード業務等を営み、当行及び当行の関係会社内での連
携により金融サービスの充実を担っております。
子会社:とうほう証券株式会社、東邦リース株式会社、株式会社東邦カード、株式会社東邦クレジットサービス、
東邦情報システム株式会社、株式会社とうほうスマイル
そのほか、持分法適用会社のふるさと産業躍進投資事業有限責任組合においては、成長・成熟・再生局面にある企
業への投資業務を行っております。
以上述べた事項を事業系統図によって示すと次のとおりであります。
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4 【関係会社の状況】
当行との関係内容
資本金 議決権の
主要な
又 は 所有(又は
役員の
名称 住所 事 業
資金 営業上 設備の 業務
出資金 被所有)
兼任等
の内容
援助 の取引 賃貸借 提携
(百万円) 割合(%)
(人)
(連結子会社)
福島県
とうほう証券株 金銭貸借関係 提出会社より
3,000 その他 100.0 9(3) ― ―
式会社 預金取引関係 建物等の貸借
福島市
提出会社へ事務
金銭貸借関係
福島県 機器等の賃貸
東邦リース株式 100.0
60 その他 10(2) ― 預金取引関係 ―
会社 (50.0)
福島市 提出会社より
リース取引
建物等の貸借
金銭貸借関係
福島県
株式会社東邦 100.0
預金取引関係
30 その他 8(2) ― ― ―
カード (50.0)
福島市
貸出金の保証
金銭貸借関係
株式会社東邦
福島県
100.0
クレジット 30 その他 8(2) ― 預金取引関係 ― ―
(50.0)
福島市
サービス
貸出金の保証
福島県 預金取引関係
東邦信用保証 100.0
110 信用保証業 5(2) ― ― ―
株式会社 (50.0)
福島市 貸出金の保証
金銭貸借関係
預金取引関係
福島県
東邦情報シス 100.0 提出会社より
60 その他 6(2) ― ―
テム株式会社 (60.3) 銀行関連業務 建物等の貸借
福島市
受託
預金取引関係
福島県
株式会社とう 提出会社より
30 その他 100.0 5(2) ― 銀行関連業務 ―
ほうスマイル 建物等の貸借
福島市
受託
(持分法適用
関連会社)
ふるさと産業 宮城県
50.0
躍進投資事業 仙台市 1,353 その他 ― ― ― ― ―
(50.0)
有限責任組合 青葉区
(注) 1 「主要な事業の内容」欄には、セグメント情報に記載された名称を記載しております。
2 上記関係会社のうち、特定子会社に該当するのは、とうほう証券株式会社であります。
3 「議決権の所有(又は被所有)割合」欄の( )内は子会社による間接所有の割合(内書き)であります。
なお、「自己と出資、人事、資金、技術、取引等において緊密な関係があることにより自己の意思と同一の
内容の議決権を行使すると認められる者」又は「自己の意思と同一の内容の議決権を行使することに同意して
いる者」による所有割合は、該当がないため記載しておりません。
4 「当行との関係内容」の「役員の兼任等」欄の( )内は、当行の役員(内書き)であります。
5 【従業員の状況】
(1) 連結会社における従業員数
2020年3月31日 現在
セグメントの名称 銀行業 信用保証業 その他 合計
1,913 8 193 2,114
従業員数(人)
[596 ] [ 1] [14] [611 ]
(注) 1 従業員数は、嘱託及び臨時従業員853人を含んでおりません。
2 臨時従業員数は、[ ]内に年間の平均人員を外書きで記載しております。
(2) 当行の従業員数
2020年3月31日 現在
従業員数(人) 平均年齢(歳) 平均勤続年数(年) 平均年間給与(千円)
1,913
40.4 16.8 6,140
[596 ]
(注) 1 従業員数は、嘱託及び臨時従業員804人を含んでおりません。
2 当行の従業員はすべて銀行業のセグメントに属しております。
3 臨時従業員数は、[ ]内に年間の平均人員を外書きで記載しております。
4 平均年間給与は、賞与及び基準外賃金を含んでおります。
5 当行の従業員組合は、東邦銀行従業員組合と称し、組合員数は1,649人であります。労使間においては特記
すべき事項はありません。
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第2 【事業の状況】
1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】
以下の記載における将来に関する事項は、当連結会計年度の末日現在において当行グループ(当行及び連結子会
社)が判断したものであります。
(1) 経営方針
当行グループは、主に福島県を地盤とする地域金融機関として、企業理念である「地域を見つめ、地域ととも
に」「お客さまの満足のために」「新しい感覚と柔軟な発想をもって」、及びコーポレートメッセージ「すべてを
地域のために」に基づき様々な施策に取り組んでおります。
(2) 中長期的な経営戦略及び目標とする経営指標
①中長期的な経営戦略
当行は、長期ビジョンとして「地域(ふるさと)を豊かに・お客さまの繁栄のために・私たちの成長で~より
大きく・より強く・よりたくましく~」を掲げるとともに、長期ビジョンの実現に向け、2018年度から3か年を
計画期間とする中期経営計画「とうほう“健康バンク・健全バンク”計画」を展開しております。
②目標とする経営指標
中期経営計画「とうほう“健康バンク・健全バンク”計画」のもと、以下の指標を目標として掲げ、各種施策
に取り組んでおります。
直近の経営環境を踏まえ、中期経営計画の目標(2020年度末)を以下のとおり一部修正しております。
なお、新型コロナウィルスの収束時期が不透明な状況であることから、業績に及ぼす影響を合理的に算出する
ことが困難な状況のため、当該影響を織込んでおりません。
2020年度目標[当初] 2020年度目標[修正後]
目標経営指標
(中期経営計画最終年度) (中期経営計画最終年度)
連結当期純利益 100億円以上 50億円以上
連結自己資本当期純利益率(ROE) 5%以上 2.5%以上
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(3) 経営環境及び対処すべき課題
金融業界を取り巻く環境は、マイナス金利政策を含む金融緩和策の継続や人口減少によるマーケットの縮小、デ
ジタライゼーションの進化等大きく変化しております。一方で、足下では新型コロナウィルスの感染拡大が全世
界・全産業に影響を与えており、先行きの不透明感が増しております。
主たる営業基盤である福島県においては、福島イノベーションコースト構想が進展しており、あらたな産業の振
興等が期待されるとともに、東北中央自動車道などの交通インフラ整備が進む状況にあります。
こうした環境認識を踏まえ、最終年度を迎えた中期経営計画「とうほう“健康バンク・健全バンク”計画」のも
と、環境変化に応じてビジネスモデルの変革を進めつつ、お客さま・お取引先の復興支援・円滑な資金供給等を徹
底し、当行の長期ビジョンである 地域 (ふるさと) を豊かに・お客さまの繁栄のために・私たちの成長で~より大き
く・より強く・よりたくましく~」 の実現を目指してまいります。
あわせて、お客さま、地域の皆さま、株主の皆さまからのご期待にお応えできるよう、法令等遵守態勢やリスク
管理態勢、コーポレートガバナンス体制をより一層充実・強化し、地域とともに成長できるよう、グループの総力
をあげて取り組んでまいる所存であります。
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2 【事業等のリスク】
有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可
能性のある事項には、以下のようなものがあります。
なお、以下の記載における将来に関する事項は、当連結会計年度の末日現在において当行グループ(当行及び連結
子会社。以下、本項目においては「当行」と総称。)が判断したものであります。
当行の財政状態、経営成績等に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクのうち、特に重要な
リスクは、(1)信用リスクおよび(2)市場リスクであります。
当行は、当該リスクについて、統計的手法であるVaR(バリューアットリスク)を用いて、ある確率(信頼区間
99%)のもと一定期間(例えば1年間)に被る可能性のある最大損失額(リスク量)を算出し把握しております。
また、これらのリスクが顕在化した場合、当社グループの業績・業務運営に重大な影響を及ぼす可能性があるた
め、業務の継続性を確保する観点から、リスク量が自己資本の範囲内に収まるよう資本配賦制度(リスク量に対する
資本の割り当て)を用いた業務運営を行い、経営戦略と一体となったリスク管理を実践しております。
なお、当社グループのリスク管理体制等については、「第4 提出会社の状況 4 コーポレート・ガバナンスの状
況等」に記載しております。
(1) 信用リスク
当行では、貸出金等の資産内容について厳格な基準のもとに自己査定を行い、その結果を反映させた不良債権額
を開示し、貸出先の債務者区分や担保の価値等に基づき適切な引当金を繰り入れしております。
しかし、わが国の経済情勢、特に当行が主たる営業地域としている福島県の経済情勢が貸出先の業況等に悪影響
を及ぼし、債務者区分の下方遷移や、担保価値の下落、または予期せぬ事由の発生により、当行の不良債権及び与
信関係費用は増加するおそれがあり、その結果、当行の業績に悪影響を及ぼす可能性があります。
また、原子力発電所事故による経済活動の制限や風評被害等が、貸出先の業績に悪影響を及ぼすことにより、当
行の不良債権や与信関係費用が増加するおそれがあり、その結果、当行の業績に悪影響を及ぼす可能性がありま
す。
(2) 市場リスク
①株価下落リスク
当行は、市場性のある株式を保有しておりますが、株価が下落した場合には、保有株式に減損または評価損が
発生し、当行の業績に悪影響を及ぼす可能性があります。
②金利リスク
当行は、国債など市場性のある債券を保有しておりますが、今後、長期金利が上昇し、債券価格が下落した場
合には、保有債券に評価損が発生し、当行の業績に悪影響を及ぼす可能性があります。
③為替リスク
当行が保有する有価証券の一部は、為替レートの変動の影響を受けます。例えば、為替相場が円高に変動した
場合、為替ヘッジを行っていない有価証券の価値に悪影響を及ぼし、当行の業績に悪影響を及ぼす可能性があり
ます。
(3)新型コロナウイルス感染症に関するリスク
新型コロナウイルス感染症拡大により、日本政府から「新型コロナウイルス感染症緊急事態宣言」(以下、緊急
事態宣言という)が発令されるなど、経済活動に対する影響が懸念されております。当行では、お客さまと従業員
の安全を第一に考え、かつ業務継続可能な体制確保のため、緊急事態宣言発令中、全営業店を対象とした「少人数
営業体制」「昼時間休業」の導入、本部でのスプリットオペレーション(注)の実施等、必要な対応を迅速に行って
まいりました。現時点では、新型コロナウイルス感染症は収束し、その後経済は着実に回復していくものと想定し
ておりますが、経済回復の遅延等により、国内外の景気動向、株価・為替・不動産価格、当行貸出先の経営状況が
大幅に変動する場合には、当行の業績や財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。
(注)行内で感染者が発生した場合、同一エリアで業務遂行した職員が一斉に感染するリスクを回避するため、
業務を2つ以上のチームに分け遂行し、同時感染を回避する手法です。
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(4) 流動性リスク
当行では、資金調達や運用状況の分析を日々行い、流動性管理に万全を期しておりますが、市場環境が大きく変
化した場合や、万一、当行の信用状況が悪化した場合に、必要な資金が確保できなくなるリスクや、資金の確保に
通常よりも著しく高い金利での資金調達を余儀なくされ損失を被るリスクがあります。
また、市場の混乱等による市場取引の中止や、通常より著しく不利な価格での取引を余儀なくされることで損失
を被るリスクがあります。
(5) システムリスク(サイバーリスクを含む)
当行が業務上使用しているコンピューターシステムにおいては、障害発生防止に万全を期しておりますが、シス
テムの停止や誤作動、コンピュータの不正使用等が発生した場合には、当行の業績並びに業務遂行に悪影響を及ぼ
す可能性があります。
(6) 事務リスク
当行では、事務リスク回避のため事務管理体制の強化に取り組んでおりますが、故意または過失等により大きな
賠償に繋がるような事務事故が発生した場合、当行の業績に悪影響を及ぼす可能性があります。
(7) 情報資産に係わるリスク
当行では、顧客情報や経営情報などの管理には万全を期しておりますが、それらの漏洩、紛失、改ざん、不正使
用などが発生した場合、当行の社会的信用の失墜などによって、当行の業績に悪影響を及ぼす可能性があります。
(8) 法務リスク(コンプライアンス)
当行では、コンプライアンス態勢の整備・強化に努めておりますが、当行の役職員による法令等違反が発生した
り、当行に対する訴訟等が提訴された場合、当行の業績に悪影響を及ぼす可能性があります。
(9) 自己資本比率に係わるリスク
当行は、「銀行法第14条の2の規定に基づき、銀行がその保有する資産等に照らし自己資本の充実の状況が適当
であるかどうかを判断するための基準」(2006年金融庁告示第19号)の国内基準が適用され、同告示に基づき算出
される連結自己資本比率及び単体自己資本比率を4%以上に維持する必要があります。当行の自己資本比率が要求
される水準を下回った場合には、金融庁長官から、業務の全部または一部の停止等を含む様々な命令を受けること
となります。
当行の自己資本比率は以下のような要因により影響を受ける可能性があります。
・株式を含む有価証券ポートフォリオ価値の下落
・不良債権増加に伴う与信関係費用の増加
・自己資本比率の基準及び算定方法の変更
・本項記載のその他の不利益な展開
(10) 固定資産の減損等に係わるリスク
当行は、「固定資産の減損に係る会計基準」を適用しておりますが、経済情勢や不動産価格の変動等によって保
有している固定資産の価格が大幅に下落した場合などに新たな減損を実施する可能性があります。これら固定資産
の減損等に係わるリスクが顕在化した場合、当行の業績に悪影響を及ぼす可能性があります。
(11) 繰延税金資産に係わるリスク
現時点におけるわが国の会計基準に基づき、一定の条件の下で、将来における税金負担額の軽減効果として繰延
税金資産を貸借対照表に計上することが認められております。当行の将来の課税所得の予測に基づいて繰延税金資
産の一部又は全部の回収ができないと判断される場合は、当行の繰延税金資産は減額され、その結果、当行の業績
に悪影響を及ぼす可能性があります。
(12)退職給付債務に係わるリスク
年金資産の運用利回りが低下した場合や、割引率等数理計算上で設定される前提に変更があった場合等には、当
行の業績に悪影響を及ぼす可能性があります。
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(13)格付低下のリスク
格付機関により当行の格付が引き下げられた場合、当行は市場取引において、不利な条件での取引を余儀なくさ
れたり、または一定の取引を行うことができなくなるおそれがあります。
(14)風評リスク
市場やお客さまの間において、事実と異なる情報や風評等が発生した場合、当行の業績に悪影響を及ぼす可能性
があります。
(15)規制変動リスク
当行は、現時点の規制(法律、規則、政策、実務慣行、解釈等を含む)に従って業務を遂行しております。将
来、これらの規制の変更並びにそれらによって発生する事態が、当行の業績並びに業務遂行に悪影響を及ぼす可能
性があります。
(16)災害等のリスク
当行の役職員並びに保有する本店、事務センター、営業店等の施設及びお取引先が、地震等の自然災害の発生、
停電等の社会インフラ障害、犯罪及び新型コロナウィルス等感染症拡大等の外的要因を受けることにより、当行の
業績並びに業務遂行に悪影響を及ぼす可能性があります。
(17)金融犯罪に関するリスク
キャッシュ・カードの偽造・盗難や振り込め詐欺等の金融犯罪による被害を未然に防止するため、セキュリティ
強化に向けた取り組みを行っております。また、マネー・ローンダリング及びテロ資金供与対策を経営の重要課題
と位置付け、リスクベース・アプローチに基づく適切な管理体制の構築に取り組んでおります。
しかしながら、高度化する金融犯罪の発生により、その対策費用や被害に遭われたお客さまに対する補償等によ
り、当行の業績に悪影響を及ぼす可能性があります。
(18)競争
金融制度の規制緩和進展に伴い、業態を超えた競争が激化しており、当行がこうした競争的な事業環境において
競争的優位を得られない場合には、当行の業績に悪影響を及ぼす可能性があります。
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3 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
(1) 経営成績等の状況の概要
(業績等の概要)
2019年度のわが国経済は、個人消費が持ち直し、雇用情勢が着実に改善するなど緩やかに回復したものの、年度
末においては世界的に急拡大した新型コロナウイルス感染症の影響により、大幅に下押しされ、急速に減速しまし
た。
主要な営業基盤である福島県内の経済については、個人消費が緩やかに改善するなど、総じて緩やかな回復基調
にありましたが、秋口に発生した令和元年台風第19号等の大雨災害による甚大な被害に加え、新型コロナウイルス
感染症の影響により先行きの不透明感が強まり、年度末には下降局面となりました。
長期金利の指標となる10年国債利回りは、日本銀行によるマイナス金利政策を含む金融緩和政策のもとで△
0.28%~0.08%の水準で推移しました。
日経平均株価につきましては、世界的な利下げに伴いあらゆる資産価格が上昇したことを背景に、2020年1月を
ピークに24,000円台まで上昇しましたが、期末にかけて世界的に急拡大した新型コロナウイルス感染症の影響によ
り、年度末には急低下し、18,917円となりました。
このような経済環境のもと、当行は長期ビジョン「地域(ふるさと)を豊かに・お客さまの繁栄のために・私た
ちの成長で ~より大きく・より強く・よりたくましく~ 」の実現に向けて、2018年度から2020年度までの3年間
を計画期間とする中期経営計画「とうほう“健康バンク・健全バンク”計画」を展開し、グループ一体となって取
り組んでまいりました。
① 財政状態
総資産残高は、6兆207億円で前連結会計年度末比1,105億円の増加となりました。
資産項目の主要な勘定残高は、現金預け金が1兆6,195億円(前連結会計年度末比139億円の増加)、有価証
券が3,594億円(前連結会計年度末比2,110億円の減少)、貸出金が3兆8,553億円(前連結会計年度末比2,963
億円の増加)であります。
負債の部合計は、5兆8,297億円で前連結会計年度末比1,147億円の増加となりました。
負債項目の主要な勘定残高は、預金が5兆3,166億円(前連結会計年度末比1,279億円の増加)、譲渡性預金
が4,648億円(前連結会計年度末比12億円の減少)であります。
純資産の部合計は、1,909億円で前連結会計年度末比41億円の減少となりました。
これは、利益剰余金の増加を主たる要因として株主資本が8億円増加する一方で、その他有価証券評価差額
金の減少を主たる要因としてその他の包括利益累計額が49億円減少したことによるものでございます。
なお、当連結会計年度末の国内基準による連結自己資本比率は、利益の積み上げにより、前年度末比0.21%
上昇し8.96%となりました。
② 経営成績
当連結会計年度の経営成績は、次のとおりとなりました。
経常収益は、長期にわたるマイナス金利政策を背景とした有価証券利息及び有価証券売却益の減少を主たる
要因として、前年度比90億47百万円減少し634億49百万円となりました。
経常費用は、営業経費及び有価証券関係費用の減少を主な要因として、前年度比76億34百万円減少し590億
73百万円となりました。この結果、経常利益は前年度比14億13百万円減少し43億76百万円となりました。
親会社株主に帰属する当期純利益は、経常利益が減益となったことに加え、店舗戦略の見直し及び台風被害
等に伴う保有固定資産の減損損失計上などにより、前年度比8億57百万円減少し27億27百万円となりました。
セグメントごとの経営成績は次のとおりであります。
○ 銀行業
経常収益は、長期にわたるマイナス金利政策を背景とした有価証券利息及び有価証券売却益の減少を主
たる要因として、前年度比101億2百万円減少し559億96百万円となりました。
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セグメント利益は、台風第19号及び新型コロナウイルスの影響に伴う景気下押し圧力が強まる中、一部
大口先を含む取引先の業績悪化要因等を踏まえた予防的な引当てを行い与信関係費用が増加したこと、加
えて、期末にかけて株価が大幅に下落し保有有価証券の減損処理を行った結果、前年度比20億73百万円減
少し38億88百万円となりました。
○ 信用保証業
経常収益は、受取保証料の増加により前年度比34百万円増加し17億47百万円となりました。
セグメント利益は、与信関係費用の減少により前年度比1億97百万円増加し8億93百万円となりまし
た。
○ その他
経常収益は、証券業及びリース業の売上高増加を主たる要因として、前年度比9億57万円増加し96億38
百万円となりました。
セグメント利益は、経常収益の増加に伴い前年度比2億88百万円増加し10億51百万円となりました。
③ キャッシュ・フロー
当連結会計年度のキャッシュ・フローにつきましては、次のとおりとなりました。
営業活動によるキャッシュ・フローは、貸出金の増加による支出2,963億円を主な要因として1,739億円の支
出超過となりましたが、前連結会計年度との比較では、預金の増加等により支出超過額が2,423億円減少しま
した。
投資活動によるキャッシュ・フローは、有価証券の売却・償還による収入3,517億円が有価証券の取得によ
る支出1,474億円を上回ったこと等から1,997億円の収入超過となりましたが、前連結会計年度との比較では、
有価証券の売却による収入の減少により収入超過額が4,139億円減少しました。
財務活動によるキャッシュ・フローは、配当金の支払による支出等により20億円の支出超過となりました
が、前連結会計年度との比較では、当連結会計年度は劣後特約付借入金の返済等の支出がなかったことなどか
ら支出超過額が167億円減少しました。
この結果、当連結会計年度末における現金及び現金同等物は、前年度比237億円増加し1兆6,187億円となり
ました。
④ 生産、受注及び販売の状況
銀行業における業務の特殊性のため、該当する情報がないので記載しておりません。
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(参考)
(1) 国内・国際業務部門別収支
資金運用収支は、国内業務部門で 326億77百万円 、国際業務部門で 10億68百万円 、合計では前連結会計年度比18
億96百万円減少し 337億46百万円 となりました。また、役務取引等収支は、国内業務部門で 96億1百万円 、国際業
務部門で △5百万円 、合計では前連結会計年度比14億72百万円減少し 95億95百万円 、その他業務収支は、国内業
務部門で51億40百万円、国際業務部門で2億84百万円、合計では前連結会計年度比46億40百万円増加し54億24百
万円となりました。
以上の各収支を合計した連結業務粗利益は、前連結会計年度比12億71百万円増加し487億66百万円となりまし
た。
国内業務部門 国際業務部門 合計
種類 期別
金額(百万円) 金額(百万円) 金額(百万円)
前連結会計年度 34,425 1,217 35,643
資金運用収支
当連結会計年度 32,677 1,068 33,746
17
前連結会計年度 35,110 2,694
37,787
うち資金運用収益
9
当連結会計年度 33,247 1,183
34,421
17
前連結会計年度 685 1,476
2,144
うち資金調達費用
9
当連結会計年度 569 115
675
前連結会計年度 - - -
信託報酬
当連結会計年度 0 - 0
前連結会計年度 11,092 △24 11,068
役務取引等収支
当連結会計年度 9,601 △5 9,595
前連結会計年度 16,578 48 16,626
うち役務取引等収益
当連結会計年度 15,011 47 15,058
前連結会計年度 5,485 72 5,558
うち役務取引等費用
当連結会計年度 5,410 53 5,463
前連結会計年度 6,903 △6,119 783
その他業務収支
当連結会計年度 5,140 284 5,424
前連結会計年度 12,959 159 13,119
うちその他業務収益
当連結会計年度 10,802 1,025 11,827
前連結会計年度 6,056 6,279 12,335
うちその他業務費用
当連結会計年度 5,661 741 6,402
(注) 1 国内業務部門とは当行及び連結子会社の円建取引であり、国際業務部門は当行の外貨建取引であります。た
だし、円建対非居住者取引、特別国際金融取引勘定分等は国際業務部門に含めております。
2 資金調達費用は金銭の信託運用見合費用(前連結会計年度4百万円、当連結会計年度0百万円)を控除して表
示しております。
3 資金運用収益及び資金調達費用の合計欄の上段の計数は、国内業務部門と国際業務部門の間の資金貸借の利
息であります。
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(2) 国内・国際業務部門別資金運用/調達の状況
資金運用勘定平均残高は、国内業務部門が 5兆2,874億55百万円 、国際業務部門が 454億25百万円 となり、相殺
消去を行った合計で 5兆2,999億20百万円 となりました。また、利回りは、国内業務部門が 0.62% 、国際業務部門
が2.60% となり、相殺消去を行った合計で 0.64% となりました。
一方、資金調達勘定平均残高は、国内業務部門が 5兆6,223億61百万円 、国際業務部門が 443億63百万円 とな
り、相殺消去を行った合計で 5兆6,337億63百万円 となりました。また、利回りは、国内業務部門が 0.01% 、国際
業務部門が 0.26% となり、相殺消去を行った合計で 0.01% となりました。
① 国内業務部門
平均残高 利息 利回り
種類 期別
金額(百万円) 金額(百万円) (%)
(56,932 ) (17)
前連結会計年度 0.62
5,591,108 35,110
資金運用勘定
(32,961 ) (9)
当連結会計年度 0.62
5,287,455 33,247
前連結会計年度 3,350,512 28,529 0.85
うち貸出金
当連結会計年度 3,707,069 27,973 0.75
前連結会計年度 81 0 0.12
うち商品有価証券
当連結会計年度 59 0 0.04
前連結会計年度 826,095 5,576 0.67
うち有価証券
当連結会計年度 383,878 4,289 1.11
前連結会計年度 46,671 △1 △0.00
うちコールローン及び
買入手形
当連結会計年度 144,658 △15 △0.01
前連結会計年度 1,287,423 987 0.07
うち預け金
当連結会計年度 987,026 989 0.10
前連結会計年度 5,589,334 685 0.01
資金調達勘定
当連結会計年度 5,622,361 569 0.01
前連結会計年度 4,995,488 569 0.01
うち預金
当連結会計年度 5,095,865 496 0.00
前連結会計年度 532,090 79 0.01
うち譲渡性預金
当連結会計年度 491,633 73 0.01
前連結会計年度 62,164 △32 △0.05
うちコールマネー及び
売渡手形
当連結会計年度 38,363 △10 △0.02
前連結会計年度 - - -
うち債券貸借取引受入
担保金
当連結会計年度 - - -
前連結会計年度 13,142 70 0.53
うち借用金
当連結会計年度 2,405 8 0.36
(注) 1 国内業務部門とは、当行及び連結子会社の円建取引であります。ただし、円建対非居住者取引、特別国際金
融取引勘定分等は国際業務部門に含めております。
2 平均残高は、原則として日々の残高の平均に基づいて算出しておりますが、連結子会社については、各連結
会計年度の期首と期末の残高に基づく平均残高を利用しております。
3 資金運用勘定は、無利息預け金の平均残高(前連結会計年度45,074百万円、当連結会計年度376,931百万円)
を、資金調達勘定は金銭の信託運用見合額の平均残高(前連結会計年度13,708百万円、当連結会計年度7,200百
万円)及び利息(前連結会計年度4百万円、当連結会計年度0百万円)を、それぞれ控除して表示しておりま
す。
4 ( )内は、国内業務部門と国際業務部門の間の資金貸借の平均残高及び利息(内書き)であります。
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② 国際業務部門
平均残高 利息 利回り
種類 期別
金額(百万円) 金額(百万円) (%)
前連結会計年度 133,960 2,694 2.01
資金運用勘定
当連結会計年度 45,425 1,183 2.60
前連結会計年度 6,829 189 2.77
うち貸出金
当連結会計年度 5,113 131 2.58
前連結会計年度 - - -
うち商品有価証券
当連結会計年度 - - -
前連結会計年度 123,941 2,455 1.98
うち有価証券
当連結会計年度 35,984 990 2.75
前連結会計年度 2,247 47 2.13
うちコールローン及び
買入手形
当連結会計年度 2,950 59 2.01
前連結会計年度 87 0 0.41
うち預け金
当連結会計年度 169 0 0.38
(56,932 ) (17)
前連結会計年度 1.11
132,541 1,476
資金調達勘定
(32,961 ) (9)
当連結会計年度 0.26
44,363 115
前連結会計年度 5,784 27 0.48
うち預金
当連結会計年度 7,867 62 0.79
前連結会計年度 - - -
うち譲渡性預金
当連結会計年度 - - -
前連結会計年度 12,541 331 2.64
うちコールマネー及び
売渡手形
当連結会計年度 1,584 42 2.70
前連結会計年度 57,034 1,099 1.92
うち債券貸借取引受入
担保金
当連結会計年度 1,739 0 0.01
前連結会計年度 - - -
うち借用金
当連結会計年度 - - -
(注) 1 国際業務部門とは当行の外貨建取引であります。なお、円建対非居住者取引、特別国際金融取引勘定分等は
国際業務部門に含めております。
2 平均残高は、原則として日々の残高の平均に基づいて算出しておりますが、連結子会社については、各連結
会計年度の期首と期末の残高に基づく平均残高を利用しております。
3 資金運用勘定は、無利息預け金の平均残高(前連結会計年度13百万円、当連結会計年度18百万円)を控除して
表示しております。
4 ( )内は、国内業務部門と国際業務部門の間の資金貸借の平均残高及び利息(内書き)であります。
5 国際業務部門の国内店外貨建取引の平均残高は、日次カレント方式(当日のTT仲値を当日の全ての取引に適
用する方式)により算出しております。
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③ 合計
平均残高 利息 利回り
種類 期別
金額(百万円) 金額(百万円) (%)
前連結会計年度 5,668,136 37,787 0.66
資金運用勘定
当連結会計年度 5,299,920 34,421 0.64
前連結会計年度 3,357,341 28,718 0.85
うち貸出金
当連結会計年度 3,712,183 28,105 0.75
前連結会計年度 81 0 0.12
うち商品有価証券
当連結会計年度 59 0 0.04
前連結会計年度 950,036 8,032 0.84
うち有価証券
当連結会計年度 419,863 5,280 1.25
前連結会計年度 48,918 46 0.09
うちコールローン及び
買入手形
当連結会計年度 147,609 44 0.02
前連結会計年度 1,287,511 988 0.07
うち預け金
当連結会計年度 987,196 990 0.10
前連結会計年度 5,664,943 2,144 0.03
資金調達勘定
当連結会計年度 5,633,763 675 0.01
前連結会計年度 5,001,272 597 0.01
うち預金
当連結会計年度 5,103,732 559 0.01
前連結会計年度 532,090 79 0.01
うち譲渡性預金
当連結会計年度 491,633 73 0.01
前連結会計年度 74,705 299 0.40
うちコールマネー及び
売渡手形
当連結会計年度 39,948 32 0.08
前連結会計年度 57,034 1,099 1.92
うち債券貸借取引受入
担保金
当連結会計年度 1,739 0 0.01
前連結会計年度 13,142 70 0.53
うち借用金
当連結会計年度 2,405 8 0.36
(注) 1 資金運用勘定は、無利息預け金の平均残高(前連結会計年度45,088百万円、当連結会計年度376,949百万円)
を、資金調達勘定は金銭の信託運用見合額の平均残高(前連結会計年度13,708百万円、当連結会計年度7,200百
万円)及び利息(前連結会計年度4百万円、当連結会計年度0百万円)を、それぞれ控除して表示しておりま
す。
2 国内業務部門と国際業務部門の間の資金貸借の平均残高及び利息は、相殺して記載しております。
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(3) 国内・国際業務部門別役務取引の状況
役務取引等収益は、国内業務部門が 150億11百万円 、国際業務部門が 47百万円 となり、合計で 150億58百万円 と
なりました。
役務取引等費用は、国内業務部門が 54億10百万円 、国際業務部門が 53百万円 となり、合計で 54億63百万円 とな
りました。
国内業務部門 国際業務部門 合計
種類 期別
金額(百万円) 金額(百万円) 金額(百万円)
前連結会計年度 16,578 48 16,626
役務取引等収益
当連結会計年度 15,011 47 15,058
前連結会計年度 2,633 - 2,633
うち預金・貸出業務
当連結会計年度 2,583 - 2,583
前連結会計年度 3,579 47 3,626
うち為替業務
当連結会計年度 3,548 46 3,595
前連結会計年度 655 - 655
うち証券関連業務
当連結会計年度 669 - 669
前連結会計年度 249 - 249
うち代理業務
当連結会計年度 240 - 240
前連結会計年度 108 - 108
うち保護預り・
貸金庫業務
当連結会計年度 103 - 103
前連結会計年度 1,029 0 1,030
うち保証業務
当連結会計年度 1,063 0 1,064
前連結会計年度 693 - 693
うち投資信託の
窓口販売業務
当連結会計年度 724 - 724
前連結会計年度 2,647 - 2,647
うち保険関連業務
当連結会計年度 1,353 - 1,353
前連結会計年度 5,485 72 5,558
役務取引等費用
当連結会計年度 5,410 53 5,463
前連結会計年度 546 39 585
うち為替業務
当連結会計年度 541 31 573
(注) 国際業務部門には、当行の外国為替業務等に関する収益、費用を計上しております。
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(4) 国内・国際業務部門別預金残高の状況
○ 預金の種類別残高(末残)
国内業務部門 国際業務部門 合計
種類 期別
金額(百万円) 金額(百万円) 金額(百万円)
前連結会計年度 5,182,638 6,061 5,188,699
預金合計
当連結会計年度 5,307,548 9,051 5,316,600
前連結会計年度 3,927,715 - 3,927,715
うち流動性預金
当連結会計年度 4,060,875 - 4,060,875
前連結会計年度 1,211,796 - 1,211,796
うち定期性預金
当連結会計年度 1,175,527 - 1,175,527
前連結会計年度 43,126 6,061 49,188
うちその他
当連結会計年度 71,145 9,051 80,197
前連結会計年度 466,113 - 466,113
譲渡性預金
当連結会計年度 464,867 - 464,867
前連結会計年度 5,648,751 6,061 5,654,812
総合計
当連結会計年度 5,772,416 9,051 5,781,468
(注) 1 国内業務部門とは、当行及び連結子会社の円建取引であり、国際業務部門は当行の外貨建取引であります。
ただし、円建対非居住者取引、特別国際金融取引勘定分等は国際業務部門に含めております。
2 流動性預金=当座預金+普通預金+貯蓄預金+通知預金
3 定期性預金=定期預金+定期積金
(5) 業種別貸出状況及び外国政府等向け債権残高
① 業種別貸出状況(末残・構成比)
前連結会計年度 当連結会計年度
業種別
金 額(百万円) 構成比(%) 金 額(百万円) 構成比(%)
国内
3,559,016 100.00 3,855,393 100.00
(除く特別国際金融取引勘定分)
製造業 260,962 7.33 235,262 6.10
農業、林業 8,043 0.23 7,603 0.20
漁業 1,490 0.04 1,287 0.03
鉱業、採石業、砂利採取業 3,929 0.11 3,107 0.08
建設業 81,798 2.30 74,413 1.93
電気・ガス・熱供給・水道業 183,078 5.14 241,069 6.25
情報通信業 15,222 0.43 16,932 0.44
運輸業、郵便業 76,098 2.14 66,180 1.72
卸売業、小売業 188,361 5.29 172,184 4.47
金融業、保険業 126,169 3.55 101,531 2.63
不動産業、物品賃貸業 430,729 12.10 421,113 10.92
地方公共団体 713,565 20.05 719,391 18.66
個人 774,922 21.77 788,220 20.45
その他 694,643 19.52 1,007,094 26.12
特別国際金融取引勘定分 - - - -
政府等 - - - -
金融機関 - - - -
その他 - - - -
合計 3,559,016 ―――― 3,855,393 ――――
② 外国政府等向け債権残高(国別)
該当事項はありません。
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(6) 国内業務部門・国際業務部門別有価証券の状況
○ 有価証券残高(末残)
国内業務部門 国際業務部門 合計
種類 期別
金額(百万円) 金額(百万円) 金額(百万円)
前連結会計年度 156,812 - 156,812
国債
当連結会計年度 47,727 - 47,727
前連結会計年度 79,861 - 79,861
地方債
当連結会計年度 39,856 - 39,856
前連結会計年度 127,752 - 127,752
社債
当連結会計年度 116,982 - 116,982
前連結会計年度 38,848 - 38,848
株式
当連結会計年度 32,520 - 32,520
前連結会計年度 119,678 47,613 167,291
その他の証券
当連結会計年度 101,116 21,263 122,380
前連結会計年度 522,952 47,613 570,566
合計
当連結会計年度 338,205 21,263 359,468
(注) 1 国内業務部門とは当行及び連結子会社の円建取引であり、国際業務部門は当行の外貨建取引であります。た
だし、円建対非居住者取引、特別国際金融取引勘定分等は国際業務部門に含めております。
2 「その他の証券」には、外国債券及び外国株式を含んでおります。
(7) 「金融機関の信託業務の兼営等に関する法律」に基づく信託業務の状況
「金融機関の信託業務の兼営等に関する法律」に基づき信託業務を営む会社は提出会社1社です。
①信託財産の運用/受入状況(信託財産残高表/連結)
資産
前連結会計年度 当連結会計年度
(2019年3月31日 ) (2020年3月31日 )
科目
金額(百万円) 構成比(%) 金額(百万円) 構成比(%)
銀行勘定貸 37 100.00 969 100.00
合計 37 100.00 969 100.00
負債
前連結会計年度 当連結会計年度
(2019年3月31日 ) (2020年3月31日 )
科目
金額(百万円) 構成比(%) 金額(百万円) 構成比(%)
金銭信託 37 100.00 969 100.00
合計 37 100.00 969 100.00
(注) 共同信託他社管理財産 前連結会計年度末 ―百万円 当連結会計年度末 ―百万円
②元本補填契約のある信託の運用/受入状況(末残)
前連結会計年度 当連結会計年度
(2019年3月31日 ) (2020年3月31日 )
科目
金銭信託 貸付信託 合計 金銭信託 貸付信託 合計
(百万円) (百万円) (百万円) (百万円) (百万円) (百万円)
銀行勘定貸 37 - 37 969 - 969
資産計 37 - 37 969 - 969
元本 37 - 37 969 - 969
負債計 37 - 37 969 - 969
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(自己資本比率等の状況)
(参考)
自己資本比率は、「銀行法第14条の2の規定に基づき、銀行がその保有する資産等に照らし自己資本の充実の状況が適
当であるかどうかを判断するための基準」(2006年金融庁告示第19号)に定められた算式に基づき、連結ベースと単体
ベースの双方について算出しております。
なお、当行は、国内基準を適用のうえ、信用リスク・アセットの算出においては標準的手法を採用しております。
連結自己資本比率(国内基準) (単位:億円、%)
2020年3月31日
1.連結自己資本比率(2/3) 8.96
2.連結における自己資本の額 1,878
3.リスク・アセットの額 20,968
4.連結総所要自己資本額 838
単体自己資本比率(国内基準) (単位:億円、%)
2020年3月31日
1.自己資本比率(2/3) 8.71
2.単体における自己資本の額 1,818
3.リスク・アセットの額 20,878
4.単体総所要自己資本額 835
(資産の査定)
(参考)
資産の査定は、「金融機能の再生のための緊急措置に関する法律」(1998年法律第132号)第6条に基づき、当行の貸借
対照表の社債(当該社債を有する金融機関がその元本の償還及び利息の支払の全部又は一部について保証しているもの
であって、当該社債の発行が金融商品取引法(1948年法律第25号)第2条第3項に規定する有価証券の私募によるもの
に限る。)、貸出金、外国為替、その他資産中の未収利息及び仮払金、支払承諾見返の各勘定に計上されるもの並びに
貸借対照表に注記することとされている有価証券の貸付けを行っている場合のその有価証券(使用貸借又は賃貸借契約に
よるものに限る。)について債務者の財政状態及び経営成績等を基礎として次のとおり区分するものであります。
1 破産更生債権及びこれらに準ずる債権
破産更生債権及びこれらに準ずる債権とは、破産手続開始、更生手続開始、再生手続開始の申立て等の事由により
経営破綻に陥っている債務者に対する債権及びこれらに準ずる債権をいう。
2 危険債権
危険債権とは、債務者が経営破綻の状態には至っていないが、財政状態及び経営成績が悪化し、契約に従った債権
の元本の回収及び利息の受取りができない可能性の高い債権をいう。
3 要管理債権
要管理債権とは、3ヵ月以上延滞債権及び貸出条件緩和債権をいう。
4 正常債権
正常債権とは、債務者の財政状態及び経営成績に特に問題がないものとして、上記1から3までに掲げる債権以外
のものに区分される債権をいう。
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資産の査定の額(単体)
2019年3月31日 2020年3月31日
債権の区分
金額(億円) 金額(億円)
破産更生債権及びこれらに準ずる債権 110 128
危険債権 156 148
要管理債権 39 50
正常債権 36,156 39,151
(2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当行グループ(当行及び連結子会社)の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容
は次のとおりであります。
なお、以下の記載における将来に関する事項は、当連結会計年度の末日現在において当行グループが判断したも
のであります。
①当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容
(財政状態)
当連結会計年度の譲渡性預金を含む総預金の期中平均残高は、個人、法人預金を中心に前連結会計年度末比620億
円増加(増加率1.12%)し、5兆5,953億円となりました。
これは、多様なニーズにお応えする商品の提供に努め、お客さまの信頼を得た結果であります。
運用の要である貸出金の期中平均残高は、県内の事業性貸出、個人ローン、公共貸出が増加し、前連結会計年度末
比3,548億円増加(増加率10.56%)し、3兆7,121億円となりました。
これは、取引先企業や個人のお客さまのニーズに幅広く積極的にお応えした結果であります。
また、有価証券の期中平均残高は、前連結会計年度末比5,301億円減少(減少率55.80%)し、4,198億円となりま
した。
これは、世界的な超金融緩和環境が続く中、中長期的な金利リスク回避の観点から内外の市場運用を抑制方針とし
た結果であります。
(単位:百万円)
主要勘定の 前連結会計年度 当連結会計年度 増減
期中平均残高 (A) (B) (B-A)
総預金 5,533,363 5,595,366 62,002
預金 5,001,272 5,103,732 102,459
譲渡性預金 532,090 491,633 △40,457
貸出金 3,357,341 3,712,183 354,841
有価証券 950,036 419,863 △530,173
(※)平均残高は、原則として日々の残高の平均に基づいて算出しておりますが、連結子会社については、各連結
会計年度の期首と期末の残高に基づく平均残高を利用しております。
なお、当連結会計年度末における連結ベースのリスク管理債権残高は、前連結会計年度末比21億円増加し336億
円、総貸出金残高に占める比率は、前連結会計年度末比0.01ポイント低下の0.87%となっております。
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(単位:百万円)
前連結会計年度 当連結会計年度 増減
総貸出金に 総貸出金に
残高 残高 残高 比率
占める比率 占める比率
リスク管理債権残高合計 31,572 0.88% 33,685 0.87% 2,112 △0.01%
破綻先債権 2,328 0.06% 4,883 0.12% 2,555 0.06%
△ 1,508
延滞債権 25,307 0.71% 23,798 0.61% △0.09%
△ 356
3ヵ月以上延滞債権 758 0.02% 402 0.01% △0.01%
貸出条件緩和債権 3,177 0.08% 4,600 0.11% 1,422 0.03%
総貸出金残高 3,559,016 3,855,393 296,377
(経営成績)
(a) 連結業務粗利益[資金利益+役務取引等利益+その他業務利益]
連結業務粗利益は、資金利益及び役務取引等利益が減少する一方、その他業務利益の増加により、前連結会計
年度比12億71百万円増加の487億66百万円となりました。
資金利益は、長期にわたるマイナス金利政策を背景とした有価証券利息の減少を主たる要因として前連結会計
年度比18億96百万円減少の337億46百万円となりました。
役務取引等利益は、法人関連手数料の減少を主たる要因として前連結会計年度比14億72百万円減少の95億95百
万円となりました。
その他業務利益は、国債等債券売却損の減少を主たる要因として前連結会計年度比46億40百万円増加の54億24
百万円となりました。
(単位:百万円)
前連結会計年度 当連結会計年度 増減
連結業務粗利益の内訳
(A) (B) (B-A)
連結業務粗利益 47,494 48,766 1,271
資金利益 35,643 33,746 △1,896
資金運用収益 37,787 34,421 △3,365
うち貸出金利息 28,718 28,105 △613
うち有価証券利息配当金 8,032 5,280 △2,751
資金調達費用 (△) 2,148 675 △1,472
うち預金等利息 (△) 677 633 △44
金銭の信託運用見合費用 4 0 △3
役務取引等利益 11,068 9,595 △1,472
役務取引等収益 16,626 15,058 △1,567
うち法人関連手数料 3,331 1,747 △1,583
役務取引等費用 (△) 5,558 5,463 △94
その他業務利益 783 5,424 4,640
その他業務収益 13,119 11,827 △1,291
その他業務費用 (△) 12,335 6,402 △5,932
うち国債等債券売却損 (△) 6,967 103 △6,864
(※)連結業務粗利益=資金利益(資金運用収益-資金調達費用+金銭の信託運用見合費用)+役務取引等利益
(役務取引等収益-役務取引等費用)+その他業務利益(その他業務収益-その他業務費用)
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(b) 連結実質業務純益[連結業務粗利益-営業経費(臨時費用処分を除く)]
営業経費(臨時費用処理分を除く)は、当行の人件費の減少を主たる要因として前連結会計年度比9億72百万
円減少の358億45百万円となりました。
これは人員の適正化、業務改革(BPR)及びコスト構造改革等により経費の圧縮に取り組んできた結果であ
ります。
その結果、連結実質業務純益は、前連結会計年度比22億44百万円増加の129億20百万円となりました。
(単位:百万円)
前連結会計年度 当連結会計年度 増減
連結実質業務純益の内訳
(A) (B) (B-A)
連結業務粗利益
47,494 48,766 1,271
営業経費(臨時費用処理分を除く) (△) 36,818 35,845 △972
連結実質業務純益 10,676 12,920 2,244
(c) 経常利益〔連結実質業務純益-その他経常費用中一般貸倒引当金繰入額+その他経常損益(不良債権処理額・
株式等関係損益等)〕
当連結会計年度の与信関係費用は、台風19号及び新型コロナウイルスの影響に伴う景気下押し圧力が強まる
中、一部大口先を含む取引先の業況悪化要因等を踏まえた予防的な引当てを行った結果、前連結会計年度比1億
31百万円増加の77億18百万円となりました。
株式等関係損益は、期末にかけて株価が大幅に下落し保有有価証券の減損処理を行った結果、前連結会計年度
比36億18百万円減少の△4億39百万円となりました。
その結果、経常利益は、前連結会計年度比14億13百万円減少の43億76百万円となりました。
(単位:百万円)
前連結会計年度 当連結会計年度 増減
連結実質業務純益の内訳
(A) (B) (B-A)
連結実質業務純益
10,676 12,920 2,244
その他経常費用中
(△) 1,315 1,402 87
一般貸倒引当金繰入額
その他経常損益 △2,675 △6,354 △3,679
うち不良債権処理額 (△) 6,272 6,317 44
うち償却債権取立益 0 1 0
うち株式等関係損益 3,179 △439 △3,618
経常利益 5,790 4,376 △1,413
(※)1 不良債権処理額=貸出金償却+貸倒引当金繰入額(その他経常費用中一般貸倒引当金繰入額を除く)
+その他債権売却損等
2 株式等関係損益=株式等売却益-株式等売却損-株式等償却
<参考>
(単位:百万円)
前連結会計年度 当連結会計年度 増減
(A) (B) (B-A)
与信関係費用 (△) 7,586 7,718 131
(※)与信関係費用=その他経常費用中一般貸倒引当金繰入額+不良債権処理額-償却債権取立益
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(d) 親会社株主に帰属する当期純利益〔経常利益+特別損益-法人税等合計-非支配株主に帰属する当期純利益〕
特別損益は、店舗戦略の見直し及び台風被害等に伴う保有固定資産の減損損失計上などにより前連結会計年度
比2億14百万円減少の△4億7百万円となりました。
法人税等合計は、前連結会計年度比7億70百万円減少の12億41百万円となりました。
以上の結果、親会社株主に帰属する当期純利益は、前連結会計年度比8億57百万円減少の27億27百万円となり
ました。
(単位:百万円)
親会社株主に帰属する 前連結会計年度 当連結会計年度 増減
当期純利益の内訳 (A) (B) (B-A)
経常利益
5,790 4,376 △1,413
特別損益 △193 △407 △214
うち固定資産処分損益 △75 △145 △70
うち減損損失 (△) 195 505 309
うちその他の特別利益 77 243 165
税金等調整前当期純利益 5,596 3,968 △1,627
法人税等合計 (△) 2,011 1,241 △770
非支配株主に帰属する当期純利益 (△) - - -
親会社株主に帰属する当期純利益 3,585 2,727 △857
(※)1 税金等調整前当期純利益=経常利益+特別損益(特別利益-特別損失)
2 親会社株主に帰属する当期純利益=税金等調整前当期純利益-法人税等合計-非支配株主に帰属す
る当期純利益
②キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容
当連結会計年度のキャッシュ・フローにつきましては、次のとおりとなりました。
営業活動によるキャッシュ・フローは、貸出金の増加による支出2,963億円を主な要因として 1,739億円の支出超
過となりましたが、前連結会計年度との比較では、預金の増加等により支出超過額が 2,423億円減少 しました。
投資活動によるキャッシュ・フローは、有価証券の売却・償還による収入3,517億円が有価証券の取得による支出
1,474億円 を上回ったこと等から 1,997億円の収入超過 となりましたが、前連結会計年度との比較では、有価証券の
売却による収入の減少により収入超過額が 4,139億円減少 しました。
財務活動によるキャッシュ・フローは、配当金の支払による支出等により 20億円の支出超過 となりましたが、前
連結会計年度との比較では、当連結会計年度は劣後特約付借入金の返済等の支出がなかったことなどから支出超過
額が 167億円減少 しました。
この結果、当連結会計年度末における現金及び現金同等物は、前年度末比 237億円増加 し1兆6,187億円 となりま
した。
(単位:百万円)
前連結会計年度(A) 当連結会計年度(B) 増減(B-A)
営業活動によるキャッシュ・フロー △416,343 △173,959 242,384
投資活動によるキャッシュ・フロー 613,724 199,741 △413,982
財務活動によるキャッシュ・フロー △18,826 △2,029 16,797
現金及び現金同等物の期末残高 1,594,982 1,618,732 23,750
③資本的支出の財源及び資金の流動性
当面の設備投資、成長分野への投資並びに株主還元等は自己資金で対応する予定であります。
また、当社グループは正確な資金繰りの把握及び資金繰りの安定に努めるとともに、適切なリスク管理体制の構築
を図っております。貸出金や有価証券の運用については、お客さまからの預金を中心として調達するとともに、必要
に応じてコールマネー等により資金調達を行っております。
なお、資金の流動性の状況等については日次管理を行っており、定期的にALM委員会に報告しております。
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④重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
当社グループが連結財務諸表の作成に当たって用いた会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定のうち、重要なも
のは以下のとおりであります。
・貸倒引当金の計上
貸倒引当金の算定は、連結財務諸表作成時に入手可能な情報に基づいて、合理的な金額を算出しており、会計上の
見積りに該当します。
当行の貸出金等(貸出金・支払承諾見返等)の債権が貸借対照表上に占める割合は大きく、貸倒引当金の増減が経
営成績等に与える影響は大きいため、会計上の見積りにおいて重要なものと判断しております。
当行の貸倒引当金は、予め定めている償却・引当基準に則り、次のとおり計上しております。破産、特別清算等、
法的に経営破綻の事実が発生している先(以下、「破綻先」という)に係る債権及びそれと同等の状況にある先(以
下、「実質破綻先」という)の債権については、債権額から担保の処分可能見込額及び保証による回収可能見込額を
控除し、その残額を計上しております。また、現在は経営破綻の状況にないが、今後経営破綻に陥る可能性が大きい
と認められる先(以下、「破綻懸念先」という)の債権については、債権額から担保の処分可能見込額及び保証によ
る回収可能見込額を控除し、その残額のうち、必要と認める額を計上しております。破綻懸念先及び貸出条件緩和債
権等を有する先で、債権額から担保の処分可能見込額及び保証による回収可能見込額を控除した残額が一定額以上の
大口先のうち、債権の元本の回収及び利息の受取りに係るキャッシュ・フローを合理的に見積もることができる債権
については、当該キャッシュ・フローを貸出条件緩和実施前の約定利子率で割引いた金額と債権の帳簿価額との差額
を貸倒引当金とする方法(キャッシュ・フロー見積法)により計上しております。
上記以外の債権については、一定の種類毎に分類し、過去の一定期間における貸倒実績から算出した貸倒実績率等
に基づき計上しております。
すべての債権は、資産の自己査定基準に基づき、営業関連部署が資産査定を実施し、当該部署から独立した監査部
署が査定結果を監査しております。
連結子会社の貸倒引当金は、一般債権については過去の貸倒実績率等を勘案して必要と認めた額を、貸倒懸念債権
等特定の債権については、個別に回収可能性を勘案し、回収不能見込額をそれぞれ計上しております。
当行の経営者は、貸倒引当金の算出において用いた会計上の見積りは合理的であり、貸倒引当金は十分計上され、
債権が回収可能な額として計上されていると判断しております。
ただし、 経済環境の大幅な変化等、予測不能な前提条件の変化等により債務者の区分や担保の処分可能見込額等が
変動する可能性があり、この場合には、将来当行グループが貸倒引当金を増額又は減額する可能性があります。
なお、新型コロナウイルス感染症は、2020年4月7日の日本政府による「新型コロナウイルス感染症緊急事態宣言」
の発令以降、全国新規感染者数が減少傾向に転じるなど、収束に向けた動きも出ていることから同年6月には一定の
収束が見られ、また、同年7月以降は、「新型コロナウイルス感染症緊急経済対策」の各施策実行による消費及び投
資両面の喚起により、着実に経済回復していくものと仮定しております 。
上記仮定に基づき、貸倒引当金の計上基準に記載した方法により貸倒引当金の見積りを行っておりますが、新型コ
ロナウイルス感染症の影響が融資先の経営状況に影響を及ぼす可能性があると判断した債権については貸倒引当金を
追加計上しており、現時点の最善の見積りであると判断しております。また、上記仮定の不確実性は高く、新型コロ
ナウイルス感染症の感染状況や経済環境への影響が変化した場合には、翌年度の連結財務諸表において貸倒引当金が
増減する可能性があります 。
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4 【経営上の重要な契約等】
該当事項はありません。
5 【研究開発活動】
該当事項はありません。
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第3 【設備の状況】
1 【設備投資等の概要】
当連結会計年度中、当行及び連結子会社では、総額で 4,019 百万円の設備投資を実施いたしました。
銀行業においては、営業基盤の整備を目的として、店舗等の新設及び改修等を進めました。また、事務の合理化と
お客さまへのサービス機能の充実を図る観点から、各種事務機器等への投資を行いました。
信用保証業及びその他においては、重要な設備投資はありません。
また、当連結会計年度において、以下の通り旧いわき倉庫の敷地の一部及び建物について収用に伴う補償金を受領
しております。
店舗名 前期末帳簿価額
会社名 所在地 セグメントの名称 設備の内容 収用時期
その他 (百万円)
福島県
当行 旧いわき倉庫 銀行業 土地・建物 2020年1月 4
いわき市
2 【主要な設備の状況】
当連結会計年度末における主要な設備の状況は次のとおりであります。
( 2020年3月31日 現在)
リース
セグメ
土地 建物 動産 合計
店舗名 設備の 従業員
資 産
会社名 所在地 ントの
その他 内 容 数(人)
名称
面積(㎡) 帳簿価額(百万円)
福島県
4,274
― 本店 銀行業 本店 1,285 455 291 - 2,033 375
(64)
福島市
県庁支店 154,832
― 福島県内 銀行業 店舗 13,921 5,398 1,703 351 21,375 1,143
他104か店 (34,535)
東京支店 5,642
― 福島県外 銀行業 店舗 2,781 662 277 - 3,721 184
他11か店 (254)
当 行
事務 福島県 事務
14,923
― 銀行業 741 2,710 796 - 4,249 211
(2,158)
センター 福島市 センター
福島県
40,960
― 社宅・寮 銀行業 社宅・寮 3,035 800 19 - 3,856 -
(2,441)
福島市他
福島県
51,417
― 研修所他 銀行業 研修所他 954 745 177 - 1,877 -
(-)
福島市他
東邦信用 0
福島県 信用保
保証 本社他 本社 (0) - 0 6 - 7 8
福島市 証業
(株)
連 結
子会社
東邦リー
福島県
1,280
ス(株)
本社他 その他 本社他 - 161 332 6 500 193
(1,280)
福島市他
他5社
(注) 1 土地の面積欄の( )内は借地の面積(うち書き)であり、その年間賃借料は建物も含め894百万円であります。
2 動産は、事務機器1,616 百万円、その他1,990百万円であります。
3 当行の店舗外現金自動設備190か所は上記に含めて記載しております。
4 上記の他、無形固定資産5,414百万円を所有しております。
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3 【設備の新設、除却等の計画】
当行及び連結子会社の設備投資については、店舗ネットワークのさらなる充実のため、1つの建物内で複数の支店
が営業する「支店併設店舗」の新築などを計画している他、事務の合理化・効率化を目的としたソフトウェアの導入
を行ってまいります。
当連結会計年度末において計画中である重要な設備の新設、導入は次のとおりであります。
投資予定金額
(百万円)
店舗名 資金調 着手 完了予定
セグメン
会社名 所在地 区分 設備の内容
トの名称
その他 達方法 年月 年月
総額 既支払額
福島県 2019年 2020年
大槻支店 新築 店舗 435 134 自己資金
郡山市 11月 10月
当行 銀行業
福島県 2019年 2020年
その他 導入 ソフトウェア 168 37 自己資金
福島市他 7月 9月
(注) 1 上記設備計画の記載金額には、消費税及び地方消費税を含んでおりません。
2 「その他(ソフトウェア)」は「振込管理システム導入」で2020年9月までに導入予定であります。
3 リース資産は含んでおりません。
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第4 【提出会社の状況】
1 【株式等の状況】
(1) 【株式の総数等】
① 【株式の総数】
種類 発行可能株式総数(株)
普通株式 798,256,000
計 798,256,000
② 【発行済株式】
事業年度末現在 提出日現在 上場金融商品取引所
種類 発行数(株) 発行数(株) 名又は登録認可金融 内容
(2020年3月31日 ) (2020年6月24日) 商品取引業協会名
東京証券取引所
単元株式数は、100株であり
普通株式 252,500,000 252,500,000
ます。
市場第一部
計 252,500,000 252,500,000 ―――― ――――
(2) 【新株予約権等の状況】
① 【ストックオプション制度の内容】
該当事項はありません。
② 【ライツプランの内容】
該当事項はありません。
③ 【その他の新株予約権等の状況】
該当事項はありません。
(3) 【行使価額修正条項付新株予約権付社債券等の行使状況等】
該当事項はありません。
(4) 【発行済株式総数、資本金等の推移】
発行済株式 発行済株式 資本金 資本金 資本準備金 資本準備金
年月日 総数増減数 総数残高 増減額 残高 増減額 残高
(千株) (千株) (百万円) (百万円) (百万円) (百万円)
2013年7月10日(注) △3,000 252,500 ― 23,519 ― 13,653
(注) 発行済株式総数の減少は、自己株式の消却によるものであります。
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(5) 【所有者別状況】
2020年3月31日 現在
株式の状況(1単元の株式数 100 株)
単元未満
区分 外国法人等 株式の状況
政府及び
金融商品 その他の 個人
(株)
地方公共 金融機関 計
取引業者 法人 その他
団体
個人以外 個人
株主数
25 59 26 640 121 1 11,525 12,397 ――――
(人)
所有株式数
28,136 1,033,838 9,245 473,508 236,705 1 741,760 2,523,193 180,700
(単元)
所有株式数
1.11 40.97 0.37 18.77 9.38 0.00 29.40 100.00 ――――
の割合(%)
(注) 1 自己株式443,963株は、「個人その他」欄に4,439単元、「単元未満株式の状況」に63株含まれております。
なお、自己株式443,963株は、株主名簿上の株式数であり、期末日現在の実質的な所有株式数は442,963株で
あります。
(6) 【大株主の状況】
2020年3月31日 現在
発行済株式
(自己株式を除
く。)の
所有株式数
氏名又は名称 住所
総数に対する
(千株)
所有株式数
の割合(%)
日本トラスティ・サービス信託
東京都中央区晴海一丁目8番11号 10,768 4.27
銀行株式会社(信託口)
東邦銀行従業員持株会 福島県福島市大町3番25号 10,107 4.01
明治安田生命保険相互会社 東京都千代田区丸の内二丁目1番1号 9,924 3.93
東京都千代田区丸の内一丁目6番6号
日本生命保険相互会社 9,923 3.93
日本生命証券管理部内
日本マスタートラスト信託銀行
東京都港区浜松町二丁目11番3号 8,590 3.40
株式会社(信託口)
福島商事株式会社 福島県福島市大町4番4号 8,436 3.34
日本トラスティ・サービス信託
東京都中央区晴海一丁目8番11号 5,728 2.27
銀行株式会社(信託口9)
日東紡績株式会社 福島県福島市郷野目字東1番地 4,746 1.88
DFA INTL SMALL CAP VALUE
PALISADES WEST 6300,BEE CAVE ROAD
PORTFOLIO(常任代理人 シティ 4,726 1.87
BUILDING ONE AUSTIN TX 78746 US
バンク、 エヌ・エイ)
東北電力株式会社 宮城県仙台市青葉区本町一丁目7番1号 4,658 1.84
計 ―――― 77,610 30.79
(注) 上記の信託銀行所有株式数のうち、当該銀行の信託業務に係る株式数は、次のとおりであります。
日本トラスティ・サービス信託銀行株式会社(信託口) 10,768千株
日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口) 8,590千株
日本トラスティ・サービス信託銀行株式会社(信託口9) 5,728千株
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(7) 【議決権の状況】
① 【発行済株式】
2020年3月31日 現在
区分 株式数(株) 議決権の数(個) 内容
無議決権株式 ― ―――― ―
議決権制限株式(自己株式等) ― ―――― ―
議決権制限株式(その他) ― ― ―
(自己保有株式)
完全議決権株式(自己株式等) ―――― ―
普通株式 442,900
普通株式 251,876,400
完全議決権株式(その他) 2,518,764 ―
普通株式 180,700
単元未満株式 ―――― ―
発行済株式総数 252,500,000 ―――― ――――
総株主の議決権 ―――― 2,518,764 ――――
(注) 「単元未満株式」欄の普通株式には、当行所有の自己株式64株が含まれております。
② 【自己株式等】
2020年3月31日 現在
発行済株式
自己名義 他人名義 所有株式数
所有者の氏名 総数に対する
所有者の住所 所有株式数 所有株式数 の合計
又は名称 所有株式数
(株) (株) (株)
の割合(%)
(自己保有株式)
福島県福島市大町3番25号 442,900 ― 442,900 0.17
株式会社東邦銀行
計 ―――― 442,900 ― 442,900 0.17
(注) 株主名簿上は当行名義となっておりますが、実質的に所有していない株式が1千株(議決権の数10個)あります。
2 【自己株式の取得等の状況】
【株式の種類等】 会社法第155条第7号による普通株式の取得
(1) 【株主総会決議による取得の状況】
該当事項はありません。
(2) 【取締役会決議による取得の状況】
該当事項はありません。
(3) 【株主総会決議又は取締役会決議に基づかないものの内容】
区分 株式数(株) 価額の総額(円)
当事業年度における取得自己株式 399 95,862
当期間における取得自己株式 ― ―
(注) 当期間における取得自己株式には、2020年6月1日から有価証券報告書提出日までの単元未満株式の買取り
による株式数は含めておりません。
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(4) 【取得自己株式の処理状況及び保有状況】
当事業年度 当期間
区分
処分価額の総額 処分価額の総額
株式数(株) 株式数(株)
(円) (円)
引き受ける者の募集を行った取得自己株式 ― ― ― ―
消却の処分を行った取得自己株式 ― ― ― ―
合併、株式交換、会社分割に係る
― ― ― ―
移転を行った取得自己株式
その他
― ― 11 2,717
(単元未満株式の買増請求による売却)
保有自己株式数 442,963 ―――― 442,952 ――――
(注) 1 当期間における「その他(単元未満株式の買増請求による売却)」には、2020年6月1日から有価証券報告
書提出日までの単元未満株式の買増請求による売却株式数は含めておりません。
2 当期間における「保有自己株式数」には、2020年6月1日から有価証券報告書提出日までの単元未満株式の
買取り及び買増しによる株式数は含めておりません。
3 【配当政策】
当行は、銀行業務の公共性に鑑み、内部留保の充実による健全性の向上を図りながら、安定的な配当を継続するこ
とを基本方針としつつ、業績の成果に応じ弾力的に株主の皆さま方への利益還元に努めてまいりました。
当行の剰余金の配当は、中間配当及び期末配当の年2回を基本的な方針としております。配当の決定機関は、中間
配当は取締役会、期末配当は株主総会であります。
当期末の配当金につきましては、上記基本方針と当期の収益状況等を勘案し、誠に遺憾ながら1株当たり 2円00銭
(当初配当予想比△2円00銭)とし、中間配当金1株当たり4円00銭と合わせ年間6円00銭とさせていただきまし
た。
また、内部留保資金につきましては、業容の拡大、経営合理化及び収益力増強のため活用し、経営体質の強化と業
績の向上に努めてまいる所存であります。
なお、当行は中間配当を行うことができる旨を定款に定めております。
基準日が当事業年度に属する剰余金の配当は、以下のとおりであります。
決議年月日 配当金の総額 1株当たり配当額
2019年11月8日 取締役会決議 1,008 百万円 4円00銭
2020年6月24日 定時株主総会決議 504 百万円 2円00銭
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4 【コーポレート・ガバナンスの状況等】
(1) 【コーポレート・ガバナンスの概要】
① コーポレート・ガバナンスに関する基本的な考え方
当行グループは、企業理念である社会的使命「地域を見つめ、地域とともに」、経営姿勢「お客さまの満足の
ために」、行動規範「新しい感覚と柔軟な発想をもって」のもと、法令等遵守の徹底、健全な業務運営の確保及
び揺るぎない信頼性の確立を図っております。
また、グループの持続的な成長及び中長期的な企業価値の向上を図る観点から、次の基本方針に沿って、実効
的なコーポレート・ガバナンスの実現に取組んでおります。
○ 株主の権利を尊重し、株主が権利を適切に行使することができる環境の整備と株主の実質的な平等性の確保
に取り組む。
○ 株主、お客さま、従業員及び地域社会をはじめとしたさまざまなステークホルダーとの適切な協働に努め、
健全な業務運営をする企業文化・風土を醸成する。
○ ステークホルダーとの建設的な対話を行う基盤を構築するため、非財務情報を含む会社情報の適切な開示と
銀行経営の透明性の確保に努める。
○ 取締役会は経営戦略等の大きな方向性を示し、経営陣による適切なリスクテイクを支える環境整備を行う。
また、独立した客観的な立場から経営陣に対する実効性の高い監督を行う。
○ 持続的成長と中長期的な企業価値の向上に資するよう株主との間で建設的な対話を行う。
② 企業統治の体制の概要及び当該体制を採用する理由
(a) 会社の機関の内容
当行は2018年6月22日に監査役会設置会社から監査等委員会設置会社へ移行しております。
取締役会は、有価証券報告書提出日現在において、監査等委員である取締役以外の取締役6名、監査等委員であ
る取締役6名(社外取締役4名、うち女性1名)の計12名で構成され、原則毎月2回開催しております。取締役
会は、経営方針、コンプライアンス・リスク管理等に関する基本方針の決定など、法令及び定款に定める事項や
経営上の重要事項を決定するとともに、各取締役の職務執行状況を監督しております。
監査等委員会は、監査等委員である取締役6名(社外取締役4名)で構成され、原則毎月2回開催し、業務執
行に対する監督機能を担うとともに、各取締役の職務執行を監査しております。
また、意思決定の迅速化を図る観点から、頭取、専務取締役、常務取締役、常務執行役員からなる常務会を設
置し、取締役会から委任された業務執行等の決定、業務執行にあたっての重要な審議等を随時行い、より質の高
い経営執行体制・経営管理体制を構築しております。加えて、執行機能の充実・強化を図る観点から、執行役員
制度を導入しており、取締役会で選任された執行役員が責任をもって担当部門の業務執行に当たる体制としてお
ります。
さらに、指名委員会及び報酬委員会に相当する任意の委員会として代表取締役と社外取締役からなる指名・報
酬協議会を設置し、取締役候補者の指名、監査等委員である取締役以外の取締役の報酬の決定等について審議を
行い、客観性・透明性を確保のうえ、取締役会で決議しております。
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取締役会、監査等委員会、常務会、指名報酬協議会の構成員は次のとおりであります。
指名・報酬
監査等委員会
氏名 役職名 取締役会 常務会
協議会
北村 清士 取締役会長 〇(議長)
〇
佐藤 稔 取締役頭取 〇(議長) 〇(議長)
〇 〇 〇
竹内 誠司 専務取締役
〇 〇 〇
青木 智 専務取締役
〇 〇
坂井 道夫 常務取締役
〇 〇
古宮 智宏 常務取締役
〇 〇
阪路 雅之 取締役常勤監査等委員 〇(議長)
〇 〇
石井 隆幸 取締役常勤監査等委員 〇
取締役監査等委員
〇 〇
藤原 隆 〇
(社外取締役)
取締役監査等委員
〇 〇
青野亜佐緒 〇
(社外取締役)
取締役監査等委員
〇 〇
渡部 速夫 〇
(社外取締役)
取締役監査等委員
〇 〇
長野 聡 〇
(社外取締役)
須藤 英穂 常務執行役員 〇
矢吹 光一
常務執行役員 〇
小野 佐重喜 常務執行役員 〇
(b) 当該体制を採用する理由
当行は、監査等委員である取締役(複数の社外取締役を含む)に取締役会での議決権を付与することにより監
査・監督機能の強化を図るとともに、権限の委譲により経営の効率化・機能強化につなげることで、コーポレー
ト・ガバナンスを一層充実させ、更なる企業価値の向上を図ることが期待できることから、監査等委員会設置会
社の機関設計を採用しております。
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③ 企業統治に関するその他の事項
(a) 内部統制システムの整備の状況
当行は、企業理念に基づき、地域社会やお客さまからの揺るぎない信頼を確立するため、「内部統制に関する
基本方針」を定め、さらなる業務の健全性・適切性の向上を目指す態勢を整備しております。
取締役会は「法令等遵守の基本方針」とこれに基づく具体的な行動規範としての「コンプライアンス・マニュ
アル」を制定し、取締役及び全従業員等がこれを遵守しております。また、取締役会において、年度毎に「コン
プライアンス・プログラム」を策定し、具体的な実践計画に基づく態勢整備を図っております。加えて、「法令
遵守委員会」を設置し、定期的に法令等遵守態勢・状況のチェック及び管理等の審議結果について報告を受けて
おります。さらに、全行的な法令等遵守の統括に関する事項を所管するコンプライアンス統括部門を設置してお
ります。
コンプライアンス統括部門は、法令等遵守状況のチェック及び管理等を行うとともに、各部店で任命される法
令遵守担当者を通じて法令等遵守態勢の徹底を行っております。加えて、公益通報者保護の窓口として、子会社
を含めた全従業員等に対してコンプライアンス上問題のある事項を直接報告させる態勢を構築し、その報告内容
に応じ速やかに是正措置を講じております。
内部監査体制につきましては、内部監査部門である監査部を取締役会直轄組織として位置付け、被監査部門か
らの独立性・牽制機能を強化し、内部統制の適切性・有効性の確保に努めております。
(b) リスク管理体制の整備の状況
当行の取締役会は「リスク管理の基本方針」及び各リスクの管理規程を制定し、リスク統括部門及び各リスク
管理部門、管理方法等を定めております。加えて「業務継続計画」及び「危機管理対応マニュアル」を定め、各
種リスクの顕在化を契機とする危機発生時における速やかな復旧と円滑な対応に努めております。また、取締役
会は、「リスク管理委員会」等を設置し、定期的に各種リスクの保有状況や対応方針等にかかる審議結果につい
て報告を受けております。リスク統括部門は、各リスクの管理部門を通じて常時モニタリングを行うとともに、
その結果について取締役会に報告しております。
(c) 子会社の業務の適正を確保するための体制整備の状況
当行の取締役会が子会社の業務の適正を監視するとともに、「グループ会社管理規程」を制定して子会社の統
括・管理部門を明らかにし、各社における法令等遵守態勢やリスク管理態勢の整備等当行及びその子会社から成
る企業集団での内部統制システムを構築しております。
当行は、各子会社に対し、「コンプライアンス・マニュアル」「リスク管理の基本方針」の制定、経営計画の
策定、その業務執行状況を定期的に当行経営陣に対して報告することなどを求めることにより、当行及びその子
会社から成る企業集団での業務の適正及び効率性を確保しております。
当行及びその子会社は、会計基準その他関連する諸法令を遵守し、財務報告の適正性を確保するための内部管
理態勢を整備しております。
(d) 責任限定契約の内容の概要
当行は、非業務執行取締役のうち社外取締役との間において、会社法第427条第1項の規定に基づき、会社法第
423条第1項に定める責任について、会社法第425条第1項に定める最低責任限定額を限度とする契約を締結して
おります。
(e) 取締役の定数
当行の監査等委員である取締役以外の取締役は14名以内、監査等委員である取締役は6名以内とする旨を定款
に定めております。
(f) 取締役の選任の決議要件
取締役の選任決議は、監査等委員である取締役とそれ以外の取締役とを区別して、株主総会において議決権を
行使することができる株主の議決権の3分の1以上を有する株主が出席し、その議決権の過半数をもって行う
旨、及び累積投票によらない旨を定款に定めております。
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(g) 取締役会で決議できる株主総会決議事項
会社法第165条第2項の規定により、取締役会の決議によって市場取引等により自己の株式を取得することがで
きる旨を定款に定めております。これは、機動的に自己株式の取得を行うことを目的とするものであります。
取締役会の決議によって、毎年9月30日を基準日として中間配当をすることができる旨を定款に定めておりま
す。これは、株主への安定的な利益還元を目的とするものであります。
(h) 株主総会の特別決議要件
会社法第309条第2項に定める決議は、議決権を行使することができる株主の議決権の3分の1以上を有する株
主が出席し、その議決権の3分の2以上をもって行う旨を定款に定めております。これは、株主総会における特
別決議の定足数を緩和することにより、株主総会の円滑な運営を行うことを目的とするものであります。
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(2) 【役員の状況】
① 役員一覧
男性 11名 女性 1名 (役員のうち女性の比率 8%)
所有
役職名 氏名 生年月日 略歴 任期 株式数
(千株)
1970年4月 東邦銀行入行
1990年3月 企画部長代理兼企画課長
1992年3月 方木田支店長
1994年3月 須賀川支店長
1996年6月 資金証券部長
2020年
1998年6月 総合企画部長
108
北村清士
取締役会長 1947年4月14日 生 6月か
1999年6月 取締役総合企画部長
ら1年
2001年6月 常務取締役本店営業部長
2002年6月 常務取締役
2004年6月 取締役副頭取
2007年6月 取締役頭取
2020年6月 取締役会長(現職)
1983年4月 東邦銀行入行
2003年10月 総合企画部企画課長
2006年3月 方木田支店長兼大森支店長
2007年10月 方木田支店長
2008年6月 須賀川支店長
2020年
(代表取締役)
65
佐藤 稔
1960年11月27日 生 2010年6月 市場金融部長 6月か
取締役頭取
ら1年
2012年6月 取締役総合企画部長兼経営戦略調整室長
2014年5月 取締役本店営業部長
2014年6月 常務取締役本店営業部長
2016年6月 専務取締役事務本部長
2020年6月 取締役頭取(現職)
1981年4月 東邦銀行入行
2010年5月 営業本部副本部長兼法人営業部長
2010年6月 取締役営業本部副本部長兼法人営業部長
2011年4月 取締役営業本部副本部長
2011年5月 取締役営業本部副本部長兼営業統括部長
(代表取締役)
2011年6月 取締役営業本部副本部長
2020年
竹内誠司
専務取締役 1958年6月21日 生 2012年6月 常務取締役営業本部長兼営業統括部長兼カード 6月か 80
ら1年
事業部長
郡山営業部長
2013年3月 常務取締役郡山支店長
2013年4月 常務取締役郡山営業部長
2015年6月 専務取締役郡山駐在
2016年6月 専務取締役営業本部長
2019年6月 専務取締役郡山営業部長(現職)
1986年4月 東邦銀行入行
2015年3月 融資部長
2020年
(代表取締役)
2016年6月 執行役員本店営業部長 24
青木 智
1963年5月15日 生 6月か
専務取締役 2017年6月 取締役本店営業部長
ら1年
2018年6月 常務取締役郡山営業部長
2019年6月 専務取締役
1983年4月 東邦銀行入行
2012年9月 総合管理部長
2013年6月 取締役総合管理部長
2016年5月 取締役総合管理部長兼コンプライアンス統括室
2020年
常務取締役
42
坂井道夫
1959年5月5日 生 長 6月か
事務本部長
ら1年
2016年6月 常務取締役総合企画部長兼総合管理部長
2018年3月 常務取締役総合管理部長
2018年6月 常務取締役コンプライアンス・リスク統括部長
2020年6月 常務取締役事務本部長(現職)
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役職名 氏名 生年月日 略歴 任期 株式数
(千株)
1984年4月 東邦銀行入行
2014年9月 営業本部副本部長兼営業統括部長
2015年6月 執行役員営業本部副本部長兼営業統括部長
2015年9月 執行役員営業本部副本部長
2016年6月 取締役郡山営業部長
2020年
常務取締役
15
古宮 智 宏
1962年2月22日 生 2017年6月 取締役営業本部副本部長 6月か
営業本部長
ら1年
2017年11月 取締役営業本部副本部長兼営業統括部長
2019年6月 取締役退任
2019年6月 常務執行役員営業本部長
2020年6月 常務執行役員退任
2020年6月 常務取締役営業本部長(現職)
1981年4月 東邦銀行入行
2011年4月 総合企画部長兼経営戦略調整室長
2011年6月 取締役総合企画部長兼経営戦略調整室長
2012年6月 常務取締役
2012年9月 常務取締役人事部長
2020年
取 締 役
71
阪路雅之
1959年3月15日 生 2013年6月 常務取締役 6月か
(監査等委員)
ら2年
2015年6月 専務取締役
2017年6月 取締役退任
2017年6月 常勤監査役
2018年6月 常勤監査役退任
2018年6月 取締役(監査等委員)(現職)
1983年4月 東邦銀行入行
2014年9月 いわき営業部長
2015年6月 取締役いわき営業部長
2016年5月 取締役いわき駐在
2020年
取 締 役
59
石井隆幸
1960年9月30日 生 2016年6月 常務取締役いわき駐在 6月か
(監査等委員)
ら2年
2017年6月 常務取締役
2019年5月 常務取締役いわき営業部長
2020年6月 取締役退任
2020年6月 取締役(監査等委員)(現職)
1972年4月 大蔵省入省
1977年7月 米沢税務署長
1989年6月 東京国税局調査第一部長
1992年7月 大蔵省主税局調査課長
1993年7月 同 証券局証券市場課長
1995年6月 同 証券業務課長
1996年7月 同 総務課長
1998年7月 東北財務局長
1999年7月 金融監督庁長官官房審議官
2000年7月 金融庁総務企画局審議官(総務担当)
2002年7月 同 総務企画局長
2003年7月 金融庁辞職
2003年9月 損害保険料率算出機構副理事長
2020年
取 締 役
2006年6月 損害保険料率算出機構副理事長退任
藤原 隆
1948年11月8日 生 6月か ―
(監査等委員)
2006年7月 株式会社ジャスダック証券取引所取締役兼代表
ら2年
執行役会長
2008年6月 株式会社ジャスダック証券取引所取締役兼代表
執行役会長退任
2008年6月 電源開発株式会社常任監査役
2014年6月 電源開発株式会社常任監査役退任
2014年7月 日本興亜損害保険株式会社(現 損害保険ジャ
パン株式会社)顧問
2016年6月 東邦銀行監査役(非常勤・独立役員)
2016年6月 日本興亜損害保険株式会社(現 損害保険ジャ
パン株式会社)顧問退任
2018年6月 東邦銀行監査役(非常勤・独立役員)退任
2018年6月 同 取締役(監査等委員)(非常勤・独立役員)
(現職)
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役職名 氏名 生年月日 略歴 任期 株式数
(千株)
1995年4月 アメリカンファミリー生命保険株式会社入社
1996年3月 アメリカンファミリー生命保険株式会社退職
2002年10月 東京弁護士会登録・山浦法律事務所入所
2005年4月 山浦法律事務所退所
2005年10月 中島成総合法律事務所入所
2008年4月 中島成総合法律事務所退所
2008年5月 奧野総合法律事務所(現:弁護士法人奧野総合
法律事務所)入所
2009年7月 フロンティア・マネジメント株式会社へ出向
2020年
取 締 役
2010年6月 奧野総合法律事務所(現:弁護士法人奧野総合
青野亜佐緒
1970年6月13日 生 6月か 5
(監査等委員)
ら2年
法律事務所)へ帰任
2012年10月 フロンティア・マネジメント株式会社へ出向
2014年3月 奧野総合法律事務所(現:弁護士法人奧野総合
法律事務所)へ帰任(現職)
2015年6月 東邦銀行取締役(非常勤・独立役員)
2018年6月 同 取締役(非常勤・独立役員) 退任
2018年6月 同 取締役(監査等委員)(非常勤・独立役員)
(現職)
2018年10月 国立大学法人室蘭工業大学 監事(現職)
1979年4月 日本開発銀行(現 株式会社日本政策投資銀
行)入行
1996年4月 同 総務部課長
2003年6月 同 財務部長
2005年6月 同 調査部長
2006年6月 同 東北支店長
2009年6月 同 監査役室長
2010年6月 株式会社日本政策投資銀行退職
2010年6月 株式会社京王プラザホテル 常勤監査役
2020年
取 締 役
渡部速夫
1956年1月12日 生 2012年6月 株式会社日本経済研究所 社外監査役 6月か ―
(監査等委員)
ら2年
2016年6月 東邦銀行取締役(非常勤)
2016年6月 株式会社日本経済研究所 社外監査役退任
2018年6月 株式会社京王プラザホテル 常勤監査役退任
2018年6月 エイブリック株式会社 常勤監査役
2019年3月 東邦銀行取締役(非常勤・独立役員)
2020年5月 エイブリック株式会社 常勤監査役退任
2020年6月 東邦銀行取締役(非常勤・独立役員)退任
2020年6月 同 取締役(監査等委員)(非常勤・独立役員)
(現職)
1986年4月 日本銀行入行
1998年5月 同 考査局調査役
2001年5月 同 信用機構室調査役
2004年1月 同 ロンドン事務所
2006年4月 同 システム情報局企画役
2007年7月 同 総務人事局企画役
2008年7月 同 総務人事局参事役
2009年5月 同 北九州支店長
2011年7月 同 大阪支店副支店長
2014年6月 同 金融機構局審議役
2020年
取 締 役
2017年8月 同 金融研究所シニア・リサーチ・フェロー
長 野 聡 1962年9月2日 生 6月か ―
(監査等委員)
ら2年
2018年2月 日本銀行退職
2018年3月 弁護士法人瓜生・糸賀法律事務所 弁護士(現
職)
2018年6月 スルガ銀行株式会社 社外取締役
2019年5月 株式会社エスケイジャパン 社外取締役
2019年6月 スルガ銀行株式会社 社外取締役退任
2020年4月 弁理士登録
2020年5月 株式会社エスケイジャパン 社外取締役退任
2020年6月 東邦銀行取締役(監査等委員)(非常勤・独立
役員) (現職)
計 471
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1 取締役のうち、藤原隆、青野亜佐緒、渡部速夫及び長野聡は、会社法第2条第15号に定める社外取締役であ
ります。
2 社外取締役のうち、藤原隆、青野亜佐緒、渡部速夫及び長野聡を東京証券取引所に対し、独立役員として届
け出ております。
3 当行は、執行機能の充実・強化を図る観点から、2015年6月24日より執行役員制度を導入しており、取締役
会で選任された執行役員が責任をもって担当部門の業務執行に当たる体制としております。
2020年6月24日現在の執行役員は次のとおりであります。
役 名 職 名 氏 名
常務執行役員 本店営業部長兼営業本部担当 須 藤 英 穂
常務執行役員 矢 吹 光 一
常務執行役員 いわき営業部長兼営業本部担当 小 野 佐重喜
上席執行役員 東京支店長 七 海 重 貴
上席執行役員 事務本部副本部長兼デジタル戦略・業務改革担当 若 菜 正 典
上席執行役員 とうほう証券株式会社 代表取締役社長 横 山 芳 一
上席執行役員 会津支店長 安 藤 利 之
執行役員 営業本部副本部長 木 城 清 市
執行役員 東邦リース株式会社 専務取締役 高 橋 伸 二
執行役員 業務支援部長 佐 藤 卓 夫
執行役員 営業本部副本部長 添 田 俊 樹
執行役員 システム部長 土 屋 広 行
執行役員 営業本部副本部長 遠 藤 勝 利
執行役員 原町支店長兼小高支店長 澤 田 誓
執行役員 小名浜支店長 目 黒 寛 己
執行役員 事務企画部長 高 橋 由美子
執行役員 仙台支店長 吉 田 哲 治
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② 社外取締役の状況
当行は、監査等委員である社外取締役4名を選任しております。また、当行は東京証券取引所において定められて
いる独立性基準等を参考とし、次の独立性に関する基準を定め、社外取締役4名を独立役員として指定しておりま
す。
<社外取締役の独立性判断基準>
社外取締役の候補者が、東京証券取引所の定める独立性の要件を充足するとともに、現在または最近(注1)
において、次のいずれの要件にも該当しない場合、独立性を有すると判断する。
(a)当行を主要な取引先(注2)とする者、またはその者が法人等(注3)である場合にはその業務執行者。
(b)当行の主要な取引先、またはその者が法人等である場合にはその業務執行者。
(c)当行から役員報酬以外に、多額(注4)の金銭その他財産を得ているコンサルタント、会計専門家または法
律専門家(当該財産を得ている者が法人等である場合は、当該法人等に所属する者をいう。)。
(d)当行から多額の寄付等を受ける者、またはその者が法人等である場合にその業務執行者。
(e)当行の主要株主(注5)、またはその者が法人等である場合には、その業務執行者。
(f)次に掲げる者(重要(注6)でない者は除く)の近親者(注7)。
○上記(a)~(e)に該当する者
○当行及びその子会社の取締役、監査役、執行役員または業務執行者
(注1)「最近」とは、実質的に現在と同視できるような場合をいい、例えば社外取締役として選任する株主総
会の議案の内容が決定された時点において該当していた場合等を含む。
(注2)「主要な取引先」とは、事業年度の連結売上高(当行の場合は連結経常収益)の2%以上を基準に判
定。また、融資取引については、当行の融資額が最上位の取引額であり、かつ当該融資を直ちに回収した
場合は、事業継続に深刻な影響を及ぼすなど当行の与信方針の変更が取引先に対して著しい影響を与える
場合は、主要な取引先とする。
(注3)「法人等」とは、法人以外の団体を含む。
(注4)「多額」とは、過去3年平均で年間1,000万円以上の金額をいう。
(注5)「主要株主」とは、総議決権の10%以上の議決権を直接または間接的に保有する者、または法人等をい
う。
(注6)「重要」とは、会社の役員・部長クラスの者、会計専門家・法律専門家については公認会計士、弁護士
等の専門的な資格を有する者をいう。
(注7)近親者とは、二親等以内の親族をいう。
社外取締役は、社外の視点を経営の意思決定に反映させるとともに、経営の監督機能を強化する役割を担ってお
り、取締役会に加え各種経営会議に出席すること等を通じ、その機能を発揮する体制を確保しております。
社外取締役の当行株式の保有状況は、「(2)役員の状況 ① 役員一覧」に記載のとおりであり、また、当行と
社外取締役4名との関係は以下のとおりです。
監査等委員である取締役の藤原隆氏は当行と一般預金者としての通常の銀行取引がありますが、その他の利害関係
はございません。
監査等委員である取締役の青野亜佐緒氏は当行と一般預金者としての通常の銀行取引があります。
同氏は当行が法律相談等を依頼している弁護士法人奥野総合法律事務所に勤務しておりますが、当行から同法律事
務所に対しては多額(過去3年平均で年間1,000万円以上)の金銭等の支払はなく、当行から同氏に対しては役員報
酬以外の支払はございません。取引の規模、性質に照らして株主・投資家の判断に影響を及ぼすおそれはないと判断
しております。
監査等委員である取締役の渡部速夫氏は当行と一般預金者としての通常の銀行取引がありますが、その他の利害関
係はございません。
監査等委員である取締役の長野聡氏は当行と一般預金者としての通常の銀行取引がありますが、その他の利害関係
はございません。
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(3) 【監査の状況】
① 監査等委員会監査の状況
監査等委員会は、常勤監査等委員(社内取締役)2名及び、非常勤監査等委員(社外取締役・独立役員)4名の
合計6名で構成しており、法令及び定款に則り設置しています。
当事業年度において、監査等委員会を月2回程度開催しており、個々の監査等委員の出席状況は以下のとおりで
す。
氏名 開催回数 出席回数
取締役常勤監査等委員 丹野 真助 22回 22回
取締役常勤監査等委員 阪路 雅之 22回 22回
取締役監査等委員(社外取締役)赤城 惠一 22回 22回
取締役監査等委員(社外取締役)原 徹 22回 22回
取締役監査等委員(社外取締役)藤原 隆 22回 22回
取締役監査等委員(社外取締役)青野 亜佐緒 22回 22回
監査等委員会は、取締役の職務の執行の監査、監査報告の作成、会計監査人の選解任・不再任に関する事項、監査
等委員である取締役以外の取締役の選任・報酬等に関する意見の決定等を主な検討事項としています。
各監査等委員は、取締役等との意思疎通、取締役会その他重要会議への出席、重要な決裁書類等の閲覧、本部・営
業店・グループ会社の業務及び財産状況の調査、内部監査部門及び会計監査人との情報交換や監査の実施状況・結果
の報告の確認等を行っています。
② 内部監査の状況
当行の内部監査部署である監査部は、2020年3月末現在で業務に精通した人員27名が在籍し、被監査部門との独立
性を保ちながら、グループ全体の法令等遵守態勢及びリスク管理態勢の有効性及び適切性について監査を行い、その
結果を取締役会に報告するとともに、必要に応じて被監査部門及び統括・管理部門に要改善事項の改善を指示し、そ
の実施状況を検証しております。
③ 会計監査の状況
(a) 監査法人の名称
EY新日本有限責任監査法人
(b) 継続監査期間
44年間
(C) 業務を執行した公認会計士
江 見 睦 生
髙 嶋 清 彦
中 桐 徹
(d) 監査業務に係る補助者の構成
当行の監査業務に係る補助者は、公認会計士11名、その他20名であります。
(e) 会計監査人の選定方針と理由
監査等委員会は、会計監査人EY新日本有限責任監査法人の再任の適否について、監査等委員会の会計監査人評
価基準に基づき検討した結果、再任することを決定しております。
また、会社法第340条第1項各号に定める項目に該当すると認められる場合または会計監査人の職務の執行に支
障がある場合等、会計監査人の解任または不再任が必要であると判断した場合は、会計監査人の解任または不再任
に関する株主総会の議案の内容を決定いたします。
なお、会計監査人が会社法第340条第1項各号に定める項目に該当すると認められる場合は、監査等委員全員の
合意に基づき会計監査人を解任いたします。この場合、監査等委員会が選定した監査等委員は、解任後最初に招集
される株主総会において、解任の旨及びその理由を報告いたします。
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(f) 監査等委員会が会計監査人の評価を行った場合、その旨及びその内容
監査等委員会は、日本監査役協会の実務指針を反映した当監査等委員会の会計監査人評価基準に基づき、会計監査
人の評価を実施しました。
会計監査人の組織体制、情報セキュリティの管理態勢、監査チームの倫理・独立性、監査計画・監査プロセス、監
査等委員会に対するコミュニケーション、監査実施状況、監査体制等について評価を行った結果、EY新日本有限責
任監査法人による監査については適正であると評価しております。
④ 監査報酬の内容等
(a) 監査公認会計士等に対する報酬の内容
前連結会計年度 当連結会計年度
区分
監査証明業務に 非監査業務に 監査証明業務に 非監査業務に
基づく報酬(百万円) 基づく報酬(百万円) 基づく報酬(百万円) 基づく報酬(百万円)
提出会社 65 ― 65 ―
連結子会社 5 1 5 1
計 71 1 71 1
連結子会社における非監査業務の内容は、顧客資産の分別管理の法令遵守の状況に関する保証報告書作成業務で
あります。
(b) 監査公認会計士等と同一のネットワークに属するアーンスト・アンド・ヤングに対する報酬((a)を除く。)
該当事項はありません。
(c) その他の重要な監査証明に基づく報酬の内容
該当事項はありません。
(d) 監査報酬の決定方針
当行の監査公認会計士等に対する監査報酬については、会計監査人から提出された監査計画の妥当性を検証
のうえ、当該計画に示された監査時間等から監査報酬が合理的であると判断したうえで決定することとしてお
ります。
(e) 監査等委員会による監査報酬の同意理由
監査等委員会は、日本監査役協会が公表する「会計監査人との連携に関する実務指針」を踏まえ、監査計画
における監査項目別監査時間及び監査報酬の推移並びに過年度の監査計画と実績の状況を確認し、監査時間・
配員計画等の観点から報酬の見積りの相当性の検討を行った結果、報酬額は妥当であると認め、同意しており
ます。
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(4) 【役員の報酬等】
① 役員の報酬等の額又はその算定方法の決定に関する方針
監査等委員である取締役以外の取締役(社外取締役を除く)の報酬については、役割や責任に応じ、月次で支給
する確定金額報酬(基本報酬と株式取得目的報酬)、及び単年度の業績に応じて支給する業績連動型報酬で構成し
ております。株式取得目的報酬につきましては、役員持株会を通じて自社株を取得し、取得した株式は原則として
在任中は保有するものとしております。
業績連動型報酬については、監査等委員である取締役以外の取締役(社外取締役を除く)の業績向上への貢献意
欲を高めることを目的とし、当期純利益を基準としております。
監査等委員である取締役以外の取締役のうち社外取締役並びに監査等委員である取締役の報酬は、確定金額報酬
(基本報酬)のみとしております。
確定金額報酬については、監査等委員である取締役以外の取締役の報酬等の額を年額345百万円以内(うち社外取
締役分年額30百万円以内)、監査等委員である取締役の報酬等の額を年額80百万円以内にすることで株主総会にて
ご承認いただいております。なお、監査等委員である取締役以外の取締役の報酬等の額には使用人兼務取締役の使
用人分の報酬は含んでおりません。
監査等委員である取締役以外の各取締役の報酬については、代表取締役と社外取締役で構成する指名・報酬協議
会において審議を行い、客観性・透明性を確保のうえ、株主総会の決議によって定められた報酬等の額の範囲内に
おいて、取締役会の決議によって決定しております。
監査等委員である各取締役の報酬については、株主総会の決議によって定められた報酬等の額の範囲内におい
て、監査等委員である取締役の協議によって決定しております。
業績連動型報酬限度額の内容は以下のとおりです。
当期純利益水準(注) 業績連動型報酬限度額
30億円以下 0円
30億円超~40億円以下 30百万円
40億円超~60億円以下 40百万円
60億円超~80億円以下 50百万円
80億円超~100億円以下 60百万円
100億円超 70百万円
(注)当期純利益は当行単体の額とし、第109期(2011年4月1日~2012年3月31日)より適用しております。
② 役員区分ごとの報酬等の総額、報酬等の種類別の総額及び対象となる役員の員数
当事業年度(自 2019年4月1日 至 2020年3月31日 )
員数 報酬等の総額
役員区分
(名) (百万円)
確定金額報酬 業績連動型報酬
取締役(監査等委員を除く)
11 251 251 -
(社外取締役を除く)
取締役(監査等委員)
2 35 35 -
(社外取締役を除く)
社外取締役 6 53 53 -
(注) 1.上記取締役の報酬等の額には、使用人兼務取締役の使用人分報酬は含めておりません。
総額(百万円) 員数(名) 内容
9 2 使用人分給与8百万円、使用人分賞与1百万円
2.定款又は株主総会で定められた確定報酬限度額
監査等委員である取締役以外の取締役 確定金額報酬限度額 年額 345百万円
(ただし、使用人兼務取締役の使用人分報酬は含まない)
(2018年6月22日開催第115回定時株主総会決議)
監査等委員である取締役の確定金額報酬限度額 年額 80百万円
(2018年6月22日開催第115回定時株主総会決議)
③ 役員ごとの連結報酬等の総額
連結報酬等の総額が1億円以上である役員が存在しないため、記載しておりません。
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(5) 【株式の保有状況】
① 投資株式の区分の基準及び考え方
純投資目的の株式については、専ら株式の価値の変動または株式にかかる配当によって利益を受けることを目
的として保有いたします。純投資目的以外の株式については、地域金融機関として取引先との安定的・長期的な
取引関係の構築及び事業戦略上の協力関係展開・強化などを踏まえ、当行の中長期的な企業価値向上に資すると
判断される場合に保有いたします。保有に見合った価値が認められない場合には、投資先との十分な対話を行っ
たうえで縮減を進めます。
② 保有目的が純投資目的以外の目的である投資株式
(a) 保有方針及び保有の合理性を検証する方法並びに個別銘柄の保有の適否に関する取締役会等における検証の
内容
当行では政策保有する全ての上場株式について、毎年保有意義及び経済合理性を検証し、検証結果を踏まえ
た投資先毎の保有の可否について取締役会で決議いたします。なお経済合理性の検証は、投資先のRORA(※)
及び株主資本利益率(ROE)について、当行の資本コストに応じた基準値を設定し実施しております。2020年6
月5日開催の取締役会において2020年3月末基準で上場株式全銘柄を個別に検証し、全体の約97%が経済合理
性の基準を充足していることを確認しております。
(※)RORA(Return On Risk-weighted Asset)(リスク調整後収益+受取配当金)÷リスクアセット
(b) 銘柄数及び貸借対照表計上額
貸借対照表計上額の
銘柄数
(銘柄)
合計額(百万円)
上場株式 78 26,821
非上場株式 119 8,532
(当事業年度において株式数が増加した銘柄)
銘柄数 株式数の増加に係る取得
株式数の増加の理由
(銘柄) 価額の合計額(百万円)
投資先の組織再編による株式交換また
上場株式 3 -
は投資先の株式分割による増加。
地域金融機関としての取引先との安定
的・長期的な取引関係の構築または事
非上場株式 3 4 業戦略上の協力関係展開・強化を目的
に取得。合同会社から株式会社への組
織変更に伴う増加。
(当事業年度において株式数が減少した銘柄)
銘柄数 株式数の減少に係る売却
(銘柄) 価額の合計額(百万円)
上場株式 9 1,381
非上場株式 1 11
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(c) 特定投資株式及びみなし保有株式の銘柄ごとの株式数、貸借対照表計上額等に関する情報
(特定投資株式)
当事業年度 前事業年度
当社の株
保有目的、定量的な保有効果
株式数(株) 株式数(株)
銘柄 式の保有
及び株式数が増加した理由
貸借対照表計上額 貸借対照表計上額
の有無
(百万円) (百万円)
同社グループは、福島県福島市・郡山
905,243 905,243
市に生産・開発拠点を有し、地域の経
済発展・雇用創出に貢献している。同
日東紡績株式会社 有
社グループとの安定的・長期的な取引
関係の維持・向上により、当行の企業
4,322 1,792
価値向上を図る為に保有。
同社グループは、主に東北地方に電気
2,578,500 2,578,500
を供給している事業者であり、地域の
生活・産業にとって重要な役割を担っ
東北電力株式会社 有
ている。同社グループとの安定的・長
期的な取引関係の維持・向上により、
2,684 3,640
当行の企業価値向上を図る為に保有。
同社グループは、福島県内に複数の小
696,000 696,000
売店舗を有しており、地域の経済発
展・雇用創出に貢献している。同社グ
イオン株式会社 有
ループとの安定的・長期的な取引関係
の維持・向上により、当行の企業価値
1,669 1,612
向上を図る為に保有。
同社グループとは、主に保険業務にお
258,300 258,300
いて連携関係あり。また地方創生・
東京海上ホールディング SGDsの推進に関する連携協定あり。同
有
ス株式会社 社グループとの事業戦略上の協力関係
展開・強化により、当行の企業価値向
1,278 1,385
上を図る為に保有。
同社グループは、主に東日本を営業範
囲とする鉄道事業を営む会社であり、
135,000 135,000
地域の生活・産業にとって重要な役割
東日本旅客鉄道株式会社 を担っている。同社グループとの安定 無
的・長期的な取引関係の維持・向上に
1,103 1,441
より、当行の企業価値向上を図る為に
保有。
同社グループは、福島県内に営業拠点
736,929 669,936 を有しており、地域の経済発展・雇用
創出に貢献している。同社グループと
株式会社アルプス技研 の安定的・長期的な取引関係の維持・ 有
向上により、当行の企業価値向上を図
1,074 1,237 る為に保有。株式数は投資先の株式分
割により増加。
同行グループとは、アライアンスを通
2,044,000 2,044,000
じた収益力の強化・コスト削減を図る
株式会社千葉銀行 連携関係あり。同行グループとの事業 有
戦略上の協力関係展開・強化により、
966 1,228
当行の企業価値向上を図る為に保有。
同社グループは、福島県いわき市に生
212,674 212,674
産拠点を有しており、地域の経済発
展・雇用創出に貢献している。同社グ
株式会社クレハ 有
ループとの安定的・長期的な取引関係
の維持・向上により、当行の企業価値
936 1,320
向上を図る為に保有。
同社グループは、福島県内に営業拠点
を有しており、地域の経済発展・雇用
250,000 402,000
創出に貢献している。また営業地域内
における住宅ローン案件等における連
住友不動産株式会社 有
携関係あり。同社グループとの安定
的・長期的な取引関係の維持・向上に
658 1,843
より、当行の企業価値向上を図る為に
保有。
47/123
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有価証券報告書
当事業年度 前事業年度
当社の株
保有目的、定量的な保有効果
株式数(株) 株式数(株)
銘柄 式の保有
及び株式数が増加した理由
貸借対照表計上額 貸借対照表計上額
の有無
(百万円) (百万円)
同社グループは、福島県内に小売店店
156,274 156,274
舗を複数有しており、地域の経済発
株式会社セブン&アイ・ 展・雇用創出に貢献している。同社グ 無
ホールディングス ループとの安定的・長期的な取引関係 (注3)
の維持・向上により、当行の企業価値
558 652
向上を図る為に保有。
同社グループは、福島県西郷村に生産
51,900 51,900
拠点を有しており、地域の経済発展・
雇用創出に貢献している。同社グルー
信越化学工業株式会社 有
プとの安定的・長期的な取引関係の維
持・向上により、当行の企業価値向上
556 481
を図る為に保有。
同社グループは、福島県郡山市に本社
401,360 401,360
を有しており、地域の経済発展・雇用
株式会社幸楽苑ホール 創出に貢献している。同社グループと
有
ディングス の安定的・長期的な取引関係の維持・
向上により、当行の企業価値向上を図
547 1,063
る為に保有。
同社グループとは、当行グループの証
1,143,440 1,143,440
券業務において連携関係あり。同社グ
野村ホールディングス株
ループとの事業戦略上の協力関係展 有
式会社
開・強化により、当行の企業価値向上
523 457
を図る為に保有。
同社グループは、福島県いわき市に生
270,400 270,400
産拠点を有しており、地域の経済発
展・雇用創出に貢献している。同社グ
堺化学工業株式会社 有
ループとの安定的・長期的な取引関係
の維持・向上により、当行の企業価値
485 657
向上を図る為に保有。
同社グループは、福島県郡山市に生産
148,399 148,399
拠点を有しており、地域の経済発展・
雇用創出に貢献している。同社グルー
保土谷化学工業株式会社 有
プとの安定的・長期的な取引関係の維
持・向上により、当行の企業価値向上
457 478
を図る為に保有。
同行グループとは、アライアンスを通
189,940 189,940
じた収益力の強化・コスト削減を図る
株式会社第四北越フィナ 無
連携関係あり。同行グループとの事業
ンシャルグループ (注3)
戦略上の協力関係展開・強化により、
448 593
当行の企業価値向上を図る為に保有。
同社グループは、福島県いわき市に生
300,000 300,000
産拠点を有しており、地域の経済発
展・雇用創出に貢献している。同社グ
大王製紙株式会社 無
ループとの安定的・長期的な取引関係
の維持・向上により、当行の企業価値
435 407
向上を図る為に保有。
同社グループは、福島県耶麻郡磐梯町
154,422 154,422
に研究拠点等を有しており、地域の経
済発展・雇用創出に貢献している。同
日本曹達株式会社 有
社グループとの安定的・長期的な取引
関係の維持・向上により、当行の企業
416 451
価値向上を図る為に保有。
同行グループとは、アライアンスを通
731,000 731,000
じた収益力の強化・コスト削減を図る
株式会社伊予銀行 連携関係あり。同行グループとの事業 有
戦略上の協力関係展開・強化により、
399 428
当行の企業価値向上を図る為に保有。
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当事業年度 前事業年度
当社の株
保有目的、定量的な保有効果
株式数(株) 株式数(株)
銘柄 式の保有
及び株式数が増加した理由
貸借対照表計上額 貸借対照表計上額
の有無
(百万円) (百万円)
同行グループとは、営業基盤が異なる
919,080 919,080
株式会社九州フィナン 地域金融機関として、事業戦略上の協 無
シャルグループ 力関係の展開・強化により、当行の企 (注3)
379 413
業価値向上を図る為に保有。
同社グループとは、フィンテック関連
87,740 87,740
の金融業務等において連携関係あり。
株式会社マネーフォワー
同社グループとの事業戦略上の協力関 無
ド
係展開・強化により、当行の企業価値
361 405
向上を図る為に保有。
同社グループは、福島県福島市に本社
468,940 468,940
を有しており、地域の経済発展・雇用
アレンザホールディング 創出に貢献している。同社グループと 無
ス株式会社 の安定的・長期的な取引関係の維持・ (注3)
向上により、当行の企業価値向上を図
334 436
る為に保有。
同行グループとは、東北地方における
120,051 120,051
地域金融システムの安定及び金融関連
株式会社岩手銀行 業務での連携関係にあり、事業戦略上 有
の協力関係展開・強化により、当行の
321 392
企業価値向上を図る為に保有。
同社グループは、福島県いわき市に生
290,000 290,000
産拠点等を有しており、地域の経済発
展・雇用創出に貢献している。同社グ
株式会社あすか製薬 有
ループとの安定的・長期的な取引関係
の維持・向上により、当行の企業価値
318 332
向上を図る為に保有。
同行グループとは、東北地方における
109,850 109,850
地域金融システムの安定及び金融関連
株式会社青森銀行 業務での連携関係にあり、事業戦略上 有
の協力関係展開・強化により、当行の
287 322
企業価値向上を図る為に保有。
同行グループとは、営業基盤が異なる
200,368 178,900
地域金融機関として、事業戦略上の協
株式会社ふくおかフィナ 力関係の展開・強化により、当行の企 無
ンシャルグループ 業価値向上を図る為に保有。株式数は (注3)
投資先の組織再編に伴う株式交換によ
286 490
り増加。
同社グループとは、当行グループの証
660,000 660,000
券業務において連携関係あり。同社グ
株式会社大和証券グルー
ループとの事業戦略上の協力関係展 有
プ本社
開・強化により、当行の企業価値向上
276 355
を図る為に保有。
同行グループとは、東北地方における
186,345 186,345
地域金融システムの安定及び金融関連
株式会社山形銀行 業務での連携関係にあり、事業戦略上 有
の協力関係展開・強化により、当行の
249 367
企業価値向上を図る為に保有。
同社グループは、福島県いわき市に本
179,244 179,244
社を有しており、地域の経済発展・雇
用創出に貢献している。同社グループ
常磐興産株式会社 有
との安定的・長期的な取引関係の維
持・向上により、当行の企業価値向上
246 284
を図る為に保有。
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当事業年度 前事業年度
当社の株
保有目的、定量的な保有効果
株式数(株) 株式数(株)
銘柄 式の保有
及び株式数が増加した理由
貸借対照表計上額 貸借対照表計上額
の有無
(百万円) (百万円)
同行グループとは、アライアンスを通
172,400 172,400
じた収益力の強化・コスト削減を図る
株式会社武蔵野銀行 連携関係あり。同行グループとの事業 有
戦略上の協力関係展開・強化により、
237 380
当行の企業価値向上を図る為に保有。
同社グループは、当行の営業基盤であ
232,000 232,000
る新潟県新潟市に本社を有しており、
地域の経済発展・雇用創出に貢献して
一正蒲鉾株式会社 無
いる。同社グループとの安定的・長期
的な取引関係の維持・向上により、当
222 260
行の企業価値向上を図る為に保有。
同行グループとは、アライアンスを通
86,400 86,400
じた収益力の強化・コスト削減を図る
株式会社滋賀銀行 連携関係あり。同行グループとの事業 有
戦略上の協力関係展開・強化により、
221 227
当行の企業価値向上を図る為に保有。
同行グループとは、東北地方における
123,455 123,455
地域金融システムの安定及び金融関連
株式会社秋田銀行 業務での連携関係にあり、事業戦略上 有
の協力関係展開・強化により、当行の
191 277
企業価値向上を図る為に保有。
同社グループは、福島県石川郡浅川町
419,356 419,356
内に生産拠点を有しており、地域の経
済発展・雇用創出に貢献している。同
大同信号株式会社 有
社グループとの安定的・長期的な取引
関係の維持・向上により、当行の企業
186 215
価値向上を図る為に保有。
同社グループは、福島県いわき市に本
39,000 39,000
社を有しており、地域の経済発展・雇
用創出に貢献している。同社グループ
常磐開発株式会社 有
との安定的・長期的な取引関係の維
持・向上により、当行の企業価値向上
182 200
を図る為に保有。
同社グループは、当行の営業基盤であ
175,952 175,952
る茨城県水戸市に本社を有しており、
株式会社ケーズホール 地域の経済発展・雇用創出に貢献して
無
ディングス いる。同社グループとの安定的・長期
的な取引関係の維持・向上により、当
179 172
行の企業価値向上を図る為に保有。
同行グループとは、営業基盤が異なる
76,800 76,800
地域金融機関として、事業戦略上の協
株式会社阿波銀行 有
力関係の展開・強化により、当行の企
175 216
業価値向上を図る為に保有。
同社グループは、福島県福島市に本社
175,000 175,000
を有しており、地域の経済発展・雇用
創出に貢献している。同社グループと
こころネット株式会社 有
の安定的・長期的な取引関係の維持・
向上により、当行の企業価値向上を図
162 172
る為に保有。
同行グループとは、営業基盤が異なる
447,000 447,000
地域金融機関として、事業戦略上の協
スルガ銀行株式会社 有
力関係の展開・強化により、当行の企
158 229
業価値向上を図る為に保有。
同行グループとは、営業基盤が異なる
71,300 71,300
地域金融機関として、事業戦略上の協
株式会社大垣共立銀行 有
力関係の展開・強化により、当行の企
155 163
業価値向上を図る為に保有。
50/123
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有価証券報告書
当事業年度 前事業年度
当社の株
保有目的、定量的な保有効果
株式数(株) 株式数(株)
銘柄 式の保有
及び株式数が増加した理由
貸借対照表計上額 貸借対照表計上額
の有無
(百万円) (百万円)
同行グループとは、営業基盤が異なる
166,000 166,000
地域金融機関として、事業戦略上の協
株式会社四国銀行 有
力関係の展開・強化により、当行の企
141 172
業価値向上を図る為に保有。
同行グループとは、営業基盤が異なる
71,000 71,000
地域金融機関として、事業戦略上の協
株式会社清水銀行 有
力関係の展開・強化により、当行の企
131 129
業価値向上を図る為に保有。
同社グループは、福島県いわき市内に
230,000 230,000
生産拠点を有しており、地域の経済発
展・雇用創出に貢献している。同社グ
古河電池株式会社 有
ループとの安定的・長期的な取引関係
の維持・向上により、当行の企業価値
125 160
向上を図る為に保有。
同社グループは、福島県内に小売店舗
116,100 116,100
を有しており、地域の経済発展・雇用
創出に貢献している。同社グループと
片倉工業株式会社 有
の安定的・長期的な取引関係の維持・
向上により、当行の企業価値向上を図
123 146
る為に保有。
同行グループとは、福島県内の地域金
196,595 196,595
融機関としてメールカーの共同運行等
株式会社大東銀行 を通じた連携関係にあり、事業戦略上 有
の協力関係展開・強化により、当行の
111 125
企業価値向上を図る為に保有。
同社グループは、福島県白河市内に生
207,400 207,400
産拠点を有しており、地域の経済発
展・雇用創出に貢献している。同社グ
株式会社朝日ラバー 有
ループとの安定的・長期的な取引関係
の維持・向上により、当行の企業価値
107 159
向上を図る為に保有。
同社グループは、福島県内に宿泊施設
86,350 *
を有しており、地域の経済発展・雇用
創出に貢献している。同社グループと
ヒューリック株式会社 無
の安定的・長期的な取引関係の維持・
向上により、当行の企業価値向上を図
94 *
る為に保有。
同行グループとは、営業基盤が異なる
80,100 80,100
地域金融機関として、事業戦略上の協
株式会社佐賀銀行 有
力関係の展開・強化により、当行の企
91 152
業価値向上を図る為に保有。
同行グループとは、営業基盤が異なる
124,000 248,000
地域金融機関として、事業戦略上の協
株式会社山梨中央銀行 有
力関係の展開・強化により、当行の企
91 340
業価値向上を図る為に保有。
同社グループは、福島県石川郡玉川村
188,500 188,500
内に生産拠点を有しており、地域の経
済発展・雇用創出に貢献している。同
株式会社TBK 無
社グループとの安定的・長期的な取引
関係の維持・向上により、当行の企業
88 77
価値向上を図る為に保有。
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有価証券報告書
当事業年度 前事業年度
当社の株
保有目的、定量的な保有効果
株式数(株) 株式数(株)
銘柄 式の保有
及び株式数が増加した理由
貸借対照表計上額 貸借対照表計上額
の有無
(百万円) (百万円)
同社グループは、福島県二本松市内に
40,000 40,000
生産拠点を有しており、地域の経済発
展・雇用創出に貢献している。同社グ
サンケン電気株式会社 有
ループとの安定的・長期的な取引関係
の維持・向上により、当行の企業価値
84 82
向上を図る為に保有。
同社グループは、福島県郡山市内に物
59,600 59,600
流拠点を有しており、地域の経済発
三井倉庫ホールディング 展・雇用創出に貢献している。同社グ
有
ス株式会社 ループとの安定的・長期的な取引関係
の維持・向上により、当行の企業価値
83 108
向上を図る為に保有。
同社グループは、福島県いわき市内に
50,000 50,000
生産拠点を有しており、地域の経済発
展・雇用創出に貢献している。同社グ
日本製紙株式会社 無
ループとの安定的・長期的な取引関係
の維持・向上により、当行の企業価値
76 114
向上を図る為に保有。
同社グループは、当行の営業基盤であ
21,000 *
る新潟県新潟市に本社を有しており、
地域の経済発展・雇用創出に貢献して
サトウ食品工業株式会社 無
いる。同社グループとの安定的・長期
的な取引関係の維持・向上により、当
74 *
行の企業価値向上を図る為に保有。
同社グループは、福島県郡山市に本社
81,100 81,100
を有しており、地域の経済発展・雇用
創出に貢献している。同社グループと
株式会社アサカ理研 有
の安定的・長期的な取引関係の維持・
向上により、当行の企業価値向上を図
70 101
る為に保有。
同行グループとは、営業基盤が異なる
31,000 *
地域金融機関として、事業戦略上の協
株式会社南都銀行 有
力関係の展開・強化により、当行の企
69 *
業価値向上を図る為に保有。
同社グループは、福島県郡山市に本社
63,882 63,882
を有しており、地域の経済発展・雇用
ゼビオホールディングス 創出に貢献している。同社グループと
有
株式会社 の安定的・長期的な取引関係の維持・
向上により、当行の企業価値向上を図
56 77
る為に保有。
同社グループは、福島県いわき市に本
51,430 *
社を有しており、地域の経済発展・雇
株式会社ハニーズホール 用創出に貢献している。同社グループ
有
ディングス との安定的・長期的な取引関係の維
持・向上により、当行の企業価値向上
55 *
を図る為に保有。
同社グループは、福島県郡山市内に生
100,000 100,000
産拠点を有しており、地域の経済発
展・雇用創出に貢献している。同社グ
株式会社エイチワン 無
ループとの安定的・長期的な取引関係
の維持・向上により、当行の企業価値
49 89
向上を図る為に保有。
同行グループとは、東北地方における
38,400 *
地域金融システムの安定及び金融関連
株式会社みちのく銀行 業務での連携関係にあり、事業戦略上 有
の協力関係展開・強化により、当行の
45 *
企業価値向上を図る為に保有。
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有価証券報告書
当事業年度 前事業年度
当社の株
保有目的、定量的な保有効果
株式数(株) 株式数(株)
銘柄 式の保有
及び株式数が増加した理由
貸借対照表計上額 貸借対照表計上額
の有無
(百万円) (百万円)
同行グループとは、営業基盤が異なる
‐ 175,300
地域金融機関として、事業戦略上の協
株式会社北國銀行 無
力関係の展開・強化により、当行の企
‐ 608
業価値向上を図る為に保有。
同社グループは、福島県内に生産・開
- 139,608
発拠点を有しており、地域の経済発
展・雇用創出に貢献している。同社グ
三菱マテリアル株式会社 無
ループとの安定的・長期的な取引関係
の維持・向上により、当行の企業価値
- 407
向上を図る為に保有。
同行グループとは、営業基盤が異なる
- 72,800
地域金融機関として、事業戦略上の協
株式会社大分銀行 無
力関係の展開・強化により、当行の企
- 251
業価値向上を図る為に保有。
同社グループは、福島県内に生産・開
- 100,000
発拠点を有しており、地域の経済発
展・雇用創出に貢献している。同社グ
日本精工株式会社 無
ループとの安定的・長期的な取引関係
の維持・向上により、当行の企業価値
- 103
向上を図る為に保有。
同行グループとは、福島県内の地域金
* 206,340
融機関としてATMの相互開放・メール
カーの共同運行等を通じた連携関係に
株式会社福島銀行 有
あり、事業戦略上の協力関係展開・強
化により、当行の企業価値向上を図る
* 77
為に保有。
(注)1. 定量的な保有効果は、お客さま情報など個別取引の秘密保持の観点から記載することが困難なため、記載を
省略しております。保有の合理性は、投資先のRORA及び株主資本利益率(ROE)について、当行の資
本コストに応じた基準値を設定し実施しております。なお、2020年3月末基準で上場株式全銘柄を個別に検
証した結果、全体の約97%が経済合理性の基準を充足しております。
2.「-」は、当該銘柄を保有していないことを示しております。「*」は、当該銘柄の貸借対照表計上額が当行
の資本金額の100分の1以下であり、かつ貸借対照表計上額の大きい順の60銘柄に該当しないために記載を省
略していることを示しております。
3.保有先企業は当行の株式を保有しておりませんが、同社子会社が当行の株式を保有しています。
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(みなし保有株式)
該当事項はありません。
③ 保有目的が純投資目的である投資株式
当事業年度 前事業年度
貸借対照表計 貸借対照表計
区分
銘柄数 銘柄数
上額の合計額 上額の合計額
(銘柄) (銘柄)
(百万円) (百万円)
上場株式 32 3,556 41 4,831
非上場株式 ― ― ― ―
当事業年度
区分
受取配当金の 売却損益の 評価損益の
合計額(百万円) 合計額(百万円) 合計額(百万円)
上場株式 121 0 △900
非上場株式 ― ― -
④ 当事業年度中に投資株式の保有目的を純投資目的から純投資目的以外の目的に変更したもの
該当事項はありません。
⑤ 当事業年度中に投資株式の保有目的を純投資目的以外の目的から純投資目的に変更したもの
株式数 貸借対照表計上額
銘柄
(株) (百万円)
片倉コープアグリ株式会社 20,400 22
株式会社北國銀行 175,300 590
株式会社山梨中央銀行 124,000 91
54/123
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有価証券報告書
第5 【経理の状況】
1 当行の連結財務諸表は、「連結財務諸表の用語、様式及び作成方法に関する規則」(1976年大蔵省令第28号)に基づ
いて作成しておりますが、資産及び負債の分類並びに収益及び費用の分類は、「銀行法施行規則」(1982年大蔵省令第
10号)に準拠しております。
2 当行の財務諸表は、「財務諸表等の用語、様式及び作成方法に関する規則」(1963年大蔵省令第59号)に基づいて作
成しておりますが、資産及び負債の分類並びに収益及び費用の分類は、「銀行法施行規則」(1982年大蔵省令第10号)
に準拠しております。
3 当行は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づき、連結会計年度(自2019年4月1日 至2020年3月31日)
の連結財務諸表及び事業年度(自2019年4月1日 至2020年3月31日)の財務諸表について、EY新日本有限責任監査法
人の監査証明を受けております。
4 当行は、連結財務諸表等の適正性を確保するための特段の取組みを行っております。具体的には、会計基準等の内
容を適切に把握し、会計基準等の変更等について的確に対応できる体制を整備するため、公益財団法人財務会計基準
機構に加入し、同機構及び監査法人等が主催する研修・セミナーへの参加や会計専門誌の定期購読等を行っておりま
す。
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1 【連結財務諸表等】
(1) 【連結財務諸表】
①【連結貸借対照表】
(単位:百万円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(2019年3月31日) (2020年3月31日)
資産の部
現金預け金 1,605,608 1,619,581
買入金銭債権 13,521 12,596
商品有価証券 21 16
金銭の信託 6,950 7,450
※1,※7,※12 570,566 ※1,※7,※12 359,468
有価証券
※2,※3,※4,※5,※6,※8 3,559,016 ※2,※3,※4,※5,※6,※8 3,855,393
貸出金
外国為替 1,025 1,203
リース債権及びリース投資資産 10,469 12,403
※7 102,942 ※7 112,540
その他資産
※10 ,※11 39,284 ※10 ,※11 37,795
有形固定資産
建物 11,662 10,906
※9 22,393 ※9 22,186
土地
リース資産 364 358
建設仮勘定 216 174
その他の有形固定資産 4,647 4,170
無形固定資産 3,118 5,414
ソフトウエア 1,999 2,175
その他の無形固定資産 1,118 3,239
繰延税金資産 7,221 9,720
支払承諾見返 6,330 5,582
△15,925 △18,414
貸倒引当金
資産の部合計 5,910,153 6,020,752
負債の部
※7 5,188,699 ※7 5,316,600
預金
譲渡性預金 466,113 464,867
コールマネー及び売渡手形 3,329 -
※7 7,477
債券貸借取引受入担保金 -
借用金 2,004 2,806
外国為替 127 153
信託勘定借 37 969
その他負債 29,742 28,225
退職給付に係る負債 6,733 6,331
睡眠預金払戻損失引当金 741 659
偶発損失引当金 367 284
ポイント引当金 160 166
特別法上の引当金 0 0
繰延税金負債 286 299
※9 2,874 ※9 2,821
再評価に係る繰延税金負債
6,330 5,582
支払承諾
負債の部合計 5,715,026 5,829,766
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(単位:百万円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(2019年3月31日) (2020年3月31日)
純資産の部
資本金 23,519 23,519
資本剰余金 13,653 13,653
利益剰余金 151,640 152,453
△145 △145
自己株式
株主資本合計 188,667 189,480
その他有価証券評価差額金
9,877 4,874
※9 543 ※9 441
土地再評価差額金
△3,960 △3,810
退職給付に係る調整累計額
その他の包括利益累計額合計 6,460 1,505
純資産の部合計 195,127 190,985
負債及び純資産の部合計 5,910,153 6,020,752
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②【連結損益計算書及び連結包括利益計算書】
【連結損益計算書】
(単位:百万円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2019年3月31日) 至 2020年3月31日)
経常収益 72,497 63,449
資金運用収益 37,787 34,421
貸出金利息 28,718 28,105
有価証券利息配当金 8,032 5,280
コールローン利息及び買入手形利息 46 44
預け金利息 988 990
その他の受入利息 1 0
信託報酬 - 0
役務取引等収益 16,626 15,058
その他業務収益 13,119 11,827
その他経常収益 4,964 2,141
償却債権取立益 0 1
※1 4,963 ※1 2,140
その他の経常収益
経常費用 66,707 59,073
資金調達費用 2,148 675
預金利息 597 559
譲渡性預金利息 79 73
コールマネー利息及び売渡手形利息 299 32
債券貸借取引支払利息 1,099 0
借用金利息 70 8
その他の支払利息 1 1
役務取引等費用 5,558 5,463
その他業務費用 12,335 6,402
※2 37,714 ※2 36,631
営業経費
その他経常費用 8,950 9,899
貸倒引当金繰入額 7,421 7,452
貸出金償却 38 45
※3 1,490 ※3 2,401
その他の経常費用
経常利益 5,790 4,376
特別利益
92 248
固定資産処分益 11 2
国庫補助金 81 3
※4 243
その他の特別利益 -
特別損失 285 656
固定資産処分損 86 147
※5 195 ※5 505
減損損失
金融商品取引責任準備金繰入額 0 0
3 3
固定資産圧縮損
税金等調整前当期純利益 5,596 3,968
法人税、住民税及び事業税
3,370 1,718
△1,358 △476
法人税等調整額
法人税等合計 2,011 1,241
当期純利益 3,585 2,727
親会社株主に帰属する当期純利益 3,585 2,727
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【連結包括利益計算書】
(単位:百万円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2019年3月31日) 至 2020年3月31日)
当期純利益 3,585 2,727
※1 △ 6,410 ※1 △ 4,852
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 △5,624 △5,003
△785 150
退職給付に係る調整額
包括利益 △2,824 △2,124
(内訳)
親会社株主に係る包括利益 △2,824 △2,124
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③【連結株主資本等変動計算書】
前連結会計年度(自 2018年4月1日 至 2019年3月31日)
(単位:百万円)
株主資本
資本金 資本剰余金 利益剰余金 自己株式 株主資本合計
当期首残高 23,519 13,653 150,009 △145 187,036
当期変動額
剰余金の配当 △2,016 △2,016
親会社株主に帰属す
3,585 3,585
る当期純利益
自己株式の取得 △0 △0
自己株式の処分 0 0 0
土地再評価差額金の
61 61
取崩
株主資本以外の項目
の当期変動額(純
額)
当期変動額合計 - 0 1,630 △0 1,630
当期末残高 23,519 13,653 151,640 △145 188,667
その他の包括利益累計額
その他の
純資産合計
その他有価証券 土地再評価 退職給付に係る
包括利益
評価差額金 差額金 調整累計額
累計額合計
当期首残高 15,501 604 △3,174 12,931 199,968
当期変動額
剰余金の配当 △2,016
親会社株主に帰属す
3,585
る当期純利益
自己株式の取得 △0
自己株式の処分 0
土地再評価差額金の
61
取崩
株主資本以外の項目
の当期変動額(純 △5,624 △61 △785 △6,471 △6,471
額)
当期変動額合計 △5,624 △61 △785 △6,471 △4,841
当期末残高 9,877 543 △3,960 6,460 195,127
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当連結会計年度(自 2019年4月1日 至 2020年3月31日)
(単位:百万円)
株主資本
資本金 資本剰余金 利益剰余金 自己株式 株主資本合計
当期首残高 23,519 13,653 151,640 △145 188,667
当期変動額
剰余金の配当 △2,016 △2,016
親会社株主に帰属す
2,727 2,727
る当期純利益
自己株式の取得 △0 △0
自己株式の処分 -
土地再評価差額金の
101 101
取崩
株主資本以外の項目
の当期変動額(純
額)
当期変動額合計 - - 813 △0 813
当期末残高 23,519 13,653 152,453 △145 189,480
その他の包括利益累計額
その他の
純資産合計
その他有価証券 土地再評価 退職給付に係る
包括利益
評価差額金 差額金 調整累計額
累計額合計
当期首残高 9,877 543 △3,960 6,460 195,127
当期変動額
剰余金の配当 △2,016
親会社株主に帰属す
2,727
る当期純利益
自己株式の取得 △0
自己株式の処分 -
土地再評価差額金の
101
取崩
株主資本以外の項目
の当期変動額(純 △5,003 △101 150 △4,954 △4,954
額)
当期変動額合計 △5,003 △101 150 △4,954 △4,141
当期末残高 4,874 441 △3,810 1,505 190,985
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④【連結キャッシュ・フロー計算書】
(単位:百万円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2019年3月31日) 至 2020年3月31日)
営業活動によるキャッシュ・フロー
税金等調整前当期純利益 5,596 3,968
減価償却費 2,624 2,678
減損損失 195 505
貸倒引当金の増減(△) 3,801 2,489
退職給付に係る負債の増減額(△は減少) 1,104 △402
睡眠預金払戻損失引当金の増減(△) △14 △82
偶発損失引当金の増減(△) △34 △82
ポイント引当金の増減額(△は減少) △9 5
資金運用収益 △37,787 △34,421
資金調達費用 2,148 675
有価証券関係損益(△) △1,588 △1,914
金銭の信託の運用損益(△は運用益) 222 △1
為替差損益(△は益) △2 2
固定資産処分損益(△は益) 21 46
商品有価証券の純増(△)減 854 5
貸出金の純増(△)減 △297,801 △296,377
預金の純増減(△) △35,048 127,901
譲渡性預金の純増減(△) 27,533 △1,245
借用金(劣後特約付借入金を除く)の純増減(△) △5,153 802
預け金(日銀預け金を除く)の純増(△)減 △9,934 9,778
コールローン等の純増(△)減 63 924
コールマネー等の純増減(△) △13,668 △3,329
債券貸借取引受入担保金の純増減(△) △74,479 △7,477
外国為替(資産)の純増(△)減 △276 △177
外国為替(負債)の純増減(△) △51 25
リース債権及びリース投資資産の純増(△)減 △1,572 △1,933
信託勘定借の純増減(△) 37 931
資金運用による収入 38,766 34,661
資金調達による支出 △2,320 △767
△16,074 △7,628
その他
小計 △412,845 △170,442
法人税等の支払額
△3,572 △3,621
74 103
法人税等の還付額
営業活動によるキャッシュ・フロー △416,343 △173,959
投資活動によるキャッシュ・フロー
有価証券の取得による支出 △149,088 △147,487
有価証券の売却による収入 549,369 180,442
有価証券の償還による収入 209,098 171,317
金銭の信託の増加による支出 △500 △2,150
金銭の信託の減少による収入 7,008 1,650
有形固定資産の取得による支出 △1,148 △963
有形固定資産の売却による収入 221 32
無形固定資産の取得による支出 △1,238 △3,100
0 -
無形固定資産の売却による収入
投資活動によるキャッシュ・フロー 613,724 199,741
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(単位:百万円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2019年3月31日) 至 2020年3月31日)
財務活動によるキャッシュ・フロー
配当金の支払額 △2,016 △2,016
劣後特約付借入金の返済による支出 △16,800 -
リース債務の返済による支出 △10 △12
自己株式の取得による支出 △0 △0
0 -
自己株式の売却による収入
財務活動によるキャッシュ・フロー △18,826 △2,029
現金及び現金同等物に係る換算差額 2 △2
現金及び現金同等物の増減額(△は減少) 178,555 23,750
現金及び現金同等物の期首残高 1,416,427 1,594,982
※1 1,594,982 ※1 1,618,732
現金及び現金同等物の期末残高
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【注記事項】
(連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)
1.連結の範囲に関する事項
(1)連結子会社 7社
会社名
とうほう証券株式会社
東邦リース株式会社
株式会社東邦カード
株式会社東邦クレジットサービス
東邦信用保証株式会社
東邦情報システム株式会社
株式会社とうほうスマイル
(2)非連結子会社 2社
会社名
とうほう・次世代創業支援ファンド投資事業有限責任組合
とうほう・ふるさと総活躍応援ファンド投資事業有限責任組合
非連結子会社は、その資産、経常収益、当期純損益(持分に見合う額)、利益剰余金(持分に見合う
額)及びその他の包括利益累計額(持分に見合う額)等からみて、連結の範囲から除いても企業集団の財
政状態及び経営成績に関する合理的な判断を妨げない程度に重要性が乏しいため、連結の範囲から除外し
ております。
2.持分法の適用に関する事項
(1)持分法適用の非連結子会社
該当ありません。
(2)持分法適用の関連会社 1社
会社名
ふるさと産業躍進投資事業有限責任組合
(3)持分法非適用の非連結子会社 2社
会社名
とうほう・次世代創業支援ファンド投資事業有限責任組合
とうほう・ふるさと総活躍応援ファンド投資事業有限責任組合
(4)持分法非適用の関連会社 1社
会社名
とうほう事業承継投資事業有限責任組合
持分法非適用の非連結子会社及び関連会社は、当期純損益(持分に見合う額)、利益剰余金(持分に見
合う額)及びその他の包括利益累計額(持分に見合う額)等からみて、持分法の対象から除いても連結財
務諸表に重要な影響を与えないため、持分法の対象から除外しております。
3.連結子会社の事業年度等に関する事項
連結子会社の決算日は次のとおりであります。
3月末日 7社
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4.会計方針に関する事項
(1)商品有価証券の評価基準及び評価方法
商品有価証券の評価は、時価法(売却原価は移動平均法により算定)により行っております。
(2)有価証券の評価基準及び評価方法
(イ)有価証券の評価は、満期保有目的の債券については、移動平均法による償却原価法(定額法)、その他有
価証券については、原則として連結決算日の市場価格等に基づく時価法(売却原価は移動平均法により算
定)、ただし時価を把握することが極めて困難と認められるものについては、移動平均法による原価法によ
り行っております。
なお、その他有価証券の評価差額については、全部純資産直入法により処理しております。
(ロ)金銭の信託において信託財産を構成している有価証券の評価は、上記(1)及び(2)(イ)と同じ方法に
より行っております。
(3)デリバティブ取引の評価基準及び評価方法
デリバティブ取引の評価は、時価法により行っております。
(4)固定資産の減価償却の方法
①有形固定資産(リース資産を除く)
当行の有形固定資産は、定額法により償却しております。
なお、主な耐用年数は次のとおりであります。
建 物 6年~50年
その他 3年~20年
②無形固定資産(リース資産を除く)
無形固定資産は、定額法により償却しております。なお、自社利用のソフトウェアについては、当行及び連
結子会社で定める利用可能期間(5~7年)に基づいて償却しております。
③リース資産
所有権移転外ファイナンス・リース取引に係る「有形固定資産」及び「無形固定資産」中のリース資産は、
リース期間を耐用年数とした定額法により償却しております。なお、残存価額については、リース契約上に残
価保証の取決めがあるものは当該残価保証額とし、それ以外のものは零としております。
(5)貸倒引当金の計上基準
当行の貸倒引当金は、予め定めている償却・引当基準に則り、次のとおり計上しております。
破産、特別清算等、法的に経営破綻の事実が発生している先(以下、「破綻先」という)に係る債権及びそ
れと同等の状況にある先(以下、「実質破綻先」という)の債権については、債権額から担保の処分可能見込
額及び保証による回収可能見込額を控除し、その残額を計上しております。また、現在は経営破綻の状況にな
いが、今後経営破綻に陥る可能性が大きいと認められる先(以下、「破綻懸念先」という)の債権について
は、債権額から担保の処分可能見込額及び保証による回収可能見込額を控除し、その残額のうち、必要と認め
る額を計上しております。破綻懸念先及び貸出条件緩和債権等を有する先で、債権額から担保の処分可能見込
額及び保証による回収可能見込額を控除した残額が一定額以上の大口先のうち、債権の元本の回収及び利息の
受取りに係るキャッシュ・フローを合理的に見積もることができる債権については、当該キャッシュ・フロー
を貸出条件緩和実施前の約定利子率で割引いた金額と債権の帳簿価額との差額を貸倒引当金とする方法
(キャッシュ・フロー見積法)により計上しております。上記以外の債権については、一定の種類毎に分類
し、過去の一定期間における貸倒実績から算出した貸倒実績率等に基づき計上しております。
すべての債権は、資産の自己査定基準に基づき、営業関連部署が資産査定を実施し、当該部署から独立した
監査部署が査定結果を監査しております。
連結子会社の貸倒引当金は、一般債権については過去の貸倒実績率等を勘案して必要と認めた額を、貸倒懸
念債権等特定の債権については、個別に回収可能性を勘案し、回収不能見込額をそれぞれ計上しております。
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(追加情報)
新型コロナウイルス感染症の影響に関する一定の仮定
新型コロナウイルス感染症は、2020年4月7日の日本政府による「新型コロナウイルス感染症緊急事態宣言」
の発令以降、全国新規感染者数が減少傾向に転じるなど、収束に向けた動きも出ていることから同年6月には一
定の収束が見られ、また、同年7月以降は、「新型コロナウイルス感染症緊急経済対策」の各施策実行による消
費及び投資両面の喚起により、着実に経済回復していくものと仮定しております。
上記仮定に基づき、貸倒引当金の計上基準に記載した方法により貸倒引当金の見積りを行っておりますが、新
型コロナウイルス感染症の影響が融資先の経営状況に影響を及ぼす可能性があると判断した債権については貸倒
引当金を追加計上しており、現時点の最善の見積りであると判断しております。なお、上記仮定の不確実性は高
く、新型コロナウイルス感染症の感染状況や経済環境への影響が変化した場合には、翌年度の連結財務諸表にお
いて貸倒引当金が増減する可能性があります。
(6)睡眠預金払戻損失引当金の計上基準
睡眠預金払戻損失引当金は、利益計上した睡眠預金について預金者からの将来の払戻請求に基づく払戻損失
に備えるため、過去の払戻実績に基づく将来の払戻損失見込額を計上しております。
(7)偶発損失引当金の計上基準
偶発損失引当金は、他の引当金で引当対象とした事象以外の偶発事象に対し、将来発生する可能性のある損
失の見積額を計上しております。
(8)ポイント引当金の計上基準
ポイント引当金は、当行及び連結子会社が発行するクレジットカードの利用により付与したポイントが、将
来利用された場合の負担に備え、将来利用される見込額を合理的に見積り、必要と認められる額を計上してお
ります。
(9)特別法上の引当金の計上基準
特別法上の引当金は、証券業を営む連結子会社における金融商品取引責任準備金であり、受託等をした市場
デリバティブ取引に関して生じた事故による損失の補填に充てるため、金融商品取引法第46条の5第1項及び
金融商品取引業等に関する内閣府令第175条の規定に定めるところにより算出した額を計上しております。
(10)退職給付に係る会計処理の方法
退職給付債務の算定にあたり、退職給付見込額を当連結会計年度末までの期間に帰属させる方法については
給付算定式基準によっております。また、過去勤務費用及び数理計算上の差異の費用処理方法は次のとおりで
あります。
過去勤務費用 :その発生時の従業員の平均残存勤務期間内の一定の年数(3年)による定額法により費
用処理
数理計算上の差異:各連結会計年度の発生時の従業員の平均残存勤務期間内の一定の年数(10年)による定
額法により按分した額を、それぞれ発生の翌連結会計年度から費用処理
なお、一部の連結子会社は、退職給付に係る負債及び退職給付費用の計算に、退職給付に係る当期末自己都
合要支給額を退職給付債務とする方法を用いた簡便法を適用しております。
(11)外貨建の資産及び負債の本邦通貨への換算基準
外貨建資産・負債は、連結決算日の為替相場による円換算額を付しております。
なお、一部の連結子会社の外貨建資産及び負債については、それぞれの決算日等の為替相場により換算して
おります。
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(12)リース取引の処理方法
(貸手側)
リース取引開始日が2008年4月1日前に開始する連結会計年度に属する所有権移転外ファイナンス・リース
取引については、「リース取引に関する会計基準の適用指針」(企業会計基準適用指針第16号 2011年3月25
日)第81項に基づき、「リース取引に関する会計基準」(企業会計基準第13号 2007年3月30日)適用初年度の
前連結会計年度末における固定資産の適正な帳簿価額(減価償却累計額控除後)を同会計基準適用初年度期首
のリース投資資産の価額として計上しております。
また、当該リース投資資産については、同会計基準適用後の残存期間における利息相当額の各期への配分方
法は、定額法によっております。
(13) 収益及び費用の計上基準
ファイナンス・リース取引に係る収益及び費用の計上基準については、リース料受取時に売上高と売上原価
を計上する方法によっております。
(14)重要なヘッジ会計の方法
(イ)金利リスク・ヘッジ
金融資産・負債から生じる金利リスクに対するヘッジ会計の方法は、「銀行業における金融商品会計基準
適用に関する会計上及び監査上の取扱い」(日本公認会計士協会業種別監査委員会報告第24号 2002年2月
13日。以下、「業種別監査委員会報告第24号」という。)に規定する繰延ヘッジによっております。ヘッジ
有効性評価の方法については、相場変動を相殺するヘッジについて、ヘッジ対象となる預金・貸出金等と
ヘッジ手段である金利スワップ取引等を個別に特定し評価しております。ヘッジ対象とヘッジ手段に関する
重要な条件がほぼ同一となるようなヘッジ指定を行っているため、高い有効性があるとみなしており、これ
をもって有効性の判定に代えているほか、金利変動要素の相関関係の検証により有効性の評価を行っており
ます。
なお、一部の金融資産・負債については、金利スワップの特例処理を行っております。
(ロ)為替変動リスク・ヘッジ
外貨建金融資産・負債から生じる為替変動リスクに対するヘッジ会計の方法は、「銀行業における外貨建
取引等の会計処理に関する会計上及び監査上の取扱い」(日本公認会計士協会業種別監査委員会報告第25
号 2002年7月29日)に規定する繰延ヘッジによっております。ヘッジ有効性評価の方法については、外貨
建金銭債権債務等の為替変動リスクを減殺する目的で行う為替スワップ取引をヘッジ手段とし、ヘッジ対象
である外貨建金銭債権債務等に見合うヘッジ手段の外貨ポジション相当額が存在することを確認することに
よりヘッジの有効性を評価しております。
(15)連結キャッシュ・フロー計算書における資金の範囲
連結キャッシュ・フロー計算書における資金の範囲は、連結貸借対照表上の「現金預け金」のうち現金及び
日本銀行への預け金であります。
(16)消費税等の会計処理
消費税及び地方消費税の会計処理は、税抜方式によっております。
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(未適用の会計基準等)
(1)「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日)及び「収益認識に関する会計基準
の適用指針」(企業会計基準適用指針第30号 2020年3月31日)
①概要
収益認識に関する包括的な会計基準であります。収益は、次の5つのステップを適用し認識されます。
ステップ1:顧客との契約を識別する。
ステップ2:契約における履行義務を識別する。
ステップ3:取引価格を算定する。
ステップ4:契約における履行義務に取引価格を配分する。
ステップ5:履行義務を充足した時に又は充足するにつれて収益を認識する。
②適用予定日
2022年3月期の期首より適用予定であります。
③当該会計基準等の適用による影響
影響額は、当連結財務諸表の作成時において評価中であります。
(2)「時価の算定に関する会計基準」(企業会計基準第30号 2019年7月4日)、「時価の算定に関する会計基
準の適用指針」(企業会計基準適用指針第31号 2019年7月4日)、「金融商品に関する会計基準」(企業会
計基準適用指針第10号 2019年7月4日)及び「金融商品の時価等の開示に関する適用指針」(企業会計基準
適用指針第19号 2020年3月31日)
①概要
国際的な会計基準の定めとの比較可能性を向上させるため、「時価の算定に関する会計基準」及び「時価の算
定に関する会計基準の適用指針」(以下「時価算定会計基準等」という。)が開発され、時価の算定方法に関す
るガイダンス等が定められました。時価算定会計基準等は「金融商品に関する会計基準」における金融商品の時
価に適用されます。
また「金融商品の時価等の開示に関する適用指針」が改訂され、金融商品の時価のレベルごとの内訳等の注記
事項が定められました。
②適用予定
2022年3月期の期首より適用予定であります。
③当該会計基準等の適用による影響
影響額は、当連結財務諸表の作成時において評価中であります。
(3)「会計方針の開示、会計上の変更及び誤謬の訂正に関する会計基準」(企業会計基準第24号 2020年3月31
日)
①概要
関連する会計基準等の定めが明らかでない場合に、採用した会計処理の原則及び手続きの概要を示すことを目
的とするものです。
②適用予定日
2021年3月期の年度末より適用予定であります。
(4)「会計上の見積りの開示に関する会計基準」(企業会計基準第31号 2020年3月31日)
①概要
当年度の財務諸表に計上した金額が会計上の見積りによるもののうち、翌年度の財務諸表に重要な影響を及ぼ
すリスクがある項目における会計上の見積りの内容について、財務諸表利用者の理解に資する情報を開示するこ
とを目的とするものです。
②適用予定日
2021年3月期の年度末より適用予定であります。
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(連結貸借対照表関係)
※1.非連結子会社及び関連会社の株式又は出資金の総額
前連結会計年度 当連結会計年度
(2019年3月31日 ) (2020年3月31日 )
出資金 1,326 百万円 1,404 百万円
※2.貸出金のうち破綻先債権額及び延滞債権額は次のとおりであります。
前連結会計年度 当連結会計年度
(2019年3月31日 ) (2020年3月31日 )
破綻先債権額 2,328 百万円 4,883 百万円
延滞債権額 25,307 百万円 23,798 百万円
なお、破綻先債権とは、元本又は利息の支払の遅延が相当期間継続していることその他の事由により元本又は利
息の取立て又は弁済の見込みがないものとして未収利息を計上しなかった貸出金(貸倒償却を行った部分を除く。
以下、「未収利息不計上貸出金」という。)のうち、法人税法施行令(1965年政令第97号)第96条第1項第3号イ
からホまでに掲げる事由又は同項第4号に規定する事由が生じている貸出金であります。
また、延滞債権とは、未収利息不計上貸出金であって、破綻先債権及び債務者の経営再建又は支援を図ることを
目的として利息の支払を猶予した貸出金以外の貸出金であります。
※3.貸出金のうち3ヵ月以上延滞債権額は次のとおりであります。
前連結会計年度 当連結会計年度
(2019年3月31日 ) (2020年3月31日 )
3ヵ月以上延滞債権額 758 百万円 402 百万円
なお、3ヵ月以上延滞債権とは、元本又は利息の支払が、約定支払日の翌日から3月以上遅延している貸出金で
破綻先債権及び延滞債権に該当しないものであります。
※4.貸出金のうち貸出条件緩和債権額は次のとおりであります。
前連結会計年度 当連結会計年度
(2019年3月31日 ) (2020年3月31日 )
貸出条件緩和債権額 3,177 百万円 4,600 百万円
なお、貸出条件緩和債権とは、債務者の経営再建又は支援を図ることを目的として、金利の減免、利息の支払猶
予、元本の返済猶予、債権放棄その他の債務者に有利となる取決めを行った貸出金で破綻先債権、延滞債権及び
3ヵ月以上延滞債権に該当しないものであります。
※5.破綻先債権額、延滞債権額、3ヵ月以上延滞債権額及び貸出条件緩和債権額の合計額は次のとおりでありま
す。
前連結会計年度 当連結会計年度
(2019年3月31日 ) (2020年3月31日 )
合計額 31,572 百万円 33,685 百万円
なお、上記2.から5.に掲げた債権額は、貸倒引当金控除前の金額であります。
※6.手形割引は、業種別監査委員会報告第24号に基づき金融取引として処理しております。これにより受け入れた
商業手形は、売却又は(再)担保という方法で自由に処分できる権利を有しておりますが、その額面金額は次の
とおりであります。
前連結会計年度 当連結会計年度
(2019年3月31日 ) (2020年3月31日 )
6,368 百万円 4,936 百万円
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※7.担保に供している資産は次のとおりであります。
前連結会計年度 当連結会計年度
(2019年3月31日 ) (2020年3月31日 )
担保に供している資産
有価証券 46,344 百万円 26,355 百万円
担保資産に対応する債務
預金 36,207 百万円 46,768 百万円
債券貸借取引受入担保金
7,477 百万円 -百万円
上記のほか、為替決済、デリバティブ等の取引の担保として、次のものを差し入れております。
前連結会計年度 当連結会計年度
(2019年3月31日 ) (2020年3月31日 )
有価証券 6,484 百万円 -百万円
その他資産 85,287 百万円 85,282 百万円
また、その他資産には保証金及び金融商品等差入担保金が含まれておりますが、その金額は次のとおりでありま
す。
前連結会計年度 当連結会計年度
(2019年3月31日 ) (2020年3月31日 )
保証金 975 百万円 942 百万円
金融商品等差入担保金 1,902 百万円 1,863 百万円
※8.当座貸越契約及び貸付金に係るコミットメントライン契約は、顧客からの融資実行の申し出を受けた場合に、
契約上規定された条件について違反がない限り、一定の限度額まで資金を貸付けることを約する契約でありま
す。これらの契約に係る融資未実行残高は次のとおりであります。
前連結会計年度 当連結会計年度
(2019年3月31日 ) (2020年3月31日 )
融資未実行残高 988,696 百万円 936,840 百万円
うち原契約期間が1年以内のもの 853,596 百万円 851,498 百万円
(又は任意の時期に無条件で取消
可能なもの)
なお、これらの契約の多くは、融資実行されずに終了するものであるため、融資未実行残高そのものが必ずしも
当行及び連結子会社の将来のキャッシュ・フローに影響を与えるものではありません。これらの契約の多くには、
金融情勢の変化、債権の保全及びその他相当の事由があるときは、当行及び連結子会社が実行申し込みを受けた融
資の拒絶又は契約極度額の減額をすることができる旨の条項が付けられております。また、契約時において必要に
応じて不動産・有価証券等の担保を徴求するほか、契約後も定期的に予め定めている行内手続に基づき顧客の業況
等を把握し、必要に応じて契約の見直し、与信保全上の措置等を講じております。
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※9.土地の再評価に関する法律(1998年3月31日公布法律第34号)に基づき、当行の事業用の土地の再評価を行い、
評価差額については、当該評価差額に係る税金相当額を「再評価に係る繰延税金負債」として負債の部に計上
し、これを控除した金額を「土地再評価差額金」として純資産の部に計上しております。
再評価を行った年月日
2000年3月31日
同法律第3条第3項に定める再評価の方法
土地の再評価に関する法律施行令(1998年3月31日公布政令第119号)第2条第1号に定める地価公示法
の規定により公示された価格(一部は同条第2号に定める国土利用計画法施行令に規定する基準地について
判定された標準価格)に基づいて、奥行価格補正、時点修正等合理的な調整を行って算出する方法と、同条
第5号に定める不動産鑑定士による鑑定評価を併用。
同法律第10条に定める再評価を行った事業用の土地の期末における時価の合計額と当該事業用の土地の再評
価後の帳簿価額の合計額との差額
前連結会計年度 当連結会計年度
(2019年3月31日 ) (2020年3月31日 )
8,075 百万円 6,952 百万円
※10.有形固定資産の減価償却累計額
前連結会計年度 当連結会計年度
(2019年3月31日 ) (2020年3月31日 )
減価償却累計額 52,756 百万円 52,569 百万円
※11.有形固定資産の圧縮記帳額
前連結会計年度 当連結会計年度
(2019年3月31日 ) (2020年3月31日 )
圧縮記帳額 1,015 百万円 1,015 百万円
(当該連結会計年度の圧縮記帳額) ( -百万円) ( -百万円)
※12.「有価証券」中の社債のうち、有価証券の私募(金融商品取引法第2条第3項)による社債に対する保証債務
の額
前連結会計年度 当連結会計年度
(2019年3月31日 ) (2020年3月31日 )
73,347 百万円 77,691 百万円
13.元本補填契約のある信託の元本金額は、次のとおりであります。
前連結会計年度 当連結会計年度
(2019年3月31日 ) (2020年3月31日 )
金銭信託 37百万円 969 百万円
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(連結損益計算書関係)
※1.その他の経常収益には、次のものを含んでおります。
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2019年3月31日 ) 至 2020年3月31日 )
3,408 百万円 1,070 百万円
株式等売却益
※2.営業経費には、次のものを含んでおります。
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2019年3月31日 ) 至 2020年3月31日 )
給料・手当 16,148 百万円 15,371 百万円
退職給付費用 1,281 百万円 1,154 百万円
※3.その他の経常費用には、次のものを含んでおります。
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2019年3月31日 ) 至 2020年3月31日 )
43百万円 1,121 百万円
株式等償却
※4.その他の特別利益は、土地収用に伴う移転補償金であります。
※5.営業損益の減少によるキャッシュ・フローの低下及び使用方法の変更や地価の著しい下落等により投資額の回
収が見込めなくなった固定資産について、帳簿価額を回収可能価額まで減額し、当該減少額を減損損失として特
別損失に計上しておりますが、その内訳は次のとおりであります。
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2019年3月31日 ) 至 2020年3月31日 )
減損損失額
減損損失額
地 域 用 途 種 類
地 域 用 途 種 類
(百万円)
(百万円)
土 地
223
土 地
73
営業店舗等
建 物
180
建 物
39
福島県内
営業店舗等
その他の有形
土 地
56
26
固定資産
遊休資産
福島県内
その他の無形
建 物
5
5
固定資産
福島県外 営業店舗 建 物
20
建 物
48
計
遊休資産
195
その他の有形
16
固定資産
福島県外 営業店舗 建 物
4
計
505
減損損失における資産のグルーピングは、収益管理上の最小区分である営業店単位(ただし収支関係が相互補完的
である営業店グループは、当該グループ単位)で行っております。
また、遊休資産については、各々独立した単位として取り扱っております。
当該資産グループの回収可能価額は、正味売却価額により測定しております。正味売却価額は、主として不動産
鑑定評価額に基づき、重要性が乏しい不動産については、路線価など市場価格を適切に反映している指標に基づい
て算定した価額から処分費用見込額を控除して算定しております。
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(連結包括利益計算書関係)
※1.その他の包括利益に係る組替調整額及び税効果額
(単位:百万円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2019年3月31日 ) 至 2020年3月31日 )
その他有価証券評価差額金
当期発生額
△5,633 △3,548
組替調整額 △2,386 △3,579
税効果調整前
△8,019 △7,128
税効果額 2,395 2,125
その他有価証券評価差額金
△5,624 △5,003
退職給付に係る調整額
当期発生額
△2,008 △561
組替調整額
884 776
税効果調整前
△1,124 215
税効果額 338 △64
退職給付に係る調整額
△785 150
△6,410 △4,852
その他の包括利益合計
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(連結株主資本等変動計算書関係)
前連結会計年度(自 2018年4月1日 至 2019年3月31日 )
1. 発行済株式の種類及び総数並びに自己株式の種類及び株式数に関する事項
(単位:千株)
当連結会計年度 当連結会計年度 当連結会計年度 当連結会計年度末
摘要
期首株式数 増加株式数 減少株式数 株式数
発行済株式
普通株式 252,500 - - 252,500
合 計 252,500 - - 252,500
自己株式
普通株式 442 0 0 442 (注)
合 計 442 0 0 442
(注) 自己株式の変動事由の概要
増加数の主な内訳は、次のとおりであります。
単元未満株式の買取りによる増加 0千株
単元未満株式の買増しによる減少 0千株
2. 新株予約権及び自己新株予約権に関する事項
該当事項はありません。
3. 配当に関する事項
(1) 当連結会計年度中の配当金支払額
配当金の総額 1株当たり配当額
(決議) 株式の種類 基準日 効力発生日
(百万円) (円)
2018年6月22日 定
普通株式 1,008 4.00 2018年3月31日 2018年6月25日
時株主総会
2018年11月9日 取
普通株式 1,008 4.00 2018年9月30日 2018年12月5日
締役会
合計 2,016
(2) 基準日が当連結会計年度に属する配当のうち、配当の効力発生日が当連結会計年度の末日後となるもの
配当金の総額 1株当たり
(決議) 株式の種類 配当の原資 基準日 効力発生日
(百万円) 配当額(円)
2019年6月21日 定
普通株式 1,008 利益剰余金 4.00 2019年3月31日 2019年6月24日
時株主総会
当連結会計年度(自 2019年4月1日 至 2020年3月31日 )
1. 発行済株式の種類及び総数並びに自己株式の種類及び株式数に関する事項
(単位:千株)
当連結会計年度 当連結会計年度 当連結会計年度 当連結会計年度末
摘要
期首株式数 増加株式数 減少株式数 株式数
発行済株式
普通株式 252,500 - - 252,500
合 計 252,500 - - 252,500
自己株式
普通株式 442 0 - 442 (注)
合 計 442 0 - 442
(注) 自己株式の変動事由の概要
増加数の主な内訳は、次のとおりであります。
単元未満株式の買取りによる増加 0千株
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2. 新株予約権及び自己新株予約権に関する事項
該当事項はありません。
3. 配当に関する事項
(1) 当連結会計年度中の配当金支払額
配当金の総額 1株当たり配当額
(決議) 株式の種類 基準日 効力発生日
(百万円) (円)
2019年6月21日 定
普通株式 1,008 4.00 2019年3月31日 2019年6月24日
時株主総会
2019年11月8日 取
普通株式 1,008 4.00 2019年9月30日 2019年12月5日
締役会
合計 2,016
(2) 基準日が当連結会計年度に属する配当のうち、配当の効力発生日が当連結会計年度の末日後となるもの
配当金の総額 1株当たり
(決議) 株式の種類 配当の原資 基準日 効力発生日
(百万円) 配当額(円)
2020年6月24日 定
普通株式 504 利益剰余金 2.00 2020年3月31日 2020年6月25日
時株主総会
(連結キャッシュ・フロー計算書関係)
※1.現金及び現金同等物の期末残高と連結貸借対照表に掲記されている科目の金額との関係
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2019年3月31日 ) 至 2020年3月31日 )
現金預け金勘定 1,605,608 百万円 1,619,581 百万円
普通預け金 △10,356 百万円 △408 百万円
その他預け金 △269 百万円 △439 百万円
現金及び現金同等物 1,594,982 百万円 1,618,732 百万円
(リース取引関係)
1.ファイナンス・リース取引
(借手側)
(1)所有権移転外ファイナンス・リース取引
①リース資産の内容
(ア)有形固定資産
営業店舗及び車両であります。
②リース資産の減価償却の方法
連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項「4.会計方針に関する事項」の「(4)固定資産の減価償却
の方法」に記載のとおりであります。
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(貸手側)
(1)リース投資資産の内訳
(単位:百万円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(2019年3月31日 ) (2020年3月31日 )
リース料債権部分 11,442 13,491
見積残存価額部分 230 274
維持管理費用相当額 △429 △457
受取利息相当額 △774 △904
リース投資資産 10,469 12,403
(2)リース投資資産に係るリース料債権部分の連結決算日後の回収予定額
(単位:百万円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(2019年3月31日 ) (2020年3月31日 )
1年以内 3,263 3,717
1年超2年以内 2,692 3,300
2年超3年以内 2,255 2,701
3年超4年以内 1,660 1,942
4年超5年以内 955 1,029
5年超 615 799
合計 11,442 13,491
(金融商品関係)
1.金融商品の状況に関する事項
(1) 金融商品に対する取組方針
当行グループ(当行及び当行の関係会社)は、銀行業務を中心に、リース業務などの金融サービスに係る事
業を行っております。資金運用は事業性貸出や住宅ローンなどの貸出及び有価証券投資を中心に行っており、
資金調達は、主に預金により行っておりますが、日常の短期的な資金繰りにおいては金融市場から調達を行う
場合もあります。このように、主として金利変動により経済価値が変動する可能性のある金融資産及び金融負
債を有しているため、金利変動による不利な影響が生じないように、市場の状況や長短のバランスを考慮して
資産及び負債の総合的管理(ALM)を行っております。また、デリバティブ取引として、金利関連、通貨関
連、債券関連の取引を行っており、ヘッジ目的の取引とヘッジ目的以外の取引があります。
(2) 金融商品の内容及びそのリスク
当行グループが保有する金融資産は、主として国内の事業法人及び個人に対する貸出金であり、貸出先の倒
産や経営悪化等を原因として貸出金の元本や利息の回収が困難となり当行が損失を被る信用リスクにさらされ
ています。当行の主たる営業地域は福島県であり、福島県の経済情勢が貸出先の業況や担保価値等に悪影響を
及ぼす可能性があります。また、有価証券は主に債券、株式であり、これらはそれぞれ発行体の信用リスク及
び金利の変動リスク、市場価格の変動リスクにさらされております。
借入金及びコールマネーは、一定の環境の下で当行グループが市場を利用できなくなる場合など、支払期日
にその支払いを実行できなくなる流動性リスクにさらされております。また、変動金利での借入を行ってお
り、金利の変動リスクにさらされております。
デリバティブ取引には、顧客との金利スワップ、通貨スワップの直接取引があります。また、ALMの一環
として、貸出金をヘッジ対象とした金利スワップ取引を行っており、同取引に対してはヘッジ会計の特例処理
を適用しております。そのほか、外貨建運用にかかる外貨の調達手段として、為替予約及び運用収益の増強を
目的とした債券店頭オプションがあります。これらのデリバティブ取引は、金利・為替等の変動によって損失
を被るリスク(市場リスク)と、取引相手方が契約不履行に陥った場合に損失が発生するリスク(信用リス
ク)にさらされております。なお、当行では取引の対象物の価格の変動に対する当該取引の時価の変動率が大
きい特殊な取引(レバレッジのきいたデリバティブ取引)は利用しておりません。
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(3) 金融商品に係るリスク管理体制
① 信用リスクの管理
当行グループは、信用リスク管理規程等を定め、貸出金について、個別案件ごとの与信審査、与信限度額、
内部格付、保証や担保の設定、問題債権への対応など与信管理に関する体制を整備し運営しております。これ
らのリスクの状況及びリスク管理の状況については、ALM委員会の審議を経て、取締役会へ定期的に報告を
行っております。
有価証券の発行体の信用リスク及びデリバティブ取引のカウンターパーティーリスクに関しては、格付や時
価の把握を定期的に行うことで管理しております。
② 市場リスクの管理
当行グループは、金利リスク、価格変動リスク、為替リスク等の市場リスクについて、リスク量を適切に把
握し、経営体力の範囲内にコントロールするとともに、リスクの配分によって適切な収益の確保を目指すた
め、ALM運営の一環として管理しております。リスク管理の方法や手続等については、市場リスク管理規程
等に定め、VaRのほか、金利感応度や資産・負債の期間別構成の分析、シミュレーションを用いたリスク分
析などにより、金利等が変動した場合の影響度を多面的に把握するほか、有価証券種類ごとに保有限度額や損
失限度額を設定し、価格変動リスクの軽減を図ることとしております。また、半期ごとにALM方針を作成
し、ALM委員会で審議を行っております。リスクの状況及びリスク管理の状況については、ALM委員会の
審議を経て、取締役会へ定期的に報告を行っております。
市場リスクのVaRの算定にあたっては、分散共分散法(保有期間は金利や株式等のリスクカテゴリーごと
に1ヶ月~1年、信頼区間99%、観測期間は1年と5年を併用)を採用しております。2020年3月31日(当期
の連結決算日)現在の市場リスク量は、全体で28,040百万円(前連結会計年度31,285百万円)となっておりま
す。なお、連結子会社の金融資産・負債の残高・感応度に重要性が乏しいことから、市場リスク量は単体で計
測を行っております。
当行では、モデルが算出するVaRと仮想の損益を比較するバック・テスティングを実施しております。実
施したバック・テスティングの結果、使用する計測モデルは十分な精度により市場リスクを捕捉しているもの
と考えております。ただし、VaRは過去の相場変動をベースに統計的に算出した一定の発生確率での市場リ
スク量を計測しており、通常では考えられないほど市場環境が激変する状況下におけるリスクは捕捉できない
場合があります。
デリバティブ取引に関しては、取引の執行、ヘッジ有効性の評価、事務管理に関する部門をそれぞれ分離し
内部牽制を確立するとともに、リスク量、取引規模、評価損益について、月次でALM委員会に報告しており
ます。
③ 資金調達に係る流動性リスクの管理
当行グループは、流動性リスク管理規程等を定め、資金調達や運用状況の分析を日々行うほか、定期的にシ
ナリオに基づく資金繰り耐久度のチェックを行うことなどにより、流動性リスクを管理しております。これら
のリスクの状況及びリスク管理の状況についてはALM委員会の審議を経て、取締役会へ定期的に報告を行っ
ております。
(4) 金融商品の時価等に関する事項についての補足説明
金融商品の時価には、市場価格に基づく価額のほか、市場価格がない場合には合理的に算定された価額が含
まれております。当該価額の算定においては一定の前提条件等を採用しているため、異なる前提条件等によっ
た場合、当該価額が異なることもあります。
2.金融商品の時価等に関する事項
連結貸借対照表計上額、時価及びこれらの差額は、次のとおりであります。なお、時価を把握することが極
めて困難と認められる非上場株式等は、次表には含めておりません((注2)参照)。また、連結貸借対照表
計上額の重要性が乏しい科目については、注記を省略しております。
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前連結会計年度( 2019年3月31日 )
(単位:百万円)
連結貸借対照表計上額 時価 差額
(1)現金預け金 1,605,608 1,605,608 -
(2)商品有価証券
売買目的有価証券 21 21 -
(3)有価証券
その他有価証券 556,776 556,776 -
(4)貸出金 3,559,016
△15,689
貸倒引当金(※1)
3,543,326 3,589,173 45,847
資産計 5,705,733 5,751,580 45,847
(1)預金 5,188,699 5,188,756 57
(2)譲渡性預金 466,113 466,113 0
負債計 5,654,812 5,654,870 57
デリバティブ取引(※2)
ヘッジ会計が適用されていないもの 1,002 1,002 -
ヘッジ会計が適用されているもの - - -
デリバティブ取引計 1,002 1,002 -
(※1) 貸出金に対応する一般貸倒引当金及び個別貸倒引当金を控除しております。
(※2) その他の資産・負債に計上しているデリバティブ取引を一括して表示しております。
デリバティブ取引によって生じた正味の債権・債務は純額で表示しており、合計で正味の債務となる
項目については、( )で表示しております。
当連結会計年度( 2020年3月31日 )
(単位:百万円)
連結貸借対照表計上額 時価 差額
(1)現金預け金 1,619,581 1,619,581 -
(2)商品有価証券
売買目的有価証券 16 16 -
(3)有価証券
その他有価証券 331,172 331,172 -
(4)貸出金 3,855,393
△18,174
貸倒引当金(※1)
3,837,219 3,883,256 46,037
資産計 5,787,989 5,834,026 46,037
(1)預金 5,316,600 5,316,630 29
(2)譲渡性預金 464,867 464,867 0
負債計 5,781,468 5,781,498 29
デリバティブ取引(※2)
ヘッジ会計が適用されていないもの 2,352 2,352 -
ヘッジ会計が適用されているもの - - -
デリバティブ取引計 2,352 2,352 -
(※1) 貸出金に対応する一般貸倒引当金及び個別貸倒引当金を控除しております。
(※2) その他の資産・負債に計上しているデリバティブ取引を一括して表示しております。
デリバティブ取引によって生じた正味の債権・債務は純額で表示しており、合計で正味の債務となる
項目については、( )で表示しております。
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(注1)金融商品の時価の算定方法
資 産
(1) 現金預け金
満期のない預け金については、時価は帳簿価額と近似していることから、当該帳簿価額を時価としてお
ります。満期のある預け金については、預入期間に基づく区分ごとに、新規に預け金を行った場合に想定
される適用金利で割り引いた現在価値を算定しております。なお、残存期間が短期間(1年以内)のもの
は、時価は帳簿価額と近似していることから、当該帳簿価額を時価としております。
(2) 商品有価証券
公共債の窓口販売業務として保有している債券等の有価証券については、日本証券業協会が公表する価
格又は取引金融機関から提示された価格によっております。
(3) 有価証券
株式は取引所の価格、債券は日本証券業協会が公表する価格又は取引金融機関から提示された価格に
よっております。投資信託については、公表されている基準価格又は取引金融機関から提示された基準価
格によっております。自行保証付私募債については下記貸出金と同様の方法により時価を算出しておりま
す。
(4) 貸出金
貸出金は、貸出金の種類及び内部格付に基づく区分ごとに、元利金の合計額を債務者の区分ごとの予想
損失率に基づく理論値金利で割り引いて時価を算定しております。なお、残存期間が短期間(1年以内)
のものは、時価は帳簿価額と近似していることから、当該帳簿価額を時価としております。
貸出金のうち、金利スワップの特例処理の対象とされているものは、当該貸出金の時価に当該ヘッジ手
段の時価を含めております。また、破綻先、実質破綻先及び破綻懸念先等については、担保及び保証によ
る回収見込額等に基づいて貸倒見積高を算定しているため、時価は連結決算日における連結貸借対照表上
の債権等計上額から貸倒引当金計上額を控除した金額に近似しており、当該価額を時価としております。
貸出金のうち、当該貸出を担保資産の範囲内に限るなどの特性により、返済期限を設けていないものに
ついては、返済見込み期間及び金利条件等から、時価は帳簿価額と近似しているものと想定されるため、
帳簿価額を時価としております。
負 債
(1) 預金、及び(2)譲渡性預金
要求払預金については、連結決算日に要求された場合の支払額(帳簿価額)を時価とみなしておりま
す。また、定期預金等の時価は、預金の種類ごとに元利金の合計額を割り引いて現在価値を算定しており
ます。その割引率は、新規に預金を受け入れる際に使用する利率を用いております。なお、残存期間が短
期間(1年以内)のものは、時価は帳簿価額と近似していることから、当該帳簿価額を時価としておりま
す。
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デリバティブ取引
金利スワップ、通貨スワップ、為替予約、通貨オプションについては、取引所の価格や割引現在価値等によ
り算出した価額によっております。地震デリバティブについては、取得価額をもって時価としております。
(注2)時価を把握することが極めて困難と認められる金融商品の連結貸借対照表計上額は次のとおりであり、
金融商品の時価情報の「資産(3)その他有価証券」には含まれておりません。
(単位:百万円)
前連結会計年度 当連結会計年度
区 分
(2019年3月31日 ) (2020年3月31日 )
①非上場株式(※1)(※2) 2,061 2,042
②組合出資金等(※3) 11,728 26,253
合 計 13,790 28,295
(※1)非上場株式については、市場価格がなく、時価を把握することが極めて困難と認められるこ
とから時価開示の対象とはしておりません。
(※2)前連結会計年度において、非上場株式について43百万円減損処理を行っております。
当連結会計年度において、非上場株式について12百万円減損処理を行っております。
(※3)組合出資金等のうち、組合財産が主に非上場株式など時価を把握することが極めて困難と認
められるもので構成されていることから、時価開示の対象とはしておりません。
(注3)金銭債権及び満期のある有価証券の連結決算日後の償還予定額
前連結会計年度( 2019年3月31日 )
(単位:百万円)
1年超 3年超 5年超 7年超
1年以内 10年超
3年以内 5年以内 7年以内 10年以内
預け金 1,562,018 - - - - -
有価証券 131,820 127,360 111,050 19,936 26,980 645
その他有価証券のうち満期があるもの 131,820 127,360 111,050 19,936 26,980 645
うち国債 38,038 58,807 57,878 2,087 - -
うち地方債 43,720 15,372 6,484 4,115 10,168 -
うち社債 31,777 35,447 45,055 8,254 7,217 -
貸出金(※) 1,042,217 640,838 482,892 349,732 387,882 563,384
合 計 2,736,056 768,198 593,942 369,669 414,862 564,029
(※)貸出金のうち、破綻先、実質破綻先及び破綻懸念先に対する債権等、償還予定額が見込めない27,636百
万円、期間の定めのないもの64,632百万円は含めておりません。
当連結会計年度( 2020年3月31日 )
(単位:百万円)
1年超 3年超 5年超 7年超
1年以内 10年超
3年以内 5年以内 7年以内 10年以内
預け金 1,570,467 - - - - -
有価証券 39,083 96,165 49,921 17,331 21,381 9,026
その他有価証券のうち満期があるもの 39,083 96,165 49,921 17,331 21,381 9,026
うち国債 - 36,595 3,078 - - 8,054
うち地方債 11,450 7,842 4,396 6,104 10,063 -
うち社債 19,475 44,901 40,587 5,854 6,164 -
貸出金(※) 1,364,045 608,236 497,817 338,660 370,767 592,041
合 計 2,973,595 704,402 547,739 355,992 392,148 601,067
(※)貸出金のうち、破綻先、実質破綻先及び破綻懸念先に対する債権等、償還予定額が見込めない28,682百
万円、期間の定めのないもの55,142百万円は含めておりません。
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(注4)預金、譲渡性預金及びその他の有利子負債の連結決算日後の返済予定額
前連結会計年度( 2019年3月31日 )
(単位:百万円)
1年超 3年超 5年超 7年超
1年以内 10年超
3年以内 5年以内 7年以内 10年以内
預金(※) 5,007,639 153,630 27,410 9 9 -
譲渡性預金 465,982 130 - - - -
合 計 5,473,622 153,761 27,410 9 9 -
(※)預金のうち、要求払預金については、「1年以内」に含めて開示しております。
当連結会計年度( 2020年3月31日 )
(単位:百万円)
1年超 3年超 5年超 7年超
1年以内 10年超
3年以内 5年以内 7年以内 10年以内
預金(※) 5,139,943 148,605 28,035 7 8 -
譲渡性預金 464,837 30 - - - -
合 計 5,604,780 148,635 28,035 7 8 -
(※)預金のうち、要求払預金については、「1年以内」に含めて開示しております。
(有価証券関係)
※1 連結貸借対照表の「有価証券」のほか、「商品有価証券」を含めて記載しております。
※2 「子会社株式及び関連会社株式」については、財務諸表における注記事項として記載しております。
1.売買目的有価証券
(単位:百万円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(2019年3月31日 ) (2020年3月31日 )
連結会計年度の損益に含まれた
0 0
評価差額
2.満期保有目的の債券
該当事項はありません。
3. その他有価証券
前連結会計年度( 2019年3月31日 )
連結貸借対照表 取得原価 差 額
種 類
計上額(百万円) (百万円) (百万円)
株式 27,710 16,696 11,014
債券 345,975 340,429 5,545
国債 153,653 150,126 3,527
連結貸借対照表
計上額が取得原価を 地方債 78,861 78,098 762
超えるもの
社債 113,460 112,205 1,254
その他 70,270 67,704 2,565
小計 443,956 424,831 19,125
株式 9,076 11,338 △2,262
債券 18,451 18,515 △64
国債 3,158 3,195 △36
連結貸借対照表
計上額が取得原価を 地方債 1,000 1,000 -
超えないもの
社債 14,292 14,320 △28
その他 85,292 88,056 △2,764
小計 112,819 117,911 △5,091
合 計
556,776 542,742 14,033
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当連結会計年度( 2020年3月31日 )
連結貸借対照表 取得原価 差 額
種 類
計上額(百万円) (百万円) (百万円)
株式 20,156 10,921 9,235
債券 174,969 173,048 1,921
国債 36,595 36,004 590
連結貸借対照表
計上額が取得原価を 地方債 35,871 35,429 441
超えるもの
社債 102,503 101,614 889
その他 24,584 23,217 1,367
小計 219,711 207,187 12,524
株式 10,322 13,520 △3,197
債券 29,597 29,910 △313
国債 11,132 11,356 △223
連結貸借対照表
計上額が取得原価を 地方債 3,985 4,000 △14
超えないもの
社債 14,479 14,553 △74
その他 71,541 73,691 △2,150
小計 111,461 117,122 △5,660
合 計
331,172 324,309 6,863
4.連結会計年度中に売却した満期保有目的の債券
該当事項はありません。
5. 連結会計年度中に売却したその他有価証券
前連結会計年度(自 2018年4月1日 至 2019年3月31日 )
売却額 売却益の合計額 売却損の合計額
種類
(百万円) (百万円) (百万円)
株式 6,629 2,616 115
債券 404,577 5,478 1,179
国債 318,682 5,311 1,162
社債 85,894 166 17
その他 153,864 1,337 5,858
合 計
565,071 9,433 7,153
当連結会計年度(自 2019年4月1日 至 2020年3月31日 )
売却額 売却益の合計額 売却損の合計額
種類
(百万円) (百万円) (百万円)
株式 3,042 835 313
債券 108,941 2,460 49
国債 108,790 2,459 49
社債 150 0 -
その他 69,959 1,593 129
合 計
181,943 4,888 492
6.保有目的を変更した有価証券
該当事項はありません。
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7.減損処理を行った有価証券
売買目的有価証券以外の有価証券(時価を把握することが極めて困難なものを除く)のうち、当該有価証券
の時価が取得原価に比べて著しく下落しており、時価が取得原価まで回復する見込みがあると認められないも
のについては、当該時価をもって連結貸借対照表計上額とするとともに、評価差額を当該連結会計年度の損失
として処理(以下「減損処理」という。)しております。
前連結会計年度における減損処理額は49百万円(社債49百万円)であります。
当連結会計年度における減損処理額は1,326百万円(うち株式1,072百万円、社債159百万円、その他93百万
円)であります。
また、時価が「著しく下落した」と判断するための基準は、個々の銘柄について連結決算日における時価が
取得原価に比べて50%以上下落している場合、及び30%以上50%未満の下落率の場合で発行会社の業況や過去
一定期間の時価の推移等を考慮し、時価の回復可能性が認められない場合であります。
(金銭の信託関係)
1.運用目的の金銭の信託
該当事項はありません。
2.満期保有目的の金銭の信託
該当事項はありません。
3.その他の金銭の信託(運用目的及び満期保有目的以外)
前連結会計年度( 2019年3月31日 )
うち連結貸借対照 うち連結貸借対照
取得原価
連結貸借対照表 差額 表計上額が取得原 表計上額が取得原
価を超えるもの 価を超えないもの
計上額(百万円) (百万円)
(百万円)
(百万円) (百万円)
その他の金銭の信託 6,950 6,950 - - -
(注) 「うち連結貸借対照表計上額が取得原価を超えるもの」「うち連結貸借対照表計上額が取得原価を超えないも
の」はそれぞれ「差額」の内訳であります。
当連結会計年度( 2020年3月31日 )
うち連結貸借対照 うち連結貸借対照
取得原価
連結貸借対照表 差額 表計上額が取得原 表計上額が取得原
価を超えるもの 価を超えないもの
計上額(百万円) (百万円)
(百万円)
(百万円) (百万円)
その他の金銭の信託 7,450 7,450 - - -
(注) 「うち連結貸借対照表計上額が取得原価を超えるもの」「うち連結貸借対照表計上額が取得原価を超えないも
の」はそれぞれ「差額」の内訳であります。
(その他有価証券評価差額金)
連結貸借対照表に計上されているその他有価証券評価差額金の内訳は、次のとおりであります。
前連結会計年度( 2019年3月31日 )
金額(百万円)
評価差額 14,033
その他有価証券 14,033
(△)繰延税金負債 4,156
その他有価証券評価差額金(持分相当額調整前) 9,877
(+)持分法適用会社が所有するその他有価証券に係る
-
評価差額金のうち親会社持分相当額
その他有価証券評価差額金 9,877
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当連結会計年度( 2020年3月31日 )
金額(百万円)
評価差額 6,905
その他有価証券 6,905
(△)繰延税金負債 2,031
その他有価証券評価差額金(持分相当額調整前) 4,874
(+)持分法適用会社が所有するその他有価証券に係る
-
評価差額金のうち親会社持分相当額
その他有価証券評価差額金 4,874
(デリバティブ取引関係)
1. ヘッジ会計が適用されていないデリバティブ取引
ヘッジ会計が適用されていないデリバティブ取引について、取引の対象物の種類ごとの連結決算日における契約
額又は契約において定められた元本相当額、時価及び評価損益並びに当該時価の算定方法は、次のとおりでありま
す。なお、契約額等については、その金額自体がデリバティブ取引に係る市場リスクを示すものではありません。
(1) 金利関連取引
前連結会計年度( 2019年3月31日 )
契約額等のうち1年
区分 種類 契約額等(百万円) 時価(百万円) 評価損益(百万円)
超のもの(百万円)
金利先物
売建 ― ― ― ―
買建 ― ― ― ―
金融商品
取引所
金利オプション
売建 ― ― ― ―
買建 ― ― ― ―
金利先渡契約
売建 ― ― ― ―
買建 ― ― ― ―
金利スワップ
受取固定・支払変動 50,387 49,407 2,804 2,804
受取変動・支払固定 50,387 49,407 △1,886 △1,886
店頭 受取変動・支払変動 ― ― ― ―
金利オプション
売建 ― ― ― ―
買建 ― ― ― ―
その他
売建 ― ― ― ―
買建 ― ― ― ―
合計 ―――― ―――― 917 917
(注) 1 上記取引については時価評価を行い、評価損益を連結損益計算書に計上しております。
2 時価の算定
取引所取引については、東京金融取引所等における最終の価格によっております。店頭取引については、
割引現在価値やオプション価格計算モデル等により算定しております。
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当連結会計年度( 2020年3月31日 )
契約額等のうち1年
区分 種類 契約額等(百万円) 時価(百万円) 評価損益(百万円)
超のもの(百万円)
金利先物
売建 ― ― ― ―
買建 ― ― ― ―
金融商品
取引所
金利オプション
売建 ― ― ― ―
買建 ― ― ― ―
金利先渡契約
売建 ― ― ― ―
買建 ― ― ― ―
金利スワップ
受取固定・支払変動 88,922 86,052 5,491 5,491
受取変動・支払固定 88,922 86,052 △3,772 △3,772
店頭 受取変動・支払変動 ― ― ― ―
金利オプション
売建 ― ― ― ―
買建 ― ― ― ―
その他
売建 ― ― ― ―
買建 ― ― ― ―
合計 ―――― ―――― 1,719 1,719
(注) 1 上記取引については時価評価を行い、評価損益を連結損益計算書に計上しております。
2 時価の算定
取引所取引については、東京金融取引所等における最終の価格によっております。店頭取引については、
割引現在価値やオプション価格計算モデル等により算定しております。
(2) 通貨関連取引
前連結会計年度( 2019年3月31日 )
契約額等のうち1年
区分 種類 契約額等(百万円) 時価(百万円) 評価損益(百万円)
超のもの(百万円)
通貨先物
売建 ― ― ― ―
買建 ― ― ― ―
金融商品
取引所
通貨オプション
売建 ― ― ― ―
買建 ― ― ― ―
通貨スワップ 17,277 15,078 20 20
為替予約
売建 58,028 9,497 286 286
買建 24,022 ― △211 △222
通貨オプション
店頭
売建 1,260 ― △8 △1
買建 1,260 ― 8 5
その他
売建 ― ― ― ―
買建 ― ― ― ―
合計 ―――― ―――― 96 89
(注) 1 上記取引については時価評価を行い、評価損益を連結損益計算書に計上しております。
2 時価の算定
割引現在価値等により算定しております。
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当連結会計年度( 2020年3月31日 )
契約額等のうち1年
区分 種類 契約額等(百万円) 時価(百万円) 評価損益(百万円)
超のもの(百万円)
通貨先物
売建 ― ― ― ―
買建 ― ― ― ―
金融商品
取引所
通貨オプション
売建 ― ― ― ―
買建 ― ― ― ―
通貨スワップ 21,812 21,812 30 30
為替予約
売建 32,077 9,312 △180 △180
買建 11,499 9,312 782 782
通貨オプション
店頭
売建 916 ― △9 △0
買建 916 ― 9 8
その他
売建 ― ― ― ―
買建 ― ― ― ―
合計 ―――― ―――― 633 641
(注) 1 上記取引については時価評価を行い、評価損益を連結損益計算書に計上しております。
2 時価の算定
割引現在価値等により算定しております。
(3) 株式関連取引
該当事項はありません。
(4) 債券関連取引
該当事項はありません。
(5) 商品関連取引
該当事項はありません。
(6) クレジット・デリバティブ取引
該当事項はありません。
(7) その他
前連結会計年度( 2019年3月31日 )
契約額等のうち1年
区分 種類 契約額等(百万円) 時価(百万円) 評価損益(百万円)
超のもの(百万円)
地震デリバティブ
店頭 売建 2,625 ― △37 ―
買建 2,625 ― 37 ―
合計 ―――― ―――― ― ―
(注) 上記取引については公正な評価額を算定することが極めて困難と認められるため、取得価額をもって時価とし
ております。
当連結会計年度( 2020年3月31日 )
契約額等のうち1年
区分 種類 契約額等(百万円) 時価(百万円) 評価損益(百万円)
超のもの(百万円)
地震デリバティブ
店頭 売建 2,695 ― △38 ―
買建 2,695 ― 38 ―
合計 ―――― ―――― ― ―
(注) 上記取引については公正な評価額を算定することが極めて困難と認められるため、取得価額をもって時価とし
ております。
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2. ヘッジ会計が適用されているデリバティブ取引
ヘッジ会計が適用されているデリバティブ取引について、取引の対象物の種類ごと、ヘッジ会計の方法別の連結
決算日における契約額又は契約において定められた元本相当額及び時価並びに当該時価の算定方法は、次のとおり
であります。なお、契約額等については、その金額自体がデリバティブ取引に係る市場リスクを示すものではあり
ません。
(1) 金利関連取引
前連結会計年度( 2019年3月31日 )
契約額等のうち
契約額等
時価
ヘッジ会計の方法 種類 主なヘッジ対象 1年超のもの
(百万円)
(百万円)
(百万円)
金利スワップ その他有価
受取固定・支払変動 証券(債券) ― ― ―
受取変動・支払固定 ― ― ―
原則的
金利先物 ― ― ―
処理方法
金利オプション
売建 ― ― ―
買建 ― ― ―
金利スワップ 貸出金
金利スワップの
受取固定・支払変動 ― ―
特例処理
受取変動・支払固定 3,787 ― (注)3
合計 ―――― ―――― ―――― ―
(注) 1 ヘッジ対象とヘッジ手段を紐付けする方法のほか、業種別監査委員会報告第24号に基づき繰延ヘッジに
よっております。
2 時価の算定
取引所取引については、東京金融取引所等における最終の価格によっております。店頭取引については、
割引現在価値やオプション価格計算モデル等により算定しております。
3 金利スワップの特例処理によるものは、ヘッジ対象とされている貸出金と一体として処理されているた
め、その時価は「(金融商品関係)」の当該貸出金の時価に含めて記載しております。
当連結会計年度( 2020年3月31日 )
該当事項はありません。
(2) 通貨関連取引
該当事項はありません。
(3) 株式関連取引
該当事項はありません。
(4) 債券関連取引
該当事項はありません。
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(退職給付関係)
1 採用している退職給付制度の概要
当行及び連結子会社は、確定給付型の制度として、企業年金基金制度(2004年10月1日に厚生年金基金制度から
移行)及び退職一時金制度を設けております。一部の連結子会社は、退職給付に係る負債及び退職給付費用の計算
に、退職給付に係る当期末自己都合要支給額を退職給付債務とする方法を用いた簡便法を適用しております。
当行が採用する確定給付企業年金制度及び退職一時金制度の給付額計算方法にはポイント制を採用しており、
2014年4月1日付(施行日)で、確定給付企業年金の将来分の一部を確定拠出年金へ移行しております。
当行では、2015年3月末より退職一時金制度に退職給付信託を設定しております。
2 確定給付制度
簡便法を適用している連結子会社を含めて記載しております。
(1)退職給付債務の期首残高と期末残高の調整表
(百万円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
区 分
至 2019年3月31日 ) 至 2020年3月31日 )
退職給付債務の期首残高 38,399 39,134
勤務費用 888 904
利息費用 253 206
数理計算上の差異の発生額 1,050 △1,074
退職給付の支払額 △1,455 △1,492
その他 △1 0
退職給付債務の期末残高 39,134 37,679
(2)年金資産の期首残高と期末残高の調整表
(百万円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
区 分
至 2019年3月31日 ) 至 2020年3月31日 )
年金資産の期首残高 32,770 32,401
期待運用収益 655 648
数理計算上の差異の発生額 △957 △1,635
事業主からの拠出額 734 716
退職給付の支払額 △884 △858
その他 82 76
年金資産の期末残高 32,401 31,348
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(3)退職給付債務及び年金資産の期末残高と連結貸借対照表に計上された退職給付に係る負債及び退職給付に係る
資産の調整表
(百万円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
区 分
至 2019年3月31日 ) 至 2020年3月31日 )
積立型制度の退職給付債務 39,020 37,559
年金資産 △32,401 △31,348
6,619 6,211
非積立型制度の退職給付債務 113 119
連結貸借対照表に計上された負債と資産の純額 6,733 6,331
退職給付に係る負債 6,733 6,331
連結貸借対照表に計上された負債と資産の純額 6,733 6,331
(4)退職給付費用及びその内訳項目の金額
(百万円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
区 分
至 2019年3月31日 ) 至 2020年3月31日 )
勤務費用 888 904
利息費用 253 206
期待運用収益 △655 △648
数理計算上の差異の費用処理額 884 776
その他 △88 △84
確定給付制度に係る退職給付費用 1,281 1,154
(5)退職給付に係る調整額
退職給付に係る調整額に計上した項目(税効果控除前)の内訳は次のとおりであります。
(百万円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
区 分
至 2019年3月31日 ) 至 2020年3月31日 )
数理計算上の差異 △1,124 215
合 計 △1,124 215
(6)退職給付に係る調整累計額
退職給付に係る調整累計額に計上した項目(税効果控除前)の内訳は次のとおりであります。
(百万円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
区 分
至 2019年3月31日 ) 至 2020年3月31日 )
未認識数理計算上の差異 5,665 5,450
合 計 5,665 5,450
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(7)年金資産に関する事項
①年金資産の主な内訳
年金資産合計に対する主な分類ごとの比率は、次のとおりであります。
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
区 分
至 2019年3月31日 ) 至 2020年3月31日 )
生命保険会社一般勘定 30 % 31 %
債券 31 % 33 %
株式 29 % 19 %
現金及び預金 3 % 6 %
その他 7 % 11 %
合 計 100 % 100 %
年金資産合計には、退職一時金制度に対して設定した退職給付信託が前連結会計年度 27% 、当連結会計年
度27% 含まれております。
②長期期待運用収益率の設定方法
年金資産の長期期待運用収益率を決定するため、現在及び予想される年金資産の配分と、年金資産を構成す
る多様な資産からの現在及び将来期待される長期の収益率を考慮しております。
(8)数理計算上の計算基礎に関する事項
主要な数理計算上の計算基礎
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
区 分
至 2019年3月31日 ) 至 2020年3月31日 )
0.0%~ 0.7
割引率 0.0%~0.8 % %
長期期待運用収益率 2.0 % 2.0 %
1.0 %~2.2 1.0%~2.2
確定給付企業年金制度の予想昇給率 % %
1.0 %~3.6 1.0%~ 3.6
退職一時金制度の予想昇給率 % %
3 確定拠出制度
前連結会計年度(自 2018年4月1日 至 2019年3月31日 )
確定拠出制度への要拠出額は162百万円であります。
当連結会計年度(自 2019年4月1日 至 2020年3月31日 )
確定拠出制度への要拠出額は162百万円であります。
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(税効果会計関係)
1.繰延税金資産及び繰延税金負債の発生の主な原因別の内訳
(単位:百万円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(2019年3月31日 ) (2020年3月31日 )
繰延税金資産
貸倒引当金 3,780 4,313
退職給付に係る負債 4,694 4,480
その他有価証券評価差額金
17 18
減価償却 868 884
土地再評価差額金 1,845 1,839
3,590 3,661
その他
繰延税金資産小計
14,797 15,197
将来減算一時差異等の合計に係る評価性引当額 △3,512 △3,540
評価性引当額小計 △3,512 △3,540
繰延税金資産合計
11,285 11,656
繰延税金負債
その他有価証券評価差額金 △4,311 △2,190
土地再評価差額金
△2,874 △2,821
△38 △45
その他
繰延税金負債合計 △7,224 △5,057
繰延税金資産(負債)の純額(注) 4,061 6,598
(注)前連結会計年度及び当連結会計年度における繰延税金資産(負債)の純額は、連結貸借対照表の以下の
項目に含まれております。
(単位:百万円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(2019年3月31日 ) (2020年3月31日 )
繰延税金資産 7,221 9,720
繰延税金負債 286 299
再評価に係る繰延税金負債 2,874 2,821
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2.連結財務諸表提出会社の法定実効税率と税効果会計適用後の法人税等の負担率との間に重要な差異があるとき
の、当該差異の原因となった主な項目別の内訳
(単位:%)
前連結会計年度 当連結会計年度
(2019年3月31日 ) (2020年3月31日 )
法定実効税率 30.1 -
(調整)
交際費等永久に損金に算入されない項目 1.7 -
グループ会社からの受取配当金消去 8.8 -
受取配当金等永久に益金に算入されない項目 △10.3 -
住民税均等割 0.7 -
評価性引当額の増減 4.2 -
税率変更による繰延税金資産の減額修正 - -
0.7 -
その他
税効果会計適用後の法人税等の負担率 35.9 -
(注)当連結会計年度は、法定実効税率と税効果会計適用後の法人税等の負担率との間の差異が法定実効税率の100分
の5以下であるため注記を省略しております。
(資産除去債務関係)
資産除去債務の総額に重要性が乏しいため、資産除去債務関係の記載を省略しております。
(賃貸等不動産関係)
賃貸等不動産の総額に重要性が乏しいため、賃貸等不動産関係の記載を省略しております。
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有価証券報告書
(セグメント情報等)
【セグメント情報】
1.報告セグメントの概要
当行グループの報告セグメントは、当行グループの構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、
経営資源の配分の決定及び業績を評価するために、当行の取締役会において定期的に検討を行う対象となって
いるものであります。
当行グループは、当行及び連結子会社7社で構成され、銀行業務を中心にリース業務、クレジットカード業
務及び信用保証業務などの金融サービスを提供しております。
報告セグメントは当行を「銀行業」としておりましたが、当連結会計年度より、従来「その他」に含まれて
いた「信用保証業」について量的な重要性が増したため、報告セグメントとして記載する方法に変更しており
ます。
「銀行業」は、預金業務、貸出業務、為替業務及びそれに付随する業務等を行っております。
「信用保証業」は金融関連業務としての信用保証業務を行っております。
2.報告セグメントごとの経常収益、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額の算定方法
報告されている事業セグメントの会計処理方法は、「連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」に
おける記載と同一であります。
報告セグメントの利益は、経常利益ベースの数値であります。
セグメント間の内部経常収益は、第三者間取引価格に基づいております。
3.報告セグメントごとの経常収益、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額に関する情報
前連結会計年度(自 2018年4月1日 至 2019年3月31日 )
(単位:百万円)
報告セグメント
連結財務諸
その他 合計 調整額
表計上額
銀行業 信用保証業
経常収益
外部顧客に対する経常収益 65,099 756 6,635 72,492 4 72,497
セグメント間の内部経常収益 998 955 2,044 3,999 △3,999 -
計 66,098 1,712 8,680 76,491 △3,994 72,497
セグメント利益 5,961 696 762 7,420 △1,630 5,790
セグメント資産 5,899,960 11,084 29,169 5,940,214 △30,060 5,910,153
セグメント負債 5,709,773 6,846 16,543 5,733,163 △18,137 5,715,026
その他の項目
減価償却費 2,362 1 190 2,554 69 2,624
資金運用収益 38,459 217 769 39,447 △1,660 37,787
資金調達費用 2,141 - 35 2,177 △28 2,148
有形固定資産及び無形固定
2,670 - 61 2,732 28 2,760
資産の増加額
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(注)1.一般企業の売上高に代えて、それぞれ経常収益を記載しております。
2.「その他」の区分は報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、リース業務、クレジット
カード業務等であります。
3.調整額は、次のとおりであります。
(1) 外部顧客に対する経常収益の調整額4百万円は、連結子会社が保有する有価証券利息および持分法
損益に係るものであります。
(2) セグメント利益の調整額△1,630百万円は、セグメント間取引消去△1,631百万円等であります。
(3) セグメント資産の調整額△30,060百万円は、セグメント間取引消去等であります。
(4) セグメント負債の調整額△18,137百万円は、セグメント間取引消去等であります。
(5) 減価償却費の調整額69百万円は、リース業以外のセグメントにおいてリース業セグメントとの契約
により取得したリース物件に係る減価償却費の調整額であります。
(6) 資金運用収益の調整額△1,660百万円は、セグメント間取引消去であります。
(7) 資金調達費用の調整額△28百万円は、セグメント間取引消去であります。
(8) 有形固定資産及び無形固定資産の増加額の調整額28百万円は、リース業セグメント(「その他」)
が、他のセグメントとの契約により取得したリース物件取得額であります。
4.セグメント利益は、連結損益計算書の経常利益と調整を行っております。
当連結会計年度(自 2019年4月1日 至 2020年3月31日 )
(単位:百万円)
報告セグメント
連結財務諸
その他 合計 調整額
表計上額
銀行業 信用保証業
経常収益
外部顧客に対する経常収益 55,035 720 7,693 63,449 0 63,449
セグメント間の内部経常収益 961 1,026 1,944 3,932 △3,932 -
計 55,996 1,747 9,638 67,381 △3,931 63,449
セグメント利益 3,888 893 1,051 5,833 △1,456 4,376
セグメント資産 6,010,132 10,898 31,439 6,052,470 △31,718 6,020,752
セグメント負債 5,824,416 6,565 18,763 5,849,745 △19,978 5,829,766
その他の項目
減価償却費 2,414 1 186 2,601 76 2,678
資金運用収益 35,041 202 689 35,932 △1,511 34,421
資金調達費用 667 - 41 709 △33 675
有形固定資産及び無形固定
3,764 - 282 4,047 53 4,100
資産の増加額
(注)1.一般企業の売上高に代えて、それぞれ経常収益を記載しております。
2.「その他」の区分は報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、リース業務、クレジット
カード業務等であります。
3.調整額は、次のとおりであります。
(1) セグメント利益の調整額△1,456百万円は、セグメント間取引消去△1,449百万円等であります。
(2) セグメント資産の調整額△31,718百万円は、セグメント間取引消去等であります。
(3) セグメント負債の調整額△19,978百万円は、セグメント間取引消去等であります。
(4) 減価償却費の調整額76百万円は、リース業以外のセグメントにおいてリース業セグメントとの契約
により取得したリース物件に係る減価償却費の調整額であります。
(5) 資金運用収益の調整額△1,511百万円は、セグメント間取引消去であります。
(6) 資金調達費用の調整額△33百万円は、セグメント間取引消去であります。
(7) 有形固定資産及び無形固定資産の増加額の調整額53百万円は、リース業セグメント(「その他」)
が、他のセグメントとの契約により取得したリース物件取得額であります。
4.セグメント利益は、連結損益計算書の経常利益と調整を行っております。
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【関連情報】
前連結会計年度(自 2018年4月1日 至 2019年3月31日 )
1.サービスごとの情報
(単位:百万円)
有価証券 役務取引等
貸出業務 その他 合計
投資業務 業務
外部顧客に対する
28,718 17,465 16,626 9,686 72,497
経常収益
(注) 一般企業の売上高に代えて、経常収益を記載しております。
2 .地域ごとの情報
(1) 経常収益
当行グループは、本邦の外部顧客に対する経常収益に区分した金額が連結損益計算書の経常収益の90%を超
えるため、記載を省略しております。
(2) 有形固定資産
当行グループは、本邦に所在している有形固定資産の金額が連結貸借対照表の有形固定資産の金額の90%を
超えるため、記載を省略しております。
3 .主要な顧客ごとの情報
特定の顧客に対する経常収益で連結損益計算書の経常収益の10%以上を占めるものがないため、記載を省略し
ております。
当連結会計年度(自 2019年4月1日 至 2020年3月31日 )
1.サービスごとの情報
(単位:百万円)
有価証券 役務取引等
貸出業務 その他 合計
投資業務 業務
外部顧客に対する
28,105 10,168 15,058 10,117 63,449
経常収益
(注) 一般企業の売上高に代えて、経常収益を記載しております。
2 .地域ごとの情報
(1) 経常収益
当行グループは、本邦の外部顧客に対する経常収益に区分した金額が連結損益計算書の経常収益の90%を超
えるため、記載を省略しております。
(2) 有形固定資産
当行グループは、本邦に所在している有形固定資産の金額が連結貸借対照表の有形固定資産の金額の90%を
超えるため、記載を省略しております。
3 .主要な顧客ごとの情報
特定の顧客に対する経常収益で連結損益計算書の経常収益の10%以上を占めるものがないため、記載を省略し
ております。
【報告セグメントごとの固定資産の減損損失に関する情報】
前連結会計年度(自 2018年4月1日 至 2019年3月31日 )
(単位:百万円)
報告セグメント
その他 合計
銀行業 信用保証業
減損損失 195 - - 195
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当連結会計年度(自 2019年4月1日 至 2020年3月31日 )
(単位:百万円)
報告セグメント
その他 合計
銀行業 信用保証業
減損損失 498 - 6 505
【報告セグメントごとののれんの償却額及び未償却残高に関する情報】
該当事項はありません。
【報告セグメントごとの負ののれん発生益に関する情報】
該当事項はありません。
【関連当事者情報】
1.関連当事者との取引
(1)連結財務諸表提出会社と関連当事者との取引
連結財務諸表提出会社の役員及び主要株主(個人の場合に限る。)等
前連結会計年度(自 2018年4月1日 至 2019年3月31日 )
(単位:百万円)
資本金
議決権等の
会社等
事業の内容 関連当事者
種類 所在地 又は 所有(被所 取引の内容 取引金額 科目 期末残高
又は職業 との関係
の名称
有)割合
出資金
役員及びそ
の近親者が
(平均残高)
会津酒造
議決権の過 福島県 酒類
60 - 与信取引先 資金の貸付 - -
半数を所有 南会津郡 製造業 172
株式会社
している会
社等
1.取引条件及び取引条件の決定方針等
一般の取引と同様な条件で行っております。
2.会津酒造株式会社は、役員の近親者が議決権の過半数を保有しておりましたが、当連結会計年度中に議決権
の保有割合が減少したことにより、関連当事者に該当しないこととなったため、取引金額は関連当事者であっ
た期間の平均残高を記載しております。なお、期末残高については記載を省略しております。
当連結会計年度(自 2019年4月1日 至 2020年3月31日 )
(単位:百万円)
資本金
議決権等の
会社等
事業の内容 関連当事者
種類 所在地 又は 所有(被所 取引の内容 取引金額 科目 期末残高
又は職業 との関係
の名称
有)割合
出資金
役員及び
(平均残高)
その近親 村松千夏子 - - 会社員 - 与信取引先 資金の貸付 貸出金 10
1
者
1.当行常務取締役須藤英穂の義妹であります。
2.取引条件及び取引条件の決定方針等
一般の取引と同様な条件で行っております。
(2)連結財務諸表提出会社の連結子会社と関連当事者との取引
該当事項はありません。
2.親会社又は重要な関連会社に関する注記
該当事項はありません。
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(1株当たり情報)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2019年3月31日 ) 至 2020年3月31日 )
1株当たり純資産額 774円13銭 757円70銭
1株当たり当期純利益金額 14円22銭 10円82銭
(注) 1.1株当たり純資産額の算定上の基礎は、次のとおりであります。
前連結会計年度 当連結会計年度
(2019年3月31日 ) (2020年3月31日 )
純資産の部の合計額 百万円 195,127 190,985
普通株式に係る期末の純資産額 百万円 195,127 190,985
1株当たり純資産額の算定に用い
千株 252,057 252,057
られた期末の普通株式の数
2.1株当たり当期純利益金額の算定上の基礎は、次のとおりであります。
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2019年3月31日 ) 至 2020年3月31日 )
親会社株主に帰属する当期純利益 百万円 3,585 2,727
普通株式に係る
百万円 3,585 2,727
親会社株主に帰属する当期純利益
普通株式の期中平均株式数 千株 252,057 252,057
3.なお、潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額については、潜在株式がないので記載しておりません。
(重要な後発事象)
該当事項はありません。
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⑤【連結附属明細表】
【社債明細表】
該当事項はありません。
【借入金等明細表】
当期首残高 当期末残高
平均利率
区分 返済期限
(%)
(百万円) (百万円)
借用金 2,004 2,806 0.30 ――――
2020年11月~
借入金 2,004 2,806 0.30
2024年12月
1年以内に返済予定のリース債務 12 13 - ――――
リース債務(1年以内に返済予定
350 344 - 2048年6月
のものを除く。)
(注) 1.「平均利率」は、期末日現在の「利率」及び「当期末残高」により算出(加重平均)しております。
2.リース債務の平均利率については、リース料総額に含まれる利息相当額を控除する前の金額でリース債務を
連結貸借対照表に計上しているため、記載しておりません。
3.借入金及びリース債務の連結決算日後5年以内における返済額は次のとおりであります。
1年以内 1年超2年以内 2年超3年以内 3年超4年以内 4年超5年以内
借入金
797 686 626 506 190
(百万円)
リース債務
13 13 13 13 13
(百万円)
銀行業は、預金の受入れ、コール・手形市場からの資金の調達・運用等を営業活動として行っているため、借
入金等明細表については連結貸借対照表中「負債の部」の「借用金」及び「その他負債」中のリース債務の内訳
を記載しております。
【資産除去債務明細表】
当連結会計年度期首及び当連結会計年度末における資産除去債務の金額が当連結会計年度期首及び当連結
会計年度末における負債及び純資産の合計額の100分の1以下であるため、記載を省略しております。
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(2)【その他】
当連結会計年度における四半期情報
(累計期間) 第1四半期 第2四半期 第3四半期 当連結会計年度
経常収益(百万円) 18,419 33,634 48,246 63,449
税金等調整前四半期(当
1,050 3,663 4,366 3,968
期)純利益金額(百万円)
親会社株主に帰属する四
半期(当期)純利益金額
688 2,541 2,907 2,727
(百万円)
1株当たり四半期(当期)
2.73 10.08 11.53 10.82
純利益金額(円)
(注) 一般企業の売上高に代えて、経常収益を記載しております。
(会計期間) 第1四半期 第2四半期 第3四半期 第4四半期
1株当たり四半期純利益
金額又は1株当たり四半 2.73 7.35 1.45 △0.71
期純損失金額(△)(円)
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2 【財務諸表等】
(1) 【財務諸表】
①【貸借対照表】
(単位:百万円)
前事業年度 当事業年度
(2019年3月31日) (2020年3月31日)
資産の部
現金預け金 1,605,386 1,619,109
現金 43,588 49,110
預け金 1,561,798 1,569,998
買入金銭債権 10,433 9,701
商品有価証券 21 16
商品地方債 21 16
金銭の信託 5,450 5,450
※7 574,918 ※7 363,966
有価証券
国債 156,812 47,727
地方債 79,761 39,856
※10 127,752 ※10 116,982
社債
※1 45,202 ※1 38,902
株式
※1 165,389 ※1 120,496
その他の証券
※2,※3,※4,※5 3,564,574 ※2,※3,※4,※5 3,862,816
貸出金
※6 6,368 ※6 4,936
割引手形
手形貸付 84,278 75,393
証書貸付 3,275,821 3,583,484
※8 198,105 ※8 199,002
当座貸越
外国為替 1,025 1,203
外国他店預け 1,025 1,203
買入外国為替 0 0
その他資産 98,332 107,621
未決済為替貸 393 255
前払費用 177 169
未収収益 3,707 2,754
金融派生商品 4,188 6,815
金融商品等差入担保金 1,902 1,863
※7 87,963 ※7 95,762
その他の資産
※9 38,698 ※9 37,178
有形固定資産
建物 11,492 10,774
土地 22,423 22,156
リース資産 578 450
建設仮勘定 216 174
その他の有形固定資産 3,987 3,623
無形固定資産 3,024 5,286
ソフトウエア 1,921 2,064
リース資産 14 0
その他の無形固定資産 1,088 3,222
前払年金費用 559 751
繰延税金資産 4,724 7,083
支払承諾見返 6,330 5,582
△13,520 △15,635
貸倒引当金
資産の部合計 5,899,960 6,010,132
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(単位:百万円)
前事業年度 当事業年度
(2019年3月31日) (2020年3月31日)
負債の部
※7 5,195,992 ※7 5,323,610
預金
当座預金 515,429 506,116
普通預金 3,357,092 3,503,251
貯蓄預金 55,218 54,887
通知預金 7,177 3,536
定期預金 1,201,932 1,172,519
定期積金 9,953 3,097
その他の預金 49,188 80,202
譲渡性預金 474,113 472,867
コールマネー 3,329 -
※7 7,477
債券貸借取引受入担保金 -
外国為替 127 153
売渡外国為替 23 62
未払外国為替 104 90
信託勘定借 37 969
その他負債 16,717 15,824
未決済為替借 214 100
未払法人税等 1,478 139
未払費用 2,975 3,010
前受収益 1,500 1,577
給付補填備金 0 0
金融派生商品 3,185 4,463
金融商品等受入担保金 - 384
リース債務 609 457
資産除去債務 251 252
その他の負債 6,500 5,437
退職給付引当金 1,541 1,530
睡眠預金払戻損失引当金 741 659
偶発損失引当金 367 284
ポイント引当金 122 113
再評価に係る繰延税金負債 2,874 2,821
6,330 5,582
支払承諾
負債の部合計 5,709,773 5,824,416
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(単位:百万円)
前事業年度 当事業年度
(2019年3月31日) (2020年3月31日)
純資産の部
資本金 23,519 23,519
資本剰余金 13,653 13,653
資本準備金 13,653 13,653
その他資本剰余金 0 0
利益剰余金 143,064 143,704
利益準備金 9,865 9,865
その他利益剰余金 133,198 133,838
別途積立金 126,600 128,600
繰越利益剰余金 6,598 5,238
△145 △145
自己株式
株主資本合計 180,091 180,731
その他有価証券評価差額金
9,552 4,543
543 441
土地再評価差額金
評価・換算差額等合計 10,095 4,985
純資産の部合計 190,187 185,716
負債及び純資産の部合計 5,899,960 6,010,132
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②【損益計算書】
(単位:百万円)
前事業年度 当事業年度
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2019年3月31日) 至 2020年3月31日)
経常収益 66,098 55,996
資金運用収益 38,459 35,041
貸出金利息 28,626 28,025
有価証券利息配当金 8,798 5,981
コールローン利息 46 44
預け金利息 987 989
その他の受入利息 1 0
信託報酬 - 0
役務取引等収益 15,766 14,170
受入為替手数料 3,650 3,619
その他の役務収益 12,115 10,550
その他業務収益 6,925 4,690
商品有価証券売買益 2 0
国債等債券売却益 6,025 3,816
金融派生商品収益 889 865
その他の業務収益 7 8
その他経常収益 4,947 2,094
償却債権取立益 0 1
株式等売却益 3,373 1,070
金銭の信託運用益 21 19
その他の経常収益 1,551 1,002
経常費用 60,136 52,108
資金調達費用 2,141 667
預金利息 597 559
譲渡性預金利息 80 75
コールマネー利息 299 32
債券貸借取引支払利息 1,099 0
借用金利息 62 -
その他の支払利息 1 1
役務取引等費用 6,496 6,470
支払為替手数料 585 573
その他の役務費用 5,910 5,896
その他業務費用 7,586 1,034
外国為替売買損 568 714
国債等債券売却損 6,967 103
国債等債券償却 49 217
※1 35,957 ※1 34,835
営業経費
その他経常費用 7,954 9,099
貸倒引当金繰入額 6,550 6,838
貸出金償却 0 -
株式等売却損 185 389
株式等償却 43 1,080
金銭の信託運用損 223 -
951 791
その他の経常費用
経常利益 5,961 3,888
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(単位:百万円)
前事業年度 当事業年度
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2019年3月31日) 至 2020年3月31日)
特別利益 88 244
固定資産処分益 11 0
国庫補助金 77 -
※2 243
その他の特別利益 -
特別損失 281 645
固定資産処分損 86 146
195 498
減損損失
税引前当期純利益 5,768 3,486
法人税、住民税及び事業税
2,886 1,218
△1,185 △286
法人税等調整額
法人税等合計 1,701 931
当期純利益 4,066 2,554
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③【株主資本等変動計算書】
前事業年度(自 2018年4月1日 至 2019年3月31日)
(単位:百万円)
株主資本
資本剰余金 利益剰余金
その他利益剰余金
資本金
その他資本 資本剰余金 利益剰余金
資本準備金 利益準備金
繰越利益
剰余金 合計 合計
別途積立金
剰余金
当期首残高 23,519 13,653 0 13,653 9,865 121,600 9,486 140,952
当期変動額
別途積立金の積立 5,000 △5,000 -
剰余金の配当 △2,016 △2,016
当期純利益 4,066 4,066
自己株式の取得
自己株式の処分 0 0
土地再評価差額金の
61 61
取崩
株主資本以外の項目
の当期変動額(純
額)
当期変動額合計 - - 0 0 - 5,000 △2,888 2,111
当期末残高 23,519 13,653 0 13,653 9,865 126,600 6,598 143,064
株主資本 評価・換算差額等
純資産合計
その他有価証券 土地再評価 評価・換算
自己株式 株主資本合計
評価差額金 差額金 差額等合計
当期首残高 △145 177,979 15,313 604 15,918 193,898
当期変動額
別途積立金の積立 - -
剰余金の配当 △2,016 △2,016
当期純利益 4,066 4,066
自己株式の取得 △0 △0 △0
自己株式の処分 0 0 0
土地再評価差額金の
61 61
取崩
株主資本以外の項目
の当期変動額(純 △5,761 △61 △5,822 △5,822
額)
当期変動額合計 △0 2,111 △5,761 △61 △5,822 △3,710
当期末残高 △145 180,091 9,552 543 10,095 190,187
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当事業年度(自 2019年4月1日 至 2020年3月31日)
(単位:百万円)
株主資本
資本剰余金 利益剰余金
その他利益剰余金
資本金
その他資本 資本剰余金 利益剰余金
資本準備金 利益準備金
繰越利益
剰余金 合計 合計
別途積立金
剰余金
当期首残高 23,519 13,653 0 13,653 9,865 126,600 6,598 143,064
当期変動額
別途積立金の積立 2,000 △2,000 -
剰余金の配当 △2,016 △2,016
当期純利益 2,554 2,554
自己株式の取得
自己株式の処分
土地再評価差額金の
101 101
取崩
株主資本以外の項目
の当期変動額(純
額)
当期変動額合計 - - - - - 2,000 △1,360 639
当期末残高 23,519 13,653 0 13,653 9,865 128,600 5,238 143,704
株主資本 評価・換算差額等
純資産合計
その他有価証券 土地再評価 評価・換算
自己株式 株主資本合計
評価差額金 差額金 差額等合計
当期首残高 △145 180,091 9,552 543 10,095 190,187
当期変動額
別途積立金の積立 - -
剰余金の配当 △2,016 △2,016
当期純利益 2,554 2,554
自己株式の取得 △0 △0 △0
自己株式の処分 - -
土地再評価差額金の
101 101
取崩
株主資本以外の項目
の当期変動額(純 △5,008 △101 △5,110 △5,110
額)
当期変動額合計 △0 639 △5,008 △101 △5,110 △4,470
当期末残高 △145 180,731 4,543 441 4,985 185,716
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【注記事項】
(重要な会計方針)
1.商品有価証券の評価基準及び評価方法
商品有価証券の評価は、時価法(売却原価は移動平均法により算定)により行っております。
2.有価証券の評価基準及び評価方法
(1)有価証券の評価は、満期保有目的の債券については移動平均法による償却原価法(定額法)、子会社株式及
び関連会社株式については移動平均法による原価法、その他有価証券については原則として決算日の市場価格
等に基づく時価法(売却原価は移動平均法により算定)、ただし時価を把握することが極めて困難と認められ
るものについては移動平均法による原価法により行っております。
なお、その他有価証券の評価差額については、全部純資産直入法により処理しております。
(2)金銭の信託において信託財産を構成している有価証券の評価は、上記1.及び2.(1)と同じ方法により
行っております。
3.デリバティブ取引の評価基準及び評価方法
デリバティブ取引の評価は、時価法により行っております。
4.固定資産の減価償却の方法
(1)有形固定資産(リース資産を除く)
有形固定資産は、定額法により償却しております。
なお、主な耐用年数は次のとおりであります。
建 物 6年~50年
その他 3年~20年
(2)無形固定資産(リース資産を除く)
無形固定資産は、定額法により償却しております。なお、自社利用のソフトウェアについては、行内におけ
る利用可能期間(5~7年)に基づいて償却しております。
(3)リース資産
所有権移転外ファイナンス・リース取引に係る「有形固定資産」及び「無形固定資産」中のリース資産は、
リース期間を耐用年数とした定額法により償却しております。なお、残存価額については、リース契約上に残
価保証の取決めがあるものは当該残価保証額とし、それ以外のものは零としております。
5.外貨建の資産及び負債の本邦通貨への換算基準
外貨建資産・負債は、決算日の為替相場による円換算額を付しております。
6.引当金の計上基準
(1)貸倒引当金
当行の貸倒引当金は、予め定めている償却・引当基準に則り、次のとおり計上しております。
破産、特別清算等、法的に経営破綻の事実が発生している先(以下、「破綻先」という)に係る債権及びそ
れと同等の状況にある先(以下、「実質破綻先」という)の債権については、債権額から担保の処分可能見込
額及び保証による回収可能見込額を控除し、その残額を計上しております。また、現在は経営破綻の状況にな
いが、今後経営破綻に陥る可能性が大きいと認められる先(以下、「破綻懸念先」という)の債権について
は、債権額から担保の処分可能見込額及び保証による回収可能見込額を控除し、その残額のうち、必要と認め
る額を計上しております。破綻懸念先及び貸出条件緩和債権等を有する先で、債権額から担保の処分可能見込
額及び保証による回収可能見込額を控除した残額が一定以上の大口先のうち、債権の元本の回収及び利息の受
取りに係るキャッシュ・フローを合理的に見積もることができる債権については、当該キャッシュ・フローを
貸出条件緩和実施前の約定利子率で割引いた金額と債権の帳簿価額との差額を貸倒引当金とする方法(キャッ
シュ・フロー見積法)により計上しております。上記以外の債権については、一定の種類毎に分類し、過去の
一定期間における貸倒実績から算出した貸倒実績率等に基づき計上しております。
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すべての債権は、資産の自己査定基準に基づき、営業関連部署が資産査定を実施し、当該部署から独立した
監査部署が査定結果を監査しております。
(追加情報)
新型コロナウイルス感染症の影響に関する一定の仮定
新型コロナウイルス感染症は、2020年4月7日の日本政府による「新型コロナウイルス感染症緊急事態宣
言」の発令以降、全国新規感染者数が減少傾向に転じるなど、収束に向けた動きも出ていることから同年6月
には一定の収束が見られ、また、同年7月以降は、「新型コロナウイルス感染症緊急経済対策」の各施策実行
による消費及び投資両面の喚起により、着実に経済回復していくものと仮定しております。
上記仮定に基づき、貸倒引当金の計上基準に記載した方法により貸倒引当金の見積りを行っておりますが、
新型コロナウイルス感染症の影響が融資先の経営状況に影響を及ぼす可能性があると判断した債権については
貸倒引当金を追加計上しており、現時点の最善の見積りであると判断しております。なお、上記仮定の不確実
性は高く、新型コロナウイルス感染症の感染状況や経済環境への影響が変化した場合には、翌年度の財務諸表
において貸倒引当金が増減する可能性があります。
(2)退職給付引当金
退職給付引当金は、従業員の退職給付に備えるため、当事業年度末における退職給付債務及び年金資産の見
込額に基づき、必要額を計上しております。また、退職給付債務の算定にあたり、退職給付見込額を当事業年
度末までの期間に帰属させる方法については給付算定式基準によっております。なお、過去勤務費用及び数理
計算上の差異の費用処理方法は次のとおりであります。
過去勤務費用 :その発生時の従業員の平均残存勤務期間内の一定の年数(3年)による定額法により費用
処理
数理計算上の差異:各事業年度の発生時の従業員の平均残存勤務期間内の一定の年数(10年)による定額法に
より按分した額を、それぞれ発生の翌事業年度から費用処理
(3)睡眠預金払戻損失引当金
睡眠預金払戻損失引当金は、利益計上した睡眠預金について預金者からの将来の払戻請求に基づく払戻損失
に備えるため、過去の払戻実績に基づく将来の払戻損失見込額を計上しております。
(4)偶発損失引当金
偶発損失引当金は、他の引当金で引当対象とした事象以外の偶発事象に対し、将来発生する可能性のある損
失の見積額を計上しております。
(5)ポイント引当金
ポイント引当金は、当行が発行するクレジットカードの利用により付与したポイントが、将来利用された場
合の負担に備え、将来利用される見込額を合理的に見積り、必要と認められる額を計上しております。
7.ヘッジ会計の方法
(1)金利リスク・ヘッジ
金融資産・負債から生じる金利リスクに対するヘッジ会計の方法は、「銀行業における金融商品会計基準適用
に関する会計上及び監査上の取扱い」(日本公認会計士協会業種別監査委員会報告第24号 2002年2月13日。以
下、「業種別監査委員会報告第24号」という。)に規定する繰延ヘッジによっております。ヘッジ有効性評価の
方法については、相場変動を相殺するヘッジについて、ヘッジ対象となる預金・貸出金等とヘッジ手段である金
利スワップ取引等を個別に特定し評価しております。ヘッジ対象とヘッジ手段に関する重要な条件がほぼ同一と
なるようなヘッジ指定を行っているため、高い有効性があるとみなしており、これをもって有効性の判定に代え
ているほか、金利変動要素の相関関係の検証により有効性の評価を行っております。
なお、一部の金融資産・負債については、金利スワップの特例処理を行っております。
(2)為替変動リスク・ヘッジ
外貨建金融資産・負債から生じる為替変動リスクに対するヘッジ会計の方法は、「銀行業における外貨建取
引 等の会計処理に関する会計上及び監査上の取扱い」(日本公認会計士協会業種別監査委員会報告第25号
2002年7月29日)に規定する繰延ヘッジによっております。ヘッジ有効性評価の方法については、外貨建金銭債
権債務等の為替変動リスクを減殺する目的で行う為替スワップ取引をヘッジ手段とし、ヘッジ対象である外貨建
金銭債権債務等に見合うヘッジ手段の外貨ポジション相当額が存在することを確認することによりヘッジの有効
性を評価しております。
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8.その他財務諸表作成のための基本となる重要な事項
(1)退職給付に係る会計処理
退職給付に係る未認識数理計算上の差異及び未認識過去勤務費用の未処理額の会計処理の方法は、連結財務諸
表におけるこれらの会計処理の方法と異なっております。
(2)消費税等の会計処理
消費税及び地方消費税(以下、消費税等という。)の会計処理は、税抜方式によっております。ただし、有形
固定資産に係る控除対象外消費税等は当事業年度の費用に計上しております。
(貸借対照表関係)
※1.関係会社の株式及び出資金の総額
前事業年度 当事業年度
(2019年3月31日 ) (2020年3月31日 )
株 式 6,683 百万円 6,683 百万円
出資金 1,323 百万円 1,400 百万円
※2.貸出金のうち破綻先債権額及び延滞債権額は次のとおりであります。
前事業年度 当事業年度
(2019年3月31日 ) (2020年3月31日 )
破綻先債権額 2,169 百万円 4,675 百万円
延滞債権額 24,429 百万円 23,028 百万円
なお、破綻先債権とは、元本又は利息の支払の遅延が相当期間継続していることその他の事由により元本又は利
息の取立て又は弁済の見込みがないものとして未収利息を計上しなかった貸出金(貸倒償却を行った部分を除く。
以下「未収利息不計上貸出金」という。)のうち、法人税法施行令(1965年政令第97号)第96条第1項第3号のイから
ホまでに掲げる事由又は同項第4号に規定する事由が生じている貸出金であります。
また、延滞債権とは、未収利息不計上貸出金であって、破綻先債権及び債務者の経営再建又は支援を図ることを
目的として利息の支払を猶予した貸出金以外の貸出金であります。
※3.貸出金のうち3ヵ月以上延滞債権額は次のとおりであります。
前事業年度 当事業年度
(2019年3月31日 ) (2020年3月31日 )
3ヵ月以上延滞債権額 757 百万円 400 百万円
なお、3ヵ月以上延滞債権とは、元本又は利息の支払が、約定支払日の翌日から3月以上遅延している貸出金で
破綻先債権及び延滞債権に該当しないものであります。
※4.貸出金のうち貸出条件緩和債権額は次のとおりであります。
前事業年度 当事業年度
(2019年3月31日 ) (2020年3月31日 )
貸出条件緩和債権額 3,177 百万円 4,600 百万円
なお、貸出条件緩和債権とは、債務者の経営再建又は支援を図ることを目的として、金利の減免、利息の支払猶
予、元本の返済猶予、債権放棄その他の債務者に有利となる取決めを行った貸出金で破綻先債権、延滞債権及び
3ヵ月以上延滞債権に該当しないものであります。
※5.破綻先債権額、延滞債権額、3ヵ月以上延滞債権額及び貸出条件緩和債権額の合計額は次のとおりでありま
す。
前事業年度 当事業年度
(2019年3月31日 ) (2020年3月31日 )
合計額 30,534 百万円 32,704 百万円
なお、上記2.から5.に掲げた債権額は、貸倒引当金控除前の金額であります。
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※6.手形割引は、業種別監査委員会報告第24号に基づき金融取引として処理しております。これにより受け入れた
商業手形は、売却又は(再)担保という方法で自由に処分できる権利を有しておりますが、その額面金額は次のと
おりであります。
前事業年度 当事業年度
(2019年3月31日 ) (2020年3月31日 )
6,368 百万円 4,936 百万円
※7.担保に供している資産は次のとおりであります。
前事業年度 当事業年度
(2019年3月31日 ) (2020年3月31日 )
担保に供している資産
有価証券 46,344 百万円 26,355 百万円
担保資産に対応する債務
預金 36,207 百万円 46,768 百万円
債券貸借取引受入担保金 7,477 百万円 -百万円
上記のほか、為替決済、デリバティブ等の取引の担保として、次のものを差し入れております。
前事業年度 当事業年度
(2019年3月31日 ) (2020年3月31日 )
有価証券 6,484 百万円 -百万円
その他の資産 85,287 百万円 85,282 百万円
また、その他の資産には保証金が含まれておりますが、その金額は次のとおりであります。
前事業年度 当事業年度
(2019年3月31日 ) (2020年3月31日 )
保証金 975 百万円 928 百万円
※8.当座貸越契約及び貸付金に係るコミットメントライン契約は、顧客からの融資実行の申し出を受けた場合に、
契約上規定された条件について違反がない限り、一定の限度額まで資金を貸付けることを約する契約でありま
す。これらの契約に係る融資未実行残高は次のとおりであります。
前事業年度 当事業年度
(2019年3月31日 ) (2020年3月31日 )
融資未実行残高 965,324 百万円 915,955 百万円
うち原契約期間が1年以内のもの
830,224 百万円 830,613 百万円
(又は任意の時期に無条件で取消可
能なもの)
なお、これらの契約の多くは、融資実行されずに終了するものであるため、融資未実行残高そのものが必ずしも
当行の将来のキャッシュ・フローに影響を与えるものではありません。これらの契約の多くには、金融情勢の変
化、債権の保全及びその他相当の事由があるときは、当行が実行申し込みを受けた融資の拒絶又は契約極度額の減
額をすることができる旨の条項が付けられております。また、契約時において必要に応じて不動産・有価証券等の
担保を徴求するほか、契約後も定期的に予め定めている行内手続に基づき顧客の業況等を把握し、必要に応じて契
約の見直し、与信保全上の措置等を講じております。
※9.有形固定資産の圧縮記帳額
前事業年度 当事業年度
(2019年3月31日 ) (2020年3月31日 )
圧縮記帳額 1,015 百万円 1,015 百万円
(当該事業年度の圧縮記帳額) ( -百万円) ( -百万円)
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※10.「有価証券」中の社債のうち、有価証券の私募(金融商品取引法第2条第3項)による社債に対する保証債務
の額
前事業年度 当事業年度
(2019年3月31日 ) (2020年3月31日 )
73,347 百万円 77,691 百万円
11.元本補填契約ある信託の元本金額は、次のとおりであります。
前事業年度 当事業年度
(2019年3月31日 ) (2020年3月31日 )
金銭信託 37百万円 969 百万円
(損益計算書関係)
※1.営業経費には、次のものを含んでおります。
前事業年度 当事業年度
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2019年3月31日 ) 至 2020年3月31日 )
給料・手当 14,730 百万円 13,995 百万円
退職給付費用 1,251 百万円 1,121 百万円
※2.その他の特別利益は、土地収用に伴う移転補償金であります。
(有価証券関係)
子会社株式及び関連会社株式
前事業年度( 2019年3月31日 )
貸借対照表計上額
時価 (百万円) 差額 (百万円)
(百万円)
子会社株式 - - -
関連会社株式 - - -
合 計
- - -
当事業年度( 2020年3月31日 )
貸借対照表計上額
時価 (百万円) 差額 (百万円)
(百万円)
子会社株式 - - -
関連会社株式 - - -
合 計
- - -
(注)時価を把握することが極めて困難と認められる子会社株式及び関連会社株式の貸借対照表計上額
(百万円)
前事業年度 当事業年度
(2019年3月31日 ) (2020年3月31日 )
子会社株式 6,683 6,683
関連会社株式 - -
合 計
6,683 6,683
これらについては、市場価格がなく、時価を把握することが極めて困難と認められることから、「子会社株式及び
関連会社株式」には含めておりません。
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(税効果会計関係)
1.繰延税金資産及び繰延税金負債の発生の主な原因別の内訳
(単位:百万円)
前事業年度 当事業年度
(2019年3月31日 ) (2020年3月31日 )
繰延税金資産
貸倒引当金 3,105 3,524
退職給付引当金 2,959 2,805
減価償却 868 885
土地再評価差額金 1,845 1,839
3,273 3,334
その他
繰延税金資産小計
12,053 12,389
△3,328 △3,423
将来減算一時差異等の合計に係る評価性引当額
評価性引当額小計 △3,328 △3,423
繰延税金資産合計
8,725 8,966
繰延税金負債
その他有価証券評価差額金
△3,962 △1,837
土地再評価差額金 △2,874 △2,821
その他 △37 △44
繰延税金負債合計 △6,875 △4,704
繰延税金資産(負債)の純額 1,849 4,261
2.法定実効税率と税効果会計適用後の法人税等の負担率との間に重要な差異があるときの、当該差異の原因となっ
た主な項目別の内訳
(単位:%)
前事業年度 当事業年度
(2019年3月31日 ) (2020年3月31日 )
法定実効税率 30.1 30.1
(調整)
交際費等永久に損金に算入されない項目 1.5 2.0
受取配当金等永久に益金に算入されない項目 △5.2 △7.8
住民税均等割 0.6 1.1
評価性引当額の増減 2.2 2.0
0.3 △0.7
その他
税効果会計適用後の法人税等の負担率 29.5 26.7
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(重要な後発事象)
該当事項はありません。
④ 【附属明細表】
【有形固定資産等明細表】
当期末減価
償却累計額 差引当期末
当期首残高 当期増加額 当期減少額 当期末残高 当期償却額
資産の種類 又は償却 残高
(百万円) (百万円) (百万円) (百万円) (百万円)
累計額 (百万円)
(百万円)
有形固定資産
445
建物 48,318 199 48,073 37,299 672 10,774
(233 )
266
22,423 22,156
-
土地 (223 ) - - 22,156
[-]
[3,283 ] [3,139 ]
[143 ]
リース資産 1,267 11 499 778 327 138 450
建設仮勘定 216 290 332 174 - - 174
1,155
14,222 14,140
その他の有形固定資
1,072
(37) 10,517 915 3,623
[42]
産
[134 ] [123 ]
[53]
2,699
86,448 85,323
1,574
有形固定資産計 (493 ) 48,144 1,727 37,178
[42]
[3,417 ] [3,263 ]
[197 ]
無形固定資産
ソフトウェア ― ― ― 3,928 1,864 672 2,064
リース資産 ― ― ― 3 3 14 0
その他の無形固定資
― ― ― 3,225 2 0 3,222
産
無形固定資産計 ― ― ― 7,157 1,870 687 5,286
(注) 1 当期減少額欄における( )内は減損損失の計上額(内書き)であります。
2 「土地」及び「その他の有形固定資産」の「当期首残高」、「当期増加額」、「当期減少額」及び「当期末
残高」の各欄における[ ]内は、土地の再評価に関する法律(1998年3月31日公布法律第34号)に基づき行っ
た土地の再評価実施前の帳簿価額との差額(内書き)であります。
3 無形固定資産の金額は資産総額の1%以下であるため、「当期首残高」、「当期増加額」及び「当期減少
額」の記載を省略しております。
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【引当金明細表】
当期減少額 当期減少額
当期首残高 当期増加額 当期末残高
区分 (目的使用) (その他)
(百万円) (百万円) (百万円)
(百万円) (百万円)
貸倒引当金 13,520 19,185 4,774 12,296 15,635
一般貸倒引当金 3,959 5,257 - 3,959 5,257
個別貸倒引当金 9,561 13,927 4,774 8,336 10,377
睡眠預金払戻損失引当金 741 617 699 - 659
偶発損失引当金 367 284 - 367 284
ポイント引当金 122 113 122 - 113
計 14,751 20,199 5,596 12,663 16,691
(注) 当期減少額(その他)欄に記載の減少額はそれぞれ次の理由によるものであります。
一般貸倒引当金 ・・・・・・ 洗替による取崩額
個別貸倒引当金 ・・・・・・ 洗替による取崩額
偶発損失引当金 ・・・・・・ 洗替による取崩額
○ 未払法人税等
当期減少額 当期減少額
当期首残高 当期増加額 当期末残高
区分 (目的使用) (その他)
(百万円) (百万円) (百万円)
(百万円) (百万円)
未払法人税等 1,478 1,827 3,166 - 139
未払法人税等 1,071 1,707 2,759 - 19
未払事業税 407 120 407 - 120
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(2) 【主な資産及び負債の内容】
連結財務諸表を作成しているため記載を省略しております。
(3) 【その他】
①信託財産残高表(単体)
資産
前事業年度 当事業年度
(2019年3月31日 ) (2020年3月31日 )
科目
金額(百万円) 構成比(%) 金額(百万円) 構成比(%)
銀行勘定貸 37 100.00 969 100.00
合計 37 100.00 969 100.00
負債
前事業年度 当事業年度
(2019年3月31日 ) (2020年3月31日 )
科目
金額(百万円) 構成比(%) 金額(百万円) 構成比(%)
金銭信託 37 100.00 969 100.00
合計 37 100.00 969 100.00
(注) 共同信託他社管理財産 前事業年度末 ―百万円 当事業年度末 ―百万円
②元本補填契約のある信託の運用/受入状況(末残)
前事業年度 当事業年度
(2019年3月31日 ) (2020年3月31日 )
科目
金銭信託 貸付信託 合計 金銭信託 貸付信託 合計
(百万円) (百万円) (百万円) (百万円) (百万円) (百万円)
銀行勘定貸 37 - 37 969 - 969
資産計 37 - 37 969 - 969
元本 37 - 37 969 - 969
負債計 37 - 37 969 - 969
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第6 【提出会社の株式事務の概要】
事業年度 4月1日から3月31日
定時株主総会 6月中
基準日 3月31日
剰余金の配当の基準日 9月30日、3月31日
1単元の株式数 100株
単元未満株式の買取り・買
増し
(特別口座)
取扱場所 東京都千代田区丸の内一丁目4番5号
三菱UFJ信託銀行株式会社 証券代行部
東京都千代田区丸の内一丁目4番5号
株主名簿管理人
三菱UFJ信託銀行株式会社
取次所 ―
買取・買増手数料 株式の売買の委託に係る手数料相当額として別途定める金額
電子公告の方法により、当行ホームページ(http://www.tohobank.co.jp/)に掲載
いたします。
公告掲載方法
ただし、事故その他やむを得ない事由によって電子公告による公告をすることがで
きない場合は、福島市において発行する福島民報及び福島民友並びに東京都におい
て発行する日本経済新聞に掲載いたします。
毎年3月末現在で1,000株以上を保有いただいている株主さまを対象に、下記の「株
主優待制度」を行っております。
ご優待1 (保有期間1年以上の株主さま)
「福島県宿泊施設ご優待券」「福島県の特産品」「TSUBASAアライアンス共同企画に
参加する地方銀行4行(千葉銀行、第四北越フィナンシャルグループ、中国銀行、
株主に対する特典
伊予銀行)の地元特産品」「寄付」のいずれか
ご優待2(保有期間条件なし)
「株主ご優待券①[定期預金](定期預金300万円までの金利上乗せ)」の進呈
ご優待3(保有期間条件なし)
「株主ご優待券②[投資信託](公募株式投資信託120万円までの通常申込手数料無
料)」の進呈
(注)当行の株主は、その有する単元未満株式について、次に掲げる権利以外の権利を行使することができません。
(1) 会社法第189条第2項各号に掲げる権利
(2) 会社法第166条第1項の規定による請求をする権利
(3) 株主の有する株式数に応じて募集株式の割当て及び募集新株予約権の割当てを受ける権利
(4) 株主の有する単元未満株式の数と併せて単元株式数となる数の株式を売り渡すことを請求する権利
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第7 【提出会社の参考情報】
1 【提出会社の親会社等の情報】
当行は、法第24条の7第1項に規定する親会社等はありません。
2 【その他の参考情報】
当事業年度の開始日から有価証券報告書提出日までの間に、次の書類を提出しております。
(1) 有価証券報告書及びその添付書類並びに確認書
事業年度 第116期 (自 2018年4月1日 至 2019年3月31日 ) 2019年6月21日関東財務局長に提出
(2) 内部統制報告書 2019年6月21日関東財務局長に提出
(3) 四半期報告書及び確認書
第117期 第1四半期(自 2019年4月1日 至 2019年6月30日 ) 2019年8月2日関東財務局長に提出
第117期 第2四半期(自 2019年7月1日 至 2019年9月30日 ) 2019年11月20日関東財務局長に提出
第117期 第3四半期(自 2019年10月1日 至 2019年12月31日 ) 2020年2月5日関東財務局長に提出
(4) 臨時報告書
企業内容等の開示に関する内閣府令第19条第2項第9号の2(株主
総会における議決権行使の結果)の規定に基づく臨時報告書 2019年6月28日関東財務局長に提出
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第二部 【提出会社の保証会社等の情報】
該当事項はありません。
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EDINET提出書類
株式会社東邦銀行(E03550)
有価証券報告書
独立監査人の監査報告書及び内部統制監査報告書
2020年6月17日
株式会社東邦銀行
取締役会 御中
EY新日本有限責任監査法人
東 京 事 務 所
指定有限責任社員
公認会計士 江 見 睦 生 ㊞
業務執行社員
指定有限責任社員
公認会計士 髙 嶋 清 彦 ㊞
業務執行社員
指定有限責任社員
公認会計士 中 桐 徹 ㊞
業務執行社員
<財務諸表監査>
監査意見
当監査法人は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づく監査証明を行うため、「経理の状況」に掲げられて
いる株式会社東邦銀行の2019年4月1日から2020年3月31日までの連結会計年度の連結財務諸表、すなわち、連結貸借
対照表、連結損益計算書、連結包括利益計算書、連結株主資本等変動計算書、連結キャッシュ・フロー計算書、連結財
務諸表作成のための基本となる重要な事項、その他の注記及び連結附属明細表について監査を行った。
当監査法人は、上記の連結財務諸表が、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠して、株
式会社東邦銀行及び連結子会社の2020年3月31日現在の財政状態並びに同日をもって終了する連結会計年度の経営成績
及びキャッシュ・フローの状況を、全ての重要な点において適正に表示しているものと認める。
監査意見の根拠
当監査法人は、我が国において一般に公正妥当と認められる監査の基準に準拠して監査を行った。監査の基準におけ
る当監査法人の責任は、「連結財務諸表監査における監査人の責任」に記載されている。当監査法人は、我が国におけ
る職業倫理に関する規定に従って、会社及び連結子会社から独立しており、また、監査人としてのその他の倫理上の責
任を果たしている。当監査法人は、意見表明の基礎となる十分かつ適切な監査証拠を入手したと判断している。
連結財務諸表に対する経営者及び監査等委員会の責任
経営者の責任は、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠して連結財務諸表を作成し適正
に表示することにある。これには、不正又は誤謬による重要な虚偽表示のない連結財務諸表を作成し適正に表示するた
めに経営者が必要と判断した内部統制を整備及び運用することが含まれる。
連結財務諸表を作成するに当たり、経営者は、継続企業の前提に基づき連結財務諸表を作成することが適切であるか
どうかを評価し、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に基づいて継続企業に関する事項を開示
する必要がある場合には当該事項を開示する責任がある。
監査等委員会の責任は、財務報告プロセスの整備及び運用における取締役の職務の執行を監視することにある。
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株式会社東邦銀行(E03550)
有価証券報告書
連結財務諸表監査における監査人の責任
監査人の責任は、監査人が実施した監査に基づいて、全体としての連結財務諸表に不正又は誤謬による重要な虚偽表
示がないかどうかについて合理的な保証を得て、監査報告書において独立の立場から連結財務諸表に対する意見を表明
することにある。虚偽表示は、不正又は誤謬により発生する可能性があり、個別に又は集計すると、連結財務諸表の利
用者の意思決定に影響を与えると合理的に見込まれる場合に、重要性があると判断される。
監査人は、我が国において一般に公正妥当と認められる監査の基準に従って、監査の過程を通じて、職業的専門家と
しての判断を行い、職業的懐疑心を保持して以下を実施する。
・ 不正又は誤謬による重要な虚偽表示リスクを識別し、評価する。また、重要な虚偽表示リスクに対応した監査手続
を立案し、実施する。監査手続の選択及び適用は監査人の判断による。さらに、意見表明の基礎となる十分かつ適切
な監査証拠を入手する。
・ 連結財務諸表監査の目的は、内部統制の有効性について意見表明するためのものではないが、監査人は、リスク評
価の実施に際して、状況に応じた適切な監査手続を立案するために、監査に関連する内部統制を検討する。
・ 経営者が採用した会計方針及びその適用方法の適切性、並びに経営者によって行われた会計上の見積りの合理性及
び関連する注記事項の妥当性を評価する。
・ 経営者が継続企業を前提として連結財務諸表を作成することが適切であるかどうか、また、入手した監査証拠に基
づき、継続企業の前提に重要な疑義を生じさせるような事象又は状況に関して重要な不確実性が認められるかどうか
結論付ける。継続企業の前提に関する重要な不確実性が認められる場合は、監査報告書において連結財務諸表の注記
事項に注意を喚起すること、又は重要な不確実性に関する連結財務諸表の注記事項が適切でない場合は、連結財務諸
表に対して除外事項付意見を表明することが求められている。監査人の結論は、監査報告書日までに入手した監査証
拠に基づいているが、将来の事象や状況により、企業は継続企業として存続できなくなる可能性がある。
・ 連結財務諸表の表示及び注記事項が、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠している
かどうかとともに、関連する注記事項を含めた連結財務諸表の表示、構成及び内容、並びに連結財務諸表が基礎とな
る取引や会計事象を適正に表示しているかどうかを評価する。
・ 連結財務諸表に対する意見を表明するために、会社及び連結子会社の財務情報に関する十分かつ適切な監査証拠を
入手する。監査人は、連結財務諸表の監査に関する指示、監督及び実施に関して責任がある。監査人は、単独で監査
意見に対して責任を負う。
監査人は、監査等委員会に対して、計画した監査の範囲とその実施時期、監査の実施過程で識別した内部統制の重要
な不備を含む監査上の重要な発見事項、及び監査の基準で求められているその他の事項について報告を行う。
監査人は、監査等委員会に対して、独立性についての我が国における職業倫理に関する規定を遵守したこと、並びに
監査人の独立性に影響を与えると合理的に考えられる事項、及び阻害要因を除去又は軽減するためにセーフガードを講
じている場合はその内容について報告を行う。
<内部統制監査>
監査意見
当監査法人は、金融商品取引法第193条の2第2項の規定に基づく監査証明を行うため、株式会社東邦銀行の2020年3
月31日現在の内部統制報告書について監査を行った。
当監査法人は、株式会社東邦銀行が2020年3月31日現在の財務報告に係る内部統制は有効であると表示した上記の内
部統制報告書が、我が国において一般に公正妥当と認められる財務報告に係る内部統制の評価の基準に準拠して、財務
報告に係る内部統制の評価結果について、全ての重要な点において適正に表示しているものと認める。
監査意見の根拠
当監査法人は、我が国において一般に公正妥当と認められる財務報告に係る内部統制の監査の基準に準拠して内部統
制監査を行った。財務報告に係る内部統制の監査の基準における当監査法人の責任は、「内部統制監査における監査人
の責任」に記載されている。当監査法人は、我が国における職業倫理に関する規定に従って、会社及び連結子会社から
独立しており、また、監査人としてのその他の倫理上の責任を果たしている。当監査法人は、意見表明の基礎となる十
分かつ適切な監査証拠を入手したと判断している。
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内部統制報告書に対する経営者及び監査等委員会の責任
経営者の責任は、財務報告に係る内部統制を整備及び運用し、我が国において一般に公正妥当と認められる財務報告
に係る内部統制の評価の基準に準拠して内部統制報告書を作成し適正に表示することにある。
監査等委員会の責任は、財務報告に係る内部統制の整備及び運用状況を監視、検証することにある。
なお、財務報告に係る内部統制により財務報告の虚偽の記載を完全には防止又は発見することができない可能性があ
る。
内部統制監査における監査人の責任
監査人の責任は、監査人が実施した内部統制監査に基づいて、内部統制報告書に重要な虚偽表示がないかどうかにつ
いて合理的な保証を得て、内部統制監査報告書において独立の立場から内部統制報告書に対する意見を表明することに
ある。
監査人は、我が国において一般に公正妥当と認められる財務報告に係る内部統制の監査の基準に従って、監査の過程
を通じて、職業的専門家としての判断を行い、職業的懐疑心を保持して以下を実施する。
・ 内部統制報告書における財務報告に係る内部統制の評価結果について監査証拠を入手するための監査手続を実施す
る。内部統制監査の監査手続は、監査人の判断により、財務報告の信頼性に及ぼす影響の重要性に基づいて選択及び
適用される。
・ 財務報告に係る内部統制の評価範囲、評価手続及び評価結果について経営者が行った記載を含め、全体としての内
部統制報告書の表示を検討する。
・ 内部統制報告書における財務報告に係る内部統制の評価結果に関する十分かつ適切な監査証拠を入手する。監査人
は、内部統制報告書の監査に関する指示、監督及び実施に関して責任がある。監査人は、単独で監査意見に対して責
任を負う。
監査人は、監査等委員会に対して、計画した内部統制監査の範囲とその実施時期、内部統制監査の実施結果、識別し
た内部統制の開示すべき重要な不備、その是正結果、及び内部統制の監査の基準で求められているその他の事項につい
て報告を行う。
監査人は、監査等委員会に対して、独立性についての我が国における職業倫理に関する規定を遵守したこと、並びに
監査人の独立性に影響を与えると合理的に考えられる事項、及び阻害要因を除去又は軽減するためにセーフガードを講
じている場合はその内容について報告を行う。
利害関係
会社及び連結子会社と当監査法人又は業務執行社員との間には、公認会計士法の規定により記載すべき利害関係はな
い。
以 上
※1 上記は監査報告書の原本に記載された事項を電子化したものであり、その原本は当行(有価証券報告書提出会
社)が別途保管しております。
2 XBRLデータは監査の対象には含まれていません。
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株式会社東邦銀行(E03550)
有価証券報告書
独立監査人の監査報告書
2020年6月17日
株式会社東邦銀行
取締役会 御中
EY新日本有限責任監査法人
東 京 事 務 所
指定有限責任社員
公認会計士 江 見 睦 生 ㊞
業務執行社員
指定有限責任社員
公認会計士 髙 嶋 清 彦 ㊞
業務執行社員
指定有限責任社員
公認会計士 中 桐 徹 ㊞
業務執行社員
監査意見
当監査法人は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づく監査証明を行うため、「経理の状況」に掲げられて
いる株式会社東邦銀行の2019年4月1日から2020年3月31日までの第117期事業年度の財務諸表、すなわち、貸借対照
表、損益計算書、株主資本等変動計算書、重要な会計方針、その他の注記及び附属明細表について監査を行った。
当監査法人は、上記の財務諸表が、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠して、株式会
社東邦銀行の2020年3月31日現在の財政状態及び同日をもって終了する事業年度の経営成績を、全ての重要な点におい
て適正に表示しているものと認める。
監査意見の根拠
当監査法人は、我が国において一般に公正妥当と認められる監査の基準に準拠して監査を行った。監査の基準におけ
る当監査法人の責任は、「財務諸表監査における監査人の責任」に記載されている。当監査法人は、我が国における職
業倫理に関する規定に従って、会社から独立しており、また、監査人としてのその他の倫理上の責任を果たしている。
当監査法人は、意見表明の基礎となる十分かつ適切な監査証拠を入手したと判断している。
財務諸表に対する経営者及び監査等委員会の責任
経営者の責任は、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠して財務諸表を作成し適正に表
示することにある。これには、不正又は誤謬による重要な虚偽表示のない財務諸表を作成し適正に表示するために経営
者が必要と判断した内部統制を整備及び運用することが含まれる。
財務諸表を作成するに当たり、経営者は、継続企業の前提に基づき財務諸表を作成することが適切であるかどうかを
評価し、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に基づいて継続企業に関する事項を開示する必要
がある場合には当該事項を開示する責任がある。
監査等委員会の責任は、財務報告プロセスの整備及び運用における取締役の職務の執行を監視することにある。
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株式会社東邦銀行(E03550)
有価証券報告書
財務諸表監査における監査人の責任
監査人の責任は、監査人が実施した監査に基づいて、全体としての財務諸表に不正又は誤謬による重要な虚偽表示が
ないかどうかについて合理的な保証を得て、監査報告書において独立の立場から財務諸表に対する意見を表明すること
にある。虚偽表示は、不正又は誤謬により発生する可能性があり、個別に又は集計すると、財務諸表の利用者の意思決
定に影響を与えると合理的に見込まれる場合に、重要性があると判断される。
監査人は、我が国において一般に公正妥当と認められる監査の基準に従って、監査の過程を通じて、職業的専門家と
しての判断を行い、職業的懐疑心を保持して以下を実施する。
・ 不正又は誤謬による重要な虚偽表示リスクを識別し、評価する。また、重要な虚偽表示リスクに対応した監査手続
を立案し、実施する。監査手続の選択及び適用は監査人の判断による。さらに、意見表明の基礎となる十分かつ適切
な監査証拠を入手する。
・ 財務諸表監査の目的は、内部統制の有効性について意見表明するためのものではないが、監査人は、リスク評価の
実施に際して、状況に応じた適切な監査手続を立案するために、監査に関連する内部統制を検討する。
・ 経営者が採用した会計方針及びその適用方法の適切性、並びに経営者によって行われた会計上の見積りの合理性及
び関連する注記事項の妥当性を評価する。
・ 経営者が継続企業を前提として財務諸表を作成することが適切であるかどうか、また、入手した監査証拠に基づ
き、継続企業の前提に重要な疑義を生じさせるような事象又は状況に関して重要な不確実性が認められるかどうか結
論付ける。継続企業の前提に関する重要な不確実性が認められる場合は、監査報告書において財務諸表の注記事項に
注意を喚起すること、又は重要な不確実性に関する財務諸表の注記事項が適切でない場合は、財務諸表に対して除外
事項付意見を表明することが求められている。監査人の結論は、監査報告書日までに入手した監査証拠に基づいてい
るが、将来の事象や状況により、企業は継続企業として存続できなくなる可能性がある。
・ 財務諸表の表示及び注記事項が、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠しているかど
うかとともに、関連する注記事項を含めた財務諸表の表示、構成及び内容、並びに財務諸表が基礎となる取引や会計
事象を適正に表示しているかどうかを評価する。
監査人は、監査等委員会に対して、計画した監査の範囲とその実施時期、監査の実施過程で識別した内部統制の重要
な不備を含む監査上の重要な発見事項、及び監査の基準で求められているその他の事項について報告を行う。
監査人は、監査等委員会に対して、独立性についての我が国における職業倫理に関する規定を遵守したこと、並びに
監査人の独立性に影響を与えると合理的に考えられる事項、及び阻害要因を除去又は軽減するためにセーフガードを講
じている場合はその内容について報告を行う。
利害関係
会社と当監査法人又は業務執行社員との間には、公認会計士法の規定により記載すべき利害関係はない。
以 上
※1 上記は監査報告書の原本に記載された事項を電子化したものであり、その原本は当行(有価証券報告書提出会
社)が別途保管しております。
2 XBRLデータは監査の対象には含まれていません。
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