ユナイテッド株式会社 有価証券報告書 第23期(平成31年4月1日-令和2年3月31日)
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提出者 | ユナイテッド株式会社 |
カテゴリ | 有価証券報告書 |
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ユナイテッド株式会社(E05562)
有価証券報告書
【表紙】
【提出書類】 有価証券報告書
【根拠条文】 金融商品取引法第24条第1項
【提出先】 関東財務局長
【提出日】 2020年6月19日
【事業年度】 第23期(自 2019年4月1日 至 2020年3月31日)
【会社名】 ユナイテッド株式会社
【英訳名】 UNITED,Inc.
【代表者の役職氏名】 代表取締役社長 早 川 与 規
【本店の所在の場所】 東京都渋谷区渋谷一丁目2番5号
【電話番号】 03(6821)0000(代表)
【事務連絡者氏名】 執行役員 経営管理本部長 山 下 優 司
【最寄りの連絡場所】 東京都渋谷区渋谷一丁目2番5号
【電話番号】 03(6821)0000(代表)
【事務連絡者氏名】 執行役員 経営管理本部長 山 下 優 司
【縦覧に供する場所】 株式会社東京証券取引所
(東京都中央区日本橋兜町2番1号)
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第一部 【企業情報】
第1 【企業の概況】
1 【主要な経営指標等の推移】
(1) 連結経営指標等
回次 第19期 第20期 第21期 第22期 第23期
決算年月 2016年3月 2017年3月 2018年3月 2019年3月 2020年3月
売上高 (千円) 11,131,650 14,595,781 14,444,420 27,580,572 20,911,573
経常利益 (千円) 1,663,234 1,425,431 1,626,808 11,058,511 5,111,075
親会社株主に帰属する
(千円) 1,579,410 923,795 849,513 7,008,494 1,403,861
当期純利益
包括利益 (千円) 2,127,803 590,032 913,711 30,764,447 △ 11,417,187
純資産額 (千円) 9,036,595 9,551,771 10,281,297 40,100,675 26,532,112
総資産額 (千円) 11,633,604 11,959,031 12,633,699 57,230,112 33,592,246
1株当たり純資産額 (円) 391.09 413.29 435.24 1,729.70 1,177.41
1株当たり当期純利益金額 (円) 67.58 40.16 36.94 304.30 62.45
潜在株式調整後
(円) 67.54 40.11 36.74 303.16 ―
1株当たり当期純利益金額
自己資本比率 (%) 77.3 79.5 79.2 69.7 78.3
自己資本利益率 (%) 18.4 10.0 8.7 28.1 4.2
株価収益率 (倍) 24.4 54.5 116.5 5.0 12.9
営業活動による
(千円) 825,978 1,087,671 1,511,312 9,103,298 2,007,398
キャッシュ・フロー
投資活動による
(千円) 369,317 1,801,500 △ 569,143 △ 4,942,924 △ 367,178
キャッシュ・フロー
財務活動による
(千円) △ 1,477,410 △ 118,942 △ 298,832 △ 927,373 △ 2,069,105
キャッシュ・フロー
現金及び現金同等物
(千円) 2,191,691 4,962,339 5,576,508 8,822,421 8,381,660
の期末残高
216 239 293 481 315
従業員数
(名)
(外、平均臨時雇用者数)
( 62 ) ( 85 ) ( 103 ) ( 111 ) ( 110 )
(注) 1.売上高には、消費税等は含まれておりません。
2.従業員数は、就業人員数を表示しております。なお、臨時従業員数の年間平均雇用人員を( )外数で記載
しております。
3.当連結会計年度の潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額については、潜在株式は存在するものの、希薄
化効果を有していないため記載しておりません。
4.「『税効果会計に係る会計基準』の一部改正」(企業会計基準第28号 2018年2月16日)等を第22期の期首
から適用しており、主要な経営指標等については、当該会計基準等を遡って適用した後の指標等となってお
ります。
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(2) 提出会社の経営指標等
回次 第19期 第20期 第21期 第22期 第23期
決算年月 2016年3月 2017年3月 2018年3月 2019年3月 2020年3月
売上高 (千円) 8,969,515 11,393,878 10,901,868 22,332,434 14,989,723
経常利益 (千円) 1,520,742 1,451,183 1,351,230 12,594,848 6,317,231
当期純利益 (千円) 1,200,558 1,102,316 804,338 7,966,381 193,490
資本金 (千円) 2,921,871 2,922,037 2,922,037 2,923,019 2,923,019
発行済株式総数 (株) 23,669,511 23,670,945 23,670,945 23,671,845 23,671,845
純資産額 (千円) 8,703,676 9,444,630 10,097,569 41,591,512 26,917,821
総資産額 (千円) 10,586,900 11,151,689 11,796,190 56,825,096 32,556,827
1株当たり純資産額 (円) 378.11 408.65 432.15 1,796.68 1,194.67
1株当たり配当額
14.00 8.00 7.00 61.00 13.0
(円)
(うち1株当たり中間配当額)
( 9.00 ) ( ―) ( 5.00 ) ( 24.00 ) ( 11.00 )
1株当たり当期純利益金額 (円) 51.37 47.92 34.98 345.89 8.61
潜在株式調整後
(円) 51.34 47.86 34.78 344.59 ―
1株当たり当期純利益金額
自己資本比率 (%) 82.2 84.3 84.2 72.9 82.0
自己資本利益率 (%) 14.3 12.2 8.3 31.0 0.6
株価収益率 (倍) 32.2 45.7 123.1 4.4 93.3
配当性向 (%) 27.3 16.7 22.9 17.6 151.0
従業員数
141 131 157 173 159
(名)
(外、平均臨時雇用者数)
( 15 ) ( 22 ) ( 25 ) ( 28 ) ( 33 )
株主総利回り
104.1 138.3 270.9 100.4 56.6
(%)
(比較指標:東証マザーズ指
( 116.7 ) ( 123.2 ) ( 139.3 ) ( 110.8 ) ( 72.2 )
数(配当込み))
最高株価 (円) 2,441 2,595 4,310 5,230 1,659
最低株価 (円) 999 1,079 1,880 1,340 680
(注) 1.売上高には、消費税等は含まれておりません。
2.従業員数は、就業人員数を表示しております。なお、臨時従業員数の年間平均雇用人員を( )外数で記載
しております。
3.最高株価及び最低株価は、東京証券取引所マザーズにおけるものであります。
4.当事業年度の潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額については、潜在株式は存在するものの、希薄化効
果を有していないため記載しておりません。
5.「『税効果会計に係る会計基準』の一部改正」(企業会計基準第28号 2018年2月16日)等を第22期の期首
から適用しており、主要な経営指標等については、当該会計基準等を遡って適用した後の指標等となってお
ります。
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2 【沿革】
当社は、日本におけるインターネットビジネスインキュベーター(インターネット事業分野において新規事業を企
画・育成すること)という新業態に挑戦するため、1998年2月東京都渋谷区松涛において㈱ネットエイジとして設立
いたしました。以降の変遷は以下のとおりであります。
2000年5月 東京都渋谷区神泉町に本店移転
2002年2月 東京都渋谷区円山町に本店移転
事業再編を行い純粋持株会社へ移行し、㈱ネットエイジグループに商号変更
2004年3月
㈱ネットエイジの投資部門を吸収分割方式でナレッジキャピタル・パートナーズ㈱に会社分割
インターネット関連事業部門を新設分割方式で㈱ネットエイジに会社分割
ナレッジキャピタル・パートナーズ㈱を株式交換方式により100%子会社化(社名をネットエイ
ジキャピタルパートナーズ㈱に変更)
2006年8月 東京証券取引所マザーズに株式を上場
2007年1月 東京都目黒区上目黒に本店移転
東京都港区赤坂に本店移転、ngi group㈱に商号変更
2007年7月
㈱ネットエイジをngi media㈱、ngi mobile㈱、ngi technologies㈱に新設分割
㈱フラクタリストを持分法適用関連会社化
ngi knowledge㈱を子会社として設立
(2008年3月:㈱ネットエイジに商号変更)(2010年4月:子会社除外)
㈱フラクタリストがngi mobile㈱を吸収合併
2007年12月
ngi capital㈱が㈱ネットエイジ、ngi technologies㈱、ngi media㈱を吸収合併
2008年3月
ngi capital㈱を吸収合併
2008年5月
2009年7月 東京都渋谷区渋谷に本店移転
2010年12月 ㈱フラクタリストを吸収合併
2011年6月 東京都港区南青山に本店移転
ngi growth capital㈱(現ベンチャーユナイテッド㈱)を子会社として設立
2011年9月
2012年3月 東京都港区北青山に本店移転
2012年6月 モーションビート㈱に商号変更
2012年12月 ㈱スパイアを吸収合併、ユナイテッド㈱に商号変更、東京都渋谷区渋谷に本店移転
㈱インターナショナルスポーツマーケティングを子会社化
2013年6月 フォッグ㈱を子会社として設立
2015年4月 トレイス㈱を新設分割
2016年2月 キラメックス㈱、㈱Smarpriseを子会社化
2016年9月 ゴロー㈱(社名を㈱アラン・プロダクツに変更)を子会社化
2017年10月 コイネージ㈱を子会社として設立
2018年10月 ㈱トライフォートを子会社化
2019年4月 コイネージ㈱を譲渡
2019年12月 ㈱Smarpriseを譲渡
2020年2月 ㈱トライフォートの ゲーム以外の アプリ受託開発部門を新設分割方式で ㈱ブリューアスに会社分
割し、その全株式を取得の上、㈱トライフォートを譲渡
2020年3月 ㈱アラン・プロダクツを清算
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3 【事業の内容】
当社グループは、2020年3月31日現在、当社、連結子会社11社及び持分法適用関連会社2社で構成されておりま
す。
また、当社グループは、「アドテクノロジー(*)事業」、「ゲーム事業」、「コンテンツ事業」、「インベストメン
ト事業」の4つの区分で管理しております。
事業系統図は、以下のとおりであります。
(*)アドテクノロジー:インターネット広告における広告配信等の技術やシステムを指す。
2020年3月31日現在
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4 【関係会社の状況】
議決権の所有
(又は被所有)割合
資本金又は
主要な事業 の
名称 住所 出資金 関係内容
内容
(千円)
所有割合
被所有割合
(%) (%)
(連結子会社)
役員の兼任等…1名
コンテンツ事業 当社からの貸付…無
キラメックス㈱ 東京都渋谷区 10,000 100.0 -
(注)1 取引…有(注)2、3、
4
役員の兼任等…1名
ゲーム事業 当社からの貸付…有
㈱ブリューアス 東京都渋谷区 50,000 100.0 -
(注)1 取引…有(注)3、4、
5
役員の兼任等…2名
インベストメント 当社からの貸付…無
ベンチャーユナイテッド㈱ 東京都渋谷区 10,000 100.0 -
事業(注)1 取引…有(注)2、3、
4
その他8社
(持分法適用関連会社)
DACベンチャーユナイテッド 12.7 役員の兼任等…無
インベストメント
・ファンド1号投資事業有限 東京都渋谷区 1,260,000 [1.6] - 当社からの貸付…無
事業(注)1
責任組合 (注)6 取引…無
その他1社
(親会社)
デジタル・アドバタイジング 役員の兼任等…3名
デジタルマーケ
・コンソーシアム㈱ 東京都渋谷区 4,031,837 - 45.7 当社からの貸付…無
ティング事業
(注)7 取引…有(注)8
45.7 役員の兼任等…2名
D.A.コンソーシアムホール
東京都渋谷区 100,000 持株会社 - [45.7] 当社からの貸付…無
ディングス㈱
(注)6 取引…無
45.7 役員の兼任等…無
㈱博報堂DYホールディングス
-
東京都港区 10,491,745 持株会社 [45.7] 当社からの貸付…無
(注)9
(注)6 取引…無
(注)1.「主要な事業の内容」欄には、セグメント情報に記載された名称を記載しております。
2.売上の一部は当社に対するものであります。
3.製品又はサービスの一部につき、当社から提供を受けております。
4.管理報酬の一部を当社が受領しております。
5.金融機関に対する債務に対し、当社が債務保証を行っております。
6.「議決権の所有(又は被所有)割合」欄の[ ]内は、間接所有割合で内数であります。
7.デジタル・アドバタイジング・コンソーシアム㈱は当社の普通株式を10,217,775株保有しております。
8.当社は、デジタル・アドバタイジング・コンソーシアム㈱との間で広告枠の売買をしております。
9.有価証券報告書の提出会社であります。
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5 【従業員の状況】
(1) 連結会社の状況
2020年3月31日 現在
セグメントの名称 従業員数(名)
アドテクノロジー事業 70 ( 6 )
ゲーム事業 72 ( 36 )
コンテンツ事業 124 ( 55 )
インベストメント事業 ▶ ( 3 )
全社(共通) 45 ( 10 )
合計 315 ( 110 )
(注) 1. 臨時従業員数(アルバイト、契約社員、人材会社からの派遣社員を含んでおります。)は、年間の平均
雇用人員を( )外数で記載しております。
2.全社(共通)は、管理部門の従業員であります。
3.前連結会計年度末に比べ、従業員数が166名減少しております。これは、事業ポートフォリオの整理に伴い
㈱トライフォート等の子会社が減少したことによります。
(2) 提出会社の状況
2020年3月31日 現在
従業員数(名) 平均年齢(歳) 平均勤続年数(年) 平均年間給与(円)
159 ( 33 ) 30.9 4.3 5,384,541
セグメントの名称 従業員数(名)
アドテクノロジー事業 65 ( 5 )
ゲーム事業 43 ( 17 )
コンテンツ事業 5 ( 0 )
インベストメント事業 1 ( 1 )
全社(共通) 45 ( 10 )
合計 159 ( 33 )
(注) 1.従業員数は当社から社外への出向者を除いた就業人員数であり、臨時従業員数(アルバイト、契約社
員、人材会社からの派遣社員を含んでおります。)は、年間の平均雇用人員を( )外数で記載してお
ります。
2.平均年間給与は、臨時社員を除いたものであり、基準外賃金を含んでおります。
3.全社(共通)は、管理部門の従業員であります。
(3) 労働組合の状況
提出日現在、当社に労働組合はありませんが、労使関係は円満に推移しております。
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第2 【事業の状況】
1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】
文中の将来に関する事項は、当連結会計年度において事業ポートフォリオの整理を行い、注力事業の絞り込みを行っ
ていることから、提出日現在において当社グループが判断したものであります。
(1)経営方針
当社グループは、「挑戦の連続によりあたらしい価値を創り出し、社会に貢献する」をミッションに掲げ、「日
本を代表するインターネット企業になる」というビジョンの実現に向けて、積極的にチャレンジを続けてまいりま
す。
(2)目標とする経営指標
中期経営計画「UNITED2.0」を取り下げいたしましたが、引き続き、連結営業利益50億円を目指して事業運営を
行ってまいります。
(3)経営環境
当社グループが事業を展開するインターネット市場は技術革新やスマートデバイス(スマートフォン・タブレッ
ト)の普及に伴い急速に進歩を続け、多くの参入企業によって新技術・新サービスが常に生み出されております。今
後もテクノロジーの進化によって大きな変化が周期的に起きていくものと予想しております。
なお、当社グループが手掛ける各事業を取り巻く市場については、それぞれ下記のとおり見立てております。
①IT人材市場
国内のIT人材に対する需要が供給を上回るペースで増加しており、IT人材の不足は今後さらに加速が見込まれ
ます。このような中、個人及び法人向けのIT人材教育やアプリケーション開発委託へのニーズは今後一層高まる
ことが想定されます。
②インターネット広告市場
インターネット広告市場全体は、スマートフォン広告を中心に年々拡大を続けております。競争環境について
は大手プラットフォーマーの影響力が大きくなってきておりますが、当社が取り扱うCPA型広告・CPI型広告と
いった成果保証型プロダクトへの影響は限定的であり、市場全体が拡大していく中で、当社の事業領域も今後も
一定程度の成長を見込んでおります。
(4)経営戦略等
当社グループは、2020年3月期に注力領域の絞り込みを行い、今後の成長を担う「成長期待事業」として、DXプ
ラットフォーム事業とインベストメント事業を選定いたしました。
DXプラットフォーム事業では、当社連結子会社であるキラメックス㈱と㈱ブリューアスを中心に、既存事業の拡
張及び新規事業への取り組みに注力してまいります。
拡大するIT人材市場において、キラメックス㈱のプログラミング教育事業を中核としたIT人材事業を複数展開し
ていくとともに、同社の教育事業と㈱ブリューアスの受託開発事業を連携させることで、今後一層高まるとされる
IT人材市場のニーズに応える新たなサービス・事業の開発を進めてまいります。
インベストメント事業では、体制強化等により、新規投資の加速を目指してまいります。投資リターンの早期化
及び最大化を目指し、これまで中心としていたシード~アーリーステージ企業への投資に加え、ミドル~レイター
ステージ企業への投資も強化してまいります。
また、アドテクノロジー事業及びコンテンツ事業は「収益期待事業」と位置づけ、収益性を重視した効率的な運
営を行うことによる安定的な収益創出を目指します。
アドテクノロジー事業には、アプリ・ウェブ広告事業に加え、2020年3月期までゲーム事業に属していたゲーム
のマーケティング事業が含まれ、コンテンツ事業には、当社連結子会社のフォッグ㈱、㈱インターナショナルス
ポーツマーケティング、トレイス㈱、及び2020年3月期までゲーム事業に属していた自社既存ゲームタイトルが含
まれます。
このように、当社グループは、成長期待事業と収益期待事業の2軸で最適な経営資源の活用を行い、インター
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ネット業界の急速な変化に適応しつつ、ビジョン実現に向け中長期的な企業価値向上を図ってまいります。
(5)対処すべき課題
①新規事業の成長及び新規投資の加速
技術革新が続き市場ニーズも一層多様化するインターネット市場において、変化に対応した新たなサービスを創
出し収益事業に育てていくこと、また、新たな価値を提供するベンチャー企業への投資機会をタイムリーに捉えて
いくことが、当社グループの企業価値向上のための重要な課題であると考えています。
成長期待事業であるDXプラットフォーム事業及びインベストメント事業への経営資源の重点的投下を進めること
で、既存事業の成長に加え、新規事業の育成及び新規投資の加速を行ってまいります。
②人材育成・組織体制の強化
当社グループは、競争の激しいインターネット市場において非連続な成長を遂げるためには、人材育成及び組織
体制の強化が重要な課題であると考えております。社員のチャレンジ意欲を引き出す人事制度の導入や権限委譲の
促進、新卒採用強化等の人材育成とそれを支える組織体制の充実に取り組んでまいります。
③グループ経営における効率的な経営資源の活用
2020年3月31日時点において、11社の連結子会社(事業会社10社及びファンド1社)と2社の持分法適用会社
(事業会社1社及びファンド1社)を保有しております。グループ内各事業のシナジー効果を最大限発揮し、グ
ループ全体の事業成長を最大化させるために、効率的に経営資源の活用を行ってまいります。
④内部統制及びコンプライアンス体制の整備
当社グループは、急速な事業環境の変化に適応し、継続的な成長をしていくためには、内部統制及びコンプライ
アンス体制の強化が重要な課題であると認識しております。財務報告の適正性の確保、情報セキュリティの向上、
個人情報の保護、リスク管理等の内部統制及びコンプライアンス体制につきまして、より実効性の高い体制となる
よう適宜見直し・改善を行い、強化を図ってまいります。
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2 【事業等のリスク】
以下において、当社グループの事業展開その他に関するリスク要因となる可能性があると考えられる主な事項を記載
しております。また、必ずしもそのようなリスク要因に該当しない事項についても、投資判断上、重要であると考えら
れる事項については、投資者に対する情報開示の観点から積極的に開示しております。
なお、文中の将来に関する事項は、提出日現在において当社グループが判断したものでありますが、当社グループの
事業に関連するリスクをすべて網羅するものではありません。
当社グループは、これらのリスクの発生の可能性を認識したうえで、発生の防止及び発生した場合の対応に最大限努
める方針です。
(1)事業環境に関するリスクについて
① インターネット関連市場の動向及び競争環境について
当社グループは、主にインターネット関連市場においてサービスを提供しております。スマートフォン等の高
機能性端末の普及に伴い、世界のインターネット利用者数は増加傾向にあり、今後も拡大を続けていくと予想し
ております。
しかしながら、今後新たな法的規制の導入、技術革新の遅れなど、当社の予期せぬ要因により、当市場の成長
が鈍化した場合、当社グループの事業及び業績に影響を及ぼす可能性があります。
また、当社グループは、顧客のニーズに沿った新たなサービスの提供や既存サービスの拡充により事業の成長
を図ってまいりますが、個々のサービスにおいては競合との競争が激化する可能性もあり、価格競争による収益
力の低下や、広告宣伝費等の費用の増加を余儀なくされる場合も考えられ、当社グループの事業及び業績に重大
な影響を及ぼす可能性があります。
② 技術革新について
インターネット関連分野においては、技術分野における進歩や進化が著しく、多くの参入企業によって新技
術・新サービスが常に生みだされております。
当社グループが行う事業はこれら新技術等への依存度が極めて高くなっており、競争力のある製品・サービス
等を提供し続けるために、常に新技術等への対応に努めております。しかしながら、何らかの要因により変化に
対する適時適切な対応ができない場合には、競合他社に対する当社の競争力が低下することにより、当社グルー
プの事業及び業績に重大な影響を与える可能性があります。
③ 自然災害について
大地震、台風等の自然災害及び事故、火災、感染症の蔓延、設備の損壊や電力供給の制限、混乱等の不測の事
態が発生した場合には、当社グループの事業運営に深刻な影響を及ぼす可能性があります。
当社グループでは、あらゆる事態を想定して、有事の際の事業継続のための計画策定等を進めてまいります
が、これらのリスクの発現による人的・物的損害が甚大となる場合は、事業の継続自体が困難または不可能とな
る可能性があります。
(2)事業内容に関するリスクについて
① DXプラットフォーム事業
当社グループのDXプラットフォーム事業は、デジタルトランスフォーメーション(DX)により拡大するIT人材
及びサービス需要に対し、プログラミング等の教育機会の提供によりIT人材を育成し、IT人材が不足している企
業への人材供給を図るとともに、企業が求める各種デジタル化サービスを提供することにより、利益の拡大を
図ってまいります。
しかしながら、事業拡大に必要な技術・経験を有する十分な人材確保が困難となった場合や、新規参入等競争
環境の激化による価格競争や広告宣伝費等の費用の増加により収益性が悪化した場合、デジタルトランスフォー
メーション(DX)市場の成長の遅延や予期せぬ減速が発生した場合、及び主要な供給先の業績不振等により研修
や開発ニーズが減退した場合には、当社グループの事業及び業績に重大な影響を及ぼす可能性があります。
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② インベストメント事業
当社グループのインベストメント事業は、投資先企業の株式公開などによって株式市況等の影響を受ける有価
証券の取得及び保有をしております。当社グループでは、投資の実行にあたり、必要な審査手続きを経た上で投
資判断を行っておりますが、投資後における投資先企業の業績悪化や経営上の問題発覚等による保有有価証券の
評価損の計上等によって、当社グループの業績及び財政状態に重大な影響を与える可能性があります。
また、保有するベンチャー企業の株式等については、株式公開後の株価水準や株式市場動向等を勘案しつつ、
段階的に売却することにより投資回収を図ることがありますが、価格下落や流動性の低下により想定どおりの売
却ができない場合や、各証券取引所が定めた継続保有の義務付けや投資先企業との契約等により売買等が制限さ
れる場合には、収益の最大化が図れない可能性があります。
加えて、当社グループでは創業初期の企業に対する投資については投資から売却による投資回収までの期間が
長期にわたる傾向にあり、株式公開や他の事業会社等への譲渡等の実現時期を正確に予測することは困難である
ため、その実現を保証するものではありません。
③ アドテクノロジー事業
当社グループのアドテクノロジー事業は、アドフラウド等の不正な広告表示、錯誤を誘発する広告表示及び法
令や公序良俗に反するコンテンツを掲載するインターネットメディアへの広告配信等に対して、独自の基準を設
け規制及び管理をしております。しかしながら、予期せぬ要因により、これらの対応に不備が生じた場合、顧客
への損害補填等が必要になることがあります。
また、当社グループでは広告代理店、アドネットワーク事業者、及び、DSP事業者を介した広告配信を行ってお
りますが、当該事業者の方針、事業戦略の転換等により、広告配信の継続が困難になる可能性や、取引条件が変
更された場合、当社グループの事業及び業績に影響を及ぼす可能性があります。
さらに、今後アドブロックツールが普及するなど、スマートフォン広告に対する否定的な反応が広まった場
合、アドテクノロジー事業における収益の最大化が図れない可能性があります。
④ コンテンツ事業
当社グループのコンテンツ事業は、各プラットフォーム事業者、各通信キャリア等との契約に基づきコンテン
ツやサービスを提供しております。そのため、当該事業者等による事業戦略・方針の変更により、当社グループ
の事業及び業績に影響を与える可能性があります。
また、一般消費者を対象としたサービスを提供しているため、ユーザーの獲得はその嗜好に左右される可能性
があります。当社グループは、市場調査の上、新規サービスの開発、既存サービスの機能拡充、運営の安定化な
どをはかることで、ユーザーのさらなる拡大及び維持に努めておりますが、当社グループがユーザーの嗜好に対
応した魅力的なサービスの提供を維持できない場合には、当社グループの事業及び業績に影響を与える可能性が
あります。
(3)コンプライアンスに関するリスクについて
① 法的規制について
当社グループが行う各事業では、DXプラットフォーム事業は有料職業紹介事業をその一部に含んでおり、「職
業安定法」の規制を受けております。また、インベストメント事業の投資活動は「金融商品取引法」、「投資事
業有限責任組合契約に関する法律」の規制を受けております。
その他、当社グループの事業は、「不当景品類及び不当表示防止法」、「消費者契約法」、「特定商取引に関
する法律」、「資金決済に関する法律」、「下請代金支払遅延等防止法」、「特定電気通信役務提供者の損害賠
償責任の制限及び発信者情報の開示に関する法律」、「不正アクセス行為の禁止等に関する法律」、「個人情報
の保護に関する法律」、「青少年が安全に安心してインターネットを利用できる環境の整備等に関する法律」等
の各種法令のほか、監督官庁の指針、ガイドライン等による規制を受けております。当社グループは、内部統制
システムに関する規程を定め、コンプライアンス体制の強化及び整備に努めておりますが、法令の制定や改正、
新たなガイドラインや自主規制ルールの策定または改定が行われることにより、当社グループの事業が新たな制
約を受けたり、又は既存の規制が強化された場合には、当社グループの業績及び今後の事業展開に重大な影響を
与える可能性があります。
② 訴訟リスク、取引上のトラブルについて
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当社グループでは、当連結会計年度末時点において、当社グループの事業及び業績に重要な影響を及ぼす訴訟
を提起されている事実はないものの、今後のグループ各社の事業展開による訴訟リスクを完全には否定すること
は 困難です。
当社では、事業ごとのリスク管理、内部管理体制の構築、顧問弁護士との連携、適切な保険への加入等といっ
た対応をとっておりますが、万が一リスクが顕在化した場合、訴訟の内容及び金額、訴訟が提起されることによ
る当社グループの社会的な評価の低下、事業の全部又は一部の継続が困難となるなどにより、当社グループの事
業及び業績に影響を与える可能性があります。
③ 情報セキュリティに関するリスクについて
当社グループの事業は、企業秘密や個人情報を取り扱っております。特にDXプラットフォーム事業やコンテン
ツ事業はサービスの利用者の個人情報、インベストメント事業は投資先の企業秘密を取り扱っております。
当社グループは、これら情報の取扱いに関する管理を強化するとともに、情報システムのウイルス感染やサイ
バー攻撃によるシステム障害、社外への情報漏洩に対する対策を図っております。
しかしながら、システムへの一時的な過負荷や電力供給の停止、ソフトウェアの不具合、コンピューターウイ
ルスや外部からの不正な手段によるコンピューターへの侵入、自然災害、事故等当社グループの予測不可能な要
因によって、重要データの破壊、改ざん、流出、システム停止等を引き起こす可能性は皆無とはいえず、これを
理由に法的紛争に巻き込まれる可能性又は当社グループの信用が低下する可能性があり、かかる場合には、当社
グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。
④ 内部管理体制について
当社グループは、企業価値の持続的な拡大にはコーポレートガバナンスが有効に機能することが不可欠である
との認識のもと、業務の適正性及び財務報告の信頼性の確保、さらに健全な倫理観に基づく法令遵守の徹底が必
要と認識しております。
当社は、管理部門の人員の充実を図り、内部管理体制の充実に努めておりますが、事業の急速な拡大や事業内
容等の変更により、事業規模に適した内部管理体制の構築が追いつかない状況が生じる場合には、適切な業務運
営が困難となり、当社グループの経営に影響を与える可能性があります。
(4)当社グループが行うM&Aについて
当社グループは、グループ全体の事業拡大やグループ事業構成の最適化を図ることを目的として、他社の買収や
合併、グループ会社の売却や合併等を行う場合があります。実施に際しては十分な調査等を行いますが、その後の
市場環境の変化や不測の事態により、当初予定していた効果を得ることができず、当社グループの事業及び業績に
影響を与える可能性があります。
(5)人的資源について
当社グループの取締役及び執行役員は、経営戦略の立案・決定や事業開発等において重要な役割を果たしており
ます。このため、現在の取締役及び執行役員が当社グループから離脱するという事態になった場合には、当社グ
ループの経営に大きな影響を与える可能性があります。
また、当社グループが今後さらなる成長を遂げるには、優秀なリーダーシップ人材及びスペシャリスト人材を確
保していくことが重要であり、育成研修の強化や社員のチャレンジ精神を促進する人事制度構築に力を入れており
ますが、今後退職者の増加や採用の不振等により優秀な人材が確保されない場合、また育成活動が期待する成果を
もたらさない場合には、当社グループの事業及び業績に影響を与える可能性があります。
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3 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
文中の将来に関する事項は、提出日現在において当社グループが判断したものであります。
(1) 経営成績等の状況の概要
当連結会計年度における当社グループ(当社及び連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー
(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。
① 財政状態及び経営成績の状況
当連結会計年度におけるわが国経済は、政府による経済政策により、企業収益や雇用環境の改善を中心に緩やか
な回復基調が続いてきたものの、消費税増税や自然災害、世界各地に広がる新型コロナウイルス感染症(COVID-19)
等の影響により、先行きが不透明な状態にあります。
当社グループが主に事業展開を行うスマートフォン関連市場においては、2020年4月の内閣府の報告によります
と、2020年3月末の国内スマートフォン世帯普及率は前年度比6.0ポイント増の84.4%と増加を継続しております
(*)。
こうした環境のもと、当社グループにおきましては、「アドテクノロジー事業」「ゲーム事業」「コンテンツ事
業」及び「インベストメント事業」を展開してまいりました。その中で、中期経営計画「UNITED2.0」の「集中期」
に当たる当連結会計年度においては、新規事業やプロダクトへの投資を継続する一方で、来期以降の成長の足場固
めを行うべく、事業ポートフォリオの整理及び注力事業の絞り込みを実施しました。
(*) 内閣府『令和2年3月実施調査結果:消費動向調査』 (2020年4月)
a. 財政状態
当連結会計年度末における資産合計は、前連結会計年度末と比べ23,637,865千円減少し、33,592,246千円とな
りました。これは主に、投資先株式の売却及び時価下落の影響により営業投資有価証券が18,198,390千円減少し
たこと、及び減損損失の計上等によりのれんが4,010,663千円減少したことによるものであります。
負債合計は、前連結会計年度末と比べ10,069,302千円減少し、7,060,134千円となりました。これは主に、法人
税等の納付の影響により未払法人税等が3,795,895千円減少したこと、及び投資先株式の時価下落による時価評価
に係る将来加算一時差異の減少及び繰越欠損金に係る将来減算一時差異の増加等の影響により繰延税金負債が
5,616,502千円減少したことによるものであります。
純資産合計は、前連結会計年度末と比べ13,568,563千円減少し、26,532,112千円となりました。これは主に、
投資先株式の売却及び時価下落の影響によりその他有価証券評価差額金が12,839,668千円減少したこと、自己株
式取得により自己株式が992,237千円増加したことによるものであります。
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b. 経営成績
当連結会計年度の経営成績は、売上高20,911,573千円(前年同期比24.2%減)、営業利益5,101,046千円(前年同
期比54.0%減)、経常利益5,111,075千円(前年同期比53.8%減)、親会社株主に帰属する当期純利益1,403,861千円
(前年同期比80.0%減)と、前第1四半期連結会計期間における投資先の上場に伴う株式売却益計上の反動及び事
業ポートフォリオの整理に伴う特別損失の計上等により、減収減益となりました。
なお、前第1四半期連結会計期間における投資先上場に伴う株式売却益計上による影響額は、売上高
12,892,500千円、営業利益及び経常利益12,641,040千円、親会社株主に帰属する四半期純利益は8,770,353千円で
あります。
事業別の経営成績につきましては、以下の「年度別営業利益推移」及び「四半期別営業利益推移」のとおり、
アドテクノロジー事業の営業利益は、売上総利益率改善により前年同期比551,112千円増、ゲーム事業及びコンテ
ンツ事業の営業利益は、第3四半期連結会計期間までに実施した事業ポートフォリオの整理により第4四半期連
結会計期間に黒字転換しております。
年度別営業利益推移
セグメントの名称 前連結会計年度(千円) 当連結会計年度(千円) 前年同期比(千円)
アドテクノロジー事業 48,083 599,196 +551,112
ゲーム事業 △629,271 △630,284 △1,012
コンテンツ事業 △328,821 △404,712 △75,890
インベストメント事業 13,487,988 6,549,591 △6,938,396
合計 12,577,979 6,113,791 △6,464,187
四半期別営業利益推移
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当連結会計年度における各セグメントの概況は、以下のとおりであります。
(a) アドテクノロジー事業
アドテクノロジー事業は、アプリ広告領域において、アプリ特化広告配信プラットフォーム『ADeals』、動画
広告配信プラットフォーム『VidSpot』を提供し、ウェブ広告領域において、SSP『adstir』、DSP『Bypass』、ア
ドネットワーク『HaiNa』を提供しております。
当連結会計年度は、売上高は6,307,300千円(前年同期比1.9%減)の減収となりましたが、事業運営の効率化及
び広告仕入枠管理の徹底を行ったことにより売上総利益率が改善し、売上高は6,307,300千円(前年同期比1.9%
減)、セグメント利益は599,196千円(前年同期比1,146.1%増)と減収増益となりました。
(b) ゲーム事業
ゲーム事業は、スマートフォン向けアプリにて提供するゲームからの課金収入を事業の柱として、既存タイト
ルである『クラッシュフィーバー』及び『CocoPPa Play(ココッパプレイ)』に加え、2020年1月に提供を開始し
ました新規タイトル『CocoPPa Dolls(ココッパドール)』の開発を進めてまいりました。
当連結会計年度は、既存タイトルのリリース後の経年による売上高の逓減、前連結会計年度にリリースした複
数タイトルの不振及び新規タイトルの開発投資などにより、売上高は2,529,687千円(前年同期比4.7%減)、セグ
メント損失は630,284千円(前年同期はセグメント損失629,271千円)と減収減益となりました。
なお、前連結会計年度より連結子会社化した㈱トライフォートは、当社グループ入り以降にリリースした新規
ゲームタイトルの不振が続き、当初の目的が達成困難であると判断したため、ゲーム以外のアプリ開発事業を分
社化しその全株式を取得の上、分割後の㈱トライフォートの全株式を2020年2月に譲渡しました。
(c) コンテンツ事業
コンテンツ事業は、PC 向けオンラインサービスやスマートフォン向けアプリをはじめとした様々なサービスを
提供しており、連結子会社であるキラメックス㈱を中心とした主力事業のさらなる成長及びその他既存事業の安
定的な収益の確保に注力しております。
当連結会計年度は、キラメックス㈱が好調であることなどにより、売上高5,051,320千円(前年同期比7.6%増)
と増加したものの、㈱Smarprise及び㈱アラン・プロダクツにおけるビジネスモデル転換の影響等により、セグメ
ント損失は404,712千円(前年同期はセグメント損失328,821千円)と増収減益となりました。
㈱Smarpriseは、国内スマートフォンゲーム市場等外部環境の変化もあり、より事業シナジーの高い企業のもと
で事業成長を目指すことが最善の選択肢であるとの結論に至り、2019年12月に全株式を譲渡しました。
㈱アラン・プロダクツは、既存事業の事業環境の変化及び新規事業の進捗状況を踏まえ、継続的な経営資源の
投下は困難と判断し、2020年3月に清算しました。また、同社の子会社である㈱ラップスについては2019年12月
に全株式を譲渡しました。
(d) インベストメント事業
インベストメント事業は、主にシード/アーリーステージを中心としたベンチャー企業への投資を行っておりま
す。
当連結会計年度は、投資先の営業投資有価証券を売却したことなどの影響により、売上高は7,075,529千円(前年
同期比49.0%減)、セグメント利益は6,549,591千円(前年同期比51.4%減)となりました。
② キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)は、8,381,660千円となり、前連結会
計年度末に比べ440,760千円減少しました。当連結会計年度末における各キャッシュ・フローの状況とそれらの主な
要因は以下のとおりであります。
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(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果得られた資金は2,007,398千円(前年同期は9,103,298千円の獲得)となりました。これは主
に、税金等調整前当期純利益の計上1,558,785千円、法人税等の支払額4,336,016千円、前期に売却した投資先株
式の売却代金の入金額746,304千円、非資金費用であるのれん償却額820,001千円及び減損損失2,873,120千円の計
上があったことによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果支出した資金は367,178千円(前年同期は4,942,924千円の使用)となりました。これは主に、
連結の範囲の変更を伴う子会社株式の売却による支出が純額で260,355千円あったこと、及び無形固定資産の取得
による支出161,034千円があったことによるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果支出した資金は2,069,105千円(前年同期は927,373千円の使用)となりました。これは主に、
自己株式の取得による支出992,237千円及び配当金の支払額1,095,119千円があったことによるものであります。
③ 生産、受注及び販売の状況
a. 生産実績
生産に該当する事項がないため、生産実績に関する記載はしておりません。
b. 受注実績
受注確定から売上日までの期間が短期間であり、期末日現在の受注残高が年間売上高に比して僅少であるため、
その記載を省略しております。
c. 販売実績
当連結会計年度における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
セグメントの名称 販売高(千円) 前年同期比(%)
アドテクノロジー事業 6,274,529 97.8
ゲーム事業 2,529,475 95.6
コンテンツ事業 5,032,037 108.6
インベストメント事業 7,075,529 51.0
合計 20,911,573 75.8
(注) 1.上記の金額は、セグメント間の内部売上高を除いております。
2.主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合
前連結会計年度 当連結会計年度
相手先
販売高(千円) 割合(%) 販売高(千円) 割合(%)
大和証券㈱
13,638,804 49.5 5,649,904 27.0
(株式売却収入)
3.上記の金額には消費税等は含まれておりません。
(2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は以下のとおりでありま
す。
① 財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容
a. 財政状態の分析
当連結会計年度の財政状態の分析は、「(1)経営成績等の状況の概要 ①財政状態及び経営成績の状況」に記載し
ております。
b. 経営成績の分析
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当社は、2018年8月3日に公表した中期経営計画「UNITED2.0」の最終年度における営業利益目標額の達成に向け
て、「投資期」に当たる前連結会計年度(2019年3月期)は成長の見込める事業に積極的な投資を実施してまいり
ま したが、「集中期」と位置づける当連結会計年度(2020年3月期)は、来期以降の成長の足場固めを行うべく、
事業ポートフォリオの整理及び注力事業の絞り込みを実施しました。
これらを踏まえた当連結会計年度における経営成績の分析は、以下のとおりであります。
(売上高及び営業利益)
当連結会計年度における売上高は20,911,573千円(前年同期比24.2%減)となり、前連結会計年度に比べ
6,668,998千円減少しました。また、当連結会計年度における営業利益は5,101,046千円(前年同期比54.0%減)
となり、前連結会計年度に比べ5,983,250千円減少しました。
これは主に、前第1四半期連結会計期間において、インベストメント事業における投資先である㈱メルカリの
上場に伴う株式売却益計上の反動によるものであり、インベストメント事業を除くと売上高は13,836,043千円
(前年同期比1.0%増)、営業損失は1,448,544千円(前年同期は営業損失2,403,691千円)となりました。
セグメント別の売上高及び営業利益の詳細につきましては、「(1)経営成績等の状況の概要 ①財政状態及び経
営成績の状況」に記載しております。
(親会社株主に帰属する当期純利益)
当連結会計年度における親会社株主に帰属する当期純利益は1,403,861千円(前年同期比80.0%減)となり、前
連結会計年度に比べ5,604,632千円減少しました。
これは主に、事業ポートフォリオの整理に伴う関係会社株式の減損損失、関係会社株式売却損等を計上したこ
とによるものであり、その詳細は以下のとおりであります。
業績影響 (千円)
対象事業 実施内容
特別損益 税金費用 合計
・再編前はアプリ受託開発事業、ゲーム事業を運営
㈱トライフォート ・会社分割により、アプリ受託開発事業を分社化、当新設会社で
△2,609,541
(ゲーム事業) ある㈱ブリューアスの全株式を㈱トライフォートより譲受
・上記分割後の㈱トライフォート保有株式は同社創業者へ譲渡
+1,811,397 △1,433,762
㈱アラン・プロダクツ ・事業環境の変化等を踏まえ、㈱アラン・プロダクツの全事業を
㈱ラップス 終了し、会社清算 △711,139
(コンテンツ事業) ・子会社㈱ラップスの株式は同社創業者へ譲渡
㈱Smarprise
・㈱ゲームエイトへ全株式を譲渡 +75,520
(コンテンツ事業)
(注) 上記の金額において、「+」は利益方向、「△」は損失方向の影響となります。
なお、当社グループの経営成績に重要な影響を与える要因につきましては、「第2 事業の状況 2 事業等の
リスク」に記載しております。
c. 今後の見通し
2021年3月期は、成長を継続するキラメックス㈱を中心としたDXプラットフォーム事業、並びに有望投資先の
ソーシング及び出資を継続するインベストメント事業を成長期待事業とし、さらなる事業成長を目指します。ま
た、アドテクノロジー事業及びコンテンツ事業につきましても収益期待事業として、効率的な運営により安定的な
収益創出を目標に事業を行ってまいります。
世界的に広がる新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響につきましては、キラメックス㈱のオンラインプロ
グラミングスクール「TechAcademy(テックアカデミー)」のように需要が拡大する事業がある一方で、インベストメ
ント事業における投資先の収益悪化や上場計画の見直し、アドテクノロジー事業における一部業種での広告出稿の
縮小、コンテンツ事業におけるエンターテイメント領域やスポーツ領域等での外出自粛によるイベント中止・延期
等の懸念があり、いずれも事業運営に影響を与える可能性があるため、各事業において対策を検討・実施しており
ます。
また、2018年8月3日に発表した2022年3月期を最終年度とする中期経営計画「UNITED 2.0」につきましては、
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事業の選択と集中を経て、当計画策定時からの内部・外部環境の変化及び2020年3月期の当社業績を勘案し、取り
下げることといたしました。
なお、現時点で新たな定量目標・達成時期等は再設定せず、成長期待事業であるDXプラットフォーム事業及びイ
ンベストメント事業を中心に、企業価値の最大化を目指してまいります。
② キャッシュ・フローの状況の分析・検討並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報
a. キャッシュ・フローの状況の分析
当連結会計年度のキャッシュ・フローの分析については、「(1)経営成績等の状況の概要 ②キャッシュ・フロー
の状況」に記載しております。
b. 資本の財源及び資金の流動性
当社グループの資金需要は、各事業におけるプロダクトの開発費用、販売費及び一般管理費等の営業費用のほ
か、営業投資有価証券の取得に充てるものが主となります。また、株主還元につきましては、企業価値向上に資す
る経営資源の配分に留意しつつ、配当政策に基づき実施してまいります。
当社グループは、事業運営上必要な流動性と資金の源泉を安定的に確保することを基本方針としており、現時点
においては、十分な流動性を確保しているものと認識しております。
なお、今後も規律を保ちつつ継続して新規事業創出、既存事業の成長加速のための事業投資を行っていく方針で
す。原則として、自己資金及び営業投資有価証券の売却を中心とした営業活動によるキャッシュ・フローを充当し
ていく方針でありますが、さらなる資金需要が発生した場合には、金融機関からの調達も含め、適時適切に対応を
行ってまいります。
③ 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に基づいて作成さ
れています。重要な会計方針につきましては、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 注記事項 (連結財務
諸表作成のための基本となる重要な事項)」に記載しております。この連結財務諸表の作成にあたっては、当連結
会計年度における財務状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に影響を与えるような見積り、予測を必要と
しており、特に以下の事項は、会計上の見積りの判断が財政状態及び経営成績に重要な情報を及ぼすと考えており
ます。
なお、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響につきましては、事業への影響について不確実性が多いもの
の、期末時点で入手可能な情報を基に予測や見積りを行っております。
a. 株式等の評価
当社グループは、株式等の価値の変動又は配当の受領によって利益を得ることを目的として株式を保有しており
ます。当社は、投資による利益の獲得が見込めないと判断した場合に株式等の減損処理を実施しております。
時価のあるものにつきましては期末時価が帳簿価額を50%以上下回った場合に、また、時価のないものにつきま
しては評価対象となる純資産額が帳簿価額を50%以上下回り、かつ、財政状態の悪化及び実質価額の著しい低下が
認められる場合に減損処理を実施しております。
投資先の業績や株式市場の動向によりこれら投資の評価に重要な影響を及ぼす可能性があります。
なお、株式等のうち、インベストメント事業に属するものから生じる損失につきましては、損益計算書におい
て、売上原価へ表示しております。
b. 減損損失
当社グループは、収益性の低下や時価の下落といった兆候の見られる固定資産につきましては、減損損失の認識
の判定を行い、必要に応じて減損処理を実施しております。
将来の収益性の低下や時価の下落等により、これら固定資産の評価に重要な影響を及ぼす可能性があります。
c. 繰延税金資産
当社グループは、繰延税金資産の計上にあたり、今後の事業計画及び将来減算(加算)一時差異の解消スケ
ジュール等を基にいわゆるタックス・プランニングを検討し、将来の課税所得等の予測を行っております。その結
果将来実現が困難と判断される繰延税金資産については、評価性引当額を計上しております。
将来の業績及び課税所得実績の変動により、繰延税金資産の計上に重要な影響を及ぼす可能性があります。
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4 【経営上の重要な契約等】
(1) スマートフォン・タブレット端末向けアプリプラットフォーム運営事業者との契約
会社名 国名 契約の名称 契約内容 契約期間
iOS搭載端末向けアプリケー
iOS Developer Program
契約期間は定められており
Apple Inc.
米国 ションの配信及び販売に関する
License Agreement ません。
契約
Android搭載端末向けアプリ
契約期間は定められており
Google Inc.
米国 販売者サービス契約 ケーションの配信及び販売に関
ません。
する契約
(2) 共同事業契約
会社名 国名 契約の名称 契約内容 契約期間
iOS及びAndroid搭載端末向けア
2015年3月1日から2016年
ワンダープラ 企画、開発及び運営に プリケーション「クラッシュ
日本 7月7日(以降1年ごとの
ネット㈱ 関する契約書 フィーバー」の企画、開発及び
自動更新)
運営に関する契約書
(3) ロックアップ契約
当社が保有する㈱メルカリの普通株式のうち5,250,000株について、2021年6月19日までの間、㈱メルカリの事前
の書面による同意なしには、同社普通株式の売却等を行わない旨を約束する書面を差し入れております。
5 【研究開発活動】
該当事項はありません。
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第3 【設備の状況】
1 【設備投資等の概要】
当連結会計年度における設備投資総額は 190,588 千円であり、その主な内容は以下のとおりであります。
(アドテクノロジー事業) ソフトウエア等の開発 120,858 千円
(コンテンツ事業) ソフトウエア等の開発 46,809 千円
2 【主要な設備の状況】
(1) 提出会社
2020年3月31日 現在
帳簿価額 (千円)
事業所名 セグメントの 従業員数
設備の内容
(所在地) 名称 (名)
ソフト
工具、器具
建物 合計
及び備品
ウエア
アドテクノロジー事業
ゲーム事業
本社 内装設備
159
コンテンツ事業 324,257 81,145 299,500 704,903
(33)
(東京都渋谷区) ソフトウエア等
インベストメント事業
全社
(注) 1.金額には消費税等は含まれておりません。
2.現在休止中の設備はありません。
3.従業員数は当社から社外への出向者を除いた就業人員数であり、臨時従業員数(アルバイト、契約社員、人
材会社からの派遣社員を含んでおります。)は、年間の平均雇用人員を( )外数で記載しております。
4.ソフトウエアには、ソフトウエア仮勘定の金額を含んでおります。
(2) 国内子会社
2020年3月31日 現在
帳簿価額 (千円)
事業所名 従業員数
セグメント
会社名 設備の内容
の名称
(所在地) (名)
ソフト
工具、器具
建物 合計
及び備品
ウエア
41
東京都 コンテンツ 内装設備
キラメックス㈱ 5,843 3,364 32,425 41,632
( 2)
渋谷区 事業 ソフトウエア等
(注) 1.金額には消費税等は含まれておりません。
2.現在休止中の設備はありません。
3.従業員数は当社からの出向者を含む就業人員数であり、臨時従業員数(アルバイト、契約社員、人材会社か
らの派遣社員を含んでおります。)は、年間の平均雇用人員を( )外数で記載しております。
3 【設備の新設、除却等の計画】
(1) 重要な設備の新設等
重要な設備の新設等はありません。
(2) 重要な設備の除却等
重要な設備の除却等はありません。
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第4 【提出会社の状況】
1 【株式等の状況】
(1) 【株式の総数等】
① 【株式の総数】
種類 発行可能株式総数 (株)
普通株式 44,354,400
計 44,354,400
② 【発行済株式】
事業年度末現在 提出日現在
上場金融商品取引所名
種類 発行数 (株) 発行数 (株) 又は登録認可金融商品 内容
取引業協会名
( 2020年3月31日 ) (2020年6月19日)
東京証券取引所
普通株式 23,671,845 23,671,845 単元株式数は100株であります。
(マザーズ)
計 23,671,845 23,671,845 ― ―
(注) 提出日現在の発行数には、2020年6月1日からこの有価証券報告書提出日までの新株予約権の行使により発行さ
れた株式数は、含まれておりません。
(2) 【新株予約権等の状況】
① 【ストック・オプション制度の内容】
当社は、ストック・オプション制度を採用しております。当該制度は、会社法の規定に基づき新株予約権を
発行する方法によるものであり、当該制度の内容は、以下のとおりであります。
回次 第18回 第19回 第20回 第21回 第22回
決議年月日 2014年7月31日 2016年4月4日 2016年7月28日 2017年3月30日 2019年1月24日
付与対象者の区分 「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(ストック・オプ
及び人数 ション等関係)」に記載しております。
新株予約権の数
395
(個) 159 1,138 960 1,700
[362]
※1、2
新株予約権の目的と
普通株式
なる株式の種類、 普通株式 普通株式 普通株式 普通株式
39,500
内容及び数(株) 15,900 113,800 96,000 170,000
[36,200]
※1
新株予約権の行使時
「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(ストック・オプ
の払込金額(円)
ション等関係)」に記載しております。
※3
新株予約権の
同上
行使期間
新株予約権の行使に
発行価格 2,152
より株式を発行する 発行価格 2,424
発行価格 1,549 発行価格 1,422 発行価格 1,630
資本組入額
場合の株式の発行価 資本組入額
資本組入額 775 資本組入額 711 資本組入額 815
格及び資本組入額 1,212
1,076
(円)
新株予約権の行使の
※4 ※5 ※6
条件
新株予約権の譲渡に
本新株予約権を譲渡するには、取締役会の承認を要します。
関する事項
組織再編成行為に伴
う新株予約権の
※7
交付に関する事項
※1 当事業年度の末日(2020年3月31日)における内容を記載しております。当事業年度の末日から提出日の前月
末現在(2020年5月31日)にかけて変更された事項については、提出日の前月末現在における内容を[ ]内に
記載しており、その他の事項については当事業年度の末日における内容から変更ありません。
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※2 新株予約権の数
付与株式数は、本新株予約権の割当日後、当社が株式分割(当社普通株式の無償割当てを含む。以下同じ。)
又 は株式併合を行う場合、次の算式により調整されるものとします。ただし、かかる調整は、本新株予約権の
うち、当該時点で行使されていない本新株予約権の目的である株式の数についてのみ行われ、調整の結果生じ
る1株未満の端数については、これを切り捨てるものとします。
調整後付与株式数 = 調整前付与株式数 × 分割(又は併合)の比率
また、本新株予約権の割当日後、当社が合併、会社分割又は資本金の額の減少を行う場合その他これらの場合
に準じ付与株式数の調整を必要とする場合には、合理的な範囲で、付与株式数は適切に調整されるものとしま
す。
※3 新株予約権の行使に際して出資される財産の価額又は算定方法
本新株予約権の割当日後、当社が株式分割又は株式併合を行う場合、次の算式により行使価額を調整し、調整
による1円未満の端数は切り上げるものとします。
1
調整後行使価額 = 調整前行使価額 ×
分割(又は併合)の比率
また、本新株予約権の割当日後、当社が当社普通株式につき時価を下回る価額で新株の発行又は自己株式の処
分を行う場合(新株予約権の行使に基づく新株の発行及び自己株式の処分並びに株式交換による自己株式の移
転の場合を除く。)、 次の算式により行使価額を調整し、調整による1円未満の端数は切り上げるものとしま
す。
新規発行株式数×1株当たり払込金額
既発行株式数 +
新規発行前の1株当たり時価
調整後行使価額 = 調整前行使価額 ×
既発行株式数+新規発行株式数
なお、上記算式において「既発行株式数」とは、当社普通株式にかかる発行済株式総数から当社普通株式にか
かる自己株式数を控除した数とし、また、当社普通株式にかかる自己株式の処分を行う場合には、「新規発行
株式数」を「処分する自己株式数」に読み替えるものとします。さらに、上記のほか、本新株予約権の割当日
後、当社が他社と合併する場合、会社分割を行う場合、その他これらの場合に準じて行使価額の調整を必要と
する場合には、当社は、合理的な範囲で適切に行使価額の調整を行うことができるものとします。
※4 新株予約権の行使の条件(第18回)
(1)新株予約権者は、2015年3月期乃至2017年3月期のいずれかの期の連結営業利益において、下記の各号に掲
げる条件を充たしている場合に、当該各号に掲げる割合が権利行使可能となります。
a. 営業利益が10億円を超過している場合、付与された新株予約権の3分の1
b. 営業利益が20億円を超過している場合、付与された新株予約権の3分の2
c. 営業利益が30億円を超過している場合、付与された新株予約権の全て
(2)新株予約権者は、新株予約権の権利行使時においても、当社又は当社関係会社の取締役、監査役又は使用人
であることを要します。ただし、任期満了による退任、定年退職、その他正当な理由があると取締役会が認
めた場合は、この限りではありません。
(3)新株予約権者の相続人による本新株予約権の行使は認めません。
(4)本新株予約権の行使によって、当社の発行済株式総数が当該時点における授権株式数を超過することとなる
ときは、当該本新株予約権の行使を行うことはできません。
(5)各本新株予約権1 個未満の行使を行うことはできません。
※5 新株予約権の行使の条件(第19回)
新株予約権者は、キラメックス㈱の2017年3月期乃至2019年3月期のいずれかの期の売上高において、下記の
各号に掲げる条件を充たしている場合に、当該各号に掲げる割合が権利行使可能となります。
a. 売上高が3億円を超過している場合、付与された新株予約権の3分の1
b. 売上高が5億円を超過している場合、付与された新株予約権の3分の2
c. 売上高が10億円を超過している場合、付与された新株予約権の全部
※6 新株予約権の行使の条件(第20回、第21回及び第22回)
(1)新株予約権者は、新株予約権の権利行使時においても、当社又は当社関係会社の取締役、監査役、使用人又
は顧問、アドバイザー、コンサルタントその他名目の如何を問わず会社との間で委任、請負等の継続的な契
約関係にあることを要します。ただし、任期満了による退任、定年退職、その他正当な理由があると取締役
会が認めた場合は、この限りではありません。
(2)新株予約権者の相続人による本新株予約権の行使は認めません。
(3)本新株予約権の行使によって、当社の発行済株式総数が当該時点における授権株式数を超過することとなる
ときは、当該本新株予約権の行使を行うことはできません。
(4)各本新株予約権1個未満の行使を行うことはできません。
※7 会社が新株予約権を取得することができる理由及び取得の条件
(1)当社が消滅会社となる合併契約、当社が分割会社となる会社分割についての分割契約もしくは分割計画、ま
たは当社が完全子会社となる株式交換契約もしくは株式移転計画について株主総会の承認(株主総会の承認
を要しない場合には取締役会決議)がなされた場合は、当社は、当社取締役会が別途定める日の到来をもっ
て、本新株予約権の全部を無償で取得することができます。
(2)新株予約権者が権利行使をする前に、上記「新株予約権の行使の条件」に定める規定により本新株予約権の
行使ができなくなった場合は、当社は新株予約権を無償で取得することができます。
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② 【ライツプランの内容】
該当事項はありません。
③ 【その他の新株予約権等の状況】
該当事項はありません。
(3) 【行使価額修正条項付新株予約権付社債券等の行使状況等】
該当事項はありません。
(4) 【発行済株式総数、資本金等の推移】
発行済株式 発行済株式 資本準備金 資本準備金
資本金増減額 資本金残高
年月日 総数増減数 総数残高 増減額 残高
(千円) (千円)
(株) (株) (千円) (千円)
2015年4月1日~
2016年3月31日 74,375 23,669,511 14,286 2,921,871 14,286 1,142,701
(注)1
2016年4月1日~
2017年3月31日 1,434 23,670,945 166 2,922,037 166 1,142,868
(注)2
2018年4月1日~
2019年3月31日 900 23,671,845 981 2,923,019 981 1,143,850
(注)3
(注) 1. 第19期における新株予約権の行使によるものであります。
2. 第20期における新株予約権の行使によるものであります。
3. 第22期における新株予約権の行使によるものであります。
(5) 【所有者別状況】
2020年3月31日 現在
株式の状況(1単元の株式数 100 株)
単元未満
株式の状況
区分 外国法人等
政府及び
金融商品 その他の 個人
(株)
地方公共 金融機関 計
取引業者 法人 その他
団体
個人以外 個人
株主数
- 7 29 102 115 20 11,262 11,535 ―
(人)
所有株式数
- 2,072 4,261 104,196 18,941 259 106,809 236,538 18,045
(単元)
所有株式数の
- 0.88 1.80 44.05 8.01 0.11 45.16 100.00 ―
割合(%)
(注)1.自己株式1,323,045株は、「個人その他」に13,230単元、「単元未満株式の状況」に45株含まれております。
2. 上記「その他の法人」には、証券保管振替機構名義の株式3単元が含まれております。
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(6) 【大株主の状況】
2020年3月31日 現在
発行済株式
(自己株式を
所有株式数
除く。)の
氏名又は名称 住所
(株)
総数に対する
所有株式数の
割合(%)
デジタル・アドバタイジング・コンソー
東京都渋谷区恵比寿四丁目20-3 10,217,775 45.7
シアム㈱
早川 与規 東京都港区 975,254 4.3
竹内 壮司 愛知県名古屋市千種区 350,000 1.5
BNY GCM CLIENT ACCOUNT JPRD AC ISG
イギリス,ロンドン
(FE-AC) 260,045 1.1
(東京都千代田区丸の内2丁目7-
1)
(常任代理人 ㈱三菱UFJ銀行)
福岡県北九州市小倉北区
田中 龍平 185,000 0.8
BNYM SA/NV FOR BNYM FOR BNY GCM
イギリス,ロンドン
CLIENT ACCOUNTS M LSCB RD 183,500 0.8
(東京都千代田区丸の内2丁目7-
1)
(常任代理人 ㈱三菱UFJ銀行)
MSIP CLIENT SECURITIES
イギリス,ロンドン
136,553 0.6
(常任代理人 モルガン・スタンレー
(東京都千代田区大手町1丁目9-7)
MUFG証券㈱)
THE BANK OF NEW YORK 133522 ベルギー,ブリュッセル
125,500 0.5
(常任代理人 ㈱みずほ銀行) (東京都港区港南2丁目15-1)
伊東 みち子 愛知県春日井市 118,000 0.5
上田八木短資㈱ 大阪府大阪市中央区高麗橋2丁目4-2 117,200 0.5
計 ─ 12,668,827 56.6
(注)1.上記のほか、当社所有の自己株式1,323,045株があります。
2.所有株式数の割合は、自己株式を控除し、小数点以下第2位を切り捨てて算出しております。
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(7) 【議決権の状況】
① 【発行済株式】
2020年3月31日 現在
区分 株式数(株) 議決権の数(個) 内容
無議決権株式 ― ― ―
議決権制限株式(自己株式等) ― ― ―
議決権制限株式(その他) ― ― ―
(自己保有株式)
普通株式
完全議決権株式(自己株式等) ― ―
1,323,000
普通株式
完全議決権株式(その他) 223,308 ―
22,330,800
普通株式
単元未満株式 ― ―
18,045
普通株式
発行済株式総数 ― ―
23,671,845
総株主の議決権 ― 223,308 ―
(注) 「完全議決権株式(その他)」の欄には、証券保管振替機構名義の株式が300株含まれております。なお、「議
決権の数」欄には同機構名義の完全議決権株式に係る議決権の数3個が含まれております。
② 【自己株式等】
2020年3月31日 現在
発行済株式
自己名義 他人名義 所有株式数
所有者の氏名 総数に対する
所有者の住所 所有株式数 所有株式数 の合計
又は名称 所有株式数
(株) (株) (株)
の割合(%)
東京都渋谷区
(自己保有株式)
1,323,000 - 1,323,000 5.59
ユナイテッド株式会社
渋谷一丁目2番5号
計 ― 1,323,000 - 1,323,000 5.59
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2 【自己株式の取得等の状況】
【株式の種類等】
会社法第155条第3号及び会社法第155条第7号による普通株式の取得
(1) 【株主総会決議による取得の状況】
該当事項はありません。
(2) 【取締役会決議による取得の状況】
区分 株式数(株) 価額の総額(千円)
取締役会(2019年5月9日)での決議状況
700,000 1,000,000
(取得期間2019年5月10日~2019年8月9日)
当事業年度前における取得自己株式 - -
当事業年度における取得自己株式 700,000 992,163
残存決議株式の総数及び価額の総額 - -
当事業年度の末日現在の未行使割合(%) - -
当期間における取得自己株式 - -
提出日現在の未行使割合(%) - -
(3) 【株主総会決議又は取締役会決議に基づかないものの内容】
区分 株式数(株) 価額の総額(千円)
当事業年度における取得自己株式 50 73
当期間における取得自己株式 - -
(4) 【取得自己株式の処理状況及び保有状況】
当事業年度 当期間
区分
処分価額の総額 処分価額の総額
株式数(株) 株式数(株)
(千円) (千円)
引き受ける者の募集を行った
- - - -
取得自己株式
消却の処分を行った取得自己株式 - - - -
合併、株式交換、会社分割に係る
- - - -
移転を行った取得自己株式
その他(新株予約権の権利行使) - - - -
保有自己株式数 1,323,045 - 1,323,045 -
(注)当期間における保有自己株式数には、2020年6月1日から有価証券報告書提出日までの単元未満株式の買取り
による株式数は含めておりません。
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3 【配当政策】
当社では、株主の皆様への利益還元を経営の重要課題の一つと認識し、将来の事業展開と経営体質強化のための
内部留保を勘案しつつ、当期純利益の20%を配当性向とした配当政策を実施することを基本方針としております。
当連結会計年度におきましては、前第1四半期連結会計期間における投資先の上場に伴う株式売却益計上の反
動、及び事業ポートフォリオの整理に伴う特別損失の計上等により、当期純利益が前事業年度に比較して減少した
ため、当事業年度の期末配当金につきましては上記方針に基づき1株当たり2円(総額44,697千円)の配当を実施
いたしました。その結果、2019年10月に実施した中間配当(1株当たり11円)と合わせた年間配当は、1株当たり
13円(配当金総額290,534千円)となりました。
当社は、会社法第454条第5項に規定する中間配当を行うことができる旨を定款で定めており、配当の決定機関
は、中間配当は取締役会、期末配当は株主総会であります。
なお、基準日が当事業年度に属する剰余金の配当は、以下のとおりであります。
決議年月日 配当金の総額(千円) 1株当たり配当額(円)
2019年10月31日
245,836 11.0
取締役会決議
2020年6月18日
2.0
44,697
定時株主総会決議
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4 【コーポレート・ガバナンスの状況等】
(1) 【コーポレート・ガバナンスの概要】
① コーポレート・ガバナンスに関する基本的な考え方及び企業統治の体制の概要
a. コーポレート・ガバナンスに関する基本的な考え方
当社グループは、急速な事業環境の変化に適応し、継続的な成長をしていくために、コーポレート・ガバナ
ンスの徹底を含む内部体制の強化が重要な経営課題の一つと考えております。
b. 企業統治の体制の概要及び当該体制を採用する理由
当社は、社外監査役を含めた監査役による監査体制が業務執行状況の監査機能として有効であると判断し、
監査役設置会社を選択しております。また、当社では、経営の健全性の確保及び透明性の高い公正な経営体制
の確立のため 、社外取締役1名、社外監査役2名を選任しております。社外取締役及び社外監査役には、専門
的な知識と経営に関する幅広い経験を有する者を選任しており、社外取締役には当社の経営に対する助言及び
監督、社外監査役には独立した立場からの取締役の意思決定や業務執行に対する監査を期待しております。
(a)取締役会
取締役会は提出日現在において、取締役5名(うち社外取締役1名)により構成され、監査役の出席のも
と、経営方針等の経営に関する重要事項並びに法令又は定款で定められた事項を決定するとともに業務執行
状況の監督を行っております。また、毎月1回定時取締役会を開催し、担当取締役より業務執行状況の報告
を実施するほか、必要に応じて臨時取締役会も開催しております。代表取締役は取締役会の議長であり取締
役会を統括するとともに、取締役会の決議を執行し、当社の業務全般を統括しております。
(b)監査役会
監査役会は提出 日現在において、議長である常勤監査役 山﨑滋、社外監査役 大村健及び社外監査役
小駒望の監査役3名(うち社外監査役2名)により構成されております。監査役会は、取締役会その他の重
要な会議に出席し取締役の職務執行を監査するほか、内部監査室と連携し、適宜業務の執行状況を監査して
おります。また、定期的に監査役会を開催し、監査結果について意見を交換し、監査の実効性を高めており
ます。
(c)会計監査人
監査法人アヴァンティアと監査契約を締結し、金融商品取引法監査及び会社法監査を受けるとともに、重
要な会計的課題については、随時協議、検討を行っております。
c. 企業統治に関するその他の事項
当社の内部統制システムの整備の状況、リスク管理体制の整備の状況及び子会社の業務の適正を確保するた
めの体制整備の状況は以下のとおりです。
(a)当社グループの内部統制システムの整備の状況及び子会社の業務の適正を確保するための体制整備の状況
(ⅰ) 取締役及び使用人の職務の執行が法令及び定款に適合することを確保するための体制
企業の経営理念の実現及び社会への貢献をするための普遍的事項を定めるコンプライアンス憲章に則
り、当社グループの役職員は職務の執行にあたりコンプライアンス憲章を行動規範として遵守するもの
とします。また、コンプライアンス体制の構築、整備、維持を図るため、内部監査室を設置し、社内業
務の実施状況の把握、業務執行における法令、定款及び社内規程等の遵守状況調査等を定期的に実施し
ます。内部監査室は調査結果を対象部門へ通知し、改善を求めるとともに代表取締役社長及び監査役会
に対して適宜報告を行うものとします。
(ⅱ) 取締役の職務の執行に係る情報の保存及び管理に関する体制
株主総会議事録、取締役会議事録等の取締役の職務の執行に係る情報については、法令及び社内規程
に基づき、適切に保存及び管理するものとし、取締役及び監査役からの閲覧要請に迅速に対応できる管
理体制を維持します。また、当社事業の会員登録情報等の個人情報については、当社が制定する「個人
情報保護マネジメント・システム」に基づき、個人情報に関する帳票、文書、データ等を保存及び管理
します。
(ⅲ) 損失の危険の管理に関する規程その他の体制
業務遂行にあたっては、各種社内規程において、業務遂行の手順を明確に定めることによりリスク発
生の防止に努めます。
当社グループのリスクを統括する部門は当社経営管理本部とします。
当社グループの各社は、それぞれ行う事業に付随するリスクを常時把握し、リスク対策の必要性の有
無の検討、リスク低減のための対策の実施、実施したリスク対策の評価・検証・改善等の状況を経営管
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理本部へ報告します。
(ⅳ) 取締役の職務の執行が効率的に行われることを確保するための体制
取締役の職務執行が効率的に行われることの基礎として、定時取締役会を毎月1回開催するととも
に、必要に応じて機動的に臨時取締役会を開催し、迅速な経営上の意思決定が行われる体制を確保して
おります。また、執行役員制度を導入し、各執行役員が取締役会の決議により決定した方針及び取締役
会の監督のもとに権限委譲を受けて業務執行を行うことにより、経営の効率化を図っております。さら
に、取締役会の経営方針に基づき、経営に関する重要事項を検討・協議するとともに、重要な業務に関
する意思決定を行う会議体として常勤取締役会を置き、適時開催しております。
(ⅴ) 当該株式会社並びにその親会社及び子会社から成る企業集団における業務の適正を確保するための体
制
当社は、当社子会社を含め当社グループ全体における企業統治を行うこととし、当社グループのコン
プライアンス体制・リスク管理体制・内部統制システムの整備は、当社グループ全体を対象とします。
また、当社から子会社に取締役を派遣するものとし、子会社の業務及び取締役等の職務執行状況を、当
社の取締役会等の重要な会議で報告するものとします。
(ⅵ) 監査役がその職務を補助すべき使用人を置くことを求めた場合における当該使用人に関する体制、当
該使用人の取締役からの独立性に関する体制、及び監査役の当該使用人に対する指示の実効性の確
保に関する事項
監査役からその職務を補助すべき使用人を置くことを求められた場合、監査役と協議のうえ、必要に
応じて監査役スタッフを配置することとします。当該スタッフの人事異動、考課については、常勤監査
役の事前の同意を得たうえで決定することで、取締役からの独立性を確保するものとします。また、当
該スタッフは原則専任とし、取締役、他の使用人の指示命令は受けないものとします。
(ⅶ) 取締役及び使用人が監査役に報告をするための体制、当社子会社の取締役等及び使用人等から報告を
受けた者が監査役に報告をするための体制、報告をした者が当該報告を理由として不当な取扱いを
受けないことを確保する体制、その他監査役の監査が実効的に行われることを確保するための体制
取締役は、監査役が出席する取締役会等の重要な会議において、職務執行の状況等について定期的に
報告を行います。また、当社及び子会社の取締役及び使用人等は、当社及び子会社の業務、業績に影響
を与える重要な事項が発生又は発生するおそれが判明した場合には、速やかに監査役に報告するものと
します。監査役は、当社及び子会社の取締役及び使用人等に対して、上記の報告事項その他業務執行の
状況等について報告を求めることができるものとします。当社は、報告をした者が当該報告を理由とし
て不利な取扱いを行うことを禁止します。さらに、監査役は、会計監査人又はホットライン窓口と適宜
必要な情報交換、意見交換を行うなど連携を保ち、監査の充実を図ります。
(ⅷ) 監査役の職務の執行について生ずる費用の前払い又は償還の手続その他の費用又は債務の処理に係る
方針に関する事項
監査役から職務の執行について生ずる費用等の支払いを求められた場合、当社は当該費用が職務の執
行に必要でないと明らかに認められる場合を除き、速やかに支払うものとします。
(ⅸ) 財務報告の信頼性と適正性を確保するための体制
財務報告の信頼性の確保及び金融商品取引法に定める内部統制報告書の有効かつ適切な提出のため、
内部統制システムを構築するとともに、当該システムと金融商品取引法及びその他の関連法令等との適
合性を確保するために、その仕組みが適正に機能することを継続的に評価し、必要な是正を行います。
(ⅹ) 反社会的勢力排除に向けた体制
社会の秩序や安全に脅威を与える反社会的勢力及び団体とは、取引関係その他一切の関係を持たず、
反社会的勢力から不当な要求等を受けた場合には、組織全体として毅然とした姿勢をもって対応しま
す。
(b)リスク管理体制の整備の状況
当社及び当社グループの各社はそれぞれ行う事業に付随するリスクを常時把握し、リスク対策の必要性の
有無の検討、リスク低減のための対策の実施、実施したリスク対策の評価・検討・改善を実施しておりま
す。また、内部監査室は、内部監査規程に基づき、組織横断的なリスクの状況把握及び監視を行い、代表取
締役社長及び監査役会に対しその内容を適宜報告しております。
当社のコーポレート・ガバナンス体制の概要は、以下のとおりであります
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② 責任限定契約の内容の概要
当社は定款の定めに従い、業務執行取締役等でない取締役、監査役及び会計監査人との間で、会社法第427条第
1項に規定される責任限定契約を締結しております。
業務執行取締役等でない取締役との当該契約においては、会社法第423条第1項の責任につき、善意でかつ重大
な過失がないときは、金300万円又は同法第425条第1項第1号ハ及び第2号の合計額のいずれか高い額を限度と
して損害賠償責任を負うものとしております。
監査役との当該契約においては、会社法第423条第1項に定める責任につき、善意でかつ重大な過失がないとき
は、金300万円又は同法第425条第1項第1号ハ及び第2号の合計額のいずれか高い額を限度として損害賠償責任
を負うものとしております。また、監査法人アヴァンティアとの当該契約においては、会計監査人が善意かつ重
大な過失がないときは、金500万円又は会社法第425条第1項に規定する最低限度額のいずれか高い額を限度とし
て損害賠償責任を負うものとしております。
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③ 取締役の定数及び取締役の選任決議の要件
a. 当社の取締役は15名以内とする旨を定款に規定しております。
b. 当社は、取締役の選任決議について、議決権を行使することができる株主の3分の1以上を有する株主が出席
し、その議決権の過半数をもって行う旨及び選任決議は、累積投票によらない旨を定款に規定しております。
④ 株主総会決議事項を取締役会で決議することができることとした事項及びその理由
a. 当社は、株主への機動的な配当政策を遂行するため、会社法第454条第5項の規定により、取締役会の決議に
よって毎年9月30日を基準日として中間配当を行うことができる旨を定款に定めております。
b. 当社は、会社法第165条第2項の規定により、取締役会決議をもって、自己株式を取得することができる旨を
定款に定めております。これは、株主への一層の利益還元及び資本効率の向上を目的とするものであります。
c. 当社は、職務の遂行にあたり期待される役割を十分に発揮できるようにするため、会社法第426条第1項の規
定により、任務を怠ったことによる取締役(取締役であった者を含む。)及び監査役(監査役であった者を含
む。)の損害賠償責任を、法令の限度において、取締役会の決議によって免除することができる旨を定款に定
めております。
⑤ 株主総会の特別決議要件
当社は、会社法第309条第2項に定める株主総会の特別決議要件について、議決権を行使することができる株主
の3分の1以上を有する株主が出席し、その議決権の3分の2以上をもって行う旨を定款に規定しております。
これは、株主総会における特別決議の定足数を緩和することにより、株主総会の円滑な運営を行うことを目的と
しております。
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(2) 【役員の状況】
① 役員一覧
男性 7 名 女性 1 名 (役員のうち女性の比率 12.5 %)
所有
株式数
役職名 氏名 生年月日 略歴 任期
(株)
1992年4月 ㈱博報堂入社
1999年9月 ㈱サイバーエージェント常務取締役就
任
2000年1月 ㈱サイバーエージェント取締役副社長
兼COO就任
2004年12月 ㈱インタースパイア(現当社)設立
代表取締役社長 早 川 与 規 1969年9月2日 生 (注)3 975,254
2009年3月 ㈱スパイア(現当社)代表取締役社長
CEO就任
2010年3月 ㈱インターナショナルスポーツマーケ
ティング取締役就任(現任)
2012年12月 当社代表取締役会長CEO就任
2019年6月 トレイス㈱取締役就任(現任)
2020年6月 当社代表取締役社長就任(現任)
1999年4月 リーマン・ブラザーズ証券㈱東京支社
入社
2002年2月 ㈱アップステアーズ設立 同社代表取
締役社長就任
2006年2月 ネットエイジキャピタルパートナーズ
㈱(現当社)取締役就任
2007年6月 ngi group㈱(現当社)取締役執行役
COO就任
2007年9月 ngi capital㈱(現当社)代表取締役
社長就任
金 子 陽 三
2009年2月 ngi group㈱代表執行役社長就任
取締役
1976年7月31日 生 (注)3 76,400
(戸籍名:藤澤陽三)
2009年3月 ㈱フラクタリスト(現当社)取締役就
任
2011年9月 ngi growth capital㈱(現ベンチャー
ユナイテッド㈱)代表取締役社長就任
(現任)
2012年12月 当社代表取締役社長COO就任
2019年6月 キラメックス㈱取締役就任(現任)
2020年2月 ㈱ブリューアス取締役就任(現任)
2020年6月 当社取締役就任(現任)
1990年4月 ㈱博報堂入社
2012年6月 当社取締役就任(現任)
2014年6月 ㈱博報堂アイ・スタジオ取締役(現
任)
2017年3月 ベンチャーユナイテッド㈱取締役就任
(現任)
2017年6月 デジタル・アドバタイジング・コン
取締役 島 田 雅 也 1966年4月1日 生 (注)3 ―
ソーシアム㈱代表取締役社長CEO就任
(現任)
2019年4月 ㈱博報堂DYホールディングス執行役員
就任(現任)
2019年6月 ㈱博報堂DYメディアパートナーズ取締
役就任(現任)
㈱アイレップ取締役就任(現任)
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1985年4月 ㈱東芝入社
2009年6月 ㈱博報堂アイ・スタジオ取締役(現
任)
2012年6月 当社取締役就任(現任)
2016年5月 ベビカム㈱取締役就任(現任)
2019年4月 デジタル・アドバタイジング・コン
取締役 徳 久 昭 彦 1962年8月21日 生 (注)3 ―
ソーシアム㈱専務取締役執行役員CMO
就任(現任)
㈱博報堂DYホールディングス執行役員
就任(現任)
2019年5月 ㈱博報堂DYベンチャーズ代表取締役社
長就任(現任)
2001年4月 ㈱ドクターネット財務担当取締役就任
2002年10月 メンターキャピタル税務事務所(現メ
ンターキャピタル税理士法人)総括代
表社員就任(現任)
取締役 石 本 忠 次 1973年10月9日 生 ㈱メンターキャピタルFAS代表取締役 (注)3 1,000
就任(現任)
2012年12月 当社監査役就任
2015年1月 ㈱アイモバイル監査役就任(現任)
2016年6月 当社社外取締役就任(現任)
1984年4月 ㈱旭通信社(現㈱ADKホールディング
ス)入社
2008年6月 ㈱インタースパイア(現当社)監査役
就任
監査役 ㈱インターライド(現当社)監査役就
山 﨑 滋 1961年10月12日 生 (注)4 ―
(常勤)
任
2009年3月 ㈱スパイア(現当社)監査役就任
2010年3月 ㈱インターナショナルスポーツマーケ
ティング監査役就任(現任)
2012年12月 当社監査役就任(現任)
1999年4月 弁護士登録(第二東京弁護士会)
2011年1月 フォーサイト総合法律事務所開設
同所代表パートナー弁護士就任(現
任)
監査役 大 村 健 1974年4月27日 生 (注)4 ―
2012年12月 当社社外監査役就任(現任)
2015年9月 パイプドHD㈱社外監査役就任(現任)
2020年3月 アライドアーキテクツ㈱社外取締役就
任(現任)
2006年12月 新日本有限責任監査法人入所
2010年11月 公認会計士登録
小駒望公認会計士事務所開設
同所代表就任(現任)
小 駒 望
監査役 1980年7月31日 生 2011年1月 虎ノ門有限責任監査役法人パートナー (注)4 ―
(戸籍名:今岡 望)
(現任)
2016年6月 当社社外監査役就任(現任)
2018年6月 ㈱FIS社外監査役就任(現任)
2019年11月 ㈱ストライク社外取締役就任(現任)
1,052,65
計
▶
(注) 1.取締役石本忠次は、社外取締役であります。
2.監査役大村健及び小駒望は、社外監査役であります。
3.各取締役の任期は2020年6月18日から第25期事業年度に関する定時株主総会終結の時までであります。
4.各監査役の任期は2020年6月18日から第27期事業年度に関する定時株主総会終結の時までであります。
5.当社は、法令に定める監査役の員数を欠くことになる場合に備え、会社法第329条第3項に定める補欠監査
役1名を選任しております。補欠監査役の略歴は以下のとおりであります。
所有
氏名 生年月日 略歴 任期 株式数
(株)
2009年12月 弁護士登録(東京弁護士会)
春 山 修 平 1983年7月20日生 2011年1月 フォーサイト総合法律事務所参画(現
― ―
任)
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② 社外役員の状況
a. 社外取締役及び社外監査役の員数、機能及び役割
当社の取締役会は、提出日現在において取締役5名のうち1名が社外取締役で構成されております。また、
監査役会は、監査役3名のうち2名が社外監査役で構成されております。
社外取締役は税理士であり、財務の専門家としての豊富な経験と知見に基づき、当社の経営に対する助言、
監督を期待するものであります。また、社外監査役は独立した立場から取締役の意思決定や業務執行の監査を
行い、健全かつ透明性の高い企業活動の確立に貢献しております。
b. 会社と会社の社外取締役及び社外監査役との人的関係、資本的関係又は重要な取引関係その他利害関係
社外取締役の石本忠次氏は、当社の株式1,000株を所有しております。当社と同氏の間にはそれ以外に人的
関係、資本的関係又は重要な取引関係その他利害関係はありません。
また、社外監査役の大村健氏及び小駒望氏と当社の間には人的関係、資本的関係又は重要な取引関係その他
利害関係はありません。
c. 社外取締役及び社外監査役を選任するための提出会社からの独立性に関する基準又は方針
社外取締役及び社外監査役を選任するための、提出会社からの独立性に関する基準又は方針はありません
が、東京証券取引所が定める独立役員として届け出る際の独立性基準に則って社外役員を選任することとして
おります。また、社外取締役に関して、企業経営を監督するため有用な財務の分野での専門性の高い見識を有
する候補者を選任しております。また、社外監査役に関しては、企業経営を監督するために有用な企業法務や
財務等専門性の高い見識を有する候補者を選任しております。
d. 社外取締役又は社外監査役による監督又は監査と内部監査、監査役監査及び会計監査との相互連帯並びに内
部統制部門との関係
社外取締役は、取締役会の一員として、業務執行取締役の職務の執行の状況を監督しております。原則月1
回その他必要に応じ臨時に開催する取締役会に出席するほか、監査の実効性を確保し、情報収集力の強化を図
るため、年2回開催する監査役会との意見交換会議に出席しております。
社外監査役は、取締役の職務の執行、取締役会等の意思決定、取締役会の監督義務の履行状況、内部統制シ
ステムの構築・運用の状況を監査しております。当社「監査役監査計画」に基づき、原則月1回その他必要に
応じ臨時に開催する取締役会及び監査役会に出席するほか、原則四半期に1回その他必要に応じ開催する監査
法人との会議並びに年2回開催する代表取締役との意見交換会議及び社外取締役との意見交換会議に出席して
おります。また、情報収集力の強化及び内部統制システムの状況の監視及び検証をするため、監査役会の一員
として内部監査室から内部監査報告を受けております。
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(3) 【監査の状況】
① 監査役監査の状況
a. 監査役監査の組織、人員及び手続
当社は、監査役会設置会社であり、監査役3名(常勤監査役1名、非常勤社外監査役2名)で構成されてお
り、監査役会の議長には監査役会の決議により常勤監査役が就任しています。
常勤監査役の山﨑滋は、広告会社の勤務経験があるため広告業務に関する知見を有しており、公認内部監査人
(CIA)と公認不正検査士(CFE)の資格も有しております。社外監査役の大村健は、弁護士として企業法務に関
する専門的な知見を有しています。社外監査役の小駒望(戸籍名:今岡望)は、公認会計士として財務及び会計
に関する専門的な知見を有しています。
現時点では監査役スタッフは置いておりませんが、「4 コーポレート・ガバナンスの状況等 (1)コーポレー
ト・ガバナンスの概要 ①コーポレート・ガバナンスに関する基本的な考え方及び企業統治の体制の概要 c. 企
業統治に関するその他の事項 (a)当社グループの内部統制システムの整備の状況及び当社の子会社の業務の適
正を確保するための体制整備の状況」に記載のとおり、監査役から監査役スタッフを置くことを求められた場合
には、監査役と協議のうえ、必要に応じて配置することとしています。
b. 監査役及び監査役会の活動状況
監査役会は、取締役会開催に先立ち月次で開催される他、必要に応じて随時開催されます。
当事業年度は合計15回開催し、1回あたりの所要時間は平均約54分でした。監査役3名は全ての監査役会に出
席しました(出席率100%)。年間を通じ次のような決議、報告がなされました。
・決議事項:監査計画、会計監査人の再任、会計監査人報酬同意、監査役会監査報告作成、定時株主総会監査
報告、常勤監査役選定、監査役会議長選定、特定監査役選定等
・報告事項:取締役会議題、監査役月次活動状況報告、子会社監査役月次監査活動報告、主要部門主要子会社
往査監査結果、会社法内部統制システム監査報告、内部監査室の報告聴取、会計監査人監査計画説明聴取、
会計監査人の監査(レビュー)報告聴取、会計監査人の日本公認会計士協会品質管理レビュー及び公認会計
士監査審査会審査結果聴取、代表取締役・監査役意見交換会実施概要、取締役職務執行確認書等
監査役は、取締役会に出席し、議事運営、決議内容等を監査し、必要により意見表明を行いました。監査役3
名は当事業年度開催された取締役会にすべて出席しました(出席率100%)。
常勤監査役は、常勤取締役会等の社内の重要な会議に出席しました。また常勤監査役は主要部門及び主要子会
社の往査で主要部門管掌執行役員等及び主要子会社代表取締役等との面談を実施、必要に応じ指摘、提言を行う
ほか、グループ監査役連絡会を開催し、グループ会社監査役からの報告聴取、情報、意見交換を行いました。
非常勤監査役は監査役会にて常勤監査役が実施した監査について報告を受け、必要に応じて意見表明、指摘を
行っています。また非常勤社外監査役は年2回開催される全社会議に出席し、会社理解に努めています。
監査役全員による代表取締役取締役会長及び代表取締役社長との会議を年2回、社外取締役との会議を年2回
開催し、情報、意見交換を行いました。
監査役会は、当事業年度の重点監査項目として、①取締役、取締役会の意思決定 ②子会社 ③コンプライアン
ス体制構築、運用状況 ④内部統制システムの構築・運用状況 ⑤財務報告の信頼性を掲げ、取り組みました。
② 内部監査の状況
a. 内部監査の組織、人員及び手続
内部監査は代表取締役社長の直轄である内部監査室(2名)を設置しております。
内部監査室は、当社「内部監査規程」において、その組織及び手続等について定めております。
内部監査は、定期的に作成する監査計画書に基づき、当社及び当社関係会社を対象に、会社の組織、制度及び
業務が経営方針及び諸規程に準拠し、効率的に運用されているかを検証、評価及び助言しております。
b. 内部監査、監査役監査及び会計監査の相互連携
内部監査室は、監査効率の向上を図るため、常勤監査役とは月1回の定例会議で情報交換を行っております。
また、年次の内部監査結果を監査役会において報告しております。加えて、会計監査人とは随時情報交換を行っ
ており、連携して監査活動の効率化及び質的向上に努めております。
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③ 会計監査の状況
a. 監査法人の名称
監査法人アヴァンティア
b. 提出会社の財務書類について連続して監査関連業務を行っている場合におけるその期間
12年間
なお、筆頭業務執行社員については連続して7会計期間を超えて監査業務に関与しておりません。
c. 業務を執行した公認会計士の氏名等
指定社員 業務執行社員 公認会計士 小笠原 直
指定社員 業務執行社員 公認会計士 入澤 雄太
d. 監査業務に係る補助者の構成
公認会計士 3名
その他 7名
e. 監査法人の選定方針と理由
監査役会は、会計監査人候補者から、監査法人の概要、監査の実施体制等、監査報酬の見積額について書面を
入手し、面談、質問等を行うなど、公益社団法人日本監査役協会「会計監査人の評価及び選定基準に監査役等の
実務指針」(2017年10月13日改正)に沿って選定することを方針としています。
現会計監査人は、監査法人としての専門性、独立性、適切性及び監査品質を具備していることを確認し、さら
に当社の事業であるインターネット関連事業、投資事業を行う会社の監査も数多く実施していることから、効率
的かつ効果的な監査できると判断しています。
なお、監査役会は、会計監査人が会社法第340条第1項各号のいずれかに該当すると認められる場合には、監査
役の全員の同意によって会計監査人を解任します。また、監査役会は、会計監査人の監査の品質、監査実施の有
効性及び効率性等を勘案し、再任若しくは不再任の検討を毎年行います。その結果、解任又は不再任が妥当と判
断した場合は、監査役会は株主総会に提出する会計監査人の解任又は不再任に関する内容を決定することとして
います。
f. 監査役及び監査役会による監査法人の評価
当社の監査役及び監査役会は、監査法人に対して評価を行っております。
この評価あたっては、監査法人が独立の立場を保持し、かつ、適正な監査を実施しているかを監視及び検証す
るとともに、監査法人からその職務の執行状況について報告を受け、必要に応じて追加説明を求めました。ま
た、監査法人から「職務の執行が適正に行われることを確保するための体制」(会社計算規則第131条各号に掲げ
る事項)を「監査に関する品質管理基準」(2005年10月28日 企業会計審議会)等に従っている旨の通知を受
け、説明を求めました。
上記内容をもとに、「会計監査人の評価及び選定基準に関する監査役等の実務指針」(公益社団法人日本監査
役協会)にある評価項目に準じて評価を行った結果、監査法人の職務執行に問題はないと評価をしております。
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④ 監査報酬の内容等
a. 監査公認会計士等に対する報酬の内容
前連結会計年度 当連結会計年度
区分
監査証明業務に 非監査業務に 監査証明業務に 非監査業務に
基づく報酬(千円) 基づく報酬(千円) 基づく報酬(千円) 基づく報酬(千円)
提出会社 20,000 ― 21,000 ―
連結子会社 ― ― ― ―
計 20,000 ― 21,000 ―
b. 監査公認会計士等と同一のネットワークに対する報酬(a.を除く)
該当事項はありません。
c. その他重要な監査証明業務に基づく報酬の内容
該当事項はありません。
d. 監査報酬の決定方針
該当事項はありませんが、監査日数や当社の規模等の要素を勘案して決定しております。
e. 監査役会が会計監査人の報酬等に同意した理由
監査役会は、会計監査人との定期的な意見交換、情報交換を通じて、前期の監査実績を分析・評価し、会計監
査人から説明を受けた当事業年度の監査計画の内容、報酬見積もりの算出根拠を精査した結果、監査報酬等の額
に同意しました。
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(4) 【役員の報酬等】
① 役員の報酬等の額又はその算定方法の決定に関する方針
a. 取締役の報酬について
当社の取締役報酬は、基本報酬と業績連動報酬を基本構成要素としており、総額の限度額を株主総会の決議
により決定した上で、代表取締役が取締役会からの委任を受けて、限度額の範囲内で個別の報酬額を決定(後
述する譲渡制限付株式報酬の各対象取締役への具体的な配分については取締役会で決定)しております。な
お、代表取締役の業務執行は、社外取締役を含む取締役会にて監督されており、代表取締役による取締役個別
報酬額の決定についても同様に取締役会による監督がなされております。また、業績連動報酬については、
2019年4月25日開催の取締役会において見直しを行った結果、従来のストック・オプション報酬に代えて譲渡
制限付株式報酬制度を導入しております。
取締役の報酬限度額につきましては、金銭による報酬(基本報酬及び賞与)は2012年12月6日開催の臨時株
主総会において年額500百万円以内(うち社外取締役分は年額50百万円以内)と決議されており、譲渡制限付株
式の付与のために支給する金銭報酬の総額についても、2019年6月21日開催の定時株主総会において、当該報
酬枠の内枠で、業績条件付譲渡制限株式については年額150百万円以内、勤務条件付譲渡制限付株式については
年額50百万円以内(いずれも社外取締役は除く)と決議されております。
個別の報酬額については、各取締役の役割、貢献度、業績等を総合的に勘案して決定しており、とくに業績
連動報酬については、業績及び株価向上への意欲を高めるために適宜設定しております。なお、賞与について
は、営業利益を業績評価指標として設定しておりますが、会社業績に多大な好影響を与える特別な貢献が認め
られた場合にのみ、その貢献度合いに応じて支給を行うこととしているため、金額の決定にあたり具体的な目
標値の設定はありません。業績評価指標として営業利益を選択した理由は、営業利益が業績と収益性を計測し
うるものとして一般的に認められた指標であるためです。また、譲渡制限付株式報酬については、具体的な付
与の方針を定めておりませんが、株価の動向に照らして適宜付与を行うこととしております。
なお、業務執行から独立した立場にある社外取締役の報酬は、業績連動報酬等の変動報酬は相応しくないた
め、基本報酬のみの支給としております。
b. 監査役の報酬について
当社の監査役報酬は、金銭による基本報酬のみとなっており、総額の限度額を株主総会の決議により決定し
た上で、限度額の範囲内で監査役の協議により決定しております。
監査役の報酬限度額につきましては、2012年12月6日開催の臨時株主総会において年額50百万円以内と決議
されております。
② 提出会社の役員区分ごとの報酬等の総額、報酬等の種類別の総額及び対象となる役員の員数
報酬等の種類別の総額(千円) 対象となる
報酬等の総額
役員区分 役員の員数
ストック・ 譲渡制限付
(千円)
基本報酬 賞与
(名)
オプション 株式報酬
取締役
190,863 125,620 45,409 19,833 ― ▶
(社外取締役を除く)
監査役
12,000 12,000 ― ― ― 1
(社外監査役を除く)
社外役員 12,600 12,600 ― ― ― 3
(注)1.当社は、取締役の使用人兼務部分に対する報酬を支給しておりません。
2.賞与は、インベストメント事業の営業利益貢献に対して支給するものであります。
③ 提出会社の役員ごとの連結報酬等の総額
連結報酬等の総額が1億円以上である者が存在しないため、記載しておりません。
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(5) 【株式の保有状況】
① 投資株式の区分の基準及び考え方
当社は、投資株式について、株式の価値の変動又は配当の受領によって利益を得ることを目的として保有する
株式を純投資目的である投資株式、それ以外の株式を純投資目的以外の目的である投資株式(政策保有株式)に
区分しております。
なお、当社はインベストメント事業を営んでいることから、連結貸借対照表及び貸借対照表において、純投資
目的である投資株式は「営業投資有価証券」、純投資目的以外の目的である投資株式を「投資有価証券」として
表示しております。
② 保有目的が純投資目的以外の目的である投資株式
a.保有方針及び保有の合理性を検証する方法並びに個別銘柄の保有の適否に関する取締役会等における検証の
内容
当社グループの事業を持続的に成長させるためには、様々な企業との協力関係が必要であり、協力関係の維
持・強化や取引の円滑化を目的として、中長期的視点から当社の企業価値向上に資すると判断する企業の株式
を保有しています。
b.銘柄数及び貸借対照表計上額
貸借対照表計上額の
銘柄数
(銘柄)
合計額(千円)
非上場株式 ▶ 57,959
非上場株式以外の株式 1 98
(当事業年度において株式数が増加した銘柄)
該当事項はありません。
(当事業年度において株式数が減少した銘柄)
該当事項はありません。
c.特定投資株式及びみなし保有株式の銘柄ごとの株式数、貸借対照表計上額等に関する情報
特定投資株式
該当事項はありません。
みなし保有株式
該当事項はありません。
③ 保有目的が純投資目的である投資株式
当事業年度 前事業年度
区分
銘柄数 銘柄数
貸借対照表計上額の 貸借対照表計上額の
合計額(千円) 合計額(千円)
(銘柄) (銘柄)
非上場株式 23 1,902,816 18 1,800,881
非上場株式以外の株式 3 16,934,905 2 35,299,006
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当事業年度
区分 評価損益の合計額(千円)
受取配当金の 売却損益の
合計額(千円) 合計額(千円)
含み損益 減損処理額
非上場株式 100 ― ― △ 35,126
非上場株式以外の株式 4,788 6,735,559 16,650,031 ―
④ 当事業年度中に投資株式の保有目的を純投資目的から純投資目的以外の目的に変更したもの
該当事項はありません。
⑤ 当事業年度中に投資株式の保有目的を純投資目的以外の目的から純投資目的に変更したもの
該当事項はありません。
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第5 【経理の状況】
1 連結財務諸表及び財務諸表の作成方法について
(1) 当社の連結財務諸表は、「連結財務諸表の用語、様式及び作成方法に関する規則」(昭和51年大蔵省令第28号。
以下「連結財務諸表規則」という。)に基づいて作成しております。
(2) 当社の財務諸表は、「財務諸表等の用語、様式及び作成方法に関する規則」(昭和38年大蔵省令第59号。以下、
「財務諸表等規則」という。)に基づいて作成しております。
また、当社は、特例財務諸表提出会社に該当し、財務諸表等規則第127条の規定により財務諸表を作成しておりま
す。
2 監査証明について
当社は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づき、連結会計年度(2019年4月1日から2020年3月31日ま
で)の連結財務諸表及び事業年度(2019年4月1日から2020年3月31日まで)の財務諸表について、監査法人アヴァ
ンティアにより監査を受けております。
3 連結財務諸表等の適正性を確保するための特段の取組みについて
当社は、連結財務諸表等の適正性を確保するための特段の取組みを行っております。
具体的には、会計基準等の内容を適切に把握し、公益財団法人財務会計基準機構へ加入し、同機構が行うセミナー
等に参加しております。
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1 【連結財務諸表等】
(1) 【連結財務諸表】
①【連結貸借対照表】
(単位:千円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(2019年3月31日) (2020年3月31日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 8,822,421 8,381,660
売掛金 1,781,226 1,693,870
※1 39,190,609 ※1 ,3 20,992,218
営業投資有価証券
※2 70,644 ※2 38,316
たな卸資産
デリバティブ債権 - 42,251
その他 1,344,506 860,153
△ 5,383 △ 8,069
貸倒引当金
流動資産合計 51,204,024 32,000,401
固定資産
有形固定資産
建物及び構築物 447,486 401,752
工具、器具及び備品 413,345 225,146
△ 315,863 △ 195,384
減価償却累計額
有形固定資産合計 544,967 431,514
無形固定資産
のれん 4,125,545 114,881
ソフトウエア 431,243 360,359
1,025 1,025
その他
無形固定資産合計 4,557,814 476,266
投資その他の資産
投資有価証券 121,298 58,057
※1 199,931 ※1 155,718
関係会社株式
繰延税金資産 66,811 115,931
敷金及び保証金 513,473 332,567
21,790 21,790
その他
投資その他の資産合計 923,305 684,064
固定資産合計 6,026,088 1,591,845
資産合計 57,230,112 33,592,246
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(単位:千円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(2019年3月31日) (2020年3月31日)
負債の部
流動負債
買掛金 1,414,107 855,717
短期借入金 100,000 100,000
1年内償還予定の社債 - 50,000
1年内返済予定の長期借入金 187,468 71,040
未払金 388,184 300,992
未払法人税等 3,946,314 150,418
ポイント引当金 30,251 5,063
事業整理損失引当金 138,955 -
390,437 591,103
その他
流動負債合計 6,595,718 2,124,336
固定負債
社債 - 175,000
長期借入金 334,758 178,340
繰延税金負債 10,198,960 4,582,458
固定負債合計 10,533,718 4,935,798
負債合計 17,129,436 7,060,134
純資産の部
株主資本
資本金 2,923,019 2,923,019
資本剰余金 2,385,813 2,332,513
利益剰余金 10,954,274 11,259,492
△ 892,077 △ 1,884,315
自己株式
株主資本合計 15,371,029 14,630,709
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 24,501,737 11,662,068
繰延ヘッジ損益 - 29,314
△ 5,216 △ 8,368
為替換算調整勘定
その他の包括利益累計額合計 24,496,520 11,683,014
新株予約権
180,165 218,388
52,959 -
非支配株主持分
純資産合計 40,100,675 26,532,112
負債純資産合計 57,230,112 33,592,246
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② 【連結損益計算書及び連結包括利益計算書】
【連結損益計算書】
(単位:千円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2019年3月31日) 至 2020年3月31日)
売上高 27,580,572 20,911,573
11,506,313 11,131,288
売上原価
売上総利益 16,074,258 9,780,284
※1 4,989,961 ※1 4,679,237
販売費及び一般管理費
営業利益 11,084,297 5,101,046
営業外収益
受取利息及び配当金 670 241
持分法による投資利益 - 39,447
7,541 8,348
その他
営業外収益合計 8,212 48,038
営業外費用
支払利息 3,230 4,438
持分法による投資損失 8,562 -
為替差損 15,976 15,266
支払手数料 1,500 11,027
4,728 7,277
その他
営業外費用合計 33,998 38,009
経常利益 11,058,511 5,111,075
特別利益
関係会社清算益 42,194 -
関係会社株式売却益 - 75,520
事業譲渡益 - 10,000
新株予約権戻入益 8,299 1,818
- 2,000
その他
特別利益合計 50,494 89,338
特別損失
※2 7,916
固定資産売却損 -
※3 58,544 ※3 655
固定資産除却損
※4 2,873,120
減損損失 -
投資有価証券評価損 106,291 58,685
関係会社株式売却損 - 438,775
関係会社整理損 - 79,216
事業整理損 411,078 -
事務所移転費用 24,041 131,613
オフィス再編費用 134,783 -
支払負担金 - 48,284
18,263 11,276
その他
特別損失合計 760,919 3,641,627
税金等調整前当期純利益 10,348,085 1,558,785
法人税、住民税及び事業税
4,009,899 174,549
△ 443,556 △ 12,082
法人税等調整額
法人税等合計 3,566,342 162,467
当期純利益 6,781,743 1,396,318
非支配株主に帰属する当期純損失(△) △ 226,750 △ 7,542
親会社株主に帰属する当期純利益 7,008,494 1,403,861
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【連結包括利益計算書】
(単位:千円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2019年3月31日) 至 2020年3月31日)
当期純利益 6,781,743 1,396,318
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 24,009,339 △ 12,873,013
繰延ヘッジ損益 - 29,314
為替換算調整勘定 △ 26,634 △ 3,152
- 33,345
持分法適用会社に対する持分相当額
その他の包括利益合計 23,982,704 △ 12,813,506
包括利益 30,764,447 △ 11,417,187
(内訳)
親会社株主に係る包括利益 30,991,198 △ 11,409,644
非支配株主に係る包括利益 △ 226,750 △ 7,542
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③【連結株主資本等変動計算書】
前連結会計年度(自 2018年4月1日 至 2019年3月31日)
(単位:千円)
株主資本
資本金 資本剰余金 利益剰余金 自己株式 株主資本合計
当期首残高 2,922,037 2,993,747 4,544,558 △ 964,962 9,495,380
当期変動額
新株の発行 981 981 1,963
連結子会社株式の取得
△ 630,255 △ 630,255
による持分の増減
剰余金の配当 △ 598,777 △ 598,777
親会社株主に帰属する
7,008,494 7,008,494
当期純利益
自己株式の処分 21,339 72,884 94,224
株主資本以外の項目の
当期変動額(純額)
当期変動額合計 981 △ 607,934 6,409,716 72,884 5,875,648
当期末残高 2,923,019 2,385,813 10,954,274 △ 892,077 15,371,029
その他の包括利益累計額
新株予約権 非支配株主持分 純資産合計
その他有価証券 その他の包括利益
為替換算調整勘定
評価差額金 累計額合計
当期首残高 492,397 21,418 513,816 159,353 112,746 10,281,297
当期変動額
新株の発行 1,963
連結子会社株式の取得
△ 630,255
による持分の増減
剰余金の配当 △ 598,777
親会社株主に帰属する
7,008,494
当期純利益
自己株式の処分 94,224
株主資本以外の項目の
24,009,339 △ 26,634 23,982,704 20,812 △ 59,786 23,943,729
当期変動額(純額)
当期変動額合計 24,009,339 △ 26,634 23,982,704 20,812 △ 59,786 29,819,378
当期末残高 24,501,737 △ 5,216 24,496,520 180,165 52,959 40,100,675
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当連結会計年度(自 2019年4月1日 至 2020年3月31日)
(単位:千円)
株主資本
資本金 資本剰余金 利益剰余金 自己株式 株主資本合計
当期首残高 2,923,019 2,385,813 10,954,274 △ 892,077 15,371,029
当期変動額
連結子会社株式の取得
△ 53,299 △ 53,299
による持分の増減
剰余金の配当 △ 1,098,644 △ 1,098,644
親会社株主に帰属する
1,403,861 1,403,861
当期純利益
自己株式の取得 △ 992,237 △ 992,237
株主資本以外の項目の
当期変動額(純額)
当期変動額合計 ― △ 53,299 305,217 △ 992,237 △ 740,319
当期末残高 2,923,019 2,332,513 11,259,492 △ 1,884,315 14,630,709
その他の包括利益累計額
新株予約権 非支配株主持分 純資産合計
その他有価証券 為替換算調整勘 その他の包括利
繰延ヘッジ損益
評価差額金 定 益累計額合計
当期首残高 24,501,737 ― △ 5,216 24,496,520 180,165 52,959 40,100,675
当期変動額
連結子会社株式の取得
△ 53,299
による持分の増減
剰余金の配当 △ 1,098,644
親会社株主に帰属する
1,403,861
当期純利益
自己株式の取得 △ 992,237
株主資本以外の項目の
△ 12,839,668 29,314 △ 3,152 △ 12,813,506 38,222 △ 52,959 △ 12,828,243
当期変動額(純額)
当期変動額合計 △ 12,839,668 29,314 △ 3,152 △ 12,813,506 38,222 △ 52,959 △ 13,568,563
当期末残高 11,662,068 29,314 △ 8,368 11,683,014 218,388 ― 26,532,112
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④【連結キャッシュ・フロー計算書】
(単位:千円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2019年3月31日) 至 2020年3月31日)
営業活動によるキャッシュ・フロー
税金等調整前当期純利益 10,348,085 1,558,785
減価償却費 227,415 216,075
のれん償却額 647,484 820,001
株式報酬費用 56,895 35,204
貸倒引当金の増減額(△は減少) △ 199 2,685
ポイント引当金の増減額(△は減少) △ 34,369 △ 11,784
受取利息及び受取配当金 △ 670 △ 241
支払利息 3,230 4,438
持分法による投資損益(△は益) 8,562 △ 39,447
固定資産除却損 58,544 655
減損損失 - 2,873,120
投資有価証券評価損益(△は益) 106,291 58,685
関係会社株式売却益 - △ 75,520
関係会社株式売却損 - 438,775
事業整理損 411,078 -
売上債権の増減額(△は増加) 126,142 △ 147,817
営業投資有価証券の増減額(△は増加) △ 1,614,508 △ 215,599
仕入債務の増減額(△は減少) △ 55,125 △ 225,634
未収入金の増減額(△は増加) △ 883,054 798,324
413,375 256,904
その他
小計 9,819,177 6,347,611
利息及び配当金の受取額
670 241
利息の支払額 △ 3,230 △ 4,438
△ 713,319 △ 4,336,016
法人税等の支払額
営業活動によるキャッシュ・フロー 9,103,298 2,007,398
投資活動によるキャッシュ・フロー
有形固定資産の取得による支出 △ 547,549 △ 34,988
無形固定資産の取得による支出 △ 423,966 △ 161,034
投資有価証券の取得による支出 △ 41,236 -
関係会社株式の取得による支出 △ 208,201 -
※2 △ 3,708,474
連結の範囲の変更を伴う子会社株式の取得による支出
-
※3 88,849
連結の範囲の変更を伴う子会社株式の売却による収入
-
※3 △ 349,205
連結の範囲の変更を伴う子会社株式の売却による支出
-
事業譲渡による収入 - 10,000
△ 13,496 79,199
その他
投資活動によるキャッシュ・フロー △ 4,942,924 △ 367,178
財務活動によるキャッシュ・フロー
長期借入れによる収入 250,000 -
長期借入金の返済による支出 △ 79,899 △ 153,449
社債の発行による収入 - 250,000
社債の償還による支出 - △ 25,000
新株予約権の行使による収入 68,404 -
自己株式の取得による支出 - △ 992,237
配当金の支払額 △ 595,824 △ 1,095,119
連結の範囲の変更を伴わない子会社株式の取得による支出
△ 570,055 △ 53,299
財務活動によるキャッシュ・フロー △ 927,373 △ 2,069,105
現金及び現金同等物に係る換算差額 12,912 △ 11,874
現金及び現金同等物の増減額(△は減少) 3,245,912 △ 440,760
現金及び現金同等物の期首残高 5,576,508 8,822,421
※1 8,822,421 ※1 8,381,660
現金及び現金同等物の期末残高
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【注記事項】
(連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)
1.連結の範囲に関する事項
(1) 連結子会社の数 11 社
主要な連結子会社の名称
キラメックス㈱
㈱ブリューアス
ベンチャーユナイテッド㈱
当連結会計年度において、新設分割により子会社化した㈱ブリューアスを連結の範囲に含めております。ま
た、コイネージ㈱、㈱Smarprise、㈱ラップス、㈱トライフォートを譲渡、㈱アラン・プロダクツを清算したこ
とに伴い、連結の範囲から除外しております。
(2) 非連結子会社の名称
該当事項はありません。
2.持分法の適用に関する事項
(1) 持分法を適用した関連会社の数 2 社
主要な会社等の名称
DACベンチャーユナイテッド・ファンド1号投資事業有限責任組合
(2) 持分法を適用しない関係会社のうち主要な会社等の名称
該当事項はありません。
3.連結子会社の事業年度等に関する事項
連結子会社の決算日は、連結決算日と一致しております。
4.会計方針に関する事項
(1) 重要な資産の評価基準及び評価方法
① 有価証券
a.その他有価証券
時価のあるもの
決算期末日の市場価格等に基づく時価法
(評価差額は、全部純資産直入法により処理し、売却原価は、移動平均法により算定)
時価のないもの
主として移動平均法による原価法
b.投資事業組合への出資金
組合契約に規定される決算報告日に応じて、入手可能な最近の決算書を基礎とした損益帰属方式によ
り取り込む方法によっております。
② たな卸資産
通常の販売目的で保有するたな卸資産
評価基準は原価法(収益性の低下による簿価切下げの方法)によっております。
a.商品
移動平均法
b.仕掛品及び貯蔵品
個別法
③ デリバティブ
時価法
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(2) 重要な減価償却資産の減価償却の方法
① 有形固定資産(リース資産を除く)
定率法を採用しております。ただし、建物(建物附属設備は除く)及び2016年4月1日以降に取得した建
物附属設備については、定額法を採用しております。
なお、主な耐用年数は次のとおりであります。
建物及び構築物 8~18年
工具、器具及び備品 4~15年
② 無形固定資産(リース資産を除く)
定額法を採用しております。
なお、主な償却年数は次のとおりであります。
ソフトウエア(自社利用分) 3~5年(社内における利用可能期間)
(3) 重要な引当金の計上基準
① 貸倒引当金
債権の貸倒れによる損失に備えるため、一般債権については貸倒実績率により、貸倒懸念債権等特定の債
権については個別に回収可能性を検討し、回収不能見込額を計上しております。
② ポイント引当金
コンテンツ事業における会員等に対して付与したポイントの使用により今後発生すると見込まれる景品交
換費用等に備えるため、当連結会計年度末において将来使用されると見込まれる額を計上しております。
(4) 重要な外貨建の資産又は負債の本邦通貨への換算の基準
外貨建金銭債権債務は、連結決算日の直物為替相場により円貨に換算し、換算差額は損益として処理してお
ります。なお、在外子会社等の資産及び負債は、連結決算日の直物為替相場により円貨に換算し、収益及び費
用は期中平均為替相場により円貨に換算し、換算差額は純資産の部における為替換算調整勘定に含めておりま
す。
(5) 重要なヘッジ会計の方法
① ヘッジ会計の方法
繰延ヘッジ処理を採用しております。
② ヘッジ手段とヘッジ対象
ヘッジ手段・・・株式先渡契約
ヘッジ対象・・・営業投資有価証券
③ ヘッジ方針
ヘッジ対象に係る株価変動リスクをヘッジする目的で、将来売却予定の株式数の範囲内で行っておりま
す。
④ ヘッジ有効性評価の方法
ヘッジ対象の相場変動とヘッジ手段の相場変動を四半期ごとに比較し、両者の変動額等を基礎にして、
ヘッジ有効性を評価しております。
(6) のれんの償却方法及び償却期間
5年間の定額法により償却しております。
(7) 連結キャッシュ・フロー計算書における資金の範囲
手許現金、随時引き出し可能な預金及び容易に換金可能であり、かつ、価値の変動について僅少なリスクし
か負わない取得日から3か月以内に償還期限の到来する短期的な投資からなっております。
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(8) その他連結財務諸表作成のための重要な事項
消費税等の会計処理
税抜方式によっております。
(未適用の会計基準等)
・「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日 企業会計基準委員会)
・「収益認識に関する会計基準の適用指針」(企業会計基準適用指針第30号 2020年3月31日 企業会計基準委
員会)
(1)概要
収益認識に関する包括的な会計基準であります。収益は、次の5つのステップを適用し認識されます。
ステップ1:顧客との契約を識別する。
ステップ2:契約における履行義務を識別する。
ステップ3:取引価格を算定する。
ステップ4:契約における履行義務に取引価格を配分する。
ステップ5:履行義務を充足した時に又は充足するにつれて収益を認識する。
(2)適用予定日
2022年3月期の期首から適用します。
(3)当該会計基準等の適用による影響
「収益認識に関する会計基準」等の適用による連結財務諸表に与える影響額については、現時点で評価中
であります。
・「時価の算定に関する会計基準」(企業会計基準第30号 2019年7月4日 企業会計基準委員会)
・「時価の算定に関する会計基準の適用指針」(企業会計基準適用指針第31号 2019年7月4日 企業会計基準
委員会)
・「棚卸資産の評価に関する会計基準」(企業会計基準第9号 2019年7月4日 企業会計基準委員会)
・「金融商品に関する会計基準」(企業会計基準第10号 2019年7月4日 企業会計基準委員会)
・「金融商品の時価等の開示に関する適用指針」(企業会計基準適用指針第19号 2020年3月31日 企業会計基
準委員会)
(1)概要
国際的な会計基準の定めとの比較可能性を向上させるため、「時価の算定に関する会計基準」及び「時価
の算定に関する会計基準の適用指針」(以下「時価算定会計基準等」という。)が開発され、時価の算定方法
に関するガイダンス等が定められました。時価算定会計基準等は次の項目の時価に適用されます。
・「金融商品に関する会計基準」における金融商品
・「棚卸資産の評価に関する会計基準」におけるトレーディング目的で保有する棚卸資産
また「金融商品の時価等の開示に関する適用指針」が改訂され、金融商品の時価のレベルごとの内訳等の
注記事項が定められました。
(2)適用予定日
2022年3月期の期首から適用します。
(3)当該会計基準等の適用による影響
影響額は、当連結財務諸表の作成時において評価中です。
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・「会計上の見積りの開示に関する会計基準」(企業会計基準第31号 2020年3月31日 企業会計基準委員会)
(1)概要
当年度の財務諸表に計上した金額が会計上の見積りによるもののうち、翌年度の財務諸表に重要な影響を
及ぼ すリスクがある項目における会計上の見積りの内容について、財務諸表利用者の理解に資する情報を開
示することを目的とするものです。
(2)適用予定日
2021年3月期の年度末から適用します。
・「会計方針の開示、会計上の変更及び誤謬の訂正に関する会計基準」(企業会計基準第24号 2020年3月31
日 企業会計基準委員会)
(1)概要
関連する会計基準等の定めが明らかでない場合に、採用した会計処理の原則及び手続きの概要を示すこと
を目 的とするものです。
(2)適用予定日
2021年3月期の年度末から適用します。
(追加情報)
新型コロナウイルス感染症の影響
新型コロナウイルス感染拡大による当社グループの事業への影響につきましては、現在のところ軽微でありま
す。しかしながら、今後の事業に対する影響につきましては、注視していく必要があるものと考えております。
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(連結貸借対照表関係)
※1.非連結子会社及び関連会社に対するものは、次のとおりであります。
前連結会計年度 当連結会計年度
( 2019年3月31日 ) ( 2020年3月31日 )
営業投資有価証券 70,573千円 175,276千円
関係会社株式 199,931千円 155,718千円
※2.たな卸資産の内訳は、次のとおりであります。
前連結会計年度 当連結会計年度
( 2019年3月31日 ) ( 2020年3月31日 )
商品 19,537 千円 17,711 千円
仕掛品 22,115 千円 - 千円
貯蔵品 28,990 千円 20,604 千円
※3.担保に差し入れている資産は、次のとおりであります。
前連結会計年度 当連結会計年度
( 2019年3月31日 ) ( 2020年3月31日 )
- 千円
営業投資有価証券 952,980千円
(連結損益計算書関係)
※1.販売費及び一般管理費のうち主要な費目及び金額は、次のとおりであります。
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2019年3月31日 ) 至 2020年3月31日 )
役員報酬 498,840 千円 393,529 千円
給与手当 1,468,891 千円 1,405,591 千円
のれん償却額 647,484 千円 820,001 千円
※2.固定資産売却損の内容は、次のとおりであります。
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2019年3月31日 ) 至 2020年3月31日 )
-千円
ソフトウエア 7,916千円
-千円
計 7,916千円
※3.固定資産除却損の内容は、次のとおりであります。
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2019年3月31日 ) 至 2020年3月31日 )
32千円
工具、器具及び備品 307千円
348千円
ソフトウエア 58,511千円
655千円
計 58,544千円
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※4.減損損失
当連結会計年度において当社グループは以下の資産グループについて減損損失を計上しました。
セグメント 場所 用途 種類 減損損失(千円)
東京都渋谷区
ゲーム事業 事業用資産 ソフトウエア 99,166
(㈱トライフォート)
東京都渋谷区
ゲーム事業 ― のれん 2,471,541
(㈱トライフォート)
東京都渋谷区
コンテンツ事業 ― のれん 302,412
(㈱アラン・プロダクツ)
当社グループは、減損損失の算定にあたって、管理会計上の区分等をもとに、事業別に資産のグルーピングを行って
おります。
のれんに関しては、連結子会社において株式取得時に想定していた収益が見込めなくなったため、のれんの未償却残
高を減損損失として計上しております。 また、使用していたソフトウエアについても、収益性の低下により投資の回
収が困難と見込まれたため、帳簿価額を備忘価額まで減額し、当該減少額を減損損失として計上しております。
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(連結包括利益計算書関係)
※ その他の包括利益に係る組替調整額及び税効果額
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2019年3月31日 ) 至 2020年3月31日 )
その他有価証券評価差額金
当期発生額 48,171,448千円 △11,742,533千円
△13,576,003千円 △6,807,735千円
組替調整額
税効果調整前
34,595,445千円 △18,550,268千円
△10,586,106千円 5,677,255千円
税効果額
その他有価証券評価差額金 24,009,339千円 △12,873,013千円
繰延ヘッジ損益
当期発生額 ― 42,251千円
― ―千円
組替調整額
税効果調整前
― 42,251千円
― △12,937千円
税効果額
繰延ヘッジ損益 ― 29,314千円
為替換算調整勘定
当期発生額 4,894千円 △3,152千円
△42,194千円 ―千円
組替調整額
税効果調整前
△37,299千円 △3,152千円
10,665千円 ―千円
税効果額
為替換算調整勘定 △26,634千円 △3,152千円
持分法適用会社に対する持分相当額
当期発生額 ― 48,061千円
― ―千円
組替調整額
税効果調整前
― 48,061千円
― △14,716千円
税効果額
持分法適用会社に対する持分相当額 ― 33,345千円
その他の包括利益合計 23,982,704千円 △12,813,506千円
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(連結株主資本等変動計算書関係)
前連結会計年度(自 2018年4月1日 至 2019年3月31日 )
1.発行済株式に関する事項
株式の種類 当連結会計年度期首 増加 減少 当連結会計年度末
普通株式(株) 23,670,945 900 ― 23,671,845
(変動事由の概要)
ストック・オプションの権利行使によるものであります。
2.自己株式に関する事項
株式の種類 当連結会計年度期首 増加 減少 当連結会計年度末
普通株式(株) 673,895 ― 50,900 622,995
(変動事由の概要)
ストック・オプションの権利行使によるものであります。
3.新株予約権等に関する事項
目的となる株式の数(株)
当連結会計
目的となる
社名 内訳 年度末残高
当連結
当連結
株式の種類
増加 減少
(千円)
会計年度期首
会計年度末
ストック・オプション
提出会社 普通株式 ― ― ― ― 180,165
としての新株予約権
合計 ― ― ― ― ― 180,165
4.配当に関する事項
(1) 配当金支払額
配当金の総額
1株当たり配当額
決議 株式の種類 基準日 効力発生日
(円)
(千円)
2018年6月20日
普通株式 45,994 2.0 2018年3月31日 2018年6月21日
定時株主総会
2018年10月31日
普通株式 552,783 24.0 2018年9月30日 2018年12月10日
取締役会
(2) 基準日が当連結会計年度に属する配当のうち、配当の効力発生日が翌連結会計年度となるもの
配当金の総額 1株当たり
決議 株式の種類 配当の原資 基準日 効力発生日
(千円) 配当額(円)
2019年6月21日
普通株式 利益剰余金 852,807 37.0 2019年3月31日 2019年6月24日
定時株主総会
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当連結会計年度(自 2019年4月1日 至 2020年3月31日 )
1.発行済株式に関する事項
株式の種類 当連結会計年度期首 増加 減少 当連結会計年度末
普通株式(株) 23,671,845 ― ― 23,671,845
2.自己株式に関する事項
株式の種類 当連結会計年度期首 増加 減少 当連結会計年度末
普通株式(株) 622,995 700,050 ― 1,323,045
(変動事由の概要)
増加数の内訳は、以下のとおりであります。
自己株式の取得による増加 700,000株
単元未満株式の買取による増加 50株
3.新株予約権等に関する事項
目的となる株式の数(株)
当連結会計
目的となる
社名 内訳 年度末残高
当連結
当連結
株式の種類
増加 減少
(千円)
会計年度期首
会計年度末
ストック・オプション
提出会社 普通株式 ― ― ― ― 218,388
としての新株予約権
合計 ― ― ― ― ― 218,388
4.配当に関する事項
(1) 配当金支払額
配当金の総額
1株当たり配当額
決議 株式の種類 基準日 効力発生日
(円)
(千円)
2019年6月21日
普通株式 852,807 37.0 2019年3月31日 2019年6月24日
定時株主総会
2019年10月31日
普通株式 245,836 11.0 2019年9月30日 2019年12月10日
取締役会
(2) 基準日が当連結会計年度に属する配当のうち、配当の効力発生日が翌連結会計年度となるもの
配当金の総額 1株当たり
決議 株式の種類 配当の原資 基準日 効力発生日
(千円) 配当額(円)
2020年6月18日
普通株式 利益剰余金 44,697 2.0 2020年3月31日 2020年6月19日
定時株主総会
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(連結キャッシュ・フロー計算書関係)
す。
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2019年3月31日 ) 至 2020年3月31日 )
現金及び預金 8,822,421千円 8,381,660千円
現金及び現金同等物 8,822,421千円 8,381,660千円
※2.株式の取得により新たに連結子会社となった会社の資産及び負債の主な内訳
前連結会計年度(自 2018年4月1日 至 2019年3月31日 )
株式会社トライフォート
流動資産 810,518千円
固定資産 356,183千円
のれん 3,295,388千円
流動負債 △556,744千円
固定負債 △182,901千円
△106,763千円
非支配株主持分
新規連結子会社株式の取得価額
3,615,679千円
新規連結子会社の現金及び現金同等物
△437,361千円
差引:連結の範囲の変更を伴う子会社株式の取得による支出 3,178,318千円
株式会社ラップス
流動資産 57,238千円
固定資産 2,116千円
のれん 481,389千円
流動負債 △21,846千円
△10,915千円
固定負債
新規連結子会社株式の取得価額
507,982千円
新規連結子会社の現金及び現金同等物 △34,800千円
差引:連結の範囲の変更を伴う子会社株式の取得による支出 473,182千円
当連結会計年度(自 2019年4月1日 至 2020年3月31日 )
該当事項はありません。
※3.株式の売却により連結子会社でなくなった会社の資産及び負債の主な内訳
前連結会計年度(自 2018年4月1日 至 2019年3月31日 )
該当事項はありません。
当連結会計年度(自 2019年4月1日 至 2020年3月31日 )
株式会社Smarprise
流動資産 196,660千円
固定資産 6,724千円
のれん 31,596千円
流動負債 △210,259千円
固定負債 △243千円
75,520千円
関係会社株式売却益
連結子会社株式の売却価額
100,000千円
連結子会社の現金及び現金同等物 △65,791千円
差引:連結の範囲の変更を伴う子会社株式の売却による収入 34,208千円
株式会社ラップス
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流動資産 65,430千円
固定資産 1,466千円
のれん 385,111千円
流動負債 △77,201千円
固定負債 △8,695千円
△300,775千円
関係会社株式売却損
連結子会社株式の売却価額
65,335千円
連結子会社の現金及び現金同等物 △10,695千円
差引:連結の範囲の変更を伴う子会社株式の売却による収入 54,640千円
コイネージ株式会社
流動資産 415,120千円
固定資産 284,168千円
流動負債 △158,793千円
非支配株主持分 △45,416千円
事業整理損(注) △411,078千円
連結子会社株式の売却価額
84,000千円
連結子会社の現金及び現金同等物 △393,292千円
差引:連結の範囲の変更を伴う子会社株式の売却による支出(△は支出) △309,292千円
(注)コイネージ㈱の連結上の株主資本相当額と、売却により当社が受け取った財産の時価との差
額は、前連結会計年度において「事業整理損」として特別損失に計上しており、当連結会計
年度への影響はありません。
株式会社トライフォート
流動資産 335,252千円
固定資産 118,694千円
流動負債 △305,946千円
△138,000千円
関係会社株式売却損
連結子会社株式の売却価額
10,000千円
連結子会社の現金及び現金同等物 △49,913千円
差引:連結の範囲の変更を伴う子会社株式の売却による支出(△は支出) △39,913千円
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(金融商品関係)
1.金融商品の状況に関する事項
(1) 金融商品に対する取組方針
当社グループは、事業計画に照らして必要な運転資金を主に社債の発行及び銀行借入によって調達しておりま
す。また、一時的な余資は安全性の高い金融資産で運用しております。なお、デリバティブ取引は、後述するリス
クの回避を目的として行い、投機的な取引は行わない方針であります。
(2) 金融商品の内容及びそのリスク
営業債権である売掛金は、顧客の信用リスクに晒されております。また、営業投資有価証券及び投資有価証券の
うち上場株式は市場価格の変動リスクに、外貨建て有価証券は為替の変動リスクに晒されております。
営業債務である買掛金は、概ね1年以内の支払期日であります。また、その一部には、広告枠の仕入に伴う外貨
建てのものがあり、為替の変動リスクに晒されていますが、恒常的に同じ外貨建ての売掛金残高の範囲内にありま
す。
社債及び借入金は、運転資金の調達を目的としたものであり、返済期限は決算日後最長で4年3か月後でありま
す。
デリバティブ取引については、株式取引の範囲内で将来の市場価格の相場変動によるリスク回避を目的として
行っております。なお、ヘッジ会計に関するヘッジ会計の方法、ヘッジ手段とヘッジ対象、ヘッジ方針、ヘッジ有
効性評価については、前述の連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項「4.会計方針に関する事項」に記
載されている「(5) 重要なヘッジ会計の方法」をご覧ください。
(3) 金融商品に係るリスク管理体制
① 信用リスク(取引先の契約不履行等に係るリスク)の管理
当社グループは、債権管理に関する社内規程に従い、営業債権について各事業部門が主要な取引先の状況を定
期的にモニタリングし、取引相手ごとに期日及び残高を管理するとともに、財務状況の悪化等による回収懸念の
早期把握や軽減を図っております。
また、デリバティブ取引については、信用リスクを軽減するために、格付けの高い金融機関に限定して行って
おります。
当期の連結決算日現在における最大信用リスク額は、信用リスクに晒される金融資産の連結貸借対照表価額に
より表されています。
② 市場リスク(為替や金利等の変動リスク)の管理
当社グループは、営業投資有価証券及び投資有価証券のうち、上場株式については、定期的に時価や発行体
(取引先企業)の財務状況等を把握するなどの管理を行っております。
また、デリバティブ取引の執行・管理については、取引権限を定めた社内規程に従い、担当部署が取引執行決
定機関の承認を得て、実需の範囲内で行っております。デリバティブ取引の状況については、定期的に担当役員
に報告しております。
③ 資金調達に係る流動性リスク(支払期日に支払いを実行できなくなるリスク)の管理
当社グループは、当社経営管理本部が適時に資金繰り計画を作成・更新するとともに、手許流動性を十分に確
保することで、流動性リスクを管理しております。
(4) 金融商品の時価等に関する事項についての補足説明
金融商品の時価には、市場価格に基づく価額のほか、市場価格がない場合には合理的に算定された価額が含まれ
ております。当該価額の算定においては変動要因を織り込んでいるため、異なる前提条件等を採用することによ
り、当該価額が変動することもあります。
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2.金融商品の時価等に関する事項
連結貸借対照表計上額、時価及びこれらの差額については、次のとおりであります。なお、時価を把握することが
極めて困難と認められるものは、次表には含まれておりません((注2)を参照ください)。
前連結会計年度( 2019年3月31日 )
連結貸借対照表計上額 時価 差額
(千円) (千円) (千円)
(1) 現金及び預金
8,822,421 8,822,421 ―
(2) 売掛金
1,781,226 1,781,226 ―
(3) 営業投資有価証券
その他有価証券 35,299,006 35,299,006 ―
(4) 投資有価証券
その他有価証券 219 219 ―
資産計 45,902,873 45,902,873 ―
(1) 買掛金
1,414,107 1,414,107 ―
(2) 未払金
388,184 388,184 ―
(3) 未払法人税等
3,946,314 3,946,314 ―
(4) 短期借入金
100,000 100,000 ―
(5) 長期借入金
522,226 520,203 △2,022
負債計 6,370,832 6,368,810 △2,022
当連結会計年度( 2020年3月31日 )
連結貸借対照表計上額 時価 差額
(千円) (千円) (千円)
(1) 現金及び預金
8,381,660 8,381,660 ―
(2) 売掛金
1,693,870 1,693,870 ―
(3) 営業投資有価証券
その他有価証券 16,934,905 16,934,905 ―
(4) 投資有価証券
その他有価証券 98 98 ―
資産計 27,010,534 27,010,534 ―
(1) 買掛金
855,717 855,717 ―
(2) 未払金
300,992 300,992 ―
(3) 未払法人税等
150,418 150,418 ―
(4) 短期借入金
100,000 100,000 ―
(5) 社債
225,000 225,515 515
(6) 長期借入金
249,380 249,639 259
負債計 1,881,508 1,882,283 774
デリバティブ取引(※)
ヘッジ会計が適用されていないもの ― ― ―
ヘッジ会計が適用されているもの 42,251 42,251 ―
デリバティブ取引計 42,251 42,251 ―
(※)デリバティブ取引によって生じた正味の債権・債務は純額で表示しており、合計で正味の債務となる項目
については、( )で示しております。
(注1)金融商品の時価の算定方法並びに有価証券に関する事項
資 産
(1) 現金及び預金、(2) 売掛金
これらは短期間で決済されるため、時価は帳簿価額にほぼ等しいことから、当該帳簿価額によっておりま
す。
(3) 営業投資有価証券、(4) 投資有価証券
取引所の価格により株式の時価を算定しております。
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負 債
(1) 買掛金、(2) 未払金、(3) 未払法人税等、(4) 短期借入金
これらは短期間で決済されるため、時価は帳簿価額にほぼ等しいことから、当該帳簿価額によっておりま
す。
(5) 社債(1年内償還予定の社債を含む)、(6) 長期借入金(1年内返済予定の長期借入金を含む)
元利金の合計額を、新規に同様の借入を行った場合に想定される利率で割り引いた現在価値により時価を
算定しております。
デリバティブ取引
取引金融機関から提示された価格等により時価を算定しております。
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(注2)時価を把握することが極めて困難と認められる金融商品の連結貸借対照表計上額
(単位:千円)
2019年3月31日 2020年3月31日
敷金及び保証金 513,473 332,567
その他有価証券
営業投資有価証券に属するもの
非上場株式 2,193,095 2,280,086
非上場新株予約権 20,000 22,745
投資事業有限責任組合及びそれに類する組合への出資 1,678,507 1,754,481
投資有価証券に属するもの
非上場株式 80,559 57,959
債券 40,520 0
合計 4,526,155 4,447,839
これらについては、市場価格がなく、かつ将来キャッシュ・フローを見積ることなどができず、時価を把握
することが極めて困難と認められることから、時価開示の対象には含めておりません。
(注3)金銭債権の連結決算日後の償還予定額
前連結会計年度( 2019年3月31日 )
1年以内
(千円)
現金及び預金 8,822,421
売掛金 1,781,226
合計 10,603,647
当連結会計年度( 2020年3月31日 )
1年以内
(千円)
現金及び預金 8,381,660
売掛金 1,693,870
合計 10,075,530
(注4)長期借入金及びその他の有利子負債の連結決算日後の返済予定額
前連結会計年度( 2019年3月31日 )
1年超 2年超 4年超 5年超
3年超
1年以内
2年以内 3年以内 4年以内 5年以内 6年以内
(千円)
(千円)
(千円) (千円) (千円) (千円)
短期借入金 100,000 ― ― ― ― ―
長期借入金 187,468 142,358 73,260 68,480 49,180 1,480
合計 287,468 142,358 73,260 68,480 49,180 1,480
当連結会計年度( 2020年3月31日 )
1年超 2年超 4年超
3年超
1年以内
2年以内 3年以内 4年以内 5年以内
(千円)
(千円)
(千円) (千円) (千円)
短期借入金 100,000 ― ― ― ―
社債 50,000 50,000 50,000 50,000 25,000
長期借入金 71,040 71,040 64,570 42,730 ―
合計 221,040 121,040 114,570 92,730 25,000
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(有価証券関係)
1.その他有価証券
前連結会計年度( 2019年3月31日 )
取得原価 差額
連結貸借対照表計上額
区分
(千円)
(千円) (千円)
連結貸借対照表計上額が
取得原価を超えるもの
営業投資有価証券に属するもの
株式 35,299,006 223,439 35,075,566
投資有価証券に属するもの
株式 34,000 32,742 1,258
債券 40,520 39,029 1,491
小計 35,373,526 295,210 35,078,315
連結貸借対照表計上額が
取得原価を超えないもの
営業投資有価証券に属するもの
株式 2,193,095 2,283,345 △90,249
その他 1,698,507 1,698,507 ―
投資有価証券に属するもの
株式 46,778 46,778 ―
小計 3,938,381 4,028,631 △90,249
合計 39,311,908 4,323,842 34,988,065
当連結会計年度( 2020年3月31日 )
取得原価 差額
連結貸借対照表計上額
区分
(千円)
(千円) (千円)
連結貸借対照表計上額が
取得原価を超えるもの
営業投資有価証券に属するもの
株式 16,934,905 284,874 16,650,031
投資有価証券に属するもの
株式 98 35 62
小計 16,935,003 284,909 16,650,093
連結貸借対照表計上額が
取得原価を超えないもの
営業投資有価証券に属するもの
株式 2,280,086 2,364,806 △84,720
その他 1,777,226 1,796,730 △19,503
投資有価証券に属するもの
株式 57,959 59,829 △1,869
債券 0 39,029 △39,029
小計 4,115,272 4,260,396 △145,123
合計 21,050,276 4,545,306 16,504,970
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2.連結会計年度中に売却したその他有価証券
前連結会計年度(自 2018年4月1日 至 2019年3月31日 )
売却額 売却益の合計額 売却損の合計額
区分
(千円) (千円) (千円)
営業投資有価証券に属するもの
株式 13,639,854 13,540,265 1,147
投資有価証券に属するもの
株式 72,236 ― ―
合計 13,712,090 13,540,265 1,147
当連結会計年度(自 2019年4月1日 至 2020年3月31日 )
売却額 売却益の合計額 売却損の合計額
区分
(千円) (千円) (千円)
営業投資有価証券に属するもの
株式 6,952,687 6,735,559 △15,003
投資有価証券に属するもの
株式 ― ― ―
合計 6,952,687 6,735,559 △15,003
3.保有目的を変更した有価証券
前連結会計年度(自 2018年4月1日 至 2019年3月31日 )
重要な保有目的の変更はありません。
当連結会計年度(自 2019年4月1日 至 2020年3月31日 )
重要な保有目的の変更はありません。
4.減損処理を行った有価証券
前連結会計年度において、投資有価証券106,291千円(その他有価証券の株式106,291千円)の減損処理を行って
おります。
当連結会計年度において、投資有価証券58,685千円(その他有価証券の株式19,655千円及び債券39,029千円)の
減損処理を行っております。
(デリバティブ取引関係)
1. ヘッジ会計が適用されていないデリバティブ取引
該当事項はありません。
2. ヘッジ会計が適用されているデリバティブ取引
前連結会計年度(2019年3月31日)
該当事項はありません。
当連結会計年度(2020年3月31日)
ヘッジ会計 契約額等 契約額等のうち 時価
取引の種類 主な ヘッジ対象
の方法 (千円) 1年超(千円) (千円)
株式先渡取引
原則的 その他有価証券
1,845,731 42,251
―
売建
処理方法 (株式)
買建
― ― ―
合計 42,251
― ―
(注)時価の算定方法
取引先金融機関等から提示された価格等に基づき算定しております。
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(ストック・オプション等関係)
1.ストック・オプションにかかる費用計上額及び科目名
前連結会計年度 当連結会計年度
販売費及び一般管理費の
56,895千円 35,204千円
株式報酬費用
2.権利不行使による失効により利益として計上した金額
前連結会計年度 当連結会計年度
新株予約権戻入益 8,299千円 1,818千円
3.ストック・オプションの内容、規模及びその変動状況
(1) ストック・オプションの内容
回次 第19回新株予約権 第20回新株予約権 第21回新株予約権 第22回新株予約権
当社取締役5名 当社取締役4名
当社子会社取締役3名
付与対象者の 当社取締役5名
当社従業員2名 当社従業員6名
区分及び人数 当社従業員2名
当社子会社従業員2名
当社子会社取締役2名 当社子会社取締役2名
株式の種類別
のストック・
普通株式 50,000株 普通株式 130,000株 普通株式 96,000株 普通株式 180,000株
オプションの
数 (注)1
付与日 2016年4月19日 2016年8月19日 2017年4月21日 2019年2月8日
付与日(2016年4月19
付与日(2016年8月19 付与日(2017年4月21 付与日(2019年1月31
日)以降、権利確定日
日)以降、権利確定日 日)以降、権利確定日 日)から権利確定日
(2018年4月5日)ま
権利確定条件 (2018年7月29日)ま (2019年3月31日)ま (2022年1月25日)ま
で継続して勤務してい
で継続して勤務してい で継続して勤務してい で継続して勤務してい
ること。 (注)2
ること。 ること。 ること。
2016年4月19日から 2016年8月19日から 2018年4月21日から 2019年2月8日から
対象勤務期間
2018年4月5日まで 2018年7月29日まで 2019年3月31日まで 2022年1月25日まで
2018年4月5日から 2018年7月29日から 2019年3月31日から 2022年1月25日から
権利行使期間
2023年3月31日まで 2026年7月27日まで 2022年3月31日まで 2025年1月24日まで
(注)1. 株式数に換算して記載しております。
2. 本新株予約権は、キラメックス㈱の2017年3月期乃至2019年3月期のいずれかの期の売上高において、下
記の各号に掲げる条件を充たしている場合に、当該各号に掲げる割合が権利行使可能となります。
(1) 売上高が3億円を超過している場合、付与された新株予約権の3分の1
(2) 売上高が5億円を超過している場合、付与された新株予約権の3分の2
(3) 売上高が10億円を超過している場合、付与された新株予約権の全部
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(2) ストック・オプションの規模及びその変動状況
当連結会計年度(2020年3月期)において存在したストック・オプションを対象とし、ストック・オプションの
数については、株式数に換算して記載しております。
① ストック・オプションの数
第19回 第20回 第21回 第22回
回次
新株予約権 新株予約権 新株予約権 新株予約権
権利確定前 (株)
前連結会計年度末 ― ― ― 180,000
付与 ― ― ― ―
失効 ― ― ― 10,000
権利確定 ― ― ― ―
未確定残 ― ― ― 170,000
権利確定後 (株)
前連結会計年度末 27,400 113,800 96,000 ―
権利確定 ― ― ― ―
権利行使 ― ― ― ―
失効 11,500 ― ― ―
未行使残 15,900 113,800 96,000 ―
② 単価情報
第19回 第20回 第21回 第22回
新株予約権 新株予約権 新株予約権 新株予約権
権利行使価格
(円) 1,549 1,422 2,424 1,630
行使時平均株価 (円) ― ― ― ―
付与日における公正な
(円) 936 867 670 595
評価単価
4.ストック・オプションの権利確定数の見積方法
基本的には、将来の失効数の合理的な見積もりは困難であるため、実績の失効数のみ反映させる方法を採用してい
ます。
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(追加情報)
(従業員等に対して権利確定条件付き有償新株予約権を付与する取引に関する取扱いの適用)
「従業員等に対して権利確定条件付き有償新株予約権を付与する取引に関する取扱い」(実務対応報告第36号 2018
年1月12日。以下、「実務対応報告第36号」という。)の適用日より前に従業員等に対して権利確定条件付き有償新
株予約権を付与した取引については、実務対応報告第36号第10項(3)に基づいて、従来採用していた会計処理を継続し
ております。
1.権利確定条件付き有償新株予約権の概要
(1) 権利確定条件付き有償新株予約権の内容
回次 第18回有償新株予約権
当社取締役4名
付与対象者の区分及び人数
当社従業員14名
株式の種類別のストック・オプ
普通株式 170,000株
ションの数
付与日 2014年8月15日
付与日(2014年8月15日)
以降、権利確定日(2017年
権利確定条件
7月1日)まで継続して勤
務していること。 (注)
2014年8月15日から
対象勤務期間
2017年7月1日まで
2017年7月1日から
権利行使期間
2020年6月30日まで
(注) 本新株予約権は、2015年3月期乃至2017年3月期のいずれかの期の連結営業利益において下記の各号に掲げ
る条件を充たしている場合に、当該各号に掲げる割合が権利行使可能となります。
(1) 営業利益10億円を超過している場合、付与された新株予約権の3分の1
(2) 営業利益20億円を超過している場合、付与された新株予約権の3分の2
(3) 営業利益30億円を超過している場合、付与された新株予約権の全部
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(2) 権利確定条件付き有償新株予約権の規模及びその変動状況
当連結会計年度(2020年3月期)において存在したストック・オプションを対象とし、ストック・オプションの
数については、株式数に換算して記載しております。
① ストック・オプションの数
第18回
有償新株予約権
権利確定前 (株)
前連結会計年度末 ―
付与 ―
失効 ―
権利確定 ―
未確定残 ―
権利確定後 (株)
前連結会計年度末 39,500
権利確定 ―
権利行使 ―
失効 ―
未行使残 39,500
② 単価情報
第18回
新株予約権
権利行使価格 (円) 2,152
行使時平均株価 (円) ―
2.採用している会計処理の概要
新株予約権を発行したときは、その発行に伴う払込金額を、純資産の部に新株予約権として計上しております。新
株予約権が行使され、新株を発行するときは、当該新株予約権の発行に伴う払込金額と新株予約権の行使に伴う払込
金額を、資本金及び資本準備金に振り替えます。
なお、新株予約権が失効したときは、当該失効に対応する額を失効が確定した会計期間の利益として処理しており
ます。
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(税効果会計関係)
1.繰延税金資産及び繰延税金負債の発生の主な原因別の内訳
前連結会計年度 当連結会計年度
( 2019年3月31日 ) ( 2020年3月31日 )
繰延税金資産
税務上の繰越欠損金(注2) 739,637千円 544,621千円
未払事業税 196,798千円 13,314千円
減価償却費
499,871千円 313,550千円
営業投資有価証券
104,444千円 143,457千円
投資有価証券
19,367千円 31,318千円
関係会社株式
264,158千円 57,724千円
80,520千円 144,408千円
その他
繰延税金資産小計
1,904,799千円 1,248,395千円
税務上の繰越欠損金に係る
△739,637千円 △156,714千円
評価性引当額(注2)
将来減算一時差異等の
△481,540千円 △363,840千円
合計額に係る評価性引当額
評価性引当額小計(注1) △1,221,178千円 △520,555千円
繰延税金資産合計
683,621千円 727,840千円
繰延税金負債
その他有価証券評価差額金
△10,814,797千円 △5,165,194千円
その他 △972千円 △29,173千円
繰延税金負債合計 △10,815,769千円 △5,194,367千円
繰延税金資産純額
△10,132,148千円 △4,466,527千円
(注) 1.評価性引当額が700,622千円減少しております。この減少の主な内容は、組織再編による連結除外に
伴い、㈱トライフォートの税務上の繰越欠損金に係る評価性引当額351,176千円及び減価償却費に係
る評価性引当額75,983千円が減少したこと、並びにコイネージ㈱の税務上の繰越欠損金に係る評価性
引当額126,252千円及び減価償却費に係る評価性引当額83,324千円が減少したことによるものであり
ます。
2.税務上の繰越欠損金及びその繰延税金資産の繰越期間別の金額
前連結会計年度( 2019年3月31日 )
1年超 3年超 4年超
2年超
1年以内 5年超 合計
2年以内 4年以内 5年以内
3年以内
(千円) (千円) (千円)
(千円)
(千円) (千円) (千円)
税務上の繰越欠損金(a) ― ― ― 7,405 13,948 718,283 739,637
評価性引当額 ― ― ― △7,405 △13,948 △718,283 △739,637
繰延税金資産 ― ― ― ― ― ― ―
(a)税務上の繰越欠損金は、法定実効税率を乗じた額であります。
当連結会計年度( 2020年3月31日 )
1年超 3年超 4年超
2年超
1年以内 5年超 合計
2年以内 3年以内 4年以内 5年以内
(千円) (千円) (千円)
(千円)
(千円) (千円) (千円)
税務上の繰越欠損金(b) ― ― 7,405 13,948 40,625 482,641 544,621
評価性引当額 ― ― △7,405 △13,948 △40,625 △94,734 △156,714
繰延税金資産 ― ― ― ― ― 387,906 (c)387,906
(b)税務上の繰越欠損金は、法定実効税率を乗じた額であります。
(c)税務上の繰越欠損金544,621千円(法定実効税率を乗じた額)について、繰延税金資産387,906千円を計上しており
ます。当該繰延税金資産は、当社における税務上の繰越欠損金の残高544,621千円(法定実効税率を乗じた額)の一部
について認識したものであります。当該繰延税金資産を計上した税務上の繰越欠損金については、将来の課税所得の見
込みにより、回収可能と判断し評価性引当額を認識しておりません 。
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2.法定実効税率と税効果会計適用後の法人税等の負担率との間に重要な差異があるときの、当該差異の原因となった
主要な項目別の内訳
前連結会計年度 当連結会計年度
( 2019年3月31日 ) ( 2020年3月31日 )
法定実効税率 30.62% 30.62%
(調整)
交際費等永久に損金に算入
0.59% 1.54%
されない項目
住民税均等割 0.05% 0.44%
連結固有の一時差異 △2.58% △47.24%
持分法投資利益
0.03% △0.78%
のれん償却額
1.92% 70.61%
子会社の税率差異
0.19% △0.03%
評価性引当額の増減
3.55% △43.98%
0.10% △0.76%
その他
税効果会計適用後の
34.46% 10.42%
法人税等の負担率
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(企業結合等関係)
共通支配下の取引等
㈱ブリューアス(新設分割及び株式譲渡)
当社は、2020年1月22日開催の取締役会において、連結子会社である㈱トライフォートが運営するアプリ受託
開発事業を、会社分割により新設会社である㈱ブリューアスに承継させるとともに、㈱トライフォートから㈱ブ
リューアスの全株式を取得することを決議し、同年2月28日付で株式譲渡契約を締結いたしました。
1.取引の概要
(1) 新設分割
① 結合当事企業の名称及び事業内容
結合当事企業の名称 ㈱ブリューアス(新設会社)
スマートフォン向けアプリ、ウェブサービスその他の開発、保守、運
事業の内容
用 等の受託事業
② 企業結合日
2020年2月28日
③ 企業結合の法的形式
㈱トライフォートを分割会社、㈱ブリューアスを承継会社とする会社分割(新設分割)
④ 結合後企業の名称
㈱ブリューアス
(2) 株式譲渡
① 結合当事企業の名称及び事業内容
結合当事企業の名称 ㈱ブリューアス(当社の連結子会社)
スマートフォン向けアプリ、ウェブサービスその他の開発、保守、運
事業の内容
用 等の受託事業
② 株式譲渡日
2020年2月28日
③ 企業結合の法的形式
受取対価を現金等の財産のみとする株式譲渡
(連結子会社である㈱トライフォートが保有する全株式を当社へ譲渡)
2.実施した会計処理の概要
「企業結合に関する会計基準」及び「事業分離等に関する会計基準」並びに「企業結合会計基準及び事業分
離等会計基準に関する適用指針」に基づき、共通支配下の取引として処理しております。
事業分離
1.コイネージ㈱(株式譲渡)
当社は、2019年4月25日開催の取締役会において、コイネージ㈱に関し当社が保有する全株式を譲渡すること
を決議し、2019年4月26日付で譲渡いたしました。
(1) 株式譲渡の概要
① 譲渡した子会社の名称
コイネージ㈱
② 譲渡した子会社の事業内容
仮想通貨取引関連事業
③ 譲渡先企業の名称
コイネージ投資㈱
④ 株式譲渡を行った主な理由
事業環境の変化を踏まえて、仮想通貨取引関連事業への参入準備の中止を決定したため、全株式を譲
渡することといたしました。
⑤ 株式譲渡日
2019年4月26日
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⑥ 法的形式を含むその他取引の概要に関する事項
受取対価を現金等の財産のみとする株式譲渡
(2) 実施した会計処理の概要
① 譲渡損益の金額
事業整理損 411,078 千円
② 譲渡した事業に係る資産及び負債の適正な帳簿価額並びにその主な内訳
流動資産 415,120 千円
284,168 千円
固定資産
資産合計
699,289 千円
158,793 千円
流動負債
負債合計
158,793 千円
③ 会計処理
コイネージ㈱の連結上の株主資本相当額と、売却により当社が受け取った財産の時価との差額は、前
連結会計年度において「事業整理損」として特別損失に計上しており、当連結会計年度への影響はあり
ません。
(3) 譲渡した事業が含まれていた報告セグメント
その他事業
(4) 当連結会計年度の連結損益計算書に計上されている譲渡した事業に係る損益の金額
当連結会計年度の連結損益計算書に、譲渡した事業に係る損益は計上されておりません。
2.㈱Smarprise(株式譲渡)
当社は、2019年12月16日開催の取締役会において、連結子会社である㈱Smarpriseの全株式を㈱ゲームエイトへ
譲渡することを決議し、同日付で譲渡いたしました。
(1) 株式譲渡の概要
① 譲渡した子会社の名称
㈱Smarprise
② 譲渡した子会社の事業内容
メディア事業、広告代理事業、エンターテイメント事業
③ 譲渡先企業の名称
㈱ゲームエイト
④ 株式譲渡を行った主な理由
ゲーム等外部環境の変化もあり、㈱Smarprise経営陣との協議の結果、より事業シナジーの高い企業の
もとで事業成長を目指すことが最善の選択肢であるとの結論に至り、全株式を譲渡することといたしま
した。
⑤ 株式譲渡日
2019年12月16日
⑥ 法的形式を含むその他取引の概要に関する事項
受取対価を現金等の財産のみとする株式譲渡
(2) 実施した会計処理の概要
① 譲渡損益の金額
関係会社株式売却益 75,520 千円
② 譲渡した事業に係る資産及び負債の適正な帳簿価額並びにその主な内訳
流動資産 196,660 千円
6,724 千円
固定資産
資産合計
203,384 千円
流動負債 210,259 千円
243 千円
固定負債
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負債合計
210,502 千円
③ 会計処理
㈱Smarpriseの連結上の株主資本相当額と、売却により当社が受け取った財産の時価との差額は、「関
係会社株式売却益」として特別利益に計上しております。
(3) 譲渡した事業が含まれていた報告セグメント
コンテンツ事業
(4) 当連結会計年度の連結損益計算書に計上されている譲渡した事業に係る損益の金額
売上高 1,478,922 千円
営業損失 59,650 千円
3.㈱ラップス(株式譲渡)
当社は、2019年12月26日開催の取締役会において、連結子会社である㈱アラン・プロダクツが保有する㈱ラッ
プスの全株式を同社代表取締役である和田崎達也氏に譲渡することを決議し、同日付で譲渡いたしました。
(1) 株式譲渡の概要
① 譲渡した子会社の名称
㈱ラップス
② 譲渡した子会社の事業内容
インターネットサービスの企画、開発、運用
③ 譲渡先の名称
和田崎 達也
④ 株式譲渡を行った主な理由
㈱ラップスの親会社である㈱アラン・プロダクツの解散を受け、㈱ラップス経営陣との協議の結果、
全株式を譲渡することといたしました。
⑤ 株式譲渡日
2019年12月26日
⑥ 法的形式を含むその他取引の概要に関する事項
受取対価を現金等の財産のみとする株式譲渡
(2) 実施した会計処理の概要
① 譲渡損益の金額
関係会社株式売却損 300,775 千円
② 譲渡した事業に係る資産及び負債の適正な帳簿価額並びにその主な内訳
流動資産 65,430 千円
1,466 千円
固定資産
資産合計
66,896 千円
流動負債 77,201 千円
8,695 千円
固定負債
負債合計
85,896 千円
③ 会計処理
㈱ラップスの連結上の株主資本相当額と、売却により当社が受け取った財産の時価との差額は、「関
係会社株式売却損」として特別損失に計上しております。
(3) 譲渡した事業が含まれていた報告セグメント
コンテンツ事業
(4) 当連結会計年度の連結損益計算書に計上されている譲渡した事業に係る損益の金額
売上高 166,043 千円
営業損失 66,914 千円
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4.㈱トライフォート (株式譲渡)
当社は、2020年1月22日開催の取締役会決議に基づき連結子会社である㈱トライフォートの全株式を、2020年2月
28日付で同社代表取締役である大竹慎太郎氏に譲渡いたしました。
(1) 株式譲渡の概要
① 譲渡した子会社の名称
㈱トライフォート
② 譲渡した子会社の事業内容
スマートフォン向けアプリ、ウェブサービスの開発・運営事業
③ 譲渡先の名称
大竹 慎太郎
④ 株式譲渡を行った主な理由
当社グループ入り以降にリリースした新規ゲームタイトルの不振が続き、当初の目的が達成困難に
なったため、事業ポートフォリオ整理の一環として今後の収益貢献が期待できるアプリ受託開発事業を
新設分割により分社化(㈱ブリューアス)し、当社が㈱トライフォートより新設会社の全株式を譲り受
けた上で、当社が保有する㈱トライフォートの全株式を譲渡することといたしました。
⑤ 株式譲渡日
2020年2月28日
⑥ 法的形式を含むその他取引の概要に関する事項
受取対価を現金等の財産のみとする株式譲渡
(2) 実施した会計処理の概要
① 譲渡損益の金額
関係会社株式売却損 138,000 千円
② 譲渡した事業に係る資産及び負債の適正な帳簿価額並びにその主な内訳
流動資産 335,252 千円
118,694 千円
固定資産
資産合計
453,946 千円
305,946 千円
流動負債
負債合計
305,946 千円
③ 会計処理
㈱トライフォートの連結上の株主資本相当額と、売却により当社が受け取った財産の時価との差額
は、「関係会社株式売却損」として特別損失に計上しております。
(3) 譲渡した事業が含まれていた報告セグメント
ゲーム事業
(4) 当連結会計年度の連結損益計算書に計上されている譲渡した事業に係る損益の金額
売上高 1,045,223 千円
営業損失 111,621 千円
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(資産除去債務関係)
1.資産除去債務のうち連結貸借対照表に計上しているもの
該当事項はありません。
2.連結貸借対照表に計上しているもの以外の資産除去債務
当社グループは、建物賃貸借契約に基づき使用する建物等において、退去時における原状回復に係る債務を有して
おります。但し、移転等が予定されていないものにつきましては、当該債務に関する資産の使用期間が明確でなく、
資産除去債務を合理的に見積もることができないため、当該債務に見合う資産除去債務を計上しておりません。
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(セグメント情報等)
【セグメント情報】
1.報告セグメントの概要
(1)報告セグメントの決定方法
当社の報告セグメントは、当社の構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、取締役会が、経営資源
の配分の決定及び業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているものであります。
当社グループの報告セグメントは「アドテクノロジー事業」「ゲーム事業」「コンテンツ事業」「インベストメ
ント事業」から構成されており、各セグメントに属する事業の種類は以下のとおりであります。
(2)各報告セグメントに属する製品及びサービスの種類
① アドテクノロジー事業
広告主・広告代理店向け広告配信プラットフォーム及びメディア向け広告管理プラットフォームの企画・開
発・運営
② ゲーム事業
スマートフォン向けゲームアプリの企画・開発・運営等
③ コンテンツ事業
スマートフォン向けアプリやウェブサービス、デジタルコンテンツ等の企画・制作・運営、プログラミング教
育事業、スポーツマーケティング事業等
④ インベストメント事業
ベンチャー企業への投資、ファンド運営等
2.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産その他の項目の金額の算定方法
報告されている事業セグメントの会計処理の方法は、連結財務諸表作成において採用している会計処理の方法と
概ね同一であります。
また、報告セグメントの利益は、営業利益ベースの数値であります。
セグメント間の内部売上高又は振替高は、第三者間取引価格に基づいております。
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3.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産その他の項目の金額に関する情報
前連結会計年度(自 2018年4月1日 至 2019年3月31日 ) (単位:千円)
報告セグメント
連結財務諸表
その他 調整額
合計
計上額
アドテクノ コンテンツ インベスト
(注)1 (注)2
ゲーム事業
(注)3
ロジー事業 事業 メント事業
売上高
外部顧客への
6,412,930 2,645,236 4,635,516 13,886,888 ― 27,580,572 ― 27,580,572
売上高
セグメント間の
内部売上高 15,066 8,077 58,473 ― ― 81,618 △ 81,618 ―
又は振替高
計 6,427,997 2,653,314 4,693,989 13,886,888 ― 27,662,190 △ 81,618 27,580,572
セグメント利益
48,083 △ 629,271 △ 328,821 13,487,988 △ 285,621 12,292,357 △ 1,208,060 11,084,297
又は損失(△)
セグメント資産 1,793,842 4,238,732 4,231,501 40,087,587 427,165 50,778,830 6,451,282 57,230,112
その他の項目
減価償却費 82,420 61,770 37,873 ― 2,375 184,438 42,976 227,415
のれんの償却額 ― 329,538 317,945 ― ― 647,484 ― 647,484
のれんの
― 2,965,849 1,159,695 ― ― 4,125,545 4,125,545
―
未償却残高
持分法適用会社
― ― ― 70,573 199,931 270,505 ― 270,505
への投資額
有形固定資産及び
無形固定資産の 144,405 3,318,282 583,531 ― 279,266 4,325,486 251,052 4,576,538
増加額
(注) 1.「その他」 の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであります。
2.調整額は次のとおりであります。
(1) セグメント利益又は損失の調整額△1,208,060千円は、全額各報告セグメントに配分していない全社費用
であり、その主なものは、当社の管理部門等に係る費用であります。
(2) セグメント資産の調整額6,451,282千円は、主として、当社での余資運用資金、管理部門等に係る資産で
あります。
3.セグメント利益又は損失は、連結財務諸表の営業利益と調整を行っております。
当連結会計年度(自 2019年4月1日 至 2020年3月31日 ) (単位:千円)
報告セグメント
連結財務諸表
調整額
合計
計上額
アドテクノ コンテンツ インベスト
(注)1
ゲーム事業
(注)2
ロジー事業 事業 メント事業
売上高
外部顧客への
6,274,529 2,529,475 5,032,037 7,075,529 20,911,573 ― 20,911,573
売上高
セグメント間の
内部売上高 32,770 211 19,282 ― 52,264 △ 52,264 ―
又は振替高
計 6,307,300 2,529,687 5,051,320 7,075,529 20,963,837 △ 52,264 20,911,573
セグメント利益
599,196 △ 630,284 △ 404,712 6,549,591 6,113,791 △ 1,012,744 5,101,046
又は損失(△)
セグメント資産 1,583,360 1,036,724 1,928,738 21,306,377 25,855,201 7,737,045 33,592,246
その他の項目
減価償却費 96,935 35,746 29,408 ― 162,090 53,984 216,075
のれんの償却額 ― 494,308 325,693 ― 820,001 ― 820,001
のれんの
― ― 114,881 ― 114,881 ― 114,881
未償却残高
持分法適用会社
― ― ― 175,276 175,276 155,718 330,994
への投資額
有形固定資産及び
無形固定資産の 120,923 2,341 60,080 ― 183,345 9,520 192,865
増加額
(注) 1 .調整額は次のとおりであります。
(1) セグメント利益又は損失の調整額△1,012,744千円は、全額各報告セグメントに配分していない全社費用
であり、その主なものは、当社の管理部門等に係る費用であります。
(2) セグメント資産の調整額7,737,045千円は、主として、当社での余資運用資金、管理部門等に係る資産で
あります。
2.セグメント利益又は損失は、連結財務諸表の営業利益と調整を行っております。
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【関連情報】
前連結会計年度(自 2018年4月1日 至 2019年3月31日 )
1. 製品及びサービスごとの情報
セグメント情報に同様の情報を開示しているため、記載を省略しております。
2. 地域ごとの情報
(1) 売上高
(単位:千円)
日本 北米 アジア その他 合計
25,073,119 1,589,693 690,207 227,551 27,580,572
(注) 売上高は顧客の所在地を基礎とし、国又は地域に分類しております。
(2) 有形固定資産
本邦に所在している有形固定資産の金額が連結貸借対照表の有形固定資産の金額の90%を超えるため、記載を
省略しております。
3. 主要な顧客ごとの情報 (単位:千円)
顧客の名称又は氏名 売上高 関連するセグメント名
大和証券㈱
13,638,804 インベストメント事業
(株式売却収入)
当連結会計年度(自 2019年4月1日 至 2020年3月31日 )
1. 製品及びサービスごとの情報
セグメント情報に同様の情報を開示しているため、記載を省略しております。
2. 地域ごとの情報
(1) 売上高
(単位:千円)
日本 北米 アジア その他 合計
18,966,868 1,232,651 669,474 42,579 20,911,573
(注) 売上高は顧客の所在地を基礎とし、国又は地域に分類しております。
(2) 有形固定資産
本邦に所在している有形固定資産の金額が連結貸借対照表の有形固定資産の金額の90%を超えるため、記載を
省略しております。
3. 主要な顧客ごとの情報 (単位:千円)
顧客の名称又は氏名 売上高 関連するセグメント名
大和証券㈱
5,649,904 インベストメント事業
(株式売却収入)
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【報告セグメントごとの固定資産の減損損失に関する情報】
前連結会計年度(自 2018年4月1日 至 2019年3月31日)
該当事項はありません。
当連結会計年度(自 2019年4月1日 至 2020年3月31日)
(単位:千円)
報告セグメント
その他 全社・消去 合計
コンテンツ インベスト
アドテクノ
ゲーム事業 計
ロジー事業 事業 メント事業
減損損失 ― 2,570,708 302,412 ― 2,873,120 ― ― 2,873,120
【報告セグメントごとののれんの償却額及び未償却残高に関する情報】
前連結会計年度(自 2018年4月1日 至 2019年3月31日 )
(単位:千円)
報告セグメント
その他 全社・消去 合計
アドテクノ コンテンツ インベスト
ゲーム事業 計
ロジー事業
事業 メント事業
当期償却額 ― 329,538 317,945 ― 647,484 ― ― 647,484
当期末残高 ― 2,965,849 1,159,695 ― 4,125,545 ― ― 4,125,545
当連結会計年度(自 2019年4月1日 至 2020年3月31日 )
(単位:千円)
報告セグメント
全社・消去 合計
コンテンツ インベスト
アドテクノ
ゲーム事業 計
ロジー事業
事業 メント事業
当期償却額 ― 494,308 325,693 ― 820,001 ― 820,001
当期末残高 ― ― 114,881 ― 114,881 ― 114,881
(注)1.「ゲーム事業」において、㈱トライフォートの組織再編に伴いのれんの減損損失2,471,541千円 を計上してお
ります。また、「コンテンツ事業」において、㈱アラン・プロダクツの解散に伴い のれんの減損損失 302,412
千円を計上しております。
2.「コンテンツ事業」において、㈱Smarprise及び㈱ラップスの株式譲渡により、のれんの金額が416,708千円
減少しております。
【報告セグメントごとの負ののれん発生益に関する情報】
該当事項はありません。
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【関連当事者情報】
1.関連当事者との取引
(1) 連結財務諸表提出会社と関連当事者との取引
連結財務諸表提出会社の親会社及び主要株主(会社等の場合に限る。)等
前連結会計年度(自 2018年4月1日 至 2019年3月31日 )
重要性が乏しいため、記載を省略しております。
当連結会計年度(自 2019年4月1日 至 2020年3月31日 )
重要性が乏しいため、記載を省略しております。
(2) 連結財務諸表提出会社の連結子会社と関連当事者との取引
連結財務諸表提出会社の親会社及び主要株主(会社等の場合に限る。)等
前連結会計年度(自 2018年4月1日 至 2019年3月31日 )
重要性が乏しいため、記載を省略しております。
当連結会計年度(自 2019年4月1日 至 2020年3月31日 )
重要性が乏しいため、記載を省略しております。
2. 親会社又は重要な関連会社に関する注記
(1) 親会社情報
デジタル・アドバタイジング・コンソーシアム株式会社(非上場)
D.A.コンソーシアムホールディングス株式会社(非上場)
株式会社博報堂DYホールディングス(東京証券取引所に上場)
(2) 重要な関連会社の要約財務情報
重要性が乏しいため、記載を省略しております。
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(1株当たり情報)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2019年3月31日 ) 至 2020年3月31日 )
1株当たり純資産額 1,729.70円 1,177.41円
1株当たり当期純利益金額 304.30円 62.45円
潜在株式調整後
303.16円 ―円
1株当たり当期純利益金額
(注) 1. 1株当たり当期純利益金額及び潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額の算定上の基礎は、以下のとお
りであります。
前連結会計年度 当連結会計年度
項 目 (自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2019年3月31日 ) 至 2020年3月31日 )
1株当たり当期純利益金額
親会社株主に帰属する当期純利益(千円) 7,008,494 1,403,861
普通株主に帰属しない金額(千円) ― ―
普通株式に係る親会社株主に帰属する
7,008,494 1,403,861
当期純利益(千円)
普通株式の期中平均株式数(株) 23,031,308 22,479,764
潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額
親会社株主に帰属する当期純利益調整額(千円) ― ―
普通株式増加数(株) 87,008 ―
( ― )
(うち新株予約権(株)) (87,008)
希薄化効果を有しないため、潜在株式調整後1株当たり
― ―
当期純利益金額の算定に含めなかった潜在株式の概要
2. 1株当たり純資産額の算定上の基礎は、以下のとおりであります。
前連結会計年度末 当連結会計年度末
項 目
( 2019年3月31日 ) ( 2020年3月31日 )
純資産の部の合計額(千円) 40,100,675 26,532,112
純資産の部の合計額から控除する金額(千円) 233,125 218,388
(うち新株予約権(千円)) (180,165) (218,388)
( ― )
(うち非支配株主持分(千円)) (52,959)
普通株式に係る期末の純資産額(千円) 39,867,550 26,313,724
1株当たり純資産額の算定に用いられた期末の普通株式
23,048,850 22,348,800
の数(株)
3.当連結会計年度の潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額については、潜在株式は存在するものの、希
薄化効果を有していないため記載しておりません。
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(重要な後発事象)
該当事項はありません。
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⑤ 【連結附属明細表】
【社債明細表】
当期首残高 当期末残高 利率
会社名 銘柄 発行年月日 担保 償還期限
(千円) (千円) (%)
2019年 225,000 2024年
㈱ブリューアス 第1回無担保社債 ─ 0.5 無担保社債
6月28日 (50,000) 6月28日
225,000
合計 ─ ─ ─ ─ ─ ─
(50,000)
(注)1.「当期末残高」欄の(内書)は、1年以内償還予定の金額であります。
2.適用利率には保証料率が含まれております。
3.連結決算日後5年内における1年ごとの償還予定額の総額
1年以内 1年超2年以内 2年超3年以内 3年超4年以内 4年超5年以内
(千円) (千円) (千円) (千円) (千円)
50,000 50,000 50,000 50,000 25,000
【借入金等明細表】
当期首残高 当期末残高 平均利率
区分 返済期限
(千円) (千円) (%)
短期借入金 100,000 100,000 1.5 ─
1年以内に返済予定の長期借入金 187,468 71,040 0.5 ─
長期借入金(1年以内に返済予定 2021年4月30日~
334,758 178,340 0.4
のものを除く) 2024年1月31日
合計 622,226 349,380 ― ─
(注)1.「平均利率」については、借入金の期末残高に対する加重平均利率を記載しております。
2.長期借入金(1年以内に返済予定のものを除く)の連結決算日後5年内における1年ごとの返済予定額の総額
1年超2年以内 2年超3年以内 4年超5年以内
3年超4年以内
区分
(千円)
(千円) (千円) (千円)
長期借入金 71,040 64,570 42,730 ―
【資産除去債務明細表】
該当事項はありません。
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(2) 【その他】
当連結会計年度における四半期情報等
(累計期間) 第1四半期 第2四半期 第3四半期 当連結会計年度
売上高 (千円) 6,083,319 11,305,205 15,984,974 20,911,573
税金等調整前四半期(当期)
純利益金額又は
(千円) 1,503,180 2,395,134 △50,576 1,558,785
税金等調整前四半期
純損失金額(△)
親会社株主に帰属する
(千円) 764,283 1,273,085 402,347 1,403,861
四半期(当期)純利益金額
1株当たり四半期(当期)
(円) 33.44 56.33 17.87 62.45
純利益金額
(会計期間) 第1四半期 第2四半期 第3四半期 第4四半期
1株当たり四半期純利益金額又は
(円) 33.44 21.62 △38.96 44.81
1株当たり四半期純損失金額(△)
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2 【財務諸表等】
(1) 【財務諸表】
①【貸借対照表】
(単位:千円)
前事業年度 当事業年度
(2019年3月31日) (2020年3月31日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 6,743,535 6,595,729
※2 1,253,739 ※2 985,190
売掛金
※3 21,089,891
営業投資有価証券 39,155,809
※1 23,327 ※1 15,655
たな卸資産
前渡金 6,185 9,908
前払費用 119,055 130,662
デリバティブ債権 - 42,251
※2 954,515 ※2 692,618
その他
△ 3,979 △ 2,902
貸倒引当金
流動資産合計 48,252,188 29,559,005
固定資産
有形固定資産
建物及び構築物 344,266 324,257
105,537 81,145
工具、器具及び備品
有形固定資産合計 449,803 405,402
無形固定資産
ソフトウエア 275,989 299,500
161 161
その他
無形固定資産合計 276,150 299,662
投資その他の資産
投資有価証券 101,642 58,057
関係会社株式 6,500,371 1,233,208
※2 914,861 ※2 503,194
長期貸付金
※2 498,296
330,077
その他
投資その他の資産合計 7,846,953 2,292,756
固定資産合計 8,572,908 2,997,822
資産合計 56,825,096 32,556,827
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(単位:千円)
前事業年度 当事業年度
(2019年3月31日) (2020年3月31日)
負債の部
流動負債
※2 890,135 ※2 682,367
買掛金
※2 231,111 ※2 323,463
未払金
未払費用 14,523 15,109
未払法人税等 3,874,570 16,507
前受金 10,323 1,346
預り金 14,931 19,592
0 -
その他
流動負債合計 5,035,596 1,058,386
固定負債
10,197,988 4,580,618
繰延税金負債
固定負債合計 10,197,988 4,580,618
負債合計 15,233,584 5,639,005
純資産の部
株主資本
資本金 2,923,019 2,923,019
資本剰余金
資本準備金 1,143,850 1,143,850
1,953,242 1,953,242
その他資本剰余金
資本剰余金合計 3,097,092 3,097,092
利益剰余金
利益準備金 39,958 39,958
その他利益剰余金
11,741,616 10,836,463
繰越利益剰余金
利益剰余金合計 11,781,575 10,876,422
自己株式 △ 892,077 △ 1,884,315
株主資本合計 16,909,609 15,012,218
評価・換算差額等
その他有価証券評価差額金 24,501,737 11,657,900
- 29,314
繰延ヘッジ損益
評価・換算差額等合計 24,501,737 11,687,214
新株予約権 180,165 218,388
純資産合計 41,591,512 26,917,821
負債純資産合計 56,825,096 32,556,827
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②【損益計算書】
(単位:千円)
前事業年度 当事業年度
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2019年3月31日) 至 2020年3月31日)
※1 22,332,434 ※1 14,989,723
売上高
※1 7,423,351 ※1 6,629,300
売上原価
売上総利益 14,909,082 8,360,422
※1 ,2 2,316,374 ※1 ,2 2,034,739
販売費及び一般管理費
営業利益 12,592,708 6,325,683
営業外収益
※1 8,619 ※1 13,036
受取利息及び配当金
4,292 4,434
その他
営業外収益合計 12,912 17,471
営業外費用
為替差損 8,914 15,296
支払手数料 1,500 10,454
357 172
その他
営業外費用合計 10,771 25,923
経常利益 12,594,848 6,317,231
特別利益
固定資産売却益 1,400 -
事業譲渡益 - 150,000
新株予約権戻入益 8,299 1,818
5 -
その他
特別利益合計 9,704 151,818
特別損失
固定資産除却損 18 -
投資有価証券評価損 106,291 39,029
関係会社株式評価損 872,700 4,603,308
関係会社株式売却損 - 714,555
関係会社整理損 2,421 -
貸倒損失 - 774,436
事務所移転費用 - 99,912
オフィス再編費用 121,826 -
- 4,987
その他
特別損失合計 1,103,257 6,236,229
税引前当期純利益 11,501,295 232,819
法人税、住民税及び事業税
3,928,186 5,256
法人税等調整額 △ 393,272 34,072
法人税等合計 3,534,914 39,329
当期純利益 7,966,381 193,490
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【売上原価明細書】
前事業年度 当事業年度
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2019年3月31日) 至 2020年3月31日)
注記 構成比 構成比
区分 金額(千円) 金額(千円)
番号 (%) (%)
Ⅰ 媒体費 4,727,590 62.6 3,862,572 57.3
Ⅱ 労務費 324,228 4.3 314,593 4.7
Ⅲ 経費 2,259,913 29.9 2,169,058 32.2
238,549 391,712
Ⅳ インベストメント原価 3.2 5.8
合計 7,550,281 100.0 6,737,936 100.0
他勘定振替高 ※ 126,930 108,635
当期売上原価
7,423,351 6,629,300
(注) ※ 他勘定振替高の内容は、次のとおりであります。
項目 前事業年度(千円) 当事業年度(千円)
ソフトウエア仮勘定 126,930 108,635
(原価計算の方法)
当社の原価計算は、個別原価計算であります。
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③【株主資本等変動計算書】
前事業年度(自 2018年4月1日 至 2019年3月31日)
(単位:千円)
株主資本
資本剰余金 利益剰余金
その他利益
資本金
その他資本
剰余金
資本準備金 資本剰余金合計 利益準備金 利益剰余金合計
剰余金
繰越利益剰余金
当期首残高 2,922,037 1,142,868 1,931,902 3,074,771 39,958 4,374,013 4,413,972
当期変動額
新株の発行 981 981 981
剰余金の配当 △ 598,777 △ 598,777
当期純利益 7,966,381 7,966,381
自己株式の処分 21,339 21,339
株主資本以外の項目の
当期変動額(純額)
当期変動額合計 981 981 21,339 22,321 ― 7,367,603 7,367,604
当期末残高 2,923,019 1,143,850 1,953,242 3,097,092 39,958 11,741,616 11,781,575
株主資本 評価・換算差額等
その他
新株予約権 純資産合計
評価・換算
自己株式 株主資本合計 有価証券 繰延ヘッジ損益
差額等合計
評価差額金
当期首残高 △ 964,962 9,445,818 492,397 ― 492,397 159,353 10,097,569
当期変動額
新株の発行 1,962 1,962
剰余金の配当 △ 598,777 △ 598,777
当期純利益 7,966,381 7,966,381
自己株式の処分 72,884 94,224 94,224
株主資本以外の項目の
24,009,340 ― 24,009,340 20,812 24,030,152
当期変動額(純額)
当期変動額合計 72,884 7,463,789 24,009,340 ― 24,009,340 20,812 31,493,942
当期末残高 △ 892,077 16,909,609 24,501,737 ― 24,501,737 180,165 41,591,512
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当事業年度(自 2019年4月1日 至 2020年3月31日)
(単位:千円)
株主資本
資本剰余金 利益剰余金
その他利益
資本金
その他資本
剰余金
資本準備金 資本剰余金合計 利益準備金 利益剰余金合計
剰余金
繰越利益剰余金
当期首残高 2,923,019 1,143,850 1,953,242 3,097,092 39,958 11,741,616 11,781,575
当期変動額
剰余金の配当 △ 1,098,644 △ 1,098,644
当期純利益 193,490 193,490
自己株式の取得
株主資本以外の項目の
当期変動額(純額)
当期変動額合計 ― ― ― ― ― △ 905,153 △ 905,153
当期末残高 2,923,019 1,143,850 1,953,242 3,097,092 39,958 10,836,463 10,876,422
株主資本 評価・換算差額等
その他
新株予約権 純資産合計
評価・換算
自己株式 株主資本合計 有価証券 繰延ヘッジ損益
差額等合計
評価差額金
当期首残高 △ 892,077 16,909,609 24,501,737 ― 24,501,737 180,165 41,591,512
当期変動額
剰余金の配当 △ 1,098,644 △ 1,098,644
当期純利益 193,490 193,490
自己株式の取得 △ 992,237 △ 992,237 △ 992,237
株主資本以外の項目の
△ 12,843,836 29,314 △ 12,814,522 38,222 △ 12,776,299
当期変動額(純額)
当期変動額合計 △ 992,237 △ 1,897,390 △ 12,843,836 29,314 △ 12,814,522 38,222 △ 14,673,690
当期末残高 △ 1,884,315 15,012,218 11,657,900 29,314 11,687,214 218,388 26,917,821
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【注記事項】
(重要な会計方針)
1.資産の評価基準及び評価方法
(1) 有価証券
① 子会社株式及び関連会社株式
移動平均法による原価法
② その他有価証券
時価のあるもの
決算期末日の市場価格等に基づく時価法
(評価差額は、全部純資産直入法により処理し、売却原価は、移動平均法により算定)
時価のないもの
移動平均法による原価法
③ 投資事業組合への出資金
組合契約に規定される決算報告日に応じて、入手可能な最近の決算書を基礎とした損益帰属方式により取
り込む方法によっております。
(2) たな卸資産
評価基準は原価法(収益性の低下による簿価切下げの方法)
貯蔵品
個別法
(3) デリバティブ
時価法
2.固定資産の減価償却の方法
(1) 有形固定資産
定率法を採用しております。ただし、建物(建物附属設備は除く)及び2016年4月1日以降に取得した建物
附属設備については、定額法を採用しております。
(2) 無形固定資産
定額法を採用しております。
3.引当金の計上基準
貸倒引当金
債権の 貸倒れによる損失に備え るため、一般債権については貸倒実績率により、貸倒懸念債権等特定の債権
については個別に回収可能性を検討し、回収不能見込額を計上しております。
4.その他財務諸表作成のための基本となる重要な事項
(1) 外貨建の資産及び負債の本邦通貨への換算基準
外貨建金銭債権債務は、決算日の直物為替相場により円貨に換算し、換算差額は損益として処理しておりま
す。
(2) 重要なヘッジ会計の方法
① ヘッジ会計の方法
繰延ヘッジ処理を採用しております。
② ヘッジ手段とヘッジ対象
ヘッジ手段・・・株式先渡契約
ヘッジ対象・・・営業投資有価証券
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③ ヘッジ方針
ヘッジ対象に係る株価変動リスクをヘッジする目的で、将来売却予定の株式数の範囲内で行っておりま
す。
④ ヘッジ有効性評価の方法
ヘッジ対象の相場変動とヘッジ手段の相場変動を四半期ごとに比較し、両者の変動額等を基礎にして、
ヘッジ有効性を評価しております。
(3) 消費税等の会計処理
税抜方式によっております。
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(貸借対照表関係)
※1.たな卸資産の内訳
前事業年度 当事業年度
( 2019年3月31日 ) ( 2020年3月31日 )
貯蔵品 23,327 千円 15,655 千円
※2.関係会社に対する金銭債権及び金銭債務(区分表示したものを除く)
前事業年度 当事業年度
( 2019年3月31日 ) ( 2020年3月31日 )
短期金銭債権 177,146 千円 114,774 千円
長期金銭債権 914,861 千円 668,194 千円
短期金銭債務 10,990 千円 2,601 千円
※3.担保に差し入れている資産は、次のとおりであります。
前事業年度 当事業年度
( 2019年3月31日 ) ( 2020年3月31日 )
営業投資有価証券 ― 千円 952,980 千円
※4.関係会社に対する債務保証
下記の会社の金融機関からの借入金及び取引先からの金銭債権に対して、次のとおり保証を行っております。
前事業年度 当事業年度
( 2019年3月31日 ) ( 2020年3月31日 )
㈱インターナショナルスポーツ
100,000 千円 100,000 千円
マーケティング
㈱ブリューアス - 千円 249,380 千円
(損益計算書関係)
※1.関係会社との取引高
当事業年度
前事業年度
(自 2019年4月1日
(自 2018年4月1日
至 2020年3月31日 )
至 2019年3月31日 )
営業取引による取引高
売上高 297,416 千円 306,623 千円
仕入高 112,635 千円 124,499 千円
営業取引以外の取引による取引高 9,632 千円 12,810 千円
※2.販売費及び一般管理費のうち主要な費目及び金額並びにおおよその割合は、次のとおりであります。
前事業年度 当事業年度
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2019年3月31日 ) 至 2020年3月31日 )
役員報酬 276,320 千円 195,629 千円
給与手当 675,863 千円 679,453 千円
地代家賃 214,511 千円 238,834 千円
減価償却費 43,246 千円 54,181 千円
おおよその割合
販売費 1.5 % 3.6 %
一般管理費 98.5 % 96.4 %
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(有価証券関係)
子会社株式及び関連会社株式は、市場価格がなく時価を把握することが極めて困難と認められるため、子会社株式
及び関連会社株式の時価を記載しておりません。
なお、時価を把握することが極めて困難と認められる子会社株式及び関連会社株式の貸借対照表計上額は次のとお
りです。
(単位:千円)
前事業年度 当事業年度
区分
( 2019年3月31日 ) ( 2020年3月31日 )
子会社株式 6,292,170 1,025,006
関連会社株式 208,201 208,201
計 6,500,371 1,233,208
(税効果会計関係)
1.繰延税金資産及び繰延税金負債の発生の主な原因別の内訳
前事業年度 当事業年度
( 2019年3月31日 ) ( 2020年3月31日 )
繰延税金資産
税務上の繰越欠損金 ― 387,906千円
未払事業税
187,639千円 4,472千円
減価償却費 243,382千円 116,901千円
営業投資有価証券
104,016千円 140,488千円
投資有価証券
19,367千円 31,318千円
関係会社株式
352,615千円 139,356千円
21,113千円 54,343千円
その他
繰延税金資産小計
928,133千円 874,788千円
△311,324千円 △262,878千円
評価性引当額
繰延税金資産合計
616,809千円 611,909千円
繰延税金負債
還付事業税 ― △29,173千円
その他有価証券評価差額金 △10,814,797千円 △5,163,355千円
繰延税金負債合計 △10,814,797千円 △5,192,528千円
繰延税金負債の純額
△10,197,988千円 △4,580,618千円
2.法定実効税率と税効果会計適用後の法人税等の負担率との間に重要な差異があるときの、当該差異の原因となった
主要な項目別の内訳
前事業年度 当事業年度
( 2019年3月31日 ) ( 2020年3月31日 )
法定実効税率 ― 30.62%
(調整)
交際費等永久に損金に算入
― 7.62%
されない項目
住民税均等割
― 1.63%
評価性引当額の増減
― △20.81%
― △2.17%
その他
税効果会計適用後の
― 16.89%
法人税等の負担率
(注)前事業年度においては、法定実効税率と税効果会計適用後の法人税等の負担率との間の差異が法定実効税率
の100分の5以下であるため注記を省略しております。
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(企業結合等関係)
共通支配下の取引等
連結財務諸表の「注記事項(企業結合等関係)」に同一の内容を記載しているため、注記を省略しております。
事業分離
連結財務諸表の「注記事項(企業結合等関係)」に同一の内容を記載しているため、注記を省略しております。
(重要な後発事象)
該当事項はありません。
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④ 【附属明細表】
【有形固定資産等明細表】
減価償却
当期首残高 当期増加額 当期減少額 当期償却額 当期末残高
累計額
区分 資産の種類
(千円) (千円) (千円) (千円) (千円)
(千円)
建物 344,266 3,418 ― 23,428 324,257 44,445
有形固定資産 工具、器具及び備品 105,537 6,101 150 30,342 81,145 97,772
計 449,803 9,520 150 53,770 405,402 142,218
ソフトウエア 275,989 120,858 ― 97,347 299,500 ―
無形固定資産 その他 161 ― ― ― 161 ―
計 276,150 120,858 ― 97,347 299,662 ―
(注)当期増加額のうち主なものは次のとおりであります。
ソフトウエア 事業用ソフトウエア開発費用 120,858千円
【引当金明細表】
当期首残高 当期増加額 当期減少額 当期末残高
区分
(千円) (千円) (千円) (千円)
貸倒引当金 3,979 ― 1,077 2,902
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(2) 【主な資産及び負債の内容】
連結財務諸表を作成しているため、記載を省略しております。
(3) 【その他】
該当事項はありません。
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第6 【提出会社の株式事務の概要】
事業年度 4月1日から3月31日まで
定時株主総会 6月中
基準日 3月31日
9月30日
剰余金の配当の基準日
3月31日
1単元の株式数 100株
単元未満株式の買取り
(特別口座)
取扱場所
東京都千代田区丸の内一丁目4番1号 三井住友信託銀行株式会社 証券代行部
(特別口座)
株主名簿管理人
東京都千代田区丸の内一丁目4番1号 三井住友信託銀行株式会社
取次所 ―
買取手数料 株式の売買の委託に係る手数料負担額として別途定める全額
当社の公告方法は、電子公告により行います。
(ホームページアドレス http://www.united.jp/ir/notice/)
公告掲載方法
ただし、やむを得ない事由によって電子公告をすることができない場合は、日本経済
新聞に掲載して行います。
株主に対する特典 該当事項はありません。
(注)1.当社の株主は、その有する単元未満株式について、次に掲げる権利以外の権利を有しておりません。
(1)会社法第189条第2項各号に掲げる権利
(2)会社法第166条第1項の規定による請求をする権利
(3)株主の有する株式数に応じて募集株式の割当て及び募集新株予約権の割当てを受ける権利
2.2020年6月19日付で、株主名簿管理人を以下のとおり変更いたしました。変更後の事務取扱場所及び
株主名簿管理人は以下のとおりです。
取扱場所 (特別口座)
東京都千代田区丸の内一丁目4番5号 三菱UFJ信託銀行株式会社 証券代行部
株主名簿管理人 (特別口座)
東京都千代田区丸の内一丁目4番5号 三菱UFJ信託銀行株式会社
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第7 【提出会社の参考情報】
1 【提出会社の親会社等の情報】
当社には、金融商品取引法第24条の7第1項に規定する親会社等はありません。
2 【その他の参考情報】
当事業年度の開始日から有価証券報告書提出日までの間に、次の書類を提出しております。
(1) 有価証券報告書及びその添付書類、確認書
事業年度 第22期 (自 2018年4月1日 至 2019年3月31日 ) 2019年6月24日関東財務局長に提出。
(2) 内部統制報告書及びその添付書類
事業年度 第22期 (自 2018年4月1日 至 2019年3月31日 ) 2019年6月24日関東財務局長に提出。
(3) 四半期報告書及び確認書
第23期 第1四半期(自 2019年4月1日 至 2019年6月30日 ) 2019年7月31日関東財務局長に提出。
第23期 第2四半期(自 2019年7月1日 至 2019年9月30日 ) 2019年10月31日関東財務局長に提出。
第23期 第3四半期(自 2019年10月1日 至 2019年12月31日 ) 2020年1月31日関東財務局長に提出。
(4) 臨時報告書
企業内容等の開示に関する内閣府令第19条第2項第9号の2(株主総会における議決権行使の結果)に基づ
く臨時報告書 2019年6月24日関東財務局長に提出。
企業内容等の開示に関する内閣府令第19条第2項第12号及び同第19号(提出会社及び連結会社の財政状態及
び経営成績に著しい影響を与える事象)に基づく臨時報告書 2020年1月22日関東財務局長に提出。
企業内容等の開示に関する内閣府令第19条第2項第9号(代表取締役の異動)に基づく臨時報告書 2020年
5月8日関東財務局長に提出。
(5) 自己株券買付状況報告書
2019年7月3日、2019年8月5日、2019年9月4日関東財務局長に提出。
(6) 有価証券報告書の訂正報告書及び確認書
事業年度 第22期(自 2018年4月1日 至 2019年3月31日) 2020年2月7日関東財務局長に提出。
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第二部 【提出会社の保証会社等の情報】
該当事項はありません。
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独立監査人の監査報告書及び内部統制監査報告書
2020年6月18日
ユナイテッド株式会社
取 締 役 会 御中
監査法人アヴァンティア
東京都千代田区
指定社員
公認会計士 小笠原 直 ㊞
業務執行社員
指定社員
公認会計士 入澤 雄太 ㊞
業務執行社員
<財務諸表監査>
監査意見
当監査法人は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づく監査証明を行うため、「経理の状況」に掲げられて
いるユナイテッド株式会社の2019年4月1日から2020年3月31日までの連結会計年度の連結財務諸表、すなわち、連結
貸借対照表、連結損益計算書、連結包括利益計算書、連結株主資本等変動計算書、連結キャッシュ・フロー計算書、連
結財務諸表作成のための基本となる重要な事項、その他の注記及び連結附属明細表について監査を行った。
当監査法人は、上記の連結財務諸表が、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠して、ユ
ナイテッド株式会社及び連結子会社の2020年3月31日現在の財政状態並びに同日をもって終了する連結会計年度の経営
成績及びキャッシュ・フローの状況を、全ての重要な点において適正に表示しているものと認める。
監査意見の根拠
当監査法人は、我が国において一般に公正妥当と認められる監査の基準に準拠して監査を行った。監査の基準におけ
る当監査法人の責任は、「連結財務諸表監査における監査人の責任」に記載されている。当監査法人は、我が国におけ
る職業倫理に関する規定に従って、会社及び連結子会社から独立しており、また、監査人としてのその他の倫理上の責
任を果たしている。当監査法人は、意見表明の基礎となる十分かつ適切な監査証拠を入手したと判断している。
連結財務諸表に対する経営者並びに監査役及び監査役会の責任
経営者の責任は、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠して連結財務諸表を作成し適正
に表示することにある。これには、不正又は誤謬による重要な虚偽表示のない連結財務諸表を作成し適正に表示するた
めに経営者が必要と判断した内部統制を整備及び運用することが含まれる。
連結財務諸表を作成するに当たり、経営者は、継続企業の前提に基づき連結財務諸表を作成することが適切であるか
どうかを評価し、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に基づいて継続企業に関する事項を開示
する必要がある場合には当該事項を開示する責任がある。
監査役及び監査役会の責任は、財務報告プロセスの整備及び運用における取締役の職務の執行を監視することにあ
る。
連結財務諸表監査における監査人の責任
監査人の責任は、監査人が実施した監査に基づいて、全体としての連結財務諸表に不正又は誤謬による重要な虚偽表
示がないかどうかについて合理的な保証を得て、監査報告書において独立の立場から連結財務諸表に対する意見を表明
することにある。虚偽表示は、不正又は誤謬により発生する可能性があり、個別に又は集計すると、連結財務諸表の利
用者の意思決定に影響を与えると合理的に見込まれる場合に、重要性があると判断される。
監査人は、我が国において一般に公正妥当と認められる監査の基準に従って、監査の過程を通じて、職業的専門家と
しての判断を行い、職業的懐疑心を保持して以下を実施する。
・ 不正又は誤謬による重要な虚偽表示リスクを識別し、評価する。また、重要な虚偽表示リスクに対応した監査手続を
立案し、実施する。監査手続の選択及び適用は監査人の判断による。さらに、意見表明の基礎となる十分かつ適切な監
査証拠を入手する。
・ 連結財務諸表監査の目的は、内部統制の有効性について意見表明するためのものではないが、監査人は、リスク評価
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の実施に際して、状況に応じた適切な監査手続を立案するために、監査に関連する内部統制を検討する。
・ 経営者が採用した会計方針及びその適用方法の適切性、並びに経営者によって行われた会計上の見積りの合理性及び
関連する注記事項の妥当性を評価する。
・ 経営者が継続企業を前提として連結財務諸表を作成することが適切であるかどうか、また、入手した監査証拠に基づ
き、継続企業の前提に重要な疑義を生じさせるような事象又は状況に関して重要な不確実性が認められるかどうか結論
付ける。継続企業の前提に関する重要な不確実性が認められる場合は、監査報告書において連結財務諸表の注記事項に
注意を喚起すること、又は重要な不確実性に関する連結財務諸表の注記事項が適切でない場合は、連結財務諸表に対し
て除外事項付意見を表明することが求められている。監査人の結論は、監査報告書日までに入手した監査証拠に基づい
ているが、将来の事象や状況により、企業は継続企業として存続できなくなる可能性がある。
・ 連結財務諸表の表示及び注記事項が、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠しているか
どうかとともに、関連する注記事項を含めた連結財務諸表の表示、構成及び内容、並びに連結財務諸表が基礎となる取
引や会計事象を適正に表示しているかどうかを評価する。
・ 連結財務諸表に対する意見を表明するために、会社及び連結子会社の財務情報に関する十分かつ適切な監査証拠を入
手する。監査人は、連結財務諸表の監査に関する指示、監督及び実施に関して責任がある。監査人は、単独で監査意見
に対して責任を負う。
監査人は、監査役及び監査役会に対して、計画した監査の範囲とその実施時期、監査の実施過程で識別した内部統制
の重要な不備を含む監査上の重要な発見事項、及び監査の基準で求められているその他の事項について報告を行う。
監査人は、監査役及び監査役会に対して、独立性についての我が国における職業倫理に関する規定を遵守したこと、
並びに監査人の独立性に影響を与えると合理的に考えられる事項、及び阻害要因を除去又は軽減するためにセーフガー
ドを講じている場合はその内容について報告を行う。
<内部統制監査>
監査意見
当監査法人は、金融商品取引法第193条の2第2項の規定に基づく監査証明を行うため、ユナイテッド株式会社の2020
年3月31日現在の内部統制報告書について監査を行った。
当監査法人は、ユナイテッド株式会社が2020年3月31日現在の財務報告に係る内部統制は有効であると表示した上記
の内部統制報告書が、我が国において一般に公正妥当と認められる財務報告に係る内部統制の評価の基準に準拠して、
財務報告に係る内部統制の評価結果について、全ての重要な点において適正に表示しているものと認める。
監査意見の根拠
当監査法人は、我が国において一般に公正妥当と認められる財務報告に係る内部統制の監査の基準に準拠して内部統
制監査を行った。財務報告に係る内部統制の監査の基準における当監査法人の責任は、「内部統制監査における監査人
の責任」に記載されている。当監査法人は、我が国における職業倫理に関する規定に従って、会社及び連結子会社から
独立しており、また、監査人としてのその他の倫理上の責任を果たしている。当監査法人は、意見表明の基礎となる十
分かつ適切な監査証拠を入手したと判断している。
内部統制報告書に対する経営者並びに監査役及び監査役会の責任
経営者の責任は、財務報告に係る内部統制を整備及び運用し、我が国において一般に公正妥当と認められる財務報告
に係る内部統制の評価の基準に準拠して内部統制報告書を作成し適正に表示することにある。
監査役及び監査役会の責任は、財務報告に係る内部統制の整備及び運用状況を監視、検証することにある。
なお、財務報告に係る内部統制により財務報告の虚偽の記載を完全には防止又は発見することができない可能性があ
る。
内部統制監査における監査人の責任
監査人の責任は、監査人が実施した内部統制監査に基づいて、内部統制報告書に重要な虚偽表示がないかどうかにつ
いて合理的な保証を得て、内部統制監査報告書において独立の立場から内部統制報告書に対する意見を表明することに
ある。
監査人は、我が国において一般に公正妥当と認められる財務報告に係る内部統制の監査の基準に従って、監査の過程
を通じて、職業的専門家としての判断を行い、職業的懐疑心を保持して以下を実施する。
・ 内部統制報告書における財務報告に係る内部統制の評価結果について監査証拠を入手するための監査手続を実施す
る。内部統制監査の監査手続は、監査人の判断により、財務報告の信頼性に及ぼす影響の重要性に基づいて選択及び適
用される。
・ 財務報告に係る内部統制の評価範囲、評価手続及び評価結果について経営者が行った記載を含め、全体としての内部
統制報告書の表示を検討する。
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有価証券報告書
・ 内部統制報告書における財務報告に係る内部統制の評価結果に関する十分かつ適切な監査証拠を入手する。監査人
は、内部統制報告書の監査に関する指示、監督及び実施に関して責任がある。監査人は、単独で監査意見に対して責任
を 負う。
監査人は、監査役及び監査役会に対して、計画した内部統制監査の範囲とその実施時期、内部統制監査の実施結果、
識別した内部統制の開示すべき重要な不備、その是正結果、及び内部統制の監査の基準で求められているその他の事項
について報告を行う。
監査人は、監査役及び監査役会に対して、独立性についての我が国における職業倫理に関する規定を遵守したこと、
並びに監査人の独立性に影響を与えると合理的に考えられる事項、及び阻害要因を除去又は軽減するためにセーフガー
ドを講じている場合はその内容について報告を行う。
利害関係
会社及び連結子会社と当監査法人又は業務執行社員との間には、公認会計士法の規定により記載すべき利害関係はな
い。
以 上
(注)1.上記は監査報告書の原本に記載された事項を電子化したものであり、その原本は当社(有価証券報告書提出
会社)が連結財務諸表に添付する形で別途保管しております。
2.XBRLデータは監査の対象には含まれておりません。
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独立監査人の監査報告書
2020年6月18日
ユナイテッド株式会社
取 締 役 会 御中
監査法人アヴァンティア
東京都千代田区
指定社員
公認会計士 小笠原 直 ㊞
業務執行社員
指定社員
公認会計士 入澤 雄太 ㊞
業務執行社員
監査意見
当監査法人は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づく監査証明を行うため、「経理の状況」に掲げられて
いるユナイテッド株式会社の2019年4月1日から2020年3月31日までの第23期事業年度の財務諸表、すなわち、貸借対
照表、損益計算書、株主資本等変動計算書、重要な会計方針、その他の注記及び附属明細表について監査を行った。
当監査法人は、上記の財務諸表が、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠して、ユナイ
テッド株式会社の2020年3月31日現在の財政状態及び同日をもって終了する事業年度の経営成績を、全ての重要な点に
おいて適正に表示しているものと認める。
監査意見の根拠
当監査法人は、我が国において一般に公正妥当と認められる監査の基準に準拠して監査を行った。監査の基準におけ
る当監査法人の責任は、「財務諸表監査における監査人の責任」に記載されている。当監査法人は、我が国における職
業倫理に関する規定に従って、会社から独立しており、また、監査人としてのその他の倫理上の責任を果たしている。
当監査法人は、意見表明の基礎となる十分かつ適切な監査証拠を入手したと判断している。
財務諸表に対する経営者並びに監査役及び監査役会の責任
経営者の責任は、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠して財務諸表を作成し適正に表
示することにある。これには、不正又は誤謬による重要な虚偽表示のない財務諸表を作成し適正に表示するために経営
者が必要と判断した内部統制を整備及び運用することが含まれる。
財務諸表を作成するに当たり、経営者は、継続企業の前提に基づき財務諸表を作成することが適切であるかどうかを
評価し、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に基づいて継続企業に関する事項を開示する必要
がある場合には当該事項を開示する責任がある。
監査役及び監査役会の責任は、財務報告プロセスの整備及び運用における取締役の職務の執行を監視することにあ
る。
財務諸表監査における監査人の責任
監査人の責任は、監査人が実施した監査に基づいて、全体としての財務諸表に不正又は誤謬による重要な虚偽表示が
ないかどうかについて合理的な保証を得て、監査報告書において独立の立場から財務諸表に対する意見を表明すること
にある。虚偽表示は、不正又は誤謬により発生する可能性があり、個別に又は集計すると、財務諸表の利用者の意思決
定に影響を与えると合理的に見込まれる場合に、重要性があると判断される。
監査人は、我が国において一般に公正妥当と認められる監査の基準に従って、監査の過程を通じて、職業的専門家と
しての判断を行い、職業的懐疑心を保持して以下を実施する。
・ 不正又は誤謬による重要な虚偽表示リスクを識別し、評価する。また、重要な虚偽表示リスクに対応した監査手続を
立案し、実施する。監査手続の選択及び適用は監査人の判断による。さらに、意見表明の基礎となる十分かつ適切な監
査証拠を入手する。
・ 財務諸表監査の目的は、内部統制の有効性について意見表明するためのものではないが、監査人は、リスク評価の実
施に際して、状況に応じた適切な監査手続を立案するために、監査に関連する内部統制を検討する。
・ 経営者が採用した会計方針及びその適用方法の適切性、並びに経営者によって行われた会計上の見積りの合理性及び
関連する注記事項の妥当性を評価する。
・ 経営者が継続企業を前提として財務諸表を作成することが適切であるかどうか、また、入手した監査証拠に基づき、
継続企業の前提に重要な疑義を生じさせるような事象又は状況に関して重要な不確実性が認められるかどうか結論付け
る。継続企業の前提に関する重要な不確実性が認められる場合は、監査報告書において財務諸表の注記事項に注意を喚
起すること、又は重要な不確実性に関する財務諸表の注記事項が適切でない場合は、財務諸表に対して除外事項付意見
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EDINET提出書類
ユナイテッド株式会社(E05562)
有価証券報告書
を表明することが求められている。監査人の結論は、監査報告書日までに入手した監査証拠に基づいているが、将来の
事象や状況により、企業は継続企業として存続できなくなる可能性がある。
・ 財務諸表の表示及び注記事項が、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠しているかどう
かとともに、関連する注記事項を含めた財務諸表の表示、構成及び内容、並びに財務諸表が基礎となる取引や会計事象
を適正に表示しているかどうかを評価する。
監査人は、監査役及び監査役会に対して、計画した監査の範囲とその実施時期、監査の実施過程で識別した内部統制
の重要な不備を含む監査上の重要な発見事項、及び監査の基準で求められているその他の事項について報告を行う。
監査人は、監査役及び監査役会に対して、独立性についての我が国における職業倫理に関する規定を遵守したこと、
並びに監査人の独立性に影響を与えると合理的に考えられる事項、及び阻害要因を除去又は軽減するためにセーフガー
ドを講じている場合はその内容について報告を行う。
利害関係
会社と当監査法人又は業務執行社員との間には、公認会計士法の規定により記載すべき利害関係はない。
以 上
(注)1.上記は監査報告書の原本に記載された事項を電子化したものであり、その原本は当社(有価証券報告書提出
会社)が財務諸表に添付する形で別途保管しております。
2.XBRLデータは監査の対象には含まれておりません。
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