株式会社ブシロード 四半期報告書 第14期第3四半期(令和2年2月1日-令和2年4月30日)
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株式会社ブシロード(E35004)
四半期報告書
【表紙】
【提出書類】 四半期報告書
【根拠条文】 金融商品取引法第24条の4の7第1項
【提出先】 関東財務局長
【提出日】 2020年6月19日
【四半期会計期間】 第14期第3四半期(自 2020年2月1日 至 2020年4月30日)
【会社名】 株式会社ブシロード
【英訳名】 Bushiroad Inc.
【代表者の役職氏名】 代表取締役社長 橋本 義賢
【本店の所在の場所】 東京都中野区中央一丁目38番1号
【電話番号】 03-4500-4350
【事務連絡者氏名】 取締役経営管理本部長 村岡 敏行
【最寄りの連絡場所】 東京都中野区中央一丁目38番1号
【電話番号】 03-4500-4350
【事務連絡者氏名】 取締役経営管理本部長 村岡 敏行
【縦覧に供する場所】 株式会社東京証券取引所
(東京都中央区日本橋兜町2番1号)
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第一部【企業情報】
第1【企業の概況】
1【主要な経営指標等の推移】
第13期 第14期
回次 第3四半期連結 第3四半期連結 第13期
累計期間 累計期間
自2018年8月1日 自2019年8月1日 自2018年8月1日
会計期間
至2019年4月30日 至2020年4月30日 至2019年7月31日
(千円) 23,522,851 25,224,257 32,175,839
売上高
(千円) 2,522,223 2,205,477 3,031,079
経常利益
親会社株主に帰属する
(千円) 1,450,017 1,230,646 1,799,845
四半期(当期)純利益
(千円) 1,625,310 1,290,721 1,977,135
四半期包括利益又は包括利益
(千円) 7,970,140 13,532,853 11,905,846
純資産額
(千円) 20,073,368 34,970,432 24,136,743
総資産額
(円) 106.57 76.63 132.12
1株当たり四半期(当期)純利益
潜在株式調整後1株当たり四半期
(円) - 72.47 123.90
(当期)純利益
(%) 36.7 36.8 46.9
自己資本比率
第13期 第14期
回次 第3四半期連結 第3四半期連結
会計期間 会計期間
自2019年2月1日 自2020年2月1日
会計期間
至2019年4月30日 至2020年4月30日
1株当たり四半期純利益又は1株
(円) 48.94
△ 2.95
当たり四半期純損失(△)
(注)1.当社は四半期連結財務諸表を作成しておりますので、提出会社の主要な経営指標等の推移については記載して
おりません。
2.売上高には、消費税等は含まれておりません。
3.2019年4月22日開催の取締役会決議により、2019年5月11日付で普通株式1株につき1,000株の割合で株式分
割を行っておりますが、前連結会計年度の期首に行われたと仮定し、1株当たり四半期(当期)純利益及び潜
在株式調整後1株当たり当期純利益を算出しております。
4.第13期の潜在株式調整後1株当たり当期純利益は、当社は、2019年7月29日に東京証券取引所マザーズに上場
したため、新規上場日から第13期末までの平均株価を期中平均株価とみなして算定しております。
5.第13期第3四半期の潜在株式調整後1株当たり四半期純利益については、潜在株式は存在するものの、当社株
式は非上場であったために期中平均株価が把握できないため、記載しておりません。
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2【事業の内容】
当第3四半期連結累計期間において、当社グループ(当社及び当社の関係会社)が営む事業の内容について、重要
な変更はありません。
また、当第3四半期連結会計期間において、 ㈱ソプラティコの株式を取得したことにより、同社および同社の子会
社である㈱劇団飛行船及び㈱ファーストクリエイティブを連結の範囲に含めております。さらに、第2四半期連結会
計期間において、㈱キネマシトラスの株式を取得したことにより、同社を持分法適用の範囲に含めております。
なお、第1四半期連結会計期間より報告セグメントの区分を変更しております。詳細は、「第4 経理の状況
1 四半期連結財務諸表 注記事項(セグメント情報等)」に記載のとおりであります。
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第2【事業の状況】
1【事業等のリスク】
当第3四半期連結累計期間において、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて追加すべき事
項が生じております。
〔追加事項〕
(3)新型コロナウイルス感染症に関する事業等のリスクについて
2019年12月より発生の報告が続いていた新型コロナウイルス感染症の流行拡大を受け、政府は2020年4月7
日に7都府県を対象に緊急事態宣言を発令、その後4月16日には対象を全都道府県に拡大するに至り、経済活
動に影響を及ぼしております。
当社グループでは、2020年1月より事象の重大性・深刻度についての認識を深め、同感染症の流行拡大によ
る事業への影響度を測り、関連して生じうる不確実性を低減させるべく、取締役である木谷主導のもと、総合
的なリスク評価、および対応方針を策定して実行して参りました。
代表的なものとしては、コロナウイルス情勢に伴うブシロードのイベント開催に関する基本方針の策定、お
取引先様の来訪往訪禁止、資金の借入により当社グループの24ヵ月分相当(約240億円)の経常運転資金の確
保、従業員のリモートワークの推進などがあります。
ただし、現時点では感染拡大の収束が見通せず、2020年11月より第2波が流行することを仮定して対策を準
備しておりますが、上記の事前想定を超えた要因により当社グループの経営成績及び収益性に影響が生じる可
能性があります。
2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)経営成績に関する説明
当第3四半期連結累計期間における我が国経済は、輸出の弱含みや製造業を中心に弱さが増した状態が続き、米
中の通商問題を巡る動向などの不安定な状況にある中、新型コロナウイルス感染症の世界的な流行をきっかけに急
激に悪化しました。
このような環境の中、当社グループは新型コロナウイルス感染症の日本国内での流行初期より緊急事態宣言の発
令を見据えた対策を迅速に実施し、「IPディベロッパー」戦略のもと、IPを軸としたイベントや音楽ライブを無観
客で開催しオンラインで配信するなど、オンラインを中心としたビジネスを展開してまいりました。
その結果、当第3四半期連結累計期間の経営成績は、売上高25,224,257千円(前年同四半期比7.2%増)、営業
利益2,214,663千円(前年同四半期比11.4%減)、経常利益2,205,477千円(前年同四半期比12.6%減)、親会社株
主に帰属する四半期純利益1,230,646千円(前年同四半期比15.1%減)となりました。
各セグメントの経営成績は次のとおりであります。なお、セグメント売上高につきましては、外部顧客への売上
高を記載しております。
また、第1四半期連結会計期間より報告セグメントの区分を変更しております。詳細は、「第4 経理の状況
1 四半期連結財務諸表 注記事項(セグメント情報等)」に記載のとおりであります。
1.デジタルIP事業
当第3四半期連結累計期間におけるデジタルIP事業のうち、TCG(トレーディングカードゲーム)部門は、コロ
ナ禍により全体的に受注が減少する中、自社他社を問わず様々な有力IPを取り入れて展開するプラットフォーム型
TCG「ヴァイスシュヴァルツ」が好調を維持しました。低年齢層向けTCG「バディファイト」(自社IP)は引き続き
軟調に推移する一方、オリジナルのIPを中心として他の自社他社IPも取り入れながら展開するハイブリッド型の新
しいTCG「Reバース for you」を3月に発売開始いたしました。
MOG(モバイルオンラインゲーム)部門においては、2月に「ロストディケイド」(他社IP・自社配信)、3月
に「クレヨンしんちゃん ちょ~嵐を呼ぶ 炎のカスカベランナー!! Z」(他社IP・自社配信)、4月に「ヴァン
ガードZERO」(自社IP・自社配信)の英語版をリリースいたしました。また、「バンドリ! ガールズバンドパー
ティ!」(自社IP・他社配信)は3月に3周年のキャンペーンを軸としたメディアミックスを展開して、「バンド
リ!」プロジェクト第4のリアルバンド「Morfonica」の初公開とゲームへの実装も行い、トップラインは堅調に
推移しました。しかしながら、一部タイトルの運営管理費が増加いたしました。
MD(マーチャンダイジング)部門においては、新型コロナウイルス感染症の中国での流行に伴い、中国で生産を
行う商品の製造・納品への影響が懸念されましたが、限定的な影響に留まりました。しかしながら、リアルイベン
トの中止が相次ぎ、販売機会の逸失が発生いたしました。一方、ECショップを通じた、当社音楽部門にて開催を予
定していた音楽ライブに関するグッズの販売が、売上を下支えいたしました。
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メディア部門においては1月より放送のTVアニメ「BanG Dream! 3rd Season」及び4月より放送のTVアニメ「ア
ルゴナビス from BanG Dream!」に係る償却費が増加いたしました。
これらの結果、売上高18,241,660千円(前年同四半期比5.9%増)、セグメント利益1,368,017千円(前年同四半
期比5.0%減)となりました。
2.ライブIP事業
当第3四半期連結累計期間におけるライブIP事業のうち、音楽部門は新規IPである「D4DJ」(自社IP)では無観
客ライブ「ロストディケイド & D4DJ Groovy Mix Presents ONLINE LIVE」を開催し、初のアルバム「Direct
Drive!」を発売いたしました。また、「バンドリ!」(自社IP)では「BanG Dream! 3rd Season」と「アルゴナビ
ス from BanG Dream!」の2つのTVアニメを中心としたメディアミックスを展開し、4月にはNHK-FMにて「今日は
一日“バンドリ!”三昧」が放送され関連ハッシュタグがTwitterの世界トレンド1位を獲得する等、継続的に大
きな話題を提供することができました。また、2月には「バンドリ!」の音楽ライブ「Rausch」と「Craziness」
を開催し、2日間で31,055人を動員いたしましたが、3月以降はオフラインでの音楽ライブやイベントを延期・中
止したため、チケット売上が減少いたしました。
スポーツ部門においては、新日本プロレスは2月までは「THE NEW BEGINNING in SAPPORO ~雪の札幌2連
戦~」、「THE NEW BEGINNING in OSAKA」などビッグマッチをはじめ興行を実施したものの、新型コロナウイルス
感染症の影響で3月以降の興行を中止したため興行売上が減少いたしました。このような情勢の中、「新日本プロ
レスTogetherプロジェクト」と銘打ち、選手、スタッフが「今できること」を形にしたプロモーションを展開し、
動画配信サービス「新日本プロレスワールド」で多数の動画を制作・配信するなど、プロレスというコンテンツの
情報発信を継続いたしました。
これらの結果、売上高6,982,527千円(前年同四半期比10.9%増)、セグメント利益829,974千円(前年同四半期
比24.7%減)となりました。
(2)財政状態に関する説明
(資産)
当第3四半期連結会計期間末における総資産は34,970,432千円となり、前連結会計年度末に比べ10,833,689千円
増加致しました。これは主に現金及び預金が8,984,273千円、投資有価証券が954,100千円それぞれ増加したことに
よるものです。
(負債)
当第3四半期連結会計期間末における負債合計は21,437,579千円となり、前連結会計年度末に比べ9,206,683千
円増加致しました。これは主に買掛金が782,663千円減少した一方で、新型コロナウイルス感染症の流行拡大を受
け2020年3月に8,050,000千円の借入を行った結果、1年内返済予定の長期借入金が2,445,603千円、長期借入金が
7,520,545千円それぞれ増加したことによるものです。
(純資産)
当第3四半期連結会計期間末における純資産は13,532,853千円となり、前連結会計年度末に比べ1,627,006千円
増加致しました。これは主に親会社株主に帰属する四半期純利益の計上により利益剰余金が1,230,646千円増加し
たことによるもの、当社普通株式の東京証券取引所マザーズへの上場に伴い、当社普通株式367,400株のオーバー
アロットメントによる売出しを行ったことにより資本金及び資本準備金がそれぞれ319,417千円ずつ増加したこと
及び新株予約権(ストックオプション)の行使により、資本金及び資本準備金がそれぞれ11,025千円増加したこと
によるものであります。
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(3)経営方針・経営戦略等
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はあ
りません。
(4)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期累計期間において、新たに発生した事業上及び財務上の対処すべき課題は、次のとおりでありま
す。
新型コロナウイルス感染症の感染拡大に伴い、主力事業であるライブIP事業において、新日本プロレスの興行、
音楽ライブ及びイベントの延期・中止の対応をとっております。
一方で、デジタルIP事業の強化を進める良い機会ととらえて、事業のデジタルシフトが重要課題と捉えておりま
す。このような課題に対応するため、ライブIP事業においてイベントを予定していた日のオンライン上のイベント
の開催、オンラインライブ及び電子書籍といったオンライン上のサービスを開発することで、事業のデジタルシフ
トに努めてまいります。
(5)研究開発活動
当第3四半期連結累計期間において研究開発費は、デジタルIP事業では20,000千円となり、ライブIP事業では該
当事項はありません。
当社グループにおいては、現在のエンターテイメント市場に則したあらゆるユーザーのニーズにすばやく対応し
ていくために、積極的に研究開発に取り組んでおります。
また潮流と本質をとらえ、型にはめずに挑戦し、革新的エンターテイメントで世界を代表する会社を創るという
基本方針のもと、良質なIPの開発・獲得に力を入れており、特にトレーディングカードゲームとモバイルオンライ
ンゲームにおいて、新しい製品を市場に送り出すための積極的な企画開発・製作活動を行っております。
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3【経営上の重要な契約等】
当第3四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。
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第3【提出会社の状況】
1【株式等の状況】
(1)【株式の総数等】
①【株式の総数】
発行可能株式総数(株)
種類
54,424,000
普通株式
54,424,000
計
②【発行済株式】
第3四半期会計期間末現
上場金融商品取引所名
提出日現在発行数(株)
在発行数(株)
種類 又は登録認可金融商品 内容
(2020年6月19日)
(2020年4月30日) 取引業協会名
完全議決権株式であ
り、権利内容に何ら
限定のない当社にお
東京証券取引所
16,220,400 16,253,400
普通株式 ける標準となる株式
(マザーズ)
であります。なお、
単元株式数は100株
であります。
16,220,400 16,253,400 - -
計
(注)1.2020年2月1日から2020年4月30日までの間に、新株予約権(ストックオプション)の権利行使により、発行
済株式が82,000株増加しております。
2.2020年5月1日から2020年5月31日までの間に、新株予約権(ストックオプション)の権利行使により、発行
済株式が33,000株増加しております。
3.「提出日現在発行数」欄には、2020年6月1日からこの四半期報告書提出日までの新株予約権の行使により発
行された株式数は含まれておりません。
(2)【新株予約権等の状況】
①【ストックオプション制度の内容】
該当事項はありません。
②【その他の新株予約権等の状況】
該当事項はありません。
(3)【行使価額修正条項付新株予約権付社債券等の行使状況等】
該当事項はありません。
(4)【発行済株式総数、資本金等の推移】
発行済株式総数 発行済株式総 資本金増減額 資本金残高 資本準備金増 資本準備金残
年月日
増減数(株) 数残高(株) (千円) (千円) 減額(千円) 高(千円)
2020年2月1日~
82,000 16,220,400 6,150 3,085,998 6,150 3,084,998
2020年4月30日
(注)1
(注)1.2020年2月1日から2020年4月30日までの間に、新株予約権(ストックオプション)の権利行使により、発行
済株式が82,000株増加しております。
2.2020年5月1日から2020年5月31日までの間に、新株予約権(ストックオプション)の権利行使により、発行
済株式が33,000株、資本金及び資本準備金がそれぞれ2,475千円増加しております。
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(5)【大株主の状況】
当四半期会計期間は第3四半期会計期間であるため、記載事項はありません。
(6)【議決権の状況】
①【発行済株式】
2020年4月30日現在
株式数(株) 議決権の数(個)
区分 内容
- - -
無議決権株式
議決権制限株式(自己株式等) - - -
議決権制限株式(その他) - - -
完全議決権株式(自己株式等) - - -
完全議決権株式で
あり、権利内容に
何ら限定のない当
社における標準と
完全議決権株式(その他) 16,132,800 161,328
普通株式
なる株式でありま
す。また、単元株
式数は100株となっ
ております。
5,600 - -
単元未満株式 普通株式
16,138,400 - -
発行済株式総数
- 161,328 -
総株主の議決権
(注)当第3四半期会計期間末日現在の「発行済株式数」については、株主名簿の記載内容が確認できないため、記載す
ることができないことから、直前の基準日(2020年1月31日)に基づく株主名簿による記載をしております。
②【自己株式等】
2020年4月30日現在
発行済株式総数
自己名義所有 他人名義所有 所有株式数の
に対する所有株
所有者の氏名又は名称 所有者の住所
株式数(株) 株式数(株) 合計(株)
式数の割合(%)
- - - - - -
- - - - -
計
2【役員の状況】
該当事項はありません。
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第4【経理の状況】
1.四半期連結財務諸表の作成方法について
当社の四半期連結財務諸表は、「四半期連結財務諸表の用語、様式及び作成方法に関する規則」(平成19年内閣府
令第64号)に基づいて作成しております。
2.監査証明について
当社は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づき、第3四半期連結会計期間(2020年2月1日から2020
年4月30日まで)及び第3四半期連結累計期間(2019年8月1日から2020年4月30日まで)に係る四半期連結財務諸
表について、PwCあらた有限責任監査法人による四半期レビューを受けております。
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1【四半期連結財務諸表】
(1)【四半期連結貸借対照表】
(単位:千円)
前連結会計年度 当第3四半期連結会計期間
(2019年7月31日) (2020年4月30日)
資産の部
流動資産
13,850,981 22,835,254
現金及び預金
4,510,627 4,202,493
売掛金
880,159 889,230
商品及び製品
774,235 1,453,618
仕掛品
88,975 102,511
貯蔵品
1,646,973 1,497,834
その他
△ 27,780 △ 27,421
貸倒引当金
21,724,171 30,953,521
流動資産合計
固定資産
有形固定資産
建物及び構築物(純額) 192,895 478,765
工具、器具及び備品(純額) 75,102 117,345
車両運搬具(純額) 77,839 61,715
197,981 352,281
土地
リース資産(純額) 22,183 18,946
- 884
その他(純額)
566,002 1,029,939
有形固定資産合計
無形固定資産
84,386 202,468
ソフトウエア
50,786 40,786
ソフトウエア仮勘定
2,000 202,550
のれん
50,936 64,603
その他
188,109 510,408
無形固定資産合計
投資その他の資産
471,678 1,425,778
投資有価証券
435,000 255,378
長期貸付金
330,212 315,771
繰延税金資産
408,866 500,659
その他
△ 17,656 △ 47,028
貸倒引当金
1,628,101 2,450,559
投資その他の資産合計
2,382,213 3,990,907
固定資産合計
繰延資産
30,358 26,003
株式交付費
30,358 26,003
繰延資産合計
24,136,743 34,970,432
資産合計
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(単位:千円)
前連結会計年度 当第3四半期連結会計期間
(2019年7月31日) (2020年4月30日)
負債の部
流動負債
4,277,326 3,494,663
買掛金
1,556,997 1,884,177
未払金
567,810 350,175
未払法人税等
1,490,201 3,935,804
1年内返済予定の長期借入金
95,072 100,146
賞与引当金
798,940 601,258
その他
8,786,349 10,366,225
流動負債合計
固定負債
3,341,775 10,862,320
長期借入金
28,120 29,947
役員退職慰労引当金
43,628 56,234
退職給付に係る負債
- 92,873
繰延税金負債
31,023 29,979
その他
3,444,546 11,071,354
固定負債合計
12,230,896 21,437,579
負債合計
純資産の部
株主資本
2,755,555 3,085,998
資本金
2,692,326 3,022,768
資本剰余金
5,791,504 7,022,150
利益剰余金
- △ 324,600
自己株式
11,239,387 12,806,317
株主資本合計
その他の包括利益累計額
1,333 △ 7,414
その他有価証券評価差額金
68,215 52,831
為替換算調整勘定
69,549 45,417
その他の包括利益累計額合計
596,909 681,117
非支配株主持分
11,905,846 13,532,853
純資産合計
24,136,743 34,970,432
負債純資産合計
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(2)【四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書】
【四半期連結損益計算書】
【第3四半期連結累計期間】
(単位:千円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2018年8月1日 (自 2019年8月1日
至 2019年4月30日) 至 2020年4月30日)
23,522,851 25,224,257
売上高
12,563,108 13,972,186
売上原価
10,959,742 11,252,071
売上総利益
8,458,957 9,037,408
販売費及び一般管理費
2,500,784 2,214,663
営業利益
営業外収益
19,487 43,614
受取利息及び配当金
- 4,784
持分法による投資利益
8,644 -
為替差益
22,390 44,747
助成金収入
876 4,510
その他
51,398 97,657
営業外収益合計
営業外費用
17,034 23,762
支払利息
654 -
持分法による投資損失
2,680 8,832
株式交付費償却
- 50,290
為替差損
- 20,000
貸倒引当金繰入額
9,591 3,957
その他
29,960 106,843
営業外費用合計
2,522,223 2,205,477
経常利益
特別利益
- 33,817
受取保険金
- 33,817
特別利益合計
特別損失
- 26,288
災害による損失
- 3,557
段階取得に係る差損
2,897 -
投資有価証券売却損
2,897 29,845
特別損失合計
2,519,325 2,209,449
税金等調整前四半期純利益
909,692 894,595
法人税等
1,609,633 1,314,853
四半期純利益
159,615 84,207
非支配株主に帰属する四半期純利益
1,450,017 1,230,646
親会社株主に帰属する四半期純利益
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【四半期連結包括利益計算書】
【第3四半期連結累計期間】
(単位:千円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2018年8月1日 (自 2019年8月1日
至 2019年4月30日) 至 2020年4月30日)
1,609,633 1,314,853
四半期純利益
その他の包括利益
9,775 △ 8,748
その他有価証券評価差額金
5,901 △ 15,383
為替換算調整勘定
15,676 △ 24,131
その他の包括利益合計
1,625,310 1,290,721
四半期包括利益
(内訳)
1,465,694 1,206,514
親会社株主に係る四半期包括利益
159,615 84,207
非支配株主に係る四半期包括利益
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【注記事項】
(四半期連結財務諸表の作成にあたり適用した特有の会計処理)
(税金費用の計算)
税金費用については、当第3四半期連結会計期間を含む連結会計年度の税引前当期純利益に対する税効果会計適用後の
実効税率を合理的に見積り、税引前四半期純利益に当該見積実効税率を乗じて計算しております。
(連結の範囲又は持分法適用の範囲の変更に関する注記)
(1)連結の範囲の重要な変更
当第3四半期連結会計期間において、㈱ソプラティコの株式を取得したことにより、同社および同社の子会社であ
る㈱劇団飛行船及び㈱ファーストクリエイティブを連結の範囲に含めております。
(2)持分法適用の範囲の重要な変更
第2四半期連結会計期間において、㈱キネマシトラスの株式を取得したことにより、同社を持分法適用の範囲に含
めております。
(四半期連結損益計算書関係)
※ 販売費及び一般管理費のうち主要な費目及び金額は次のとおりであります。
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2018年8月1日 (自 2019年8月1日
至 2019年4月30日) 至 2020年4月30日)
広告宣伝費及び販売促進費 4,931,155 千円 5,033,053 千円
(四半期連結キャッシュ・フロー計算書関係)
当第3四半期連結累計期間に係る四半期連結キャッシュ・フロー計算書は作成しておりません。なお、第3四半期連結
累計期間に係る減価償却費(のれんを除く無形固定資産に係る償却費を含む。)及びのれんの償却額は、次のとおりであ
ります。
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2018年8月1日 (自 2019年8月1日
至 2019年4月30日) 至 2020年4月30日)
減価償却費 181,587千円 204,719千円
のれんの償却額 1,499 12,311
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(株主資本等関係)
Ⅰ 前第3四半期連結累計期間(自 2018年8月1日 至 2019年4月30日)
1.配当金支払額
該当事項はありません。
2.基準日が当第3四半期連結累計期間に属する配当のうち、配当の効力発生日が当第3四半期連結会計期間の末日後
となるもの
該当事項はありません。
3.株主資本の金額の著しい変動
該当事項はありません。
Ⅱ 当第3四半期連結累計期間(自 2019年8月1日 至 2020年4月30日)
1.配当金支払額
該当事項はありません。
2.基準日が当第3四半期連結累計期間に属する配当のうち、配当の効力発生日が当第3四半期連結会計期間の末日後
となるもの
該当事項はありません。
3.株主資本の金額の著しい変動
当社普通株式の東京証券取引所マザーズへの上場に伴い、当社普通株式367,400株のオーバーアロットメントによ
る売出しを行ったことにより資本金及び資本準備金がそれぞれ319,417千円ずつ増加、及び新株予約権(ストックオ
プション)の行使により資本金及び資本準備金がそれぞれ11,025千円増加したことにより、当第3四半期連結会計期
間末において資本金が3,085,998千円、資本剰余金が3,022,768千円となっております。
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(セグメント情報等)
【セグメント情報】
Ⅰ 前第3四半期連結累計期間(自 2018年8月1日 至 2019年4月30日)
1.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失の金額に関する情報
(単位:千円)
報告セグメント
四半期連結損益
調整額(注)1 計算書計上額
デジタル
ライブIP事業 計 (注)2
IP事業
売上高
17,227,622 6,295,229 23,522,851 - 23,522,851
外部顧客への売上高
セグメント間の内部売上高又は
292,130 329,152 621,283 △ 621,283 -
振替高
17,519,752 6,624,381 24,144,134 △ 621,283 23,522,851
計
1,439,877 1,102,342 2,542,219 △ 41,434 2,500,784
セグメント利益
(注)1.セグメント利益の調整額41,434千円は、たな卸資産の調整額であります。
2.セグメント利益は、四半期連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。
Ⅱ 当第3四半期連結累計期間(自 2019年8月1日 至 2020年4月30日)
1.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失の金額に関する情報
(単位:千円)
報告セグメント
四半期連結損益
調整額(注)1 計算書計上額
デジタル
(注)2
ライブIP事業 計
IP事業
売上高
18,241,660 6,982,597 25,224,257 - 25,224,257
外部顧客への売上高
セグメント間の内部売上高又は
279,237 310,276 589,513 △ 589,513 -
振替高
18,520,897 7,292,873 25,813,771 △ 589,513 25,224,257
計
1,368,017 829,974 2,197,991 16,672 2,214,663
セグメント利益
(注)1.セグメント利益の調整額16,672千円は、たな卸資産の調整額であります。
2.セグメント利益は、四半期連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。
2.報告セグメントの変更等に関する事項
第1四半期連結会計期間より、今後の事業展開を踏まえ合理的な区分の検討を行った結果、報告セグメントの変更を
することといたしました。
連結子会社である㈱ブシロードミュージックは、従来「エンターテイメント事業」に含めておりましたが、ライブエ
ンターテイメント事業の強化を踏まえ、第1四半期連結会計期間より、従来の「スポーツ事業」と統合し「ライブIP事
業」として区分表示いたします。
また、音楽部門を除いた「エンターテイメント事業」を「デジタルIP事業」へセグメント名を変更いたします。
その結果「デジタルIP事業」は「アニメ・ゲーム」を中心に展開するTCG部門、MOG部門、MD部門及びメディア部門か
ら、「ライブIP事業」は音楽ライブ等の事業を担う音楽&舞台部門及びスポーツ興行等の事業を担うスポーツ部門から
構成されることとなります。
なお、前第3四半期連結累計期間のセグメント情報については、変更後の算定方法により作成したものを記載してお
ります。
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(企業結合等関係)
(取得による企業結合)
当社は、2020年1月27日開催の取締役会において、㈱ソプラティコの株式を追加取得する事を決議し、2020年2月3日
付で同社株式を取得し、連結子会社化いたしました。
また、同時に㈱ソプラティコが全株式を保有する㈱劇団飛行船他1社を同様に連結子会社化しております。
1.企業結合の概要
(1)被取得企業の名称及びその事業の内容
被取得企業の名称 ㈱ソプラティコ
事業の内容 ㈱ソプラティコ フィットネスクラブ事業
㈱劇団飛行船 マスクプレイの企画・制作・公演事業等
(2)企業結合を行った主な理由
当社IPを活用した新たな舞台を共同で企画する等、今後、㈱劇団飛行船の事業は当社グループの重要な機能の一部と
なると判断し、シナジーを加速させるべく子会社化することといたしました。
また、㈱ソプラティコが営んでいるフィットネスクラブ事業において、当社グループ事業であるアニメ・ゲーム・音
楽・プロレス・格闘技などを掛け合わせた業態やスタジオプログラムを開発し、B2B、B2Cにサービス提供して行くこと
で、当社グループのライブIP事業のサービスを拡充することができると考えております。
(3)企業結合日
2020年2月3日(2020年2月1日みなし取得日)
(4)企業結合の法的形式
現金を対価とする株式取得
(5)結合後企業の名称
変更はありません。
(6)取得した議決権比率
取得直前に所有していた議決権比率 14.5%
企業結合日に追加取得した議決権比率 85.5%
取得後の議決権比率 100%
(7)取得企業を決定するに至った主な根拠
当社が現金を対価として株式を取得したためであります。
2.四半期連結財務諸表に含まれている被取得企業の業績の期間
2020年2月1日から2020年4月30日まで
3.被取得企業の取得原価及び対価の種類ごとの内訳
企業結合直前に保有していた普通株式の企業結合日における時価 29,792千円
追加取得した普通株式の対価 175,670千円
取得原価 205,462千円
4.主要な取得関連費用の内容及び金額
株式の追加取得に伴うアドバイザリー費用等 45,978千円
5.被取得企業の取得原価と取得するに至った取引ごとの取得原価の合計額との差額
段階取得に係る差損 3,557千円
6.発生したのれんの金額、発生原因、償却方法及び償却期間
(1)発生したのれんの金額
207,799千円
なお、のれんの金額は当第3四半期連結会計期間末において取得原価の配分が完了していないため、暫定的に算定さ
れた金額であります。
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(2)発生原因
今後の事業展開によって期待される将来の超過収益力から発生したものであります。
(3)償却方法及び償却期間
5年間にわたる均等償却
(1株当たり情報)
1株当たり四半期純利益及び算定上の基礎、潜在株式調整後1株当たり四半期純利益及び算定上の基礎は、以下のと
おりであります。
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2018年8月1日 (自 2019年8月1日
至 2019年4月30日) 至 2020年4月30日)
1株当たり四半期純利益 106円57銭 76円63銭
(算定上の基礎)
親会社株主に帰属する四半期純利益(千円) 1,450,017 1,230,646
普通株主に帰属しない金額(千円) - -
普通株式に係る親会社株主に帰属する四半期純利益
1,450,017 1,230,646
(千円)
普通株式の期中平均株式数(株) 13,606,000 16,058,960
-
潜在株式調整後1株当たり四半期純利益 72円47銭
(算定上の基礎)
- -
親会社株主に帰属する四半期純利益調整額
- 921,626
普通株式増加数 (株)
- (921,626)
(うち新株予約権)
希薄化効果を有しないため、潜在株式調整後1株当た
- -
り四半期純利益の算定に含めなかった潜在株式で、前
連結会計年度末から重要な変動があったものの概要
(注)1.前 第3四半期の潜在株式調整後1株当たり四半期純利益については、潜在株式は存在するものの、当社株式は
非上場であったために期中平均株価が把握できないため、記載しておりません。
2.2019年4月22日開催の取締役会決議により、2019年5月11日付で普通株式1株につき1,000株の割合で株式分
割を行っておりますが、前連結会計年度の期首に行われたと仮定し、1株当たり四半期純利益を算出しており
ます。
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2【その他】
該当事項はありません。
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第二部【提出会社の保証会社等の情報】
該当事項はありません。
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独立監査人の四半期レビュー報告書
2020年6月19日
株式会社ブシロード
取締役会 御中
PwCあらた有限責任 監査法人
指定有限責任社員
公認会計士
千代田 義央 ㊞
業務執行社員
指定有限責任社員
公認会計士
鈴木 直幸 ㊞
業務執行社員
当監査法人は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づき、「経理の状況」に掲げられている株式会社ブシ
ロードの2019年8月1日から2020年7月31日までの連結会計年度の第3四半期連結会計期間(2020年2月1日から2020年
4月30日まで)及び第3四半期連結累計期間(2019年8月1日から2020年4月30日まで)に係る四半期連結財務諸表、す
なわち、四半期連結貸借対照表、四半期連結損益計算書、四半期連結包括利益計算書及び注記について四半期レビューを
行った。
四半期連結財務諸表に対する経営者の責任
経営者の責任は、我が国において一般に公正妥当と認められる四半期連結財務諸表の作成基準に準拠して四半期連結財
務諸表を作成し適正に表示することにある。これには、不正又は誤謬による重要な虚偽表示のない四半期連結財務諸表を
作成し適正に表示するために経営者が必要と判断した内部統制を整備及び運用することが含まれる。
監査人の責任
当監査法人の責任は、当監査法人が実施した四半期レビューに基づいて、独立の立場から四半期連結財務諸表に対する
結論を表明することにある。当監査法人は、我が国において一般に公正妥当と認められる四半期レビューの基準に準拠し
て四半期レビューを行った。
四半期レビューにおいては、主として経営者、財務及び会計に関する事項に責任を有する者等に対して実施される質
問、分析的手続その他の四半期レビュー手続が実施される。四半期レビュー手続は、我が国において一般に公正妥当と認
められる監査の基準に準拠して実施される年度の財務諸表の監査に比べて限定された手続である。
当監査法人は、結論の表明の基礎となる証拠を入手したと判断している。
監査人の結論
当監査法人が実施した四半期レビューにおいて、上記の四半期連結財務諸表が、我が国において一般に公正妥当と認め
られる四半期連結財務諸表の作成基準に準拠して、株式会社ブシロード及び連結子会社の2020年4月30日現在の財政状態
及び同日をもって終了する第3四半期連結累計期間の経営成績を適正に表示していないと信じさせる事項がすべての重要
な点において認められなかった。
利害関係
会社と当監査法人又は業務執行社員との間には、公認会計士法の規定により記載すべき利害関係はない。
以 上
(注)1.上記は四半期レビュー報告書の原本に記載された事項を電子化したものであり、その原本は当社(四半期報
告書提出会社)が別途保管しております。
2.XBRLデータは四半期レビューの対象には含まれていません。
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